JP6608167B2 - エンジン装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、農作業用のトラクタ又は土木作業用のホイルローダといった作業車両に用いられるエンジン装置に関するものである。
従来から、ディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)等の排気ガス対策として、排気ガスの一部を吸気側に還流させるEGR装置を設けることによって、燃焼温度を低く抑えて排気ガス中のNOx(窒素酸化物)量を低減させるという技術が知られている。この種のEGR装置を搭載したエンジン装置が特許文献1に開示されている。
前記従来のEGR装置では、エンジンの排気マニホールドから分岐した還流管路が吸気マニホールドに接続されている。排気ガスの一部(EGRガス)を還流管路経由で吸気マニホールドに供給することによって、EGRガスと吸気側からの新気とが混合され、該混合ガスがエンジンの各気筒内(吸気行程の気筒内)に導入される。
特開2014−013026号公報
特許文献1に記載のエンジン装置は、エンジンの排気ガスの一部(EGRガス)と新気とを混合させて吸気マニホールドに供給するEGR本体ケースと、エアクリーナにEGR本体ケースを連通させる吸気スロットル部材と、排気マニホールドにEGRクーラを介して接続される再循環排気ガス管と、再循環排気ガス管にEGR本体ケースを連通させるEGRバルブ部材とを備えている。すなわち、吸気マニホールドには、EGR本体ケースを介して吸気スロットル部材が連結されている。EGR本体ケースには、再循環排気ガス管の出口側が接続される。再循環排気ガス管の入口側は、EGRクーラを介して排気マニホールドに接続される。
このように、特許文献1に記載のエンジン装置においては、EGR本体ケース、吸気スロットル部材、再循環排気ガス管、EGRバルブ部材などが吸気マニホールドの近傍に配置されているため、特に吸気スロットル部材が邪魔になって、エンジンルームをより省スペース化できないという問題があった。
本願発明は、上記のような現状を検討して改善を施したエンジン装置を提供することを技術的課題としている。
請求項1の発明は、作業車両のエンジンルーム内に搭載されるエンジン装置であって、吸気マニホールドと、前記吸気マニホールドに新気を供給する吸気スロットル部材とを備え、前記吸気マニホールドには、EGR本体ケース及び吸気ベンドを介して前記吸気スロットル部材が連結され、前記吸気スロットル部材内の吸気弁の開度を調節することによって、前記EGR本体ケースへの新気の供給量が調節されるように構成されるとともに、前記吸気ベンドは、管本体部と、前記管本体部の上端に設けられた入口側フランジと、前方側である前記EGR本体ケース側に設けられた出口側フランジとを備え、前記吸気ベンドの前記入口側フランジと前記出口側フランジは、前記管本体部の管軸に直交する略正方形の形態を有するとともに、前記入口側フランジの管軸周りの角度が前記出口側フランジの管軸周りの角度とは異なるように、前記吸気ベンドは前記出口側フランジに対して前記入口側フランジを管軸周りに角度を捻った形状となるように構成し、エンジン出力軸に沿った方向を前後方向とし、前記エンジン出力軸に垂直な方向を左右方向とするとともに、前記入口側フランジには、前記吸気スロットル部材が連結され、前記吸気スロットル部材がエンジンの右方向かつ後方向きに張り出して設けられ、前記吸気スロットル部材の前記吸気弁を開閉させるためのアクチュエータ部分の外側面が平面で構成され前記外側面は、前記エンジン出力軸に沿った前記前後方向と前記エンジン出力軸に垂直な前記左右方向のいずれの方向に対しても平行でないように、前記吸気スロットル部材の取付角度を、他の部材との干渉を避けるように、前記吸気ベンドの前記管本体部の管軸回りに回転させて傾けて取り付けた、というものである。
本発明によれば、吸気マニホールドと、前記吸気マニホールドに新気を供給する吸気スロットル部材とを備え、前記吸気スロットル部材は、他の部材との干渉を避けるように当該吸気スロットル部材の管軸周りに傾けて搭載されているため、吸気スロットル部材の管軸周りの角度を、他の部材と干渉しないような角度にすることができる。その結果、エンジンルームを省スペース化したり、エンジンへの各部材の組み付け作業を容易化したりすることができる。
