JP6585080B2 - Ue自律的無線リソース構成拡張 - Google Patents

Ue自律的無線リソース構成拡張 Download PDF

Info

Publication number
JP6585080B2
JP6585080B2 JP2016566973A JP2016566973A JP6585080B2 JP 6585080 B2 JP6585080 B2 JP 6585080B2 JP 2016566973 A JP2016566973 A JP 2016566973A JP 2016566973 A JP2016566973 A JP 2016566973A JP 6585080 B2 JP6585080 B2 JP 6585080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
timing
cell group
measurement gap
offsetting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016566973A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017517962A (ja
JP2017517962A5 (ja
Inventor
正人 北添
正人 北添
バジャペヤム、マドハバン・スリニバサン
アミンザデー・ゴハリ、アミア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2017517962A publication Critical patent/JP2017517962A/ja
Publication of JP2017517962A5 publication Critical patent/JP2017517962A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6585080B2 publication Critical patent/JP6585080B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/21Control channels or signalling for resource management in the uplink direction of a wireless link, i.e. towards the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J11/00Orthogonal multiplex systems, e.g. using WALSH codes
    • H04J11/0023Interference mitigation or co-ordination
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/38TPC being performed in particular situations
    • H04W52/50TPC being performed in particular situations at the moment of starting communication in a multiple access environment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/001Synchronization between nodes
    • H04W56/0015Synchronization between nodes one node acting as a reference for the others
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/004Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay
    • H04W56/005Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay compensating for timing error by adjustment in the receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/002Transmission of channel access control information
    • H04W74/004Transmission of channel access control information in the uplink, i.e. towards network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/15Setup of multiple wireless link connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/28Discontinuous transmission [DTX]; Discontinuous reception [DRX]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

