JP6605859B2 - 三次元造形装置 - Google Patents

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本発明は、三次元造形装置に関する。
従来から、槽内に収容された液体の光硬化性樹脂に光を照射し、光硬化性樹脂を硬化させることによって三次元造形物を造形する三次元造形装置が知られている。
特許文献1に示すように、三次元造形装置は、例えば、開口が形成された台と、台の上に配置され、光硬化性樹脂を収容する槽と、槽の上方に配置された昇降自在なホルダとを備えている。台の下方には、光を照射する照射装置が配置されている。照射装置から照射された光は、ミラーで反射され、台の開口を通じて槽内の光硬化性樹脂に照射される。槽内に収容された光硬化性樹脂のうち、光が照射された部分は硬化する。
光の照射位置を制御することにより、槽内に収容された光硬化性樹脂の硬化する位置を適宜変更することができる。これにより、所望の断面形状を有する樹脂層を形成することができる。ホルダを順次上昇させることにより、所望の断面形状の樹脂層が下方に向かって連続的に形成される。このようにして、所望の三次元造形物が造形される。
特開2003−39564号公報 特開2014−37148号公報
ところで、上記特許文献1では一つの光源を備えた照射装置を用いて三次元造形物を造形しているが、より大きな造形領域を用いて三次元造形物を造形したり、より高精度に三次元造形物を造形したりするために複数の光源を用いることが行われている。この場合、各光源から照射される光と光の間に隙間ができないように、各光源から照射される光同士の一部を、槽と光硬化性樹脂との界面で重ね合わせている。各光源から照射される光同士を上記界面で重ね合わせる場合、光同士を重ねた部分に照射される光エネルギーの総量は、光同士が重ね合わされていない部分に照射される光エネルギーの総量より大きくなる。このため、槽内に収容された光硬化性樹脂の硬化の程度にバラツキが発生することがあり得る。かかる問題に対応すべく、特許文献2には、光同士が重ね合わされた部分に照射される光の光エネルギーを光同士が重ね合わされていない部分に照射される光の光エネルギーと比較して小さくする技術が開示されている。
図10に示すように、槽1に収容された光硬化性樹脂2のうち硬化させたい領域3に位置する光硬化性樹脂2については、硬化のバラツキを抑制することができ、硬化させる必要のない領域4のうち光同士が重ね合わされた部分7aにも光エネルギーの総量が適切な光が照射される。しかしながら、硬化させる必要のない領域4のうち光同士が重ね合わされた部分7b、7cの光硬化性樹脂2には、依然として第1光源5および第2光源6からの光同士が重なって光エネルギーの総量が大きい光が照射される。この結果、三次元造形物の造形の途中で部分7b、7cの光硬化性樹脂2が意図せずに硬化してしまい、所望の形状を有する三次元造形物を得ることができない虞がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、意図しない部分の光硬化性樹脂の硬化を抑制し、所望の形状を有する三次元造形物を造形することができる三次元造形装置を提供することである。
本発明に係る三次元造形装置は、液体の光硬化性樹脂を硬化させて所定の断面形状の樹脂層を順次積層することによって三次元造形物を造形する三次元造形装置であって、液体の光硬化性樹脂が収容される収容槽と、前記光硬化性樹脂と前記収容槽との界面である第1光照射面に光を照射して、所定の厚みを有する樹脂層を形成する照射装置と、を備え、前記第1光照射面には、第1領域と、前記第1領域の隣の第2領域と、前記第2領域の隣の第3領域とが含まれ、前記照射装置は、前記第1領域および前記第2領域に光を照射し、前記収容槽より下方に配置された第1光源と、前記第2領域および前記第3領域に光を照射し、前記収容槽より下方に配置された第2光源とを有し、前記第1光源および前記第2光源から照射される光は、前記光硬化性樹脂を硬化させて前記所定の厚みを有する樹脂層を形成する光エネルギーを有し、前記第1光源から照射される光と前記第2光源から照射される光とは、形成された前記樹脂層のうち前記第1光源および前記第2光源に最も近い樹脂層の前記第1光源および前記第2光源側の面に対して前記第1光源および前記第2光源の反対側では、重ならない。
本発明の三次元造形装置は、第1領域および第2領域に光を照射する第1光源と第2領域および第3領域に光を照射する第2光源とを備えている。このため、第1光照射面のより広範囲に光を照射したり、第1光照射面により高精度に光を照射したりすることができる。また、第1光源および第2光源がそれぞれ第2領域に光を照射するため、第1光源から照射される光と第2光源から照射される光との間には隙間が生じない。また、樹脂層を形成するときには、第1光源から照射される光と第2光源から照射される光とは、第1光源および第2光源に最も近い樹脂層の第1光源および第2光源側の面に対して第1光源および第2光源の反対側では、重ならない。これにより、既に形成された樹脂層の周囲に位置する光硬化性樹脂に光エネルギーの総量が大きい光が照射されなくなる。この結果、新たな樹脂層を形成しているときに第1光源および第2光源から照射される光によって、既に形成された樹脂層の周囲に位置する光硬化性樹脂が硬化することを抑制することができる。即ち、本発明の三次元造形装置では、意図しない部分の光硬化性樹脂の硬化を抑制し、所望の形状を有する三次元造形物を造形することができる。
