JP6614875B2 - 光ファイバ伝送体の測定用部品および測定方法 - Google Patents

光ファイバ伝送体の測定用部品および測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6614875B2
JP6614875B2 JP2015175647A JP2015175647A JP6614875B2 JP 6614875 B2 JP6614875 B2 JP 6614875B2 JP 2015175647 A JP2015175647 A JP 2015175647A JP 2015175647 A JP2015175647 A JP 2015175647A JP 6614875 B2 JP6614875 B2 JP 6614875B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
optical fiber
component
waveguide core
transmission body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015175647A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016057297A (ja
Inventor
勝徳 今村
昌輝 忠隈
隆一 杉崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Publication of JP2016057297A publication Critical patent/JP2016057297A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6614875B2 publication Critical patent/JP6614875B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Description

本発明は、光ファイバ伝送体の測定用部品および測定方法に関するものである。
通信容量を飛躍的に拡大するためのひとつの手段として、伝送路を構成する光ファイバ伝送体として、クラッド部内に複数のコア部が並列して存在するマルチコアファイバを用いた空間多重伝送方式(Space Division Multiplexing:SDM)が検討されている。マルチコアファイバを用いた空間多重伝送方式の適用領域としては、海底や陸上の長距離伝送路から、より短距離のアクセス・メトロ領域、伝送容量増加の傾向が著しいデータセンタ内、さらには機器内の光インターコネクトまで多岐にわたっており、それぞれにおいて必要とされる光学特性を有するマルチコアファイバが提供されることが求められる。
マルチコアファイバにおける重要な光学特性のひとつとして伝送損失がある。伝送損失の測定には、通常、OTDR(Optical Time Domain Reflectometer)やモノクロメータを利用した波長損失特性測定法が用いられる。OTDRは光ファイバの長手における損失特性の変化を捉えることができる最も基本的な光ファイバ測定装置のひとつである。OTDRを用いることで、光ファイバの長手方向での均質性を把握することが可能であり、異常点が存在するような場合にはその部位を特定し切除するといった対応も可能となる。
Paul Mitchell et al., 57 Channel(19x3) Spatial Multiplexer Fabricated using Direct Laser Inscription, OFC2014, M3K.5.
マルチコアファイバには複数のコア部が存在しているが、各コア部が所望の光学特性を有することが求められるため、各コア部の光学特性を個別に測定する必要がある。それぞれのコア部はクラッド部内に2次元状に配列されていることから、各コア部の光学特性を測定するためには、各コア部に個別に試験光を入出力する必要性がある。2次元状に配列された各コア部に光を入出力する方法として、調心器を用いて、光を入出力させるための単心の光ファイバのコア部とマルチコアファイバの各コア部との軸合わせを行う方法がある。しかしながら、この方法は、各コア部への調心には多大な時間を要することから、製造時の測定工数の観点から効率が悪い。
マルチコアファイバへの光入出力デバイスとしてマルチコアファンアウト(マルチコアファンインと呼ばれる場合もある。)が検討されている。マルチコアファンアウトとは、複数の光ファイバを、一方の端部においてこれらのコア部がマルチコアファイバのコア部と同じ配列になるように束ねて構成した部品である。マルチコアファンアウトを用いることで各コアへの調心効率は大幅に向上可能である。しかしながら、マルチコアファンアウトを用いる場合においても、複数のコア部のそれぞれにOTDRを接続し、測定を行う必要がある。この場合、OTDR測定では測定データのアベレージングに時間を要することから、測定すべきコア部の数の増大に従ってそれだけ測定時間が増大するといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のコア部を備える光ファイバ伝送体の各コア部の光学特性をより短時間で効率的に測定できる光ファイバ伝送体の測定用部品および光ファイバ伝送体の測定方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定用部品は、複数のコア部を備え、第1端部および第2端部を有する光ファイバ伝送体に試験光を入力する測定用部品であって、前記第1端部に接続され、前記複数のコア部のうち第1コア部に接続される光入力導波路コア部を有する第1部品と、前記第2端部に接続され、該第2端部において前記複数のコア部のうち前記第1コア部と第2コア部とを接続する第1接続導波路コア部を有する第2部品と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定用部品は、前記光ファイバ伝送体が備える前記複数のコア部の数はN(Nは3以上の整数)であり、前記第2部品は、前記第2端部において前記複数のコア部のうち第nコア部(nは1からN−2までの整数)と第(n+1)コア部とを接続する第n接続導波路コア部を有し、前記第1部品は、前記第1端部において前記複数のコア部のうち第(n+1)コア部と第(n+2)コア部とを接続する第(n+1)接続導波路コア部を有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定用部品は、前記第1接続導波路コア部、前記第n接続導波路コア部または前記第(n+1)接続導波路コア部は、2つの導波路コア部が光コネクタを介して接続されて構成されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定用部品は、前記第1接続導波路コア部、前記第n接続導波路コア部または前記第(n+1)接続導波路コア部は、2つの導波路コア部が融着接続されて構成されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定用部品は、前記第1接続導波路コア部、前記第n接続導波路コア部または前記第(n+1)接続導波路コア部は、前記第1部品または前記第2部品を構成する光学部品内部に形成されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定用部品は、複数のコア部を備え、第1端部および第2端部を有する光ファイバ伝送体に試験光を入力する測定用部品であって、前記光ファイバ伝送体が備える前記複数のコア部の数をN(Nは2以上の整数)とすると、前記第1端部に接続され、前記複数のコア部のうち第1コア部に光を入力する光入力導波路コア部と、前記第1端部において前記複数のコア部のうち第(n+1)コア部(nは1からN−1までの整数)に接続する入力側第(n+1)接続導波路コア部を有する第1部品と、前記第2端部に接続され、該第2端部において前記複数のコア部のうち第nコア部に接続する出力側第n接続導波路コア部を有する第2部品と、を備え、前記出力側第n接続導波路コア部と前記入力側第(n+1)接続導波路コア部とが接続されