JP6617196B2 - 密閉型圧縮機、および冷凍サイクル装置 - Google Patents

密閉型圧縮機、および冷凍サイクル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6617196B2
JP6617196B2 JP2018514188A JP2018514188A JP6617196B2 JP 6617196 B2 JP6617196 B2 JP 6617196B2 JP 2018514188 A JP2018514188 A JP 2018514188A JP 2018514188 A JP2018514188 A JP 2018514188A JP 6617196 B2 JP6617196 B2 JP 6617196B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube body
hermetic compressor
refrigerant
layer
multilayer tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018514188A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017187828A1 (ja
Inventor
哲永 渡辺
哲永 渡辺
祐大 長谷川
祐大 長谷川
藤田 忍
忍 藤田
公平 石井
公平 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Carrier Corp
Original Assignee
Toshiba Carrier Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Carrier Corp filed Critical Toshiba Carrier Corp
Publication of JPWO2017187828A1 publication Critical patent/JPWO2017187828A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6617196B2 publication Critical patent/JP6617196B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

本発明に係る実施形態は、密閉型圧縮機、および冷凍サイクル装置に関する。
固定子巻線を電源供給用の密封端子に接続する口出し線と、口出し線を包囲する絶縁チューブと、を備えるモータが知られている。
絶縁チューブは、フィルムを螺旋状に巻いた1層構造または2層以上の多層構造を有している。
特開平10−134661号公報
冷凍サイクル装置に使用される密閉型圧縮機は、密閉ケース内に収容されるモータおよび圧縮機構を備えている。密閉ケース内には、圧縮機構を潤滑する潤滑油が封入されている。
この密閉型圧縮機は、圧縮機構に冷媒を吸い込み、吸い込んだ冷媒を圧縮機構で圧縮し、高温高圧の冷媒を圧縮機構から密閉ケース内に吐出し、密閉ケース内に吐出された高温高圧の冷媒を冷凍サイクル装置の放熱器へ送り出す。
また、密閉型圧縮機は、密閉ケースに設けられる電源供給用の密封端子を備えている。モータの口出し線は、密閉ケース内に配線されて、この密封端子に接続されている。口出し線は、一般に複数ある。そのため、複数の口出し線は、チューブ状または紐状の集合部材でまとめられている。その結果、口出し線が密閉ケース等に接触することが防がれる。
ところで、密閉型圧縮機のモータの口出し線は、密閉ケース内の高温高圧の冷媒や、高温高圧の冷媒に加熱された潤滑油が存在する環境に晒される。このため、口出し線の被覆または集合部材は、冷媒および潤滑油に晒される環境に適合していることが求められる。
また、密閉型圧縮機のモータの口出し線およびその集合部材は、圧縮機の組立作業における作業性や取り扱いの観点から相応の強度が求められる。
しかしながら、従来のモータの絶縁チューブは、密閉ケース内で冷媒や潤滑油に晒される環境に対する適合性が考慮されていない。また、従来のモータの絶縁チューブは、フィルムを単に螺旋状に巻いたものである。そのため、従来のモータの絶縁チューブは、長手方向に引っ張る(引き伸ばす)と螺旋が解けてしまう。つまり、従来のモータの絶縁チューブは、十分な引張り強度を有していない。
そこで、本発明は、冷媒および潤滑油に晒される環境に適合し、かつ引張り強度の高い口出し線の被覆または口出し線の集合部材を備える密閉型圧縮機、および冷凍サイクル装置を提案する。
前記の課題を解決するため本発明の実施形態に係る密閉型圧縮機は、R32(ジフルオロメタン)の単一冷媒、またはR32を20質量パーセントよりも多く含む混合冷媒の圧縮に用いられ、かつエポキシ基含有化合物とフェノール系酸化防止剤とが添加されたエステル系合成油を含む潤滑油を使用する密閉型圧縮機において、密閉ケースと、前記密閉ケース内に配置されて前記単一冷媒または前記混合冷媒を圧縮可能な圧縮機構と、前記圧縮機構を駆動する電動機と、前記密閉ケースに設けられる密封端子と、前記電動機から引き出されて前記密封端子に接続される複数の口出し線と、前記複数の口出し線を束ねる集合部材とを備え、前記集合部材は、絶縁フィルムを螺旋状に巻いたチューブが3層以上重なる多層チューブ体であり、前記多層チューブ体の最外層は、前記絶縁フィルムどうしの重なり部を有し、前記多層チューブ体の中間層の少なくとも1層の素材は、アラミド紙である。
