JP6614088B2 - 電源システム制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源システム制御装置に関する。
従来、発電中にリレーをオンからオフに切り替えたときのロードダンプを抑制する車両の制御装置が知られている。例えば特許文献1では、DCDCコンバータが低電圧ラインと高電圧ラインとの間に介在されている。また、メインリレーをオフした後に、DCDCコンバータを動作させている。
特開2015−119543号公報
しかしながら特許文献1では、低電圧バッテリが満充電に近い状態であって、駆動回生用電動機の回生中にメインリレーがオフされると、低電圧バッテリにて電力を回生しきれない。この場合、回生中断となって回生ブレーキがなくなるため、ドライバビリティ(以下、「ドラビリ」)が悪化する虞がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、リレー部の遮断に伴うドラビリの悪化を抑制可能である電源システム制御装置を提供することにある。
本発明の電源システム制御装置は、リレー制御部(53)と、充電状態制御部(53)と、を備える。
リレー制御部は、車両(90、190)の駆動源である主機モータ(3)に電力を供給する第1電源(10)からの給電の許容または禁止を切り替えるリレー部(15)を制御する
充電状態制御部は、第2電源(42)の充電状態を制御する。第2電源は、第1電源と主機モータとの間に接続され、負荷(45)に電力を供給する。
充電状態制御部は、リレー部の遮断を要する異常確定前であって、リレー部を遮断する可能性があるリレーオフ準備段階において、第2電源の充電量を減少させる充電量低減制御を行う。充電状態制御部は、第1電源のSOCに応じ、充電量低減制御を切り替える。
本発明では、リレー部がオフされる前のリレーオフ準備段階において、リレー部がオフされる場合に備えて、第2電源の充電量を減少させておく。これにより、主機モータの回生中にリレー部がオフされた場合であっても、第2電源を充電することができるので、主機モータの回生駆動を継続可能であり、ドラビリの悪化を防ぐことができる。
本発明の第1実施形態による車両を説明する模式図である。 本発明の第1実施形態による制御装置を説明する説明図である。 本発明の第1実施形態による充電量低減制御を説明するフローチャートである。 本発明の第1実施形態による充電量低減制御を説明するタイムチャートである。 本発明の第2実施形態による充電量低減制御を説明するフローチャートである。 本発明の他の実施形態による車両を説明する模式図である。
以下、本発明による電源システム制御装置を図面に基づいて説明する。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図4に示す。
図1および図2に示すように、電源システム制御装置としての制御装置50は、車両90に適用される。本実施形態の車両90は、主機モータ3の駆動力にて走行するEV車両である。本実施形態の主機モータ3は、永久磁石式同期型の3相交流の回転電機であって、電動機としての機能と発電機としての機能を併せ持つ、いわゆる「モータジェネレータ」である。以下適宜、主機モータ3を「MG」とする。
主機モータ3には、回転角を検出する回転角センサ4が設けられる。
主機モータ3の駆動力は、駆動軸91に伝達される。駆動軸91に伝達された駆動力は、デファレンシャルギア92および車軸93を介して駆動輪である前輪95を回転させる。図1には図示していないが、主機モータ3とデファレンシャルギア92との間に変速機を設けてもよい。変速機は、無段変速機であってもよいし、多段変速機であってもよい。
前輪95および後輪96には、ブレーキ97が設けられる。ブレーキ97は、例えばディスクブレーキ等の摩擦式の制動装置である。本実施形態では、主機モータ3の回生ブレーキ、および、ブレーキ97の摩擦力により、車両90を制動させる。なお、図1では、煩雑になることを避けるため、1つのブレーキ97に対する制御線を記載し、その他への制御線は省略した。
図2に示すように、電源システム1は、第1電源としての主機バッテリ10、リレー部15、インバータ20、DCDCコンバータ41、第2電源としての補機バッテリ42、負荷45、および、制御装置50等を備える。
