JP6615789B2 - 分散型デバイス間同期 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
[0001] 本願は、本願の譲受人に譲渡された、2014年5月23日に出願された、「分散型デバイス間同期(Distributed Device-to-Device Synchronization)」と題する、Abedini他による米国特許出願番号第14/286,354の優先権を主張する。
[0002] 以下は、一般的には、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、デバイス間(D2D:device-to-device)同期に関する。ワイヤレス通信システムは、音声、映像、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト、等のような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
[0003] 一般的に、ワイヤレス多元接続通信システムは、それぞれが複数のモバイルデバイスに関する通信を同時にサポートする多数の基地局を含み得る。基地局は、ダウンストリームおよびアップストリームリンク上でモバイルデバイスと通信し得る。各基地局は、セルのカバレッジエリアと称され得るカバレッジ範囲を有する。基地局は、カバレッジエリア内のデバイスに、同期のような様々なサービスを提供する。ネットワーク同期の範囲は、(カバレッジ内の)デバイスがまた、ネットワークタイミングに基づいて、同期信号をデバイス間通信のために割り当てられたいくつかのリソース上で送信する場合、さらに拡張されることができる。時には、コロケートされた(collocated)デバイスのクラスタ(clusters)が、残りのネットワークから分離した状態(isolated)になり得る。モバイルデバイス、またはモバイルデバイスのグループが通信ネットワークに関連付けられた全ての基地局の(拡張された)カバレッジエリアの外に移動した場合、モバイルデバイスはカバレッジを失い、結果として通信ネットワークによって提供されるサービスの損失を伴う。モバイルデバイスのグループは、互いにある程度の同期を維持し得るが、それらが分離した状態で時が経過するにつれて、ネットワークとの同期は信頼性に欠けるもの(unreliable)になり得る。モバイルデバイスのグループは、高密度な(dense)モバイルデバイスのシナリオにおいて利用可能なリソースの全てを使用し得る。その結果、これらモバイルデバイスは、たとえそれらが信頼できるネットワークタイミングで同期信号の範囲内に移動したとしても、これら占有されたリソース上で更なる同期信号を受信することはできず、依然として分離されたままであり得る。
[0004] 以下で説明されるのは、D2D同期を提供する方法、システム、およびデバイスである。信頼性アラーム(reliability alarm)は、モバイルデバイス間で使用され得、それは、特定のD2Dリソース上で送信および/または受信される。リソースは信頼性アラームのために予約されるので、ネットワーク同期から以前に分離されたモバイルデバイスは、信頼性アラームを受信することができる。アラームは、モバイルデバイスが信頼できるデバイスの範囲内に移動した場合、信頼できる同期信号が近いことを示し得る。いったん信頼性アラームが受信されると、モバイルデバイスは、それが信頼できるデバイスから同期信号を受信することができるよう、他のリソースをフリー(free)にし得る。モバイルデバイスは、その後、受信された同期信号に基づいてネットワークと同期し、後続の分離されたデバイスが使用することができるようにそれ自体の信頼性アラームを送信し得る。
[0005] いくつかの実施形態において、ワイヤレス同期のための方法は、モバイルデバイスにおいて、信頼性アラームを信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で受信することと、信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいてネットワークと同期することとを含む。
[0006] いくつかの実施形態において、ワイヤレス同期のための装置は、モバイルデバイスにおいて、信頼性アラームを信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で受信するための手段と、信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいてネットワークと同期するための手段とを含む。
[0007] いくつかの実施形態において、ワイヤレス同期のための装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信状態にあるメモリと、メモリに記憶される命令とを含む。命令は、モバイルデバイスにおいて、信頼性アラームを信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で受信し、信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいてネットワークと同期するようにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0008] いくつかの実施形態において、ワイヤレス同期のためのコンピュータプログラム製品は、モバイルデバイスにおいて、信頼性アラームを信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で受信し、信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいてネットワークと同期するようにプロセッサによって実行可能な命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読媒体を含む。
[0009] 方法、装置、および/またはコンピュータプログラム製品の様々な実施形態は、信頼性アラームを信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で送信するという特徴、手段、および/またはそのためのプロセッサ実行可能命令を含み得る。いくつかの場合において、ネットワークと同期することは、同期リソース上で同期信号を受信することであって、同期リソースが信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいて利用可能にされる、受信することと、同時信号に少なくとも部分的に基づいてネットワークと同期することと、を含む。信頼性アラームは、タイムオフセットおよびカウンタのうちの少なくとも1つを含むアナログ信号を含み得る。信頼性アラームを送信することは、モバイルデバイスが前記ネットワークと同期されていない間、ある数の同期期間にわたって信頼性アラームを送信することを含み得る。いくつかの場合において、信頼性アラームを送信することは、送信の確率(probability)に基づいて信頼性アラームを送信することを含む。
[0010] 方法、装置、および/またはコンピュータプログラム製品の様々な実施形態は、信頼性アラームがしきい値を超えると決定するという特徴、手段、および/またはそのためのプロセッサ実行可能命令を含み得る。信頼性アラームのために割り当てられたリソースは、デバイス間(D2D)リソースを含み得る。いくつかの場合において、同期リソースは、信頼性アラームのために予約されていないデバイス間(D2D)リソースのうちの少なくともいくつかを含む。
[0011] 説明される方法および装置の適用性のさらなる範囲は、以下の詳細な説明、特許請求の範囲、および図面から明らかになるであろう。詳細な説明の範囲および趣旨内の様々な変更および修正が当業者に明らかになるであろうことから、詳細な説明および具体例は、例示のみを目的として与えられる。
[0012] 本発明の本質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照することによって実現され得る。添付された図において、類似のコンポーネントまたは特徴は、同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントは、参照ラベルに、類似のコンポーネントを区別するハイフンと第2のラベルとを後続させることによって、区別され得る。本明細書において第1の参照ラベルのみが使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルに関係なく同じ第1の参照ラベルを有する同様のコンポーネントのいずれか1つに適用可能である。
