JP6608777B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は内燃機関の燃料噴射制御装置に係り、特に吸気行程、或いは吸気行程から圧縮行程にかけて筒内燃料噴射弁から複数回の燃料噴射を行う多段燃料噴射機能を有する内燃機関の燃料噴射制御装置に関するものである。
内燃機関の筒内に直接的に燃料の噴射が可能な筒内噴射式内燃機関では、吸気行程、或いは吸気行程から圧縮行程までの範囲に亘って燃料噴射が可能となっており、筒内噴射式内燃機関の燃料噴射量は、吸気行程の開始時に、吸入空気通路に設けた空気流量計で検出した吸入空気量を基に算出されている。そして、求められた燃料噴射量を所定回数に分割して、筒内燃料噴射弁から噴射する多段燃料噴射機能が採用されている。
しかしながら、空気流量計における吸入空気量の計測後に、加速動作等によって吸気行程中の吸入空気量が増加した場合には、増加した空気量に対応した燃料量が補正増量されていないので、筒内の混合気の空燃比が希薄状態となり、排気性能や運転性能に悪影響を及ぼすという課題がある。
そして、この課題に対応するため、例えば、特開2000‐257476号公報(特許文献1)においては、内燃機関の運転状態に基づき燃料の噴射量を算出し、この算出された噴射量に基づき筒内燃料噴射弁によって吸気行程中の燃焼室内に噴射し、更に、この燃料噴射とは別に、吸入行程の終了時期に内燃機関の燃焼室に吸入された吸入空気量を計測し、計測した吸入空気量に基づいて燃料の補正量を算出し、算出された補正燃料噴射量を吸気行程末期から圧縮行程にかけて燃焼室内に追加で噴射することが提案されている。
特開2000‐257476号公報
ところで、この特許文献1に記載の燃料噴射制御方法では、吸入空気量の計測後の吸気行程中に加速等が行われて空気量が増加した場合、増加した空気量を吸気行程終了時に検出し、この増加した空気量に対応する不足燃料量を圧縮行程にかけて噴射するものである。しかしながら、圧縮行程に移行しているためピストンは上死点に向かって上昇しているので、筒内燃料噴射弁とピストン冠面の距離が短くなり、噴射された燃料がピストン冠面に衝突し、更に衝突した燃料が燃焼室の壁面へ付着することによって、未燃成分が多く残り、排気性能が悪化するという新たな課題が発生する。
本発明の目的は、吸気行程での加速時における運転性能の確保と排気性能の悪化を抑制することができる新規な内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することにある。
本発明の特徴は、吸気行程の開始前の吸入空気量と、吸気行程で加速動作が発生した際の吸入空気量と、吸気バルブのバルブ動作状態量に基づいて、吸気行程終了時での加速動作に基づく空気量の増加分を推定して求め、この求められた空気量の増加分に対応して吸気行程で補正燃料を噴射する、ところにある。
本発明によれば、吸気行程の途中で加速動作が発生した場合に、吸気行程終了時の加速動作によって増加する空気量の増加分を推定して補正燃料を供給するので、吸気行程での燃料不足が解消され、加速動作での運転性能を改善することが可能である。また、吸気行程内での燃料噴射が可能となるので、ピストン冠面及び燃焼室壁面への燃料付着が回避され、排気性能の悪化を抑制することが可能となる。
本発明が適用される筒内噴射式内燃機関のシステム構成を示す構成図である。 コントロールユニットの内部構成を示すブロック図である。 加速判定時の吸気バルブリフト量と吸気行程での積算空気量の変化を示した特性図である。 加速判定時の吸気バルブリフト量と吸気行程での空気量比率の関係を示した特性図である。 加速判定時の第1の多段噴射方法を説明する説明図である。 加速判定時の第2の多段噴射方法を説明する説明図である。 加速判定時の燃料噴射補正量の算出方法を示す第1フローチャートである。 図7に示す第1フローチャートに続く燃料噴射制御方法を示す第2フローチャートである。 図8に示す第2フローチャートに続く燃料噴射制御方法を示す第3フローチャートである。 図9に示す第3フローチャートに続く燃料噴射制御方法を示す第4フローチャートである。