相互参照
[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2015年5月7日に出願された、「UE Autonomous Radio Resource Configuration Extension」と題する、Kitazoeらによる米国特許出願第14/706,549号、および2014年5月9日に出願された、「UE Autonomous Radio Resource Configuration Extension」と題する、Kitazoeらによる米国仮特許出願第61/991,095号の優先権を主張する。
[0002]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、たとえば、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システムがある。
[0003]概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、各々が複数のモバイルデバイスまたは他のユーザ機器(UE)デバイスのための通信を同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。基地局は、ダウンストリームリンクおよびアップストリームリンク上でUEと通信し得る。各基地局は、セルのカバレージエリアと呼ばれることがあるカバレージエリアを有する。
[0004]ワイヤレス通信システムは、共通基地局からのいくつかのキャリアがUEをサービスするためにアグリゲートされる、キャリアアグリゲーションをサポートし得る。さらに、ワイヤレスシステムは、UEが別個のキャリア上の2つの基地局との接続を同時に維持する、デュアル接続性をサポートし得る。デュアル接続性適用例では、異なる基地局に関連するキャリアは、非同期であり得る。
[0005]説明する特徴は、概して、ユーザ機器(UE)自律的無線リソース構成拡張のための1つまたは複数のシステム、方法、または装置に関する。本明細書で開示するように、UEは、2つ(またはそれ以上)の基地局とのデュアル接続性において動作し得る。各基地局は、セルグループとして知られる、キャリアのセットを与え得、UEは、各セルグループからの1つまたは複数のキャリアとの同時接続を有し得る。UEは、それぞれのセルグループのキャリア間のタイミング差を自律的に決定し得、UEは、その差を考慮するように、一方または両方のキャリアの無線リソース構成に関して動作のタイミングを調整し得る。いくつかの例では、UEは、キャリア間の決定されたタイミング差を考慮するように、自律的に測定ギャップ動作を調整するか、または間欠受信(DRX)動作を調整する。
[0006]それぞれの第1のセルグループおよび第2のセルグループを備える、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとのデュアル接続性を有するユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法について説明する。本方法は、第1のセルグループの第1のキャリアと第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定することと、タイミング差に少なくとも部分的に基づいて、第1のキャリアまたは第2のキャリアの無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作のタイミングを調整することとを含み得る。
[0007]それぞれの第1のセルグループおよび第2のセルグループを含む、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとのデュアル接続性ワイヤレス通信のために動作可能な装置について説明する。本装置は、第1のセルグループの第1のキャリアと第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定するための手段と、タイミング差に少なくとも部分的に基づいて、第1のキャリアまたは第2のキャリアの無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作のタイミングを調整するための手段とを含み得る。
[0008]それぞれの第1のセルグループおよび第2のセルグループを含む、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとのデュアル接続性ワイヤレス通信のために動作可能なさらなる装置について説明する。本装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、本装置に、第1のセルグループの第1のキャリアと第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定することと、タイミング差に少なくとも部分的に基づいて、第1のキャリアまたは第2のキャリアの無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作のタイミングを調整することとを行わせる。
[0009]それぞれの第1のセルグループおよび第2のセルグループを含む、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとのデュアル接続性を有するユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信をサポートするコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。コードは、第1のセルグループの第1のキャリアと第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定することと、タイミング差に少なくとも部分的に基づいて、第1のキャリアまたは第2のキャリアの無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作のタイミングを調整することとを行うように実行可能な命令を含み得る。
[0010]いくつかの例では、タイミングを調整することは、タイミング差に従って決定されたサブフレームの数によって、無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作をオフセットすることを含む。いくつかの例では、少なくとも1つの動作は、第2のキャリア上の測定ギャップを実施することを含み、タイミングを調整することは、第1のキャリアの測定ギャップ構成に関して第2のキャリア上の測定ギャップをオフセットすることを含む。いくつかの例では、動作は、第1のキャリア上の間欠受信(DRX)動作を含み、タイミングを調整することは、DRX動作に関して、無線周波数(RF)再同調がそれの中で実行されるサブフレームをオフセットすることを含む。
[0011]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、測定ギャップをオフセットすることが、最小ギャップ長に少なくとも部分的に基づく。追加または代替として、いくつかの例では、測定ギャップをオフセットすることは、第2のキャリア上の測定ギャップと第1のキャリア上の測定ギャップとが時間的に重複し、重複がUEの最小ギャップ長を含むように、第2のキャリア上の測定ギャップを整合させることを含む。
[0012]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、調整することはUEによって自律的に実行される。いくつかの例では、第1のキャリアと第2のキャリアとの間のタイミング差を決定することは、第1のキャリアおよび第2のキャリアのためのフレーム番号付けを含むブロードキャスト情報を受信することと、第1のキャリアおよび第2のキャリアのサブフレームタイミングを測定することと、受信されたフレーム番号付けと測定されたサブフレームタイミングとに少なくとも部分的に基づいてタイミング差を識別することとを含む。
[0013]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のキャリアのための測定ギャップ構成を含むブロードキャスト情報を受信することをさらに含み得る。したがって、少なくとも1つの動作のタイミングを調整することは、受信された測定ギャップ構成に少なくとも部分的に基づき得る。いくつかの例では、第1のセルグループはマスタセルグループ(MCG:master cell group)を含み、第2のセルグループは2次セルグループ(SCG:secondary cell group)を含む。
[0014]説明する方法および装置の適用性のさらなる範囲は、以下の発明を実施するための形態、特許請求の範囲、および図面から明らかになろう。発明を実施するための形態の範囲内の様々な変更および改変が当業者に明らかになろうから、発明を実施するための形態および特定の例は例示として与えられるものにすぎない。
[0015]本発明の性質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照して実現され得る。添付の図において、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素同士を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
[0016]ワイヤレス通信システムの一例を示す図。 [0017]本開示による、デュアル接続性UEの態様を示す図。 [0018]異なるセルグループのキャリア間のタイミング差の一例を示す図。 [0019]UE無線リソース構成に関する測定ギャップ動作のタイミング調整の例を示す図。 UE無線リソース構成に関する測定ギャップ動作のタイミング調整の例を示す図。 [0020]デュアル接続性UEによって観測される、異なるセルグループのキャリア間のタイミング差の一例を示す図。 [0021]UE無線リソース構成に関するDRX動作のタイミング調整の例を示す図。 UE無線リソース構成に関するDRX動作のタイミング調整の例を示す図。 [0022]自律的タイミング調整のために構成されたデュアル接続性デバイスのブロック図。 [0023]自律的タイミング調整のために構成されたデュアル接続性デバイスのブロック図。 [0024]自律的タイミング調整のために構成されたデュアル接続性デバイスのブロック図。 [0025]ワイヤレス通信システムのブロック図。 [0026]本開示による、デュアル接続性UEによって実行され得る方法を示すフローチャート。 [0027]本開示による、デュアル接続性UEによって実行され得る方法を示すフローチャート。 [0028]本開示による、デュアル接続性UEによって実行され得る方法を示すフローチャート。 [0029]本開示による、デュアル接続性UEによって実行され得る方法を示すフローチャート。 [0030]本開示による、デュアル接続性UEによって実行され得る方法を示すフローチャート。 [0031]本開示による、デュアル接続性UEによって実行され得る方法を示すフローチャート。
[0032]ユーザ機器(UE)は、対応する基地局とのデュアル接続性を有しながら、異なるセルグループのキャリア間のタイミング不整合について、自律的に識別し、調整するように構成され得る。セルグループ内のキャリアのタイミングは互いに同期させられ得るが、デュアル接続性実装形態では、基地局は互いに同期させられないことがある。しかしながら、本明細書で開示するように、無線インターフェースにおけるいくつかの動作は、異種セルグループからのアグリゲートされたキャリアの間の整合から恩恵を受ける。
[0033]たとえば、それは、測定ギャップ動作のためのデュアル接続性キャリア間のまたはそれらの間の整合のために有益であり得る。すなわち、場合によっては、他の周波数または無線アクセス技術(RAT)のUE測定のために最小離調持続時間(たとえば、5ms)を保証することが、有益である。追加または代替として、それは、間欠受信(DRX)サイクルのオン持続時間(たとえば、アクティブ持続時間)中のデュアル接続性キャリア間のまたはそれらの間の整合のために有益であり得る。すなわち、いくつかの事例では、UEの受信機がアクティブである時間を最小限に抑えることが有益であり、それは、異なるセルグループに関して受信に依然として適応しながら、電力消費を減少させ得る。
[0034]キャリアアグリゲーションの場合、タイミング整合問題は、所与の基地局のセルの間の同期により回避される。しかしながら、デュアル接続性において動作しているとき、UEは、異なるネットワークノードのセル(またはセルグループ)の間のタイミング同期を仮定することができない。したがって、それのそれぞれのセルまたはセルグループのための無線リソース構成に従って動作することによって、デュアル接続性UEは、たとえば、それのマスタセルグループの制御チャネルを受信することができず、したがってネットワークによって到達可能でない不整合グリッチを経験し得る。同様に、不整合は、デュアル接続性UEが、競合する構成から生じる不十分な測定ギャップ持続時間により測定を実行することができない状況をもたらし得る。したがって、本明細書で説明するように、デュアル接続性において動作しているUEは、異なるセルグループのキャリア間のまたはそれらの間の不整合(たとえば、タイミング差)を決定し得、UEは、タイミング差を考慮または補償するように、それの無線リソース構成に関して1つまたは複数の動作を自律的に調整し得る。
[0035]以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用性、または構成を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの例に関して説明する特徴は、他の例において組み合わせられ得る。
[0036]図1に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、ユーザ機器(UE)115としても知られる通信デバイスと、コアネットワーク130とを含む。基地局105は、様々な例ではコアネットワーク130または基地局105の一部であり得る、基地局コントローラ(図示せず)の制御下でUE115と通信し得る。基地局105は、バックホールリンク132を通じてコアネットワーク130と制御情報またはユーザデータを通信し得る。例では、基地局105は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134を介して、直接的または間接的のいずれかで、互いに通信し得る。
