JP6604586B2 - 電子商取引装置、電子商取引方法および電子商取引プログラム - Google Patents

電子商取引装置、電子商取引方法および電子商取引プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子商取引装置、電子商取引方法および電子商取引プログラムに関する。
近年、インターネット等のネットワークを利用した電子商取引において、取引を支援する様々な技術が実用に供されている。例えば、ユーザが購入を希望する商品の配送箱に関する余剰空間の寸法および配送箱の形状等から、収納可能な商品情報をユーザに提供する技術が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2007−122581号公報
しかしながら、上記の技術では、ユーザに提供される商品情報は、必ずしもユーザの購買意欲を高める商品に限られないため、ユーザが提供を望む商品情報ではない可能性がある。また、電子商取引のサービス提供者にとって、配送箱に収納可能である商品が、必ずしも同時に購入されることで収益が上がる商品であるとは限らない。以上のことを踏まえると、上記の技術を用いても、ユーザおよびサービス提供者の電子商取引が支援されるとは言えない可能性がある。
本件開示の技術の一側面は、上記の事情に鑑み、ユーザの購買意欲を高める可能性がある商品情報を提供しつつ、サービス提供者の収益を確保することが可能な技術を提供することを目的とする。
本件開示の技術の一側面に係る電子商取引装置は、電子商取引においてユーザによる購入予定の商品の選択に関する情報を受信する受信部と、電子商取引における商品の購入履歴に基づいて、購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品を特定する特定部と、購入予定の商品と前記特定された商品とが購入される場合の、ユーザへの配送費用に基づいて利益を算出する算出部と、算出された利益が所定の基準を満たすか否かを判定する判定部と、算出された利益が所定の基準を満たすと判定された場合に、特定された商品に関する情報をユーザに提供する情報提供部とを備える。
上記の電子商取引装置により、ユーザが購入予定の商品を選択したときに、同時に購入される可能性がある商品をユーザにレコメンドしつつ、電子商取引のサービス提供者の利益を低下させない効果が期待できる。また、上記の利益には配送費用が考慮されて算出されるため、例えば購入予定の商品と上記により特定された商品とを一配送にまとめて配送すると配送容器の数が増える場合でも、配送容器の数に応じて上記利益が算出されて所定の基準に基づいて判定される。したがって、配送容器の数が変動しても、同時に購入される可能性がある商品をユーザにレコメンドしつつ、電子商取引のサービス提供者の利益を低下させない効果が期待できる。
また、特定部は、購入予定の商品と組み合わせた場合のリフト値が所定の閾値以上である商品を、購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品として特定してもよい。さらに、特定部は、購入履歴内のユーザに関する個人購入履歴に含まれる商品のうち、購
入予定の商品と同時に購入された商品を、購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品として特定してもよい。これにより、リフト値および/または購入履歴に含まれる購入実績に基づいて、同時に購入される可能性がより高い商品をユーザにレコメンドすることができる。
さらに、上記の利益は、変動費に配送費用が含まれる限界利益としてもよい。
そして、本件開示の技術の一側面に係る電子商取引プログラムは、コンピュータに、電子商取引においてユーザによる購入予定の商品の選択に関する情報を受信し、電子商取引における商品の購入履歴に基づいて、購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品を特定し、購入予定の商品と特定された商品とが購入される場合の、ユーザへの配送費用に基づいて利益を算出し、算出された利益が所定の基準を満たすか否かを判定し、算出された利益が所定の基準を満たすと判定された場合に、特定された商品に関する情報をユーザに提供する処理を実行させる。
また、上記の電子商取引プログラムは、購入予定の商品と組み合わせた場合のリフト値が所定の閾値以上である商品を、購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品として特定してもよい。さらに、購入履歴内のユーザに関する個人購入履歴に含まれる商品のうち、購入予定の商品と同時に購入された商品を、購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品として特定してもよい。
さらに、上記の電子商取引プログラムにおいて、上記の利益は、変動費に配送費用が含まれる限界利益としてもよい。
そして、本件開示の技術の一側面に係る電子商取引方法は、電子商取引においてユーザによる購入予定の商品の選択に関する情報を受信し、電子商取引における商品の購入履歴に基づいて、購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品を特定し、購入予定の商品と特定された商品とが購入される場合の、ユーザへの配送費用に基づいて利益を算出し、算出された利益が所定の基準を満たすか否かを判定し、算出された利益が所定の基準を満たすと判定された場合に、特定された商品に関する情報をユーザに提供する。