本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
まず、本願発明の実施形態を説明する前に、本願発明が適用される内燃機関の燃料噴射制御装置の構成を説明する。図1は、本発明が適用される内燃機関用制御装置が搭載された筒内噴射式内燃機関のシステムを示したものである。
図1において、内燃機関101に吸入される空気は、空気流量計(AFM: Air Flow Meter)120を通過し、スロットル弁119、コレクタ115の順に吸入にされ、その後、各気筒に備わる吸気管110、吸気弁103を介して燃焼室121に供給される。
一方、燃料は、燃料タンク123から低圧燃料ポンプ124により、内燃機関101に備わる高圧燃料ポンプ125へ送られ、高圧燃料ポンプ125は、ECU(Engine Control Unit)109からの制御指令値に基づき、燃料圧を所望の圧力になるように制御する。これにより高圧化された燃料は、高圧燃料配管128を介して、筒内燃料噴射弁105へ送られ、筒内燃料噴射弁105は、ECU109内に備わる燃料噴射弁制御装置127の指令に基づき、燃料を燃焼室121へ噴射する。
尚、内燃機関101には、高圧燃料ポンプ125を制御するため、高圧燃料配管128内の圧力を計測する燃料圧力センサ126が備わっており、ECU109は、この圧力値に基づき、高圧燃料配管内128の燃料圧力を所望の圧力になるようにフィードバック制御を行う。
更に、内燃機関101には、点火コイル107、点火プラグ106が備わり、ECU109により、所望のタイミングで点火コイル107への通電制御と点火プラグ106による点火制御が行われる仕組みとなっている。これにより、燃焼室121内で吸入空気と燃料は、点火プラグ106から放たれる火花により点火されて燃焼される。燃焼により生じた排気ガスは、排気弁104を介して、排気管111に排出され、排気管111には、この排気ガスを浄化するための三元触媒112が備えられている。
ECU109には、燃料噴射制御装置127が内蔵され、内燃機関101のクランク軸(図示せず)角度を計測するクランク角度センサ116、吸入空気量を計測する空気流量計120、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサ113、運転者が操作するアクセルの開度を示すアクセル開度センサ122、燃料圧力センサ126等からの検出信号が入力される。
各センサから入力された信号について更に説明する。ECU109は、アクセル開度センサ122の検出信号から、内燃機関101の要求トルクを算出すると共に、アイドル状態であるか否かの判定等を行う。また、ECU109には、クランク角度センサ116の検出信号から、内燃機関の回転速度(以下、エンジン回転数)を演算する回転数検出手段と、水温センサ108から得られる内燃機関101の冷却水温と内燃機関始動後の経過時間等から三元触媒112が暖機された状態であるか否かを判断する手段などが備えられている。
また、ECU109は、アクセル開度センサ122の検出信号から要求トルクを求めて内燃機関101に必要な吸入空気量を算出し、それに見合った開度信号を演算してスロットル弁119の駆動モータに出力している。また、点火コイル107に点火信号を出力している。更に、燃料噴射制御装置127は吸入空気量に応じた燃料量を算出して筒内燃料噴射弁105に燃料噴射信号を出力している。
以上に説明した筒内噴射式内燃機関のシステムは既に良く知られているので、これ以上の説明は省略する。
次に、図2を用いて、ECU109の内部構成を説明する。図2から明らかなように、ECU109は、入力回路203、A/D変換部204、CPU(中央演算部)205、ROM207、RAM209、及び出力回路210を含んだコンピュータにより構成された電子制御装置である。
