JP6608524B2 - アクセスポイント(ap)制御アップリンクrts/cts構成および無効化 - Google Patents

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Description

米国特許法第120条に基づく優先権の主張
[0001]本出願は、2016年8月23日に出願された、「ACCESS POINT (AP) CONTROLLED UPLINK RTS/CTS CONFIGURATION AND DISABLEMENT」と題する非仮出願第15/244,713号、2016年2月4日に出願された、「ACCESS POINT (AP) CONTROLLED UPLINK RTS/CTS CONFIGURATION AND DISABLEMENT」と題する仮出願第62,291,430号の優先権を主張し、2015年8月25日に出願された、同じ名称の仮出願第62/209,680号の優先権をさらに主張する。すべての非仮出願および仮出願は、本出願の譲受人に譲渡されており、参照により本明細書に明確に組み込まれる。
[0002]本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント(AP)制御アップリンク送信要求/送信可(RTS:request-to-send/CTS:clear-to-send)構成および無効化のための技法に関する。
[0003]自宅、オフィス、および様々な公共施設におけるワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)の展開は今日珍しくない。そのようなネットワークは、一般に、特定の場所(たとえば、自宅、オフィス、公共施設など)におけるいくつかのワイヤレス局(STA)を、インターネットなど、別のネットワークに接続するワイヤレスアクセスポイント(AP)を採用する。STAのセットは、基本サービスセット(BSS)と呼ばれるものにおける共通APを通して互いと通信することができる。しかしながら、いくつかのWLANネットワーク展開は、高密度である(たとえば、複数のAPのカバレージエリア内に展開された多数のSTAを有する)ことがあり、このことは、チャネルまたは媒体使用に関係する問題を生じ得る。他の例では、ワイヤレスネットワークは、端末が特定のAPの使用なしに互いと直接非同期的に通信、「アドホック」通信システムとして構成され得る。
[0004]したがって、複数のSTAおよびAPが、限られたエリア中で動作する場合、ワイヤレス媒体にアクセスすることを試みるSTAおよび/またはAPの間で、トラフィック衝突および干渉が起こり得る。いくつかの態様では、ワイヤレス媒体へのアクセスを協調させることによって(たとえば、複数のSTAが同時にワイヤレス媒体にアクセスすることを試みる)トラフィック衝突を回避するかまたは最小限に抑えるための様々な技法およびシステムが開発されている。衝突回避(CA:collision avoidance)システムの一例は、RTS/CTSプロトコルプロシージャの利用であり得る。RTS/CTSプロトコルプロシージャは、たとえば、(たとえば、ノードが、APから認識できるが、APと通信する他のノードから認識できないとき)隠れノード問題によって導入されるフレーム衝突を低減するために、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスネットワーキングプロトコルによって使用される随意の機構である。
[0005]しかしながら、従来のシステムが、ワイヤレスネットワークにおける変動する条件にかかわらず固定RTS/CTSプロトコルプロシージャに依拠することが、全体的ネットワーク性能に悪影響を及ぼす他の問題を起こし得る。一例では、従来のRTS/CTSプロトコルの利用は、近くにあるが別のAPに関連付けられたワイヤレスノード(たとえば、重複基本サービスセット(OBSS)ノード)が、交換をオーバーヒアし(overhear)、したがって、RTSにおける指定された期間の間送信することをバックオフおよび中止することを強制され得る露出端末問題を生じ得る。他の例では、ワイヤレス媒体にアクセスすることより前にRTS/CTSフレームまたはパケットを送信することは、反直観的(counter intuitive)であり得、ここで、送信のためにスケジュールされたアップリンクフレームが、RTS/CTSプロトコルプロシージャ自体よりも短い持続時間を有する。
[0006]本開示は、STAにおいて変動する条件に基づいてRTS/CTSプロトコルプロシージャの利用を構成するための技法に関係する様々な態様を与える。たとえば、いくつかの態様では、APは、1つまたは複数の条件を識別し得、満たされるとき、RTS/CTSプロトコルプロシージャに関連付けられたアップリンク(UL)送信を有効化するまたは無効化するのいずれかを行うようにSTAをトリガし得る。追加または代替として、いくつかの態様では、APは、STAのための送信機会(TXOP)しきい値を決定し得、そのSTAを含む複数のSTAにTXOPしきい値を有するメッセージをブロードキャストすべきなのか、そのSTAにメッセージをユニキャストすべきなのかを決定し得る。次いで、APは、決定に従って、メッセージをブロードキャストするかまたはユニキャストし得る。追加または代替として、いくつかの態様では、STAは、TXOPしきい値を有するメッセージをAPから受信し得、受信されたメッセージ中の指示に基づいて、STAにおける現在のTXOPしきい値を、受信されたメッセージ中のTXOPしきい値と交換し得る。STAは、計画されたTXOP持続時間がTXOPしきい値を満たすという決定に応答してUL RTSフレームを送信し得る。
[0007]一例では、ワイヤレス通信のための方法が開示される。本方法は、APにおいて、APに関連付けられたSTAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化することまたは有効化することのうちの1つまたは複数のための1つまたは複数の条件を識別することを含み得る。本方法は、STAに構成メッセージを送信することをさらに含み得る。構成メッセージは、1つまたは複数の条件を示す構成情報を含み得る。
[0008]別の例では、ワイヤレス通信のための装置が開示される。本装置は、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含み得る。メモリは、APにおいて、APに関連付けられたSTAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化または有効化するための1つまたは複数の条件を識別することを行うためにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。命令は、STAに構成メッセージを送信することをさらに含み得る。いくつかの例では、構成メッセージは、1つまたは複数の条件を示す構成情報を含み得る。
[0009]さらなる例では、ワイヤレス通信のための別の方法が開示される。本方法は、STAにおいて、APから構成メッセージを受信することを含み得る。構成メッセージは、APに関連付けられたSTAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化することまたは有効化することのうちの1つまたは複数のための1つまたは複数の条件を示す構成情報を含み得る。本方法は、構成メッセージ中で与えられた構成情報に基づいてSTAを構成することをさらに含み得る。
[0010]いくつかの例では、ワイヤレス通信のための別の装置が開示される。本装置は、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含み得る。メモリは、STAにおいて、APから構成メッセージを受信することを行うためにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。構成メッセージは、APに関連付けられたSTAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化または有効化するための1つまたは複数の条件を示す構成情報を含み得る。本装置は、構成メッセージ中で与えられた構成情報に基づいてSTAを構成することをさらに含み得る。
[0011]装置および方法の様々な態様が例として図示および説明される、以下の発明を実施するための形態から、当業者には装置および方法の他の態様が容易に明らかになることを理解されたい。了解されるように、これらの態様は、他のおよび異なる形態で実装され得、それのいくつかの詳細は、様々な他の点において変更が可能である。したがって、図面および発明を実施するための形態は、本質的に例示的なものと見なされるべきであり、限定的なものと見なされるべきではない
[0012]本開示の態様が採用され得る、例示的なワイヤレス通信システムを示す図。 本開示の態様が採用され得る、例示的なワイヤレス通信システムを示す図。 [0013]本開示の様々な態様による、AP上で実装されるワイヤレス通信の例示的な方法のフローチャート。 本開示の様々な態様による、AP上で実装されるワイヤレス通信の例示的な方法のフローチャート。 [0014]本開示の様々な態様による、STA上で実装されるワイヤレス通信の例示的な方法のフローチャート。 本開示の様々な態様による、STA上で実装されるワイヤレス通信の例示的な方法のフローチャート。 [0015]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム内で採用され得るAPのハードウェア実装形態を示す図。 [0016]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム内で採用され得るSTAのハードウェア実装形態を示す図。 [0017]TXOPの関数としての例示的なRTS/CTSオーバーヘッドを示すチャート。 [0018]本開示の様々な態様による、制御情報要素(IE)を示すブロック図。 [0019]本開示の様々な態様による、AP上で実装されるワイヤレス通信の別の例示的な方法のフローチャート。 [0020]本開示の様々な態様による、STA上で実装されるワイヤレス通信の別の例示的な方法のフローチャート。 [0021]本開示の様々な態様による、AP上で実装されるワイヤレス通信の例示的な方法のフローチャート。 [0022]本開示の様々な態様による、STA上で実装されるワイヤレス通信の例示的な方法のフローチャート。
[0023]添付の図面を参照しながら様々な概念が以下でより十分に説明される。ただし、これらの概念は、当業者によって多くの異なる形態で実施され得、本明細書で提示されるいずれかの特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの概念は、本開示が周到で完全になり、当業者にこれらの概念の範囲を十分に伝えるように与えられる。発明を実施するための形態は具体的な詳細を含み得る。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。
[0024]上記で説明されたように、ワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのWLANを含み得る。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを採用して、近接デバイスを互いに相互接続するために使用され得る。いくつかのWLANネットワーク展開は、高密度である(たとえば、複数のAPのカバレージエリア内に展開された多数のSTAを有する)ことがあり、このことは、チャネルまたは媒体使用に関係する問題を生じ得る。本明細書で説明される様々な態様は、WiFi(登録商標)、またはより一般的には、ワイヤレスプロトコルのIEEE802.11ファミリーの任意のメンバーなど、任意の通信規格に適用され得る。
[0025]いくつかの態様では、局およびAPなど、ワイヤレスノードまたはデバイスが、802.11ah規格に準拠するネットワークなど、キャリア検知多重アクセス(CSMA:Carrier Sense Multiple Access)タイプネットワークにおいて対話し得る。CSMAは確率的メディアアクセス制御(MAC)プロトコルである。「キャリア検知」は、チャネル上で送信することを試みるワイヤレスデバイスが、それ自体の送信を送ることを試みる前に搬送波を検出するために、それの受信機からのフィードバックを使用し得ることを表す。「多重アクセス」は、複数のワイヤレスデバイスが共有チャネル上で送信および受信し得ることを表す。したがって、CSMAタイプネットワークでは、送信ワイヤレスデバイスがチャネルを検知し、チャネルがビジーである(すなわち、別のワイヤレスデバイスがチャネル上で送信している)場合、送信ワイヤレスデバイスはそれの送信を後の時間に延期することになる。しかしながら、チャネルが空いているとして検知された場合、送信ワイヤレスデバイスはチャネル上でそれのデータを送信し得る。
[0026]ワイヤレスデバイスがその上で送信することを試みる前にチャネルの状態を決定するために、クリアチャネルアセスメント(CCA:Clear Channel Assessment)が使用される。CCAプロシージャは、ワイヤレスデバイスの受信機がオンにされ、ワイヤレスデバイスがパケットなどのデータユニットを現在送信していない間に実行される。ワイヤレスデバイスは、たとえば、パケットのPHYプリアンブルを検出することによってパケットの開始を検出することによって、チャネルがクリアであるかどうかを検知し得る。この方法は比較的弱い信号を検出し得る。したがって、この方法では低い検出しきい値がある。代替方法は空気中の何らかのエネルギーを検出することであり、これはエネルギー検出(ED:energy detection)と呼ばれることがある。この方法は、パケットの開始を検出することよりも比較的困難であり、比較的より強い信号のみを検出し得る。したがって、この方法ではより高い検出しきい値がある。概して、チャネル上の別の送信の検出は送信の受信電力の関数であり、ここで、受信電力は、送信電力−経路損失である。
[0027]本明細書で開示されるように、他のCSMA送信アーキテクチャが採用され得る。RTS/CTSは、局(STA)によって確立された条件に依拠する以下で説明される1つのプロトコルである。RTS/CTSは、データ衝突を低減するために、802.11ahなど、CSMA環境において使用される随意の機構またはプロトコルである。しばしば、データ衝突は、「隠れノード」と呼ばれる「隠れた」ワイヤレスデバイスの結果である。このコンテキストにおける隠れノードまたはワイヤレスデバイスは、送信ワイヤレスデバイスの範囲外にあるが受信機の範囲内にあるワイヤレスデバイスを指す。「要求」メッセージおよび「許可」メッセージは、隠れノード問題の大部分を緩和する。
