JP6609533B2 - 腎損傷および腎不全の診断および予後診断のための方法ならびに組成物 - Google Patents
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Description
「リスク」:ベースラインから1.5倍の血清クレアチニンの増加、または6時間の間の、0.5ml/体重kg/時間より少ない尿の産生;
「損傷」:ベースラインから2.0倍の血清クレアチニンの増加、または12時間の間の、0.5ml/体重kg/時間より少ない尿の産生;
「不全」:ベースラインから3.0倍の血清クレアチニンの増加もしくは355μmol/lを超えるクレアチニン(44を超える上昇)、または24時間の間の、0.3ml/kg/hrを下回る尿排出量または少なくとも12時間の間、無尿;
かつ2つの臨床予後を含む:
「喪失」:4週間を超える腎置換療法の永続的な必要性:
「ESRD」:末期の腎疾患−3ヶ月を超える透析の必要性:
「ステージI」:0.3mg/dL以上(≧26.4μmol/L以上)の血清クレアチニンの増加もしくはベースラインから150%(1.5倍)以上の増加、または6時間以上の間の、1時間あたり0.5mL/kgより少ない尿排出量;
「ステージII」:ベースラインから200%(2倍)を超える血清クレアチニンの増加、または12時間以上の間の、1時間あたり0.5mL/kgより少ない尿排出量;
「ステージIII」:ベースラインから300%(3倍)を超える血清クレアチニンの増加、または少なくとも44μmol/Lの急激な増加を伴う354μmol/L以上の血清クレアチニン、または24時間の間の、1時間あたり0.3mL/kgより少ない尿排出量、もしくは12時間の間、無尿。
「AKI」と同義である。
残基 → 長さ → → ドメインID
1−21 → 21 → → シグナルペプチド
22−120 → 99 → → C−Cモチーフケモカイン23
40−120 → 81 → → C−Cモチーフケモカイン23(19−99)
43−120 → 78 → → C−Cモチーフケモカイン23(22−99)
48−120 → 73 → → C−Cモチーフケモカイン23(27−99)
51−120 → 70 → → C−Cモチーフケモカイン23(30−99)
残基 → 長さ → → ドメインID
1−21 → 21 → → シグナルペプチド
22−572 →551→ 糖タンパク質(膜貫通)nmb
508−572 → 65 → → 細胞質ドメイン
487−507 → 21 → 膜貫通ドメイン
22−486 → 465 → → 細胞外ドメイン
340−351 → 12 → → アイソフォーム2における欠損
残基 → 長さ → → ドメインID
1−21 → 21 → → シグナルペプチド
22−120 → 99 → → 脳由来神経栄養因子
40−120 → 81 → → 脳由来神経栄養因子(19−99)
43−120 → 78 → → 脳由来神経栄養因子(22−99)
48−120 → 73 → → 脳由来神経栄養因子(27−99)
51−120 → 70 → → 脳由来神経栄養因子(30−99)
残基 → 長さ → → ドメインID
1−16 → 16 → → シグナルペプチド
17−114 → 98 → → 活性化ペプチド
115−331 → 217 → → カテプシンS
残基 → 長さ → → ドメインID
1−19 → 19 → → シグナルペプチド
20−302 → 283 → → プロペプチド
303−414 → 112 → → 形質転換成長因子β−2
116 → 1 → → アイソフォームBにおいて、N→TVCPVVTTPSGSVGSLCSRQSQVLCGYLD(配列番号6)
残基 → 長さ → → ドメインID
1−20 → 20 → → シグナルペプチド
21−431 → 411 → → ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子
21−177 → 157 → → ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子長鎖A
156−177 → 22 → → ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子短鎖A
179−431 → 253 → → ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子B鎖
残基 → 長さ → → ドメインID
1−18 → 18 → → シグナルペプチド
19−496 → 478 → → アンジオポエチン−2
97−148 → 52 → → アイソフォーム2における欠損
残基 → 長さ → → ドメインID
1−17 → 17 → → シグナルペプチド
18−94 → 77 → → 活性化ペプチド
95−267 → 173 → → マトリリシン
残基 → 長さ → → ドメインID
1−34 → 34 → → シグナルペプチド
35−526 →492→ 癌胎児性抗原関連細胞接着分子1
453−526 → 74 → → 細胞質ドメイン
429−452 → 24 → 膜貫通ドメイン
