JP6603059B2 - マルチタッチ型入力のための触覚効果を決定するためのシステム及び方法 - Google Patents

マルチタッチ型入力のための触覚効果を決定するためのシステム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザインターフェース装置及び触覚効果の分野に関する。より詳細には、本発明は、マルチタッチ型入力に関係付けられる触覚効果を決定することに関する。
タッチ可能装置はますます人気になってきている。例えば、ユーザがタッチセンサ式ディスプレイのタッチ部分で入力を提供できるように、携帯式及び他の装置がタッチセンサ式ディスプレイを用いて構成される場合がある。別の例示として、トラックパッド、マウス又は他の装置等のディスプレイとは別のタッチ可能表面が入力に使用される場合がある。更に、こうしたタッチ可能装置の多くはマルチタッチを許容する。一部のタッチ可能装置は、触覚効果、例えば、ユーザ相互作用に関係付けられる触覚効果を利用する。マルチタッチ型入力に関係付けられる触覚効果を決定することが必要とされている。
本開示の実施形態は、タッチ領域とのユーザ相互作用に基づいて触覚効果を出力するように構成される装置を含む。こうした触覚効果は、タッチ領域における1つ以上の特徴をシミュレートしてもよい。特長には、例えば、テクスチャ(texture)、摩擦係数の変化、及び/又は境界、障害物又は装置とのユーザ相互作用を通じて知覚され得るタッチ面における他の不連続性のシミュレーションが含まれてもよい。一部の実施形態では、こうした触覚効果は、タッチ面との接触を介して知覚される表面ベースの触覚効果を含んでもよい。こうした触覚効果は、タッチ面又は装置の筐体との接触を介して感じられる振動を更に含んでもよい。本開示の実施形態は、マルチタッチ型ユーザ相互作用に部分的に基づいてこうした触覚効果を決定する。
一実施形態では、本開示のシステムは、タッチ面に触覚効果を出力するように構成される触覚出力装置と、第1のユーザ相互作用を検出して、第1のセンサ信号を送信するように更に構成されるタッチセンサ式入力装置であって、第2のユーザ相互作用を検出して第2のセンサ信号を送信するように更に構成され、第1のユーザ相互作用の少なくとも一部が第2のユーザ相互作用と同時に起こるタッチセンサ式入力装置と、センサと通信するプロセッサであって、第1のセンサ信号及び第2のセンサ信号を受信し、第1のユーザ相互作用及び第2のユーザ相互作用に部分的に基づいて触覚効果を決定し、触覚効果に関係付けられる触覚信号を触覚出力装置に送信するように構成されるプロセッサとを備えてもよい。
この例示の実施形態は、本主題を限定又は定義するためではなく、その理解を支援するための例示を提供するために言及されるものである。例示の実施形態は、詳細な説明において検討され、そこでは更なる説明が提供される。本明細書を吟味することによって、及び/又は請求項に記載の主題の1つ以上の実施形態を実施することによって、様々な実施形態によってもたらされる利点が更に理解され得る。
本明細書の以下の部分には完全且つ実施可能な開示がより詳細に説明される。本明細書は以下の添付の図面を参照する。
マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するための例示的なシステムを示す。 図1Aで示されたシステムの一実施形態の外観図を示す。 図1Aで示されたシステムの別の実施形態の外観図を示す。 マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するための別の例示的な実施形態を示す。 マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するための別の例示的な実施形態を示す。 マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するための例示的なシステムを描く。 マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するための別の例示的なシステムを描く。 マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するための例示的なシステムを描く。 マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するための別の例示的なシステムを描く。 マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定する方法を実行するためのステップのフローチャートである。 マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定する方法を実行するためのステップの別のフローチャートである。
次に、多様な及び代替的な例示の実施形態及び添付の図面を詳細に参照する。各例示は、限定としてではなく、説明目的で提供される。修正及び変更が行われ得ることは、当業者には明らかであろう。例えば、一実施形態の一部として例示され又は記載された特徴は、更なる実施形態をもたらすために別の実施形態において使用されてもよい。従って、本開示は、添付の請求項及び均等物の範囲に入る修正及び変形を含むことが意図されている。
(マルチタッチ型入力に対する触覚効果の決定の例示)
本開示の例示的な実施形態の1つは、スマートフォン、タブレット又は携帯型ミュージック装置等のコンピュータシステムを含む。コンピュータシステムは、この例示において、装置の画面に対応する表示領域に対するタッチの場所を決定するために加速度計及びセンサ(例えば、光学、抵抗性又は容量性)等の1つ以上のセンサを含み及び/又はこれらと通信してもよい。
例示の装置において、センサはマルチタッチを検出することができる。例えば、マルチタッチは、1本より多くの指のユーザジェスチャ、例えば、2本指のピンチ、又は2つの手に関する相互作用等のより複雑なユーザ相互作用を含んでもよい。例えば、例示の装置は、マルチタッチ相互作用を検出するように構成されるタッチスクリーンディスプレイを含んでもよい。
例示の装置は、ユーザ相互作用に応答して触覚効果を出力するように更に構成される。例えば、例示の装置は、触覚効果を出力するように構成されるアクチュエータ及び/又は装置等の1つ以上の触覚出力装置を含んでもよい。例えば、触覚効果は、装置の表面で指を動かす場合にユーザによって感知される摩擦係数を変化させるように構成されてもよい。このような実施形態では、表面上をユーザの指が動くと、ユーザによって感知される摩擦係数を変化させるために、振動、電磁場又は他の効果が出力されてもよい。どのように摩擦が変化するかによって、ユーザは、表面摩擦が変化しなかった場合には同じように(又は全く)感知されないであろうタッチ面における特徴を感知してもよい。特定の例示として、ユーザが特徴の端部、例えば、仮想ボタン、スライダ、ノブ又は他のインターフェース等のスクリーン上のウィジェットに対応する隆起、境界又は他の障害物を感知するように、摩擦が変化させられてもよい。一部の実施形態では、このウィジェットは、ウィジェットに関係付けられるシステムを制御するように構成されてもよい。例えば、一実施形態では、ウィジェットは、HVACシステムを制御するように構成される仮想ノブを含んでもよい。従って、仮想ノブと相互作用することによって、ユーザはHVACシステムの設定を調節することが可能であってもよい。
例示の装置のプロセッサは、マルチタッチ相互作用に基づいて触覚効果を決定するように構成される。従って、一部の実施形態では、プロセッサは、装置との多数のユーザの接触、例えば、タッチスクリーンディスプレイとの多数の接触に部分的に基づいて触覚効果を決定する。例えば、例示の装置において、タッチスクリーンが2本指のスワイプを検出した場合、プロセッサは両方の接触点に部分的に基づいて触覚効果を決定してもよい。更に、例示の装置において、タッチスクリーンが多くの接触点に関するより複雑な相互作用を検出した場合、プロセッサは接触点の各々に部分的に基づいて触覚効果を決定してもよい。更に、一部の実施形態では、装置は、多数の異なる触覚出力装置(例えば、振動アクチュエータ及びESFアクチュエータ)を含んでもよい。このような実施形態では、プロセッサは、触覚効果を出力するためにどの触覚出力装置を使用するかを決定するように構成されてもよい。例えば、プロセッサは、触覚効果が多数の触覚出力装置によって出力されるべきであると決定してもよい。
一部の実施形態では、プロセッサは、マルチタッチに関係付けられる多数の要因に基づいて効果を決定してもよい。例えば、一部の実施形態では、マルチタッチは、グラフィカルユーザインターフェースにおける特徴(例えば、ボタン、キー、又はユーザインターフェースにおけるグラフィカルウィジェット)に関係付けられてもよい。このような実施形態では、プロセッサは、こうした特徴に部分的に基づいて触覚効果を決定してもよい。例えば、一実施形態では、ある指が1つの仮想特徴(例えば、ボタン)にタッチし得る一方で、他の指が別の仮想特徴(例えば、スライダ)にタッチする。このような実施形態では、プロセッサは、こうした特徴に部分的に基づいて触覚効果を決定してもよい。例えば、プロセッサは、ボタンがスライダをオーバーライド(override)し、それによりボタンに関係付けられる触覚効果を出力することを決定してもよい。
代替的に、プロセッサは、特定の触覚効果が別の触覚効果よりも高い優先度を有しており、それにより高い優先度の効果のみを出力することを決定してもよい。例えば、プロセッサは、グラフィカルユーザインターフェースにおけるオブジェクトのエッジをシミュレートするように構成される触覚効果が他の効果よりも高い優先度を有しており、それによりエッジ効果のみを出力することを決定してもよい。代替的に、プロセッサは、強烈な効果のみが出力されるべきであることを決定してもよい。従って、一部の実施形態では、プロセッサは、低い強度の振動及び高い強度の振動を決定するが、高い強度の振動のみを出力してもよい。更に、一部の実施形態では、プロセッサは、マルチタッチのどの構成要素が効果を感じる可能性が最も高いか、例えば、ユーザのどの指が効果を感じる可能性が最も高いかを決定してもよい。このような実施形態では、プロセッサは、その指の相互作用に関係付けられる触覚効果を出力してもよい。
