JP6605361B2 - 超音波加湿器 - Google Patents

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Description

本発明は、超音波加湿器に関する。
超音波加湿器は、室内空気の加湿を主な目的として使用される。従来の超音波加湿器は、例えば特許文献1及び2に開示されている。
特許文献1に開示された超音波霧化装置は、加湿器や加湿機能付き組み込まれる構成となっている。また、超音波霧化装置において、超音波振動板は、肉厚方向に多数の貫通穴が形成され、上面は大気に露出し、下面が液体に直接接触している。超音波振動板が超音波振動することによって、超音波振動板は、貫通穴からミストが吹出すようになっている。
図7は、特許文献2に開示されたディフューザーの概略構成を示す断面図である。図7に示されるように、特許文献2に開示されたディフューザー100は、ディフューザー本体102を備えている。このディフューザー本体102は、吸入穴104が形成され、水などの液体Aを収容したカップや容器C内で浮かぶように構成された下側本体106を備えている。
また、ディフューザー本体102は、この下側本体106の内部の吸入穴104の上側に配置された超音波振動子110を備えている。超音波振動子110は、複数の微細穴108が形成されており、超音波振動によって、吸入穴104から流入した水と芳香成分を、ミストに変換できるようになっている。
さらに、ディフューザー本体102は、上側本体114を備えている。上側本体114は、下側本体106の上側に配置され、超音波振動子110で変換されたミストを、ディフューザー100の外部に排出することができるように、貫通穴112が形成されている。
このように構成される特許文献2に開示されたディフューザー100では、複数の微細穴108が形成された超音波振動子110を振動させる。これにより、下側本体106の吸入穴104から流入した水と芳香成分を、微細な水粒子と芳香成分粒子に変換して、上側本体114の貫通穴112を介して外部に排出するようになっている。
特開2010−249337号公報(2010年11月 4日公開) 特開2015− 28404号公報(2015年 2月12日公開)
しかしながら、特許文献2に開示された従来の装置は、加湿された空気が不衛生になるという問題がある。
特許文献2に開示された装置は、容器C内に収容された液体Aをそのまま吸入穴104から流入し、超音波振動子110に接触させる構成となっている。それゆえ、容器C内に収容された液体Aに雑菌が繁殖している場合、超音波振動子110により、雑菌を含むミストに変換されることになる。その結果、特許文献2に開示された装置によって加湿された空気は、雑菌を含むミストを含み、不衛生となる。
また、液体Aがカルキやミネラルを含む水である場合、超音波振動子110により、ミネラルを含むミストに変換されることになる。このようなミストは、床等に付着すると、ミストに含まれるミネラルが白い粉となって析出し、不衛生である。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、衛生的な加湿が可能な超音波加湿器を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る超音波加湿器は、ミストを発生する超音波振動子と、前記超音波振動子を収容する加湿器本体と、を備え、前記加湿器本体の上下方向に貫通し、下部が液体と接触し上部が開放された吸入穴を有し、前記超音波振動子が、前記吸入穴から吸入された液体と接触するように配された超音波加湿器であって、前記吸入穴における前記超音波振動子と同位置、または前記超音波振動子よりも下側の位置に、液体を浄化する浄化フィルタが設けられ、前記加湿器本体は、前記超音波振動子によるミスト発生停止時に、前記超音波振動子のミスト発生面及び前記浄化フィルタ上に存在する液体が排出可能な構造を有することを特徴としている。