本発明の一態様によれば、前記収容槽の上方に昇降自在に設けられ、前記所定の厚みを有する樹脂層が形成された後、前記所定の厚みだけ上方に移動するホルダを備えている。
上記態様によれば、樹脂層が形成された後にホルダは上方に移動し、樹脂層は下方に向かって連続的に形成される。このため、収容槽は少なくとも1層の樹脂層を形成することができる大きさであればよく、また、樹脂層を形成するたびに新しい光硬化性樹脂を用いることができる。
本発明に係る三次元造形装置は、液体の光硬化性樹脂を硬化させて所定の断面形状の樹脂層を順次積層することによって三次元造形物を造形する三次元造形装置であって、液体の光硬化性樹脂が収容される収容槽と、前記光硬化性樹脂と空気との界面である第2光照射面に光を照射して、所定の厚みを有する樹脂層を形成する照射装置と、を備え、前記第2光照射面には、第1領域と、前記第1領域の隣の第2領域と、前記第2領域の隣の第3領域とが含まれ、前記照射装置は、前記第1領域および前記第2領域に光を照射し、前記収容槽より下方に配置された第1光源と、前記第2領域および前記第3領域に光を照射し、前記収容槽より下方に配置された第2光源とを有し、前記第1光源および前記第2光源から照射される光は、前記光硬化性樹脂を硬化させて前記所定の厚みを有する樹脂層を形成する光エネルギーを有し、前記第1光源から照射される光と前記第2光源から照射される光とは、形成された前記樹脂層のうち前記第1光源および前記第2光源に最も近い樹脂層の前記第1光源および前記第2光源側の面に対して前記第1光源および前記第2光源の反対側では、重ならない。
本発明の三次元造形装置は、第1領域および第2領域に光を照射する第1光源と第2領域および第3領域に光を照射する第2光源とを備えている。このため、第2光照射面のより広範囲に光を照射したり、第2光照射面により高精度に光を照射したりすることができる。また、第1光源および第2光源がそれぞれ第2領域に光を照射するため、第1光源から照射される光と第2光源から照射される光との間には隙間が生じない。また、樹脂層を形成するときには、第1光源から照射される光と第2光源から照射される光とは、第1光源および第2光源に最も近い樹脂層の第1光源および第2光源側の面に対して第1光源および第2光源の反対側では、重ならない。これにより、既に形成された樹脂層の周囲に位置する光硬化性樹脂に光エネルギーの総量が大きい光が照射されなくなる。この結果、新たな樹脂層を形成しているときに第1光源および第2光源から照射される光によって、既に形成された樹脂層の周囲に位置する光硬化性樹脂が硬化することを抑制することができる。
本発明の一態様によれば、前記収容槽の内方に昇降自在に設けられ、前記所定の厚みを有する樹脂層が形成された後、前記所定の厚みだけ下方に移動するホルダを備えている。
上記態様によれば、樹脂層が形成された後にホルダは下方に移動し、樹脂層は上方に向かって連続的に形成される。形成された樹脂層は収容槽に固着していないため、樹脂層を形成するたびに収容槽から樹脂層を引き剥がす必要がない。このため、収容槽の表面に傷等が発生することを防止することができる。
本発明の一態様によれば、前記照射装置を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前記第1光源から照射される光の照射範囲および前記第2光源から照射される光の照射範囲を変更可能に構成されている。
上記態様によれば、形成される樹脂層の所定の厚みを変更することができる。
本発明によれば、意図しない部分の光硬化性樹脂の硬化を抑制し、所望の形状を有する三次元造形物を造形することができる三次元造形装置を提供することができる。
一実施形態に係る三次元造形装置の断面図である。 一実施形態に係る三次元造形装置の平面図である。 一実施形態に係る第1光照射面の各領域を示す説明図である。 槽内に収容された光硬化性樹脂に光が照射されている状態を示す説明図である。 槽内に収容された光硬化性樹脂に光が照射されている状態を示す説明図である。 他の一実施形態に係る三次元造形装置の断面図である。 他の一実施形態に係る第2光照射面の各領域を示す説明図である。 槽内に収容された光硬化性樹脂に光が照射されている状態を示す説明図である。 槽内に収容された光硬化性樹脂に光が照射されている状態を示す説明図である。 従来の三次元造形装置の光源から槽内の光硬化性樹脂に光が照射されている状態を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る三次元造形装置について説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係る三次元造形装置10の断面図である。図2は、三次元造形装置10の平面図である。なお、図面中の符号F、Rr、L、R、Up、Dnは、それぞれ前、後、左、右、上、下を示している。ただし、これらは説明の便宜上の方向に過ぎず、三次元造形装置10の設置態様を何ら限定するものではない。
