JP2018515983A - 動的感度制御のための技法 - Google Patents
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Abstract
動的感度制御のための技法に関する様々な態様が提供される。隠れノード問題に対処し、アクセスポイントのカバレージのエッジに位置するワイヤレス局への公平なアクセスを提供する、動的感度制御動作の修正および拡張について説明する。これらの修正および拡張の態様は、動的感度制御動作の異なる変形を提供するように組み合わされ得る。
Description
関連出願の相互参照
本出願は、2015年5月5日に出願した「TECHNIQUES FOR DYNAMIC SENSITIVITY CONTROL」と題する米国仮出願第62/157,402号の利益を主張する、2016年5月2日に出願した「TECHNIQUES FOR DYNAMIC SENSITIVITY CONTROL」と題する米国特許出願第15/144,261号の利益を主張するものであり、これらの出願は、本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれている。
本出願は、2015年5月5日に出願した「TECHNIQUES FOR DYNAMIC SENSITIVITY CONTROL」と題する米国仮出願第62/157,402号の利益を主張する、2016年5月2日に出願した「TECHNIQUES FOR DYNAMIC SENSITIVITY CONTROL」と題する米国特許出願第15/144,261号の利益を主張するものであり、これらの出願は、本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれている。
本出願はまた、本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれており、2014年12月30日に出願した米国仮出願第62,/098,253号の利益をさらに主張する、2015年12月28日に出願した「Adaptive EDCA Adjustment for Dynamic Sensitivity Control」と題する米国非仮出願第14/981,713号の利益を主張するものであり、その一部継続出願である。
本開示は、一般に、電気通信に関し、詳細には、動的感度制御のための技法に関する。
家庭、オフィス、および様々な公共施設におけるワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)の展開は、今日では一般的である。そのようなネットワークは、典型的には、特定の場所(たとえば、家庭、オフィス、公共施設など)におけるいくつかのワイヤレス局(STA)を、インターネットなどの別のネットワークに接続するワイヤレスアクセスポイント(AP)を使用する。SATのセットは、基本サービスセット(BSS)と呼ばれるものにおいて、共通APを介して互いに通信することができる。近くのBSSは、重複するカバレージエリアを有してもよく、そのようなBSSは、重複BSSまたはOBSSと呼ばれることがある。
いくつかのWLANネットワーク展開は、密集している(たとえば、APのカバレージエリアで配置される多数のSTAを有する)ことがあり、これは、チャネルまたは媒体の再使用に関する問題をもたらすことがある。1つのそのような問題は、BSS内の隠れノード(たとえば、隠れSTA)(たとえば、BSS内隠れノード)の存在であることがある。この問題および他の問題に対処し、BSS内の再使用を増加させることを可能にするために、信号検出能力が動的に変更され得る動的感度制御(DSC: dynamic sensitivity control)と呼ばれるメカニズムが一般的に提案されている。しかしながら、DSC動作からの改善された感度によって典型的には、エッジSTAが他のSTAに対してより容易に遅延することになり、したがって、減少したエアタイム(air time)(たとえば、通信媒体へのアクセス)を有することになるので、このメカニズムは、APのカバレージのエッジに位置するBSS内のそれらのSTAに対してある程度の不公平をもたらすことがある。したがって、BSS内の広い範囲のSTAに公平なアクセスを提供しながら、チャネルまたは媒体の再使用を改善するメカニズムまたは手法を採用することが望ましい。
一態様では、ワイヤレス局における信号感度を動的に制御するための方法は、動的感度制御動作に基づいてパケット検出(PD)レベルを識別するステップと、PDレベルに少なくとも部分的に基づいてスケーリング係数を決定するステップと、スケーリング係数に少なくとも部分的に基づいて少なくとも1つの拡張分散チャネルアクセス(EDCA: enhanced distributed channel access)パラメータを調整するステップとを含む。
別の態様では、ワイヤレス局における信号感度を動的に制御するための装置は、動的感度制御動作に基づいてPDレベルを識別するための手段と、PDレベルに少なくとも部分的に基づいてスケーリング係数を決定するための手段と、スケーリング係数に少なくとも部分的に基づいて少なくともEDCAパラメータを調整するための手段とを含む。
別の態様では、ワイヤレス局における信号感度を動的に制御するための装置が開示される。本装置はプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含んでよい。プロセッサは、動的感度制御動作に基づいてPDレベルを識別し、PDレベルに少なくとも部分的に基づいてスケーリング係数を決定し、スケーリング係数に少なくとも部分的に基づいて少なくとも1つのEDCAパラメータを調整するために命令を実行するように構成されてもよい。
別の態様では、ワイヤレス局における信号感度を動的に制御するための実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体が開示される。コードは、動的感度制御動作に基づいてPDレベルを識別し、PDレベルに少なくとも部分的に基づいてスケーリング係数を決定し、スケーリング係数に少なくとも部分的に基づいて少なくとも1つのEDCAパラメータを調整するために実行可能である。
装置および方法の様々な態様が例示として示され、説明される以下の詳細な説明から、装置および方法の他の態様が当業者に容易に明らかになることが理解される。理解されるように、これらの態様は、他の異なる形態において実施されてもよく、そのいくつかの詳細は、様々な他の点での変更が可能である。したがって、図面および詳細な説明は、本質的に例示的とみなされるべきであり、限定的とみなされるべきではない。
装置および方法の様々な態様が、添付図面を参照して、例として、限定としてではなく、詳細な説明において提示される。
上記で議論したように、いくつかのWLANネットワーク展開は、密集している(たとえば、APのカバレージエリアで配置される多数のSTAを有する)ことがあり、これは、チャネルまたは媒体の再使用に関する問題をもたらすことがある。1つのそのような問題は、BSS内の隠れノード(たとえば、隠れSTA)(たとえば、BSS内隠れノード)の存在であることがある。この問題および他の問題に対処し、BSS内の再使用を増加させることを可能にするために、信号検出能力が動的に変更され得る動的感度制御(DSC: dynamic sensitivity control)と呼ばれるメカニズムが一般的に提案されている。しかしながら、DSC動作からの改善された感度によって典型的には、エッジSTAが他のSTAに対してより容易に遅延することになり、したがって、減少したエアタイム(たとえば、通信媒体へのアクセス)を有することになるので、このメカニズムは、APのカバレージのエッジに位置するBSS内のそれらのSTAに対してある程度の不公平をもたらすことがある。
本開示の様々な態様によれば、STAにおける1つまたは複数の拡張分散チャネルアクセス(EDCA)パラメータが、パケット検出(PD)レベルの関数として調整されてもよい。STAは、EDCAパラメータを自律的に(たとえば、外部指示なしに)調整してもよく、またはアクセスポイント(AP)は、調整を行うようにSTAに指示してもよい。APは、PDおよびEDCAパラメータのマッピング(たとえば、テーブル)を送信してもよく、または、STAがPDおよびEDCAパラメータを計算することができる公式、式、もしくは関数、および入力を提供してもよい。
EDCAパラメータを調整する理由の1つは、以下に説明するように、より低いPDレベルを有するそれらのSTA(たとえば、APのカバレージエリアのエッジにおけるSTA)は、内部ユーザSTAよりも遅延し、したがって、より少ないエアタイムを有することになるためである。より積極的なEDCAパラメータを利用することによって、エッジSTAがより低いPDレベルを補償し、より多くのエアタイムを有することが可能になる。これは、少なくとも部分的に、APのカバレージエリアのエッジにおいてより低いPDレベルを有することから結果として生じる不公平に対処する。
EDCAパラメータを調整するために、STAは、まず、元のDSC動作、または本明細書で説明するDSC動作の修正のいずれかに基づいて、PDレベルを計算または決定してもよい。STAは、次いで、PDminとPDmaxとの間の範囲内のPDレベルの位置を表すスケーリング係数(η)を計算または決定してもよい。スケーリング係数が決定されると、少なくとも1つのEDCAパラメータが、スケーリング係数に基づいて調整され得る。スケーリング係数の値が小さいほど、EDCAパラメータは、調整されると、より積極的になる。いくつかの例では、競合ウィンドウ最小値(CWMIN: contention window minimum)と、競合ウィンドウ最大値(CWMAX: contention window maximum)と、調停フレーム間間隔数(AIFSN: arbitration inter-frame spacing number)とを含んでもよい1つまたは複数のEDCAパラメータは、式中のCWMINについて説明した調整と同様に調整されてもよい。
様々な概念について、添付図面を参照して以下でより完全に説明する。しかしながら、これらの概念は、当業者によって多くの異なる形態において具体化されてもよく、本明細書で提示されるどの特定の構造または機能にも限定されると解釈されるべきではない。むしろ、これらの概念は、本開示が徹底的かつ完全であり、これらの概念の範囲を当業者に完全に伝えるように提供される。詳細な説明は、特定の詳細を含む場合がある。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細なしで実施されてもよいことは、当業者には明らかであろう。いくつかの例では、本開示を通して提示される様々な概念を不明瞭にすることを避けるために、周知の構造および概念は、ブロック図形式で示される。