本発明の一態様によれば、衛生的な加湿を実現できるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る超音波加湿器の概略構成を示し、(a)は斜視図であり、(b)は断面図であり、(c)は、加湿器本体の吸入穴を上側から見た上面図である。 (a)は、加湿器本体に収容されるミスト発生部の構成を示す斜視図であり、(b)は、吸入穴における超音波振動子の配置を示す上面図である。 本発明の実施形態2に係る超音波加湿器の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る超音波加湿器の変形例の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態3に係る超音波加湿器の概略構成を示す断面図である。 (a)は、本発明の実施形態4に係る超音波加湿器の概略構成を示す断面図であり、(b)は(a)の超音波加湿器に備えられた超音波振動子の概略構成を示す斜視図である。 特許文献2に開示されたディフューザーの概略構成を示す断面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
本実施形態に係る超音波加湿器は、例えば、浴室の湯船等に設置されるものであり、水や湯などの液体に対して浮いた状態で設置されていてもよいし、固定具等により固定された状態で設置されていてもよい。以下では、一例として、水などの液体に浮いた状態で設置される超音波加湿器の構成を説明する。
図1は、本実施形態に係る超音波加湿器10の概略構成を示し、図1の(a)は斜視図であり、図1の(b)は断面図であり、図1の(c)は、加湿器本体1の吸入穴1aを上側から見た上面図である。
図1の(a)〜(c)に示されるように、本実施形態に係る超音波加湿器10は、加湿器本体1と、ミストを発生させる超音波振動子21を有するミスト発生部20と、浄化フィルタ3と、を備えている。加湿器本体1には、超音波振動子21を含むミスト発生部20、及び浄化フィルタ3が収容されている。
加湿器本体1には、吸入穴1aが形成されている。この吸入穴1aは、加湿器本体1の上下方向に貫通し、下部が液体Aと接触し上部が開放された構成になっている。また、加湿器本体1の外形形状は、水などの液体Aに浮かぶように半球形状となっている。加湿器本体1の外形形状は、半球形状に限定されず、水などの液体Aに浮かび得る形状であれば特に限定されない。
図2の(a)は、加湿器本体1に収容されるミスト発生部20の具体的な構成を示す斜視図であり、図2の(b)は、吸入穴1aにおける超音波振動子21の配置状態を示す上面図である。なお、図2の(b)では、浄化フィルタ3を省略している。
図2の(a)に示されるように、ミスト発生部20は、超音波振動子21と、超音波振動子21を制御する駆動部22と、を備えている。超音波振動子21は、圧電セラミックスからなる圧電振動子と圧電振動子を収容する筐体とにより構成されている。また、駆動部22は、加湿器本体1における吸入穴1a以外の部分に収容されており、リード線等を介して、超音波振動子21と接続している。駆動部22は、超音波振動子21の圧電振動子に高周波の交流電圧を印加し、圧電振動子を超音波振動させる。
また、図2の(b)に示されているように、超音波振動子21には、ねじ穴23が形成されている。また、吸入穴1aの側壁には、超音波振動子21を支持する支持部1bが設けられている。超音波振動子21は、ねじ穴23と支持部1bとのねじ固定により、吸入穴1aに取り付けられる。超音波振動子21は、少なくとも一部が吸入穴1aの側壁と離間するように配置されている。
図1の(b)及び(c)に示されるように、超音波振動子21の周囲には、浄化フィルタ3が設けられている。すなわち、浄化フィルタ3は、超音波振動子21と吸入穴1aの側壁との離間部分に設けられている。浄化フィルタ3は、吸入穴1aの側壁及び超音波振動子21の両方に接触して設けられている。換言すると、浄化フィルタ3には、開口部が設けられ、この開口部に超音波振動子21が嵌め込まれた構成となっている。
浄化フィルタ3は、加湿器本体1の下部から吸入穴1aへ流入する液体Aを浄化するためのフィルタである。浄化フィルタ3は、液体A中のカルキやミネラル成分または雑菌を除去することが可能なフィルタであれば、特に限定されない。例えば、浄化フィルタ3は、活性炭繊維により構成されたフィルタ、中空糸により構成されたフィルタ、天然サンゴ素材に構成されたフィルタ等が挙げられる。また、浄化フィルタ3に形成される穴は、濾過物に応じて適宜設定することができ、例えば、穴のサイズを0.0001μm〜1μmの範囲内で設定することができる。また、浄化フィルタ3は、異なるサイズの穴が形成された複数のフィルタが積層された構成であってもよい。
また、浄化フィルタ3は、加湿器本体1に対し取り外し可能であることが好ましい。すなわち、浄化フィルタ3は、交換可能なユニットであることが好ましい。これにより、寿命を過ぎた浄化フィルタ3を容易に交換することができ、浄化フィルタ3の浄化効果を継続的に維持できる。