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定用部品は、前記出力側第n接続導波路コア部と前記入力側第(n+1)接続導波路コア部とは、光コネクタを介して接続されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定用部品は、前記出力側第n接続導波路コア部と前記入力側第(n+1)接続導波路コア部とは、融着接続されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定用部品は、前記光ファイバ伝送体が備える前記複数のコア部のモードフィールド径と、前記各導波路コア部とのモードフィールド径が互いに異なることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定用部品は、前記光ファイバ伝送体の複数のコア部の間の間隔と前記第1部品の接続端面における複数の導波路コア部の間の間隔とが異なり、前記光ファイバ伝送体の複数のコア部の間の間隔と前記第2部品の接続端面における複数の導波路コア部の間の間隔とが異なり、前記第1部品の導波路コア部のうち一部の複数導波路コア部のみが前記光ファイバ伝送体のコア部との接続損失が所定値以下になるように接続されており、前記第2部品の導波路コア部のうち一部の複数導波路コア部のみが前記光ファイバ伝送体のコア部との接続損失が所定値以下になるように接続されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定用部品は、前記光ファイバ伝送体と前記第1部品との間に接続され、前記光ファイバ伝送体の複数のコア部と前記第1部品の複数の導波路コア部とをそれぞれ接続する複数の中間接続導波路コア部を有する第1中間部品と、前記光ファイバ伝送体と前記第2部品との間に接続され、前記光ファイバ伝送体の複数のコア部と前記第2部品の複数の導波路コア部とをそれぞれ接続する複数の中間接続導波路コア部を有する第2中間部品と、を備え、前記光ファイバ伝送体の複数のコア部の間の間隔と前記第1部品の接続端面における複数の導波路コア部の間の間隔とが異なり、前記光ファイバ伝送体の複数のコア部の間の間隔と前記第2部品の接続端面における複数の導波路コア部の間の間隔とが異なり、前記第1中間部品における複数の中間接続導波路コア部の間の間隔は、前記光ファイバ伝送体の複数のコア部の間の間隔と前記第1部品の接続端面における複数の導波路コア部の間の間隔との間の値であり、前記第2中間部品における複数の中間接続導波路コア部の間の間隔は、前記光ファイバ伝送体の複数のコア部の間の間隔と前記第2部品の接続端面における複数の導波路コア部の間の間隔との間の値であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定方法は、本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定用部品を用いた光ファイバ伝送体の測定方法であって、OTDRにて前記光入力導波路コア部から前記光ファイバ伝送体の第1コア部に試験光を入力し、前記光ファイバ伝送体の各コア部からの後方散乱光を測定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバ伝送体の測定方法は、前記OTDRはコヒーレントOTDRであることを特徴とする。
本発明によれば、光ファイバ伝送体の複数のコア部が導波路コア部を介して直列に接続されるので、各コア部の光学特性をより短時間で効率的に測定できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る測定用部品をマルチコアファイバに接続する状態を示した模式図である。 図2は、実施の形態1に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。 図3は、実施の形態2に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。 図4は、実施の形態3に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。 図5は、実施の形態4に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。 図6は、実施の形態5に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。 図7は、OTDRの測定ダイナミックレンジを説明する図である。 図8は、実施の形態1に係る測定用部品とコヒーレントOTDRとを用いた測定方法を説明する図である。 図9は、実施の形態6に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。 図10は、接続時における、実施の形態6に係る測定用部品の接続導波路コア部とマルチコアファイバのコア部との位置関係を説明する図である。 図11は、実施の形態7に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。 図12は、接続時における、実施の形態7に係る測定用部品の接続導波路コア部とマルチコアファイバのコア部との位置関係を説明する図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る光ファイバ伝送体の測定用部品および光ファイバ伝送体の測定方法の実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、各図面において、同一または対応する要素には適宜同一の符号を付している。さらに、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係などは、現実のものとは異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る測定用部品をマルチコアファイバに接続する状態を示した模式図である。
マルチコアファイバ10は、7個のコア部である第1コア部11、第2コア部12、第3コア部13、第4コア部14、第5コア部15、第6コア部16および第7コア部17と、これらのコア部の外周に形成され、各コア部よりも屈折率が低いクラッド部18とを備えている。第1コア部11〜第7コア部17は、長手方向と垂直の断面において、第1コア部11を中心として第2コア部12〜第7コア部17が正六角形を形成するように配置されている。すなわち、第1コア部11〜第7コア部17は、隣接するコア部の間の間隔が全て等しく、長手方向に略一定である。また、マルチコアファイバ10は、第1端部10aと、長手方向で第1端部10aの反対側に位置する第2端部10bとを有している。
測定用部品100は、第1部品110と第2部品120とを備えている。
第1部品110は、第1光ファイバ110a、第2光ファイバ110b、第3光ファイバ110c、第4光ファイバ110d、第5光ファイバ110e、第6光ファイバ110fおよび第7光ファイバ110gを備え、これらの光ファイバがガラスキャピラリ110hによって束ねられたマルチコアファンアウト構造を有している。これらの光ファイバの端部は、ガラスキャピラリ110hによって、これらの光ファイバのコア部がマルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17の配置と対応する配置となるように束ねられている。これを実現するために、第1光ファイバ110a〜第7光ファイバ110gは、そのクラッド径がマルチコアファイバ10における隣接するコア部間の距離と同じ大きさとなっており、六方最密状に束ねられている。また、第1光ファイバ110a〜第7光ファイバ110gは、クラッド径が通常の光ファイバ(125μm)より小さい細径ファイバで構成してもよい。また、ガラスキャピラリ110hによって束ねられた側とは反対側の端部において、第2光ファイバ110bと第3光ファイバ110c、第4光ファイバ110dと第5光ファイバ110e、第6光ファイバ110fと第7光ファイバ110g、はそれぞれ光コネクタ100aで接続されている。
