JP6619419B2 - ろ材、プリーツ状媒介材料パック、フィルタカートリッジ、および作製方法 - Google Patents

ろ材、プリーツ状媒介材料パック、フィルタカートリッジ、および作製方法 Download PDF

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Description

本出願は、PCT国際特許出願として2015年7月31日に出願されており、および本出願は、2014年8月1日に出願された米国仮特許出願第62/032,395号明細書および2015年7月1日に出願された米国仮特許出願第62/187,484号明細書に基づく優先権を主張し、当該出願の開示内容全体は、参照により完全な形で援用される。
本開示は、ろ過材と、プリーツ状媒介材料パックと、フィルタカートリッジと、ろ過材、プリーツ状媒介材料パック、およびフィルタカートリッジを作製するための方法とに関する。本開示は、第1の側および第2の側と、第1の側に沿って形成された複数の第1の頂部および第2の側に沿って形成された複数の第2の頂部と、複数の第1の頂部または複数の第2の頂部の少なくとも一方に沿って配置された複数の隆起部とを有する波形ろ過材に向けられる。
空気および液体などの流体ストリームは、汚染物質をその中で運んでいる。多くの例において、汚染物質の一部またはすべてを流体ストリームからろ過することが望ましい。例えば、自動車または動力生成装置用のエンジンに至る空気流ストリーム、ガスタービンシステムに至るガスストリーム、様々な燃料炉に至る空気ストリーム、および閉鎖環境に至る空気ストリームは、ろ過されるべき粒子状汚染物質をその中で運んでいる。同様に、エンジン潤滑システム、液圧システム、冷却システムおよび燃料システム内の液体ストリームも、ろ過されるべき粒子状汚染物質を運んでいる可能性がある。流体ストリームが選択された汚染物質を含まず、またストリーム内の汚染物質のレベルが低減されていることがそのようなシステムにとって望ましい。様々な流体フィルタ(空気または液体フィルタ)構成が汚染物質低減のために開発されてきた。
プリーツ状ろ過材の場合、プリーツ密度は所与の距離の中に配置可能なプリーツの数を指す。所与のろ過用途に関して、ろ過に利用できるろ過材の表面面積を最大化し、同時に、プリーツが密に配置され過ぎる結果としてプリーツ状ろ過材全体に及ぶ望ましくない圧力の低下に寄与しない望ましいプリーツ密度がしばしば存在する。加えて、ろ過材は「膨れない」または触れないことが望ましい、というのも、触れる隣接プリーツ面上のろ過材は「マスキングされた媒介材料」になり、マスキングされた媒介材料は一般にろ過に使用できないからである。従って、マスキングの存在は、ろ過表面面積の損失をもたらす。マスキングを減らすための例示的な先行の手法は、プリーツ面を分離するために「スペーサ」を使用することである。「スペーサ」の例示的な開示は、米国特許第7,625,418号明細書に提供されている。
波形ろ過材から形成されたプリーツ状媒介材料パックが開示されている。例えば、米国特許出願公開第2006/0151382号明細書および米国特許出願公開第2010/0078379号明細書を参照のこと。
ろ材が記載され、ろ材は第1の側および第2の側を有するろ過基材であって第1の側から第2の側へまたは第2の側から第1の側へそれを通る流体の流れによって流体をろ過するように構成されたろ過基材を含む。ろ過基材は第1縁部および第2縁部と、第1端部および第2端部とを有し、ろ過基材は第1端部から第2端部へ延在する機械方向と、第1の側から第2の側へ延在する交差方向とを有する。ろ過基材は、交差方向に配置されかつ機械方向に延在する複数の波を含む。複数の波は、ろ過基材の第1の側に沿って形成された複数の第1の頂部と、ろ過基材の第2の側に沿って形成された複数の第2の頂部とを含む。ろ過基材は複数の隆起部を含み、複数の隆起部は、複数の第1の頂部に沿ってまたは複数の第2の頂部に沿って配置され、複数の第1の頂部または複数の第2の頂部の他方から離れる方向に延在する。
ろ材パックが記載され、ろ材パックは、交互に配置される第1および第2のプリーツ先端と、交互に配置される第1および第2のプリーツ面とを含むプリーツ構造で提供されたろ材を含む。ろ材は、第1縁部および第2縁部を含み、および第1縁部から第2縁部まで延在する幅を含む。ろ材は、第1端部および第2端部を含み、および第1端部から第2端部まで延在する長さを含む。交互に配置される第1および第2プリーツ先端および交互に配置される第1および第2プリーツ面は、ろ材の長さに沿って配置される。ろ材は、媒介材料パックの幅にわたって配置されおよびろ材の長さに沿って延在する複数の波を含む。複数の波は、交互に配置される第1の弧および第2の弧を含み、第1の弧および第2の弧は、反対方向に弧を描き、第1の弧のそれぞれは第1の頂部を含み、第2の弧のそれぞれは第2の頂部を含む。ろ材は複数の隆起部を含み、複数の隆起部は、隆起部が第1の頂部または第2の頂部の他方から離れる方向に延在するように第1の弧の第1の頂部に沿ってまたは第2の弧の第2の頂部に沿って配置される。
フィルタ要素と、ろ材、媒介材料パックおよびフィルタ要素を作製する方法とが記載される。
本開示の原理による波形構造でありかつ複数の隆起部を含むろ過材基材の一部の斜視図である。 図1のろ過材基材の一部の斜視図である。 図1のろ過材基材の一部の斜視図である。 図1のろ過材基材の一部の側面図である。 それぞれ線A−AおよびB−Bに沿って取られた図1のろ過材基材の断面図である。 それぞれ線A−AおよびB−Bに沿って取られた図1のろ過材基材の断面図である。 図1のろ過材基材のプリーツ状媒介材料パックの斜視図であり第1流れ面を示す。 図7のろ材パックの斜視図であり第2流れ面を示す。 図7のろ過材パックの部分断面図である。 ろ過材パックの断面図の写真画像である。 図9のろ過材パックの断面図の写真画像である。 本開示の原理による代替的なろ過材パックの斜視図である。 図11のろ過材パックの一部の代替的な斜視図である。 図11のろ過材パックの側面図である。 プリーツ状媒介材料パックを含むパネルフィルタ要素の斜視図である。 プリーツ状媒介材料パックを含む円筒形フィルタ要素の斜視図である。 図15の円筒形フィルタ要素の側面図である。 プリーツ状媒介材料パックを含む円錐形フィルタ要素の側面図である。 プリーツ状媒介材料パックを含む部分円錐形または湾曲形パネルフィルタ要素の斜視図である。 線19−19に沿って取られた図18のフィルタ要素の断面図である。
本開示は、ろ過材(filtration media)と、プリーツ状ろ過材パックと、フィルタカートリッジと、ろ過材、プリーツ状ろ過材パック、およびフィルタカートリッジを作製するための方法とに関する。プリーツ状ろ過材パックは、ろ過材をプリーツ状にすることによって形成可能である。一般に、ろ過材はより簡単に、「ろ材(filter media)」または「媒介材料(media)」と称されることができ、粒子状汚染物質を流体ストリームからろ過するために使用される基材を指す。流体ストリームは、ガスストリームまたは液体ストリームであることができる。例示的なガスストリームは空気を含み、空気ストリームは、自動車のエンジン、動力生成装置、様々な燃焼炉、HVACの空気取込みに対して供給可能であり、および作業環境および家庭環境ならびにクリーンルームなど、粒子が除去されるべき閉鎖された環境の空気取込みに対して供給可能である。ガスストリームはまた、ガスタービンシステムへのガスストリームなどのガスストリームであることもできる。例示的な液体ストリームは、エンジン潤滑系、液圧系、クーラント系、燃料系および水を含む。