入力回路203には、上述したセンサ類201から出力された信号が入力信号202として取り込まれている。入力回路203は、入力信号202がアナログ信号の場合、入力信号からノイズ成分の除去等を行い、ノイズ除去後の信号をA/D変換部204に出力する。一方、入力信号202がデジタル信号の場合は、入力回路203から信号線206を介して直接CPU205に取り込まれている。
CPU205は、A/D変換部204からA/D変換結果を取り込み、ROM207等の記憶媒体に記憶された制御ロジック(プログラム)208を実行することによって、内燃機関の制御に必要な制御演算、診断等を実行する。CPU205の演算結果及びA/D変換結果は、RAM209に一時的に記憶されている。また、CPU205の演算結果は、出力回路210から制御信号211として出力され、筒内燃料噴射弁105等に備えられたアクチュエータ類212を駆動する。
これらのECU109の構成、機能等も既に良く知られているので、これ以上の説明は省略する。
そして、本発明は上述した筒内噴射式内燃機関のシステム及びECU109によって、運転性能の確保と排気性能の悪化を抑制することができる、新規な多段燃料噴射制御を提案するものである。
次に本発明の具体的な実施形態について説明するが、先ず、図3に基づいて吸気行程の間に加速判定がなされた場合の吸気行程中の空気量の推移について説明する。
吸気行程での燃料噴射の場合では、燃料噴射制御は、内燃機関の回転数と、吸気行程開始時に空気流量計120で検出した吸入空気量を基に、燃料噴射量を算出している。そして、吸気行程開始から圧縮行程終了まで、1サイクル中に複数回の燃料噴射を実行する多段燃料噴射の場合、特許文献1では、内燃機関の回転数と、吸気行程開始時に空気流量計120で検出した基本吸入空気量を基に燃料噴射量を算出して噴射し、更に吸気行程終了時に加速で生じた空気量の増加分に対応した補正燃料量を求め、この求められた補正燃料量を圧縮行程開始時に噴射するようにしている。
この場合、燃料噴射量の算出の基本となる吸入空気量は、吸気行程開始時に空気流量計120で検出した吸入空気量であり、吸気バルブ3が開弁を開始するA点より前に検出した値となる。加速状態を判定しない場合には、単位時間当たりの吸入空気量はほぼ一定であり、1サイクル中に内燃機関の燃焼室に吸入される積算空気量は、図中の「加速判定無し」のような特性となり、吸気バルブ3が閉弁するC点における積算空気量が、加速判定無し空気量Qsaとなる。
また、図中のB点で加速状態を判定した場合、加速判定以降は、内燃機関の燃焼室に吸入される吸入空気量は増加し、1サイクル中に内燃機関の燃焼室に吸入される積算空気量は、図中の「加速判定有り」のような特性になり、吸気バルブ3が閉弁するC点の積算空気量が、加速判定有り空気量Qsbとなる。
このとき、加速動作による吸入空気量の増加分は、加速判定無し空気量Qsaと加速判定有り空気量Qsbの差分(Qsb−Qsa)になるが、加速動作による吸入空気量の増加分を、精度よく検出するためには、特許文献1のように吸気バルブ3が閉弁するC点の空気量を検出することが有効である。
このため、特許文献1においては、吸気行程終了時の吸入空気量を検出し、加速動作による空気量の増加分から補正燃料噴射量を算出し、空気量の増加分に対応した燃料を内燃機関の燃焼室に供給できるため、燃料不足による運転性能の悪化は抑制できる。しかしながら、この場合は燃料噴射開始時期が圧縮行程となるため、ピストンが上死点に向かって上昇してくるので、ピストン冠面及び内燃機関の燃焼室壁面への燃料付着による、排気性能の悪化が懸念される。
そこで、本実施形態では図4に示すような方法で、吸気行程時に発生した加速動作によって生じる空気量の増加分を推定している。まず、図4を用いて加速発生時の吸入空気量の増加分の算出方法について説明する。