第2部品120は、第1光ファイバ120a、第2光ファイバ120b、第3光ファイバ120c、第4光ファイバ120d、第5光ファイバ120e、第6光ファイバ120fおよび第7光ファイバ120gを備え、これらの光ファイバがガラスキャピラリ120hによって束ねられたマルチコアファンアウト構造を有している。これらの光ファイバの端部は、ガラスキャピラリ120hによって、これらの光ファイバのコア部がマルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17の配置と対応する配置となるように束ねられている。これを実現するために、第1光ファイバ120a〜第7光ファイバ120gのクラッド径は、マルチコアファイバ10における隣接するコア部間の距離と同じ大きさとなっており、六方最密状に束ねられている。また、第1光ファイバ120a〜第7光ファイバ120gは、クラッド径が通常の光ファイバ(125μm)より小さい細径ファイバで構成してもよい。また、ガラスキャピラリ120hによって束ねられた側とは反対側の端部において、第1光ファイバ120aと第2光ファイバ120b、第3光ファイバ120cと第4光ファイバ120d、第5光ファイバ120eと第6光ファイバ120f、はそれぞれ光コネクタ100aで接続されている。
第1部品110はマルチコアファイバ10の第1端部10aに接続され、第2部品120は第2端部10bに接続される。ここで、接続を容易にするために、マルチコアファイバ10の第1端部10a側、第2端部10b側にはそれぞれガラスキャピラリ110h、120hとほぼ同じ外径を有する接続用キャピラリ130、140が設けられる。第1部品110をマルチコアファイバ10に接続する際には、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17と第1光ファイバ110a〜第7光ファイバ110gの各コア部とがそれぞれ後に詳述する組み合わせで接続されるように、マルチコアファイバ10と第1部品110とを図中矢印で示すように直交方向、軸回り方向に調整して位置合わせをし、接続する。同様に、第2部品120をマルチコアファイバ10に接続する際には、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17と第1光ファイバ120a〜第7光ファイバ120gの各コア部とがそれぞれ後に詳述する組み合わせで接続されるように、マルチコアファイバ10と第2部品120とを図中矢印で示すように直交方向、軸回り方向に調整して位置合わせをし、接続する。なお、接続時には接続されるコア部の端面同士が当接する状態で接続される。このとき、マルチコアファイバ10の端部と各光ファイバの端部との間にマッチングオイル等を介在させるようにしてもよい。また、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17と第1光ファイバ120a〜第7光ファイバ120gの各コア部とはそれぞれ光学的に接続さればよいので、たとえば第1部品110、第2部品120のそれぞれとマルチコアファイバ10との間に空間光学結合系を設け、対応するコア部同士を光学的に接続してもよい。
図2は、実施の形態1に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。なお、図2(a)においては、図の簡略化のためにマルチコアファイバ10および第1部品110、第2部品120が備える光ファイバのコア部の配置を平面状に展開して図示している。また、図2(a)において、第1部品110、第2部品120が備える光ファイバについてはコア部のみ図示しており、クラッド部は記載を省略している。後述する図についても同様である。
図2(a)において、第1部品110の第1光ファイバ110aが有するコア部を光入力導波路コア部111とする。
また、第2部品120において、第1光ファイバ120aが有するコア部と第2光ファイバ120bが有するコア部が光コネクタ100aで接続されて構成されたコア部を第1接続導波路コア部101とする。第3光ファイバ120cが有するコア部と第4光ファイバ120dが有するコア部が光コネクタ100aで接続されて構成されたコア部を第3接続導波路コア部103とする。第5光ファイバ120eが有するコア部と第6光ファイバ120fが有するコア部が光コネクタ100aで接続されて構成されたコア部を第5接続導波路コア部105とする。第7光ファイバ120gが有するコア部は導波路コア部112とする。
同様に、第1部品110において、第2光ファイバ110bが有するコア部と第3光ファイバ110cが有するコア部が光コネクタ100aで接続されて構成されたコア部を第2接続導波路コア部102とする。第4光ファイバ110dが有するコア部と第5光ファイバ110eが有するコア部が光コネクタ100aで接続されて構成されたコア部を第4接続導波路コア部104とする。第6光ファイバ110fが有するコア部と第7光ファイバ110gが有するコア部が光コネクタ100aで接続されて構成されたコア部を第6接続導波路コア部106とする。
図2(a)に示すように、光入力導波路コア部111は、マルチコアファイバ10の第1コア部11に接続される。また、第2部品120において、第1接続導波路コア部101は、マルチコアファイバ10の第2端部10bにおいて第1コア部11と第2コア部12とを接続する。第3接続導波路コア部103は、第2端部10bにおいて第3コア部13と第4コア部14とを接続する。第5接続導波路コア部105は、第2端部10bにおいて第5コア部15と第6コア部16とを接続する。
また、第1部品110において、第2接続導波路コア部102は、マルチコアファイバ10の第1端部10aにおいて第2コア部12と第3コア部13とを接続する。第4接続導波路コア部104は、第1端部10aにおいて第4コア部14と第5コア部15とを接続する。第6接続導波路コア部106は、第1端部10aにおいて第6コア部16と第7コア部17とを接続する。
これにより、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17は、第1接続導波路コア部101〜第6接続導波路コア部106を介して直列に接続される。したがって、図2(a)に示すように、OTDROからパルス光である試験光を光入力導波路コア部111に入力すると、試験光はマルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17の全てを伝搬することとなる。したがって、1回の測定でマルチコアファイバ10の全てのコア部からの後方散乱光を観測でき、OTDRの測定波形が得られることとなる。これにより、各コア部ごとに測定を行う場合よりも測定時間が大幅に短縮され、短時間で効率的な測定を行うことができる。
ここで、図2(b)は測定波形を模式的に示した図である。図2(b)において、測定波形に見られるピーク波形は、光コネクタ100a、100aによるコア部の接続点、および第1部品110、第2部品120のそれぞれとマルチコアファイバ10との接続点で発生するフレネル反射または接続損失によるものである。したがって、これらのピーク波形の位置により、マルチコアファイバ10の各コア部を示す測定波形の位置を特定することができる。具体的には、図2(b)における領域11S、12S、13S、14S、15S、16S、17Sの測定波形が、それぞれ第1コア部11、第2コア部12、第3コア部13、第4コア部14、第5コア部15、第6コア部16、第7コア部17に対応する測定波形である。
(実施の形態2)
図3は、実施の形態2に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。本実施の形態2に係る測定用部品100Aは、第1部品110Aと第2部品120Aとを備えている。
第2部品120Aは、以下の点で第2部品120とは異なる。すなわち、第1光ファイバ120aが有するコア部と第2光ファイバ120bが有するコア部とが融着接続されて第1接続導波路コア部101Aが構成されている。第3光ファイバ120cが有するコア部と第4光ファイバ120dが有するコア部とが融着接続されて第3接続導波路コア部103Aが構成されている。第5光ファイバ120eが有するコア部と第6光ファイバ120fが有するコア部とが融着接続されて第5接続導波路コア部105Aが構成されている。
