JP2021011836A - スピンドル装置 - Google Patents

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小林 直也
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直也 小林
高橋 淳
Atsushi Takahashi
淳 高橋
美昭 勝野
Yoshiaki Katsuno
美昭 勝野
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【課題】軽量化及び小型化が可能で、かつ、アンバランスによりモーメントが発生した場合でも、気体軸受の隙間を無くすことなく、回転軸を安定して回転させることができるスピンドル装置を提供する。【解決手段】搭載物1の重心Gからラジアル軸受20の軸方向中心Cまでの距離L1は、スラスト軸受21の最外径L2より小さい。【選択図】図1

Description

本発明は、エアタービン駆動方式を用いたスピンドル装置に関し、より詳細には、静電塗装機に好適に使用可能なスピンドル装置に関する。
従来、静電塗装機のスプレイガンに使用されるスピンドル装置として、特許文献1では、回転軸をラジアル方向に支持するラジアル軸受と、回転軸をスラスト方向に支持するスラスト軸受と、回転軸をラジアル軸受及びスラスト軸受を介して支持するハウジングと、該ハウジングの外周側に位置するカバーと、を備えるものが開示されている。また、高速回転による振動を吸収し、スピンドルの動作を安定させるため、ハウジングとカバーとの間にOリングを配置することが記載されている。
特に、特許文献1では、ハウジングの軸方向中心を起点にOリングの位置を規定し、Oリングに高強度の材料を用いた場合でも、Oリングの変形量を大きくして、振動の減衰効果を十分大きくすることが記載されている。
特開2016−223553号公報
ところで、静電塗装機用のスピンドル装置は、ロボットアーム等の先端に搭載された状態で使用される。近年、省エネルギー、省資源の観点からロボットの軽量化や小型化が強く求められていることから、高速回転(1,000〜150,000min−1)で運転されるスピンドル装置に対しても軽量化や小型化が要求される。さらに、環境問題や塗装コスト削減のために、塗装色の色換え時などにおける塗料廃棄量の削減が求められている。
しかしながら、特許文献1に記載のスピンドル装置では、振動を吸収してスピンドルの動作を安定させることは記載されているものの、スピンドル装置の軽量化や小型化に対する対策について記載されていない。また、静電塗装機用のスピンドル装置では、ベルカップ部の汚れ、傷等により発生する回転軸の重心と回転中心軸とのズレ(以降はアンバランスと記すこともある)により発生するモーメントに耐え得る構造が求められている。
また、特許文献1に記載のスピンドル装置では、ハウジングをOリングによって支持する構造であるため、Oリングによるコストアップだけでなく、Oリングの寿命を考慮する必要がある。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、軽量化及び小型化が可能で、かつ、アンバランスによりモーメントが発生した場合でも、気体軸受の隙間を無くすことなく、回転軸を安定して回転させることができるスピンドル装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 複数のタービン羽根が円周方向に亙って設けられ、前端部に搭載物を取り付け可能な回転軸と、
該回転軸を収容するハウジングと、
該ハウジングに取り付けられ、気体の供給により前記ハウジングに対して前記回転軸を非接触で浮上支持するラジアル軸受と、
前記ハウジングに取り付けられ、気体の供給により前記ハウジングに対して前記回転軸をスラスト方向に非接触で支持するスラスト軸受と、
を備え、
前記複数のタービン羽根に気体が噴出されることにより前記回転軸を回転駆動するスピンドル装置であって、
前記搭載物の重心から前記ラジアル軸受の軸方向中心までの距離は、前記スラスト軸受の最外径より小さい、スピンドル装置。