本実施形態では、吸気行程の間に加速動作による空気量の増加を判定した場合、吸気行程終了時に内燃機関の燃焼室に吸入される吸入空気量の増加分を推定するものである。そして本実施形態では、この推定された吸入空気量の増加分に対応した補正燃料噴射量を算出し、吸気行程での多段燃料噴射で燃料噴射量に反映させるものである。
尚、本実施形態では、吸気行程の進行に伴って変化する内燃機関の動作状態量に基づいて、内燃機関の燃焼室に吸入される吸入空気量の増加分を推定しているものである。具体的な方法として本実施形態では、内燃機関の動作状態量の1つとして、吸気バルブ3のリフト量を所定時間毎に積算し、この積算リフト量に基づいて空気量比率KQrを算出し、算出した空気量比率KQrで吸気行程終了時の吸入空気量の増加分(加速動作によって一燃焼サイクルで増加する空気量)を推定するようにしている。
ここで、空気量比率KQrは適合作業(マッチング)やシミュレーションによって吸気バルブのリフト量の積算値と空気量比率KQrの関係を予め求めておき、これをマップとして記憶しておくことで、実際の制御において利用することができる。空気量比率KQrは内燃機関自体の特性や、加速度合、回転数等によって適切な値が存在するので、これに対応した複数のマップを準備しても良いし、演算で求めることも可能である。
さて、燃料噴射量を算出する基本となる吸入空気量は、吸気行程開始時に空気流量計120で検出した基本吸入空気量Qstdであり、吸気バルブ3が開弁動作を開始するA点より前に検出した値となる。
一方、空気量比率KQrは、A点である吸気バルブ3の開弁開始時に0%、C点である閉弁終了時に100%となり、例えば、図中のB点にて、加速動作が発生した場合には、吸気行程中に吸入される、全ての吸入空気量のうちの約30%が、内燃機関の燃焼室に吸入されたことになる。このため、加速動作が発生したB点から、吸気バルブ3が閉弁するC点までには、残り70%の吸入空気量が吸入されることになる。
そして、燃料噴射量の算出の基本となる吸気行程開始前のA点での基本吸入空気量Qstdと、加速動作発生時のB点での吸入空気量Qaccの差分(Qacc−Qstd)に空気量比率KQrの補正値を乗算することで、吸気行程終了時の加速動作による吸入吸気量の増加分(加速動作によって一燃焼サイクルで増加する空気量)を推定することが可能となる。
この結果、吸気行程終了時に加速動作によって増加する吸入吸気量を、加速動作の発生時に推定して算出するため、加速による空気量の増加分に対応した補正燃料量を、吸気行程の間に内燃機関の燃焼室に供給でき、加速動作時の燃料不足による運転性能の悪化が抑制され、また、圧縮行程時に燃料噴射を行なわないため排気性能の悪化を抑制できる。
尚、吸気バルブ3及び排気バルブ4に、可変動弁機構を採用した場合においても、考え方は同様であるが、排気バルブ4の閉弁タイミングと、吸気バルブ3の開弁タイミングが重なる、バルブオーバーラップが発生した場合は、吸入された吸入空気がバルブオーバーラップにより排気管11に吹き抜けるため、吹き抜ける量を考慮して吸入空気量を算出することが必要である。
また、本実施形態では、加速動作の発生時の運転性能の悪化抑制と、圧縮行程噴射による排気性能の悪化抑制を両立させるため、多段噴射のやり方を工夫している。この多段噴射のやり方について、図5、図6のタイムチャートを参照しながら説明する。
図5は、吸気行程中に2回の燃料噴射を実行する多段噴射制御を示しており、吸気行程で1回目燃料噴射時期Tm1の後と2回目燃料噴射時期Tm2の間に、加速判定が成立した場合を表したものである。尚、1回目燃料噴射時期Tm1では噴射量Qf1が噴射され、2回目燃料噴射時期Tm2では噴射量Qf2が噴射されるものであり、噴射量Qf1=噴射量Qf2に設定されている。この場合、全燃料噴射量は吸気行程の前に検出された基本吸入空気量に基づいて求められており、これを2等分した燃料量が筒内燃料噴射弁から噴射されるものである。これによって、噴射された燃料の混合が均一になる効果が得られる。
