JP6614912B2 - 分離ユニット - Google Patents

分離ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6614912B2
JP6614912B2 JP2015204617A JP2015204617A JP6614912B2 JP 6614912 B2 JP6614912 B2 JP 6614912B2 JP 2015204617 A JP2015204617 A JP 2015204617A JP 2015204617 A JP2015204617 A JP 2015204617A JP 6614912 B2 JP6614912 B2 JP 6614912B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
separation unit
main body
unit
side connector
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015204617A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017076924A (ja
Inventor
賢至 山形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015204617A priority Critical patent/JP6614912B2/ja
Publication of JP2017076924A publication Critical patent/JP2017076924A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6614912B2 publication Critical patent/JP6614912B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

本発明は、分離ユニットに関し、特に放送用等の業務用のデジタルビデオカメラ等の撮像装置に装着可能な分離ユニットに関する。
放送用等の業務用の撮像装置として、装置本体に分離ユニットが着脱可能に装着される着脱部を設けた分離型のデジタルビデオカメラが知られている。分離型の撮像装置は、装置本体の着脱部に撮影者が必要とする機能を有する分離ユニットを適宜選択して装着することで、様々な撮影ニーズの変化にも一台の装置本体で対応可能であり、機能の拡張性が高いものとなっている。
このような撮像装置の第1従来例として、装置本体の背面側の端面の高さ方向の下側に、分離ユニットが装着される接続用コネクタを装置本体の幅方向に沿って延設したものが提案されている。この提案では、装置本体の背面側の端面の四隅にそれぞれ分離ユニット側の係止爪が係止される係止部が設けられ、下側の2つの係止部は接続用コネクタの幅方向(長手方向)両側の若干上方に位置して配置されている。
また、第2従来例として、装置本体の背面側の端面の幅方向の一側に、分離ユニットが装着される接続用コネクタを装置本体の高さ方向に沿って延設したものが提案されている(特許文献1)。この提案では、装置本体を分離ユニットの高さ方向の下側まで形状を延長し、この延長部分に分離ユニットを装着する際のガイド部を設けている。
特開平2−140069号公報
しかし、上記第1従来例では、分離ユニットが装着される接続用コネクタを装置本体の幅方向に沿って延設し、更に、接続用コネクタの幅方向両側に係止部を設けているため、装置本体の幅方向の大型化を招く。また、装置本体に対して通信情報量が多い高機能な分離ユニットを装着する場合、装置本体には幅方向に長い多ピンの接続コネクタを搭載する必要があるが、装置の大型化を避けるためには、容易には多ピン化することができず、機能の拡張性に限界がある。
また、装置本体と分離ユニットとは、四隅の係止部での爪部による係止のみで連結されているため、分離ユニットに不用意な衝撃力等が加えられると、爪部が破損する可能性がある。更に、4箇所の係止部が接続用コネクタの上側に配置されているため、装置本体に分離ユニットを連結した状態で分離ユニットに下から上方向に押し上げる力が加わると、接続用コネクタをこじる力が働き、接続用コネクタが破損する可能性がある。
一方、上記第2従来例では、分離ユニットが装着される接続用コネクタを装置本体の高さ方向に沿って延設しているため、装置本体の幅方向の大型化を回避することができる。しかし、ガイド部で分離ユニットの下側のみを支えているため、分離ユニットの幅方向からの衝撃力等に対して脆弱であり、衝撃力等で装置本体から分離ユニットが脱落する可能性があり、耐衝撃性に劣る問題がある。
