JP6613525B2 - 植物栽培装置 - Google Patents

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Description

本発明は植物栽培装置に関し、特に、植物工場で営農を行う場合に好適に用いられ、運転コストの低下と収穫量の増加により経済的な営農を可能とするものである。
植物栽培装置は従来より多数提案されており、本出願人も特開2012−196164号公報(特許文献1)で図9(A)(B)に示す植物栽培装置を提供している。該特許文献1で提供している植物栽培装置では、横長な栽培ボックス100内に長さ方向Lに沿って上面に栽培植物Pを間隔をあけてセットし、これら栽培植物Pの根部Prを栽培ボックス100内に垂下させている。栽培ボックス100内には長さ方向に沿って上下を仕切る傾斜仕切板106を設置し、短辺側の一側壁101の内面中央に1つのノズル110を取り付ける一方、対向する他側壁102の近傍の下部に噴霧循環用のファン115を取り付けている。
前記ノズル110とファン115とにより、栽培ボックス100内でノズル110からの養液の噴霧を傾斜仕切板106の上方で他側壁102へと流し、他側壁102に沿って下方へ流した後に、傾斜仕切板106の下方で一側壁101へ循環させている。かつ、前記ノズル110として、養液と圧搾空気の混合流体を噴霧する二流体ノズルを用い、図9(B)に示すように、エアコンプレッサー120から圧力空気をノズル110に供給すると共に、養液タンク121からポンプ122で所要圧として養液を供給し、栽培ボックス100内で他側壁102に向けて噴霧の飛距離を増大するために、二流体のノズル110から高い噴射圧力で栽培ボックス100に噴霧している。
さらに、ノズル110は長い栽培ボックス100内で長さ方向の一端側に設置しているため、栽培ボックス100内の空気中にノズル110から噴霧する養液が滞留するように液滴が30μm以下、好ましくは10μm以下の微細な霧とし、養液の霧で栽培ボックス内を近飽和状態とし、ノズル110から離れた位置の栽培植物の根部Prが養液を吸収できるようにしている。
特開2012−196164号公報
特許文献1の植物栽培装置では、長い栽培ボックス100内で、長さ方向の一端に設置した1個のノズル110からの噴霧を他端側に設置したファン115により栽培ボックス100内の全体に循環させるため、ノズル110として噴霧の飛距離が伸びる二流体ノズルを用いている。しかしながら二流体ノズルに圧力空気を供給するためにエアコンプレッサーを必要とするため、設備コストおよび運転コスト(ランニングコスト)がかかる。かつ、噴霧循環用のファン115にも設備コストおよび運転コストがかかる。特に、ランニングコストがかかることは営農にとって不利となる。
また、栽培ボックス100内に、10μm以下の微細な養液を含む霧(所謂ドライフォグ)を充満させると、ノズル110より離れた位置の栽培植物の根部に養液を吸収させることができるが、ノズル噴射側に対して他端側では養液が希薄となり植物の生育が鈍化し、栽培植物を均等に生育することが難しい。かつ、空気中に浮遊する液滴が植物に吸収されずに栽培ボックス100の底部に溜まり、図9(B)に示すように、タンク130で回収される量が多くなる。この回収量はノズル110からの噴霧量の30%程度となり、その分、植物の根部に吸収されず、非効率となる。
栽培植物は成長と共に養分要求量も増加する。ドライフォグとして栽培ボックス内の空気中に養液を浮遊させた場合、成長する根部に養液を吸収させることはできるが、空気中の浮遊量を多くすると、液滴として落下して回収される量も増加し、植物の根部に吸収される養液量が不足する。健全な生育状態を維持し、さらに、植物をより早期に成長させて収穫量を増加させるためには、植物の根部に必要量の養液が確実に吸収されるように改善する必要がある。
本発明は、前記ランニングコストの問題および栽培植物の養分吸収率が悪い問題を改善し、栽培植物の育生を速めて収穫量を増加させると共に、ランニングコストを低下して、より経済的な営農を可能とすることを課題としている。