35−428 → 394 → → 細胞外ドメイン
143−416 → 274 → → アイソフォームDにおける欠損
320−416 → 97 → → アイソフォームCにおけるD(Asp)による置換
320−321 → 2 → → アイソフォームHにおいてELからKG
321−416 → 96 → → アイソフォームBにおいてRQNLTMLPRLDSNSWAQAILPSVSQSAEITD(配列番号11)
321−351 → 31→ → アイソフォームIにおいてSPVLGEDEAVPGQHHPQHKPCQEGGCWDVLV(配列番号12)
322−526 → 175→ → アイソフォームHにおける欠損
416−417 → 2→ → アイソフォームGにおいてYNからCK
418−526 → 109→ → アイソフォームGにおける欠損
残基 → 長さ → → ドメインID
1 → 1 → → 開始メチオニン
2−381 → 380 → → クレアチンキナーゼB
1−381 → 381 → → クレアチンキナーゼM
残基 → 長さ → → ドメインID
1−24 → 24 → → シグナルペプチド
25−54 → 30 → → インスリンBペプチド
57−87 → 31 → → プロペプチド(Cペプチド)
90−110 → 21 → → インスリンAペプチド
残基 → 長さ → → ドメインID
1 → 1 → → 開始メチオニン
2−115 → 114 → → マクロファージ遊走阻止因子
残基 → 長さ → → ドメインID
1 → 1 → → 開始メチオニン
115−331 → 217 → → ガレクチン−3
残基 → 長さ → → ドメインID
1−20 → 20 → → シグナルペプチド
21−300 → 280 → → プロペプチド
301−412 → 112 → → 形質転換成長因子β−3
残基 → 長さ → → ドメインID
1−24 → 24 → → シグナルペプチド
25−107 → 83 → → プロペプチド
108−654 → 722 → → カドヘリン−3
678−829 → 152 → → 細胞質ドメイン
655−677 → 23 → → 膜貫通ドメイン
108−654 → 547 → → 細胞外ドメイン
761−829 → 69 → → アイソフォーム2の中のGRGERGSQRGNGGLQLARGRTRRS(配列番号20)
残基 → 長さ → → ドメインID
1−18 → 18 → → シグナルペプチド
19−673 → 655 → → 補体C5β鎖
674−677 → 4 → → プロペプチド
678−1676 → 999 → → 補体C5α鎖
678−751 → 74 → → 補体C5aアナフィラトキシン
752−1676 → 925 → → 補体C5α’鎖
残基 → 長さ → → ドメインID
1−31 → 31 → → シグナルペプチド
32−101 → 70 → → 血小板因子4
48−101 → 54 → → 血小板因子4、短鎖
残基 → 長さ → → ドメインID
1−34 → 34 → → シグナルペプチド
35−128 → 94 → → 血小板塩基性タンパク質
44−128 → 85 → → 結合組織活性化ペプチドIII
44−126 → 83 → → TC−2
44−124 → 81 → → 結合組織活性化ペプチドIII(1−81)
48−128 → 81 → → β−トロンボグロブリン
55−128 → 74 → → 好中球活性化ペプチド2(74)
56−128 → 73 → → 好中球活性化ペプチド2(73)
59−128 → 70 → → 好中球活性化ペプチド2
59−126 → 68 → → TC−1
59−124 → 66 → → 好中球活性化ペプチド2(66)
59−121 → 63 → → 好中球活性化ペプチド2(63)
残基 → 長さ → → ドメインID
1−17 → 17 → → シグナルペプチド
99−476 → 378 → → ストロメライシン−2
18−98 → 81 → → 活性化ペプチド
一般に、イムノアッセイは、所望のバイオマーカーを含むまたは含むと思われる試料と、このバイオマーカーと特異的に結合する少なくとも1種類の抗体とを接触させるステップを含む。その後、この試料中のポリペプチドとこの抗体が結合することにより形成される複合体の存在または量を示すシグナルが発生する。その後、このシグナルは、この試料中のバイオマーカーの存在または量と関連する。バイオマーカーの検出および解析のための多数の方法および装置が当業者に周知である。例えば、米国特許第6,143,576号、同第6,113,855号、同第6,019,944号、同第5,985,579号、同第5,947,124号、同第5,939,272号、同第5,922,615号、同第5,885,527号、同第5,851,776号、同第5,824,799号、同第5,679,526号、同第5,525,524号、および同第5,480,792号明細書、ならびにThe Immunoassay Handbook,David Wild,ed.Stockton Press,New York,1994を参照されたい。これらの各々は、全ての表、図および特許請求の範囲を含めて、参照によりその全体が本明細書に組込まれる。