ろ過材はプリーツを形成するために前後に折り曲げることができ、その結果として得られたものをプリーツ状媒介材料パックと称することができる。プリーツ状媒介材料パックの折り目は、プリーツ先端(またはプリーツ折り目)としばしば称され、媒介材料パックの両側のプリーツ先端は典型的に、入口流れ面および出口流れ面を形成する。プリーツ先端の間に延びるろ材の広がりは、プリーツ面としばしば称される。プリーツ状媒介材料パックは時にジグザグ形の媒介材料パックと称される、というのも、ろ材はジグザグのパターンで構成されるためであり、ジグザグのパターンでは、ろ材はプリーツ先端〜プリーツ面から、プリーツ先端〜プリーツ面へ等、行ったり来たりする。
プリーツ状媒介材料パックは、任意の所望の構造で構成可能である。例示的な構造は、パネルフィルタ構造および閉ループまたは管状フィルタ構造を含む。パネルフィルタ構造はパネルフィルタを含み、およびしばしばフィルタカートリッジの両側に配置された入口流れ面と出口流れ面とを有し、それにより、ろ過されるべき流体が入口流れ面で媒介材料パックに入り、ろ過された流体が媒介材料パックの反対側の出口流れ面で媒介材料パックを出るようにする。パネルフィルタは、流体が構造を通って真直ぐに流れる状況において一般的である。閉ループまたは管状フィルタ構成はしばしば、媒介材料パックの外側に入口流れ面を、および媒介材料パックの内側に出口流れ面を有するが、その逆の場合もある。例示的な閉ループフィルタ構成は、円筒形および円錐形フィルタを含む。円筒形フィルタおよび円錐形フィルタは往々にして、外側流れ面および内側流れ面を有し、流体が典型的に外側表面からろ過材を通り内側領域へ流れ、次いでエンドキャップの一方または両方から出るが、その逆の場合もある。
ろ過材
ここで図1〜4を参照すると、例示的なろ過材またはろ材が、参照番号10で示されている。ろ材10は、離散したシートとして示されているが、ろ材10は、矢印Mによって示される機械方向においてほぼ連続的に延在するとみなすことができることを理解すべきである。機械方向Mを横切るのは交差方向Cまたは横断方向である。ろ材10は、ろ過特性を呈する基材11として示されている。ろ過材10は、波形基材12と称することができる、というのも、複数の波13が第1縁部14から第2縁部16までろ材10全体にわたり延在しているからである。複数の波13は機械方向Mにおいて連続的に延在して示されている。ろ材10全体にわたる波の数は、交差方向Cの長さと、波の密度(第1縁部14から第2縁部16までの単位長さあたりの波の数)とに依存する。複数の波13は、同じ材料の波形のない基材と比較して、ろ過材10に強度および剛性を提供する一助となる。
ろ材10は第1の側20と、第1の側20の反対の第2の側22とを含む。複数の波13は、波形基材12の第1の側20に沿いかつ第2の側22から離れる方向に概ね延在する複数の第1の頂部24と、第2の側22に沿って形成されかつ第1の側20から離れる方向に概ね延在する複数の第2の頂部26とを含むことを特徴とすることができる。各波13は第1の頂部24および第2の頂部26を含んでいると見なすことができる。第1の側20を見る図1の斜視図から、複数の第2の頂部26は、複数の第1の谷28として認識することができ、それにより複数の波13は、第1の頂部24および第1の谷28が交互になっていると見なすことができる。第2の側22を見る図3の斜視図から、複数の第1の頂部24は、複数の第2の谷30として認識することができ、それにより複数の波13は、第2の頂部26および第2の谷30が交互になっていると見なすことができる。
ろ材10は複数の隆起部31を含む。複数の隆起部31は複数の第1隆起部32および複数の第2隆起部33として設けることができる。複数の第1隆起部32は複数の第1の頂部24に沿って位置付けて設けられ、複数の第2隆起部33は複数の第2の頂部26に沿って位置付けられて設けられる。複数の第1隆起部32はベース部34からトップ部36まで、複数の第1の谷28から離れる方向に延在するように設けられる。複数の第1隆起部32は第2の側22から離れる方向に延在するように示されている。すなわち、複数の第1隆起部32は、複数の第1の頂部24の上に突出するように示されている。図5Aを参照すると、複数の第1隆起部32は、隆起部ベース部34から隆起部トップ部36まで延在する高さHを有するように設けられる。隆起部ベース部34は好ましくは、隆起部高さHの最大の有益性を達成するために、頂部のピークまたは最高点を形成する頂部トップ部40に配置される。隆起部ベース部34は好ましくは頂部トップ部40に位置付けられる一方、隆起部ベース部34は頂部トップ部40で正確に形成されず、頂部トップ部40に近接するが頂部トップ部40にない頂部上昇部42に位置付けられ得るようにオフセットされてもよいことを理解すべきである。頂部トップ部40と頂部上昇部42との間の高さの差は、隆起部が頂部上昇部42に位置付けられる場合、隆起部ベース部34と隆起部トップ部36との間の距離である理想的な隆起部高さ未満である隆起部高さHをもたらし得る。従って、隆起部を頂部上昇部42に位置付けることによって、隆起部高さHは、隆起部が頂部トップ部40に位置付けられた場合よりも低いことが予測される。
複数の第2隆起部33は、複数の第2の頂部26に沿って位置付けられ、およびベース部34’からトップ部36’まで、複数の第2の谷30から離れる方向に延在するように設けられる。複数の第2隆起部33は第1の側20から離れる方向に延在するように示されている。すなわち、複数の第2隆起部33は、複数の第2の頂部26の下に突出するように示されている(例えば、図4の斜視図から)。図5Bを参照すると、複数の第2隆起部33は、隆起部ベース部34’から隆起部トップ部36’まで延在する高さH’を有するように設けられる。隆起部ベース部34’は好ましくは、隆起部高さHを最大にするために、第2の頂部26のピークまたは最高点を形成する頂部トップ部40’に配置される。隆起部ベース部34’は好ましくは頂部トップ部40’に位置付けられる一方、隆起部ベース部34’は頂部トップ部40’で正確に形成されず、頂部トップ部40’に近接するが頂部トップ部40’にない頂部上昇部42’に位置付けられ得るようにオフセットされてもよいことを理解すべきである。頂部トップ部40’と頂部上昇部42’との間の高さの差は、隆起部が頂部上昇部42’に位置付けられる場合、隆起部ベース部34’と隆起部トップ部36’との間の距離である理想的な隆起部高さ未満である隆起部高さH’をもたらし得る。従って、隆起部を頂部上昇部42’に位置付けることによって、隆起部高さHは、隆起部が頂部トップ部40’に位置付けられた場合よりも低いことが予測される。
複数の隆起部31の隆起部高さは、好ましくは、ろ材10がプリーツ状にされるとき、複数の隆起部31がプリーツ面45に触れる場所を除いてプリーツ面45が互いに触れることを防止することを複数の隆起部31が促すように十分なものである。従って、複数の隆起部31のトップ部が対向プリーツ面と触れることを実現することによって、マスキングの領域だけが、隆起部のトップ部が対向プリーツ面と触れる領域である。結果として、流体はプリーツ面の間を移動可能であり、プリーツ面の残部はろ過に利用可能である。