(2) 前記回転軸は、該回転軸の後端部に前記回転軸から径方向外方に延設されたフランジ部を備え、
前記スラスト軸受は、前記フランジ部の一方の側面に対向して前記フランジ部に軸方向の吸引力を作用させる磁石、及び前記フランジ部の前記一方の側面に対向するように前記ハウジングに取り付けられ、気体の供給により前記フランジ部に向けて圧縮空気を吹き付ける気体軸受を備える、(1)に記載のスピンドル装置。
(3) 前記ラジアル軸受は、多孔質絞り方式の気体軸受である、(1)又は(2)に記載のスピンドル装置。
(4) 前記ラジアル軸受は、軸方向寸法(L)と内径(D)との比が、0.5≦L/D≦1.5となるように構成される、(1)〜(3)のいずれかに記載のスピンドル装置。
(5) 前記スラスト軸受を構成する気体軸受は、自成絞り方式である、(1)〜(4)のいずれかに記載のスピンドル装置。
(6) 前記ハウジングは、比重が4.0以下であり、前記ラジアル軸受及び前記スラスト軸受を構成する気体軸受を締め代を持って嵌合させる、(1)〜(5)のいずれかに記載のスピンドル装置。
なお、ラジアル軸受の軸方向中心とは、ラジアル軸受として機能(ラジアル方向の荷重を支持)している範囲の出力側端面と反出力側端面の軸方向中心を意味する。
本発明のスピンドル装置によれば、搭載物の重心からラジアル軸受の軸方向中心までの距離は、スラスト軸受の最外径より小さいので、回転軸、即ち、スピンドル装置の軸方向長さが短くなり、スピンドル装置が小型、軽量化される。これにより、スピンドル装置が搭載されるロボットを小型化することができる。また、アンバランスによりモーメントが発生した場合でも、該モーメントを最外径が比較的大きなスラスト軸受で受けることができ、気体軸受の隙間が無くなることはなく、回転軸を安定して回転させることができる。
本発明の一実施形態に係るスピンドル装置の断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るスピンドル装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明においては、図1に示す出力側である左側を前側と称し、反出力側である右側を後側と称する。
図1に示すように、本実施形態のスピンドル装置10は、静電塗装機用に利用されるエアタービン駆動方式のスピンドル装置である。スピンドル装置10は、複数のタービン羽根11が円周方向に亙って設けられる回転軸12と、回転軸12をラジアル方向に支持する気体軸受であるラジアル軸受20と、回転軸12をスラスト方向に支持する、気体軸受21Aと磁気軸受21Bとの複合軸受であるスラスト軸受21と、回転軸12を収容するハウジング30と、を主に備える。
回転軸12は、塗料を霧状にして噴霧するためのベルカップ(搭載物)1が前端部側に取り付けられる円筒部15と、この円筒部15の後端部から径方向外方に延出するフランジ部16と、を備え、中空円筒状に形成されている。ベルカップ1が取り付けられる円筒部15の前端側は、前端に向かって次第に細くなるテーパー状に形成されており、ベルカップ1のテーパー孔1aと嵌合することで円筒部15の前端側にベルカップ1が取り付けられる。また、複数のタービン羽根11は、フランジ部16の外周面を加工することで形成されている。
回転軸12は、高速回転するため、回転時のアンバランスを抑えることが重要である。このため、回転軸12は、中空部15aを加工してバランス修正することで、回転時の抵抗を低減する。
ハウジング30は、ハウジング本体31と、ハウジング本体31の前部に固定される略円盤状の前蓋部32と、ハウジング本体31の後部に固定される後ハウジング33と、を有する。
本実施形態では、ハウジング本体31、前蓋部32、及び後ハウジング33の素材には、アルミニウム(比重2.7)が使用されているが、これらの素材は、アルミニウムに限定されず、例えば、セラミックなどの比重が4.0以下(比重が7.85である鉄の約半分以下)の素材が好ましい。さらに樹脂やCFRPなどの比重が3.0以下の素材がより好ましい。また、これらの素材を組み合わせてハウジング30を構成してもよい。これにより、スピンドル装置10の軽量化が図られるので、スピンドル装置10を搭載するロボットの軽量化やエネルギー消費を抑制(省エネルギー)することができる。