[0028]特に、CSMA環境では、RTS/CTSは、CSMA/CA(キャリア検知多重アクセス/衝突回避)において実装される仮想キャリア検知のための方法として機能する。データを送ることを意図するワイヤレスデバイス(送信機デバイス)が、データを送信するという意図を示す、1つ(ユニキャスト)または複数(マルチキャスト、ブロードキャスト)のワイヤレスデバイスへのRTSフレームを開始する。(1つまたは複数の)受信デバイスまたは受信機デバイスは、それが送信を受信する準備ができていることを示すCTSフレームで返答する。いくつかの事例では、RTSフレームは、ダウンリンク(DL)送信中で与えられるそれぞれのCTSフレーム応答とともにアップリンク(UL)送信の一部として送られる。他の事例では、CTSフレームは、DL送信中で与えられたそれぞれのRTSフレームに応答するUL送信の一部として送られる。RTS/CTSフレームはまた、フレームを受信する他のワイヤレスデバイスが媒体にアクセスすることを試みるべきでない時間期間に関する情報を含む。
[0029]本開示のいくつかの態様では、RTS/CTSは、所定のしきい値によって規定された状況下で実装され得る。例示的な所定のしきい値は、RTS/CTSプロトコルが実装される前の最小パケットサイズを示し得る。いくつかの状況では、STAは、パケットがそのようなしきい値を超えたときにRTS/CTSプロトコルを実装し、パケットサイズがしきい値よりも小さいときにRTS/CTSプロトコルを無効化し得る。本開示の態様によれば、RTS/CTSのよりフレキシブルな実装形態を可能にするアーキテクチャにおいて、より高い効率が実現され、データ衝突が低減され得る。たとえば、適応型であるか、または1つまたは複数の条件(たとえば、ワイヤレスリンク条件あるいはSTAまたはAPによって実現された条件)に基づいて設定されたRTS/CTS実装のためのしきい値またはルールが、より高い伝送効率を与え、データ衝突を低減し得る。
[0030]したがって、本開示のいくつかの態様では、APは、RTS/CTSプロトコルに関連付けられたUL送信の1つまたは複数のフレームタイプと、STAが1つまたは複数のフレームタイプを使用するための1つまたは複数の条件とを識別することによって、1つまたは複数のSTAを構成し得る。1つまたは複数のフレームタイプは、限定はしないが、レガシーRTS/CTS(たとえば、制御としてのフレームタイプおよびRTS/CTSとしてのサブタイプ)と、制御ラッパーが、現在の規格に記載されている高スループット(HT)制御フィールド、または現在の規格への将来の変更に加えて、レガシーRTS/CTSのコンテンツを含んでいる、制御ラッパーフレームタイプにおけるレガシーRTS/CTSと、レガシーRTS/CTSのコンテンツが、新しい情報を搬送するように再定義される(たとえば、レガシーCTSのMACアドレスフィールド中の1つまたは複数のビットは、ノードが、より良い媒体再利用などのためにOBSSフレームをドロップするのを助けるためにBSS識別子を搬送するように再定義され得る)変更されたレガシーRTS/CTSと、指向性マルチギガビット(DMG:directional multi-gigabit)CTSと、制御ラッパーフレームタイプにおけるDMG CTSと、変更されたDMG CTSと、新しい制御フレームサブタイプをもつRTS/CTSと、マルチユーザ動作のためのRTS/CTSとを含み得る。追加または代替として、各RTS/CTSフレームタイプは、異なる延期ルールを提供し得る。たとえば、レガシーRTS/CTSが任意の時間において延期され得、BS識別子をもつ新しい制御フレームサブタイプにおけるRTS/CTSが、OBSSノードによってドロップされ得る。その結果、本開示の態様によれば、APは、STAおよび/またはAPにおいて観測された1つまたは複数の条件に基づいて、異なるUL RTS/CTSフレームタイプを利用するようにワイヤレスネットワークにおける1つまたは複数のSTAを構成し得る(たとえば、STAがセルエッジにある場合、APは、レガシーRTS/CTSを利用するようにSTAを構成し得る)。いくつかの態様では、APは、改善された性能(たとえば、媒体再利用、リンク適応、スケジューリングなど)を達成するために、UL RTS/CTSメッセージ中に追加情報を含めるようにSTAを構成し得る。
[0031]図1Aは、本明細書で説明される様々な技法に関するワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)展開の一例を示す概念図102である。WLANは、1つまたは複数のアクセスポイント(AP)と、それぞれのAPに関連付けられた1つまたは複数の移動局(STA)とを含み得る。この例では、展開された2つのAP、すなわち、基本サービスセット1(BSS1)中のAP1 105−aと、OBSSと呼ばれることがあるBSS2中のAP2 105−bとがある。AP1 105−aは、少なくとも3つの関連付けられたSTA(STA1 115−a、STA2 115−b、およびSTA3 115−c)とカバレージエリア110−aとを有するものとして示されており、AP2 105−bは、1つの関連付けられたSTA4 115−d)とカバレージエリア110−bとを有する示されている。特定のBSSに関連付けられたSTA115およびAP105は、そのBSSのメンバーと呼ばれることがある。図1の例では、AP1 105−aのカバレージエリアは、STA1 115−aがカバレージエリアの重複部分内にあり得るように、AP2 105−bのカバレージエリアの一部と重複し得る。図1のWLAN展開に関して説明されるBSS、AP、およびSTAの数、ならびにAPのカバレージエリアは、限定としてではなく例として与えられる。
[0032]いくつかの例では、図1に示されているAP(たとえば、AP1 105−aおよびAP2 105−b)は、概して、それのカバレージエリアまたは領域内のSTA115にバックホールサービスを与える固定端末である。しかしながら、いくつかの適用例では、APはモバイルまたは非固定端末であり得る。固定、非固定、またはモバイル端末であり得る、図1に示されているSTA(たとえば、STA1 115−a、STA2 115−b、STA3 115−c、STA4 115−d)は、インターネットなどのネットワークに接続するために、それらのそれぞれのAPのバックホールサービスを利用する。STAの例としては、限定はしないが、セルラーフォン、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、個人情報マネージャ(PIM)、パーソナルナビゲーションデバイス(PND)、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、オーディオデバイス、モノのインターネット(IoT:Internet-of-Things)のためのデバイス、またはAPのバックホールサービスを必要とする他の好適なワイヤレス装置がある。STAは、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス局、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、ユーザ機器(UE)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。APは、基地局、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、または他の好適な用語で呼ばれることもある。本開示全体にわたって説明される様々な概念は、ワイヤレス装置の固有の名称にかかわらず、すべての好適なワイヤレス装置に適用されるものとする。
[0033]STA1 115−a、STA2 115−b、STA3 115−c、およびSTA4 115−dの各々は、プロトコルスタックを用いて実装され得る。プロトコルスタックは、ワイヤレスチャネルの物理および電気仕様書に従ってデータを送信および受信するための物理レイヤと、ワイヤレスチャネルへのアクセスを管理するためのデータリンクレイヤと、ソース宛先間データ転送を管理するためのネットワークレイヤと、エンドユーザ間のデータの透過的な転送を管理するためのトランスポートレイヤと、ネットワークへの接続を確立またはサポートするために必要なまたは望ましい他のレイヤとを含むことができる。
[0034]AP1 105−aおよびAP2 105−bの各々は、関連付けられたSTAが通信リンク125を介してネットワークに接続することを可能にするためのソフトウェアアプリケーションおよび/または回路を含むことができる。APは、データおよび/または制御情報(たとえば、シグナリング)を通信するために、それらのそれぞれのSTAにフレームまたはパケットを送り、それらのそれぞれのSTAからフレームまたはパケットを受信することができる。
[0035]AP1 105−aおよびAP2 105−bの各々は、APのカバレージエリア内にあるSTAとの通信リンク125を確立することができる。通信リンク125は、アップリンク通信とダウンリンク通信の両方を可能にすることができる通信チャネルを備えることができる。APに接続するとき、STAは、最初にAPを用いてそれ自体を認証し、次いでそれ自体をAPに関連付けることができる。関連付けられると、AP105と関連付けられたSTA115とが、直接通信リンク125を通してフレームまたはメッセージを交換し得るように、AP105とSTA115との間で通信リンク125が確立され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システムは、中央AP(たとえば、AP105)を有しないことがあり、むしろ、STA(たとえば、通信リンク126を介したSTA2 115−bおよびSTA3 115−c)間のピアツーピアネットワークとして機能し得ることに留意されたい。したがって、本明細書で説明されるAP105の機能は、代替的に、STA115のうちの1つまたは複数によって実行され得る。
[0036]本開示の態様は、WLAN展開、またはIEEE802.11準拠ネットワークの使用に関して説明されるが、当業者は、本開示全体にわたって説明される様々な態様が、例として、BLUETOOTH(登録商標)(Bluetooth(登録商標))、HiperLAN(欧州において主に使用される、IEEE802.11規格に匹敵するワイヤレス規格のセット)、およびワイドエリアネットワーク(WAN)、WLAN、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、あるいは現在知られているかまたは後で開発される他の好適なネットワークにおいて使用される他の技術を含む、様々な規格またはプロトコルを採用する他のネットワークに拡張され得ることを容易に諒解されよう。したがって、動的感度制御への変更および拡張に基づいて動作を実行するための、本開示全体にわたって提示される様々な態様は、利用されるカバレージ範囲およびワイヤレスアクセスプロトコルにかかわらず、任意の好適なワイヤレスネットワークに適用可能であり得る。
[0037]いくつかの態様では、1つまたは複数のAP(105−aおよび105−b)は、ワイヤレス通信システムの(1つまたは複数の)STA115への通信リンク125を介して、ビーコン信号(または単に「ビーコン」)を、1つまたは複数のチャネル(たとえば、各チャネルが周波数帯域幅を含む、複数の狭帯域チャネル)上で送信し得、ビーコン信号は、(1つまたは複数の)STA115がそれらのタイミングをAP105と同期させるのを助け得るか、あるいは他の情報または機能を与え得る。そのようなビーコンは周期的に送信され得る。一態様では、連続送信間の期間はスーパーフレームと呼ばれることがある。ビーコンの送信は、いくつかのグループまたは間隔に分割され得る。一態様では、ビーコンは、限定はしないが、共通クロックを設定するためのタイムスタンプ情報、ピアツーピアネットワーク識別子、デバイス識別子、能力情報、スーパーフレーム持続時間、送信方向情報、受信方向情報、ネイバーリスト、および/または拡張ネイバーリストなどの情報を含み得、それらのうちのいくつかが以下でさらに詳細に説明される。したがって、ビーコンは、いくつかのデバイスの間で共通である(たとえば、共有される)とともに所与のデバイスに固有である、情報を含み得る。
[0038]一態様では、デバイス(たとえば、AP105および/またはSTA115)は、本開示で説明される様々な機能を実行するための1つまたは複数の構成要素を含み得る。たとえば、デバイス(たとえば、AP105および/またはSTA115)は、RTS/CTSプロトコルに関連付けられた1つまたは複数のULフレームタイプのうちのどれを1つまたは複数の条件のうちのどれの下で使用すべきかを識別することによって、STAを構成することに関係するプロシージャを実行するための通信管理構成要素405(図示せず、たとえば、図4参照)を含み得る。その上、通信管理構成要素405は、RTS/CTSプロトコルに関連付けられたUL送信のためのフレームタイプのうちの各々1つまたは複数について、RTS/CTSメッセージ中に含まれるべき情報の異なるタイプを識別し得る。いくつかの例では、通信管理構成要素405は、STAが1つまたは複数のフレームタイプの各々を送信するための1つまたは複数の送信パラメータ値をも識別し得る。(1つまたは複数の)送信パラメータは、限定はしないが、変調およびコーディング方式(MCS)インデックス値、帯域幅、空間ストリームの数(NSS)、送信電力、拡張分散チャネルアクセス(EDCA)パラメータ、および/またはエネルギー検出しきい値を含む、UL RTS/CTSプロトコルフレームを送信する際にSTAによって適用される送信考慮事項であり得る。またさらなる例では、AP105は、STA115におけるRTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化するための1つまたは複数の条件をも識別し得る。たとえば、送信オーバーヘッドパラメータが所定のオーバーヘッドしきい値よりも小さい(すなわち、ULパケットを送信するためのオーバーヘッドが、RTS/CTSプロトコルメッセージを送信するために必要とされるオーバーヘッドよりも小さい)場合、AP105は、RTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化するようにSTA115を構成し得る。たとえば、RTS/CTSフレーム持続時間がTXOP持続時間の10%よりも大きい場合、本開示の態様は、RTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化するように構成され得る。別の例では、RTS/CTSフレーム持続時間がTXOP持続時間の50%よりも大きい場合、本開示の態様は、RTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化するように構成され得る。
[0039]例として、上述のように、高密度ネットワークにおいてアップリンクメッセージを送信する複数のSTA115間のデータ衝突を低減するために、RTS/CTSプロトコルメッセージが使用され得る。詳細には、データを送ることを意図するSTA115は、データを送信するという意図を示す、1つ(ユニキャスト)または複数(マルチキャスト、ブロードキャスト)のワイヤレスデバイス(たとえば、他のSTA115)へのRTSフレームを開始する。(1つまたは複数の)受信STA115は、それが送信を受信する準備ができていることを示すCTSフレームで返答する。RTS/CTSフレームはまた、フレームを受信する他のワイヤレスデバイスが媒体にアクセスすることを試みるべきでない時間期間に関する情報を含む。しかしながら、性能を改善するために、本開示の態様は、AP105が、変動する条件に基づいて、異なるULフレームタイプを使用するように1つまたは複数のSTAを構成することを可能にする。たとえば、AP1 105−aは、レガシーUL RTS/CTSフレームタイプを使用するようにカバレージエリア110−aのエッジにあるSTA1 115−aを構成し、変更されたレガシーUL RTS/CTSフレームタイプを利用するようにAP 105−aのより近くにあるSTA2 115−bを構成し得る。いくつかの事例では、RTSフレームは、ダウンリンク(DL)送信中で与えられるそれぞれのCTSフレーム応答とともにアップリンク(UL)送信の一部として送られる。他の事例では、CTSフレームは、DL送信中で与えられたそれぞれのRTSフレームに応答するUL送信の一部として送られる。