そして、運転者のアクセル操作によって加速動作が行われた場合において、前述した通り、加速判定による吸入空気量の増加分は、燃料噴射量の算出の基本となる基本吸入空気量Qstdと、加速動作の発生時の吸入空気量Qaccの差分(Qacc−Qstd)に、空気量比率KQrの補正値を乗算して算出する。これによって、加速動作によって一燃焼サイクルで増加する空気量を推定することが可能となる。
尚、この吸入空気量の増加分に対応した補正燃料噴射量Qfαが求められるが、特許文献1のように圧縮行程で噴射した場合、圧縮行程での噴射によって、ピストン冠面および内燃機関の燃焼室壁面への燃料付着による、排気性能の悪化が懸念される。
本実施形態では、この対応策として、加速判定した場合には圧縮行程での燃料噴射を実行しない制御とし、加速判定後の吸気行程での2回目燃料噴射時期Tm2に、2回目燃料噴射時期Tm2の噴射量Qf2と、加速判定による空気量の増加分に対応した補正燃料噴射量Qfαを加算し、一括して2回目燃料噴射時期Tm2で燃料噴射を実行する制御とした。
これによって、吸気行程における加速動作に対応して、1サイクル中に内燃機関の燃焼室に吸入される吸入空気量に対応した燃料を過不足無く供給できるため、運転性能の確保と、排気性能の悪化の抑制を両立することが可能となった。
また、図6は吸気行程の2回目燃料噴射時期Tm2の噴射の途中に、加速判定した場合を表したものである。運転者のアクセル操作によって加速動作が行われた場合において、前述した場合と同様に、加速判定による吸入空気量の増加分は、燃料噴射量算出の基本となる基本吸入空気量Qstdと、加速動作の発生時の吸入空気量Qaccの差分(Qacc−Qstd)に、空気量比率KQrの補正値を乗算して算出する。
また、吸気行程では2回噴射に設定されているため、吸気行程の2回目燃料噴射時期Tm2の噴射の途中に、加速判定がされると、補正燃料は次気筒の吸気行程で噴射されることになって、吸入空気量に対応した燃料を過不足無く供給できないため、運転性能が低下する可能性がある。この対応策として、加速判定した場合には圧縮行程での燃料噴射を実施しないように、2回目燃料噴射時期Tm2の噴射時期と圧縮行程開始時期の間に、加速動作による空気量増加分に対応した補正燃料噴射量Qfαを追加の燃料噴射時期Tmαとして燃料噴射を実行している。
この場合も、1サイクル中に内燃機関の燃焼室に吸入される、吸入空気量に対応した燃料を過不足無く供給できるため、運転性能の確保と、排気性能の悪化抑制を両立することが可能となる。尚、補正燃料噴射量Qfαの燃料噴射時期Tmαは、吸気行程に間に合わない場合、次気筒の吸気行程で実施することができる。
次に、図5、図6に示した制御の具体的な制御フローについて、図7、図8、図9、及び図10に示すフローチャートを参照しながら説明する。尚、以下に示す実施形態では、多段噴射の回数を3回として説明する。この場合も分割された各燃料噴射量は同じ量に設定されている。
図7に示すフローチャートは、燃料噴射量の算出と、加速判定時に算出する燃料噴射補正量の制御フローを表したものである。本ルーチンが起動されると、まず、ステップSS11で燃料噴射量を算出するための基準となる、基本吸入空気量Qstdを空気流量計120の出力から検出する。この基本吸入空気量Qstdは吸気行程の開始前に検出されていることは上述した通りである。
この後、ステップSS12において、燃料噴射量の計算タイミングかどうか判定する。このステップSS12で燃料噴射量の計算タイミングであると判定された場合には、ステップSS13へ進み、現在の回転数と、ステップSS11で検出した基本吸入空気量Qstdを基に、燃料噴射量を算出し、終了となる。尚、この場合、周知のように燃料噴射量は水温等によって増減される。