ハウジング本体31は、回転軸12の円筒部15の周囲に設けられ、内周面34aにラジアル軸受20が取り付けられる小径の円筒部分34と、回転軸12のフランジ部16の前方に設けられ、円筒部分34の後端部から径方向外方に延出する大径の円板部35とを備え、中空、且つ段付き形状に形成されている。円板部35には、スラスト軸受21の気体軸受21Aを収容するように、後方に開口する、断面矩形状の環状溝36が形成されている。また、円板部35には、磁石50を収容するように、後方に開口する磁石取付部37が、環状溝36の内径側に形成されている。
後ハウジング33は、中空円筒状に形成され、ハウジング本体31の後端面に不図示のボルトによって締結固定されている。また、ハウジング本体31には、円筒部分34の外周面34bから内周面34aに向けて径方向に貫通形成された軸受気体供給路40が形成されている。軸受気体供給路40は、内周面34aに配置されたラジアル軸受20に、不図示の圧縮空気供給源から圧縮空気を供給する。
また、ハウジング本体31及び後ハウジング33には、後ハウジング33の後端面から軸方向に形成され、さらに円板部35で径方向内方に屈曲形成された軸受気体供給路41が設けられている。軸受気体供給路41は、環状溝36に配置された気体軸受21Aに、不図示の圧縮空気供給源から圧縮空気を供給する。
なお、前蓋部32も、ハウジング本体31の前端面に不図示のボルトによって締結固定される。
ラジアル軸受20は、グラファイトからなる円筒状の多孔質部材であり、ハウジング本体31の内周面34aに締め代を持って嵌合固定されている。ラジアル軸受20の内周面は、回転軸12の円筒部15の外周面に対向している。ラジアル軸受20は、軸受気体供給路40から供給される圧縮空気を、回転軸12の円筒部15の外周面に向けて吹き付ける。
これにより、ラジアル軸受20は、回転軸12とラジアル軸受20との隙間に発生する圧力差により回転軸12をハウジング30に対して非接触で浮上支持する。
なお、ラジアル軸受20は、グラファイトで形成される多孔質絞り方式の気体軸受によって構成されている。多孔質部材を用いた気体軸受は、剛性を確保しやすく、したがって、気体の流量が少ない場合であっても十分な剛性を確保することができる。
また、ラジアル軸受20は、単一の部材に限定されず、必要に応じて複数個に分割して配置されていてもよい。
スラスト軸受21を構成する気体軸受21Aは、グラファイトからなる略円筒状の多孔質部材であり、気体軸受21Aの軸方向後端面22が、回転軸12のフランジ部16の前側面16aに対向するようにして、環状溝36に締め代を持って嵌合固定されている。気体軸受21Aは、自成絞り方式によって構成されており、気体軸受21Aの軸方向後端面22には、軸受気体供給路41に連通する不図示の複数の小径孔が開口している。気体軸受21Aは、軸受気体供給路41から供給される圧縮空気を、複数の小径孔からフランジ部16の前側面16aに向けて吹き付け、フランジ部16の前側面16aと気体軸受21Aとの隙間に発生する圧力差により回転軸12をハウジング30に対して後方に引き離す。
また、スラスト軸受21を構成する磁気軸受21Bは、磁石ヨーク51によって保持される磁石50を有する。磁石ヨーク51は、ハウジング30の円板部35の後端面35aに形成された磁石取付部37に螺合して取り付けられる。この状態で、永久磁石である磁石50は、フランジ部16の前側面16aに近接対向している。従って、フランジ部16は、磁石50の磁力により前方に引き寄せられる。
これにより、本実施形態のスラスト軸受21では、磁気軸受21Bによって、磁石50の引きつける力(磁気力)と、気体軸受21Aによって、フランジ部16の前側面16aに向けて圧縮空気を吹き付けることで生じる反力とによって、回転軸12がハウジング30に対して非接触でスラスト方向に支持される、また、磁石50によって、回転軸12の後方への抜け(ハウジング30から回転軸12が分離すること)が防止される。
このような複合軸受からなるスラスト軸受21で回転軸12をスラスト方向に支持することは、気体軸受のみで回転軸12を支持する場合と比べて、軸受損失が小さい。
