JP2018180740A - 入力処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】検知可能領域内に入力操作領域が区分されている入力処理装置において、入力操作領域を操作していることを指への応答力で理解できるようにする。【解決手段】表面パネル2bの下側に入力部材によって広い面積の検知可能領域31が設けられている。検知可能領域31の一部に入力操作領域32が設けられ、検知可能領域31内で、入力操作領域32の位置と面積を変化させることができる。入力処理装置10には、応答力発生部が設けられており、指が入力操作領域32に触れているときと、その周辺の非検知領域33に触れているときとで、応答力発生部が異なる動作状態となる。【選択図】図2
Description
本発明は、静電容量の変化に基づいた検知信号を出力する入力部材が設けられた入力処理装置に関する。
特許文献1に、静電容量の変化に基づいた検知信号を出力する入力部材が設けられた入力処理装置に関する発明が記載されている。
この入力処理装置は、キーボード装置の手前側に入力部材が設けられている。入力部材の表面側には半透明な表面パネルが重ねられ、入力部材の裏側には発光ダイオードなどを有する操作表示装置が設けられている。
この入力処理装置は、キーボード装置の手前側に入力部材が設けられている。入力部材の表面側には半透明な表面パネルが重ねられ、入力部材の裏側には発光ダイオードなどを有する操作表示装置が設けられている。
入力部材は、指などが接触しまたは接近した座標を検知できる検知領域を有しており、検知領域の一部の領域を座標入力領域として設定することができる。座標入力装置に1本の指が触れているときは、その指の移動に応じた座標データが生成され、前記検知領域であって座標入力領域以外の領域に指が接近したことが検知されたときは、その検知信号が無理されるようになっている。
また、座標入力装置に複数本の指が触れていると判定されているときには、その指の動く方向へ座標入力領域が移動できる。また、操作表示装置によって、座標入力領域に対応する領域が照光されるようになっている。
また、座標入力装置に複数本の指が触れていると判定されているときには、その指の動く方向へ座標入力領域が移動できる。また、操作表示装置によって、座標入力領域に対応する領域が照光されるようになっている。
特許文献1に記載された入力処理装置は、座標入力領域の位置を変更することが可能であり、操作表示装置の照光によって、座標入力領域の位置を知ることができるようになっている。
しかし、表示画面に視線を集中させながら入力操作を行っているときなどのように、操作表示装置で照光表示されている座標入力装置に視線を向けることができないときは、現在指を触れている領域が、座標入力装置であるのか否かを直感的に理解できないことがあり、さらなる改良が望まれている。
しかし、表示画面に視線を集中させながら入力操作を行っているときなどのように、操作表示装置で照光表示されている座標入力装置に視線を向けることができないときは、現在指を触れている領域が、座標入力装置であるのか否かを直感的に理解できないことがあり、さらなる改良が望まれている。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、検知可能領域の一部に設定された入力操作領域に指が触れたことを、操作応答力を感じることで容易に理解することが可能となった入力処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、静電容量の変化に基づいた検知信号を出力する入力部材と、前記入力部材に操作応答力を与える応答力発生部とが設けられた入力処理装置において、
前記入力部材は、前記検知信号に基づいて操作された座標位置を特定できる検知可能領域を有し、前記検知可能領域が、入力操作領域と、前記入力操作領域以外の非操作領域とに区分されており、
指が前記入力操作領域に触れたときと、前記非操作領域に触れたときとで、前記応答力発生部が異なる状態に設定されることを特徴とするものである。
前記入力部材は、前記検知信号に基づいて操作された座標位置を特定できる検知可能領域を有し、前記検知可能領域が、入力操作領域と、前記入力操作領域以外の非操作領域とに区分されており、
指が前記入力操作領域に触れたときと、前記非操作領域に触れたときとで、前記応答力発生部が異なる状態に設定されることを特徴とするものである。
本発明の入力処理装置は、前記入力操作領域での指の接触が検知されたら、前記応答力発生部が動作するものとして構成できる。
また、前記入力部材は、複数の指を同時に検知することが可能であり、前記入力操作領域で指の接触が検知されたら、前記応答力発生部が動作し、これに継続して、前記入力操作領域で他の指の接触が検知されたら、前記応答力発生部からさらに動作するものとして構成できる。
また、前記入力部材は、複数の指を同時に検知することが可能であり、前記入力操作領域で指の接触が検知されたら、前記応答力発生部が動作し、これに継続して、前記入力操作領域で他の指の接触が検知されたら、前記応答力発生部からさらに動作するものとして構成できる。
本発明の入力処理装置は、指を検知している座標位置が、前記入力操作領域から、前記非操作領域との境界部へ移動するときに、前記応答力発生部が動作するものとすることが可能である。