また、本発明の実施形態に係る密閉型圧縮機は、R32(ジフルオロメタン)の単一冷媒、またはR32を20質量パーセントよりも多く含む混合冷媒の圧縮に用いられ、かつエポキシ基含有化合物とフェノール系酸化防止剤とが添加されたエステル系合成油を含む潤滑油を使用する密閉型圧縮機において、密閉ケースと、前記密閉ケース内に配置されて前記単一冷媒または前記混合冷媒を圧縮可能な圧縮機構と、前記圧縮機構を駆動する電動機と、前記密閉ケースに設けられる密封端子と、前記電動機から引き出されて前記密封端子に接続される複数の口出し線とを備え、前記口出し線の被覆は、絶縁フィルムを螺旋状に巻いたチューブが3層以上重なる多層チューブ体であり、前記多層チューブ体の最外層は、前記絶縁フィルムどうしの重なり部を有し、前記多層チューブ体の中間層の少なくとも1層の素材は、アラミド紙である。
さらに、本発明の実施形態に係る密閉型圧縮機は、R32(ジフルオロメタン)の単一冷媒、またはR32を20質量パーセントよりも多く含む混合冷媒の圧縮に用いられ、かつエポキシ基含有化合物とフェノール系酸化防止剤とが添加されたエステル系合成油を含む潤滑油を使用する密閉型圧縮機において、密閉ケースと、前記密閉ケース内に配置されて前記単一冷媒または前記混合冷媒を圧縮可能な圧縮機構と、前記圧縮機構を駆動する電動機と、前記密閉ケースに設けられる密封端子と、前記電動機から引き出されて前記密封端子に接続される複数の口出し線と、前記複数の口出し線を束ねる集合部材と、を備え、前記口出し線の被覆および前記集合部材は、絶縁フィルムを螺旋状に巻いたチューブが3層以上重なる多層チューブ体であり、前記多層チューブ体の最外層は、前記絶縁フィルムどうしの重なり部を有し、前記多層チューブ体の中間層の少なくとも1層の素材は、アラミド紙である。
本発明の実施形態に係る密閉型圧縮機の前記多層チューブ体のアラミド紙からなる前記1層以外の絶縁フィルムの素材は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、ポリフェニレンスルファイド、およびアラミド紙の少なくともいずれかひとつであることが好ましい。
本発明の実施形態に係る密閉型圧縮機の前記多層チューブ体は、最外層のチューブおよび最内層のチューブの素材が前記ポリエチレンナフタレートである3層構造を有することが好ましい。
本発明の実施形態に係る密閉型圧縮機の前記多層チューブ体は、隣り合うチューブを接着するウレタン系接着剤の接着層を有することが好ましい。
また、本発明の実施形態に係る冷凍サイクル装置は、前記密閉型圧縮機と、放熱器と、膨張装置と、吸熱器と、前記密閉型圧縮機と前記放熱器と前記膨張装置と前記吸熱器とを接続して冷媒を流通させる冷媒管と、を備えている。
本発明の実施形態に係る冷凍サイクル装置の概略的な図。 本実施形態に係る密閉型圧縮機の集合部材の斜視図。 本実施形態に係る密閉型圧縮機の集合部材の模式的な縦断面図。
本発明に係る密閉型圧縮機、および冷凍サイクル装置の実施形態について、図1から図3を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る冷凍サイクル装置の概略的な図である。
図1に示すように、本実施形態に係る冷凍サイクル装置1は、密閉型圧縮機2と、放熱器3と、膨張装置5と、吸熱器6と、アキュームレータ7と、冷媒管8と、を備えている。冷媒管8は、密閉型圧縮機2と放熱器3と膨張装置5と吸熱器6とアキュームレータ7とを順次に接続して冷媒を流通させる。
冷凍サイクル装置1を循環する冷媒は、R32(ジフルオロメタン)の単一冷媒、またはR32を20質量パーセントよりも多く含む混合冷媒である。
密閉型圧縮機2は、冷媒管8を通じて吸熱器6を通過した冷媒を吸い込み、圧縮し、冷媒管8を通じて高温高圧の冷媒を放熱器3へ吐き出す。
密閉型圧縮機2は、縦置きされる円筒状の密閉ケース15と、密閉ケース15内の上半部に配置される電動機16と、密閉ケース15内の下半部に配置される圧縮機構17と、電動機16の回転駆動力を圧縮機構17へ伝達する回転軸18と、回転軸18を回転自在に支持する主軸受21と、主軸受21と協働して回転軸18を回転自在に支持する副軸受22と、を備えている。
密閉ケース15は、上下方向に延びる円筒形状の胴部と、胴部の上下それぞれの端部を塞ぐ半球状または楕円状の鏡板と、を備えている。
密閉ケース15の上側の鏡板には、冷媒の吐出用の吐出管8aが接続されている。吐出管8aは冷媒管8に繋がれている。また、密閉ケース15の鏡板には、電力供給用の密封端子23が設けられている。