本発明によれば、前記吸気スロットル部材の外側の主面(吸気弁を開閉させるためのアクチュエータ部分の外側面)が、エンジン出力軸に沿った前後方向とエンジン出力軸に垂直な左右方向のいずれの方向に対しても平行ではないから、吸気スロットル部材の上下方向周りの角度を、他の部材と干渉しないような角度にすることができる。その結果、エンジンルームを省スペース化したり、エンジンへの各部材の組み付け作業を容易化したりすることができる。
本発明によれば、前記吸気スロットル部材は、少なくとも吸気ベンドを介して前記吸気マニホールドに連通されており、前記吸気ベンドは、管本体部と、当該管本体部の入口端及び出口端にそれぞれ設けられた略正方形の入口側フランジ及び出口側フランジとを備え、前記吸気スロットル部材は、前記入口側フランジに連結されており、前記入口側フランジの管軸周りの角度が、前記出口側フランジの管軸周りの角度とは異なっているから、既存の前記吸気スロットル部材を流用しつつも、吸気スロットル部材の管軸周りの角度を、他の部材と干渉しないような角度にすることができる。
本発明において、排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置をさらに備え、前記排気ガス浄化装置は、排気ガスを浄化するフィルタと、前記フィルタを内設する内側ケースと、前記内側ケースを内包する外側ケースと、前記内側ケースと前記外側ケースの間の空間に設けられた環状支持部材とを含み、前記環状支持部材には、当該環状支持部材によって二分される前記空間を連通させる水抜き穴が形成されているようにすれば、内側ケースに伝わる外側ケースの応力(機械振動や変形力)を、環状支持部材にて低減できるようにしつつも、内側ケースと外側ケースの間の空間に溜まる水を、環状支持部材によって二分された一方の空間から他方の空間へと移動させることができ、排気ガス浄化装置の水抜き性がよくなる。
トラクタの左側面図である。 トラクタの平面図である。 エンジン部の正面図である。 エンジン部の右側面図である。 エンジン部の平面図である。 吸気スロットル部材、吸気ベンド及びEGR本体ケースの分離斜視図である。 排気ガス浄化装置を左前斜め下方から見た外観斜視図である。 排気ガス浄化装置の左右方向に垂直な断面を示す断面図である。 排気ガス浄化装置の前後方向に垂直な断面を示す断面図である。
以下に、本発明を具体化した実施形態について、作業車両であるトラクタを例に挙げて、図面に基づいて説明する。
まず始めに、図1及び図2を参照しながら、トラクタの概要について説明する。トラクタ1の走行機体2は、左右一対の前車輪3と後車輪4とで支持されている。走行機体2の前部に搭載したディーゼルエンジン5(以下、単にエンジンという)にて後車輪4(前車輪3)を駆動することにより、トラクタ1は前後進走行するように構成されている。エンジン5はボンネット6にて覆われている。走行機体2の上面にはキャビン7が設置され、該キャビン7の内部には、操縦座席8と、前車輪3を操向操作する操縦ハンドル9とが配置されている。キャビン7の底部下側に、エンジン5に燃料を供給する燃料タンク11が設けられている。
走行機体2は、前バンパ12及び前車軸ケース(図示省略)を設けるエンジンフレーム14と、エンジンフレーム14の後部に固定する左右の機体胴部フレーム16とにより構成されている。機体胴部フレーム16の後部には、エンジン5からの回転動力を適宜変速して後車輪4(前車輪3)に伝達するためのミッションケース(図示省略)が搭載されている。後車輪4は、ミッションケースの外側面から外向きに突出するように装着された後車軸ケース(図示省略)を介して、ミッションケースに取り付けられている。左右の後車輪4の上方は、機体胴部フレーム16に固定されたフェンダ19にて覆われている。
図示は省略するが、ミッションケースの後部上面には、作業部としてのロータリ耕耘機を昇降動させるための油圧式昇降機構が着脱可能に取り付けられている。ロータリ耕耘機は、ミッションケースの後部に、二点リンク機構を介して連結される。ミッションケースの後側面には、ロータリ耕耘機にPTO駆動力を伝達するためのPTO軸が後ろ向きに突設されている。
次に、図3〜図5を参照しながら、実施形態におけるコモンレール式のエンジン5の概略構造について説明する。なお、以下の説明では、冷却ファン56配置側を前側、フライホイル(図示省略)配置側を後側、排気マニホールド54配置側を左側、吸気マニホールド53配置側を右側と称し、これらを便宜的に、エンジン5における四方及び上下の位置関係の基準としている。
