JP6601027B2 - 調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、調理器、特に電気調理器および把持型調理器に関する。
近年、ハンドブレンダーやホットプレート等、本体に対して目的に応じた付属部品(アタッチメント)を適宜交換可能な調理器が提案されている(例えば、特開2012−183206号公報および特開2000−014562号公報等参照)。このような調理器は、1台で様々な種類の調理をこなすことができるため、コストパフォーマンスに優れている。
特開2012−183206号公報 特開2000−014562号公報
しかし、このような調理器の使用者は、付属部品を付け換える度、その付属部品に適した設定を行う必要がある。そして、使用者の中には、このような再設定行為を煩わしく感じる者もいる。
本発明の課題は、本体に対して付属部品を適宜交換可能な調理器において、付属部品交換時の再設定行為を極力少なくすることである。
本発明の第1局面に係る電気調理器は、本体、複数の選択式付属部品および出力等変更部を備える。本体は、エネルギー変換部および非接触式情報読取装置を有する。エネルギー変換部は、電気エネルギーを他のエネルギーに変換する。なお、ここにいう「他のエネルギー」は、運動エネルギー(回転エネルギーを含む)および熱エネルギーの少なくとも一方のエネルギーであることが好ましい。すなわち、ここにいう「エネルギー変換部」とは、例えば、電気エネルギーを回転エネルギーに変換するモータや、電気エネルギーを熱エネルギーに変換するヒータ等である。非接触式情報読取装置は、非接触ICタグに保持された識別情報を読み取る。ここにいう「非接触式情報読取装置」とは、例えば、RFIDタグリーダ等である。各選択式付属部品は、本体に対して選択的に取り付け可能である。また、各選択式付属部品には、識別情報を保持する非接触ICタグが設けられている。ここにいう「非接触ICタグ」とは、例えば、RFIDタグ等である。出力等変更部は、選択式付属部品の種別に応じて「運転時のエネルギー変換部の出力」および「その出力に関連する値」の少なくとも一方を変更する。なお、ここにいう「出力に関する値」は、出力許容範囲および出力維持時間の少なくとも一方であることが好ましい。また、出力等変更部は、非接触式情報読取装置を介して非接触ICタグから識別情報を抜き出し、識別情報を認証した場合に識別情報に基づいてエネルギー変換部への通電を行い、識別情報を認証できなかった場合にエネルギー変換部への通電を遮断する。
この電気調理器では、出力等変更部が、選択式付属部品の種別に応じて自動的に「運転時のエネルギー変換部の出力」および「その出力に関連する値」の少なくとも一方を変更する。このため、この電気調理器では、使用者による付属部品交換時の再設定行為を極力少なくすることができる。また、この電気調理器では、識別情報を認証した場合に識別情報に基づいてエネルギー変換部への通電を行い、識別情報を認証できなかった場合にエネルギー変換部への通電を遮断する。このため、この電気調理器では、エネルギー変換部の焼き付き等のトラブルを未然に防止することができる。
本発明の第1実施形態に係るハンディブレンダーの斜視図である。 図1のA部分の拡大図である。 本発明の第1実施形態に係るハンディブレンダーの機能ブロック図である。 本発明の第3実施形態に係るハンディブレンダーの電気回路図である。
−第1実施形態−
本発明の第1実施形態に係るハンドブレンダー100は、コードレス型のハンドブレンダーであって、図1に示されるように、主に、本体110およびアタッチメント120から構成されている。以下、本体110およびアタッチメント120それぞれについて詳述する。
<本体の構成>
本体110は、図1および図3に示されるように、主に、筐体部111、取付け部112、運転停止スイッチ113、モータ114、メインシャフト(図示せず)、連結部CT、マイクロスイッチ115、制御装置116および充電用電極ERから構成される。以下、本体110の各構成要素について詳述する。
(1)筐体部
筐体部111は、図1に示されるように、略円筒形の樹脂成形体であって、モータ114、メインシャフトの上部分および制御装置116を収容している。
(2)取付け部