電動機16は、圧縮機構17を回転駆動させる駆動力を発生させる。電動機16は、例えばDCブラシレスモータである。電動機16は密閉ケース15の内壁に固定される固定子25と、固定子25に周囲を囲まれて回転軸18に設けられる回転子26と、固定子25から引き出されて密封端子23に接続される複数の口出し線28と、を備えている。
口出し線28は、密封端子23を通じて固定子25に電力を供給する配線であり、いわゆるリード線である。口出し線28は、電動機16の種類に応じて数量が異なる。本実施形態に係る密閉型圧縮機2では、複数の口出し線28が配線されている。具体的には、複数の口出し線28は、3本の口出し線28a、28b、28cである。複数の口出し線28、つまり口出し線28a、28b、28cは、集合部材29によって束ねられている。
回転軸18は、電動機16と圧縮機構17とを互いに連結している。回転軸18は、電動機16が発生させる駆動力を圧縮機構17に伝達する。
回転軸18の中間部分18aは、電動機16と圧縮機構17とを繋ぎ、主軸受21によって回転可能に支持されている。回転軸18の下端部分18bは、副軸受22によって回転可能に支持されている。主軸受21および副軸受22は、圧縮機構17の一部でもあって、圧縮機構17を間に挟んでいる。回転軸18は、圧縮機構17を貫通している。
回転軸18は、主軸受21に支持されている中間部分18aと副軸受22に支持されている下端部分18bとの間に、偏心部31を備えている。偏心部31は、回転軸18の軸心に不一致な図心を有する円盤、あるいは円柱である。
圧縮機構17は、冷媒を圧縮することができる。つまり、圧縮機構17は、単一冷媒または混合冷媒を圧縮することができる。電動機16が回転軸18を回転駆動することによって、圧縮機構17は、冷媒管8からガス状の冷媒を吸込んで圧縮し、かつ密閉ケース15内に圧縮した冷媒を吐出する。
圧縮機構17は、円形のシリンダ室32を有するシリンダ33と、シリンダ室32内に配置される環状のローラ35と、を備えている。
シリンダ33は、密閉ケース15に複数箇所で溶接、例えばスポット溶接によって固定されている。シリンダ33は、密閉ケース15内に圧縮機構17の全体を支えている。
シリンダ室32は、シリンダ33の内側の空間であって、主軸受21および副軸受22によって閉鎖されている。シリンダ室32内には、回転軸18の偏心部31が配置されている。
主軸受21は、ボルトなどの締結部材36によってシリンダ33に固定されている。主軸受21には、シリンダ室32内で圧縮された冷媒を吐出する吐出弁機構(図示省略)と、吐出マフラ37と、が設けられている。吐出マフラ37は、吐出孔(図示省略)を有している。吐出マフラ37は、吐出弁機構に覆い被さっている。吐出弁機構は、シリンダ室32に接続されている。吐出弁機構は、圧縮機構17の圧縮作用にともないシリンダ室32内が所定圧値に達したときに開放して、圧縮された冷媒を吐出マフラ37内に吐出する。
副軸受22は、ボルトなどの締結部材38によってシリンダ33に固定されている。
ローラ35は、偏心部31の周面に嵌合されてシリンダ室32内に収容され、外周面の一部をシリンダ室32の内周面に線接触させている。ローラ35は、回転軸18の回転にともなって、外周面の一部をシリンダ室32の内周面に線接触させながら偏心運動する。
なお、ローラ35とシリンダ33との接触は直接的な接触ではなく、潤滑油41の油膜(図示省略)を介在させた間接的なものであるが、説明の便宜のために、これら油膜を介した接触を単に「接触」と表現する。ローラ35と偏心部31との間、ローラ35と主軸受21との間、およびローラ35と副軸受22との間にも潤滑油41の油膜が介在している。
吸込管7aは、密閉ケース15を貫いて、シリンダ33のシリンダ室32に接続されている。シリンダ33には、吸込管7aに繋がってシリンダ室32に到達する吸込孔(図示省略)が設けられている。
圧縮機構17は、密閉ケース15に収容されていて、密閉ケース15の下部に配置されている。密閉ケース15の下部は潤滑油41で満たされている。そして、圧縮機構17の大部分は、密閉ケース15内の潤滑油41中に浸されている。
潤滑油41は、エポキシ基含有化合物であるグリシジルエステルと、フェノール系酸化防止剤と、が添加されたエステル系合成油を含んでいる。
本実施形態に係る密閉型圧縮機2は、R32の単一冷媒、またはR32を20質量パーセントよりも多く含む混合冷媒を高温高圧にして密閉ケース15内に吐出する。そのため、密閉型圧縮機2は、潤滑油41の化学反応の促進、ひいては潤滑油41の劣化を加速させる可能性がある。そこで、本実施形態に係る密閉型圧縮機2は、エポキシ基含有化合物と、フェノール系酸化防止剤と、が添加されたエステル系合成油を含む潤滑油41を採用している。これにより、密閉型圧縮機2は、加水分解による酸価上昇を抑え、密閉ケース15内の化学的な安定性を確保している。
本実施形態に係る密閉型圧縮機2は、この密閉ケース15内の化学的な安定性によって、密閉ケース15内の環境に晒される口出し線28の被覆、および集合部材29の素材に安価な絶縁フィルムを採用することを可能にしている。
