JP2021034790A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機能拡張ユニットの装着の有無にかかわらずに高い操作性を有する撮像装置を提供する。【解決手段】撮像装置本体1001の背面に大型拡張ユニット4500が装着された撮像システム1000において、撮像装置本体1001は、背面に本体背面操作部1065を、一方の側面に本体操作部1020を有する。大型拡張ユニット4500は、撮像装置本体1001に接続された状態で本体背面操作部1065の近傍に配置されるLE操作部4504を有する。LE操作部4504の少なくとも1つの機能と本体背面操作部1065の少なくとも1つの機能を同一とする。【選択図】図40

Description

本発明は、撮像装置に関する。
装置本体と、装置本体に対して着脱可能な機能拡張ユニットを備えるデジタルビデオカメラ等の撮像装置が知られている。このような撮像装置では、使用者が必要とする機能拡張ユニットを適宜選択して装置本体に装着することができるために機能拡張性が高く、一台の装置本体で様々な撮影ニーズに対応することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−76924号公報
しかしながら、撮像装置に装着される機能拡張ユニットには大小様々なものが想定され、例えば、装置本体の背面全体に装着されるものがあれば、装置本体背面の一部を覆うように装着されるものもある。一方、機能拡張ユニットを装着せずに装置本体を使用する場合もある。そのため、装置本体に対する機能拡張ユニットの装着の有無に関係なく、高い操作性を備えていることが要求されている。また、装置本体に拡張機能ユニットを装着する際には、電気接点の損傷を回避しながら電気的接続を確実に行う必要がある。
本発明は、機能拡張ユニットの装着の有無にかかわらずに高い操作性を有する撮像装置を提供することを目的とする。また、本発明は、装置本体に拡張機能ユニットを装着する際の電気接点の損傷を回避しながら電気的接続を確実に行うことが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、アクセサリの着脱が可能な装置本体を備える撮像装置であって、前記装置本体は、前記アクセサリと接続可能な第1の接続部と、前記第1の接続部が設けられている面とは異なる面に配置された第1の操作部材と、前記第1の接続部が設けられている面に配置された第2の操作部材と、を有し、前記アクセサリは、前記第1の接続部と接続可能な第2の接続部と、前記第2の接続部が設けられている面とは異なる面に配置され、且つ、前記アクセサリが前記装置本体に接続された状態で前記第2の操作部材の近傍に配置される第3の操作部材と、を有し、前記第3の操作部材の少なくとも1つの機能と前記第2の操作部材の少なくとも1つの機能とが同一であることを特徴とする。
本発明によれば、機能拡張ユニットの装着の有無にかかわらずに高い操作性を有する撮像装置を提供することが可能となる。また、本発明は、装置本体に拡張機能ユニットを装着する際の電気接点の損傷を回避しながら電気的接続を確実に行うことが可能な撮像装置を提供することが可能になる。
第1実施形態に係る撮像システムの外観斜視図である。 撮像システムを構成する撮像装置本体と、撮像装置本体に対して着脱可能な機能ユニットとを分けて示す斜視図である。 撮像装置本体の外観前方斜視図である。 撮像装置本体の外観後方斜視図である。 撮像装置本体の分解斜視図である。 撮像装置本体のメインユニットを前方左上から見た斜視図である。 撮像装置本体のメインユニットを後方右上から見た斜視図である。 撮像装置本体の記録メディア収納蓋を閉状態とした右カバーユニットの斜視図である。 図8中に示す矢視A−Aでの断面図である。 撮像装置本体の記録メディア収納蓋を開状態とした右カバーユニットの斜視図である。 図10に示す領域B,Cの拡大図である。 撮像装置本体を構成する背面カバーユニットの第1の斜視図である。 背面カバーユニットの第2の斜視図である。 図13を簡略化して示す背面カバーユニットの斜視図である。 図14に示した状態での背面カバーユニットの分解斜視図である。 背面カバーユニットに固定される本体通信基板の斜視図である。 本体通信基板の正面図及び背面図である。 本体通信基板と嵌合するダンパーの正面図及び背面図である。 図13中に示す矢視B−Bでの断面図である。 ビューファインダユニットを後方上側から見た斜視図である。 ビューファインダユニットを前方上側から見た斜視図である。 ビューファインダユニットの分解斜視図である。 ファインダ部を跳ね上げたビューファインダユニットの斜視図である。 撮像装置本体にビューファインダユニットを装着する前の互いの位置関係を説明する図である。 撮像装置本体にビューファインダユニットを装着した状態を示す斜視図である。 撮像装置本体とビューファインダユニットの機能ブロックの一部を説明する図である。 伝送ユニットを後方上側より見た外観斜視図である。 伝送ユニットを前方上側より見た外観斜視図である。 図28の状態から伝送ユニット前カバーを外した状態を示す斜視図である。 図27の状態にTR保護蓋群を取付けた状態を示す斜視図である。 撮像装置本体に伝送ユニットを装着する前の互いの位置関係を説明する図である。 撮像装置本体に伝送ユニットを装着した状態を示す斜視図である。 撮像装置本体と伝送ユニットの機能ブロックの一部を説明する図である。 大型拡張ユニットを後方上側から見た斜視図である。 大型拡張ユニットを前方上側から見た第1の外観斜視図である。 大型拡張ユニットを前方上側から見た第2の外観斜視図である。 大型拡張ユニットを下側後方より見た外観斜視図である。 図35の状態にLE保護蓋群を取付けた状態を示す斜視図である。 図38に示す状態からLE前カバーを取り外した状態を示す斜視図である。 撮像装置本体に大型拡張ユニットを装着する前の互いの位置関係を説明する図である。 撮像装置本体に大型拡張ユニットを装着した状態を示す斜視図である。 図41(c)中に示す矢視C−Cでの断面図である。 図41(a)中に示す矢視D−Dでの断面図である。 撮像装置本体と大型拡張ユニットの機能ブロックの一部を説明する図である。 撮像システムの概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像システム1000の外観斜視図である。図2は、撮像システム1000を構成する撮像装置本体1001と、撮像装置本体1001に対して着脱可能な機能拡張ユニットとを分けて示す斜視図である。ここでは、撮像装置本体1001に対して着脱可能な機能拡張ユニット(アクセサリ)として、グリップユニット3000、レンズ鏡筒3100、大型拡張ユニット4500、ハンドル3400及びパネルユニット3500を示している。
なお、撮像システム1000での図面間の対応を明らかにするために、図1に示すように互いに直交する座標軸を設定している。Z軸は撮像装置本体1001の前後方向を表す軸であり、撮像装置本体1001の背面側から正面側へ向かう方向を正方向と定義する。Y軸は撮像装置本体1001の上下方向を表す軸であり、下面側から上面側に向かう方向を正方向と定義する。X軸は撮像装置本体の左右方向を表す軸であり、正面側から見て左側面から右側面へ向かう方向を正方向と定義する。このように定義した各軸の方向は、適宜、説明に用いる。
グリップユニット3000、レンズ鏡筒3100、大型拡張ユニット4500及びパネルユニット3500はそれぞれ、撮像装置本体1001に対する接続手段を有しており、撮像装置本体1001に対して電気的に接続可能である。大型拡張ユニット4500は、撮像装置本体1001へ電力を供給する。パネルユニット3500は、撮影時に映像を確認するための情報や撮像システム1000での各種の設定条件を使用者に提供する表示手段を備える。
レンズ鏡筒3100は、被写体からの光を撮像装置本体1001に設けられている撮像素子(不図示)に結像させる。ハンドル3400は、例えば、使用者が移動する際に把持する部位として用いられ、使用者の利便性の向上に寄与する。グリップユニット3000は、使用者が撮像時に把持する部位として用いられ、撮像システム1000を安定して保持することが可能になると共に撮像システム1000の各種操作を可能とする。
撮像装置本体1001に対して着脱可能な機能拡張ユニットは、上記のものに限られるものではく、種々の機能拡張ユニットの中から使用者が任意に選択して装着することができる。このように、撮像システム1000は、撮影環境等に応じて変化するニーズに応じた構成とすることが可能であり、高い拡張性を有している。
図45は、撮像システム1000の概略構成を示すブロック図である。図45を用いて、撮像装置システム2000の機能構成を説明する。
撮像装置本体1001は、撮像素子2010、CPU2020、ROM2021、RAM2022、マイクロフォン2025、記録部2026、本体操作部2030、スピーカ2040及び電源制御部2041を備える。また、撮像装置本体1001は、グリップ用通信接点部2045、レンズ用電気通信接点部2046、無線通信接続部2047、ファインダ用通信接続部2048及びパネル用通信接点部2049を備える。
