JP6612140B2 - 組立シンク - Google Patents

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Description

本発明は、イベントや建設現場などスポット的に使用する組立シンクに関し、特に、保管時や搬送時などの非使用時には嵩張らず、使用時には簡便に組み立てることの可能な組立シンクに関する。
従来、イベントや建設現場などで、簡易水道設備が必要とされ、市販のシンクが用いられている。
しかしながら、市販のシンクは据え置き型として設計されており、非使用時にはむやみに空間を占有し保管に困るという問題点があった。特に、大型イベントでは、シンクが長尺ものとなり蛇口も複数取り付けられているので、非使用時には一層場所をとってしまうという問題点があった。
特開2004−065802
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、簡便に組立て可能であり非使用時には嵩張らずに保管可能な組立シンクを提供することを目的とする。
請求項1に記載の組立シンクは、縁が水平方向に張り出しており平面視において外形が略矩形である、縁高さから所定深さ沈み込んだ底面を有するシンク体と、前記縁を受ける枠部と、枠部から下方に延伸する四本の脚であって枠部を構成する四辺のうちの短手側にある二本がそれぞれ組となり内側に折り畳んで平面視において枠部内に収まる脚部と、枠部もしくは脚部の少なくとも二箇所に設けられた差込口と、を有する脚体と、水道蛇口を取り付けた基板部と、基板部から延伸し差込口に差し込むことにより基板部をシンク体長手側の縁の所定高さに立設保持する差込棒と、を有する水道体と、を具備し、非使用時にはシンク体と脚体と水道体とに分離して高さ方向に積み重ねて減容可能としたことを特徴とする。
すなわち、請求項1にかかる発明は、部品数が3つであり、脚を伸ばす・差込棒を差し込む・シンク体を載せる、の3工程で組立てが完了し、また、分解しても高さ方向に横倒しに積んで減容できる。
なお、基板部は、板として構成しても、枠として構成してもよい。蛇口をはさみ、基板部裏面は、塩ビパイプ等により集合管を組み付け、別途引き回された水道ホースに接続するようにする。蛇口は1箇所でもよいが、シンク体の横幅にしたがって2箇所から4箇所程度設けるのが好適である。シンク体は、持ち運び易いようにたとえばFRPとすることができる。また、シンク体には排水口を設け、そこから適宜、大径の蛇腹ホースを取り回し、別途排水路に案内するようにする。脚部は、たとえば、会議室等に採用する長机の脚部を応用することができる。
なお、シンク体の縁高さは地上より80cm、蛇口の位置は地上より105cm、底面は縁より約20cm下げるように設計することができる。
請求項2に記載の組立シンクは、請求項1に記載の組立シンクにおいて、水道体をシンク体の底面に収容可能な大きさとしたことを特徴とする。
すなわち、請求項2にかかる発明は、水道体の厚み分を更に減容可能となる。
収容可能とするには、基板部の横幅をシンク体の底面横幅より小さくし、また、基板部の縦幅と延伸した差込棒部分との長さをシンク体の底面縦幅より小さくすることにより実現できる。
請求項3に記載の組立シンクは、請求項1または2に記載の組立シンクにおいて、水道体は、更に、差込棒に直交する方向にて差込棒に合着し、枠部と縁との間に介在させて差込棒を差込口に差し込みつつ基板部を位置決めする横桟を有することを特徴とする。
すなわち、請求項3にかかる発明は、蛇口が簡単に位置決めされるとともに水道体ひいては組立シンク全体の安定性が高まる。
横桟は、差込棒総てに合着している態様が好ましく、その長さは、シンク体長手または底面長手程度とする。一本物とすることにより、組み立てた際の全体の剛性が高まる。
本発明によれば、簡便に組立て可能であり非使用時には嵩張らずに保管可能な組立シンクを提供することが可能となる。
