JP2018523951A - 空間再利用のためのバックオフメカニズム技法 - Google Patents

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Abstract

バックオフメカニズムを修正することで重複基本サービスセット(OBSS)環境においてトラフィック伝送をスケジュールする際の遅延を低減するための技法が開示される。いくつかの例では、デバイス(たとえば、局(STA)またはアクセスポイント(AP))は、受信されたパケットがOBSSのメンバ(たとえば、異なるBSSからのSTAまたはAP)によって送られたかを決定するために、このパケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号し得る。バックオフ動作は、典型的に、復号することの結果として延期される。本開示の態様は、ネットワーク割振りベクトル(NAV)によってOBSSパケットのために確保されている期間の満了より前にバックオフ動作を再開することで、トラフィック伝送をスケジュールする際の遅延を低減する方法、装置、およびシステムを提供する。換言すると、デバイスは、OBSSパケットのNAVを遵守せず、代わりに、このOBSSパケットのNAV中に同じ周波数チャネル上で別のパケット(または、信号)送信することで空間再利用を実行し得る。
【選択図】 図3

Description

米国特許法120条に基づく優先権の主張
[0001]本願は、2016年8月17日に出願された「BACKOFF MECHANISM TECHNIQUES FOR SPATIAL REUSE」と題する非仮出願第15/239,619号および2015年8月20日に出願された「BACKOFF MECHANISM TECHNIQUES FOR SPATIAL REUSE」と題する仮出願第62/207,790号の優先権を主張し、それらは、それらの譲受人に譲渡され、これによって、本明細書に明確に参照により組み込まれる。
[0002]本開示は一般に、電気通信に関し、具体的には、空間再利用のためのバックオフメカニズム技法に関する。
[0003]家、オフィス、および様々な公共施設におけるワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)の展開は、今日ではありふれている。そのようなネットワークは典型的に、特定の場所(たとえば、家、オフィス、公共施設、等)にある多数のワイヤレス局(STA)を、インターネット等の別のネットワークに接続するワイヤレスアクセスポイント(AP)を用いる。STAのセットは、基本サービスセット(BSS)と呼ばれるものにおける共通のAPを通じて互いに通信することができる。しかしながら、関係がない2つ以上のBSSが互いを聞くのに十分に近くにあり、かつ、同じ周波数で動作しているとき(たとえば、多数のBSSにサービス提供する複数のAPが互いに対して近傍に存在し得る多居住セッティング)、1つのBSS内のいくつかのSTAによる送信は、別のBSS内のSTAに影響を与え得る。ゆえに、いくつかの例では、近くのBSSは、重複したカバレッジエリアを有し得、そのようなBSSは、重複BSSまたはOBSSと呼ばれ得る。
[0004]いくつかのWLANネットワーク展開は、密集し得(たとえば、多数のSTAが複数のAPのカバレッジエリア内に展開されており)、これは、チャネルまたは媒体使用に関する問題をもたらし得る。重複BSSによって引き起こされるSTA間の衝突および干渉により、チャネルリソースは、必要以上に浪費され得る。たとえば、いくつかの例では、1つまたは複数のSTAまたはAPは、異なるSTAまたはAPを対象としたパケットをOBSSから受信し得る。それにもかかわらず、受信STAまたはAPは、受信されたパケットを復号するリソースを消費してしまう。復号プロセス中、STAおよび/またはAPは一般に、ワイヤレスチャネルまたは媒体上でのそれ自体の送信をスケジュールすること、または、送信するのに必要なバックオフプロセスを継続することができない。トラフィック伝送をスケジュールする際のそのような遅延は、STAおよび/またはAPが経験するスループットレートの低減をもたらし得る。
[0005]本開示は、OBSS環境においてワイヤレス通信を管理する(manage)ための技法に関する様々な態様を提供する。いくつかの例では、デバイス(たとえば、STAまたはAP)は、ワイヤレスチャネルを通してパケットを受信し得、その後、パケットがOBSSのメンバ(たとえば、デバイスのものとは異なるBSSからのSTAまたはAP)によって送られたかを決定するために、パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号し得る。復号プロセス中、バックオフ動作(たとえば、バックオフ時間期間または時間インターバル)は、この復号の結果を待つ間、延期または中断され得る。本開示のいくつかの態様では、STAまたはAPは、パケットがOBSSのメンバによって送られたとの、かつ、1つまたは複数の再利用基準が満たされる(たとえば、パケットの受信信号強度インジケーション(RSSI)が閾値を下回り得る)との決定に応答して、可能な限り早くバックオフ動作を再開することで、送信待ちトラフィックを送信する際の遅延を低減し得る。
[0006]具体的には、1つよりも多くのデバイスによる周波数チャネルの再利用(たとえば、空間再利用)を高めるために、本開示の態様は、特定の状況ではOBSSからのパケットを破棄するための方法を提供する。たとえば、受信されたパケットがOBSSパケットであると決定され、かつ、1つまたは複数の再利用基準が満たされる(たとえば、パケットのRSSIが閾値を下回り得る)場合、受信デバイスは、周波数チャネル上での他の送信待ちパケットの送信をスケジュールするために、このパケットの残りの部分(たとえば、パケットペイロード)を無視し、受信デバイスのバックオフ動作を再開し得る。いくつかの態様では、パケットの送信は、OBSSパケットのネットワーク割振りベクトル(NAV)中に発生し得る。
[0007]本開示のいくつかの態様では、ワイヤレス通信のための方法が提供される。方法は、第1のデバイスで、パケットを受信することと、パケットがOBSSのメンバによって送られたかを決定するために、パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号することとを備え得る。いくつかの態様では、バックオフ動作は、復号の開始に応答して延期され得る。方法は、パケットがOBSSのメンバによって送られたとの、および、1つまたは複数の基準に基づいて媒体の再利用が許可されるとの決定に応答してバックオフ動作を再開することをさらに含み得る。バックオフ動作は、パケットの終了前に再開され得る。
[0008]別の態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。装置は、プロセッサと、このプロセッサに結合されたメモリとを含み得る。いくつかの例では、メモリは、第1のデバイスで、パケットを受信することと、パケットがOBSSのメンバによって送られたかを決定するためにパケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号することとを行うようにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。いくつかの例では、バックオフ動作は、復号の開始に応答して延期され得る。命令は、パケットがOBSSのメンバによって送られたとの、および、1つまたは複数の基準に基づいて媒体の再利用が許可されるとの決定に応答してバックオフ動作を再開することを行うようにプロセッサによってさらに実行可能であり得る。バックオフ動作は、パケットの終了前に再開され得る。
[0009]いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための別の装置が提供される。装置は、第1のデバイスで、パケットを受信することと、パケットがOBSSのメンバによって送られたかを決定するために、パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号することとを行うための手段を含み得る。いくつかの例では、バックオフ動作は、復号の開始に応答して延期され得る。装置は、パケットがOBSSのメンバによって送られたとの、および、1つまたは複数の基準に基づいて媒体の再利用が許可されるとの決定に応答してバックオフ動作を再開するための手段をさらに含む。バックオフ動作は、パケットの終了前に再開され得る。
[0010]いくつかの態様では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ読取可能な媒体が提供される。コンピュータ読取可能な媒体は、第1のデバイスで、パケットを受信することと、パケットがOBSSのメンバによって送られたかを決定するために、パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号することとを行うためのコードを含み得る。いくつかの例では、バックオフ動作は、復号の開始に応答して延期され得る。コンピュータ読取可能な媒体は、パケットがOBSSのメンバによって送られたとの、および、1つまたは複数の基準に基づいて媒体の再利用が許可されるとの決定に応答するためのコードをさらに含み得る。バックオフ動作は、パケットの終了前に再開され得る。
[0011]装置および方法の他の態様が、以下の詳細な説明から当業者に容易に明らかとなるであろうこと、ここにおいて、装置および方法の様々な態様は、例示によって示されるおよび説明される、は理解される。認識されるように、これらの態様は、他のおよび異なる形式で実施され得、そのいくつかの詳細は、様々な他の点で修正が可能である。したがって、図面および詳細な記述は、本質的に例示的であり、限定的であるとみなされるべきではない。
[0012]装置および方法の様々な態様は、添付の図面を参照して、限定ではなく例として、発明の詳細な説明で提示されるであろう。
[0013]図1は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)展開の例を例示する概念図である。 [0014]図2Aは、OBSSパケットの処理に関連付けられたタイミング図を例示する関連技術の例である。 [0015]図2Bは、本開示の様々な態様のタイミング図を例示する。 図2Cは、本開示の様々な態様のタイミング図を例示する。 図2Dは、本開示の様々な態様のタイミング図を例示する。 図2Eは、本開示の様々な態様のタイミング図を例示する。 [0016]図3は、本開示の様々な態様に係る、送信遅延を低減する方法を例示するフローチャートである。 [0017]図4Aは、本開示の様々な態様を実施し得るSTAおよびAPの態様を含むデバイスの略図である。 図4Bは、本開示の様々な態様を実施し得るSTAおよびAPの態様を含むデバイスの略図である。 [0018]図5は、本開示の様々な態様に係る、OBSS環境におけるトラフィック伝送の遅延を低減するための態様を示すフローチャートの例を例示する。
発明の詳細な説明
[0019]様々な概念は、添付の図面を参照して以下により十分に説明されるであろう。しかしながら、これらの概念は、当業者によって多くの異なる形式で具現化され得、本明細書で提示される任意の特定の構造または機能に限られると解釈されるべきではない。むしろ、これらの概念は、本開示が十分で完全となり、これらの概念の範囲を当業者に十分に伝えることとなるように提供される。発明の詳細な説明は、特定の詳細を含み得る。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細なしに実施され得ることは当業者には明らかになるであろう。いくつかの事例では、本開示全体にわたって提示される様々な概念を曖昧にしないために、周知の構造および構成要素はブロック図の形式で示される。