三次元造形装置10は、三次元造形物を造形する装置である。三次元造形装置10は、三次元造形物の断面形状を表す断面画像に基づいて、液体の光硬化性樹脂を硬化させ、断面画像に沿った断面形状の樹脂層を順次積層することによって、三次元造形物を造形する。ここで、「断面形状」とは、三次元造形物を上下方向に所定の厚み(例えば、0.1mm。なお、所定の厚みは必ずしも一定の厚みに限られない。)ごとにスライスしたときの断面の形状である。「光硬化性樹脂」とは、所定の波長を含む光が照射されると、硬化する樹脂である。三次元造形装置10は、台11と、槽12と、ホルダ13と、照射装置14と、制御装置16とを備えている。
図1に示すように、台11は、ケース25に支持されている。台11には、光硬化性樹脂23に照射する光を通過させる開口21が形成されている。
図1に示すように、槽12は、液体の光硬化性樹脂23を収容する。図2に示すように、槽12は、台11上に取り付け可能に配置されている。槽12は、台11に配置された状態において、台11の開口21を覆う。槽12は、光を透過させることのできる材料、例えば、透明な材料によって形成されている。
図1に示すように、槽12には第1光照射面30が設けられている。第1光照射面30は、槽12と光硬化性樹脂23との界面である。より詳細には、第1光照射面30は、槽12の底壁12aと光硬化性樹脂23との界面である。図2に示すように、第1光照射面30は、開口21内に位置する。第1光照射面30には、照射装置14から光が照射される。図3に示すように、第1光照射面30には、第1領域30Aと、第1領域30Aの隣の第2領域30Bと、第2領域30Bの隣の第3領域30Cとが含まれる。第1領域30A、第2領域30Bおよび第3領域30Cは、前後方向に並んでいる。第1領域30A、第2領域30Bおよび第3領域30Cは、左右方向に並んでいてもよい。
図1に示すように、ホルダ13は、槽12の上方、かつ、台11の開口21の上方に配置されている。ホルダ13は、下降したときに槽12内の光硬化性樹脂23に浸漬し、上昇するときに、形成された樹脂層24を吊り上げるように昇降自在に構成されている。樹脂層24は、光が照射されて光硬化性樹脂23が硬化することによって形成される。ここでは、台11には、上下方向に延びた支柱41が設けられている。支柱41の前方には、スライダ42が取り付けられている。スライダ42は、支柱41に沿って昇降自在であり、モータ43によって上方または下方に移動する。ここでは、ホルダ13は、スライダ42に取り付けられており、支柱41の前方に配置されている。ホルダ13は、モータ43によって上方または下方に移動する。ホルダ13は、所定の厚みTを有する樹脂層24が形成された後、所定の厚みTだけ上方に移動する。
図1に示すように、照射装置14は、第1プロジェクタ14Aと第2プロジェクタ14Bとを有している。第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bは、それぞれ第1光源および第2光源の一例である。光源は、プロジェクタに限定されない。第1プロジェクタ14Aは、第1光照射面30に光15Aを照射する。詳細には、第1プロジェクタ14Aは、第1領域30A(図3参照)および第2領域30B(図3参照)に光15Aを照射する。第1プロジェクタ14Aは、第1領域30Aおよび第2領域30Bに、所定の厚みTを有する樹脂層24を形成する。第2プロジェクタ14Bは、第1光照射面30に光15Bを照射する。詳細には、第2プロジェクタ14Bは、第2領域30Bおよび第3領域30C(図3参照)に光15Bを照射する。第2プロジェクタ14Bは、第2領域30Bおよび第3領域30Cに、所定の厚みTを有する樹脂層24を形成する。第1プロジェクタ14Aは、所定の波長からなる光15Aを照射することによって、第1領域30Aおよび第2領域30Bに所定の断面画像を投影する。第2プロジェクタ14Bは、所定の波長からなる光15Bを照射することによって、第2領域30Bおよび第3領域30Cに所定の断面画像を投影する。
第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aの光エネルギーと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bの光エネルギーとは互いに等しい。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aおよび第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bは、光硬化性樹脂23を硬化させて所定の厚みTを有する樹脂層24を形成する光エネルギーを有している。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aおよび第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bの光エネルギーを調整することによって、形成される樹脂層24の厚みTを変更することができる。第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bからそれぞれ照射された光15A、15Bは、台11の開口21を通じて槽12内の光硬化性樹脂23に照射される。