そこで、本発明は、装置本体の幅方向の小型化を図りつつ、容易に機能を拡張することができ、更には、装置本体に分離ユニットが装着された状態での耐衝撃性を高めることができる分離型の撮像装置を提供することができる。
上記目的を達成するために、本発明の分離ユニットは、本体側コネクタが設けられた本体側接続部と複数の係止部とを有する撮像装置本体に着脱可能に装着される分離ユニットであって、前記本体側接続部に装着された際に前記本体側コネクタに電気的に接続されるユニット側コネクタと前記分離ユニットの幅方向の両側にそれぞれ前記分離ユニットから突出して設けられた凸部と、前記複数の係止部に対して係脱可能に設けられ、前記分離ユニットから突出して前記複数の係止部に係止される複数の被係止部と、を備え、前記本体側接続部には、前記本体側コネクタに前記ユニット側コネクタを電気的に接続する際に前記分離ユニットが光軸方向に挿入される凹部が設けられているとともに、前記凹部の底面に前記本体側コネクタが前記撮像装置本体の高さ方向に沿って延びて配置され、前記凹部の側壁には、前記分離ユニットの前記凸部を前記撮像装置本体の高さ方向にガイドした後、前記撮像装置本体の光軸方向にガイドすることにより、前記分離ユニットを前記本体側コネクタと前記ユニット側コネクタとの接続位置にガイドするクランク形状のガイド溝が設けられ、前記複数の係止部は、前記本体側コネクタの前記撮像装置本体の高さ方向の上側、及び下側に、それぞれ前記本体側コネクタに対して前記撮像装置本体の幅方向に略対称な位置に設けられ、前記分離ユニットを前記撮像装置本体の前記凹部に挿入し、前記本体側コネクタと前記ユニット側コネクタとが電気的に接続された状態で前記被係止部が前記凹部の側壁に当接して前記ガイド溝での前記凸部の移動を規制することにより前記分離ユニットを前記撮像装置本体に機械的に連結するロック状態と前記連結を解除するロック解除状態とを切り替え可能であることを特徴とする。
本発明によれば、装置本体の幅方向の小型化を図りつつ、容易に機能を拡張することができ、更には、装置本体に分離ユニットが装着された状態での耐衝撃性を高めることができる。
(a)は本発明の撮像装置の実施形態の一例である分離型の業務用デジタルビデオカメラを背面側から見た斜視図、(b)は(a)に示すデジタルビデオカメラのカメラ本体から分離ユニットを取り外した状態を示す斜視図である。 (a)はカメラ本体を背面側から見た斜視図、(b)はカメラ本体を背面側から見た図である。 図2(b)のA−A線断面図である。 本体側接続部をカメラ本体の上側から見た図である。 ガイド溝をカメラ本体の幅方向の側面側から見た拡大図である。 (a)は分離ユニットを正面側から見た斜視図、(b)は(a)に示す分離ユニットを背面側から見た斜視図である。 (a)はロック機構のロック状態を分離ユニットの正面側から見た図、(b)はロック機構のロック解除状態を分離ユニットの正面側から見た図である。 (a)はロック機構のロック解除状態での上側のロックプレートの状態を示す断面図、(b)はロック機構のロック解除状態での下側のロックプレートの状態を示す断面図である。 図7(a)のB−B線断面拡大図である。 分離ユニットの正面側から見た図である。 カメラ本体の本体側接続部に分離ユニットを装着する方法を説明する図である。 (a)はカメラ本体と分離ユニットとがロックされた状態での上側ロックプレートと上側係止部との関係を示す要部断面図、(b)は下側ロックプレートと下側係止部との関係を示す要部断面図である。 ロック状態の分離ユニットを本体側接続部に取り付けた場合について説明する図である。 ロックプレートが本体側接続部の下壁に当接した状態を示す要部断面図である。 凸部はクランク形状のガイド溝を移動できない状態を説明する要部断面図である。 カメラ本体と分離ユニットのロック状態において、分離ユニットに力が加えられた際のコネクタへの負荷について説明する模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1(a)は本発明の撮像装置の実施形態の一例である分離型の業務用デジタルビデオカメラを背面側から見た斜視図、図1(b)は図1(a)に示すデジタルビデオカメラのカメラ本体から分離ユニットを取り外した状態を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の分離型の業務用デジタルビデオカメラ100(以下、単にカメラ100という。)は、カメラ本体101、分離ユニット102、肩乗せ部103、レンズ部104、及びグリップユニット105を有する。カメラ本体101は、本発明の装置本体の一例に相当する。