グリップユニット2080は、グリップ電気通信接点部2081とグリップ操作部2082を備える。レンズ鏡筒2100は、レンズ用電気通信接点部2046とレンズメモリ2102を備える。無線ユニット2200は、無線ユニット通信接点部2201と通信部2202を備える。ビューファインダユニット2300は、ファインダユニット通信接点部2301とファインダ表示部2302を備える。パネルユニット2500は、パネルユニット通信接点部2501とパネル表示部2502を備える。
撮像素子2010は、CCDセンサ又はCMOSセンサであり、A/D変換器を有する。レンズ鏡筒2100が入射光を撮像素子2010に光学像として結像させ、撮像素子2010は、結像した光学像をアナログ電気信号に変換した後、更にA/D変換器によりデジタル信号に変換した映像データを出力する。
CPU2020、ROM2021及びRAM2022は、メイン基板(不図示)に実装されている。ROM2021は、電気的に消去・記憶が可能なメモリであって、例えば、EEPROM等が用いられる。ROM2021には、CPU2020の動作用の定数及びプログラム等が記憶される。CPU2020は、ROM2021に記憶されたプログラムを実行して撮像装置本体1001を構成する各部の動作を制御することにより、撮像装置本体1001の統括的な制御を実現する。
RAM2022は、システムメモリ、ワークメモリ、画像メモリ及び音声メモリ等として用いられ、CPU2020の動作用の定数、変数及びROM2021から読み出したプログラム等が展開される。マイクロフォン2025から入力された音声信号は、所定レベルにゲインコントロールされた後にA/D変換され、デジタルデータの音声データに変換される。映像データや音声データは、RAM2022に一時記憶される。
CPU2020は、RAM2022に一時記憶された映像データや音声データを記録部2026へ送信する。記録部2026には記録メディア2027の挿抜が可能となっており、記録部2026は映像データや音声データを記録メディア2027に記録する。なお、記録メディア2027には、SDカード等の脱着式のフラッシュメモリが用いられる。
温度検知部2028は、例えばサーミスタであり、メイン基板(不図示)に実装されている。ファン2029は、温度検知部2028が取得した温度に基づいて動作し、撮像装置本体1001の内部への吸排気を行う。ファン2029の回転状態はCPU2020によって制御される。本体操作部2030は、使用者の操作による指示をCPU2020に伝える。本体操作部2030は、本体RECボタン2031や電源スイッチ2032、本体操作ボタン群2033(図4参照)を含む。本体操作部2030が操作された際の操作音や映像の記憶開始・記憶停止時のビープ音等は、CPU2020の制御によりスピーカ2040から出力される。
電源制御部2041は、バッテリ検出回路、DC−DCコンバータ及び通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。撮像装置本体1001に電源を供給するバッテリ2042は、例えば撮像装置本体1001に対して着脱可能であり、例えば、リチウムイオン電池等である。
撮像装置本体1001のグリップ用通信接点部2045とグリップユニット2080のグリップ電気通信接点部2081が接触して通電すると、撮像装置本体1001のCPU2020はグリップユニット2080の装着を検知する。グリップユニット2080のグリップ操作部2082が使用者により操作されることで、使用者からの各種指示がCPU2020へ送信される。
撮像装置本体1001のレンズ用電気通信接点部2046とレンズ鏡筒2100のレンズ電気通信接点部2101が接触して導通すると、撮像装置本体1001のCPU2020はレンズ鏡筒2100の装着を検知する。CPU2020は、レンズ鏡筒2100の装着を検知すると、レンズメモリ2102からレンズ情報を読み出してRAM2022に格納する。
撮像装置本体1001の無線通信接続部2047と無線ユニット2200の無線ユニット通信接点部2201が接触して導通することにより、撮像装置本体1001のCPU2020は無線ユニット2200の装着を検知する。CPU2020は、無線ユニット2200の装着を検知すると、RAM2022に記憶されている映像データと音声データを無線ユニット2200へ送信する。無線ユニット2200の通信部2202は、RAM2022から送信されてきた映像データ及び音声データを外部機器(不図示)へ送信する。
撮像装置本体1001のファインダ用通信接続部2048とビューファインダユニット2300のファインダユニット通信接点部2301が接触して導通すると、撮像装置本体1001のCPU2020はビューファインダユニット2300の装着を検知する。CPU2020は、ビューファインダユニット2300の装着を検知すると、RAM2022に記憶されている映像データをビューファインダユニット2300へ送信する。ビューファインダユニット2300のファインダ表示部2302は、例えば液晶表示装置であり、撮像装置本体1001の動作状況等をオンスクリーン・ディスプレイ情報として必要に応じて表示する。
撮像装置本体1001のパネル用通信接点部2049とパネルユニット2500のパネルユニット通信接点部2501が接触して導通すると、撮像装置本体1001のCPU2020はパネルユニット2500の装着を検知する。CPU2020は、パネルユニット2500の装着を検知すると、RAM2022に記憶されている映像データをパネルユニット2500へ送信する。パネルユニット2500のパネル表示部2502は、例えば液晶表示装置であり、撮像装置本体1001の動作状況をオンスクリーン・ディスプレイ情報として必要に応じて表示する。なお、パネル表示部2502とファインダ表示部2302に表示される情報は、使用者による設定により、同一とすることもできれば異なる場合とすることもできる。
本実施形態の撮像システム1000において、例えば、撮像素子2010が受信した光は、少なくとも約23フレーム/秒(fps)のデジタル画像データに変換され、記録部2026により記録メディア2027に記録される。フレームレートは、約1fps〜約250fps以上の範囲で設定することができる。例えば、撮像システム1000は、設定される解像度に応じてフレームレートを変更してもよい。すなわち、「5k」の解像度モードでは約1fps〜約100fps、「4k」の解像度モードでは約1〜約125fps、クアッドHDモードでは約1〜約125fps、「3k」の解像度モードでは約1〜約160fps、「2k」の解像度モードでは約1〜約250fpsのフレームレートが設定される。例えば、フレームレートとして、20、23.976、24、30、60、及び120フレーム/秒、又はこれらのフレームレートの間の他のフレームレート、又はそれ以上のフレームレートでもよい。
撮像システム1000は、「2k」(例えば、16:9(2048×1152画素)、2:1(2048×1024画素)等)、「3k」(例えば、16:9(3072×1728画素)、2:1(3072×1536画素)等)、「4k」(たとえは、4096×2540画素、16:9(4096×2304画素)、2:1(4096×2048画素)等)、「4.5k」水平解像度、クアッドHD(例えば、3840×2160画素)、「5k」(例えば、5120×2700)水平解像度、「6k」(例えば、6144×3160)、「8k」(例えば、7680×4320)、又はそれ以上の解像度で画像データを出力することができる。撮像システム1000は、少なくとも上記に列挙した解像度のいずれかの間の水平解像度を有する画像データを記録又は出力するように構成することができる。
更に、解像度は、上述した値のうち少なくとも1つの間(もしくは上述の値の間の何らかの値)であり、約6.5k、7k、8k、9k、又は10k、又はそれらの間の何らかの値を取り得る。本実施形態では、xkの形式(上述した2k及び4k等)で表される用語では、「x」の数は近似的な水平解像度を指す。そのため、「4k」の解像度は、約4000以上の水平画素に対応し、「2k」は約2000以上の水平画素に対応する。
撮像素子2010は、約0.5インチ(8mm)から、2/3インチ、映画用のS35、35mmフルフレームスチル、及び645に及ぶ範囲であることができ、少なくとも約1.0インチ、6cm×17cm以上であることができる。また、少なくとも約10.1×5.35mm、24.4×13.7mm、30×15mm、36×24mm、56×42mm、及び186×56mmのサイズを有することもできる。それに加えて、撮像素子2010は、画素領域の所定部分のみを選択的に出力することによって、可変の解像度を提供するように構成することができる。撮像素子2010は、例えば、ベイヤー配列のカラーフィルタを含むことができる。そのため、撮像素子2010の個々の光電変換素子によって検出された赤色光、緑色光、又は青色光の量を表すデータを出力する。
次に、撮像装置本体1001の構成について詳細に説明する。図3は、撮像装置本体1001を前方上側から見た斜視図である。図4は、撮像装置本体1001を後方上側から見た斜視図である。