[0020]上述したように、いくつかのWLANネットワーク展開は、密集し得(たとえば、多数のSTAが複数のAPのカバレッジエリア内に展開されており)、これは、チャネルまたは媒体使用に関する問題をもたらし得る。上述した例では、1つまたは複数のSTAまたはAPは、受信デバイス(たとえば、STAまたはAP)とは異なる基本サービスセット(BSS)における異なるSTAまたはAPを対象とし得るパケットを重複BSS(OBSS)のメンバから受信し得る。それにもかかわらず、受信デバイス(たとえば、STAまたはAP)は、受信されたOBSSパケットを復号するリソースを消費し得る。復号プロセス中、STAおよび/またはAPは、一般に、ワイヤレスチャネルまたは媒体上でそれ自体の送信をスケジュールすることができない。具体的には、特定のOBSSのパケットを受信すると、1つまたは複数のデバイスは、一般に、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を通じてまたは受信されたパケットのプリアンブル中の持続時間フィールドを通じて、このOBSSパケットのためのチャネル上の確保された期間を遵守する(honor)。換言すると、受信されたパケットが異なるデバイスを対象としたOBSSパケットであると決定した後であっても、受信デバイスは、OBSSパケットに関連付けられたチャネルによって確保された期間が満了するようなときまで、バックオフ動作を延期し続け得る。しかしながら、トラフィック伝送をスケジュールする際のそのような拡張された遅延は、デバイス(たとえば、STAまたはAP)のための送信機会(TXOP)の数を低減させ得、それよって、STAおよび/またはAPによる乏しいスループットレート経験の一因となる。いくつかのケースでは、多数のOBSSパケットがデバイスで受信される場合、複数の受信されたパケットがOBSSからのものであるかを決定するためにこれらのパケットの各々を復号および処理するのに必要とされる時間は、送信に利用可能な時間に悪影響を与え得るほどに大きい可能性があり、そのため、性能全体に影響を与える。
[0021]本開示は、OBSS環境における空間再利用のためのバックオフメカニズム技法に関する様々な態様を提供する。いくつかの態様では、パケットを受信するデバイス(たとえば、STAまたはAP)は、パケットがOBSSのメンバ(たとえば、異なるBSSからのSTAまたはAP)によって送られたかを決定するためにパケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号し得る。復号プロセス中、バックオフ動作(たとえば、バックオフ時間期間)は、この復号の結果を待つ間、延期または中断され得る。本明細書で説明する場合、「バックオフ動作」という用語は、STAまたはAPがチャネルまたは媒体にアクセスしようと試みる前に指定された時間インターバルまたは時間期間待機するプロセスを指し得る。「バックオフ動作」という用語はまた、ネットワーク輻輳回避の一部として再送信に間隔をもたせるために使用される技法に関連付けられ得る。そのような技法の例は、衝突の後に、さらなる衝突が起こるのを回避するように再送信をスケジュールするために許容域内のランダム値が選択される指数関数バックオフアルゴリズムである。いくつかの例では、IEEE802.11規格は、チャネルアクセスメカニズムを定義し得、これは、ワイヤレスネットワークにおいて限られたチャネルリソースにアクセスしようと試みる複数のデバイスを協調させるために、コンテンションベースの自律分散制御(DCF:distributed coordination function)およびコンテンションフリーの集中制御(PCF:point coordination function)を含む。DCFでは、デバイス(たとえば、STAまたはAP)は、分散方式でチャネルアクセスを求めて競争し、PCFは、APに存在するポイント・コーディネータ(PC:point coordinator)によって実行され得る。
[0022]いくつかの態様では、チャネルアクセスは、DCFフレーム間スペース(DIFS)/PCFフレーム間スペース(PIFS)およびショートフレーム間スペース(SIFS)のようなフレーム間スペースを通じて管理され得る(govern)。ゆえに、いくつかの例では、デバイスは、スケジュールされた送信のためにワイヤレス媒体にアクセスする前にDIFS/PIFS持続時間の間のワイヤレス媒体の状態(すなわち、媒体がアイドルであるかビジーであるか)を検知し得る。SIFSは、ワイヤレスインターフェースが、受信されたフレームを処理し、応答フレームで応答するのに必要とされる(マイクロ秒単位の)時間量であり得る。ゆえに、いくつかの態様では、SIFSは、肯定応答(ACT)、送信可(CTS)フレーム、ブロックACKフレーム、等の送信より前に必要とされるフレーム間間隔であり得る。いくつかの態様では、アービトレイションフレーム間間隔(AIFS)が、送信されているフレーム間の必要な時間インターバルを決定するために使用され得る。
[0023]上の例に戻り、STAおよびAPのようなデバイスは一般に、受信されたパケットの復号中、バックオフ動作を延期または中断する。本開示のいくつかの態様では、STAまたはAPは、パケットがOBSSのメンバによって送られたとの、かつ、1つまたは複数の再利用基準が満たされる(たとえば、パケットのRSSIが閾値を下回り得る)との決定に応答して直ぐにバックオフ動作を再開することで、ワイヤレス媒体上で送信をスケジュールする際の遅延を低減し得る。たとえば、バックオフカウンタまたはタイマは、復号している間中断され得、その後、復号がパケットをOBSSパケットであると識別し、かつ、再利用基準が満たされる場合、再開され得る。いくつかの例では、バックオフ動作は、OBSSパケットの終了前に再開し得る。具体的には、周波数チャネルの再利用を高めるために、STAおよび/またはAPは、いくつかの状況では、OBSSからの「パケットを破棄」し得る。たとえば、パケットを受信すると、受信デバイス(たとえば、STAまたはAP)は、受信されたパケットのBSS IDを決定し得る。受信されたパケットのBSS IDが、STAまたはAPが属するBSSのBSS IDと一致しない場合、受信デバイスは、OBSSパケットを「破棄」し得る。換言すると、デバイスは、OBSSパケットの残りの部分を無視し、ゆえに、OBSSパケットに関連付けられた持続時間フィールドまたはNAVを遵守しないことを選び得る。いくつかの例では、受信デバイスは、むしろ日和見的に、OBSSパケットのNAV中、周波数チャネル上で別のパケットを送信し得る。
[0024]図1は、本明細書で説明される様々な技法に関連するワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)展開の例を例示する概念図100である。WLANは、1つまたは複数のアクセスポイント(AP)と、それぞれのAPに関連付けられた1つまたは複数のモバイル局(STA)とを含み得る。この例では、基本サービスセット1(BSS1)中のAP1 105−aと、OBSSと呼ばれ得るBSS2中のAP2 105−bという2つのAPが展開されている。AP1 105−aは、少なくとも2つの関連したSTA(STA1 115−aおよびSTA2 115−b)と、カバレッジエリア110−aとを有して示され、AP2 105−bは、1つの関連するSTA3 115−c)と、カバレッジエリア110−bとを有して示される。特定のBSSに関連付けられたSTAおよびAPは、そのBSSのメンバと呼ばれ得る。図1の例では、AP1 105−aのカバレッジエリアは、AP2 105−bのカバレッジエリアの一部に重複し得、それにより、STA1 115−aは、カバレッジエリアの重複部分内にあり得る。図1のWLAN展開に関連して説明されるBSS、AP、およびSTAの数ならびにAPのカバレッジエリアは、例示として提供され、限定ではない。
[0025]いくつかの例では、図1に示されるAP(たとえば、AP1 105−aおよびAP2 105−b)は一般に、そのカバレッジエリアまたは領域内のSTA115にバックホールサービスを提供する固定端末である。しかしながら、いくつかのアプリケーションでは、APは、モバイルまたは非固定の端末であり得る。固定、非固定、またはモバイル端末であり得る、図1に示されるSTA(たとえば、STA1 115−a、STA2 115−b、およびSTA3 115−c)は、インターネットのようなネットワークに接続するために、それらのそれぞれのAPのバックホールサービスを利用する。STAの例には、セルラ電話、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、パーソナル情報マネジャ(PIM)、パーソナルナビゲーションデバイス(PND)、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、オーディオデバイス、モノのインターネット(IoT)のためのデバイス、またはAPのバックホールサービスを必要とする任意の他の適切なワイヤレス装置が含まれるがそれらに限定されるわけではない。STAは、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス局、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、ユーザ機器(UE)、または何らかの他の適切な用語でも呼ばれ得る。APは、基地局、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能とも、または任意の他の適切な用語でも呼ばれ得る。本開示全体にわたって説明される様々な概念は、それらの特定の名称に関わらず、すべての適切なワイヤレス装置に適用されるよう意図される。
[0026]STA1 115−a、STA2 115−b、およびSTA3 115−cの各々は、プロトコルスタックにより実施され得る。プロトコルスタックは、ワイヤレスチャネルの物理および電気規格にしたがってデータを送信および受信するための物理レイヤと、ワイヤレスチャネルへのアクセスを管理するためのデータリンクレイヤと、発信源から宛先へのデータ移行を管理するためのネットワークレイヤ、エンドユーザ間でのデータの透視移行を管理するためのトランスポートレイヤと、ネットワークへの接続を確立またはサポートするために必要なまたは望まれる任意の他のレイヤとを含むことができる。
[0027]AP1 105−aおよびAP2 105−bの各々は、関連するSTAが通信リンク125を介してネットワークに接続することを可能にするために、ソフトウェアアプリケーションおよび/または回路を含むことができる。APは、データおよび/または制御情報(たとえば、シグナリング)を通信するために、フレームまたはパケットをそれらのそれぞれのSTAに送り、それらのそれぞれのSTAからフレームまたはパケットを受信することができる。
[0028]AP1 105−aおよびAP2 105−bの各々は、APのカバレッジエリア内にあるSTAと通信リンク125を確立することができる。通信リンク125は、アップリンク通信およびダウンリンク通信の両方を可能にすることができる通信チャネルを備えることができる。APに接続しているとき、STAは、最初に、APを用いてそれ自体を認証し、次いで、それ自体をAPと関連付けることがきる。関連付けられると、AP105および関連STA115が、ダイレクト通信チャネルを通じてフレームまたはメッセージを交換し得るように、通信リンク125がAP105とSTA115との間に確立され得る。ワイヤレス通信システムは、いくつかの例では、中央AP(たとえば、AP105)を有していないことがあり得、むしろSTA間のピアツーピアネットワークとして機能し得ることは留意されるべきである。したがって、本明細書で説明されるAP105の機能は、代替的に、STA115のうちの1つまたは複数によって実行され得る。