また、上記の電子商取引方法は、購入予定の商品と組み合わせた場合のリフト値が所定の閾値以上である商品を、購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品として特定してもよい。さらに、購入履歴内のユーザに関する個人購入履歴に含まれる商品のうち、購入予定の商品と同時に購入された商品を、購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品として特定してもよい。
さらに、上記の電子商取引方法において、上記の利益は、変動費に配送費用が含まれる限界利益としてもよい。
本件開示の技術の一側面によれば、ユーザの購入を希望する商品との併売性が高く、サービス提供者の収益を低下させない商品情報をユーザに提供することができる。これにより、電子商取引のユーザおよびサービス提供者の双方のニーズを満たす取引が支援される。
図1は、一実施形態に係る電子商取引システムの概略構成図である。 図2は、一実施形態に係る電子商取引システムのサーバの概略構成図である。 図3は、一実施形態に係る電子商取引システムの端末の概略構成図である。 図4は、一実施形態に係る電子商取引システムのサーバの機能ブロック図である。 図5Aは、一実施形態に係る商品マスタの概略を示す表である。 図5Bは、一実施形態に係る商品情報テーブルの概略を示す表である。 図5Cは、一実施形態に係る購入履歴情報テーブルの概略を示す表である。 図5Dは、一実施形態に係る梱包資材情報テーブルの概略を示す表である。 図5Eは、一実施形態に係る配送情報テーブルの概略を示す表である。 図6Aは、一実施形態に係る電子商取引システムのサーバにより実行される処理のフローチャートである。 図6Bは、一実施形態に係る電子商取引システムのサーバにより実行される処理のフローチャートである。 図7Aは、一実施形態に係る電子商取引システムのサーバにより実行される処理のフローチャートである。 図7Bは、一実施形態に係る電子商取引システムのサーバにより実行される処理のフローチャートである。 図8Aは、一実施形態に係る電子商取引システムのサーバにより実行される処理のフローチャートである。 図8Bは、一実施形態に係る電子商取引システムのサーバにより実行される処理のフローチャートである。 図9Aは、一実施形態に係る電子商取引システムのサーバにより実行される処理のフローチャートである。 図9Bは、一実施形態に係る電子商取引システムのサーバにより実行される処理のフローチャートである。 図10Aは、一実施形態に係る電子商取引システムのサーバにより実行される処理のフローチャートである。 図10Bは、一実施形態に係る電子商取引システムのサーバにより実行される処理のフローチャートである。
以下、実施形態の詳細について、図面を参照しながら説明する。ただし、以下に説明する実施の形態は一例にすぎず、本開示に係る電子商取引プログラム、電子商取引方法および電子商取引装置を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。実施にあたっては、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用され、また、種々の改良や変形が行われてよい。
(第1の実施形態)
図1に、第1の実施形態における電子商取引システム1の概略構成図を示す。図1に示すように、電子商取引システム1は、サーバ100、データベース101、端末102、103を有する。なお、図1では、電子商取引システム1において使用される多数の端末を、2つの端末102、103に代表させて示している。サーバ100は、ネットワークNを経由して端末102、103と接続されている。本実施形態では、ネットワークNは、インターネットを想定しているが、代わりにイントラネット等の種々のネットワークが採用されてよい。また、サーバ100は、データベース101と接続されている。データベース101には、本実施形態におけるサーバ100と端末102、103との間で行われる電子商取引に使用される種々の情報が格納されている。後述するように、データベース101には、商品の基本情報が格納される商品マスタ、商品の詳細情報が格納される商品情報テーブル、注文の購入履歴情報が格納される購入履歴情報テーブル、商品配送に用
いられる梱包資材に関する情報が格納される梱包資材情報テーブル、配送情報が格納される配送情報テーブル等の種々の情報が記憶されている。サーバ100は、端末102、103から受信する指示等に基づいてデータベース101内の情報を参照し、電子商取引の種々の処理を実行する。なお、サーバ100が、電子商取引装置の一例に相当する。
図2は、サーバ100のハードウェア構成を示す概略構成図である。図2に示すように、サーバ100は、CPU100a、メモリ100b、HDD(Hard Disk Drive)10
0c、NIC(Network Interface Card)100dを備える。また、図3は、本実施形態における端末102のハードウェア構成を示す概略構成図である。図3に示すように、端末102は、CPU102a、メモリ102b、HDD102c、NIC102dを有する。なお、端末103は端末102と同様の構成を有するため、以下では、端末102の構成要素について説明し、端末103の説明は省略する。また、本実施形態では、端末102、103はPC(Personal Computer)を想定しているが、代わりに携帯端末や据置
型の情報端末等の種々の端末装置が採用されてよい。