本開示は、動的感度制御またはDSCのための技法に関する様々な態様を提供する。隠れノード問題に対処し、アクセスポイントのカバレージのエッジに位置するワイヤレス局への公平なアクセスを提供する、動的感度制御動作の修正および拡張について説明する。これらの修正および拡張の態様は、動的感度制御動作の異なる変形を提供するように組み合わされ得る。「元のDSC」および「元の動的感度制御」という用語は、ワイヤレス局におけるパケット検出または遅延(deferral)(PD)レベルを決定するための以前に提案された動作または機能を指す場合がある。「修正されたDSC」および「修正された動的感度制御」という用語は、元のDSC動作と少なくとも部分的に異なる方法でワイヤレス局における検出レベルの決定を実行すること、または実行することができることを含む、本開示において提案される動作または機能を指す場合がある。
図1は、修正された動的感度制御動作のための本明細書で説明する様々な技法に関連するワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)展開の一例を示すワイヤレス通信システム100である。WLANは、1つまたは複数のアクセスポイント(AP)と、それぞれのAPに関連する1つまたは複数の移動局(STA)とを含んでもよい。この例では、展開される2つのAP、すなわち、OBSSと呼ばれることもある、基本サービスセット1(BSS1)におけるAP1 105-a、およびBSS2におけるAP2 105-bが存在する。AP1 105-aは、少なくとも2つの関連するSTA(STA1 115-aおよびSTA2 115-b)とカバレージエリア110-aとを有して示されており、AP2 105-bは、少なくとも2つの関連するSTA(STA1 115-aおよびSTA3 115-c)とカバレージエリア110-bとを有して示されている。図1の例では、STA1 115-aがカバレージエリアの重複部分内になるように、AP1 105-aのカバレージエリアは、AP2 105-bのカバレージエリアの一部と重複する。図1のWLAN展開に関連して説明するBSS、AP、およびSTA、ならびにAPのカバレージエリアの数は、例示として提供され、限定としては提供されない。さらに、修正された動的感度制御動作のための本明細書で説明する様々な技法の態様は、図1のWLAN展開に基づくことがあるが、それに限定される必要はない。
図1に示すAP(たとえば、AP1 105-aおよびAP2 105-b)は、そのカバレージエリアまたは領域内のSTAにバックホールサービスを提供する一般的に固定端末である。しかしながら、いくつかのアプリケーションでは、APは、モバイル端末または非固定端末であってもよい。固定端末、非固定端末、またはモバイル端末であり得る図1に示すSTA(たとえば、STA1 115-a、STA2 115-b、およびSTA3 115-c)は、インターネットなどのネットワークに接続するために、それらのそれぞれのAPのバックホールサービスを利用する。STAの例は、限定はしないが、セルラーフォン、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、パーソナル情報マネージャ(PIM)、パーソナルナビゲーションデバイス(PND)、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、オーディオデバイス、モノのインターネット(IoT)用デバイス、または、APのバックホールサービスを要求する任意の他の適切なワイヤレス装置を含む。STAはまた、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、移動加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス局、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、ユーザ機器(UE)、または何らかの他の適切な用語と呼ばれることがある。APはまた、基地局、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、または任意の他の適切な用語と呼ばれることがある。本開示を通して説明される様々な概念は、それらの特定の命名法にかかわらず、すべての適切なワイヤレス装置に適合することが意図される。
STA1 115-a、STA2 115-b、およびSTA3 115-cの各々は、プロトコルスタックを用いて実装されてもよい。プロトコルスタックは、ワイヤレスチャネルの物理的特性および電気的特性に従ってデータを送受信するための物理層と、ワイヤレスチャネルへのアクセスを管理するためのデータリンク層と、ソースから宛先へのデータ伝送を管理するためのネットワーク層と、エンドユーザ間のデータの透過的な伝送を管理するためのトランスポート層と、ネットワークへの接続を確立またはサポートするために必要なまたは望ましい任意の他の層を含むことができる。
AP1 105-aおよびAP2 105-bの各々は、関連するSTAが通信リンク125を介してネットワークに接続することを可能にするソフトウェアアプリケーションおよび/または回路を含むことができる。APは、データおよび/または制御情報(たとえば、シグナリング)を通信するために、それらのそれぞれのSTAにフレームを送信し、それらのそれぞれのSTAからフレームを受信することができる。
AP1 105-aおよびAP2 105-bの各々は、APのカバレージエリア内にあるSTAとの通信リンク125を確立することができる。通信リンク125は、アップリンク通信とダウンリンク通信の両方を可能にすることができる通信チャネルを備えることができる。APに接続するとき、STAは、まず、APでそれ自体を認証し、次いで、それ自体をAPと関連付けることができる。一旦関連付けられると、APおよび関連するSTAが直接通信チャネルを介してフレームまたはメッセージを交換することができるように、通信リンク125がAPとSTAとの間に確立され得る。
動的感度制御(たとえば、元の動的感度制御)の修正および拡張に基づいて動作を実行するための態様は、WLAN展開、またはIEEE802.11準拠のネットワークの使用に関連して説明されているが、当業者は、本開示を通して説明される様々な態様が、例として、BLUETOOTH(登録商標)(Bluetooth(登録商標))、HiperLAN(主にヨーロッパで使用されるIEEE802.11標準に相当するワイヤレス標準のセット)、および、ワイドエリアネットワーク(WAN)で使用される他の技術、WLAN、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、または現在公知のもしくは後に開発される他の適切なネットワークを含む、様々な標準またはプロトコルを用いる他のネットワークに拡張されもよいことを容易に理解するであろう。したがって、動的感度制御の修正および拡張に基づいて動作を実行するための本開示を通して提示される様々な態様は、カバレージ範囲および利用されるワイヤレスアクセスプロトコルにかかわらず、任意の適切なワイヤレスネットワークに適用可能であり得る。
図2は、BSS内の異なるSTAに関する遅延領域の一例を示す概念図200である。上述したように、動的感度制御動作は、WLAN展開における再使用を増加させるために提案されている。元の動的感度制御(元のDSC)動作では、STA(たとえば、図1のSTA115-a)は、その関連するAP(たとえば、図1のAP105-a)からの信号強度メトリック(たとえば、受信信号強度指示またはRSSI)に基づいてそのパケット検出または遅延(PD)レベルを設定してもよい。PDレベルを決定するために使用される式を以下に示し、
PD=max(min(RSSI-M,PDmax),PDmin) (1)
ここで、RSSIは、APビーコン信号から作られた信号強度メトリック測定値であり、Mは、調整可能マージンであり、PDminおよびPDmaxは、PD範囲の限界値である。一例では、PDmin=-40dBm、PDmax=-82dBm、およびM=10または20dBである。式(1)は、たとえば、図8に示すDSC構成要素810のPDレベル構成要素820内のDSC構成要素822によって実行されてもよい。元のDSCの目的は、BSS内ノード(たとえば、BSS1内のSTA)が互いに遅延することができるように、各STAにおけるPDレベルを設定することである。すなわち、STAがパケットプリアンブルを検出し、パケットプリアンブルのRSSIが元のDSC式から取得されたPDレベルよりも大きいとき、STAは、パケットを送信したノード(たとえば、STA)に対して遅延し、それ自体のパケットまたはフレームを送信するために媒体にアクセスしようとしない。STAがパケットプリアンブルを検出し、パケットプリアンブルのRSSIが元のDSC式から取得されたPDレベルよりも小さいとき、STAは、パケットを無視することができる(たとえば、それ自体のパケットまたはフレームを送信することができる)。
PD=max(min(RSSI-M,PDmax),PDmin) (1)
ここで、RSSIは、APビーコン信号から作られた信号強度メトリック測定値であり、Mは、調整可能マージンであり、PDminおよびPDmaxは、PD範囲の限界値である。一例では、PDmin=-40dBm、PDmax=-82dBm、およびM=10または20dBである。式(1)は、たとえば、図8に示すDSC構成要素810のPDレベル構成要素820内のDSC構成要素822によって実行されてもよい。元のDSCの目的は、BSS内ノード(たとえば、BSS1内のSTA)が互いに遅延することができるように、各STAにおけるPDレベルを設定することである。すなわち、STAがパケットプリアンブルを検出し、パケットプリアンブルのRSSIが元のDSC式から取得されたPDレベルよりも大きいとき、STAは、パケットを送信したノード(たとえば、STA)に対して遅延し、それ自体のパケットまたはフレームを送信するために媒体にアクセスしようとしない。STAがパケットプリアンブルを検出し、パケットプリアンブルのRSSIが元のDSC式から取得されたPDレベルよりも小さいとき、STAは、パケットを無視することができる(たとえば、それ自体のパケットまたはフレームを送信することができる)。
APビーコン信号からのSTAによって測定されたRSSIが低いとき、STAは、APから遠く、低いPDレベルを有する可能性がある。低いPDレベルを有することによって、APから遠い(たとえば、APカバレージエリアのエッジにおける)STAは、隠れノード(たとえば、非BSS内隠れノード)を検出し、隠れノードとの衝突を回避することができる。APビーコン信号からのSTAによって測定されたRSSIが高いとき、STAは、内部ユーザSTA(たとえば、APに近いSTA)であり、高いPDレベルを有する可能性がある。高いPDレベルを有することによって、内部ユーザSTAは、他のSTAに対してそれほど遅延しない傾向にあるのでチャネルまたは媒体の再使用が向上する。一例では、2つの内部ユーザ(たとえば、高いPDレベルを有するSTA)は、どちらも互いと干渉することなく、よりよい再使用のために同時に送信することができる。