[0029]本開示の態様は、WLAN展開または802.11準拠ネットワークの使用に関連して説明されるが、当業者であれば、本開示全体にわたって説明される様々な態様が、例として、BLUETOOTH(登録商標)(ブルートゥース(登録商標))、ハイパーLAN(主に欧州で使用される、IEEE802.11規格に匹敵するワイヤレス規格のセット)、および広域ネットワーク(WAN)、WLAN、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、または現在知られているまたは後に開発される他の適切なネットワークで使用される他の技法を含む様々な規格またはプロトコルを用いる他のネットワークに拡張され得ることを容易に認識するであろう。ゆえに、動的感度制御に対する修正および強化に基づいて動作を実行するために本開示全体にわたって提示される様々な態様は、カバレッジ範囲および利用されるワイヤレスアクセスプロトコルにかかわらず、任意の適切なワイヤレスネットワークに適用可能であり得る。
[0030]いくつかの態様では、1つまたは複数のAP(105−aおよび105−b)は、通信リンク125を介して、ワイヤレス通信システムのSTA115に、1つまたは複数のチャネル(たとえば、各チャネルが周波数帯域幅を含む複数の狭帯域チャネル)ビーコン信号(または、単に「ビーコン」)を送信し得、これは、STA115がそれらのタイミングをAP105と同期することを助け得るかまたは他の情報または機能性を提供し得る。このようなビーコンは、周期的に送信され得る。一態様では、連続した送信間の期間は、スーパーフレームと呼ばれ得る。ビーコンの送信は、多数のグループまたはインターバルへと分割され得る。一態様では、ビーコンは、共通クロックを設定するためのタイムスタンプ情報、ピアツーピアネットワーク識別子、デバイス識別子、能力情報、スーパーフレーム持続時間、送信方向情報、受信方向情報、近隣リスト、および/または拡張近隣リストのような情報を含み得るがそれらに限定されるものではなく、これらのいくつかは、以下でさらに詳細に説明される。ゆえに、ビーコンは、いくつかのデバイスの間で共通であり(たとえば、共有される)かつ所与のデバイスに固有の情報を含み得る。
[0031]ある態様では、デバイス(たとえば、AP105および/またはSTA115)は、本開示で説明される様々な機能を実行するための1つまたは複数の構成要素を含み得る。たとえば、デバイス(たとえば、AP105および/またはSTA115)は、空間再利用のためのバックオフメカニズム技法に関するプロシージャを実行するために、通信管理構成要素405(図示されない、図4参照)を含み得る。これらのプロシージャは、たとえば、受信されたパケットがOBSSパケットであるかを(すなわち、OBSSのメンバから受信されたか)を検出することと、前に中断されたバックオフ動作(たとえば、バックオフ時間期間)を、パケットがOBSSパケットであるとの決定の直後に再開することとを含み得る。いくつかの態様では、デバイスは、OBSSパケットの終了より前にバックオフ動作を再開し得る。具体的には、受信デバイスは、OBSSパケットに関連付けられたNAV期間中にバックオフ動作を再開し、それによって、バックオフ動作が満了した場合、OBSSパケットのNAV中に周波数チャネル上で別のパケットを送信することを選び得る。いくつかの態様では、OBSSパケットに関連付けられたNAV期間は、仮に受信デバイスがパケット全体(たとえば、プリアンブルとデータ)を復号および/または処理することとなっていたらOBSSパケットを復号するのにかかったであろう時間量よりも長いであろう。ゆえに、この例では、パケットの終了前にバックオフ動作を再開することは、OBSSパケットに関連付けられたNAV期間の満了より前にバックオフ動作を再開することを含み得る。
[0032]ゆえに、本開示の態様にしたがって、デバイス(たとえば、STA115および/またはAP105)は、ワイヤレスネットワーク(たとえば、IEEE802.11axワイヤレスネットワーク)における再利用を高めるために、OBSSから到来する送信上では送信し、同じBSS(in−BSSとしても知られている)から到来する送信上では送信するのを控える。送信がワイヤレスデバイスと同じBSSからのものであるかOBSSからのものであるかをワイヤレスデバイスが決定することを可能にするために、いくつかのパケットは、パケットが発信されたBSSを識別するカラーコード/情報を有し得る。カラーコード/情報は、BSS識別子(BSSID)または部分的なBSSID、あるいは何らかの他のシーケンスであり得る。ワイヤレスデバイスがカラー情報を有するパケットを受信すると、ワイヤレスデバイスは、パケットがワイヤレスデバイスと同じBSSに関連付けられているか、または、パケットがOBSSに関連付けられているかを決定し得る。
[0033]図2Aは、典型的な処理OBSSパケットに関連付けられたタイミング図202を例示する関連技術の例である。タイミング図202は、図1に例示されたAPまたはSTAであり得るOBSSデバイス205を例示する。一例では、OBSSデバイス205は、図1を参照して説明されたBSS2に属するまたはそのメンバであるAP105−bおよび/またはSTA3 115−cであり得る。追加的にまたは代替的に、タイミング図202は、図1に例示されたAP105またはSTA115のうちの1つでもあり得るBSSデバイス210(たとえば、in−BSS)を含み得る。たとえば、BSSデバイス210は、BSS1に属するまたはそのメンバであるAP105−aまたはSTA1 115−aであり得る。
[0034]上述したように、いくつかの態様では、チャネルアクセスは、DIFS/PIFSおよびSIFSのようなフレーム間スペースを通じて管理され得る。ゆえに、いくつかの例では、1つまたは複数のデバイス(OBSSデバイス205および/またはBSSデバイス210)は、スケジュールされた送信のためにワイヤレス媒体にアクセスする前に、DIFS/PIFS持続時間の間のワイヤレス媒体の状態(すなわち、媒体がアイドルであるかビジーであるか)を検知し得る。いくつかの例では、BSSデバイス210は、BSSデバイス210に関連付けられた1つまたは複数のキュー中に、送信を待つデータを有し得る。しかしながら、送信を開始する前に、IEEE802.11規格は、BSSデバイス210が、DIFS212の間、チャネルまたは媒体をモニタするべきであることを規定し得る。本説明はDIFS212を参照して例示されるが、PIFS、SIFS、またはAIFSを含むがそれらに限定されないモニタ期間が他のチャネルプロシージャによって定義され得ることは当業者によって理解されるべきである。ゆえに、無線チャネルがDIFS212(または、代替的に、PIFS、SIFS、またはAIFS)の間アイドルであることを検出した後、BSSデバイス210は、T_1においてバックオフ動作を開始し得る。いくつかの態様では、バックオフ動作を開始することは、送信待ちデータ(たとえば、前に起こった衝突による再送信)に基づいて、バックオフカウンタまたはタイマを指定の(または、疑似ランダム)数に設定することを含み得る。たとえば、送信待ちデータが音声データである場合、バックオフカウンタは、送信待ちデータがビデオデータまたはベストエフォートデータである場合より低い数に設定され得る。いくつかの態様では、バックオフカウンタは、媒体上でのデータパケットの送信より前に必要とされるアイドルフレーム間隔の数によって定義され得る。一態様では、バックオフは、媒体がビジーであるとき停止し、媒体がアイドルであるとき再開する。1つまたは複数の例では、BSSデバイス210は、複数のバックオフ動作を含み得、ここで、BSSデバイス210内の各バックオフインスタンスは、送信機会(TXOP)と呼ばれ得る時間インターバルを求めて競合し得る。TXOPは、デバイス(たとえば、BSSデバイス210)が送信を開始する権利を有し得る時間インターバルであり得、これは、開始時間と最大持続時間とによって定義される。
[0035]図2Aに例示される例では、バックオフ動作を開始することは、バックオフカウンタ(または、バックオフ時間インターバル/時間期間)を、BSSデバイス210がTXOPの資格を有し(eligible for)得る前の6スロット214に設定することを含み得る。6スロットという選択は、例示を目的としてのみ利用される。当業者であれば、バックオフカウンタが任意の変数に設定され得ることは理解するであろう。追加的に、本開示の目的として、「バックオフ動作」という用語は、好適なコンテキストで、バックオフカウンタ、バックオフタイマ、バックオフ時間インターバル、バックオフ時間期間、および/またはバックオフフレーム間隔と交換して使用され得る。各スロット(たとえば、214−a、214−d、214−f、等)では、バックオフカウンタは、バックオフカウンタが、BSSデバイス210のためのTXOPをシグナリングし得るゼロの値に到達するまで、漸進的にデクリメントし得る。しかしながら、図2Aに例示されるように、BSSデバイス210は、時間インターバルT_2において、OBSSデバイス205によって送信されたパケット216−bを受信し得る。結果として、時間インターバルT_2において、BSSデバイス210は、受信されたパケットを復号するために、バックオフ動作を延期(または、中断)し得る。一般に、関連技術では、BSSデバイス210は、通常動作を再開する前に、パケット216の長さにACK時間を足したもの、および、データパケット216に関連付けられたNAV期間待機し得る。たとえば、BSSデバイス210は、無線チャネルがDIFS218(または、代替的に、PIFS、SIFS、またはAIFS)の間アイドルであるかを決定するために、このチャネルを再度モニタし得る。モニタ期間に続いて、BSSデバイス210は、T_3においてバックオフ動作を再開し、その後、T_4においてバックオフカウンタがゼロまでデクリメントした後に保留中のデータパケット222を送信し得る。
[0036]しかしながら、当業者によって認識されるであろうように、受信されたデータパケット216がOBSSパケットである(すなわち、OBSSのメンバによって送られた)ときに、バックオフ動作を再開するのにT_3まで待機することは、BSSデバイス210が任意の保留中のトラフィックをワイヤレスチャネルまたは媒体上で送信することができるようになる前の大幅な遅延219の一因となり得る。
[0037]本開示の態様は、パケットがOBSSデバイス205によって送られたと決定することに応答して、図2B−2Eに例示されるように、バックオフ動作の再開に関連付けられたタイミングおよび/または条件を修正することでそのような遅延を低減する。いくつかの態様では、パケットがOBSSデバイス205によって送られたと決定することは、パケット216−aのプリアンブルの少なくとも一部を復号することを含み得る。次に図2Bを見ると、図2Aで説明されたタイミング図202に類似するタイミング図204。しかしながら、図2Aとは対照的に、タイミング図204は、T_2において、BSSデバイス210が、OBSSデバイス205によって送信されたデータパケット216を受信することを受けて、パケット216がOBSSパケットであるかを決定するためにパケット216のプリアンブル216−cの少なくとも一部を復号することを例示する。いくつかの態様では、BSSデバイス210は、パケット216が発信されたBSSを識別するカラーコード/情報を利用し得る。カラーコード/情報は、プリアンブル216−cの一部に組み込まれるBSSIDまたは部分的なBSSIDであり得る。ゆえに、BSSデバイス210が、カラー情報を有するパケット216を受信すると、BSSデバイス210は、パケットがBSSデバイス210と同じBSSに関連付けられているか、または、パケットがOBSSデバイス205に関連付けられているかを決定し得る。そのような方法は、パケット216のプリアンブル216−c中のシーケンス(たとえば、BSSID)を識別することと、このシーケンス(たとえば、BBSID)がin−BSSデバイスを対象としたパケットのためのシーケンスと一致しないと決定することとを含み得る。