または、前記座標位置が、前記入力操作領域から前記境界部に至る直前に、前記応答力発生部が動作することが好ましい。
この場合には、前記非操作領域を不感領域とする。
または、前記座標位置が、前記入力操作領域から前記境界部に至る直前に、前記応答力発生部が動作することが好ましい。
この場合には、前記非操作領域を不感領域とする。
本発明の入力処理装置は、前記入力操作領域の位置と面積の少なくとも一方を変化させることが可能である。
本発明の入力処理装置は、前記入力操作領域が操作されたときと、非操作領域が操作されたときとで、前記応答力発生部が異なる操作応答力を発生するものとして構成できる。
または、前記非操作領域が操作されたときにのみ、前記応答力発生部が動作するものであってもよい。
この場合に、前記応答力発生部が動作した後に、前記非操作領域を不感領域とする。
または、前記非操作領域が操作されたときにのみ、前記応答力発生部が動作するものであってもよい。
この場合に、前記応答力発生部が動作した後に、前記非操作領域を不感領域とする。
本発明の入力処理装置は、前記検知可能領域で、前記入力操作領域の内部または外部に釦操作領域を設定でき、前記釦操作領域が操作されたときに、前記応答力発生部で、指が前記入力操作領域に触れたときと異なる応答力が発生させられることが可能である。
さらに、前記釦操作領域が操作されたときに、前記応答力発生部で、指が前記非操作領域に触れたときと異なる応答力が発生させられるものとすることができる。
なお、前記釦操作領域の位置と面積の少なくとも一方を変化させることが可能である構成とすることもできる。
なお、前記釦操作領域の位置と面積の少なくとも一方を変化させることが可能である構成とすることもできる。
本発明の入力処理装置は、指が操作入力領域に触れたときと非操作領域に触れたときとで、応答力発生部が異なる状態に設定される。そのため、操作者が操作入力領域から視線を逸らしていても、または操作入力領域が鮮明に表示されていなくても、操作者の指を操作入力領域に導くことが可能である。
図1に示すノートブック型のパーソナルコンピュータ1は、本体部2と蓋体部3とが折り畳み可能に連結されている。本体部2に、キーボード装置4と入力処理装置10とが搭載されており、蓋体部3に、液晶表示装置6が搭載されている。
図1と図2に示すように、本体部2では、複数の入力キーを有するキーボード装置4が蓋体部3に接近した位置に配置され、入力処理装置10がキーボード装置4よりも手前側に配置されている。
入力処理装置10に入力部材30が設けられている。図1と図2に示すように、入力部材30は、本体部2の前縁部2aとキーボード装置4との間の領域のほぼ全域を占めている。入力部材30は平面型であり、図示左右方向の幅寸法は、キーボード装置4の幅寸法とほぼ同等かまたはそれよりも大きい。なお、入力部材30は、必ずしも平面型である必要はなく、装備される機器の操作面の形状に応じて湾曲していてもよい。
図3は、入力処理装置10が設けられている部分での本体部2の部分断面図である。入力処理装置10は、本体部2の表面に現れる表面パネル2bを有しており、入力処理装置10は、表面パネル2bの表面が操作面10aとなっている。表面パネル2bは、アクリル系樹脂などで構成されておりは、少なくとも入力部材30を覆う部分が透光性である。また、入力部材30の下側(裏側)には、操作表示装置7が設けられている。
入力部材30は、透光性の樹脂フィルムを主体として構成されており、表面パネル2bの下面(裏面)に密着して固定されている。表面パネル2bと入力部材30の透光性は、全光線透過率が90%以上のようないわゆる透明である。あるいは、操作表示装置7から発光される光を表面パネル2bの外部から目視できる程度の半透明である。例えば、入力部材30を覆っている表面パネル2bは、本体部2の他の部分や蓋体部3と同系色でしかも操作表示装置7からの光を透過できる半透明に構成されている。
入力部材30は、静電検知パネルである。入力部材30は、図2において長方形の破線で囲まれた領域が検知可能領域31である。静電検知パネルである入力部材30の検知可能領域31では、透光性の樹脂フィルムの片方の表面あるいは2つの表面に、複数のX電極と複数のY電極が形成されており、複数のX電極と複数のY電極が互いに絶縁されて交差している。これら電極の表面に薄い絶縁層が設けられており、その絶縁層の表面が表面パネル2bの裏面に密着している。前記各電極は、ITO層や、導電性ナノワイヤ層、あるいはメッシュ状に形成された金属層などであり、光を透過することが可能である。
表面パネル2bの表面である操作面10aに、指や手が触れまたは接近すると、指や手と電極との間に静電容量が形成されて、X電極とY電極との間の静電容量が変化する。静電検知パネルは、例えばX電極とY電極のいずれかが駆動電極となり、他方が検出電極となる。図7に示す駆動回路11から、選択された駆動電極に対してパルス状の駆動電圧が順番に印加される。このとき、検出電極からの電力変化が図7に示すパッド検知部12で順番に監視されて、検知可能領域31においてX−Y座標上での静電容量の分布が検出される。これにより、パッド検知部12では、表面パネル2bに指や手が触れまたは接近したときに、その接触や接近位置が、検知可能領域31におけるどの座標位置であるかをX−Y座標上の情報として認識することができる。