主機バッテリ10は、例えばニッケル水素またはリチウムイオン等の充放電可能な二次電池により構成される直流電源である。主機バッテリ10は、SOC(State Of Charge)が所定の範囲内となるように制御される。主機バッテリ10の電力は、主に、インバータ20を経由して主機モータ3に供給され、主機モータ3の駆動に用いられる。また、主機バッテリ10は、主機モータ3の回生により生じた電力により充電される。
本実施形態では、主機バッテリ10は、補機バッテリ42より高圧である。以下、主機バッテリ10から主機モータ3に至る構成を「高圧系」、補機バッテリ42および負荷45を「低圧系」とする。
リレー部15は、主機バッテリ10とインバータ20との間に設けられる。リレー部15は、高電位側配線11に設けられる高電位側リレー16、および、低電位側配線12に設けられる低電位側リレー17を含む。高電位側リレー16および低電位側リレー17は、機械式リレーであってもよいし、半導体リレーであってもよい。
リレー部15は、主機バッテリ10と高圧系の各部品との導通または遮断を切り替える。リレー部15をオンすることで、主機バッテリ10と高圧系の各部品とが導通し、オフすることで、主機バッテリ10と高圧系の各部品とを遮断する。
インバータ20は、ドライブ回路21、コンデンサ25、および、MG制御部52を有する。図中、「制御部」を「ECU」と記載する。
ドライブ回路21は、6つのスイッチング素子211〜216を有する3相インバータを含む。スイッチング素子211〜216は、いずれもIGBTであり、両面放熱可能に設けられる。ドライブ回路21は、冷却水が循環する図示しないインバータ冷却器により冷却される。
高電位側に接続されるスイッチング素子211〜213は、コレクタが高電位側配線11に接続され、エミッタがそれぞれ対になる低電位側のスイッチング素子214〜216のコレクタに接続される。低電位側に接続されるスイッチング素子214〜216のエミッタは、低電位側配線12に接続される。対になる高電位側のスイッチング素子211〜213と低電位側のスイッチング素子214〜216との接続点は、それぞれ、主機モータ3の各相巻線の一端に接続される。
対になる高電位側のスイッチング素子211〜213と低電位側のスイッチング素子214〜216とは、MG制御部52からの駆動信号に基づき、交互に、かつ、相補的にオンオフ作動される。インバータ20は、スイッチング素子211〜216のオンオフ作動を制御することで、直流電力を3相交流電力に変換し、主機モータ3に出力する。
ドライブ回路21とリレー部15との間には、図示しない昇圧コンバータが設けられ、ドライブ回路21には、昇圧コンバータにより昇圧された電圧が印加される。
コンデンサ25は、ドライブ回路21に並列に接続される。
DCDCコンバータ41は、リレー部15とインバータ20との間にて、高電位側配線11および低電位側配線12に接続される。DCDCコンバータ41を設けることで、変圧により、高圧系と低圧系との間での電力の授受が可能となる。本実施形態では、DCDCコンバータ41は、高圧系の電圧を降圧する降圧型のものであってもよいし、昇降圧型のものであってもよい。
補機バッテリ42は、例えば鉛蓄電池等の二次電池であって、負荷45に電力を供給する。負荷45には、主機バッテリ10を冷却するバッテリブロア、電動パワーステアリング装置、エアコン等が含まれる。以下、負荷45がバッテリブロアであるものとして説明する。
制御装置50は、車両制御部51、MG制御部52、バッテリ制御部53、および、ブレーキ制御部55等を有する。車両制御部51、MG制御部52、バッテリ制御部53、および、ブレーキ制御部55は、いずれもマイコン等を主体として構成される。車両制御部51、MG制御部52、バッテリ制御部53、および、ブレーキ制御部55における各処理は、ROM等の実体的なメモリ装置に予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理であってもよいし、専用の電子回路によるハードウェア処理であってもよい。
車両制御部51、MG制御部52、バッテリ制御部53、および、ブレーキ制御部55は、CAN(Controller Area Network)等の車両通信網60を介して接続されており、情報を授受可能である。