更に、一部の実施形態では、プロセッサは、マルチタッチに関係付けられる情報に基づいて触覚効果を決定してもよい。例えば、プロセッサは、最初に発生したユーザ相互作用に基づいて触覚効果を決定してもよい。一部の実施形態では、プロセッサは、最もアクティブなユーザ相互作用(最も大きな移動との相互作用)、最もアクティブでないユーザ相互作用、又は最も大きな圧力を加えるユーザ相互作用に基づいて触覚効果を決定してもよい。
一部の実施形態では、プロセッサは、マルチタッチに関係付けられる各ユーザ相互作用に関係付けられる触覚効果を決定するが、1つの触覚効果だけを出力してもよい。従って、例えば、プロセッサは、触覚効果の平均を決定して、その平均を出力してもよい。更に、一部の実施形態では、プロセッサは、どの触覚効果が最も強烈であるか又は最も高い優先度を有するかを決定してもよい。更に、一部の実施形態では、プロセッサは、マルチタッチに関係付けられるユーザ相互作用の重畳(superposition)を決定してもよい。例えば、プロセッサは、各接触点に関係付けられる触覚効果を決定してもよい。次に、プロセッサは、こうした触覚効果の各々に重み付けを適用して、出力する触覚効果を決定するためにこれらを組み合わせてもよい。
更に他の実施形態では、ユーザは、どのように触覚効果が決定されるべきかに関するプリファレンスを割り当ててもよい。例えば、特定の効果を割り当て、又は触覚効果を決定する特定のやり方を割り当ててもよい。更に他の実施形態では、プロセッサは、触覚効果を出力しないことを決定してもよい。例えば、プロセッサは、触覚効果がユーザにとって紛らわしい又は誤解を与えるであろうと決定してもよい。
別の実施形態では、プロセッサは、ユーザ相互作用が2人の異なるユーザ(例えば、第1のユーザ及び第2のユーザ)に関係付けられることを決定してもよい。このような実施形態では、プロセッサは、ユーザ相互作用の1つだけに関係付けられる触覚効果(例えば、第1のユーザにのみ関係付けられる効果)を決定してもよい。別の実施形態では、プロセッサは、両方のユーザ相互作用に関係付けられる触覚効果(例えば、第1のユーザ及び第2のユーザの両方の相互作用に関係付けられる触覚効果)を決定してもよい。更に別の実施形態では、プロセッサは、触覚効果が出力されるべきではないことを決定してもよい。
以下に更に詳細に検討されるように、マルチタッチに関係付けられる触覚効果は、様々なやり方で決定されてもよい。更に、以下に検討されるように、こうした方法は、多くの異なるタイプの情報をユーザに提供するために使用されてもよい。
(マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するための例示のシステム)
図1Aは、複数接触型入力に対する触覚効果を決定するための例示的なシステム100を示す。この例示では、システム100は、バス106を介して他のハードウェアとインターフェース接続されるプロセッサ102を有するコンピュータ装置101を含む。RAM、ROM又はEEPROM等の任意の適切な有形の(及び一時的でない)コンピュータ可読媒体を含み得るメモリ104が、コンピュータ装置の動作を構成するプログラム要素を具現化する。この例示では、コンピュータ装置101は、1つ以上のネットワークインターフェース装置110、入力/出力(I/O)インターフェース要素112、及び追加の記憶装置114を更に含む。
ネットワーク装置110は、ネットワーク接続を容易にする1つ以上の任意の構成要素を表し得る。限定されないが、例示には、Ethernet(登録商標)、USB、IEEE1394等の有線インターフェース、及び/又はIEEE802.11、Bluetooth(登録商標)等の無線インターフェース、又は携帯電話ネットワークにアクセスするための無線インターフェース(例えば、CDMA、GSM(登録商標)、UMTS又は他の移動通信ネットワーク)が含まれる。
I/O構成要素112は、1つ以上のディスプレイ、キーボード、マウス、スピーカ、マイクロホン、及び/又はデータの入力又は出力に使用される他のハードウェア等の装置への接続を容易にするために使用されてもよい。記憶装置114は、装置101に含まれる磁気、光学、又は他の記憶媒体等の不揮発性記憶装置を表す。
システム100は、この例示では、装置101に統合されるタッチ面116を更に含む。タッチ面116は、ユーザの触覚入力を感知するように構成される任意の表面を表す。1つ以上のセンサ108は、1つ以上の物体(例えば、指若しくは手等の体の一部、又はスタイラス若しくはブラシ等の構成要素)がタッチ面に接触する場合にタッチ領域におけるタッチを検出して、プロセッサ102によって使用される適切なデータを提供するように構成される。1つ以上のセンサ108は、単一のタッチ又はマルチタッチ及び単一のタッチ又はマルチタッチの圧力(マルチタッチの中の各タッチの圧力を含む)を感知するように構成されてもよい。任意の適切な数、種類、又は配置のセンサが使用され得る。例えば、抵抗性及び/又は容量性のセンサが、タッチ面116に組み込まれて、タッチの場所及び圧力等の他の情報を検出するために使用されてもよい。一部の実施形態では、圧力センサは、マルチタッチの位置又は圧力を検出するために使用されてもよい。別の例示として、接触位置を決定するためにタッチ面のビューを備える光学センサが使用されてもよい。一部の実施形態では、1つ以上のセンサ108は、装置上の多くの位置に関係付けられるマルチタッチを検出するように構成されてもよい。例えば、1つ以上のセンサ108は、タッチ面上のタッチと共に装置の筐体上のタッチを検出するように構成されてもよい。更に、1つ以上のセンサ108は、こうしたタッチの各々に関係付けられる圧力を検出するように構成されてもよい。
一部の実施形態では、センサ108及びタッチ面116は、タッチスクリーン又はタッチパッドを含んでもよい。例えば、一部の実施形態では、タッチ面116及びセンサ108は、表示信号を受信して、ユーザに画像を出力するように構成されるディスプレイの上(overtop)に取り付けられるタッチスクリーンを含んでもよい。他の実施形態では、センサ108は、LED検出器を含んでもよい。例えば、一実施形態では、タッチ面116は、ディスプレイの側部に取り付けられるLED指検出器を含んでもよい。一部の実施形態では、プロセッサは単一のセンサ108と通信し、他の実施形態では、プロセッサは複数のセンサ108、例えば、第1のタッチスクリーン及び第2のタッチスクリーンと通信する。センサ108は、ユーザ相互作用を検出し、ユーザ相互作用に基づいて、プロセッサ102に信号を送信するように構成される。一部の実施形態では、センサ108は、ユーザ相互作用の複数の態様を検出するように構成されてもよい。例えば、センサ108は、ユーザ相互作用の速度及び圧力を検出して、この情報をインターフェース信号に組み込んでもよい。
この例示では、触覚出力装置118がプロセッサ102と通信し、タッチ面116に結合される。一部の実施形態では、触覚出力装置118は、触覚信号に応じてタッチ面においてテクスチャをシミュレートする触覚効果を出力するように構成される。追加的又は代替的に、触覚出力装置118は、タッチ面を制御して動かす振動触覚効果を提供してもよい。一部の触覚効果は、装置の筐体に結合されるアクチュエータを利用してもよい。また、一部の触覚効果は、順番に及び/又は同時に複数のアクチュエータを使用してもよい。例えば、一部の実施形態では、表面のテクスチャがシミュレートされてもよく、又は異なる周波数で表面を振動させることによって感知された摩擦係数が変化(例えば、減少又は増加)させられてもよい。このような実施形態では、触覚出力装置118は、例えば、圧電アクチュエータ、電気モータ、電磁アクチュエータ、音声コイル、形状記憶合金、電気活性ポリマ、ソレノイド、偏心回転質量モータ(ERM)又は線形共振アクチュエータ(LRA)の1つ以上を含んでもよい。一部の実施形態では、触覚出力装置118は、複数のアクチュエータ、例えば、ERM及びLRAを含んでもよい。
本明細書には単一の触覚出力装置118が示されているが、実施形態は、同じ又は異なるタイプの多数の触覚出力装置を使用して、異なるタイプの効果又は効果の組み合わせ、例えば、振動、ポップ、クリック、表面変形、及び/又は摩擦係数の変化若しくはシミュレートされる表面テクスチャ等の表面ベースの効果を出力してもよい。例えば、一実施形態では、超音波周波数で、例えば、20kHzよりも高い周波数で動作しているアクチュエータを使用することによって、垂直に及び/又は水平にタッチ面116の一部又は全部を移動するために圧電アクチュエータが使用されてもよい。一部の実施形態では、偏心回転質量モータ及び線形共振アクチュエータ等の複数のアクチュエータが、振動又は他の触覚効果を与えるために単独で又は同時に使用され得る。
更に他の実施形態では、触覚出力装置118は、タッチ面116の表面における質感をシミュレートするため又はユーザがタッチ面116上で指を動かすときに感じる摩擦係数を変化させるために、例えば、静電表面アクチュエータの使用により、静電引力を使用してもよい。例えば、一実施形態では、触覚出力装置118は、触覚効果を生成するために機械的な動きの代わりに電圧及び電流を加える電気振動触覚ディスプレイ又は任意の他の装置を含んでもよい。このような実施形態では、静電アクチュエータは、導電層及び絶縁層を含んでもよい。このような実施形態では、導電層は、任意の半導体又は銅、アルミニウム、金又は銀等の他の導電性材料であってもよい。また、絶縁層は、ガラス、プラスチック、ポリマ、又は任意の他の絶縁性材料であってもよい。更に、プロセッサ102は、導電層に電気信号を加えることによって静電アクチュエータを動作させてもよい。一部の実施形態では、電気信号は、導電層をタッチ面116に近い又は接触しているオブジェクトと容量結合するAC信号であってもよい。一部の実施形態では、AC信号は、高圧増幅器によって生成されてもよい。
