JP6617136B2 - Ledドライバ回路、led回路、及び駆動方法 - Google Patents

Ledドライバ回路、led回路、及び駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、LEDベースの照明に関し、特に、白熱照明などの他の照明技術用にもともと設計された調光器スイッチと互換性のあるLEDベースの照明に関する。
LEDベースの(後付け部品の)電灯が、住宅建物及びオフィスにおいて益々使用されている。LEDベースの電灯は、高い効率に加えて、新しい設計特性、異なる色温度、調光能力などのおかげで、消費者をひきつけている。
LED電灯が既に設置されている/既存の調光器に接続される場合、LED電灯はこれらの調光器と互換性がある必要がある、即ち、LED電灯は、位相エッジ/カットの間に調光器によって生成される高振動に対処し、かつ、(位相カット)メインの電圧のサイクル全体の間に最小保持電流を保証する必要がある。最後に、より低い動作電流の結果として、LED電灯は、導通角の関数として、その光出力を低減する必要がある。
現在、世界中に設置された位相カット調光器の約90%は、前縁タイプ又は後縁タイプのものである。これらの調光器は、正弦波電圧の開始時(前縁)か又は正弦波電圧の終了時(後縁)のいずれかにおいて、メインの電圧の一部をカットし、それに従って、接続されたドライバ電子機器にエネルギーが供給される時間を短縮する。
適切な動作を保証するために、調光器内の電子スイッチ(典型底には、トライアック)の最小保持電流が、最も低い調光設定に対してであっても、供給されるメインの電圧のサイクル全体を通じて、接続された電子機器によって引き出される必要がある。しかしながら、時として、最近のLED駆動電子機器は少量の電流のみを必要とする。例えば、メインのサイクルの開始時にはより大きな電流が引き出され、このサイクルの残りの時間の間はより小さな電流が引き出されて、例えば、一定ではない電流が電子回路によって引き出されることがある。低ワット数のLEDパッケージは、勿論、低電流を必要とする。より高電力のLEDパッケージの効率が更に向上すれば、高電力LEDパッケージでさえも低電流要件を有することができる。米国特許出願第20120319621A1号及び他の先行技術が、調光器を喜ばせるための、即ち、最小のラッチ電流に対する調光器の要件を満足するための、様々な解決策を開示している。それらの基本的な解決策は、負荷電流が調光器を動作させ続けるのには小さすぎる場合に、余分な電流が調光器から引き出されて、調光器の出力電流を調光器の最小ラッチ電流より高くすることである。
通常、調光された状態では、LED変換器(ドライバ回路及び安定器回路から構成される)はLEDに過大な電力を送達し、位相カット調光器の導通角が小さくても、依然として相当に高い光出力をもたらす。これを補償するために、変換器によって送達される過剰な電力は、いわゆるブリーダ構造によって、典型的には熱に変換される必要がある。
本出願人は、ブリーダ方式を提案しており(但し、本出願の優先日にはまだ公開されていない)、この方式はLED基板上に配置された回路(いわゆる、レベル2ブリーダ)を備え、ここでは、調光中にLEDが低ワット数で動作するので、十分な熱拡散能力が利用可能になる。
ブリーダ構造の目的は、より深い調光レベルを可能にすることである。提案されたシステムは、LED電流とブリード電流の合計が一定になるように、ブリーダ機能がアクティブのときに一定の電流を引き出す。
しかしながら、ブリーダ構造は、低駆動レベルにおいてちらつきの増加をもたらし得る。
従って、ちらつきの問題を抑制しつつ深い調光レベルを可能にするブリーダ構成が必要である。
本発明は、請求項によって規定される。
本発明に従って、LED装置を駆動するためのドライバ回路が提供され、このドライバ回路は以下を含む、即ち、
LED装置に調節された駆動電流を供給するための電源であって、前述の変換器が調光された入力電力を前述の駆動電流に変換するように適合されている、電源と、
LED装置と直列に配置され、LED装置を通るLED装置電流を感知するように適合された電流感知素子と、
LED装置と並列に接続されたブリード経路を有するブリーダ回路であって、LED装置の出力電力を低減するように駆動電流からブリード部分を除去するように適合されたブリーダ回路と、
電流感知素子によって感知されたLED装置電流が閾値未満の場合に、LED装置を更に減光するために、前述のブリーダ回路を有効にするための制御回路と、を含む。
ブリーダ回路は、深い調光が可能となるように、例えば電源の出力からの過剰な電力を排出することができる。従って、本発明は、非常に低いちらつきを伴うLEDベースの電灯の真の深い調光を可能にする。通常、調光された状態では、LED変換器(ドライバ/安定器)はLEDに過大な電力を送達し、位相カット調光器の例では、導通角が小さくても相当に高い光出力をもたらす。これを補償するために、変換器によって送達される過剰な電力は、ブリーダ構造によって、変換される必要がある。従来技術に対するドライバ回路の大きな違いは、ブリーダ回路が、LED装置を更に減光するためにLED装置から電流を引き出すことであり、一方、従来技術では、ブリード電流は負荷からではなく調光器から引き出され、それによって、負荷電流は変更されない。
本発明の回路の利点は、ドライバが、更に低いちらつきを伴ってより深い調光レベルまでも達成できるようにすることである。例えば、これは、LED平滑コンデンサの放電曲線を平滑にすることができる。加えて、必要とされる部品がより少なくて済むので、この回路は、必要な基板スペースを低減させ、一定電流方式よりも優れた費用便益を提供する。この回路は、ほぼ完全な温度安定性を示すことができる。
一実施形態では、電源は、以下を含む、即ち、
調光機能が適用された整流されたメインの電力信号を含む入力信号を受信するスイッチモード電力変換器であって、入力信号を前述の駆動信号に変換するように適合されたスイッチモード電力変換器を含み、
スイッチモード電力変換器は、任意選択的にリンギングチョークコンバータを含む。
この実施形態は、少ない部品数のリンギングチョークコンバータ(「RCC」:ringing choke converter)などの低コストのコンバータと本発明の実施形態との統合をもたらす。この実施形態は、低コストという利点を有する。
更なる一実施形態では、整流されたメインの電力は、前述の調光機能を適用された位相カット信号であることができ、駆動信号は、整流されたメインの電力と位相が同期されており、ブリーダ回路は、整流されたメインの電力のフェーズか又は駆動信号のフェーズのいずれかに依存して切り替わるように適合された切替装置を備え、それによってブリード経路内の電流を変調する。
切替は、部品を回路に接続するため、又は部品を切り離すために用いられることができ、それによって、ブリード電流部分の大きさに影響を与える。リンギングチョークコンバータでは、駆動信号は整流されたメインの電力と位相が同期されているので、ブリーダ回路は、駆動信号か又は入力位相カット本線電力のいずれかを検出することにより、能動の又は受動の給電のフェーズを得ることができる。
更なる一実施形態では、ブリーダ回路は、
第1のブランチであって、
前述のLED装置と並列の電流ブリードブランチを含む第1のブランチを含み、
電流感知素子が、LED装置と電流ブリードブランチとに接続する出力を有するセンス抵抗装置を備え、センス抵抗が、駆動電流を感知するように適合され、かつ、駆動電流に従って電流ブリードブランチのブリード部分を調節するように適合されており、
ブリーダ回路が更に、
電流ブリードブランチによってブリードされる駆動信号のブリード部分を設定するための電流設定ブランチを含み、
電流ブリードブランチ及び電流設定ブランチがカレントミラーを形成し、駆動電流のブリード部分が、カレントミラー内の電流設定ブランチのエミッタ抵抗と電流ブリードブランチのエミッタ抵抗との比に依存する。
このブリーダ回路は、ブリード電流部分と電流設定部分(LEDへと通過する)との組み合わせを設定する。それは、LED電流が閾値未満に下がったときにのみ動作する、自己作動式ブリーダ回路を可能にし得る。また、カレントミラーを使用することにより、ブリーダ回路の正確な電流制御を得ることができる。
上記のブリーダ回路を仮定すると、このブリーダ回路は更に、