[0013] 図1は、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムを示す。 [0014] 図2は、様々な実施形態による、例示的なワイヤレス通信システムの図を示す。 [0015] 図3は、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムにおけるデバイス間(D2D)同期の例を示すコールフロー図を示す。 [0016] 図4Aは、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムで用いられ得る例示的なデバイスのブロック図を示す。 図4Bは、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムで用いられ得る例示的なデバイスのブロック図を示す。 [0017] 図5は、様々な実施形態による、D2D同期のために構成されたモバイルデバイスのブロック図を示す。 [0018] 図6は、様々な実施形態による、D2D同期のために構成され得る通信システムのブロック図を示す。 [0019] 図7および8は、様々な実施形態による、D2D同期の方法(単数または複数)を図示するフロー図である。 図7および8は、様々な実施形態による、D2D同期の方法(単数または複数)を図示するフロー図である。
詳細な説明
[0020] ワイヤレス通信システムにおけるデバイス間同期が説明される。モバイルデバイス、および/またはモバイルデバイスのクラスタが、ネットワーク同期信号から分離した状態になる場合、信頼できるタイミング信号の存在に気付くために、カタリスト(catalyst)がモバイルデバイスに必要とされ得る。信頼性アラームのために割り当てられた特定のリソース上で信頼性アラームを使用することによって、モバイルデバイスは、たとえ、それのD2Dリソースの残りが他のモバイルデバイスとの通信によって占有されても、信頼できるタイミング信号がいつ存在したかを検出することができる。信頼性アラームが検出されると、モバイルデバイスは、リソース上での同期信号の受信を可能にするためにD2Dリソースをフリーにし得る。モバイルデバイスは、それが同期される前に、および/またはそれが同期しようとしている時に、送信の確率に従って、ある特定の数の同期期間にわたってそれ自体の信頼性アラームを送信し始め得る。モバイルデバイスがフリーにされたリソース上で同期信号を受信することができる場合、それは、ネットワークと同期するために信号を使用し得る。いったんモバイルデバイスがネットワークと同期されると、それは、他の分離された(isolated)または信頼性に欠ける(unreliable)モバイルデバイスが検出することができるように依然として同期されたままでありながら、割り当てられたリソースの間に信頼性アラームを送信し得る。
[0021] よって、以下の説明は例を提供するものであり、特許請求の範囲において記載される範囲、適用性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、記載される要素の機能および配置において変更がなされ得る。様々な実施形態は、適宜、様々な手順またはコンポーネントを省略、代用、あるいは追加し得る。例えば、説明される方法は、説明されるものとは異なる順序で実行され、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、ある特定の実施形態に関して説明される特徴は、他の実施形態で組み合され得る。
[0022] 図1は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム100の例を示す図である。ワイヤレス通信システム100は、複数の基地局105(例えば、発展型ノードB(eNB)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント、または他のアクセスポイント)、多数のモバイルデバイス115、およびコアネットワーク130を含む。基地局105のいくつかは、基地局コントローラ(図示せず)の制御下でモバイルデバイス115と通信し、基地局コントローラは、様々な例において、基地局105のうちのある特定の1つまたはコアネットワーク130の一部であり得る。基地局105のいくつかは、バックホール132を通してコアネットワーク130と制御情報および/またはユーザデータを通信し得る。いくつかの例において、基地局105のいくつかは、直接的または間接的のいずれかで、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134上で互いに通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上の動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、変調された信号を複数のキャリア上で同時に送信することができる。例えば、各通信リンク125は、上述された様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各変調された信号は、異なるキャリア上で送られ、制御情報(例えば、パイロットシンボル、基準信号、制御チャネル、等)、オーバヘッド情報、データ、等を搬送し得る。システム100は、ネットワークリソースを効率的に割り当てることができるマルチキャリアロングタームエボリューション(LTE(登録商標))ネットワークであり得る。
[0023] 基地局105は、1つ以上の基地局アンテナを介してモバイルデバイス115とワイヤレスで通信し得る。基地局105の各々は、それぞれのカバレッジエリア110のための通信カバレッジを提供し得る。いくつかの例において、基地局105は、アクセスポイント、ベーストランシーバ局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、発展型ノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、WLANアクセスポイント、WiFiノードまたは何らかの他の適切な用語で称され得る。基地局105のためのカバレッジエリア110は、カバレッジエリア(図示せず)の一部のみを構成するセクタに分割され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(例えば、マクロ、マイクロ、および/またはピコ基地局)を含み得る。基地局105はまた、セルラおよび/またはWLAN無線アクセス技術のような異なる無線技術を利用し得る。基地局105は、同じまたは異なるアクセスネットワークまたはオペレータ展開に関連付けられ得る。同じまたは異なるタイプの基地局105のカバレッジエリアを含み、同じまたは異なる無線技術を利用し、および/または同じまたは異なるアクセスネットワークに属する、異なる基地局105のカバレッジエリアは、重複し得る。
[0024] コアネットワーク130は、バックホール132(例えば、S1アプリケーションプロトコル、等)を介して基地局105と通信し得る。基地局105はまた、例えば、バックホールリンク134(例えば、X2アプリケーションプロトコル、等)を介しておよび/またはバックホールリンク132を介して(例えば、コアネットワーク130を通して)、直接的または間接的に互いに通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、同期または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局は、同様のフレームおよび/またはゲートタイミングを有し、異なる基地局からの送信は、ほぼ時間的に揃えられ得る。非同期動作の場合、基地局は、異なるフレームおよび/またはゲートタイミングを有し、異なる基地局からの送信は、時間的に揃えられない可能性がある。本明細書で説明される技法は、同期または非同期動作のいずれかに使用され得る。
[0025] モバイルデバイス115は、ワイヤレス通信システム100全体に分散され、各モバイルデバイス115は、固定またはモバイルであり得る。モバイルデバイス115はまた、当業者によって、ユーザ機器(UE)、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で称され得る。モバイルデバイス115は、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、腕時計または眼鏡のようなウェアラブルアイテム、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、等であり得る。モバイルデバイス115は、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレー、等と通信することが可能であり得る。モバイルデバイス115はまた、WLANアクセスネットワーク、またはセルラあるいは他のワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)アクセスネットワークのような、異なるタイプのアクセスネットワーク上で通信することが可能であり得る。モバイルデバイス115とのいくつかの通信モードにおいて、通信は、複数の通信リンク125またはチャネル(すなわち、コンポーネントキャリア)上で行われ得、ここで、各チャネルまたはコンポーネントキャリアは、モバイルデバイスと多数のセル(例えば、サービングセルであり、それは、いくつかの場合において、異なる基地局105であり得る)のうちの1つとの間で確立される。