図1に示すように、第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bは、槽12より下方に配置されている。第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bは、ケース25に収容されている。第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bは、前後方向に並んで配置されている。第1プロジェクタ14Aと第2プロジェクタ14Bは、左右方向に並んで配置されていてもよい。図4に示すように、第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bは、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aの一部と第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bの一部とが第2領域30B(図3参照)で重なるように配置されている。すなわち、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとには隙間が生じない。
まず、光硬化性樹脂23を硬化させて1層目の樹脂層24(図1参照)を形成するときの、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aおよび第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bの形態について説明する。図4に示すように、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、ホルダ13の第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14B側の面13Bに対して第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bの反対側では、重ならない。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、ホルダ13の面13Bよりも上方では、重ならない。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、ホルダ13の面13Bよりも下方でのみ重なる。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、ホルダ13の面13B上で重なってもよい。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、光硬化性樹脂23を硬化させて所定の厚みTを有する新たな樹脂層24を形成させる領域28を超えた位置では、重ならない。
次に、光硬化性樹脂23を硬化させて2層目以降の樹脂層24(図1参照)を形成するときの、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aおよび第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bの形態について説明する。図5に示すように、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、形成された樹脂層24のうち第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bに最も近い樹脂層24Nの第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14B側の面24Bに対して第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bの反対側では、重ならない。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、最も近い樹脂層24Nの面24Bよりも上方では、重ならない。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、最も近い樹脂層24Nの面24Bおよび面24Bと同じ高さに位置する光硬化性樹脂23よりも下方でのみ重なる。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、最も近い樹脂層24Nの面24B上または面24Bと同じ高さに位置する光硬化性樹脂23上で重なってもよい。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、光硬化性樹脂23を硬化させて所定の厚みTを有する新たな樹脂層24を形成させる領域28を超えた領域29では、重ならない。領域29に位置する光硬化性樹脂23は、第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bから照射される光15A、15Bによって硬化しない。