[0040]いくつかの態様では、1つまたは複数のSTA115を構成することは、AP105から(1つまたは複数の)STA115に構成メッセージを送信することを含み得る。1つまたは複数の例では、AP105は、異なる(1つまたは複数の)STA115に異なる構成を送信し得る。構成メッセージは、1つまたは複数のフレームタイプと、STAが1つまたは複数のフレームタイプを使用するための1つまたは複数の条件とを示す構成情報を含み得る。いくつかの例では、構成メッセージ中の1つまたは複数のフレームタイプは、UL RTSフレームタイプ、UL CTSフレームタイプ、またはその両方を含み得る。追加または代替として、構成メッセージ中の1つまたは複数の条件は、少なくとも、UL RTSフレームタイプを使用するための第1の条件、少なくとも、UL CTSフレームタイプを使用するための第2の条件、またはその両方を含み得る。
[0041](1つまたは複数の)STA115は、1つまたは複数のフレームタイプと、STAが1つまたは複数のフレームタイプを使用するための1つまたは複数の条件とを示す構成情報を含む構成メッセージをAP105から受信すると、構成メッセージ中で与えられた構成情報に基づいてそれ自体を構成し得る。詳細には、いくつかの態様では、STA115は、RTS/CTSフレームタイプを更新し、AP105から受信された構成情報に基づいて1つまたは複数のRTS/CTSパラメータ値を修正し得る。いくつかの態様では、AP1 105−aは、たとえば、STAごとにSTA115(たとえば、STA1 115−a、STA2 115−b、およびSTA3 115−c)の各々を構成し得る。したがって、AP1 105−aは、UL送信のために、1つまたは複数の第1のフレームタイプに関連付けられた情報を含む第1の構成メッセージを第1のSTA1 115−aに送信し、第2のSTA2 115−bのための1つまたは複数の第2のフレームタイプに関連付けられた情報を含む第2の構成メッセージを送信し得る。いくつかの例では、第2のSTA2 115−bのための1つまたは複数の第2のフレームタイプは、第1のSTA1 115−aのためのUL送信に関連付けられたRTS/CTSプロトコルと同じまたは異なるRTS/CTSプロトコルであり得る。
[0042]図1Bは、本明細書で説明される様々な技法に関するワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)展開の一例を示す概念図104である。図104は、図1Aに関して説明された1つまたは複数のSTA115を含み得る。
[0043]1つまたは複数の例では、(1つまたは複数の)STA115はAP105から構成メッセージを受信し得る。構成メッセージは、1つまたは複数のフレームタイプと、STAが1つまたは複数のフレームタイプを使用するための1つまたは複数の条件と、STAが1つまたは複数のフレームタイプを用いて送信するための1つまたは複数の送信パラメータ値とを示す構成情報を含み得る。いくつかの例では、構成メッセージ中の1つまたは複数のフレームタイプは、UL RTSフレームタイプ、UL CTSフレームタイプ、またはその両方を含み得る。1つまたは複数の例では、(1つまたは複数の)送信パラメータは、限定はしないが、変調およびコーディング方式(MCS)インデックス値、帯域幅、空間ストリームの数(NSS)、送信電力、拡張分散チャネルアクセス(EDCA)パラメータ、パケット検出しきい値、および/またはエネルギー検出しきい値を含む、UL RTS/CTSプロトコルフレームを送信する際にSTAによって適用される送信考慮事項であり得る。
[0044]したがって、AP105から構成情報を受信すると、1つまたは複数のSTA115は、RTS/CTSプロトコルに関連付けられたアップリンク送信を変更し得る。たとえば、STA2 115−bは、構成メッセージ中で受信された構成情報に基づいて、RTS/CTSプロトコルに関連付けられたパラメータ値を更新または変更すると、データ送信を開始するより前に、STA3 115−cにUL RTSフレーム132を送信し得る。UL RTSフレーム132は、APによって複数のフレームタイプから識別された1つまたは複数のフレームタイプに基づいて選択され得る。追加または代替として、UL RTSフレーム132は、AP105によって構成情報中で識別された送信パラメータ値を利用して送信され得る。応答して、STA2 115−bは、STA3 115−cが、データ送信を受信するために利用可能であるかどうかを示すDL CTSフレーム134を受信し得る。
[0045]追加または代替として、STA2 115−bはまた、STA1 115−aからDL RTS136メッセージを受信したことに応答して、本開示の態様によるUL CTSフレーム138を送信し得る。UL CTSフレーム138構造は、AP105によって複数のフレームタイプから識別された1つまたは複数のフレームタイプに基づき得る。いくつかの態様では、UL CTSフレーム138は、さらに、AP105によって識別された送信パラメータ値(たとえば、送信電力)を利用して送信され得る。
[0046]図2Aは、本開示の態様による、ワイヤレス通信の方法202の一例を概念的に示すフローチャートである。明快のために、方法202は、図1および図4を参照しながら説明されるAP105に関して以下で説明される。
[0047]205において、方法202は、APにおいて、RTS/CTSプロトコルに関連付けられたUL送信のための1つまたは複数のフレームタイプを識別することを含み得、1つまたは複数のフレームタイプは、UL送信のためにSTAによってサポートされる複数のフレームタイプから識別される。いくつかの例では、1つまたは複数のフレームタイプは、限定はしないが、レガシーRTS/CTSと、制御ラッパーがレガシーRTS/CTSのコンテンツを含んでいる、制御ラッパーフレーム中にラッピングされたレガシーRTS/CTSと、新しい情報を搬送するように再定義された1つまたは複数のビットをもつ変更されたレガシーRTS/CTSとを含み得る。1つまたは複数のフレームタイプは、指向性マルチギガビット(DMG)CTSフレームタイプ、制御ラッパーフレーム中にラッピングされたDMG CTS、新しい情報を搬送するように再定義された1つまたは複数のビットをもつDMG CTS、高度な定義された制御フレームサブタイプをもつRTS/CTS、またはマルチユーザ動作のためのRTS/CTSをさらに含み得る。205の態様は、図4を参照しながら説明されるRTS/CTSプロトコルフレームタイプ識別子410によって実行され得る。
[0048]210において、方法202は、STAに構成メッセージを送信することを含み得る。構成メッセージは、1つまたは複数のフレームタイプと、STAが1つまたは複数のフレームタイプを使用するための1つまたは複数の条件と、STAが1つまたは複数のフレームタイプ中に含めるための情報の1つまたは複数のタイプと、STAが1つまたは複数のフレームタイプを用いて送信するための1つまたは複数の送信パラメータ値とを示す構成情報を含み得る。(1つまたは複数の)送信パラメータは、限定はしないが、MCSインデックス値、帯域幅、NSS、送信電力、EDCAパラメータ、および/またはエネルギー検出しきい値を含む、UL RTS/CTSプロトコルフレームを送信する際にSTAによって適用される送信考慮事項であり得る。いくつかの例では、構成メッセージ中の1つまたは複数のフレームタイプは、UL RTSフレームタイプ、UL CTSフレームタイプ、またはその両方を含む。追加または代替として、構成メッセージ中の1つまたは複数の条件は、少なくとも、UL RTSフレームタイプを使用するための第1の条件、少なくとも、UL CTSフレームタイプを使用するための第2の条件、またはその両方を含む。いくつかの例では、構成メッセージは、AP105から送信されたフレーム(たとえば、管理フレームまたはビーコンフレーム)の1つまたは複数の情報要素(IE)中に含まれ得る。AP105は、1つまたは複数のIEを有するフレームを(1つまたは複数の)ターゲットデバイス(たとえば、STA115)にブロードキャスト、マルチキャスト、またはユニキャストし得る。210の態様は、図4を参照しながら説明されるSTA構成構成要素420およびトランシーバ402によって実行され得る。いくつかの態様では、1つまたは複数のフレームタイプ中に含まれる情報のタイプは、STAによる空間再利用のための情報、バッファステータスのための情報、リンク適応のための情報、マルチユーザRTS/CTS動作のための情報、動作モードのための情報、TXOP拡張のための情報、または電力節約のための情報のうちの少なくとも1つまたは複数のタイプを含んでいる。
[0049]1つまたは複数の例では、構成メッセージ中の1つまたは複数のフレームタイプは、第1のフレームタイプとは異なる第2のフレームタイプに応答するために、UL CTSフレームタイプとして使用するための(上記で識別された複数のフレームタイプのうちの1つから選択され、STAによってサポートされる)第1のフレームタイプを含み得る。たとえば、(1つまたは複数の)STAは、応答STAが、レガシーRTSを受信したことに応答してレガシーCTSで応答し得るように構成され得る。逆に、他の例では、STAは、新しい制御フレームサブタイプをもつRTSを受信したことに応答して、新しい制御フレームサブタイプをもつCTSを送信し得る。
[0050]またさらなる例では、構成メッセージ中の1つまたは複数のフレームタイプは、OBSSノードによって延期されるように構成されたUL RTSフレームタイプを含み得る。したがって、いくつかの態様では、STA1 115−a(図1参照)によって送信されたUL RTSフレームを聞き得るOBSSノード(たとえば、図1中のSTA4 115−d)が、対応するCTSメッセージで応答することなしにRTSメッセージを延期またはドロップし得る。
[0051]いくつかの態様では、STA構成構成要素420は、UL RTSフレームを使用することに関連付けられた以下の条件、すなわち、(a)受信信号強度指示(RSSI)がRSSIしきい値よりも小さい、(b)変調およびコーディング方式(MCS)インデックス値がMCSしきい値よりも小さい、(c)PLCPプロトコルデータユニット(PPDU)持続時間がPPDUしきい値よりも大きい、(d)送信機会(TXOP)がTXOPしきい値よりも大きい、(e)PLCPサービスデータユニット(PSDU)サイズがPSDUサイズしきい値よりも大きい、(f)再送信数が再試行しきい値よりも大きい、(g)パケット誤り率(PER)がPERしきい値よりも大きい、(h)または利用可能帯域幅が帯域幅しきい値よりも大きい、のうちの少なくとも1つを含む構成メッセージ中の1つまたは複数の条件を識別し得る。したがって、いくつかの例では、APは、上記の識別された条件のうちのいずれか1つまたは複数がSTAにおいて満たされた場合、レガシーRTSを使用するようにSTAを構成し得る。TXOPおよびTXOPしきい値に関して、追加の態様が図6〜図8Bに関して以下で説明される。
[0052]またさらなる例では、構成メッセージ中の構成情報は、1つまたは複数のフレームタイプの各々中に含まれる情報のタイプをさらに示し得る。たとえば、1つまたは複数のフレームタイプのうちの第1のフレームタイプ中に含まれる情報のタイプは、(a)STAによる空間再利用のための情報、(b)バッファステータスのための情報、(c)リンク適応のための情報、(d)RTS/CTSプロトコルを含むマルチユーザRTS/CTSプロトコルのための情報、(e)動作モードのための情報、(f)TXOP拡張のための情報、または(g)電力節約のための情報のうちの少なくとも1つまたは複数を含んでいる。
[0053]いくつかの態様では、STAによる空間再利用のための情報は、(a)フレーム送信側の送信電力、(b)フレーム送信側における最大許容干渉、(c)フレームドロッピングのためのOBSSノードを可能にするインジケータ、(d)フレームドロッピングのためのOBSSノードのためのパケット検出レベル範囲、または(e)STAにOBSSフレームをドロップするように命令するためのインジケータのうちの最後に1つを含み得る。いくつかの態様では、AP105はまた、構成可能であり得るパラメータのための指定された値を利用するようにSTA115を構成し得る。たとえば、AP105は、−80デシベルミリワット(dBm)までの最大許容干渉値を利用するようにSTAを構成し得、したがって、OBSSノードは、RTS/CTS送信側に対する推定された干渉が−80dBmよりも小さい場合、受信されたRTS/CTSをドロップし得る。他の例では、AP105は、OBSSノードが、RSSIが−70dBmよりも小さくなる場合、受信されたRTS/CTSプロトコルメッセージをドロップし得るようにパケット検出レベル範囲を設定し得る。
[0054]いくつかの例では、STAによるバッファステータスのための情報はフレーム送信側のバッファステータス(たとえば、バッファの合計サイズまたはキューイングされたMPDUの数)を含み得る。いくつかの態様では、バッファステータス情報は、合計またはキューごとに関する情報を含み得る。したがって、STA115がRTS/CTSプロトコルメッセージを送信するとき、STA115は、受信デバイスのためにそれのバッファステータスに関する情報をさらに含め得る。
[0055]同様に、リンク適応STAのための情報は、(a)フレーム送信側におけるチャネル品質インジケータ(CQI)、(b)フレーム送信側における信号対干渉プラス雑音(SINR)比、(c)フレーム送信側における干渉レベル、(d)応答フレームのための推奨MCS、あるいは(e)PER、遅延、再試行カウント、またはバスティ干渉発生のうちの1つまたは複数に関する統計値のうちの少なくとも1つを含み得る。
[0056]いくつかの態様では、マルチユーザRTS/CTSプロトコルのための情報は、共通スクランブリングシードを含み得る。したがって、AP105は、RTS/CTSプロトコルメッセージを同時に送るとき、共通フレームタイプフォーマットを利用するようにマルチユーザRTS/CTSプロトコルモードで複数のSTA115の各々を構成し得る。
[0057]またさらなる例では、データ送信のための動作モードのための情報は、(a)変調およびコーディング方式(MCS)インデックス値、(b)帯域幅、(c)NSS、(d)送信電力、(e)肯定応答ポリシー、(f)バースト的干渉に関するレート制御ポリシー、または(g)拡張分散チャネルアクセス(EDCA)レベルのうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの態様では、STAによるTXOP拡張のための情報は、TXOP拡張要求/応答情報を含み得る。追加または代替として、STAによる電力節約のための情報は、RTS/CTSメッセージ中のスリープスケジュール要求/応答情報を含み得る。