[0026] ワイヤレス通信システム100に示される通信リンク125は、アップリンク(UL)通信(例えば、モバイルデバイス115から基地局105への送信)を搬送するためのアップリンクチャネル(またはコンポーネントキャリア)および/またはダウンリンク(DL)通信(例えば、基地局105からモバイルデバイス115への送信)を搬送するためのダウンリンクチャネル(またはコンポーネントキャリア)を含み得る。UL通信または送信は、逆方向リンク通信または送信とも呼ばれ、その一方でDL通信または送信は、順方向リンク通信または送信とも呼ばれ得る。
[0027] 本開示のある特定の例において、モバイルデバイス115は、コロケートされたデバイスのクラスタが残りのネットワークから分離されたときなどに、ネットワーク同期を実行し得る。モバイルデバイス115は、同期のためにとっておかれた(set aside for)リソース上で信号を検出することによって同期情報が利用可能であることを認識し得る。いくつかの場合において、リソースは、基地局105と同期されたモバイルデバイス115によって使用され、信頼性アラームを送信するために使用される。いくつかの実施形態において、モバイルデバイス115は、基地局105等を通して、ネットワークと同期されず、信頼性アラームを、同期された時に、他のモバイルデバイス115から受信し得る。信頼性アラームは、同期を可能にするために分離されたモバイルデバイス115によって同期手順をプロンプト(prompt)し得る。いったん同期されると、モバイルデバイス115は、その後、後続のモバイルデバイス115に信頼性アラームを送信し得る。
[0028] 図2は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム200の例を示す図である。ワイヤレス通信システム200は、基地局105−aおよび複数のモバイルデバイス115−aおよび115−bを含む。基地局105−aは、図1の基地局105の例であり得る。モバイルデバイス115−aおよび/または115−bは、図1のモバイルデバイス115の例であり得る。
[0029] システム200は、基地局105−a等を通じて、ネットワークと同期されるモバイルデバイス115−aを含み得る。いくつかの場合において、モバイルデバイス115−aは、同期されたクラスタを形成する。同期されたクラスタ内で、1つのモバイルデバイス115−aが、デバイス間(D2D)通信リンク205を通して同期情報を他のモバイルデバイス115−bに転送し得る。
[0030] 時には、モバイルデバイス115−bのクラスタは、分離されたクラスタとなり得る。クラスタが外部のタイミングソース(例えば、ワイドエリアネットワーク(WAN)、全地球測位システム(GPS))との接続を有しない、または失った場合、クラスタは分離した状態になり得る。高密度のワイヤレス通信環境など、いくつかの場合には、D2Dリソースは、クラスタのモバイルデバイス115−b間の通信等のために、クラスタ内で十分に使用され得る。その結果、クラスタは、これら占有されたリソース上でネットワークの残りから更なる同期信号を受信することができなくなり、分離した状態になり得る。分離が原因で、モバイルデバイス115−bの分離されたクラスタのタイミングは、信頼性に欠けるものとなり、外部のタイミング基準に対するそれらの残りの時間および周波数オフセットをさらに分解する(resolve)ことができなくなり得る。さらに、利用可能なリソースが占有され得るので、分離されたクラスタ内での通信等では、クラスタは、信頼できるタイミングを備えた他のクラスタを認識するおよび/またはそれとマージ(merging)するのが困難であり得る。よって、たとえ信頼できるタイミング信号が分離されたクラスタに利用可能になるとしても、それは、信号が存在することを認識できず、依然として分離されたままであり得る。
[0031] 信頼性アラーム210のような信号を使用することによって、モバイルデバイス115−bの分離されたクラスタは、1つが利用可能となれば、信頼できる同期信号に気付き得る。信頼性アラーム210は、予約されたD2Dリソースのような予約されたリソースを使用して送信され得る。予約されたリソースを使用することで、分離されたモバイルデバイス115−bは、残りのD2Dリソースが、それのクラスタのモバイルデバイス115−bのような他のモバイルデバイス115−bと通信するために使い果たされたときでさえ、信頼アラーム210を受信し得る。
[0032] それらの近くで信頼できるタイミングの存在を検出することができるモバイルデバイス115−aは、信頼性アラーム210を送信、またはブロードキャストし得る。信頼性に欠けるモバイルデバイス115−bは、例えば、信頼性アラーム210を受信すると、リソースをフリーにし得、それは、同期のために使用され得る。リソースをフリーすることによって、信頼性に欠けるモバイルデバイス115−bは、最近フリーにされたリソースのような利用可能なリソース上で同期信号を受信し得、それは、モバイルデバイス115−bをネットワークおよび/または外部のタイミング基準と同期するために使用され得る。
[0033] 図3は、いくつかの実施形態による、D2D同期のために構成されたシステム内の通信を示すコールフロー図300である。図3は、基地局105−bとモバイルデバイス115−cおよび115−dとの間の通信を示す。基地局105−bは、図1の基地局105の一例であり得る。モバイルデバイス115−cおよび115−dは、図1のモバイルデバイス115の一例であり得る。
[0034] 同期情報305は、基地局105−bからモバイルデバイス115−cおよび115−dに送信され得る。同期情報305は、WLANまたはGPSネットワークのようなネットワークに関するタイミング情報を含み得る。モバイルデバイス115−dは、モバイルデバイス115−dをネットワークおよび/または同期情報から分離した状態にさせる、分離イベント310を経験(undergo)し得る。分離イベント310は、基地局105−bから同期情報305を、および/または信頼できるタイミングを有すると考えられるモバイルデバイス115−cから同期情報を、もはや受信することができないロケーションに、モバイルデバイス115−dが移動することによって発生し得る。いくつかの場合において、モバイルデバイス115−dは、基地局105−bのようなネットワークから同期情報を受信することができないことが原因で、および、他のモバイルデバイス115との通信のために使用されるなど、すべてのD2Dリソースが使用されるので、別のモバイルデバイス115−cから同期情報を受信することができないことが原因で、分離イベント310が発生する。モバイルデバイス115−dがネットワークからの同期信号から分離されることをもたらす他のイベントが発生し得るが、簡潔のために詳細には説明しない。
[0035] モバイルデバイス115−cは、同期情報305を基地局105−bから受信し続けること等によって、ネットワークと同期されたままであり得る。モバイルデバイス115−cは、依然としてネットワークと同期されているので、信頼性アラーム315を送信し得る。分離されたモバイルデバイス115−dが同期されたモバイルデバイス115−cのD2D通信の範囲内にある場合、それは、信頼性アラーム315を受信し得る。信頼性アラーム315は、信頼性アラーム315のために予約されたリソース上で送信および/または受信され得る。いくつかの場合において、信頼性アラーム315は、アナログ信号であり、それは、エネルギーベースの検出を可能にし得る。信頼性アラーム315は、タイムオフセット、少なくとも1つのカウンタ、および/または同期に関する他の情報を含み得る。いくつかの実施形態において、信頼性アラーム315は、OFDMシステムにおける1つのシンボルのような、単一のブロック上で送信され、D2D同期リソース内にあり得る。
[0036] いくつかの場合において、分離されたモバイルデバイス115−dは、信頼性アラーム315の信号強度としきい値を比較し得る。信頼性アラーム315がしきい値を超える場合、分離されたモバイルデバイス115−dは、モバイルデバイス115−cからの他の信号および/または信頼性アラーム315を分析し続け得る。信頼性アラーム315がしきい値を超えない場合、分離されたモバイルデバイス115−dは、信頼性アラーム315を処理せず、しきい値を超える信頼性アラーム315が受信されるまで予約されたリソースを監視し続け得る。
[0037] 分離されたモバイルデバイス115−dは、同期信号がリソースの期間中に受信され得るように、リソースの期間中には信号を送信しないこと等によって、リソースをフリーにし得る320。いくつかの場合において、フリーにされたリソースは、D2Dリソースの全てまたはサブセットである。いくつかの場合において、分離されたモバイルデバイス115−dは、しきい値を超える信頼性アラーム315のような、別の信頼性アラーム315を受信すると、信頼性アラーム315−aを送信し始め得る。分離されたモバイルデバイス115−dは、ある数の、例えばT個の、連続的な同期期間にわたって信頼性アラーム315−aを送信し得、ここで、Tは、ゼロを超える。いくつかの場合において、分離されたモバイルデバイス115−dが依然として信頼性に欠けるタイミングを有する間、および/または同期されていない間、信頼性アラーム315−aは、送信の確率に基づいて送信され得る。いくつかの実施形態において、モバイルデバイス115−dは、それが同期送信に参加するようにスケジュールされた場合、信頼性アラームを送信するのみである。