図2に戻ると、概念図200は、カバレージエリア220を有するアクセスポイントまたはAP210を示す。AP210は、図1のAP105-aの一例であってもよい。カバレージエリア220内には、複数のSTAが存在してもよい。この例では、AP210のカバレージエリア220内に2つのSTA212および214が存在する。STA212および214は、図1に示すSTAの例であってもよい。AP210により近いSTA212は、ほとんどAP210によって提供されるセルカバレージのエッジにあるAP210からより遠いSTA214の遅延領域224(点線)よりも小さい遅延領域222(破線)を有する。元のDSC動作を実施するときに発生する1つの問題は、異なるSTAがチャネルまたは媒体にアクセスすることができるように、固有の不公平が存在する可能性があることである。概念図200によって示されるように、AP210のカバレージエリアのエッジにおけるこれらのSTA(たとえば、STA214)は、AP210により近い内部ユーザSTA(たとえば、STA212)よりも大きい遅延領域を有し、したがって、より低い再使用と、大幅に減少したエアタイム(たとえば、チャネルまたは媒体へのアクセス)とを有する。元のDSC動作に対する本明細書で説明する修正および拡張は、隠れノード問題に対処するだけでなく、APのカバレージのエッジに位置する可能性があるそれらのSTAからの再使用を増加させることによって、システム全体のパフォーマンスを改善することもできる。
図3〜図7は、各々、DSC動作の修正および変形に関連する方法の態様の一例を示すフローチャートである。上記の式(1)に示すようにPDレベルを単に修正することによって、隠れノード問題は、完全には対処されない可能性があるので、第1の提案された修正では、元のDSC動作の変更が必要になる可能性がある。すなわち、STAは、干渉(たとえば、低い信号対雑音プラス干渉比(SINR))のため、BSS内STAから送信されたパケットのプリアンブルを依然として見逃す(たとえば、適切にデコードしない)可能性があり、パケット遅延が代わりに必要になったときに同時送信を生じる。さらに、エネルギー検出(ED)レベルがPDレベルよりも低いレベルに設定されたとき、PDレベルの機能は、EDレベルのものに効果的に限定されるので、典型的には有用ではない。たとえば、ED=-62dBmのとき、PDレベルも、より大きい値であると計算または決定されたときでも、-62dBmを上限とされる。エネルギー検出は、動作チャネル内の非WLAN(たとえば、非Wi-Fi)エネルギーを検出し、結果としてデータ伝送をバックオフするSTAレシーバの能力を指す場合がある。
第1の提案された修正では、PDレベルは、上記の式(1)(たとえば、元のDSC動作)を使用して取得される。次いで、EDレベルは、PDレベルに基づいて設定されてもよい。一例では、PDレベルがEDデフォルトレベルよりも大きい(たとえば、PD>デフォルトED)とき、EDレベルは、PDレベルと同じに設定される。別の例では、EDレベルは、常にPDレベルと同じに設定される。
図3は、元のDSC動作の第1の提案された修正に関連する方法300の態様の一例を示すフローチャートを示す。310において、ワイヤレス局(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)は、動的感度制御動作(たとえば、元のDSC動作)に基づいてPDレベルを識別してもよい。315において、ワイヤレス局は、EDレベルをPDレベルと同じに設定してもよい。EDレベルは、どの場合も、またはPDレベルがEDデフォルトレベル(たとえば、-62dBm)よりも大きいとき、PDレベルと同じに設定されてもよい。図8のDSC構成要素810は、PDレベルに関連する方法300の態様を処理するように構成され得るPDレベル構成要素820と、EDレベルをPDレベルに設定することを含む、EDレベルに関連する方法300の態様を処理するように構成され得るEDレベル構成要素830とを含んでもよい。
元のDSC動作の第2の提案された修正では、検出レベル(たとえば、PDレベル、EDレベル、または両方)は、BSS内の最も遠いSTAのDSC動作を実行するSTAまでの距離に基づいて決定されてもよい。検出レベルを決定するために使用される式を以下に示し、
PD/ED=min_rssi_from_other_inBSS_STAs-margin (2)
ここで、パラメータmin_rssi_from_other_inBSS_STAsは、他のBSS内STAから識別される最小RSSIであり、marginは、調整可能なマージン(たとえば、3dB)である。ここで、BSS内STAは、一般に、APを含む同じBSS内の任意のノードを指してもよい。式(2)は、STAにおいてPDレベル、EDレベル、または両方を設定するために使用されてもよい。さらに、式(2)は、修正されたDSC動作と本開示で呼ばれるものに関連してもよい。
PD/ED=min_rssi_from_other_inBSS_STAs-margin (2)
ここで、パラメータmin_rssi_from_other_inBSS_STAsは、他のBSS内STAから識別される最小RSSIであり、marginは、調整可能なマージン(たとえば、3dB)である。ここで、BSS内STAは、一般に、APを含む同じBSS内の任意のノードを指してもよい。式(2)は、STAにおいてPDレベル、EDレベル、または両方を設定するために使用されてもよい。さらに、式(2)は、修正されたDSC動作と本開示で呼ばれるものに関連してもよい。
式(2)、および、特にパラメータmin_rssi_from_other_inBSS_STAsが取得され得る様々な方法が存在し得る。以下に、4つの可能なオプションについて説明するが、他のオプションも可能であってもよい。
第1のオプションでは、STA(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)は、時間ウィンドウ(たとえば、図8のウィンドウ827参照)の間に他のBSS内STAから受信されるすべてのパケット(たとえば、図8のパケット825参照)を識別してもよく、これらのパケットから最小RSSI(たとえば、図8のメトリック829)を計算してもよい。たとえば、各パケットに関するRSSIが計算されてもよく、計算されたこれらから最小RSSIが識別されてもよい。この第1のオプションでは、使用されるべきパケットは、プリアンブル内に含まれるBSSカラービットおよびアップリンク(UL)指標に基づいて、または、レシーバアドレス(RA)内もしくは部分AID(PAID)フィールド内に含まれるBSSIDに基づいて識別されてもよい。たとえば、最小RSSIを決定するために使用されるパケットは、STAと同じBSSカラービット(たとえば、同じBSS)と、パケットがSTAからのものであり、APからのものではないことを示すUL指標とを有するパケットを含む。別の例では、最小RSSIを決定するために使用されるパケットは、(RAまたはPAIDのどちらで見つかるかにかかわらず)STAと同じBSSIDを有するパケットを含む。この第1のオプションでは、RSSI(同様のメトリックが使用されてもよい)は、BSS動作周波数帯域全体において、または周波数帯域の一部(たとえば、一次チャネル)において測定される。
この第1のオプションでは、パラメータmin_rssi_from_other_inBSS_STAsを決定するために使用される最小RSSIは、2つ以上の異なる時間ウィンドウにわたって時間平均されてもよい。さらに、式(2)を使用して計算されるPD/EDレベルは、特定の範囲に制限されてもよい。一例では、計算されたPD/EDレベルが範囲の上限を超えるとき、PD/EDレベルは、その上限に設定されてもよい。同様に、別の例では、計算されたPD/EDレベルが範囲の下限未満であるとき、PD/EDレベルは、その下限に設定されてもよい。
この第1のオプションでは、AP(たとえば、図1のAP105-a、図9のアクセスポイント105)は、式(2)において使用されるマージンと、測定時間ウィンドウと、異なる時間ウィンドウに適用される平均化重みと、PD/EDレベル範囲とを構成するために使用されてもよい。一例では、時間平均化重みは、パラメータmin_rssi_from_other_inBSS_STAsを決定するために使用される最小RSSIを計算するとき、最新の時間ウィンドウがより古い時間ウィンドウよりも重く重み付けされるようなものであってもよい。別の例では、図9のアクセスポイント105のDSC構成要素910内の修正されたDSC構成構成要素920は、上記で説明したSTA構成を提供するように構成されてもよい。
最小RSSIを取得するための第2のオプションでは、AP(たとえば、図1のAP105-a、図9のアクセスポイント105)は、BSS内STAがパイロット信号(たとえば、既知の波形)を送信することを要求してもよく、そのパイロット信号から、STA(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)は、式(2)に従って最小RSSIとPD/EDレベルとを計算してもよい。STAは、どのSTAが最小RSSIを生成するパイロット信号を送信したのかを知る必要はない。
この第2のオプションでは、BSS内STAは、オプションではスケジュールされた時間ウィンドウにおいて、スケジューリングされたリソース(たとえば、異なる時間スロット/サブチャネル)に基づいて、またはキャリアセンス多重アクセス(CSMA)プロトコルに基づいて、パイロット信号(時には、単に「パイロット」と呼ばれる)を送信してもよい。
この第2のオプションでは、APは、即時のパイロット信号送信のためにトリガフレームにおいて示すこと(たとえば、トリガフレームをブロードキャストすること)によって、または、遅延したパイロット信号送信のためにスケジューリングフレームにおいて示す(たとえば、ビーコン信号をブロードキャストすること)によって、BSS内STAによって使用されるべきスケジュールを示してもよい。即時のパイロット信号送信において、APは、トリガフレームを受信した後、スケジューリングされたリソースに基づいてパイロット信号を送信するように1つまたは複数のSTAに示してもよい。遅延したパイロット信号送信において、APは、ビーコン信号を受信してから時間間隔(たとえば、30ミリ秒)後、スケジューリングされたリソースに基づいてパイロット信号を送信するように1つまたは複数のSTAに示してもよい。示されたSTAおよびスケジューリングされたリソースは、トリガフレームまたはビーコン信号内にあり得、異なる時間スロット/サブチャネル、またはCSMAベースの送信のための共通の時間ウィンドウであり得る。一例では、図9のDSC構成要素910内のスケジューリング構成要素925は、上記で説明したスケジューリングを提供するように構成されてもよい。
この第2のオプションでは、APは、どのBSS内STAが最小RSSIを決定するためにSTAにパイロット信号を送信するのかを選択してもよい。たとえば、APは、アクティブなBSS内STA(たとえば、より多くのデータを示すもの、バッファされたデータ、アクティブなトラフィックセッション、または特定の秒数内にデータ送信を送信したもの)を選択してもよい。別の例では、APは、他のBSS内STAに対して最も遠い可能性があるそれらのSTA(たとえば、APからの距離が所定のしきい値よりも大きい、または所定のしきい値未満のAPからのRSSIを有するそれらのSTA)に基づいて、どのBSS内STAがパイロット信号をSTAに送信するのかを選択してもよい。さらに別の例では、STAは、STAのアクティビティと、APからの距離/RSSIの両方に基づいて選択されてもよい。
