JP6604861B2 - レール削正装置 - Google Patents
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Description
ここで、前記リンク機構部は、前記ベース部の前記突出軸部に中間部が回動可能に連結される一方、その中間部から基部側へ所定長の箇所にリンク側ボルト孔が形成された第1リンクと、その第1リンクの先端部に基部が回動可能に連結される一方、先端部が前記ロータリーバー押付け部の中間部に回動可能に連結された第2リンクとを備える一方、前記ベース部の上部には、さらに前記第1リンクにおける前記中間部から前記リンク側ボルト孔までの前記所定長を半径とした円周上に所定の間隔を空けて複数の角度設定板側ボルト孔が形成された第1リンク角度設定板が設けられており、前記第1リンク角度設定板の前記複数の角度設定板側ボルト孔の内の一の角度設定板側ボルト孔と、前記リンク機構部の前記第1リンクの前記リンク側ボルト孔とを合せて角度設定用ボルトを通すことにより、前記ベース部に対する前記第1リンクの取付け角度が設定可能であると良い。
また、前記ロータリーバー押付け部は、前記ロータリーバーを回転可能に支持するL字形状のロータリーバー支持部と、押付け本体部とを有し、前記押付け本体部は、長尺部と
、その長尺部からほぼ90度の角度で接合された短尺部とを有するほぼL字形状で構成されており、長尺部の上部には、作業者が掴み押すための主ハンドルが設けられ、短尺部の下端部には前記ロータリーバー支持部が連結される一方、短尺部の中間部に前記リンク機構部が回動可能に連結されるように構成しても良い。
また、前記リンク機構部には、レールの長手方向と平行に延びる補助ハンドルが設けられているとさらに良い。
また、前記突出軸部の下方には、レールを上面から観察するための窓ガラスを有する安全カバーが前記ベース部から突出して設けられているとさらに良い。
特に、本発明のレール削正装置では、ベース部は上部にレールの長手方向に突出した突出軸部を有し、リンク機構部は基端部がベース部上部の突出軸部を介して回動可能に連結され、ロータリーバー支持部をレールの長手方向に対し直交し、かつ、かつ、ベース部から突出軸部の突出長さだけオフセットした平面内においてロータリーバー支持部を上下左右自在に移動させる。
そのため、本発明のレール削正装置によれば、ロータリーバーは、ベース部に干渉せずにレールの踏面(上面)や側面、底面に移動することが可能となり、ベース部を取り外すことなく、レールの底面や側面だけでなく、踏面も削正することができる。
実施形態のレール削正装置1は、図1に示すように、モーター等の回転手段13の回転力を、フレキシブルシャフト12を介しロータリーバー11に伝達してレールの表面を削正するもので、ロータリーバー11と、フレキシブルシャフト12と、回転手段13と、ロータリーバー押付け部14と、リンク機構部15と、ベース部16とを備える。
図10は、実施形態1のレール削正装置1によってレールRの頭部の踏面を削正する際の状態を示す正面図、図11は、その左側面図である。
図12は、実施形態1のレール削正装置1によってレールRの頭部の側面を削正する際の状態を示す正面図である。
図13は、実施形態1のレール削正装置1によってレールRの腹部の側面を削正する際の状態を示す正面図である。
図14は、実施形態1のレール削正装置1によってレールRの底部の底面を削正する際の状態を示す正面図、図14はその左側面図である。
11 ロータリーバー
12 フレキシブルシャフト
13 回転手段
14 ロータリーバー押付け部
14a ロータリーバー支持部
14b 押付け本体部
14b1 長尺部
14b2 短尺部
14b3 主ハンドル
15 リンク機構部
15a 第1リンク
15a1 第1連結スリーブ部
15a2 リンク側ボルト孔
15b 第2リンク
15d 第2連結軸部
15e 第3連結軸部
16 ベース部
16a レールクランプ部
16b 締付けネジ
16c 締付けハンドル
16d リンク機構回転支持部
16d1 突出軸部
16e 第1リンク角度設定板
16e1 角度設定板側ボルト孔
16e2 角度設定用ボルトピン
16f 安全カバー
16f1 窓ガラス
R レール
Claims (5)
- レールの表面を削正するレール削正装置であって、
レールの表面を削正するロータリーバーと、
前記ロータリーバーを回転可能に支持すると共に、前記ロータリーバーをレールの表面に押付けるロータリーバー押付け部と、
下部に設けられたレールクランプ部によってレールに着脱可能に取り付けられ、上部にはレールの長手方向に突出した突出軸部を有するベース部と、