車両制御部51は、図示しないアクセルセンサ、シフトスイッチ、ブレーキスイッチ、車速センサ等からの信号を取得し、取得されたこれらの信号に基づき、車両90全体の制御を司る。車両制御部51は、アクセル開度および車速SP等に基づいて主機モータ3の駆動に係るトルク指令値trq*を演算する。トルク指令値trq*は、MG制御部52に出力される。
また、車両制御部51は、DCDCコンバータ41および負荷45の駆動を制御することで、補機バッテリ42の充電量を制御する。本実施形態では、車両制御部51が「充電状態制御部」に対応する。
MG制御部52は、トルク指令値trq*および回転角センサ4の検出値等に基づいてスイッチング素子211〜216のオンオフ作動を制御することで、主機モータ3の駆動を制御する。本実施形態では、電流フィードバック制御により主機モータ3の駆動を制御する。電流フィードバック制御に替えて、トルクフィードバック制御等であってもよい。
バッテリ制御部53は、主機バッテリ情報として、主機バッテリ10の電圧、電流、温度、SOC等の情報を取得する。バッテリ制御部53は、主機バッテリ10のSOCが所定の範囲内となるように、主機バッテリ10の状態を監視する。
バッテリ制御部53は、主機バッテリ情報に基づいて主機バッテリ10の異常を判定する。主機バッテリ10の異常が確定された場合、バッテリ制御部53は、リレー部15をオフにし、主機バッテリ10とドライブ回路21および主機モータ3とを切り離す。
主機バッテリ10の異常には、電圧が正常範囲を逸脱する電圧異常、電流が上限値を超える過電流異常、および、SOCが正常範囲を逸脱するSOC異常等がある。
以下、主機バッテリ10の異常として、高電圧異常を例に説明する。本実施形態では、主機バッテリ10の電圧が高圧異常確定値Vm_th1を超えた状態が所定期間継続された場合、異常確定として、リレー部15をオフにする。本実施形態では、バッテリ制御部53がリレー部15のオンオフ制御を司っており、「リレー制御部」に対応する。
ブレーキ制御部55は、ブレーキ97を制御する。
ところで、主機バッテリ10の異常が確定すると、主機バッテリ10の熱暴走等を防ぐため、リレー部15が遮断される。主機モータ3の回生中にリレー部15が遮断されると、コンデンサ25に電流が流れるが、コンデンサ25の容量に応じ、高圧系が過電圧となる虞がある。過電圧が印加されると、スイッチング素子211〜216、コンデンサ25、および、DCDCコンバータ41等の部品にストレスがかかる。また、印加電圧によっては、部品の故障等に繋がる虞がある。
また、主機モータ3の回生中にリレー部15がオフされたとき、DCDCコンバータ41を経由して回生により生じた電力を低圧系に供給することで、高圧系の電圧上昇を抑制することができる。しかしながら、リレー部15をオフにするときの補機バッテリ42が満充電に近いと、低圧系への電力供給ができないので、主機モータ3の回生を低減あるいは停止する必要がある。主機モータ3の回生が低減または停止されると、回生ブレーキ力が低減されるため、ドラビリが悪化する虞がある。
そこで本実施形態では、リレー部15をオフする必要がある異常確定前であって、リレー部15をオフする可能性がある場合、事前に補機バッテリ42の充電量を減らしておき、リレー部15のオフに備える。なお、「異常確定前であって、リレー部15をオフする可能性がある」とは、状況が悪化または継続した場合にリレー部15がオフされる状態であり、リレー部15が実際にオフされるかどうかは未定である。
本実施形態の充電状態制御処理を図3に示すフローチャートに基づいて説明する。この処理は、車両90の始動スイッチがオンされている期間に、制御装置50にて所定の間隔で実行される。以下、ステップS101の「ステップ」を省略し、単に記号「S」と記す。他のステップについても同様である。
最初のS101では、車両制御部51は、車速SPが車速判定値SPthより大きいか否かを判断する。車速判定値SPthは、車両90が減速したときに、主機モータ3が回生状態となる程度の値(例えば、5[km/h])に設定される。車速SPが車速判定値SPth以下であると判断された場合(S101:NO)、充電量低減制御を行わない。車速SPが車速判定値SPthより大きいと判断された場合(S101:YES)、S102へ移行する。
S102では、車両制御部51は、主機モータ3が回生中か否かを判断する。本実施形態では、アクセル開度が減少したとき、または、アクセルペダルのオフ状態が継続中である場合、主機モータ3が回生中であると判断する。回生中か否かは、トルク指令値trq*に基づいて判断してもよい。主機モータ3が回生中ではないと判断された場合(S102:NO)、充電量低減制御を行わない。主機モータ3が回生中であると判断された場合(S102:YES)、S103へ移行する。