また、気体軸受のみで回転軸12を支持する場合は、フランジ部16の両側から気体を吹き付ける必要があるため、スピンドル装置10の軸方向長さが長くなるが、磁石50を用いた場合は、フランジ部16の2つの側面のうち一方の側面に気体の吹き付けと磁石50による引きつけとを行うので、スピンドル装置10の軸方向長さを短くできる。
なお、気体の吹き付けと磁石50による引きつけは、フランジ部16の2つの側面のうち前側面16aに対して行う方が好ましい。これにより、気体軸受21A(気体の噴出部)及び磁気軸受21Bが、フランジ部16の前端側に配置されるので、フランジ部16の後端側に配置するよりも、スピンドル装置10の軸方向長さを短くできる。また、ラジアル軸受20とスラスト軸受21の気体軸受21Aを別々に構成する場合には、磁石50を気体軸受21Aに対して内径側に配置することで、気体軸受21Aの軸受気体供給路41のレイアウトを容易に構成することができる。
後ハウジング33には、タービン羽根11に作動用の圧縮空気を供給するための不図示のタービンエア供給経路が、軸受気体供給路40,41とは別位相で形成される。さらに、後ハウジング33には、タービンエア供給経路と連通する不図示の複数のノズルが、タービン羽根11に対向して内周面に開口して形成されている。したがって、タービンエア供給経路に供給されるエアの流量をコントロールすることで、回転軸12は、所定の回転速度を得ることができる。
このように構成されたスピンドル装置10では、ラジアル軸受20及びスラスト軸受21の気体軸受21Aに気体(圧縮空気)を供給することで、回転軸12がハウジング30に非接触で回転自在に支持された状態となる。また、複数のノズルから複数のタービン羽根11に向けて気体を噴出することで、噴流のもつ運動エネルギーを回転軸12の回転駆動力に変換して、回転軸12が回転駆動される。
本実施形態のスピンドル装置10が、静電塗装用に使用される場合、スピンドル装置10は、ロボットアームの先端に取り付けられる。そして、回転軸12の中空部15aに塗料吐出のチューブが挿入され、タービンエア供給経路を介して複数のノズルからタービン羽根11に向けて圧縮空気を噴出することで回転軸12を高速回転させて、塗料を霧状にして塗装を行う。
また、本実施形態のスピンドル装置10では、搭載物1の重心Gからラジアル軸受20の軸方向中心Cまでの軸方向距離L1は、スラスト軸受21の最外径L2より小さく設定されている。本実施形態の場合、スラスト軸受21の最外径L2は、フランジ部16の最外径と同一寸法である。
このような設定は、回転軸12の軸方向長さを短くすることで与えられ、スピンドル装置10が小型、軽量化される。従って、スピンドル装置10が搭載されるロボットを軽量化することができ、省エネルギー、省電力に寄与する。さらに、回転軸12の軸方向長さが短くなることで、塗装経路が短縮され、塗装色の色換え時などにおける塗料廃棄量が削減されて省資源と共に、環境問題に寄与する。
また、ラジアル軸受20は、軸方向寸法(L)と内径(D)との比が、0.5≦L/D≦1.5となるように構成されている。これは、L/Dが0.5よりも小さいと、ラジアル軸受20の負荷能力が不足して、回転軸12のアンバランス等により、ラジアル軸受20と回転軸12とが接触する可能性がある。また、L/Dが1.5よりも大きいと、スピンドル装置10の小型化・軽量化(省エネルギー)の効果が小さい。
ここで、ラジアル軸受20の軸方向中心Cとは、ラジアル軸受20として機能している範囲の出力側端面20aと反出力側端面20bの軸方向中心を意味する。従って、ラジアル軸受20が複数個に分割されている場合も、ラジアル軸受20の軸方向中心Cは、ラジアル軸受20として機能している範囲の出力側端面と反出力側端面の軸方向中心を意味する。
また、搭載物1が取り付けられていない状態の回転軸12のアンバランスは、中空部15aを加工することでバランス修正が可能ではあるが、回転軸12の前端部に搭載物1が取り付けられることで、搭載物1の重心Gが前端側に位置する。搭載物1にアンバランスがあると、回転軸12には、回転に伴ってアンバランスによるモーメントが発生する。