[0038]追加的にまたは代替的に、受信されたパケット216がOBSSパケットであると(すなわち、OBSSのメンバによって送られたと)、かつ、1つまたは複数の再利用基準が満たされるとBSSデバイス210が決定すると、BSSデバイス210は、T_3において、修正されたバックオフ動作(たとえば、バックオフカウンタ)を直ぐに再開し得る。いくつかの態様では、デバイスは、OBSSパケットの終了より前にバックオフ動作を再開し得る。具体的には、受信デバイスは、OBSSパケット216に関連付けられたNAV期間217中にバックオフ動作を再開し得る。ゆえに、タイミング図204の例では、本開示の態様は、パケットがOBSSのメンバによって送られたとの決定の直後にバックオフ動作が再開することを可能にするために、フレーム間隔をゼロに設定し得る。換言すると、図2Aを参照して説明されたDIFS218とは異なり、本開示の一例は、バックオフ動作またはカウントを再開する際に任意の追加の遅延を課さないであろう。結果として、BSSデバイス210は、バックオフ動作の満了時に信号またはパケット222を送信するように構成され得る。一例では、BSSデバイス210は、受信されたOBSSパケット216の終了より前に(すなわち、OBSSパケット216に関連付けられたNAV期間の満了より前に)信号またはパケット222を送信し得る。図2Bで説明された本開示の態様を実施することは、図2Aで説明された関連技術と比べたとき、送信をスケジュールする際の遅延219を大幅に低減し得る。
[0039]図2Cは、OBSS環境においてトラフィックをスケジュールする際の遅延を低減するためのタイミング図206のさらに別の例を例示する。タイミング図206は、パケット216がOBSSパケットであるかを決定するために、パケット216のプリアンブル216−cの少なくとも一部を復号することを含む、図2Bに関連して記載されたのと同様の特徴を実施し得る。しかしながら、パケットがOBSSのメンバによって送られたとの決定の直後にバックオフ動作が再開することを可能にするためにフレーム間隔がゼロに設定され得る図2Bのタイミング図204とは対照的に、バックオフ動作は、タイミング図206の態様にしたがって、パケットがOBSSデバイスによって送られたとの決定からフレーム間隔224後に再開される。いくつかの態様では、フレーム間隔224は、AIFSによって定義され得る。いくつかの例では、フレーム間隔224の値および/またはAIFSの値は、BSSデバイス210のアクセスクラスまたは送信保留データのタイプに基づき得る。1つまたは複数の例では、フレーム間隔224の値は、AIFSによって定義されたものよりも小さいであろう。
[0040]追加的にまたは代替的に、いくつかの態様では、図2Dに例示されるように、フレーム間隔は、パケットがOBSSデバイス205によって送られたとの決定の直後に、T_3において、バックオフ動作が再開することを可能にするために、再度ゼロに設定され得る。しかしながら、複数のデバイスがチャネルまたは媒体に同時にアクセスしようと試みるのを防ぐために、本開示の態様は、疑似ランダム時間期間226を、バックオフ動作(たとえば、バックオフカウンタ)の残り時間におよび/またはAIFSに加え得る。結果として、保留中のトラフィックを有する複数のデバイスは交互に配置され、衝突を防ぐ。
[0041]さらに別の例では、図2Eに例示されるように、本開示の1つまたは複数の態様は、プリアンブルの持続時間またはプリアンブルの少なくとも一部を復号するのにかかった時間に少なくとも部分的に基づいてバックオフ動作の残り時間を低減する方法をさらに含み得る。たとえば、BSSデバイス210が、プリアンブルの持続時間またはプリアンブルの一部を復号するのに2スロット消費する場合、保留中のバックオフ動作(たとえば、バックオフカウンタ)は、T_3においてバックオフ動作を再開するとき、同数のスロット(たとえば、2スロット)だけさらに低減され得る。ゆえに、この例では、BSSデバイス210がTXOPの資格を有する前に2スロット残っている状態で、バックオフ動作が、T_2において、延期または中断される場合、BSSデバイス210は、本開示の態様にしたがって、受信されたパケットの一部を復号するのに消費されたのと同じ数のスロット(または、時間)だけ残りのスロットをさらに低減するように構成され得る。たとえば、上で例示した例では、バックオフ動作が再開されるとき、T_3において、残りのバックオフ時間インターバル/時間期間は、ゼロに設定され得る。結果として、BSSデバイスは、T_4において直ぐに信号またはパケット222の送信を試みる資格を有し得る。代替的に、たとえば、T_2において、10スロットが残っている状態でバックオフ動作が延期され、パケットがOBSSパケットであると決定するためにBSSデバイスがプリアンブル216−cの少なくとも一部を復号するのに6スロット消費する場合、BSSデバイス210は、T_3において、修正されたバックオフ動作を再開し得、ここで、バックオフカウンタは、BSSデバイス210が、TXOPの資格を有する前に4スロットだけ待機し得るように、6スロットだけ調整(および、低減)され得る。当業者によって認識されるであろうように、BSSデバイス210は、タイミング図211を参照して説明された特徴にしたがって、OBSSパケット216を復号することを理由にBSSデバイス210にペナルティを科さない。追加的にまたは代替的に、本開示の態様は、パケットを送信する前に時間期間T_4において(図2Dを参照して説明されたように)疑似ランダム時間期間を加え得る。ゆえに、プリアンブル216−cの少なくとも一部に対する復号期間中に複数のデバイスに関連付けられたバックオフカウンタが満了する例では、本開示の態様は、複数のデバイスがパケット送信を開始することを防ぐために、疑似ランダム時間期間を加える。
[0042]図3は、本開示の様々な態様に係る、OBSS環境において空間再利用のためのバックオフメカニズムを修正することでトラフィック伝送をスケジュールする際の遅延を低減するための方法300を例示するフローチャートを示す。いくつかの例では、方法300は、305において、第1のデバイス(たとえば、STA115またはAP105)がパケットを受信することを含み得る。いくつかの態様では、トランシーバ(たとえば、402−aまたは402−b)が、受信するステップを実行するように構成される。いくつかの例では、パケットを受信することは、NAVを通じてパケットのためのチャネル上の確保された時間期間を識別することを含み得る。
[0043]310において、第1のデバイスは、パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号し始め得る。いくつかの例では、パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号することは、パケットのプリアンブル中のシーケンス(たとえば、BSSID)を識別することと、このシーケンス(たとえば、BBSID)が、in−BSSデバイスを対象としたパケットのためのシーケンスと一致しないと決定することとを備え得る。いくつかの態様では、復号することは、(方法300をSTA115が実行しているかAP105が実行しているかに依存して)パケット復号構成要素410−aまたは410−bによって実行され得る。送信がワイヤレスデバイスと同じBSS(すなわち、in−BSSデバイス)から到来するかOBSSから到来するかをワイヤレスデバイスが決定することを可能にするために、いくつかのパケットは、パケットが発信されたBSSを識別するカラーコード/情報を有し得る。カラーコード/情報は、BSS識別子(BSSID)または部分的なBSSIDであり得る。本開示のいくつかの態様では、方法300は、315において、パケットの復号の開始に応答して、バックオフ動作を延期することを含み得る。いくつかの態様では、バックオフ動作管理構成要素415−aまたは415−bは、延期するステップを実行し得る。バックオフ動作を延期することは、デバイスがワイヤレスチャネルまたは媒体にアクセスし得る前に残っているバックオフ時間期間または時間インターバルを中断または停止することを含み得る。いくつかの態様では、受信機デバイスは、バックオフカウンタを中断も停止もしないであろう。ワイヤレスデバイスが、カラー情報を有するパケットを受信すると、ワイヤレスデバイスは、パケットがワイヤレスデバイスと同じBSSに関連付けられているか、または、パケットがOBSSに関連付けられているかを決定し得る。
[0044]具体的には、受信デバイス(すなわち、第1のデバイス)は、パケットのプリアンブル中のシーケンスを識別し、このシーケンスが、受信デバイスに関連付けられたBSSのメンバを対象としたパケットのためのシーケンスと一致するかを決定し得る。受信デバイスは、一致が失敗したとの決定に応答して、パケットがOBSSのメンバによって送られたとさらに決定し得る。受信されたパケットが、受信デバイスと同じBSSの一部であるデバイス(たとえば、BSS間メンバ)からのものである場合、受信デバイス(すなわち、第1のデバイス)は、パケットがBSS内の第1のデバイスに向けられているかを決定するためにパケットをさらに処理し得る。パケットが第1のデバイスに向けられている場合、第1のデバイスは、330において、第1のデバイスで、パケットを上位レイヤ(たとえば、インターネットプロトコル(IP)レイヤおよびアプリケーションレイヤ)に送り得る。しかしながら、320において、パケットがOBSSのメンバによって送られたと第1のデバイスが決定すると、第1のデバイスは、325において、バックオフ動作を再開し得る。これは、OBSSパケットに関連付けられたNAV期間中に行われ得る。換言すると、第1のデバイスは、受信されたパケットが、異なるデバイスを対象としたOBSSパケットであると決定することに応じて、パケットのNAVを通じてOBSSパケットのためのチャネル上の確保された期間の前に、または、(たとえば、パケット長がこの時間よりも短い場合)パケットの終了前に、バックオフ動作を再開し得る。
[0045]いくつかの例では、バックオフ動作を再開することは、第1のデバイスがチャネルまたは媒体にアクセスすることを可能にする前に、パケットがOBSSのメンバによって送られたとの決定の後にフレームスペースを加えることを含み得る。1つまたは複数の例では、フレームスペースは、アービトレイションフレーム間間隔(AIFS)に基づき得る。いくつかの態様では、AIFSは、第1のデバイスによって送信されているフレーム間に必要とされる時間インターバルであり得る。いくつかの例では、AIFSは、異なる優先度キュー(すなわち、音声キュー、ビデオキュー、ベストエフォートキュー、およびバックグラウンドキュー)からのトラフィックについて、異なるフレーム間ギャップを定義し得る。いくつかの態様では、バックオフは、クリアチャネルアセスメント(CCA)および/またはNAVに基づいて媒体が利用可能であると決定される場合、再利用し得る。
[0046]いくつかの例では、第4の優先度キューの各々は、そのキューに割り当てられた優先度に対応する定義されたフレーム間スペース値を有し得る。たとえば、音声キューは、最も高い優先度を有し、そのため、最も低いフレーム間スペースタイマを有し得る。この方法で、AIFSは、より高い優先度キューのフレームがそれほど長い間待機することを必要とされないため、より低い優先度キューより前に送信されるべきより高い優先度キューのトラフィックに対する統計的利点を可能にし得る。いくつかの態様では、IEEE802.11eによって割り当てられたAIFSタイマは、1つのショートフレーム間間隔(SIFS)値に、使用中の物理レイヤ符号化方法(たとえば、CCK、DSSS、OFDM)によって定義される可変数のスロット時間(AIFSN)を足したものとして定義され得る。したがって、いくつかの例では、バックオフ動作を再開するときに必要とされるフレーム間隔は、4つの優先度キューの各々についてのAIFS値によって定義され、ゆえに、送信待ちデータのタイプに依存し得る。