また、加湿器本体1には、バッテリが搭載されている。これにより、コードレス化を実現でき、外部から電源供給がない環境下でも超音波加湿器10を使用することができる。
本実施形態に係る超音波加湿器10を液体Aに浮遊させたとき、液体Aは、加湿器本体1の下部から吸入穴1aに流入し、水圧によって浄化フィルタ3を通過する。そして、浄化フィルタ3を通過した液体Aは、超音波振動子21の上面24に接触する。
したがって、超音波加湿器10では、加湿器本体1の吸入穴1a内に満たされた液体Aの液面は、超音波振動子21の上面24よりも高くなっている。超音波加湿器10では、吸入穴1aにおける液体Aの液面の位置が一定の位置に保たれる構成となっており、超音波振動子21の上面24と液体Aの液面との距離も一定となっている。駆動部22から超音波振動子21に高周波の電圧が印加されると、超音波振動子21は超音波振動し、その振動エネルギーは、液体Aの液面に集中する。その結果、吸入穴1aにおける液体Aの液面では、液体Aが柱のように立ち上った状態となる。そして、立ち上がった液体Aの先端部では表面張力が大幅に低下しているため、この先端部から液体Aの微粒子が飛散する。飛散した液体Aの微粒子は、ミストmとして超音波加湿器10外部へ送り出される。
例えば、超音波加湿器10を浮遊する液体Aが浴槽内の湯等の比較的暖かい液体である場合、ミストmは、液体Aの上昇気流により超音波加湿器10外部へ送り出される。また、超音波加湿器10を浮遊する液体Aが水等といった常温の液体である場合、加湿器本体1に搭載されたファン(不図示)等によって超音波加湿器10外部へ送り出される。
ここで、超音波加湿器10の構成によれば、超音波振動子21によってミスト化される液体Aは、浄化フィルタ3によって、雑菌またはミネラル成分除去された液体である。それゆえ、超音波振動子21により、雑菌またはミネラル成分除去されたミストmが外部へ送り出されるので、衛生的な加湿を実現することができる。
ところで、浄化フィルタ3により浄化された液体Aは、そのまま放置されると、再び雑菌が繁殖し不衛生となる。特に、消毒のためのカルキやミネラルが除去された液体Aは雑菌が繁殖しやすい。それゆえ、超音波振動子21によるミスト発生停止後に、このような状態で再び超音波振動子21を超音波振動させると、浄化フィルタ3により浄化した液体Aであっても、雑菌またはミネラル成分を含むミストが生成され、不衛生となる。超音波振動子21によるミスト発生停止後に浄化フィルタ3により浄化された液体Aを排出することは、超音波加湿器10を衛生的にメンテナンスする上で重要な課題である。
そこで、超音波加湿器10の構成によれば、吸入穴1aの上部は開放されており、かつ、浄化フィルタ3は、超音波振動子21と吸入穴1aの側壁との離間部分に設けられている。それゆえ、浄化フィルタ3を通過した液体A(すなわち、浄化フィルタ3上に溜まった液体A)は、吸入穴1aの上部の開放部分から排出可能となっている。そして、超音波振動子21によるミスト発生停止後、浄化フィルタ3上に溜まった液体Aは、加湿器本体1を傾斜させ上下逆さまにすることにより外部へ容易に排出することができる。
このように、超音波加湿器10は、超音波振動子21によるミスト発生停止時に、超音波振動子21の上面24及び浄化フィルタ3上に存在する液体Aが排出可能な構造を有している。したがって、衛生的な加湿を実現できるのに加え、衛生的なメンテナンスを容易にできるという効果を奏する。
また、一般的に、浄化フィルタ等により浄化された水は、水道水等と異なり、カルキなどを含まないため、長時間放置すると雑菌が繁殖するおそれがある。それゆえ、水のミストを放出する一般的な超音波加湿器に、長時間放置された浄化された水を使用すると、水以外の成分(雑菌)が室内に放出され、使用者の健康を害するという所謂加湿器病のおそれがある。このような加湿器病に対し、従来、種々の対策がなされてきた。本実施形態に係る超音波加湿器10は、超音波振動子21によるミスト発生停止時に、超音波振動子21の上面24及び浄化フィルタ3上に存在する液体A(例えば浄化された水)を容易に外部に排出できる点で有用である。
また、超音波加湿器10の使用環境は、特に限定されていないが、好適には浴室内で使用される。超音波加湿器10を浴室内の湯船に設置して使用した場合、浴室をミストサウナとして使用することができる。ミストサウナは、美容、ダイエット等に対して効果的である。