S103では、車両制御部51は、補機バッテリ42の充電量が補機充電量閾値Vs_thより大きいか否かを判断する。補機充電量閾値Vs_thは、負荷45にて用いられる電力を賄える程度の値に設定される。負荷45における電力使用状態に応じ、補機充電量閾値Vs_thを可変としてもよい。補機バッテリ42の充電量が補機充電量閾値Vs_th以下であると判断された場合(S103:NO)、充電量低減制御を行わない。補機バッテリ42の充電量が補機充電量閾値Vs_thより大きいと判断された場合(S103:YES)、S104へ移行する。
S104では、車両制御部51は、リレー部15がオフされる可能性があるリレーオフ準備段階か否かを判断する。本実施形態では、バッテリ制御部53から主機バッテリ10の電圧を取得し、主機バッテリ10の電圧が、高圧異常確定値Vm_th1より小さい値であるリレーオフ準備値Vm_th2より高い場合、リレーオフ準備段階であると判断する。リレーオフ準備段階でないと判断された場合(S104:NO)、充電量低減制御を行わない。リレーオフ準備段階であると判断された場合(S104:YES)、S105へ移行する。
S105では、車両制御部51は、充電量低減制御を行う。具体的には、負荷45であるバッテリブロアを最大駆動させることで、補機バッテリ42の電力を消費し、補機バッテリ42の充電量を減らす。また、DCDCコンバータ41を駆動し、主機モータ3の回生により生じる電力を、DCDCコンバータ41を経由して、低圧系に供給する。なお、S105は、リレー部15がオフされる前の処理であるので、回生電力を全て低圧側に供給する必要はなく、主機バッテリ10および補機バッテリ42の状態等に応じ、主機バッテリ10側に回生させる電力量と、補機バッテリ42側に回生させる電力量とは、適宜変更可能である。
S106では、バッテリ制御部53は、リレー部15のオフが確定したか否かを判断する。本実施形態では、主機バッテリ10の電圧が高圧異常確定値Vm_th1より大きい状態が所定期間に亘って継続した場合、リレー部15のオフが確定する。リレー部15のオフが確定していないと判断された場合(S106:NO)、S107およびS108の処理を行わない。リレー部15のオフが確定したと判断された場合(S106:YES)、S107へ移行する。
S107では、バッテリ制御部53は、リレー部15をオフにする。
S108では、車両制御部51は、DCDCコンバータ41の駆動を継続し、主機モータ3の回生電力の低圧系への供給を継続する。また、リレー部15のオフ後は、別途のフェイルセーフ処理に移行する。
本実施形態の充電状態制御処理を図4のタイムチャートに基づいて説明する。図4では、共通時間軸を横軸とし、(a)が車速、(b)がアクセル開度、(c)がブレーキスイッチ、(d)が主機バッテリ10の電圧、(e)がリレー部15のオンオフ状態、(f)がバッテリブロアの動作状態、(g)がDCDCコンバータ41の駆動状態、(h)が主機バッテリ10の回生量、(i)が回生ブレーキ量、(j)が補機バッテリ42の充電量を示している。図4では、説明の都合上、タイムスケール等は適宜変更している。
図4(f)に示すバッテリブロアの定常状態BLaは、主機バッテリ10の温度等の状態に応じた状態であり、停止状態であってもよい。図4(g)では、DCDCコンバータ41が停止している状態を「0」、駆動している状態を「1」として記載した。
時刻x1にて、主機バッテリ10の電圧がリレーオフ準備値Vm_th2より大きくなる。リレーオフ準備値Vm_th2は、高圧異常確定値Vm_th1より小さい値であって、主機バッテリ10の電圧がリレーオフ準備値Vm_th2以上であっても、高圧異常確定値Vm_th1未満であれば、リレー部15はオフされない。また、時刻x1では、アクセル開度が0ではなく、加速中であるので、充電量低減制御は行わない。
時刻x2にて、アクセル開度が0となり、主機モータ3が回生状態となる。このとき、補機バッテリ42の充電量が補機充電量閾値Vs_thより大きい。また、主機バッテリ10の電圧がリレーオフ準備値Vm_th2より大きく、更なる電圧上昇が生じた場合にリレーオフに至る可能性があるので、リレーオフ準備段階とみなす。