図1に示すように、制御装置16は、ホルダ13が取り付けられたスライダ42を昇降自在に制御するモータ43、第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bに接続されている。制御装置16は、モータ43を駆動することによって、スライダ42およびホルダ13を上方または下方に移動させる。制御装置16は、照射装置14を制御する。即ち、制御装置16は、第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bを制御する。制御装置16は、第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bから照射される光15A、15Bの光エネルギーや光15A、15Bを照射するタイミングなどを制御する。制御装置16は、第1プロジェクタ14Aの光15Aの照射範囲15X(図4参照)を変更可能に構成されている。制御装置16は、第2プロジェクタ14Bの光15Bの照射範囲15Y(図4参照)を変更可能に構成されている。第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bから照射される光15A、15Bの照射範囲15X、15Yを変更することによって、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとが重なる領域である第2領域30Bおよび形成される樹脂層24の厚みTを変更することができる。なお、制御装置16の構成は特に限定されない。例えば、制御装置16は、コンピュータであり、中央演算処理装置(以下、CPUと称する。)と、CPUが実行するプログラムなどを格納したROMと、RAMなどを備えていてもよい。
以上のように、本実施形態の三次元造形装置10は、図1に示すように、第1光照射面30の第1領域30A(図3参照)および第2領域30B(図3参照)に光15Aを照射する第1プロジェクタ14Aと第1光照射面30の第2領域30Bおよび第3領域30C(図3参照)に光15Bを照射する第2プロジェクタ14Bとを備えている。このため、第1光照射面30のより広範囲に光を照射したり、第1光照射面30により高精度に光を照射したりすることができる。また、第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bがそれぞれ第2領域30Bに光15A、15Bを照射するため、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとの間には隙間が生じない。また、図5に示すように、樹脂層24を形成するときには、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bに最も近い樹脂層24Nの第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14B側の面24Bに対して第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bの反対側では、重ならない。これにより、既に形成された樹脂層24の周囲に位置する光硬化性樹脂23に光エネルギーの総量が大きい光が照射されなくなる。この結果、領域28に新たな樹脂層を形成しているときに第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bから照射される光15A、15Bによって、既に形成された樹脂層24の周囲に位置する光硬化性樹脂23が硬化することを抑制することができる。即ち、三次元造形装置10では、領域29に位置する光硬化性樹脂の硬化を抑制し、所望の形状を有する三次元造形物を造形することができる。
本実施形態では、図1に示すように、所定の厚みTを有する樹脂層24が形成された後、所定の厚みTだけ上方に移動するホルダ13を備えている。これにより、領域29(図5参照)に位置する光硬化性樹脂23の硬化を抑制しつつ、所定の厚みTを有する樹脂層24を下方に向かって連続的に形成することができる。また、槽12は少なくとも1層の樹脂層24を形成することができる大きさであればよく、また、樹脂層24を形成するたびに新しい光硬化性樹脂23を用いることができる。
本実施形態では、図1に示すように、制御装置16は、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aの照射範囲15X(図4参照)および第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bの照射範囲15Y(図4参照)を変更可能に構成されている。これにより、形成される樹脂層24の所定の厚みTを変更することができる。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態に係る三次元造形装置110の断面図である。三次元造形装置110は、台111と、槽112と、ホルダ113と、照射装置14と、制御装置16とを備えている。
図6に示すように、槽112は、液体の光硬化性樹脂23を収容する。槽112は、台111上に取り付け可能に配置されている。