最小RSSIを取得するための第3のオプションでは、STA(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)は、(上記の第1のオプションで説明したように)識別されたBSS内ULパケットからの第1の最小RSSIと、(上記の第2のオプションで説明したように)スケジューリングされたパイロット信号からの第2の最小RSSIとを別々に計算してもよい。STAは、次いで、第1の最小RSSIおよび第2の最小RSSIのうちの最も小さいものに基づいて、式(2)を使用してPD/EDレベルを決定してもよい。
最小RSSIを取得するための第4のオプションでは、AP(たとえば、図1のAP105-a、図9のアクセスポイント105)は、距離に基づいてPD/EDレベル設定を決定してもよい。たとえば、APは、GPS座標または何らかの他のタイプの測位情報に基づいてSTA位置情報を有してもよい。各STA(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)について、APは、最も遠いBSS内STAのそのSTAとの距離を計算または決定し、この距離に基づいて、APは、次いで、STAとその関連する最も遠いSTAとの間の経路損失を計算または決定する。APは、経路損失をテーブルから(たとえば、計算された30メートルの距離は、70dBの経路損失に対応する)、または何らかの他の方法(たとえば、関数または計算)によって取得してもよい。APはさらに、最も遠いSTAの送信電力から経路損失を引いたものとしてRSSIを推定してもよい。APは、このRSSIを式(2)のための最小RSSIとして使用してもよく、最小RSSIに基づいてPD/EDレベルを計算または決定してもよく、PD/EDレベルをそれぞれのSTAに送信してもよい。一例では、図9のDSC構成要素910内の検出レベル設定構成要素930は、上記で説明したようにSTAのためのPD/EDレベルを設定するように構成されてもよい。上記で説明したオプションでは、最小RSSIは、STAとAPの両方を含むすべてのBSS内ノード間で計算されてもよいことに留意されたい。
図4は、元のDSC動作の第2の提案された修正に関連する方法400の態様の一例を示すフローチャートを示す。410において、ワイヤレス局(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)は、ワイヤレス局と同じ基本サービスセット内(BSS内)のワイヤレス局から受信した信号(たとえば、パケット、パイロット信号を含む信号)を識別してもよい。315において、検出レベル(たとえば、PDレベル、EDレベル、または両方)は、信号の最小信号強度メトリック(たとえば、RSSI)に基づいて、およびマージン値(たとえば、式(2)のmargin参照)に基づいて決定されてもよい。図8のDSC構成要素810は、PDレベルに関連する方法400の態様を処理するように構成され得るPDレベル構成要素820および/または修正されたDSC構成要素824と、EDレベルに関連する方法400の態様を処理するように構成され得るEDレベル構成要素830とを含んでもよい。
元のDSC動作の第3の提案された修正では、STA(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)における1つまたは複数の拡張分散チャネルアクセス(EDCA)パラメータは、(元のDSC動作(式(1))に基づいて、または修正されたDSC動作(式(2))に基づいて決定され得る)PDレベルの関数として調整されてもよい。STAは、EDCAパラメータを自律的に(たとえば、外部指示なしに)調整してもよく、またはAP(たとえば、図1のAP105-a、図9のアクセスポイント105)は、調整を行うようにSTAに指示してもよい。APは、PDおよびEDCAパラメータのマッピング(たとえば、テーブル)を送信してもよく、または、STAがPDおよびEDCAパラメータを計算することができる公式、式、もしくは関数、および入力を提供してもよい。一例では、図9のDSC構成要素910内のEDCA機能構成要素935は、指示および他のEDCA関連情報をSTAに提供するように構成されてもよい。
EDCAパラメータを調整する理由の1つは、上記で説明したように、より低いPDレベルを有するそれらのSTA(たとえば、APのカバレージエリアのエッジにおけるSTA)は、内部ユーザSTAよりも遅延し、したがって、より少ないエアタイムを有することになるためである。より積極的なEDCAパラメータを利用することによって、エッジSTAがより低いPDレベルを補償し、より多くのエアタイムを有することが可能になる。これは、少なくとも部分的に、APのカバレージエリアのエッジにおいてより低いPDレベルを有することから結果として生じる不公平に対処する。
EDCAパラメータを調整するために、STAは、まず、元のDSC動作、または本明細書で説明するDSC動作の修正のいずれかに基づいて、PDレベルを計算または決定してもよい。STAは、次いで、PDminとPDmaxとの間の範囲内のPDレベルの位置を表すスケーリング係数(η)を計算または決定してもよい。スケーリング係数は、以下の式
η=(PD-PDmin)/(PDmax-PDmin) (3)
に基づいて決定されてもよい。
η=(PD-PDmin)/(PDmax-PDmin) (3)
に基づいて決定されてもよい。
スケーリング係数が決定されると、少なくとも1つのEDCAパラメータが、スケーリング係数に基づいて調整されてもよい。スケーリング係数の値が小さいほど、EDCAパラメータは、調整されると、より積極的になる。たとえば、最小競合ウィンドウサイズ(CWMIN)は、以下の式
CWMIN=CWMINmin+(CWMINmax-CWMINmin)×η (4)
に基づいて調整されてもよく、CWMINminは、CWMINの下限であり、CWMINmaxは、CWMINの上限であり、ηは、上記の式(3)に記載のスケーリング係数である。式(4)に基づいて、より高いηがより大きい最小競合ウィンドウをもたらすことは明らかである。したがって、より低いηは、より小さい最小競合ウィンドウ、およびより積極的なEDCAパラメータに対応する。競合ウィンドウ最大値(CWMAX)および調停フレーム間間隔数(AIFSN)などの他のEDCAパラメータが、式(4)内のCWMINについて説明した調整と同様に調整されてもよい。
CWMIN=CWMINmin+(CWMINmax-CWMINmin)×η (4)
に基づいて調整されてもよく、CWMINminは、CWMINの下限であり、CWMINmaxは、CWMINの上限であり、ηは、上記の式(3)に記載のスケーリング係数である。式(4)に基づいて、より高いηがより大きい最小競合ウィンドウをもたらすことは明らかである。したがって、より低いηは、より小さい最小競合ウィンドウ、およびより積極的なEDCAパラメータに対応する。競合ウィンドウ最大値(CWMAX)および調停フレーム間間隔数(AIFSN)などの他のEDCAパラメータが、式(4)内のCWMINについて説明した調整と同様に調整されてもよい。
送信機会(TXOP)などの他のEDCAパラメータについて、調整は、以下の式、
TXOP=TXOPmax-(TXOPmax-TXOPmin)×η (5)
に基づいてもよく、ここで、TXOPminは、TXOPの下限であり、TXOPmaxは、TXOPの上限であり、ηは、上記の式(3)に記載のスケーリング係数である。式(5)に基づいて、より高いηがより小さい送信機会をもたらすことは明らかである。
TXOP=TXOPmax-(TXOPmax-TXOPmin)×η (5)
に基づいてもよく、ここで、TXOPminは、TXOPの下限であり、TXOPmaxは、TXOPの上限であり、ηは、上記の式(3)に記載のスケーリング係数である。式(5)に基づいて、より高いηがより小さい送信機会をもたらすことは明らかである。
元のDSC動作の第3の提案された修正の別の態様では、STAにおける1つまたは複数のEDCAパラメータは、EDレベルの関数として、または、STAとその関連するAPとの間の距離の指標の関数として調整されてもよい。そのような指標は、経路損失または信号強度メトリック(たとえば、RSSI)であってもよい。一例では、図9のDSC構成要素910内のEDCA機能構成要素935は、この情報の少なくとも一部をSTAに提供するように構成されてもよい。経路損失(PL)が考慮されるとき、スケーリング係数は、以下の式、
η=(PL-PLmin)/(PLmax-PLmin) (6)
に基づいて決定されてもよく、ここで、PLminは、PLの下限であり、PLmaxは、PLの上限であり、ηは、スケーリング係数である。式(6)から結果として生じるηは、上記の式(3)からの結果として生じるηと同様に上記の式(4)および式(5)で使用されてもよい。
η=(PL-PLmin)/(PLmax-PLmin) (6)
に基づいて決定されてもよく、ここで、PLminは、PLの下限であり、PLmaxは、PLの上限であり、ηは、スケーリング係数である。式(6)から結果として生じるηは、上記の式(3)からの結果として生じるηと同様に上記の式(4)および式(5)で使用されてもよい。
図5Aは、元のDSC動作の第3の提案された修正に関連する方法500の態様の一例を示すフローチャートを示す。510において、ワイヤレス局(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)は、動的感度制御動作(たとえば、元のDSC動作または修正されたDSC動作)に基づいてPDレベルを識別してもよい。
515において、ワイヤレス局は、少なくともPDレベルに基づいてスケーリング係数(たとえば、式(3)、図8のスケーリング係数842)を決定してもよい。520において、少なくとも1つのEDCAパラメータ(たとえば、CWMIN、CWMAX、AIFSN、TXOP)が、スケーリング係数に少なくとも部分的に基づいて調整されてもよい。図8のDSC構成要素810は、スケーリング係数およびEDCAパラメータの調整に関連する方法500の態様を処理するように構成され得るEDCAパラメータ構成要素840を含んでもよい。
図5Bは、元のDSC動作の第3の提案された修正に関連する方法530の追加の態様の一例を示すフローチャートを示す。540において、ワイヤレス局(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)が、ワイヤレス局とアクセスポイント(たとえば、図1のAP105-a、図9のアクセスポイント105)との間の距離の指標を識別してもよい。指標は、ワイヤレス局とアクセスポイントとの間の経路損失(たとえば、図8の経路損失844)または信号強度メトリック(たとえば、RSSI)であってもよい。545において、ワイヤレス局は、少なくとも指標に基づいてスケーリング係数(たとえば、式(6)、図8のスケーリング係数842)を決定してもよい。550において、少なくとも1つのEDCAパラメータ(たとえば、CWMIN、CWMAX、AIFSN、TXOP)が、スケーリング係数に少なくとも部分的に基づいて調整されてもよい。図8のDSC構成要素810は、スケーリング係数と、EDCAパラメータの調整とに関連する方法530の態様を処理するように構成され得るEDCAパラメータ構成要素840を含んでもよい。