撮像装置本体1001の前方には、レンズマウント部1010、レンズ用電気通信接点部1012及びレンズ取り外しボタン1013が配置されている。レンズ鏡筒3100は、レンズマウント部1010に対して着脱可能となっている。レンズ鏡筒3100がレンズマウント部1010に装着された状態で、レンズ用電気通信接点部1012は、レンズ鏡筒3100が有する不図示の接点部と電気的に接続される。これにより、撮像装置本体1001によるレンズ鏡筒3100の動作制御が可能となる。レンズ取り外しボタン1013は、レンズマウント部1010に装着されたレンズ鏡筒3100を取り外す際に操作される操作部材である。
なお、不図示であるが、撮像装置本体1001の内部のレンズマウント部1010の後方には撮像素子と、撮像素子から出力される映像信号を所定のデータに変換するセンサ基板が配置されている。
撮像装置本体1001の前方から見て右側面には、使用者の操作によって撮像装置本体1001に所定の動作を実行させるための本体操作部1020と、マイクロフォン(不図示)のためのマイク穴1015が設けられている。本体操作部1020は、例えば、本体RECボタン1021、電源スイッチ1022及び本体操作ボタン群1023を有する。撮像装置本体1001の前方から見て右側面には、記録メディア1030(図10参照)を収納する記録メディア収納部を覆う記録メディア収納蓋1031が開閉可能に設けられている。
撮像装置本体1001の後方には、バッテリ収納部1060、入出力端子群1061、拡張ユニット用接続コネクタ1112(以下「拡張用コネクタ1112」と記す)及び本体背面操作部1065が設けられている。バッテリ収納部1060には、バッテリ2000(図24参照)が収納される。入出力端子群1061は、外部接続端子や電源端子等を含む。拡張用コネクタ1112は、撮像装置本体1001と機能拡張ユニットを電気的に接続するための端子である。本体背面操作部1065は、本体操作部1020の一部であり、詳細については後述する。
撮像装置本体1001の前方から見て左側面には、吸気口1070と排気口1071が設けられている。ファン1072(図6参照)の駆動によって、外部の空気が吸気口1070から撮像装置本体1001の内部へ吸入される。吸入された空気は、撮像装置本体1001内の空気流路を通過する際に、撮像装置本体1001内の発熱部からの熱を受けて温められ、排熱気流となって排気口1071から排出される。
ここで、図1の撮像システム1000の構成は、使用者が撮像システム1000を右肩に乗せた状態で撮像を行うことを前提としており、その場合、使用者の顔は撮像装置本体1001の右側面に隣接することになる。そこで、排気口1071から排出される排気風が使用者の顔に吹き付けられることのないように、排気口1071を撮像装置本体1001の左側面に設けて、使用者に不快感を与えない構成としている。
撮像装置本体1001の前方から見て左側面にはまた、スピーカ(不図示)の音を出すためのスピーカ穴1025と、グリップユニット3000等の機能拡張ユニット(アクセサリ)を装着可能とする本体側取付機構1026が設けられている。
図5は、撮像装置本体1001の内部構造を説明するための分解斜視図である。撮像装置本体1001は、メインユニット1002と、メインユニット1002を囲うように配置されて外装を形成する外装ユニットを有する。外装ユニットは、具体的には、正面カバーユニット1003、右カバーユニット1004、左カバーユニット1005、背面カバーユニット1006、上面カバーユニット1007及び底面カバーユニット1008である。上面カバーユニット1007には、複数のねじ穴1009が設けられており、撮像装置本体1001に対して外部機器やアクセサリ等を装着することが可能となっている。なお、撮像装置本体1001の左右は、正面側から背面側を見て定義されている。
図6は、メインユニット1002の第1の斜視図であり、撮像装置本体1001の前方左上から見た構成が示されている。図7は、メインユニット1002の第2の斜視図であり、撮像装置本体1001の後方右上から見た構成が示されている。
メインユニット1002は、ファン1072、メイン基板1073、電源基板1074、センサダクト1075及びメイン基板冷却用ダクト1076を有する。センサダクト1075は、熱伝導性に優れた銅やアルミニウム等の板金で形成されており、メイン基板1073やセンサ基板(不図示)に実装された部品の放熱を行っている。
メイン基板1073は、実質的に全ての電子部品や電気部品と電気的に接続されるために多くのICが実装されており、撮像装置本体1001内で最も面積の大きい基板である。メイン基板1073には、例えば、センサ基板からの信号を処理するためのIC、映像信号に対して色調整等の処理を行うための映像処理IC、各IC用に使用されるメモリ等が実装されている。電源基板1074は、メイン基板1073及び撮像装置本体1001内の電子部品及び電気部品に電源を供給している。撮像装置本体1001全体での消費電力は小さくないため、電源基板1074には背の高いコンデンサ1077やコイル1078等の比較的大きな部品が実装されている。
図6に示すように、撮像装置本体1001は、映像データを記録メディア1030に記録するためのカード基板1080を2枚備えており、撮影時の撮像装置本体1001の設定をデータとして保存するための保存用カード基板1081を1枚備えている。高解像度及び/又は高フレームレートの映像を記録する際には、記録メディア1030内のICの発熱量が多くなるために記録メディア1030を冷却する必要がある。そこで、カード基板1080に放熱ゴム(不図示)を設けて記録メディア1030に当接させ、記録メディア1030からカード基板1080を介して放熱が行われる構造となっている。
図7に示すように、メイン基板冷却用ダクト1076はメイン吸気部1082と、センサダクト1075はセンサ吸気部1083とそれぞれつながっている。メイン吸気部1082及びセンサ吸気部1083は吸気口1070と接続され、メイン基板冷却用ダクト1076は排気口1071と接続されている。吸気口1070から空気を吸入し、撮像装置本体1001内での熱交換により温められた空気を排気口1071から排出することで、撮像装置本体1001内の温度上昇を抑制している。
次に、右カバーユニット1004の構成について、記録メディア収納蓋1031の周辺構造を中心について説明する。図8は、記録メディア収納蓋1031を閉状態とした右カバーユニット1004の斜視図である。記録メディア収納蓋1031を開状態としたときに記録メディア1030の挿抜を容易に行うことができるように、撮像装置本体1001に対して左右方向(X方向)で記録メディア1030の挿抜が可能な構成となっている。
前述の通り、記録メディア収納蓋1031は右カバーユニット1004に設けられており、右カバーユニット1004には本体操作ボタン群1023も設けられている。使用者は、本体操作ボタン群1023を操作して撮像を行い、また、記録メディア収納蓋1031を開閉して映像データを記録する記録メディア1030の挿抜を行う。撮像装置本体1001は、本体操作ボタン群1023と記録メディア収納蓋1031を同じ右カバーユニット1004に設けることで両操作を撮像装置本体1001の同じ側面で行うことができるようになっており、使用者の利便性を高めている。
図9は、図8中に示す矢視A−Aでの断面図である。右カバーユニット1004に設けられた記録メディア収納蓋1031の近傍には、蓋開閉レバー1032、蓋保持部材1033及びレバー付勢ばね1034が設けられている。記録メディア収納蓋1031は、ロック部1035を有しており、ロック部1035が蓋開閉レバー1032と係合することで閉状態が保たれる。記録メディア収納蓋1031が閉状態にあるとき、蓋開閉レバー1032と蓋保持部材1033間を連結しているレバー付勢ばね1034の付勢力により、蓋開閉レバー1032は上方向(Y軸正方向)に付勢されている。蓋開閉レバー1032のレバー操作部1036を下方向(Y軸負方向)にスライドさせると、蓋開閉レバー1032と記録メディア収納蓋1031の係合が解除され、記録メディア収納蓋1031を開くことができる。
図10は、記録メディア収納蓋1031を開状態とした右カバーユニット1004の斜視図である。記録メディア収納蓋1031は、Y軸と平行に破線で示した回動軸1040を中心に回動可能となっている。記録メディア1030は、撮像装置本体1001の左右方向(X軸方向)に挿抜される。
本実施形態では、撮像装置本体1001に、主記録メディアカード1038,1039と副記録メディアカード1037の3枚の記録メディア1030が、それぞれの主面を略平行な状態として収納可能となっている。但し、記録メディアカードの枚数は、3枚に限定されるものではなく、複数の記録メディアカードが収納可能となっていればよい。
主記録メディアカード1038,1039は主記録用に、副記録メディアカード1037はプロキシ記録用にそれぞれ使用される。副記録メディアカード1037は主記録メディアカード1038,1039よりも上下方向(回動軸1040と平行な方向(Y軸方向))に短く、回動軸1040に近い位置に配置されている。回動軸1040は、副記録メディアカード1037の撮像装置本体1001(記録メディア収納部)に対する挿抜方向と直交する。