本明細書で使用する「抗体」という用語は、抗原またはエピトープと特異的に結合することができる免疫グロブリン遺伝子もしくは複数の免疫グロブリン遺伝子、もしくはその断片に由来する、それらを手本にするまたはそれらによって実質的にコードされるペプチドもしくはポリペプチドを表す。例えば、Fundamental Immunology,3rd Edition,W.E.Paul,ed.,Raven Press,N.Y.(1993);Wilson(1994;J.Immunol.Methods 175:267−273;Yarmush(1992)J.Biochem.Biophys.Methods 25:85−97を参照されたい。抗体という用語は,抗原に結合する能力を保有する抗原結合部分、すなわち「抗原結合部位」(例えば、断片、サブシーケンス、相補性決定領域(CDR))を含み、(i)VL、VH、CLおよびCH1ドメインからなる一価の断片であるFab断片;(ii)ヒンジ領域においてジスルフィド架橋によって結合される2つのFab断片からなる二価の断片であるF(ab’)2断片;(iii)VHおよびCH1ドメインからなるFd断片;(iv)抗体の単一アームのVLおよびVHドメインからなるFv断片;(v)VHドメインからなるdAb断片(Ward et al.,(1989) Nature 341:544−546)ならびに(vi)単離された相補性決定領域(CDR)を含む。一本鎖抗体も、参照により「抗体」という用語に含まれる。
バイオマーカーの使用に関して本明細書で使用する「相関する」という用語は、患者におけるバイオマーカー(複数可)の存在または量を、ある病気を患っていると知られている、もしくはある病気を患うリスクのあることが知られているヒト、またはある病気にかかっていないことが知られているヒトにおけるその存在または量とを比較することを表す。多くの場合、これは、バイオマーカー濃度の形式のアッセイ結果と、疾患の発生もしくは不発生またはある将来的な予後の可能性を示すと選択される所定の閾値とを比較する形式をとる。
上記のように、本明細書で使用する「急性腎(または腎臓)損傷」および「急性腎(または腎臓)不全」という用語を、ベースラインの値からの血清クレアチニンの変化に関して、ある程度定義する。ARFのほとんどの定義は、血清クレアチニンおよび、多くの場合、尿排出量の使用を含む共通事項を有する。この比較において使用する腎機能の利用できるベースラインを測定することなく、腎機能障害を有する患者が存在し得る。かかる事象において、最初に、患者が正常なGFRを有すると想定することにより、ベースラインの血清クレアチニンの値を推定することができる。糸球体濾過量(GFR)は、単位時間あたりの腎(腎臓)糸球体毛細血管からボーマン嚢に濾過される液体の体積である。血液中に安定したレベルで存在し、腎臓によって自由に濾過されるが、再吸収または分泌のいずれも起こらない任意の化学物質を測定することにより、糸球体濾過量(GFR)を計算することができる。典型的には、GFRをml/分の単位で表す。
一度診断が確立すると、腎置換療法の開始、腎臓に損傷をあたえると知られる化合物送達の取りやめ、腎臓移植、腎臓に損傷をあたえることが知られる処置の遅延または回避、改良された利尿薬の投与、目標指向の治療の開始などのその診断に適合する治療計画を、臨床医は容易に選択することができる。当業者は、本明細書記載の診断法に関して論じられる多数の疾患の適切な治療を知っている。例えば、Merck Manual of Diagnosis and Therapy,17th Ed.Merck Research Laboratories,Whitehouse Station,NJ,1999を参照されたい。さらに、本明細書記載の方法および組成物は予後の情報を提供するので、本発明のマーカーを用いて、治療経過を監視することが可能である。例えば、予後の状態の改善または悪化は、特定の治療が有効であるかまたは有効ではないかを示し得る。
実施例1
造影剤腎症試料の収集
この資料収集研究の目的は、血管内への造影剤の投入前後の、患者の血漿および尿の試料ならびに臨床データを収集することである。ヨウ素造影剤の血管内投与を含むX線検査/血管造影検査を行う約250人の成人を登録する。この研究に登録するためには、それぞれの患者は以下の試験対象患者基準の全てを満たさなければならず、かつ以下の試験対象除外基準のいずれも満たしてはいけない:
試験対象患者基準
18歳以上の男性および女性であること;
造影剤の血管内投与を含む(CTスキャンまたは冠状動脈インターベンションなどの)X線検査/血管造影検査を行うこと;
造影剤投与後少なくとも48時間の間は入院することが期待されること;
研究の参加について書面によるインフォームド・コンセントを提出すること、かつ全ての研究手順に従うことができ、かつその意思があること。
試験対象除外基準
腎移植者であること;
造影の手順に先立って、急に腎機能が悪化すること;
(緊急のまたは習慣的に)透析をすでに受けているか、または登録時に透析の切迫した必要性があること;
造影剤投与後48時間以内に、(例えば、心肺バイパスを含む)大手術、またはさらなる腎損傷のかなりのリスクを有する造影剤による追加の画像診断手順を行うことが期待されること;