前記課題を解決するため、第1の発明として、栽培植物の根部が下垂する細長い中空の栽培ボックスを備え、長さ方向の側壁内面に沿って養液供給管を取り付け、該養液供給管に所要間隔をあけて養液からなる一流体を噴霧するノズルを取り付け、
前記ノズルにポンプから所要圧力で養液を供給し、該ノズルの噴霧圧力を1MPa〜7MPaとし、該ノズルからの噴霧の粒子径は20μm未満の小粒子と20μm以上100μm以下の大粒子が混在すると共に平均粒子径を10μm〜30μmとし、
前記栽培植物の成長する根部の長さに対応させて前記ポンプの吐出圧を前記ノズルの噴霧圧力が前記1MPa〜7MPaの範囲内で漸次高圧とし、前記ノズルの噴霧角度を大きく且つ噴霧量を増加できるものとしていることを特徴とする植物栽培装置としている。
また、第2の発明として、栽培植物の根部が下垂する細長い中空の栽培ボックスを備え、長さ方向の両側壁内面に沿ってそれぞれ養液供給管を取り付け、該両側壁の養液供給管にノズルを千鳥配置に所要間隔をあけて取り付け、前記ノズルは養液からなる一流体ノズルとし、該ノズルからの噴霧の粒子径は20μm未満の小粒子と20μm以上100μm以下の大粒子が混在すると共に平均粒子径を10μm〜30μmとし、かつ、該栽培ボックス内には前記ノズルから噴霧される霧を循環させるファンを配置しておらず、
かつ、前記ノズルにポンプから所要圧力で養液を供給し、該ノズルの噴霧圧力を1MPa〜7MPaとし、前記栽培植物の成長する根部の長さに対応させて前記ポンプの吐出圧を前記ノズルの噴霧圧力が前記1MPa〜7MPaの範囲内で漸次高圧とし、前記ノズルの噴霧角度を大きく且つ噴霧量を増加できるものとしている植物栽培装置を提供している。
前記のように、本発明では栽培ボックス内に栽培植物の根部に向けて養液を噴霧するノズルを間隔をあけて複数配置しているため、前記特許文献1の1本のノズルからの噴霧をボックス内に循環させる場合と比較して各ノズルからの噴霧飛距離を伸ばす必要はなく、よって、圧力空気を混合せずに養液のみを噴霧する一流体ノズルを用いている。このように、圧力空気を用いないため、エアコンプレッサーを不要に出来ると共に、栽培ボックス内で噴霧を循環させるファンも不要にでき、ランニングコストおよび設備コストを低下できる。
また、一流体ノズルから噴霧する平均粒子径を10〜30μmの所謂セミドライフォグとし、そのうち、20μm以上100μm以下、好ましくは20〜40μmで、30μm前後の粒径の養液を栽培植物の根茎に直接的に吸収させるようにしている。一方、20μm未満、好ましくは、10μm以下の超微粒の液滴を栽培ボックス内の空気中に浮遊させ、ノズル噴射側と反対側や根茎から分岐する髭部分に養液を付着させるようにしている。前記霧の平均粒子径はレーザ法で測定している。
このように、大粒子の液滴と小粒子の液滴の両方で効率よく栽培植物の根部に養分を吸収させることができるため、栽培植物の成長を促進できる。
かつ、噴霧全体の平均粒径を10〜30μmの微霧からなるセミドライフォグとしているため、栽培ボックスの底部に水滴となって落下しにくく、栽培植物の根部への養液吸収率を高めると共に養液の無駄を無くすことができる。
通常、ノズルからの噴霧の粒径は均一でなく、特に、空気と混合せずに液体のみを噴射する一流体ノズルでは、噴霧中に含まれる液滴の粒径幅が大きくなる。特に、噴口から旋回流として養液を噴霧する一流体ノズルでは、噴霧分布の中央部分の粒子径は大きくなり、外周の粒子径は小さくなりやすい。
本発明では、前記旋回流を噴霧する一流体ノズルの特性を利用して、前記のように、大粒子の液滴を栽培植物の根部の根幹に吹き付けて養液を根部に確実に吸収させ、小粒子の液滴を栽培ボックス内の空気中に浮遊させて、ノズルから直接に養液が吹き付けられない根部に養液を吸収させている。
一流体ノズルからなる前記ノズルとして、例えば、筒形状のハウジングの中空部を養液流路とし、該養液流路の長さ方向の一方側から養液を供給すると共に、養液流路の長さ方向の他端を噴射壁で閉鎖し、該噴射壁の中央に噴口を設ける一方、