[0058]図2Bは、本開示の別の態様による、ワイヤレス通信の方法204の一例を概念的に示すフローチャートである。明快のために、方法204は、図1および図4を参照しながら説明されるAP105に関して以下で説明される。
[0059]215において、方法204は、APにおいて、APに関連付けられたSTAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化するための1つまたは複数の条件を識別することを含み得る。UL送信を無効化するための条件は、STAが1つまたは複数のフレームタイプを使用するための図2Aに関して上記で説明された条件とは異なり得る。1つまたは複数の条件は、送信オーバーヘッドパラメータが所定のオーバーヘッドしきい値よりも小さいという条件を含み得る。いくつかの態様では、送信オーバーヘッドパラメータはPLCPプロトコルデータユニット(PPDU)持続時間であり得、所定のオーバーヘッドしきい値はPPDUしきい値であり得る。追加または代替として、送信オーバーヘッドパラメータは送信機会(TXOP)パラメータであり得、所定のオーバーヘッドしきい値はTXOPしきい値であり得る。
[0060]他の例では、1つまたは複数の条件は、リンク品質パラメータが所定のリンク品質しきい値よりも大きいという条件を含み得る。リンク品質パラメータはRSSIであり得、所定のリンク品質しきい値はRSSIしきい値である。追加または代替として、リンク品質パラメータはMCSインデックス値であり得、所定のリンク品質しきい値はRSSIしきい値である。
[0061]いくつかの態様では、1つまたは複数の条件を識別することは、STAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信をその中で無効化するための時間ウィンドウまたはチャネルを識別することを備え得る。したがって、(220における)構成メッセージは、RTS/CTSプロトコルのUL送信をその中で無効化するための時間ウィンドウまたはチャネルを示す構成情報を含み得る。
[0062]またさらなる例では、1つまたは複数の条件は、衝突パラメータが所定の衝突しきい値よりも小さいという条件を含み得る。たとえば、衝突パラメータはPERであり得、所定の衝突しきい値はPERしきい値であり得る。追加または代替として、衝突パラメータは再送信の数であり得、所定の衝突しきい値は再試行しきい値であり得る。
[0063]1つまたは複数の例では、1つまたは複数の条件を識別することは、STAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信をそれについて無効化するためのパケットタイプまたはアクセスクラスを識別することを備え得る。したがって、構成メッセージは、STAのパケットタイプまたはアクセスクラスを示す構成情報を含み得る。215の態様は、図4を参照しながら説明される条件識別構成要素415によって実行され得る。
[0064]図3Aは、本開示の態様による、ワイヤレス通信の方法300の一例を概念的に示すフローチャートである。明快のために、方法302は、図1および図5を参照しながら説明されるSTA115に関して以下で説明される。
[0065]305において、方法300は、STAにおいて、APから構成メッセージを受信することを含み得、構成メッセージは、1つまたは複数のフレームタイプと、STAが1つまたは複数のフレームタイプを使用するための1つまたは複数の条件と、STAが1つまたは複数のフレームタイプを用いて送信するための1つまたは複数の送信パラメータ値とを示す構成情報を含む。305の態様は、図5を参照しながら説明されるトランシーバ502によって実行され得る。
[0066]310において、方法304は、構成メッセージ中で与えられた構成情報に基づいてSTAを構成することを含み得る。305の態様は、図5を参照しながら説明される構成構成要素505によって実行され得る。
[0067]図3Bは、本開示の態様による、ワイヤレス通信の方法304の一例を概念的に示すフローチャートである。明快のために、方法304は、図1および図5を参照しながら説明されるSTA115に関して以下で説明される。
[0068]315において、方法304は、STAにおいて、APから構成メッセージを受信することを含み得、構成メッセージは、APに関連付けられたSTAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化するための1つまたは複数の条件を示す構成情報を含む。305の態様は、図5を参照しながら説明されるトランシーバ502によって実行され得る。図3Bの態様は、STA115、メモリ516および/またはプロセッサ512、トランシーバ502、構成構成要素505、RTX/CTXプロトコル構成要素510、ならびに/あるいはTXOPしきい値構成構成要素425によって実行され得る。
[0069]320において、方法304は、構成メッセージ中で与えられた構成情報に基づいてSTAを構成することを含み得る。320の態様は、図5を参照しながら説明される構成構成要素505によって実行され得る。
[0070]図4は、本開示の様々な態様による、本明細書で説明される1つまたは複数の方法(たとえば、方法202、204、および800)を実装するためのAP105のハードウェア構成要素および副構成要素を表す。たとえば、AP105の実装形態の一例は様々な構成要素を含み得、それらのうちのいくつかは、上記ですでに説明されたが、1つまたは複数のバス444を介して通信している1つまたは複数のプロセッサ412およびメモリ416およびトランシーバ402などの構成要素を含み、それらは、本開示の1つまたは複数の方法を含めることに関係する本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を可能にするように通信管理構成要素405とともに動作し得る。さらに、1つまたは複数のプロセッサ412、モデム414、メモリ416、トランシーバ402、RFフロントエンド488、および1つまたは複数のアンテナ465は、1つまたは複数の無線アクセス技術において音声および/またはデータ呼を(同時にまたは非同時に)サポートするように構成され得る。
[0071]一態様では、1つまたは複数のプロセッサ412は、1つまたは複数のモデムプロセッサを使用するモデム414を含むことができる。通信管理構成要素405に関係する様々な機能は、モデム414および/またはプロセッサ412に含まれ得、一態様では、単一のプロセッサによって実行され得、他の態様では、それらの機能のうちの異なる機能は、2つまたはそれ以上の異なるプロセッサの組合せによって実行され得る。たとえば、一態様では、1つまたは複数のプロセッサ412は、トランシーバ402に関連付けられたモデムプロセッサ、またはベースバンドプロセッサ、またはデジタル信号プロセッサ、または送信プロセッサ、または受信機プロセッサ、またはトランシーバプロセッサのうちのいずれか1つまたは任意の組合せを含み得る。他の態様では、通信管理構成要素405に関連付けられた1つまたは複数のプロセッサ412および/またはモデム414の特徴のうちのいくつかは、トランシーバ402によって実行され得る。
[0072]また、メモリ416は、本明細書で使用されるデータ、ならびに/あるいは少なくとも1つのプロセッサ412によって実行されているアプリケーションのローカルバージョンまたは通信管理構成要素405および/またはそれの副構成要素のうちの1つまたは複数を記憶するように構成され得る。メモリ416は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなど、コンピュータまたは少なくとも1つのプロセッサ412によって使用可能な任意のタイプのコンピュータ可読媒体を含むことができる。一態様では、たとえば、AP105が、通信管理構成要素405および/またはそれの副構成要素のうちの1つまたは複数を実行するように少なくとも1つのプロセッサ412を動作させているとき、メモリ416は、通信管理構成要素405および/またはそれの副構成要素のうちの1つまたは複数を定義する1つまたは複数のコンピュータ実行可能コード、および/またはそれに関連付けられたデータを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。
[0073]トランシーバ402は、少なくとも1つの受信機406と少なくとも1つの送信機408とを含み得る。受信機406は、データを受信するためのプロセッサによって実行可能なハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアコードを含み得、コードは、命令を備え、メモリ(たとえば、コンピュータ可読媒体)に記憶される。受信機406は、たとえば、無線周波数(RF)受信機であり得る。一態様では、受信機406は、少なくとも1つのSTA115によって送信された信号を受信し得る。さらに、受信機406は、そのような受信された信号を処理し得、また、限定はしないが、Ec/Io、SNR、RSRP、RSSIなど、信号の測定値を取得し得る。送信機408は、データを送信するためのプロセッサによって実行可能なハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアコードを含み得、コードは、命令を備え、メモリ(たとえば、コンピュータ可読媒体)に記憶される。トランシーバ402の好適な例は、限定はしないが、RF送信機を含み得る。
[0074]その上、一態様では、AP105はRFフロントエンド488を含み得、RFフロントエンド488は、無線送信、たとえば、少なくとも1つのSTA115によって送信されたワイヤレス通信またはAP105によって送信されたワイヤレス送信を、受信および送信するための1つまたは複数のアンテナ465およびトランシーバ402との通信において動作し得る。RFフロントエンド488は、1つまたは複数のアンテナ465に接続され得、RF信号を送信および受信するための1つまたは複数の低雑音増幅器(LNA)490と、1つまたは複数のスイッチ492と、1つまたは複数の電力増幅器(PA)498と、1つまたは複数のフィルタ496とを含むことができる。
[0075]一態様では、LNA490は、所望の出力レベルにおいて受信信号を増幅することができる。一態様では、各LNA490は、指定された最小および最大利得値を有し得る。一態様では、RFフロントエンド488は、特定の適用例のための所望の利得値に基づいて特定のLNA490およびそれの指定された利得値を選択するために、1つまたは複数のスイッチ492を使用し得る。
[0076]さらに、たとえば、1つまたは複数のPA498は、所望の出力電力レベルにおいてRF出力のための信号を増幅するために、RFフロントエンド488によって使用され得る。一態様では、各PA498は、指定された最小および最大利得値を有し得る。一態様では、RFフロントエンド488は、特定の適用例のための所望の利得値に基づいて特定のPA498およびそれの指定された利得値を選択するために、1つまたは複数のスイッチ492を使用し得る。
[0077]また、たとえば、1つまたは複数のフィルタ496は、入力RF信号を取得するために、受信信号をフィルタ処理するためにRFフロントエンド488によって使用され得る。同様に、一態様では、たとえば、それぞれのフィルタ496は、送信のための出力信号を生成するために、それぞれのPA498からの出力をフィルタ処理するために使用され得る。一態様では、各フィルタ496は、特定のLNA490および/またはPA498に接続され得る。一態様では、RFフロントエンド488は、トランシーバ402および/またはプロセッサ412によって指定される構成に基づいて、指定されたフィルタ496、LNA490、および/またはPA498を使用する送信または受信経路を選択するために、1つまたは複数のスイッチ492を使用することができる。
[0078]したがって、トランシーバ402は、RFフロントエンド488−aを介して1つまたは複数のアンテナ465を通してワイヤレス信号を送信および受信するように構成され得る。一態様では、トランシーバは、AP105が、たとえば、1つまたは複数のSTA115あるいは1つまたは複数のAP105に関連付けられた1つまたは複数のセルと通信することができるように、指定された周波数において動作するように調整され得る。一態様では、たとえば、モデム414は、AP105のAP構成とモデム414によって使用される通信プロトコルとに基づいて、指定された周波数および電力レベルにおいて動作するようにトランシーバ402を構成することができる。
[0079]一態様では、モデム414は、デジタルデータがトランシーバ402を使用して送信および受信されるように、デジタルデータを処理し、トランシーバ402と通信することができる、マルチバンドマルチモードモデムであり得る。一態様では、モデム414は、マルチバンドであり、特定の通信プロトコルのための複数の周波数帯域をサポートするように構成され得る。一態様では、モデム414は、マルチモードであり、複数の動作ネットワークおよび通信プロトコルをサポートするように構成され得る。一態様では、モデム414は、指定されたモデム構成に基づいてネットワークからの信号の送信および/または受信を可能にするために、AP105の1つまたは複数の構成要素(たとえば、RFフロントエンド488、トランシーバ402)を制御することができる。一態様では、モデム構成は、モデムのモードと使用中の周波数帯域とに基づき得る。別の態様では、モデム構成は、セル選択および/またはセル再選択中にネットワークによって与えられた、AP105に関連付けられたAP構成情報に基づき得る。
[0080]いくつかの例では、通信管理構成要素405は、図2を参照しながら説明されたように、APにおいて、RTS/CTSプロトコルに関連付けられたUL送信のための1つまたは複数のフレームタイプを識別するためのRTS/CTSプロトコルフレームタイプ識別器410を含み得、1つまたは複数のフレームタイプは、UL送信のためにSTAによってサポートされる複数のフレームタイプから識別される。RTS/CTSプロトコルフレームタイプ識別器410は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを備え得、メモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)に記憶された、コードを実行するかまたは命令を実施するように構成され得る。通信管理構成要素405は、APにおいて、APに関連付けられたSTAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化するための1つまたは複数の条件を識別することを識別するための条件識別構成要素415をさらに含み得る。通信管理構成要素405は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを備え得、メモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)に記憶された、コードを実行するかまたは命令を実施するように構成され得る。