同様に、第1部品110Aは、以下の点で第1部品110とは異なる。すなわち、第2光ファイバ110bが有するコア部と第3光ファイバ110cが有するコア部とが融着接続されて第2接続導波路コア部102Aが構成されている。第4光ファイバ110dが有するコア部と第5光ファイバ110eが有するコア部とが融着接続されて第4接続導波路コア部104Aが構成されている。第6光ファイバ110fが有するコア部と第7光ファイバ110gが有するコア部とが融着接続されて第6接続導波路コア部106Aが構成されている。
これにより、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17は、第1接続導波路コア部101A〜第6接続導波路コア部106Aを介して直列に接続される。したがって、図3(a)に示すように、OTDROからパルス光である試験光を第1部品110Aの光入力導波路コア部111に入力すると、試験光はマルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17の全てを伝搬することとなる。したがって、1回の測定でマルチコアファイバ10の全てのコア部からの後方散乱光を観測でき、測定波形が得られることとなる。これにより、各コア部ごとに測定を行う場合よりも測定時間が大幅に短縮され、短時間で効率的な測定を行うことができる。
ここで、図3(b)は測定波形を模式的に示した図である。図3(b)において、測定波形に見られるピーク波形は、第1部品110A、第2部品120Aのそれぞれとマルチコアファイバ10との接続点で発生するフレネル反射または接続損失によるものである。したがって、これらのピーク波形の位置により、マルチコアファイバ10の各コア部を示す測定波形の位置を特定することができる。
(実施の形態3)
図4は、実施の形態3に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。本実施の形態3に係る測定用部品100Bは、第1部品110Bと第2部品120Bとを備えている。
第2部品120Bは、以下の点で第2部品120Aとは異なる。すなわち、第1光ファイバ120a〜第7光ファイバ120gのモードフィールド径(MFD)は、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17のMFDよりも小さくされている。そして、第1光ファイバ120aが有するコア部と第2光ファイバ120bが有するコア部とが融着接続されて第1接続導波路コア部101Bが構成されている。第3光ファイバ120cが有するコア部と第4光ファイバ120dが有するコア部と融着接続されて第3接続導波路コア部103Bが構成されている。第5光ファイバ120eが有するコア部と第6光ファイバ120fが有するコア部とが融着接続されて第5接続導波路コア部105Bが構成されている。第2部品120Bの第7光ファイバ120gが有するコア部を導波路コア部112Bとする。
同様に、第1部品110Bは、以下の点で第1部品110とは異なる。すなわち、第1光ファイバ110a〜第7光ファイバ110gのMFDは、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17のMFDよりも小さくされている。そして、第2光ファイバ110bが有するコア部と第3光ファイバ110cが有するコア部とが融着接続されて第2接続導波路コア部102Bが構成されている。第4光ファイバ110dが有するコア部と第5光ファイバ110eが有するコア部とが融着接続されて第4接続導波路コア部104Bが構成されている。第6光ファイバ110fが有するコア部と第7光ファイバ110gが有するコア部とが融着接続されて第6接続導波路コア部106Bが構成されている。第1部品110Bの第1光ファイバ110aが有するコア部を光入力導波路コア部111Bとする。
これにより、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17は、第1接続導波路コア部101B〜第6接続導波路コア部106Bを介して直列に接続される。したがって、図4(a)に示すように、OTDROからパルス光である試験光を第1部品110Bの光入力導波路コア部111Bに入力すると、試験光はマルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17の全てを伝搬することとなる。これにより、各コア部ごとに測定を行う場合よりも測定時間が大幅に短縮され、短時間で効率的な測定を行うことができる。
ここで、図4(b)は測定波形を模式的に示した図である。上述したように、光入力導波路コア部111B、第1接続導波路コア部101B〜第6接続導波路コア部106B、導波路コア部112BのMFDは、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17のMFDよりも小さくされている。したがって、これらのMFDが異なるコア部間の接続点では接続損失が発生する。ここで、MFDの大きいコア部からMFDの小さい導波路コア部に試験光が入力した際には、一旦光パワーが上がったように見える。逆に、MFDの小さい導波路コア部からMFDの大きいコア部に試験光が入力した際には、光パワーが下がったように見える。このため、図4(b)に示すように、測定波形には上下に伸びるピーク波形が見られる。したがって、これらのピーク波形の位置により、マルチコアファイバ10の各コア部を示す測定波形の位置を特定することができる。
なお、本実施の形態3では、光入力導波路コア部111B、第1接続導波路コア部101B〜第6接続導波路コア部106B、導波路コア部112BのMFDが、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17のMFDよりも小さくされているが、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17のMFDよりも大きくされていてもよい。
(実施の形態4)
図5は、実施の形態4に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。本実施の形態4に係る測定用部品100Cは、第1部品110Cと第2部品120Cとを備えている。
第1部品110Cは、以下の点で第1部品110とは異なる。すなわち、第1部品110Cは、第2光ファイバ110bが有するコア部で構成された入力側第2接続導波路コア部112Cと、第3光ファイバ110cが有するコア部で構成された入力側第3接続導波路コア部113Cと、第4光ファイバ110dが有するコア部で構成された入力側第4接続導波路コア部114Cと、第5光ファイバ110eが有するコア部で構成された入力側第5接続導波路コア部115Cと、第6光ファイバ110fが有するコア部で構成された入力側第6接続導波路コア部116Cと、第7光ファイバ110gが有するコア部で構成された入力側第7接続導波路コア部117Cとを有する。
第2部品120Cは、以下の点で第2部品120とは異なる。すなわち、第2部品120Cは、第1光ファイバ120aが有するコア部で構成された出力側第1接続導波路コア部121Cと、第2光ファイバ120bが有するコア部で構成された出力側第2接続導波路コア部122Cと、第3光ファイバ120cが有するコア部で構成された出力側第3接続導波路コア部123Cと、第4光ファイバ120dが有するコア部で構成された出力側第4接続導波路コア部124Cと、第5光ファイバ120eが有するコア部で構成された出力側第5接続導波路コア部125Cと、第6光ファイバ120fが有するコア部で構成された出力側第6接続導波路コア部126Cとを有する。
また、第1部品110Cでは、入力側第2接続導波路コア部112Cは、マルチコアファイバ10の第1端部10aにおいて第2コア部12に接続される。入力側第3接続導波路コア部113Cは、第1端部10aにおいて第3コア部13に接続される。入力側第4接続導波路コア部114Cは、第1端部10aにおいて第4コア部14に接続される。入力側第5接続導波路コア部115Cは、第1端部10aにおいて第5コア部15に接続される。入力側第6接続導波路コア部116Cは、第1端部10aにおいて第6コア部16に接続されている。入力側第7接続導波路コア部117Cは、第1端部10aにおいて第7コア部17に接続される。