元のDSC動作の第4の提案された修正では、OBSS(たとえば、STAのBSS以外のBSS)に関連するパケットまたはフレームは、DSC動作(たとえば、元のDSC動作または修正されたDSC動作)を使用するときにドロップされる可能性がある。これは、OBSSからのパケットまたはフレームに一般に遅延処理(deference)がなされる(たとえば、ドロップされない)デフォルト動作とは対照的である。OBSSパケットは、1つまたは複数のノードによってドロップされる可能性がある。たとえば、OBSSパケットは、DSC動作をサポートするSTAによって、STAに関連するAPによって、または両方によってドロップされる可能性がある。
別の態様では、どのOBSSパケットまたはフレームがドロップするのかについての決定は、決定を行うノードによって受信されるOBSSフレームのタイプに基づいてもよい。3つのタイプOBSSフレーム、すなわち、(1)タイプ1〜IEEE802.11axによって定義され、決定を行うノードのカラービットとは異なるBSSカラービットを担持するフレーム、(2)タイプ2〜決定を行うノードのBSSIDとは異なるBSSIDを担持するレガシーIEEE802.11a/b/g/n/acフレーム、および(3)タイプ3〜BSSIDが決定され得ないレガシーIEEE802.11a/b/g/n/acフレームが存在してもよい。タイプ2のフレームについて、BSSIDは、IEEE802.11aについては(RTS)レシーバアドレス(RA)に送る要求内に、IEEE802.11acについてはULデータフレーム部分AID(PAID)内に含まれてもよい。これらのタイプの各々についての決定は、異なってもよく、いくつかの場合では、決定は、バイナリ(たとえば、ドロップするまたはドロップしない)であってもよい。タイプ3フレームに関する典型的な決定は、常に遅延する(ドロップしない)であってもよい。
別の態様では、OBSSに関連するフレームをドロップするかどうかを決定することは、OBSSフレームに関連する信号強度を識別することと、信号強度に基づいて決定を行うこととを含んでもよい。たとえば、OBSSフレームは、その信号強度が所定のしきい値未満である場合、ドロップされてもよい。さらに別の態様では、OBSSに関連するフレームをドロップするかどうかを決定することは、OBSSフレームの意図されたレシーバにおいて引き起こされた干渉を推定することと、その推定された引き起こされた干渉に基づいて決定を行うこととを含んでもよい。たとえば、OBSSフレームは、推定された引き起こされた干渉が所定のしきい値未満である場合、ドロップされてもよい。ドロップするノードは、ドロップするノードの送信(Tx)電力から、OBSSフレームの意図されたレシーバまでの経路損失を引いたものとして、引き起こされた干渉を推定することができる。経路損失は、経路損失推定を容易にするために意図されたレシーバのTx電力も示すことができる意図されたレシーバからの前の受信されたフレーム、たとえば、送信可(CTS:clear to send)フレームのRSSI(または、何らかの他の信号強度メトリック)に基づいて推定されてもよい。
別の態様では、AP(たとえば、図1のAP105-a、図9のアクセスポイント105)は、DSC動作をサポートするSTAに、OBSSフレームをドロップするかどうか、異なるタイプのフレームに適用する必要がある異なる決定、ならびに/または、ドロップする決定のための他の構成、たとえば、信号強度のしきい値および/もしくは引き起こされた干渉を通知してもよい。APは、この情報をビーコン信号または何らかの他の管理フレームの一部として提供してもよい。一例では、図9のDSC構成要素910内のOBSSフレーム管理構成要素940は、適切なOBSSパケットドロップ情報を識別し、1つまたは複数のSTAに提供するように構成されてもよい。
図5Cは、元のDSC動作の第3の提案された修正の別の態様に関連する方法560の態様の一例を示すフローチャートを示す。上述したように、510において、ワイヤレス局(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)は、動的感度制御動作(たとえば、元のDSC動作または修正されたDSC動作)に基づいてPDレベルを識別してもよい。
515において、ワイヤレス局は、少なくともPDレベルに基づいてスケーリング係数(たとえば、式(3)、図8のスケーリング係数842)を決定してもよい。520において、少なくとも1つのEDCAパラメータ(たとえば、CWMIN、CWMAX、AIFSN、TXOP)が、スケーリング係数に少なくとも部分的に基づいて調整されてもよい。図8のDSC構成要素810は、スケーリング係数と、EDCAパラメータの調整とに関連する方法500の態様を処理するように構成され得るEDCAパラメータ構成要素840を含んでもよい。
555において、ワイヤレス局は、エネルギー検出(ED)レベルをPDレベルと同じになるように設定してもよい。いくつかの態様では、EDレベルは、PDレベルがEDデフォルトレベルよりも大きいとされた決定に応答して、PDレベルと同じになるように設定されてもよい。図8のDSC構成要素810は、PDレベルに関連する方法560の態様を処理するように構成され得るPDレベル構成要素820と、EDレベルをPDレベルに設定することを含むEDレベルに関連する方法560の態様を処理するように構成され得るEDレベル構成要素830とを含んでもよい。
図5Dは、元のDSC動作の第3の提案された修正の別の態様に関連する方法580の態様の一例を示すフローチャートを示す。上述したように、510において、ワイヤレス局(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)は、動的感度制御動作(たとえば、元のDSC動作または修正されたDSC動作)に基づいてPDレベルを識別してもよい。
515において、ワイヤレス局は、少なくともPDレベルに基づいてスケーリング係数(たとえば、式(3)、図8のスケーリング係数842)を決定してもよい。520において、少なくとも1つのEDCAパラメータ(たとえば、CWMIN、CWMAX、AIFSN、TXOP)が、スケーリング係数に少なくとも部分的に基づいて調整されてもよい。図8のDSC構成要素810は、スケーリング係数と、EDCAパラメータの調整とに関連する方法500の態様を処理するように構成され得るEDCAパラメータ構成要素840を含んでもよい。
565において、ワイヤレス局(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)は、ワイヤレス局と同じ基本サービスセット内(BSS内)のワイヤレス局から受信した信号(たとえば、パケットを含む信号、パイロット信号)を識別してもよい。
570において、検出レベル(たとえば、PDレベル、EDレベル、または両方)が、信号の最小信号強度メトリック(たとえば、RSSI)と、マージン値(たとえば、式(2)中のmargin参照)とに基づいて決定されてもよい。図8のDSC構成要素810は、PDレベルに関連する方法580の態様を処理するように構成され得るPDレベル構成要素820および/または修正されたDSC構成要素824と、EDレベルに関連する方法580の態様を処理するように構成され得るEDレベル構成要素830とを含んでもよい。
図5Eは、元のDSC動作の第3の提案された修正の別の態様に関連する方法590の態様の一例を示すフローチャートを示す。上述したように、510において、ワイヤレス局(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)は、動的感度制御動作(たとえば、元のDSC動作または修正されたDSC動作)に基づいてPDレベルを識別してもよい。
515において、ワイヤレス局は、少なくともPDレベルに基づいてスケーリング係数(たとえば、式(3)、図8のスケーリング係数842)を決定してもよい。520において、少なくとも1つのEDCAパラメータ(たとえば、CWMIN、CWMAX、AIFSN、TXOP)が、スケーリング係数に少なくとも部分的に基づいて調整されてもよい。図8のDSC構成要素810は、スケーリング係数と、EDCAパラメータの調整とに関連する方法500の態様を処理するように構成され得るEDCAパラメータ構成要素840を含んでもよい。
575において、ワイヤレス局は、動的感度制御動作が実行されるとき、OBSSに関連するフレームまたはパケットをドロップするかどうかを決定してもよい。OBSSに関連するフレームまたはパケットをドロップするかどうかの決定は、フレームもしくはパケットのタイプ、および/または、各タイプのフレームもしくはパケットをどのように処理するのかについてのAPによって提供されるルールもしくは決定に基づいてもよい。図8のDSC構成要素810は、OBSSパケットを考慮からドロップするかどうかを決定することに関連する方法600の態様を処理するように構成され得るOBSSフレーム管理構成要素850を含んでもよい。
図6は、元のDSC動作の第4の提案された修正に関連する方法600の態様の一例を示すフローチャートを示す。610において、ワイヤレス局(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)は、PDレベルを識別するために動的感度制御動作(たとえば、元のDSC動作または修正されたDSC動作)を実行してもよい。615において、ワイヤレス局は、動的感度制御動作が実行されるとき、OBSSに関連するフレームまたはパケットをドロップするかどうかを決定してもよい。OBSSに関連するフレームまたはパケットをドロップするかどうかの決定は、フレームもしくはパケットのタイプ、および/または、各タイプのフレームもしくはパケットをどのように処理するのかについてのAPによって提供されるルールもしくは決定に基づいてもよい。図8のDSC構成要素810は、OBSSパケットを考慮からドロップするかどうかを決定することに関連する方法600の態様を処理するように構成され得るOBSSフレーム管理構成要素850を含んでもよい。
元のDSC動作の第5の提案された修正では、送信要求(RTS)能力および/またはCTS能力は、DSC動作(たとえば、元のDSC動作、修正されたDSC動作)をサポートするそれらのSTA、または少なくとも選択されたSTAのサブセットに対して可能にされてもよい。その動機付けは、元のDSC動作を単に用いることから結果として生じる非常に低い検出レベルを必要とすることなく、UL CSMA衝突を軽減することである。再び、これは、APのカバレージエリアのエッジに位置するそれらのSTA(たとえば、図2のSTA214参照)により公平さ(たとえば、エアタイム)を提供することを目的としている。
一態様では、AP(たとえば、図1のAP105-a、図9のアクセスポイント105)は、選択されたSTAにおけるRTS能力の有効化/無効化を制御するために、RTS有効化情報要素(IE)を含むメッセージを送信してもよい。