ろ材10は、折り畳まれてプリーツ構造になることができるように調製可能である。ろ材10に対して、プリーツ面を分離するけがき線または折り目48を設けることができる。一般に、ろ材10は、けがき線または折り目48にプリーツ先端を形成する。図1に示されるように、ろ材10は、けがき線または折り目48によって分離される2つのプリーツ面46および47を含む。プリーツ面45の長さは、けがき線または折り目領域48間の距離として選択可能である。けがき線または折り目領域48は、媒介材料を折ることができるようにろ材に折り目を形成することによって導入可能である。ろ材を形成する間、バッキング材によって支持されるろ材に縁部を適用することによって、ろ材にけがき線を刻むことができる。特に、けがき線の刻みは、ろ材をジグザグパターンで好都合に折ることができるように、交互方向に形成することができる。
隆起部は、ろ材の表面からの3次元突出部の持ち上げられた領域のことを指す。隆起部は陥凹部と称することも可能で、エンボス加工または陥凹形成によって形成可能である。隆起部を形成する1つの技法は、隆起部または陥凹部がプレートに設けられた突出部または窪みから形成されるように2つのプレート間でろ過材を押圧することを含む。あるいは、隆起部または陥凹部は、隆起部または陥凹部を形成するろ材の変形を一般に伴う他の技法によって形成可能である。隆起部または陥凹部は、ろ過材に亀裂も切れ目も生じない方法で形成されると好ましい。エンボス加工または陥凹形成は、波形加工後に実行可能であり、および湿式繊維が硬化する前に実行可能である。エンボス加工または陥凹形成は、ろ材の硬化後に実行可能であるが、ろ材の硬化前のエンボス加工または陥凹形成と比べて、より高いレベルの跳ね返りがあることが予測される。
ろ材から離れる方向に延在するように複数の隆起部が形成される。図4中の複数の隆起部32および33は、複数の隆起部32および33が実際にはろ過材10の一部であるとしても、ろ材10から離れる方向に延在するように示されている。句「から離れる方向に」は、隆起部が凸面から内方に(例えば波の中へ)ではなく外方に(例えば波から離れて)突出することを意味する。ろ材から離れる方向に延在することによって、隆起部は、隣接するプリーツ面間の分離をもたらすように利用可能である。隆起部の代わりに、接着剤またはポリマーのビーズを用いて所望の分離を達成できることも注意されたい。ビーズは、媒介材料の隣接シート間に分離をもたらすように隆起部と同様に配置可能である。さらに、ビーズは、ビーズが硬化する前に、媒介材料の隣接シートと接触するように配置可能である。この例では、ビーズは、両方の隣接プリーツ面と接着する。所望なら、硬化プロセスの間、ビーズを伸ばして媒介材料の隣接シート間に追加の分離をもたらすために、ビーズの伸長を誘発可能である。対照的に、ろ過材に向かって延在する隆起部は、隣接するプリーツ面の間に分離をもたらすために利用できないであろう。
ろ過材10に関して、プリーツ面45は、第1プリーツ面46および第2プリーツ面47を含む。第1プリーツ面46および第2プリーツ面47の長さは、ろ過材10がそれ自体の上にジグザグ構造に折り重ねられた後、結果として得られたプリーツ状媒介材料パックのプリーツ深さに一致する。複数の第1隆起部32が、第1プリーツ面46の領域において複数の第1の頂部24から延在した状態で示され、第2プリーツ面47に配置された複数の第1の頂部24からは延在しない。同様に、第2の複数の隆起部33が、第2プリーツ面47において複数の第2の頂部26から延在した状態で示されるが、第1プリーツ面46に配置された複数の第2の頂部26からは延在しない。従って、複数の第1隆起部32は、第1プリーツ面46に配置可能であり、第2プリーツ面47には配置できず、複数の第2隆起部33は第2プリーツ面47に設けることができ、第1プリーツ面46に設けることはできない。結果として、ろ過材10がプリーツ状構造に折り畳まれるとき、複数の第1隆起部32は、第1プリーツ面46の複数の隆起部32と係合し得るプリーツ面47から延在することなくプリーツ面46から延在する結果としてプリーツ面46および47の間に分離をもたらす。同様に、複数の第2隆起部33は、第1プリーツ面46から延在されることなくプリーツ面47から延在される結果としてプリーツ面46および47の分離を提供可能であり、および第2プリーツ面47の第2隆起部33との接触を提供可能である。隆起部が対向プリーツ面上の同じ頂部に沿って存在する場合、いくつかの可能性が存在する。1つの可能性は、隆起部が互いに係合することにより、特定の環境において、所望されるかもしれないしまたはされないかもしれない増大した分離をもたらすことである。一般に、プリーツ面の相対的な移動により、対向プリーツ面上のおよび同じ頂部上の隆起部が隆起部トップ部だけで互いに接触することを保証することが困難になる可能性があることが予期される。より可能性があるのは、隆起部がそれらの側部に沿って互いに接触することによってマスキングを増大し得ることである。というのも、マスキングはこのとき、隆起部の側部を含み得かつ隆起部がそこで対向プリーツ面に触れる潜在的により大きい接触領域に沿って存在するためである。加えて、増大された数の隆起部は、流れ面の間で流体の流れを中断し得る。プリーツ状媒介材料10は、第1プリーツ面46上の第1の上の複数の第1隆起部32と、第2プリーツ面47上の複数の第2隆起部33とを備えた状態で示されているが、所望なら、第1の複数の隆起部32を第1プリーツ面46および第2プリーツ面47の両方に設けることができ、および複数の第2隆起部33を第1プリーツ面46および第2プリーツ面47の両方に設けることができることを認識されたい。隆起部は第1プリーツ面46および第2プリーツ面47において、ろ過材10を交互に押すことによって形成可能である。例えば、複数の第1隆起部32は、第1プリーツ面46を第2の側22から押すことによって形成可能であり、複数の第2隆起部33は、第1の側20から押すことによって第2プリーツ面47に形成可能である。
ろ過材10に複数の第1隆起部32だけを、または複数の第2隆起部33だけを設けることができる。複数の隆起部が、複数の第1の頂部24から、または複数の第2の頂部26から延在する場合において、複数の隆起部が、ろ材10の下流側においてプリーツ間に分離をもたらすように複数の隆起部32を配置できることが好ましい。典型的な使用において、(空気などの)ろ過されるべき流体は、ろ材10の上流側から、ろ材10の下流側へ流れる。上流側から下流側へろ材10を通る流れが、ろ過のために提供される。プリーツ状媒介材料の場合、上流側から流れる流体は、上流側のプリーツを分離した状態に維持する傾向を有する。さらに、この流体流は、プリーツの下流側を一緒に押す傾向も有する。従って、ろ材10の下流側に複数の隆起部を配置することによって、複数の隆起部は、プリーツを分離した状態に保つ一助となることができる。従って、そのような状況において、上流側の複数の隆起部の存在を見送り、ろ材の下流側だけに複数の隆起部の存在を提供することが可能であり得る。