[0081]追加または代替として、通信管理構成要素405は、トランシーバ402による送信のための構成メッセージを生成するように構成されたSTA構成構成要素420を含み得る。STA構成構成要素420は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを備え得、メモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)に記憶された、コードを実行するかまたは命令を実施するように構成され得る。いくつかの態様では、構成メッセージは、1つまたは複数のフレームタイプと、STAが1つまたは複数のフレームタイプを使用するための1つまたは複数の条件と、STAが1つまたは複数のフレームタイプの各々を用いて送信するための1つまたは複数の送信パラメータ値とを示す構成情報を含み得る。
[0082]追加または代替として、通信管理構成要素405は、APによって実行されるTXOPしきい値ブロードキャスティング/ユニキャスティングおよびTXOPしきい値上書きに関して以下で説明される様々な機能を実行するように構成されたTXOPしきい値構成構成要素425を含み得る(たとえば、図6、図7、および図8A参照)。TXOPしきい値構成構成要素425は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを備え得、メモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)に記憶された、コードを実行するかまたは命令を実施するように構成され得る。
[0083]図5は、本開示の様々な態様による、本明細書で説明される1つまたは複数の方法(たとえば、方法302、304、および820)を実装するためのSTA115のハードウェア構成要素および副構成要素を表す。たとえば、STA115の実装形態の一例は様々な構成要素を含み得、それらのうちのいくつかは、上記ですでに説明されたが、1つまたは複数のバス544を介して通信している1つまたは複数のプロセッサ512およびメモリ516およびトランシーバ502などの構成要素を含み、それらは、本開示の1つまたは複数の方法を含めることに関係する本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を可能にするように構成構成要素505とともに動作し得る。さらに、1つまたは複数のプロセッサ512、モデム514、メモリ516、トランシーバ502、RFフロントエンド588、および1つまたは複数のアンテナ565は、1つまたは複数の無線アクセス技術において音声および/またはデータ呼を(同時にまたは非同時に)サポートするように構成され得る。
[0084]一態様では、1つまたは複数のプロセッサ512は、1つまたは複数のモデムプロセッサを使用するモデム514を含むことができる。構成構成要素505に関係する様々な機能は、モデム514および/またはプロセッサ512に含まれ得、一態様では、単一のプロセッサによって実行され得、他の態様では、それらの機能のうちの異なる機能は、2つまたはそれ以上の異なるプロセッサの組合せによって実行され得る。たとえば、一態様では、1つまたは複数のプロセッサ512は、トランシーバ502に関連付けられたモデムプロセッサ、またはベースバンドプロセッサ、またはデジタル信号プロセッサ、または送信プロセッサ、または受信機プロセッサ、またはトランシーバプロセッサのうちのいずれか1つまたは任意の組合せを含み得る。他の態様では、構成構成要素505に関連付けられた1つまたは複数のプロセッサ512および/またはモデム514の特徴のうちのいくつかは、トランシーバ502によって実行され得る。
[0085]また、メモリ516は、本明細書で使用されるデータ、ならびに/あるいは少なくとも1つのプロセッサ512によって実行されているアプリケーションのローカルバージョンまたは構成構成要素505および/またはそれの副構成要素のうちの1つまたは複数を記憶するように構成され得る。メモリ516は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなど、コンピュータまたは少なくとも1つのプロセッサ512によって使用可能な任意のタイプのコンピュータ可読媒体を含むことができる。一態様では、たとえば、STA115が、構成構成要素505および/またはそれの副構成要素のうちの1つまたは複数を実行するように少なくとも1つのプロセッサ512を動作させているとき、メモリ516は、構成構成要素505および/またはそれの副構成要素のうちの1つまたは複数を定義する1つまたは複数のコンピュータ実行可能コード、および/またはそれに関連付けられたデータを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。
[0086]トランシーバ502は、少なくとも1つの受信機506と少なくとも1つの送信機508とを含み得る。受信機506は、データを受信するためのプロセッサによって実行可能なハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアコードを含み得、コードは、命令を備え、メモリ(たとえば、コンピュータ可読媒体)に記憶される。受信機506は、たとえば、無線周波数(RF)受信機であり得る。一態様では、受信機506は、少なくとも1つのAP105によって送信された信号を受信し得る。さらに、受信機506は、そのような受信された信号を処理し得、また、限定はしないが、Ec/Io、SNR、RSRP、RSSIなど、信号の測定値を取得し得る。送信機508は、データを送信するためのプロセッサによって実行可能なハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアコードを含み得、コードは、命令を備え、メモリ(たとえば、コンピュータ可読媒体)に記憶される。トランシーバ502の好適な例は、限定はしないが、RF送信機を含み得る。
[0087]その上、一態様では、STA115はRFフロントエンド588を含み得、RFフロントエンド588は、無線送信、たとえば、少なくとも1つのAP105によって送信されたワイヤレス通信またはSTA115によって送信されたワイヤレス送信を、受信および送信するための1つまたは複数のアンテナ565およびトランシーバ502との通信において動作し得る。RFフロントエンド588は、1つまたは複数のアンテナ565に接続され得、RF信号を送信および受信するための1つまたは複数の低雑音増幅器(LNA)590と、1つまたは複数のスイッチ592と、1つまたは複数の電力増幅器(PA)598と、1つまたは複数のフィルタ596とを含むことができる。
[0088]一態様では、LNA590は、所望の出力レベルにおいて受信信号を増幅することができる。一態様では、各LNA590は、指定された最小および最大利得値を有し得る。一態様では、RFフロントエンド588は、特定の適用例のための所望の利得値に基づいて特定のLNA590およびそれの指定された利得値を選択するために、1つまたは複数のスイッチ592を使用し得る。
[0089]さらに、たとえば、1つまたは複数のPA598は、所望の出力電力レベルにおいてRF出力のための信号を増幅するために、RFフロントエンド588によって使用され得る。一態様では、各PA598は、指定された最小および最大利得値を有し得る。一態様では、RFフロントエンド588は、特定の適用例のための所望の利得値に基づいて特定のPA598およびそれの指定された利得値を選択するために、1つまたは複数のスイッチ592を使用し得る。
[0090]また、たとえば、1つまたは複数のフィルタ596は、入力RF信号を取得するために、受信信号をフィルタ処理するためにRFフロントエンド588によって使用され得る。同様に、一態様では、たとえば、それぞれのフィルタ596は、送信のための出力信号を生成するために、それぞれのPA598からの出力をフィルタ処理するために使用され得る。一態様では、各フィルタ596は、特定のLNA590および/またはPA598に接続され得る。一態様では、RFフロントエンド588は、トランシーバ502および/またはプロセッサ512によって指定される構成に基づいて、指定されたフィルタ596、LNA590、および/またはPA598を使用する送信または受信経路を選択するために、1つまたは複数のスイッチ592を使用することができる。
[0091]したがって、トランシーバ502は、RFフロントエンド588を介して1つまたは複数のアンテナ565を通してワイヤレス信号を送信および受信するように構成され得る。一態様では、トランシーバは、STA115が、たとえば、1つまたは複数の他のSTA115あるいは1つまたは複数のAP105に関連付けられた1つまたは複数のセルと通信することができるように、指定された周波数において動作するように調整され得る。一態様では、たとえば、モデム514は、STA115のSTA構成とモデム514によって使用される通信プロトコルとに基づいて、指定された周波数および電力レベルにおいて動作するようにトランシーバ502を構成することができる。
[0092]一態様では、モデム514は、デジタルデータがトランシーバ502を使用して送信および受信されるように、デジタルデータを処理し、トランシーバ502と通信することができる、マルチバンドマルチモードモデムであり得る。一態様では、モデム514は、マルチバンドであり、特定の通信プロトコルのための複数の周波数帯域をサポートするように構成され得る。一態様では、モデム514は、マルチモードであり、複数の動作ネットワークおよび通信プロトコルをサポートするように構成され得る。一態様では、モデム514は、指定されたモデム構成に基づいてネットワークからの信号の送信および/または受信を可能にするために、STA115の1つまたは複数の構成要素(たとえば、RFフロントエンド588、トランシーバ502)を制御することができる。一態様では、モデム構成は、モデムのモードと使用中の周波数帯域とに基づき得る。別の態様では、モデム構成は、セル選択および/またはセル再選択中にネットワークによって与えられた、STA115に関連付けられたSTA構成情報に基づき得る。
[0093]いくつかの態様では、トランシーバ502はAPから構成メッセージを受信し得る。トランシーバ502は、構成メッセージを復号することを助け得る。いくつかの態様では、構成メッセージは、1つまたは複数のフレームタイプと、STA115が1つまたは複数のフレームタイプを使用するための1つまたは複数の条件とを示し得る。追加または代替として、受信された構成メッセージは、APに関連付けられたSTAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化するための1つまたは複数の条件を示す構成情報を含み得る。1つまたは複数の例では、構成構成要素505は、構成メッセージ中で与えられた構成情報に基づいてSTA115を構成するであり得る。たとえば、STA115を構成することは、RTX/CTXプロトコル構成要素510における1つまたは複数のRTS/CTSパラメータを修正または更新することを含み得る。言い換えれば、構成情報は、RTX/CTXプロトコル構成要素510に記憶され得、STA115において観測された条件に基づいて正しいフレームタイプが使用されるように、構成情報に基づいて適切なRTS/CTSパラメータが更新され得る。
[0094]追加または代替として、構成構成要素505は、STAによって実行される受信TXOPしきい値ブロードキャスティング/ユニキャスティングおよびTXOPしきい値上書きに関して以下で説明される様々な機能を実行するように構成されたTXOPしきい値構成要素515を含み得る(たとえば、図6、図7、および図8B参照)。TXOPしきい値構成要素515は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを備え得、メモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)に記憶された、コードを実行するかまたは命令を実施するように構成され得る。その上、TXOPしきい値構成要素515の態様はRTX/CTXプロトコル構成要素510の態様とともに動作し得、いくつかの例では、TXOPしきい値構成要素515は、RTX/CTXプロトコル構成要素510において少なくとも部分的に実装され得る。
[0095]上記で説明されたように、APは、STAにおけるUL RTS/CTS動作を制御するために使用され得る。すなわち、上記で説明された様々な態様は、APが、非AP STAによって開始されるRTS/CTSの使用を構成することを可能にする機構または技法を与える。したがって、RTS/CTS構成のための異なる基準およびシグナリングが、以下で説明されるさらなる態様を用いて本開示で提供される。
[0096]たとえば、本開示の態様は、TXOPベースUL RTS/CTS有効化を与える。すなわち、AP(たとえば、AP105)は、APのBSS中の1つまたは複数のSTAに、単にTXOPしきい値と呼ばれることがある「TXOP持続時間」しきい値をシグナリング、送信、またはさもなければ示し得る。次いで、APからTXOPしきい値の指示を受信し、TXOPを取得したSTA(たとえば、STA115)は、計画されたTXOP持続時間がTXOPしきい値を満たす(たとえば、超える)場合、RTS(たとえば、RTSフレーム)を送ることによってTXOPを開始し得る。しかしながら、この手法は、STAにRTS/CTSを送信させるための追加の条件が定義される他の実装形態を妨げる必要はない。たとえば、STAは、他の考慮事項が考慮に入れられるとき、計画されたTXOP持続時間がTXOPしきい値を満たさないとき(たとえば、TXOP<TXOPしきい値)、RTSを送ることを決定(determine)または決定(decide)し得る。
[0097]いくつかの態様では、TXOPは、それが、RTS/CTSによって提示されるオーバーヘッドを定量化するためのより一般的なメトリックであるので、有用なメトリックであり得る。たとえば、オーバーヘッドが小さい場合、RTS/CTSは、無視できるコストで隠れノードおよびCSMA衝突からの保護を改善するのに有用であり得る。いくつかの事例では、PSDUおよびTXTIMEが、オーバーヘッドを定量化するためのメトリックの例として考慮される。しかしながら、PSDUのサイズは、実際の送信時間を反映する必要がない(たとえば、レートがより高い場合、PSDU送信の時間はより短くなる。その上、TXTIMは、RTS/CTSによって保護されたTXOPにおける複数のフレーム交換の場合、明確に定義されない。TXOPは、上述のように、STAがTXOPにおけるULデータバーストまたは混合ULおよびDLフレーム(たとえば、STAによって開始される逆方向許可(RDG:reverse direction grant)、省電力ポール(PSポール)およびDLデータ)を有し得るので、オーバーヘッドを定量化するためのより良いメトリックまたはパラメータであり得る。