なお、静電検知パネルとして、複数のX電極と複数のY電極、および複数の検出電極の3種類の電極が設けられているものを使用することもできる。この場合には、X電極またはY電極に順番に駆動電圧が印加され、このとき検出電極の電力変化を順番に監視することによって、X−Y座標上での静電容量の分布が検出される。なお、静電検知パネルとして、これまで説明した相互容量検出方式に限られず、複数の電極のそれぞれが駆動電極と検出電極として動作する自己容量検出方式のものを使用することも可能である。
入力部材30は、駆動回路11による電圧印加タイミングと、パッド検知部12による検知信号の処理動作とによって、検知可能領域31において、表面パネル2bに複数本の指が同時に触れたときに、それぞれの指の接触または接近位置を個別の座標情報として検出することができる。すなわち、指によるいわゆるマルチタッチ操作の検出も可能である。さらには、手のひらが検知可能領域31に接近したときにも、パッド検知部12では、検知面積を算出することで、指の接触または接近であるか、手のひらの接触または接近であるかを識別できる。
入力部材30では、検知可能領域31内に、図2で実線の長方形で示す入力操作領域32を設定することができる。この入力操作領域32は、検知可能領域31内で位置を移動させることができ、また大きさ(面積)も変化させることができる。検知可能領域31のうち、入力操作領域32を除く領域が非操作領域33である。
図7に示すように、入力処理装置10に操作表示装置7が設けられている。操作表示装置7は、複数の発光ダイオードを有しており、図2に示す入力操作領域32のみを照光し、あるいは、入力操作領域32と非操作領域33とが、異なる色相や異なる輝度で照光される。いずれにせよ、入力操作領域32の輪郭、すなわち入力操作領域32と非操作領域33との境界部(境界線)が目視で理解できるように、検知可能領域31が裏側から照らされる。また、図1と図2に示すように、入力操作領域32の内部または外部に釦操作領域32a,32bが設けられる場合には、釦操作領域32a,32bと入力操作領域32との境界部を容易に理解できるように、または釦操作領域32a,32bと非操作領域33との境界部を理解できるように照明が行われてもよい。
前記操作表示装置7としては、エレクトロルミネッセンス素子であって、入力操作領域32の輪郭の画像を表示することができるもの、あるいは。液晶表示パネルとその下側に設けられたバックライト機構を有するものなどであっても使用することができる。
図3の断面図に示すように、入力処理装置10には、押圧力検知部8が設けられている。押圧力検知部8は、力センサ(圧力センサ)や圧電素子または圧電シートであり、本体部2の内底部などに設けられた固定支持部2cと、操作表示装置7との間の複数箇所に設けられている。あるいは、複数の押圧力検知部8が、表面パネル2bと固定支持部2cとの間に設けられている。本体部2では、表面パネル2bが、入力部材30および操作表示装置7と共に下方へ向けてわずかな距離だけ動くことができ、検知可能領域31が形成されている領域において表面パネル2bが押されると、その力が押圧力検知部8で検知される。また、押圧力検知部8として、押圧力を検知するプッシュスイッチが使用されてもよい。さらに、検知可能領域の一部がヒンジを介して下方に移動できるように構成され、そのときの移動力でプッシュスイッチなどの押圧力検知部8が動作するものであってもよい。
図3に示すように、入力処理装置10に応答力発生部40が設けられている。応答力発生部40は、操作表示装置7の裏側に固定されている。または、応答力発生部40は、操作表示装置7が設けられていない領域において、表面パネル2bの裏側に固定されている。
応答力発生部40は、操作表示装置7の裏面または表面パネル2bの裏面などに固定された筐体41を有している。筐体41の内部では、振動体42がばね43で振動自在に支持されている。振動体42は磁性体であり、ばね43は板ばねや圧縮コイルばねである。振動体42には、コイル44が巻かれている。筐体41の内部には、振動体42の一方の端面に対向する磁石45aと他方の端面に対向する磁石45bが固定されている。磁石45aと磁石45bは、振動体42に対面する対向面が着磁面であり、着磁面では図示上下で極性が相違している。また、磁石45aと磁石45bとでは、異なる磁極どうしが左右に対向している。コイル44に交流電流が流れると、磁化された振動体42が図示上下に振動する。このときの振動継続時間を管理することで、表面パネル2bの表面の操作面10aに触れた指などに、種々の動作パターンで操作応答力を感じさせることができる。なお、応答力発生部40では、振動体42が操作面10aと平行な方向に駆動されてもよいし、図示上下方向と操作面10aと平行な方向の双方に動作するものであってもよい。
図7は、パーソナルコンピュータ1の本体部の制御処理部20に格納された機能部、および入力処理装置10に付随する集積回路5に設けられた機能部を示すブロック図である。
入力処理装置10に付随する集積回路5には、前述のように入力部材30のX電極とY電極のいずれかの駆動電極に順番にパルス状の電圧を与える駆動回路11と、他方の検出電極から得られる検知信号が与えられるパッド検知部12が設けられている。入力部材30からの検知信号がパッド検知部12で処理されて、検知可能領域31が形成されている領域で、表面パネル2bの表面の操作面10aに触れた指の接触位置がX−Y座標上の座標情報である操作信号として得られる。