図4は、本実施形態におけるサーバ100の機能構成の概略を示す機能ブロック図である。サーバ100は、HDD100cに記憶されているプログラムがメモリ100bに読み出され、CPU100aによって該プログラムが実行されることで、受信部100e、特定部100f、算出部100g、判定部100h、情報提供部100iを備えるサーバとして機能する。
受信部100eは、端末102、103から上記の電子商取引に関する情報を受信する。例えば、ユーザが端末102、103を操作して、購入予定の商品を選択したときに、端末102、103は購入予定の商品の選択に関する情報をサーバ100に送信する。そして、受信部100eは、端末102、103から当該選択に関する情報を受信する。特定部100fは、データベース101に記憶された購入履歴に基づいて、端末102、103から指定された商品と同時に購入される可能性の高い商品を特定する。算出部100gは、端末102、103から指定された商品と特定部100fにより特定された商品とが購入される場合の、ユーザへの配送費用に基づく利益を算出する。
判定部100hは、算出部100gにより算出された利益が所定の基準を満たすか否かを判定する。情報提供部100iは、算出された利益が所定の基準を満たすと判定部100hにより判定された場合に、特定部100fにより特定された商品に関する情報を端末102、103のユーザに提供する。
図5A〜図5Eに、本実施形態において、データベース101に格納されているデータの概略を例示する。なお、図に示す各データの構成は一例にすぎず、データを構成する項目は適宜変更することができる。図5Aは、上記の電子商取引において取引される商品の基本情報が格納される商品マスタを示す。商品マスタには、各商品を一意に特定する識別番号である商品ID、商品が属する商品カテゴリ、商品名、商品1個あたりの重量(g)および才数が格納されている。なお、本実施形態では、才数は、商品の寸法に基づいて決定される数値を用いているが、商品の寸法を才数として採用してもよい。
図5Bは、各商品の価格等の詳細情報が格納される商品情報テーブルを示す。商品情報テーブルには、商品の価格(円)、商品1個あたりの粗利(円)、商品1個あたりのピッキング費用(円)が格納されている。なお、本実施形態では、ピッキング費用は、一例として1行数あたり、いわゆる1伝票行数あたりのピッキングに伴う費用としている。(伝票)行数は、周知の単位であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
図5Cは、上記の電子商取引における全注文の購入履歴情報が格納される購入履歴情報
テーブルを示す。購入履歴情報テーブルには、各注文の注文番号、各注文を行ったユーザのユーザID、各注文において購入された商品の購入商品ID、各商品の購入数、各注文の合計金額(円)が格納されている。なお、購入履歴情報テーブルに格納されている購入履歴情報が、商品の購入履歴の一例に相当し、ユーザごとの購入履歴情報が、ユーザに関する個人購入履歴の一例に相当する。
図5Dは、各注文の商品配送に用いられる梱包資材に関する情報が格納される梱包資材情報テーブルを示す。本実施形態では、ユーザが端末102、103を使用して電子商取引を開始する際に、あらかじめ商品配送に使用される梱包資材が決定されているものとする。なお、ユーザが端末102、103を操作して配送に使用する資材を変更することも可能である。梱包資材情報テーブルには、各配送資材を一意に特定する識別番号である資材ID、資材名、資材費(円)、容量が格納されている。なお、本実施形態では、容量の値には、上記の才数の値に対応する単位の数値が設定される。
図5Eは、各注文の商品配送に係る配送情報が格納される配送情報テーブルを示す。配送情報テーブルには、配送業者、配送条件、配送物のサイズ区分、配送距離に応じて決定される配送料金(円)、各配送における配送物の重量制限に関する情報が格納されている。本実施形態では、ユーザが端末102、103を使用して電子商取引を開始する際に、あらかじめ商品の配送に利用される配送業者、配送条件、サイズ区分が決定されているものとする。サイズ区分は、使用される配送容器に対応して決定されている。なお、ユーザが端末102、103を操作して配送業者、配送条件、サイズ区分を変更することも可能である。また、配送料金は、ユーザが端末102、103を操作して配送先を指定したときに、サーバ100が当該指定を受信してデータベース101の配送情報テーブルを参照して決定する。
図6Aおよび図6Bに、本実施形態においてサーバ100が実行する処理のフローチャートを示す。なお、図6Aの「1」は図6Bの「1」に接続する。本実施形態では、サーバ100が端末102、103との間で電子商取引に係る処理の実行を開始したときに、CPU100aが本フローチャートの処理を開始する。なお、以下では、一例としてサーバ100が端末102からネットワークNを経由して購入予定の商品に関する情報を受信する場合について説明する。
OP101では、CPU100aは、サーバ100が端末102、103から電子商取引において購入予定の商品に関する情報を受信したか否かを判定する。本実施形態では、サーバ100が端末102から当該情報を受信したときに(OP101:Yes)、CPU100aは、処理をOP102に進める。なお、サーバ100が端末102、103から当該情報を受信しない間は(OP101:No)、CPU100aは、サーバ100が当該情報を受信するまでOP101の処理を繰り返し実行する。