なお、図1に示された構成では、超音波振動子21の上面24は、浄化フィルタ3の上面と略同じ位置になっている。しかし、浄化フィルタ3は、超音波振動子21と吸入穴1aの側壁との離間部分に設けられている構成であればよく、超音波振動子21の上面24が、浄化フィルタ3の上面と異なる位置にある構成であってもよい。すなわち、超音波振動子21は、浄化フィルタ3の上面から突出した構成であってもよく、浄化フィルタ3の上面から窪んだ構成であってもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図3に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図3は、本実施形態に係る超音波加湿器10Aの概略構成を示す断面図である。
図3に示されるように、本実施形態に係る超音波加湿器10Aは、浄化フィルタ3Aが超音波振動子21Aよりも下側に配置されている点が前記実施形態1と異なる。浄化フィルタ3Aは、超音波振動子21Aと吸入穴1aの側壁との離間部分は、浄化フィルタ3Aを通過した液体Aの流路Bを構成している。
超音波加湿器10Aでは、液体Aは、加湿器本体1の下部から浄化フィルタ3Aを通過して、吸入穴1aに流入する。そして、浄化フィルタ3Aを通過した液体Aは、超音波振動子21Aに接触する。ここで、超音波加湿器10では、超音波振動子21Aと吸入穴1aの側壁との離間部分は、浄化フィルタ3Aを通過した液体Aの流路Bを構成する。それゆえ、超音波振動子21Aと吸入穴1aの側壁との離間部分の流路Bを通過して、超音波振動子21Aの上面24Aにまで到達する。加湿器本体1の吸入穴1a内に満たされた液体Aの液面は、超音波振動子21Aの上面24Aよりも高くなる。
そして、超音波振動子21Aに高周波の電圧が印加されると、超音波振動子21Aは超音波振動する。そして、この超音波振動により、液体Aの液面からミストmが超音波加湿器10Aの外部へ送り出される。このように、本実施形態に係る超音波加湿器10Aにおいても、超音波振動子21Aにより、雑菌またはミネラル成分除去されたミストmが外部へ送り出されるので、衛生的な加湿を実現することができる。
また、超音波振動子21Aによるミスト発生停止後、浄化フィルタ3A上に溜まった液体Aは、加湿器本体1を傾斜させ上下逆さまにすることにより、流路Bを通過して外部へ排出される。このように、超音波加湿器10Aは、超音波振動子21Aによるミスト発生停止時に、超音波振動子21Aの上面24A及び浄化フィルタ3A上に存在する液体Aが排出可能な構造を有している。したがって、超音波加湿器10Aの構成によれば、衛生的な加湿を実現できるのに加え、衛生的なメンテナンスを容易にできるという効果を奏する。
図4は、本実施形態に係る超音波加湿器10Aの変形例の構成を示す断面図である。図4に示されるように、変形例としての超音波加湿器10Bは、超音波振動子21Aが浄化フィルタ3Aに接触している点で、超音波加湿器10Aと異なる。
超音波振動子21Aが浄化フィルタ3Aに接触していることにより、超音波振動子21Aと浄化フィルタ3Aとの間には、液体Aが溜まる空間が存在しない。それゆえ、加湿器本体1を傾斜させ上下逆さまにすると、超音波振動子21Aと浄化フィルタ3Aとの間に液体Aが残ることなく、液体Aを外部へ排出することができる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について、図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図5は、本実施形態に係る超音波加湿器10Cの概略構成を示す断面図である。
図5に示されるように、本実施形態に係る超音波加湿器10Cは、超音波振動子21Bの構成が前記実施形態1及び2と異なる。超音波振動子21Bは、上面が大気に露出し、下面が液体Aに接触するように設けられている。また、超音波振動子21Bには、厚さ方向に微細な貫通穴25Bが多数形成されている。浄化フィルタ3Aは、超音波振動子21Bよりも下側に配置されており、超音波振動子21Bと離間している。
また、加湿器本体1は、吸入穴1aの側壁に排出路1cが形成されている。この排出路1cは、超音波振動子21Bと浄化フィルタ3Aとの間に溜まっている液体Aを排出するための流路である。この排出路1cは、貯液部1eに連結している。貯液部1eは、液体Aを貯蔵するための空間である。超音波加湿器10Cでは、吸入穴1aと貯液部1eとは、排出路1cを介して連通している。排出路1cには、開閉弁1dが設けられている。この開閉弁1dは、排出路1cの開閉を切り替える弁である。