[0037]ワイヤレス通信システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。ワイヤレス通信リンク125は、様々な無線技術に従って変調され得る。各被変調信号は、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。キャリアの特定の組合せは、UE115が機能する様式を規定し得る。以下で説明するように、UE115は、異なるセルグループをサポートする基地局105によってサービスされ得る。したがって、UE115は、非同期であり得る異なるセルグループのキャリア上で同時に通信し得る。したがって、いくつかの例では、UE115は、キャリア間のタイミング差を決定し、それぞれのキャリアまたはセルグループの無線リソース構成に関して1つまたは複数の動作を調整する。
[0038]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレス通信し得る。基地局105サイトの各々は、それぞれの地理的エリア110に通信カバレージを与え得る。いくつかの実施形態では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、発展型ノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。基地局のためのカバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタ(図示せず)に分割され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、またはピコ基地局)を含み得る。異なる技術のための重複するカバレージエリアがあり得る。
[0039]ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局が様々な地理的領域にカバレージを与える、異種ロングタームエボリューション(LTE)/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各基地局105は、通信カバレージをマクロセル、ピコセル、フェムトセル、または他のタイプのセルに与え得る。マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、サービスに加入しているUEによるネットワークプロバイダとの無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、概して、比較的小さい地理的エリアをカバーすることになり、サービスに加入しているUEによるネットワークプロバイダとの無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、概して、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることになり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUEによる制限付きアクセスをも与え得る。
[0040]コアネットワーク130は、バックホール132(たとえば、S1など)を介して基地局105と通信し得る。基地局105はまた、バックホールリンク134(たとえば、X2など)を介してまたはバックホールリンク132を介して(たとえば、コアネットワーク130を通して)直接または間接的に、互いと通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局は同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、基地局105は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は時間的に整合されないことがある。デュアル接続性構成では、UEは、ベースバンドユニット(BBU)を構成し、1つまたは複数のリモートラジオヘッド(RRH)をそれぞれ有し得る、異なる基地局からサービスされ得る。そのような構成では、異なるBBU(たとえば、基地局105)は、バックホールリンク134を介して互いに直接通信し得るが、BBU間のバックホールは、理想的でないことがあり、BBUが情報(たとえば、同期またはタイミング情報)を共有し得る効率を制限し得る。UE115は、したがって、異なるBBUの基地局105からの非同期キャリアを考慮するように構成され得る。
[0041]UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UEは固定式または移動可能であり得る。UE115は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。
[0042]通信システム100に示されたワイヤレス通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、またはダウンリンク(DL)キャリアを介した基地局105からUE115へのDL送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。通信リンク125は、(たとえば、対スペクトルリソースを使用する)FDDまたは(たとえば、不対スペクトルリソースを使用する)TDD動作を使用して、双方向通信を送信し得る。FDDのためのフレーム構造(たとえば、フレーム構造タイプ1)およびTDDのためのフレーム構造(たとえば、フレーム構造タイプ2)が定義され得る。以下でより詳細に説明するように、異なるキャリアのタイミングは、UE115が、時間的に不整合であるフレーム(およびサブフレーム)を有するキャリアを受信し得るようなタイミングであり得る。したがって、UE115は、測定ギャップ生成または間欠受信(DRX)動作を含む、動作のタイミングを調整し得る。これらの調整は、受信されたキャリアのタイミング差に従って、UE115によって、決定されたサブフレームの数によって、無線リソース構成に関して動作をオフセット(たとえば、拡張)することを含み得る。
[0043]図2に、本開示の様々な態様による、自律的無線リソース構成拡張が可能な1つまたは複数のUE115を用いたワイヤレス通信システム200の一例を示す。ワイヤレス通信システム200は、図1のワイヤレス通信システム100の態様の一例であり得る。ワイヤレス通信システム200は、マスタセルグループ(MCG)に関連し得る、基地局105−a(たとえば、ネットワークノード)と、2次セルグループ(SCG)に関連し得る、基地局105−b(たとえば、ネットワークノード)とを含む。基地局105−aは、たとえば、LTEマクロセルであり得、基地局105−bは、LTEピコセル、RRHなどであり得る。基地局105の各々は、独立したスケジューラ(図示せず)を有し得、各基地局105は、それぞれのカバレージエリア110を有し得る。MCGは、1次セル(たとえば、1次コンポーネントキャリア(PCC)、PCellなど)を含む(キャリアグループとも呼ばれる)セルグループであり得る。SCGは、PCellを含まないセルグループであり得るが、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)対応2次セル(SCell)で構成され得る。各グループ内のキャリアは、互いに同期させられ得る。たとえば、MCG内の各キャリアは、MCGの他のキャリアと同期させられ得、SCG内の各キャリアは、SCGの他のキャリアと同期させられ得る。MCGのキャリアは、しかしながら、SCGのキャリアに関して非同期であり得る。
[0044]基地局105−a、105−bは、理想的でないバックホールリンク134−aを介して互いに通信していることがある。したがって、接続モードUEがマスタセルグループと2次セルグループの両方からの無線リソースを消費するが、基地局105がそれらの共同セルまたはセルグループ間の同期を維持するという要件はない。これは、同期が特定の基地局のセルの間で維持されるキャリアアグリゲーションとは異なる。理想的でないバックホールおよび別個のスケジューラの存在は、たとえば、MCG(たとえば、基地局105−aに関連するキャリア)のセルとSCG(たとえば、基地局105−bに関連するキャリア)のセルとに関連するそれぞれの無線リソース構成と、デュアル接続性UEをサービスする別の基地局の動作に適応するようにデュアル接続性UEをサービスするある基地局の能力とに関して、他の影響をも有し得る。
[0045]UE115−aは、たとえば、基地局105−a、105−bとのデュアル接続性を有し得、したがって、MCGのキャリア225−aおよびSCGのキャリア225−bを介して通信していることがある。UE115−aは、MCGのキャリア225−aとSCGのキャリア225−bとの間のタイミング差を決定し得る。UE115は、したがって、全体的にまたは部分的に、決定されたタイミング差に基づいて、キャリア225−aまたはキャリア225−bの無線リソース構成に関して動作のタイミングを調整し得る。いくつかの例では、UE115は、キャリア(たとえば、MCGまたはSCGのキャリア)上の測定ギャップを実施し得る。いくつかの例では、タイミングを調整することは、無線リソース構成に関して動作をオフセットすること(たとえば、測定ギャップを調整すること、DRX動作を変更することなど)を含み、ここで、オフセットすることは、タイミング差に従って決定されたサブフレームの数によるものであり得る。
[0046]キャリア225−a、225−b間のタイミング差を決定するために、UE115−aは、キャリア225−a、225−bの各々を介して、フレーム番号付けを含む、ブロードキャスト情報を受信し得る。UE115−aは、それぞれキャリア225−a、255−bのサブフレームタイミングを測定し得る。次いで、受信されたフレーム番号付けおよび測定されたサブフレームタイミングに基づいて、UE115−aは、キャリア225−a、225−b間のタイミング差を識別し得る。
[0047]次に図3Aを参照すると、デュアル接続性設定における異なるセルグループのキャリアの無線リソース構成間のタイミング差の一例300−aが示されている。この例では、構成された測定ギャップ322は、図示のように、第1のセルグループ(たとえば、MCG)のキャリア305のためのサブフレームタイミングと、第2のセルグループ(たとえば、SCG)のキャリア310のためのサブフレームタイミングとにおける差により、キャリア間で整合しない。各キャリアの5つのフレーム315が示されているが、キャリアの無線リソース構成を完成させるための一般的な適用可能性を、当業者は認識されよう。各フレーム315は、1ms持続時間の10個のサブフレーム320からなる。
[0048]デュアル接続性設定における基地局105(図1および図2)は、場合によっては、それらのそれぞれのキャリア間のいくつかのタイミング差を識別することが可能であり得る。しかし、説明したように、異なる基地局のキャリア(たとえば、フレーム/サブフレームタイミング)またはセルグループの不整合により、デュアル接続性UEがそれのRRC構成に従って動作することに、困難が発生し、生じ得る。ここで、構成された測定ギャップパターン322は、サブフレームタイミングに基づき得、本例に示されているように、キャリア305、310間のフレーム/サブフレームの不整合は、測定ギャップパターン322の不整合を生じ得る。
[0049]上述のように、測定ギャップは、UE115が、他の周波数または他のRATの測定を実行するためにそれのサービングキャリアの周波数からその間離調し得る持続時間である。UE115は、セルグループのキャリア上で測定ギャップを実施し得る。最小測定ギャップ長(または持続時間)は、UEが、離調し、測定値を収集し、それのサービングセルに戻ることを可能にするように定義され得る。LTEシステムでは、6msの最小測定ギャップが使用され得、それは、UE115が、他の周波数またはRATの測定を実行するために、サービングLTEリンク(たとえば、キャリア)から離調するための少なくとも5msを与える。残りの1msは、UE115の無線周波数(RF)成分を再同調させること、たとえば、サービングリンクに戻ることのために使用され得る。しかしながら、例300−aに示されているように、第1のセルグループのサブフレームタイミング305と第2のセルグループのサブフレームタイミング310との間の差により、UE115が6msの最小LTE測定ギャップ持続時間を確保することは、可能でないことがある。すなわち、図示のように、それぞれのキャリアグループの測定ギャップパターン322が重複する時間期間は、6msよりも小さい。
[0050]フレーム/サブフレームタイミングにおけるこの不整合に対処するために、UE115は、それぞれのセルグループのキャリア間のタイミング差を決定し得、UE115は、一方または両方のキャリアの無線リソース構成に関して動作のタイミングを調整し得る。たとえば、UE115は、拡張されたギャップが他のセルグループの測定ギャップを完全にカバーし、したがって、最小測定ギャップ持続時間の利用可能性を保証するように、MCGまたはSCGのいずれか、あるいは両方の測定ギャップ322を自律的に拡張し得る。
[0051]図3Bおよび図3Cに、デュアル接続性UEの無線リソース構成に関する(1つまたは複数の)測定ギャップ動作の(1つまたは複数の)タイミング調整の例300−b、300−cを示す。UE115は、それのRRC構成に従って、1つまたは複数のサービングキャリア上の測定ギャップまたは測定ギャップパターン322−aを決定し得る。図示のように、UE115は、たとえば、325において、対応する無線リソース構成、たとえば、第2のセルグループのサブフレームタイミング310−aの測定ギャップ構成322−aに関して測定ギャップを拡張することによって、測定ギャップのタイミングを自律的に調整し得る。追加または代替として、UE115は、330において、対応する無線リソース構成、たとえば、第1のセルグループのための測定ギャップのサブフレームタイミング305−bの測定ギャップ構成322−aに関して測定ギャップを拡張し得る。
[0052]いくつかの例では、測定ギャップを拡張することは、UE115のための最小ギャップ長(たとえば、6ms)に、完全にまたは部分的に基づき得る。図3Cに示されているように、たとえば、測定ギャップは、1つのサブフレーム320−aだけ、したがって、1msだけ拡張され得る。例300−bおよび300−cに示されているように、測定ギャップを拡張することは、第1のキャリア上の測定ギャップと第2のキャリア上の測定ギャップが時間的に重複するように、第1のキャリアまたは第2のキャリア上の測定ギャップを拡張することを含み得る。この重複は、UE115が測定値を収集するための最小ギャップ長を含み得る。いくつかの例では、UE115−a(図2)は、基地局105−aまたは基地局105−bにギャップ長拡張を報告し得る。報告されたギャップ長拡張は、UE決定されたタイミング差に基づき得、それは、測定ギャップのために利用されるサブフレームの数を示し得る。いずれかまたは両方の基地局105は、利用可能な送信(たとえば、DL送信)のために失われたサブフレームの数を識別するかまたは決定するために、報告に依拠し得る。