図11は、図10に示す領域B,Cの拡大図である。記録メディア収納蓋1031は、回動軸1040を中心に回動可能である。回動軸1040は、上回動軸1041と下回動軸1042により構成されている。トーションばねである蓋開閉ばね1043が、一端が蓋保持部材1033に接し、他端が記録メディア収納蓋1031に接するように配置されており、上回動軸1041を中心として記録メディア収納蓋1031の開方向に付勢している。レバー操作部1036を操作して蓋開閉レバー1032と記録メディア収納蓋1031の係合を解除すると、蓋開閉ばね1043の付勢力によって記録メディア収納蓋1031が開く。
下回動軸1042の近傍には、開閉検知リブ1044が設けられている。記録メディア収納蓋1031の開閉状態に応じて、蓋保持部材1033に設けられている開閉検知スイッチ1045のオン/オフが切り替わる。例えば、開いた記録メディア収納蓋1031を閉じるように操作すると、開閉検知リブ1044が開閉検知スイッチ1045と当接して、記録メディア収納蓋1031の閉操作が検知される。なお、開閉検知リブ1044及び開閉検知スイッチ1045と蓋開閉ばね1043を上回動軸1041側と下回動軸1042側のどちらに設けるかは自由である。
閉じられた記録メディア収納蓋1031を開くように操作すると、静圧リブ1050と蓋保持部材1033に設けられた静圧受けが、クッション部材1055を介して当接する。これにより、記録メディア収納蓋1031を開いた際に記録メディア収納蓋1031に不用意な力が加わっても、記録メディア収納蓋1031が破損するのを回避することができる。静圧リブ1050は、上下方向(Y軸方向)に離間して配置された上静圧リブ1051と下静圧リブ1052からなる。同様に、静圧受けは、上下方向に離間して配置された上静圧受け1053と下静圧受け1054からなり、クッション部材1055は上下方向に離間して配置された上クッション部材1056と下クッション部材1057からなる。なお、上静圧リブ1051と下静圧リブ1052はそれぞれ、上回動軸1041と下回動軸1042の奥側(紙面裏側)に設けられているために、記録メディア収納蓋1031を開いた状態で外観から目立ち難く、よって、品位のよいものとなっている。
本実施形態では、回動軸1040に最も近い位置で挿抜される副記録メディアカード1037の面直方向の投影面上に、蓋開閉ばね1043、開閉検知リブ1044、開閉検知スイッチ1045及び静圧リブ1050が配置されていない。副記録メディアカード1037の面直方向は、副記録メディアカード1037の主面と直交する方向であり、換言すれば、Z軸方向である。これにより、副記録メディアカード1037を挿抜する際に手がアクセス可能なスペースを確保することができ、副記録メディアカード1037の挿抜を容易に行うことが可能になる。つまり、副記録メディアカード1037の挿抜の操作性を高めることができる。
また、本実施形態では、記録メディア1030の面直方向における回動軸1040と副記録メディアカード1037の間の距離を短くすることが可能となっている。これにより、記録メディア収納蓋1031を小型化することができ、ひいては撮像装置本体1001の小型化を図ることが可能となっている。
なお、撮像装置の記録メディア収納蓋の周辺構造に関する発明が、例えば、特開2015−34914号公報等に開示されている。従来構造では、使用者が記録メディアカードの挿抜をする際、記録メディアカードを指で摘まむための空間を確保するために、記録メディアカードの面直方向での記録メディアカードと回動軸間の距離を小さくすることが容易ではない。これに対して上記の通りに、本実施形態はこの課題を解決しており、その結果、撮像装置本体1001の前後方向での短尺化(小型化)を図ることも可能となっている。
続いて、背面カバーユニット1006について説明する。図12は、背面カバーユニット1006の斜視図である。背面カバーユニット1006は、本体背面カバー1100とバッテリ室カバー1090に大別される。
バッテリ室カバー1090は、バッテリ2000(図24参照)を収納するためのバッテリ収納部1060を形成しており、バッテリ2000と機械的に嵌合するバッテリ嵌合部1091を有する。バッテリ収納部1060には複数の開口部が設けられており、バッテリ2000との電気的接続を行うためのバッテリ接点部1092が突出形成されている。また、バッテリ収納部1060からバッテリ2000を取り外す際に操作されるバッテリイジェクトつまみ1093が、X軸方向においてバッテリ接点部1092の反対側に配置されている。バッテリ2000から撮像装置本体1001へ電源を供給することにより、撮像装置本体1001を動作させることができる。
本体背面カバー1100には、本体背面操作部1065、大型拡張ユニット取付凹部1110(以下「取付凹部1110」と記す)、拡張ユニット背面取付部1111(以下「背面取付部1111」と記す)及び入出力端子群1061を有する。背面取付部1111は2カ所の背面上段取付部1111aと2カ所の背面下段取付部1111bで構成されている。入出力端子群1061には、外部接続端子や電源端子等が含まれる。
取付凹部1110の略中央部には開口部1113が設けられており、開口部1113の中に拡張用コネクタ1112が左右方向(X方向)を長手方向として配置されている。開口部1113の上側(Y軸正方向側)には上部リブ1114が、下側(Y軸負方向側)には下部リブ1115が設けられている。上部リブ1114と下部リブ1115はそれぞれ、拡張用コネクタ1112の最も突出した部分よりもZ軸負方向に高い形状を有する。また、上部リブ1114の上側(Y軸正方向側)には斜面部1116が形成されており、斜面部1116と続く取付凹部上面1117には上部固定部1118が2か所に設けられている。取付凹部1110の左右(X軸方向側)には壁部1119が設けられており、壁部1119は、上部固定部1118に拡張ユニット(不図示)が装着された際に、接続部の左右を囲う。
本体背面操作部1065は、メニューボタン1066や十字キー1067等を含むメニュー関連操作部として構成されている。メニューボタン1066を操作することにより、撮像装置本体1001の各種設定を行うためのメニューモードを起動して、アクセスすることが可能となる。十字キー1067は、メニューモードが起動している状態で、上下左右移動による項目選択と、センタープッシュによる選択項目の決定を可能とする。
本体背面操作部1065は、背面カバーユニット1006上の背面取付部1111より右カバーユニット1004寄りに配置されている。前述したように右カバーユニット1004には、本体操作部1020や本体RECボタン1021が配置されている。よって、撮像装置本体1001では操作部が一方向に集約して配置されており、これにより、操作性が高められている。
また、多くの使用者は、パネルユニット3500を見ながら撮像システム1000のメニュー操作を行う。その際、図1に示したように、パネルユニット3500は撮像システム1000の背面側を向いている。したがって、パネルユニット3500を見ながらメニュー操作をする場合に、本体背面操作部1065の十字キー1067の上下左右方向(X,Y軸方向)とパネルユニット3500の上下左右方向とが一致するため、使用者は直感的に操作を行うことができる。
図13は、背面カバーユニット1006を裏面側(撮像装置本体1001に装着された際の内部側)から見た斜視図である。本体背面カバー1100には、本体通信基板1130、本体操作部基板1131及び抑え板金1140が固定されている。拡張用コネクタ1112は本体通信基板1130に実装されている。抑え板金1140は、入出力端子群1061(図4参照)の基板類及び本体通信基板1130を固定する役割を担っている。
本体通信基板1130と本体操作部基板1131はFFC1132(図14参照)により電気的に接続されており、本体通信基板1130はメイン基板1073(図6参照)と基板間接続ワイヤー1133で接続されている。基板間接続ワイヤー1133には、上部接続ワイヤー1133aと下部接続ワイヤー1133bがある。
本体通信基板1130と電源基板1074は基板間接続電源線1135により接続され、バッテリ接点部1092と電源基板1074はバッテリ電源線1136により接続されている。また、入出力端子群1061の基板類からも多くの信号接続線が出されて、メイン基板1073と接続されている。拡張用コネクタ1112は、電源の他、同期信号やリモート操作信号(コントロール制御信号)、映像信号等を伝送する。
図14は、背面カバーユニット1006を簡略化して図13と同様に裏面側から示す斜視図であり、本体通信基板1130、本体操作部基板1131、抑え板金1140、背面取付部1111及び本体背面カバー1100とその周辺のみを示している。図15は、図14の分解斜視図である。
抑え板金1140は、板金ねじ1142で本体背面カバー1100に固定されている。本体通信基板1130に取り付けられたダンパー1141が、抑え板金1140と本体背面カバー1100の間に挟まれている。本体背面カバー1100と本体操作部基板1131は、これらの間にメニューボタン1066と十字キー1067の各部品を挟持した状態で、基板固定ねじ1143により固定されている。背面取付部1111は、本体背面カバー1100の外観側から取付部固定ねじ1144によって抑え板金1140に固定されている。上部固定部1118は、不図示のねじにより抑え板金1140に固定されている。抑え板金1140は板厚の厚い板金であるため、背面取付部1111と上部固定部1118を強固に抑え板金1140に固定することが可能となっている。