集積回路5には、パッド入力信号生成部13が設けられている。パッド入力信号生成部13では、パッド検知部12で処理された座標情報(操作信号)が、所定のバイト数のフォーマットデータに変換されて、出力インターフェイス14から出力される。また、キーボード装置4のキー操作信号は、図示しないキーボード入力信号生成部で所定のフォーマットのデータとされて、前記出力インターフェイス14から出力される。また、押圧力検知部8で押圧力が検知されると、その押圧検知出力も操作信号の一部として出力インターフェイス14から出力される。
出力インターフェイス14から出力される操作信号は、パーソナルコンピュータの制御処理部20に設けられた入力インターフェイス21に与えられる。制御処理部20には、各種ソフトウエアが格納されている。制御処理部20にはオペレーティングシステム(OS)22が格納されている。このオペレーティングシステム22で表示ドライバー23が制御されて、蓋体部3に設けられた液晶表示装置6に各種情報が表示される。また、図3に示すように、入力部材30の下側に設けられた操作表示装置7も、オペレーティングシステム22によって制御される。
制御処理部20には、パッド用ドライバーソフト24がインストールされており、前記入力インターフェイス21で受信した操作信号は、パッド用ドライバーソフト24に与えられる。パッド用ドライバーソフト24では、パッド入力信号生成部13から送られた所定のフォーマットの操作信号に基づいて、外部機器であるマウスの操作信号と同等の座標データ信号が生成されて、オペレーティングシステム22に通知される。また、キーボード装置4から与えられた操作信号は、パッド用ドライバーソフト24を経て、または他のドライバーソフトを経てオペレーティングシステム22に通知される。
パッド用ドライバーソフト24では、表面パネル2bに1本の指が触れて入力動作が行われているか、複数の指が同時に触れて入力動作が行われているか、または手のひらが触れて入力動作が行われているかを判定することができる。パッド用ドライバーソフト24において、入力部材30に接近している導電体の面積が所定値以下でその接触部が1箇所であると認識したときに、1本の指による入力動作と判定し、接近している導電体の面積が所定値以下でその接触部が複数箇所であると認識したときに、複数本の指による入力動作であると判定する。さらに、接近している導電体の面積が所定以上であると認識したときに、手のひらが触れた入力動作であると判定する。また、指と手のひらの判定は、接触面積以外の他の演算方法により識別してもよい。
図7に示すように、制御処理部20には、各種アプリケーションソフト25がインストールされている。アプリケーションソフト25は、ワードプロセッサ、各種計算ソフト、ゲームソフト、通信ソフトなどである。
制御処理部20には、入力部設定アプリケーションソフト26が設けられている。入力部設定アプリケーションソフト26は、キーボード装置4からの操作信号や入力部材30から与えられた操作信号に基づいて、検知可能領域31において入力操作領域32の位置や大きさを変化させる。さらに操作表示装置7が入力操作領域32を区別できるように照光を行うように制御する。また、入力部設定アプリケーションソフト26によって、応答力設定信号が生成される。この応答力設定信号は、入力インターフェイス21と出力インターフェイス14を経て、応答力発生部40に与えられる。
次に、入力処理装置10の操作方法を説明する。
入力処理装置10では、入力部材30の検知可能領域31において、指や手が表面パネル2bに接触しまたは接近したことを検知することができる。
入力処理装置10では、入力部材30の検知可能領域31において、指や手が表面パネル2bに接触しまたは接近したことを検知することができる。
また、入力部設定アプリケーションソフト26に制御動作によって、図2に示すように、検知可能領域31の一部が入力操作領域32が設定され、検知可能領域31のうちの入力操作領域32を除く領域が非操作領域33とされる。この設定が行われると、パッド用ドライバーソフト24では、前記入力操作領域32内に指が接近したと検知されたときにのみ操作入力であると判定して操作信号が生成される。非操作領域33に指や手のひらが接近したときは、パッド用ドライバーソフト24は、非操作領域33に指や手のひらが接近したことを認識するが、その後は、入力部材30からの検知信号を無視し、非操作領域33を不感領域に設定する。
入力操作領域32以外の領域を不感領域とすることで、キーボード装置4を操作しているときなどのように、非操作領域33に指や手のひらが触れたとしても、その検知信号を無視することができ、入力操作領域32内の操作信号のみを抽出することができる。
図2に示すように、入力操作領域32の内部に、左右の釦操作領域32a,32bを設定することが可能である。なお、釦操作領域32a,32bは、入力操作領域32の領域外の非操作領域33であって入力操作領域32に接近した場所に設定されてもよい。