また、第2部品120Cでは、出力側第1接続導波路コア部121Cは、マルチコアファイバ10の第2端部10bにおいて第1コア部11に接続される。出力側第2接続導波路コア部122Cは、第2端部10bにおいて第2コア部12に接続される。出力側第3接続導波路コア部123Cは、第2端部10bにおいて第3コア部13に接続される。出力側第4接続導波路コア部124Cは、第2端部10bにおいて第4コア部14に接続される。出力側第5接続導波路コア部125Cは、第2端部10bにおいて第5コア部15に接続される。出力側第6接続導波路コア部126Cは、マルチコアファイバ10の第2端部10bにおいて第6コア部16に接続される。
そして、この測定用部品100Cでは、出力側第1接続導波路コア部121Cと入力側第2接続導波路コア部112Cとが光コネクタ100aを介して接続されている。出力側第2接続導波路コア部122Cと入力側第3接続導波路コア部113Cとが光コネクタ100aを介して接続されている。出力側第3接続導波路コア部123Cと入力側第4接続導波路コア部114Cとが光コネクタ100aを介して接続されている。出力側第4接続導波路コア部124Cと入力側第5接続導波路コア部115Cとが光コネクタ100aを介して接続されている。出力側第5接続導波路コア部125Cと入力側第6接続導波路コア部116Cとが光コネクタ100aを介して接続されている。出力側第6接続導波路コア部126Cと入力側第7接続導波路コア部117Cとが光コネクタ100aを介して接続されている。
これにより、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17は、各出力側接続導波路コア部と各入力側接続導波路コア部とを介して直列に接続される。したがって、図5(a)に示すように、OTDROからパルス光である試験光を光入力導波路コア部111に入力すると、試験光はマルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17の全てを伝搬することとなる。したがって、1回の測定でマルチコアファイバ10の全てのコア部からの後方散乱光を観測でき、測定波形が得られることとなる。これにより、各コア部ごとに測定を行う場合よりも測定時間が大幅に短縮され、短時間で効率的な測定を行うことができる。
特に、本実施の形態4に係る測定用部品100Cによれば、試験光は、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17のいずれにおいても、第1端部10aから第2端部10bに向かって伝搬することとなる。これによって、図5(b)に示すように、測定波形において第1コア部11〜第7コア部17に対応する領域11S〜17Sでは、測定波形も第1端部10a側から第2端部10bへの向きに並ぶようになる。この場合、たとえば第1端部10aから所定の距離の位置においてマルチコアファイバに異常点が有った場合、各領域の測定波形上で各第1端部10aから所定の距離の位置に異常点を示す波形が表れることとなり、異常点の特定がより容易になる。
なお、測定用部品100Cは、たとえばマルチコアファイバ10がボビン巻きの状態にあるときのように、第1端部10aと第2端部10bとが比較的近い位置にあるときに好適に用いることができる。したがって、たとえばマルチコアファイバ10の工場出荷前の測定時において効果を発揮する。
(実施の形態5)
図6は、実施の形態5に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。本実施の形態5に係る測定用部品100Dは、第1部品110Dと第2部品120Dとを備えている。
第1部品110Dは、第1部品110Dを構成し、石英ガラス等の光学部材からなる光学部品の内部に形成された以下の導波路コア部を有する。すなわち、光入力導波路コア部111D、第2接続導波路コア部102D、第4接続導波路コア部104D、第6接続導波路コア部106Dである。
同様に、第2部品120Dは、第2部品120Dを構成し、石英ガラス等の光学部材からなる光学部品の内部に形成された以下の導波路コア部を有する。すなわち、第1接続導波路コア部101D、第3接続導波路コア部103D、第5接続導波路コア部105D、導波路コア部112Dである。
これらの導波路コア部は、たとえばレーザ描画などにより光学部品内に形成される(たとえば、非特許文献1参照)。
ここで、図6に示すように、光入力導波路コア部111Dは、マルチコアファイバ10の第1コア部11に接続される。また、第2部品120Dにおいて、第1接続導波路コア部101Dは、マルチコアファイバ10の第2端部10bにおいて第1コア部11と第2コア部12とを接続する。第3接続導波路コア部103Dは、第2端部10bにおいて第3コア部13と第4コア部14とを接続する。第5接続導波路コア部105Dは、第2端部10bにおいて第5コア部15と第6コア部16とを接続する。
また、第1部品110Dにおいて、第2接続導波路コア部102Dは、マルチコアファイバ10の第1端部10aにおいて第2コア部12と第3コア部13とを接続する。第4接続導波路コア部104Dは、第1端部10aにおいて第4コア部14と第5コア部15とを接続する。第6接続導波路コア部106Dは、第1端部10aにおいて第6コア部16と第7コア部17とを接続する。
これにより、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17は、第1接続導波路コア部101D〜第6接続導波路コア部106Dを介して直列に接続される。したがって、図6に示すように、OTDROから光ファイバFを介してパルス光である試験光を光入力導波路コア部111Dに入力すると、1回の測定でマルチコアファイバ10の全てのコア部の測定波形が得られることとなる。これにより、各コア部ごとに測定を行う場合よりも測定時間が大幅に短縮され、短時間で効率的な測定を行うことができる。このように、本発明に係る測定用部品は、マルチコアファンアウト構造のものに限られない。
ところで、上記実施の形態によれば、複数のコア部を接続して測定を行っているので、トータルの測定距離はマルチコアファイバ10の長さにコア部の数を乗算した距離となる。ここで、市販されているOTDRの測定ダイナミックレンジは高々50dB程度であるのに対し、マルチコアファイバ10の伝送損失を0.2dB/km程度と仮定すると、コア部が7個の場合の限界測定可能長は35km程度である(50/0.2/7≒35)。
図7は、OTDRの測定ダイナミックレンジを説明する図である。測定距離が伸び、斜線で示すような測定ダイナミックレンジを超える範囲に損失のレベルが低下した領域では、実際には破線で示したような測定波形であるとしても、実線で示すように一定の損失レベルとして測定される。したがって、さらに長いマルチコアファイバ、コア部の数の多いマルチコアファイバ、あるいは伝送損失の大きなマルチコアファイバに本発明を適用するためには、ダイナミックレンジの拡大が必要となる。
図8は、実施の形態1に係る測定用部品とコヒーレントOTDR(C−OTDR)とを用いた測定方法を説明する図である。図8に示す測定系では、図2に示す構成において、OTDROをコヒーレントOTDRCOに置き換え、各光コネクタ100aに光増幅器100bを挿入した構成としている。このように、光増幅器を併用することができるC−OTDRを用い、試験光の強度レベルを適宜配置した光増幅器100bによって増幅し、損失を補償するようにすれば、長いマルチコアファイバやコア部の数の多いマルチコアファイバ、あるいは伝送損失の大きなマルチコアファイバを好適に測定することができる。