カメラ100を使用する際には、撮影者が自身の右肩の上に肩乗せ部103を乗せて担ぎ、カメラ本体101の背面側から見て左側の側面面に撮影者の右頬を当てながら、右手でグリップユニット105を把持しバランスを取りながら保持する。これにより、安定して撮影することができる。
カメラ本体101は、不図示の撮像素子、制御回路、記録部などが内蔵され、背面側の端部には、分離ユニット102を連結するための本体側接続部106が設けられている。なお、本体側接続部106の詳細については、後述する。
分離ユニット102は、カメラ本体101の本体側接続部106に対して着脱可能に装着される。分離ユニット102は、例えばカメラ本体101に電力を供給するためのバッテリユニット、撮影した映像を遠隔地に伝送するための伝送ユニット、撮影した映像を記録するための記録ユニットなど、複数種類が存在する。これにより、複数種類の分離ユニットから撮影者が任意の分離ユニットを選択することで、撮影環境等により変化する撮影ニーズに対応することが可能となり、機能の拡張性が高いものとなっている。なお、本実施形態では、分離ユニット102として、比較的小型の分離ユニットであるバッテリユニットを選択している。分離ユニット102の詳細については、後述する。
肩乗せ部103は、カメラ本体101の底面部に連結され、撮影時には撮影者の肩に当接しカメラ100を安定的に保持する。肩乗せ部103の表面は、発泡ポリエチレンなどの弾力のある材料で形成されている。
レンズ部104は、カメラ本体101の正面側に着脱可能に装着される。レンズ部104は、複数のレンズ群や絞り等の撮影光学系と、撮影光学系を駆動するアクチュエータとを有し、撮影光学系を通過した被写体像はカメラ本体101の撮像素子に結像して光電変換される。なお、所定のレンズを光軸方向に移動させることにより、ズーム動作やフォーカス動作を行うことができる。
グリップユニット105は、撮影時にカメラ本体101を把持するための部位であり、カメラ本体101又はレンズ部104のいずれかに固定されている。グリップユニット105には、ズームや絞り等のレンズ部104のアクチュエータを操作する部位や記録の開始停止を指示するトリガーキーなど各種操作部などの操作系が設けられている。
次に、図2を参照して、本体側接続部106について説明する。図2(a)はカメラ本体101を背面側から見た斜視図、図2(b)はカメラ本体101を背面側から見た図である。
図2に示すように、本体側接続部106は、カメラ本体101の背面側の端面に配置され、本体側接続部106の下側には、下側端子群109が設けられている。また、カメラ本体101の背面側から見て左側面には、表示部107が設けられ、右側面には、右側端子群108が設けられている。本体側接続部106の略中央部には、本体側コネクタ110がカメラ本体101の高さ方向に沿って設けられ、本体側コネクタ110の周囲全域には、保護壁111が形成されている。
表示部107は、カメラ本体101に対して不図示のヒンジ部を介して開閉方向に回動可能に支持され、撮像済みの画像や撮影中の画像等を表示したり、カメラ100の各種設定内容を表示する。右側端子群108、及び下側端子群109は、外部機器がケーブル等を介して接続され、それぞれカメラ本体101と外部機器との間で信号の送受信を行うためのコネクタが複数配置されている。
本実施形態では、前述したように、カメラ100を撮影者の右肩に担いで使用するため、撮影者の反対側である右側面、及び本体側接続部106の下側にコネクタを配置することがカメラ100の操作性の上で望ましい。また、本体側接続部106の下側にも複数のコネクタを配置することで、右側端子群108の端子数を減らすことができるため、カメラ本体101の幅方向の小型化に有利である。
図3は、図2(b)のA−A線断面図である。図3に示すように、保護壁111は、カメラ本体101の背面側に向けて次第に幅狭となるテーパ外壁状に形成され、本体側コネクタ110よりカメラ本体101の背面側に突出する凸形状部になっている。
図2及び図3に示すように、本体側コネクタ110のカメラ本体101の幅方向の左右両側には、本体側接続部106の側壁112が設けられ、左右の側壁112の下側どうしは下壁113により接続されている。側壁112には、本体側コネクタ110の上下に1対ずつ、合計2対の左右略対称形状をしたガイド溝114が設けられている。