[0098]図6は、TXOPの関数としての例示的なRTS/CTSオーバーヘッドを示すチャート600を示す。チャート600では、RTS/CTSオーバーヘッド割合(%)がTXOPの関数として示されており、ここで、オーバーヘッドは、2×SIFSに加えてRTS/CTS持続時間として定義される。たとえば、RTS持続時間は52μsであり得、CTS持続時間は44μsであり得る。増加するTXOP持続時間とともに、オーバーヒアされるRTS/CTSの低減を明確に示す、チャート600に示されている結果は、以下の条件、すなわち、6Mbps、20μsプリアンブル、16個のサービスビット、および6つのテールビットに基づく。
[0099]図7は、本開示の様々な態様による、制御情報要素(IE)を示すブロック図700を示す。図700中の制御IEは、TXOPしきい値をシグナリングまたは伝達するためにAPによって使用され得るUL RTS/CTS制御IEを指すことがある。図示のように、制御IEは様々な部分またはフィールドを含み得る。第1の部分またはフィールドは、たとえば、1オクテットを伴い得る要素識別子(ID)であり得る。第2の部分またはフィールドは、たとえば、1オクテットを伴い得る長さであり得る。第3の部分またはフィールドは、たとえば、2オクテットを伴い得るTXOPしきい値であり得る。図7に示されている制御IE、それのサイズ、および様々な部分、フィールド、またはセクションは、限定としてではなく例として与えられる。また、制御IEを受信するSTAが、それの現在のTXOPしきい値を制御IE中のものと交換すべきであるかまたはそれで上書きすべきであるかどうかの指示が、示されている部分のうちのいずれか1つ中に、または異なる部分中に含まれ得る。以下でより詳細に説明されるように、そのような指示は、設定されたシングル共通ビット、または設定されたビットマップ中のビットであり得る。
[00100]図7に示されている制御IEに関係する態様では、ある場合には、APは、ゼロ(「0」)よりも大きい計画されたTXOP持続時間がRTSの送信を常にトリガすることになるように、単にTXOPしきい値をゼロに設定することによって各インスタンスにおけるRTSを有効化するようにSTAを構成することができる。
[00101]別の態様では、APは、複数のSTAにTXPOしきい値をブロードキャストし得るか、またはSTAごとにTXOPしきい値を送信し得る(たとえば、ユニキャスト送信)。したがって、ブロードキャストされたTXOPしきい値が現在のまたはSTAごとのTXOPしきい値を上書きするかまたは交換すべきであるかどうか、あるいはSTAごとのTXOPしきい値が現在のブロードキャストされたTXOPしきい値を上書きするかまたは交換すべきであるかどうかを示すための機構または技法が必要とされる。たとえば、図7中のものなどの制御IEがAPによってブロードキャストされるとき、制御IEは、制御IEを受信するSTAが、現在のSTAごとのTXOPしきい値(たとえば、STAごとのTXOPしきい値としてその特定のSTAに前に与えられたもの)を、ブロードキャストされた制御IEの一部であるTXOPしきい値で上書きするかまたはそれと交換すべきであるかどうかを示すために追加された「上書き」ビットを含み得る。たとえば、シングルビットが、そのようなシングルビットが設定されたとき、共通上書きまたは交換指示がすべてのSTAに与えられるように、すべてのSTAのために使用され得る。別の例では、ビットは、APに、STAの関連付けID(AID)に対応するビットマップ中の各ビットを用いてビットマップをシグナリングさせることによって、STAごとに使用され得る。そのような例では、ビットマップ中に設定された各ビットは、それの対応するSTAに、STAの現在のTXOPしきい値を制御IE中のTXOPしきい値で上書きするかまたはそれと交換するように示すことになる。
[00102]図8Aは、本開示の様々な態様による、AP上で実装されるワイヤレス通信の別の例示的な方法のフローチャートである。図8Aの態様は、AP105、メモリ416および/またはプロセッサ412、トランシーバ402、通信管理構成要素405、ならびに/あるいはTXOPしきい値構成構成要素425によって実行され得る。
[00103]方法800のブロック805において、AP(たとえば、AP105)は、STA(たとえば、STA115)のためのTXOPしきい値を決定する。いくつかの例では、ブロック805の態様は、図4を参照しながら説明されたTXOPしきい値構成構成要素425によって実行され得る。
[00104]方法800のブロック810において、APは、そのSTAを含む1つまたは複数のSTAにTXOPしきい値を有するメッセージ(たとえば、図7に示されている制御IEを含むメッセージ)をブロードキャストすべきなのか、そのSTAにTXOPしきい値を有するメッセージをユニキャストすべきなのかを決定する。
[00105]方法800のブロック815において、APは、メッセージをブロードキャストすべきなのか、メッセージをユニキャストすべきなのかの決定に従って(たとえば、トランシーバ402を介して)メッセージを送信する。
[00106]方法800の別の態様では、APは、現在のTXOPしきい値をメッセージ中のTXOPしきい値と交換するようにとの指示を送信し得る。一例では、メッセージを送信することは、メッセージをブロードキャストすることを含み、指示は、現在のTXOPしきい値をブロードキャストメッセージ中のTXOPしきい値と交換するようにとの、1つまたは複数のSTAの各々のための共通指示であるブロードキャストメッセージ中のシングルビットである。別の例では、メッセージを送信することは、メッセージをブロードキャストすることを含み、指示はブロードキャストメッセージ中のビットマップであり、ここで、ビットマップ中の各設定されたビットは、それのための現在のTXOPしきい値が、ブロードキャストメッセージ中のTXOPしきい値と交換されるべきである1つまたは複数のSTAのそれぞれのSTAを識別する。
[00107]方法800の別の態様では、メッセージを送信することは、メッセージをSTAにユニキャストすることを含み、STAにおける現在のTXOPしきい値は、ユニキャストメッセージ中のTXOPしきい値と交換されるべきである、前にブロードキャストされたTXOPしきい値である。
[00108]方法800の別の態様では、メッセージは、TXOPしきい値を有するUL RTS/CTS制御IEを含む。
[00109]図8Bは、本開示の様々な態様による、STA上で実装されるワイヤレス通信の別の例示的な方法のフローチャートである。図8Bの態様は、STA115、メモリ516および/またはプロセッサ512、構成構成要素505、ならびに/あるいはTXOPしきい値構成要素515によって実行され得る。
[00110]方法820のブロック825において、STA(たとえば、STA115)は、TXOPしきい値を有するメッセージをAP(たとえば、AP105)から受信する。
[00111]方法820のブロック830において、STAは、APから受信されたメッセージ中の指示に基づいて、STAにおける現在のTXOPしきい値を、受信されたメッセージ中のTXOPしきい値と交換するかまたはそれで上書きする。
[00112]方法820のブロック835において、STAは、計画されたTXOP持続時間がTXOPしきい値を満たす(たとえば、超える)と決定する。
[00113]方法820のブロック840において、STAは、計画されたTXOP持続時間がTXOPしきい値を満たすという決定に応答して、(たとえば、トランシーバ502を介して)UL RTSフレームを送信する。
[00114]方法820の別の態様では、メッセージはAPからのブロードキャストメッセージであり、指示は、現在のTXOPしきい値をブロードキャストメッセージ中のTXOPしきい値と交換するようにとの共通指示であるブロードキャストメッセージ中のシングルビットである。
[00115]方法820の別の態様では、メッセージはAPからのブロードキャストメッセージであり、指示はブロードキャストメッセージ中のビットマップであり、ここで、ビットマップ中の1つの設定されたビットは、STAを、それのための現在のTXOPしきい値が、ブロードキャストメッセージ中のTXOPしきい値と交換されるべきであるSTAとして識別する。
[00116]方法820の別の態様では、メッセージは、ユニキャストメッセージであり、STAにおける現在のTXOPしきい値は、ユニキャストメッセージ中のTXOPしきい値と交換されるべきである、前にブロードキャストされたTXOPしきい値である。方法820の別の態様では、メッセージは、TXOPしきい値を有するUL RTS/CTS制御IEを含む。
[00117]図9は、本開示の別の態様による、ワイヤレス通信の方法900の一例を概念的に示すフローチャートである。明快のために、方法900は、図1および図4を参照しながら説明されたAP105に関して以下で説明される。いくつかの例では、方法900は、全体的にまたは部分的に図2Bおよび図8Aを参照しながら説明された方法の態様を組み込み得る。
[00118]905において、本方法は、APにおいて、APに関連付けられたSTAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化することまたは有効化することのうちの1つまたは複数のための1つまたは複数の条件を識別することを含み得る。905の態様は、図4を参照しながら説明された条件識別構成要素415によって実行され得る。
[00119]いくつかの例では、RTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化するための条件は、送信オーバーヘッドパラメータが所定のオーバーヘッドしきい値よりも小さいという無効化条件を含み得る。いくつかの態様では、送信オーバーヘッドパラメータはPPDU持続時間であり得、所定のオーバーヘッドしきい値はPPDUしきい値であり得る。追加または代替として、送信オーバーヘッドパラメータはTXOPパラメータであり得、所定のオーバーヘッドしきい値はTXOPしきい値であり得る。他の例では、1つまたは複数の条件は、リンク品質パラメータが所定のリンク品質しきい値よりも大きいという無効化条件を含み得る。リンク品質パラメータはRSSIであり得、所定のリンク品質しきい値はRSSIしきい値である。追加または代替として、リンク品質パラメータはMCSインデックス値であり得、所定のリンク品質しきい値はRSSIしきい値である。
[00120]いくつかの態様では、1つまたは複数の条件を識別することは、STAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信をその中で無効化するための時間ウィンドウまたはチャネルを識別することを備え得る。したがって、(925における)構成メッセージは、RTS/CTSプロトコルのUL送信をその中で無効化するための時間ウィンドウまたはチャネルを示す構成情報を含み得る。またさらなる例では、1つまたは複数の条件は、衝突パラメータが所定の衝突しきい値よりも小さいという無効化条件を含み得る。たとえば、衝突パラメータはPERであり得、所定の衝突しきい値はPERしきい値であり得る。追加または代替として、衝突パラメータは再送信の数であり得、所定の衝突しきい値は再試行しきい値であり得る。1つまたは複数の例では、1つまたは複数の条件を識別することは、STAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信をそれについて無効化するためのパケットタイプまたはアクセスクラスを識別することを備え得る。したがって、構成メッセージは、STAのパケットタイプまたはアクセスクラスを示す構成情報を含み得る。
[00121]追加または代替として、RTS/CTSプロトコルのUL送信を有効化するための条件は、APにおいて、STAのためのTXOPしきい値を設定することを含み得る。いくつかの例では、STAは、RTS/CTSプロトコルを有効化すべきかどうかのそれの考慮において、計画されたTXOP持続時間が、APによって設定されたTXOPしきい値を満たすと決定する。いくつかの態様では、STAは、計画されたTXOP持続時間がTXOPしきい値を超える場合、RTSを送ることによってTXOPを開始し得る。代替的に、STAは、計画されたTXOP持続時間がTXOPしきい値よりも小さいとき、RTS/CTSプロトコルを有効化することを中止し得る。したがって、いくつかの態様では、本方法は、STAのためのTXOPしきい値を決定することを随意に915において含み得る得る。いくつかの例では、ブロック925の態様は、図4を参照しながら説明されたTXOPしきい値構成構成要素425によって実行され得る。
[00122]920において、本方法は、そのSTAを含む1つまたは複数のSTAにTXOPしきい値を有するメッセージをブロードキャストすべきなのか、そのSTAにメッセージをユニキャストすべきなのかを決定することを随意に含み得る。ブロック920の態様は、図4を参照しながら説明されたトランシーバ402によって実行され得る。
[00123]925において、本方法は、STAに構成メッセージを送信することを含み得る。構成メッセージは、1つまたは複数の条件を示す構成情報を含み得る。上述のように、いくつかの例では、1つまたは複数の条件は、STAがRTS/CTSのUL送信をいつ有効化または無効化すべきであるかを識別し得る条件を識別し得る。1つまたは複数の例では、APは、920の決定ステップに基づいて構成メッセージをブロードキャストするかまたはユニキャストするかのいずれかを行い得る。925の態様も、図4を参照しながら説明されたトランシーバ402によって実行され得る。
[00124]図9Bは、本開示の態様による、ワイヤレス通信の方法950の一例を概念的に示すフローチャートである。明快のために、方法950は、図1および図5を参照しながら説明されたSTA115に関して以下で説明される。いくつかの例では、方法950は、全体的にまたは部分的に、それぞれ、図3Bおよび図8Bを参照しながら説明された方法304および820の態様を組み込み得る。
[00125]930において、本方法は、STAにおいて、APから構成メッセージを受信することを含み得、構成メッセージは、APに関連付けられたSTAにおけるRTS/CTSプロトコルのUL送信を無効化または有効化するための1つまたは複数の条件を示す構成情報を含む。930の態様は、図5を参照しながら説明されたトランシーバ502によって実行され得る。
[00126]935において、本方法は、構成メッセージ中で与えられた構成情報に基づいてSTAを構成することを含み得る。935の態様は、図5を参照しながら説明された構成構成要素505によって実行され得る。
[00127]方法のブロック940において、STAは、APから受信された構成メッセージ中の指示に基づいて、STAにおける現在のTXOPしきい値を、受信されたメッセージ中のTXOPしきい値と交換するかまたはそれで上書きする。940の態様は、図5を参照しながら説明されたTXOPしきい値構成要素515によって実行され得る。
[00128]方法のブロック945において、STAは、計画されたTXOP持続時間がTXOPしきい値を満たす(たとえば、超える)と決定する。945の態様も、図5を参照しながら説明されたTXOPしきい値構成要素515によって実行され得る。