図6に示すように、槽112には第2光照射面130が設けられている。第2光照射面130は、光硬化性樹脂23と空気との界面である。第2光照射面130は、光硬化性樹脂23の液面である。第2光照射面130には、照射装置14から光が照射される。図7に示すように、第2光照射面130には、第1領域130Aと、第1領域130Aの隣の第2領域130Bと、第2領域130Bの隣の第3領域130Cとが含まれる。第1領域130A、第2領域130Bおよび第3領域130Cは、前後方向に並んでいる。第1領域130A、第2領域130Bおよび第3領域130Cは、左右方向に並んでいてもよい。
図6に示すように、ホルダ113は、槽112の内方に配置されている。三次元造形物を造形しているとき、ホルダ113は、槽112内の光硬化性樹脂23に浸漬している。形成された樹脂層24は、ホルダ113上に配置される。三次元造形物の造形が完了すると、ホルダ113は上方に移動し、槽112より上方に配置される。ホルダ113は、昇降自在に構成されている。ここでは、台111には、上下方向に延びた支柱41が設けられている。支柱41の前方には、スライダ142が取り付けられている。スライダ142は、支柱41に沿って昇降自在であり、モータ43によって上方または下方に移動する。ここでは、ホルダ113は、スライダ142に取り付けられており、支柱41の前方に配置されている。ホルダ113は、モータ43によって上方または下方に移動する。ホルダ113は、所定の厚みTを有する樹脂層24が形成された後、所定の厚みTだけ下方に移動する。
図6に示すように、第1プロジェクタ14Aは、第2光照射面130に光15Aを照射する。詳細には、第1プロジェクタ14Aは、第1領域130A(図7参照)および第2領域130B(図7参照)に光15Aを照射する。第1プロジェクタ14Aは、第1領域130Aおよび第2領域130Bに、所定の厚みTを有する樹脂層24を形成する。第2プロジェクタ14Bは、第2光照射面130に光15Bを照射する。詳細には、第2プロジェクタ14Bは、第2領域130Bおよび第3領域130C(図7参照)に光15Bを照射する。第2プロジェクタ14Bは、第2領域130Bおよび第3領域130Cに、所定の厚みTを有する樹脂層24を形成する。
図6に示すように、第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bは、槽112より上方に配置されている。
まず、光硬化性樹脂23を硬化させて1層目の樹脂層24(図6参照)を形成するときの、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aおよび第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bの形態について説明する。図8に示すように、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、ホルダ113の面113Bよりも下方では、重ならない。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、ホルダ113の面113Bよりも上方でのみ重なる。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、ホルダ113の面113B上で重なってもよい。
次に、光硬化性樹脂23を硬化させて2層目以降の樹脂層24(図9参照)を形成するときの、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aおよび第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bの形態について説明する。図9に示すように、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、最も近い樹脂層24Nの面24Bよりも下方では、重ならない。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、最も近い樹脂層24Nの面24Bおよび面24Bと同じ高さに位置する光硬化性樹脂23よりも上方でのみ重なる。第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、最も近い樹脂層24Nの面24B上または面24Bと同じ高さに位置する光硬化性樹脂23上で重なってもよい。
本実施形態の三次元造形装置110は、図6に示すように、第2光照射面130の第1領域130A(図7参照)および第2領域130B(図7参照)に光15Aを照射する第1プロジェクタ14Aと第2光照射面130の第2領域130Bおよび第3領域130C(図7参照)に光15Bを照射する第2プロジェクタ14Bとを備えている。このため、第2光照射面130のより広範囲に光を照射したり、第2光照射面130により高精度に光を照射したりすることができる。また、第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bがそれぞれ第2領域130Bに光15A、15Bを照射するため、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとの間には隙間が生じない。