電流設定ブランチ又は電流ブリードブランチのいずれかに結合され、かつ、結合されたブランチのエミッタ抵抗を調節するように適合された、抵抗調整回路であって、それによって、駆動電流のフェーズ又は電源へ流れる整流されたメインの電力のフェーズに従って、高ブリード電流又は低ブリード電流を達成する、抵抗調整回路を備える。
一態様は、ブリーダを介して一定の電流を引き出すためではなく、ブリーダによって引き出される電流を変調するためである。最大LED電流の近傍では、より高いブリード電流が引き出され(このLED最大値を引き下げる)、残りの時間の間は、より低いブリード電流が引き出される(最小値を過剰に引き下げないか、又は全く引き下げない)。このようにして、少なくとも、2段階の調節機能が、LEDとブリーダ回路との組み合わせによって引き出されることになる電流の2つの異なる設定値を伴って、実装されることができる。より具体的には、能動給電の間に高いブリードを必要とする場合には、抵抗調整回路はブリード回路に高振幅電流をブリードさせることができ、その他の場合には、低振幅電流をブリードさせることができる。ちらつきが更に低減されることができる。
抵抗調整回路を実装するためのより具体的な実施形態では、抵抗調整回路は切替装置を備えることができ、
切替装置は、電流設定ブランチに結合され、かつ、
並列抵抗器を電流設定ブランチの中に切り替えて、電流設定ブランチのエミッタ抵抗を低減させ、それによって、整流されたメインの電力がゼロに切断された際に低ブリード電流を達成し、
並列抵抗器を電流設定ブランチから外へ切り替えて、電流設定ブランチのエミッタ抵抗を増加させ、それによって、整流されたメインの電力が切断されていない場合に高ブリード電流を達成するように、使用されるか、
又は
切替装置は、電流ブリードブランチに結合され、かつ、
電流ブリードブランチのエミッタ抵抗の少なくとも一部を短絡し、それによって、整流されたメインの電力が切断されていない場合に高ブリード電流を達成し、
電流ブリードブランチのエミッタ抵抗を維持し、それによって、整流されたメインの電力がゼロに切断された場合に低ブリード電流を達成するように、使用される。
このようにして、少なくとも、2段階の調節機能が、ブリーダ回路によって引き出されることになる電流の2つの異なる設定値を伴って、再度実装されることができる。電流設定部分又は電流ブリード部分を制御することにより、LEDに供給される電流の大きさが制御される。
一実施形態では、回路は、駆動信号のフェーズを検出するために、センス抵抗装置に結合されたピーク検出器を備えることができ、前述のピーク検出器は、駆動電流が増加していることを検出するように、かつ、電流設定ブランチのエミッタ経路中の抵抗器を短絡するために切替装置を有効にするように適合され、それによって、駆動電流が増加している場合に高ブリード電流を達成し、
ブリーダ回路は、駆動電流が増加しているとの検出に対して一定の時間遅延後に、切替装置が抵抗器を短絡するのを停止するように動作するように適合された時間遅延回路を、更に備える。
これは、ブリード電流部分の少なくとも2つの所望の調節レベルを提供するために単に抵抗器の短絡をもたらすために実装され得る回路を、提供する。
この実施形態では、駆動電流の増加、即ち能動給電フェーズを検出するためにたった1つの装置が使用され、一方、単純な時間遅延回路が受動給電フェーズの到来を反映するために使用されるので、受動給電フェーズ用の特定の検出回路は必要なく、その結果としてコストが低減される。
一実施形態では、回路は更に、LED装置の両端に接続され、LED装置に平滑化された駆動電圧を供給する平滑コンデンサを備え、時間遅延回路は、切替装置のベースに結合されたコンデンサ(C6)を有する副回路を備える。
この実施形態は、ブリーダの定電流機能に起因するちらつきの問題を解決することを目的としている。この副回路が無い場合には、ブリード電流及びLED電流は同じそれらの合計を維持しようとする。従って、ブリード電流はサドル形状(以下で更に説明される)を有し、LED電流はより急勾配になる。副回路は、切替装置が第2のフェーズの終わりに先立ってある一定の期間だけ抵抗器を短絡しないようにするためのものである。高レベルのブリードの進んだ終了に起因して、サドル形状の第2のピークが除去され、その結果としてLED電流がより平坦になる。
一実施形態では、センス抵抗装置が直列の第1及び第2の抵抗器を備えることができ、短絡装置が、第1の閾値を上回る駆動電流に応じて、これらの抵抗器のうちの1つを短絡するように設けられることができる。
この装置は、調光された信号の導通角が(必要とされるブリード電流がより少なくなるように)より大きくなる場合に、ブリード電流部分をより小さくすることによって、効率を改善することができる。
一実施形態では、回路は、駆動信号を検出するための、かつ、駆動信号が第2の閾値を超えたときにブリーダ回路をオフにするための、検出器を備えることができる。
この回路は、LED駆動電圧が閾値未満である場合にのみブリード電流が活性化されるように、活性化機能を提供する。その結果として、LEDが調光されていないときには、ブリーダ回路は作動せず、従って、LEDの高ルーメン出力を確実にし、またエネルギーを節約する。
別の実施形態では、ドライバ回路は更に、
LED装置の両端を接続するための平滑コンデンサと、
駆動電流を受け取る入力であって、第2のフェーズでは前述の平滑コンデンサを充電し、第1のフェーズでは前述の平滑コンデンサを充電せずに平滑コンデンサの放電を可能にする入力と、
コンデンサに流れる電流を感知するための、かつ、第2のフェーズにおいて充電コンデンサ電流が流れているときにのみブリーダ回路を作動させるための、センサと、を備えることができる。
これにより、充電電流の間だけブリーダ回路が機能するように制御するためのより能動的な態様を提供する。従って、コンデンサを充電するエネルギーが低減され、最大LED電流が低減される一方で、コンデンサの放電は影響されず、従って、LED電流の最大レベルと最小レベルとの比が小さくなり、ちらつきが低減される。
更なる実施形態では、ブリーダ回路が、平滑コンデンサの充電電流を感知するために平滑コンデンサと直列に接続された電流感知素子を備え、制御回路が、平滑コンデンサの感知された充電電流と感知されたLED装置電流との比較を通じてブリーダ回路を有効にするための比較回路を備える。
この実施形態は、1つの比較回路を用いてブリーダ回路を制御する、即ち、LED装置電流が高い場合には、ブリーダは作動されず、LED装置電流が低いけれどもコンデンサが充電されていない場合にも、ブリーダは作動されない。LED装置電流及びコンデンサ充電電流の検出の処理をするのにたった1つの比較回路が必要とされるだけなので、部品がより少ない構造になる。
更に別の実施形態では、ドライバ回路は更に、
LED装置の両端を接続するための平滑コンデンサを備え、
電源が、第2のフェーズでは前述の平滑コンデンサを充電し、第1のフェーズでは前述の平滑コンデンサを充電せずに平滑コンデンサが放電するのを可能にする、駆動電流を提供するように適合されており、
ドライバ回路が更に、ブリーダ回路と平滑コンデンサとの間に減結合ダイオードの形態で切替装置を備えて、ブリーダ回路が第1のフェーズにおいて平滑コンデンサからの放電電流をブリードするのを防止し、前述の減結合ダイオードはブリーダ回路から平滑コンデンサに順方向に向けられている。
この減結合ダイオードは、ブリーダ回路が、例えば充電電流など、電流を一方向にのみシンクすることができることを意味する。このようにして、ブリーダ回路は、整流された(かつ位相カットされた)入力の高電圧(カットされていない)フェーズの間はより活性化され、低電圧(カット)フェーズの間はより活性化されていない。ダイオードを使用することにより、単純な受動回路を提供する。
平滑化の結果として、入力信号の第2のフェーズはコンデンサの充電に対応し、第1のフェーズはコンデンサの放電に対応する。ブリーダ回路は、リップルを低減するために第2のフェーズの間のみ動作可能になっている。
好ましい実施形態では、ブリーダ回路は、ダイオードを介して電源の出力と結合されたブリード経路を備え、回路は更に、このブリード経路と並列のコンデンサを備え、ブリード経路は減結合ダイオードを介して平滑コンデンサから遮断され、ブリーダ回路は更に制御経路を備え、平滑コンデンサは前述の制御経路に結合されている。