他の実施形態では、容量結合は、タッチ面116の表面における摩擦係数又はテクスチャをシミュレートしてもよい。例えば、一実施形態では、タッチ面116の表面は円滑であるが、容量結合はタッチ面116の表面の付近のオブジェクト間に引力を生み出してもよい。一部の実施形態では、オブジェクトと導電層との間の引力レベルの変化は、タッチ面116の表面で動くオブジェクトにおけるシミュレートされるテクスチャを変化させることができる。更に、一部の実施形態では、静電アクチュエータが、タッチ面116の表面において擬似テクスチャを変化させ又は他の効果を出力するために従来のアクチュエータと共に使用されてもよい。例えば、アクチュエータはタッチ面116の表面のテクスチャの変化をシミュレートするように振動してもよい。一方では同時に、静電アクチュエータがタッチ面116の表面において異なるテクスチャをシミュレートしてもよい。
当業者であれば、摩擦係数を変化させることに加えて、表面上の質感をシミュレートするために他の技術又は方法が使用され得ることを理解するであろう。例えば、一部の実施形態では、テクスチャは、表面再構成可能な触覚基板(限定されないが、例えば、繊維、ナノチューブ、電気活性ポリマ、圧電要素、又は形状記憶合金を含む)又は磁性流体からの接触に基づいてそのテクスチャを変化させるように構成される可撓性表面層を使用してシミュレートされ又は出力されてもよい。別の実施形態では、表面のテクスチャは、例えば、変形機構、空気若しくは流体ポケット、材料の局部変形、共振機構要素、圧電性材料、微小電気機械システム(“MEMS”)要素、熱流体ポケット、MEMSポンプ、可変多孔性膜(variable porosity membranes)、又は層流変調で、1つ以上の表面特徴を上げる又は下げることによって変化させられてもよい。
一部の実施形態では、タッチ面116に近接した又は接触する体又はオブジェクトの部分をシミュレートすることによって触覚効果を生成するために静電アクチュエータが使用されてもよい。例えば、一部の実施形態では、ユーザの指の皮膚の神経終端又は静電アクチュエータに応答することができるスタイラスの構成要素をシミュレートしてもよい。例えば、皮膚の神経終端は、刺激されて、振動又は何らかのより具体的な感覚として静電アクチュエータ(例えば、容量結合)を感知してもよい。例えば、一実施形態では、静電アクチュエータの導電層が、ユーザの指の導電部分と結合するAC電圧信号を受信してもよい。ユーザがタッチ面116に触れてタッチ面上で自身の指を動かすと、ユーザは、チクチク、ザラザラ、ガタガタ、でこぼこ、粘々、又は何らかの他のテクスチャを感知してもよい。
メモリ104に関しては、例示のプログラム構成要素124、126及び128は、マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するために一部の実施形態では、装置がどのように構成され得るかを示すように描かれている。この例示では、検出モジュール124が、1つ以上のタッチの位置を決定するためにセンサ108を介してタッチ面116を監視するようにプロセッサ102を構成する。例えば、モジュール124は、タッチ(又は複数のタッチ)の存在又は不存在を追跡して、タッチが存在する場合、場所、経路、速度、加速度、圧力及び/又は経時的なタッチ(又は複数のタッチ)の他の特性を追跡するためにセンサ108をサンプリングしてもよい。
触覚効果決定モジュール126は、生成すべき触覚効果を選択するためのタッチ特性に関するデータを分析するプログラム構成要素を表す。特に、モジュール126は、出力する触覚効果を決定するコードを含んでもよい。以下に更に詳細に検討されるように、この決定は、接触の位置、接触の数、接触の時間、接触の圧力、接触の活動、又は触覚効果に関係付けられる特徴、例えば、効果の優先度、効果の強度、又は様々な決定された触覚効果の組み合わせ(例えば、効果の平均又は重畳)等のマルチタッチ及びマルチタッチに関係付けられる特徴に部分的に基づいてもよい。例えば、タッチ面116の一部又は全部の領域が、グラフィカルユーザインターフェースにマッピングされてもよい。特徴の対応表現がインターフェースに見られるときに特徴が感じられるように、接触面116の表面においてテクスチャをシミュレートすることによって特徴の存在をシミュレートするために、各タッチの場所に基づいて異なる触覚効果が選択されてもよい。しかしながら、触覚効果は、対応要素がインターフェースに表示されなくても、タッチ面116を介して与えられてもよい(例えば、インターフェースの境界を横断する場合に、境界が表示されていなくても、触覚効果が与えられてもよい)。
触覚効果生成モジュール128は、選択された触覚効果を生成するためにプロセッサ102に触覚信号を生成させてアクチュエータ118へと送信させるプログラミングを表す。例えば、生成モジュール128は、記憶された波形又はコマンドにアクセスして、触覚出力装置118に送信してもよい。別の例示として、触覚効果生成モジュール128は、所望の種類のテクスチャを受信して、適切な信号を生成して触覚出力装置118に送信するために、信号処理アルゴリズムを利用してもよい。更なる例示として、テクスチャに関する目標座標と共に所望のテクスチャが示されて、表面(及び/又は他の装置要素)の適切な移動を生成してテクスチャを与えるために1つ以上のアクチュエータに適切な波形が送信されてもよい。一部の実施形態は、一致協力して特徴をシミュレートするために複数の触覚出力装置を利用してもよい。例えば、インターフェース上でボタン間の境界を横断することをシミュレートするためにテクスチャの変化が使用されてもよい。一方で、触覚振動効果が、ボタンを押したときの応答をシミュレートする。
コンピュータシステムの特定の実施形態によっては、タッチ面がディスプレイを覆ってもよく、又は覆わなくてもよい(或いは、対応しても、対応してなくてもよい)。図1Bでは、コンピュータシステム100Bの外観図が示される。コンピュータ装置101は、装置のタッチ面及びディスプレイを組み合わせたタッチ可能ディスプレイ116を含む。タッチ面は、ディスプレイ外部又は実際のディスプレイ構成要素上の1つ以上の材料層に対応してもよい。
図1Cは、タッチ面がディスプレイをオーバレイしないタッチ可能コンピュータシステムの別の例を示す。この例示では、コンピュータ装置101は、装置101とインターフェース接続されたコンピュータシステム120に含まれるディスプレイ122に設けられるグラフィカルユーザインターフェースにマッピングされ得るタッチ面116を含む。例えば、コンピュータ装置101は、マウス、トラックパッド、又は他の装置を含んでもよいが、コンピュータシステム120は、デスクトップ若しくはラップトップコンピュータ、セットトップボックス(例えば、DVDプレーヤ、DVR、ケーブルテレビボックス)、又は別のコンピュータシステムを含んでもよい。別の例示として、ディスプレイ122を備えるラップトップコンピュータにおけるタッチ可能トラックパッド等、タッチ面116及びディスプレイ122は同じ装置に配置されてもよい。ディスプレイと統合されるか否かに関わらず、本明細書の例示における平面的なタッチ面の描写は、限定することを意図していない。他の実施形態は、表面ベースの触覚効果を与えるように更に構成される湾曲した又は不規則なタッチ可能面を含む。
図2A−2Bは、マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するためのシステム及び方法の例示的な実施形態を示す。図2Aは、タッチ可能ディスプレイ202を備えるコンピュータ装置201を含むシステム200の外観図を示す図面である。図2Bは、装置201の断面図を示す。装置201は図1Aの装置101と同様に構成され得るが、プロセッサ、メモリ及びセンサ等は明確のためこの図面には示されていない。
図2Bに見られるように、装置201は、複数の触覚出力装置218及び追加の触覚出力装置222を備える。触覚出力装置218−1は、ディスプレイ202に垂直の力を与えるように構成されるアクチュエータを含んでもよいが、一方で218−2は横方向にディスプレイ202を動かしてもよい。この例では、触覚出力装置218、222はディスプレイに直接結合されているが、触覚出力装置218、222は別のタッチ面、例えば、ディスプレイ202の上にある材料の層に結合され得ることが理解されるべきである。更に、1つ以上の触覚出力装置218又は222が上記の静電アクチュエータを含んでもよいことが理解されるべきである。更に、触覚出力装置222は、装置201の構成要素を保持する筐体に結合されてもよい。図2A−2Bの例では、ディスプレイ202の領域はタッチ領域に対応するが、原理はディスプレイとは完全に分離したタッチ面に適用され得る。
一実施形態では、触覚出力装置218の各々は圧電アクチュエータを含むが、追加の触覚出力装置222は、偏心回転質量モータ、線形共振アクチュエータ又は別の圧電アクチュエータを含む。触覚出力装置222は、プロセッサからの触覚信号に応答して振動触覚効果を提供するように構成され得る。振動触覚効果は、表面ベースの触覚効果と併せて及び/又は他の目的で利用され得る。例えば、ディスプレイ202の表面におけるテクスチャをシミュレートするために各アクチュエータが併せて使用されてもよい。
一部の実施形態では、触覚出力装置218−1及び218−2のいずれか又は両方は、圧電アクチュエータ以外のアクチュエータを含み得る。例えば、触覚出力装置218−1及び218−2は、圧電アクチュエータ、電磁アクチュエータ、電気活性ポリマ、形状記憶合金、可撓性複合圧電アクチュエータ(例えば、可撓性材料を含むアクチュエータ)、静電、及び/又は磁歪アクチュエータを含んでもよい。更に、触覚出力装置222が示されているが、複数の他の触覚出力装置が装置201の筐体に結合可能であり、及び/又は触覚出力装置222は別の場所に結合されてもよい。装置201は、同様に、異なる場所でタッチ面に結合される複数の触覚出力装置218−1/218−2を特徴としてもよい。
(マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するための例示のシステム)