[0053]次に、図4Aに、デュアル接続性設定における異なるセルグループのキャリア間のタイミング差のさらなる例400−aを示す。この例は、デュアル接続性UEの構成されたDRX動作に関連するタイミング差を示す。図3Aの場合と同様に、第1のセルグループ(たとえば、MCG)のためのサブフレームタイミング405および第2のセルグループ(たとえば、SCG)のためのサブフレームタイミング410が示されている。各キャリアの無線フレーム415の部分が示されているが、デュアル接続性UEのより広い無線リソース構成への一般的な適用可能性を、当業者は認識されよう。各フレーム415は、1ms持続時間の10個のサブフレーム420からなり、図示のように、対応するシステムフレーム番号(SFN)によって識別され得る。
[0054]第1および第2のキャリアのための間欠受信(DRX)動作が示されている。DRXオン持続時間(たとえば、アクティブDRX持続時間)435は、いくつかのサブフレーム(たとえば、4つのサブフレームまたは4ms)である。アクティブDRX持続時間において、UE115は、(1つまたは複数の)サービング基地局からの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を監視する。UE電力消費を最適化する目的で、MCGおよびSCGのオン持続時間をできる限り整合させることが有益であり得る。しかし、上記で説明したように、リンクタイミングを完全に整合させることは可能でないことがあり、したがって、異なるセルグループにおいてオン持続時間を完全に整合させることは可能でないことがある。
[0055]UE115がそれのDRX構成に従うにすぎない場合、あるセルグループのためのRF再同調440は、別のセルグループのオン持続時間に影響を及ぼし得る。例400−aは、SCGサブフレームタイミング410オン持続時間のためのRF再同調440がMCGオン持続時間において「グリッチ」445−aを生じる状況を示している。すなわち、UE115は、440において、あるキャリア上で別のキャリアのDRXオン持続時間中に再同調し得るので、UE115は、いずれかのキャリアのための完全なDRXオン持続時間のためにDRX構成に完全に関与するとは限らない。言い換えれば、一方のキャリア上の再同調440は、他方のキャリアのDRXオン持続時間を短く切断する。MCGオン持続時間におけるこの「グリッチ」445−aは、UE115がMCGからPDCCHを受信することをできなくし得、これは、UE115をネットワークによって到達不可能にし得る。同様に、再同調は、SCGオン持続時間において「グリッチ」445−bを生じ得る。
[0056]図4Bおよび図4Cに、デュアル接続性UEの無線リソース構成に関する(1つまたは複数の)DRX動作の1つまたは複数のタイミング調整の例400−b、400−cを示す。異なるサブフレームタイミングによるグリッチの可能性が検出されたとき、UE115は、450において、キャリア405−a、410−aのためのDRX動作のサブフレームタイミングについて示されているような、それらの対応する無線リソース構成に関してキャリアの一方または両方のためのアクティブDRX持続時間を拡張し得る。いくつかの例では、アクティブDRX持続時間を拡張することは、少なくとも構成されたオン持続時間のために1つまたは複数のキャリア上での制御チャネル受信に適応することを含み、UEによって自律的に実行され得る。たとえば、再同調440は、両方のキャリアの完全なDRXオン持続時間435−a、435−bに適応するようにスケジュールされる。
[0057]いくつかの例では、UE115は、455において、1つまたは複数のセルグループのアクティビティに基づいて無線周波数(RF)再同調440がそれの中で実行され得るサブフレームをオフセットすることによって、タイミングを自律的に調整し得る。455においてサブフレームをオフセットすることは、キャリア上のアクティブDRX持続時間435−c中の受信に適応することを含み得る。たとえば、SCG410−bのSFN101における再同調440は、455において、MCG405−bのDRXオン持続時間435−c中のMCG405−b上での制御チャネル受信に適応するためにオフセットされ得る。
[0058]次に、図5に、それのそれぞれの基地局のキャリアまたはセルグループ間のタイミング差に基づくRRC構成された動作の自律的タイミング調整のために構成されたUE115−bのブロック図500を示す。UE115−bは、図1〜図4を参照しながら説明したUE115の1つまたは複数の態様の一例であり得る。UE115−bは、受信機505と、タイミングモジュール510と、送信機515とを含み得る。UE115−bはプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0059]UE115−bの構成要素は、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の本明細書で説明する機能の一部または全部を実行するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数のIC上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされるかまたは構成され得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または別のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0060]受信機505は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネルなど)に関連付けられた制御情報などの情報を受信するように構成され得る。受信された情報は、タイミングモジュール510上に、およびUE115−bの他の構成要素に受け渡され得る。いくつかの例では、受信機505は、1つまたは複数のキャリアを介して、フレーム番号付けを含む、ブロードキャスト情報を受信するように構成され得る。
[0061]タイミングモジュール510は、第1のセルグループの第1のキャリアと第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定するように構成され得る。タイミングモジュール510はまた、完全にまたは部分的に、決定されたタイミング差に基づいて、第1のキャリアまたは第2のキャリアの無線リソース構成に関して1つまたは複数の動作のタイミングを調整するように構成され得る。
[0062]送信機515は、UE115−bの他の構成要素から受信された1つまたは複数の信号を送信するように構成され得る。いくつかの態様では、送信機515は、トランシーバモジュール中で受信機505とコロケートされ得る。送信機515は単一のアンテナを含み得るか、またはそれは複数のアンテナを含み得る。いくつかの例では、送信機515は、基地局にギャップ長拡張を報告するように構成され得、ここで、ギャップ長拡張は、キャリア間の決定されたタイミング差に基づき、測定ギャップのために利用されるサブフレームの数を示し得る。場合によっては、送信機515は、基地局に、サブフレームタイミング差または測定ギャップ調整の指示を送り得る。
[0063]図6に、デュアル接続性動作をサポートする自律的タイミング調整のために構成されたUE115−cのブロック図600を示す。UE115−cは、図1〜図5を参照しながら説明したUE115の1つまたは複数の態様の一例であり得る。UE115−cは、受信機505−a、タイミングモジュール510−a、または送信機515−aを含み得る。UE115−cはプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は、互いに通信していることがあり、各々は、図5を参照しながら説明した対応するモジュールの例であり得る。タイミングモジュール510−aは、差決定モジュール605と、タイミング調整モジュール610とをも含み得る。
[0064]UE115−cの構成要素は、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の本明細書で説明する機能の一部または全部を実行するように適応された1つまたは複数のASICを用いて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数のIC上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、または別のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0065]受信機505−aは、タイミングモジュール510−a上に、およびUE115−cの他の構成要素に受け渡され得る情報を受信するように構成され得る。タイミングモジュール510−aは、図5を参照しながら上記で説明した動作を実行するように構成され得る。送信機515−aは、UE115−cの他の構成要素から受信された1つまたは複数の信号を送信するように構成され得る。
[0066]差決定モジュール605は、第1のセルグループの第1のキャリアと第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定するように構成され得る。たとえば、MCGのキャリアおよびSCGのキャリアとのデュアル接続性を有するUE115−cの場合、差決定モジュール605は、上記で説明したように2つのキャリア間のタイミング差を決定するように構成され得る。場合によっては、タイミング差は、ブロードキャスト情報に基づいて決定され得る。
[0067]タイミング調整モジュール610は、第1のセルグループの第1のキャリアまたは第2のセルグループの第2のキャリアの無線リソース構成に関して1つまたは複数の動作のタイミングを調整するように構成され得、ここで、調整は、ある程度まで、決定されたタイミング差に基づき得る。たとえば、測定ギャップ、DRXオン持続時間、RF再同調、または他の動作のタイミングは、RRC構成に関して調整され得る。タイミングを調整することは、タイミング差に従って決定されたサブフレームの数によって、無線リソース構成に関して動作をオフセットすることを含み得る。いくつかの例では、調整することまたはオフセットすることは、UE115−cによって自律的に実行され得、たとえば、UE115−cは、ネットワークからの特定の指示なしに調整を実行し得る。
[0068]図7に、本開示の様々な態様による、自律的無線リソース構成拡張のために構成されたタイミングモジュール510−bのブロック図700を示す。タイミングモジュール510−bは、図5および図6を参照しながら説明したタイミングモジュール510の1つまたは複数の態様の一例であり得る。タイミングモジュール510−bは、差決定モジュール605−aと、タイミング調整モジュール610−aとを含み得る。これらのモジュールの各々は、図6を参照しながら上記で説明した対応するモジュールの機能を実行し得る。タイミングモジュール510−bは、測定ギャップモジュール705と、DRXモジュール710と、サブフレームタイミングモジュール715と、タイミング識別モジュール720とをも含み得る。
[0069]タイミングモジュール510−bの構成要素は、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の本明細書で説明する適用可能な機能の一部または全部を実行するように適応された1つまたは複数のASICを用いて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数のIC上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、または別のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0070]測定ギャップモジュール705は、第1のキャリアまたは第2のキャリア、あるいは両方上の測定ギャップを生成または認識するように構成され得る。いくつかの例では、タイミング調整モジュール610−aは、測定ギャップモジュール705を用いて、対応する無線リソース構成の測定ギャップ構成に関して測定ギャップを拡張するように構成され得る。いくつかの例では、測定ギャップを拡張することは、UEのための最小ギャップ長に基づき得る。追加または代替として、測定ギャップを拡張することは、第1のキャリア上の測定ギャップと第2のキャリア上の測定ギャップとが時間的に重複し、重複がUEのための少なくとも最小ギャップ長を与えるように、第1のキャリアまたは第2のキャリア上の測定ギャップを拡張することを含み得る。
[0071]DRXモジュール710は、第1のキャリアまたは第2のキャリア、あるいは両方のDRX動作を開始または認識するように構成され得る。いくつかの例では、タイミング調整モジュール610−aは、DRXモジュール710を用いて、対応する無線リソース構成に関してアクティブDRX持続時間を拡張し得る。アクティブDRX持続時間を拡張することは、サブフレームの構成された数に関して第1のキャリアまたは第2のキャリア上のアクティブDRX持続時間中の受信に適応することを含み得る。追加または代替として、タイミング調整モジュール610−aは、DRXモジュール710を用いて、RF再同調がそれの中で実行され得るサブフレームをオフセットし得る。RF再同調のタイミングをオフセットすることは、セルグループ中のアクティビティに基づき得る。サブフレームをオフセットすることは、キャリア上のアクティブDRX持続時間中の受信に適応することを含み得る。
[0072]サブフレームタイミングモジュール715は、第1のキャリアおよび第2のキャリアのサブフレームタイミングを決定するように構成され得る。たとえば、サブフレームタイミングモジュール715は、MCGまたはSCGのキャリアを測定し、UE115によって受信されたキャリアのためのサブフレーム境界またはサブフレームタイミングの他の指示を決定するように構成され得る。
[0073]タイミング識別モジュール720は、受信機505−aによって受信されたフレーム番号付けと測定されたサブフレームタイミングとに基づいて第1のキャリアと第2のキャリアとのタイミング差を識別するように構成され得る。
[0074]次に、図8に、ワイヤレス通信システム800の図を示す。ワイヤレス通信システム800は、図1〜図7を参照しながら説明したUE115の一例であり得る、UE115−dを含み得る。UE115−dは、プロセッサモジュール805と、図5〜図7を参照しながら説明したタイミングモジュールの一例であり得るタイミングモジュール810と、(ソフトウェア(SW)820を含む)メモリ815と、同期識別モジュール825と、トランシーバモジュール835と、1つまたは複数のアンテナ840とを含み得る。UE115−dのモジュールの各々は、直接または間接的に、(たとえば、1つまたは複数のバス845を介して)互いに通信し得る。例では、UE115−dは、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向ボイスおよびデータ通信のための構成要素を含む。