プリーツ面が互いに触れ合うとき、互いに触れ合う媒介材料の位置は、マスキングされる傾向を有し、マスキングされた媒介材料は概ねろ過に利用できないことが一般に認識されている。従って、ろ過材の広い表面が互いに触れ合うとき、ろ過に利用できる表面面積の喪失の結果として、ろ材はろ過性能を喪失する傾向がある。加えて、マスキングの存在は、圧力低下を増大する可能性がある。マスキングされる表面面積の量を最小化することによって、ろ過性能を増大可能であり、圧力低下を低減可能である。プリーツ面を分離するための複数の隆起部を含まない波形ろ過材の場合、波の頂部は互いに概ね整列し、分離されない限り、隣接する媒介材料が互いに触れ合う頂部に沿ってかなりのマスキングが存在し得ることが予測される。ろ材の隣接シートを分離する効果を有する複数の隆起部を導入することによって、マスキングのために失われる表面面積の量は一般に、隆起部トップ部42の表面面積および、隆起部トップ部42と触れる対応する頂部(または谷)の表面面積に一致する。従って、ろ材の隣接シートを分離するために複数の隆起部を使用することによって、相当のマスキング量を減らすことができる。
ろ過に使用される波形基材は、波の幅および頻度によって特徴付けることができる。一般に、幅は、隣接するピーク間の距離を指し、頻度は、単位距離当たりの完全な波の数を指すことができる。幅がほぼゼロの場合、そのろ過材は波形でないと見なすことができる。波が機械方向に延在するとき、頻度測定における距離は、第1縁部14から第2縁部16まで測定される。完全な波とは、隣接する第1の頂部と第1の谷の組合せのことを指す。幅および頻度の値は、ろ過材の特性および化学的性質に依存する。ろ過目的でセルロール系媒介材料を使用することは、合成繊維を含有する媒介材料と比較して一般に安価なので、往々にして望ましい。一般に、セルロース系媒介材料は、エンジン空気ろ過、ガスタービンろ過、およびエンジン液体系ろ過などの用途におけるろ過に有用であり、典型的に、約48lb/3,000ft〜約75lb/3,000ftの範囲内の坪量を有する。そのようなセルロース系媒介材料に関して、およびセルロース系材料に追加して合成繊維および/または材料(例えば、綿または他の天然繊維)を含有する他の媒介材料に関して。幅は、非波形ろ過材以外のその他の点で同一のものと比べて、ろ過材に増大された剛性を提供するのに十分なものであり得る。さらに、波は、追加の硬度をプリーツに追加するために波の中に小さい波または畝を含むことができる。増大した剛性を提供できる望ましい幅は、少なくとも約5ミルであり、1ミルは0.001インチに等しい。望ましい幅は約150ミル以下であり得る。例示的な幅の範囲は約約5ミル〜約150ミルであり得る。エンジン吸気システム用の空気をろ過する場合、ろ過材の幅は、約5ミル〜約75ミル、約10ミル〜約60ミルであり得、および約20ミル〜約50ミルであり得る。ガスタービンシステムなどのシステムで使用するための深いパネルの場合、波は約60ミル〜約150ミルであり得、および約80ミル〜約120ミルであり得る。頻度は約125ミル〜約1000ミルであり得る。加えて、頻度は、約200ミル〜約600ミルであり得、および約250ミル〜約500ミルであり得る。
複数の隆起部が、波の頂部に沿って好ましくは設けられ、隣接する媒介材料が触れることを防止するのに十分な高さを、および隣接シート上の偏向された媒介材料が触れることを引き起こし得る隆起部間の偏向に媒介材料が抵抗するのに十分な分散で、提供する。好ましくは、複数の隆起部は、プリーツ面間の分離を維持する一助となるべく波の各頂部に沿って提供される。隆起部は好ましくは、波の頂部に沿って配置され、流体が隣接隆起部間を流れることができるように隣接隆起部間に十分な分離を提供するように少なくとも約0.25インチだけ分離される。加えて、隆起部は、ろ材が偏向することにより対向面のろ材が隣接隆起部間で触れることがないように波の頂部に沿って好ましくは離間される。隆起部の間隔は不均一であり得、および例えば、波の長さに沿ってまたは横断方向に隆起部の密度を増やすまたは減らすことによって、変更可能である。さらに、隆起部の形状または高さは不均一であり得、および例えば、波の長さに沿ってまたは横断方向に隆起部の高さを増大または低減することによって、変更可能である。分離は、約0.25インチから約1.0インチであり得、および約0.40インチ〜約0.85インチであり得る。隆起部は突出部またはエンボスと称することができる。一般に、隆起部は、媒介材料の隣接シート間に所望の分離効果をもたらすいずれかの形状を有することができる。さらに、隆起部形状は、球状または円錐台状の隆起部よりも広い領域に及んでもよい。それらは不規則な形状を取ることができ、例えば、硬度を波およびプリーツに追加するために横方向または横断方向のどちらかにおいて長尺状であることができる。例示的な隆起部の形状は、球体および円錐台を含む。これらの形状は、隆起部を形成する結果として最も亀裂が入りにくいと予期される。隆起部は、例えば押圧プレートを用いて媒介材料を所望の形状に押圧することによって形成可能である。押圧プレート上の球体および円錐台の形状には、滑らかな縁部を提供可能であり、それにより、押圧プレートがろ材に適用されるときにそれら縁部がろ材を引き裂かないようにする。一般に、複数の隆起部の高さは、隣接する媒介材料シート間に分離をもたらすのに十分なものであるべきである。隆起部の高さは、分離をもたらすために、少なくとも約5ミル(0.005インチ)であり得る。隆起部の高さが5ミル未満である場合、隆起部はろ材の隣接シート間に十分な分離をもたらさない可能性がある。さらに、複数の隆起部の高さは、隆起部の形成中に、媒介材料の亀裂を生じさせるほどの高さであるべきでない。約48〜75lb/3,000ftの坪量を有するセルロース系媒介材料の場合、隆起部の高さは約50ミル未満であることが予期される。例示的な隆起部の高さの範囲は、約5ミル〜約50ミル、約7ミル〜約40ミルおよび約10ミル〜約30ミルを含む。加えて、隆起部のベース部は、隆起部高さを達成するために媒介材料を引き裂くことなく所望の隆起部高さをもたらすのに十分な外周を有し得る。例示的な円錐台状の隆起部の場合、円錐台の形状を有する複数の隆起部は、約10ミル〜約60ミルのベース部周囲長さを有し得る。隆起部トップ部は好ましくは形状が球状であり、または弧の形状が提供され、それにより、隆起部を形成する間に引き裂く傾向を有し得る鋭い角度を回避する。
プリーツ状媒介材料パック
ここで図6〜8を参照すると、プリーツ状媒介材料パックの一部が、参照番号80で示されている。プリーツ状媒介材料パック80は、プリーツ先端84および86で折られた結果として、ろ材82がジグザグパターンにそれ自体の上に前後に折り重ねられた状態で示されている。プリーツ先端84は第1の流れ面88を形成し、プリーツ先端86は第2の流れ面90を形成する。プリーツ状媒介材料パック80は、第2のプリーツ面90側と比較して第1プリーツ面88側でより大きな容量を提供するので、容量非対称性を有するものとして特徴付けることができる。多くの用途において、より大きな容量を有するプリーツ状媒介材料パックの側を入口側として提供すること、およびより少ない容量を有するプリーツ状媒介材料パックの側を出口側として提供することが望まれるかもしれない。このタイプの構造は、入口側でより大きな粒子の装入に備える。一般に、容量非対称性は、媒介材料パックの一方の側が、媒介材料パックの他方側の容量よりも少なくとも10%大きい容量を有することを指す。上流側は、ろ過前の媒介材料パックの容量を指し、下流側は、ろ過後の媒介材料パックの容量を指す。容量非対称性は、波の形状によって(例えば媒介材料パック80など)、または媒介材料パックの構成によって(例えば円筒形または円錐形媒介材料パック)、達成可能である。