別の態様では、RTS能力の有効化をトリガする異なる条件が存在してもよい。たとえば、STAのTXOPが事前定義されたしきい値(たとえば、4ミリ秒)よりも大きいとき、またはノードのPDレベル、EDレベル、もしくは両方が所定のしきい値(たとえば、-62dBm)未満であるときである。後者の場合、PDレベル、EDレベル、または両方は、RTS能力の有効化の後、別の所定のしきい値(たとえば、-62dBm)に設定されてもよい。STAは、加えて、上記で説明したように、OBSSパケットをドロップしてもよい。さらに、BSS内パケットは、PD/EDレベルにかかわらず、遅延されるべきである。したがって、いくつかの態様では、ワイヤレス局は、PDレベルが事前定義されたしきい値未満であるかどうかを決定し、PDレベルが事前定義されたしきい値未満であるとの決定に応答してRTSを有効化するかどうかを決定してもよい。1つまたは複数の例では、ワイヤレスシステムはさらに、RTSを有効化する決定に応答して、送信されたフレームについてRTSを有効化してもよい。
別の態様では、APは、RTS有効化IEにおいて、様々なしきい値と同様に、RTS能力を有効化するための上記で説明した様々な基準を指定してもよい。一例では、図9のDSC構成要素910内のRTS構成要素945は、適切なRTS有効化情報を識別し、1つまたは複数のSTAに提供するように構成されてもよい。
図7は、元のDSC動作の第5の提案された修正に関連する方法700の態様の一例を示すフローチャートを示す。710において、ワイヤレス局(たとえば、図1のSTA115-a、図8のワイヤレス局115)がPDレベルを識別するために動的感度制御動作をサポートすることが識別される。715において、RTS能力は、ワイヤレス局が動的感度制御動作をサポートすると識別されたとき、ワイヤレス局において有効化される。図8のDSC構成要素810は、RTS能力を有効化することに関連する方法700の態様を処理するように構成され得るRTS構成要素860を含んでもよい。
説明した元のDSC動作に対する様々な修正および拡張に関して、隠れノードと、WLAN展開におけるチャネルまたは媒体の再使用に関する公平性問題とに対処する際に役立つことが証明し得る異なる変形または組合せが存在し得る。第1の変形または組合せは、PDレベルがEDデフォルトレベル(たとえば、-62dBm)よりも大きいとき、EDレベルをPDレベルと同じになるように設定することに加えて、元のDSC動作を有することを含んでもよい。第2の変形または組合せは、すべての場合においてEDレベルをPDレベルと同じになるように設定することに加えて、元のDSC動作を有することを含んでもよい。第3の変形または組合せは、第2の変形、ならびに、第4の修正提案および図6に関して上記で説明したOBSSパケットをドロップすることの態様を含んでもよい。第4の変形または組合せは、第3の変形、ならびに、第3の修正提案および図5Aおよび図5Bに関して上記で説明したEDCAパラメータの調整および適応の態様を含んでもよい。第5の変形または組合せは、第4の変形、ならびに、第5の修正提案および図7に関して上記で説明したRTS能力の有効化の態様を含んでもよい。
上記で説明した様々な変形および組合せは、図8のDSC構成要素810内の様々な構成要素870によって構成、動作、管理、または他の方法で処理されてもよい。
図8を参照すると、一態様では、ワイヤレス通信システム800は、少なくとも1つのAP105の通信カバレージ内のSTA115を含む。ワイヤレス通信システム800は、図1を参照して説明したワイヤレス通信システム100の一例であってもよい。いくつかの例では、STA115および/またはAP105は、図1を参照して説明したSTA115およびAP105の一例であってもよい。
一態様では、STA115は、本開示で提示する機能、方法論、または方法を実行するためにDSC構成要素810と組み合わせて動作し得る1つまたは複数のプロセッサ20を含んでもよい。1つまたは複数のプロセッサ20は、1つまたは複数のモデムプロセッサを使用するモデム108を含んでもよい。DSC構成要素810に関連する様々な機能は、モデム108および/またはプロセッサ20内に含まれてもよく、一態様では、単一のプロセッサによって実行されてもよく、他の態様では、機能のうちの異なるものは、2つ以上の異なるプロセッサの組合せによって実行されてもよい。たとえば、一態様では、1つまたは複数のプロセッサ20は、モデムプロセッサ、またはベースバンドプロセッサ、またはデジタル信号プロセッサ、または送信プロセッサ、またはトランシーバ74に関連するトランシーバプロセッサ、またはシステムオンチップ(SoC)のうちの任意の1つまたは任意の組合せを含んでもよい。具体的には、1つまたは複数のプロセッサ20は、DSC構成要素810内に含まれる機能および構成要素を実行してもよい。
上記で説明したように、DSC構成要素810は、DSC構成要素822と修正されたDSC構成要素824とを有するPDレベル構成要素820を含む。DSC構成要素810はまた、EDレベル構成要素830と、EDCAパラメータ構成要素840と、OBSSフレーム管理構成要素850と、RTS構成要素860と、変形構成要素870とを含んでもよい。
PDレベル構成要素820およびEDレベル構成要素830は、上記ならびに図2〜図7で説明した修正提案および変形の各々のSTA関連態様を処理するように構成されてもよい。EDCAパラメータ構成要素840は、上記ならびに図5Aおよび図5Bで説明した第3の修正提案のSTA関連態様を処理するように構成されてもよい。OBSSフレーム管理構成要素850は、上記ならびに図6で説明した第4の修正提案のSTA関連態様を処理するように構成されてもよい。RTS構成要素860は、上記ならびに図7で説明した第5の修正提案のSTA関連態様を処理するように構成されてもよい。変形構成要素870は、上記で説明した修正提案の様々な変形または組合せのSTA関連態様を処理するように構成されてもよい。
いくつかの例では、DSC構成要素810、およびサブ構成要素の各々は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを備えてもよく、メモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)内に記憶されたコードを実行するか、または命令を実行するように構成されてもよい。さらに、一態様では、STA115は、たとえば、AP105によって送信される通信リンク125を介して無線送信を受信および送信するためのRFフロントエンド61およびトランシーバ74を含んでもよい。たとえば、トランシーバ74は、AP105によって送信されたパケットを受信してもよい。STA115は、メッセージ全体の受信時に、メッセージをデコードし、パケットが正しく受信されたかどうかを決定するために巡回冗長検査(CRC)を実行してもよい。たとえば、トランシーバ74は、DSC構成要素810によって生成されたメッセージを送信し、メッセージを受信し、それらをDSC構成要素810に転送するためにモデム108と通信してもよい。
RFフロントエンド61は、1つまたは複数のアンテナ73に接続されてもよく、アップリンクチャネルおよびダウンリンクチャネルでRF信号を送信および受信するために、1つまたは複数のスイッチ68、1つまたは複数の増幅器(たとえば、電力増幅器(PA)69および/または低雑音増幅器70)、ならびに1つまたは複数のフィルタ71を含むことができる。一態様では、RFフロントエンド61の構成要素は、トランシーバ74と接続することができる。トランシーバ74は、1つまたは複数のモデム108およびプロセッサ20に接続してもよい。
トランシーバ74は、RFフロントエンド61を介してアンテナ73を介して、ワイヤレス信号を(トランスミッタ無線75を介して)送信し、(レシーバ無線76を介して)受信するように構成されてもよい。一態様では、トランシーバは、STA115が、たとえば、AP105と通信できるように、指定された周波数で動作するように調整されてもよい。一態様では、たとえば、モデム108は、STA115のUE構成と、モデムによって使用される通信プロトコルとに基づいて、指定された周波数および電力レベルにおいて動作するようにトランシーバ74を構成することができる。
STA115は、本明細書で使用するデータ、および/またはアプリケーションもしくはDSC構成要素810のローカルバージョン、および/またはプロセッサ20によって実行されるそのサブ構成要素を記憶するなどのためのメモリ44をさらに含んでもよい。メモリ44は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなどの、コンピュータまたはプロセッサ20によって使用可能な任意のタイプのコンピュータ可読媒体を含むことができる。一態様では、たとえば、メモリ44は、DSC構成要素810および/または1つもしくは複数のそのサブ構成要素を定義する1つまたは複数のコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。加えて、または代替的に、STA115は、RFフロントエンド61と、トランシーバ74と、メモリ44と、プロセッサ20とを結合し、STA115の構成要素および/またはサブ構成要素の各々の間でシグナリング情報を交換するためのバス11を含んでもよい。
図9を参照すると、一態様では、ワイヤレス通信システム900は、少なくとも1つのAP105の通信カバレージ内のSTA115を含む。ワイヤレス通信システム900は、図1を参照して説明したワイヤレス通信システム100の一例であってもよい。いくつかの例では、STA115および/またはAP105は、図1を参照して説明したSTA115およびAP105の一例であってもよい。
一態様では、AP105は、本開示で提示する機能、方法論、または方法を実行するためにDSC構成要素910と組み合わせて動作し得る1つまたは複数のプロセッサ20'を含んでもよい。1つまたは複数のプロセッサ20'は、1つまたは複数のモデムプロセッサを使用するモデム108'を含んでもよい。DSC構成要素910に関連する様々な機能は、モデム108'および/またはプロセッサ20'内に含まれてもよく、一態様では、単一のプロセッサによって実行されてもよく、他の態様では、機能のうちの異なるものは、2つ以上の異なるプロセッサの組合せによって実行されてもよい。たとえば、一態様では、1つまたは複数のプロセッサ20'は、モデムプロセッサ、またはベースバンドプロセッサ、またはデジタル信号プロセッサ、または送信プロセッサ、またはトランシーバ74'に関連するトランシーバプロセッサ、またはシステムオンチップ(SoC)のうちの任意の1つまたは任意の組合せを含んでもよい。具体的には、1つまたは複数のプロセッサ20'は、DSC構成要素910内に含まれる機能および構成要素を実行してもよい。