入力操作領域32と釦操作領域32a,32bの設定は、キーボード装置4を操作し、または入力部材30のいずれかの領域を操作して、入力部設定アプリケーションソフト26にアクセスすることで行われる。入力部設定アプリケーションソフト26にアクセスすると、オペレーティングシステム22によって表示ドライバー23が駆動されて、図6に示すように、液晶表示装置6の表示画面に入力設定パネル35,36が表示される。キーボード装置4または入力部材30を使用し、入力設定パネル35,36で指示されている操作を行うことで、入力操作領域32の大きさや形状を変更し、位置を変更することができる。また、左右の釦操作領域32a,32bに割り当てる操作機能を設定し、あるいは変更することができる。同様に、釦操作領域32a,32bの位置や面積を設定し、または変更することもできる。
さらに、入力設定パネル35,36を操作して、入力操作領域32を、非操作領域33と区別できるように照光させるか否かを選択することができる。さらには、操作表示装置7によって表面パネル2b上に照光表示される入力操作領域32の色相や、非操作領域33の色相、さらには釦操作領域32a,32bの色相を設定し、または輝度を変化させることなどができる。
図2に示すように、検知可能領域31に入力操作領域32が設定されているときは、操作表示装置7からの照光によって、操作者は、視覚によって入力操作領域32と非操作領域33とを区別できるようになる。
検知可能領域31に位置する四角形の入力操作領域32に1本の指を触れて動かすと、その座標データがパッド検知部12で検知されパッド入力信号生成部13で所定のフォーマットのデータとして出力される。パッド用ドライバーソフト24では、前記座標データに基づいてマウスを操作したときと同等の入力信号が生成されてオペレーティングシステム22に与えられる。そして、そのときに起動しているアプリケーションに応じて、例えば、液晶表示装置6の画面に表示されているカーソルを動かしたり、メニューの選択を行ったり、文字を手書きしたり、あるいはゲームをコントロールするなどの動作を行わせることができる。また、入力操作領域32に2本または3本の指を触れて、アプリケーションに入力信号を与えることも可能である。
また、図2に示す釦操作領域32a,32bのいずれかに、1本の指を触れていることがパッド検知部12で検知されているときに、釦操作領域32a,32bのいずれかに触れている指で表面パネル2bを押すと、その押圧力が図3に示す押圧力検知部8で検知される。このとき、パッド入力信号生成部で、左釦操作信号または右釦操作信号が生成されて、パッド用ドライバーソフト24に与えられる。パッド用ドライバーソフト24では、マウスに付属する左釦または右釦が押されたのと同様の操作信号が生成されてオペレーティングシステム22に与えられる。
なお、ユーザがキーボード装置4を両手で操作するときに、手のひらが検知可能領域31の非操作領域33に乗せられることが多く、この場合に、入力動作が行われていると誤判断されるおそれがある。そこで、検知可能領域31の非操作領域33に指や手のひらが触れているまたは接近していると判断したときには、パッド用ドライバーソフト24では、非操作領域33に触れていることを認識するが、非操作領域33からの座標データに関しては操作信号無視し、非操作領域33を不感領域とする。
図7に示す前記入力部設定アプリケーションソフト26を動作させると、それまで設定されている入力操作領域32を、検知可能領域31内で移動させることができ、また入力操作領域32の面積を変えることができる。前述のように、その操作は、図6に示す入力設定パネル35,36を表示させ、所定の項目を入力することで行うことができる。
また、指で入力操作領域32を操作することによっても、入力操作領域32を検知可能領域31内で移動させ、入力操作領域32の面積を変えることができる。例えば、図2に示すように、入力操作領域32に1本の指F1を触れて操作しているときは、パッド用ドライバーソフト24は通常の入力操作を行っているものと判断し、1本の指F1の動きに応じて、パッド用ドライバーソフト24ではマウスを操作しているときと同等の信号が生成される。また、入力操作領域32に2本の指が触れているときも、マルチタッチモードとして通常の入力操作が行われる。
図4に示すように、入力操作領域32に3本以上の指群Faが触れた状態で、指群Faが一緒に動いたときは、パッド用ドライバーソフト24では、入力操作領域32を移動させる操作であると認識する。このとき、入力部設定アプリケーションソフト26にアクセスされて、指群Faが移動した方向へ入力操作領域32を移動させる処理が行われ、新たな場所に入力操作領域32が設定される。
あるいは、2本の指または3本以上の指群Faで、入力操作領域32の内部またはその近傍をタッピングし、またはダブルタッピングし、その直後に2本の指あるいは3本以上の指群Faを動かしたときに、入力操作領域32を移動させる処理を行い、移動完了後に、再度タッピングしまたはダブルタッピングすると、入力操作領域32の位置が決定されるようにしてもよい。または、2本の指または3本以上の指群Faで入力操作領域32を押圧し、その押圧力が押圧力検知部8で検知され、その直後に、2本の指または3本以上の指群Faが動いたら、入力操作領域32を移動させる処理に移行し、その後、さらに押圧力が検知されたら、入力操作領域32の位置が決定されるようにしてもよい。
また、図5に示すように、入力操作領域32の内部またはその近傍に2本の指で例えば親指と人差し指の指群F2を触れ、2本の指の距離を変化させる操作を行ったときに、検知可能領域31内において入力操作領域32の面積を変化させることができる。例えば、2本の指群F2で、入力操作領域32をタッピングしまたはダブルタッピングし、その直後に2本の指群F2の距離を拡大すると、入力操作領域32の面積が広げられ、2本の指群F2の距離を短くすると、入力操作領域32の面積が狭められる。その後に、タッピングしまたはダブルタッピングすることで入力操作領域32の大きさが決定される。