[00129]方法のブロック950において、STAは、計画されたTXOP持続時間がTXOPしきい値を満たすという決定に応答してUL RTSフレームを送信する。ブロック950の態様は、図5を参照しながら説明されたトランシーバ502によって実行され得る。装置および方法は、発明を実施するための形態において説明され、ブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどを備える様々な要素によって添付の図面に示された。これらの要素またはそれらの任意の部分は、単独であるいは他の要素および/または機能との組合せでのいずれかで、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。一態様では、本明細書で使用される「構成要素」という用語は、システムを構成する部分のうちの1つであり得、他の構成要素に分割され得る。
[00130]例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理構成要素、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せ、あるいは本明細書で説明された機能を実行するように設計された他の好適な構成要素を含み得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティング構成要素の組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
[00131]処理システム内の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。ソフトウェアは一時的または非一時的コンピュータ可読媒体上に常駐し得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気ストレージデバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、スタティックRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期ダイナミックRAM(SDRAM)、ダブル日付レートRAM(DDRAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM(登録商標))、汎用レジスタ、またはソフトウェアを記憶するための他の好適な非一時的媒体を含み得る。
[00132]処理システム内の様々な相互接続は、バスとしてまたは単一信号線として示され得る。バスの各々は代替的に単一の信号線であり得、単一の信号線の各々は代替的にバスであり得、単一の線またはバスは、要素間の通信のための無数の物理機構または論理機構のうちの任意の1つまたは複数を表し得る。本明細書で説明される様々なバスを介して与えられる信号のいずれも、他の信号と時間多重化され、1つまたは複数の共通バスを介して与えられ得る。
[00133]本開示の様々な態様は、当業者が本発明を実施することができるようにするために提供される。本開示全体にわたって提示される実装形態の例への様々な変更が当業者には容易に明らかであり、本明細書で開示された概念は他の磁気記憶デバイスに拡張され得る。したがって、特許請求の範囲は、本開示の様々な態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の文言に矛盾しない全範囲を与えられるべきである。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明された実装形態の例の様々な構成要素のすべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。その上、本明細書で開示されるいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という句を使用して明確に具陳されていない限り、または方法クレームの場合には、その要素が「ためのステップ」という句を使用して具陳されていない限り、米国特許法第112条(f)の規定の下で解釈されるべきではない。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] アクセスポイント(AP)において、前記APに関連付けられた局(STA)における送信要求/送信可(RTS/CTS)プロトコルのアップリンク(UL)送信を無効化することまたは有効化することの一方または両方のための1つまたは複数の条件を識別することと、
前記STAに構成メッセージを送信することと、前記構成メッセージが、前記1つまたは複数の条件を示す構成情報を含む、
を備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C2] 前記1つまたは複数の条件は、送信オーバーヘッドパラメータが所定のオーバーヘッドしきい値よりも小さいという無効化条件を含む、C1に記載の方法。
[C3] 前記送信オーバーヘッドパラメータがPLCPプロトコルデータユニット(PPDU)持続時間であり、前記所定のオーバーヘッドしきい値がPPDUしきい値であるか、または
前記送信オーバーヘッドパラメータが送信機会(TXOP)であり、前記所定のオーバーヘッドしきい値がTXOPしきい値である、
C2に記載の方法。
[C4] 前記1つまたは複数の条件は、リンク品質パラメータが所定のリンク品質しきい値よりも大きいという無効化条件を含む、C1に記載の方法。
[C5] 前記リンク品質パラメータがRSSIであり、前記所定のリンク品質しきい値がRSSIしきい値であるか、または
前記リンク品質パラメータがMCSインデックス値であり、前記所定のリンク品質しきい値がRSSIしきい値である、
C4に記載の方法。
[C6] 前記1つまたは複数の条件を識別することが、前記STAにおける前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信をその中で無効化するための時間ウィンドウまたはチャネルを識別することを備え、
前記構成メッセージが、前記時間ウィンドウまたはチャネルを示す構成情報を含む、C1に記載の方法。
[C7] 前記1つまたは複数の条件は、衝突パラメータが所定の衝突しきい値よりも小さいという無効化条件を含む、C1に記載の方法。
[C8] 前記衝突パラメータがPERであり、前記所定の衝突しきい値がPERしきい値であるか、または
前記衝突パラメータが再送信の数であり、前記所定の衝突しきい値が再試行しきい値である、
C7に記載の方法。
[C9] 前記1つまたは複数の条件を識別することが、前記STAにおける前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信をそれについて無効化するためのパケットタイプまたはアクセスクラスを識別することを備え、
前記構成メッセージが、前記パケットタイプまたは前記アクセスクラスを示す構成情報を含む、
C8に記載の方法。
[C10] 前記1つまたは複数の条件を示す前記構成情報を含む前記構成メッセージを送信することが、
前記APにおいて、前記STAのための送信機会(TXOP)しきい値を決定することと、
前記STAを含む1つまたは複数のSTAに前記TXOPしきい値を有するメッセージをブロードキャストすべきなのか、前記STAに前記メッセージをユニキャストすべきなのかを決定することと、
前記メッセージをブロードキャストすべきなのか、前記メッセージをユニキャストすべきなのかの前記決定に従って前記メッセージを送信することと、ここにおいて、前記STAは、前記STAに関連付けられた計画されたTXOP持続時間が前記TXOPしきい値を満たすとき、前記STAにおける前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信を有効化する、
を含む、C1に記載の方法。
[C11] 現在のTXOPしきい値を前記メッセージ中の前記TXOPしきい値と交換するようにとの指示を送信することをさらに備える、C10に記載の方法。
[C12] 前記メッセージを送信することが、前記メッセージをブロードキャストすることを含み、前記指示が、現在のTXOPしきい値を前記ブロードキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換するようにとの、前記1つまたは複数のSTAの各々のための共通指示である前記ブロードキャストメッセージ中のシングルビットである、C11に記載の方法。
[C13] 前記メッセージを送信することが、前記メッセージをブロードキャストすることを含み、前記指示が前記ブロードキャストメッセージ中のビットマップであり、ここで、前記ビットマップ中の各設定されたビットは、それのための前記現在のTXOPしきい値が、前記ブロードキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換されるべきである前記1つまたは複数のSTAのそれぞれのSTAを識別する、C11に記載の方法。
[C14] 前記メッセージを送信することが、前記メッセージを前記STAにユニキャストすることを含み、前記STAにおける現在のTXOPしきい値が、前記ユニキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換されるべきである、前にブロードキャストされたTXOPしきい値である、C10に記載の方法。
[C15] 前記メッセージが、前記TXOPしきい値を有するアップリンク(UL)送信要求/送信可(RTS/CTS)制御情報要素(IE)を含む、C10に記載の方法。
[C16] 局(STA)において、アクセスポイント(AP)から構成メッセージを受信することと、ここにおいて、前記構成メッセージが、前記APに関連付けられた前記STAにおける送信要求/送信可(RTS/CTS)プロトコルのアップリンク(UL)送信を無効化することまたは有効化することの一方または両方のための1つまたは複数の条件を示す構成情報を含む、
前記構成メッセージ中で与えられた前記構成情報に基づいて前記STAを構成することと
を備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C17] 前記APから前記構成メッセージを受信することは、
前記STAにおいて前記APから、送信機会(TXOP)しきい値を有するメッセージを受信することと、
前記受信されたメッセージ中の指示に基づいて、前記STAにおける現在のTXOPしきい値を、前記受信されたメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換することと、
計画されたTXOP持続時間が前記TXOPしきい値を満たすと決定することと、
前記計画されたTXOP持続時間が前記TXOPしきい値を満たすという決定に応答してUL RTSフレームを送信することと
を備える、C16に記載の方法。
[C18] 前記メッセージが前記APからのブロードキャストメッセージであり、前記指示が、前記現在のTXOPしきい値を前記ブロードキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換するようにとの共通指示である前記ブロードキャストメッセージ中のシングルビットである、C17に記載の方法。
[C19] 前記メッセージが前記APからのブロードキャストメッセージであり、前記指示が前記ブロードキャストメッセージ中のビットマップであり、ここで、前記ビットマップ中の1つの設定されたビットは、前記STAを、それのための前記現在のTXOPしきい値が、前記ブロードキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換されるべきであるSTAとして識別する、C17に記載の方法。
[C20] 前記メッセージがユニキャストメッセージであり、前記STAにおける前記現在のTXOPしきい値が、前記ユニキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換されるべきである、前にブロードキャストされたTXOPしきい値である、C17に記載の方法。
[C21] 前記メッセージが、前記TXOPしきい値を有するアップリンク(UL)送信要求/送信可(RTS/CTS)制御情報要素(IE)を含む、C17に記載の方法。
[C22] プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと
を備え、ここにおいて、前記メモリは、
アクセスポイント(AP)において、前記APに関連付けられた局(STA)における送信要求/送信可(RTS/CTS)プロトコルのアップリンク(UL)送信を無効化または有効化するための1つまたは複数の条件を識別することと、
前記STAに構成メッセージを送信することと、前記構成メッセージが、前記1つまたは複数の条件を示す構成情報を含む、
を行うために前記プロセッサによって実行可能な命令を含む、
ワイヤレス通信のための装置。
[C23] 前記1つまたは複数の条件は、送信オーバーヘッドパラメータが所定のオーバーヘッドしきい値よりも小さいという無効化条件を含む、C22に記載の装置。
[C24] 前記1つまたは複数の条件は、リンク品質パラメータが所定のリンク品質しきい値よりも大きいという無効化条件を含む、C22に記載の装置。
[C25] 前記命令が、
前記1つまたは複数の条件に基づいて、前記STAにおける前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信をその中で無効化するための時間ウィンドウまたはチャネルを識別すること
を行うためにさらに実行可能である、C22に記載の装置。
[C26] 前記1つまたは複数の条件を示す前記構成情報を含む前記構成メッセージを送信するために前記プロセッサによって実行可能な前記命令は、
前記APにおいて、前記STAのための送信機会(TXOP)しきい値を決定することと、
前記STAを含む1つまたは複数のSTAに前記TXOPしきい値を有するメッセージをブロードキャストすべきなのか、前記STAに前記メッセージをユニキャストすべきなのかを決定することと、
前記メッセージをブロードキャストすべきなのか、前記メッセージをユニキャストすべきなのかの前記決定に従って前記メッセージを送信することと、ここにおいて、前記STAは、前記STAに関連付けられた計画されたTXOP持続時間が前記TXOPしきい値を満たすとき、前記STAにおける前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信を有効化する、
を行うためにさらに実行可能である、C22に記載の装置。
[C27] プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと
を備え、ここにおいて、前記メモリは、
局(STA)において、アクセスポイント(AP)から構成メッセージを受信することと、ここにおいて、前記構成メッセージが、前記APに関連付けられた前記STAにおける送信要求/送信可(RTS/CTS)プロトコルのアップリンク(UL)送信を無効化または有効化するための1つまたは複数の条件を示す構成情報を含む、
前記構成メッセージ中で与えられた前記構成情報に基づいて前記STAを構成することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能な命令を含む、
ワイヤレス通信のための装置。
[C28] 前記APから前記構成メッセージを受信するための前記命令は、
前記STAにおいて前記APから、送信機会(TXOP)しきい値を有するメッセージを受信することと、