下壁113の左右両側には、本体側コネクタ110の長手方向の下側に本体側コネクタ110に対して左右略対称な位置にそれぞれ矩形穴形状の下側係止部116が設けられている。また、本体側接続部106の本体側コネクタ110の長手方向の上側には、本体側コネクタ110に対して左右略対称な位置にそれぞれ上側が開放された凹形状の上側係止部115が設けられている。
図4は、本体側接続部106をカメラ本体101の上側から見た図である。図4に示すように、本体側接続部106の底面1061は、表示部107の最後端部1071、右側端子群108の最後端部1081、下側端子群109の最後端部1091の全てよりカメラ本体101の光軸方向の内側(正面側)に配置されている。
つまり、本体側接続部106は、カメラ本体101の背面側から見て、表示部107、右側端子群108、及び下側端子群109により囲まれた凹部形状となっている。本体側接続部106をこのような位置に配置することにより、カメラ本体101の内部空間を有効に活用することができ、カメラ本体101の光軸方向の小型化に貢献することが可能となっている。また、表示部107を回動可能に支持するヒンジ部は、本体側接続部106の側壁112の裏側にネジ等により強固に固定されている。
図5は、ガイド溝114をカメラ本体101の幅方向の側面側から見た拡大図である。側壁112に形成されたガイド溝114は、図5に示すように、開放部分がカメラ本体101の上側となるクランク溝形状になっている。4つのガイド溝114は、全て同方向にクランクした溝形状となっている。
次に、図6を参照して、分離ユニット102について説明する。図6(a)は分離ユニット102をカメラ本体101の本体側接続部106への接続部側から見た斜視図、図6(b)は図6(a)に示す分離ユニット102を背面側から見た斜視図である。
図6に示すように、分離ユニット102は、ベース部117、バッテリ取付部118、ロックレバー119、ロックプレート120、及びユニット側コネクタ121を有する。
ベース部117は、本体側接続部106への接続部側(正面側)の幅方向(左右方向)の両側の外形が背面側より幅狭に形成され、正面側の面の略中央部には、上下方向に延びるユニット側コネクタ121が本体側コネクタ110に対応して設けられている。ベース部117の正面側の面の幅方向両側には、上下に1対ずつ、合計2対の左右略対称形状の凸部122が幅方向に突出して一体に形成されている。また、ベース部117は、正面側の下側にも背面側の外形よりも一段低くなった段差面1171を有している。
ベース部117の背面側には、不図示のバッテリが着脱可能に取り付けられるバッテリ取付部118が設けられている。ベース部117の背面側の部位、バッテリ取付部118、及びバッテリのそれぞれの外形サイズは、略同等のサイズになっている。
ベース部117の正面側の上面部には、ロックプレート120と不図示のカム部材を介して連結されるロックレバー119が設けられている。ロックプレート120、カム部材、及びロックレバー119によりロック機構が構成される。ロックプレート120は、本発明のロック部の一例に相当し、ユニット側コネクタ121の幅方向両側の上下に2箇所ずつ、合計4箇所設けられている。ロックレバー119は、本発明の操作部材の一例に相当する。
図7(a)はロック機構のロック状態を分離ユニット102の正面側から見た図、図7(b)はロック機構のロック解除状態を分離ユニット102の正面側から見た図である。図8(a)はロック機構のロック解除状態での上側のロックプレート120の状態を示す断面図、図8(b)はロック機構のロック解除状態での下側のロックプレート120の状態を示す断面図である。
図7(a)に示すロック機構のロック状態では、ロックレバー119は、ベース部117に収納され、ロックプレート120は、ベース部117から突出している。このロック状態で、図7(b)に示すように、ロックレバー119を矢印方向に引き起こす操作をすると、ロックレバー119の動作に連動してカム部材を介して連結されているロックプレート120は上側に引き上げられる。そして、ロックレバー119は、メカ端に当接して回転を停止し、これにより、ロック解除状態となる。このとき、ロックプレート120は、図8に示すように、ベース部117の内部に収納される。
図9は、図7(a)のB−B線断面拡大図である。図9に示すように、ユニット側コネクタ121は、分離ユニット102の内部の基板121aに実装され、ベース部117に設けられた凹部123内に露出して配置されている。ユニット側コネクタ121は、全周をコネクタガード124によって覆われており、コネクタガード124の先端は、ユニット側コネクタ121よりも突出している。