取付け部112は、種々のアタッチメント120(後述)を取り付けるために設けられている部位であって、図1に示されるように、筐体部111の下端から下方に向かって延びている。なお、この取付け部112は、図1に示されるように、略切頭円錐形状を呈しており、下方に向かうに従って縮径している。そして、この取付け部112には、メインシャフトの下部分および連結部CTが収容されている。また、この取付け部112には、図2に示されるように、マイクロスイッチ115のボタン部115aがその側面から突出するようにマイクロスイッチ115が収容されていると共に、一対の充電用電極ERの各一部がその底面から突出するように充電用電極ERが収容されている。さらに、図2に示されるように、この取付け部112の側面には、案内リブ112aおよび係止部112bが形成されている。案内リブ112aは、アタッチメント120の被係止部(図示せず)を本体110の係止部112bに導くように、アタッチメント120の被案内リブ(図示せず)を案内する。係止部112bは、本体110に対してアタッチメント120が取り付けられた際に、アタッチメント120の被係止部と係止構造を形成する。なお、本実施の形態に係るハンドブレンダー100では、アタッチメント120の被取付け部122が本体110の取付け部112に対して押し込まれた後にアタッチメント120を時計回りに回転させることによってアタッチメント120が本体110に取り付けられる。
(3)運転停止スイッチ
運転停止スイッチ113は、図1に示されるように筐体部111の上端部の側面に配設されている。そして、この運転停止スイッチ113は、付勢部材によって上方に向かって付勢されており、使用者が付勢部材の付勢力に逆らって押し下げると接点が閉じる構成となっている。一方、使用者が運転停止スイッチ113から指を離すと、付勢部材の付勢力によって運転停止スイッチ113が押し上げられて接点が開放される。また、この運転停止スイッチ113は、図3に示されるように制御装置116に接続されている。そして、制御装置116は、この運転停止スイッチ113の接点の開閉を検知するように構成されている。
(4)モータ
モータ114は、通常の直流モータであって、メインシャフトが筐体部111の軸に沿うように筐体部111内に配設されている。そして、このモータ114は、図3に示されるように制御装置116に接続されている。そして、制御装置116は、運転停止スイッチ113およびマイクロスイッチ115のオン/オフに基づいてモータ114への出力制御を行う。
(5)メインシャフト
メインシャフトは、軸が筐体部111の軸に沿うようにして筐体部111内に配設されている。そして、このメインシャフトは、モータ114の回転子に連結されている。また、このメインシャフトは、モータ114の上下に配置される軸受によって支持されている。また、このメインシャフトの下端には、アタッチメント120のシャフト(図示せず)を連結するための連結部CTが取り付けられている。
(6)連結部
連結部CTは、上述の通り、アタッチメント120のシャフトを連結するためのものであって、メインシャフトの下端に取り付けられている。
(7)マイクロスイッチ
マイクロスイッチ115は、図2に示されるように、取付け部112の係止部112bの直下の位置においてボタン部115aが外方に突出するように取付け部112に収容されている。なお、このボタン部115aは、付勢部材(図示せず)によって上方に向かって付勢されている。そして、このボタン部115aが押し下げられると、接点が閉じる構成となっている。一方、ボタン部115aが押下方向の力から解放されると、付勢部材の付勢力によってボタン部115aが押し上げられて接点が開放される。また、このマイクロスイッチ115は、図3に示されるように制御装置116に接続されている。そして、制御装置116は、このマイクロスイッチ115の接点の開閉を検知するように構成されている。
(8)制御装置
制御装置116は、例えば、マイクロコンピュータを含む制御回路等であって、図3に示される通り、運転停止スイッチ113、マイクロスイッチ115およびモータ114に接続されており、上述の通り、運転停止スイッチ113およびマイクロスイッチ115のオン/オフに基づいてモータ114への出力制御を行う。具体的には、マイクロスイッチ115がオフ状態であるとき、運転停止スイッチ113がオフからオンとされても、制御装置116は、モータ114に通電を行わず、モータ114を停止させたままとする。一方、マイクロスイッチ115がオン状態とされている場合に運転停止スイッチ113がオフからオンとされると、制御装置116は、モータ114が規定の回転数で回転運動をするようにモータ114に通電を行う。
