JP6611650B2 - 給湯器の水漏れ判定装置および給湯器の水漏れ判定方法 - Google Patents
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Description
しかし通常は、流量検出部は給湯に伴う流量を検出するものであるから、給湯流量検出部の流量検出可能なダイナミックレンジは給湯時の流量範囲に設定される。したがって、給湯時の流量よりも十分小さい流量の水漏れが発生している場合には、流量検出部で検知できない。
しかし、この特許文献1が提案するような給湯器は、給水流路に給湯流量の流量検出部(流量センサ)を備えているにも関わらず、この流量検出部とは別に、水漏れに伴う漏水を一次貯留する容器や、当該容器に貯留した漏水の推移を検知する水位センサを要する。つまり、水漏れを検知するために、新たな部品等を要するため、簡便でない。
給水配管から水を供給され、給湯配管から給湯される給湯流量を検出する流量検出部を備えた給湯器の水漏れ判定装置であって、
水漏れを判定する水漏れ判定工程を実行する漏水判定部と、雰囲気温度を計測する雰囲気温度検出部と、前記給水配管中の水温を計測する水温検出部と、を備え、
前記漏水判定部は、前記水漏れ判定工程として、前記流量検出部の出力を監視して給湯停止と給湯開始とを判定する給水監視工程と、前記水温検出部の出力と前記雰囲気温度検出部の出力とを比較して、前記給水配管中の水温と前記雰囲気温度との温度差を判定する温度差判定工程と、前記水温検出部の出力の変動量を判定する変動量判定工程と、を実行し、
前記漏水判定部は、前記給水監視工程で給湯開始を判定し、かつ、前記温度差判定工程で前記温度差が所定温度差以上であると判定し、かつ、前記変動量判定工程で前記変動量が所定の値を下回ると判定した場合に、水漏れが発生していると判定する点にある。
通常、給水配管から給湯器に供給される水の水温は雰囲気温度に近い温度になる。
しかし、給湯が停止している場合、給水配管中の水の流れは停止する。この場合、当該給水配管中の水の水温は、経時的に変化する。
しかし、水漏れが発生している場合には、給水配管中の水の流れは停止せず、給水配管には、雰囲気温度に近い水温の水の供給が継続される。したがって、水漏れが発生している場合には、給湯が停止した場合、その後、給湯が開始された場合にも、給水配管中の水温は変動ないか、変動する場合にも、の水配管中の水温の変動量は、水漏れが発生していない場合に比べて小さい。
したがって、少量の水漏れが発生している場合にも、簡便に水漏れを検知する水漏れ判定装置を提供することができる。
前記漏水判定部は、さらに前記給水監視工程において所定期間の給湯停止を判定した後に給湯開始を判定した場合に、前記温度差判定工程と、前記変動量判定工程とを実行する点にある。
この場合、所定時間の給水が停止している間に、水漏れが発生していない場合は、給水配管中の水の水温は、雰囲気温度に比べて上昇する。したがって、その後、給湯が開始されると、給水配管中の水温は大きく変動する。
したがって、水漏れが発生している場合と、水漏れが発生している場合とを、確実に判定することができる。
水漏れの発生を報知する報知部を備え、
前記漏水判定部は、水漏れが発生していると判定した場合に、前記報知部に報知を指示する点にある。
前記漏水判定部に対する前記水漏れ判定工程の実行ないし不実行を切り替え自在の入力部を備える点にある。
したがって使用者らは、水漏れ判定工程の実行を望まない場合には、漏水判定部に水漏れ判定工程の不実施を指示し、漏水判定部に指示することができる。例えば冬場の給湯器の凍結防止のために、使用者らが、水栓等からあえて少量の水を出し続けるような場合に、水漏れが発生しているとの誤判定を回避する手段を提供することができる。
前記給湯器は、ケーシングと、前記ケーシング内に設けられた給湯熱源とを備え、前記給水配管から供給された水を前記給湯熱源で加熱して前記給湯配管から給湯し、
前記雰囲気温度検出部は、前記ケーシング外の雰囲気温度を計測し、
前記水温検出部前記は、前記ケーシング内の前記給水配管中の水温を計測する点にある。
通常、給水配管から給湯器に供給される水は、給湯器のケーシングの外部の配管を経て給湯器のケーシング内部の配管に至るため、給湯器に供給される水の水温は、ケーシング外部の雰囲気温度に近い温度になる。
しかし、給湯が停止している場合、給湯器のケーシング内の給水配管中の水の流れは停止する。この場合、当該給水配管中の水の水温は、経時的にケーシング内部の温度に近い水温になる。