[0075]同期識別モジュール825は、第1のセルグループの第1のキャリアが第1のセルグループのキャリアと同期させられ得ることと、第2のセルグループの第2のキャリアが第2のセルグループのキャリアと同期させられ得ることとを認識するかまたは示すように構成され得る。
[0076]トランシーバモジュール835は、上記で説明したように、1つまたは複数のワイヤードまたはワイヤレスリンク上で(1つまたは複数の)アンテナ840を介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信するように構成され得る。たとえば、トランシーバモジュール835は、デュアル接続性設定において基地局105−c、105−dと双方向に通信するように構成され得る。トランシーバモジュール835は、プロセッサ805からのパケットを変調し、送信のために(1つまたは複数の)アンテナ840に被変調信号を配信し、(1つまたは複数の)アンテナ840からの受信された信号を復調するように構成されたモデムを含み得る。UE115−dは単一のアンテナ840を含み得るが、UE115−dはまた、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能な複数のアンテナ840を有し得る。
[0077]メモリ815は、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ815は、実行されるとプロセッサモジュール805に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、タイミング差を自律的に決定すること、タイミングを調整すること、測定ギャップ長を報告することなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード820を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア/ファームウェアコード820は、プロセッサモジュール805によって直接的に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)コンピュータに本明細書で説明する機能を実行させるように構成され得る。プロセッサモジュール805は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなど)を含み得、RAMとROMとを含み得る。メモリ815は、実行されるとプロセッサモジュール805に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、呼処理、データベース管理、キャリアモードインジケータの処理、CSIを報告することなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード820を記憶し得る。
[0078]タイミングモジュール810は、図5および図6のタイミングモジュール510に関して説明した同じまたは同様の機能を実行し得る。いくつかの例では、タイミングモジュール810は、図7において説明したサブモジュールの機能を含む、差決定モジュール605およびタイミング調整モジュール610の機能を実行するように構成される。UE115−dのアーキテクチャによれば、タイミングモジュール810は、バス845を介してUE115−dの他の構成要素と通信している構成要素であり得る。代替的に、タイミングモジュール810の機能は、メモリ815に記憶され、プロセッサモジュール805によって実行可能なコンピュータ実行可能命令として、またはトランシーバモジュール835の一態様として実装され得る。
[0079]次に図9を参照すると、デュアル接続性UEによる自律的タイミング調整のための方法を示すフローチャート900が示されている。フローチャート900の機能は、図1〜図8を参照しながら説明したようにUE115またはそれの構成要素によって実装され得る。いくつかの例では、フローチャート900のブロックは、図5〜図8を参照しながら説明したタイミングモジュールによって実行され得る。
[0080]ブロック905において、デュアル接続性において動作するUE115は、第1のセルグループの第1のキャリアと第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定する。いくつかの例では、ブロック905の機能は、図6を参照しながら上記で説明したように差決定モジュール605によって実行され得る。
[0081]ブロック910において、UE115は、決定されたタイミング差に少なくとも部分的に基づいて、第1のキャリアまたは第2のキャリアの無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作のタイミングを調整する。いくつかの例では、ブロック910の機能は、図6を参照しながら上記で説明したようにタイミング調整モジュール610によって実行され得る。
[0082]図10に、デュアル接続性UEによる自律的タイミング調整のための方法を示すフローチャート1000を示す。フローチャート1000の機能は、図1〜図8を参照しながら説明したようにUE115またはそれの構成要素によって実装され得る。いくつかの例では、フローチャート1000のブロックは、図5〜図8を参照しながら説明したタイミングモジュールによって実行され得る。フローチャート1000において説明する方法は、図9において説明した方法の一例であり得る。
[0083]ブロック1005において、UE115は、第1のセルグループの第1のキャリアと第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定する。いくつかの例では、ブロック1005の機能は、図6を参照しながら上記で説明したように差決定モジュール605によって実行され得る。
[0084]ブロック1010において、UE115は、第1のキャリアまたは第2のキャリアのうちの少なくとも1つ上の測定ギャップを生成する。いくつかの例では、ブロック1010の機能は、図7を参照しながら上記で説明したように測定ギャップモジュール705によって実行され得る。
[0085]ブロック1015において、UE115は、対応する無線リソース構成の測定ギャップ構成に関して測定ギャップを拡張する。いくつかの例では、ブロック1015の機能は、図7を参照しながら上記で説明したように測定ギャップモジュール705によって実行され得る。
[0086]ブロック1020において、UE115は、基地局にギャップ長拡張を報告する。ギャップ長拡張は、決定されたタイミング差に基づき得、測定ギャップのために利用されるサブフレームの数を示し得る。いくつかの例では、ブロック1020の機能は、図5を参照しながら上記で説明したように送信機515によって実行され得る。
[0087]図11に、デュアル接続性UEによるタイミング調整のための方法を示すフローチャート1100を示す。フローチャート1100の機能は、図1〜図8を参照しながら説明したようにUE115またはそれの構成要素によって実装され得る。いくつかの例では、フローチャート1100のブロックは、図5〜図8を参照しながら説明したようにタイミングモジュールによって実行され得る。フローチャート1200において説明する方法はまた、図9および図10を参照しながら説明した方法の例であり得る。
[0088]ブロック1105において、UE115は、第1のセルグループの第1のキャリアと第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定する。いくつかの例では、ブロック1105の機能は、図6を参照しながら上記で説明したように差決定モジュール605によって実行され得る。
[0089]ブロック1110において、UE115は、決定されたタイミング差に少なくとも部分的に基づいて、第1のキャリアまたは第2のキャリア上のDRX動作のタイミングを調整する。いくつかの例では、ブロック1110の機能は、図6を参照しながら上記で説明したようにタイミング調整モジュール610によって実行され得る。
[0090]ブロック1115において、UE115は、対応する無線リソース構成に関してアクティブDRX持続時間を拡張する。いくつかの例では、ブロック1115の機能は、図7を参照しながら上記で説明したようにDRXモジュール710によって実行され得る。
[0091]図12に、デュアル接続性UEによるタイミング調整のための方法を示すフローチャート1200を示す。フローチャート1200の機能は、図1〜図8を参照しながら説明したようにUE115またはそれの構成要素によって実装され得る。いくつかの例では、フローチャート1200のブロックは、図5〜図8を参照しながら説明したようにタイミングモジュールによって実行され得る。フローチャート1300において説明する方法は、図9〜図11を参照しながら説明した方法の例であり得る。
[0092]ブロック1205において、UE115は、第1のセルグループの第1のキャリアと第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定する。いくつかの例では、ブロック1205の機能は、図6を参照しながら上記で説明したように差決定モジュール605によって実行され得る。
[0093]ブロック1210において、UE115は、決定されたタイミング差に少なくとも部分的に基づいて、第1のキャリアまたは第2のキャリアの無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作のタイミングを調整する。いくつかの例では、ブロック1210の機能は、図6を参照しながら上記で説明したようにタイミング調整モジュール610によって実行され得る。
[0094]ブロック1215において、UE115は、動作が第1のキャリア上のDRX動作を含むのか第2のキャリア上のDRX動作を含むのかを決定する。いくつかの例では、ブロック1215の機能は、図7を参照しながら上記で説明したようにDRXモジュール710によって実行され得る。
[0095]ブロック1220において、UE115は、動作が第1のキャリアのDRX動作を備えると決定する。いくつかの例では、ブロック1220の機能は、図7を参照しながら上記で説明したようにDRXモジュール710によって実行され得る。
[0096]ブロック1225において、UE115は、第2のセルグループ中のアクティビティに基づいてRF再同調がそれの中で実行されるサブフレームをオフセットする。いくつかの例では、ブロック1225の機能は、図7を参照しながら上記で説明したようにDRXモジュール710によって実行され得る。
[0097]ブロック1230において、UE115は、動作が第2のキャリアのDRX動作を備えると決定する。いくつかの例では、ブロック1230の機能は、図7を参照しながら上記で説明したようにDRXモジュール710によって実行され得る。
[0098]ブロック1235において、UE115は、第1のセルグループ中のアクティビティに基づいてRF再同調がそれの中で実行されるサブフレームをオフセットする。いくつかの例では、ブロック1235の機能は、図7を参照しながら上記で説明したようにDRXモジュール710によって実行され得る。
[0099]図13に、デュアル接続性UEによるタイミング調整のための方法を示すフローチャート1300を示す。フローチャート1300の機能は、図1〜図8を参照しながら説明したようにUE115またはそれの構成要素によって実装され得る。いくつかの例では、フローチャート1300のブロックは、図5〜図8を参照しながら説明したようにタイミングモジュールによって実行され得る。フローチャート1300において説明する方法はまた、図9〜図14を参照しながら説明する方法の一例であり得る。
[0100]ブロック1305において、UE115は、デュアル接続性動作において第1のキャリアまたは第2のキャリアを介してフレーム番号付けを備えるブロードキャスト情報を受信する。いくつかの例では、UE115は、第1のキャリアのSFNを有し得、第2のキャリアのためのサブフレーム情報を収集し得る(たとえば、それを測定し、ブロードキャスト情報を受信する、など)。いくつかの例では、ブロック1305の機能は、図5を参照しながら上記で説明したように受信機505によって実行され得る。
[0101]ブロック1310において、UE115は、第1のキャリアまたは第2のキャリアに関してサブフレームタイミングを測定し、決定する。いくつかの例では、ブロック1310の機能は、図7を参照しながら上記で説明したようにサブフレームタイミングモジュール715によって実行され得る。
[0102]ブロック1315において、UE115は、受信されたフレーム番号付けと測定されたサブフレームタイミングとに基づいてキャリア間のタイミング差を識別する。いくつかの例では、ブロック1315の機能は、図7を参照しながら上記で説明したようにタイミング識別モジュール720によって実行され得る。
[0103]ブロック1320において、UE115は、識別されたタイミング差に少なくとも部分的に基づいて、第1のキャリアまたは第2のキャリアの無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作のタイミングを調整する。いくつかの例では、ブロック1320の機能は、図6を参照しながら上記で説明したようにタイミング調整モジュール610によって実行され得る。
[0104]図14に、デュアル接続性UEによる自律的タイミング調整のための方法を示すフローチャート1400を示す。フローチャート1400の機能は、図1〜図8を参照しながら説明したようにUE115またはそれの構成要素によって実装され得る。いくつかの例では、フローチャート1400のブロックは、図5〜図8を参照しながら説明したタイミングモジュールによって実行され得る。フローチャート1400において説明する方法は、図9において説明した方法の一例であり得る。
[0105]ブロック1405において、UE115は、第1のセルグループの第1のキャリアと第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定する。いくつかの例では、ブロック1405の機能は、図6を参照しながら上記で説明したように差決定モジュール605によって実行され得る。
[0106]ブロック1410において、UE115は、第2のキャリアのための測定ギャップを実装する。いくつかの例では、ブロック1410の機能は、図7を参照しながら上記で説明したように測定ギャップモジュール705によって実行され得る。
[0107]ブロック1415において、UE115は、第1のキャリアのRRC測定ギャップ構成に関して第2のキャリアのための測定ギャップを調整する。いくつかの例では、ブロック1415の機能は、図7を参照しながら上記で説明したように測定ギャップモジュール705によって実行され得る。