(9)充電用電極
一対の充電用電極ERは、図2に示されるように、本体110の取付け部112の底面から突起するように配設されている。そして、これらの充電用電極ERは、本体110が充電器(図示せず)に載置された際、充電器の電極受けに差し込まれる。その結果、本体110に対して電力供給が行われ、本体110の充電が実行される。
<アタッチメント>
アタッチメント120は、食品を調理するために使用される付属部品であって、図1に示されるように、主に、調理具部121および被取付け部122から構成されている。そして、このアタッチメント120は、被取付け部122を介して本体110の取付け部112に着脱自在に取り付けられる。そして、アタッチメント120が被取付け部122を介して本体110の取付け部112に取り付けられると同時に、アタッチメント120のシャフトが本体110の連結部CTに着脱自在に連結される。また、本実施の形態において、このアタッチメント120の被取付け部122の内周面には、上述の被係止部および被案内リブのみならず、押下げリブ(図示せず)が形成されている。被案内リブは、本体110に対してアタッチメント120が取り付けられる際、本体110の係止部112bによって案内される。被係止部は、本体110に対してアタッチメント120が取り付けられた際に、本体110の係止部112bと係止構造を形成する。押下げリブは、アタッチメント120の被係止部と本体110の係止部112bとが係止構造をするのと同時にマイクロスイッチ115のボタン部115aを押し下げる。なお、アタッチメント120としては、図1に示されるブレンダー以外に、泡立てビーター、生地こねニーダー、チョッパーカッター、おろしカッター等があるが、本実施形態に係るハンドブレンダー100では、全てのアタッチメント120について同じ位置に押下げリブが設けられている。
ところで、アタッチメント120としてブレンダー、泡立てビーター、生地こね二―ダーが使用される場合、アタッチメント120は、被取付け部122を介して本体110の取付け部112に取り付けられると同時にアタッチメント120のシャフトが本体110の連結部CTを介してメインシャフトに連結される。
また、アタッチメント120としてチョッパーカッター又はおろしカッターが使用される場合、専用カップが使用される。かかる場合、チョッパーカッター又はおろしカッターは、本体110の連結部CTを介してメインシャフトに取り付けられると共に、専用カップの底面中央から上方に向かって延びるピンに回転自在に支持される。一方、専用カップは、被取付け部122を介して取付け部112に取り付けられる。
<第1実施形態に係るハンドブレンダーの特徴>
第1実施形態に係るハンドブレンダー100にはアタッチメント120の被取付け部122の内周面に押下げリブが形成されており、この押下げリブは、アタッチメント120の被係止部と本体110の係止部112bとが係止構造を形成するのと同時にマイクロスイッチ115のボタン部115aを押し下げる。そして、制御装置116は、この状態で使用者により運転停止スイッチ113がオフからオンとされると、モータ114が規定の回転数で回転運動をするようにモータ114に通電を行う。一方、押下げリブが形成されていないアタッチメントの被係止部と本体110の係止部112bとが係止構造を形成してもマイクロスイッチ115のボタン部115aは押し下げられない。かかる場合、制御装置116は、使用者により運転停止スイッチ113がオフからオンとされても、モータ114に通電を行わず、モータ114を停止させたままとする。このため、このハンドブレンダー100では、このブレンダー100に付属するアタッチメント120のみを駆動させることができる。したがって、このブレンダー100では、例えば、旧タイプのアタッチメントの取付けによるモータの焼き付き等のトラブルを未然に防止することができる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態に係るハンドブレンダー100では、マイクロスイッチ115が1つしか設けられていなかったが、ある特定の旧モデルのアタッチメントのみ動作可能にする目的でマイクロスイッチ115が複数配設されてもよい。かかる場合、旧モデルのアタッチメントの押下げリブに対応する位置に追加のマイクロスイッチを配設すればよい。