しかし、水漏れが発生している場合には、給湯器のケーシング内の給水配管中の水の流れは停止せず、ケーシング内の給水配管には、ケーシング外部の雰囲気温度に近い水温の水の供給が継続される。したがって、水漏れが発生している場合には、給湯が停止した場合、その後、給湯が開始された場合にも、給湯器のケーシング内の給水配管中の水温は変動ないか、変動する場合にも、ケーシング内の給水配管中の水温の変動量は、水漏れが発生していない場合に比べて小さい。
したがって、少量の水漏れが発生している場合にも、簡便に水漏れを検知する水漏れ判定装置を提供することができる。
給水配管から水を供給され、給湯配管から給湯される給湯流量の流量検出部を備えた給湯器の水漏れ判定方法において、
雰囲気温度を計測し、
さらに前記給水配管中の水温を計測し、
前記流量検出部の出力を監視して給湯停止と給湯開始とを判定する給水監視工程を実行し、
前記給水配管中の水温と、前記雰囲気温度と比較して、前記給水配管中の水温と前記雰囲気温度との温度差を判定する温度差判定工程を実行し、
前記水温の変動量を判定する変動量判定工程を実行し、
前記給水監視工程で給湯開始を判定し、かつ、前記温度差判定工程で前記温度差が所定温度差以上であると判定し、かつ、前記変動量判定工程で前記変動量が所定の値を下回ると判定した場合に、水漏れが発生していると判定する点にある。
給湯器1は、給湯器1のケーシング60内部に、配管20を備え、配管20に給湯熱源である熱交換器11を備えている。
この給湯器1は、ガス配管24から供給される天然ガスなどの燃焼ガスの燃焼火炎で得た熱を、熱交換器11で、配管20を通流する水に与えて湯水とすることで、給湯機能を実行する。
そして、給湯器1は、水漏れを判定するため、漏水判定部10を含む水漏れ判定装置100を、備えている。
図1には図示しないが、給湯器1には、給湯器1を制御する制御部を含み、その他一般に知られる給湯器に用いられる機構、機能部などを備えている。
水漏れ判定装置100は、配管20および熱交換器11を通流する水の流量を検出する流量検出部51を含んで機能する。
そして水漏れ判定装置100は、水漏れを判定する水漏れ判定工程を実行する漏水判定部10を備え、さらにケーシング60外の雰囲気温度を計測する雰囲気温度検出部42と、ケーシング60内の給水配管21中の水温を計測する水温検出部41と、を含んで機能する。
熱交換器11は、例えばガス配管24から供給される天然ガスの燃焼火炎で得た熱を配管20を通流する水に与える。
熱交換器11への熱量供給は、ガス配管24に備えたガスバルブ33の開度調整で調整される。ガスバルブ33の開閉および開度は、給湯器1の図示しない制御部が制御する。
燃焼ガスの排気は、排気管25から、排気としてケーシング60の外部へ放出される。
配管20のうち、熱交換器11の上流側の配管20が、給水配管21である。
配管20のうち、熱交換器11の下流側の配管20が、給湯配管23である。
したがって、配管20は、外部から供給された水を給水として、給水配管21、熱交換器11、給湯配管23へと通流させて、湯水消費装置90へ給湯する。
給水配管21には、給水バルブ31と、流量検出部51と、水温検出部41とが設けられている。本例では、給水配管21には、給水バルブ31、流量検出部51、水温検出部41、の順に設けられている。
本例では例えば、給水配管21は20Aのフレキ配管で50cm程度に構成される。この場合、給水配管21の容積はおよそ0.2リットルである。
本例では、給水バルブ31は、図示しない制御部からの指示に従って、開状態と、閉状態とに切り替わる。
給水バルブ31の開閉状態に係る情報は、電気信号等に変換するなどして図示しない制御部や、漏水判定部10を含む水漏れ判定装置100へ出力されている。本例では、開状態、または、閉状態、のいずれかの状態であることを制御部や、水漏れ判定装置100へ出力する。
したがって、後述する温度差判定工程での判定が容易になる。
水漏れ判定装置100は、水漏れを判定する水漏れ判定工程を実行する漏水判定部10と、時間を計測するタイマ12と、水漏れの発生を報知する報知部13と、漏水判定部10に対する水漏れ判定工程の実行指示を受け付ける入力部14と、ケーシング60外の雰囲気温度を計測する雰囲気温度検出部42とを含み、さらに、給水バルブ31と、流量検出部51と、水温検出部41とを、給湯器1の給湯機能部と共有して含む。
したがって、漏水判定部10と、タイマ12と、報知部13と、入力部14と、雰囲気温度検出部42と、給水バルブ31と、流量検出部51と、水温検出部41とは、水漏れ判定装置100として一体的に機能する。
使用者は、必要に応じて水漏れ判定工程の実行を指示し、また、水漏れ判定工程の不実行を指示することができる。