なお、上記実施の形態1〜4において、第2部品120の第7光ファイバ120gは、一方の端部がマルチコアファイバ10に接続され、もう一方の端部は解放されている。このとき、第7光ファイバ120gの解放された端部の端面で試験光がフレネル反射され、これに起因して、OTDRの測定波形に、接続点や接続損失が存在しない位置にピーク波形が現れる場合がある。このようなピーク波形は、接続点の位置を誤認する原因となる場合がある。したがって、第7光ファイバ120gの解放された端部には、無反射処理を施すことが好ましい。無反射処理の方法としては、端部をマッチングオイルに浸したり、端面をコア部の中心軸に対して斜めになるようにカットしたり、端部に斜め研磨コネクタ(APCコネクタ)を設けたりする方法がある。また、実施の形態1、4のように光コネクタ100aを介して測定用部品100の光ファイバ同士を接続する構成において、光コネクタ100aにおけるフレネル反射が、接続点の位置を誤認する原因となるピーク波形を発生される場合がある。そのような場合は、光コネクタ100aとしてAPCコネクタを用いることが好ましい。また、実施の形態3のように測定用部品100Bの光ファイバのMFDをマルチコアファイバ10のコア部のMFDよりも小さくする場合にも、測定用部品100Bの光ファイバ同士の接続に、実施の形態1と同様にコネクタを用いてもよいが、このときAPCコネクタを用いることが好ましい。
(実施の形態6)
図9は、実施の形態6に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。本実施の形態6に係る測定用部品100Eは、実施の形態1の第1部品110と第2部品120とを備え、さらに第1中間部品150と第2中間部品160とを備えている。
図9(a)に示すように、測定するマルチコアファイバ10Aは、7個のコア部である第1コア部11A、第2コア部12A、第3コア部13A、第4コア部14A、第5コア部15A、第6コア部16Aおよび第7コア部17Aと、これらのコア部の外周に形成され、各コア部よりも屈折率が低いクラッド部とを備えている。第1コア部11A〜第7コア部17Aは、長手方向と垂直の断面において、第1コア部11Aを中心として第2コア部12A〜第7コア部17Aが正六角形を形成するように配置されている。すなわち、第1コア部11A〜第7コア部17Aは、隣接するコア部の間の間隔P3が全て等しく、長手方向に略一定である。間隔P3は、図1等に示すマルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17における隣接するコア部の間の間隔よりも小さいものである。
なお、図9(a)においては、図の簡略化のためにマルチコアファイバ10Aおよび第1部品110、第2部品120が備える光ファイバのコア部の配置を平面状に展開して図示している。したがって間隔P3および後述する間隔P1、P2は実際とは異なるように図示されている。この点は後に詳述する。
一方、第1部品110と第2部品120とにおいては、接続端面におけるそれぞれに含まれる接続導波路コア部の間の間隔は、マルチコアファイバ10の第1コア部11〜第7コア部17における隣接するコア部の間の間隔と同じ間隔P1、P2である。したがって、間隔P1、P2は間隔P3よりも大きい。
第1中間部品150は、マルチコアファイバ10Aと第1部品110との間でマルチコアファイバ10Aの第1端部10Aaに接続され、マルチコアファイバ10Aの複数のコア部11A〜17Aと第1部品110の複数の導波路コア部(光入力導波路コア部111および各接続導波路コア部102、104、106)とをそれぞれ接続する複数の中間接続導波路コア部151、152、153、154,155、156、157を有する。中間接続導波路コア部151〜157は、長手方向と垂直の断面において、中間接続導波路コア部151を中心として中間接続導波路コア部152〜157が正六角形を形成するように配置されている。
第2中間部品160は、マルチコアファイバ10Aと第2部品120との間でマルチコアファイバ10Aの第2端部10Abに接続され、マルチコアファイバ10Aの複数のコア部11A〜17Aと第1部品120の複数の導波路コア部(各接続導波路コア部101、103、105および導波路コア部112)とをそれぞれ接続する複数の中間接続導波路コア部161、162、163、164,165、166、167を有する。中間接続導波路コア部161〜167は、長手方向と垂直の断面において、中間接続導波路コア部161を中心として中間接続導波路コア部162〜167が正六角形を形成するように配置されている。なお、マルチコアファイバ10Aの場合と同様に、説明の都合上、図9(a)では第1中間部品150、第2中間部品160における導波路コア部の配置を平面状に展開して図示している。したがって、後述する間隔P4、間隔P5は実際とは異なるように図示されている。
ここで、第1中間部品150における複数の中間接続導波路コア部の間の間隔P4は、長手方向に略一定であり、マルチコアファイバ10Aの複数のコア部の間の間隔P3と第1部品110の複数の導波路コア部の間の間隔P1との間の値である。また、第2中間部品160における複数の中間接続導波路コア部の間の間隔P5は、長手方向に略一定であり、マルチコアファイバ10Aの複数のコア部の間の間隔Pと第2部品の複数の導波路コア部の間の間隔P2との間の値である。たとえば、間隔P1、P2が45μm、間隔P3が40μm、間隔P4、P5が42μmである。図10は、接続時における、実施の形態6に係る測定用部品の接続導波路コア部とマルチコアファイバのコア部との位置関係を説明する図である。図では第1部品110の光入力導波路コア部111、第2接続導波路コア部102、第4接続導波路コア部104、第6接続導波路コア部106と、マルチコアファイバ10Aのコア部11A〜17A、および第1中間部品150の中間接続導波路コア部151〜157を示している。図示するように、それぞれの導波路コア部またはコア部は間隔P1、P3、P4が異なるため、外周側に位置する、対応する導波路コア部とコア部同士では位置ずれが生じている。
第1中間部品150とマルチコアファイバ10Aとを直接接続しかつ第2中間部品160とマルチコアファイバ10Aとを直接接続すると、間隔P3と間隔P1、P2との差異から接続損失が増大し、測定波形がOTDROの測定ダイナミックレンジを超える範囲になってしまう場合がある。これに対して、間隔が中間的な値である第1中間部品150、第2中間部品160を間に接続することで、図9(b)に斜線で示すように測定波形がOTDROの測定ダイナミックレンジ外の値とはならず、正確な測定波形が得られるとともに、OTDROによる測定可能距離を伸ばすことができる。
なお、第1中間部品150、第2中間部品160は、ファンアウト構造またはマルチコアファイバを用いて容易に構成することができる。また、本実施の形態では、間隔P1、P2が間隔P3より大きいが、間隔P1、P2が間隔P3より小さくてもよい。
(実施の形態7)
図11は、実施の形態7に係る測定用部品を用いた場合のコア部の接続状態および測定方法を説明する図である。本実施の形態7に係る測定用部品100Fは、第1部品110Fと第2部品120Fとを備えている。第1部品110Fは、図1、2に示す第1部品110において、第4光ファイバ120d、第5光ファイバ110e、第6光ファイバ110f、第7光ファイバ120gを光コネクタ100aで接続しないようにした構成を有する。これらのコア部は図11では図示を省略している。なお、第4光ファイバ120dが有するコア部は導波路コア部112Fとする。第2部品120Eは、図1、2に示す第2部品120において、第4光ファイバ120d、第5光ファイバ110e、第6光ファイバ110f、第7光ファイバ120gを光コネクタ100aで接続しないようにした構成を有する。これらのコア部は図11では図示を省略している。
また、第1部品110Fは、図9(a)に示すマルチコアファイバ10Aの第1端部10Aaに接続され、第2部品120Fはマルチコアファイバ10Aの第2端部10Abに接続されている。
ここで、上述した第1部品110、第2部品120と同様に、第1部品110Fと第2部品120Fとにおいては、それぞれに含まれる接続導波路コア部の間の間隔は、接続端面において間隔P1、P2である。マルチコアファイバ10Aにおいては、隣接するコア部の間の間隔は、間隔P1、P2とは異なる間隔P3である。
図12は、接続時における、測定用部品110Fの接続導波路コア部とマルチコアファイバ10Aのコア部との長手方向に垂直な面における位置関係を、第1部品110Fを例として説明する図である。上述したように、第1部品110Fおよび第2部品120Fに含まれる接続導波路コア部の間の接続端面における間隔P1、P2は、マルチコアファイバ10Aに含まれるコア部の間の間隔P3とは異なる。本実施の形態7では、図12に示すように、第1部品110Fとマルチコアファイバ10Aの中心軸をずらし、第1部品の導波路コア部のうち一部の複数導波路コア部(光入力導波路コア部111、第2接続導波路コア部102、導波路コア部112F)のみが、マルチコアファイバ10Aのコア部11A、12A、13A、14Aとの接続損失が所定値以下になるように接続されている。