続いて、本体通信基板1130のフローティング構造について説明する。図16は、本体通信基板1130を撮像装置本体1001の正面側から見た斜視図であり、ダンパー1141を介して本体背面カバー1100に固定された状態が示されている。ダンパー1141は、弾性部材の一例であり、本実施形態ではゴム(エラストマ)が用いられている。本体背面カバー1100に設けられた4つの軸1150それぞれにダンパー1141が挿入され、ダンパー1141によって本体通信基板1130は位置決めされる。
図17(a)は、本体通信基板1130の背面図(撮像装置本体1001の背面側から見た図)である。本体通信基板1130の背面中央部には、拡張用コネクタ1112が実装されている。また、本体通信基板1130には、上部接続ワイヤー1133aを接続するための上部接続コネクタ1160と、基板間接続電源線1135を接続するための電源接続コネクタ1161が実装されている。
図17(b)は、本体通信基板1130の正面図(撮像装置本体1001の正面側から見た図)である。本体通信基板1130の前面には、下部接続ワイヤー1133bを接続するための下部接続コネクタ1162と、FFC1132を接続するためのFFC用コネクタ1163が実装されている。本体通信基板1130には穴部1151が4カ所に設けられており、穴部1151それぞれにダンパー1141が挿入されることによって本体通信基板1130は位置決めされる。
図18(a)はダンパー1141を撮像装置本体1001の正面側から見た図である。ダンパー1141には、基板嵌合部1152、基板嵌合部溝1153及び板金当接部1154を有する。基板嵌合部1152は、本体通信基板1130に設けられた穴部1151と嵌合する。基板嵌合部溝1153は、ダンパー1141に外力が加わった際に変形することで外力を吸収する機能を有する。板金当接部1154は、撮像装置本体1001に組み込まれた状態で抑え板金1140と当接する。
図18(b)は、ダンパー1141を撮像装置本体1001の背面側から見た図である。ダンパー1141には、本体嵌合軸受リブ1155が設けられている。本体嵌合軸受リブ1155は、本体背面カバー1100に設けられた軸1150(図19参照)と嵌合する。また、ダンパー1141は、本体背面カバー1100と当接する本体受け面1156を有する。
図19は、図13中に示す矢視B−Bでの断面図であり、本体通信基板1130、穴部1151、拡張用コネクタ1112、ダンパー1141、本体背面カバー1100及び抑え板金1140が組み付けられた状態が示されている。
本体通信基板1130の拡張用コネクタ1112が実装されている面の反対側の面に対して、抑え板金1140に設けられた基板受け部1158が配置されている。拡張用コネクタ1112が外力によって撮像装置本体1001の内部へ押し込まれた際に本体通信基板1130が基板受け部1158に当接することで、拡張用コネクタ1112が内部へ押し込まれないようになっている。ダンパー1141は、本体受け面1156が本体背面カバー1100と当接し、抑え板金1140と本体背面カバー1100に前後方向(Z軸方向)で挟まれることによって位置決めされている。
撮像装置本体1001に機能拡張ユニットを接続する際には、本体通信基板1130に実装された拡張用コネクタ1112に力が加わる。このとき、ダンパー1141が弾性変形して、拡張用コネクタ1112がダンパー1141の変形量だけ動く。これにより、本体通信基板1130、拡張用コネクタ1112及び機能拡張ユニットを破損させることなく、撮像装置本体1001に機能拡張ユニットを接続することが可能となる。
なお、拡張用コネクタ1112は、その長手方向が本体通信基板1130の長手方向と平行となるように本体通信基板1130の略中央部に実装されている。また、拡張用コネクタ1112は、xy平面内で4つのダンパー1141により形成される長方形の内部に略全体が納まるように、本体通信基板1130に実装されている。よって、拡張用コネクタ1112に掛かる力を略均等に4カ所のダンパー1141で受けることが可能になることで、本体通信基板1130や拡張用コネクタ1112の破損をより効果的に回避することができる。
次に、撮像装置本体1001に対して着脱可能な機能拡張ユニットの1つであるビューファインダユニットについて説明する。以下のビューファインダユニットに関する説明では、ビューファインダユニットを「VFユニット」と記し、VFユニットの構成要素の名称にはVFユニットの構成要素であることを示す「VF」を名称の頭に記したものを用いることとする。
図20は、VFユニット4000を後方上側から見た斜視図である。図21は、VFユニット4000を前方上側から見た斜視図である。図22は、VFユニット4000の分解斜視図である。なお、VFユニット4000は、図1には示されておらず、撮像装置本体1001に対するVFユニット4000の装着状態については後述する。
VFユニット4000は、VF上カバー4002、VF後ろカバー4003、VF前カバー4004、ファインダ部4001及びVF接点コネクタ4009を備える。ファインダ部4001は、アイカップ4005、接眼検知センサ保護板4007、レンズ保護板4008及び表示部4006(図26参照)を有し、接眼検知センサ保護板4007の奥には赤外線式接眼検知センサ(不図示)が設けられている。表示部4006は、有機ELパネルや液晶パネルである。VF後ろカバー4003の下部には、VF固定ボルト4013が配置されている。VF固定ボルト4013は、VF前カバー4004に設けられたボルト固定リング4014により、VF後ろカバー4003から外れないように取り付けられている。
VF接点コネクタ4009は、VF前カバー4004の開口部から前方へ突出しており、撮像装置本体1001と接続されて撮像装置本体1001との間で電気的な通信や電力授受を行う。VF前カバー4004は、金属板で形成されており、VF接点コネクタ4009の上下で折り曲げられてVF接点コネクタ4009を保護している。VF上カバー4002の前方の2カ所には、VF固定孔4012が設けられている。VF固定孔4012を通じて配置される締結部材の一例である上部固定ボルト4150(図24参照)により、VFユニット4000は撮像装置本体1001に固定される。
VF接点コネクタ4009はVF基板4010に実装されており、FPC4011の一端がVF基板4010に接続されている。FPC4011の他端(不図示)はファインダ部4001の内部の基板(不図示)と電気的に接続されており、こうしてファインダ部4001の赤外線式接眼検知センサ(不図示)や表示部4006への給電が行われる。
ファインダ部4001には、VFヒンジ4015が設けられている。図23は、ファインダ部4001を図20に示す状態から跳ね上げた後の状態を示す斜視図である。ファインダ部4001は、VFヒンジ4015の回動軸を中心として回動可能となっている。
図24は、撮像装置本体1001にVFユニット4000を装着する前の互いの位置関係を説明する図である。図25(a),(b),(c)はそれぞれ、撮像装置本体1001にVFユニット4000が装着された状態を後方から見た斜視図であり、図25(a),(b),(c)ではVFユニット4000を見る角度が異なっている。
VFユニット4000は、撮像装置本体1001の後方から取り付けられる。その際、拡張用コネクタ1112を実装した本体通信基板1130はダンパー1141の変形可能量だけ動くことができるため、VF接点コネクタ4009に引き込まれて移動する。これにより、VFユニット4000を取り付ける際の位置ずれが吸収され、両コネクタに大きな負荷を掛けずにコネクタ同士を確実に接続することができることで、高い信頼性を得ることが可能となっている。
VF接点コネクタ4009を拡張用コネクタ1112に接続した後、上部固定ボルト4150をVF固定孔4012に挿入して上部固定部1118に螺合させる。これにより、VFユニット4000のVF上カバー4002は、上下方向(Y軸方向)において撮像装置本体1001に強固に固定される。同時に、VF上カバー4002は、取付凹部1110の壁部1119に囲まれるように取り付けられるため、左右方向(X軸方向)での動きが規制される。
また、VF固定ボルト4013を、背面上段取付部1111aに螺合させる。これにより、VF後ろカバー4003が、前後方向(Z軸方向)において撮像装置本体1001に強固に固定される。同時に、VF後ろカバー4003の一部が取付凹部1110の壁部1119に囲まれるように取り付けられるため、VF後ろカバー4003の左右方向(X軸方向)での動きが規制される。こうして、VFユニット4000は、強固に撮像装置本体1001に装着される。
VFユニット4000は、撮像装置本体1001の背面上部に固定されるため、バッテリ2000を使用しながら、VFユニット4000を使用することができ、また、バッテリ2000の交換も容易に行うことができる。更に、本体背面操作部1065は、背面上段取付部1111aのZ軸正方向側(撮像装置本体1001の正面側から見て右側)に配置されているため、装着されたVFユニット4000と干渉しない。よって、使用者は、VFユニット4000が装着された状態で、本体背面操作部1065を支障なく操作することができる。