漏水判定部10は、タイマ12と、報知部13と、入力部14と、給水バルブ31と、流量検出部51と、水温検出部41と、から水漏れの発生の判定に必要な情報を受け取り、水漏れが発生しているかどうかを判定する。
漏水判定部10は、水漏れが発生していると判定した場合に、報知部13に報知を指示する。報知部13は報知の指示を受けつけると、あらかじめ定められた方法で報知する。
報知部13はたとえば、水漏れを知らせる警報を音や光、もしくはその他の使用者が知覚可能な信号を発して水漏れが発生している旨を報知する。また、報知部13は、給湯器1の状態を遠隔地で集中管理する管理センタなどへ、電気通信回線を介して通信して、水漏れが発生している旨を報知することもできる。
図2中、給湯温度は水温検出部43で検出した給湯配管23中の湯水の温度(給湯温度)を意味し、水温は水温検出部41で検出した給水配管21中の水の水温を、外気温度は、雰囲気温度検出部42で検出した温度を意味し、給水流量は、流量検出部51が検出した流量を意味する。
そして、給湯が開始されると、給水配管21中の水は給湯に伴う給水により入れ替わり、給水配管21中の水の温度は低下する。
たとえば、図1中の給湯配管23にある破損部Lから水が流出した場合が該当する。
その他の配管水漏れの例としては、たとえば給水バルブ31を閉にした場合において、給水バルブ31に異物が噛みこむなどして、給水バルブ31の弁部に隙間などができるなどの原因で、給水バルブ31から水が下流側へリークし続ける場合も該当する。
また、給水バルブ31を開にした場合において、湯水消費装置90で湯水の消費と消費の停止を行う場合に、湯水消費装置90の動作不良によって、少量の水が、配管20を通流し続ける場合もなども該当する。
漏水判定部10は、図3に示すように、入力部14で水漏れ判定工程の実行指示を受け付けた場合(ステップ#11,Yes)、実行指示状態となり、水漏れ判定工程としてステップ#12からステップ#16を実行可能状態になる。
以下の各ステップの説明において、特記無き場合は、それぞれ判定は漏水判定部10が行う。
水漏れ判定工程の実行中に入力部14で水漏れ判定工程の実行指示が取り下げられて実行指示状態が解除されたとステップ#11で判定した場合(ステップ#11,No)、水漏れ判定工程を終了する。そうでなければ次工程のステップ#12へ移行する。
なお、本例では、所定期間Psとして3時間を用いる場合を例示したが、その他の値も設定しうる。
なお、本例では、所定温度差として3℃を用いる場合を例示したが、その他の値も設定しうる。
なお、給湯停止は、流量検出部51の出力が、ゼロである場合を意味する。給湯開始は、流量検出部51の直前の出力がゼロである場合に、ゼロでない流量を出力した場合を意味する。
なお、本例では、所定の値として1℃を用いる場合を例示したが、その他の値も設定しうる。
上述の水漏れ判定工程の実行例は、給湯器1が以下の条件等で設定ないし使用される場合の所定期間Ps、温度差ΔT1、変動量ΔT2を定めた例である。
本例では、水温検出部41の最小出力単位は1℃である。したがって、本例のステップ#15で変動量ΔT2が1℃未満であることを確実に判定する場合、ステップ#13の温度差ΔT1は少なくとも2℃以上必要である。本例ではステップ#15での誤判定を回避するために、温度差ΔT1は3℃に設定した。したがって、所定期間Psは、水の温度上昇量が3℃になるために必要な3時間に設定される。
したがって、本例によれば、流量検出部51の計測のダイナミックレンジの下限である2リットル毎分よりも、十分小さい漏れ量である0.04リットル毎時の漏れ量を検出できることが分かる。
(1)
上記実施形態では、ステップ#12を行う例を示したが、ステップ#12は省略することもできる。
ステップ#12を省略する場合にも、所定期間Psが短ければ、ステップ#13で温度差ΔT1の絶対値が所定温度差を越えることは無いため、水漏れが発生している場合と、水漏れが発生している場合とを、判定することができる。
上記実施形態において、漏水判定部10はさらに、給水バルブ31の開閉状態を判定して、水漏れの発生を判定して、水漏れを検知しうる。
この場合は、給水バルブ31の動作不良による、水漏れを特定して検知できる。
具体的には、給水バルブ31が閉の場合において、給水バルブ31に異物が噛みこむなどの原因で、給水バルブ31の弁部に隙間などができるなどして、給水バルブ31から水が下流側へリークし続ける場合を特定して検知しうる。
上記実施形態において、給湯器1は、ガス配管24から供給される燃焼ガスの燃焼火炎で得た熱を、熱交換器11で、配管20を通流する水に与えて湯水とする例を示したが、給湯器1は燃焼火炎で得た熱を熱交換器11で利用するものに限られない。