試験前30日以内に実験的治療を伴う介入的臨床研究に参加すること;
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)または肝炎ウイルスによる感染が判明していること。
心臓外科試料の収集
この資料収集研究の目的は、心臓血管手術(腎臓機能に潜在的に損傷を与えると知られる手術)を受ける前後の、患者の血漿および尿の試料ならびに臨床データを収集することである。かかる手術を受ける約900人の成人を登録する。この研究に登録するためには、それぞれの患者は以下の試験対象患者基準の全てを満たさなければならず、かつ以下の試験対象除外基準のいずれも満たしてはいけない:
試験対象患者基準
18歳以上の男性および女性であること;
心臓血管手術を行うこと;
腎置換リスクスコアのToronto/Ottawa Predictive Risk Index(Wijeysundera et al.,JAMA 297:1801−9,2007)が少なくとも2であること;および
研究の参加について書面によるインフォームド・コンセントを提出すること、かつ全ての研究手順に従うことができ、かつその意思があること。
試験対象除外基準
妊娠が判明していること;
腎移植の前歴があること;
登録に先立って、急に腎機能が悪化すること(例えば、RIFLE分類のいずれかのカテゴリー);
(緊急のまたは習慣的に)透析をすでに受けているか、または登録時に透析の切迫した必要性があること:
AKIのための薬剤注入もしくは治療的介入を伴う心臓手術後7日以内に、別の臨床研究にすぐに登録するか、または別の臨床研究に登録することが期待されること;
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)または肝炎ウイルスによる感染が判明していること。
急性疾患の対象の試料の収集
この研究の目的は、急性疾患の患者の試料を収集することである。少なくとも48時間の間、ICUにいることが期待される約900人の成人を登録する。この研究に登録するためには、それぞれの患者は以下の試験対象患者基準の全てを満たさなければならず、かつ以下の試験対象除外基準のいずれも満たしてはいけない:
試験対象患者基準
18歳以上の男性および女性であること;
研究集団1:以下の少なくとも1つを有する約300人の患者:
ショック状態(90mmHg未満のSBPおよび /または60mmHgを超えるMAPを維持するために昇圧剤のサポートの必要性および/または少なくとも40mmHgのSBPの文書化された急降下);ならびに
敗血症;
研究集団2:以下の少なくとも1つを有する約300人の患者:
登録の24時間以内に医師向けコンピューター受注システム(CPOE)で注文したIV構成物質;
登録の24時間以内の造影剤の曝露;
急性非代償性心不全を伴う腹圧の増加;ならびに
登録後48時間の間のICU入院およびICUに入院する可能性の主な理由として重症外傷;
研究集団3:約300人の患者
急性腎損傷(例えば、敗血症、低血圧症/ショック状態(ショック=90mmHg未満の収縮期のBPおよび/もしくは60mmHgを超えるMAPを維持するために昇圧剤のサポートの必要性および/もしくは40mmHgを超えるSBPの文書化された急降下)、大外傷、大出血、または大手術)のリスクファクターが判明することで救急処置の環境(ICUまたはED)を経て入院することが期待されること;
試験対象除外基準
妊娠が判明していること;
施設居住者;
腎移植の前歴があること;
登録に先立って、腎機能の急激な悪化が判明していること(例えば、RIFLE判定基準のいずれかのカテゴリー);
登録前5日以内に(緊急のまたは習慣的に)透析を受けたか、または登録時に透析の切迫した必要性があること:
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)または肝炎ウイルスによる感染が判明していること;
上記の試験対象患者基準の90mmHg未満のSBPのみを満たし、主治医または研究責任者の意見にショックを受けないこと。
イムノアッセイ形式
標準的なサンドイッチ酵素イムノアッセイ技術を用いて、検体を測定する。検体と結合する一次抗体を96ウェルポリスチレンマイクロプレートのウェルの中に固定化する。検体標準物質および試験試料を適切なウェルの中にピペッターで入れ、存在する全検体を固定化抗体と結合させる。結合しなかった全物質を洗い流した後、この検体が結合する西洋ワサビペルオキシダーゼに結合させた二次抗体をこれらのウェルに添加し、それによって、この検体(存在する場合)および一次抗体とでサンドイッチ複合体を形成させる。結合しなかった全ての抗体−酵素試薬を除去するための洗浄後、テトラメチルベンジジンおよび過酸化水素を含む基質溶液をこれらのウェルに添加する。この試料中に存在する検体量に比例して呈色する。呈色反応を止め、色の強度を540nmまたは570nmで測定する。検体標準物質から作成した標準曲線と比較することにより、検体濃度をこの試験試料に割り当てる。