この実施形態では、平滑コンデンサは減結合ダイオードを介してブリード経路から遮断されており、従って、平滑コンデンサはブリード経路を通じては放電しない。
或いは、ブリード経路は平滑コンデンサ及びLED装置と並列に接続され、ブリーダ回路は更に制御経路を備え、電源の出力が前述の制御経路に結合され、制御経路は減結合ダイオードを介して平滑コンデンサから遮断される。
この実施形態では、制御経路は、制御経路が電源によって給電されるときにのみブリード経路を導通状態にし、電源が駆動電流を供給していないときには、減結合ダイオードが制御経路を平滑コンデンサから遮断するので、制御経路はブリード経路を非導通状態にする。
更なる実施形態では、制御経路は導通するようにバイアスされ、制御回路は、ブリーダ回路の制御経路に結合された制御スイッチであって、感知されたLED装置電流が閾値未満であるときにはブリーダ回路を無効にするために制御経路を分路するようにオンになり、感知されたLED装置電流が上限値よりも大きいときにはブリーダ回路を有効にするためにオフになるように適合された制御スイッチを備える。
この実施形態は、別個の構成要素を使用することによって制御回路を実装するために、特定の回路トポロジーを提供する。
また、本発明の一態様は照明回路も提供し、この照明回路は、
本発明の上記の態様及び実施形態のドライバ回路と、
前述のドライバ回路によって駆動されるLED装置と、を備える。
また、本発明の一態様は、LED装置を駆動する方法も提供し、この方法は、
複数のフェーズを含む駆動信号を受信するステップであって、複数のフェーズの各々が受動給電の第1のフェーズか又は能動給電の第2のフェーズのいずれかを有するステップと、
駆動信号からブリード部分を選択的に除去し、残りの駆動信号をLED装置に供給するステップと、を含み、
ブリード部分の大きさは、駆動信号のフェーズに依存し、平均的に第1のフェーズの間よりも第2のフェーズの間により高くなる。
ブリード部分の大きさは、入力信号のタイミングに応じて切り替えて、それによってブリード部分を変調することによって、設定されることができる。
本発明のこれらの及び他の態様が、以下に記載される実施形態から明らかになり、以下に記載される実施形態を参照して説明されるであろう。
本発明の態様に従った例が、添付の図面を参照して詳細に説明される。
リンギングチョークコンバータ(「RCC」)に基づく既知のLEDドライバ回路を示す。 LED電流、効率、力率、およびちらつき反応の観点からRCC変換器の典型的な性能を示す。 本出願人により提案されるブリーダ回路を示す(但し、この出願の出願時にはまだ公開されていない)。 再度、LED電流、効率、力率、及びちらつき反応の観点から、図3の変換器の機能を図表を用いて示す。 図3の変換器の機能の更なる分析を提供する。 図5の波形への修正として、本発明に従って採用された基本的方式の例を概略的に示す。 変換器回路の第1の例を示す。 45°の導通角に対する、図7の回路の性能を示す。 変換器回路の第2の例を示す。 45°の導通角に対する、図9の回路の性能を示す。 図9において概念的にのみ示された回路の実装を示す。 図11の回路の動作のシミュレーションを示す。 図11の回路について、LED電流、効率、力率、およびちらつき反応の観点から回路の性能を示す。 2つの異なる位相角に対する、図11の変換器の機能の更なる分析を提供する。 変換器回路の第3の例を示す。 2つの異なる位相角に対する、図15の変換器の機能の分析を提供する。 図15の回路について、LED電流、効率、力率、およびちらつき反応の観点から性能を示す。 変換器回路の第4の例を示す。 2つの異なる位相角に対する、図18の変換器の機能の分析を提供する。 図18の回路について、LED電流、効率、力率、およびちらつき反応の観点から性能を示す。 変換器回路の第5の例を示す。 変換器回路の第6の例及びブリード電流プロファイルの概略図を示す。 変換器回路の第6の例の変形例を示す。 変換器回路の第6の例の別の変形例を示す。 変換器回路の第7の例を示す。
本発明は、LED装置を駆動するためのドライバ回路を提供し、該ドライバ回路は、LED装置に調節された駆動電流を供給するための電源であって、前述の変換器が調光された入力電力を前述の駆動電流に変換するように適合された電源と、LED装置と直列の電流感知素子であって、LED装置を流れるLED装置電流を感知するように適合された電流感知素子と、LED装置と並列に接続されたブリード経路を有するブリーダ回路であって、LED装置の出力電力を低減するために駆動電流からブリード部分を除去するように適合されたブリーダ回路と、LED装置を更に減光するために電流感知素子によって感知されたLED装置電流が閾値を下回る場合に前述のブリーダ回路を有効にするための制御回路と、を備える。
本発明は、LED光源を駆動している、図1に示されるような既知のLEDドライバ回路(「リンギングチョークコンバータ」又は「RCC」として知られている)の拡張として説明される。
同一の構成要素を示すために、異なる回路において同一の参照番号が使用されることに留意されたい。
この回路は、例えば前縁調光器12を有する230の本線電圧システム10として実現される、本線電源から構成される。通常のダイオードブリッジ整流器14の後には、RCラッチ16が続いて、高周波振動/リンギングを抑制する。EMIフィルタ段18が、RCC変換器20に直流動作電源を供給する。
自己共振RCC変換器は、典型的に、LED源22に供給されることになる電流を制御するフィードバック信号を生成するために、2つの結合されたコイルL1、L2を使用して、昇降圧モードで動作する。インダクタL1はエネルギー貯蔵器として作用し、主スイッチングトランジスタ21がオフであるときに電流をLED源22に供給する。結合されたインダクタL2は、トランジスタのベースのバイアスに影響を及ぼして所望の自己共振をもたらす。より詳細な原理では、トランジスタ21がオフであるとき、抵抗器20a、20bを介して電力が流れてコンデンサ20cを充電する。コンデンサ20cがある一定のレベルに充電されると、トランジスタがオンになり、インダクタL1、トランジスタ21、及びセンス抵抗20dを介して電流が流れる。インダクタL1との結合に起因するインダクタL2の誘導電圧がコンデンサ20cを放電させ、その結果としてトランジスタ21が再びオフにされる。
図2は、例えば約10WのLED光源に対する、RCC変換器の典型的な性能を示す(y軸の数字は、実際のLED出力電力の1/10を示す)。x軸上には、抵抗値の形態での導通角が与えられている。この抵抗値と実際の導通角との関係が、以下の表に示される。
従って、x軸は180度から45度までの導通角を表わしている。
プロット30はLED電力、プロット32は効率、プロット34は力率、プロット36はちらつきの程度である。ちらつきは、LED又はLEDストリングを流れる実際の電流を考慮することにより計算される。
以下の説明では、曲線30によって示されるLED源の実際の出力電力に対してのちらつき曲線36が、重要な関係である。深い調光機能の目的は、LED出力電力を、最小の導通角で、可能な限り低いちらつきを伴って、出来る限り低減することである。図2に見られるように、ちらつきは導通角の減少と共に滑らかに増加するのに対して、LED出力電力は低下する。約45°の最低の導通角で、1.5W(15%)の最小LED出力電力が、12%のちらつきを伴って達成される。
1.5Wの電力で動作するLEDは、依然として高い光強度を与えている。ブリーダ回路によって、LEDのこの出力電力は、ちらつきの増加を伴うことなく更に低減されることができる。
図3は、本出願人により提案されるブリーダ回路を示す(但し、この出願の出願時にはまだ公開されていない)。抵抗性の及び/又は半導体ベースの負荷を使用して変換器によって供給される過剰なエネルギーを消費する、異なる可能性がある。 図3に示される解決策は、LED電流が一定の値を下回ると自己作動される、並列の定電流ドレインに基づいている。ブリーダ回路は40として示されている。ブリーダ回路は、LED電流が通過するセンス抵抗42を備える。
電流をセンス抵抗42に供給する2つのブランチがある。一方は、トランジスタ46を含む電流設定ブランチであり、他方は、トランジスタ44によって制御される電流ブリードブランチである。この2つのブランチの構造は、2つのブランチを流れる電流が一定の関係を維持するカレントミラーと似ていることが、理解され得る。