本発明の組立シンクの組付けの様子を示した説明図である。 図1に示した組立シンクの分解収容時(非使用時)の様子を示した正面図である。 横桟とシンク体と枠との関係を基板の裏面から示した説明図である。である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、3つの蛇口を有する組立シンクについて説明する。
図1は、本発明の組立シンクの組付けの様子を示した説明図である。図2は、図1に示した組立シンクの分解収容時(非使用時)の様子を示した正面図である。図3は、横桟とシンク体と枠との関係を基板の裏面から示した説明図である。なお、各図は、説明の便宜上、適宜構成を省略し、また、縮尺は必ずしも揃えず描画している。
図示したように、組立シンク1は、シンク体10と、脚体20と、水道体30と、により構成される。
シンク体10は、外縁を形成する縁11と水を受ける桶部12とからなりFRP製の一体物として形成されている。シンク体10は、平面視において外形が長方形であり、その大きさは、幅160cm、奥行き45cmである。ただし、四つの角は若干の丸みを持たせている。
縁11は、桶部12上面から外側(水平方向)に張り出し、幅約4cmにて周縁を形成している。桶部12は、縁11から沈み込んで形成され、その深さは20cmとしている。桶部12の底面121も略長方形であるが、水が流れるように中央に向け若干の傾斜がつけてある。その中央には、ゴミ受け122が形成され、その下に蛇腹の排水ホース123が接続されている(図では蛇腹模様は省略し、中途まで描画している)。ゴミ受け122と排水ホース123は、桶部12から取り外し可能であるが、非使用時でも通常は邪魔にならないため取り付けたままとしている。なお、縁11には下に向けて返し111を設けている。これによりシンク体10全体の剛性が高まる。ただし、返し111には、片方の長手に後述の横桟35の高さ分の切欠112が設けられている。
脚体20は、縁11を受ける所定幅の四角形の枠21と、枠21から下方に延伸した四本の脚22と、枠21の四ヶ所に取り付けた差込口23と、を有する。
脚22は、枠21の短辺側の二本が組となり、それぞれが内側に折り畳めるようになっている。図2に示したように、折り畳みは脚先が外にはみ出さないようにしており、向かい合った倒伏姿勢である。なお、本実施の形態においては、枠21の高さは、地上から76cmである。また、折り畳んだ後の脚体20の高さは13cmとなる設計としている。折り畳み機構は汎用の機構を用いればよく、ここではその説明を省略する。
差込口23は、角筒として形成され、枠21の長辺それぞれに鉛直方向に2箇所合着している。後述するように、差込口23は、水道体30を取り付けるために用いる。
なお、枠21は本実施の形態では所定幅の長方形にて形成されているが、折り畳み機構との関係で、長手二本の棒体により形成されていてもよい。
水道体30は、基板31と、蛇口32と、配管33と、差込棒34と、横桟35と、を有する。
基板31は、横幅が底面121の幅より若干小さなアルミ板であって、その裏面312には基板31の短手方向に二本の平行な差込棒34が合着されている。差込棒34は中空角柱構造であり、同様にアルミ製であって、基板31から所定長さ延伸している。その端部近傍には二本の差込棒34に直交するように(基板31の長手に平行なように)横桟35が合着されている。
また、基板31の表面311には蛇口32が3箇所取り付けられ、裏面312には蛇口32へ水を送り出す塩ビの配管33が組み付けられている。配管33は、ホース取付口(図示せず)にて別途取り回されたホースを取り付け、蛇口32へそれぞれ水を供給する。なお、蛇口32の先端は首振りパイプ321であり、水をシンク体10の短手中央から供給できるようにしている。また、首振りであるので使用時に邪魔なときには適宜横に向ければよい。分解収容時にも横に向け積み重ねの際の高さを低くすることができる。
なお、本実施の形態では、水道体30は、縦幅を底面121の縦幅より小さくしている。これにより、水道体30は、分解収容時にはすっぽりと桶部12内に収めることができる。
