JP6613847B2 - スピンドル装置 - Google Patents
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Description
(1) 複数のタービン羽根が円周方向に亙って設けられる回転軸と、
該回転軸を収容するハウジングと、
該ハウジングに取り付けられ、気体の供給により、前記ハウジングに対して前記回転軸を非接触で浮上支持する気体軸受と、
を備え、前記複数のタービン羽根に気体が噴出されることにより前記回転軸を回転駆動するスピンドル装置であって、
前記回転軸には、ワークが取り付けられるワーク取付部が設けられ、
前記ワーク取付部は、該気体軸受と軸方向においてオーバーラップすることを特徴とするスピンドル装置。
(2) 前記回転軸は、前記複数のタービン羽根が形成される大径円筒部と、前記ワーク取付部を構成する小径円筒部と、前記大径円筒部と前記小径円筒部とを連結して径方向に延出するフランジ部と、を備え、
前記大径円筒部及び前記小径円筒部は、前記フランジ部に対してそれぞれ軸方向一方側に延出することを特徴とする(1)に記載のスピンドル装置。
(3) 前記ワーク取付部は、前記小径円筒部の内周面に形成されるテーパ面及び取付用ねじを有することを特徴とする(2)に記載のスピンドル装置。
(4) 前記複数のタービン羽根は、前記気体軸受に対して径方向外側に配置され、該気体軸受と軸方向においてオーバーラップすることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のスピンドル装置。
(5) 前記回転軸に設けられたフランジ部を軸方向に引き付ける磁石をさらに備え、
前記気体軸受は、前記回転軸の内周面、及び前記フランジ部の軸方向側面に向けて気体を吹き付け、
前記回転軸は、前記磁石及び前記気体軸受によって、前記ハウジングに対してラジアル方向及びスラスト方向に支持されることを特徴とする(4)に記載のスピンドル装置。
(6) 前記複数のタービン羽根は、前記気体軸受に対して径方向内側に配置され、該気体軸受と軸方向においてオーバーラップすることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のスピンドル装置。
(7) 前記回転軸に設けられたフランジ部を軸方向に引き付ける磁石をさらに備え、
前記気体軸受は、前記回転軸の外周面、及び前記フランジ部の軸方向側面に向けて気体を吹き付け、
前記回転軸は、前記磁石及び前記気体軸受によって、前記ハウジングに対してラジアル方向及びスラスト方向に支持されることを特徴とする(6)に記載のスピンドル装置。
(8) 前記気体軸受には、軸方向における複数の位置で気体が供給されることを特徴とする(1)〜(7)のいずれかに記載のスピンドル装置。
図1及び図2に示すように、本実施形態のスピンドル装置10は、静電塗装機用に利用されるエアタービン駆動方式のスピンドル装置である。スピンドル装置10は、複数のタービン羽根11が円周方向に亙って設けられる回転軸12と、回転軸12を収容するハウジング20と、気体軸受40及び磁石50によって構成され、回転軸12をハウジング20に対してラジアル方向及びスラスト方向に支持するラジアル軸受及びスラスト軸受と、を備える。
また、大径円筒部17及び小径円筒部18は、フランジ部16に対してそれぞれ軸方向一方側(後方)に延出しており、回転軸12は、断面略U字形状に形成される。
複数のタービン羽根11は、大径円筒部17の外周面を加工することで形成されている。
したがって、磁石50の磁力により、フランジ部16が後方に引き寄せられる。一方、気体軸受40は、フランジ部16の後側面(軸方向側面)に向けて圧縮空気を吹き付けることで反力を生じ、磁石50の引きつける力と、気体軸受40の反力とによって、回転軸12がハウジング20に対してスラスト方向に支持される。
また、前ハウジング21と後ハウジング22には、タービン羽根11にブレーキ用の圧縮空気を供給するための他のタービンエア供給経路28が形成され、さらに、前ハウジング21には、他のタービンエア供給経路28と連通し、径方向に対して円周方向他方側に傾斜して直線状に延びる逆転ノズル29が形成されている。
したがって、スピンドル装置10の危険速度が、使用時の回転速度領域よりも高くなるため、従来、回転軸12とハウジング20との間に設けられていたOリングを配置しない構成とすることができる。
次に、本発明の第2実施形態のスピンドル装置10aについて、図3及び図4を参照して説明する。
本実施形態のスピンドル装置10aも、静電塗装機用に利用されるエアタービン駆動方式のスピンドル装置である。このスピンドル装置10aも、回転軸12aと、ハウジング20aと、気体軸受40及び磁石50によって構成されるラジアル軸受及びスラスト軸受と、を備える点においては、第1実施形態のものと共通であるが、複数のタービン羽根11が、気体軸受40に対して径方向内側に配置される点において、第1実施形態のものと異なる。