回路は帰還を含んで、一旦ブリーダ回路が活性化されると、センス抵抗42を流れる一定電流を維持する。
LEDを流れる(従って、センス抵抗42を流れる)電流がある一定の値未満に下がるとすぐに、トランジスタ48のエミッタ電位が下がり、トランジスタ48がオンになり始め、ブリーダ機能が作動される。実際の作動点は、対応するセンス抵抗42の抵抗値を選択することによって、(制限された範囲内で)予め規定されることができる。更に、LED電流が低くなるほど、トランジスタ48のエミッタ電位がより低くなるので、トランジスタ44を流れる並列のブリード電流が高くなる。トランジスタ44及び抵抗42は、RCC変換器によって供給される過剰なエネルギーを吸収するための散逸素子として機能する。例示的なブリーダは、トランジスタ46によって制御されて、定電流ドレインとして作用する、即ち、LED電流とブリード電流の合計が一定になる。特に、トランジスタ46及び48はカレントミラーとして機能し、温度変動を補償する。ブリード電流は、カレントミラー対46、48のエミッタ抵抗に加えてブリード抵抗49の値に関係している。
ブリード電流を調節するために、ブリード抵抗値49が調節され得る。ブリード電流(及び機能全体)を調節するための更に重要なパラメータは、2つのエミッタ抵抗の関係、g=Re48/Re46、である。ゲイン「g」が高くなるほど、ブリード電流も高くなる。図3では、Re48はエミッタに接続された別個の抵抗として示されており、Re46もまた、エミッタに接続された別個の抵抗として示されている。
図4は、図3の変換器の性能を示す。プロットは図2と同じであり、プロット30はLED電力、プロット32は効率、プロット34は力率、プロット36はちらつきの程度である。
この結果を図2(ブリーダ無しのRCC)で示されたデータと比較することにより、明確な改善が観察され得る。ローエンドレベル(LEL:low end level)は、(15%の代わりに)11%まで低減され得る。ちらつきは、(12%の代わりに)約13.5%に僅かに増加する。
しかしながら、非常に低い放射レベル、例えば僅か5%つまり約0.5Wに対して、ちらつきが20%超に増加するという問題が依然としてある。これは、消費者からの好ましくない反応のおかげで、高すぎるのである。
本発明に従った様々な例は、LEDベースの電灯の「ローエンドレベル」(LEL)の光出力が、(上記で示したような)最先端の技術に従うよりもはるかに低減されることを可能にする。同時に、ちらつきが典型的に悪化する既知のブリーダとは対照的に、ちらつきが更に低減され得る。
定電流方式の問題は、信号をより詳細に解析することにより、明確にすることができる。
図5は、180°(最大導通角)の位相カットに対するLED電流をプロット50として、45°の位相カットに対するLED電流をプロット51として示している。180°の位相カットに対するブリード電流がプロット52として示され、45°の位相カットに対するブリード電流がプロット53として示されている。180°の位相カットに対する感知電圧がプロット54として示され、45°の位相カットに対する感知電圧が55として示されている。
位相カット信号は56として示されている。
導通角が45°未満の場合、ブリード電流53がLED電流51とは異なる振る舞いをすることが明らかに観察され得る。LED電流が増加すると、ブリード電流が減少する(逆も同様である)。定電流方式のおかげで、ブリーダは、LED電流とブリード電流の合計から生ずる定電流を保証するように設計されている。しかしながら、ちらつきを低減するという観点からは、この振る舞いはあまり好都合ではない。
以下の幾つかの実施形態は、LED光源のちらつきを低減するブリード電流波形を実現する。これは、変調されたブリード電流を実装することにより、実現され得る。LED電流を平滑化するために、ブリード電流は、LED電流の最大値の近傍で高くなる必要があり、残りの時間は(より)低くなる必要がある。これは、最大LED電流の低減につながる(並列に電流がブリーダを通して引き出されるため)。加えて、残りの時間の間にブリーダによってより低い電流が引き出されるので、LED源回路の平滑コンデンサから平滑化された放電電流が発生し、最小LED電流を引き上げる。結果として、最大LED電流と最小LED電流との差がより小さくなり、従ってちらつきがより少なくなる。
図6は、図5の波形の上に所望のブリード電流波形60が重ね合わされる基本方式の第1の例を示す。
ブリード電流は高レベル及び低レベルを有し、これら2つのレベルに基づいて方形波プロファイルを採用している。
高レベルブリード電流の振幅、及び低レベルブリード電流、加えて2つのサブサイクルの各々の持続期間に依存して、LEDを流れる電流は広範囲に渡って影響されることがあり、その結果、ちらつきが大幅に低減され得る。
低レベルブリード振幅がゼロである場合、直流オフセット無しの通常の矩形パルス形状の電圧波形が使用され得る。これにより、必要とされる回路を実現するために必要な構成要素がより少なくなるので、更なる性能改善及びコスト低減が可能になる。
図7には、2段階の変調されたブリーダ機能を実現する第1の方式が示されている。
この回路は、図3の回路に、回路ブロック70、72、74を使用して、2段階の変調機能を追加することにより、修正したものである。
効率を改善するために、かつ非調光状態(180°の導通角)でブリーダをオフに切り替えるために、2つの切替機能が定電流ブリーダ方式に追加されている。
ブロック70及び72によって実装される1つの切替機能は、LED及びブリーダを流れる電流を感知するセンス抵抗42における損失を、この抵抗を2つの別個の抵抗42a及び42bに分割することにより、低減する。従って、センス抵抗装置が直列の第1及び第2の抵抗を備え、短絡装置が、第1の閾値を上回る駆動信号に応じて、これらの抵抗のうちの1つを短絡するように設けられる。抵抗42aは、たとえば非常に大きな導通角で電流が十分に高い場合、トランジスタ71によって短絡されることができる。
別のトランジスタスイッチ74が、ブリーダ機能全体を停止させるために使用され、従って、大きな導通角での効率も改善する。このトランジスタ74は、ブリーダ回路40の制御トランジスタ46のエミッタ抵抗を短絡し、従って、主ブリードトランジスタ44のベースを引き下げる。
上述された切替機能は、図示されたNPNバイポーラトランジスタの代わりに、例えばPNPトランジスタ又はMOSFETトランジスタなどの他のスイッチングデバイスを使用することにより、容易に実現され得る。
2段階変調されたブリーダ機能は、回路ブロック72内のスイッチ76によっても実現される。g=R_e48/R_e46として定義されるゲインは、ブリーダ回路を流れる電流及び機能全体を規定する。図7では、抵抗49がR_e48であり、抵抗47がR_e46である。ゲイン「g」が高くなるほど、ブリード電流も高くなる。エミッタ抵抗は、スイッチングトランジスタ76によって変調されることができ、それに応じてゲインを変更又は変調することができる。少なくとも2段階(高レベル及び低レベル)が必要とされるが、より多くの段階/レベルが実装されることでもよい。
ゲイン自体は、トランジスタ46のエミッタセンス抵抗47に並列抵抗78を追加することにより、かつ、制御スイッチ、即ちトランジスタ76によってこの追加の抵抗を活性化させることによって、変調される。このスイッチが閉じている場合、エミッタセンス抵抗は47及び78の並列回路によって規定され、これに応じてゲインが低下し、より低いブリード電流(低レベルブリード)につながる。このスイッチが開いている場合、追加のセンス抵抗78が切り離され、従ってゲインが増加する(抵抗49に対するセンス抵抗47によってのみ規定される)。この状態では、ブリード電流がその公称値(高レベルブリード)に達する。
スイッチングトランジスタ76の制御が、単に時間の関数として理想的な態様で実装されて示されている。この目的のために、低レベルブリード電流を活性化しているときにトランジスタ76のベースに低い直流電圧を供給するために、更なる(理想的な)スイッチ80が示されている。低レベルブリードを停止している(即ち、高レベルブリードが必要とされている)ときは、スイッチ80は開いており、トランジスタ76のベースがプルダウン並列抵抗78を介して引き下げられる。