[0047]追加的にまたは代替的に、いくつかの例では、バックオフ動作を再開するときに必要とされるフレーム間隔は、AIFSによって割り当てられたデフォルト値より短い値に設定され得る。たとえば、AIFSのためのデフォルト値が10マイクロ秒に設定される場合、修正されたフレーム間隔は、バックオフ動作を再開するときに実施され得る。修正されたフレーム間隔は、たとえば、4マイクロ秒であり得る。本明細書で説明される可変のフレーム間隔値が、例示目的のためだけに提供され、識別された値だけに限定されると解釈され得ないことは当業者によって理解されるべきである。いくつかの例では、フレーム間隔の値およびAIFSの値は、デバイス(たとえば、第1のデバイス)のアクセスクラスに基づき得る。ゆえに、1つまたは複数の例では、本開示の態様は、異なる値を、送信されるべき異なるタイプのデータに、および/または、チャネルまたは媒体へのアクセスを待つ異なるデバイスに割り当て得る。
[0048]さらなる例では、バックオフ動作を再開するときに、トラフィックの送信に必要とされるフレーム間隔は、第1のデバイスで受信されたパケットがOBSSのメンバによって送られたとの決定の直後にバックオフ動作が再開することを可能にするために、ゼロに設定され得る。このように、本開示の態様は、チャネルまたは媒体へのアクセス待ちトラフィックの送信を促進し、第1のデバイスが経験する遅延全体を低減し得る。
[0049]別の例では、325において、バックオフ動作を再開することは、プリアンブルの持続時間またはプリアンブルの少なくとも一部を復号するのにかかった時間/スロットに少なくとも部分的に基づいて、バックオフ動作からの残り時間を低減することを含み得る。たとえば、第1のデバイスが、プリアンブルの持続時間またはプリアンブルの一部を復号するのに6スロット(たとえば、各スロットは9ミリ秒である)消費する場合、保留中のバックオフ動作(たとえば、バックオフ時間インターバルおよび/または時間期間)は、バックオフ動作を再開するときに同数のスロット(たとえば、6スロット)だけさらに低減され得る。ゆえに、この例では、315において、第1のデバイスがチャネルにアクセスできるようになる前に15個の残りのスロットがある状態でバックオフ動作が延期または中断される場合、第1のデバイスは、本開示の態様にしたがって、受信されたパケットの一部を復号するのに消費されたのと同じ数のスロット(または、時間)だけ残りのスロットをさらに低減するように構成され得る。たとえば、上で例示した例では、325において、バックオフ動作が再開されるとき、残りのバックオフ時間インターバル/時間期間は、9スロットが残っている状態で再開するように設定され得る。結果として、第1のデバイスは、(通常動作では15スロットであるがその代わりに)9スロット待機した後に、信号の送信を試みる資格を有し得る。当業者によって認識されるであろうように、第1のデバイスは、この例にしたがって、OBSSパケットを復号することを理由にペナルティが科されないであろう。
[0050]追加的にまたは代替的に、いくつかの例では、325において、バックオフ動作は、複数のデバイス(STAまたはAP)が、結果としてトラフィック衝突を引き起こすチャネルまたは媒体への同時アクセスを試みるのを防ぐために、疑似ランダム時間期間またはインターバルを、バックオフ動作の残り時間に加え得る。他の例では、バックオフ動作を再開することは、ワイヤレス媒体がアイドルであるかビジーであるかを決定するためにCCAプロシージャを利用することを備え得る。
[0051]いくつかの態様では、複数のバックオフ動作のうちのどれを利用するかを決定することは、パケットがOBSSのメンバによって送られ、特定の再利用条件が満たされるとの決定に応答して、バックオフ動作を再開するときに複数のプロシージャのうちのどれを使用するかを識別するメッセージをAPから受信することに基づき得る。いくつかの例では、APは、チャネルまたは媒体へのアクセスを試みる複数のデバイスを交互に配置するために、異なるバックオフ動作を異なるデバイスに割り当て得る。
[0052]図4Aは、本開示の様々な態様に係る、本明細書で説明された1つまたは複数の方法(たとえば、方法300および500)を実施するためのSTA115のハードウェア構成要素およびサブ構成要素を説明する。たとえば、STA115の実施の一例には、様々な構成要素が含まれ得、それらのうちのいくつかは、すでに上で説明されているが、1つまたは複数のバス444−aを介して通信状態にある1つまたは複数のプロセッサ412−aおよびメモリ414−aおよびトランシーバ402−aのような構成要素を含み、これらは、本開示の1つまたは複数の方法を含むことに関する本明細書で説明された機能のうちの1つまたは複数を可能にするために、通信管理構成要素405−aと連動し得る。さらに、1つまたは複数のプロセッサ412−a、モデム414−a、メモリ416−a、トランシーバ402−a、RFフロントエンド488−a、および1つまたは複数のアンテナ465−aは、1つまたは複数の無線アクセス技術において、(同時にまたは非同時に)音声呼および/またはデータ呼をサポートするように構成され得る。
[0053]ある態様では、1つまたは複数のプロセッサ412−aは、1つまたは複数のモデムプロセッサを使用するモデム414−aを含むことができる。通信管理構成要素405−aに関する様々な機能が、モデム414−aおよび/またはプロセッサ412−aに含まれ得、ある態様では、単一のプロセッサによって実行され得、他の態様では、それら機能のうちの異なるものは、2つ以上の異なるプロセッサの組み合わせによって実行され得る。たとえば、ある態様では、1つまたは複数のプロセッサ412−aは、モデムプロセッサ、またはベースバンドプロセッサ、またはデジタルシグナルプロセッサ、または送信プロセッサ、または受信プロセッサ、またはトランシーバ402−aに関連するトランシーバプロセッサのうちの任意の1つまたは任意の組み合わせを含み得る。他の態様では、通信管理構成要素405−aに関連付けられた1つまたは複数のプロセッサ412−aおよび/またはモデム414−aの特徴のうちのいくつかは、トランシーバ402−aによって実行され得る。
[0054]また、メモリ414−aは、本明細書で使用されるデータ、および/またはローカルバージョンのアプリケーションまたは少なくとも1つのプロセッサ412−aによって実行されている通信管理構成要素405−aおよび/またはそのサブ構成要素のうちの1つまたは複数を記憶するように構成され得る。メモリ416−aは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光学ディスク、揮発性メモリ、非揮発性メモリ、およびそれらの任意の組み合わせのような、コンピュータまたは少なくとも1つのプロセッサ412−aによって使用可能な任意のタイプのコンピュータ読取可能な媒体を含むことができる。ある態様では、たとえば、メモリ416−aは、通信管理構成要素405−aおよび/またはそのサブ構成要素のうちの1つまたは複数を実行するようにSTA115が少なくとも1つのプロセッサ412−aを動作しているとき、通信管理構成要素440および/またはそのサブ構成要素の1つまたは複数を定義する1つまたは複数のコンピュータ実行可能なコードおよび/またはそれに関連付けられたデータを記憶する非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であり得る。
[0055]トランシーバ402−aは、少なくとも1つの受信機406−aと、少なくとも1つの送信機408−aとを含み得る。受信機406−aは、ハードウェア、ファームウェア、および/またはデータを受信するためにプロセッサが実行可能なソフトウェアコードを含み得、コードは、命令を備え、メモリ(たとえば、コンピュータ読取可能な媒体)に記憶される。受信機406−aは、たとえば、無線周波数(RF)受信機であり得る。ある態様では、受信機406−aは、少なくとも1つのAP105によって送信される信号を受信し得る。追加的に、受信機406−aは、そのような受信信号を処理し得、また、Ec/Io、SNR、RSPR、RSSI、等であるがそれらに限定されない信号の測定値を取得し得る。送信機408−aは、ハードウェア、ファームウェア、および/またはデータを送信するためにプロセッサが実行可能なソフトウェアコードを含み得、コードは、命令を備え、メモリ(たとえば、コンピュータ読取可能な媒体)に記憶される。トランシーバ402−aの適切な例は、RF送信機またはRF受信機を含み得るが、それらに限定されない。
[0056]さらに、ある態様では、STA115は、たとえば、少なくとも1つのAP105によって送信されるワイヤレス通信またはSTA115によって送信されるワイヤレス送信のような、無線送信を受信および送信するために1つまたは複数のアンテナ465−aおよびトランシーバ402−aと通信して動作し得るRFフロントエンド488−aを含み得る。RFフロントエンド488−aは、1つまたは複数のアンテナ465−aに接続され得、RF信号を送信および受信するために、1つまたは複数の低ノイズ増幅器(LNA)490−aと、1つまたは複数のスイッチ492−aと、1つまたは複数の電力増幅器(PA)498−aと、1つまたは複数のフィルタ496−aとを含むことができる。
[0057]ある態様では、LNA490−aは、所望の出力レベルで受信信号を増幅することができる。ある態様では、各LNA490−aは、指定された最小および最大利得値を有し得る。ある態様では、RFフロントエンド488−aは、特定の用途のための所望の利得値に基づいて、特定のLNA490−aおよびそれの指定された利得値を選択するために1つまたは複数のスイッチ492−aを使用し得る。
[0058]さらに、たとえば、1つまたは複数のPA498−aは、所望の出力電力レベルでのRF出力のための信号を増幅するために、RFフロントエンド788によって使用され得る。ある態様では、各PA498−aは、指定された最小および最大利得値を有し得る。ある態様では、RFフロントエンド488−aは、特定の用途のための所望の利得値に基づいて、特定のPA498−aおよびそれの指定された利得値を選択するために1つまたは複数のスイッチ492−aを使用し得る。
[0059]また、たとえば、1つまたは複数のフィルタ496−aは、受信信号をフィルタ処理して入力RF信号を取得するために、RFフロントエンド488−aによって使用されることができる。同様に、ある態様では、たとえば、それぞれのフィルタ496−aは、それぞれのPA498−aからの出力をフィルタ処理して、送信のための出力信号を生み出すために使用されることができる。ある態様では、各フィルタ496−aは、特定のLNA490−aおよび/またはPA498−aに接続されることができる。ある態様では、RFフロントエンド488−aは、トランシーバ402−aおよび/またはプロセッサ412−aによって指定されるような構成に基づいて、指定されたフィルタ496−a、LNA490−a、および/またはPA498−aを使用して送信経路または受信経路を選択するために、1つまたは複数のスイッチ492−aを使用することができる。
[0060]このように、トランシーバ402−aは、RFフロントエンド488−aを介して、1つまたは複数のアンテナ465−aを通じてワイヤレス信号を送信および受信するように構成され得る。ある態様では、トランシーバは、STA115が、たとえば、1つまたは複数のAP105または1つまたは複数のAPに関連付けられた1つまたは複数のセルと通信することができるように、特定の周波数で動作するように同調され得る。ある態様では、たとえば、モデム414−aは、STA115のSTA構成と、モデム414−aによって使用される通信プロトコルとに基づいて、特定の周波数および電力レベルで動作するようにトランシーバ402を構成することができる。