または、図4に示すように、入力操作領域32の内部またはその近傍に3本以上の複数の指の指群Faを振れ、複数の指の距離を広げると、入力操作領域32の面積が広がり、複数の指の距離を狭めると、入力操作領域32の面積が狭まるようにしてもよい。さらに、検知可能領域31に触れる指の本数の変化や、指を動かすジェスチャーに応じて、または指に触れる本数やジェスチャーと、押圧操作との組み合わせなどにより、入力操作領域32を移動させたり、入力操作領域32の面積を変化させることが可能である。
図2に示すように、入力操作領域32の内部に左右の釦操作領域32a,32bが設定されているときは、図4に示すように、入力操作領域32が移動するときに、釦操作領域32a,32bが入力操作領域32に追従して移動するように設定することができる。また、図5に示すように、入力操作領域32の面積を変化させるときに、釦操作領域32a,32bの面積も入力操作領域32に追従させて変化させてもよい。これは、釦操作領域32a,32bが入力操作領域32の外に位置しているときも同じである。この場合も、検知可能領域31に触れる指の本数の変化や、指を動かすジェスチャーに応じて、または指に触れる本数やジェスチャーと、押圧操作との組み合わせなどにより、釦操作領域32a,32bの有無の選択や、釦操作領域32a,32bの移動や面積の変更を行うことができる。
前記操作によって検知可能領域31内で入力操作領域32の位置と面積が決められると、その設定情報がオペレーティングシステム22を経由して操作表示装置7に与えられる。操作表示装置7の照光動作によって、入力操作領域32が、他の領域と異なる色相や異なる輝度となるように表示され、目視で操作表示装置7の位置を認識できるようになる。また、釦操作領域32a,32bを他の領域を区別させるように照光することもできる。
さらに、入力部設定アプリケーションソフト26では、入力操作領域32の設定情報と、パッド入力信号生成部13から得られるその時点での座標情報(操作信号)とに基づいて、応答力駆動信号が生成される。この応答力駆動信号は、入力インターフェイス21と出力インターフェイス14を介して応答力発生部40に与えられる。あるいは、応答力駆動信号が、制御処理部20のオペレーティングシステム22から応答力発生部40に直接に与えられてもよい。
前記応答力駆動信号により、図2に示すように1本の指F1または2本の指などが、入力操作領域32に触れたときと、非操作領域33に触れたときとで、前記応答力発生部40が異なる状態に設定される。このときの応答力発生部40の動作を以下に列記する。
(1)入力操作領域32に対する指の接触が検知されたら、応答力発生部40に駆動信号が与えられ、応答力発生部40が駆動されて、入力部材30およびその表側の表面パネル2bに操作応答力が与えられる。なお、指の接触が非操作領域33内であると判断されたときは、応答力発生部40は駆動されない。
ここで入力操作領域32に指が触れたことを検知したときにファーストタッチを定義することが可能である。例えば、入力処理装置10の電源が投入されて、最初に検知可能領域31に指が触れたときをファーストタッチとする。あるいは、検知可能領域31で前回の指の接触を検知した後に所定時間を経過した後に指が触れたと検知されたときをファーストタッチとする。または、検知可能領域31で指の接触を検知しているときに、指を検知している座標位置が、突然に所定距離以上離れた位置に移動したときもファーストタッチとする。これは、表面パネル2bに触れていた指が離れて、その直後に、再び表面パネル2bに指が触れた状態である。
パッド用ドライバーソフト24および入力部設定アプリケーションソフト26で、入力操作領域32に指のファーストタッチが生じたと判定されたら、応答力発生部40のコイル44に、所低周波数の交流駆動信号が短時間与えられて、振動体42が短時間振動する。また短時間の振動が複数回繰り返されてもよいし、所定時間振動が継続してもよい。
応答力発生部40から発生した応答力が、表面パネル2bの表面の操作面10aから指に与えられることで、操作者は、入力操作領域32内を操作していることを、触覚で判断することが可能になる。
応答力発生部40から発生した応答力が、表面パネル2bの表面の操作面10aから指に与えられることで、操作者は、入力操作領域32内を操作していることを、触覚で判断することが可能になる。
また、最初に1本の指が入力操作領域32に接触してファーストタッチと判断されて応答力発生部40が駆動された後に、入力操作領域32でその指の接触が継続している状態で、さらに他の指が入力操作領域32に触れたときも、その他の指の接触がファーストタッチと判定され、応答力発生部40が再度駆動される。なお、他の指の接触位置が非操作領域33であると判断されたときは、その指のファーストタッチとは判断されず、応答力発生部40が駆動されることはない。
上記操作では、表面パネル2bに1本の指を触れたときに、指が応答力を感じることで、入力操作領域32を操作していることを理解できる。また1本の指の操作から2本の指の操作によるマルチタッチ操作に移行したときも、2本目の指が応答力を感じることで、マルチタッチしている領域が入力操作領域32であることを直ちに理解できるようになる。