図26は、撮像装置本体1001とVFユニット4000の機能ブロックの一部を説明する図である。撮像装置本体1001にVFユニット4000を装着すると、本体通信基板1130に実装された拡張用コネクタ1112とVF基板4010に実装されたVF接点コネクタ4009とが電気的に接続される。すると、撮像装置本体1001のメイン基板1073に実装されたCPU(不図示)が、VFユニット4000の装着を検知して、映像データ等をVFユニット4000に送信する。VFユニット4000の表示部4006は、撮像装置本体1001から送信されてくる信号に応じて、撮像装置本体1001の動作状況等をオンスクリーン・ディスプレイ情報として表示する。
次に、撮像装置本体1001に対して着脱可能な機能拡張ユニットの1つである伝送ユニットについて説明する。以下の伝送ユニットに関する説明では、伝送ユニットの構成要素の名称には伝送ユニットの構成要素であることを示す「TR」を名称の頭に記したものを用いることとする。
図27は、伝送ユニット4100を後方上側から見た斜視図である。図28は、伝送ユニット4100を前方上側より見た斜視図である。図29は、図28に示す状態からTR前カバー4101を外した状態を示す斜視図である。なお、伝送ユニット4100は、図1には示されておらず、撮像装置本体1001に対する伝送ユニット4100の装着状態については後述する。
伝送ユニット4100は、撮影映像を遠隔地に伝送する機能拡張ユニットである。伝送ユニット4100は、TR後ろカバー4102を有する。TR後ろカバー4102には、TR端子群4103が設けられており、TR端子群4103の各端子にケーブル等を接続することにより、外部機器との接続が可能である。TR端子群4103の各端子は、伝送ユニット4100の内部でTR接点コネクタ4111と電気的に接続されている。
TR端子群4103は、GENロック端子4105、コントローラ端子4106及び有線LAN端子4107を有する。GENロック端子4105にはBNCケーブルの接続が可能となっており、GENロック端子4105はBNCケーブルを介して撮像装置本体1001から外部装置へGENロック信号を出力する端子である。コントローラ端子4106には所定のケーブルの接続が可能となっており、撮像装置本体1001と外部コントローラはケーブルを介して制御信号の送受信を行う。外部コントローラからコントローラ端子4106及びTR接点コネクタ4111を通じて撮像装置本体1001へ制御信号を送ることにより、外部コントローラで撮像装置本体1001を制御することができる。有線LAN端子4107にはLANケーブルの接続が可能となっており、LANケーブルを介して撮像装置本体1001をインターネットへ接続することができる。
TR後ろカバー4102の下方2カ所には、伝送ユニット4100を撮像装置本体1001に固定するためのTR固定ボルト4108が、ボルト固定リング4109によりTR後ろカバー4102から外れないように取り付けられている。また、TR後ろカバー4102の前方2カ所には、TR固定孔4110が設けられている。TR固定孔4110を通じて配置される上部固定ボルト4150(図31参照)により、伝送ユニット4100は撮像装置本体1001に固定される。
伝送ユニット4100の前面には、撮像装置本体1001に装着した際に電気的な通信や電力供給を行うためのTR接点コネクタ4111が、TR前カバー4101の開口部から前方へ突出するように設けられている。TR前カバー4101は、金属板で形成されており、TR接点コネクタ4111の上下で折り曲げられてTR接点コネクタ4111を保護している。
伝送ユニット4100の内部には、TR接点コネクタ4111が実装されたTR基板4112が配置されている。GENロック端子4105、コントローラ端子4106及び有線LAN端子4107は、TR基板4112と電気的に接続され、TR接点コネクタ4111に電気的に接続されている。TR接点コネクタ4111を通じて撮像装置本体1001から伝送ユニット4100へ電力が供給されることにより、伝送ユニット4100の動作が可能となる。
図30は、図27に示す状態の伝送ユニット4100のTR端子群4103に保護蓋群4104を取付けた状態を示す斜視図である。TR端子群4103を使用しない場合に、TR端子群4103に保護蓋群4104を蓋固定ねじ4113を用いて取り付けることにより、TR端子群4103の各端子を保護することができる。
図31は、撮像装置本体1001に対して伝送ユニット4100を装着する前の互いの位置関係を説明する図である。図32(a),(b),(c)はそれぞれ、撮像装置本体1001に伝送ユニット4100が装着された状態を後方から見た斜視図であり、図32(a),(b),(c)では伝送ユニット4100を見る角度が異なっている。
伝送ユニット4100は、撮像装置本体1001の後方から取り付けられる。その際、拡張用コネクタ1112を実装した本体通信基板1130はダンパー1141の変形可能量だけ動くことができるため、TR接点コネクタ4111に引き込まれて移動する。これにより、伝送ユニット4100を取り付ける際の位置ずれが吸収され、両コネクタに大きな負荷を掛けずにコネクタ同士を確実に接続することができることで、高い信頼性を得ることが可能となっている。
TR接点コネクタ4111を拡張用コネクタ1112に接続した後、上部固定ボルト4150をTR後ろカバー4102に設けられたTR固定孔4110に挿入して上部固定部1118に螺合させる。これにより、TR後ろカバー4102は、上下方向(Y軸方向)において撮像装置本体1001に強固に固定される。同時に、TR後ろカバー4102は、取付凹部1110の壁部1119に囲まれるように取り付けられるため、左右方向(X軸方向)での動きが規制される。また、TR固定ボルト4108を、背面下段取付部1111bに螺合させる。これにより、TR後ろカバー4102は、前後方向(Z軸方向)においても撮像装置本体1001に強固に固定される。こうして、伝送ユニット4100は、強固に撮像装置本体1001に装着される。
伝送ユニット4100は、撮像装置本体1001の背面上部に固定されるため、バッテリ2000を使用しながら、伝送ユニット4100を使用することができ、また、バッテリ2000の交換も容易に行うことができる。更に、本体背面操作部1065は、背面下段取付部1111bのZ軸正方向側(撮像装置本体1001の正面側から見て右側)に配置されているため、装着された伝送ユニット4100と干渉しない。よって、使用者は、伝送ユニット4100が装着された状態で、本体背面操作部1065を支障なく操作することができる。
図33は、撮像装置本体1001と伝送ユニット4100の機能ブロックの一部を説明する図である。撮像装置本体1001に伝送ユニット4100を装着すると、本体通信基板1130に実装された拡張用コネクタ1112とTR基板4112に実装されたTR接点コネクタ4111とが電気的に接続される。すると、撮像装置本体1001のメイン基板1073に実装されたCPU(不図示)が、伝送ユニット4100の装着を検知して、撮映像データや音声データ、GENロック信号を伝送ユニット4100のTR端子群4103に送信することができる。
次に、撮像装置本体1001に対して着脱可能な機能拡張ユニットの1つである大型拡張ユニット4500(図1及び図2参照)について説明する。以下の大型拡張ユニット4500に関する説明では、大型拡張ユニット4500の構成要素の名称には大型拡張ユニット4500の構成要素であることを示す「LE」を名称の頭に記したものを用いることとする。
図34は、大型拡張ユニット4500を後方上側から見た斜視図である。図35及び図36はそれぞれ、大型拡張ユニット4500を前方上側より見た第1の斜視図であり、図35と図36とではLEオーディオカバー4505の開閉状態が異なっている。図37は、大型拡張ユニット4500を下側後方から見た斜視図である。
大型拡張ユニット4500の背面には複数の入出力端子を有するLE端子群4510が設けられており、これらの入出力端子にケーブルを接続して外部機器と接続することにより、撮像装置本体1001の機能を拡張することができる。具体的には、LE端子群4510は、電力出力端子4513、GENロック端子4514、コントローラ端子4515、有線LAN端子4516及びレンズ端子4517を有する。これらの端子は、大型拡張ユニット4500の内部でLE接点コネクタ4501と電気的に接続されている。
電力出力端子4513は、ケーブルにより接続した外部機器に24Vで最大2Aの電力を供給するための端子である。GENロック端子4514にはBNCケーブルの接続が可能となっており、GENロック端子4514はBNCケーブルを介して撮像装置本体1001から外部装置へGENロック信号を出力する端子である。コントローラ端子4515には所定のケーブルの接続が可能となっており、撮像装置本体1001と外部コントローラはケーブルを介して制御信号の送受信を行うことができる。外部コントローラからコントローラ端子4515及びLE接点コネクタ4501を通じて撮像装置本体1001へ制御信号を送ることにより、外部コントローラで撮像装置本体1001を制御することができる。有線LAN端子4516にはLANケーブルの接続が可能となっており、LANケーブルを介して撮像装置本体1001をインターネットへ接続することができる。レンズ端子4517には所定のケーブルの接続が可能となっており、撮像装置本体1001とレンズ鏡筒とはケーブルを介して通信を行うことができる。