なお、破線で示した丸は第5光ファイバ110e、第6光ファイバ110f、第7光ファイバ120gの各コア部が存在する位置である。また、第2部品120Fについても、第2部品120Fとマルチコアファイバ10Aの中心軸をずらし、その導波路コア部のうち一部の複数導波路コア部(第1接続導波路コア部101、第3接続導波路コア部103)のみが、マルチコアファイバ10Aのコア部11A、12A、13A、14Aとの接続損失が所定値以下になるように接続されている。ここで、所定値はOTDROのダイナミックレンジやマルチコアファイバ1Aの長さや伝送損失などにより適宜設定されるが、たとえば0.5dBである。
ここで、第1部品110F、第2部品120Fの中心にある導波路コア部とマルチコアファイバ1Aの中心にあるコア部とを一致させて接続すると、間隔P3と間隔P1、P2との差異から接続損失が増大し、測定波形がOTDROの測定ダイナミックレンジを超える範囲になってしまう場合がある。これに対して、本実施の形態7のように接続すれば、図9(b)の場合と同様に、測定波形がOTDROの測定ダイナミックレンジ外の値とはならず、正確な測定波形が得られるとともに、OTDROによる測定可能距離を伸ばすことができる。
なお、図11、12に示した構成では、マルチコアファイバ1Aの各コア部11A〜14Aを測定することができる。他のコア部15A〜17Aを測定する場合には、第1部品110Eの各導波路コア部を、接続損失が所定値以下になるようにマルチコアファイバ10Aのコア部15A〜17Aに接続し、測定を行えばよい。
なお、上記実施の形態では、測定対象としての光ファイバ伝送体はマルチコアファイバであるが、測定対象としての光ファイバ伝送体は、複数のコア部を備えればよく、たとえば複数の光ファイバ素線が平行に並べられて一括被覆されて構成された光ファイバテープ心線でもよい。
また、測定対象としての光ファイバ伝送体が備えるコア部の数も特に限定されない。たとえば、本発明に係る測定用部品は、光ファイバ伝送体が備える複数のコア部の数がN(Nは3以上の整数)である場合、第2部品は、光ファイバ伝送体の第2端部において光ファイバ伝送体の複数のコア部のうち第nコア部(nは1からN−2までの整数)と第(n+1)コア部とを接続する第n接続導波路コア部を有し、第1部品は、光ファイバ伝送体の第1端部において光ファイバ伝送体の複数のコア部のうち第(n+1)コア部と第(n+2)コア部とを接続する第(n+1)接続導波路コア部を有するように構成することができる。
また、たとえば、本発明に係る測定用部品は、光ファイバ伝送体が備える複数のコア部の数がN(Nは2以上の整数)である場合、第1部品は、光ファイバ伝送体の第1端部において光ファイバ伝送体の複数のコア部のうち第(n+1)コア部(nは1からN−1までの整数)に接続する入力側第(n+1)接続導波路コア部を有し、第2部品は、光ファイバ伝送体の第2端部において光ファイバ伝送体のコア部のうち第nコア部に接続する出力側第n接続導波路コア部を有し、出力側第n接続導波路コア部と入力側第(n+1)接続導波路コア部とが接続されるように構成することができる。
また、上記実施の形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。たとえば、実施の形態4において、出力側接続導波路コア部と入力側接続導波路コア部とを融着接続してもよい。また、実施の形態2〜5に係る測定用部品を用いる際にC−OTDRと光増幅器を用いてもよい。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
10、10A マルチコアファイバ
10a、10Aa 第1端部
10b、10Ab 第2端部
11、11A 第1コア部
12、12A 第2コア部
13、13A 第3コア部
14、14A 第4コア部
15、15A 第5コア部
16、16A 第6コア部
17、17A 第7コア部
18 クラッド部
11S、12S、13S、14S、15S、16S、17S 領域
100、100A、100B、100C、100D、100E、100F 測定用部品
100a 光コネクタ
100b 光増幅器
101、101A、101B、101D 第1接続導波路コア部
102、102A、102B、102D 第2接続導波路コア部
103、103A、103B、103D 第3接続導波路コア部
104、104A、104B、104D 第4接続導波路コア部
105、105A、105B、105D 第5接続導波路コア部
106、106A、106B、106D 第6接続導波路コア部
110、110A、110B、110C、110D 第1部品
110a、120a 第1光ファイバ
110b、120b 第2光ファイバ
110c、120c 第3光ファイバ
110d、120d 第4光ファイバ
110e、120e 第5光ファイバ
110f、120f 第6光ファイバ
110g、120g 第7光ファイバ
110h、120h ガラスキャピラリ
111、111B、111D 光入力導波路コア部
112、112B、112D、112F 導波路コア部
112C 入力側第2接続導波路コア部
113C 入力側第3接続導波路コア部
114C 入力側第4接続導波路コア部
115C 入力側第5接続導波路コア部
116C 入力側第6接続導波路コア部
117C 入力側第7接続導波路コア部
120、120A、120B、120C、120D 第2部品
121C 出力側第1接続導波路コア部
122C 出力側第2接続導波路コア部
123C 出力側第3接続導波路コア部
124C 出力側第4接続導波路コア部
125C 出力側第5接続導波路コア部
126C 出力側第6接続導波路コア部
130、140 接続用キャピラリ
150 第1中間部品
151、152、153、154、155、156、157、161、162、163、164、165、166、167 中間接続導波路コア部
160 第2中間部品
F 光ファイバ
O OTDR
CO コヒーレントOTDR

Claims (8)

  1. 複数のコア部を備え、第1端部および第2端部を有する光ファイバ伝送体に試験光を入力する測定用部品であって、
    前記光ファイバ伝送体が備える前記複数のコア部の数をN(Nは2以上の整数)とすると、
    前記第1端部に接続され、前記複数のコア部のうち第1コア部に光を入力する光入力導波路コア部と、前記第1端部において前記複数のコア部のうち第(n+1)コア部(nは1からN−1までの整数)に接続する入力側第(n+1)接続導波路コア部を有する第1部品と、
    前記第2端部に接続され、該第2端部において前記複数のコア部のうち第nコア部に接続する出力側第n接続導波路コア部を有する第2部品と、
    を備え
    前記出力側第n接続導波路コア部と前記入力側第(n+1)接続導波路コア部とが接続されていることを特徴とする光ファイバ伝送体の測定用部品。
  2. 前記出力側第n接続導波路コア部と前記入力側第(n+1)接続導波路コア部とは、光コネクタを介して接続されていることを特徴とする請求項に記載の光ファイバ伝送体の測定用部品。
  3. 前記出力側第n接続導波路コア部と前記入力側第(n+1)接続導波路コア部とは、融着接続されていることを特徴とする請求項に記載の光ファイバ伝送体の測定用部品。
  4. 前記光ファイバ伝送体が備える前記複数のコア部のモードフィールド径と、前記光入力導波路コア部、前記入力側第(n+1)接続導波路コア部および前記出力側第n接続導波路コア部の各導波路コア部モードフィールド径が互いに異なることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の光ファイバ伝送体の測定用部品。
  5. 前記光ファイバ伝送体の複数のコア部の間の間隔と前記第1部品の接続端面における複数の導波路コア部の間の間隔とが異なり、
    前記光ファイバ伝送体の複数のコア部の間の間隔と前記第2部品の接続端面における複数の導波路コア部の間の間隔とが異なり、