前記噴射壁の内面にノズルチップを固定し、該ノズルチップの一端面に前記噴口と連通する噴射穴を設けると共に、該ノズルチップの他端側に前記噴射穴に向けて円弧状に湾曲させた旋回溝を設け、該旋回溝を通して旋回させながら前記噴口より養液を噴射させる構成としているノズルを用いることが好ましい。
前記旋回溝の円弧角度、円弧長さ等を含む形状、旋回溝の本数、旋回溝の間隔等により、噴霧の前記大粒子、小粒子の粒径、平均粒子径を調節できる。かつ、後述する噴霧圧により噴霧角度範囲を拡縮出来ると共に噴霧量を増減できる。
前記第1の発明では、ノズルとして、ノズル噴口から旋回流として前記養液を噴霧すると共に、噴霧圧力の増減により噴霧角度範囲が拡縮し且つ噴霧量が増減する一流体ノズルを用いている。
前記ノズルにポンプから養液を供給し、該ノズルの噴霧圧力を1MPa〜7MPaとし、前記栽培植物の成長する根部の長さに対応させて前記ポンプの吐出圧を変えて前記ノズルの噴霧圧力を前記1MPa〜7MPaの範囲内で漸次高圧として、前記ノズルの噴霧角度を大きくすると共に噴霧量を増加できるものとしている。
前記のように、前記ノズルの噴霧圧力は、1MPa〜7MPaとし、好ましくは2MPa〜4MPaとしている。
前記のように噴霧圧力を調節して噴霧量を1:3の範囲で増減可能、即ち、3倍まで増加できると共に1/3まで減少できるものとすることが好ましい。また、噴霧角度を50°〜120°の範囲で拡縮可能とすることが好ましい。
詳しくは、栽培初期では噴霧圧力を小さくして、噴霧角度を50〜70°とすると共に噴霧量を少なくする。栽培植物の成長に応じて、根部の上下方向の成長が大きい植物では噴霧圧力を高めて噴霧角度を最大90°〜120°と大きくすると共に噴霧量を栽培初期の噴霧量の3倍近くに増加させる。根部の上下方向の成長が小さい植物では噴霧角度を最大50〜90°とすることが好ましい。
本発明で用いる一流体ノズルは、噴霧圧力を1〜2MPaと小さくすると、噴霧角度が50〜70°と小さくなり、噴霧圧力を3MPaを越えて7MPaへ増大するにしたがって噴霧角度が70°〜120°と増大し、噴霧量が約3倍に増大するものを用いることが好ましい。
前記のように、第2の発明では、前記栽培ボックスの長さ方向の両側壁の内面に沿ってそれぞれ前記養液供給管を取り付け、該両側壁の養液供給管にノズルを千鳥配置に間隔をあけて取り付けている。
其の際、両側壁の養液供給管に千鳥配置するノズルは、それぞれ各栽培植物の根部と対向する位置に配置することが好ましい。例えば、栽培植物が小さく千鳥配置で2列とする場合、同一側のノズルは栽培植物と同一ピッチで配置する一方、栽培植物が大きく一列の場合は両側のノズルをそれぞれ栽培植物の2倍のピッチをあけて配置し、いずれか一方のノズルを栽培植物の対向面に配置することが好ましい。
本発明は主として営農用を対象としているため、栽培ボックスは、例えば、長さ6m、巾1m、高さ0.4mを1ユニットとして3連結した大型栽培ボックス、あるいは長さ18m〜20m、幅を1m、高さ0.4mの大型栽培ボックスとしている。この大型栽培ボックス内に栽培植物を長さ方向に50〜100cmの間隔をあけて配置している。よって、栽培植物を一列に配置すると、両側養液供給管には、それぞれ100〜200cmのピッチをあけてノズルを取り付けている。
前記のように両側に千鳥配置するノズルから栽培ボックス内に向けて噴霧すると、栽培ボックス内の全体に略均等に噴霧を充満させ、栽培植物の根部の全周に渡って均等に養液を吸収させることができる。
かつ、栽培植物の根部と対向位置または隣接する栽培植物の根部の間に向けてノズルから噴霧することで、前記大粒子の液滴を根部に直接に吸収させて、養液の無駄を無くし、より経済的な営農ができる。
前記栽培ボックスの両側壁に配置する一対の前記養液供給管を1台の前記養液供給用のポンプに接続し、該一台のポンプから両側の前記養液供給管に時間差をあけて養液を供給して両側の前記ノズルから交互に噴霧させ、