OP102では、CPU100aは、データベース101に格納された購入履歴情報テーブルを参照し、OP101において受信した情報に基づいて、購入予定の商品と同時に購入された、すなわち1回の注文で購入された商品を特定する。具体的には、CPU100aは、OP101において受信した商品情報から当該商品の商品IDを特定する。次いで、CPU100aは、購入履歴情報テーブルにおいて、商品IDと一致する購入商品IDを検索する。そして、CPU100aは、当該購入商品IDと同一の注文に含まれる他の購入商品IDを、購入予定の商品と同時に購入された商品として特定する。
さらにCPU100aは、購入履歴情報テーブルに格納されている情報に基づいて、以下の式(1)を用いて、特定された商品ごとに、その特定された商品が購入予定の商品と同時に購入された注文数と特定された商品の全注文数との割合P1を算出する。式(1)
では、一例として購入予定の商品と商品Aとの関係について示す。
P1=(購入予定の商品と商品Aとが同時に購入された注文数)/(購入予定の商品の全注文数)・・・(1)
本実施形態では、式(1)における割合P1を、購入予定の商品に対する商品Aの購入率とする。次いで、CPU100aは、処理をOP103に進める。
OP103では、CPU100aは、特定された商品ごとに、以下の式(2)を用いて、全商品の全注文数と特定された商品の全注文数との割合P2を算出する。式(2)では、一例として特定された商品を商品Aとした場合について示す。
P2=(商品Aの全注文数)/(全商品の全注文数)・・・(2)
本実施形態では、式(2)における割合P2を、全商品に対する商品Aの購入率とする。次いで、CPU100aは、処理をOP104に進める。
OP104では、CPU100aは、特定された商品ごとに、上記の式(1)、(2)によって算出された購入率P1、P2を用いて以下の式(3)によりリフト値Lを算出する。なお、リフト値の技術的意味は周知であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
L=P1/P2・・・(3)
例えば商品Aについてのリフト値Lを算出することにより、購入予定として選択された商品と特定の商品Aとが同時に購入される度合いを示す指標が得られる。次いで、CPU100aは、処理をOP105に進める。
OP105では、CPU100aは、上記の式(3)により算出した各商品のリフト値に基づいて、リフト値が高い商品が属する商品カテゴリを特定する。なお、CPU100aにより特定される商品カテゴリは1つに限らず、CPU100aにより、例えばリフト値が所定の閾値以上となる商品が属する商品カテゴリが複数特定されてもよい。次いで、CPU100aは、処理をOP106に進める。
OP106では、CPU100aは、OP105において特定した商品カテゴリごとに、リフト値が高い商品を上位順に抽出する。なお、カテゴリごとに抽出される商品の数は、適宜設定すればよい。これにより、購入予定として選択された商品と同時に購入される商品の候補として、同時に購入される可能性がより高い商品を特定することができる。次いで、CPU100aは、処理をOP107に進める。
OP107では、CPU100aは、データベース101に格納されている商品マスタを参照して、購入予定として選択された商品およびOP106において抽出された各商品の才数および重量の情報を取得する。これにより、CPU100aは、配送される商品の才数および重量の合計を算出することができる。次いで、CPU100aは、処理をOP108に進める。OP108では、CPU100aは、商品マスタ、商品情報テーブル、購入履歴情報テーブル、梱包資材情報テーブルを参照し、以下の式(4)を用いて、購入予定として選択された商品とOP106において抽出された各商品との組み合わせにおける、貢献利益Mを算出する。
M=(粗利)−(物流費)・・・(4)
ここで、物流費とは、例えば以下の式(5)によって算出される。
(物流費)=(配送料金)+(行数×ピッキング費用)+(資材費)・・・(5)
式(4)の粗利は、商品情報テーブルの「粗利」、式(5)の配送料金、ピッキング費用、資材費は、配送情報テーブルの「配送料金」、商品情報テーブルの「ピッキング費用」、梱包資材情報テーブルの「資材費」にそれぞれ対応する。また、式(5)の行数は、購入予定として選択された商品とOP106において抽出された商品に基づいて決定される。
なお、本実施形態では、式(4)、(5)からわかるように、貢献利益Mを算出するにあたって、配送料金が考慮される。すなわち、OP108の算出処理においては、購入予定の商品とOP106において抽出された商品とが1箱に収まる場合のみならず、2箱以上での配送になる場合はその場合の配送料金が採用される。なお、配送料金は、CPU100aが、データベース101に格納されている才数、重量、配送料金等の情報を参照して適宜決定して採用することができる。
CPU100aは、購入予定として選択された商品とOP106において抽出された各商品との組み合わせにおける、貢献利益Mを算出すると、処理をOP109に進める。
OP109では、CPU100aは、OP106において抽出された商品ごとに、OP108において算出した貢献利益Mが所定の閾値以上となるか否かを判定する。貢献利益Mが閾値以上となる場合、貢献利益Mの算出対象である商品をユーザが同時に購入すると、電子商取引のサービス提供者側の利益増加が期待される。そこで、CPU100aは、貢献利益Mが閾値以上であると判定(OP109:Yes)した商品については、OP110の処理を実行する。一方、CPU100aは、貢献利益Mが閾値未満であると判定(OP109:Yes)した商品については、本フローチャートの処理を終了する。