密閉ケース15内の環境に対する耐性を確保する観点から、従来、口出し線28の被覆、および集合部材29には、フッ素化樹脂共重合体、具体的には四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(Fluorinated Ethylene - Propylene Copolymer、FEP)を素材とするチューブが採用されていた。しかしながら、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(FEP)は高価であるため、代替品が求められていた。
そこで、本実施形態に係る密閉型圧縮機2は、冷媒、つまりR32(ジフルオロメタン)の単一冷媒、またはR32を20質量パーセントよりも多く含む混合冷媒とエポキシ基含有化合物と、フェノール系酸化防止剤と、が添加されたエステル系合成油を含む潤滑油41とを組み合わせ、かつ、口出し線28の被覆または集合部材29に以下で説明する構造を適用する。
本実施形態に係る密閉型圧縮機2の集合部材29について、さらに詳しく説明する。
図2は、本実施形態に係る密閉型圧縮機の集合部材の斜視図である。
図3は、本実施形態に係る密閉型圧縮機の集合部材の模式的な縦断面図である。
図2および図3に示すように、本実施形態に係る密閉型圧縮機2の集合部材29は、チューブ状の外観を有している。集合部材29は、絶縁フィルム51を螺旋状に巻いたチューブ52が3層以上重なる多層チューブ体53である。
なお、図3は、3層のチューブ52を有する多層チューブ体53の断面を示している。つまり、図3に示される多層チューブ体53は、最内層のチューブ52a、中間層のチューブ52b、および最外層のチューブ52cを有している。
4層以上のチューブ52を有する多層チューブ体53の場合には、中間層に相当するチューブ52を増加させる。
多層チューブ体53は、マンドレルと呼ばれる棒状の中子にテープ状の絶縁フィルム51を巻き付け、最内層側から最外層側へ順次にチューブ52を積層して製造される。
また、多層チューブ体53は、隣り合うチューブ52を接着する接着層55を有している。
それぞれのチューブ52は、テープ状の絶縁フィルム51を螺旋状に巻いたものである。それぞれのチューブ52は、同じ方向に巻く螺旋であることが好ましい。
また、最外層のチューブ52cは、絶縁フィルム51どうしのオーバーラップ部56(重なり部)を有して、螺旋状に巻かれている。他のチューブ52、つまり最内層のチューブ52a、および中間層のチューブ52bは、実質的に隙間なく螺旋状に巻かれている。
積層方向において隣り合うチューブ52、52間では、螺旋の継ぎ目57が多層チューブ体53の長手方向に相互にズレて重ならず、継ぎ目57が隣のチューブ52の絶縁フィルム51のテープ幅W内に配置されている。
具体的には、最内層のチューブ52aの継ぎ目57aは、中間層のチューブ52bの継ぎ目57bに重なることなく、中間層のチューブ52bのテープ幅Wb内に配置されている。換言すると、中間層のチューブ52bの継ぎ目57bは、最内層のチューブ52aの継ぎ目57aに重なることなく、最内層のチューブ52aのテープ幅Wa内に配置されている。
また、最外層のチューブ52cの継ぎ目57cは、中間層のチューブ52bの継ぎ目57bに重なることなく、中間層のチューブ52bのテープ幅Wb内に配置されている。換言すると、中間層のチューブ52bの継ぎ目57bは、最外層のチューブ52cの継ぎ目57cに重なることなく、最外層のチューブ52cのテープ幅Wc内に配置されている。
それぞれのチューブ52のテープ幅Wは、実質的に同じであることが好ましい。また、最外層のチューブ52cのオーバーラップ量(オーバーラップ部56の幅)は、実質的に同じであることが好ましい。
絶縁フィルム51の素材は、ポリエチレンテレフタレート(Polyethylene Terephthalate、PET)、ポリエチレンナフタレート(Polyethylene Naphthalate、PEN)、ポリイミド(Polyimide、PI)、ポリフェニレンスルファイド(Polyphenylenesulfide、PPS)、およびアラミド繊維を主体とするアラミド紙(Nomex、ノーメックス:登録商標)の少なくともいずれかひとつである。
なお、図2および図3は、多層チューブ体53を集合部材29に適用する場合を示しているが、多層チューブ体53を口出し線28の被覆に適用しても良い。この場合、口出し線28の素線(心線、導体の線材)は多層チューブ体53で被覆される。また、口出し線28の被覆に多層チューブ体53が適用される場合、集合部材29は、口出し線28の被覆同様に多層チューブ体53であっても良いし、結束バンドや結束糸であっても良い。
つまり、口出し線28の被覆および集合部材29の少なくともいずれか一方が、絶縁フィルム51を螺旋状に巻いたチューブ52が3層以上重なる多層チューブ体53であれば良い。
ここで、本実施形態に係る冷媒と潤滑油41とを使用する密閉型圧縮機2において、より適合性の高い多層チューブ体53の層構造を見出すため、発明者らは実験を行った。
実験の試料には、図3に示す3層のチューブ52を有する多層チューブ体53(以下、単に「試料チューブ体」という。)を用いた。試料チューブ体の寸法は、内径8.8ミリメートル、長さ150ミリメートルである。