以下に報告する濃度は、以下のとおりである:C−Cモチーフケモカイン23 ng/mL、膜貫通型糖タンパク質NMB(可溶型) ng/mL、脳由来神経栄養因子 pg/mL、カテプシンS ng/mL、形質転換成長因子β−2(プロフォームアッセイ) pg/mL、ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子 ng/mL、アンジオポエチン−2 pg/mL、マトリリシン pg/mL、癌胎児性抗原関連細胞接着分子1 ng/mL、クレアチンキナーゼMB ng/mL、インスリン μIU、免疫グロブリンM mg/mL、免疫グロブリンE ng/mL、マクロファージ遊走阻止因子 pg/mL、ガレクチン−3 ng/mL、形質転換成長因子β−3(プロフォームアッセイ) pg/mL、ヘパラン硫酸 μg/mL、カドヘリン−3(可溶型) pg/mL、補体C5(C5aアッセイ) ng/mL、血小板因子4 ng/mL、血小板塩基性タンパク質 ng/mL、およびストロメライシン−2 ng/mL。
外見上健康そうである提供者および慢性疾患患者の試料
慢性または急性疾患が判明していない提供者(「外見上健康そうである提供者」)のヒトの尿試料を2社(Golden West Biologicals,Inc.,27625 Commerce Center Dr.,Temecula,CA 92590およびVirginia Medical Research,Inc.,915 First Colonial Rd.,Virginia Beach,VA 23454)から購入した。これらの尿試料を輸送し、−20℃より低い温度で凍結保存した。これらの会社が、性別、人種(白人/黒人)、喫煙状態および年齢を含む個々の提供者の人口学的情報を提供した。
患者の腎臓の状態を評価するための腎臓損傷マーカーの使用
集中治療室(ICU)の患者を以下の試験において登録した。それぞれの患者をRIFLE判定基準によって決定するように、登録後7日以内に達した最高ステージに従って、損傷なし(0)、損傷のリスク(R)、損傷(I)、および不全(F)のように腎臓状態によって分類した。EDTA抗凝固処理血液試料(10mL)および尿試料(25〜30mL)を登録時、造影剤投与後4(±0.5)および8(±1)(該当する場合)、登録後12(±1)、24(±2)、および48(±2)時間の時点、その後、対象が入院している間毎日、最高で7日〜14日にそれぞれの患者から収集した。マーカーを、収集した尿試料および血液試料の血漿成分において、市販のアッセイ試薬を用いて、標準的な免疫測定法によりそれぞれ測定した。
Claims (14)
- アッセイ結果を提供するために、対象から取得した体液試料において、可溶性膜貫通型糖タンパク質NMBをバイオマーカーとして検出するように構成された1つ以上のアッセイ法を行うこと、かつ前記アッセイ結果と前記対象の腎臓の状態における1つ以上の将来的な変化の可能性とを相関させることを含む、前記対象の腎臓の状態における1つ以上の将来的な変化の可能性の測定方法。
- 前記腎臓の状態における1つ以上の将来的な変化が、腎機能への将来的な損傷、腎機能の将来的な低下、腎機能の将来的な改善、および将来的な急性腎不全(ARF)のうちの1つ以上を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記アッセイ結果が、
可溶性膜貫通型糖タンパク質NMBの測定濃度単独、または可溶性膜貫通型糖タンパク質NMBの測定濃度並びに
脳由来神経栄養因子の測定濃度、
カテプシンSの測定濃度、
形質転換成長因子β−2の測定濃度、
プロ形質転換成長因子β−2の測定濃度、
ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子の測定濃度、
アンジオポエチン−2の測定濃度、
マトリリシンの測定濃度、
癌胎児性抗原関連細胞接着分子1の測定濃度、
クレアチンキナーゼMBの測定濃度、
インスリンの測定濃度、
免疫グロブリンMの測定濃度、
免疫グロブリンEの測定濃度、
マクロファージ遊走阻止因子の測定濃度、
ガレクチン−3の測定濃度、
形質転換成長因子β−3の測定濃度、
プロ形質転換成長因子β−3の測定濃度、
ヘパラン硫酸の測定濃度、
可溶性カドヘリン−3の測定濃度、
補体C5の測定濃度、
補体C5aの測定濃度、
血小板因子4の測定濃度、
血小板塩基性タンパク質の測定濃度、
およびストロメライシン−2の測定濃度
のうちの少なくとも1、2、3、または4つを含む、請求項1または2に記載の方法。 - 複数のアッセイ結果が、前記複数のアッセイ結果を単一の合成結果に変換する機能を用いて組み合わされる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記腎臓の状態における1つ以上の将来的な変化が、前記対象が患う腎損傷と関連する臨床予後を含むか、
前記腎臓の状態における1つ以上の将来的な変化の可能性が、前記体液試料を前記対象から取得する時点から30日、21日、14日、7日、5日、96時間、72時間、48時間、36時間、24時間、および12時間からなる群から選択される期間内に所望の事象が大なり小なり生じるということである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 - 腎臓の状態における1つ以上の将来的な変化の可能性を測定するために、前記対象が、