開閉弁1dは、公知の構成であれば特に限定されない。例えば、電磁弁であってもよい。また、開閉弁1dは、ミスト発生時には閉じられ、ミスト発生停止時には開けられるように制御されている。
超音波加湿器10Cでは、液体Aは、加湿器本体1の下部から浄化フィルタ3Aを通過して、吸入穴1aに流入する。そして、浄化フィルタ3Aを通過した液体Aは、超音波振動子21Bの下面に到達し、超音波振動子21Bに形成された貫通穴25B内に保持される。
このように本実施形態に係る超音波加湿器10Cでは、浄化フィルタ3Aにより浄化された液体Aは、超音波振動子21B及び浄化フィルタ3Aにより囲まれた空間内に溜められる。超音波振動子21Bの上面は空気に露出している。
超音波振動子21Bに高周波の電圧が印加されると、超音波振動子21Bは超音波振動する。そして、この超音波振動により、超音波振動子21Bの下面に接触している液体Aは、貫通穴25Bを通じてミストmとなって外部に吹き出す。超音波振動子21Bの下面に接触している液体Aは、浄化フィルタ3Aにより浄化されている。それゆえ、本実施形態に係る超音波加湿器10Cにおいても、超音波振動子21Bにより、雑菌またはミネラル成分除去されたミストmが外部へ送り出されるので、衛生的な加湿を実現することができる。
また、超音波振動子21Bによるミスト発生停止後、超音波振動子21B及び浄化フィルタ3Aの間に溜まった液体Aは、開閉弁1dを開けることにより、排出路1cを通って貯液部1eにて貯蔵される。その結果、浄化フィルタ3A上にある液体Aは、吸入穴1a外部に排出されることとなる。このように、超音波加湿器10Cは、超音波振動子21Bによるミスト発生停止時に、超音波振動子21Bの上面及び浄化フィルタ3A上に存在する液体Aが排出可能な構造を有している。
〔実施形態4〕
本発明のさらに他の実施形態について、図6の(a)及び(b)に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図6の(a)は、本実施形態に係る超音波加湿器10Dの概略構成を示す断面図であり、図6の(b)は図6の(a)の超音波加湿器10Dに備えられた超音波振動子21Cの概略構成を示す斜視図である。
図6の(a)及び(b)に示されるように、本実施形態に係る超音波加湿器10Dは、超音波振動子21Cと浄化フィルタ3Aとが離間しておらず近接している点が前記実施形態3と異なる。超音波振動子21Cは、その外縁を覆うようにハウジング26Cが設けられている。また、超音波振動子21Cには、厚さ方向に微細な貫通穴25Cが多数形成されている。浄化フィルタ3Aは、超音波振動子21Cのハウジング26Cと接触して設けられている。ハウジング26Cの厚さは、極めて小さいため、超音波振動子21Cと浄化フィルタ3Aとの間に溜まる液体Aは極めて少ない。
超音波振動子21Bに高周波の電圧が印加されると、超音波振動子21Cは超音波振動する。そして、この超音波振動により、超音波振動子21Cの下面に接触している液体Aは、貫通穴25Cを通じてミストmとなって外部に吹き出す。本実施形態に係る超音波加湿器10Cにおいても、超音波振動子21Cにより、雑菌またはミネラル成分除去されたミストmが外部へ送り出されるので、衛生的な加湿を実現することができる。
また、ハウジング26Cの厚さは、極めて小さいため、超音波振動子21Cと浄化フィルタ3Aとの間に溜まる液体Aは極めて少ない。それゆえ、超音波振動子21Cと浄化フィルタ3Aとの間に溜まる液体Aは、超音波振動子21Cの超音波振動によるミストmの発生に全て使われることになる。したがって、超音波振動子21Cによるミスト発生停止時には、超音波振動子21Cと浄化フィルタ3Aとの間には液体Aが存在しない。それゆえ、本実施形態に係る超音波加湿器10Dにおいても、超音波振動子21Cと浄化フィルタ3Aとの間に液体Aが残ることなく、液体Aを外部へ排出することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る超音波加湿器10または10Aは、ミストmを発生する超音波振動子21または21Aと、前記超音波振動子21または21Aを収容する加湿器本体1と、を備え、前記加湿器本体1の上下方向に貫通し、下部が液体Aと接触し上部が開放された吸入穴1aを有し、前記超音波振動子21または21Aが、前記吸入穴1aから流入された液体Aと接触するように配された超音波加湿器10または10Aであって、前記吸入穴1aにおける前記超音波振動子21と同位置、または前記超音波振動子21Aよりも下側の位置に、液体Aを浄化する浄化フィルタ3または3Aが設けられ、前記加湿器本体1は、前記超音波振動子21または21Aによるミスト発生停止時に、前記超音波振動子21または21Aの上面24または24A及び前記浄化フィルタ3または3A上に存在する液体Aが排出可能な構造を有する。