本実施形態では、スラスト軸受21の最外径L2が比較的大きく設定されているので、搭載物1のアンバランスにより比較的大きなモーメントが発生した場合でも、スラスト軸受21で受けることができ、気体軸受の隙間が無くなることはなく、回転軸を安定して回転維持することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、本実施形態では、本発明のスピンドル装置10を静電塗装機に利用されるものとして説明したが、これに限定されず、半導体製造装置(ウェーハ外周部面取機)や、機械加工物のエッジバリ取り機にも適用することができる。
また、本実施形態では、気体軸受21Aと磁気軸受21Bでスラスト軸受21を構成して回転軸12をスラスト方向に支持する構成としたが、本発明はこれに限らず、複数の気体軸受を用いて、気体の供給により、回転軸12をスラスト方向に支持する構成であってもよい。
さらに、本発明のラジアル軸受20は、多孔質絞り方式に限定されず、また、本発明のスラスト軸受21の気体軸受21Aも、自成絞り方式に限定されず、いずれも、他の方式の気体軸受が適用されてもよい。
また、ラジアル軸受20とスラスト軸受21の気体軸受21Aは、それぞれ別体で形成されてハウジング30に締め代を持って嵌合されるとして説明したが、ラジアル軸受20とスラスト軸受21の気体軸受21Aとが一体成形されてハウジング30に締め代を持って嵌合されてもよい。
1 ベルカップ(搭載物)
10 スピンドル装置
11 タービン羽根
12 回転軸
16 フランジ部
16a 前側面(フランジ部の一方の側面)
20 ラジアル軸受
21 スラスト軸受
21A 気体軸受
21B 磁気軸受
30 ハウジング
50 磁石
C ラジアル軸受の軸方向中心
D ラジアル軸受の内径
G 搭載物の重心
L ラジアル軸受の軸方向寸法
L1 搭載物の重心からラジアル軸受の軸方向中心までの距離
L2 スラスト軸受の最外径

Claims (6)

  1. 複数のタービン羽根が円周方向に亙って設けられ、前端部に搭載物を取り付け可能な回転軸と、
    該回転軸を収容するハウジングと、
    該ハウジングに取り付けられ、気体の供給により前記ハウジングに対して前記回転軸を非接触で浮上支持するラジアル軸受と、
    前記ハウジングに取り付けられ、気体の供給により前記ハウジングに対して前記回転軸をスラスト方向に非接触で支持するスラスト軸受と、
    を備え、
    前記複数のタービン羽根に気体が噴出されることにより前記回転軸を回転駆動するスピンドル装置であって、
    前記搭載物の重心から前記ラジアル軸受の軸方向中心までの距離は、前記スラスト軸受の最外径より小さい、スピンドル装置。
  2. 前記回転軸は、該回転軸の後端部に前記回転軸から径方向外方に延設されたフランジ部を備え、
    前記スラスト軸受は、前記フランジ部の一方の側面に対向して前記フランジ部に軸方向の吸引力を作用させる磁石、及び前記フランジ部の前記一方の側面に対向するように前記ハウジングに取り付けられ、気体の供給により前記フランジ部に向けて圧縮空気を吹き付ける気体軸受を備える、請求項1に記載のスピンドル装置。
  3. 前記ラジアル軸受は、多孔質絞り方式の気体軸受である、請求項1又は2に記載のスピンドル装置。
  4. 前記ラジアル軸受は、軸方向寸法(L)と内径(D)との比が、0.5≦L/D≦1.5となるように構成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスピンドル装置。
  5. 前記スラスト軸受を構成する気体軸受は、自成絞り方式である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のスピンドル装置。
  6. 前記ハウジングは、比重が4.0以下であり、前記ラジアル軸受及び前記スラスト軸受を構成する気体軸受を締め代を持って嵌合させる、請求項1〜5のいずれか1項に記載のスピンドル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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