[0061]ある態様では、モデム414−aは、デジタルデータを処理し、このデジタルデータがトランシーバ402−aを使用して送られるおよび受信されるように、トランシーバ402−aと通信することができるマルチバンド−マルチモードモデムであることができる。ある態様では、モデム414−aは、マルチバンドであることができ、特定の通信プロトコルのために複数の周波数帯域をサポートするように構成され得る。ある態様では、モデム414−aは、マルチモードであることができ、複数の動作ネットワークおよび通信プロトコルをサポートするように構成され得る。ある態様では、モデム414−aは、特定のモデム構成に基づいて、ネットワークからの信号の送信および/または受信を可能にするように、STA115の1つまたは複数の構成要素(たとえば、RFフロントエンド488−a、トランシーバ402−a)を制御することができる。ある態様では、モデム構成は、使用中の周波数帯域とモデムのモードとに基づき得る。別の態様では、モデム構成は、セル選択および/またはセル再選択中にネットワークによって提供された、STA115に関連付けられたSTA構成情報に基づき得る。
[0062]いくつかの例では、通信管理構成要素405−aは、図3を参照して説明されたように、パケットがOBSSのメンバによって送られたかを決定するために、パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号するように構成されたパケット復号構成要素410−aを含み得る。通信管理構成要素405−aは、復号の開始に応答して、バックオフ動作を延期する(たとえば、バックオフ時間インターバルまたは時間期間を停止する)ためのバックオフ動作管理構成要素415−aをさらに含み得る。いくつかの例では、バックオフ動作管理構成要素415−aは、パケットがOBSSのメンバによって送られたとの決定に応答してバックオフ動作を再開するようにさらに構成され得る。バックオフ動作は、パケットの終了前に再開され得る。たとえば、バックオフ動作管理構成要素415−aは、NAVによってOBSSパケットのために確保された時間期間の満了より前にバックオフ動作を再開し得る。バックオフ動作管理構成要素415−aは、バックオフ動作をいつ再開するかおよび/またはバックオフ動作に残っている時間を修正または調節するように構成され得る。たとえば、バックオフ動作管理構成要素415−aは、プリアンブルの持続時間またはプリアンブルの少なくとも一部を復号するのにかかった時間に少なくとも部分的に基づいて、バックオフ動作に残っている時間を低減するように構成され得る。さらに、バックオフ動作管理構成要素415−aは、衝突を回避するために、疑似ランダム時間期間を、バックオフ動作の残り時間に加えるように構成され得る。バックオフ動作の残り時間は、パケットのプリアンブルの復号の開始に応答してバックオフ動作が延期または中断されるときに、バックオフ動作を完了するために残っている時間を指し得る。
[0063]追加的にまたは代替的に、通信管理構成要素405は、デバイス(STAまたはAP)によって、バックオフ動作の満了後に信号を送信するためのトラフィックスケジュール構成要素420−aを含み得る。いくつかの例では、信号は、OBSSパケットフレームの終了前に送信され得る。具体的には、いくつかの例では、トラフィックスケジュール構成要素420−aは、送信保留信号(たとえば、データパケットまたは制御信号)を生成し、生成された信号を、ワイヤレスチャネルまたは媒体上に変調されるようにトランシーバ60に転送し得る。代替的に、いくつかの例では、信号は、OBSSパケットフレームの終了後に送信され得る。トラフィックスケジュール構成要素420は、通信リンク125上でのチャネルまたは媒体へのアクセスを試みる前に(図3を参照して説明された1つまたは複数の方法によって定義される)指定された時間期間待機するようにトランシーバ60を構成し得る。
[0064]図4Bは、本開示の様々な態様に係る、本明細書で説明される1つまたは複数の方法(たとえば、方法300および500)を実施するためのAP105のハードウェア構成要素およびサブ構成要素を説明する。たとえば、AP105の実施の一例には、様々な構成要素が含まれ得、それらのうちのいくつかは、すでに上で説明されているが、1つまたは複数のバス444−bを介して通信状態にある1つまたは複数のプロセッサ412−bおよびメモリ414−bおよびトランシーバ402−bのような構成要素を含み、これらは、本開示の1つまたは複数の方法を含むことに関する本明細書で説明された機能のうちの1つまたは複数を可能にするために、通信管理構成要素405−bと連動し得る。いくつかの態様では、AP105の構成要素は、AP105のものに機能性が類似し得、明確さのために、機能性が類似し得る様々な構成要素およびサブ構成要素の各々は、本明細書で繰り返されない。
[0065]図5は、本開示の様々な態様に係る、ワイヤレス通信の方法500の例を概念的に例示するフローチャートである。明確さのために、方法500は、図1を参照して説明されたAP105および/またはSTA115を参照して以下で説明される。
[0066]505において、方法500は、第1のデバイスで、パケットを受信することを含み得る。いくつかの例では、第1のデバイスは、AP105および/またはSTA115の例であり得る。追加的にまたは代替的に、パケットは、データパケットまたは制御パケットであり得る。505の態様は、図4Aおよび4Bを参照して説明されたトランシーバ402によって実行され得る。
[0067]510において、方法500は、パケットがOBSSのメンバによって送られたかを決定するためにパケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号することを含み得る。いくつかの例では。いくつかの例では、第1のデバイスは、送信が第1のデバイスと同じBSSからのものであるかOBSSからのものであるかを、パケットが発信されたBSSを識別するパケットのプリアンブルに含まれるカラーコード/情報に基づいて決定し得る。510の態様は、図4Aおよび4Bを参照して説明されたパケット復号構成要素410によって実行され得る。
[0068]515において、方法500は、復号の開始に応答してバックオフ動作を延期することを含み得る。いくつかの態様では、バックオフ動作を延期することは、受信デバイスがプリアンブルの少なくとも一部を復号する時間中、バックオフカウンタがデクリメントすることを停止または中断することを含み得る。ブロック515の態様は、図4Aおよび4Bを参照して説明されたバックオフ動作管理構成要素415によって実行され得る。
[0069]520において、方法500は、パケットがOBSSのメンバによって送られたとの、および、1つまたは複数の再利用条件(たとえば、RSSIが閾値を下回ること)が満たされるとの決定に応答してバックオフ動作を再開することを含み得る。いくつかの態様では、バックオフ動作は、パケットの終了前に再開され得る。換言すると、第1のデバイスは、パケットがOBSSのメンバによって送られたと、かつ、特定の再利用基準が満たされると決定することを受けて、OBSSパケットの残りの部分を無視し、ゆえに、バックオフ動作を再開するとき、OBSSパケットに関連付けられたNAVを遵守しないことを選び得る。520の態様は、図4Aおよび4Bを参照して説明されたトラフィックスケジュール構成要素420によって実行され得る。
[0070]装置および方法は、ブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズム、等を備える様々な要素によって、詳細な説明で説明され、添付の図面で例示されている。これらの要素またはそれらの任意の部分は、単独であっても他の要素および/または機能と組み合わせられても、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用して実施され得る。そのような要素がハードウェアとして実施されるかソフトウェアとして実施されるかは、特定の用途とシステム全体に課される設計制約とに依存する。ある態様では、本明細書で使用される場合、「構成要素」という用語は、システムを構成する部分のうちの1つであり得、複数の他の構成要素へと分割され得る。
[0071]例として、1つの要素、または1つの要素の任意の部分、あるいは複数の要素の任意の組み合わせが、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実施され得る。プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理構成要素、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組み合わせ、あるいは、本明細書で説明された機能を実行するように設計された任意の他の適切な構成要素を含み得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替的に、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティング構成要素の組み合わせ、たとえば、DSPと、1つのマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPに連結した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成との組み合わせとして実施され得る。
[0072]処理システム内の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれても、それ以外の名称で呼ばれても、命令、命令のセット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数、等を意味すると広く解釈されるものとする。ソフトウェアは、一時的または非一時的なコンピュータ読取可能な媒体に存在する。非一時的なコンピュータ読取可能な媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光学ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、静的RAM(SRAM)、動的RAM(DRAM)、同期動的RAM(SDRAM)、ダブルデータレートRAM(DDRAM)、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能なPROM(EPROM)、電気的に消去可能なPROM(EEPROM(登録商標))、汎用レジスタ、またはソフトウェアを記憶するための任意の他の適切な非一時的な媒体を含み得る。
[0073]処理システム内の様々な相互接続は、バスまたは単一信号線として示され得る。これらバスの各々は代替的に、1つの単一信号線であり得、単一信号線の各々は代替的に、複数のバスであり得、単一線またはバスは、要素間の通信のための無数の物理的または論理的なメカニズムのうちの任意の1つまたは複数を表し得る。本明細書で説明された様々なバスを介して供給される信号のうちの任意のものは、他の信号と時間多重化され、1つまたは複数の共通バスを介して供給され得る。
[0074]本開示の様々な態様は、当業者による本発明の実践を可能にするために提供される。本開示全体にわたって提示された実施の例に対する様々な修正は、当業者に容易に明らかになり、本明細書で開示された概念は、他の磁気記憶デバイスに拡張され得る。ゆえに、特許請求の範囲は、本開示の様々な態様に限定されるよう意図されず、特許請求の範囲の文言と合致する最も広い範囲が付与されるべきである。当業者に知られているまたは後に知られることとなる、本開示全体にわたって説明された実施の例の様々な構成要素と構造的および機能的に同等なものはすべて、参照によって本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるよう意図されている。さらに、本明細書で開示されているものはいずれも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に記載されているかに関わらず、公に献呈されるよう意図されるものではない。特許請求の範囲のどの要素も、その要素が「〜のための手段(means for)」という表現を使用して明確に記載されていない限り、また、方法請求項の場合には、その要素が「〜のためのステップ(step for)」という表現を使用して記載されていない限り、米国特許法第112条6項の規定のもとで解釈されるべきではない。