ろ材82は、図1〜4に示されているろ材10のプリーツ状の形態と見なすことができ、ここでは第1プリーツ面46および第2プリーツ面47がそれぞれ第1プリーツ面92および第2プリーツ面94を形成する。図8により明確に示されるように、第1プリーツ面92は複数の第1隆起部96を含み、第2プリーツ面は複数の第2隆起部98を含む。
ろ材82は、複数の波100を含み、プリーツ先端84および86が複数の波100全体を横切って折られた状態で示されている。図8により明確に示されるように、ろ材82は、第1の側102および第2の側104を有し、プリーツ構造に折られると、図6〜8に示される構造において、第1の側102は上方および下方に交互に面し、第2の側104は上方および下方に交互に面する。これは、ろ材82がそれ自体の上に前後に折り重ねられる結果である。加えて、複数の第1隆起部96は、第2の側104から離れる方向に第1の側102から延在する状態で示され、複数の第2隆起部98は、第1の側102から離れる方向に第2の側104から延在する状態で示されている。プリーツ状媒介材料82に関して、複数の第1隆起部96は第1プリーツ面94に設けられ、第2プリーツ面96には設けられず、複数の第2隆起部98は第2プリーツ面94に設けられ、第1プリーツ面92には設けられない。従って、複数の第1隆起部96および複数の第2隆起部96は、交互のプリーツ面に配置され、ろ材82の同じプリーツ面には存在しない。複数の第1隆起部94および複数の第2隆起部96は、所望なら同じプリーツ面に設けることができることを認識することができる。
ここで図9および10を参照すると、プリーツ状ろ材パックの画像が、参照番号110で示されている。画像は両方ともプリーツ状媒介材料パック110の断面図である。図9の場合、画像は、複数の隆起部114に相対的に近いろ材112の層で切断されたプリーツ状ろ材パック110を示し、それにより、複数の隆起部114は、ろ材112の層を分離した状態ではっきり示されている。対照的に、図10の画像は、複数の隆起部114から離れたプリーツ状ろ材パック110の切断図を示し、それにより、複数の隆起部114は画像中ほとんど見えず、112のろ材の層は互いに離れて空気中に浮いているように見える。
ここで図11〜13を参照すると、代替的なプリーツ状ろ材パックが参照番号150で示されている。ろ材パック150は、プリーツ構造に折り畳まれるろ材152から形成される。ろ材152は、機械方向Mに延在する複数の波154を含む。ろ材パック150は第1プリーツ先端156および第2プリーツ先端158と、第1プリーツ面160および第2プリーツ面162とを含む。同じく示されているのは隆起部164である。図11〜13に示される線170および172は、プリーツ先端の波の形状を示す一助となるべく接線を示していることが指摘される。
複数の波154は、「対称的な波」として特徴づけることができる、というのも、ろ材150の入口側の容量はろ材150の出口側の容量とほぼ同じと見なすことができるからである。例えば、2つの側の容量の差は、差が存在する場合、10%未満である。対照的に、図6〜8に示されるろ材パックの場合、ろ材パックの入口側と出口側の間に10%を超える容量の差がある。図6〜8の複数の波は、「非対称的な波」として特徴づけることができる媒介材料パック80を提供する。さらに、複数の波154は、「対称的な波」として特徴づけることができるが、媒介材料パック150は、例えば円筒形ろ材を形成することによって、容量非対称性を提供する媒介材料パックに形成することができる。
ろ過材概要
ろ過材は、比較的柔軟性のある媒介材料として提供可能であり、セルロース系繊維、合成繊維、ガラスファイバ、またはそれらの組合せを含有する不織布繊維性材料を含み、しばしば樹脂をその中に含み、および時に追加の材料によって処理される。例示的なろ過材は、湿潤および高温時に裂けることなくおよそ12パーセント(12%)までの歪みに耐えることができるが、乾燥および低温時により低いパーセント(一部の媒介材料では3%と同程度に低い)の歪みで破断するセルロース系ろ過材として特徴付けることができる。ろ過材は、許容できない媒介材料の損傷なく、波状にする、エンボス加工を施す、けがき線または折り目を刻む、およびプリーツ構造に折り畳むことができる。加えて、ろ過材は、使用の間、その波、隆起部構造、およびプリーツ構造を維持するように、性質が望ましい。およそ12パーセント(12%)を超える歪みに耐えることができるろ過材が利用可能であり、そのような媒介材料が本発明に従って使用可能である一方、その種の媒介材料は、その中に合成繊維を組み込むために、典型的により高価である。
波型加工プロセスにおいて、非弾性的な変形がろ過材中に形成され得、それにより、媒介材料がその元の形状に戻ることが防止される。波は時折部分的に跳ね返る傾向があり得、生じた伸張および曲がりの一部だけを回復する。同じく、媒介材料は樹脂を含有し得る。波形加工プロセスの間、媒介材料は樹脂を軟化するために加熱されることができる。樹脂は冷却すると、波を維持する一助となる。隆起部の形成は、ろ材をエンボス加工することによって達成可能である。例えば、圧力を介して隆起部を形成するプレートの間にろ材を配置することができる。波形加工プロセスと同様に、および弾性の変形において、ろ材中に形成され得、それにより媒介材料がその元の形状に戻ることが防止される。媒介材料は部分的に跳ね返る傾向があり得るが、エンボス加工の伸長は、所望の複数の隆起部をもたらすはずである。さらに、複数の隆起部は、隆起部が交互のプリーツ面で交互方向に延在するようにプリーツ面間で交互に配置されることができる。すなわち、第1プリーツ面の隆起部は第1の方向に延在し得、隣接するプリーツ面の隆起部は反対方向に延在し得る。このパターンは連続し得る。さらに、波形加工およびエンボス加工された媒介材料は、ろ材をプリーツ構造に折るときに補助となるようにプリーツ先端の位置にけがき線または折り目を刻まれ得る。けがき線または折り目の刻み付けは、連続プロセスの一部として実行可能であり、連続プロセス中、縁部が波全体にわたってろ材に適用され、および折り目の方向はプリーツ面間で交互になる。加えて、けがき線またはプリーツ面間の距離は、続いて折られるプリーツ状媒介材料パックのプリーツ高さを表す。