OP110では、CPU100aは、OP106において抽出された商品のうち、OP109において貢献利益Mが閾値以上になると判定された商品に関する情報をデータベース101から取得し、端末102に送信する。CPU100aは、データベース101から、いわゆる商品のレコメンドによってユーザに提供される情報を抽出して端末102に送信する。なお、CPU100aは、OP109において貢献利益Mが閾値以上になると判定されたすべての商品の情報を端末102に送信してもよいし、貢献利益Mの高い上位所定件数の商品の情報のみを端末102に送信してもよい。これにより、本実施形態の電子商取引システム1によれば、ユーザが商品を購入予定として選択したときに、ユーザが同時購入を希望する可能性の高い商品をユーザに提示することができる。また、電子商取引のサービス提供者にとっては利益を確保することが可能な商品が、ユーザに提示される。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付し、図示および詳細な説明は省略する。図7Aおよび図7Bに、本実施形態においてサーバ100が実行する処理のフローチャートを示す。なお、図7Aの「2」は、図7Bの「2」と接続する。OP101〜OP110は、図6Aおよび図6Bに示す処理と同じである。
OP111では、CPU100aは、商品マスタおよび梱包資材情報テーブルを参照し、OP106において抽出された商品ごとに、当該商品と購入予定として選択された商品とが、購入予定の商品の配送に使用される梱包資材(配送容器)に同梱可能か否かを判定する。具体的には、CPU100aは、同梱される商品の才数の合計値を商品マスタの各商品の才数に基づいて算出し、この合計値が梱包資材情報テーブルの梱包資材の容量以下であるか否かを判定する。当該合計値が梱包資材の容量以下である場合は(OP111:Yes)、CPU100aは、購入予定として選択された商品とOP106において抽出された商品とは同梱可能であるとみなし、処理をOP110に進める。一方、当該合計値が梱包資材の容量を超える場合は(OP111:No)、CPU100aは、購入予定として選択された商品とOP106において抽出された商品とは梱包資材に同梱できないとみなし、本フローチャートの処理を終了する。
本実施形態におけるOP111の処理を実行することにより、例えば、ユーザが梱包資材1箱分に収まるように配送を希望する場合、OP109の処理によって貢献利益Mが閾値以上と判定された商品の組み合わせのうち、2箱以上での配送となる商品の組み合わせに関する情報は、OP110においてユーザには送信されない。したがって、第1の実施形態に比べて、ユーザが同時購入を希望する可能性のより高い商品をユーザに提示することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態において、第1、2の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付し、図示および詳細な説明は省略する。図8Aおよび図8Bに、本実施形態においてサーバ100が実行する処理のフローチャートを示す。なお、図8Aの「3」、「4」、「5」は、それぞれ図8Bの「3」、「4」、「5」と接続する。本実施形態では、サーバ100が端末102、103との間で電子商取引に係る処理の実行を開始したときに、CPU100aが本フローチャートの処理を開始する。なお、以下では、一例としてサーバ100が端末102からネットワークNを経由して購入予定の商品に関する情報を受信する場合について説明する。
OP201では、CPU100aは、サーバ100が端末102、103から電子商取引において購入予定の商品に関する情報を受信したか否かを判定する。本実施形態では、サーバ100が端末102から当該情報を受信したときに(OP201:Yes)、CPU100aは、処理をOP202に進める。なお、サーバ100が端末102、103から当該情報を受信しない間は(OP201:No)、CPU100aは、サーバ100が当該情報を受信するまでOP201の処理を繰り返し実行する。
OP202では、CPU100aは、第1の実施形態のOP108と同様に、データベース101に格納されている商品マスタ、商品情報テーブル、購入履歴情報テーブル、梱包資材情報テーブルを参照し、上記の式(4)を用いて、購入予定として選択されている商品の貢献利益Mを算出する。なお、本実施形態では、以下に説明するようにユーザが購入予定の商品を追加する度にOP202の処理が実行される。したがって、購入予定として複数の商品が選択されている場合は、OP202では、それら商品全体の貢献利益が算出される。次いで、CPU100aは処理をOP203に進める。
OP203では、CPU100aは、OP202で算出した貢献利益Mの値が所定の閾値以上であるか否かを判定する。貢献利益Mの値が閾値以上である場合は(OP203:Yes)、CPU100aは処理をOP208に進める。また、貢献利益Mの値が閾値未満である場合は(OP203:No)、CPU100aは処理をOP204に進める。