(B)
第1実施形態に係るハンドブレンダー100では1段式のマイクロスイッチ115が採用されたが、多段式の押しスイッチが採用され、制御装置116がその押しスイッチの押込み深さに応じてアタッチメントを識別するようにしてもよい。新モデルのアタッチメントの設計において、旧モデルのアタッチメントの押下げリブの設置位置と同一の位置に押し下げリブを設ける必要がある場合であっても、旧モデルのアタッチメントを識別することができる。
(C)
第1実施形態に係るハンドブレンダー100では、旧タイプのアタッチメントの取付けによるモータの焼き付き等のトラブルを未然に防止する方策として、本体110の取付け部112にマイクロスイッチ115を設けると共にアタッチメント120の被取付け部122に押下げリブを形成したが、これに代えて、本体110の取付け部112にスライド型または回転ピニオン型の可変抵抗器を設けると共にアタッチメント120の被取付け部122にスライドリブまたはラックリブを形成する。かかる場合、アタッチメントの取付け時に使用者によって行われるアタッチメント120の時計回り方向への回転操作時において、アタッチメントのスライドリブまたはラックリブが可変抵抗器のスライドツマミまたはピニオンツマミに当接してその抵抗値を変更する。そして、制御装置116がその抵抗値を検出することによってアタッチメントのモデルの新旧等を識別する。すなわち、この手法は、新旧モデルのアタッチメントにおいて、可変抵抗器のスライドツマミのスライド量またはピニオンツマミの回転量を変えておくことにより実現される。
(D)
第1実施形態に係るハンドブレンダー100では、旧タイプのアタッチメントの取付けによるモータの焼き付き等のトラブルを未然に防止する方策として、本体110の取付け部112にマイクロスイッチ115を設けると共にアタッチメント120の被取付け部122に押下げリブを形成したが、これに代えて、本体110の取付け部112に光スイッチを設けると共にアタッチメント120の被取付け部122に遮光部を設けてもよいし、本体110の取付け部112にリードスイッチ等の磁気スイッチを設けると共にアタッチメント120の被取付け部122に磁石を埋め込んでもよいし、本体110の取付け部112にセンサ感応体を設けると共にアタッチメント120の被取付け部122にセンサ(感圧センサ、光センサ、音センサ、磁気センサなど)を設けてもよい。
(E)
第1実施形態に係るハンドブレンダー100では、旧モデルのアタッチメントの取付けによるモータの焼き付き等のトラブルを未然に防止する方策として、本体110の取付け部112にマイクロスイッチ115を設けると共にアタッチメント120の被取付け部122に押下げリブを形成したが、これに代えて、本体110の取付け部112にRFIDタグリーダ等の非接触式情報読取装置を設けると共にアタッチメント120の被取付け部122にRFIDタグ等の非接触ICタグを埋め込んでもよいし、本体110の取付け部112にUSBメモリ等の接触式記憶デバイスの受け口を設けると共にアタッチメント120の被取付け部122にUSBメモリ等の接触式記憶デバイスを取り付けてもよい。かかる場合、制御装置116がRFIDタグリーダや、記憶デバイスの受け口などを介して非接触ICタグや接触式記憶デバイスから識別情報を抜き出し、制御装置116がその識別情報を認証した場合にモータ114への通電を行い、その認証情報を認証できなかった場合にモータ114への通電を遮断することになる。
(F)
第1実施形態に係るハンドブレンダー100ではモータ114の回転速度調節機構が設けられていなかったが、モータ114の回転速度調節機構が設けられてもよい。
(G)
第1実施形態では本発明がハンドブレンダーに適用されたが、本発明は、調理目的に応じて交換可能な付属品を有するあらゆる調理器、例えば、炊飯器、ミキサー、ミル、フードプロセッサ、ホットプレート、グリルなべ、テーブルクッカー、ホームベーカリー、コーヒーメーカー等に適用されてもよい。なお、これらの調理器のアタッチメント(調理目的に応じて交換可能な付属部品)としては、例えば、釜、鍋、カッター・捏ね具・撹拌具等の調理治具、プレート、抽出器、受け容器等である。
−第2実施形態−