一方、ステップSS12で、燃料噴射量の計算タイミングではないと判定された場合には、ステップSS14において、吸気行程で所定の加速判定が成立しているかどうか判定する。このステップSS14で、所定の加速判定が成立していると判定された場合には、ステップSS15で、加速判定成立時の吸入空気量Qaccを、空気流量計120の出力から検出する。
この後、ステップSS16において、吸気バルブの積算リフト量に基づいて吸気バルブ3の開弁開始時を0%、閉弁終了時を100%とするマップ(図4に示す特性が記憶されたマップ)から、空気量比率KQrを算出する。続くステップSS17では、ステップSS15で検出した、加速判定時の吸入空気量Qaccと、ステップSS16で算出した空気量比率KQrより、次の式(1)にて、加速時に増加する増加吸入空気量Qadを算出する。
Qad=(Qacc−Qstd)×KQr……(1)
この後、ステップSS18では、ステップSS17で算出した、加速時の増加吸入空気量Qadと、回転数を基に、補正燃料噴射時間Tacc(=Qfα)を算出する。ここで、補正燃料噴射時間Taccが確定した時点で加速判定されたものと見做すことができるので、図8、図9、図10の各フローチャートでは、補正燃料噴射時間Taccが確定した時点で加速判定がなされたものとしている。尚、ステップSS18で算出した補正燃料噴射時間Taccに関連する燃料噴射方法については、図8、図9、図10の各フローチャートで詳しく説明する。
一方、ステップSS14で、所定の加速判定が成立していないと判定された場合には、何の処理も実施せず終了に抜けることになる。
次に、図8、図9、及び図10は、ステップSS18で算出した、補正燃料噴射時間Taccに関連する燃料噴射方法を示したフローチャートであり、図7のAから継続して開始されるものである。本フローチャートでは、吸気行程の間に3回の燃料噴射を実行する多段噴射制御の場合を例として説明するが、噴射回数、噴射時期等の設定は、本実施形態に限定されるものではない。
尚、吸気行程の間に3回の燃料噴射を実行するので、燃料噴射時期はTm1、Tm2、Tm3であり、この時に噴射される燃料噴射量は噴射タイミングに合わせて、Ti1、Ti2、Ti3としている。ここで、Ti1、Ti2、Ti3は筒内燃料噴射弁の開弁時間であり、筒内燃料噴射弁から噴射される燃料量は時間制御されているため、噴射時間と噴射量は等価なものとして扱っている。
まず図8において、ステップSS21では、ステップSS18で算出した、補正燃料噴射時間Taccの算出タイミングが、吸気行程での1回目燃料噴射時期Tm1の前かどうか判定する。このステップSS21で、吸気行程での1回目燃料噴射時期Tm1の前であると判定された場合には、ステップSS22へ進み、次の式(2)のように、予め設定されている多段噴射制御を無効化して、1サイクル中に設定されている全ての燃料噴射量を加算し、加算後の全燃料噴射時間Tiを算出する。
Ti=Ti1+Ti2+Ti3……(2)
これによって、分割されている噴射時期の時間間隔をなくし、加速によって必要とされる補正燃料噴射時間Taccの噴射時間を確保するようにしている。つまり、分割して噴射する時間間隔を維持していると、補正燃料噴射時間Taccを噴射する時間が無くなる恐れが想定されるからである。これは、内燃機関の回転が高くなるほど顕著になる。
この後、ステップSS23において、次の式(3)のように、ステップSS22で算出した加算後の全燃料噴射量Tiに、ステップSS18で算出した補正燃料噴射時間Taccを加算することで、加速時の最終燃料噴射時間Teを算出する。
Te=Ti+Tacc……(3)
続くステップSS24では、ステップSS23で求めた加速時の最終燃料噴射時間Teを基に、即座に燃料噴射を実施して終了となる。ここで、「即座」とは、最終燃料噴射時間Teが確定した後に、図2に示す出力回路に最終燃料噴射時間Teをセットして筒内燃料噴射弁に開弁信号を送り、最終燃料噴射時間Teが経過すると閉弁信号を送るようにして筒内燃料噴射弁を駆動するものである。