図3〜図5に示すように、トラクタ1(作業車両)に搭載されるエンジン5は、連続再生式の排気ガス浄化装置50(DPF)を備えている。排気ガス浄化装置50によって、エンジン5から排出される排気ガス中の粒子状物質(PM)が除去されると共に、排気ガス中の一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)が低減される。
エンジン5は、エンジン出力軸(クランク軸)とピストン(いずれも図示省略)とを内蔵するシリンダブロック51を備える。シリンダブロック51上にシリンダヘッド52を搭載している。シリンダヘッド52の右側面に吸気マニホールド53を配置する。シリンダヘッド52の左側面に排気マニホールド54を配置する。すなわち、エンジン5においてエンジン出力軸に沿う両側面に、吸気マニホールド53と排気マニホールド54とを振り分けて配置する。シリンダブロック51の前面に、冷却ファン56を設ける。エンジン出力軸の前端側からVベルト72を介して、冷却ファン56に回転動力を伝達する。
シリンダブロック51の後面にフライホイルハウジング57を設ける。フライホイルハウジング57内にフライホイルを配置する。エンジン出力軸の後端側にフライホイルを軸支する。エンジン出力軸からフライホイルを介してミッションケースに向けてエンジン5の動力を取出すように構成している。また、シリンダブロック51の下面にはオイルパン59を配置すると共に、シリンダブロック51の右側面にオイルフィルタ60を配置している。
シリンダブロック51の右側面のうちオイルフィルタ60の上方(吸気マニホールド53の下方)には、燃料を供給するための燃料供給ポンプ90を取付ける。エンジン5の各気筒に配置した電磁開閉制御型の燃料噴射バルブ付きのインジェクタ(図示省略)に、燃料供給ポンプ90及び円筒状のコモンレール91及び燃料フィルタ92を介して、燃料タンク11内の燃料を供給するように構成している。
燃料タンク11の燃料が燃料フィルタ92を介して燃料供給ポンプ90からコモンレール91に圧送され、高圧の燃料がコモンレール91に蓄えられる。エンジン5の各気筒に配置されたインジェクタ(燃料噴射バルブ)をそれぞれ開閉制御することによって、コモンレール91内の高圧の燃料がエンジン5の各気筒に噴射される。即ち、前記エンジン5の各インジェクタの燃料噴射バルブを電子制御することによって、燃料の噴射圧力、噴射時期、噴射期間(噴射量)を高精度にコントロールでき、エンジン5から排出される窒素酸化物(NOx)を低減できるように構成している。
一方、吸気マニホールド53の入口部には、EGR装置76(排気ガス再循環装置)を介してエアクリーナ145を連結する。EGR装置76は主としてエンジン5の右側、具体的にはシリンダヘッド52の右側方に配置されている。エアクリーナ145に吸い込まれた新気(外部空気)は、エアクリーナ145にて除塵及び浄化された後、エアクリーナ145から吸気中継管146及びEGR装置76を介して吸気マニホールド53に送られ、エンジン5の各気筒に供給される。
EGR装置76は、エンジン5の排気ガスの一部(EGRガス)と新気とを混合させて吸気マニホールド53に供給するEGR本体ケース27と、吸気中継管146にEGR本体ケース27を連通させる吸気スロットル部材28及び吸気ベンド29と、排気マニホールド54にEGRクーラ(図示省略)を介して接続される再循環排気ガス管30と、再循環排気ガス管30にEGR本体ケース27を連通させるEGRバルブ部材31とを備えている。
すなわち、吸気マニホールド53には、EGR本体ケース27及び吸気ベンド29を介して吸気スロットル部材28が連結されている。吸気スロットル部材28内の吸気弁の開度を調節することによって、EGR本体ケース27への新気の供給量が調節される。EGR本体ケース27には、再循環排気ガス管30の出口側を接続する。再循環排気ガス管30の入口側は、EGRクーラを介して排気マニホールド54に接続する。EGRバルブ部材31内のEGR弁の開度を調節することによって、EGR本体ケース27へのEGRガスの供給量が調節される。なお、EGR本体ケース27は、吸気マニホールド53に着脱可能にボルト締結される。
上記の構成において、エアクリーナ145から吸気スロットル部材28及び吸気ベンド29を介してEGR本体ケース27内に新気を供給する一方、排気マニホールド54からEGR本体ケース27内にEGRガスを供給する。エアクリーナ145からの新気と排気マニホールド54からのEGRガスとがEGR本体ケース27内で混合された後、当該混合ガスが吸気マニホールド53に供給される。エンジン5から排気マニホールド54に排出された排気ガスの一部を吸気マニホールド53からエンジン5に還流することによって、高負荷運転時の最高燃焼温度が低下し、エンジン5からのNOx(窒素酸化物)の排出量が低減する。