次に図3を参照すると、システム300は、マルチタッチ型入力に対する触覚効果の決定の例示である。図3は、タッチ可能ディスプレイ302を備えるコンピュータ装置301を含むシステム300の外観図を示す図面である。一部の実施形態では、コンピュータ装置301は、多機能コントローラを備えてもよい。例えば、キオスク、ATM、自動車、航空機、サーモスタット又は他の種類のコンピュータ装置で使用されるコントローラである。他の実施形態では、コンピュータ装置301は、スマートフォン、タブレット、又は他の種類のコンピュータを含んでもよい。更に、一部の実施形態では、コンピュータ装置301は、ディスプレイ302上に1つ以上の仮想コントローラを備えてもよい。
図3に示されるように、タッチ可能ディスプレイ302は、マルチタッチを検出するように構成される。従って、タッチ可能ディスプレイ302は、実質的に同時に発生する1つより多くのユーザ相互作用を検出するように構成される。こうしたマルチタッチ相互作用は、コンピュータ装置301の多くの異なる動作を制御してもよい。例えば、マルチタッチ相互作用は、ユーザが、ズームイン、ズームアウト、異なるスクリーンへの変更、画像へのパン、特定のインターフェースとの相互作用(例えば、キーボード、ボタン、スライダ、又は他のインターフェース)、ゲーム環境との相互作用、又はコンピュータ装置301で実行されるソフトウェアによって可能にされる他のマルチタッチ相互作用の実行をできるようにしてもよい。
図3は、マルチタッチ相互作用の3つの例、即ち、4本指のピンチ操作304、2本指のピンチ操作306、及び2本指の逆ピンチ操作308を含む。ユーザは、タッチ可能ディスプレイ302の表面において、4本の指を互いにピンチすることによって4本指のピンチ操作304のジェスチャを行ってもよい。一部の実施形態では、4本指のピンチ操作は、ホームスクリーンに戻る等の動作をコンピュータ装置301に行わせてもよい。ユーザは、2本の指、例えば、親指及び人差し指を互いにピンチすることによって2本指のピンチ操作306を行ってもよい。一部の実施形態では、2本指のピンチ操作は、画像、ウェブページ、ビデオ、又は他のコンテンツからのズームアウト等の動作をコンピュータ装置301に行わせてもよい。ユーザは、2本の指、例えば、親指及び人差し指を押しながら遠ざけることによって2本指の逆ピンチ操作308を行ってもよい。一部の実施形態では、2本指の逆ピンチ操作は、画像、ウェブページ、ビデオ、又は他のコンテンツへのズームイン等の動作をコンピュータ装置301に行わせてもよい。
上記及び下記に更に詳細に検討されるように、ユーザがタッチ可能ディスプレイ302上でマルチタッチジェスチャを行うと、コンピュータ装置301は1つ以上の触覚効果を決定する。こうした触覚効果は、マルチタッチに関係付けられる要因に基づく。次に、コンピュータ装置301は、1つ以上の触覚出力装置を介してこうした触覚効果を出力する。こうした触覚効果は、ジェスチャの受領の確認として機能してもよい。代替的に、触覚効果は、ユーザへの他の情報、例えば、ユーザの指が境界を過ぎたこと、特定の動作が開始したこと、ディスプレイが変更したこと、又はコンピュータ装置301に関係付けられる何らかの他の情報を識別してもよい。
次に図4を参照すると、システム400は、マルチタッチ型入力に対する触覚効果の決定の例示である。図4は、タッチ可能ディスプレイ402を備えるコンピュータ装置401を含むシステム400の外観図を示す図面である。図3に関して記載されたコンピュータ装置301と同様に、一部の実施形態では、コンピュータ装置401は、多機能コントローラを含んでもよい。例えば、キオスク、ATM、自動車、航空機、サーモスタット又は他の種類のコンピュータ装置で使用されるコントローラである。他の実施形態では、コンピュータ装置401は、スマートフォン、タブレット、又は他の種類のコンピュータを含んでもよい。例えば、コンピュータ装置401は、ミュージックプレーヤを制御するように構成されてもよい。このような実施形態では、コンピュータ装置401は、ディスプレイ402上に1つ以上の仮想コントローラを備えてもよい。
こうしたコントローラはミュージックプレーヤの機能に関係付けられてもよい。従って、ユーザはミュージックプレーヤの機能を制御するコントローラと相互作用してもよい。例えば、図4に示された実施形態では、コンピュータ装置401は、コントローラ404及びコントローラ406として図4に示された1つ以上のウィジェット又は仮想インターフェースを備える。このような実施形態では、コントローラ404は、ミュージックプレーヤの設定を制御するように構成されるノブの画像、例えば、ラジオ局を同調し、新しい曲を選択し、又は音量を調節するためのノブを含んでもよい。同様に、コントローラ406は、ミュージックプレーヤの別の特徴を調節するように構成されるスライダの画像を含んでもよい。他の実施形態では、コンピュータ装置401は、タッチ可能ディスプレイ上に複数の他の仮想コントローラを含んでもよい。仮想コントローラの各々は、システムの他の側面、例えば、ミュージックプレーヤ又は他のアプリケーションを制御するように構成されてもよい。
一部の実施形態では、コンピュータ装置401は、タッチ可能ディスプレイ402に焦点を合わせことなくユーザが利用可能な機能を識別できるようにする触覚効果を出力してもよい。例えば、タッチ可能ディスプレイ402、ノブ404及びスライダ406の背景が、別個に関係付けられた触覚効果をそれぞれ含んでもよい。ユーザがタッチ可能ディスプレイ402に焦点を合わせなくても、コンピュータ装置401はユーザがタッチしている場所を識別するためにこの触覚効果を出力してもよい。コンピュータ装置401は、タッチ可能ディスプレイ402上でのマルチタッチジェスチャに基づいて触覚効果を決定するように更に構成される(例えば、ユーザが同時にノブ404及びスライダ406と相互作用するとき)。
コンピュータ装置401は、マルチタッチの多くの特徴に基づいて触覚効果を決定してもよい。例えば、一部の実施形態では、コンピュータ装置401は、ユーザがタッチする第1のアイコンに基づいて触覚効果を決定してもよい。例えば、ノブ404及びスライダ406は、異なって関係付けられた触覚効果をそれぞれ含んでもよい。コンピュータ装置401は、ユーザによってタッチされる第1のアイコンに関係付けられる触覚効果を出力してもよい。従って、コンピュータ装置401は、ユーザがスライダ406の前にノブ404にタッチすることを決定する場合、ノブ404に関係付けられる触覚効果を出力するであろう。
別の実施形態では、コンピュータ装置401は、各アイコンに関係付けられる優先度を決定して、最も高い優先度を有するアイコンに関係付けられる触覚効果を出力してもよい。例えば、一実施形態では、ノブ404は優先度3を含んでもよく、スライダ406は優先度2を含んでもよい。従って、コンピュータ装置は、ノブ404に関係付けられる触覚効果ではなくスライダ406に関係付けられる触覚効果を出力してもよい。一部の実施形態では、こうした優先度は、ユーザプリファレンスによって設定されてもよい。例えば、コンピュータ装置401は、ユーザが各アイコンに対する優先度の値を設定できるようにするプログラミングを含んでもよい。更に、一部の実施形態では、ユーザは、各アイコンに特定の触覚効果を割り当てることが可能であってもよい。
更に他の実施形態では、コンピュータ装置401は、2つの別個の触覚効果を決定するが、2つの触覚効果のうち1つだけを出力してもよい。例えば、一部の実施形態では、プロセッサは、最も強烈な触覚効果を決定して、その効果だけを出力してもよい。代替的に、一部の実施形態では、プロセッサは、最も高く関連付けられた優先度を含む触覚効果を出力してもよい。例えば、各触覚効果は、それ自体の優先度を含んでもよい。このような実施形態では、こうした優先度は、設計者によって又はユーザプリファレンスに基づいて割り当てられていてもよい。
更に他の実施形態では、コンピュータ装置401は、2つの触覚効果に基づいて第3の触覚効果を決定して、第3の触覚効果を出力してもよい。例えば、一部の実施形態では、第3の触覚効果は、2つの触覚効果の平均を含んでもよい。更に、一部の実施形態では、触覚効果は、2つの触覚効果の重畳を含んでもよい。この重畳は、2つの効果の重み付けされた組み合わせ又は重み付けされた平均を含んでもよい。例えば、コンピュータ装置401は、各触覚効果に重み(例えば、2、1、.5、.25又は0の重み)を割り当ててもよい。次に、コンピュータ装置401は2つの重み付けられた触覚効果の組み合わせ又は2つの重み付けされた効果の平均である第3の触覚効果を決定してもよい。
更に、一部の実施形態では、タッチ可能ディスプレイ402は、第3、第4、第5又はより多くのユーザ相互作用、例えば、多くの追加の接触によるマルチタッチを受信してもよい。コンピュータ装置401は、例えば、最も高い優先度を有する相互作用、マルチタッチの第1の相互作用に基づいてこうしたマルチタッチの各々に関係付けられる触覚効果を決定し、又は各相互作用に関係付けられる効果の組み合わせに基づいて効果を決定するように構成されてもよい。
一部の実施形態では、コンピュータ装置401は、複数の触覚出力装置、例えば、振動アクチュエータ及びESFアクチュエータを含んでもよい。このような実施形態では、コンピュータ装置401は、触覚出力装置に部分的に基づいて触覚効果を決定するように構成されてもよい。例えば、一実施形態では、各触覚出力装置は、関連付けられた優先度を含んでもよい。例えば、一部の実施形態では、ESFアクチュエータによって出力される触覚効果は、他の触覚効果よりも高い優先度を含んでもよい。他の実施形態では、コンピュータ装置401は、追加の特徴を考慮してもよい。例えば、一部の実施形態では、ESFベースの触覚効果は、ユーザが動いている(例えば、作動される表面上で移動している)ときにだけ検出可能である。このような実施形態では、コンピュータ装置401は、ESFアクチュエータによって出力される触覚効果が、低い優先度を有すること、又はユーザ相互作用が表面で移動していない若しくは移動が所定の閾値より低い場合に、出力されるべきではないことを決定してもよい。