それぞれのチューブ52は、厚さ0.025ミリメートル、幅15ミリメートルのポリエチレンテレフタレート(PET)の絶縁フィルム51、厚さ0.025ミリメートル、幅15ミリメートルのポリエチレンナフタレート(PEN)の絶縁フィルム51、厚さ0.0125ミリメートル、幅15ミリメートルのポリイミド(PI)の絶縁フィルム51、または厚さ0.057ミリメートル、幅15ミリメートルのアラミド紙(Nomex、ノーメックス:登録商標)の絶縁フィルム51を素材とする螺旋巻きチューブである。
接着層55には、ウレタン系接着剤、またはウレタン変性エポキシ樹脂接着剤を用いた。
試料チューブ体の熱負荷として、試料チューブ体の約半分を潤滑油41に浸漬させ、他の部分を冷媒に晒し、摂氏130度に加熱し、摂氏130度の状態を1000時間加えた。冷媒としてR32の単一冷媒を使用し、潤滑油41としてグリシジルエステル型エポキシ樹脂が0.5質量パーセント、フェノール系酸化防止剤が0.1質量パーセント添加されたポリオールエステルを使用した。
評価項目は、熱負荷後の層間発泡の有無、熱負荷前の剥がれ、または剥離発生時の引張り強度、および熱負荷後の引張り強度の保持率(低下率の逆数)である。
熱負荷後の層間発泡の有無は、層間に気泡が有るか否かを目視で確認した。
引張り強度は、JIS K7161に準じて評価した。試料チューブ体を引張り、3層のチューブ52のいずれかに剥がれ、または剥離が発生したときの負荷荷重を引張り強度としている。
熱負荷後の引張り強度の保持率は、熱負荷前後に測定した引張り強度の比率である。
先ず、熱負荷後の層間発泡の有無に係る試験結果を表1に示す。
Figure 0006617196
表1の試験結果から、発明者らは、中間層のチューブ52bにアラミド紙を適用することで、層間発泡を防ぐことができることを見出した。
つまり、中間層のチューブ52bの素材は、アラミド紙であることが好ましい。なお、4層以上の多層チューブ体53の場合には、中間層のチューブ52の少なくとも1層の素材がアラミド紙であればよい。
層間に気泡が生じると、気泡の部分から絶縁フィルム51の剥がれや、剥離が進行する恐れがある。そこで、中間層にアラミド紙を適用することで気泡の発生を防ぐことが可能になり、口出し線28の被覆、および集合部材29に安価な素材の絶縁フィルム51を採用しても、密閉ケース15内の環境に対する適合性を高めることができることが分かった。
また、熱負荷前の引張り強度に係る試験結果から、発明者らは、最外層にオーバーラップ部56を設けることによって、飛躍的に強度を高めることができることを見出した。
具体的には、最内層にPEN、中間層にアラミド紙、最外層にPIを用い、かつオーバーラップ部56を有する表1の試料番号Gと、同じ素材の組み合わせであってオーバーラップ部56の無い表1の試料番号Hとを比較すると、試料番号Gの方が、試料番号Hよりも引張り強度が高かった。試料番号Gの引張り強度を“1”とするとき、試料番号Hの引張り強度は“0.5”程度であった。
最内層にPEN、中間層にアラミド紙、最外層にPENを用い、かつオーバーラップ部56を有する表1の試料番号Jと、同じ素材の組み合わせであってオーバーラップ部56の無い表1の試料番号Kとを比較すると、試料番号Jの方が、試料番号Kよりも引張り強度が高かった。試料番号Jの引張り強度を“1”とするとき、試料番号Kの引張り強度は“0.44”程度であった。
さらに、熱負荷後の引張り強度の保持率に係る試験結果から、発明者らは、最外層のチューブ52cおよび最内層のチューブ52aにポリエチレンナフタレート(PEN)を適用することで、強度低下を抑制できることを見出した。
具体的には、最内層にPEN、中間層にアラミド紙、最外層にPIを用いた表1の試料番号Gおよび試料番号Hの強度保持率の平均値は、熱負荷前を“1”とするとき“0.3”程度であった。
他方、最内層にPEN、中間層にアラミド紙、最外層にPENを用いた表1の試料番号Jおよび試料番号Kの強度保持率の平均値は、熱負荷前を“1”とするとき“0.6”程度であった。
したがって、最内層および最外層にPENを用いた方が、最内層にPEN、最外層にPIを用いた場合よりも強度保持率が高い。
つまり、多層チューブ体53は、最外層のチューブ52cおよび最内層のチューブ52aの素材がポリエチレンナフタレート(PEN)である3層構造を有することがより好ましい。
さらにまた、表1の試料番号Gと試料番号Iとの熱負荷前の強度試験結果の比較から、発明者らは、接着層55にウレタン系接着剤を適用することが好ましいことを見出した。
具体的には、接着層55にウレタン系接着剤を用いた試料番号Gと、接着層55にウレタン変性エポキシ樹脂接着剤を用いた試料番号Iとを比較すると、試料番号Gの方が、試料番号Iよりも引張り強度が高かった。試料番号Gの引張り強度を“1”とするとき、試料番号Iの引張り強度は“0.77”程度であった。
つまり、多層チューブ体53は、隣り合う層を接着するウレタン系接着剤の接着層55を有することが好ましい。