あるいは両側壁に配置する前記養液供給管を連続させて1本の養液供給管とし、該養液供給管に1台の前記養液供給用のポンプを接続して、両側の前記ノズルから同時に連続して噴霧させ又は時間差をあけて同時に噴霧させる構成としている。
該構成とすると、両側に配置したノズルに1台のポンプで養液を供給でき、運転コストを抑えることができる。
特に、前者の構成として両側に配置するノズルから交互に噴霧すると、ポンプの容量を小さくでき、運転コストをより抑えることができる。
また、栽培ボックスを複数列で設け、これら複数列の栽培ボックス内に配管した前記養液供給管に、1台のポンプに接続した共通供給管を開閉弁を介して分岐して連続し、1台のポンプにより複数の栽培ボックス内の前記ノズルに養液を供給することが好ましい。
前記構成とすると、設備コストおよび運転コストを低減しながら、栽培植物の収穫量を増加できる。
また、前記ポンプの吸い込み側に洗浄水供給管と養液供給管とを開閉弁を介して接続した共用管を接続し、前記開閉弁を開閉して、間欠的に前記ノズルを取り付けた前記養液供給管を通して洗浄水を供給することが好ましい。
養液供給管に付着する粘性を有する養液を間欠的に供給する水等の洗浄水で洗浄することにより、養液中の固着成分によってノズル噴口や他の接続部分の固形物蓄積を防御することができ、その結果、ノズルからの噴射を正常に維持することができる。
前記本発明の植物栽培装置では、栽培植物の根部を垂れ下げる栽培ボックス内に配管した養液供給管に間隔をあけて取り付けたノズルから養液を栽培植物の根部または隣接する根部の間に向けて噴射しているため、各ノズルからの噴霧飛距離を伸ばす必要はない。よって、圧力空気を混合せずに養液のみを噴霧する一流体ノズルを用いることができ、エアコンプレッサーを不要にできると共に、ボックス内で噴霧を循環させるファンも不要とでき、特に、ランニングコストを低下できる。
かつ、前記一流体ノズルからの噴霧は20μm以上100μm以下の大粒子と、20μm未満の小粒子が分布し、平均粒子径が10〜30μmの所謂セミドライフォグとしているため、大粒子の液滴を栽培植物の根茎に直接的に吸収させることができると共に、小粒子を空気中に浮遊させ、ノズル噴射側と反対側や根茎から分岐する髭部分に付着させることができる。このように、大粒子の液滴と小粒子の液滴の両方で効率よく栽培植物の根に養分を吸収させることができるため、栽培植物の成長を促進できる。かつ、噴霧全体の平均粒径を10〜30μmのセミドライフォグとしているため、栽培ボックスの底部に水滴となって落下しにくく、栽培植物への根茎への養液吸収率を高めると共に養液の無駄を無くすことができる。
(A)は本発明の第1実施形態の植物栽培装置の栽培ボックスを示す断面図、(B)は(A)のB−B線の拡大断面図、(C)は要部拡大断面図である。 植物栽培装置の全体斜視図である。 植物栽培装置の養液供給経路を示す概略平面図である。 前記栽培ボックス内に設置するノズルを示し、(A)は断面図、(B)はノズルチップの右側面図である。 (A)は栽培植物へのノズルからの養液噴霧状態を示す斜視図、(B)は栽培初期のノズルからの噴霧角度を示す斜視図、(C)は栽培後期のノズルからの噴霧角度を示す斜視図である。 第1実施形態の第1変形例の概略平面図である。 第1実施形態の第2変形例の概略平面図である。 第2実施形態の概略平面図である。 (A)(B)は従来例を示す図面である。
以下、本発明の植物栽培装置の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5に第1実施形態を示す。
植物栽培装置は図1に示すように、上面開口の直方体状の栽培ボックス1を備えている。各栽培ボックス1の大きさは多数の栽培植物Pを長さLおよび幅Wに一定間隔をあけて栽培できる大きさとしている。本実施形態の栽培ボックス1は長さLが6m、幅Wが450mmまたは1m(本実施形態では幅1m)、高さHが0.4mを3連結して1つのサブユニットとし、長尺な大型ボックスとしている。該長尺なボックス内の幅方向の中央部に栽培植物Pを長さ方向に一定間隔(70mm)をあけて一列に植えている。