[0074]本開示の様々な態様は、当業者による本発明の実践を可能にするために提供される。本開示全体にわたって提示された実施の例に対する様々な修正は、当業者に容易に明らかになり、本明細書で開示された概念は、他の磁気記憶デバイスに拡張され得る。ゆえに、特許請求の範囲は、本開示の様々な態様に限定されるよう意図されず、特許請求の範囲の文言と合致する最も広い範囲が付与されるべきである。当業者に知られているまたは後に知られることとなる、本開示全体にわたって説明された実施の例の様々な構成要素と構造的および機能的に同等なものはすべて、参照によって本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるよう意図されている。さらに、本明細書で開示されているものはいずれも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に記載されているかに関わらず、公に献呈されるよう意図されるものではない。特許請求の範囲のどの要素も、その要素が「〜のための手段(means for)」という表現を使用して明確に記載されていない限り、また、方法請求項の場合には、その要素が「〜のためのステップ(step for)」という表現を使用して記載されていない限り、米国特許法第112条6項の規定のもとで解釈されるべきではない。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための方法であって、
第1のデバイスで、パケットを受信することと、
前記パケットが重複基本サービスセット(OBSS)のメンバによって送られたかを決定するために、前記パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号することと、
前記復号の開始に応答して、バックオフ動作を延期することと、
前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの決定に応答して、前記バックオフ動作を再開することと、ここにおいて、前記バックオフ動作は、前記パケットの終了前に再開される、
を備える方法。
[C2]
前記第1のデバイスによって、前記バックオフ動作の満了後に信号を送信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記バックオフ動作は、前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定からフレーム間隔後に再開される、C1に記載の方法。
[C4]
前記フレーム間隔は、アービトレイションフレーム間間隔(AIFS)である、C3に記載の方法。
[C5]
前記フレーム間隔は、前記バックオフが再開されるときAIFSより短い、C3に記載の方法。
[C6]
前記フレーム間隔の値および前記AIFSの値は、アクセスクラスに基づく、C5に記載の方法。
[C7]
前記フレーム間隔は、前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定の後に追加の遅延なしに前記バックオフ動作が再開することを可能にするためにゼロに設定される、C3に記載の方法。
[C8]
前記プリアンブルの持続時間または前記プリアンブルの前記一部を復号するのにかかった時間に少なくとも部分的に基づいて、前記バックオフ動作の残り時間を低減すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記バックオフ動作の前記残り時間は、前記復号の前記開始に応答して前記バックオフ動作が延期されるとき、前記バックオフ動作を完了するために残された時間である、C8に記載の方法。
[C10]
前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定に応答して、疑似ランダム時間期間を、前記バックオフ動作の残り時間に加えることをさらに備える、ここにおいて、前記バックオフ動作を再開することは、前記疑似ランダム時間期間によって修正された前記残り時間に基づいて、前記バックオフ動作を再開することを備える、
C1に記載の方法。
[C11]
前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定に応答して、前記バックオフ動作を再開するときにどのプロシージャを使用するかを識別するメッセージを第2のデバイスから受信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C12]
前記パケットの前記プリアンブルの少なくとも前記一部を復号することは、
前記パケットの前記プリアンブル中の一意的なシーケンスを識別することと、
前記一意的なシーケンスが、前記第1のデバイスに関連付けられたBSSのメンバを対象としたパケットのためのシーケンスと一致するかを決定することと、
前記一致が失敗したとの決定に応答して、前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたと決定することと
を備える、C1に記載の方法。
[C13]
前記バックオフ動作を再開することは、
前記パケットの終了まで、ワイヤレス媒体がアイドルであるかビジーであるかを決定するためにクリアチャネルアセスメント(CCA)プロシージャを実行すること
を備える、C1に記載の方法。
[C14]
前記パケットの前記終了前に前記バックオフ動作を再開することは、前記OBSSパケットに関連付けられたネットワーク割振りベクトル(NAV)の満了前に前記バックオフ動作を再開することを備える、C1に記載の方法。
[C15]
ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、
を備え、ここにおいて、前記メモリは、
第1のデバイスで、パケットを受信することと、
前記パケットが重複基本サービスセット(OBSS)のメンバによって送られたかを決定するために、前記パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号することと、
前記復号の開始に応答して、バックオフ動作を延期することと、
前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの決定に応答して、前記バックオフ動作を再開することと、ここにおいて、前記バックオフ動作は、前記パケットの終了前に再開される、
を行うために前記プロセッサによって実行可能な命令を含む、装置。
[C16]
前記命令は、
前記第1のデバイスによって、前記バックオフ動作の満了後に信号を送信すること
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、C15に記載の装置。
[C17]
前記バックオフ動作は、前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定からフレーム間隔後に再開される、C15に記載の装置。
[C18]
前記フレーム間隔は、アービトレイションフレーム間間隔(AIFS)である、C17に記載の装置。
[C19]
前記フレーム間隔は、前記バックオフが再開されるときAIFSより短い、C17に記載の装置。
[C20]
前記フレーム間隔の値および前記AIFSの値は、アクセスクラスに基づく、C19に記載の装置。
[C21]
前記フレーム間隔は、前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定の後に追加の遅延なしに前記バックオフ動作が再開することを可能にするためにゼロに設定される、C17に記載の装置。
[C22]
前記命令は、
前記プリアンブルの持続時間または前記プリアンブルの前記一部を復号するのにかかった時間に少なくとも部分的に基づいて、前記バックオフ動作の残り時間を低減すること
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、C15に記載の装置。
[C23]
前記バックオフ動作の前記残り時間は、前記復号の前記開始に応答して前記バックオフ動作が延期されるとき、前記バックオフ動作を完了するために残された時間である、C22に記載の装置。
[C24]
前記命令は、
前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定に応答して、疑似ランダム時間期間を、前記バックオフ動作の残り時間に加えること、ここにおいて、前記バックオフ動作を再開することは、前記疑似ランダム時間期間によって修正された前記残り時間に基づいて、前記バックオフ動作を再開することを備える、
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、C15に記載の装置。
[C25]
前記命令は、
前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定に応答して、前記バックオフ動作を再開するときにどのプロシージャを使用するかを識別するメッセージを第2のデバイスから受信すること
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、C15に記載の装置。
[C26]
前記パケットの前記プリアンブルの少なくとも前記一部を復号するための前記命令は、
前記パケットの前記プリアンブル中の一意的なシーケンスを識別することと、
前記一意的なシーケンスが、前記第1のデバイスに関連付けられたBSSのメンバを対象としたパケットのためのシーケンスと一致するかを決定することと、
前記一致が失敗したとの決定に応答して、前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたと決定することと
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、C15に記載の装置。
[C27]
前記バックオフ動作を再開するための前記命令は、
前記パケットの終了まで、ワイヤレス媒体がアイドルであるかビジーであるかを決定するためにクリアチャネルアセスメント(CCA)プロシージャを実行すること
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、C15に記載の装置。
[C28]
前記命令は、前記OBSSパケットに関連付けられたネットワーク割振りベクトル(NAV)の満了前に前記バックオフ動作を再開することを行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、C15に記載の装置。
[C29]
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1のデバイスで、パケットを受信するための手段と、
前記パケットが重複基本サービスセット(OBSS)のメンバによって送られたかを決定するために、前記パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号するための手段と、
前記復号の開始に応答して、バックオフ動作を延期するための手段と、
前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの決定に応答して前記バックオフ動作を再開するための手段と、ここにおいて、前記バックオフ動作は、前記パケットの終了前に再開される、
を備える装置。
[C30]
ワイヤレス通信のためのコンピュータ読取可能な媒体であって、
第1のデバイスで、パケットを受信するためのコードと、
前記パケットが重複基本サービスセット(OBSS)のメンバによって送られたかを決定するために、前記パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号するためのコード、