時間の関数としてスイッチを制御するために、位相カット調光器が(本線電圧の)立ち上がりエッジを生成する場合、能動給電が開始し、スイッチ80が停止される(高レベルブリードが作動される)。本線電圧がゼロに達した後約1ミリ秒後に、受動給電が開始し、スイッチ80が活性化される(低レベルブリードが作動される)。回路は、他のタイミング及び/又はトリガ方式によっても実現され得る。
図7の回路では、ブリーダ回路が、LED装置22と並列の電流ブリードブランチ48、44、及び、LED装置と電流ブリードブランチとに接続する出力を有するセンス抵抗装置42a、42bを備える、第1のブランチを備える。電流設定ブランチ46は、電流ブリードブランチによってブリードされる駆動信号のブリード部分を設定するためのものである。電流ブリードブランチ及び電流設定ブランチ内のトランジスタは、上記で説明されたように、カレントミラーを形成する。
ブリーダ回路が、整流された本線電力のフェーズに応じて切り替わり、それによってブリード経路の電流を変調するように適合された切替装置を追加的に備えることがわかる。
駆動信号のブリード部分は、電流設定ブランチのエミッタ抵抗47とカレントミラー回路の電流ブリードブランチ49のエミッタ抵抗との比に依存する。
回路72は、この例では電流設定ブランチに結合され、かつ電流設定ブランチのエミッタ抵抗を調節する、抵抗調整回路として機能する。
図7の例では、回路72は電流設定ブランチに結合された切替装置を備え、これは次のように使用される、即ち、
(i)追加の並列抵抗器を電流設定ブランチの中に切り替え入れて、電流設定ブランチのエミッタ抵抗を低減させ、それによって、駆動信号の第1のフェーズが発生した際に、若しくは整流されたメインの電力がゼロに切断された際に低ブリードを達成するか、又は、
(ii)追加の並列抵抗器を電流設定ブランチの中から外へ切り替えて、電流設定ブランチのエミッタ抵抗を増加させ、それによって、駆動信号の第2のフェーズが発生した際に、若しくは整流されたメインの電力が切断されていない際に高ブリードを達成するように、使用される。
図8は、45°の導通角に対する、図7の回路の性能を示す。ブリード電流は82として示され、LED電流は84として示される。整流された位相カット本線電圧が86として示され、ブリード機能によって制御される切替信号が88として示されている。ブリード電流の2段階変調された切替動作が、約35mAの高レベルブリードと約15mAの低レベルブリードとの間で観察されることができる。ブリード電流の最大値の近傍では、標準ブリーダの定電流機能が働いており、図示されている小さな降下を発生させる原因になっている。
変調されたブリーダ機能を実現するための別の方式は、第2のエミッタセンス抵抗49を変更することである。この抵抗はブリーダゲイン関数の分母を形成するので、短絡スイッチの機能は、第2のエミッタ抵抗47の使用と比較すると、反対である必要がある。しかしながら、基本的な方式は図9で示されるものと同じである。
ゲインを低減するために、追加の抵抗90がエミッタセンス抵抗49と直列に接続されている。この抵抗90が十分に高い場合、ゲインは非常に小さな数値に(殆どゼロに)低減される。追加の抵抗90がスイッチ92によって短絡されることができる場合、同じゲイン変調(高レベルブリード、低レベルブリード)が実現されることができる。
追加された直列抵抗90を短絡するために、スイッチ92が制御される。スイッチが閉じている(追加の抵抗が短絡されている)場合、公称ブリード電流が引き出され(高レベルブリード)、スイッチが開いている場合、トランジスタ48のエミッタ抵抗がより高くなり、従ってブリード電流を低減させる(低レベルブリード)。
図9と同じ参照符号を再度使用して、導通角45°に対して、対応する性能が図10に示されている。ブリード電流82は60mAとゼロとの間で切り替わることができ、LEDの電流形状に大きな影響を及ぼしている。
この例では、回路72の切替装置は、電流ブリードブランチに結合され、次のように使用される、即ち、
(i)電流ブリードブランチのエミッタ抵抗49の少なくとも一部を短絡し、それによって、駆動信号の第2のフェーズが発生するか又は整流されたメインの電力が切断されていない場合に、高ブリードを達成するように、又は、
(ii)電流ブリードブランチのエミッタ抵抗49を維持し、それによって、駆動信号の第1のフェーズが発生するか又は整流されたメインの電力がゼロに切断された場合に、低ブリードを達成するように、使用される。
図11は、図9の回路について、回路ブロック72のスイッチを実現したものを示す。特に、本図は、駆動信号のフェーズに従って導通したり導通しなかったりするスイッチ92の実現したものを提案している。スイッチ92は、駆動信号のフェーズを感知するための他の構成要素と共に通常のバイポーラトランジスタ110によって実現されるが、任意の他の切替部品が同様に使用されてもよい。詳細には、このスイッチ110を制御するために、RCピーク検出器116、118が使用され、トランジスタ112及びそのエミッタに関連した抵抗113が続き、従ってトランジスタ110のベース抵抗を形成する。これらの素子は、ブリード状態(高/低レベルブリード)を担っているスイッチングトランジスタの状態を規定する。これらのユニットは、纏めて回路ブロック114を形成する。
LED電流が正のステップをなす度に、より高いピーク電圧がピーク検出器の抵抗116の両端に生成される。この電圧が十分に高い場合、制御トランジスタ112が非導通状態になり、スイッチングトランジスタ110を活性化し、追加の高オーミックエミッタ抵抗90を短絡し、これに応じて高レベルブリード状態を活性化する。一定の時間の間、ピーク検出器の抵抗116及びコンデンサ118によって規定される時定数に依存して、コンデンサの両端の電圧が増加し、抵抗の両端の電圧が低下し、制御トランジスタ112に導通を開始することを強いる。これにより、トランジスタ110が開き、従って抵抗90を活性化し、これに応じて低レベルブリードモードに入る。
従って、この装置は駆動信号のフェーズを検出するためにセンス抵抗装置に結合されたピーク検出器を使用し、抵抗が電流設定ブランチのエミッタ経路において短絡される。ブロック114によって実装される時間遅延回路は、前述の増加した駆動信号の検出に対して一定の時間遅延の後に、切替装置が抵抗を短絡するのを停止させるように動作するように適合される。
45°の導通角に対する、この回路のシミュレーション結果が、図10と同じ参照符号を使用して、図12に示されている。ブリード電流が75mAとゼロとの間で切り替わることができ、LEDの電流形状に大きな影響を与えている。
図13は、図11の回路について典型的な性能データを示す。
図2と同様に、プロット30はLED電力、プロット32は効率、プロット34は力率、プロット36はちらつきの程度である。
回路全体が、例えば45°の最低導通角で僅か4%のLELを達成するように調整されることができる。LELにおいてちらつきが僅か10%まで下がって改善されていることが観察され得る。これらの数値を図4の先の結果(11%のLED電力、13.5%のちらつき)と比較すると、大幅な改善が認められ得る。
この例では、ちらつきは、約60°の導通角で約15%の極大を依然として示している。改善する(従って、この極大を低減する)ための態様が、以下で更に説明される。
導通角が変化する間の極大についての基本的な根本原因は、ブリーダの定電流機能がこれらの中間の導通角において活性化され、LED電流とブリード電流との合計を一定に維持し、それによってブリード電流の形がサドル形状になるという事実に基づいている。LELの周辺でのみ、ブリーダは最早活性化されていない(ちらつきの低減につながる)。定電流機能が動作する態様が、図14に示されている。
プロット84aが60度カットに対するLED電流であり、プロット84bが90度カットに対するLED電流である。定電流方式は、LEDとブリード電流との合計を安定させるように努める。従って、LED電流の最大値の近傍では、ブリード電流がその極小に達する。しかしながら、この挙動は以前に既に述べたように有益ではない。対応するブリード電流が82a及び82bとして示されている。対応する整流された位相カット本線電圧が86a及び86bとして示されており、対応する切替信号が88a及び88bとして示されている。
上記の方式では、定電流機能は容易に停止されることができないので、これを補償するための僅かな変更が、所望される場合に実装され得る。