[0108]フローチャート900、1000、1100、1200、1300および1400の方法は例示的な実装形態にすぎないこと、ならびに本方法の動作、およびステップは、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0109]添付の図面に関して上記に記載した詳細な説明は、様々な例について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る例のみを表すものではない。詳細な説明は、説明する技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、説明した例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形式で示す。
[0110]本明細書で説明した技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)、および他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語はしばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPP(登録商標)ロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)の新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびモバイル通信用グローバルシステム(GSM)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。ただし、上記の説明では、例としてLTEシステムについて説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE適用例以外に適用可能である。
[0111]情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0112]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[0113]本明細書で説明した機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示の範囲内および添付の特許請求の範囲内にある。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」あるいは「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0114]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の非一時的媒体を含む、コンピュータ可読記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0115]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えたものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及された例についての選好を暗示せず、または必要としない。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
それぞれの第1のセルグループおよび第2のセルグループを備える、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとのデュアル接続性を有するユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、前記方法が、
前記第1のセルグループの第1のキャリアと前記第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定することと、
前記タイミング差に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のキャリアまたは前記第2のキャリアの無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作のタイミングを調整することと
を備える、方法。
[C2]
前記タイミングを調整することが、前記タイミング差に従って決定されたサブフレームの数によって、前記無線リソース構成に関して前記少なくとも1つの動作をオフセットすることを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記少なくとも1つの動作が、前記第2のキャリア上の測定ギャップを実施することを備え、
前記タイミングを調整することが、前記第1のキャリアの測定ギャップ構成に関して前記第2のキャリア上の前記測定ギャップをオフセットすることを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記測定ギャップをオフセットすることが、前記UEのための最小ギャップ長に少なくとも部分的に基づく、C3に記載の方法。
[C5]
前記測定ギャップをオフセットすることは、前記第2のキャリア上の前記測定ギャップと前記第1のキャリア上の測定ギャップとが時間的に重複し、前記重複が前記UEの最小ギャップ長を備えるように、前記第2のキャリア上の前記測定ギャップを整合させることを備える、C3に記載の方法。
[C6]
前記調整することが前記UEによって自律的に実行される、C1に記載の方法。
[C7]
前記第1のキャリアと前記第2のキャリアとの間の前記タイミング差を決定することが、
前記第1のキャリアおよび前記第2のキャリアのためのフレーム番号付けを備えるブロードキャスト情報を受信することと、
前記第1のキャリアおよび前記第2のキャリアのサブフレームタイミングを測定することと、
前記受信されたフレーム番号付けと前記測定されたサブフレームタイミングとに少なくとも部分的に基づいて前記タイミング差を識別することとを備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記第1のキャリアのための測定ギャップ構成を備えるブロードキャスト情報を受信することをさらに備え、ここにおいて、前記少なくとも1つの動作の前記タイミングを調整することが、前記受信された測定ギャップ構成に少なくとも部分的に基づく、C1に記載の方法。
[C9]
前記第1のセルグループがマスタセルグループ(MCG)を備え、前記第2のセルグループが2次セルグループ(SCG)を備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記動作が、前記第1のキャリア上の間欠受信(DRX)動作を備え、
前記タイミングを調整することは、前記DRX動作に関して、無線周波数(RF)再同調がそれの中で実行されるサブフレームをオフセットすることを備える、C1に記載の方法。
[C11]
それぞれの第1のセルグループおよび第2のセルグループを備える、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとのデュアル接続性ワイヤレス通信のために動作可能な装置であって、前記装置が、
少なくとも1つのプロセッサと、
命令を記憶し、前記少なくとも1つのプロセッサと電子通信しているメモリとを備え、前記命令が、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、前記装置に、
前記第1のセルグループの第1のキャリアと前記第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定することと、
前記タイミング差に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のキャリアまたは前記第2のキャリアの無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作のタイミングを調整することと
を行わせる、装置。
[C12]
前記命令が、前記装置に、
前記タイミング差に従って決定されたサブフレームの数によって、前記無線リソース構成に関して前記少なくとも1つの動作をオフセットすることを行わせるように実行可能である、C11に記載の装置。
[C13]
前記少なくとも1つの動作が、前記第2のキャリア上の測定ギャップを実施することを備え、
前記命令が、前記装置に、前記第1のキャリアの測定ギャップ構成に関して前記第2のキャリア上の前記測定ギャップをオフセットすることを行わせるように実行可能である、C11に記載の装置。
[C14]
前記測定ギャップが、最小ギャップ長に少なくとも部分的に基づいてオフセットされる、C13に記載の装置。
[C15]
前記命令は、前記装置に、
前記第2のキャリア上の前記測定ギャップと前記第1のキャリア上の測定ギャップとが時間的に重複し、前記重複が最小ギャップ長を備えるように、前記第2のキャリア上の前記測定ギャップを整合させることを行わせるように実行可能である、C13に記載の装置。
[C16]
前記命令が、前記装置に、
前記第1のキャリアおよび前記第2のキャリアを介してフレーム番号付けを備えるブロードキャスト情報を受信することと、
前記第1のキャリアおよび前記第2のキャリアのサブフレームタイミングを測定することと、
前記受信されたフレーム番号付けと前記測定されたサブフレームタイミングとに基づいて前記タイミング差を識別することとを行わせるように実行可能である、C11に記載の装置。
[C17]
前記命令が、前記装置に、
前記第1のキャリアのための測定ギャップ構成を備えるブロードキャスト情報を受信することを行わせるように実行可能であり、ここにおいて、前記少なくとも1つの動作の前記タイミング調整が、前記受信された測定ギャップ構成に少なくとも部分的に基づく、C11に記載の装置。
[C18]
前記第1のセルグループがマスタセルグループ(MCG)を備え、前記第2のセルグループが2次セルグループ(SCG)を備える、C11に記載の装置。
[C19]
前記動作が、前記第1のキャリア上の間欠受信(DRX)動作を備え、
ここにおいて、前記命令は、前記装置に、前記DRX動作に関して、無線周波数(RF)再同調がそれの中で実行されるサブフレームをオフセットすることを行わせるように実行可能である、C11に記載の装置。
[C20]
それぞれの第1のセルグループおよび第2のセルグループを備える、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとのデュアル接続性ワイヤレス通信のために動作可能な装置であって、前記装置が、
前記第1のセルグループの第1のキャリアと前記第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定するための手段と、
前記タイミング差に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のキャリアまたは前記第2のキャリアの無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作のタイミングを調整するための手段と
を備える、装置。
[C21]
前記タイミングを調整するための前記手段が、
前記タイミング差に従って決定されたサブフレームの数によって、前記無線リソース構成に関して前記少なくとも1つの動作をオフセットするための手段をさらに備える、C20に記載の装置。
[C22]
前記少なくとも1つの動作が、前記第2のキャリア上の測定ギャップを実施することを備え、ここにおいて、前記タイミングを調整するための前記手段が、
前記第1のキャリアの測定ギャップ構成に関して前記第2のキャリア上の前記測定ギャップをオフセットするための手段を備える、C20に記載の装置。
[C23]
前記測定ギャップが、最小ギャップ長に少なくとも部分的に基づいてオフセットされる、C22に記載の装置。
[C24]
前記タイミングを調整するための前記手段は、
前記第2のキャリア上の前記測定ギャップと前記第1のキャリア上の測定ギャップとが時間的に重複し、前記重複が最小ギャップ長を備えるように、前記第2のキャリア上の前記測定ギャップを整合させるための手段をさらに備える、をさらに備える、C22に記載の装置。
[C25]
前記タイミング調整が前記装置によって自律的に実行される、C20に記載の装置。
[C26]
前記第1のキャリアと前記第2のキャリアとの間の前記タイミング差を決定するための前記手段が、
前記第1のキャリアおよび前記第2のキャリアのためのフレーム番号付けを備えるブロードキャスト情報を受信するための手段と、
前記第1のキャリアおよび前記第2のキャリアのサブフレームタイミングを測定するための手段と、
前記受信されたフレーム番号付けと前記測定されたサブフレームタイミングとに基づいて前記タイミング差を識別するための手段とをさらに備える、C20に記載の装置。
[C27]
前記第1のキャリアと前記第2のキャリアとの間の前記タイミング差を決定するための前記手段が、
前記第1のキャリアのための測定ギャップ構成を備えるブロードキャスト情報を受信するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記少なくとも1つの動作の前記タイミングを調整するための前記手段が、前記受信された測定ギャップ構成に基づいて前記タイミングを調整するように動作可能である、C20に記載の装置。
[C28]
前記第1のセルグループがマスタセルグループ(MCG)を備え、前記第2のセルグループが2次セルグループ(SCG)を備える、C20に記載の装置。
[C29]
前記動作が、前記第1のキャリア上の間欠受信(DRX)動作を備え、
前記タイミングを調整するための前記手段は、前記DRX動作に関して、無線周波数(RF)再同調がそれの中で実行されるサブフレームをオフセットするための手段を備える、C20に記載の装置。
[C30]
それぞれの第1のセルグループおよび第2のセルグループを備える、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとのデュアル接続性を有するユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信をサポートするコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、
前記第1のセルグループの第1のキャリアと前記第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定することと、
前記タイミング差に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のキャリアまたは前記第2のキャリアの無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作のタイミングを調整することと
を行うように実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。