ワイヤレス通信システム900は、アクセスポイント105(たとえば、図1のAP105-a)におけるDSC動作の修正および変形またはバリエーションをサポートするDSC構成要素910の一例を示す。DSC構成要素910、またはDSC構成要素910の機能のサブセットは、コンピュータ可読媒体/メモリ内に記憶された1つまたは複数の命令を実行することによって、プロセッサによって実装または実行されてもよい。上記で説明したように、DSC構成要素910は、修正提案のためのSTA構成動作のAP関連態様を処理するように構成された修正DSC構成構成要素920と、修正提案のためのスケジューリングのAP関連態様を処理するように構成されたスケジューリング構成要素925と、修正提案のための検出レベルを設定することのAP関連態様を処理するように構成された検出レベル設定構成要素930と、修正提案のためのEDCA調整のAP関連態様を処理するように構成されたEDCA機能構成要素935と、修正提案のためのOBSSフレームをドロップすることのAP関連態様を処理するように構成されたOBSSフレーム管理構成要素940と、修正提案のためのRTS能力の有効化に関するAP関連態様を処理するように構成されたRTS構成要素945とを含む。
いくつかの例では、DSC構成要素910、およびサブ構成要素の各々は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを備えてもよく、メモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)内に記憶されたコードを実行するか、または命令を実行するように構成されてもよい。さらに、一態様では、AP105は、たとえば、通信リンク125を介して無線送信を受信および送信するためのRFフロントエンド61'およびトランシーバ74'を含んでもよい。たとえば、トランシーバ74'は、AP105によって送信されたパケットを受信してもよい。STA115は、メッセージ全体の受信時に、メッセージをデコードし、パケットが正しく受信されたかどうかを決定するために巡回冗長検査(CRC)を実行してもよい。たとえば、トランシーバ74'は、DSC構成要素910によって生成されたメッセージを送信し、メッセージを受信し、それらをDSC構成要素910に転送するためにモデム108と通信してもよい。
RFフロントエンド61'は、1つまたは複数のアンテナ73'に接続されてもよく、アップリンクチャネルおよびダウンリンクチャネルでRF信号を送信および受信するために、1つまたは複数のスイッチ68'、1つまたは複数の増幅器(たとえば、電力増幅器(PA)69'および/または低雑音増幅器70')、ならびに1つまたは複数のフィルタ71'を含むことができる。一態様では、RFフロントエンド61'の構成要素は、トランシーバ74'と接続することができる。トランシーバ74'は、1つまたは複数のモデム108およびプロセッサ20'に接続してもよい。
トランシーバ74'は、RFフロントエンド61'を介してアンテナ73'を介して、ワイヤレス信号を(トランスミッタ無線75'を介して)送信し、(レシーバ無線76'を介して)受信するように構成されてもよい。一態様では、トランシーバは、AP105が、たとえば、STA115と通信できるように、指定された周波数で動作するように調整されてもよい。一態様では、たとえば、モデム108は、AP105のAP構成と、モデムによって使用される通信プロトコルとに基づいて、指定された周波数および電力レベルにおいて動作するようにトランシーバ74'を構成することができる。
AP105は、本明細書で使用するデータ、および/またはアプリケーションもしくはDSC構成要素910のローカルバージョン、および/またはプロセッサ20'によって実行される1つもしくは複数のそのサブ構成要素を記憶するなどのためのメモリ44'をさらに含んでもよい。メモリ44'は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなどの、コンピュータまたはプロセッサ20'によって使用可能な任意のタイプのコンピュータ可読媒体を含むことができる。一態様では、たとえば、メモリ44'は、DSC構成要素910および/または1つもしくは複数のそのサブ構成要素を定義する1つまたは複数のコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。加えて、または代替的に、AP105は、RFフロントエンド61'と、トランシーバ74'と、メモリ44'と、プロセッサ20'とを結合し、AP105の構成要素および/またはサブ構成要素の各々の間でシグナリング情報を交換するためのバス11を含んでもよい。
装置および方法について、ブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどを備える様々な要素によって、詳細な説明において説明し、添付図面において示してきた。これらの要素、またはその任意の部分は、単独で、または他の要素および/もしくは機能と組み合わせて、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装されてもよい。そのような要素がハードウェアまたはソフトウェアのいずれとして実装されるのかは、システム全体に課される特定のアプリケーションおよび設計制約に依存する。一態様では、本明細書で使用する「構成要素」という用語は、システムを構成する部分のうちの1つであってもよく、他の構成要素に分割されてもよい。
例として、要素、要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装されてもよい。プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理構成要素、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せ、または、本明細書で説明する機能を実行するように設計された任意の他の適切な構成要素を含むことができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティング構成要素の組合せ、たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPと組み合わせた1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装されてもよい。
処理ステム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行してもよい。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他と呼ばれているかどうかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。ソフトウェアは、一時的または非一時的なコンピュータ可読媒体上に存在してもよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、スタティックRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスダイナミックRAM(SDRAM)、ダブルデータレートRAM(DDRAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、汎用レジスタ、またはソフトウェアを記憶するための任意の他の適切な非一時的媒体を含むことができる。
処理システム内の様々な相互接続は、バスまたは単一の信号線として示されてもよい。バスの各々は、代替的には単一の信号線であってもよく、単一の信号線の各々は、代替的にはバスであってもよく、信号線またはバスは、要素間の通信のための無数の物理的または論理的機構のうちの任意の1つまたは複数を表すことができる。本明細書で説明する様々なバスを介して提供される信号のいずれかは、他の信号と時間多重化され、1つまたは複数の共通バスを介して提供されてもよい。
本開示の様々な態様は、当業者が本発明を実施することを可能にするために提供される。本開示を通して提示した実装形態の例に対する様々な修正は、当業者には容易に明らかであり、本明細書で開示される概念は、他の磁気記憶デバイスに拡張されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本開示の様々な態様に限定されることを意図するものではなく、特許請求の範囲の文言と一致する全範囲が与えられるべきである。当業者に公知のまたは後に知られるようになる本開示を通して説明した実装形態の例の様々な構成要素に対するすべての構造的等価物および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されることが意図される。さらに、本明細書で開示されたものは、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、公衆に捧げられることを意図するものではない。請求項の要素は、要素が「ための手段」という句を使用して明確に列挙されていない限り、または、方法の請求項の場合、要素が「ためのステップ」という句を使用して列挙されていない限り、米国特許法第112(f)条の規定によって解釈されるべきではない。
11 バス
20 プロセッサ
20' プロセッサ
44 メモリ
44' メモリ
61 RFフロントエンド
61' RFフロントエンド
68 スイッチ
68' スイッチ
69 電力増幅器(PA)
69' 電力増幅器(PA)
70 低雑音増幅器
70' 低雑音増幅器
71 フィルタ
71' フィルタ
73 アンテナ
73' アンテナ
74 トランシーバ
74' トランシーバ
75 トランスミッタ無線
75' トランスミッタ無線
76 レシーバ無線
76' レシーバ無線
100 ワイヤレス通信システム
105 AP
105-a AP1
105-b AP2
108 モデム
108' モデム
110-a カバレージエリア
110-b カバレージエリア
115 STA
115-a STA1
115-b STA2
115-c STA3
125 通信リンク
200 概念図
210 AP
212 STA
214 STA
220 カバレージエリア
222 遅延領域
224 遅延領域
800 ワイヤレス通信システム
810 DSC構成要素
820 PDレベル構成要素
822 DSC構成要素
824 修正されたDSC構成要素
825 パケット
827 ウィンドウ
829 メトリック
830 EDレベル構成要素
840 EDCAパラメータ構成要素
842 スケーリング係数
844 経路損失
850 OBSSフレーム管理構成要素
860 RTS構成要素
870 変形構成要素
900 ワイヤレス通信システム
910 DSC構成要素
920 修正DSC構成構成要素
925 スケジューリング構成要素
930 検出レベル設定構成要素
935 EDCA機能構成要素
940 OBSSフレーム管理構成要素
945 RTS構成要素
20 プロセッサ
20' プロセッサ
44 メモリ
44' メモリ
61 RFフロントエンド
61' RFフロントエンド
68 スイッチ
68' スイッチ
69 電力増幅器(PA)
69' 電力増幅器(PA)
70 低雑音増幅器
70' 低雑音増幅器
71 フィルタ
71' フィルタ
73 アンテナ
73' アンテナ
74 トランシーバ
74' トランシーバ
75 トランスミッタ無線
75' トランスミッタ無線
76 レシーバ無線
76' レシーバ無線
100 ワイヤレス通信システム
105 AP
105-a AP1
105-b AP2
108 モデム