また、釦操作領域32a,32bのいずれかに指のファーストタッチがあったと判定したときに、応答力発生部40を動作させてもよい。このときに、応答力発生部40で発生させる応答力は、入力操作領域32にファーストタッチがあったときの応答力とは異ならせ、非操作領域33にファーストタッチがあったときの応答力とも異ならせることが好ましい。図4に示すように、入力操作領域32と非操作領域33および釦操作領域32a,32bは、同じ操作面10aに設定され、指で触れただけでは区別できないため、それぞれの領域ごとに指が触れたときに応答力を異なるモードに設定しておくことで、どの領域を触れているかを明瞭に理解できるようになる。
なお、本発明は前記ファーストタッチで定義された指の接触時のみ応答力発生部40が駆動されるものに限定されるものではない。例えば、入力操作領域32や釦操作領域32a,32bに指を接触させ、ファーストタッチと検知された後に所定時間を経過した後に、応答力発生部40が動作してもよいし、入力操作領域32や釦操作領域32a,32bに指が複数回繰り返して接触したときに応答力発生部40が駆動されてもよい。すなわち、ファーストタッチで定義されることのない指の接触動作によっても、応答力発生部40が動作させることが可能である。
なお、入力操作領域32に指が触れたか否かは、毎回、パッド用ドライバーソフト24および入力部設定アプリケーションソフト26で判定してもよいが、入力操作領域32の座標位置が決められたときに、その情報が入力処理装置10に通知され、入力操作領域32の座標位置が、入力処理装置10のファームウエアで保持されてもよい。このように設定すると、入力操作領域32に指の接触が生じているか否か、例えばファーストタッチが生じているか否かなどを、入力処理装置10側のみで迅速に判定することが可能になる。
(2)入力操作領域32に触れた指が接触したと検知されて(例えばファーストタッチと判定されて)、応答力発生部40が駆動した後に、入力操作領域32内で指を移動させて入力操作を行っている途中で、指の接触位置が、入力操作領域32と非操作領域33との境界部へ移動したときに、応答力発生部40が駆動される。この動作により、入力操作領域32の内部に触れて操作している指が入力操作領域32から外れる状態であることの注意を促すことができる。
このとき、指が、入力操作領域32と非操作領域33との境界部の真上に至ったときに応答力発生部40を動作させてもよいし、指が、入力操作領域32を外れて非操作領域33の内部に至った直後に応答力発生部40を動作させてもよい。ただし、指の接触位置が、入力操作領域32から前記境界部に至る直前に、応答力発生部40が動作させることが好ましい。このように設定すると、指の接触位置が入力操作領域32を外れる直前に応答力を与えることができ、指が入力操作領域32の内部から出ないように、操作者に注意を促すことができる。
なお、指の接触位置が、検知可能領域31の非操作領域33に至ったことを検知した後は、パッド用ドライバーソフト24は、その後の非操作領域33での検知信号を無視し、非操作領域33は不感領域に設定される。
(3)入力操作領域32が操作されたときと、非操作領域33が操作されたときとで、応答力発生部40から入力部材30および表面パネル2bに、異なるモードの操作応答力が与えられる。
例えば、入力操作領域32で指の接触が有ったと判定され(例えばファーストタッチと判定され)たときは、応答力発生部40がパルス状に短時間のみ動作し、非操作領域33で指の接触(例えばファーストタッチ)があったと判定されたときは、応答力発生部40が長時間動作する。または、入力操作領域32で指の接触があったと判定されたときは、応答力発生部40が動作せず、非操作領域33で指の接触があったと判定されたときにのみ、応答力発生部40が動作するようにしてもよい。指が非操作領域33に触れたときにのみ応答力が与えられるようにすると、指が入力操作領域32から外れたことを直ちに認識することができる。
非操作領域33に指が触れて応答力発生部40が動作するときは、応答力発生部40の動作後は、非操作領域33を不感領域に設定することが好ましい。
図8は、本発明の第2実施形態を示している。図8には自動車の車室内が示されている。
自動車の室内にはステアリングホイール53の側方にコンソールボックス51が設けられている。コンソールボックス51の上部で、且つシフトレバー52の手前側に入力処理装置10が設けられている。入力処理装置10は、図1ないし図7に示した第1実施形態と同じ構造であり、同じように制御される。
自動車の室内にはステアリングホイール53の側方にコンソールボックス51が設けられている。コンソールボックス51の上部で、且つシフトレバー52の手前側に入力処理装置10が設けられている。入力処理装置10は、図1ないし図7に示した第1実施形態と同じ構造であり、同じように制御される。
すなわち、コンソールボックス51の表面パネルの一部が透明または半透明となっており、表面パネルの内側に入力部材30と操作表示装置7が配置されている。表面パネルの表面が操作面であり、検知可能領域31が設定されている。検知可能領域31は、入力操作領域32と非操作領域33とに区分されている。そして、指または手の操作で、入力操作領域32の位置を移動させ、面積を変化させることができる。