Claims (11)

  1. それぞれの第1のセルグループおよび第2のセルグループを備える、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとのデュアル接続性を有するユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、前記方法が、
    前記UEで、前記第1のセルグループの第1のキャリアと前記第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定することと、ここにおいて、前記セルグループは、互いに異なる、
    前記UEで、前記タイミング差に従って前記UEによって決定されたサブフレームの数によって、前記第1のキャリアまたは前記第2のキャリアの無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作のタイミングをオフセットすることと
    を備える、方法。
  2. 前記少なくとも1つの動作が、前記第2のキャリア上の測定ギャップを実施することを備え、
    前記タイミングをオフセットすることが、前記第1のキャリアの測定ギャップ構成に関して前記第2のキャリア上の前記測定ギャップをオフセットすることを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記測定ギャップをオフセットすることが、前記UEのための最小ギャップ長に少なくとも部分的に基づく、請求項2に記載の方法。
  4. 前記測定ギャップをオフセットすることは、前記第2のキャリア上の前記測定ギャップと前記第1のキャリア上の測定ギャップとが時間的に重複し、前記重複が前記UEの最小ギャップ長を備えるように、前記第2のキャリア上の前記測定ギャップを整合させることを備える、請求項2に記載の方法。
  5. 前記オフセットすることが前記UEによって自律的に実行される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のキャリアと前記第2のキャリアとの間の前記タイミング差を決定することが、
    前記第1のキャリアおよび前記第2のキャリアのためのフレーム番号付けを備えるブロードキャスト情報を受信することと、
    前記第1のキャリアおよび前記第2のキャリアのサブフレームタイミングを測定することと、
    前記受信されたフレーム番号付けと前記測定されたサブフレームタイミングとに少なくとも部分的に基づいて前記タイミング差を識別することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のキャリアのための測定ギャップ構成を備えるブロードキャスト情報を受信することをさらに備え、ここにおいて、前記少なくとも1つの動作の前記タイミングをオフセットすることが、前記受信された測定ギャップ構成に少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のセルグループがマスタセルグループ(MCG)を備え、前記第2のセルグループが2次セルグループ(SCG)を備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記動作が、前記第1のキャリア上の間欠受信(DRX)動作を備え、
    前記タイミングをオフセットすることは、前記DRX動作に関して、無線周波数(RF)再同調がそれの中で実行されるサブフレームをオフセットすることを備える、請求項1に記載の方法。
  10. それぞれの第1のセルグループおよび第2のセルグループを備える、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとのデュアル接続性ワイヤレス通信のために動作可能なユーザ機器(UE)であって、前記UEが、
    前記第1のセルグループの第1のキャリアと前記第2のセルグループの第2のキャリアとの間のタイミング差を決定するための手段と、ここにおいて、前記セルグループは、互いに異なる、
    前記タイミング差に従って前記UEによって決定されたサブフレームの数によって、前記第1のキャリアまたは前記第2のキャリアの無線リソース構成に関して少なくとも1つの動作のタイミングをオフセットするための手段と
    を備える、UE。
  11. コードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コードがコンピュータに、請求項1〜9のいずれか一項にしたがった方法を実行させるように実行可能な命令を備える、コンピュータ可読記憶媒体。
JP2016566973A 2014-05-09 2015-05-08 Ue自律的無線リソース構成拡張 Active JP6585080B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201461991095P 2014-05-09 2014-05-09
US61/991,095 2014-05-09
US14/706,549 2015-05-07
US14/706,549 US10045332B2 (en) 2014-05-09 2015-05-07 UE autonomous radio resource configuration extension
PCT/US2015/029944 WO2015172057A1 (en) 2014-05-09 2015-05-08 Ue autonomous radio resource configuration extension