108' モデム
110-a カバレージエリア
110-b カバレージエリア
115 STA
115-a STA1
115-b STA2
115-c STA3
125 通信リンク
200 概念図
210 AP
212 STA
214 STA
220 カバレージエリア
222 遅延領域
224 遅延領域
800 ワイヤレス通信システム
810 DSC構成要素
820 PDレベル構成要素
822 DSC構成要素
824 修正されたDSC構成要素
825 パケット
827 ウィンドウ
829 メトリック
830 EDレベル構成要素
840 EDCAパラメータ構成要素
842 スケーリング係数
844 経路損失
850 OBSSフレーム管理構成要素
860 RTS構成要素
870 変形構成要素
900 ワイヤレス通信システム
910 DSC構成要素
920 修正DSC構成構成要素
925 スケジューリング構成要素
930 検出レベル設定構成要素
935 EDCA機能構成要素
940 OBSSフレーム管理構成要素
945 RTS構成要素
Claims (30)
- ワイヤレス局における信号感度を動的に制御するための方法であって、
動的感度制御動作に基づいてパケット検出(PD)レベルを識別するステップと、
前記PDレベルに少なくとも部分的に基づいてスケーリング係数を決定するステップと、
前記スケーリング係数に少なくとも部分的に基づいて少なくとも1つの拡張分散チャネルアクセス(EDCA)パラメータを調整するステップと
を備える方法。 - 前記スケーリング係数が前記PDレベルの最小値および前記PDレベルの最大値にさらに基づく、請求項1に記載の方法。
- 前記ワイヤレス局における前記少なくとも1つのEDCAパラメータが、前記ワイヤレス局と前記ワイヤレス局に関連するアクセスポイント(AP)との間の距離の指標に基づいて調整され、前記指標が、前記ワイヤレス局と前記APとの間の経路損失を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記少なくとも1つのEDCAパラメータが、競合ウィンドウ最小値(CWMIN)、競合ウィンドウ最大値(CWMAX)、送信機会(TXOP)、および調停フレーム間間隔数(AIFSN)のうちの1つまたは複数を含む、請求項1に記載の方法。
- エネルギー検出(ED)レベルを前記PDレベルと同じになるように設定するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
- 前記PDレベルがデフォルトEDレベルよりも大きいかどうかを決定するステップをさらに備え、
前記PDレベルが前記デフォルトEDレベルよりも大きいという決定がなされたとき、前記EDレベルが前記PDレベルと同じになるように設定される、請求項5に記載の方法。 - 前記ワイヤレス局と同じ基本サービスセット内の1つまたは複数のワイヤレスノードから受信した1つまたは複数の信号を識別するステップと、
前記1つまたは複数の信号の最小信号強度メトリックを決定するステップと、
前記最小信号強度メトリックおよびマージン値に基づいて検出レベルを決定するステップと
をさらに備え、前記検出レベルがPDレベルとエネルギー検出(ED)レベルとを含む、請求項1に記載の方法。 - 前記動的感度制御動作が実行されるかどうかを決定するステップと、
前記動的感度制御動作が実行されるとの決定に応答して、重複基本サービスセット(OBSS)に関連するフレームをドロップするかどうかを決定するステップと、
前記フレームをドロップする決定に応答して、前記OBSSに関連する前記フレームをドロップするステップと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記PDレベルが事前定義されたしきい値未満であるかどうかを決定するステップと、
前記PDレベルが前記事前定義されたしきい値未満であるとの決定に応答して、RTSを有効化するかどうかを決定するステップと、
RTSを有効化する決定に応答して、送信されたフレームについてRTSを有効化するステップと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - ワイヤレス局における信号感度を動的に制御するための装置であって、
動的感度制御動作に基づいてパケット検出(PD)レベルを識別するための手段と、
前記PDレベルに少なくとも部分的に基づいてスケーリング係数を決定するための手段と、
前記スケーリング係数に少なくとも部分的に基づいて少なくとも1つの拡張分散チャネルアクセス(EDCA)パラメータを調整するための手段と
を備える装置。 - 前記スケーリング係数が前記PDレベルの最小値および前記PDレベルの最大値にさらに基づく、請求項10に記載の装置。
- 前記ワイヤレス局における前記少なくとも1つのEDCAパラメータが、前記ワイヤレス局と前記ワイヤレス局に関連するアクセスポイント(AP)との間の距離の指標に基づいて調整され、前記指標が、前記ワイヤレス局と前記APとの間の経路損失を含む、請求項11に記載の装置。
- 前記少なくとも1つのEDCAパラメータが、競合ウィンドウ最小値(CWMIN)、競合ウィンドウ最大値(CWMAX)、送信機会(TXOP)、および調停フレーム間間隔数(AIFSN)のうちの1つまたは複数を含む、請求項10に記載の装置。
- エネルギー検出(ED)レベルを前記PDレベルと同じになるように設定するための手段をさらに備える、請求項10に記載の装置。
- 前記PDレベルがEDデフォルトレベルよりも大きいかどうかを決定するための手段をさらに備え、
前記PDレベルが前記EDデフォルトレベルよりも大きいという決定がなされたとき、前記EDレベルが前記PDレベルと同じになるように設定される、請求項14に記載の装置。 - 前記ワイヤレス局と同じサービスセット内の1つまたは複数のワイヤレスノードから受信した1つまたは複数の信号を識別するための手段と、
前記1つまたは複数の信号の最小信号強度メトリックを決定するための手段と、
前記最小信号強度メトリックおよびマージン値に基づいて検出レベルを決定するための手段と
をさらに備え、前記検出レベルがPDレベルとエネルギー検出(ED)レベルとを含む、請求項10に記載の装置。 - 前記動的感度制御動作が実行されるかどうかを決定するための手段と、
前記動的感度制御動作が実行されるとの決定に応答して、重複基本サービスセット(OBSS)に関連するフレームをドロップするかどうかを決定するための手段と、
前記フレームをドロップする決定に応答して、前記OBSSに関連する前記フレームをドロップするための手段と
をさらに備える、請求項10に記載の装置。 - 前記PDレベルが事前定義されたしきい値未満であるかどうかを決定するための手段と、
前記PDレベルが前記事前定義されたしきい値未満であるとの決定に応答して、RTSを有効化するかどうかを決定するための手段と、
RTSを有効化する決定に応答して、送信されたフレームについてRTSを有効化するための手段と
をさらに備える、請求項10に記載の装置。 - ワイヤレス局における信号感度を動的に制御するための装置であって、
命令を記憶するように構成されたメモリと、
前記メモリに結合されたプロセッサと
を備え、前記プロセッサが、
動的感度制御動作に少なくとも部分的に基づいてパケット検出(PD)レベルを識別し、
少なくとも前記PDレベルに基づいてスケーリング係数を決定し、
前記スケーリング係数に少なくとも部分的に基づいて少なくとも1つの拡張分散チャネルアクセス(EDCA)パラメータを調整する
ための前記命令を実行するように構成された、装置。 - 前記スケーリング係数が前記PDレベルの最小値および前記PDレベルの最大値にさらに基づく、請求項19に記載の装置。
- 前記ワイヤレス局における前記少なくとも1つのEDCAパラメータが、前記ワイヤレス局と前記ワイヤレス局に関連するアクセスポイント(AP)との間の距離の指標に基づいて調整され、前記指標が、前記ワイヤレス局と前記APとの間の経路損失を含む、請求項19に記載の装置。
- 前記少なくとも1つのEDCAパラメータが、競合ウィンドウ最小値(CWMIN)、競合ウィンドウ最大値(CWMAX)、送信機会(TXOP)、および調停フレーム間間隔数(AIFSN)のうちの1つまたは複数を含む、請求項19に記載の装置。
- 前記プロセッサが、エネルギー検出(ED)レベルを前記PDレベルと同じになるように設定するための前記命令を実行するようにさらに構成された、請求項19に記載の装置。
- 前記プロセッサが、
前記PDレベルがEDデフォルトレベルよりも大きいかどうかを決定するための前記命令を実行するようにさらに構成され、
前記PDレベルが前記EDデフォルトレベルよりも大きいという決定がなされたとき、前記EDレベルが前記PDレベルと同じになるように設定される、請求項23に記載の装置。 - 前記プロセッサが、
前記ワイヤレス局と同じサービスセット内の1つまたは複数のワイヤレスノードから受信した1つまたは複数の信号を識別し、
前記1つまたは複数の信号の最小信号強度メトリックを決定し、
前記最小信号強度メトリックおよびマージン値に基づいて検出レベルを決定する
ための前記命令を実行するようにさらに構成され、前記検出レベルがPDレベルとエネルギー検出(ED)レベルとを含む、請求項19に記載の装置。 - 前記プロセッサが、
前記動的感度制御動作が実行されるかどうかを決定し、
前記動的感度制御動作が実行されるとの決定に応答して、重複基本サービスセット(OBSS)に関連するフレームをドロップするかどうかを決定し、
前記フレームをドロップする決定に応答して、前記OBSSに関連する前記フレームをドロップする
ための前記命令を実行するようにさらに構成された、請求項19に記載の装置。 - 前記プロセッサが、
前記PDレベルが事前定義されたしきい値未満であるかどうかを決定し、
前記PDレベルが前記事前定義されたしきい値未満であるとの決定に応答して、RTSを有効化するかどうかを決定し、
RTSを有効化する決定に応答して、送信されたフレームについてRTSを有効化する
ための前記命令を実行するようにさらに構成された、請求項19に記載の装置。 - ワイヤレス局における信号感度を動的に制御するための実行可能コードを記憶するコンピュータ可読記録媒体であって、前記実行可能コードが、
動的感度制御動作に基づいてパケット検出(PD)レベルを識別するためのコードと、
少なくとも前記PDレベルに基づいてスケーリング係数を決定するためのコードと、
前記スケーリング係数に少なくとも部分的に基づいて少なくとも1つの拡張分散チャネルアクセス(EDCA)パラメータを調整するためのコードと
を備える、コンピュータ可読記録媒体。 - 前記スケーリング係数が前記PDレベルの最小値および前記PDレベルの最大値にさらに基づく、請求項28に記載のコンピュータ可読記録媒体。
- 前記ワイヤレス局における前記少なくとも1つのEDCAパラメータが、前記ワイヤレス局と前記ワイヤレス局に関連するアクセスポイント(AP)との間の距離の指標に基づいて調整され、前記指標が、前記ワイヤレス局と前記APとの間の経路損失を含む、請求項28に記載のコンピュータ可読記録媒体。
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