このように、本実施形態に係る密閉型圧縮機2および冷凍サイクル装置1は、冷媒と潤滑油41とを組み合わせ、かつ、口出し線28の被覆および集合部材29の少なくともいずれか一方に多層チューブ体53を適用する。そのため、密閉型圧縮機2および冷凍サイクル装置1は、口出し線28の被覆、および集合部材29に安価な素材の絶縁フィルム51を採用することができる。
また、本実施形態に係る密閉型圧縮機2および冷凍サイクル装置1は、口出し線28の被覆および集合部材29の少なくともいずれか一方に、オーバーラップ部56を有する多層チューブ体53を適用する。そのため、密閉型圧縮機2および冷凍サイクル装置1は、引張り強度を確保して作業性や取り扱いの向上を図ることができる。
さらに、本実施形態に係る密閉型圧縮機2および冷凍サイクル装置1は、口出し線28の被覆および集合部材29の少なくともいずれか一方に多層チューブ体53を適用する。そのため、密閉型圧縮機2および冷凍サイクル装置1は、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(FEP)を押出成型した従来のチューブよりも安価な素材を適用できる。
さらにまた、本実施形態に係る密閉型圧縮機2および冷凍サイクル装置1は、多層チューブ体53の中間層にアラミド紙を適用する。そのため、密閉型圧縮機2および冷凍サイクル装置1は、安価な素材の絶縁フィルム51を採用しても、密閉ケース15内の環境に対する適合性を高めることができる。
また、本実施形態に係る密閉型圧縮機2および冷凍サイクル装置1は、最外層のチューブ52cおよび最内層のチューブ52aにポリエチレンナフタレート(PEN)の絶縁フィルム51を用いた3層構造の多層チューブ体53を適用する。そのため、密閉型圧縮機2および冷凍サイクル装置1は、環境適合性、最小限の層数による高い引張り強度、および長期間に及ぶ高い信頼性を得ることができる。
さらに、本実施形態に係る密閉型圧縮機2および冷凍サイクル装置1は、隣り合う層を接着するウレタン系接着剤の接着層55を有する多層チューブ体53を適用する。そのため、密閉型圧縮機2および冷凍サイクル装置1は、多層チューブ体53に高い引張り強度を得ることができる。
したがって、本実施形態に係る密閉型圧縮機2および、密閉型圧縮機2を備える冷凍サイクル装置1によれば、冷媒および潤滑油41に晒される環境に適合し、かつ引張り強度の高い口出し線28の被覆または口出し線28の集合部材29を備えることができる。
なお、本実施形態に係る密閉型圧縮機1においては、複数の口出し線28を束ねる集合部材29を備えたものについて説明したが、本発明はこれに限らず、集合部材29を備えていない密閉型圧縮機の口出し線28の被覆に多層チューブ体53を適用しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…冷凍サイクル装置、2…密閉型圧縮機、3…放熱器、5…膨張装置、6…吸熱器、7…アキュームレータ、7a…吸込管、8…冷媒管、8a…吐出管、15…密閉ケース、16…電動機、17…圧縮機構、18…回転軸、18a…中間部分、18b…下端部分、21…主軸受、22…副軸受、23…密封端子、25…固定子、26…回転子、28、28a、28b、28c…口出し線、29…集合部材、31…偏心部、32…シリンダ室、33…シリンダ、35…ローラ、36…締結部材、37…吐出マフラ、38…締結部材、41…潤滑油、51…絶縁フィルム、52、52a、52b、52c…チューブ、53…多層チューブ体、55…接着層、56…オーバーラップ部、57、57a、57b、57c…継ぎ目。

Claims (7)

  1. R32(ジフルオロメタン)の単一冷媒、またはR32を20質量パーセントよりも多く含む混合冷媒の圧縮に用いられ、かつエポキシ基含有化合物とフェノール系酸化防止剤とが添加されたエステル系合成油を含む潤滑油を使用する密閉型圧縮機において、
    密閉ケースと、
    前記密閉ケース内に配置されて前記単一冷媒または前記混合冷媒を圧縮可能な圧縮機構と、
    前記圧縮機構を駆動する電動機と、
    前記密閉ケースに設けられる密封端子と、
    前記電動機から引き出されて前記密封端子に接続される複数の口出し線と、
    前記複数の口出し線を束ねる集合部材と、を備え、
    前記集合部材は、絶縁フィルムを螺旋状に巻いたチューブが3層以上重なる多層チューブ体であり、
    前記多層チューブ体の最外層は、前記絶縁フィルムどうしの重なり部を有し、
    前記多層チューブ体の中間層の少なくとも1層の素材は、アラミド紙である密閉型圧縮機。
  2. R32(ジフルオロメタン)の単一冷媒、またはR32を20質量パーセントよりも多く含む混合冷媒の圧縮に用いられ、かつエポキシ基含有化合物とフェノール系酸化防止剤とが添加されたエステル系合成油を含む潤滑油を使用する密閉型圧縮機において、
    密閉ケースと、
    前記密閉ケース内に配置されて前記単一冷媒または前記混合冷媒を圧縮可能な圧縮機構と、
    前記圧縮機構を駆動する電動機と、
    前記密閉ケースに設けられる密封端子と、
    前記電動機から引き出されて前記密封端子に接続される複数の口出し線と、を備え、