図11の回路に対する変更が図15に示されており、ここでは、高レベルブリードの時間が短縮されており、平滑コンデンサの放電動作の平坦化につながる。切替装置に結合された副回路があり、この副回路は切替装置が第2のフェーズの終わりに先立ってある一定の期間だけ抵抗を短絡しないように適合される。高レベルブリードの終了が進み、サドルブリード電流の第2の/最後のピークが除去され、従って、LED電流が以前ほど急勾配ではなくなり、より平坦な形状となり、それによってちらつきが低減される。
この副回路は、スイッチングトランジスタ112のベース抵抗113に追加される並列のコンデンサ120によって実現されることができる。これは、スイッチングトランジスタのオン時間の短縮を可能にし、コンデンサ120及びベース抵抗113によって与えられる時定数によって最終的に規定される。トランジスタ110のベース電流は、最早そのベース抵抗によってのみ決定されはしない。代わりに、ACリップル電流が存在し、このリップルの一部はコンデンサに電流を流し、それによってトランジスタのベースに流れる電流を妨げる。
この設計では、平滑コンデンサは駆動信号の第2のフェーズの間に充電及び放電の両方をすることができ、ブリーダ回路は更に、駆動信号の第2のフェーズ中の高ブリードの持続時間を短縮するために、ピーク検出器と切替装置との間にフィルタ素子を備える。
対応する性能が図16に示されており、図14と対応するプロットは同じ参照符号が与えられている。高レベルブリードモードの短縮されたオン時間が観察されることができ、平滑コンデンサに必要とされるより滑らかな放電につながる。図16に示されるように、高レベルブリードはブリード電流の第2のピークの前に終了される。これは、コンデンサ120の追加によって引き起こされる。
この回路に対する性能データが図17に示されている。
図2と同様に、プロット30はLED電力、プロット32は効率、プロット34は力率、プロット36はちらつきの程度である。
ちらつき性能の明確な改善が観察されることができ、90°〜60°の間の極大が大幅に低減されており、実際には殆ど消失している。ちらつきは、調光範囲全体の間、11%未満にとどまる。
上記の解決策は、より低コストで、かつ(使用する部品がより少ないことに起因して)必要とされるボードスペースがより少なくても、より良好に機能する。
図18は、部品数を減らすために、以前の回路と比較して幾つかの簡略化を含む、1つの完全な回路例を示す。
基本的には、上記で既に使用され議論された、3つの機能部分が存在する。
LED電流がセンス抵抗42の両端の電圧降下によって規定される一定の限界値を下回る場合に、トランジスタ132に基づく活性化回路130が、変調されたブリーダ回路全体を活性化するために使用される。感知された電圧が十分に高い場合、トランジスタ132は導通状態になり、RC検出器116、118の抵抗を短絡することによりブリーダを停止させる。
制御段134がRC検出器116、118を含み、RC検出器からの増幅信号に基づいて、ブリーダ回路136の活性化のための制御情報が導出される。
ブリーダ回路136は、電流ブリードブランチとして機能し、主トランジスタ138を有する。
ブリードトランジスタ138のベースにおけるRC回路140、142は、ブリード時間が短縮されるのを可能にする。
図19は図18の回路に対する波形を示し、図14及び図16における波形に対応する。従って、プロット84aが60度カットに対するLED電流であり、プロット84bが90度カットに対するLED電流である。対応するブリード電流が82a及び82bとして示されている。対応する整流された位相カット本線電圧が86a及び86bとして示されており、対応する切替信号が88a及び88bとして示されている。
図19は、信号150として、(2つの位相角に対する)ブリーダ回路制御入力を追加的に示している。
図19は、最大LED電流の近傍において平坦化された電流形状を有するブリード電流のほぼ理想的な形状を示している。
図20は、図2に対応する回路に対するシステムパラメータを示す。従って、再度、プロット30はLED電力、プロット32は効率、プロット34は力率、プロット36はちらつきの程度である。ブリーダは、線160から活性化されている。
ブリーダの活性化は、(LED電流を感知するための)センス抵抗の両端の電圧降下の関数として調節されることができる。この回路は、10%のちらつきを伴って(及び、約60°の導通角で僅かに高く10.5%を伴って)、5%の(及びこれを上回る)LELが達せられることを可能にする。この方式は、無視してもよい温度依存性を有することも示されている。27℃、75℃、及び120℃での回路モデル化が、1%未満のこの温度範囲でのLED出力電力の相対的変動を示している。
図21は、ブリーダ回路を含む既知のドライバ回路の僅かに異なる実装を示している。
同じ基本ユニットが使用されている。従って、整流器14、ラッチ16、フィルタ18、及びRCC変換器20が存在する。この回路は3つの結合されたインダクタを示しており、その結果、LED負荷22を駆動する別個の出力インダクタが存在する。ブリーダ回路は、センス抵抗42の信号に依存して動作し、ブリードブランチの動作をトリガするための比較回路を備えている。上記で説明されたように、ちらつきに起因して、この種の回路は、ブリーダ回路無しで最低約20%からブリーダ回路有りで約5%までの調光を可能にする。ちらつきの根本原因は、ブリーダ回路がLED電流に従ってのみ制御されることである。深い調光が使用される場合、一定のブリード電流が、電源からの充電電流と、平滑コンデンサからの放電電流との両方から引き出される。従って、最大LED電流の振幅と最小LED電流の振幅との比は増加する。例えば、ブリードする前、最大LED電流は50mAであることがあり、最小LED電流は25mAであることがあり、比は2:1である。15mAの一定ブリード電流が引き出されると、最大LED電流は35mAになるが、最小LED電流は僅か10mAになり、その結果、比は3.5:1に増加し、その結果として、ちらつきがより一層目に見えるようになる。
図22は、上記の教示に従った、図21の回路の変更例を示す。ブリーダ回路は、ダイオードD6を介して電源の出力と結合されたブリード経路40を備え、回路は更に、このブリード経路と並列のコンデンサ(C6)を備え、ブリード経路は減結合ダイオードD1を介して平滑コンデンサC3から遮断され、ブリーダ回路は更に、図22のオペアンプU1として実装される制御経路を備えている。
この目的は、ブリーダ回路40が、出力平滑コンデンサ170の充電電流のみをシンクするように構成することである。これは、上記で説明されたのと同じ態様で、LED電流リップルを低減する効果を有する。
この回路は、ブリードブランチにダイオード172を備え、ブリードブランチと平滑コンデンサ170及びLED装置22との間にダイオード173を備える。減光するとき、LED電流も低下し、センス抵抗42の両端の電圧が低下する。センス抵抗電圧がVref*k(但し、kは比較回路の抵抗によって規定される比)未満に低下すると、出力が正になり、ブリードトランジスタ174を導通モードで駆動する。次いで、電流がダイオード172を通ってシンクされる。このシンク電流は、能動給電フェーズの間でのみ発生し得る。ダイオード173は、ブリードブランチの動作を妨げて、受動給電フェーズの間に出力コンデンサから電流を放電する。
図22は、LED電流への効果を簡略化された形態で示している。プロット180は、ブリーダ回路無しの場合のLED電流を示す。プロット182は、迂回されたブリード電流を示す。
この回路では、LED電流が感知される(即ち、ブリード電流部分が除去された後で)。この場合には、第2のフェーズの駆動信号は前述の平滑コンデンサ170を充電し、第1のフェーズの駆動信号は、前述の平滑コンデンサ170を充電せず、平滑コンデンサ170が放電するのを可能にする。この回路は、ブリーダ回路40と平滑コンデンサ170との間の減結合ダイオード173の形態での切替装置を含んで、第1の(受動給電)フェーズにおいてブリーダ回路が平滑コンデンサから放電された電流をブリードすることを防止する。上記の例のように、これは、ブリード部分の大きさが、第1の(受動給電)フェーズの間よりも第2の(能動給電)フェーズの間において、平均的により高くなるという結果を有する。