    前記第1部品の導波路コア部のうち一部の複数導波路コア部のみが前記光ファイバ伝送体のコア部との接続損失が所定値以下になるように接続されており、
    前記第2部品の導波路コア部のうち一部の複数導波路コア部のみが前記光ファイバ伝送体のコア部との接続損失が所定値以下になるように接続されている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の光ファイバ伝送体の測定用部品。
  6. 前記光ファイバ伝送体と前記第1部品との間に接続され、前記光ファイバ伝送体の複数のコア部と前記第1部品の複数の導波路コア部とをそれぞれ接続する複数の中間接続導波路コア部を有する第1中間部品と、
    前記光ファイバ伝送体と前記第2部品との間に接続され、前記光ファイバ伝送体の複数のコア部と前記第2部品の複数の導波路コア部とをそれぞれ接続する複数の中間接続導波路コア部を有する第2中間部品と、
    を備え、
    前記光ファイバ伝送体の複数のコア部の間の間隔と前記第1部品の接続端面における複数の導波路コア部の間の間隔とが異なり、
    前記光ファイバ伝送体の複数のコア部の間の間隔と前記第2部品の接続端面における複数の導波路コア部の間の間隔とが異なり、
    前記第1中間部品における複数の中間接続導波路コア部の間の間隔は、前記光ファイバ伝送体の複数のコア部の間の間隔と前記第1部品の接続端面における複数の導波路コア部の間の間隔との間の値であり、
    前記第2中間部品における複数の中間接続導波路コア部の間の間隔は、前記光ファイバ伝送体の複数のコア部の間の間隔と前記第2部品の接続端面における複数の導波路コア部の間の間隔との間の値である
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の光ファイバ伝送体の測定用部品。
  7. 請求項1〜のいずれか一つに記載の光ファイバ伝送体の測定用部品を用いた光ファイバ伝送体の測定方法であって、
    OTDRにて前記光入力導波路コア部から前記光ファイバ伝送体の第1コア部に試験光を入力し、前記光ファイバ伝送体の各コア部からの後方散乱光を測定することを特徴とする光ファイバ伝送体の測定方法。
  8. 前記OTDRはコヒーレントOTDRであることを特徴とする請求項に記載の光ファイバ伝送体の測定方法。
JP2015175647A 2014-09-05 2015-09-07 光ファイバ伝送体の測定用部品および測定方法 Active JP6614875B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014181744 2014-09-05
JP2014181744 2014-09-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016057297A JP2016057297A (ja) 2016-04-21
JP6614875B2 true JP6614875B2 (ja) 2019-12-04

Family

ID=55758175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015175647A Active JP6614875B2 (ja) 2014-09-05 2015-09-07 光ファイバ伝送体の測定用部品および測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6614875B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018138910A (ja) 2017-02-24 2018-09-06 株式会社フジクラ マルチコアファイバの特性測定装置及び特性測定方法
JP6755825B2 (ja) * 2017-03-29 2020-09-16 アンリツ株式会社 光パルス試験装置及び光パルス試験方法
JP7256777B2 (ja) * 2020-09-02 2023-04-12 Kddi株式会社 レーザ線幅の測定装置
WO2023219019A1 (ja) * 2022-05-10 2023-11-16 株式会社フジクラ クロストーク測定方法、及びクロストーク測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016057297A (ja) 2016-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10761271B2 (en) Polarization maintaining optical fiber array
US9766407B2 (en) Untappable secure optical fiber link component
US11573365B2 (en) Microstructured multicore optical fibre (MMOF), a device and the fabrication method of a device for independent addressing of the cores of microstructured multicore optical fibre
US20170336570A1 (en) High density optical packaging header apparatus
EP2721438B1 (en) Techniques and devices for low-loss coupling to a multicore fiber
JP6614875B2 (ja) 光ファイバ伝送体の測定用部品および測定方法
JP7067568B2 (ja) 接続装置、光コネクタ製造装置、接続方法及び光コネクタ製造方法
JP5948368B2 (ja) 光ファイバの特性評価方法
JP2012189580A (ja) マルチコア光ファイバから出力される光の受光方法、及び、分離装置
US9250384B2 (en) Multicore fiber
JPWO2017217539A1 (ja) 結合型マルチコア光ファイバの軸合わせ方法
JP2019015584A (ja) 光ファイバ出射ビームプロファイル測定方法および装置
JP6636273B2 (ja) マルチコア光ファイバの接続方法
JP2013097241A (ja) マルチコアインターフェイス
JP2010286718A (ja) マルチコアファイバ端末及びその接続構造
JP2004061830A (ja) 光ファイバ部品
JP7020282B2 (ja) プローブ光ファイバ及び光ファイバ側方入出力装置
JP5679198B2 (ja) 光ファイバカップラ
Jung et al. Compact higher-order mode converter based on all-fiber phase plate segment
Tanga et al. Spatial-division multiplexed optical sensing using MCF and FMF
EP4064468A1 (en) Optical coupler and optical amplifier
RU163504U1 (ru) Сплавной волоконно-оптический разветвитель
JP2013174809A (ja) 変換素子
WO2020171187A1 (ja) モード依存損失測定装置およびモード依存損失測定方法
Wooler et al. Data transmission over 1km HC-PBGF arranged with microstructured fiber spliced to both itself and SMF

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191105

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6614875

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350