次に、組立シンク1の組立作業について説明する。まず、折り畳んである脚22を伸展し、所望場所に脚体20を立てる。続いて水道体30の差込棒34を脚体20の差込口23に差し込む。このとき、横桟35が枠21に当接し基板31が位置決めされることとなる。なお、蛇口32は、逆算して使用しやすい高さに基板31に取り付けられている。ここでは、地上から105cmとなる位置としている。
続いて、シンク体10を枠21に載せる。ここで、返し111の下部辺は枠21の3辺に当接し、切り欠き112は、横桟35の上面に当接する。シンク体10の重さがかかり、横桟35が枠21と返し111に挟み込まれるので、水道体30の安定性が高まり組立シンク1全体が一体化する(ガタツキがなくなる)。
最後に、ホースをホース取付口に取り付け、排水ホース123を排水路に導き、組立てを終了する。
なお、非使用時は、水道体30をシンク体10に埋め込み、脚22を折り畳んで重ね、高さ方向に縮めて保管等する。
以上、組立シンク1は、使用時に簡便に組み立てることができ、安定性も高く使い勝手がよい。各種イベントに好適に使用することができる。また、使用しないときは、嵩張ることなく保管することができる。したがって、レンタル利用にも好適である。減容されているで、輸送コストも低減することができる。
なお、本発明は、上記の例に限定されない。たとえば、返し111は、縁11の両方の長手に設けることもできる。
また、横桟35はストッパの役割を担わせず(場合により設けなくてもよく)、単に差込棒34を差込口23に差し込み組み立てる態様としてもよい。
また、差込口23は、脚22に取り付けてもよい。この場合は、水道体30を桶部12に収容できないが、横倒しにして積み重ねることにより、高さ方向を詰めることは可能である。
また、返し111と桶部12の間の縁11幅部分に枠21を収める設計としてもよい。この場合、組み込んだ状態で底面121より下の位置で脚22が折り畳めるようにすれば、3パーツ構成ながら、実質的にシンク体10と脚体20とを一体とすることができる。
蛇口数は3つに限らず2つとも4つともすることができる。それ以上でもよいが、組立シンク1が横に長くなるので、取扱性、可搬性の観点から4つまでとするのが好ましい。
また、組立シンク1は3パーツから構成されているので、たとえば、利用者の要望により、シンク体10と脚体20とは同一の二組を会場等の使用現場へ送り、水道体30を3蛇口ものと4蛇口ものとをそれぞれ送るようにしてもよい。シンク体10も桶部12が二つに仕切られた態様とすることもできる。
本発明は、イベントや工事現場で利用することができる。仮設住宅におくことも可能である。
1 組立シンク
10 シンク体
11 縁
111 返し
112 切欠
12 桶部
121 底面
122 ゴミ受け
123 排水ホース
20 脚体
21 枠
22 脚
23 差込口
30 水道体
31 基板
311 表面
312 裏面
32 蛇口
321 首振りパイプ
33 配管
34 差込棒
35 横桟

Claims (3)

  1. 縁が水平方向に張り出しており平面視において外形が略矩形である、縁高さから所定深さ沈み込んだ底面を有するシンク体と、
    前記縁を受ける枠部と、枠部から下方に延伸する四本の脚であって枠部を構成する四辺のうちの短手側にある二本がそれぞれ組となり内側に折り畳んで平面視において枠部内に収まる脚部と、枠部もしくは脚部の少なくとも二箇所に設けられた差込口と、を有する脚体と、
    水道蛇口を取り付けた基板部と、基板部から延伸し差込口に差し込むことにより基板部をシンク体長手側の縁の所定高さに立設保持する差込棒と、を有する水道体と、
    を具備し、
    非使用時にはシンク体と脚体と水道体とに分離して高さ方向に積み重ねて減容可能としたことを特徴とする組立シンク。
  2. 水道体をシンク体の底面に収容可能な大きさとしたことを特徴とする請求項1に記載の組立シンク。
  3. 水道体は、更に、差込棒に直交する方向にて差込棒に合着し、枠部と縁との間に介在させて差込棒を差込口に差し込みつつ基板部を位置決めする横桟を有することを特徴とする請求項1または2に記載の組立シンク。
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