図6に示すように、吸気スロットル部材28は、吸気ベンド29を介してEGR本体ケース27に連結されている。吸気スロットル部材28は、その管軸が上下方向(鉛直方向)に沿うようにして配置されており、吸気スロットル部材28の上端は吸気中継管146に連結され、吸気スロットル部材28の下端は吸気ベンド29に連結される。
吸気ベンド29は、管本体部29a、入口側フランジ29b及び出口側フランジ29cを備えている。入口側フランジ29b及び出口側フランジ29cは、いずれも略正方形であり、それらの四隅にはボルトを挿入する孔が形成されている。入口側フランジ29bは、吸気ベンド29の上端に設けられており、吸気スロットル部材28にボルト締結される。出口側フランジ29cは、吸気ベンド29の前方に設けられており、EGR本体ケース27にボルト締結される。
吸気ベンド29において、入口側フランジ29bの管軸周りの角度は、出口側フランジ29cの管軸周りの角度とは異なっている。すなわち、入口側フランジ29bを、管軸に対して垂直な状態を保ったまま、管軸に沿って出口側フランジ29cの位置まで移動させた場合に、管軸から見た入口側フランジ29bの四隅の方向は、管軸から見た出口側フランジ29cの四隅の方向とは異なっている。言い換えると、吸気ベンド29は、出口端(出口側フランジ29c)に対して入口端(入口側フランジ29b)を管軸周りに数十度捻った形状となっている。その結果、入口側フランジ29bに締結される吸気スロットル部材28も、管軸周りに数十度捻った状態でエンジン5に搭載される。
つまり、仮に吸気ベンド29の入口端を捻っていない状態(すなわち、略正方形の入口側フランジ29bの各辺が前後方向または左右方向に対して平行な状態)であれば、吸気スロットル部材28の外側の主面28a(吸気弁を開閉させるためのアクチュエータ部分の外側面)は前後方向または左右方向に対して平行となるが、本実施形態では、吸気ベンド29の入口端を捻っているので、吸気スロットル部材28の外側の主面28aは前後方向と左右方向のいずれの方向に対しても平行ではない。
なお、図3〜図5に示すように、吸気スロットル部材28は、エンジン5の右後方に張り出しているので、ボンネット6や、エンジンルーム側とキャビン7内部(オペレータが搭乗する操縦空間)側とを区画する遮蔽板に干渉しやすい位置にある。また、吸気スロットル部材28の周囲には、EGRバルブ部材31や再循環排気ガス管30などが存在する。そこで、上記の構成により、吸気スロットル部材28の上下方向周りの角度を、これらの他の部材と干渉しないような角度にすることができる。その結果、エンジンルームを省スペース化したり、エンジン5への各部材の組み付け作業を容易化したりすることができる。
エンジン5の上面側のうち排気マニホールド54の上方、すなわちシリンダヘッド52の左側方で排気マニホールド54の上方には、排気ガス浄化装置50を配置する。排気ガス浄化装置50は、排気ガス中の粒子状物質(PM)等を捕集するためのものであり、エンジン出力軸と平行な前後方向に長く延びた略円筒形状に、排気ガス浄化装置50の外形状を構成している。
次いで、図7〜図9を参照して、排気ガス浄化装置50について説明する。排気ガス浄化装置50は、エンジン出力軸(クランク軸)と平行な前後方向に長く延びた略円筒形状に構成され、排気マニホールド54上に配置される。排気ガス浄化装置50の排気上流側(排気ガス移動方向の上流側)の外周部には、浄化入口管36が設けられている。そして、排気ガス浄化装置50の排気ガス取入れ側である浄化入口管36が、エンジン5の排気マニホールド54に着脱可能にボルト締結される。排気ガス浄化装置50の排気ガス排出側には浄化出口管37が設けられている。
図8に示す如く、排気ガス浄化装置50は、耐熱金属材料製である浄化ケーシングとしての排気ガス浄化ケース(DPFケーシング)38に、円筒型の内側ケース304,320を介して、例えば白金等のディーゼル酸化触媒39とハニカム構造のスートフィルタ40とを直列に並べて収容した構造になっている。そして、排気ガス浄化ケース38の後側部分を消音器41にて形成し、消音器41に設けられた浄化出口管37が、テールパイプ80と連結される。