更に、一部の実施形態では、コンピュータ装置は、触覚出力装置及び接触の場所に基づいて触覚効果を決定してもよい。例えば、一部の実施形態では、コンピュータ装置は、形状変形機能及びESFアクチュエータを有する筐体を含んでもよい。このような実施形態では、コンピュータ装置は、ユーザが筐体と接触している場合にだけ、筐体を変形させるように構成される触覚効果を決定してもよい。同様に、コンピュータ装置は、ユーザがESFアクチュエータに結合されるタッチ面と相互作用している場合にだけ、ESFベースの触覚効果を決定してもよい。他の実施形態では、コンピュータ装置は、同様の決定に基づいて触覚効果及び触覚出力装置により高い又は低い優先度を割り当ててもよい。
次に図5を参照すると、システム500は、マルチタッチ型入力に対する触覚効果の決定の例示である。図5は、タッチ可能ディスプレイ502を備えるコンピュータ装置501を含むシステム500の外観図を示す図面である。図3に関して記載されたコンピュータ装置301と同様に、一部の実施形態では、コンピュータ装置501は、複数の異なるタイプの装置又はタブレット、スマートフォン、又は他のハンドヘルド装置等の移動装置を制御するように構成される多機能コントローラを含んでもよい。上記のように、タッチ可能ディスプレイ502は、マルチタッチを検出するように構成される。更に、コンピュータ装置501は、マルチタッチに部分的に基づいて触覚効果を決定するように構成される。図5は、タッチ可能ディスプレイ502の表面における2つのユーザ相互作用504及び506を示す。図5に示されるように、ユーザ相互作用504は、相対的に非アクティブなユーザ相互作用であり、例えば、相対的に小さな移動(短い線として図示されている)である。更に、図5に示されるように、ユーザ相互作用506は、相対的にアクティブなユーザ相互作用であり、例えば、相対的に大量の移動(長い線として図示されている)である。
図5に示される実施形態では、コンピュータ装置501は、よりアクティブなユーザ相互作用506に基づいて触覚効果を決定してもよい。従って、コンピュータ装置501は、この特定の相互作用、例えば、この相互作用に関係付けられるタッチ可能ディスプレイ502の場所、又は相互作用506に関係付けられる他の情報に基づいて触覚効果を決定してもよい。
一部の実施形態では、ESF(Electrostatic Friction)を使用して生成される触覚効果は、動いているときにだけ、例えば、指がタッチ面を横断しているときに感じられてもよい。従って、一部の実施形態では、ESFベースの触覚効果は、ユーザが移動しているときにだけ出力されてもよい。代替的に、一部の実施形態では、ESF効果は、ユーザが現在移動している場合に高い優先度、及びユーザが移動していない場合に低い優先度が割り当てられてもよい。
次に図6を参照すると、システム600は、マルチタッチ型入力に対する触覚効果の決定の例示である。図6は、タッチ可能ディスプレイ602を備えるコンピュータ装置601を含むシステム600の外観図を示す図面である。図3に関して記載されたコンピュータ装置301と同様に、一部の実施形態では、コンピュータ装置601は、複数の異なるタイプの装置又はタブレット、スマートフォン、又は他のハンドヘルド装置等の移動装置を制御するように構成される多機能コントローラを含んでもよい。上記のように、タッチ可能ディスプレイ602は、マルチタッチを検出するように構成される。更に、コンピュータ装置601は、マルチタッチに部分的に基づいて触覚効果を決定するように構成される。図6は、タッチ可能ディスプレイ602の表面における2つのユーザ相互作用604及び606を示す。図6に示されるように、ユーザ相互作用604は、相対的に低い圧力のユーザ相互作用、例えば、ユーザがタッチ可能ディスプレイ602の表面において相対的に柔らかいタッチを有する相互作用である(小さな楕円として示されている)。更に、ユーザ相互作用606は、相対的に高い圧力のユーザ相互作用、例えば、ユーザがタッチ可能ディスプレイ602の表面に相対的に大きな圧力を加える相互作用である(大きな楕円として示されている)。
図6に示される実施形態では、コンピュータ装置601は、高い圧力のユーザ相互作用606に基づいて触覚効果を決定してもよい。従って、コンピュータ装置601は、この特定の相互作用、例えば、この相互作用に関係付けられるタッチ可能ディスプレイ602の場所、又は相互作用606に関係付けられる他の情報に基づいて触覚効果を決定してもよい。
一部の実施形態では、プロセッサは、ユーザ相互作用が2人の異なるユーザ(例えば、第1のユーザ及び第2のユーザ)に関係付けられることを決定してもよい。このような実施形態では、プロセッサは、ユーザ相互作用の1つだけに関係付けられる触覚効果(例えば、第1のユーザにのみ関係付けられる効果)を決定してもよい。別の実施形態では、プロセッサは、両方のユーザ相互作用に関係付けられる触覚効果(例えば、第1のユーザ及び第2のユーザの両方の相互作用に関係付けられる触覚効果)を決定してもよい。一部の実施形態では、装置は2つ以上の触覚出力装置を含んでもよく、プロセッサは1つの触覚出力装置を1人のユーザに割り当て、別の触覚出力装置を別のユーザに割り当ててもよい(例えば、ユーザ1による相互作用はESFアクチュエータからの効果に関係付けられ、ユーザ2による相互作用は振動アクチュエータからの効果に関係付けられる)。更に別の実施形態では、プロセッサは、このような実施形態において触覚効果が出力されるべきではないことを決定してもよい。
一部の実施形態では、プロセッサは、どのようにユーザが効果を感じるかに部分的に基づいて触覚効果を決定してもよい。例えば、一部の実施形態では、コンピュータ装置は、振動アクチュエータのみを備えてもよい。このような実施形態では、プロセッサは、触覚効果が装置を握っている手を介してより強く感じられるので、筐体とのユーザ相互作用(例えば、筐体の把持)に関係付けられる触覚効果がタッチ面とのユーザ相互作用よりも高い優先度を有することを決定してもよい。同様に、ESFアクチュエータのみを備えるコンピュータ装置は、触覚効果がタッチ面との相互作用を介して知覚されるので、タッチ面とのユーザ相互作用により高い優先度を割り当ててもよい。
更に他の実施形態では、装置は、複数の触覚出力装置を含んでもよい。このような実施形態では、プロセッサは、複数の触覚出力装置の各々によって同時に出力される触覚効果を決定するように構成されてもよい。例えば、プロセッサは、各ユーザ相互作用及び各触覚出力装置に関係付けられる触覚効果を決定してもよい。プロセッサは、本明細書で検討されるように、こうした効果及び相互作用を重み付けしてもよい。次に、プロセッサは、各触覚出力装置に決定された触覚効果を出力させてもよい。従って、マルチタッチに関係付けられる触覚効果は、多数の触覚出力装置によって生成される複合効果を含んでもよい。
(マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するための例示的な方法)
図7は、マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するための例示的な方法700を示すフローチャートである。一部の実施形態では、図7のステップは、例えば、汎用コンピュータ、移動装置又はサーバにおけるプロセッサによって実行されるプログラムコードで実装されてもよい。一部の実施形態では、こうしたステップは一群のプロセッサによって実装されてもよい。以下のステップは図1に示されたシステムに関して記載された構成要素を参照して記載される。
方法700はステップ702で開始し、センサ108は第1のユーザ相互作用に関係付けられる第1のセンサ信号を送信する。センサ108は当技術分野で周知の複数のセンサの1つ以上を含んでもよい。例えば、抵抗性及び/又は容量性のセンサが、タッチ面116に組み込まれて、タッチの場所及び圧力等の他の情報を決定するためにプロセッサ102によって使用されてもよい。別の例示として、接触位置を決定するためにタッチ面のビューを備える光学センサが使用されてもよい。更に他の実施形態では、センサ108及びタッチ面116は、タッチスクリーンディスプレイを含んでもよい。更に、第1の相互作用を検出すると、センサ108は、その相互作用に関係付けられる信号をプロセッサ102に送信してもよい。一部の実施形態では、センサ信号は、ユーザ相互作用の場所を含んでもよい。例えば、タッチ面116の表面上の場所である。更に、一部の実施形態では、この場所は上記の種類の仮想インターフェース又は「ウィジェット」に関係付けられてもよい。同様に、一部の実施形態では、センサ信号は、接触の時間、ユーザ相互作用の速さ、圧力又は力に関係付けられるデータを含んでもよい。例えば、センサ信号は、ユーザの指が動いている速さ又はユーザがタッチ面116を力で押しているかどうかを示してもよい。
次に、センサ108は、第2のユーザ相互作用に関係付けられる第2のセンサ信号を送信する(704)。一部の実施形態では、第1のユーザ相互作用及び第2のユーザ相互作用は、実質的に同時に起こってもよい。センサ108は当技術分野で周知の複数のセンサの1つ以上を含む。例えば、抵抗性及び/又は容量性のセンサが、タッチ面116に組み込まれて、タッチの場所及び圧力等の他の情報を検出するために使用されてもよい。別の例示として、接触位置を決定するためにタッチ面のビューを備える光学センサが使用されてもよい。更に他の実施形態では、センサ108及びタッチ面116は、タッチスクリーンディスプレイを含んでもよい。更に、第1の相互作用を検出すると、センサ108は、その相互作用に関係付けられる信号をプロセッサ102に送信してもよい。一部の実施形態では、センサ信号は、ユーザ相互作用の場所を含んでもよい。例えば、タッチ面116の表面上の場所である。更に、一部の実施形態では、この場所は上記の種類の仮想インターフェース又は「ウィジェット」に関係付けられてもよい。同様に、一部の実施形態では、センサ信号は、接触の時間、ユーザ相互作用の速さ、圧力又は力に関係付けられるデータを含んでもよい。例えば、センサ信号は、ユーザの指が動いている速さ又はユーザがタッチ面116を力で押しているかどうかを示してもよい。