また、大径円筒部17及び小径円筒部18は、フランジ部16に対してそれぞれ軸方向一方側(後方)に延出している。なお、本実施形態では、フランジ部16は、大径円筒部17よりも径方向外側まで延出している。
複数のタービン羽根11は、大径円筒部17の内周面を加工することで形成されている。
したがって、磁石50の磁力により、フランジ部16が後方に引き寄せられる。一方、気体軸受40は、フランジ部16の後側面(軸方向側面)に向けて圧縮空気を吹き付けることで反力を生じ、磁石50の引きつける力と、気体軸受40の反力とによって、回転軸12aがハウジング20aに対してスラスト方向に支持される。
したがって、スピンドル装置10の危険速度が、使用時の回転速度領域よりも高くなるため、従来、回転軸12aとハウジング20aとの間に設けられていたOリングを配置しない構成とすることができる。
なお、その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
例えば、本発明の複数のタービン羽根が、気体軸受と軸方向においてオーバーラップするとは、複数のタービン羽根の少なくとも一部が軸方向においてオーバーラップする構成を含む。即ち、本実施形態のように、複数のタービン羽根の軸方向両端部が気体軸受と軸方向においてオーバーラップする構成であってもよいし、複数のタービン羽根の軸方向の少なくとも一部が軸方向においてオーバーラップする構成であってもよい。
11 タービン羽根
12,12a 回転軸
13 取付用ねじ
14 テーパ面
15 ワーク取付部
16 フランジ部
20,20a ハウジング
40 気体軸受
50 磁石
Claims (6)
- 複数のタービン羽根が円周方向に亙って設けられる回転軸と、
該回転軸を収容するハウジングと、
該ハウジングに取り付けられ、気体の供給により、前記ハウジングに対して前記回転軸を非接触で浮上支持する気体軸受と、
を備え、前記複数のタービン羽根に気体が噴出されることにより前記回転軸を回転駆動するスピンドル装置であって、
前記回転軸には、ワークが取り付けられるワーク取付部が設けられ、
前記ワーク取付部は、該気体軸受と軸方向においてオーバーラップし、
前記回転軸は、前記複数のタービン羽根が形成される大径円筒部と、前記ワーク取付部を構成する小径円筒部と、前記大径円筒部と前記小径円筒部とを連結して径方向に延出するフランジ部と、を備え、
前記大径円筒部及び前記小径円筒部は、前記フランジ部に対してそれぞれ軸方向一方側に延出することを特徴とするスピンドル装置。 - 前記ワーク取付部は、前記小径円筒部の内周面に形成されるテーパ面及び取付用ねじを有することを特徴とする請求項1に記載のスピンドル装置。
- 前記複数のタービン羽根は、前記気体軸受に対して径方向外側に配置され、該気体軸受と軸方向においてオーバーラップすることを特徴とする請求項1又は2に記載のスピンドル装置。
- 前記回転軸に設けられたフランジ部を軸方向に引き付ける磁石をさらに備え、
前記気体軸受は、前記回転軸の内周面、及び前記フランジ部の軸方向側面に向けて気体を吹き付け、
前記回転軸は、前記磁石及び前記気体軸受によって、前記ハウジングに対してラジアル方向及びスラスト方向に支持されることを特徴とする請求項3に記載のスピンドル装置。 - 複数のタービン羽根が円周方向に亙って設けられる回転軸と、
該回転軸を収容するハウジングと、
該ハウジングに取り付けられ、気体の供給により、前記ハウジングに対して前記回転軸を非接触で浮上支持する気体軸受と、
を備え、前記複数のタービン羽根に気体が噴出されることにより前記回転軸を回転駆動するスピンドル装置であって、
前記回転軸には、ワークが取り付けられるワーク取付部が設けられ、
前記ワーク取付部は、該気体軸受と軸方向においてオーバーラップし、
前記複数のタービン羽根は、前記気体軸受に対して径方向内側に配置され、該気体軸受と軸方向においてオーバーラップし、
前記回転軸に設けられたフランジ部を軸方向に引き付ける磁石をさらに備え、
前記気体軸受は、前記回転軸の外周面、及び前記フランジ部の軸方向側面に向けて気体を吹き付け、
前記回転軸は、前記磁石及び前記気体軸受によって、前記ハウジングに対してラジアル方向及びスラスト方向に支持されることを特徴とするスピンドル装置。 - 前記気体軸受には、軸方向における複数の位置で気体が供給されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のスピンドル装置。
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