[0038] 分離されたモバイルデバイス115−dは、同期されたモバイルデバイス115−cからD2D同期情報325を受信し得る。D2D同期情報325は、フリーのリソース320を使用して受信され得る。D2D同期情報は、分離されたモバイルデバイス115−dが、基地局105−b等を通じて、同期されたモバイルデバイス115−cおよび/またはネットワークと同期するのに役立ち得る、時間および/または周波数オフセットまたは任意の他の情報を含み得る。
[0039] モバイルデバイス115−dは、基地局105−b等を通じて、ネットワークおよび/または同期されたモバイルデバイス115−cと同期し得る330。いくつかの場合において、受信されたD2D同期情報325は、モバイルデバイス115−dを同期するために使用される330。
[0040] モバイルデバイス115−dは、信頼性アラーム315を送信し得る。信頼性アラーム315は、信頼できるタイミングを備えたモバイルデバイス115−dに気付くために後続のモバイルデバイス115によって受信され得る、および/または後続のモバイルデバイス115のために使用され得る。
[0041] 図4Aは、様々な実施形態による、D2D同期のために構成されたデバイス400を示すブロック図である。デバイス400は、モバイルデバイス115−eであり得、それは、図1のモバイルデバイス115の一例であり得る。デバイス400は、図1の基地局105の一例であり得る。いくつかの実施形態において、デバイス400は、プロセッサである。デバイス400は、受信機モジュール405、D2D同期モジュール415、および/または送信機モジュール410を含み得る。いくつかの場合において、受信機モジュール405および送信機モジュール410は、単一の、または複数のトランシーバモジュールである。受信機モジュール405および/または送信機モジュール410は、統合プロセッサを含み得、それらはまた、発振器および/またはタイマを含み得る。受信機モジュール405は、基地局105および/またはモバイルデバイス115から信号を受信し得る。受信機モジュール405は、同期情報305を受信すること、信頼性アラーム315を受信すること、および/またはD2D同期情報325を受信することを含む、図3において上述されたシステムおよびコールフローの動作、または動作の一部を実行し得る。送信機モジュール410は、信号を基地局105および/またはモバイルデバイス115に送信し得る。送信機モジュール410は、同期情報305を送信すること、信頼性アラーム315を送信すること、および/またはD2D同期情報325を送信することのような、図3において上述されたシステムおよびコールフローの動作、または動作の一部を実行し得る。
[0042] デバイス400は、D2D同期モジュール415を含み得る。D2D同期モジュール415は、統合プロセッサを含み得る。D2D同期モジュール415は、他のデバイスと同期し得る、および/またはそれが同期していることを他のデバイスに知らせる。D2D同期モジュール415は、同期されたデバイスから信頼性アラームを受信し得る、および/または分析し得る。D2D同期モジュール415は、分離イベントが発生したと決定し得る。さらに、D2D同期モジュール415は、同期情報を受信する等のために、リソースをフリーにし得る。D2D同期モジュール415は、D2D同期情報のような、同期情報を分析し得る、および/またはそれと同期し得る。D2D同期モジュール415は、送信されるべき信頼性アラームを準備(prepare)し得る。D2D同期モジュール415は、データベースを含み得る。データベースは、基地局105、モバイルデバイス115、チャネル条件、しきい値、および/または同期情報に関する情報を記憶し得る。
[0043] 例として、デバイス400は、受信機モジュール405、D2D同期モジュール415、および送信機モジュール410を通じて、同期情報305および/またはD2D同期情報325を送信および/または受信すること、同期情報305および/またはD2D同期情報325等を用いて、分離イベント310を決定および/または認識すること、信頼性アラーム315を送信および/または受信すること、リソースをフリーにすること320、および/または同期すること330を含む、図3に関連して上述されたシステムおよびコールフロー、および/または図2に関連して上述されたシステムの動作、または動作の一部を実行し得る。
[0044] 図4Bは、様々な実施形態による、D2D同期のために構成されたデバイス400−aのブロック図を示す。デバイス400−aは、図4Aのデバイス400の一例であり得、デバイス400−aは、デバイス400について上述されたのと同じまたは同様の機能を実行し得る。いくつかの実施形態において、デバイス400−aはモバイルデバイス115−fであり、それは、図1、2、3、および4Aのうちのいずれかまたは全てに関連して上述されたモバイルデバイス115の1つ以上の態様を含み得る。いくつかの実施形態において、デバイス400−aは、図1、2、3、および4Aのうちのいずれかまたは全てに関連して上述された基地局105の一例である。デバイス400−aはまた、プロセッサであり得る。いくつかの場合において、デバイス400−aは、図4Aの受信機モジュール405の一例であり得る受信機モジュール405−aを含み、受信機モジュール405−aは、受信機モジュール405について上述されたのと同じまたは同様の機能を実行し得る。いくつかの場合において、デバイス400−aは、図4Aの送信機モジュール410の一例であり得る送信機モジュール410−aを含み、送信機モジュール410−aは、送信機モジュール410について上述されたのと同じまたは同様の機能を実行し得る。
[0045] いくつかの実施形態において、デバイス400−aは、図4AのD2D同期モジュール415の一例であり得るD2D同期モジュール415−aを含む。D2D同期モジュール415−aは、信頼性アラームモジュール420を含み得る。信頼性アラームモジュール420は、信頼性アラーム315を分析および/または準備すること、および/または分離イベント310を決定および/または認識することのような、図3に上述されたシステムおよびコールフローの動作、または動作の一部を実行し得る。
[0046] いくつかの実施形態において、デバイス400−aは、同期モジュール425を含む。同期モジュール425は、同期情報305および/またはD2D同期情報325のような同期情報を分析および/または準備すること、リソースをフリーにすること320、および/または同期すること330のような、図3に上述されたシステムおよびコールフローの動作、または動作の一部を実行し得る。
[0047] いくつかの実施形態よると、デバイス400および/または400−aのコンポーネントは、個々にまたは集合的に、ハードウェアで適用可能な機能のうちのいくつかまたは全てを実行するように適合された少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて実現され得る。他の実施形態において、デバイス400および/または400−aの機能は、少なくとも1つの集積回路(IC)上で、少なくとも1つの処理ユニット(またはコア)によって実行される。他の実施形態において、他のタイプの集積回路(例えば、構造化(structured)/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他の半カスタムIC)が使用され、これらは、当該技術分野において知られている任意のやり方でプログラムされ得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、メモリに組み込まれた命令により実現され、少なくとも1つの汎用または特定用途向けのプロセッサによって実行されるようにフォーマットされ得る。
[0048] 図5は、様々な実施形態による、D2D同期のために構成されたモバイルデバイス115−gのブロック図500である。モバイルデバイス115−gは、パーソナルコンピュータ(例えば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、等)、セルラ電話、PDA、スマートフォン、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット家電、ゲーム機、e−リーダー、等のような、様々な形態(configuration)のうちのいずれかを有し得る。モバイルデバイス115−gは、モバイル動作を容易にするために、小型バッテリのような内部電源(図示せず)を有し得る。いくつかの実施形態において、モバイルデバイス115−gは、図1、2、3、4Aおよび/または4Bのモバイルデバイス115の一例であり得る。