凹部123の両側壁1231は、内部に向かって次第に幅狭となるテーパ内壁状に形成されている。このとき、コネクタガード124の先端は、分離ユニット102の正面側の面より内側(背面側)に配置され、ユニット側コネクタ121及びコネクタガード124は、ベース部117の凹部123内に配置されている。
図10は、分離ユニット102の正面側から見た図である。ユニット側コネクタ121は、図10の矢印で示すように、ベース部117に対してカメラ本体101の光軸と直交する幅方向及び高さ方向にコネクタガード124と一体に移動可能に分離ユニット102の内部に保持されている。
また、分離ユニット102では、図10に示すように、ロック状態におけるベース部117から突出したロックプレート120の先端、及び凸部122の先端は、ベース部117の最外形よりも内側に配置されている。ロックレバー119もロック状態ではベース部117の内部に収納されている。すなわち、分離ユニット102の構成要素は全てベース部117の最外形よりも内側に配置されている。ベース部117の外形もバッテリ取付部118と略同等であるため、分離ユニット102を幅方向及び高さ方向で非常にコンパクトに構成することが可能となる。これにより、本体側接続部106も小さく構成することができ、カメラ100全体の小型化が図られている。
次に、図11を参照して、カメラ本体101の本体側接続部に106に分離ユニット102を装着する方法について説明する。
分離ユニット102を本体側接続部106に取り付ける際には、まず、分離ユニット102の凸部122を、図11(a)の矢印方向(光軸方向)に、本体側接続部106のガイド溝114に合わせるように挿入する。このとき、ロック機構は、ロックレバー119を引き起こしたロック解除状態となっている。
ガイド溝114は、クランク形状に形成されているため、凸部122をガイド溝114に挿入すると、凸部122がガイド溝114のクランク形状部に突き当たる。凸部122がガイド溝114のクランク形状部に突き当たった状態で、図11(b)に示すように、ガイド溝114のクランク形状に沿って分離ユニット102を下側(図中矢印)に移動させる。
分離ユニット102が下側に所定量移動した後、図11(c)に示すように、分離ユニット102を更に光軸方向(矢印方向)に移動させることで、本体側コネクタ110にユニット側コネクタ121が挿入されて電気的に接続される。このとき、本体側コネクタ110周辺の保護壁111のテーパ外壁状の凸形状部にユニット側コネクタ121のテーパ内壁状の凹部123に嵌め込まれて位置決めされる。
また、ユニット側コネクタ121は、前述したように、ベース部117に対して幅方向及び高さ方向に移動可能に保持されている。ユニット側コネクタ121の移動可能量は連結時のガタ量及び構成部品の大きさのバラつき量などに対して十分に大きな量に設定されている。そのため、本体側コネクタ110とユニット側コネクタ121の位置がずれたとしても、ユニット側コネクタ121を本体側コネクタ110に容易に挿入することができる。これにより、分離ユニット102の取り付けに関する位置のバラつきを吸収し、コネクタ121,110どうしを確実に接続することが可能となる。また、コネクタ121,110に大きな負荷がかかることもなく接続でき、信頼性に優れる構造となっている。
本体側コネクタ110とユニット側コネクタ121とが連結された後、分離ユニット102をさらに押し込むと、分離ユニット102が本体側接続部106の所定の突き当て部に突き当たる。その後、ロックレバー119を操作してロック機構をロック状態にする。これにより、ベース部117から突出するロックプレート120が、本体側接続部106の上側係止部115及び下側係止部116に係脱可能に係止され、図11(d)に示すように、カメラ本体101と分離ユニット102とが機械的に連結される。
図12(a)はカメラ本体101と分離ユニット102とがロックされた状態での上側ロックプレート120と上側係止部115との関係を示す要部断面図、図12(b)は下側ロックプレート120と下側係止部116との関係を示す要部断面図である。
上側係止部115及び下側係止部116は、共に上方が開放した形状であるため、ロックプレート120が上方から挿入されることで、カメラ本体101と分離ユニット102とが機械的に連結される。また、ロックプレート120の先端部には、斜面1201が形成されている。このため、分離ユニット102の押し込みが不十分な状態でロック動作を行った場合でも、斜面1201により分離ユニット102が引き込まれるため、分離ユニット102を確実にロック状態とすることが可能である。また、コネクタ121,110どうしを確実に接続することができるように、連結状態においては分離ユニット102の下面側に所定の隙間が形成されるように寸法が設定されている。