本実施形態では、主機モータ3が回生中であって、補機バッテリ42の充電量が補機充電量閾値Vs_thより大きく、かつ、リレー部15がオフされる可能性があると予測される場合、図4(f)、(g)に示すように、DCDCコンバータ41を駆動するとともに、バッテリブロアの駆動状態を定常状態BLaから最大駆動状態BLmaxに変更する。これにより、図4(j)に示すように、補機バッテリ42の充電量が低下する。
時刻x3にて、主機バッテリ10の電圧が高圧異常確定値Vm_th1を超えた状態は所定期間に亘って継続すると、リレー部15がオフされる。図4では、所定期間の継続についての記載を省略し、主機バッテリ10の電圧が高圧異常確定値Vm_th1を超えたときにリレー部15がオフされるものとして記載した。
主機モータ3による回生電力は、通常、主機バッテリ10に充電される。また、主機モータ3の回生中にリレー部15がオフされると、主機バッテリ10側に給電することができない。このとき、補機バッテリ42の充電量に余裕があれば、DCDCコンバータ41を駆動することで、主機モータ3の回生電力を補機バッテリ42に充電することができる。
しかしながら、一点鎖線で示す参考例のように、補機バッテリ42が満充電に近い状態だと、主機モータ3の回生電力を補機バッテリ42に充電することができない。そのため、図4(h)、(i)に示すように、主機モータ3を回生駆動することができず、回生ブレーキ量が0となる。回生ブレーキ量が急減すると、ユーザに車両飛び出し感を与え、ドラビリが悪化する虞がある。
また、参考例として、リレー部15をオフする前にDCDCコンバータ41の駆動を行っていない場合、低圧系への電力供給の開始が遅れるため、高圧系にて過電圧が生じる虞がある。
そこで本実施形態では、リレー部15がオフされる可能性がある場合、実際にオフするかどうかによらず、事前にDCDCコンバータ41を駆動するとともに、補機バッテリ42の電力を用いる負荷45(図4の例ではバッテリブロア)により補機バッテリ42の電力を消費することで、補機バッテリ42の充電量を減らしておく。図4(i)に示すように、時刻x3にて主機モータ3の回生中にリレー部15がオフされると、主機モータ3の回生駆動により生じる電力は、低圧系に供給され、補機バッテリ42を充電する。これにより、リレー部15のオフの前後にて同等の回生ブレーキ力を維持することができ、ドラビリの悪化を防ぐことができる。また、主機モータ3の回生電力を低圧系に供給することで、高圧系におけるロードダンプの発生を防ぐことができる。
時刻x4にて、運転者によるブレーキ操作により、ブレーキスイッチがオンされると、主機モータ3の回生駆動を終了し、ブレーキ97の制動力にて、車両90を減速、停止させる。
図4では、補機バッテリ42の充電量は、時刻x4にて満充電に近い状態となっているが、実際には負荷45での電力消費量や回生量等に応じた充電量となる。また、時刻x3から時刻x4にて、回生ブレーキ量を一定としているが、ブレーキ97との協調により、回生ブレーキ量を徐々に減らすようにしてもよい。
図4の例では、時刻x1にて、主機バッテリ10の電圧がリレーオフ準備値Vm_th2を超えた後も電圧が上昇しつづけ、高圧異常確定値Vm_th1を超えてリレー部15のオフに至っている。一方、主機バッテリ10の電圧がリレーオフ準備値Vm_th2を超えた状態が一時的であって、主機バッテリ10の電圧が減少に転じ、リレーオフ準備値Vm_th2より低くなった場合、または、主機モータ3の力行状態となった場合、充電量低減制御を終了する。具体的には、バッテリブロアの駆動状態を定常状態BLaに戻す。DCDCコンバータ41は、充電量低減制御終了と同時に停止してもよいし、補機バッテリ42の充電量を高めた後に停止してもよい。
以上説明したように、本実施形態の制御装置50は、バッテリ制御部53と、車両制御部51と、を備える。
バッテリ制御部53は、車両90の動力源である主機モータ3に電力を供給する主機バッテリ10からの給電の許容または禁止を切り替えるリレー部15を制御する。
車両制御部51は、補機バッテリ42の充電状態を制御する。補機バッテリ42は、主機バッテリ10と主機モータ3との間に接続され、負荷45に電力を供給する。
車両制御部51は、リレー部15の遮断を要する異常確定前であって、リレー部15を遮断する可能性があるリレーオフ準備段階において、補機バッテリ42の充電量を減少させる充電量低減制御を行う。