上記の構成において、エンジン5の排気ガスは、エンジン5の排気マニホールド54から、排気ガス浄化ケース38内のディーゼル酸化触媒39側に流入し、ディーゼル酸化触媒39からスートフィルタ40側に移動して浄化処理される。排気ガス中の粒子状物質は、スートフィルタ40における各セル間の多孔質形状の仕切り壁を通り抜けできない。すなわち、排気ガス中の粒子状物質はスートフィルタ40に捕集される。その後、ディーゼル酸化触媒39及びスートフィルタ40を通過した排気ガスが、消音器41及びテールパイプ80を通じて外部に放出される。
排気ガスがディーゼル酸化触媒39及びスートフィルタ40を通過する際に、排気ガスの温度が再生可能温度(例えば約300℃程度)を超えていれば、ディーゼル酸化触媒39の作用によって、排気ガス中のNO(一酸化窒素)が不安定なNO2(二酸化窒素)に酸化される。そして、NO2がNOに戻る際に放出するO(酸素)によって、スートフィルタ40に捕集された粒子状物質が酸化除去される。なお、スートフィルタ40に粒子状物質が堆積した場合は、再生可能温度以上に排気ガス温度を保持すれば粒子状物質が酸化除去されるため、スートフィルタ40の粒子状物質の捕集能力が回復する(スートフィルタ40が再生する)ことになる。
図8に示すように、ディーゼル酸化触媒39は、耐熱金属材料製で略円筒型の触媒内側ケース304内に設けられている。触媒内側ケース304は、耐熱金属材料製で略円筒型の触媒外側ケース305内に設けられている。すなわち、ディーゼル酸化触媒39の外側に、セラミックファイバー製でマット状の触媒断熱材306を介して、触媒内側ケース304を被嵌させている。ディーゼル酸化触媒39と触媒内側ケース304の間に触媒断熱材306を圧入して、ディーゼル酸化触媒39を保護している。また、触媒内側ケース304の外側に、断面略S字状の環状の薄板製支持体307を介して触媒外側ケース305を被嵌させている。触媒外側ケース305は前述の排気ガス浄化ケース38を構成する要素の1つである。触媒内側ケース304に伝わる触媒外側ケース305の応力(機械振動や変形力)は、薄板製支持体307にて低減されることになる。
触媒内側ケース304及び触媒外側ケース305の一側端部には円板状の触媒内蓋体308が溶接固定されている。触媒内蓋体308の外面側には、触媒内蓋体308を外側から覆う触媒外蓋体309が溶接固定されている。そして、ディーゼル酸化触媒39のガス流入側端面39aと触媒内蓋体308とが、一定距離だけ離間させてあり、ガス流入側端面39aと触媒内蓋体308との間に排気ガス流入空間311が形成される。更に、触媒内側ケース304及び触媒外側ケース305には、排気ガス流入空間311に臨む排気ガス流入口312を開口させている。触媒外側ケース305における排気ガス流入口312の開口縁は、触媒内側ケース304に向けて折り曲げ形成している。前記折り曲げ縁によって、触媒内側ケース304の開口縁と触媒外側ケース305の開口縁の間の隙間を閉鎖しているから、触媒内側ケース304と触媒外側ケース305の間に排気ガスが流入するのを防止できる。
この排気ガス流入口312が形成された触媒外側ケース305の外側面に浄化入口管36を配置している。浄化入口管36は上向きに開口した半割筒型に形成されており、大径側である矩形状の上向き開口端部36bが、排気ガス流入口312を覆い且つ触媒外側ケース305の長手(前後)方向に延びるようにして触媒外側ケース305の外側面に溶接固定されている。従って、浄化入口管36の排気ガス出口側である上向き開口端部36bは、触媒外側ケース305の排気ガス流入口312に連通接続されている。浄化入口管36のうち触媒外側ケース305の長手中途部寄りにある前端部には、排気ガス入口側として、小径真円状の下向き開口端部36aを開口させている。下向き開口端部36aに入口フランジ体317が溶接固定されている。入口フランジ体317は、排気マニホールド54の排気ガス排出側に着脱可能にボルト締結されている。
浄化入口管36の後端部側が触媒外側ケース305の排気ガス流入口312を外側から覆っている。浄化入口管36の前端部に、排気ガス入口側としての下向き開口端部36aが形成されている。すなわち、排気ガス流入口312に対して浄化入口管36の下向き開口端部36aは、排気ガス浄化ケース38における排気ガス下流側にオフセットして設けられている(触媒外側ケース305の前側に位置をずらして設けられている)。また、浄化入口管36の上向き開口端部36bは、排気ガス流入口312を覆い且つ触媒外側ケース305の長手(前後)方向に延びるようにして触媒外側ケース305の外側面に溶接固定されている。このため、触媒外側ケース305の外側面と浄化入口管36の管壁201内側面とによって、排気ガスの導入通路を形成している。