(a)腎前性、腎内性、または腎後性のARFに対する1つ以上の既知のリスクファクターが前記対象において以前から存在すること、
(b)鬱血性心不全、子癇前症、子癇、真性糖尿病、高血圧、冠動脈疾患、タンパク尿、腎不全、正常範囲を下回る糸球体濾過、肝硬変、正常範囲を上回る血清クレアチニン、敗血症、腎機能への損傷、腎機能の低下、もしくはARFのうちの1つ以上の現在の診断、
(c)対象が大規模な血管手術、冠動脈バイパス、もしくは他の心臓手術を経験するもしくは経験したこと、または
(d)NSAID、シクロスポリン、タクロリムス、アミノグリコシド、フォスカネット、エチレングリコール、ヘモグロビン、ミオグロビン、イホスファミド、重金属、メトトレキサート、放射線造影剤、もしくはストレプトゾトシンへの曝露、
に基づいて選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 - 前記1つ以上の将来的な変化が、前記体液試料を取得する時点から72時間以内に生じるか否かの可能性を測定することを含むか、
前記1つ以上の将来的な変化が、前記体液試料を取得する時点から48時間以内に生じるか否かの可能性を測定することを含むか、または
前記1つ以上の将来的な変化が、前記体液試料を取得する時点から24時間以内に生じるか否かの可能性を測定することを含む、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 - 前記方法は、
前記対象がRIFLEステージ0におり、かつ前記相関ステップが、72時間、48時間、または24時間以内に前記対象はRIFLEステージR、IまたはFに達するであろうという可能性を割り当てることを含むか、
前記対象がRIFLEステージ0におり、かつ前記相関ステップが、72時間、48時間、または24時間以内に前記対象はRIFLEステージIまたはFに達するであろうという可能性を割り当てることを含むか、
前記対象がRIFLEステージ0におり、かつ前記相関ステップが、72時間、48時間、または24時間以内に前記対象はRIFLEステージIに達するであろうという可能性を割り当てることを含むか、
前記対象がRIFLEステージ0におり、かつ前記相関ステップが、72時間、48時間、または24時間以内に前記対象はRIFLEステージFに達するであろうという可能性を割り当てることを含むか、
前記対象がRIFLEステージ0またはRにおり、かつ前記相関ステップが、72時間、48時間、または24時間以内に前記対象はRIFLEステージIまたはFに達するであろうという可能性を割り当てることを含むか、
前記対象がRIFLEステージ0またはRにおり、かつ前記相関ステップが、72時間、48時間、または24時間以内に前記対象はRIFLEステージIに達するであろうという可能性を割り当てることを含むか、
前記対象がRIFLEステージ0またはRにおり、かつ前記相関ステップが、72時間、48時間、または24時間以内に前記対象はRIFLEステージFに達するであろうという可能性を割り当てることを含むか、
前記対象がRIFLEステージRにおり、かつ前記相関ステップが、72時間、48時間、または24時間以内に前記対象はRIFLEステージIまたはFに達するであろうという可能性を割り当てることを含むか、
前記対象がRIFLEステージRにおり、かつ前記相関ステップが、72時間、48時間、または24時間以内に前記対象はRIFLEステージIに達するであろうという可能性を割り当てることを含むか、
前記対象がRIFLEステージRにおり、かつ前記相関ステップが、72時間、48時間、または24時間以内に前記対象はRIFLEステージFに達するであろうという可能性を割り当てることを含むか、
前記対象がRIFLEステージ0、R、またはIにおり、かつ前記相関ステップが、72時間、48時間、または24時間以内に前記対象はRIFLEステージFに達するであろうという可能性を割り当てることを含むか、または、
前記対象がRIFLEステージIにおり、かつ前記相関ステップが、72時間、48時間、または24時間以内に前記対象はRIFLEステージFに達するであろうという可能性を割り当てることを含む、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。 - 前記対象が急性腎不全ではないか、
前記対象が、前記体液試料が取得される時点の前に決定されるベースライン値から1.5倍以上の血清クレアチニンの増加を経験したことがないか、
前記対象の尿排出量が、前記体液試料が取得される時点に先立つ6時間にわたって、少なくとも0.5ml/kg/時であるか、
前記対象が、前記体液試料が取得される時点の前に決定されるベースライン値から0.3mg/dL以上の血清クレアチニンの増加を経験したことがないか、
前記対象が、(i)前記体液試料が取得される時点の前に決定されるベースライン値から1.5倍以上の血清クレアチニンの増加を経験したことがなく、(ii)尿排出量が、前記体液試料が取得される時点に先立つ6時間にわたって、少なくとも0.5ml/kg/時であり、かつ(iii)前記体液試料が取得される時点の前に決定されるベースライン値から0.3mg/dL以上の血清クレアチニンの増加を経験したことがないか、