    前記口出し線の被覆は、絶縁フィルムを螺旋状に巻いたチューブが3層以上重なる多層チューブ体であり、
    前記多層チューブ体の最外層は、前記絶縁フィルムどうしの重なり部を有し、
    前記多層チューブ体の中間層の少なくとも1層の素材は、アラミド紙である密閉型圧縮機。
  3. R32(ジフルオロメタン)の単一冷媒、またはR32を20質量パーセントよりも多く含む混合冷媒の圧縮に用いられ、かつエポキシ基含有化合物とフェノール系酸化防止剤とが添加されたエステル系合成油を含む潤滑油を使用する密閉型圧縮機において、
    密閉ケースと、
    前記密閉ケース内に配置されて前記単一冷媒または前記混合冷媒を圧縮可能な圧縮機構と、
    前記圧縮機構を駆動する電動機と、
    前記密閉ケースに設けられる密封端子と、
    前記電動機から引き出されて前記密封端子に接続される複数の口出し線と、
    前記複数の口出し線を束ねる集合部材と、を備え、
    前記口出し線の被覆および前記集合部材は、絶縁フィルムを螺旋状に巻いたチューブが3層以上重なる多層チューブ体であり、
    前記多層チューブ体の最外層は、前記絶縁フィルムどうしの重なり部を有し、
    前記多層チューブ体の中間層の少なくとも1層の素材は、アラミド紙である密閉型圧縮機。
  4. 前記多層チューブ体のアラミド紙からなる前記1層以外の絶縁フィルムの素材は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、ポリフェニレンスルファイド、およびアラミド紙の少なくともいずれかひとつである請求項1から3のいずれか1項に記載の密閉型圧縮機。
  5. 前記多層チューブ体は、最外層のチューブおよび最内層のチューブの素材が前記ポリエチレンナフタレートである3層構造を有する請求項1から4のいずれか1項に記載の密閉型圧縮機。
  6. 前記多層チューブ体は、隣り合うチューブを接着するウレタン系接着剤の接着層を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の密閉型圧縮機。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の密閉型圧縮機と、
    放熱器と、
    膨張装置と、
    吸熱器と、
    前記密閉型圧縮機と前記放熱器と前記膨張装置と前記吸熱器とを接続して冷媒を流通させる冷媒管と、を備える冷凍サイクル装置。
JP2018514188A 2016-04-28 2017-03-16 密閉型圧縮機、および冷凍サイクル装置 Active JP6617196B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016090459 2016-04-28
JP2016090459 2016-04-28
PCT/JP2017/010585 WO2017187828A1 (ja) 2016-04-28 2017-03-16 密閉型圧縮機、および冷凍サイクル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017187828A1 JPWO2017187828A1 (ja) 2019-02-14
JP6617196B2 true JP6617196B2 (ja) 2019-12-11

Family

ID=60160436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018514188A Active JP6617196B2 (ja) 2016-04-28 2017-03-16 密閉型圧縮機、および冷凍サイクル装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6617196B2 (ja)
CN (1) CN109072896B (ja)
WO (1) WO2017187828A1 (ja)

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4986418U (ja) * 1972-11-15 1974-07-26
JPH087106Y2 (ja) * 1990-11-30 1996-02-28 三菱電機株式会社 密閉型電動圧縮機
CN1080385C (zh) * 1994-09-16 2002-03-06 三洋电机株式会社 密闭式电动压缩机
DE19516811C2 (de) * 1995-05-08 1998-04-09 Danfoss Compressors Gmbh Kältemittel-Verdichter
JPH10145999A (ja) * 1996-11-14 1998-05-29 Hitachi Ltd 電気機械
JPH1189153A (ja) * 1997-09-04 1999-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動圧縮機とその製造方法