基端側が前記ベース部上部の前記突出軸部を介して回動可能に連結される一方、先端部に前記ロータリーバー押付け部が回動可能に連結され、レールの長手方向に対し直交し、かつ、前記ベース部から前記突出軸部の突出長さだけオフセットした平面内において少なくとも前記ロータリーバーが前記ベース部と干渉しない状態で上下左右自在に移動させるリンク機構部と
を備えたことを特徴とするレール削正装置。 - 請求項1記載のレール削正装置において、
前記リンク機構部は、
前記ベース部の前記突出軸部に中間部が回動可能に連結される一方、その中間部から基部側へ所定長の箇所にリンク側ボルト孔が形成された第1リンクと、
その第1リンクの先端部に基部が回動可能に連結される一方、先端部が前記ロータリーバー押付け部の中間部に回動可能に連結された第2リンクとを備える一方、
前記ベース部の上部には、
さらに前記第1リンクにおける前記中間部から前記リンク側ボルト孔までの前記所定長を半径とした円周上に所定の間隔を空けて複数の角度設定板側ボルト孔が形成された第1リンク角度設定板が設けられており、
前記第1リンク角度設定板の前記複数の角度設定板側ボルト孔の内の一の角度設定板側ボルト孔と、前記リンク機構部の前記第1リンクの前記リンク側ボルト孔とを合せて角度設定用ボルトを通すことにより、前記ベース部に対する前記第1リンクの取付け角度が設定可能であることを特徴とするレール削正装置。 - 請求項1または請求項2記載のレール削正装置において、
前記ロータリーバー押付け部は、前記ロータリーバーを回転可能に支持するL字形状のロータリーバー支持部と、押付け本体部とを有し、
前記押付け本体部は、長尺部と、その長尺部からほぼ90度の角度で接合された短尺部とを有するほぼL字形状で構成されており、長尺部の上部には、作業者が掴み押すための主ハンドルが設けられ、
短尺部の下端部には前記ロータリーバー支持部が連結される一方、短尺部の中間部に前記リンク機構部が回動可能に連結されることを特徴とするレール削正装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載のレール削正装置において、
前記リンク機構部には、レールの長手方向と平行に延びる補助ハンドルが設けられていることを特徴とするレール削正装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一の請求項に記載のレール削正装置において、
前記突出軸部の下方には、レールを上面から観察するための窓ガラスを有する安全カバーが前記ベース部から突出して設けられていることを特徴とするレール削正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016013178A JP6604861B2 (ja) | 2016-01-27 | 2016-01-27 | レール削正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016013178A JP6604861B2 (ja) | 2016-01-27 | 2016-01-27 | レール削正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017133211A JP2017133211A (ja) | 2017-08-03 |
JP6604861B2 true JP6604861B2 (ja) | 2019-11-13 |
Family
ID=59503320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016013178A Active JP6604861B2 (ja) | 2016-01-27 | 2016-01-27 | レール削正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6604861B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202018004312U1 (de) * | 2018-09-17 | 2018-10-10 | Goldschmidt Thermit Gmbh | Vorrichtung zum Reprofilieren und Entgraten von Schienen |
-
2016
- 2016-01-27 JP JP2016013178A patent/JP6604861B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017133211A (ja) | 2017-08-03 |
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