[0049] モバイルデバイス115−gは、一般的に、通信を送信するためのコンポーネントおよび通信を受信するためのコンポーネントを含むデータ通信および双方向音声のためのコンポーネントを含み得る。モバイルデバイス115−gは、プロセッサモジュール570、メモリ580、送信機/変調器510、受信機/復調器515、および1つ以上のアンテナ(単数または複数)535を含み得、それらは、それぞれ(例えば、少なくとも1つのバス575を介して)互いに直接的または間接的に通信し得る。モバイルデバイス115−gは、送信機/変調器モジュール510および受信機/復調器モジュール515を介して複数のワイヤレス送信を同時に送信および/または受信することができる多重アンテナ535を含み得る。例えば、モバイルデバイス115−gは、X個のアンテナ535、M個の送信機/変調器モジュール510、およびR個の受信機/復調器515を有し得る。送信機/変調器モジュール510は、信号をアンテナ535のうちの少なくとも1つを介して基地局105および/または他のモバイルデバイス115に送信するように構成され得る。送信機/変調器モジュール510は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ535に提供するように構成されたモデムを含み得る。受信機/復調器515は、アンテナ535のうちの少なくとも1つから受信されたパケットを受信し、RF処理を実行し、復調するように構成され得る。いくつかの例において、モバイルデバイス115−gは、アンテナ535毎に1つの受信機/復調器515を有し得(すなわち、R=X)、その一方で他の例では、RはXより小さいまたは大きくあり得る。送信機/変調器510および受信機/復調器515は、複数のMIMOレイヤおよび/またはコンポーネントキャリアを介して複数の基地局105および/またはモバイルデバイス115と同時に通信することが可能であり得る。
[0050] 図5のアーキテクチャによれば、モバイルデバイス115−gはまた、D2D同期モジュール415−bを含み得る。例として、D2D同期モジュール415−bは、バス575を介してモバイルデバイス115−gの他のコンポーネントのいくつかまたは全てと通信状態にあるモバイルデバイス115−gのコンポーネントであり得る。あるいは、D2D同期モジュール415−bの機能は、送信機/変調器510、受信機/復調器515のコンポーネントとして、コンピュータプログラム製品として、および/またはプロセッサモジュール570の少なくとも1つのコントローラ要素として実現され得る。
[0051] メモリ580は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ580は、実行されると、プロセッサモジュール570に、本明細書で説明された様々な機能を実行させる(例えば、分離イベントを決定する、信頼性アラームを分析する、同期情報を分析する、リソースをフリーにする、同期する、等)ように構成された命令を含む、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能なソフトウェア/ファームウェアコード585を記憶し得る。あるいは、ソフトウェア/ファームウェアコード585は、プロセッサモジュール570によって直接的に実行可能でない場合があるが、(例えば、コンパイルおよび実行されると)コンピュータに、本明細書で説明された機能を実行させるように構成され得る。
[0052] プロセッサモジュール570は、例えば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、等のようなインテリジェントハードウェアデバイスを含み得る。モバイルデバイス115−aは、マイクロフォンを介してオーディオを受信すること、オーディオを受信されたオーディオを表わすパケット(例えば、長さ20ms、長さ30ms、等)に変換すること、オーディオパケットを送信機/変調器モジュール510に提供すること、およびユーザが話しているかどうかのインジケーションを提供することを行うように構成されたスピーチエンコーダ(図示せず)を含み得る。
[0053] モバイルデバイス115−gは、図1、2、3、4A、および/または4Bのモバイルデバイス115に関して上述された態様を実現するように構成され得、ここでは簡潔のために繰り返さない。よって、D2D同期モジュール415−bは、図4AのD2D同期モジュール415および/または図4BのD2D同期モジュール415−aに関連して上述されたモジュールおよび機能を含み得る。さらに、あるいはその代わりに、D2D同期モジュール415−bは、図7に関連して説明される方法700および/または図8に関連して説明される方法800を実行し得る。
[0054] 図6は、様々な実施形態による、D2D同期のために構成され得る通信システム600のブロック図を示す。このシステム600は、図1、図2、または図3に図示されたシステム100、200、または300の態様の一例であり得る。システム600は、ワイヤレス通信リンク125上でモバイルデバイス115と通信するために構成された基地局105−cを含む。基地局105−cは、1つ以上のコンポーネントキャリア上で通信することが可能であり得、通信リンク125のための複数のコンポーネントキャリアを使用するキャリアアグリゲーションを実行することが可能であり得る。基地局105−cは、例えば、システム100、200、または300で示されるような基地局105、またはデバイス400または400−aであり得る。
[0055] いくつかの場合において、基地局105−cは、1つ以上のワイヤードバックホールリンクを有し得る。基地局105−cは、例えば、コアネットワーク130−aへのワイヤードバックホールリンク(例えば、S1インターフェース、等)を有するLTE eNB105であり得る。基地局105−cはまた、基地局間通信リンク(例えば、X2インターフェース、等)を介して、基地局105−dおよび基地局105−eのような、他の基地局105と通信し得る。基地局105の各々は、同じまたは異なるワイヤレス通信技術を使用してモバイルデバイス115と通信し得る。いくつかの場合において、基地局105−cは、基地局通信モジュール615を利用して105−dおよび/または105−eのような他の基地局と通信し得る。いくつかの実施形態において、基地局通信モジュール615は、いくつかの基地局105間の通信を提供するために、LTE/LTE−Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを提供し得る。いくつかの実施形態において、基地局105−cは、コアネットワーク130−aを通して他の基地局と通信し得る。いくつかの場合において、基地局105−cは、ネットワーク通信モジュール665を通してコアネットワーク130−aと通信し得る。
[0056] 基地局105−cのためのコンポーネントは、図1、2、3、4A、および/または4Bの基地局105に関して上述された態様を実現するように構成され得、ここでは簡潔のために繰り返さない。例えば、基地局105−cは、図4のD2D同期モジュール415の一例であり得る、D2D同期モジュール415−cを含み得る。
[0057] 基地局105−cは、アンテナ645、トランシーバモジュール650、メモリ670、およびプロセッサモジュール660を含み得、それらは、それぞれ、(例えば、バスシステム680を介して)直接あるいは間接的に、互いに通信し得る。トランシーバモジュール650は、アンテナ645を介して、マルチモードデバイスであり得るモバイルデバイス115と双方向で通信するように構成され得る。トランシーバモジュール650(および/または基地局105−cの他のコンポーネント)はまた、アンテナ645を介して、他の基地局(図示せず)と双方向で通信するように構成され得る。トランシーバモジュール650は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ645に提供し、アンテナ645から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。基地局105−cは、それぞれ少なくとも1つの関連アンテナ645を備えた、多重トランシーバモジュール650を含み得る。
[0058] メモリ670は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ670はまた、実行されると、プロセッサモジュール660に、本明細書で説明された様々な機能を実行させる(例えば、分離イベントを決定する、信頼性アラームを送信する、同期情報を送信する、等)ように構成された命令を含む、コンピュータ読取可能、コンピュータ実行可能なソフトウェアコード675を記憶し得る。
あるいは、ソフトウェア675は、プロセッサモジュール660によって直接的に実行可能でない場合があるが、例えば、コンパイルおよび実行されると、コンピュータに、本明細書で説明された機能を実行させるように構成される。