前記受信されたメッセージ中の指示に基づいて、前記STAにおける現在のTXOPしきい値を、前記受信されたメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換することと、
計画されたTXOP持続時間が前記TXOPしきい値を満たすと決定することと、
前記計画されたTXOP持続時間が前記TXOPしきい値を満たすという決定に応答してUL RTSフレームを送信することと
を行うための命令を含む、C27に記載の装置。
[C29] 前記メッセージが前記APからのブロードキャストメッセージであり、前記指示が、前記現在のTXOPしきい値を前記ブロードキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換するようにとの共通指示である前記ブロードキャストメッセージ中のシングルビットである、C27に記載の装置。
[C30] 前記メッセージが前記APからのブロードキャストメッセージであり、前記指示が前記ブロードキャストメッセージ中のビットマップであり、ここで、前記ビットマップ中の1つの設定されたビットは、前記STAを、それのための前記現在のTXOPしきい値が、前記ブロードキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換されるべきであるSTAとして識別する、C27に記載の装置。

Claims (25)

  1. アクセスポイント(AP)において、前記APに関連付けられた局(STA)における送信要求/送信可(RTS/CTS)プロトコルのアップリンク(UL)送信を無効化することまたは有効化することの一方または両方をトリガするための1つまたは複数の条件を識別することと、ここにおいて、前記1つまたは複数の条件を識別することが、前記STAにおける前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信を無効化するためのパケットタイプを識別することをさらに備える、
    前記APにおいて、前記STAのための持続時間送信機会(TXOP)しきい値を決定することと、
    前記STAを含む1つまたは複数のSTAに前記TXOPしきい値を有するメッセージをブロードキャストすべきなのか、前記STAに前記メッセージをユニキャストすべきなのかを決定することと、
    前記メッセージをブロードキャストすべきなのか、前記メッセージをユニキャストすべきなのかの前記決定に従って前記メッセージを送信することと、ここにおいて、前記STAは、前記STAに関連付けられた計画されたTXOP持続時間が前記TXOPしきい値を満たすとき、前記STAにおける前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信を有効化する、
    前記STAに構成メッセージを送信することと、前記構成メッセージが、前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信を無効化することまたは有効化することの一方または両方を前記STAにおいてトリガするための前記1つまたは複数の条件を示す構成情報を含み、ここにおいて、前記構成情報が前記パケットタイプをさらに示す、
    を備える、ワイヤレス通信のための方法。
  2. 前記1つまたは複数の条件は、送信オーバーヘッドパラメータが所定のオーバーヘッドしきい値よりも小さいという無効化条件を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信オーバーヘッドパラメータがPLCPプロトコルデータユニット(PPDU)持続時間であり、前記所定のオーバーヘッドしきい値がPPDUしきい値であるか、または
    前記送信オーバーヘッドパラメータが送信機会(TXOP)であり、前記所定のオーバーヘッドしきい値がTXOPしきい値である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記1つまたは複数の条件は、リンク品質パラメータが所定のリンク品質しきい値よりも大きいという無効化条件を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記リンク品質パラメータがRSSIであり、前記所定のリンク品質しきい値がRSSIしきい値であるか、または
    前記リンク品質パラメータがMCSインデックス値であり、前記所定のリンク品質しきい値がRSSIしきい値である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記1つまたは複数の条件を識別することが、前記STAにおける前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信を無効化するための時間ウィンドウまたはチャネルを識別することを備え、
    前記構成メッセージが、前記時間ウィンドウまたはチャネルを示す構成情報を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記1つまたは複数の条件は、衝突パラメータが所定の衝突しきい値よりも小さいという無効化条件を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記衝突パラメータがPERであり、前記所定の衝突しきい値がPERしきい値であるか、または
    前記衝突パラメータが再送信の数であり、前記所定の衝突しきい値が再試行しきい値である、請求項7に記載の方法。
  9. 現在のTXOPしきい値を前記メッセージ中の前記TXOPしきい値と交換するようにとの指示を送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記メッセージを送信することが、前記メッセージをブロードキャストすることを含み、前記指示が、現在のTXOPしきい値を前記ブロードキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換するようにとの、前記1つまたは複数のSTAの各々のための共通指示である前記ブロードキャストメッセージ中のシングルビットである、請求項9に記載の方法。
  11. 前記メッセージを送信することが、前記メッセージをブロードキャストすることを含み、前記指示が前記ブロードキャストメッセージ中のビットマップであり、ここで、前記ビットマップ中の各設定されたビットは、前記現在のTXOPしきい値が、前記ブロードキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換されるべきである前記1つまたは複数のSTAのそれぞれのSTAを識別する、請求項9に記載の方法。
  12. 前記メッセージを送信することが、前記メッセージを前記STAにユニキャストすることを含み、前記STAにおける現在のTXOPしきい値が、前記ユニキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換されるべきである、前にブロードキャストされたTXOPしきい値である、請求項1に記載の方法。
  13. 前記メッセージが、前記TXOPしきい値を有するアップリンク(UL)送信要求/送信可(RTS/CTS)制御情報要素(IE)を含む、請求項1に記載の方法。
  14. 局(STA)において、アクセスポイント(AP)から、前記APに関連付けられた前記STAにおける送信要求/送信可(RTS/CTS)プロトコルのアップリンク(UL)送信を無効化することまたは有効化することの一方または両方をトリガするための1つまたは複数の条件を示す構成情報を含む構成メッセージを受信することと、
    前記構成メッセージ中で与えられた前記構成情報に基づいて前記STAを構成することと、ここにおいて、前記構成情報が、前記STAにおける前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信を無効化するためのパケットタイプをさらに示す、
    前記STAにおいて、送信機会(TXOP)しきい値を有するメッセージを受信することと、
    前記受信されたメッセージ中の指示に基づいて、前記STAにおける現在のTXOPしきい値を、前記受信されたメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換することと、
    計画されたTXOP持続時間が前記TXOPしきい値を満たすと決定することと、
    前記計画されたTXOP持続時間が前記TXOPしきい値を満たすという決定に応答してUL RTSフレームを送信することと
    を備える、ワイヤレス通信のための方法。
  15. 前記メッセージが前記APからのブロードキャストメッセージであり、前記指示が、前記現在のTXOPしきい値を前記ブロードキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換するようにとの共通指示である前記ブロードキャストメッセージ中のシングルビットである、請求項14に記載の方法。
  16. 前記メッセージが前記APからのブロードキャストメッセージであり、前記指示が前記ブロードキャストメッセージ中のビットマップであり、ここで、前記ビットマップ中の1つの設定されたビットは、前記STAを、前記現在のTXOPしきい値が、前記ブロードキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換されるべきであるSTAとして識別する、請求項14に記載の方法。
  17. 前記メッセージがユニキャストメッセージであり、前記STAにおける前記現在のTXOPしきい値が、前記ユニキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換されるべきである、前にブロードキャストされたTXOPしきい値である、請求項14に記載の方法。
  18. 前記メッセージが、前記TXOPしきい値を有するアップリンク(UL)送信要求/送信可(RTS/CTS)制御情報要素(IE)を含む、請求項14に記載の方法。
  19. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリとを備え、ここにおいて、前記メモリは、
    アクセスポイント(AP)において、前記APに関連付けられた局(STA)における送信要求/送信可(RTS/CTS)プロトコルのアップリンク(UL)送信を無効化することまたは有効化することの一方または両方をトリガする1つまたは複数の条件を識別することと、
    前記STAにおける前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信を無効化するためのパケットタイプを識別することと、
    前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信を無効化することまたは有効化することの一方または両方を前記STAにおいてトリガする前記1つまたは複数の条件および前記パケットタイプを示す構成情報を含む構成メッセージを前記STAに送信することと
    を行うために前記プロセッサによって実行可能な命令を含み、ここにおいて、前記プロセッサによって実行可能な前記命令が、
    前記APにおいて、前記STAのための送信機会(TXOP)しきい値を決定することと、
    前記STAを含む1つまたは複数のSTAに前記TXOPしきい値を有するメッセージをブロードキャストすべきなのか、前記STAに前記メッセージをユニキャストすべきなのかを決定することと、
    前記メッセージをブロードキャストすべきなのか、前記メッセージをユニキャストすべきなのかの前記決定に従って前記メッセージを送信することと、ここにおいて、前記STAは、前記STAに関連付けられた計画されたTXOP持続時間が前記TXOPしきい値を満たすとき、前記STAにおける前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信を有効化する、
    を行うためにさらに実行可能である、ワイヤレス通信のための装置。
  20. 前記1つまたは複数の条件は、送信オーバーヘッドパラメータが所定のオーバーヘッドしきい値よりも小さいという無効化条件を含む、請求項19に記載の装置。
  21. 前記1つまたは複数の条件は、リンク品質パラメータが所定のリンク品質しきい値よりも大きいという無効化条件を含む、請求項19に記載の装置。
  22. 前記命令が、
    前記1つまたは複数の条件に基づいて、前記STAにおける前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信を無効化するための時間ウィンドウまたはチャネルを識別することを行うためにさらに実行可能である、請求項19に記載の装置。
  23. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリとを備え、ここにおいて、前記メモリは、
    局(STA)において、アクセスポイント(AP)から、前記APに関連付けられた前記STAにおける送信要求/送信可(RTS/CTS)プロトコルのアップリンク(UL)送信を無効化することまたは有効化することの一方または両方をトリガする1つまたは複数の条件を示す構成情報を含む構成メッセージを受信することと、
    前記構成メッセージ中で与えられた前記構成情報に基づいて前記STAを構成することと、ここにおいて、前記構成情報が、前記STAにおける前記RTS/CTSプロトコルの前記UL送信を無効化するためのパケットタイプをさらに示す、
    前記STAにおいて、送信機会(TXOP)しきい値を有するメッセージを受信することと、
    前記受信されたメッセージ中の指示に基づいて、前記STAにおける現在のTXOPしきい値を、前記受信されたメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換することと、
    計画されたTXOP持続時間が前記TXOPしきい値を満たすと決定することと、
    前記計画されたTXOP持続時間が前記TXOPしきい値を満たすという決定に応答してUL RTSフレームを送信することと
    を行うために前記プロセッサによって実行可能な命令を含む、ワイヤレス通信のための装置。
  24. 前記構成メッセージが前記APからのブロードキャストメッセージであり、前記構成メッセージの前記構成情報が、前記現在のTXOPしきい値を前記ブロードキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換するようにとの共通指示である前記ブロードキャストメッセージ中のシングルビットを含む、請求項23に記載の装置。
  25. 前記構成メッセージが前記APからのブロードキャストメッセージであり、前記構成メッセージの前記構成情報が前記ブロードキャストメッセージ中のビットマップを含み、ここで、前記ビットマップ中の1つの設定されたビットは、前記STAを、前記現在のTXOPしきい値が、前記ブロードキャストメッセージ中の前記TXOPしきい値と交換されるべきであるSTAとして識別する、請求項23に記載の装置。
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