リレー部15をオフすると、主機モータ3と主機バッテリ10との間での電力の授受ができなくなる。主機モータ3が回生中であって、補機バッテリ42の充電量が多く、低圧側に回生電力を供給できない場合、主機モータ3の回生を中止せざるをえない。リレー部15のオフに伴って主機モータ3の回生を中止すると、すると、回生ブレーキ量が低減し、ドラビリが悪化する虞がある。
そこで本実施形態では、リレー部15がオフされる前のリレーオフ準備段階において、リレー部15がオフされる場合に備えて、補機バッテリ42の充電量を減少させておく。これにより、主機モータ3の回生中にリレー部15がオフされた場合であっても、DCDCコンバータ41を経由して低圧系に回生電力を供給し、補機バッテリ42を充電することができるので、主機モータ3の回生駆動を継続可能であり、ドラビリの悪化を防ぐことができる。また、主機モータ3の回生電力を低圧系に供給することで、高圧系における過電圧の発生を抑制することができる。
車両制御部51は、充電量低減制御において、補機バッテリ42の電力を負荷45であるバッテリブロアにて消費させる。これにより、補機バッテリ42の充電量を適切に減少させることができる。
補機バッテリ42は、DCDCコンバータ41を経由して主機バッテリ10と主機モータ3との間に接続される。車両制御部51は、充電量低減制御において、DCDCコンバータ41を駆動する。これにより、主機モータ3の回生中にリレー部15がオフされたとき、主機モータ3の回生電力を遅れなく低圧系に供給することができ、過電圧の発生を抑制することができる。
車両制御部51は、主機モータ3が回生中である場合、充電量低減制御を行う。換言すると、主機モータ3が力行中であれば、リレー部15をオフしても、回生ブレーキ量の減少に伴うドラビリの悪化が生じないので、主機モータ3が力行中の場合、充電量低減制御を行わない。これにより、リレー部15がオフされた際のドラビリの悪化を抑制することができる。
車両制御部51は、補機バッテリ42の充電量が所定量以上の場合、充電量低減制御を行う。換言すると、補機バッテリ42の充電量が所定量未満であれば、充電量低減制御を行わない。これにより、負荷45の駆動に必要な最低限の充電量を残した上で、リレー部15のオフに備えて、補機バッテリ42の充電量を適切に減少させることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図5に示す。
本実施形態では、DCDCコンバータ41として、昇降圧型のものを用いる。
本実施形態の充電量低減制御を図5に示すフローチャートに基づいて説明する。本実施形態では、第1実施形態での処理にS114およびS115が追加されている。
主機モータ3が回生中であって(S102:YES)、補機バッテリ42の充電量が補機充電量閾値Vs_thより大きく(S103:YES)、かつ、リレー部15がオフされる可能性がある(S104:YES)に移行するS114では、バッテリ制御部53は、主機バッテリ10を充電可能か否か判断する。本実施形態では、主機バッテリ10のSOCに基づき、主機バッテリ10のSOCが判定閾値以下の場合、充電可能であると判断する。主機バッテリ10を充電不能であると判断された場合(S114:NO)、すなわち主機バッテリ10のSOCが判定閾値より大きい場合、S105へ移行し、第1実施形態と同様の充電量低減制御を行う。主機バッテリ10を充電可能であると判断された場合(S114:YES)、S115へ移行する。
S115では、車両制御部51は、充電量低減制御を行う。本実施形態では、低圧系の電圧を昇圧するようにDCDCコンバータ41を駆動し、補機バッテリ42の電力を高圧系に供給して主機バッテリ10を充電することで、補機バッテリ42の充電量を減らす。これにより、電力のロスを低減することができる。
本実施形態では、車両制御部51は、充電量低減制御において、補機バッテリ42の電力を主機バッテリ10に供給する。これにより、電力のロスを低減しつつ、補機バッテリ42の充電量を適切に低減することができる。
また、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(他の実施形態)
(ア)充電量減少処理