上記の構成において、エンジン5の排気ガスが、排気マニホールド54から浄化入口管36に入り、浄化入口管36から排気ガス流入口312を介して排気ガス流入空間311に入り、ディーゼル酸化触媒39に対して、ガス流入側端面39aから供給される。フィルタの一つであるディーゼル酸化触媒39の酸化作用によって二酸化窒素(NO2)が生成される。
また、フィルタの一つであるスートフィルタ40は、耐熱金属材料製で略円筒型のフィルタ内側ケース320内に設ける。フィルタ内側ケース320は、耐熱金属材料製で略円筒型のフィルタ外側ケース321内に設ける。すなわち、スートフィルタ40の外側に、セラミックファイバー製でマット状のフィルタ断熱材322を介して、フィルタ内側ケース320を被嵌させている。フィルタ外側ケース321は、触媒外側ケース305と共に、前述した排気ガス浄化ケース38を構成する要素の1つである。なお、スートフィルタ40とフィルタ内側ケース320の間にフィルタ断熱材322を圧入して、スートフィルタ40を保護している。
なお、触媒内側ケース304は、稜線が直線の円筒状に形成されている。触媒内側ケース304の排気ガス上流側の端部と排気ガス下流側の端部とは略同一径の円筒であり、一体形状になっている。さらに、触媒内側ケース304の外周に溶接固定する薄板状リング形の触媒側接合フランジ325と、フィルタ内側ケース320の外周に溶接固定する薄板状リング形のフィルタ側接合フランジ326を備える。触媒側接合フランジ325とフィルタ側接合フランジ326とは、断面が略L字のドーナツ形状に形成されている。
触媒内側ケース304における下流側端部には、触媒側接合フランジ325の内周側を溶接固定している。触媒外側ケース305の外周側(放射方向)に向けて、触媒側接合フランジ325の外周側を突出させている。触媒側接合フランジ325の折り曲げ角部は、階段状の段部325aになっている。触媒外側ケース305における排気ガス下流側の端部が触媒側接合フランジ325の段部325aに溶接固定されている。
一方、フィルタ内側ケース320の外周のうち長手中途部(排気ガス移動方向の中途部)に、フィルタ側接合フランジ326の内周側を溶接固定している。フィルタ外側ケース321の外周側(放射方向)に向けて、フィルタ側接合フランジ326の外周側を突出させている。フィルタ側接合フランジ326の折り曲げ角部も、階段状の段部326aになっている。フィルタ外側ケース321における排気ガス上流側の端部が、フィルタ側接合フランジ326の段部326aに溶接固定されている。なお、フィルタ内側ケース320は、稜線が直線の円筒状に形成されている。フィルタ内側ケース320の排気ガス上流側の端部と排気ガス下流側の端部とは略同一径の円筒であり、一体形状になっている。
ガスケット324を介して突き合わせた触媒側接合フランジ325とフィルタ側接合フランジ326とが、各外側ケース305,321の外周側を囲う一対の厚板状の中央挟持フランジ351,352によって、排気ガス移動方向の両側から挟まれた状態で、ボルト締結される。すなわち、ボルト327及びナット328で各中央挟持フランジ351,352を締結して、各中央挟持フランジ351,352が各接合フランジ325,326を挟持することで、触媒外側ケース305とフィルタ外側ケース321とが着脱可能に連結される。
そして、各中央挟持フランジ351,352及び各接合フランジ325,326を介して、触媒外側ケース305の排気ガス下流側の端部にフィルタ外側ケース321の排気ガス上流側の端部を連結した状態では、ディーゼル酸化触媒39とスートフィルタ40との間に触媒下流側空間329が形成される。すなわち、ディーゼル酸化触媒39のガス流出側端面39bと、スートフィルタ40(フィルタ内側ケース320)の取入れ側端面40aとが、所定間隔だけ離れて対峙することになる。
上記の構成において、ディーゼル酸化触媒39の酸化作用によって生成された二酸化窒素(NO2)が、スートフィルタ40内に一側端面(取入れ側端面40a)から供給される。エンジン5の排気ガス中に含まれた粒子状物質(PM)は、スートフィルタ40に捕集されて、二酸化窒素(NO2)によって連続的に酸化除去される。エンジン5の排気ガス中の粒状物質(PM)の除去に加え、エンジン5の排気ガス中の一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)の含有量が低減される。