分離ユニット102を本体側接続部106から取り外す際には、まず、ロックレバー119を引き起こし、ロック機構をロック解除状態にする。これにより、ロックプレート120がベース部117内部に収納され、上側係止部115及び下側係止部116に対するロックプレート120の係止、すなわち機械的連結が解除される。
この状態で、分離ユニット102を引き抜き、本体側コネクタ110からユニット側コネクタ121を離間させ、電気的接続を解除する。そして、取り付け時の逆の手順にて凸部122をガイド溝114に沿って移動させて分離ユニット102を取り外す。
次に、図13乃至図15を参照して、誤ってロック状態の分離ユニット102を本体側接続部106に取り付けた場合について説明する。
まず、図13(a)に示すように、分離ユニット102の凸部122を本体側接続部106のガイド溝114に合わせるように図の矢印方向に挿入する。このとき、ロック機構はロック状態であるため、ベース部117からロックプレート120が突出した状態である。
凸部122がガイド溝114のクランク形状部に突き当たった状態で、図13(b)に示すように、ガイド溝114に沿って下側(図中矢印)に分離ユニット102を移動させる。ロック状態においては、前述したように、ロックプレート120がベース部117から突出しているため、図14に示すように、ロックプレート120が本体側接続部106の下壁113に当接する。
このとき、図15に示すように、凸部122はクランク形状のガイド溝114を移動することができず、分離ユニット102を組み付けることができない。この状態では、本体側コネクタ110とユニット側コネクタ121は離間しているため、ロック状態で無理に組み付けを行っても、コネクタ110,121に負荷がかかることは無く、信頼性の高い構造となっている。
次に、図16を参照して、カメラ本体101と分離ユニット102のロック状態において、分離ユニット102に力が加えられた際のコネクタ110,121への負荷について説明する。
本体側コネクタ110及びユニット側コネクタ121の接続部は、図16に示すように、上側係止部115と下側係止部116で囲まれたロックエリア125の内側に配置されている。すなわち、コネクタ110,121の周囲を囲むように4箇所でロックする構成となっているため、分離ユニット102側にどの方向から力が加えられてもコネクタ110,121に大きな負荷が加えられることはない。
また、分離ユニット102に対してロックプレート120が変形するような大きな力が加えられたとしても、前述したように、本体側接続部106は、表示部107、右側端子群108、下側端子群109に取り囲まれた凹部内に配置されている。すなわち、連結状態における分離ユニット102の幅方向の両側及び下側には、壁が存在することとなる。そのため、ロックプレート120が変形して破損する前にベース部117が周囲の壁に当接し、壁が力を受ける構造になっている。
これにより、ロックプレート120が変形するような大きな力が分離ユニット102に加えられたとしても、ロックプレート120が破損することはない。結果として、コネクタ110,121に大きな負荷が加えられることもなく、コネクタ110,121の破損を防ぐ事が可能となり、信頼性の高い構造となる。
次に、カメラ本体101と分離ユニット102が連結された状態で、誤ってロックレバー119をロック解除位置に操作した場合について説明する。
分離ユニット102が本体側接続部106から完全に外れるためには、凸部122がガイド溝114のクランク形状部を上側に向けて移動しなければならない。そのため、ロック機構のロックが解除されたとしても、分離ユニット102は、凸部122がガイド溝114のクランク形状部の途中に引っかかって止まる構成となっている。すなわち、分離ユニット102が意図せずに落下して破損するようなことはなく、安全性に優れたものとなる。
また、本実施形態では、カメラ本体101と分離ユニット102を電気的に接続するためのコネクタ110,121を高さ方向に長い形状としている。そのため、通信情報量が多く、より多ピンのコネクタが搭載された分離ユニット102を使用する必要が生じても、本体側接続部106を変更するだけで、カメラ本体101の幅方向寸法を大型化することなく、接続部の多ピン化を実現することが可能となる。また、本体側接続部106以外の外装カバーは、流用して使用することが可能となるため、コスト的に優れる構成となっている。