[0059] プロセッサモジュール660は、例えば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、等のようなインテリジェントハードウェアデバイスを含み得る。プロセッサモジュール660は、エンコーダ、キュー処理モジュール、ベースバンドプロセッサ、無線装置コントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、等のような、様々な特殊用途プロセッサを含み得る。
[0060] 図6のアーキテクチャによると、基地局105−cは、通信管理モジュール640をさらに含み得る。通信管理モジュール640は、他の基地局105との通信を管理し得る。通信管理モジュール640は、他の基地局105と連携してモバイルデバイス115との通信を制御するためのスケジューラおよび/またはコントローラを含み得る。例えば、通信管理モジュール640は、モバイルデバイス115への送信のスケジューリングまたはビームフォーミングおよび/またはジョイント送信(joint transmission)のような様々な干渉緩和技法を実行し得る。
[0061] 図7は、様々な実施形態による、D2D同期のための方法700を示すフロー図である。方法700は、例えば、図1、2、3、4A、4B、5、および6のデバイス、システム、およびコールフロー100、200、300、400、400−a、500、および600を使用して実現され得る。
[0062] ブロック705において、モバイルデバイス115は、信頼性アラームを、信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で受信し得る。例えば、ブロック705における動作は、図4AのD2D同期モジュール415、図4Bの信頼性アラームモジュール420、および/または図5のデバイス500によって実行され得る。
[0063] ブロック710において、モバイルデバイス115は、信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいてネットワークと同期し得る。例えば、ブロック710における動作は、図4AのD2D同期モジュール415、図4Bの同期モジュール425、および/または図5のデバイス500によって実行され得る。
[0064] 図8は、様々な実施形態による、D2D同期のための方法800を示すフロー図である。方法800は、例えば、図1、2、3、4A、4B、5、および6のデバイス、システム、およびコールフロー(単数または複数)100、200、300、400、400−a、500、および600を使用して実現され得る。
[0065] ブロック805において、モバイルデバイス115は、信頼性アラームを、信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で受信し得る。例えば、ブロック805における動作は、図4AのD2D同期モジュール415、図4Bの信頼性アラームモジュール420、および/または図5のデバイス500によって実行され得る。
[0066] ブロック810において、モバイルデバイス115は、信頼性アラームがしきい値を超えると決定し得る。例えば、ブロック810における動作は、図4AのD2D同期モジュール415、図4Bの信頼性アラームモジュール420、および/または図5のデバイス500によって実行され得る。
[0067] ブロック815において、モバイルデバイス115は、送信の確率に基づいて、モバイルデバイスがネットワークと同期されていない間、ある数の同期期間にわたって、信頼性アラームを信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で送信し得る。例えば、ブロック815における動作は、図4AのD2D同期モジュール415、図4Bの信頼性アラームモジュール420、および/または図5のデバイス500によって実行され得る。
[0068] ブロック820において、モバイルデバイス115は、同期リソース上で同期信号を受信し得、ここにおいて、同期リソースは、信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいて利用可能にされる。いくつかの場合において、ブロック820における動作は、図4AのD2D同期モジュール415、図4Bの同期モジュール425、および/または図5のデバイス500によって実行され得る。
[0069] ブロック825において、モバイルデバイス115は、同期信号に少なくとも部分的に基づいてネットワークと同期し得る。いくつかの場合において、ブロック825における動作は、図4AのD2D同期モジュール415、図4Bの同期モジュール425、および/または図5のデバイス500によって実行され得る。
[0070] ブロック830において、モバイルデバイス115は、信頼性アラームを信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で送信し得る。いくつかの場合において、ブロック830における動作は、図4AのD2D同期モジュール415、図4Bの信頼性アラームモジュール420、および/または図5のデバイス500によって実行され得る。
[0071] 方法700および800が本明細書で説明されたツールおよび技法の実現の例にすぎないことは当業者には明らかであろう。方法700および800は、再配置され得る、または別の方法で他の実現が可能となるように修正され得る。
[0072] 添付図面に関連して上述された詳細な説明は、例示的な実施形態を説明するものであり、実現され得る、または特許請求の範囲内にある実施形態のみを表すものではない。この説明全体を通して使用される「例示的」という用語は、「好ましい」または「他の実施形態よりも有利である」ということではなく、「例、実例、あるいは例示として役立つこと」を意味する。詳細な説明は、説明された技法の理解を提供する目的で、特定の詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの特定の詳細なしで実施され得る。いくつかの事例では、周知の構造およびデバイスは、説明された実施形態の概念を曖昧にすることを回避するためにブロック図形式で示される。
[0073] 情報および信号は、様々な異なる技術および技法のうちの任意のものを使用して表され得る。例えば、上記の説明の全体にわたって参照され得る、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場あるいは磁粒子、光場あるいは光学粒子、またはそれら任意の組み合わせによって表され得る。
[0074] 本明細書で説明された技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムのような様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば交換可能に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、等のような無線技術を実現し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般的に、CDMA2000 1X、1X、等と称される。IS−856(TIA−856)は、一般的に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD)、等と称される。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形を含む。TDMAシステムは、移動体通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュOFDM、等、のような無線技術を実現し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPP(登録商標)ロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新リリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と呼ばれる団体からの文書に説明されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と呼ばれる団体からの文書に説明されている。本明細書で説明される技法は、上述されたシステムおよび無線技術のみならず、他のシステムおよび無線技術に使用され得る。しかしながら、上記の説明は、実例を目的としてLTEシステムを説明しており、LTE用語が上記の説明の大部分において使用されているが、この技法はLTE適用を超えて適用可能である。