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017517962A JP2017517962A (ja) 2017-06-29
JP2017517962A5 JP2017517962A5 (ja) 2018-05-31
JP6585080B2 true JP6585080B2 (ja) 2019-10-02

Family

ID=54369082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016566973A Active JP6585080B2 (ja) 2014-05-09 2015-05-08 Ue自律的無線リソース構成拡張

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10045332B2 (ja)
EP (1) EP3141054B1 (ja)
JP (1) JP6585080B2 (ja)
KR (1) KR102358537B1 (ja)
CN (1) CN106465315B (ja)
ES (1) ES2777500T3 (ja)
HU (1) HUE046813T2 (ja)
WO (1) WO2015172057A1 (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8395985B2 (en) 2011-07-25 2013-03-12 Ofinno Technologies, Llc Time alignment in multicarrier OFDM network
US9237537B2 (en) 2012-01-25 2016-01-12 Ofinno Technologies, Llc Random access process in a multicarrier base station and wireless device
US8995405B2 (en) 2012-01-25 2015-03-31 Ofinno Technologies, Llc Pathloss reference configuration in a wireless device and base station
US11943813B2 (en) 2012-04-01 2024-03-26 Comcast Cable Communications, Llc Cell grouping for wireless communications
US8964590B2 (en) 2012-04-01 2015-02-24 Ofinno Technologies, Llc Random access mechanism for a wireless device and base station
US11825419B2 (en) 2012-04-16 2023-11-21 Comcast Cable Communications, Llc Cell timing in a wireless device and base station
US11252679B2 (en) 2012-04-16 2022-02-15 Comcast Cable Communications, Llc Signal transmission power adjustment in a wireless device
US11582704B2 (en) 2012-04-16 2023-02-14 Comcast Cable Communications, Llc Signal transmission power adjustment in a wireless device
US11882560B2 (en) 2012-06-18 2024-01-23 Comcast Cable Communications, Llc Carrier grouping in multicarrier wireless networks
US11622372B2 (en) 2012-06-18 2023-04-04 Comcast Cable Communications, Llc Communication device
US9107206B2 (en) 2012-06-18 2015-08-11 Ofinne Technologies, LLC Carrier grouping in multicarrier wireless networks
US10470230B2 (en) * 2014-05-16 2019-11-05 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Determination of UE band and synchronization capability in dual connectivity
US20160081020A1 (en) * 2014-09-16 2016-03-17 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Drx cycle configuration in dual connectivity
EP3018954A1 (en) * 2014-11-07 2016-05-11 Nokia Technologies Oy Indication of in/out of dual connectivity synchronized condition
EP3235334B1 (en) 2014-12-17 2019-02-20 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Handling interruptions during drx on durations
US10681576B2 (en) * 2015-04-13 2020-06-09 Qualcomm Incorporated Measurement gap enhancements
GB2552689A (en) * 2016-08-03 2018-02-07 Nec Corp Communication system
US11497015B2 (en) * 2016-09-30 2022-11-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Autonomous timing adjustment for a wireless device
US10177860B2 (en) * 2017-06-02 2019-01-08 Apple Inc. Co-existence management between mitigation techniques
CN111149418B (zh) 2017-09-22 2024-02-23 Oppo广东移动通信有限公司 数据处理方法及相关设备
US10314012B2 (en) * 2017-09-22 2019-06-04 Qualcomm Incorporated Carrier selection for position measurement
JP6901634B2 (ja) * 2017-11-16 2021-07-14 テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) 測定ギャップ構成
CN110621071B (zh) * 2018-06-20 2022-06-17 维沃移动通信有限公司 一种测量间隔的处理方法、终端及网络节点
WO2020033582A1 (en) * 2018-08-09 2020-02-13 Intel Corporation Techniques in measurement gap configuration in new radio (nr) related communications
WO2020065897A1 (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 株式会社Nttドコモ ユーザ装置
WO2020118519A1 (zh) 2018-12-11 2020-06-18 Oppo广东移动通信有限公司 无线通信方法、终端设备和网络设备
WO2020169185A1 (en) * 2019-02-19 2020-08-27 Nokia Solutions And Networks Oy Apparatus, method, and computer program
CN113767663A (zh) * 2019-05-02 2021-12-07 株式会社Ntt都科摩 用户装置以及通信方法
KR20200132605A (ko) 2019-05-17 2020-11-25 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 지연 감소를 위한 전송 경로 결정 방법 및 장치
CN113261382B (zh) * 2019-12-10 2022-08-19 华为技术有限公司 建立双连接的方法和通信装置
CN115516932A (zh) * 2020-05-15 2022-12-23 高通股份有限公司 通信网络中的动态功率共享处理
US11503488B2 (en) * 2020-08-19 2022-11-15 T-Mobile Usa, Inc. Non-standalone architecture frame alignment
CN114727378A (zh) * 2021-01-04 2022-07-08 华为技术有限公司 时间同步的方法和通信装置
EP4256876A4 (en) 2021-01-13 2024-02-14 Apple Inc MEASUREMENT INTERVAL SYNCHRONIZATION FOR DUAL NEW RADIO CONNECTIVITY
WO2023155120A1 (en) * 2022-02-18 2023-08-24 Zte Corporation Systmes and methods for indicating timing difference between different cells

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101569140A (zh) * 2006-12-21 2009-10-28 三星电子株式会社 用于重叠的无线基站的精确小区间同步的增强的共存信标协议(ecbp)
EP2577926B1 (en) * 2010-05-25 2018-07-25 InterDigital Patent Holdings, Inc. Retuning gaps and scheduling gaps in discontinuous reception
AU2011308916B2 (en) 2010-10-01 2016-06-30 Interdigital Patent Holdings, Inc. Method for coordinating discontinuous reception, DRX
US9084191B2 (en) 2011-01-20 2015-07-14 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for determining timing information for cells
CN102984794B (zh) * 2011-09-05 2017-11-07 中兴通讯股份有限公司 一种多点传输系统数据发送的方法、系统、基站和终端
CN102340797B (zh) * 2011-09-30 2014-07-09 电信科学技术研究院 一种辅小区上定时时间差的测量方法和设备
US9007974B2 (en) 2012-03-19 2015-04-14 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for aligning downlink discontinuous reception patterns in multiflow HSDPA
US9848340B2 (en) * 2012-05-18 2017-12-19 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Technique for performing cell measurement on at least two cells
WO2014184602A1 (en) * 2013-05-15 2014-11-20 Blackberry Limited Method and system for the allocation of measurement gaps in a carrier aggregation environment
KR102208633B1 (ko) 2013-11-01 2021-01-28 삼성전자 주식회사 단말에서 시스템 프레임 번호를 획득하기 위한 방법, 단말 및 이동 통신 시스템
EP2911462B1 (en) * 2014-01-31 2020-04-15 Avago Technologies International Sales Pte. Limited Time offset acquisition for dual connectivity
WO2015167303A1 (en) * 2014-04-30 2015-11-05 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for configuring measurement gap in wireless communication system
US20150327322A1 (en) * 2014-05-08 2015-11-12 Intel IP Corporation Systems, devices, and methods for alignment procedures in dual-connectivity networks
US20150327104A1 (en) * 2014-05-08 2015-11-12 Candy Yiu Systems, methods, and devices for configuring measurement gaps for dual connectivity
CN106664586B (zh) * 2014-06-17 2021-10-08 株式会社Ntt都科摩 用户装置、基站以及时间差信息通知方法
JP6169057B2 (ja) * 2014-08-27 2017-07-26 株式会社Nttドコモ ユーザ装置、及びオフセット報告方法

Also Published As

Publication number Publication date
HUE046813T2 (hu) 2020-03-30
ES2777500T3 (es) 2020-08-05
US10045332B2 (en) 2018-08-07
EP3141054A1 (en) 2017-03-15
KR20170004988A (ko) 2017-01-11
EP3141054B1 (en) 2019-12-11
KR102358537B1 (ko) 2022-02-03
JP2017517962A (ja) 2017-06-29
US20150327249A1 (en) 2015-11-12
WO2015172057A1 (en) 2015-11-12
CN106465315B (zh) 2019-12-24
CN106465315A (zh) 2017-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6585080B2 (ja) Ue自律的無線リソース構成拡張
JP6661479B2 (ja) 無線通信システムのためのシグナリング搬送波およびトラフィック搬送波のスプリット
CN106664586B (zh) 用户装置、基站以及时间差信息通知方法
TWI606733B (zh) 使用者設備、網路節點及其中之方法
JP2020092429A (ja) デュアル接続性においてsrsを処理するための方法および装置
US20160081020A1 (en) Drx cycle configuration in dual connectivity
EP3146790B1 (en) Adaptation of dual connectivity procedures
US20200120756A1 (en) Signal transmission method, signal detection method and apparatuses thereof and communication system
JP2017509227A (ja) デュアルコネクティビティのためのセルオンオフ手順
JP6785220B2 (ja) ユーザ装置及び基地局
JP2017512412A (ja) 無認可無線周波数スペクトル帯域における非同期送信を可能にするための技法
KR20120092778A (ko) 기기내 공존 간섭을 고려한 측정보고의 수행장치 및 방법
JP2014505422A (ja) 無線通信システムにおける機器内共存干渉を調整する装置及び方法
EP3432678B1 (en) Device and method of configuring a secondary node and reporting in dual connectivity
WO2018091107A1 (en) Opportunistic use of drs instances in lte-u stand alone systems
KR102318344B1 (ko) 분산형 디바이스-투-디바이스 동기화
US20220045820A1 (en) Network Operations Related to Receiving Positioning SRS Transmissions
US20220217034A1 (en) Communication method and apparatus
US20230318784A1 (en) Wireless communication method and device
WO2016180463A1 (en) Methods and apparatusses for enabling/disabling a drx mode
EP4336914A2 (en) Positioning srs transmissions during a discontinuous reception cycle
BR112016026281B1 (pt) Extensão de configuração de recurso de rádio autônomo de ue

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180412

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6585080

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250