エンジン5が排出した排気ガス音を減衰させる消音器41は、図8に示すように、二重筒構造の消音内側ケース331及び消音外側ケース332を備える。消音内側ケース331の他端側(排気上流側の端部)に仕切蓋体336が溶接固定されている。消音内側ケース331及び消音外側ケース332の一端側(排気下流側の端部)には消音内蓋体333が溶接固定されている。消音内蓋体333の外端面側には、消音内蓋体333を外側から覆う消音外蓋体334が溶接固定されている。消音外側ケース332は、触媒外側ケース305及びフィルタ外側ケース321と共に、前述した排気ガス浄化ケース38を構成する。
消音内側ケース331内の中途部には円板状の仕切蓋体336が溶接にて固着されている。消音内側ケース331内には、排気ガス移動方向と平行状に延びる一対の排気ガス導入管338が設けられている。各排気ガス導入管338の排気上流側は仕切蓋体336を貫通していて、フィルタ内側ケース320内(フィルタ下流側空間349、詳細は後述する)まで突出している。各排気ガス導入管338における排気上流側の端部は円板状の導入管蓋337にて塞がれている。各排気ガス導入管338には多数の連通穴339が形成されている。連通穴339は、各排気ガス導入管338において仕切蓋体336よりも排気上流側の箇所にも形成されている。各排気ガス導入管338は連通穴339を介して膨張室(共鳴室)345に連通している。膨張室345は、消音内側ケース331の内部(仕切蓋体336と消音内蓋体333との間)に形成されている。
消音内蓋体333には、各排気ガス導入管338の間に配置した浄化出口管37を貫通させている。浄化出口管37の排気上流側は仕切蓋体336によって閉塞されている。浄化出口管37のうち消音内側ケース331内の箇所には、多数の排気穴346が形成されている。各排気ガス導入管338は、多数の連通穴339、膨張室345及び多数の排気穴346を介して、浄化出口管37に連通している。浄化出口管37の他端側にテールパイプ80が接続される。上記の構成において、消音内側ケース331の両排気ガス導入管338内に入り込んだ排気ガスは、複数の連通穴339、膨張室345及び多数の排気穴346を介して浄化出口管37を通過し、テールパイプ80を介して消音器41外に排出されることになる。
フィルタ内側ケース320の排気ガス下流側の端部に、薄板状リング形のフィルタ出口側接合フランジ340の内径側が溶接固定されている。フィルタ外側ケース321の外周側(半径外側、放射方向)に向けて、フィルタ出口側接合フランジ340の外径側を突出させている。フィルタ出口側接合フランジ340の外周側に、フィルタ外側ケース321の排気ガス下流側の端部が溶接固定されている。消音内側ケース331の排気ガス上流側の端部に、薄板状リング形の消音側接合フランジ341の内径側が溶接固定されている。消音外側ケース332の外周側(半径外側、放射方向)に向けて、消音側接合フランジ341の外径側を突出させている。消音側接合フランジ341の外周側に、消音外側ケース332の排気ガス上流側の端部が溶接固定されている。
ガスケット324を介して突き合わせたフィルタ出口側接合フランジ340と消音側接合フランジ341とが、各外側ケース321,332の外周側を囲う一対の厚板状の出口挟持フランジ353,354によって、排気ガス移動方向の両側から挟まれた状態で、ボルト締結される。すなわち、ボルト342及びナット343で各出口挟持フランジ353,354を締結して、各出口挟持フランジ353,354が各接合フランジ340,341を挟持することで、フィルタ外側ケース321と消音外側ケース332とが着脱可能に連結される。
このように構成される消音器41は、消音内側ケース331の排気ガス上流側の端部が、消音外側ケース332の排気ガス上流側の端部(接合フランジ341)から突出するよう構成されている。すなわち、フィルタ外側ケース321に消音外側ケース332を連結した状態では、消音内側ケース331の排気ガス上流側の端部が、フィルタ外側ケース321の排気ガス下流側の端部(フィルタ出口側接合フランジ340)内に形成されたフィルタ下流側空間349に挿入される。
上記のように構成すると、各排気ガス導入管338の排気ガス移動方向の長さを確保しつつ、消音器41(消音外側ケース332)の排気ガス移動方向の長さを短縮できることになる。従って、消音器41を備えた排気ガス浄化装置50において、排気ガス浄化装置50全体としてのコンパクト化と、消音器41における消音機能の維持向上とを両立できる。