以上説明したように、本実施形態では、カメラ本体101の幅方向の小型化を図りつつ、容易に機能を拡張することができ、更には、カメラ本体101に分離ユニット102が装着された状態での耐衝撃性を高めることができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
100 デジタルビデオカメラ
101 カメラ本体
102 分離ユニット
104 レンズ部
106 本体側接続部
110 本体側コネクタ
115 上側係止部
116 下側係止部
120 ロックプレート
121 ユニット側コネクタ

Claims (10)

  1. 本体側コネクタが設けられた本体側接続部と複数の係止部とを有する撮像装置本体に着脱可能に装着される分離ユニットであって、
    前記本体側接続部に装着された際に前記本体側コネクタに電気的に接続されるユニット側コネクタと
    前記分離ユニットの幅方向の両側にそれぞれ前記分離ユニットから突出して設けられた凸部と、
    前記複数の係止部に対して係脱可能に設けられ、前記分離ユニットから突出して前記複数の係止部に係止される複数の被係止部と、を備え、
    前記本体側接続部には、前記本体側コネクタに前記ユニット側コネクタを電気的に接続する際に前記分離ユニットが光軸方向に挿入される凹部が設けられているとともに、前記凹部の底面に前記本体側コネクタが前記撮像装置本体の高さ方向に沿って延びて配置され、
    前記凹部の側壁には、前記分離ユニットの前記凸部を前記撮像装置本体の高さ方向にガイドした後、前記撮像装置本体の光軸方向にガイドすることにより、前記分離ユニットを前記本体側コネクタと前記ユニット側コネクタとの接続位置にガイドするクランク形状のガイド溝が設けられ、
    前記複数の係止部は、前記本体側コネクタの前記撮像装置本体の高さ方向の上側、及び下側に、それぞれ前記本体側コネクタに対して前記撮像装置本体の幅方向に略対称な位置に設けられ、前記分離ユニットを前記撮像装置本体の前記凹部に挿入し、前記本体側コネクタと前記ユニット側コネクタとが電気的に接続された状態で前記被係止部が前記凹部の側壁に当接して前記ガイド溝での前記凸部の移動を規制することにより前記分離ユニットを前記撮像装置本体に機械的に連結するロック状態と前記連結を解除するロック解除状態とを切り替え可能であることを特徴とする分離ユニット
  2. 前記ユニット側コネクタは、前記分離ユニットに対して前記撮像装置本体の高さ方向、及び幅方向に移動可能に保持されていることを特徴とする請求項1に記載の分離ユニット。
  3. 前記被係止部を前記分離ユニットから突出する位置と前記分離ユニットの内部に収納される位置とに移動させる操作部材を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の分離ユニット。
  4. 前記複数の被係止部は、前記分離ユニットから突出した位置で前記分離ユニットの最外形部より内側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の分離ユニット。
  5. 前記ガイド溝は、前記凸部を前記撮像装置本体の高さ方向にガイドする溝形状が前記分離ユニットの側に開放されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の分離ユニット。
  6. 前記撮像装置本体に前記分離ユニットが機械的に連結された状態で、前記分離ユニットは、前記撮像装置本体の底面より前記撮像装置本体の高さ方向の上側に配置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の分離ユニット。
  7. 前記本体側コネクタの周囲には、前記周囲に沿う保護壁が前記本体側コネクタより突出して形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の分離ユニット
  8. 前記ユニット側コネクタは、前記本体側接続部に装着される面に形成された凹部の内部に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の分離ユニット
  9. ッテリユニットであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の分離ユニット
  10. 前記本体側コネクタは、前記本体側接続部の略中央に配置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の分離ユニット