次に、プロセッサ102は、第1及び第2のセンサ信号を受信する(706)。上記のように、プロセッサは、単一のセンサ108から、又は異なるタイプのユーザ相互作用を測定するように構成される複数の異なるセンサ(例えば、移動センサ、傾斜センサ、タッチセンサ、ボタン、スライダ、又は他のタイプのセンサ)からセンサ信号を受信してもよい。
方法は続いて、プロセッサ102は、第1のユーザ相互作用及び第2のユーザ相互作用に部分的に基づいて触覚効果を決定する(708)。プロセッサは、触覚効果を選択又は決定するために触覚効果決定モジュール126に含まれるプログラミングを利用してもよい。例えば、プロセッサ102は、メモリ104内に記憶されて特定の触覚効果に関係付けられる駆動信号にアクセスしてもよい。別の例示として、プロセッサ102は、効果に関係付けられる記憶済みアルゴリズム及び入力パラメータにアクセスすることによって信号を生成してもよい。例えば、アルゴリズムは、振幅及び周波数パラメータに基づいて駆動信号を生成するのに使用されるデータを出力してもよい。別の例として、触覚信号は、触覚出力装置118によって復号するために触覚出力装置118に送信されるデータを含んでもよい。例えば、触覚出力装置118自体が、振幅及び周波数等のパラメータを特定するコマンドに応答してもよい。
一部の実施形態では、触覚効果は、複数の利用可能なテクスチャの1つであってもよい。例えば、複数のテクスチャは、水、草、氷、金属、砂土、砂利、レンガ、毛皮、皮革、皮膚、繊維、ゴム、葉のテクスチャ、又は任意の他の利用可能なテクスチャ、例えば、爆発又は炎に関係付けられるテクスチャの1つ以上を含んでもよい。一部の実施形態では、テクスチャは、ユーザに表示されるウィジェット等のユーザインターフェースの特徴に関係付けられてもよい。例えば、一実施形態では、特定のテクスチャ、例えば、砂のテクスチャが仮想ダイヤルに関係付けられてもよい。更に、このような実施形態では、例えば、ユーザが仮想ダイヤルの角回転を変更することによって仮想ダイヤルと相互作用すると、プロセッサ102は異なるテクスチャを出力してもよい。例えば、ユーザが仮想ダイヤルを回すと、触覚効果は、砂の粗さの変化をシミュレートするように構成されてもよい。従って、ユーザが仮想ダイヤルを一方に回すと、ユーザは砂利をシミュレートする触覚効果を感じてもよい。また、ユーザが仮想ダイヤルを他方に回すと、ユーザは粉末の感覚をシミュレートする触覚効果を感じてもよい。更に他の実施形態では、触覚効果は、タッチ可能ディスプレイの表面又は他のタッチ面と相互作用するときにユーザが知覚する摩擦を変化させるように構成される信号又は表面ベースの効果を含んでもよい。
一部の実施形態では、プロセッサは、図8及びフローチャート800に関して記載された動作に基づいて触覚効果を決定してもよい。一部の実施形態では、プロセッサ102は、マルチタッチに関係付けられる多数の要因に基づいて効果を決定してもよい。例えば、一部の実施形態では、マルチタッチは、グラフィカルユーザインターフェースにおける特徴(例えば、ボタン、キー、又はユーザインターフェースにおけるグラフィカルウィジェット)に関係付けられてもよい。このような実施形態では、プロセッサは、こうした特徴に部分的に基づいて触覚効果を決定してもよい。例えば、一実施形態では、ある指が1つの仮想特徴(例えば、ボタン)にタッチし得る一方で、他の指が別の仮想特徴(例えば、背景領域)にタッチする。このような実施形態では、プロセッサは、こうした特徴に部分的に基づいて触覚効果を決定してもよい。例えば、プロセッサ102は、ボタンが背景をオーバーライドし、それによりボタンに関係付けられる触覚効果を出力することを決定してもよい。
代替的に、プロセッサ102は、特定の触覚効果が別の触覚効果よりも高い優先度を有しており、それにより高い優先度の効果のみを出力することを決定してもよい。例えば、プロセッサ102は、グラフィカルユーザインターフェースにおけるオブジェクトのエッジをシミュレートするように構成される触覚効果が他の効果よりも高い優先度を有しており、それによりエッジ効果のみを出力することを決定してもよい。代替的に、プロセッサ102は、最も強烈な効果のみが出力されるべきであることを決定してもよい。従って、一部の実施形態では、プロセッサは、低い強度の振動及び高い強度の振動を決定するが、高い強度の振動のみを出力してもよい。
更に、一部の実施形態では、プロセッサ102は、マルチタッチに関係付けられる情報に基づいて触覚効果を決定してもよい。例えば、プロセッサ102は、最初に発生したユーザ相互作用に基づいて触覚効果を決定してもよい。更に、先に検討されたように、一部の実施形態では、プロセッサは、最もアクティブなユーザ相互作用(最も多くの移動との相互作用)、最もアクティブでないユーザ相互作用、又は最も多くの圧力を加えるユーザ相互作用に基づいて触覚効果を決定してもよい。
次に、ステップ710では、プロセッサ102は、触覚効果を出力する触覚出力装置118に、触覚効果に関係付けられる触覚信号を送信する。一部の実施形態では、プロセッサ102は、触覚出力装置118に触覚効果を生成させるように構成される触覚信号を出力する。一部の実施形態では、触覚出力装置118は、タッチ面116又はコンピュータ装置101内の他の構成要素に結合される圧電アクチュエータ又は電気モータ等の従来のアクチュエータを含んでもよい。他の実施形態では、触覚出力装置118は、静電界を使用してテクスチャをシミュレートする又はタッチ面116において知覚された摩擦係数を変化させるように構成される1つ以上の静電アクチュエータを含んでもよい。
一部の実施形態では、センサ108は、第3、第4、第5又はより多くのユーザ相互作用、例えば、多くの追加の接触によるマルチタッチを検出してもよい。プロセッサ102は、マルチタッチ相互作用のこうした構成要素の各々に部分的に基づいて触覚効果を決定するプログラミングを含んでもよい。例えば、プロセッサ102は、タッチの数に関わらず各タッチの優先度を、又はマルチタッチに関係付けられる他の相互作用の数に関わらず第1の相互作用を決定してもよい。更に、一部の実施形態では、プロセッサ102は、各相互作用に関係付けられる触覚効果を決定して、その後、こうした効果の各々に部分的に基づいて異なる触覚効果を出力してもよい。
次に図8を参照すると、図8は、マルチタッチ型入力に対する触覚効果を決定するための例示的な方法800を示すフローチャートである。一部の実施形態では、図8のステップは、例えば、汎用コンピュータ、移動装置又はサーバにおけるプロセッサによって実行されるプログラムコードで実装されてもよい。一部の実施形態では、こうしたステップは一群のプロセッサによって実装されてもよい。以下のステップは図1に示されたシステムに関して記載された構成要素を参照して記載される。
方法800は、プロセッサ102が第1のセンサ信号に部分的に基づいて第1の触覚効果を決定すると開始する(802)。第1のセンサ信号は、第1のユーザ相互作用に関係付けられるデータを含む。プロセッサ102は、触覚効果を選択又は決定するために触覚効果決定モジュール126に含まれるプログラミングを利用してもよい。例えば、プロセッサ102は、メモリ104内に記憶されて特定の触覚効果に関係付けられる駆動信号にアクセスしてもよい。別の例示として、信号は、効果に関係付けられる記憶済みアルゴリズム及び入力パラメータにアクセスすることによって生成されてもよい。例えば、アルゴリズムは、振幅及び周波数パラメータに基づいて駆動信号を生成するのに使用されるデータを出力してもよい。別の例として、触覚信号は、アクチュエータによって復号するためにアクチュエータに送信されるデータを含んでもよい。例えば、アクチュエータ自体が、振幅及び周波数等のパラメータを特定するコマンドに応答してもよい。
一部の実施形態では、触覚効果は、複数の利用可能なテクスチャの1つであってもよい。例えば、複数のテクスチャは、水、草、氷、金属、砂土、砂利、レンガ、毛皮、皮革、皮膚、繊維、ゴム、葉のテクスチャ、又は任意の他の利用可能なテクスチャ、例えば、爆発又は炎に関係付けられるテクスチャの1つ以上を含んでもよい。一部の実施形態では、テクスチャは、ユーザに表示されるウィジェット等のユーザインターフェースの特徴に関係付けられてもよい。例えば、一実施形態では、特定のテクスチャ、例えば、砂のテクスチャが仮想ダイヤルに関係付けられてもよい。更に、このような実施形態では、例えば、ユーザが仮想ダイヤルの角回転を変更することによって仮想ダイヤルと相互作用すると、プロセッサ102は異なるテクスチャを出力してもよい。例えば、ユーザが仮想ダイヤルを回すと、触覚効果は、砂の粗さの変化をシミュレートするように構成されてもよい。従って、ユーザが仮想ダイヤルを一方に回すと、ユーザは砂利をシミュレートする触覚効果を感じてもよい。また、ユーザが仮想ダイヤルを他方に回すと、ユーザは粉末の感覚をシミュレートする触覚効果を感じてもよい。他の実施形態では、触覚効果は、タッチ可能ディスプレイの表面又は他のタッチ面と相互作用するときにユーザが知覚する摩擦を変化させるように構成される信号又は表面ベースの効果を含んでもよい。
次に、プロセッサ102は、第2のセンサ信号に部分的に基づいて第2の触覚効果を決定する(804)。第2のセンサ信号は、第2のユーザ相互作用に関係付けられるデータを含む。プロセッサ102は、触覚効果を選択又は決定するために触覚効果決定モジュール126に含まれるプログラミングを利用してもよい。例えば、プロセッサ102は、メモリ104内に記憶されて特定の触覚効果に関係付けられる駆動信号にアクセスしてもよい。別の例示として、信号は、効果に関係付けられる記憶済みアルゴリズム及び入力パラメータにアクセスすることによって生成されてもよい。例えば、アルゴリズムは、振幅及び周波数パラメータに基づいて駆動信号を生成するのに使用されるデータを出力してもよい。別の例として、触覚信号は、アクチュエータによって復号するためにアクチュエータに送信されるデータを含んでもよい。例えば、アクチュエータ自体が、振幅及び周波数等のパラメータを特定するコマンドに応答してもよい。