図23は、図22の回路の変形例を示す。図23における変換器は、非絶縁昇圧コンバータである。図22における構成要素と実質的に類似の、図23の実施形態における構成要素は、同じ参照符号を使用している。図23では、図22におけるオペアンプU1を置換するために、別個の構成要素が制御回路を実装するために使用される。ブリード経路がトランジスタ174によって形成され、制御経路は、平滑コンデンサ170に結合され、かつトランジスタ174をオンにするためにバイアスされている、トランジスタQ2である。制御回路は、センス抵抗42の電圧が閾値を超える場合にオンになり、次いで制御経路を分路し、更にはトランジスタQ2及びトランジスタ174をオフに切り替える、トランジスタQ3によって実装される。抵抗R3は、ブリード部分を感知することができ、ブリード部分を調節するために制御回路にフィードバックを与える。
図24は、図22及び図23の回路の変形例を示す。図24における変換器は、非絶縁昇圧コンバータである。図22及び図23における構成要素と実質的に類似の、図24の実施形態における構成要素は、同じ参照符号を使用している。トランジスタ174によって、ブリード経路が平滑コンデンサ170及びLED装置22と並列に形成される。ブリーダ回路の制御経路は、電源の出力に結合され、かつトランジスタ174をオンにするためにバイアスされた、トランジスタQ2である。制御経路は、減結合ダイオード173を介して平滑コンデンサ170から更に遮断される。
制御回路を実装しているスイッチQ3は、以下のように適合される、即ち、
感知されたLED装置電流が閾値未満であるときに、ブリーダ回路を停止するために制御経路を分路するようにオンになるように、
感知されたLED装置電流が上限値を超えるときに、ブリーダ回路を有効にするようにオフになるように、更に、
感知されたLED装置電流が閾値と上限値との中間であるときに、線形領域で動作するように、適合される。
好ましい線形領域は、調光無しと深い調光との間に滑らかな移行をもたらすことができ、従って、よりユーザフレンドリーである。
図25は、本発明の一例に従った、別の方式を示す。
入力側(本線入力、整流器及びフィルタ)は、電流源190として表わされる。本発明の全ての例について、実装は前出の変換器の実際のトポロジーとは無関係であり、変換器の出力は、単に電流源であるとみなされることができる。
LED出力22が一続きのLED群として示されており、電流部分がLED出力22に到達する前に、ブリーダ回路20は、活性化されると、再度電流部分を排出する。
LED電流における望ましくない交流成分の根本原因は、出力コンデンサ電圧における交流成分である。コンデンサ及びLEDストリングの並列接続のおかげで、電圧変化はLEDのV/I曲線を介して電流変化へと変換される。
電圧の交流成分は、コンデンサの充電電流を直接的に操作することにより、低減されることができる。
この回路は、平滑出力コンデンサ170を流れる電流を検出する第1の測定ユニット192を有する。その電流に応じて、ブリード電流が引き出される。ブリード電流は、例えばコンデンサ電流よりも高くなることができる。
ブリーダ機能は、電灯が調光されるときにのみ必要とされるので、第2の測定ユニット194が平均電力を決定するために使用される。この信号は、平均電力を増加させながら、ブリード電流を徐々に低減する。
ブリーダ回路は、損失のある電流シンクを形成する。第2の測定ユニット194からのフィードバック信号を無視して、第1の測定ユニット192における任意の正の電圧(出力コンデンサの充電から生じる)が、ブリード抵抗196に複製される。ブリードブランチ内を流れる電流は、この充電電流の比、例えば2倍、であり得る。この比は、回路内の抵抗の比によって、容易に設定されることができる。
電流の大部分は、ブリーダ回路トランジスタのためのコレクタ電流を形成し、このコレクタ電流はバス電圧から消費される。ブリーダ回路の抵抗196は、損失の一部をトランジスタの外部にシフトするために使用される。
従って、コンデンサ170への充電電流により、ブリーダ回路内で損失のある電流が生じる。このようにして、変換器からの電流の一部のみが、LEDストリングに対して利用可能になる。これにより、平均して、平均光出力が減少する。ブリーダ制御段への入力信号がコンデンサ電流であるとき、ブリード電流が消費される期間は、図22の例と同様に、コンデンサの充電期間のみに相当する。これにより、出力コンデンサ170の両端の電圧リップルを再度最小化する。放電期間の間は、ブリード電流が形成されない。
ブリーダ機能は、調光の間のみ必要とされる。第2の測定回路194は、抵抗198を介して、LEDストリングにおける電流測定を提供する。この抵抗上のフィルタされた信号が、(比較回路によって)ブリーダ機能を制御している信号上に重ね合わされ、これにより、電力を増加させながらブリード機能を徐々に遮断する。フルパワーでは、ブリーダからの影響は全くない。回路中で使用される抵抗の比が、ブリード動作が実施されない電力レベル(LED電流)を決定する。ブリーダ機能の逐次の活性化及び不活性化がある。
余分な部品(抵抗、ダイオード、ツェナーダイオード)があると、調光曲線も影響され得る。
図23の回路は、実質的にセンサ192を使用して、コンデンサに流れる電流を感知し、第2のフェーズにおいて充電コンデンサ電流が流れているときにのみブリーダ回路を作動させる。
上記の例の全てが、ブリード電流部分の大きさを駆動信号のフェーズに依存するように適合させるという同じ概念方式を共有していることが、わかるであろう。これは、位相カット本線信号であってもなくてもよい。しかしながら、容量的に蓄積されたエネルギーのみが負荷に供給されている受動駆動フェーズと比較して、エネルギーが例えば電力変換器から負荷に能動的に供給されている駆動フェーズの間では、ブリード電流部分は、平均してより高くなるように制御される。この能動駆動フェーズは、LED電流が最大であり、従って、受動フェーズの間よりも平均してより高くなるときである。
本発明は、LED又はOLED(及びPLED、AMOLED、等)に基づく全ての調光可能な(及び調光不可能な)光源において使用されることができる。更に、温かい白色LEDと冷たい白色LEDとの間の電流分布を変化させるために、異なる調光色調を有するLEDベースの電灯が、提案された方法及び回路によって、拡張されることができる。加えて、電灯のドライバが電灯によって必要とされるより多くの電力を供給してその出力電力(光)を低減する、例えば、白熱電球、又は蛍光灯/ガス放電灯などの他の従来の電灯での使用も可能である。
開示された実施形態への他の変形例が、図面、明細、及び添付の請求項の研究から、特許請求された本発明を実施する際に当業者によって理解され実施されることができる。請求項において、単語「含む(comprising)」は他の構成要素又はステップを排除するものではなく、不定冠詞「1つの(a)」又は「1つの(an)」は、複数を排除するものではない。特定の処置が互いに異なる従属請求項に記載されているという単なる事実は、これらの処置の組み合わせが利益を得るように使用され得ないということを示すものではない。請求項におけるいかなる参照符号も、範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (14)

  1. LED装置を駆動するドライバ回路であって、前記ドライバ回路は、
    前記LED装置に駆動電流を供給するための電源であって、調光された入力電力を前記駆動電流に変換する電源と、
    前記LED装置を通るLED装置電流を感知する、前記LED装置と直列の電流感知素子と、
    前記LED装置と並列に接続されたブリード経路を有するブリーダ回路であって、前記LED装置の出力電力を低減するために前記駆動電流からブリード部分を除去するブリーダ回路と、
    前記電流感知素子によって感知された前記LED装置電流が閾値未満の場合に、前記LED装置を更に減光するために、前記ブリーダ回路を有効にするための制御回路と
    を含み、
    前記ドライバ回路は更に、前記LED装置の両端を接続するための平滑コンデンサを備え、
    前記電源は、第2のフェーズでは前記平滑コンデンサを充電し、第1のフェーズでは前記平滑コンデンサを充電せずに前記平滑コンデンサが放電するのを可能にする、前記駆動電流を提供し、