OP204では、CPU100aは、購入履歴情報テーブルに格納されている情報に基づいて、上記の式(1)〜(3)を用いて、リフト値Lを算出する。さらに、CPU100aは、上記の式(3)により算出した各商品のリフト値に基づいて、リフト値が高い商品を特定する。具体的には、第1、2の実施形態におけるOP102〜OP106の処理が実行され、リフト値の高い商品が特定される。なお、OP102〜OP106の処理は、上記と同様であるため詳細な説明は省略する。なお、CPU100aにより特定される商品は1つに限らず、CPU100aにより、例えばリフト値が所定の閾値以上となる商品が複数特定されてもよい。次いで、CPU100aは、処理をOP205に進める。
OP205では、CPU100aは、OP204において特定した商品ごとに、上記の式(4)を用いて、現在の購入予定の商品と同時に購入された場合の貢献利益を算出する。次いで、CPU100aは、処理をOP206に進める。
OP206では、CPU100aは、OP205において算出した貢献利益がOP202において算出した貢献利益より大きいか否かを判定する。すなわち、CPU100aは、OP204において特定された商品が購入予定の商品に追加されることによって、貢献利益が増加するか否かを判定する。貢献利益が増加する(OP206:Yes)と判定した商品については、CPU100aは、処理をOP207に進める。一方、貢献利益が変化しないあるいは減少する(OP206:No)と判定した商品については、CPU100aは、処理をOP208に進める。
OP207では、CPU100aは、OP204において特定された商品のうち、OP206において貢献利益が増加すると判定された商品に関する情報をデータベース101から取得し、端末102に送信する。これにより、本実施形態の電子商取引システム1によれば、ユーザが商品を購入予定として選択したときに、ユーザが同時購入を希望すると見込まれる商品であり、電子商取引のサービス提供者にとって貢献利益を増加させると見込まれる商品をユーザにレコメンドすることができる。なお、OP206の判定処理により、貢献利益が増加する組み合わせとなる商品が複数件存在する場合、例えば貢献利益の増加分を基に降順に並べたときの上位所定件数に該当する商品の情報を端末102に送信する構成としてもよい。次いで、CPU100aは、処理をOP208に進める。
OP208では、CPU100aは、端末102から新たな商品を購入予定の商品として選択する指示を受信したか否かを判定する。新たな商品が購入予定の商品として選択される場合として、例えば、端末102のユーザがOP207においてレコメンドされた商品を購入予定の商品として追加した場合やユーザが任意のタイミングで購入予定の商品を新たに追加した場合等が想定される。CPU100aは、端末102によって新たな商品が購入予定の商品として選択されると(OP208:Yes)、処理をOP202に戻す。これにより、既に購入予定として選択されている商品に新たに購入予定として選択された商品を加えた貢献利益に基づいて、貢献利益を増加させる可能性がある別の商品が特定され、そのような商品がある場合は再びユーザにレコメンドされる。また、端末102によって新たな商品が購入予定の商品として選択されていない場合は(OP208:No)、処理をOP209に進める。
OP209では、CPU100aは、端末102から購入予定として選択されている商品の決済処理を行う指示を受信したか否かを判定する。CPU100aは、端末102から決済処理の指示を受信した場合は(OP209:Yes)、本フローチャートの処理を終了し、指示に従って商品の決済処理を開始する。なお、決済処理は周知の処理であるため、ここでは詳細な説明は省略する。CPU100aは、端末102から決済処理の指示を受信していない場合は(OP209:No)、ユーザが端末102を操作して新たな商品を購入予定の商品として選択する可能性があるため、処理をOP208に戻す。
以上の通り、本実施形態によっても、ユーザの購入予定の商品と同時に購入される可能性のより高い商品に関する情報をユーザに提供しつつ、電子商取引のサービス提供者の利益を確保することが可能となる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。図9Aおよび図9Bに、本実施形態においてサーバ100が実行する処理のフローチャートを示す。なお、図9Aの「6」、「7」、「8」は、それぞれ図9Bの「6」、「7」、「8」と接続する。第4の実施形態は、上記のOP204の処理の代わりにOP210の処理が実行される点以外は、第3の実施形態と同様であるため、以下の説明では、第3の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して図示および詳細な説明は省略し、第3の実施形態と異なる点について説明する。
OP210では、CPU100aは、データベース101に格納された購入履歴情報テーブルを参照し、端末102のユーザの購入履歴の中から、購入予定の商品と同時に購入された、すなわち1回の注文で購入された商品を特定する。具体的には、CPU100aは、購入予定の商品に関する商品情報から当該商品の商品IDを特定する。次いで、CPU100aは、購入履歴情報テーブルにおいて、端末102を使用しているユーザのユーザIDを検索する。さらに、CPU100aは、当該ユーザIDを有する各注文において、特定した商品IDと一致する購入商品IDを検索する。そして、CPU100aは、当該購入商品IDと同一の注文内にある他の購入商品IDを、購入予定の商品と同時に購入された商品として特定する。次いで、CPU100aは、処理をOP205に進める。