一部の実施形態では、触覚効果は、複数の利用可能なテクスチャの1つであってもよい。例えば、複数のテクスチャは、水、草、氷、金属、砂土、砂利、レンガ、毛皮、皮革、皮膚、繊維、ゴム、葉のテクスチャ、又は任意の他の利用可能なテクスチャ、例えば、爆発又は炎に関係付けられるテクスチャの1つ以上を含んでもよい。一部の実施形態では、テクスチャは、ユーザに表示されるウィジェット等のユーザインターフェースの特徴に関係付けられてもよい。例えば、一実施形態では、特定のテクスチャ、例えば、砂のテクスチャが仮想ダイヤルに関係付けられてもよい。更に、このような実施形態では、例えば、ユーザが仮想ダイヤルの角回転を変更することによって仮想ダイヤルと相互作用すると、プロセッサ102は異なるテクスチャを出力してもよい。例えば、ユーザが仮想ダイヤルを回すと、触覚効果は、砂の粗さの変化をシミュレートするように構成されてもよい。従って、ユーザが仮想ダイヤルを一方に回すと、ユーザは砂利をシミュレートする触覚効果を感じてもよい。また、ユーザが仮想ダイヤルを他方に回すと、ユーザは粉末の感覚をシミュレートする触覚効果を感じてもよい。他の実施形態では、触覚効果は、タッチ可能ディスプレイの表面又は他のタッチ面と相互作用するときにユーザが知覚する摩擦を変化させるように構成される信号又は表面ベースの効果を含んでもよい。
次に、プロセッサ102は、第1の触覚効果及び第2の触覚効果に部分的に基づいて第3の触覚効果を決定する(806)。例えば、一部の実施形態では、プロセッサ102は、最も強烈な触覚効果を決定して、最も強烈な触覚効果として第3の触覚効果だけを出力してもよい。代替的に、一部の実施形態では、プロセッサ102は、最も高く関連付けられた優先度を含む触覚効果を出力してもよい。例えば、各触覚効果は、それ自体の優先度を含んでもよい。このような実施形態では、こうした優先度は、設計者によって又はユーザプリファレンスに基づいて割り当てられていてもよい。
他の実施形態では、プロセッサ102は、2つの触覚効果の平均を決定してもよい。次に、プロセッサ102は、この平均として第3の触覚効果を出力してもよい。更に、一部の実施形態では、プロセッサ102は、2つの触覚効果の重畳を決定してもよい。この重畳は、2つの効果の重み付けされた組み合わせ又は重み付けされた平均を含んでもよい。例えば、プロセッサ102は、各触覚効果に重み(例えば、2、1、.5、.25又は0の重み)を割り当ててもよい。次に、プロセッサ102は2つの重み付けされた触覚効果の組み合わせ又は2つの重み付けされた効果の平均である第3の触覚効果を決定してもよい。一部の実施形態では、こうした重みは、例えば、ユーザ相互作用(例えば、ユーザ相互作用の速度、ユーザ相互作用の圧力、又はユーザ相互作用の活動)、触覚効果に関係付けられる触覚出力装置、ユーザ相互作用に関係付けられる位置、相互作用を開始したユーザ(例えば、装置と相互作用しているユーザが2人以上いる場合)、又は触覚効果に関係付けられるユーザ定義の特徴に部分的に基づいて決定されてもよい。
更に、一部の実施形態では、タッチ面116は、第3、第4、第5又はより多くのユーザ相互作用、例えば、多くの追加の接触によるマルチタッチを受信してもよい。プロセッサ102は、こうしたマルチタッチの各々に関係付けられる触覚効果を決定して、上記のようにこうした触覚効果の各々に基づいて信号触覚効果を出力するように構成されてもよい。
次に、ステップ808では、プロセッサ102は、触覚効果を出力する触覚出力装置118に第3の触覚効果に関係付けられる触覚信号を送信する。一部の実施形態では、プロセッサ102は、触覚出力装置118に触覚効果を生成させるように構成される触覚信号を出力する。一部の実施形態では、触覚出力装置118は、タッチ面116又はコンピュータ装置101内の他の構成要素に結合される圧電アクチュエータ又は電気モータ等の従来のアクチュエータを含んでもよい。他の実施形態では、触覚出力装置118は、静電界を使用してテクスチャをシミュレートする又はタッチ面116において知覚された摩擦係数を変化させるように構成される1つ以上の静電アクチュエータを含んでもよい。
(マルチタッチ型入力に対する触覚効果の決定の利点)
マルチタッチ型入力に対する触覚効果の決定には多くの利点がある。現在の殆どの既存の触覚レンダリングアルゴリズムは、単一入力、単一出力である。本開示の実施形態は、こうしたレンダリングアルゴリズムがマルチタッチ環境で使用されることを可能にする。これは、費用のかかるレンダリングアルゴリズムの再開発の必要性を減らし得る。更に、本開示の実施形態は、1つだけの触覚出力装置を含み得る装置でも多数のユーザ入力に関係付けられる触覚効果を出力することを可能にする。これにより、こうした装置はより有益且つ直感的なマルチタッチに関係付けられる触覚効果を出力することができる。
更に、一部の実施形態では、マルチタッチ型入力に対する触覚効果は、ユーザがソフトウェア及びユーザインターフェースをより効果的に使用することを可能にし得る。例えば、ユーザは、ディスプレイに焦点を合わせなくても、プログラムで利用可能な操作に関する判断を行うことができてもよい。これによって全体的なユーザ満足度を向上させることができる。
(概論)
上記の方法、システム及び装置は例示である。様々な構成によって、適宜、様々な手続き又は構成要素が省略、置換、又は追加されてもよい。例えば、代替的な構成では、方法は記載されたものとは異なる順序で実行されてもよく、及び/又はステージが追加、省略及び/又は結合されてもよい。また、所定の構成に関して記載された機能は、様々な他の構成に結合されてもよい。構成の異なる態様及び要素が、同様に結合されてもよい。また、技術は進歩するものであり、そのため要素の多くは例示であり、本開示又は請求項の範囲を限定しない。
例示的な構成(実装を含む)の十分な理解を与えるために説明の中で特定の詳細が与えられている。しかしながら、こうした構成は特定の詳細無しで実施されてもよい。例えば、周知の回路、工程、アルゴリズム、構造及び技術が、構成を不明確にするのを避けるために不要な詳細無しで示されている。この説明は、例示的な構成のみを提供するものであり、請求項の範囲、応用性又は構成を限定しない。むしろ、構成の上記説明は、記載された技術を実装するための実施可能な説明を当業者に提供するであろう。本開示の精神又は範囲から逸れることなく、要素の機能及び配置の様々な変更が行われてもよい。
また、構成は、流れ図又はブロック図として描かれる処理として記載されてもよい。各々が連続した工程として操作を説明している場合があるが、こうした操作の多くは並列的又は同時に行われ得る。更に、操作の順序は並び替えられてもよい。工程は、図面に含まれない追加のステップを有してもよい。更に、方法の例示は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、又はこれらの任意の組み合わせによって実装されてもよい。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア又はマイクロコードで実装される場合、必要なタスクを実行するためのプログラムコード又はコードセグメントは、記憶媒体等の一時的でないコンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。プロセッサは、記載されたタスクを実行してもよい。
複数の例示的な構成が記載されているが、本開示の精神から逸脱することなく、様々な修正、代替構造及び均等物が使用されてもよい。例えば、上記の要素は、より大きなシステムの構成要素であってもよく、他の規則が本発明のアプリケーションに優先し又はそれを修正してもよい。また、上記の要素が検討される前、間、又は後で多くのステップが行われてもよい。従って、先の記載によって請求項の範囲は縛られない。
本明細書における「適合される」又は「構成される」の使用は、追加のタスク又はステップを実行するように適合又は構成される装置を排除しない開放的且つ包括的な言語を意図している。更に、「基づいて」の使用は開放的且つ包括的であることが意図されており、即ち、1つ以上の記載された条件又は値に「基づく」処理、ステップ、計算、又は他の動作が、実際には、記載されたものを超える追加の条件又は値に基づいてもよい。本明細書に含まれる表題、リスト及び番号は、単に説明を容易にするためのものであって、限定することを意図していない。本主題の態様に従う実施形態は、デジタル電子回路、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせに実装され得る。一実施形態では、コンピュータは、1つ又は複数のプロセッサを備えてもよい。プロセッサは、プロセッサに結合されるRAM(random access memory)等のコンピュータ可読媒体を備え、又はそれへのアクセスを有する。プロセッサは、センササンプリングルーチン、選択ルーチン、及び上述の方法を実行する他のルーチン等、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能プログラム命令を実行する。
このようなプロセッサは、マイクロプロセッサ、DSP(digital signal processor)、ASIC(application−specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)、及び状態機械を含む。このようなプロセッサは、PLC、PIC(programmable interrupt controller)、PLD(programmable logic device)、PROM(programmable read−only memory)、EPROM又はEEPROM(electronically programmable read−only memory)、又は他の類似の装置等のプログラム可能電子装置を更に備えてもよい。