    前記ドライバ回路は更に、前記電流感知素子によって感知された前記LED装置電流が閾値未満の場合に、前記LED装置を更に減光するために、前記ブリーダ回路を有効にするための制御回路であって、前記第1のフェーズにおいて充電コンデンサ電流が流れていないときには前記ブリーダ回路を停止する制御回路を備える、ドライバ回路。
  2. 前記ブリーダ回路と前記平滑コンデンサとの間に減結合ダイオードの形態で切替装置を更に備えて、前記ブリーダ回路が前記第1のフェーズにおいて前記平滑コンデンサからの放電電流をブリードするのを防止し、前記減結合ダイオードは前記ブリーダ回路から前記平滑コンデンサに順方向に向けられている、
    請求項1に記載のドライバ回路。
  3. 前記ブリーダ回路は、ダイオードを介して前記電源の出力と結合された前記ブリード経路を備え、前記ブリーダ回路は更に、前記ブリード経路と並列のコンデンサを備え、前記ブリード経路は前記減結合ダイオードを介して前記平滑コンデンサから遮断され、前記ブリーダ回路は更に制御経路を備え、前記平滑コンデンサは前記制御経路に結合されている、
    請求項に記載のドライバ回路。
  4. 前記ブリード経路は前記平滑コンデンサ及び前記LED装置と並列に接続され、
    前記ブリーダ回路は更に制御経路を備え、前記電源の出力が前記制御経路に結合され、前記制御経路は前記減結合ダイオードを介して前記平滑コンデンサから遮断される、
    請求項に記載のドライバ回路。
  5. 前記制御回路は、前記ブリーダ回路の前記制御経路に結合された制御スイッチであって、
    前記感知されたLED装置電流が前記閾値未満であるときには前記ブリーダ回路を有効にするために前記制御経路を分路しないようにオフになり、
    前記感知されたLED装置電流が上限値よりも大きいときには前記ブリーダ回路を無効にするために前記制御経路を分路するようにオンになり、
    前記感知されたLED装置電流が前記閾値と前記上限値との間であるときには線形領域で動作する、
    制御スイッチを備え、
    前記入力電力は、位相カットされたメインの電圧であり、前記第1のフェーズは、前記入力電力の位相カットされた期間に対応し、前記第2のフェーズは、前記入力電力の位相カットされていない期間に対応する、
    請求項3又は4に記載のドライバ回路。
  6. 前記平滑コンデンサを充電するように流れる電流を感知し、かつ、前記平滑コンデンサを充電する前記第2のフェーズにおいて充電コンデンサ電流が流れているときにのみ前記ブリーダ回路を作動させるためのセンサを更に備える、
    請求項1に記載のドライバ回路。
  7. 前記ブリーダ回路は更に、前記センサとして、前記平滑コンデンサの充電電流を感知するための、前記平滑コンデンサと直列に接続された電流感知素子を備え、
    前記制御回路は、感知された前記平滑コンデンサの充電電流と前記感知されたLED装置電流との比較を通じて前記ブリーダ回路を有効にするための比較回路を備え、
    前記入力電力は、位相カットされたメインの電圧であり、前記第1のフェーズは、前記入力電力の位相カットされた期間に対応し、前記第2のフェーズは、前記入力電力の位相カットされていない期間に対応する、
    請求項6に記載のドライバ回路。
  8. LED装置を駆動するドライバ回路であって、前記ドライバ回路は、
    前記LED装置に駆動電流を供給するための電源であって、調光された入力電力を前記駆動電流に変換する電源と、
    前記LED装置を通るLED装置電流を感知する、前記LED装置と直列の電流感知素子と、
    前記LED装置と並列に接続されたブリード経路を有するブリーダ回路であって、前記LED装置の出力電力を低減するために前記駆動電流からブリード部分を除去するブリーダ回路と、
    前記電流感知素子によって感知された前記LED装置電流が閾値未満の場合に、前記LED装置を更に減光するために、前記ブリーダ回路を有効にするための制御回路と
    を含み、
    前記ブリーダ回路は、
    前記LED装置と並列の電流ブリードブランチを含む第1のブランチを含み、
    前記電流感知素子が、前記LED装置と前記電流ブリードブランチとに接続する出力を有するセンス抵抗装置を備え、前記センス抵抗装置が、前記駆動電流を感知し、かつ、前記駆動電流に従って前記ブリード部分を調節し、
    前記ブリーダ回路は更に、
    前記電流ブリードブランチによってブリードされる前記ブリード部分を設定するための電流設定ブランチを含み、
    前記電流ブリードブランチ及び前記電流設定ブランチがカレントミラーを形成し、前記駆動電流の前記ブリード部分が、前記カレントミラー内の前記電流設定ブランチのエミッタ抵抗と前記電流ブリードブランチのエミッタ抵抗との比に依存し、
    前記ブリーダ回路は更に、
    前記電流設定ブランチの前記エミッタ抵抗に結合され、前記駆動電流のフェーズ若しくは前記電源へ流れる整流されたメインの電力のフェーズに従って、前記電流設定ブランチの前記エミッタ抵抗を増加させて高ブリード電流を達成する、若しくは前記電流設定ブランチの前記エミッタ抵抗を低減させて低ブリード電流を達成する、又は
    前記電流ブリードブランチの前記エミッタ抵抗に結合され、前記駆動電流のフェーズ若しくは前記電源へ流れる整流されたメインの電力のフェーズに従って、前記電流ブリードブランチの前記エミッタ抵抗を低減させて高ブリード電流を達成する、若しくは前記電流ブリードブランチの前記エミッタ抵抗を増加させて低ブリード電流を達成する、抵抗調整回路を備える、ドライバ回路。
  9. 前記抵抗調整回路は切替装置を備え、
    前記切替装置は、前記電流設定ブランチに結合され、かつ、
    並列抵抗器を前記電流設定ブランチの中に切り替えて、前記電流設定ブランチの前記エミッタ抵抗を低減させ、それによって、前記整流されたメインの電力がゼロに切断された際に低ブリード電流を達成し、
    前記並列抵抗器を前記電流設定ブランチから外へ切り替えて、前記電流設定ブランチの前記エミッタ抵抗を増加させ、それによって、前記整流されたメインの電力が切断されていない場合に高ブリード電流を達成するように、使用されるか、
    又は
    前記切替装置は、前記電流ブリードブランチに結合され、かつ、
    前記電流ブリードブランチの前記エミッタ抵抗の少なくとも一部を短絡し、それによって、前記整流されたメインの電力が切断されていない場合に高ブリード電流を達成し、
    前記電流ブリードブランチの前記エミッタ抵抗を維持し、それによって、前記整流されたメインの電力がゼロに切断された場合に低ブリード電流を達成するように、使用され、
    前記入力電力は、位相カットされたメインの電圧である、
    請求項8に記載のドライバ回路。
  10. 前記駆動電流のフェーズを検出するために、前記センス抵抗装置に結合されたピーク検出器を備え、前記ピーク検出器は、前記駆動電流が増加していることを検出し、かつ、前記電流設定ブランチのエミッタ経路中の抵抗器を短絡するために前記切替装置を有効にし、それによって、前記駆動電流が増加している場合に高ブリード電流を達成し、
    前記ブリーダ回路は、前記駆動電流が増加しているとの前記検出に対して一定の時間遅延後に、前記切替装置が前記抵抗器を短絡するのを停止するように動作する時間遅延回路を、更に備える、
    請求項に記載のドライバ回路。
  11. 前記LED装置の両端に接続され、前記LED装置に平滑化された駆動電圧を供給する平滑コンデンサを備え、
    前記時間遅延回路は、前記切替装置のベースに結合されたコンデンサを有する副回路を備え、前記切替装置は、バイポーラトランジスタである、
    請求項10に記載のドライバ回路。
  12. 前記センス抵抗装置は、直列の第1及び第2の抵抗器と、ある値を上回る前記駆動電流に応じて、これらの抵抗器のうちの1つを短絡する短絡装置とを備える、請求項8に記載のドライバ回路。
  13. 前記駆動電流を検出し、かつ、前記駆動電流が前記閾値を超えたときに前記ブリーダ回路をオフにするための、検出器を備える、請求項12に記載のドライバ回路。
  14. 請求項1乃至13の何れか一項に記載のドライバ回路と、
    前記ドライバ回路によって駆動されるLED装置と、
    を備える、照明回路。
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