複数の栽培ボックス1は図2に示すように、搭載用フレーム10に上下2段で搭載している。また、図3に示すように、各段に幅方向に前記サブユニットSUを2組並設すると共に後述する配管を連結して1つのユニットUとし、該ユニットUを3組並設している。なお、搭載用フレーム10への栽培ボックス1の搭載形態および搭載個数は限定されない。
前記各栽培ボックス1内には、図1に示すように、長さ方向の両側壁1a、1bの内面に沿って、略全長に一対の養液供給管2(2A、2B)を配管し、これら養液供給管2に一定間隔をあけて内部側に向けて養液のみの一流体を噴霧するノズル3(3A、3B)を取り付けている。
このように、栽培ボックス1内には長さ方向の両側に多数のノズル3を配置しているため、前記特許文献1で提示した栽培ボックス内に配置していた噴霧循環用のファンは設けていない。
図3に示すように、前記両側の養液供給管2(2A、2B)の長さ方向の一端の供給口を電磁開閉弁からなる開閉弁4A、4Bを介設した配管5C、5Dと接続し、該配管5C、5Dを共通配管5を介してポンプ6と接続し、該ポンプ6を養液タンク7と接続している。
前記配管とすることで、開閉弁4A、4Bを所定時間間隔をあけて交互に開弁してノズル3Aと3Bから所定時間間隔をあけて交互に養液を噴霧している。例えば、ノズル3Aから10秒間噴射した後、50秒あけてノズル3Bから10秒間噴射し、これを繰り返している。
本実施形態では、図3に示すように、幅方向に並列する2つのサブユニットSUを1ユニットUとしているため、2つのサブユニットSUの養液供給管2A同士を連結配管5Aで連結して前記配管5Cと接続し、養液供給管2B同士を連結配管5Bで連結して前記配管5Dと接続している。かつ、3つのユニットUの共通配管5をポンプ6との接続管5Eから分岐する3つの分岐管5F、5G、5Hにそれぞれ接続し、これら分岐管5F〜5Hにそれぞれ開閉弁4C、4D、4Eを介在させて、1つのポンプ6で養液を順次各養液供給管2へ供給している。
さらに、1つのサブユニットSUでは長さ方向に栽培ボックス1を3連続して設置している。よって、各栽培ボックス1の幅方向壁1cに養液供給管2の貫通穴を設け、養液供給管2の長さ方向の先端を継手(図示せず)を介して連続させて前記貫通穴に通している。即ち、長さ方向に連続して配置する3つの栽培ボックス1の各養液供給管2を3つのユニットの先端まで連続させている。
各栽培ボックス1の上面開口を蓋材11で閉鎖し、栽培ボックス1の内部を略密閉された中空部1fとしている。蓋材11は発泡スチロールからなる基板11aと、該基板11aの上面に固着する遮熱板11bからなる。蓋材11に間隔をあけて植付穴11dを設け、蓋材11でフロート支持された栽培植物Pの根部Prを植付穴11dを通して中空部1fの上部に垂れ下げている。
前記のように、栽培ボックス1の長さ方向に延在する両側側壁1a、1bの内面に沿って、かつ、図1(B)および図5に示すように、栽培植物Pの根部Prの植付時の上下位置と略対応する高さ位置に養液供給管2(2A、2B)を設置している。また、図1(C)に示すように、両側の養液供給管2A、2Bに栽培植物Pの植え付けピッチSの2倍のピッチ2Sをあけてノズル3A、3Bを取り付けている。かつ、前後のノズル3Aと3Bとは千鳥配置に取り付け、ノズル3Aと3Bとを交互に栽培植物Pに対向配置している。なお、ノズル3Aと3Bをそれぞれ隣接する栽培植物Pの間に配置し、根部の側方から養液を吸収させてもよい。
ノズル3(3A、3B)は図4(A)(B)に示す一流体ノズルとし、肥料を水により所要倍率で希釈した養液のみを噴射している。即ち、特許文献1で提示したエアコンプレッサーを必要とする二流体ノズルを用いていない。
前記一流体ノズルからなるノズル3は、ノズル噴口62cから旋回流として養液を噴霧すると共に噴霧圧力の増減により噴霧角度範囲が拡縮すると共に噴霧量が増減するものとしている。かつ、該ノズル3からの噴霧の粒子径は20μm未満の小粒子、好ましくは10μm以下の超微粒子と、20μm以上100μm以下、好ましくは30〜50μmの大粒子が混在すると共に、平均粒子径が10μm〜30μmの所謂セミドライフォグを発生できるものとしている。