上記実施形態では、モータジェネレータが回生中か否かを判断し、モータジェネレータが回生でない場合、充電量低減制御を行わない。他の実施形態では、S102の判断処理を省略し、モータジェネレータが力行中であっても充電量低減制御が行われるようにしてもよい。同様に、S101の判断処理を省略してもよい。また、S101〜S104の処理は、処理順を入れ替えてもよい。
上記実施形態では、主機バッテリの電圧がリレーオフ準備値より高い場合、リレー部がオフされる可能性があるリレーオフ準備段階であると判断する。他の実施形態では、主機バッテリの電圧が低圧異常確定閾値より高い値に設定される低圧側のリレーオフ準備値より低い場合、リレーオフ準備段階であると判断してもよい。
他の実施形態では、主機バッテリの電圧が高圧異常確定値を超えて、所定時間の経過後にリレー部がオフされることを前提とし、高圧異常確定値を超える電圧が最初に検出された時からを、リレーオフ準備段階であると判断してもよい。低圧異常についても同様である。
他の実施形態では、主機バッテリの電圧に替えて、主機バッテリの電流、温度またはSOCが仮異常状態となった場合、リレーオフ準備段階であると判断してもよい。仮異常状態では、異常確定されていないので、リレー部はオフされない。また、電圧の場合と同様、異常確定の判定に係る判定値を超えた状態が所定期間に亘って継続された場合に異常確定される場合、異常確定の判定に係る判定値を超えた最初の検出時からを、リレーオフ準備段階であると判断してもよい。
他の実施形態では、主機バッテリ以外の部品の異常によってもリレー部をオフする場合、リレー部オフのトリガとなる部品が仮異常状態となった場合、リレーオフ準備段階であると判断してもよい。リレー部オフのトリガとなり得る部品としては、例えば、DCDCコンバータ、主機モータ、インバータ等である。また他の実施形態では、モータジェネレータや回路部のスイッチング素子の温度が所定範囲から外れた場合、リレーオフ準備段階であると判断してもよい。
他の実施形態では、車両の外部環境状態に基づき、リレーオフ準備段階であると判断してもよい。
例えば、車両が悪路走行中である場合、リレーオフ準備段階であると判断してもよい。悪路走行では、リレー部の保持力が低下し、意図しないリレー部のオフが生じる虞があるためである。また、悪路走行では、各種センサ類の検出性能が低下し、検出誤差が大きくなることによる誤判定により、リレー部がオフされる虞があるためである。悪路走行中か否かの判断は、車両に搭載されたGセンサやヨーレートセンサ等の検出値に基づいて判断してもよいし、ナビ情報に基づいて判断してもよい。
また、車両が、トンネル内等の電磁ノイズの多い環境を走行している場合、リレーオフ準備段階であると判断してもよい。電磁ノイズが多いと、各種センサ類の検出性能が低下し、検出誤差増大に伴う誤判定により、リレー部がオフされる虞があるためである。
また例えば、車両の外気圧が低い場合、或いは、車両が高地走行中である場合、リレーオフ準備段階であると判断してもよい。高地等の気圧が低下した状態では、異常が発生しやすく、リレー部がオフされる虞があるためである。
また、車両の外気温が所定範囲外のとき、リレーオフ準備段階であると判断してもよい。バッテリは、寒冷および酷暑に弱く、またSOCの演算誤差の増大に伴い、リレー部がオフされる虞があるためである。
第1実施形態では、充電量低減制御において、バッテリブロアを最大駆動することで、第2電源の充電量を減少させる。他の実施形態では、バッテリブロアの駆動は最大駆動に限らず、第2電源の充電量を減少させられれば、どのような駆動状態としてもよい。また、充電量低減制御にて、バッテリブロア以外の負荷により第2電源の充電量を減少させるようにしてもよい。また、複数の負荷により、第2電源の充電量を減少させてもよい。
(イ)制御装置
上記実施形態では、制御装置には、車両制御部、MG制御部、バッテリ制御部およびブレーキ制御部の4つのECUが含まれる。他の実施形態では、制御装置を構成するECUは、3つ以下、あるいは、5つ以上であってもよい。また、各ECUが通信等にて情報を授受可能であれば、充電量低減制御に係る各処理は、いずれのECUにて実施してもよい。
(ウ)主機モータ
上記実施形態では、主機モータは、永久磁石式の3相交流の回転電機である。他の実施形態では、主機モータとしてどのようなものを用いてもよい。
(エ)電源