入力操作領域32に指を触れたときと、非操作領域33に指を触れたときとで、前記応答力発生部40を異なる動作状態とすることで、運転者が前方を見たまま、入力処理装置10に視線を向けなくても、入力操作領域32を誤りなく操作することができるようになる。
本発明の入力処理装置10は、前記実施形態の他に、携帯用情報処理装置やゲーム装置などに使用することが可能である。
また、操作表示装置7は設けられていても、設けられていなくてもよい。
また、操作表示装置7は設けられていても、設けられていなくてもよい。
1 パーソナルコンピュータ
2本体部
2b 表面パネル
4 キーボード装置
6 液晶表示装置
7 操作表示装置
8 押圧力検知部
10 入力処理装置
12 パッド検知部
13 パッド入力信号生成部
20 制御処理部
22 オペレーティングシステム
24 パッド用ドライバーソフト
26 入力部設定アプリケーションソフト
30 入力部材
31 検知可能領域
32 入力操作領域
32a,32b 釦操作領域
33 非操作領域
40 応答力発生部
2本体部
2b 表面パネル
4 キーボード装置
6 液晶表示装置
7 操作表示装置
8 押圧力検知部
10 入力処理装置
12 パッド検知部
13 パッド入力信号生成部
20 制御処理部
22 オペレーティングシステム
24 パッド用ドライバーソフト
26 入力部設定アプリケーションソフト
30 入力部材
31 検知可能領域
32 入力操作領域
32a,32b 釦操作領域
33 非操作領域
40 応答力発生部
Claims (13)
- 静電容量の変化に基づいた検知信号を出力する入力部材と、前記入力部材に操作応答力を与える応答力発生部とが設けられた入力処理装置において、
前記入力部材は、前記検知信号に基づいて操作された座標位置を特定できる検知可能領域を有し、前記検知可能領域が、入力操作領域と、前記入力操作領域以外の非操作領域とに区分されており、
指が前記入力操作領域に触れたときと、前記非操作領域に触れたときとで、前記応答力発生部が異なる状態に設定されることを特徴とする入力処理装置。 - 前記入力操作領域での指の接触が検知されたら、前記応答力発生部が動作する請求項1記載の入力処理装置。
- 前記入力部材は、複数の指を同時に検知することが可能であり、
前記入力操作領域で指の接触が検知されたら、前記応答力発生部が動作し、これに継続して、前記入力操作領域で他の指の接触が検知されたら、前記応答力発生部からさらに動作する請求項2記載の入力処理装置。 - 指を検知している座標位置が、前記入力操作領域から、前記非操作領域との境界部へ移動するときに、前記応答力発生部が動作する請求項1記載の入力処理装置。
- 前記座標位置が、前記入力操作領域から前記境界部に至る直前に、前記応答力発生部が動作する請求項4記載の入力処理装置。
- 前記非操作領域を不感領域とする請求項2ないし5のいずれかに記載の入力処理装置。
- 前記入力操作領域の位置と面積の少なくとも一方を変化させることが可能である請求項1ないし6のいずれかに記載の入力処理装置。
- 前記入力操作領域が操作されたときと、非操作領域が操作されたときとで、前記応答力発生部が異なる操作応答力を発生する請求項1記載の入力処理装置。
- 前記非操作領域が操作されたときにのみ、前記応答力発生部が動作する請求項8記載の入力処理装置。
- 前記応答力発生部が動作した後に、前記非操作領域が不感領域となる請求項8または9記載の入力処理装置。
- 前記検知可能領域では、前記入力操作領域の内部または外部に釦操作領域を設定でき、前記釦操作領域が操作されたときに、前記応答力発生部で、指が前記入力操作領域に触れたときと異なる応答力が発生させられる請求項1記載の入力処理装置。
- 前記釦操作領域が操作されたときに、前記応答力発生部で、指が前記非操作領域に触れたときと異なる応答力が発生させられる請求項11載の入力処理装置。
- 前記釦操作領域の位置と面積の少なくとも一方を変化させることが可能である請求項11または12記載の入力処理装置。
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JP2017076310A JP2018180740A (ja) | 2017-04-06 | 2017-04-06 | 入力処理装置 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2017076310A Withdrawn JP2018180740A (ja) | 2017-04-06 | 2017-04-06 | 入力処理装置 |
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Family Cites Families (1)
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2017
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2018
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Also Published As
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