ノズル3の構成は、筒形状のハウジング62と、該ハウジング62の中空部からなる養液流路62aの長さ方向一端の噴射側壁62bの内面に固定したノズルチップ63とからなる。前記噴射側壁62bの中央に噴口62cを設けると共に他端の養液流路62aの他端開口を養液供給管2と連続させている。
前記ノズルチップ63の噴射側の一端面に噴口62cと連通する噴射穴63aを設けると共に、他端面から噴射穴63aに向けて縮径するテーパ状穴63bを設けている。該テーパ状穴63bの内面およびテーパ状穴63bを囲む他端面63cに図4(B)に示すように、所要角度間隔をあけて円弧状に湾曲させた複数の旋回溝63mを設けている。
該ノズル3では、養液流路62aにポンプ6より所要圧力で供給される養液がノズルチップ63のテーパ状穴63bに流入し、その内周面の旋回溝63mにより旋回流となり、噴射穴63a、噴口62cを通して外部に旋回しながら噴射されるものとしている。
該ノズル3における養液の噴射圧力は1MPa〜7MPaとなるように、前記ポンプ6の吐出圧を制御している。
該ノズル3では噴口62cから旋回流として養液を噴霧しているため、噴霧圧力が増加すると、旋回流として噴射される噴霧が分布する角度、即ち、噴霧角度は次第に増加する。
具体的には前記ノズル3では、噴霧圧力が1MPa→7MPaに増加すると、噴霧角度θが50°→120°と拡大する。かつ、噴霧圧力が1MPa→7MPaに増加すると、噴霧量が1→3倍に増加する。
よって、栽培植物Pの植え込み時には図5(B)に示すように、根部Prの長さが短いため、噴霧圧力を最小の1MPaとし噴霧角度を約50°とし、栽培植物Pの成長する根部Prの長さに対応させ、栽培後期では、図5(C)に示すようにポンプ6の吐出圧を制御して、ノズル3の噴霧圧力を7MPの範囲まで漸次高圧し、噴霧角度を広げると共に噴霧量を増加し、根部Prの全長が噴霧範囲に含まれるようにしている。
また、ノズル3には、洗浄水となる水道水を間欠的に供給している。図3に示すように、前記ポンプ6には吐出口6uに2個の吸入口6i−1、6i−2を連続させている。一方の吸入口6i−1を前記養液タンク7と配管16を介して連続する一方、他方の吸入口6i−2を水道水供給部18と配管17を介して接続し、配管16と17に開閉弁4H、4Iを介在させ、養液をノズル3に供給していない時に洗浄水を供給している。
洗浄水の供給は、噴霧開始および噴霧停止と同様に、前記配管に介設した電磁開閉弁からなる開閉弁4A〜4Iを開閉制御して行っている。
また、栽培ボックス1に設けた排液口から栽培ボックス1内で結露した養液を排出し、該排出した養液を回収タンク(図示せず)で回収して、養液タンクに戻し、再利用している。
前記構成として植物栽培装置では、各栽培ボックス1内で両側の養液供給管2A、2Bに取り付けたノズル3Aと3Bから時間差をあけて交互に養液を栽培植物Pの根部Prに向けて噴霧している。噴霧は平均粒子径を10〜30μmとしているため、水滴として凝集して落下するのを抑制でき、大型の栽培ボックス1内で空気中に浮遊させ、栽培植物の根部が養液を吸着しやすくし、同時に空中の酸素、窒素の触取も容易に行えるようにしている。かつ、ノズル3から根部Prに向けて直接に噴霧されるため、噴霧中に含まれる20μm以上の大粒子が根部Prに直接に付着でき、養液の吸収効率を高めることができる。
さらに、栽培植物の成長に対応してノズル3の噴霧圧力を増加して噴霧角度を広げるため、常時、根部Prの全長で養液を直接に吸収できる。かつ、栽培植物の成長に対応してノズル3の噴霧圧力を増加して噴霧量を増加する。その結果、栽培植物の成長を促進して、収穫量を増加できる。
また、栽培ボックス1内の両側にノズル3を間隔をあけて複数配置しているため、各ノズルからの噴霧飛距離を伸ばす必要はなく、よって、ノズル3として圧力空気を混合せずに養液のみを噴霧する一流体ノズルを用い、かつ、栽培ボックス1内で噴霧を循環させるファンを設置する必要はない。よって、エアコンプレッサーおよびファンを不要にでき、ランニングコストおよび設備コストを低下できる。