上記実施形態では、第1電源がニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池であり、第2電源が鉛蓄電池等の二次電池である。他の実施形態では、第1電源および第2電源として、どのような種類の二次電池を用いてもよいし、電気二重層キャパシタ等を用いてもよい。上記実施形態では、第1電源が第2電源より高電圧である。他の実施形態では、第2電源の電圧は、必ずしも第1電源の電圧より低圧でなくてもよい。
(オ)車両
上記実施形態では、電源システム制御装置が適用される車両は、1つの主機モータの動力を用いて走行するEV車両である。他の実施形態では、主機モータは、複数であってもよい。他の実施形態では、電源システム制御装置が適用される車両は、EV車両に限らず、車両の駆動源として、主機モータに加えエンジンを備えるハイブリッド車であってもよい。また他の実施形態では、例えば図6に示すような燃料電池車190であってもよい。燃料電池車190には、H2タンク191および燃料電池スタック192が搭載されており、燃料電池スタック192にて発電された電力は、インバータ20に供給される。
上記実施形態では、車両は前輪駆動車である。他の実施形態では、車両は、後輪駆動車であってもよいし、四輪駆動車であってもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
3・・・主機モータ
10・・・主機バッテリ(第1電源)
15・・・リレー部
41・・・DCDCコンバータ
42・・・補機バッテリ(第2電源)
45・・・負荷
50・・・制御装置(電源システム制御装置)
51・・・車両制御部(充電状態制御部)
53・・・バッテリ制御部(リレー制御部)
90、190・・・車両

Claims (9)

  1. 車両(90、190)の動力源である主機モータ(3)に電力を供給する第1電源(10)からの給電の許容または禁止を切り替えるリレー部(15)を制御するリレー制御部(53)と、
    前記第1電源と前記主機モータとの間に接続され負荷(45)に電力を供給する第2電源(42)の充電状態を制御する充電状態制御部(51)と、
    を備え、
    前記充電状態制御部は、前記リレー部の遮断を要する異常確定前であって、前記リレー部を遮断する可能性があるリレーオフ準備段階において、前記第2電源の充電量を減少させる充電量低減制御を行い、
    前記第1電源のSOCに応じ、前記充電量低減制御を切り替える電源システム制御装置。
  2. 前記充電状態制御部は、
    前記第1電源のSOCが判定閾値以下の場合、前記充電量低減制御として、前記第2電源の電力により前記第1電源を充電し、
    前記第1電源のSOCが前記判定閾値より大きい場合、前記充電量低減制御として、前記負荷を駆動して前記第2電源の電力を消費する請求項1に記載の電源システム制御装置。
  3. 前記第2電源は、DCDCコンバータ(41)を経由して前記第1電源と前記主機モータとの間に接続され、
    前記充電状態制御部は、前記充電量低減制御において、前記DCDCコンバータを駆動する請求項1または2に記載の電源システム制御装置。
  4. 前記充電状態制御部は、前記主機モータが回生中である場合、前記充電量低減制御を行う請求項1〜のいずれか一項に記載の電源システム制御装置。
  5. 前記充電状態制御部は、前記第2電源の充電量が所定量以上の場合、前記充電量低減制御を行う請求項1〜のいずれか一項に記載の電源システム制御装置。
  6. 前記充電状態制御部は、車速が車速判定値以下であり、アクセル開度が減少したとき、または、アクセルペダルのオフ状態継続中の場合であって、前記リレーオフ準備段階のとき、前記充電量低減制御を行う請求項1〜5のいずれか一項に記載の電源システム制御装置。
  7. 前記充電状態制御部は、前記第1電源の電圧が低圧異常確定閾値より高い値に設定される低圧側のリレーオフ準備値より低い場合、前記リレーオフ準備段階であると判断し、前記充電量低減制御を行う請求項1〜6のいずれか一項に記載の電源システム制御装置。
  8. 前記充電状態制御部は、前記車両の外部環境に応じ、前記リレーオフ準備段階か否かを判断する請求項1〜7のいずれか一項に記載の電源システム制御装置。
  9. 前記充電状態制御部は、前記車両が悪路走行中である場合、前記リレーオフ準備段階であると判断し、前記充電量低減制御を行う請求項8に記載の電源システム制御装置。
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