また、図9に示すように、樹脂層24を形成するときには、第1プロジェクタ14Aから照射される光15Aと第2プロジェクタ14Bから照射される光15Bとは、第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bに最も近い樹脂層24Nの第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14B側の面24Bに対して第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bの反対側では、重ならない。これにより、既に形成された樹脂層24の周囲に位置する光硬化性樹脂23に光エネルギーの総量が大きい光が照射されなくなる。この結果、領域28に新たな樹脂層を形成しているときに第1プロジェクタ14Aおよび第2プロジェクタ14Bから照射される光15A、15Bによって、既に形成された樹脂層24の周囲に位置する光硬化性樹脂23が硬化することを抑制することができる。
本実施形態では、図6に示すように、所定の厚みTを有する樹脂層24が形成された後、所定の厚みTだけ下方に移動するホルダ113を備えている。これにより、領域29(図9参照)に位置する光硬化性樹脂23の硬化を抑制しつつ、所定の厚みTを有する樹脂層24を上方に向かって連続的に形成することができる。また、形成された樹脂層24は槽12に固着していないため、樹脂層24を形成するたびに槽12から樹脂層24を引き剥がす必要がない。このため、槽12の表面に傷等が発生することを防止することができる。
10 三次元造形装置
12 槽
13 ホルダ
14 照射装置
23 光硬化性樹脂
24 樹脂層
30 第1光照射面
30A 第1領域
30B 第2領域
30C 第3領域

Claims (5)

  1. 液体の光硬化性樹脂を硬化させて所定の断面形状の樹脂層を順次積層することによって三次元造形物を造形する三次元造形装置であって、
    液体の光硬化性樹脂が収容される収容槽と、
    前記光硬化性樹脂と前記収容槽との界面である第1光照射面に光を照射して、所定の厚みを有する樹脂層を形成する照射装置と、を備え、
    前記第1光照射面には、第1領域と、前記第1領域の隣の第2領域と、前記第2領域の隣の第3領域とが含まれ、
    前記照射装置は、前記第1領域および前記第2領域に光を照射し、前記収容槽より下方に配置された第1光源と、前記第2領域および前記第3領域に光を照射し、前記収容槽より下方に配置された第2光源とを有し、
    前記第1光源および前記第2光源から照射される光は、それぞれ単独で前記光硬化性樹脂を硬化させて前記所定の厚みを有する樹脂層を形成する光エネルギーを有し、
    前記第1光源から照射される光と前記第2光源から照射される光とは、形成された前記樹脂層のうち前記第1光源および前記第2光源に最も近い樹脂層の前記第1光源および前記第2光源側の面に対して前記第1光源および前記第2光源の反対側では、重ならない、三次元造形装置。
  2. 前記収容槽の上方に昇降自在に設けられ、前記所定の厚みを有する樹脂層が形成された後、前記所定の厚みだけ上方に移動するホルダを備えている、請求項1に記載の三次元造形装置。
  3. 液体の光硬化性樹脂を硬化させて所定の断面形状の樹脂層を順次積層することによって三次元造形物を造形する三次元造形装置であって、
    液体の光硬化性樹脂が収容される収容槽と、
    前記光硬化性樹脂と空気との界面である第2光照射面に光を照射して、所定の厚みを有する樹脂層を形成する照射装置と、を備え、
    前記第2光照射面には、第1領域と、前記第1領域の隣の第2領域と、前記第2領域の隣の第3領域とが含まれ、
    前記照射装置は、前記第1領域および前記第2領域に光を照射し、前記収容槽より上方に配置された第1光源と、前記第2領域および前記第3領域に光を照射し、前記収容槽より上方に配置された第2光源とを有し、
    前記第1光源および前記第2光源から照射される光は、それぞれ単独で前記光硬化性樹脂を硬化させて前記所定の厚みを有する樹脂層を形成する光エネルギーを有し、
    前記第1光源から照射される光と前記第2光源から照射される光とは、形成された前記樹脂層のうち前記第1光源および前記第2光源に最も近い樹脂層の前記第1光源および前記第2光源側の面に対して前記第1光源および前記第2光源の反対側では、重ならない、三次元造形装置。
  4. 前記収容槽の内方に昇降自在に設けられ、前記所定の厚みを有する樹脂層が形成された後、前記所定の厚みだけ下方に移動するホルダを備えている、請求項3に記載の三次元造形装置。
  5. 前記照射装置を制御する制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記第1光源から照射される光の照射範囲および前記第2光源から照射される光の照射範囲を変更可能に構成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の三次元造形装置。
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