図6に第1実施形態の第1変形例を示す。
第1変形例では、栽培ボックス1の両側に配置する養液供給管を連続させて1本の養液供給管2とし、該養液供給管2に1台の養液供給用のポンプ6を接続している。両側に千鳥配置したノズル3から同時にそれぞれ栽培植物の根部に向けて噴霧している。
図7に第1実施形態の第2変形例を示す。
第2変形例では、栽培ボックス1に栽培植物Pを千鳥配置で2列植え込み、両側のノズル3A、3Bと前後同一側の栽培植物Pとを対向させて配置している。
尚、両側のノズル3Aと3Bを図7と逆配置として、栽培植物Pの間に対して離れた位置にノズル3A、3Bを配置してもよい。
さらに、ノズルを栽培植物Pと対向配置せず、隣接する栽培植物の間に配置し、隣接する栽培植物の根部に側方から養液を吸収させるようにしてもよい。
図8に第2実施形態を示す。
第2実施形態では、栽培ボックス1の幅は450mmとし、この幅を狭くした栽培ボックス1内には、長さ方向の一方の側壁1aに沿って養液供給管2を配管して、ノズル3を取り付けているが、他方の側壁1b側には、該養液供給管2を配管しておらず、ノズルを設置していない。よって、栽培植物には一方側からのみノズル3により養液が噴霧されるようにしている。また、一つの栽培ボックス1−Bは18m〜20mと長尺とし、該長尺な栽培ボックス1ーBを平行に2個配列して1つのユニットUを構成している。この2個の栽培ボックス1ーB内に設ける養液供給管2に接続した配管5M、5Nにそれぞれ開閉弁4M、4Nを介設している。
前記のように、栽培ボックス1ーB内で長さ方向の一方の側壁に沿って養液供給管2を設置し、該養液供給管2に取り付けたノズル3からのみ栽培植物の根部に向けて一方側から噴霧しても、平均粒子径が10〜30μmのセミドライフォグとしているため、空気中に液滴を浮遊させることができ、ノズル3から直接に噴霧されない反対面の根部にも養液を付着させることができる。
1 栽培ボックス
2 養液供給管
3 ノズル
4 開閉弁
6 ポンプ
P 栽培植物
Pr 根部

Claims (3)

  1. 栽培植物の根部が下垂する細長い中空の栽培ボックスを備え、長さ方向の側壁内面に沿って養液供給管を取り付け、該養液供給管に所要間隔をあけて養液からなる一流体を噴霧するノズルを取り付け、
    前記ノズルにポンプから所要圧力で養液を供給し、該ノズルの噴霧圧力を1MPa〜7MPaとし、該ノズルからの噴霧の粒子径は20μm未満の小粒子と20μm以上100μm以下の大粒子が混在すると共に平均粒子径を10μm〜30μmとし、
    前記栽培植物の成長する根部の長さに対応させて前記ポンプの吐出圧を前記ノズルの噴霧圧力が前記1MPa〜7MPaの範囲内で漸次高圧とし、前記ノズルの噴霧角度を大きく且つ噴霧量を増加できるものとしていることを特徴とする植物栽培装置。
  2. 栽培植物の根部が下垂する細長い中空の栽培ボックスを備え、長さ方向の両側壁内面に沿ってそれぞれ養液供給管を取り付け、該両側壁の養液供給管にノズルを千鳥配置に所要間隔をあけて取り付け、前記ノズルは養液からなる一流体ノズルとし、該ノズルからの噴霧の粒子径は20μm未満の小粒子と20μm以上100μm以下の大粒子が混在すると共に平均粒子径を10μm〜30μmとし、かつ、該栽培ボックス内には前記ノズルから噴霧される霧を循環させるファンを配置しておらず、
    かつ、前記ノズルにポンプから所要圧力で養液を供給し、該ノズルの噴霧圧力を1MPa〜7MPaとし、前記栽培植物の成長する根部の長さに対応させて前記ポンプの吐出圧を前記ノズルの噴霧圧力が前記1MPa〜7MPaの範囲内で漸次高圧とし、前記ノズルの噴霧角度を大きく且つ噴霧量を増加できるものとしている植物栽培装置。
  3. 前記ノズルの噴霧圧力を増減して、噴霧角度を50°〜120°の範囲で変化させている請求項1または請求項2に記載の植物栽培装置。
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