前記復号の開始に応答して、バックオフ動作を延期するためのコードと、
前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの決定に応答して、前記バックオフ動作を再開するためのコードと、ここにおいて、前記バックオフ動作は、前記パケットの終了前に再開される、
を備えるコンピュータ読取可能な媒体。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    第1のデバイスで、パケットを受信することと、
    前記パケットが重複基本サービスセット(OBSS)のメンバによって送られたかを決定するために、前記パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号することと、
    前記復号の開始に応答して、バックオフ動作を延期することと、
    前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの決定に応答して、前記バックオフ動作を再開することと、ここにおいて、前記バックオフ動作は、前記パケットの終了前に再開される、
    を備える方法。
  2. 前記第1のデバイスによって、前記バックオフ動作の満了後に信号を送信すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記バックオフ動作は、前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定からフレーム間隔後に再開される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記フレーム間隔は、アービトレイションフレーム間間隔(AIFS)である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記フレーム間隔は、前記バックオフが再開されるときAIFSより短い、請求項3に記載の方法。
  6. 前記フレーム間隔の値および前記AIFSの値は、アクセスクラスに基づく、請求項5に記載の方法。
  7. 前記フレーム間隔は、前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定の後に追加の遅延なしに前記バックオフ動作が再開することを可能にするためにゼロに設定される、請求項3に記載の方法。
  8. 前記プリアンブルの持続時間または前記プリアンブルの前記一部を復号するのにかかった時間に少なくとも部分的に基づいて、前記バックオフ動作の残り時間を低減すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記バックオフ動作の前記残り時間は、前記復号の前記開始に応答して前記バックオフ動作が延期されるとき、前記バックオフ動作を完了するために残された時間である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定に応答して、疑似ランダム時間期間を、前記バックオフ動作の残り時間に加えることをさらに備える、ここにおいて、前記バックオフ動作を再開することは、前記疑似ランダム時間期間によって修正された前記残り時間に基づいて、前記バックオフ動作を再開することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  11. 前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定に応答して、前記バックオフ動作を再開するときにどのプロシージャを使用するかを識別するメッセージを第2のデバイスから受信すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記パケットの前記プリアンブルの少なくとも前記一部を復号することは、
    前記パケットの前記プリアンブル中の一意的なシーケンスを識別することと、
    前記一意的なシーケンスが、前記第1のデバイスに関連付けられたBSSのメンバを対象としたパケットのためのシーケンスと一致するかを決定することと、
    前記一致が失敗したとの決定に応答して、前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたと決定することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記バックオフ動作を再開することは、
    前記パケットの終了まで、ワイヤレス媒体がアイドルであるかビジーであるかを決定するためにクリアチャネルアセスメント(CCA)プロシージャを実行すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  14. 前記パケットの前記終了前に前記バックオフ動作を再開することは、前記OBSSパケットに関連付けられたネットワーク割振りベクトル(NAV)の満了前に前記バックオフ動作を再開することを備える、請求項1に記載の方法。
  15. ワイヤレス通信のための装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリと、
    を備え、ここにおいて、前記メモリは、
    第1のデバイスで、パケットを受信することと、
    前記パケットが重複基本サービスセット(OBSS)のメンバによって送られたかを決定するために、前記パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号することと、
    前記復号の開始に応答して、バックオフ動作を延期することと、
    前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの決定に応答して、前記バックオフ動作を再開することと、ここにおいて、前記バックオフ動作は、前記パケットの終了前に再開される、
    を行うために前記プロセッサによって実行可能な命令を含む、装置。
  16. 前記命令は、
    前記第1のデバイスによって、前記バックオフ動作の満了後に信号を送信すること
    を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項15に記載の装置。
  17. 前記バックオフ動作は、前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定からフレーム間隔後に再開される、請求項15に記載の装置。
  18. 前記フレーム間隔は、アービトレイションフレーム間間隔(AIFS)である、請求項17に記載の装置。
  19. 前記フレーム間隔は、前記バックオフが再開されるときAIFSより短い、請求項17に記載の装置。
  20. 前記フレーム間隔の値および前記AIFSの値は、アクセスクラスに基づく、請求項19に記載の装置。
  21. 前記フレーム間隔は、前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定の後に追加の遅延なしに前記バックオフ動作が再開することを可能にするためにゼロに設定される、請求項17に記載の装置。
  22. 前記命令は、
    前記プリアンブルの持続時間または前記プリアンブルの前記一部を復号するのにかかった時間に少なくとも部分的に基づいて、前記バックオフ動作の残り時間を低減すること
    を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項15に記載の装置。
  23. 前記バックオフ動作の前記残り時間は、前記復号の前記開始に応答して前記バックオフ動作が延期されるとき、前記バックオフ動作を完了するために残された時間である、請求項22に記載の装置。
  24. 前記命令は、
    前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定に応答して、疑似ランダム時間期間を、前記バックオフ動作の残り時間に加えること、ここにおいて、前記バックオフ動作を再開することは、前記疑似ランダム時間期間によって修正された前記残り時間に基づいて、前記バックオフ動作を再開することを備える、
    を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項15に記載の装置。
  25. 前記命令は、
    前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの前記決定に応答して、前記バックオフ動作を再開するときにどのプロシージャを使用するかを識別するメッセージを第2のデバイスから受信すること
    を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項15に記載の装置。
  26. 前記パケットの前記プリアンブルの少なくとも前記一部を復号するための前記命令は、
    前記パケットの前記プリアンブル中の一意的なシーケンスを識別することと、
    前記一意的なシーケンスが、前記第1のデバイスに関連付けられたBSSのメンバを対象としたパケットのためのシーケンスと一致するかを決定することと、
    前記一致が失敗したとの決定に応答して、前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたと決定することと
    を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項15に記載の装置。
  27. 前記バックオフ動作を再開するための前記命令は、
    前記パケットの終了まで、ワイヤレス媒体がアイドルであるかビジーであるかを決定するためにクリアチャネルアセスメント(CCA)プロシージャを実行すること
    を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項15に記載の装置。
  28. 前記命令は、前記OBSSパケットに関連付けられたネットワーク割振りベクトル(NAV)の満了前に前記バックオフ動作を再開することを行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項15に記載の装置。
  29. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のデバイスで、パケットを受信するための手段と、
    前記パケットが重複基本サービスセット(OBSS)のメンバによって送られたかを決定するために、前記パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号するための手段と、
    前記復号の開始に応答して、バックオフ動作を延期するための手段と、
    前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの決定に応答して前記バックオフ動作を再開するための手段と、ここにおいて、前記バックオフ動作は、前記パケットの終了前に再開される、
    を備える装置。
  30. ワイヤレス通信のためのコンピュータ読取可能な媒体であって、
    第1のデバイスで、パケットを受信するためのコードと、
    前記パケットが重複基本サービスセット(OBSS)のメンバによって送られたかを決定するために、前記パケットのプリアンブルの少なくとも一部を復号するためのコード、
    前記復号の開始に応答して、バックオフ動作を延期するためのコードと、
    前記パケットが前記OBSSの前記メンバによって送られたとの決定に応答して、前記バックオフ動作を再開するためのコードと、ここにおいて、前記バックオフ動作は、前記パケットの終了前に再開される、
    を備えるコンピュータ読取可能な媒体。
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