ろ過材に、例えば、参照によって完全な形で本明細書に組み込まれる米国特許第6,955,775号明細書、同6,673,136号明細書、および同7,270,693号明細書に従って、その一方または両方の側に、細繊維材料を提供可能である。一般に、細繊維は、高分子細繊維(マイクロファイバおよびナノファイバ)と称することができ、ろ過性能を改善するために媒介材料に提供可能である。媒介材料に細繊維が存在する結果として、低減された重量または厚さを有する一方で所望のろ過特性を得る媒介材料を提供することが可能であり得る。従って、媒介材料上の細繊維の存在は、向上したろ過特性をもたらすことができる、より薄い媒介材料の使用をもたらすことができる、またはその両方をもたらすことができる。細繊維として特徴づけられる繊維は、約0.001マイクロメートル〜約10マイクロメートル、約0.005マイクロメートル〜約5マイクロメートル、または約0.01マイクロメートル〜約0.5マイクロメートルの直径を有し得る。細繊維を形成するために使用可能な例示的な材料は、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコールポリマー、ポリウレタン、およびナイロン6、ナイロン4,6、ナイロン6,6、ナイロン6,10などの様々なナイロンを含むコポリマー、およびそれらのコポリマー、ポリ塩化ビニル、PVDC、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、PMMA、PVDF、ポリアミド、およびそれらの混合物を含む。
プリーツ状ろ過材の性能を向上するためにいくつかの技法に頼ることができる。その技法は、パネルフィルタ構成で使用されるプリーツ状ろ過材に、および閉ループフィルタ構成で使用されるプリーツ状ろ過材に適用可能である。プリーツ状ろ過材がパネルフィルタ構成で使用されるように意図されているか、それとも閉ループフィルタ構成で使用されるように意図されているかに依存して、代替的な選好を提供することができる。本開示内容を考えると、特定の選好がパネルフィルタ構成により望ましい場合、および特定の選好が閉ループフィルタ構成により望ましい場合を理解するだろう。
従って、選好の識別はパネルフィルタ構成および閉ループフィルタ構成の両方にとっての選好を反映するように意図されないことを理解すべきである。さらに、フィルタ構成が前進流れ構成(汚れた空気が外部円筒表面からろ材パックに流れ込む)として特徴づけることができる構成であるように意図されているか、それとも逆流ろ過材パック(汚れがろ過材パックの内側表面からろ過材パックに流れ込む)として特徴づけることができる構成であるように意図されているかの結果として選好は変化し得ることを理解すべきである。
フィルタ要素
以下のフィルタ要素は例として提供され、本発明に従い構成されているが、本明細書の教示に従って作成された要素の設計の全てを含んでいるつもりははい。むしろ、当業者であれば、様々な代替的要素を本開示および請求項の範囲内にある一方で構成できることを認識するであろう。図14中、パネルフィルタ300が示されている。パネルフィルタ300は、プリーツ折り目302を含む構成でプリーツ状にされている第1媒介材料301を含む。示されているパネル300は、シール構成312を有するフレーム構造310を含む。シール構成312はパネルフィルタ300が配置されるハウジングまたは他の構造とのシールを形成するように概ね構成される。パネルフィルタ300は、パネルフィルタ構造300の1つの表面全体に及ぶ支持グリッド314も含む。
図14に示されるものからのパネルフィルタの変形が存在する一方で、一般にその特徴は類似しており、複数の平行なプリーツ;パネルフィルタ内に固定されたシール構造;および、ある面のプリーツ折り目316の1つの組と、別の面のプリーツ折り目318の第2の組とを備えた矩形構造を含む。プリーツの両端部または両縁部320は、所望なら、シーラントによって、または型もしくは枠組の中に入れることによって、閉鎖可能である。図14に示されないが、プリーツ状媒介材料中の複数の波が、往々にして、プリーツ折り目316および318に対し実質的に垂直に延在する(他の非垂直方向も考えられる)。このように、複数の汚職がプリーツ折り目316からプリーツ折り目318までの方向に延在可能である。
他の構成において、プリーツ状媒介材料は、開放中心領域の周りに構成または配置される。そのようなフィルタ構成の例が図15および16に示されている。図15を参照すると、フィルタ構成330が示されている。フィルタ構成330は、第1および第2のエンドキャップ332および334を含み、それらの間にプリーツ状媒介材料336が延在する。プリーツ状媒介材料336のプリーツは、エンドキャップ332および334の間の方向に概ね延在する。図15の特定のフィルタ構成330は外側ライナ340を有し、外側ライナ340はプリーツを見るために1箇所で切欠きを設けられた状態で示されている。典型的に、プリーツはライナ340を通して見ることができるが、構成330は単に便宜上、そのように描かれない。示される外側ライナ340は展伸金属を含むが、プラスチック製のものを含む多様な代替外側ライナを使用可能である。いくつかの例では、外側ライナは単に使用されない。図16にも同じく注意が向けられる。図16は構成330の側面図であり、エンドキャップ332および334を示す。プリーツ折り目336が示され、外側ライナ340も示される。図15の特定の構成330に関して、プリーツ方向に対して垂直な方向は概ねフィルタ構成330の円周方向であり、それは両頭矢印342によって示されている。
示されている特定のフィルタ構成330は概ね円筒形であるが、代替の形状も可能である。典型的に、要素330のような要素は、この例ではエンドキャップ332に対応する開放エンドキャップと、この例ではエンドキャップ334に対応する閉鎖エンドキャップとを有するが、代替の形態が可能である。用語「開放」は、エンドキャップに関して使用されるとき、媒介材料336を通過することなく、フィルタ構成330の内側空間346と外側との間の空気流を許容する開放中心開口344を有するエンドキャップを指すつもりである。閉鎖エンドキャップは、比較すると、開口のないエンドキャップである。示されていないが、プリーツ状媒介材料336の外側プリーツ折り目から垂直に(またはほぼ垂直に)要素の内側へ内側容積346に向かう方向にひだが典型的に配置される。しかしながら、ひだは外側プリーツ折り目に対して垂直に延在しなくてもよいことは理解されるだろう。
エンドキャップ332および334に関して様々な構成が開発されてきた。エンドキャップは、媒介材料に対して成型される高分子材料を含み得る。代替的にはエンドキャップは、金属製エンドキャップを、または適切な接着剤または注封剤を用いて媒介材料に固定される他のプリフォームされたエンドキャップを含み得る。特定の示されるエンドキャップ332および334は、成型されたエンドキャップであり、それぞれ圧縮可能な発泡ポリウレタンを含む。エンドキャップ332は、使用中要素330をハウジング内に封じ込めるハウジングシール350と共に示される。示されるシール350は内側半径方向シールであるが、外側半径方向シールおよび軸方向シールも可能である。
要素は図15に示されるように媒介材料330の内側に沿ってエンドキャップ332および334の間に延在する内側ライナ352を含み得るがいくつかの構成ではそのようなライナは任意選択的なものであることが注記される。内側ライナは、使用される場合、展伸金属または穿孔された金属などの金属であり得、またはそれはプラスチック製であり得る。
外側および内側プリーツ折り目によって決定される外側円筒表面と内側円筒表面との間の距離は、プリーツ深さとして一般的に言及される。