[0075] 本明細書の開示に関連して説明された様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブルロジックデバイス、離散ゲートまたはトランジスタロジック、離散ハードウェアコンポーネント、または本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれら任意の組み合わせで実現または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替において、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結した1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実現され得る。
[0076] 本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれら任意の組み合わせで実現され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実現される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つ以上の命令またはコードとして記憶または送信され得る。他の例および実現は、本開示および特許請求の範囲の精神および範囲内にある。例えば、ソフトウェアの性質により、上述された機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組み合わせを使用して実現されることができる。機能を実現する特徴はまた、様々な位置において物理的に配置され得、それは、機能の一部が異なる物理的な位置において実現されるように分配されることを含む。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目のリスト(例えば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つ以上」のようなフレーズで始まる項目のリスト)中で使用される「または」は、例えば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」のリストが、A、またはB、またはC、またはAB、またはAC、またはBC、またはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するように離接的なリスト(disjunctive list)を示す。
[0077] コンピュータ可読媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得る。それに制限されない例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、または、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するように使用されることができ、汎用または特殊用途コンピュータ、あるいは汎用または特殊用途プロセッサによってアクセスされることができる、任意の他の媒体を備えることできる。また、任意の接続は、コンピュータ可読媒体と厳密には称される。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含み、ここでディスク(disks)は、通常データを磁気的に再生し、一方ディスク(discs)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0078] 本開示の先の説明は、当業者が本開示を製造または使用することを可能にするように提供される。本開示に対する様々な変更は、当業者に容易に理解され、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく他の変形に適用され得る。本開示を通して、「例」または「例示的」という用語は、例または実例を示すものであり、言及された例に対するいかなる選好を暗に示すものでも必要とするものでもない。よって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるように意図されたものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲が付与されるべきである。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス同期のための方法であって、
モバイルデバイスにおいて、信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で受信することと、
前記信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいてネットワークと同期することと、
を備える、方法。
[C2]
前記ネットワークと同期することは、
同期リソース上で同期信号を受信することと、ここにおいて、前記同期リソースは、前記信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいて利用可能にされる、
前記同期信号に少なくとも部分的に基づいて前記ネットワークと同期することと
を備える、上記C1に記載の方法。
[C3]
前記信頼性アラームは、タイムオフセットおよびカウンタのうちの少なくとも1つを備えるアナログ信号を備える、上記C1に記載の方法。
[C4]
信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられた前記リソース上で送信することをさらに備える、上記C1に記載の方法。
[C5]
前記信頼性アラームを送信することは、
前記モバイルデバイスが前記ネットワークと同期されていない間、ある数の同期期間にわたって前記信頼性アラームを送信することを備える、
上記C4に記載の方法。
[C6]
前記信頼性アラームを送信することは、
送信の確率に基づいて前記信頼性アラームを送信することを備える、
上記C5に記載の方法。
[C7]
前記信頼性アラームがしきい値を超えると決定することをさらに備える、上記C1に記載の方法。
[C8]
前記信頼性アラームのために割り当てられた前記リソースは、デバイス間(D2D)リソースを備える、上記C1に記載の方法。
[C9]
前記同期リソースは、前記信頼性アラームのために予約されていない前記デバイス間(D2D)リソースのうちの少なくともいくらかを備える、上記C2に記載の方法。
[C10]
ワイヤレス同期のためのデバイスであって、
モバイルデバイスにおいて、信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で受信するための手段と、
前記信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいてネットワークと同期するための手段と
を備える、デバイス。
[C11]
前記ネットワークと同期するための前記手段は、
同期リソース上で同期信号を受信するための手段と、ここにおいて、前記同期リソースは、前記信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいて利用可能にされる、
前記同期信号に少なくとも部分的に基づいて前記ネットワークと同期するための手段と
を備える、上記C10に記載のデバイス。
[C12]
前記信頼性アラームは、タイムオフセットおよびカウンタのうちの少なくとも1つを備えるアナログ信号を備える、上記C10に記載のデバイス。
[C13]
信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられた前記リソース上で送信するための手段をさらに備える、上記C10に記載のデバイス。
[C14]
前記信頼性アラームを送信するための前記手段は、
前記モバイルデバイスが前記ネットワークと同期されていない間、ある数の同期期間にわたって前記信頼性アラームを送信するための手段を備える、
上記C13に記載のデバイス。
[C15]
前記信頼性アラームを送信するための前記手段は、
送信の確率に基づいて前記信頼性アラームを送信するための手段を備える、
上記C14に記載のデバイス。
[C16]
前記信頼性アラームがしきい値を超えると決定するための手段をさらに備える、上記C10に記載のデバイス。
[C17]
前記信頼性アラームのために割り当てられた前記リソースは、デバイス間(D2D)リソースを備える、上記C10に記載のデバイス。
[C18]
前記同期リソースは、前記信頼性アラームのために予約されていない前記デバイス間(D2D)リソースのうちの少なくともいくらかを備える、上記C11に記載のデバイス。
[C19]
ワイヤレス同期のためのデバイスであって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信状態にあるメモリと、
前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令は、
モバイルデバイスにおいて、信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で受信することと、
前記信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいてネットワークと同期することと、