大型拡張ユニット4500の後方には、バッテリ2000より大型で高容量の拡張モジュールバッテリ(不図示)を取り付けるためのLEバッテリ取付部4521が設けられている。LEバッテリ取付部4521を通して拡張モジュールバッテリから送出される電力は、大型拡張ユニット4500の駆動に用いられ、また、LE接点コネクタ4501を通じて撮像装置本体1001に供給されて撮像装置本体1001の駆動に用いられる。
大型拡張ユニット4500の外観は、LE前カバー4506とLE横カバー4507及びLEバッテリ取付部4521によって構成されている。大型拡張ユニット4500の前面には、LE接点コネクタ4501が設けられている。LE接点コネクタ4501は、LE前カバー4506の開口部から前方へ突出しており、撮像装置本体1001と接続される。これにより、大型拡張ユニット4500と撮像装置本体1001との間での電気的な通信や電力授受が可能となる。
LE前カバー4506の上部には、上部固定ボルト4150(図40参照)により撮像装置本体1001に対して固定するためのLE固定孔4502が設けられている。また、LE前カバー4506の下部には、LE挿入部4503が設けられている。
LE横カバー4507には、LE操作部4504と、上部マイク端子4512a及び下部マイク端子4512bからなるLEマイク端子4512と、LEオーディオカバー4505が設けられている。LEマイク端子4512と外部マイク(不図示)とを3ピンのXLRケーブルによって接続することによって、外部マイクからモノラルのオーディオ信号を撮像装置本体1001に入力することができるようになっている。LE操作部4504は、メニュー関連操作部であり、メニューボタン4504aと十字キー4504bを含む。メニューボタン4504aを操作することにより、撮像装置本体1001の各種設定を行うためのメニューモードにアクセスすることができる。十字キー4504bを操作することにより、メニューモード内での項目選択のための移動と、センタープッシュによる選択決定を行うことができる。
LEオーディオカバー4505の内側には、それぞれ3つのスイッチからなる上部オーディオスイッチ群4520a及び下部オーディオスイッチ群4520bを含むLEオーディオスイッチ群4520が配置されている。上部オーディオスイッチ群4520aは上部マイク端子4512aの設定を行い、下部オーディオスイッチ群4520bは下部マイク端子4512bの設定を行う。例えば、上部オーディオスイッチ群4520aは、上部マイク端子4512aに接続された外部マイクへの電圧印加の有無の選択、外部マイクの記録音圧レベルに関するオート/マニュアル制御の切り替え、外部マイクの記録音圧レベル設定を行う。下部オーディオスイッチ群4520bの機能は、上部オーディオスイッチ群4520aの機能と同じであり、説明を省略する。
LEオーディオカバー4505を閉状態とすることでLEオーディオスイッチ群4520全体が覆われ、LEオーディオスイッチ群4520を外部から保護することができる。LEオーディオカバー4505は、閉状態において使用者が各種スイッチの状態を容易に確認することができるように、スイッチの状態が把握できる透明又は半透明のモールド部材で形成されている。
大型拡張ユニット4500の底面にはLE三脚ねじ部4530が設けられており、LE挿入部4503の両端2カ所にはLE固定ねじ部4531が設けられている。LE前カバー4506は金属材料で成形されており、LE三脚ねじ部4530とLE固定ねじ部4531は共にLE前カバー4506に固定されている。
図38は、図35に示す大型拡張ユニット4500のLE端子群4510にLE保護蓋群4511を取付けた状態を示す斜視図である。LE端子群4510を使用していない場合にLE端子群4510にLE保護蓋群4511を取付けることにより、LE端子群4510の各端子を保護することができる。
図39は、図38に示す大型拡張ユニット4500からLE前カバー4506を取り外した状態を示す斜視図である。大型拡張ユニット4500の内部では、LE接点コネクタ4501を実装したLE基板4508とLE操作部4504の裏側にあるLE操作部基板4540とがFFC4541で電気的に接続されている。LE操作部基板4540とLE操作部4504の周辺構造は、撮像装置本体1001の構造と同様であるため、説明を省略する。
図40は、撮像装置本体1001に対して大型拡張ユニット4500を装着する前の互いの位置関係を説明する図である。図41(a),(b),(c)はそれぞれ、撮像装置本体1001に大型拡張ユニット4500が装着された状態を後方から見た斜視図であり、図41(a),(b),(c)では大型拡張ユニット4500を見る角度が異なっている。
大型拡張ユニット4500は、撮像装置本体1001の後方から取り付けられる。その際、拡張用コネクタ1112を実装した本体通信基板1130はダンパー1141の変形可能量だけ動くことができるため、LE接点コネクタ4501に引き込まれて移動する。これにより、大型拡張ユニット4500を取り付ける際の位置ずれが吸収され、両コネクタに大きな負荷を掛けずにコネクタ同士を確実に接続することができることで、高い信頼性を得ることが可能となっている。
LE接点コネクタ4501を拡張用コネクタ1112に接続した後、上部固定ボルト4150をLE前カバー4506に設けられたLE固定孔4502に挿入して上部固定部1118に螺合させる。また、締結部材の一例である下部固定ボルト4551が、撮像装置本体1001の底面部に設けられたバッテリ室カバー1090に形成された孔部(貫通孔)に外側から挿入されて、LE固定ねじ部4531に螺合される。
図42は、図41(c)中に示す矢視C−Cでの断面図である。撮像装置本体1001のバッテリ室カバー1090に大型拡張ユニット4500のLE挿入部4503が進入し、LE固定ねじ部4531はLE挿入部4503に設けられたLE固定ねじ部4531に螺合、固定される。
LE前カバー4506の上部は、取付凹部1110と嵌合して壁部1119に囲まれるように取り付けられるため左右方向(X軸方向)の動きが規制される。また、大型拡張ユニット4500は、上部固定ボルト4150と下部固定ボルト4551によって、上下方向(Y軸方向)及び前後方向(Z軸方向)においても強固に固定される。
図43は、図41(a)中に示す矢視D−Dでの断面図である。撮像装置本体1001に大型拡張ユニット4500を装着した場合、本体背面操作部1065を含む背面カバーユニット1006の全体が大型拡張ユニット4500に覆われるため、本体背面操作部1065を操作することはできなくなる。そこで、本実施形態では、大型拡張ユニット4500は、本体背面操作部1065と同様の機能を有するLE操作部4504を備えている。これにより、大型拡張ユニット4500の装着の有無に関係なく、同様の操作を行うことが可能になる。但し、LE操作部4504は、本体背面操作部1065と同様の機能を少なくとも1つ有していればよい。
また、撮像装置本体1001では本体背面操作部1065は背面右側に配置されており、大型拡張ユニット4500ではLE操作部4504は右側面に配置されている。つまり、撮像装置本体1001に大型拡張ユニット4500が装着された状態で、LE操作部4504は本体背面操作部1065の近傍に配置されることになる。これにより、本体背面操作部1065を操作する感覚に近い感覚でLE操作部4504を操作することが可能となるため、操作性が低下することはない。
また、撮像装置本体1001に大型拡張ユニット4500が装着された状態で、LE操作部4504は、右カバーユニット1004に設けられた本体操作部1020と略同一面上に配置される。よって、大型拡張ユニット4500が装着された状態でも、操作部が一方向に集約して配置されることで、高い操作性を維持することができる。
なお、本体背面操作部1065は、背面取付部1111より後方に突出した凸部1310(図12参照)を有する。大型拡張ユニット4500の前面には、撮像装置本体1001に取り付けた際に凸部1310と干渉しないように、凸部1310を収容する凹部1320(図35参照)が設けられている。これにより、撮像装置本体1001に大型拡張ユニット4500を取り付ける際に、不用意に使用者が本体背面操作部1065を押してしまうことを防ぐことができる。
図44は、撮像装置本体1001と大型拡張ユニット4500の機能ブロックの一部を説明する図である。撮像装置本体1001に大型拡張ユニット4500を装着すると、本体通信基板1130に実装された拡張用コネクタ1112とLE基板4508に実装されたLE接点コネクタ4501とが電気的に接続される。すると、撮像装置本体1001のメイン基板1073に実装されたCPU(不図示)が、大型拡張ユニット4500の装着を検知して、撮映像データや音声データ、GENロック信号を大型拡張ユニット4500のLE端子群4510に送信することができる。また、大型拡張ユニット4500のLEバッテリ取付部4521に拡張モジュールバッテリが接続された際には、LE基板4508を通して撮像装置本体1001に電力供給を行うことができる。