図15および16に示されるものなどの構成は、本明細書中、「円筒形に構成された媒介材料」を使用する「円筒形構成」として、または同様の特徴付けによって、時に言及される。閉ループ構造または管状構造を使用する全てのフィルタ構成が円筒として構成されるわけではない。この例は図13に示されている。図17を参照すると、フィルタ構成400は、プリーツ状にされた媒介材料402の延長部分を含み、プリーツ方向は矢印404の方向に延在している。フィルタ構成400はいくらか円錐台状であり、幅広い端部406と狭い端部408とを有する。広い端部406にエンドキャップ407が配置され、狭い端部408にエンドキャップ409が配置される。円筒型の構成に関して、多様な開放および閉鎖エンドキャップを使用可能である。示される特定の例では、エンドキャップ407は開放され、エンドキャップ408は閉鎖される。
フィルタ構成400は、エンドキャップ407と409の間に延在する外側支持スクリーン410を含む。特定の構成400は、内側支持スクリーンを含まないが、それを使用することもできる。フィルタ要素400は、この例では軸方向シールであるシール構成412を含むが、内側または外側半径方向シールも可能である。要素400は、ハウジングを取り付けるための、非連続的にねじ切りされた取付構成414を含む。構成400は、参照により本明細書に組み込まれる2003年10月23日に出願されたPCT/US2003/33952号パンフレットに詳細に全体的に記載されている。
ここで図18および19を参照すると、フィルタ構成が参照番号500として示されている。フィルタ構成500は円錐形フィルタ要素の一種および/またはパネルフィルタ要素の一種であると見なすことができる。フィルタ要素500は、第1の面502および第2の面504を有して示され、プリーツ状媒介材料506は第1の面502と第2の面504との間に延在している。本明細書中の考察に従って構成された波が典型的に第1および第2の面502、504の間に一方向に配置される。第1の面502はスクリーン503を含み、第2の面504はスクリーン505を含む。フィルタ要素500は第1の側510、第2の側512、第1の端部514および第2の端部516を含む。第1の側510および第2の側512は、プリーツ状媒介材料506の側部をシールする一助となる注封材料520と、要素500がエアクリーナ内に配置されるとき、流体が媒介材料506を迂回することを防止するシール522とを含む。第1の端部514および第2の端部516はプリーツ状媒介材料の面の端部をシールし、および要素500をエアクリーナ内で整列する一助となる案内ピン530を含む。
示されるフィルタ要素500は半径R1が半径R2と異なるので円錐状と見なすことができる。一般に、半径R1は第1の側510の半径を指し、半径R2は第2の側512の半径を指す。フィルタ要素500は円錐構造を有して示されているが、フィルタ要素が部分的に円筒状の構成にまたは湾曲したパネル構成にさらによく似るように半径R1およびR2が同じであることが可能である。
フィルタ要素は様々なハウジング構成において使用可能であり、フィルタ要素は所望なら周期的に交換または清掃または改修可能である。空気ろ過の場合、ハウジングは、エンジン吸気、タービン吸気、集塵、および加熱および空気調整を含む様々な空気清浄または処理用途のためのエアクリーナの一部として提供可能である。液体ろ過の場合、ハウジングは、例えば水、油、燃料および液圧流体を浄化または処理するための液体クリーナの一部であることができる。
本明細書に記載された原理、技術および特徴は、様々なシステムに適用可能であり、特定された有利な特徴の全てが、本開示による利益を得るために、アセンブリ、システムまたは構成要素に組み込まれるべきであるという要件はない。
いくつかの選択された最終的な特徴
本概要において、本明細書中の教示のいくつかの選択された最終的な要約した特徴が提供される。いくつかの選択された最終的な要約した特徴は以下を含む:
1.ろ材であって、
(a)第1の側および第2の側を有するろ過基材であって第1の側から第2の側へまたは第2の側から第1の側へそれを通る流体の流れによって流体をろ過するように構成されたろ過基材を含み、
(b)ろ過基材は第1縁部および第2縁部と、第1端部および第2端部とを有し、ろ過基材は第1端部から第2端部へ延在する機械方向と、第1の側から第2の側へ延在する交差方向とを有し、
(c)ろ過基材は、交差方向に配置されかつ機械方向に延在する複数の波を含み、
(d)複数の波は、ろ過基材の第1の側に沿って形成された複数の第1の頂部と、ろ過基材の第2の側に沿って形成された複数の第2の頂部とを含み、
(e)ろ過基材は複数の隆起部を含み、複数の隆起部は、複数の第1の頂部に沿ってまたは複数の第2の頂部に沿って配置され、複数の第1の頂部または複数の第2の頂部の他方から離れる方向に延在する、
ろ材。
2.ろ材が、機械方向に沿って巻かれたロールの形態で構成される、特徴1に記載のろ材。
3.ロールの形態のろ材が、芯の周囲に構成され、包装材によって覆われる、特徴2に記載のろ材。
4.ろ材が、セルロース系媒介材料を含み、約48lb/3,000ft〜約75lb/3,000ftの坪量を有する、特徴1〜3のいずれか1つに記載のろ材。
5.複数の隆起部が、ろ過基材をエンボス加工した結果を含む、特徴1〜4のいずれか1つに記載のろ材。
6.複数の隆起部が、少なくとも約5ミルの高さを有する、特徴1〜5のいずれか1つに記載のろ材。
7.複数の隆起部が、約5ミル〜約50ミルの高さを有する、特徴1〜6のいずれか1つに記載のろ材。
8.複数の隆起部が、隆起部間で少なくとも50ミルの距離だけ離間された隣接する隆起部を含む、特徴1〜7のいずれか1つに記載のろ材。
9.複数の隆起部が、約50ミル〜約1,500ミルの距離だけ共通の頂部に沿って離間された隣接する隆起部を含む、特徴1〜8のいずれか1つに記載のろ材。
10.複数の隆起部が、複数の第1の頂部に沿って配置されかつ複数の第2の頂部から離れる方向に延在する複数の第1隆起部と、複数の第2の頂部に沿って配置されかつ複数の第1の頂部から離れる方向に延在する複数の第2隆起部とを含む、特徴1〜9のいずれか1つに記載のろ材。
11.ろ過基材が複数の折り目を含み、各折り目が、交互に配置される第1および第2のプリーツ面を分離する、特徴10に記載のろ材。
12.複数の第1隆起部が、第1プリーツ面に配置され、第2プリーツ面には配置されず、複数の第2隆起部が、第2プリーツ面に配置され、第1プリーツ面には配置されない、特徴11に記載のろ材。
13.複数の波が、交互に配置される第1の弧および第2の弧のパターンを横断方向に沿って形成し、第1の弧および第2の弧が反対方向に弧を描き、第1の頂部が第1の弧のピーク部に配置され、第2の頂部が第2の弧のピーク部に配置される、特徴1〜12のいずれか1つに記載のろ材。
14.複数の波が非対称であり、第1の弧および第2の弧が異なる曲率を有する、特徴13に記載のろ材。
15.複数の汚職が対称であり、第1の弧および第2の弧が同様の曲率を有する、特徴13に記載のろ材。
16.第1の弧および第2の弧が約5ミル〜約1,500ミルの幅を有する、特徴13に記載のろ材。
17.複数の隆起部が、円錐形のサイド部と丸みを帯びたトップ部とを含む、特徴1〜16のいずれか1つに記載のろ材。
18.複数の隆起部が球状の形状を含む、特徴1〜17のいずれか1つに記載のろ材。