このようなプロセッサは、媒体、例えば、プロセッサによって実行されると、プロセッサによって遂行又は支援される本明細書に記載のステップをプロセッサに実行させることができる命令を記憶し得る有形のコンピュータ可読媒体を備え、又はこれと通信してもよい。コンピュータ可読媒体の実施形態は、限定されないが、プロセッサ、例えばウェブサーバのプロセッサにコンピュータ可読命令を提供することができる全ての電子、光学、磁気、又は他の記憶装置を備えてもよい。媒体の他の例は、限定されないが、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、磁気ディスク、メモリチップ、ROM、RAM、ASIC、構成プロセッサ、全ての光学媒体、全ての磁気テープ若しくは他の磁気媒体、又はコンピュータプロセッサが読み取り可能な任意の他の媒体を含む。また、様々な他の装置は、ルータ、プライベート若しくはパブリックネットワーク、又は他の伝送装置等のコンピュータ可読媒体を含んでもよい。記載されたプロセッサ及び処理は、1つ以上の構造内にあってもよく、1つ以上の構造を通じて分散されてもよい。プロセッサは、本明細書に記載の1つ以上の方法(又は方法の一部)を実行するためのコードを備えてもよい。
本主題はその特定の実施形態に関して詳細に記載されているが、上記のことを理解すると、このような実施形態の変形、変化、及び均等物を当業者であれば容易に生み出し得ることが理解されるであろう。従って、本開示は、限定ではなく例示を目的として提示されており、当業者には容易に明らかとなる本主題への修正、変更及び/又は追加を含むことを排除しないことが理解されるべきである。

Claims (22)

  1. 各々がタッチ面に触覚効果を出力するように構成される複数の異なるタイプの触覚出力装置であって、前記複数の異なるタイプの触覚出力装置はそれぞれ異なる優先度を有する触覚出力装置と、
    第1のユーザ相互作用を検出して第1のセンサ信号を送信するように構成されるタッチセンサ式入力装置であって、第2のユーザ相互作用を検出して第2のセンサ信号を送信するように更に構成され、前記第1のユーザ相互作用の少なくとも一部が前記第2のユーザ相互作用と同時に起きるタッチセンサ式入力装置と、
    前記タッチセンサ式入力装置と通信するプロセッサであって、
    前記第1のセンサ信号及び前記第2のセンサ信号を受信し、
    前記第1のユーザ相互作用及び前記第2のユーザ相互作用に部分的に基づいて触覚効果を決定し、且つ
    前記優先度に基づいて、前記触覚効果に関係付けられる触覚信号を前記複数の異なるタイプの触覚出力装置の1つに送信するように構成されるプロセッサと
    を備える、システム。
  2. 前記触覚効果を決定することは、
    前記第1のセンサ信号に関係付けられる第1の触覚効果を決定すること、及び前記第2のセンサ信号に関係付けられる第2の触覚効果を決定すること
    を含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1の触覚効果及び前記第2の触覚効果のどちらが最も強いか、前記第1の触覚効果及び前記第2の触覚効果のどちらが最も高い優先度であるか、又は前記第1の触覚効果及び前記第2の触覚効果の平均を決定することを更に含む、請求項2に記載のシステム。
  4. 第1の重みを前記第1の触覚効果に適用し、第2の重みを前記第2の触覚効果に適用し、且つ2つの重み付けされた触覚効果を組み合わせることによって、前記第1の触覚効果及び前記第2の触覚効果を重畳することを更に含む、請求項2に記載のシステム。
  5. 前記触覚効果を決定することは、
    前記第1のユーザ相互作用及び前記第2のユーザ相互作用のどちらが最初に開始したかを決定することにより最先のユーザ相互作用を決定すること、及び
    前記最先のユーザ相互作用に基づいて前記触覚効果を決定すること
    を含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記触覚効果を決定することは、
    前記第1のユーザ相互作用及び前記第2のユーザ相互作用のどちらが最も大きなユーザの移動を含むかを決定することにより最もアクティブなユーザ相互作用を決定すること、及び
    前記最もアクティブなユーザ相互作用に基づいて前記触覚効果を決定すること
    を含む、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記触覚効果を決定することは、
    前記第1のユーザ相互作用及び前記第2のユーザ相互作用のどちらが最も大きな圧力を含むかを決定することにより最高圧力のユーザ相互作用を決定すること、及び
    前記最高圧力のユーザ相互作用に基づいて前記触覚効果を決定すること
    を含む、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記触覚効果の決定は、ユーザプリファレンスに部分的に基づく、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記タッチセンサ式入力装置は、前記タッチ面との第3のユーザ相互作用を検出して前記第3のユーザ相互作用を前記プロセッサに送信するように更に構成され、前記プロセッサは、前記第3のユーザ相互作用に部分的に基づいて前記触覚効果を決定するように更に構成される、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記複数の異なるタイプの触覚出力装置は、ESFアクチュエータ及び振動アクチュエータを含む、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記ESFアクチュエータは、前記第1及び第2のユーザ相互作用の1つが前記タッチ面で移動している場合に前記振動アクチュエータよりも高い優先度を有する、請求項10に記載のシステム。
  12. 第1のユーザ相互作用に関係付けられる第1のセンサ信号を送信するステップと、
    第2のユーザ相互作用に関係付けられる第2のセンサ信号を送信するステップであって、前記第1のユーザ相互作用の少なくとも一部が前記第2のユーザ相互作用と同時に起きるステップと、
    前記第1のセンサ信号及び前記第2のセンサ信号を受信するステップと、
    前記第1のユーザ相互作用及び前記第2のユーザ相互作用に部分的に基づいて触覚効果を決定するステップと、
    優先度に基づいて、前記触覚効果に関係付けられる触覚信号を複数の異なるタイプの触覚出力装置の1つに送信するステップであって、前記複数の異なるタイプの触覚出力装置はそれぞれ異なる優先度を有するステップ
    を含む、方法。
  13. 前記触覚効果を決定するステップは、
    前記第1のセンサ信号に関係付けられる第1の触覚効果を決定すること、及び前記第2のセンサ信号に関係付けられる第2の触覚効果を決定すること
    を含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の触覚効果及び前記第2の触覚効果のどちらが最も強いか、前記第1の触覚効果及び前記第2の触覚効果のどちらが最も高い優先度であるか、又は前記第1の触覚効果及び前記第2の触覚効果の平均を決定するステップを更に含む、請求項13に記載の方法。
  15. 第1の重みを前記第1の触覚効果に適用し、第2の重みを前記第2の触覚効果に適用し、且つ2つの重み付けされた触覚効果を組み合わせることによって、前記第1の触覚効果及び前記第2の触覚効果を重畳するステップを更に含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記触覚効果を決定するステップは、
    前記第1のユーザ相互作用及び前記第2のユーザ相互作用のどちらが最初に開始したかを決定することにより最先のユーザ相互作用を決定すること、及び
    前記最先のユーザ相互作用に基づいて前記触覚効果を決定すること
    を含む、請求項12に記載の方法。
  17. 前記触覚効果を決定するステップは、
    前記第1のユーザ相互作用及び前記第2のユーザ相互作用のどちらが最も大きなユーザの移動を含むかを決定することにより最もアクティブなユーザ相互作用を決定すること、及び前記最もアクティブなユーザ相互作用に基づいて前記触覚効果を決定すること
    を含む、請求項12に記載の方法。
  18. 前記触覚効果を決定するステップは、
    前記第1のユーザ相互作用及び前記第2のユーザ相互作用のどちらが最も大きな圧力を含むかを決定することにより最高圧力のユーザ相互作用を決定すること、及び
    前記最高圧力のユーザ相互作用に基づいて前記触覚効果を決定すること
    を含む、請求項12に記載の方法。
  19. 前記触覚効果の決定は、ユーザプリファレンスに部分的に基づく、請求項12に記載の方法。
  20. 第3のユーザ相互作用に関係付けられる第3のセンサ信号を送信するステップと、
    前記第3のユーザ相互作用に部分的に基づいて前記触覚効果を決定するステップと
    を更に含む、請求項12に記載の方法。
  21. プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに
    第1のユーザ相互作用に関係付けられる第1のセンサ信号を送信すること、
    第2のユーザ相互作用に関係付けられる第2のセンサ信号を送信することであって、前記第1のユーザ相互作用の少なくとも一部が前記第2のユーザ相互作用と同時に起きること、
    前記第1のセンサ信号及び前記第2のセンサ信号を受信すること、
    前記第1のユーザ相互作用及び前記第2のユーザ相互作用に部分的に基づいて触覚効果を決定すること、及び
    優先度に基づいて、前記触覚効果に関係付けられる触覚信号を複数の異なるタイプの触覚出力装置に送信することであって、前記複数の異なるタイプの触覚出力装置はそれぞれ異なる優先度を有すること
    を行わせるように構成されるプログラムコードを含む、一時的でないコンピュータ可読媒体。
  22. 前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに
    第3のユーザ相互作用に関係付けられる第3のセンサ信号を送信すること、
    前記第3のユーザ相互作用に部分的に基づいて前記触覚効果を決定すること
    を行わせるように構成されるプログラムコードを更に含む、請求項21に記載の一時的でないコンピュータ可読媒体。
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