前記対象が、前記体液試料が取得される時点の前に決定されるベースライン値から2倍以上の血清クレアチニンの増加を経験したことがないか、
前記対象の尿排出量が、前記体液試料が取得される時点に先立つ12時間にわたって少なくとも0.5ml/kg/時であるか、
前記対象が、(i)前記体液試料が取得される時点の前に決定されるベースライン値から2倍以上の血清クレアチニンの増加を経験したことがなく、かつ(ii)尿排出量が、前記体液試料が取得される時点に先立つ12時間にわたって、少なくとも0.5ml/kg/時であるか、
前記対象が、前記体液試料が取得される時点の前に決定されるベースライン値から3倍以上の血清クレアチニンの増加を経験したことがないか、
前記対象が、前記体液試料が取得される時点に先立つ24時間にわたって少なくとも0.3ml/kg/時の尿量を有し、かつ前記体液試料が取得される時点に先立つ12時間にわたって無尿ではないか、または、
前記対象が、(i)前記体液試料が取得される時点の前に決定されるベースライン値から3倍以上の血清クレアチニンの増加を経験したことがなく、(ii)前記体液試料が取得される時点に先立つ24時間にわたって少なくとも0.3ml/kg/時の尿量を有し、かつ前記体液試料が取得される時点に先立つ12時間にわたって無尿ではない、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。 - 前記相関ステップが、
72時間以内に前記対象は、(i)1.5倍以上の血清クレアチニンの増加を経験し、(ii)尿排出量が6時間にわたって0.5ml/kg/時未満であり、かつ(iii)0.3mg/dL以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
48時間以内に前記対象は、(i)1.5倍以上の血清クレアチニンの増加を経験し、(ii)尿排出量が6時間にわたって0.5ml/kg/時未満であり、かつ(iii)0.3mg/dL以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
24時間以内に前記対象は、(i)1.5倍以上の血清クレアチニンの増加を経験し、(ii)尿排出量が6時間にわたって0.5ml/kg/時未満であり、かつ(iii)0.3mg/dL以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
72時間以内に前記対象は1.5倍以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
72時間以内に前記対象の尿排出量は6時間にわたって0.5ml/kg/時未満であること、
72時間以内に前記対象は0.3mg/dL以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
48時間以内に前記対象は1.5倍以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
48時間以内に前記対象の尿排出量は6時間にわたって0.5ml/kg/時未満であること、
48時間以内に前記対象は0.3mg/dL以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
24時間以内に前記対象は1.5倍以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
24時間以内に前記対象の尿排出量は6時間にわたって0.5ml/kg/時未満であること、
24時間以内に前記対象は0.3mg/dL以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
72時間以内に前記対象は(i)2倍以上の血清クレアチニンの増加を経験し、かつ(ii)尿排出量が12時間にわたって0.5ml/kg/時未満であること、
48時間以内に前記対象は(i)2倍以上の血清クレアチニンの増加を経験し、かつ(ii)尿排出量が12時間にわたって0.5ml/kg/時未満であること、
24時間以内に前記対象は(i)2倍以上の血清クレアチニンの増加を経験し、かつ(ii)尿排出量が12時間にわたって0.5ml/kg/時未満であること、
72時間以内に前記対象は2倍以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
72時間以内に前記対象の尿排出量は12時間にわたって0.5ml/kg/時未満であること、
48時間以内に前記対象は2倍以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
48時間以内に前記対象の尿排出量は12時間にわたって0.5ml/kg/時未満であること、
24時間以内に前記対象は2倍以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
24時間以内に前記対象の尿排出量は12時間にわたって0.5ml/kg/時未満であること、
72時間以内に前記対象は、(i)3倍以上の血清クレアチニンの増加を経験し、かつ(ii)尿排出量が、24時間にわたって0.3ml/kg/時未満であるか、もしくは12時間にわたって無尿であること、