19.複数の隆起部が、約10ミル〜約60ミルのベース部周囲長さを有する、特徴1〜18のいずれか1つに記載のろ材。
20.ろ材パックであって
(a)交互に配置される第1および第2のプリーツ先端と、交互に配置される第1および第2のプリーツ面とを含むプリーツ構造で提供されたろ材を含み、
(i)ろ材は、第1縁部および第2縁部を含み、および第1縁部から第2縁部まで延在する幅を含み、
(ii)ろ材は、第1端部および第2端部を含み、および第1端部から第2端部まで延在する長さを含み、
(iii)交互に配置される第1および第2プリーツ先端および交互に配置される第1および第2プリーツ面は、ろ材の長さに沿って配置され、
(b)ろ材は、媒介材料パックの幅にわたって配置されおよびろ材の長さに沿って延在する複数の波を含み、
(i)複数の波は、交互に配置される第1の弧および第2の弧を含み、
(ii)第1の弧および第2の弧は、反対方向に弧を描き、
(iii)第1の弧のそれぞれは第1の頂部を含み、第2の弧のそれぞれは第2の頂部を含み、
(c)ろ材は複数の隆起部を含み、複数の隆起部は、隆起部が第1の頂部または第2の頂部の他方から離れる方向に延在するように第1の弧の第1の頂部に沿ってまたは第2の弧の第2の頂部に沿って配置される、
ろ材パック。
21.複数の隆起部が、プリーツ構造で提供されるとき、交互に配置される第1および第2のプリーツ面を分離するのに十分な高さを有する、特徴20に記載のろ材パック。
22.媒介材料パックが、1インチ当たり約6プリーツ〜1インチ当たり約16プリーツのプリーツ密度を有する、特徴20〜21のいずれか1つに記載のろ材パック。
23.媒介材料パックが、少なくとも約0.375インチのプリーツ深さを有し、プリーツ深さは第1プリーツ先端から第2プリーツ先端までの最長距離である、特徴20〜22のいずれか1つに記載のろ材パック。
24.複数の隆起部が少なくとも約5ミルの高さを有する、特徴20〜23のいずれか1つに記載のろ材パック。
25.複数の隆起部が、約5ミル〜約50ミルの高さを有する、特徴20〜24のいずれか1つに記載のろ材パック。
26.複数の隆起部が、隆起部間で少なくとも50ミルの距離だけ離間された隣接する隆起部を含む、特徴20〜25のいずれか1つに記載のろ材パック。
27.複数の隆起部が、約50ミル〜約1,500ミルの距離だけ共通の頂部に沿って離間された隣接する隆起部を含む、特徴20〜26のいずれか1つに記載のろ材パック。
28.複数の隆起部が、複数の第1の頂部に沿って配置されかつ複数の第2の頂部から離れる方向に延在する複数の第1隆起部と、複数の第2の頂部に沿って配置されかつ複数の第1の頂部から離れる方向に延在する複数の第2隆起部とを含む、特徴20〜27のいずれか1つに記載のろ材パック。
29.複数の第1隆起部が、第1プリーツ面に配置され、第2プリーツ面には配置されず、複数の第2隆起部が、第2プリーツ面に配置され、第1プリーツ面には配置されない、特徴28に記載のろ材パック。
30.複数の波が非対称であり、第1の弧および第2の弧が異なる曲率を有する、特徴20〜29のいずれか1つに記載のろ材パック。
31.複数の汚職が対称であり、第1の弧および第2の弧が同様の曲率を有する、特徴20〜30のいずれか1つに記載のろ材パック。
32.第1の弧および第2の弧が約5ミル〜約1,500ミルの幅を有する、特徴20〜31のいずれか1つに記載のろ材パック。
33.複数の隆起部が、円錐形のサイド部と丸みを帯びたトップ部とを含む、特徴20〜32のいずれか1つに記載のろ材。
34.複数の隆起部が球状の形状を含む、特徴20〜33のいずれか1つに記載のろ材パック。
35.複数の隆起部が、約10ミル〜約60ミルのベース部周囲長さを有する、特徴20〜34のいずれか1つに記載のろ材。
36.フィルタカートリッジを形成する方法であって、
(a)交互に配置される第1プリーツ先端および第2のプリーツ先端を形成するために請求項1〜35のいずれか一項に記載のろ材を折ることによってろ材パックを形成するステップと、
(b)ろ過されるべき流体がろ材パックを迂回することを防止するためにシール部材を提供するステップと
を含む方法。
37.(a)ろ材パックをパネル状媒介材料パックに形成するステップ
をさらに含む、特徴36に記載の方法。
38.(a)ろ材パックを円筒形媒介材料パックに形成するステップ
をさらに含む、特徴36〜37のいずれか1つに記載の方法。
39.(a)ろ材パックを円錐形媒介材料パックに形成するステップ
をさらに含む、特徴36〜38のいずれか1つに記載の方法。
上記の明細書は、本発明の構成の製造および使用の完全な記載を提供する。本発明の多くの実施形態は本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく作製できるので、本発明はこれより後に付随されている請求項の中に存在する。

Claims (5)

  1. ろ材であって、
    (a)第1の側および第2の側を有するろ過基材であって前記第1の側から前記第2の側へまたは前記第2の側から前記第1の側へろ過基材を通る流体の流れによって前記流体をろ過するように構成されたろ過基材を含み、
    (b)前記ろ過基材は、第1縁部および第2縁部と、第1端部および第2端部とを有し、前記ろ過基材は、前記第1端部から前記第2端部へ延在する機械方向と、前記第1縁部から前記第2縁部へ延在する交差方向とを有し、
    (c)前記ろ過基材は、前記交差方向に配置されかつ前記機械方向に延在する複数の波を含み、
    (d)前記複数の波は、前記ろ過基材の前記第1の側に沿って形成された複数の第1の頂部と、前記ろ過基材の前記第2の側に沿って形成された複数の第2の頂部とを含み、
    (e)前記ろ過基材は複数の隆起部を含み、前記複数の隆起部は、前記複数の第1の頂部または前記複数の第2の頂部の上に不連続に配置され、前記機械方向及び前記交差方向の双方に垂直な方向に延在する、
    ろ材。
  2. 前記ろ材が、前記機械方向に沿って巻かれたロールの形態で構成され、前記ロールの形態のろ材は、芯の周囲に構成され、包装材によって覆われる、請求項1に記載のろ材。
  3. 前記複数の隆起部が、前記複数の第1の頂部の上に不連続に配置される複数の第1隆起部と、前記複数の第2の頂部の上に不連続に配置される複数の第2隆起部とを含む、請求項1又は請求項2に記載のろ材。
  4. 前記ろ過基材が複数の折り目を含み、各折り目が、交互に配置される第1プリーツ面および第2プリーツ面を分離し、前記複数の第1隆起部が、前記第1プリーツ面に配置されて前記第2プリーツ面には配置されず、前記複数の第2隆起部が、前記第2プリーツ面に配置されて前記第1プリーツ面には配置されない、請求項3に記載のろ材。
  5. 前記複数の波が、交互に配置される第1の弧および第2の弧のパターンを横断方向に沿って形成し、前記第1の弧および前記第2の弧が反対方向に弧を描き、前記第1の頂部が前記第1の弧のピーク部に配置され、前記第2の頂部が前記第2の弧のピーク部に配置され、前記複数の波が非対称であり、前記第1の弧および前記第2の弧が異なる曲率を有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のろ材。
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