第2実施形態に係るハンドブレンダーは、アタッチメントの態様および制御装置の制御態様を除き、第1実施形態に係るハンドブレンダー100と同様である。したがって、以下、第1実施形態に係るハンドブレンダー100との相違点についてのみ説明する。
(1)アタッチメント
本実施形態に係るアタッチメントは、第1実施形態に係るアタッチメント120のように全アタッチメントに押下げリブが形成されているわけではなく、特定の種類のアタッチメントのみに押下げリブが形成されている。
(2)制御装置
本実施形態に係る制御装置は、マイクロスイッチ115がオフ状態であるときに運転停止スイッチ113がオフからオンとされると、モータ114を第1回転速度で回転させ、マイクロスイッチ115がオン状態であるときに運転停止スイッチ113がオフからオンとされると、モータ114を第2回転速度(第1回転速度とは異なる回転速度)で回転させる。
<第2実施形態に係るハンドブレンダーの特徴>
第2実施形態に係るハンドブレンダーでは、特定の種類のアタッチメントのみに押下げリブが形成されており、制御装置は、マイクロスイッチ115がオフ状態であるときに運転停止スイッチ113がオン状態とされると、モータ114を第1回転速度で回転させ、マイクロスイッチ115がオン状態であるときに運転停止スイッチ113がオン状態とされると、モータ114を第2回転速度で回転させる。すなわち、このハンドブレンダーでは、アタッチメント毎に回転速度が規定されている。このため、このハンドブレンダーでは、アタッチメントの種別に応じて自動的に適切な回転速度が設定される。したがって、このハンドブレンダーでは、使用者によるアタッチメント交換時の再設定行為を極力少なくすることができる。
<変形例>
(A)
先の実施形態に係るハンドブレンダーでは、マイクロスイッチ115のオン/オフ状態に応じてモータ114の回転速度が決定されたが、その代わりに又はそれに加えてモータ114の駆動時間や、回転速度の上下制限値、その他回転速度に関する制御パラメータが決定されてもよい。
(B)
先の実施形態に係るハンドブレンダーに対して第1実施形態で提案された全ての変形例を適用してもよい。なお、先の実施形態に対して変形例(B)が採用される場合、制御装置116では、多段式の押しスイッチの押込み深さに応じて回転速度が決定され、変形例(C)が採用される場合、制御装置116では、スライド型の可変抵抗器のスライド量に応じて回転速度が決定され、変形例(D)においてセンサが採用される場合、圧力、光強度、音量、磁気強度、光パターン、音パターン等に応じて回転速度が決定される。
また、変形例(E)が採用される場合、非接触ICタグや接触式記憶デバイスに識別情報のみを保持させると共に、回転速度をその識別情報に関連付ける関連付けテーブルを制御装置116の記憶部に保持させておき、制御装置116が、受信した識別情報をその関連付けテーブルに照合してモータ114の回転速度を決定し、モータ114をその回転速度で回転させるようにしてもよいし、非接触ICタグや接触式記憶デバイスに回転速度の情報を保持させておき、制御装置116が、受信した回転速度の情報に基づいてその回転速度でモータ114を回転させてもよい。
さらに、変形例(G)が採用される場合、その制御値には、例えば、回転速度、回転維持時間、回転速度の上下制限値、加熱温度、温度維持時間、温度制御パターン、温度上限制限値等が含まれ得る。
−第3実施形態−
第3実施形態に係るハンドブレンダーは、回転数制御用パターン電極対の付加、アタッチメントの態様およびマイクロコンピュータの不在を除き、第1実施形態に係るハンドブレンダー100と同様である。したがって、以下、第1実施形態に係るハンドブレンダー100との相違点についてのみ説明する。
(1)回転数制御用パターン電極対
本実施形態に係るハンドブレンダーは、第1実施形態に係るハンドブレンダー100の充電用電極に加えて、少なくとも2対の回転数制御用パターン電極対が設けられている。なお、本実施形態に係るハンドブレンダーでは、一つの電極が複数の電極対の共通電極として使用されてもよい。例えば、A,B,Cの3つの電極が存在し、Aの電極とBの電極で一つの電極対を構成し、Bの電極とCの電極でもう一つの電極対を構成してもよい。また、さらにCの電極とAの電極でさらにもう一つの電極対が構成されてもよい(すなわち、複数の電極が複数の電極対の共通電極として使用される。)。そして、この電極対に対して1つの抵抗器が接続される。この抵抗器の抵抗値は、その電極対に対応する電極接続パターンを有するアタッチメントの回転速度を考慮して決定される。