尚、基本的には圧縮行程に噴射しなければ排気性能の悪化が避けられるので、少なくとも吸気行程の間に噴射されれば良いものである。このため、加速判定がされた後の直近の燃料噴射時期で噴射できる場合は、この直近の燃料噴射時期に噴射させることも可能であり、また、これに続く次の燃料噴射時期に噴射させることも可能である。
一方、ステップSS21で、補正燃料噴射時間Taccの算出タイミングが、吸気行程での1回目燃料噴射時期Tm1の前ではないと判定された場合には、ステップSS25へ進み、ステップSS18で算出した、補正燃料噴射時間Taccの算出タイミングが、吸気行程での2回目燃料噴射時期Tm2の前かどうか判定する。
このステップSS25で吸気行程での2回目燃料噴射時期Tm2の前であると判定された場合には、ステップSS26へ進み、次の式(4)のように、設定されている多段噴射制御を無効化して、1サイクル中に設定されている残り全ての燃料噴射量を加算し、加算後の全噴射時間Tiを算出する。
Ti=Ti2+Ti3……(4)
この後、ステップSS27において、式(3)と同様にステップSS26で算出した加算後の全噴射時間Tiに、ステップS18で算出した補正燃料噴射時間Taccを加算することで、加速時の最終燃料噴射時間Teを算出する。続くステップS28では、ステップS27で求めた加速時の最終燃料噴射時間Teを基に、即座に燃料噴射を実施して終了となる。
一方、ステップS25で、補正燃料噴射時間Taccの算出タイミングが、吸気行程での2回目燃料噴射時期Tm2の前ではないと判定された場合については、Bへ進み、図9のフローチャートへ移行する。
図9は、ステップS25において、補正燃料噴射時間Taccの算出タイミングが、吸気行程での2回目噴射Ti2の前ではないと判定された場合のフローチャートであり、図9のBから継続して開始される。
まず、ステップS31において、ステップS18で算出した、補正燃料噴射時間Taccの算出タイミングが、最後燃料噴射時期Tm3の前かどうか判定する。このステップS31で最後燃料噴射時期Tm3の前であると判定された場合には、ステップS32へ進み、吸気行程中に燃料噴射が開始できるかどうか判定する。
このステップS32で吸気行程中に燃料噴射が開始できると判定された場合には、ステップS33へ進み、次の式(5)のように、最後燃料噴射時間Ti3に、ステップS18で算出した補正燃料噴射時間Taccを加算することで、加速時の全燃料噴射時間Teを算出する。
Te=Ti3+Tacc……(5)
続くステップS34では、ステップS303で求めた加速時燃の全燃料噴射時間Teを基に、即座に燃料噴射を実施し、終了となる。
一方、ステップS31で、補正燃料噴射時間Taccの算出タイミングが、最後燃料噴射時期Tm3の前ではないと判定された場合には、Cへ進み、図10のフローチャートへ移行する。
図10は、ステップS31において、加速判定は最後燃料噴射時期Tm3の前ではないと判定された場合のフローチャートであり、図10のCから開始する。
まず、ステップS41において、最後燃料噴射時期Tm3は吸気行程に収まっているかどうか判定する。このステップS41で最後燃料噴射時期Tm3は吸気行程にあると判定された場合には、ステップS42へ進み、加速時の補正燃料噴射時間が吸気行程の間に終了(吸気行程で噴射開始が可能か)するかどうか判定する。
このステップS42で吸気行程中に燃料噴射が開始できると判定された場合には、ステップS43へ進み、次の式(6)のように、ステップS18で算出した補正燃料噴射時間Taccだけを噴射することで、加速時の最終燃料噴射時間Teを算出する。
Te=Tacc……(6)
続くステップS44では、吸気行程で一回の燃料噴射時期Tmαが設定され、ステップS43で求めた加速時の最終燃料噴射時間Te(=Tacc)を基に燃料噴射を実行して終了となる。