48時間以内に前記対象は、(i)3倍以上の血清クレアチニンの増加を経験し、かつ(ii)尿排出量が、24時間にわたって0.3ml/kg/時未満であるか、もしくは12時間にわたって無尿であること、
24時間以内に前記対象は、(i)3倍以上の血清クレアチニンの増加を経験し、かつ(ii)尿排出量が、24時間にわたって0.3ml/kg/時未満であるか、もしくは12時間にわたって無尿であること、
72時間以内に前記対象は、3倍以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
72時間以内に前記対象の尿排出量は24時間にわたって0.3ml/kg/時未満であるか、もしくは12時間にわたって無尿であること、
48時間以内に前記対象は、3倍以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
48時間以内に前記対象の尿排出量は24時間にわたって0.3ml/kg/時未満であるか、もしくは12時間にわたって無尿であること、
24時間以内に前記対象は、3倍以上の血清クレアチニンの増加を経験すること、
24時間以内に前記対象の尿排出量は24時間にわたって0.3ml/kg/時未満であるか、もしくは12時間にわたって無尿であること、
72時間以内に前記対象は、少なくとも44μmol/lの血清クレアチニンの増加を伴う354μmol/l以上の血清クレアチニンレベルを有すること、
48時間以内に前記対象は、少なくとも44μmol/lの血清クレアチニンの増加を伴う354μmol/l以上の血清クレアチニンレベルを有すること、または、
24時間以内に前記対象は、少なくとも44μmol/lの血清クレアチニンの増加を伴う354μmol/l以上の血清クレアチニンレベルを有すること、
の可能性の一つ以上を割り当てることを含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。 - 前記体液試料が尿試料である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
- 前記方法が、可溶性膜貫通型糖タンパク質NMB単独、または可溶性膜貫通型糖タンパク質NMB、並びに脳由来神経栄養因子、カテプシンS、形質転換成長因子β−2、ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子、アンジオポエチン−2、マトリリシン、および癌胎児性抗原関連細胞接着分子1のうちの1、2、または3つ以上を検出するアッセイを行うことを含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 急性腎損傷の評価のための、可溶性膜貫通型糖タンパク質NMB単独、または可溶性膜貫通型糖タンパク質NMB並びに脳由来神経栄養因子、カテプシンS、形質転換成長因子β−2、ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子、アンジオポエチン−2、マトリリシン、癌胎児性抗原関連細胞接着分子1、クレアチンキナーゼMB、インスリン、免疫グロブリンM、免疫グロブリンE、マクロファージ遊走阻止因子、ガレクチン−3、形質転換成長因子β−3、ヘパラン硫酸、可溶性カドヘリン−3、補体C5、血小板因子4、血小板塩基性タンパク質、およびストロメライシン−2からなる群から選択される1種類以上のバイオマーカーの使用。
- 可溶性膜貫通型糖タンパク質NMB単独、または可溶性膜貫通型糖タンパク質NMB並びに脳由来神経栄養因子、カテプシンS、形質転換成長因子β−2、ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子、アンジオポエチン−2、マトリリシン、癌胎児性抗原関連細胞接着分子1、クレアチンキナーゼMB、インスリン、免疫グロブリンM、免疫グロブリンE、マクロファージ遊走阻止因子、ガレクチン−3、形質転換成長因子β−3、ヘパラン硫酸、可溶性カドヘリン−3、補体C5、血小板因子4、血小板塩基性タンパク質、およびストロメライシン−2からなる群から選択される1種類以上の腎損傷マーカーを検出するように構成された1つ以上のアッセイを行うための試薬を含むキットであって、
前記試薬が、1つ以上の結合試薬を含み、その各々が前記腎損傷マーカーの1つに特異的に結合するか、
複数の結合試薬が、単一アッセイ装置の中に含まれるか、
前記アッセイの少なくとも1つが、サンドイッチ結合アッセイとして構成されるか、
前記アッセイの少なくとも1つが、競合結合アッセイとして構成されるか、
前記1つ以上のアッセイが、可溶性膜貫通型糖タンパク質NMB単独、または可溶性膜貫通型糖タンパク質NMB並びに脳由来神経栄養因子、カテプシンS、形質転換成長因子β−2、ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子、アンジオポエチン−2、マトリリシン、または癌胎児性抗原関連細胞接着分子1のうちの1、2、または3つ以上を検出するアッセイを含む、キット。
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