したがって、本実施形態においては、ユーザが選択した購入予定の商品について、過去に当該ユーザが同時に購入したことがある商品が特定され、さらに特定された商品のうち貢献利益が増加する商品の情報が当該ユーザに提供される。これにより、同時購入される可能性の高い商品に関する情報がユーザに提供されるとともに、電子商取引のサービス提供者の利益を確保することが可能となる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。図10Aおよび図10Bに、本実施形態においてサーバ100が実行する処理のフローチャートを示す。なお、図10Aの「9」、「10」、「11」は、それぞれ図10Bの「9」、「10」、「11」と接続する。以下の説明では、第3、4の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付し、図示および詳細な説明は省略し、第3、4の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、OP204およびOP210の処理により、ユーザにより選択された購入予定の商品に対して、リフト値の高い組み合わせとなる商品と、ユーザが過去に購入予定の商品と同時購入したことがある商品とが特定される。したがって、OP205、OP206の処理を経て、OP207においてユーザに送信される商品情報には、OP204においてリフト値が高いと判定された商品とOP210において同時購入されたことがある商品とが含まれる可能性がある。
この点を踏まえ、本実施形態では、OP207においてユーザに提供される商品情報の件数について、OP204においてリフト値が高いと判定された商品に関する商品情報の件数と、OP210において同時購入されたことがある商品に関する商品情報の件数とに、それぞれ上限を設ける構成としてもよい。これにより、例えば貢献利益の増加分を基に降順で並べたときの上位所定件数に該当する商品の情報を端末102に送信する構成とした場合に、リフト値が高いと判定された商品に関する商品情報の件数と同時購入されたことがある商品に関する商品情報の件数とにそれぞれ枠が設けられる。したがって、リフト値が高いという観点から同時購入される可能性が高いとみなされる商品情報と、購入履歴に含まれるという観点から同時購入される可能性が高いとみなされる商品情報の双方の情報をユーザに提供することができる。
以上が本実施形態に関する説明であるが、上記の電子商取引システムの構成や処理は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想と同一性を失わない範囲内において種々の変更が可能である。例えば、上記の説明では、貢献利益を式(4)によって算出するが、式(4)は貢献利益を算出する式の一例にすぎず、売上高から売上に応じて変動する費用(材料費、直接労務費等)を控除して計算される利益を貢献利益として求めるその他の手法および式が適宜採用されてもよい。また、上記の各実施形態において、貢献利益の代わりに限界利益を採用することもできる。なお、この場合の限界利益にはユーザへの配送費用が変動費として計上される。あるいは、貢献利益の代わりに、売上総
利益や粗利とユーザへの配送費用とに基づいて算出される利益を採用することもできる。
また、上記の説明では、サーバ100とデータベース101とは別装置の構成としているが、サーバ100とデータベース101を一体として構成される装置を用いてもよい。
さらに、上記の実施形態のOP109の処理における貢献利益が所定の閾値以上であるか否かの判定において、貢献利益は配送容器の数に応じた配送料金が考慮されて算出される。したがって、OP109の判定処理によって、購入予定として既に選択されている商品とOP106において抽出された商品とが、これらの商品に応じて決定される数の配送容器に収納可能か否かが実質的に判定されていると言える。このため、上記の実施形態において、OP110の処理を削除し、OP109において貢献利益が所定の閾値以上であると判定された場合にOP111に処理が進められる構成としてもよい。このようにフローチャートの処理を構成しても、ユーザの購入予定の商品との併売性が高く、サービス提供者の利益を確保することができる商品の情報がユーザに提供される。
また、上記の実施形態のOP111の処理において、購入予定として既に選択されている商品とOP106において抽出された商品とが収納される配送容器の数に関する情報も、端末102に送信される構成としてもよい。
<コンピュータが読み取り可能な記録媒体>
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記電子商取引装置の設定を行うための管理ツール、OSその他を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。ここで、コンピュータは、例えば、サーバ等である。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリ等のメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM等がある。
1 電子商取引システム
100 サーバ
100e 受信部
100f 特定部
100g 算出部
100h 判定部
100i 情報提供部
101 データベース
102、103 端末
N ネットワーク

Claims (12)

  1. 電子商取引においてユーザによる購入予定の商品の選択に関する情報を受信する受信部と、
    前記電子商取引における商品の購入履歴に基づいて、前記購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品を特定する特定部と、