一方、ステップS41で最終噴射は吸気行程ではないと判定された場合、また、ステップS42で吸気行程中に燃料噴射が開始できないと判定されたには、ステップS45へ進み、圧縮行程中での加速時の補正燃料噴射は実行せず、次気筒の吸気行程での噴射で補正を反映して終了となる。この場合は、補正燃料噴射量を3回の燃料噴射に等分に分割して割り付けることもできるし、最初噴射時期に加算して噴射させることもできるものである。
尚、上述の実施形態では吸気行程の加速時に空気量の増加分を推定し、この推定された空気量の増加分に対応した補正燃料量を吸気行程で噴射する制御について説明したが、本実施形態の多段燃料噴射制御では、上述の加速状態以外では吸気行程、或いは吸気行程から圧縮行程の間に燃料の噴射を行うことができるものである。
以上述べた通り、本発明によれば、吸気行程の開始前の吸入空気量と、吸気行程で加速動作が発生した際の吸入空気量と、吸気バルブのバルブ動作状態量に基づいて、吸気行程終了時での加速動作に基づく空気量の増加分を推定して求め、この求められた空気量の増加分に対応して吸気行程で補正燃料を噴射する構成とした。
この結果、吸気行程の途中で加速動作が発生した場合に、吸気行程終了時の加速動作によって増加する空気量の増加分を推定して補正燃料を供給するので、吸気行程での燃料不足が解消され、加速動作での運転性能を改善することが可能である。また、吸気行程内での燃料噴射が可能となるので、ピストン冠面及び燃焼室壁面への燃料付着が回避され、排気性能の悪化を抑制することが可能となる。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
101…内燃機関、103…吸気弁、104…排気弁、105…筒内燃料噴射弁、106…点火プラグ、107…点火コイル、109…ECU、110…吸気管、111…排気管、112…三元触媒、113…酸素センサ、115…コレクタ、116…クランク角度センサ、119…スロットル弁、120…空気流量計、121…燃焼室、122…アクセル開度センサ、124…低圧燃料ポンプ、125…高圧燃料ポンプ、126…燃料圧力センサ、127…燃料噴射弁制御装置、128…高圧燃料配管、203…入力回路、204…A/D変換部204、205…CPU(中央演算部)、207…ROM、209…RAM、210…出力回路。

Claims (2)

  1. 燃焼室内に直接燃料を噴射する筒内燃料噴射弁を備えた内燃機関に用いられ、空気量検出手段によって検出された吸入空気量に基づいて前記燃焼室内に噴射される燃料噴射量を求め、吸気行程に所定の複数の燃料噴射時期に前記燃料噴射量を分割した量の燃料噴射を実行する多段燃料噴射制御部を有する燃料制御手段を備えた内燃機関の燃料噴射制御装置において、
    前記多段燃料噴射制御部は、
    前記吸気行程の開始前の吸入空気量と、前記吸気行程で加速動作が発生して加速判定された時の吸入空気量と、前記吸気行程の進行に伴って変化する前記内燃機関の動作状態量に基づいて、前記吸気行程終了時での加速動作に基づく空気量の増加分を推定する空気量推定部と、
    この推定された空気量の増加分に対応した補正燃料噴射量を求め、前記吸気行程で実行される燃料噴射の燃料噴射量に前記補正燃料噴射量を反映して噴射する加速燃料補正部を備え、
    前記加速燃料補正部は、加速判定以降に前記燃料噴射時期が存在しなく、かつ前記吸気行程の間に前記補正燃料噴射量が噴射できると判断された場合は、前記補正燃料噴射量を噴射することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、
    前記加速燃料補正部は、加速判定以降に前記燃料噴射時期が存在すると、全ての燃料噴射量を加算し、この加算された燃料噴射量に前記補正燃料噴射量を加算して一括して噴射することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
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