上記の構成によれば、前記吸入穴1aにおける前記超音波振動子21と同位置、または前記超音波振動子21Aよりも下側の位置に、液体Aを浄化する浄化フィルタ3または3Aが設けられているので、超音波振動子21または21Aによってミスト化される液体Aは、浄化フィルタ3または3Aによって、雑菌またはミネラル成分除去された液体である。それゆえ、超音波振動子21または21Aにより、雑菌またはミネラル成分除去されたミストmが外部へ送り出されるので、衛生的な加湿を実現することができる。
ところで、浄化フィルタ3または3Aにより浄化された液体Aは、そのまま放置されると、再び雑菌が繁殖し不衛生となる。それゆえ、このような状態で、再び超音波振動子21または21Aを超音波振動させると、浄化フィルタ3または3Aにより浄化した液体Aであっても、雑菌またはミネラル成分を含むミストが生成され、不衛生となる。超音波振動子21または21Aによるミスト発生停止後に浄化フィルタ3または3Aにより浄化された液体Aを排出することは、超音波加湿器10または10Aを衛生的にメンテナンスする上で重要な課題である。
上記の構成によれば、前記超音波振動子21または21Aによるミスト発生停止時に、前記超音波振動子21または21Aの上面24または24A及び前記浄化フィルタ3または3A上に存在する液体Aが排出可能な構造を有するので、衛生的な加湿を実現できるのに加え、衛生的なメンテナンスを容易にできるという効果を奏する。
本発明の態様2に係る超音波加湿器10Aは、上記態様1において、前記超音波振動子21Aは、少なくとも一部が前記吸入穴1aの側壁と離間するように配置されている構成であってもよい。
上記の構成によれば、前記超音波振動子21Aは、少なくとも一部が前記吸入穴1aの側壁と離間するので、加湿器本体1における吸入穴1aの下部から浄化フィルタ3Aを通過して流入した液体Aは、超音波振動子21Aと吸入穴1aの側壁との離間部分を通過して、超音波振動子21Aの上面24Aにまで到達する。このため、上記の構成では、加湿器本体1の吸入穴1a内に満たされた液体Aの液面は、超音波振動子21Aの上面24Aよりも高くなっている。上記の構成によれば、超音波振動子21Aの超音波振動により、液体Aの液面からミストmが発生する。このように、本発明は、超音波振動子21Aの超音波振動により、該超音波振動子21Aの上面24Aよりも上に位置する液体Aの液面からミストmを発生させる構成に対しても適用可能である。
本発明の態様3に係る超音波加湿器10は、上記態様2において、前記浄化フィルタ3は、前記超音波振動子21と前記吸入穴1aの側壁との離間部分に設けられていてもよい。
上記の構成によれば、前記浄化フィルタ3は、前記超音波振動子21と前記吸入穴1aの側壁との離間部分に設けられているので、浄化フィルタ3を通過した液体Aは、吸入穴1aの上部の開放部分から排出可能となっている。そして、超音波振動子21によるミスト発生停止後、浄化フィルタ3を通過した液体Aは、加湿器本体1を傾斜させ上下逆さまにすることにより外部へ容易に排出することができる。このように、超音波加湿器10Aは、超音波振動子21によるミスト発生停止時に、超音波振動子21の上面24及び浄化フィルタ3上に存在する液体Aが排出可能な構造を有している。したがって、上記の構成によれば、衛生的なメンテナンスを容易にできるという効果を奏する。
本発明の態様4に係る超音波加湿器10Aは、上記態様2において、前記浄化フィルタ3Aは、前記超音波振動子21Aよりも下側の位置に配され、前記超音波振動子21Aと前記吸入穴1aの側壁との離間部分は、前記浄化フィルタ3Aを通過した液体Aの流路Bを構成していてもよい。
上記の構成によれば、超音波振動子21Aによるミスト発生停止後、浄化フィルタ3A上に溜まった液体Aは、加湿器本体1を傾斜させ上下逆さまにすることにより、上記流路Bを通過して外部へ排出される。このように、超音波加湿器10Aは、超音波振動子21Aによるミスト発生停止時に、超音波振動子21Aの上面24A及び浄化フィルタ3A上に存在する液体Aが排出可能な構造を有している。したがって、上記の構成によれば、衛生的なメンテナンスを容易にできるという効果を奏する。