上記実施形態において、伝熱部44は、金属板が複数枚、水温検出部41の温度センサ近傍の給水配管21に立設した構成の、伝熱フィンである場合を例示したが、伝熱部44はこの形態に限られない。
伝熱部44としては、ケーシング60内の雰囲気温度と、水温検出部41の温度センサ近傍の給水配管21内の水の温度とを近づけるその他の構成を含みうる。
上記実施形態において、ケーシング60内の雰囲気の温度はケーシング60外の雰囲気の温度よりも高い場合を示したが、例えば午前中の場合のように、ケーシング60外の雰囲気の温度が速い速度で上昇しているような場合は、ケーシング60内の雰囲気の温度はケーシング60外の雰囲気の温度よりも低いこともある。
この場合は、ケーシング60内の給水配管21中の水温の変化は、ケーシング60内の雰囲気の温度がケーシング60外の雰囲気の温度よりも高い場合の逆になるが、水漏れ判定工程の動作は同様に行うことができる。
上記実施形態において、給湯器1は、給湯器1のケーシング60内部に、配管20を備え、配管20に給湯熱源である熱交換器11を備えている例を示したが、給湯器1は必ずしもケーシング60を要しない。
上記実施形態において、漏水判定部10は、ケーシング60外の雰囲気温度を計測する雰囲気温度検出部42を備える例を示したが、漏水判定部10は、ケーシング60内の雰囲気温度を計測する雰囲気温度検出部42を備えてもよい。
10 :漏水判定部
11 :熱交換器(給湯熱源)
13 :報知部
14 :入力部
20 :配管
21 :給水配管
23 :給湯配管
41 :水温検出部
42 :雰囲気温度検出部
43 :水温検出部
51 :流量検出部
60 :ケーシング
100 :水漏れ判定装置
Ps :所定期間
ΔT1 :温度差
ΔT2 :変動量
Claims (6)
- 給水配管から水を供給され、給湯配管から給湯される給湯流量を検出する流量検出部を備えた給湯器の水漏れ判定装置であって、
水漏れを判定する水漏れ判定工程を実行する漏水判定部と、雰囲気温度を計測する雰囲気温度検出部と、前記給水配管中の水温を計測する水温検出部と、を備え、
前記漏水判定部は、前記水漏れ判定工程として、前記流量検出部の出力を監視して給湯停止と給湯開始とを判定する給水監視工程と、前記水温検出部の出力と前記雰囲気温度検出部の出力とを比較して、前記給水配管中の水温と前記雰囲気温度との温度差を判定する温度差判定工程と、前記水温検出部の出力の変動量を判定する変動量判定工程と、を実行し、
前記漏水判定部は、前記給水監視工程で給湯開始を判定し、かつ、前記温度差判定工程で前記温度差が所定温度差以上であると判定し、かつ、前記変動量判定工程で前記変動量が所定の値を下回ると判定した場合に、水漏れが発生していると判定する、給湯器の水漏れ判定装置。 - 前記漏水判定部は、さらに前記給水監視工程において所定期間の給湯停止を判定した後に給湯開始を判定した場合に、前記温度差判定工程と、前記変動量判定工程とを実行する、請求項1に記載の給湯器の水漏れ判定装置。
- 水漏れの発生を報知する報知部を備え、
前記漏水判定部は、水漏れが発生していると判定した場合に、前記報知部に報知を指示する、請求項1または2に記載の給湯器の水漏れ判定装置。 - 前記漏水判定部に対する前記水漏れ判定工程の実行ないし不実行を切り替え自在の入力部を備える、請求項1から3の何れか一項に記載の給湯器の水漏れ判定装置。
- 前記給湯器は、ケーシングと、前記ケーシング内に設けられた給湯熱源とを備え、前記給水配管から供給された水を前記給湯熱源で加熱して前記給湯配管から給湯し、
前記雰囲気温度検出部は、前記ケーシング外の雰囲気温度を計測し、
前記水温検出部は、前記ケーシング内の前記給水配管中の水温を計測する、請求項1から4の何れか一項に記載の給湯器の水漏れ判定装置。 - 給水配管から水を供給され、給湯配管から給湯される給湯流量の流量検出部を備えた給湯器の水漏れ判定方法において、
雰囲気温度を計測し、
さらに前記給水配管中の水温を計測し、
前記流量検出部の出力を監視して給湯停止と給湯開始とを判定する給水監視工程を実行し、
前記給水配管中の水温と、前記雰囲気温度と比較して、前記給水配管中の水温と前記雰囲気温度との温度差を判定する温度差判定工程を実行し、
前記水温の変動量を判定する変動量判定工程を実行し、
前記給水監視工程で給湯開始を判定し、かつ、前記温度差判定工程で前記温度差が所定温度差以上であると判定し、かつ、前記変動量判定工程で前記変動量が所定の値を下回ると判定した場合に、水漏れが発生していると判定する、給湯器の水漏れ判定方法。
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