(2)アタッチメント
本実施形態に係るアタッチメントは、第1実施形態に係るアタッチメント120とは異なり、少なくとも2つの電極接続パターンが形成されている。この電極接続パターンは、アタッチメントが本体に取り付けられる際、そのアタッチメントの回転体の回転速度に応じた本体の回転数制御用パターン電極対の電極同士を電気接続させる。
(3)制御装置
本実施形態に係るハンドブレンダーの制御装置には、電気回路200および電源制御回路は存在するがマイクロコンピュータが搭載されていない。電気回路200は、図4に示されるように、主に、電源接続端子201L,201R、電気線210L,210R、温度ヒューズ202、運転停止スイッチ113、電圧依存抵抗器バリスタ203、コンデンサ204、フレキシブル接続(可とう導体)205、抵抗器206およびモータ114から構成されている。電源接続端子201L,201Rは、内蔵電池の各接続端子に接続されている。電気線210L,210Rは、各電源接続端子201L,201Rから延びている。そして、ここでは、内蔵電池、電圧依存抵抗器バリスタ203、コンデンサ204、フレキシブル接続(可とう導体)205および抵抗器206は全て並列接続されている。また、ここで、電源接続端子201L、温度ヒューズ202、運転停止スイッチ113、回転数制御用パターン電極対220およびモータ114は、電気線210Lで直列接続されている。また、回転数制御用パターン電極対220のモータ接続側と反対側は、運転停止スイッチ113とコンデンサ204の接点とを結ぶ電気線210Lに接続されている。すなわち、回転数制御用パターン電極対220における抵抗器の抵抗値によってモータ114の回転数が変化する。
<第3実施形態に係るハンドブレンダーの特徴>
第3実施形態に係るハンドブレンダーでは、アタッチメントの種別によって抵抗器の抵抗値が決定される。このため、このハンドブレンダーでは、アタッチメントの種別に応じて自動的に適切な回転速度が設定される。したがって、このハンドブレンダーでは、使用者によるアタッチメント交換時の再設定行為を極力少なくすることができる。
<変形例>
(A)
先の実施形態に係るハンドブレンダーでは回転数制御用パターン電極対が利用されたが、これに代えて可変抵抗器が利用されてもよい。具体的には、本体の取付け部にスライド型または回転ピニオン型の可変抵抗器を設けると共にアタッチメントの被取付け部にスライドリブまたはラックリブを形成する。かかる場合、アタッチメントの取付け時に使用者によって行われるアタッチメントの時計回り方向への回転操作時において、アタッチメントのスライドリブまたはラックリブが可変抵抗器のスライドツマミまたはピニオンツマミに当接してその抵抗値を変更する。
(B)
第3実施形態では本発明がハンドブレンダーに適用されたが、本発明は、調理目的に応じて交換可能な付属品を有する加熱調理器、例えば、炊飯器、ホットプレート、グリルなべ、テーブルクッカー、ホームベーカリー等に適用されてもよい。かかる場合、可変抵抗器によって調節されるパラメータは加熱温度となる。
100 ハンドブレンダー(電気調理器,把持型調理器)
110 本体
114 モータ(エネルギー変換部)
115 マイクロスイッチ(識別部)
116 制御装置(出力等変更部)
120 アタッチメント(選択式付属部品)

Claims (1)

  1. 電気エネルギーを他のエネルギーに変換するエネルギー変換部を有する本体と、
    前記本体に対して選択的に取り付け可能である複数の選択式付属部品と、
    前記選択式付属部品の種別に応じて運転時の前記エネルギー変換部の出力および前記出力に関連する値の少なくとも一方を変更する出力等変更部と
    を備え、
    前記選択式付属部品には、識別情報を保持する非接触ICタグが設けられ、
    前記本体は、前記識別情報を読み取る非接触式情報読取装置をさらに有し、
    前記出力等変更部は、前記識別情報を認証した場合に前記識別情報に基づいて前記エネルギー変換部への通電を行い、前記識別情報を認証できなかった場合に前記エネルギー変換部への通電を遮断する
    電気調理器。
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