JP2015204617A 2015-10-16 2015-10-16 分離ユニット Active JP6614912B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015204617A JP6614912B2 (ja) 2015-10-16 2015-10-16 分離ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015204617A JP6614912B2 (ja) 2015-10-16 2015-10-16 分離ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017076924A JP2017076924A (ja) 2017-04-20
JP6614912B2 true JP6614912B2 (ja) 2019-12-04

Family

ID=58549643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015204617A Active JP6614912B2 (ja) 2015-10-16 2015-10-16 分離ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6614912B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021034790A (ja) 2019-08-20 2021-03-01 キヤノン株式会社 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017076924A (ja) 2017-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI495947B (zh) 成像單元及安裝裝置
TWI482489B (zh) 成像裝置
US8638390B2 (en) Camera body and imaging apparatus including an unlocking mechanism
TWI480619B (zh) 成像裝置
US8456569B2 (en) Camera body and imaging unit attachable to and detachable from camera body, and imaging apparatus
US8736753B2 (en) Camera body and image pickup unit attachable to and detachable from camera body, and imaging apparatus
US10027060B2 (en) Adapter device and electronic device
US7637674B2 (en) Image pickup apparatus
US20160105593A1 (en) Mounting adapter
JP7016735B2 (ja) 撮像装置
JP3190001U (ja) 撮像装置
JP6614912B2 (ja) 分離ユニット
JP6548549B2 (ja) 撮像装置
JP5983815B2 (ja) 撮像装置
CN111917948B (zh) 可拆卸地安装配件的电子设备、配件及系统
US11526069B2 (en) Image capturing apparatus having high operability
JP4798795B2 (ja) 外部装置および撮像システム
JP2010206594A (ja) カメラボディ、撮像ユニット、撮像システム、その撮像ユニットのカメラボディに対する着脱方法、その撮像ユニットのカメラボディに対する装着方法、その撮像ユニットのカメラボディに対する抜き取り方法
JP5153355B2 (ja) ロック機構
JP6562620B2 (ja) 電池ユニットおよび電子機器
JP2020173355A (ja) 撮像装置および撮像装置用の着脱機構
JP2017139103A (ja) 電子機器
JPH11218827A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191105

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6614912

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151