を行うように前記プロセッサによって実行可能である、
デバイス。
[C20]
前記ネットワークと同期することは、
同期リソース上で同期信号を受信することと、ここにおいて、前記同期リソースは、前記信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいて利用可能にされる、
前記同期信号に少なくとも部分的に基づいて前記ネットワークと同期することと
を備える、上記C19に記載のデバイス。
[C21]
前記信頼性アラームは、タイムオフセットおよびカウンタのうちの少なくとも1つを備えるアナログ信号を備える、上記C19に記載のデバイス。
[C22]
前記命令は、
信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられた前記リソース上で送信することを行うように前記プロセッサによってさらに実行可能である、
上記C19に記載のデバイス。
[C23]
前記信頼性アラームを送信することは、
前記モバイルデバイスが前記ネットワークと同期されていない間、ある数の同期期間にわたって前記信頼性アラームを送信することを備える、
上記C22に記載のデバイス。
[C24]
前記信頼性アラームを送信することは、
送信の確率に基づいて前記信頼性アラームを送信することを備える、
上記C23に記載のデバイス。
[C25]
前記命令は、
前記信頼性アラームがしきい値を超えると決定すること
を行うように前記プロセッサによってさらに実行可能である、上記C19に記載のデバイス。
[C26]
前記信頼性アラームのために割り当てられた前記リソースは、デバイス間(D2D)リソースを備える、上記C19に記載のデバイス。
[C27]
前記同期リソースは、前記信頼性アラームのために予約されていない前記デバイス間(D2D)リソースのうちの少なくともいくらかを備える、上記C20に記載のデバイス。
[C28]
非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
モバイルデバイスにおいて、信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で受信することと、
前記信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいてネットワークと同期することと、
を行うようにプロセッサによって実行可能な命令を記憶した、非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C29]
前記ネットワークと同期することは、
同期リソース上で同期信号を受信することと、ここにおいて、前記同期リソースは、前記信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいて利用可能にされる、
前記同期信号に少なくとも部分的に基づいて前記ネットワークと同期することと
を備える、
上記C28に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C30]
前記命令は、
信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられた前記リソース上で送信すること
を行うように前記プロセッサによってさらに実行可能である、上記C28に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。

Claims (15)

  1. ワイヤレス同期のための方法であって、
    ネットワークからの同期情報を受信することから分離されたモバイルデバイスにおいて、信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられたデバイス間(D2D)リソース上で同期されたモバイルデバイスから受信することと、ここにおいて、前記信頼性アラームは、同期信号が前記分離されたモバイルデバイスに近いことを示す
    前記信頼性アラームの信号強度がしきい値を超えることに少なくとも部分的に基づいて前記信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で送信することと、
    前記分離されたモバイルデバイスによって、前記信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいて前記ネットワークと同期することと、
    を備える、方法。
  2. 前記ネットワークと同期することは
    期リソース上で前記同期信号を受信することと、ここにおいて、前記同期リソースは、前記信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいて利用可能にされる、
    前記同期信号に少なくとも部分的に基づいて前記ネットワークと同期することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられた前記D2Dリソース上で送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記信頼性アラームを送信することは、
    前記モバイルデバイスが前記ネットワークと同期されていない間、ある数の同期期間にわたって前記信頼性アラームを送信することを備える、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記信頼性アラームを送信することは、
    送信の確率に基づいて前記信頼性アラームを送信することを備える、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記信頼性アラームの前記信号強度が前記しきい値を超えると決定することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. ワイヤレス同期のためのモバイルデバイスであって、
    ネットワークからの同期情報を受信することから分離された前記モバイルデバイスにおいて、信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられたデバイス間(D2D)リソース上で同期されたモバイルデバイスから受信するための手段と、ここにおいて、前記信頼性アラームは、同期信号が前記分離されたモバイルデバイスに近いことを示す
    前記信頼性アラームの信号強度がしきい値を超えることに少なくとも部分的に基づいて前記信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられたリソース上で送信するための手段と、
    前記分離されたモバイルデバイスによって、前記信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいて前記ネットワークと同期するための手段と
    を備える、デバイス。
  8. 前記ネットワークと同期するための前記手段は
    期リソース上で前記同期信号を受信するための手段と、ここにおいて、前記同期リソースは、前記信頼性アラームに少なくとも部分的に基づいて利用可能にされる、
    前記同期信号に少なくとも部分的に基づいて前記ネットワークと同期するための手段と
    を備える、請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記信頼性アラームは、タイムオフセットおよびカウンタのうちの少なくとも1つを備えるアナログ信号を備える、請求項1に記載の方法、または請求項7に記載のデバイス。
  10. 前記信頼性アラームを前記信頼性アラームのために割り当てられた前記D2Dリソース上で送信するための手段をさらに備える、請求項7に記載のデバイス。
  11. 前記信頼性アラームを送信するための前記手段は、
    前記モバイルデバイスが前記ネットワークと同期されていない間、ある数の同期期間にわたって前記信頼性アラームを送信するための手段を備える、
    請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記信頼性アラームを送信するための前記手段は、
    送信の確率に基づいて前記信頼性アラームを送信するための手段を備える、
    請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記信頼性アラームの前記信号強度が前記しきい値を超えると決定するための手段をさらに備える、請求項7に記載のデバイス。
  14. 前記同期リソースは、前記信頼性アラームのために予約されていない前記D2Dリソースのうちの少なくともいくらかを備える、請求項に記載の方法、または請求項に記載のデバイス。
  15. コンピュータ上で実行されたときに請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の方法を実行するための命令を備える、コンピュータプログラム。
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