本発明の態様5に係る超音波加湿器10Bは、上記態様1において、前記超音波振動子21Bは、その厚さ方向に貫通穴25Bが形成されており、上面が空気に露出し下面が前記液体Aに接触するように設けられ、前記吸入穴1aには、前記超音波振動子21Bと前記浄化フィルタ3Aとの間に溜まった液体Aを排出する排出路1cが設けられており、前記加湿器本体1は、前記排出路1cの開閉を制御する開閉弁1dを備えた構成であってもよい。
上記の構成によれば、超音波振動子21Bの超音波振動により、超音波振動子21Bの下面に接触している液体Aは、貫通穴25Bを通じてミストmとなって外部に吹き出す。超音波振動子21Bの下面に接触している液体Aは、浄化フィルタ3Aにより浄化されているので、衛生的な加湿を実現することができる。
また、上記の構成によれば、超音波振動子21Bによるミスト発生停止後、超音波振動子21B及び浄化フィルタ3Aの間に溜まった液体Aは、開閉弁1dを開けることにより、排出路1cを通って吸入穴1a外部に排出することができる。このように、超音波加湿器10Cは、超音波振動子21Bによるミスト発生停止時に、超音波振動子21Bの上面及び浄化フィルタ3A上に存在する液体Aが排出可能な構造を有している。
本発明の態様6に係る超音波加湿器10、10A〜10Cは、上記態様1〜5において、前記浄化フィルタ3、3Aは、前記加湿器本体1に対し取り外し可能であることが好ましい。
上記の構成によれば、寿命を過ぎた浄化フィルタ3、3Aを容易に交換することができ、浄化フィルタ3、3Aの浄化効果を継続的に維持できる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 加湿器本体
1a 吸入穴
1c 排出路
1d 開閉弁
3、3A 浄化フィルタ
10、10A、10B、10C、10D 超音波加湿器
21、21A、21B、21C 超音波振動子
24、24A 上面
25B、25C 貫通穴
m ミスト

Claims (5)

  1. ミストを発生する超音波振動子と、
    前記超音波振動子を収容する加湿器本体と、を備え、前記加湿器本体の上下方向に貫通し、下部が液体と接触し上部が開放された吸入穴を有し、前記超音波振動子が、前記吸入穴から流入された液体と接触するように配された超音波加湿器であって、
    前記吸入穴における前記超音波振動子と同位置、または前記超音波振動子よりも下側の位置に、液体を浄化する浄化フィルタが設けられ、
    前記加湿器本体は、前記超音波振動子によるミスト発生停止時に、前記超音波振動子の上面及び前記浄化フィルタ上に存在する液体が排出可能な構造を有し、
    前記超音波振動子は、少なくとも一部が前記吸入穴の側壁と離間するように配置されていることを特徴とする超音波加湿器。
  2. 前記浄化フィルタは、前記超音波振動子と前記吸入穴の側壁との離間部分に設けられていることを特徴とする請求項に記載の超音波加湿器。
  3. 前記浄化フィルタは、前記超音波振動子よりも下側の位置に配され、
    前記超音波振動子と前記吸入穴の側壁との離間部分は、前記浄化フィルタを通過した液体の流路を構成することを特徴とする請求項に記載の超音波加湿器。
  4. ミストを発生する超音波振動子と、
    前記超音波振動子を収容する加湿器本体と、を備え、前記加湿器本体の上下方向に貫通し、下部が液体と接触し上部が開放された吸入穴を有し、前記超音波振動子が、前記吸入穴から流入された液体と接触するように配された超音波加湿器であって、
    前記吸入穴における前記超音波振動子よりも下側の位置に、液体を浄化する浄化フィルタが設けられ、
    前記超音波振動子は、その厚さ方向に貫通穴が形成されており、上面が空気に露出し下面が前記液体に接触するように設けられ、
    前記加湿器本体は、前記超音波振動子によるミスト発生停止時に、前記超音波振動子の上面及び前記浄化フィルタ上に存在する液体が排出可能な構造を有し、当該構造は、
    前記吸入穴に設けられ、前記超音波振動子と前記浄化フィルタとの間に溜まった液体を排出する排出路と、
    記排出路の開閉を制御する開閉弁と、を備えたことを特徴とする超音波加湿器。
  5. 前記浄化フィルタは、前記加湿器本体に対し取り外し可能であることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の超音波加湿器。
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