図7及び図8に示すように、排気ガス浄化ケース38をエンジン1に搭載した状態で各外側ケース305,321,332において少なくとも下部に位置する箇所には、内側ケース304,320,331と外側ケース305,321,332との間に溜まる水を排出させる第1水抜き穴357が形成されている。このように構成すると、排気ガス浄化ケース38を、内側ケース304,320,331と外側ケース305,321,332との二重構造に構成して断熱性を確保したものでありながら、結露や雨水等によって内側ケース304,320,331と外側ケース305,321,332との間に溜まる水を第1水抜き穴357から排出でき、排気ガス浄化装置50の水抜き性がよくなる。このため、排気ガス浄化装置50の耐腐食性能の更なる向上に寄与できる。
なお、図8に詳細に示したように、触媒内側ケース304の外側に、断面略S字状の環状の薄板製支持体307を介して触媒外側ケース305を被嵌させているので、触媒内側ケース304と触媒外側ケース305との間の空間は、薄板製支持体307によって二分されている。そこで、触媒内側ケース304と触媒外側ケース305との間の空間のうち、薄板製支持体307よりも排気ガス上流側の空間に溜まる水を排出するために、薄板製支持体307には第2水抜き穴360が形成されている。すなわち、図8及び図9に示すように、排気ガス浄化ケース38をエンジン5に搭載した状態で薄板製支持体307において少なくとも下部に位置する箇所には、第2水抜き穴360が形成されている。このように構成すると、触媒内側ケース304に伝わる触媒外側ケース305の応力(機械振動や変形力)を、薄板製支持体307にて低減できるようにしつつも、薄板製支持体307よりも排気ガス上流側において触媒内側ケース304と触媒外側ケース305との間に溜まる水を、薄板製支持体307に設けられた第2水抜き穴360を通じて、触媒外側ケース305に設けられた第1水抜き穴357から排出できる。
なお図9に示すように、薄板製支持体307には、第2水抜き穴360とは異なる位置に、別の穴361が形成されている。穴361は、排気ガス浄化ケース38をエンジン1に搭載した状態で薄板製支持体307において上部に位置している。穴361が空気の通り道になることで、第2水抜き穴360を水が通り抜けやすくなる。
1 トラクタ
5 エンジン
6 ボンネット
7 キャビン
27 EGR本体ケース
28 吸気スロットル部材
29 吸気ベンド
30 再循環排気ガス管
31 EGRバルブ部材
50 排気ガス浄化装置
53 吸気マニホールド
54 排気マニホールド
76 EGR装置
145 エアクリーナ
146 吸気中継管
304 触媒内側ケース
305 触媒外側ケース
357 第1水抜き穴
360 第2水抜き穴
361 穴

Claims (1)

  1. 作業車両のエンジンルーム内に搭載されるエンジン装置であって、
    吸気マニホールドと、
    前記吸気マニホールドに新気を供給する吸気スロットル部材とを備え、
    前記吸気マニホールドには、EGR本体ケース及び吸気ベンドを介して前記吸気スロットル部材が連結され、
    前記吸気スロットル部材内の吸気弁の開度を調節することによって、前記EGR本体ケースへの新気の供給量が調節されるように構成されるとともに、
    前記吸気ベンドは、管本体部と、前記管本体部の上端に設けられた入口側フランジと、前方側である前記EGR本体ケース側に設けられた出口側フランジとを備え、前記吸気ベンドの前記入口側フランジと前記出口側フランジは、前記管本体部の管軸に直交する略正方形の形態を有するとともに、前記入口側フランジの管軸周りの角度が前記出口側フランジの管軸周りの角度とは異なるように、前記吸気ベンドは前記出口側フランジに対して前記入口側フランジを管軸周りに角度を捻った形状となるように構成し、
    エンジン出力軸に沿った方向を前後方向とし、前記エンジン出力軸に垂直な方向を左右方向とするとともに、前記入口側フランジには、前記吸気スロットル部材が連結され、前記吸気スロットル部材がエンジンの右方向かつ後方向きに張り出して設けられ、
    前記吸気スロットル部材の前記吸気弁を開閉させるためのアクチュエータ部分の外側面が平面で構成され
    前記外側面は、前記エンジン出力軸に沿った前記前後方向と前記エンジン出力軸に垂直な前記左右方向のいずれの方向に対しても平行でないように、前記吸気スロットル部材の取付角度を、他の部材との干渉を避けるように、前記吸気ベンドの前記管本体部の管軸回りに回転させて傾けて取り付けた、エンジン装置。
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