    前記購入予定の商品の粗利に関する情報と、前記特定された商品の粗利に関する情報と、前記購入予定の商品と前記特定された商品とを一配送にまとめて配送する場合の配送費用に関する情報とを取得する取得部と、
    前記購入予定の商品と前記特定された商品とが購入される場合の利益を、前記取得部によって取得された、前記購入予定の商品の粗利に関する情報と、前記特定された商品の粗利に関する情報と、前記配送費用に関する情報とに基づいて算出する算出部と、
    前記算出された利益が所定の基準を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記算出された利益が前記所定の基準を満たすと判定された場合に、前記特定された商品に関する情報を前記ユーザに提供する情報提供部と
    を備える電子商取引装置。
  2. 前記特定部は、前記購入予定の商品と組み合わせた場合のリフト値が所定の閾値以上である商品を、前記購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品として特定する、請求項1に記載の電子商取引装置。
  3. 前記特定部は、前記購入履歴内の前記ユーザに関する個人購入履歴に含まれる商品のうち、前記購入予定の商品と同時に購入された商品を、前記購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品として特定する、請求項1または請求項2に記載の電子商取引装置。
  4. 前記利益は、変動費に前記配送費用が含まれる限界利益である、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子商取引装置。
  5. コンピュータに
    電子商取引においてユーザによる購入予定の商品の選択に関する情報を受信し、
    前記電子商取引における商品の購入履歴に基づいて、前記購入予定の商品と同時に購入
    される可能性がある商品を特定し、
    前記購入予定の商品の粗利に関する情報と、前記特定された商品の粗利に関する情報と、前記購入予定の商品と前記特定された商品とを一配送にまとめて配送する場合の配送費用に関する情報とを取得し、
    前記購入予定の商品と前記特定された商品とが購入される場合の利益を、前記取得された、前記購入予定の商品の粗利に関する情報と、前記特定された商品の粗利に関する情報と、前記配送費用に関する情報とに基づいて算出し、
    前記算出された利益が所定の基準を満たすか否かを判定し、
    前記算出された利益が前記所定の基準を満たすと判定された場合に、前記特定された商品に関する情報を前記ユーザに提供する
    処理を実行させるための電子商取引プログラム。
  6. 前記購入予定の商品と組み合わせた場合のリフト値が所定の閾値以上である商品を、前記購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品として特定する、請求項5に記載の電子商取引プログラム。
  7. 前記購入履歴内の前記ユーザに関する個人購入履歴に含まれる商品のうち、前記購入予定の商品と同時に購入された商品を、前記購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品として特定する、請求項5または請求項6に記載の電子商取引プログラム。
  8. 前記利益は、変動費に前記配送費用が含まれる限界利益である、請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の電子商取引プログラム。
  9. コンピュータが、
    電子商取引においてユーザによる購入予定の商品の選択に関する情報を受信し、
    前記電子商取引における商品の購入履歴に基づいて、前記購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品を特定し、
    前記購入予定の商品の粗利に関する情報と、前記特定された商品の粗利に関する情報と、前記購入予定の商品と前記特定された商品とを一配送にまとめて配送する場合の配送費用に関する情報とを取得し、
    前記購入予定の商品と前記特定された商品とが購入される場合の利益を、前記取得された、前記購入予定の商品の粗利に関する情報と、前記特定された商品の粗利に関する情報と、前記配送費用に関する情報とに基づいて算出し、
    前記算出された利益が所定の基準を満たすか否かを判定し、
    前記算出された利益が前記所定の基準を満たすと判定された場合に、前記特定された商品に関する情報を前記ユーザに提供する
    電子商取引方法。
  10. 前記コンピュータが、前記購入予定の商品と組み合わせた場合のリフト値が所定の閾値以上である商品を、前記購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品として特定する、請求項9に記載の電子商取引方法。
  11. 前記コンピュータが、前記購入履歴内の前記ユーザに関する個人購入履歴に含まれる商品のうち、前記購入予定の商品と同時に購入された商品を、前記購入予定の商品と同時に購入される可能性がある商品として特定する、請求項9または請求項10に記載の電子商取引方法。
  12. 前記利益は、変動費に前記配送費用が含まれる限界利益である、請求項9から請求項11のいずれか一項に記載の電子商取引方法。
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