BR0006484A (pt) * 2000-12-13 2002-08-20 Empresa Brasileira De Compressores S.A - Embraco Conector elétrico para motor de compressor hermético
WO2008142829A1 (en) * 2007-05-10 2008-11-27 Panasonic Corporation Hermetic compressor and refrigeration system
CN201478901U (zh) * 2009-08-25 2010-05-19 浙江华辰电器股份有限公司 电机漆包线绝缘套管
JP2012031239A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Hitachi Appliances Inc 冷凍空調用圧縮機及び冷凍空調装置
JP2012139069A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Mitsubishi Electric Corp 密閉型圧縮機
JP6533029B2 (ja) * 2013-09-04 2019-06-19 デュポン帝人アドバンスドペーパー株式会社 モータ用ボビン及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2017187828A1 (ja) 2019-02-14
WO2017187828A1 (ja) 2017-11-02
CN109072896A (zh) 2018-12-21
CN109072896B (zh) 2020-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1834126B1 (en) Fire resistant hose construction
AU2016305125B2 (en) An unbonded flexible pipe
EP2043856B1 (en) Method of manufacture of a high pressure barrier hose
BRPI0809236A2 (pt) Conjunto tubular composto flexível com altas propriedade isolantes e métodos para fazer o mesmo
US6677535B2 (en) Electrical cable
RU2354029C2 (ru) Высоковольтная пазовая гильза для электрического двигателя
JPS6258517A (ja) 強化電気ケ−ブルおよびその製造方法
CA2810093A1 (en) System and method for enhanced magnet wire insulation
US20140210302A1 (en) Motor for use in refrigerant environment
JP6617196B2 (ja) 密閉型圧縮機、および冷凍サイクル装置
US10468159B1 (en) Power cable with laminated steel and polymer armor
US10672532B2 (en) Making an enhanced magnet wire insulation suited for an electric submersible motor application
JP6746438B2 (ja) シールド電線及びワイヤーハーネス
US20080053553A1 (en) Method for circulating select heat transfer fluids through closed loop cycles, incorporating high pressure barrier hoses
CN110663089B (zh) 用于增强型电磁线绝缘材料的系统和方法
JP6812813B2 (ja) 圧縮機
EP2988308A1 (en) Arrangement and construction for airframe wires
JP2008228551A (ja) 集成マイカテープと多層集成マイカテープの組み合わせを用いた回転電機用コイル
JP6790278B2 (ja) 電動機、圧縮機、空気調和機、及び、電動機の製造方法
CN107017722A (zh) 在制冷剂环境中使用的马达
CN116014943A (zh) 定子组件、电机、压缩机和车辆
JP2023023550A (ja) 耐熱電線
TH167453A (th) คอมเพรสเซอร์ และชุดเครื่องวัฏจักรการทำความเย็น
JP2018119529A (ja) 圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6617196

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150