大型拡張ユニット4500のLE操作部4504が操作されることによってLE操作部基板4540で発生した信号は、LE基板4508を通じて撮像装置本体1001の本体通信基板1130に送信される。その後、本体通信基板1130の内部の回路によって本体操作部基板1131の入力信号と共通の信号となり、本体通信基板1130からメイン基板1073に送信される。こうして、大型拡張ユニット4500からの信号を共通の信号とすることで、基板間接続ワイヤー1133のピン数を削減することが可能となっている。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。更に、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
例えば、上記実施形態では、撮像装置本体1001に着脱可能な機能拡張ユニットとして、VFユニット4000、伝送ユニット4100及び大型拡張ユニット4500を中心に説明した。但し、これらに限らず、撮像装置本体1001には、例えば、小型バッテリユニット等、種々の機能拡張ユニットを装着することができる。
1000 撮像システム
1001 撮像装置本体
1020 本体操作部
1031 記録メディア収納蓋
1040 回動軸
1045 開閉検知スイッチ
1050 静圧リブ
1060 バッテリ収納部
1061 入出力端子群
1065 本体背面操作部
1112 拡張用コネクタ
1118 上部固定部
1119 壁部
1130 本体通信基板
1141 ダンパー
1152 基板嵌合部
1153 基板嵌合部溝
4000 ビューファインダユニット(VFユニット)
4100 伝送ユニット
4150 上部固定ボルト
4500 大型拡張ユニット
4502 固定孔
4503 挿入部
4504 操作部
4551 下部固定ボルト

Claims (19)

  1. アクセサリの着脱が可能な装置本体を備える撮像装置であって、
    前記装置本体は、
    前記アクセサリと接続可能な第1の接続部と、
    前記第1の接続部が設けられている面とは異なる面に配置された第1の操作部材と、
    前記第1の接続部が設けられている面に配置された第2の操作部材と、を有し、
    前記アクセサリは、
    前記第1の接続部と接続可能な第2の接続部と、
    前記第2の接続部が設けられている面とは異なる面に配置され、且つ、前記アクセサリが前記装置本体に装着された状態で前記第2の操作部材の近傍に配置される第3の操作部材と、を有し、
    前記第3の操作部材の少なくとも1つの機能と前記第2の操作部材の少なくとも1つの機能とが同一であることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記アクセサリが前記装置本体に装着された状態で、前記第1の操作部材と前記第3の操作部材は略同一面に配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の操作部材は、前記装置本体の側面に配置され、
    前記第2の操作部材は、前記装置本体の背面の、前記第1の操作部材が設けられた側面の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記第2の操作部材は、上下左右への移動と選択が可能なスイッチを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記装置本体は、前記装置本体の背面に設けられ、前記第2の操作部材が配置される凸部を有し、
    前記アクセサリは、前記装置本体の背面に装着された際に、前記凸部を収容する凹部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 記録メディアカードの挿抜が可能な装置本体を備える撮像装置であって、
    前記装置本体は、
    複数の記録メディアカードを収納する収納部と、
    前記収納部を回動により開閉する記録メディア収納蓋と、
    前記記録メディア収納蓋が開状態にあるときに前記記録メディア収納蓋からの力を受ける静圧受け手段と、
    前記記録メディア収納蓋を開方向へ付勢する付勢手段と、
    前記記録メディア収納蓋の開閉を検知する開閉検知手段と、を備え、
    前記記録メディア収納蓋の回動軸は、前記収納部に収納された記録メディアカードの主面と略平行、且つ、記録メディアカードの前記収納部に対する挿抜方向と直交し、
    前記静圧受け手段、前記付勢手段及び前記開閉検知手段は、前記収納部に収納された前記複数の記録メディアカードのうち前記回動軸に最も近い位置に収納される記録メディアカードの面直方向の投影面から離れた位置に設けられていることを特徴とする撮像装置。
  7. 前記回動軸は、前記記録メディア収納蓋の両端に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記複数の記録メディアカードは、それぞれの主面を略平行な状態として前記収納部に収納され、
    前記回動軸に最も近い位置に収納される記録メディアカードの前記回動軸と平行な方向での長さは、他の記録メディアカードの前記回動軸と平行な方向での長さよりも短いことを特徴とする請求項6又は7に記載の撮像装置。
  9. 前記装置本体において操作部材が設けられている面に前記記録メディア収納蓋が配置されていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. アクセサリの着脱が可能な装置本体を備える撮像装置であって、
    前記装置本体は、
    背面に設けられ、バッテリを収納する収納部と、
    前記背面に設けられ、前記アクセサリと電気的に接続されるコネクタと、
    上面に設けられ、前記アクセサリを機械的に接続する第1の取付部と、
    前記背面に設けられ、前記アクセサリを機械的に接続する第2の取付部と、を備え、
    前記背面において前記収納部よりも上面側に前記コネクタが配置されていることを特徴とする撮像装置。
  11. 前記装置本体は、前記アクセサリが取り付けられた状態では、前記コネクタを介して、映像信号、同期信号、リモート操作信号及び電源の少なくとも1つを前記アクセサリとの間で授受することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記収納部に対するバッテリの挿抜方向と前記コネクタに対する前記アクセサリの挿抜方向とは平行であることを特徴とする請求項10又は11に記載の撮像装置。
  13. アクセサリの着脱が可能な装置本体を備える撮像装置であって、
    前記装置本体は、
    背面に設けられ、バッテリを収納する収納部と、
    前記収納部に設けられた貫通孔と、
    前記背面に設けられ、前記アクセサリと電気的に接続されるコネクタと、
    上面に設けられ、前記アクセサリを機械的に接続する取付部と、を有し、
    前記アクセサリは、
    前記装置本体に取り付けられた際に前記収納部に挿入される挿入部を有し、
    前記アクセサリは、前記取付部と嵌合し、且つ、前記貫通孔に挿入された第1の締結部材が前記挿入部に固定されることにより前記挿入部が前記収納部に固定されて、前記装置本体に固定されることを特徴とする撮像装置。
  14. 前記アクセサリは、前記取付部と嵌合する嵌合部を有し、
    前記取付部と前記嵌合部とが嵌合する方向と前記第1の締結部材により前記挿入部が前記収納部に固定される方向とが異なっていることを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記取付部と前記嵌合部が第2の締結部材により固定され、
    前記第2の締結部材により前記嵌合部を前記取付部に固定する方向が、前記第1の締結部材により前記挿入部を前記収納部に固定する方向と平行であることを特徴とする請求項14に記載の撮像装置。
  16. アクセサリの着脱が可能な装置本体を備える撮像装置であって、
    前記装置本体は、前記アクセサリと電気的に接続されるコネクタが実装された基板を有し、
    前記基板は、弾性部材を介して前記装置本体に取り付けられていることを特徴とする撮像装置。
  17. 前記弾性部材は、前記基板に設けられた穴部と嵌合する嵌合部を有し、
    前記嵌合部には、前記弾性部材に外力が加わった際に変形する溝が設けられていることを特徴とする請求項16に記載の撮像装置。
  18. 前記基板の長手方向と前記コネクタの長手方向とが平行であることを特徴とする請求項16又は17に記載の撮像装置。
  19. 前記弾性部材を4つ有し、
    前記コネクタは、前記基板の平面内で前記4つの弾性部材に形成される長方形の内部に略全体が納まるように前記基板に実装されていることを特徴とする請求項18に記載の撮像装置。
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