JP6600741B2 - 無線アクセスネットワークにおける制御プレーンとユーザプレーンの分離 - Google Patents

無線アクセスネットワークにおける制御プレーンとユーザプレーンの分離 Download PDF

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Description

本発明は、無線アクセスネットワークにおける制御プレーンとユーザプレーンの分離に関する。より具体的には、本発明は、無線アクセスネットワークにおける制御プレーンとユーザプレーンの分離を可能にするまたは実現する手法(方法、装置、およびコンピュータプログラム製品を含む)に関する。
背景
現在の移動通信システム、すなわち、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、LTE(Long Term Evolution)、LTE‐A(Long Term Evolution Advanced)など、第2世代から第4世代(2G、3G、4G)までのあらゆる3GPP(Third Generation Partnership Project)通信システムの後継となる、新たな移動通信システムが開発されている。このような新しい移動通信システムは、一般に5G通信システムと呼ばれる。5G通信システムの構想では、一般に、新たな高信頼低遅延の移動通信サービスの提供が可能になり、V2X(Vehicle-to-X)通信などの他のサービスがより効率的に提供される。
図1は、本発明を適用可能な5G通信システムアーキテクチャの概略図である。
図1に(水平方向に)示すように、5Gシステムアーキテクチャはモバイルアクセスドメイン、ネットワーキングサービスドメイン、およびアプリケーションドメインに論理的/機能的に分割することができる。また、図1に(垂直方向に)示すように、5Gシステムアーキテクチャは制御プレーン(Control Plane:CP)およびユーザプレーン(User Plane:UP)にも論理的/機能的に分割することができる。通常、制御プレーンは通信システムに対する端末の接続機能(connectivity)の確立と制御、すなわちサービス提供を可能にするためのシグナリングの処理を担当し、ユーザプレーンは通信システムに対する端末の接続機能の実現、すなわちサービス提供のためのデータ/トラフィックの処理を担当する。CPは(非アクセス層(Non-Access Stratum:NAS)において)制御プレーンモバイルゲートウェイ(control plane Mobile Gateway:cMGW)によって、および(アクセス層(Access Stratum:AS)において)アクセスポイント(Access Point:AP)によって処理され、UPは(NASにおいて)ユーザプレーンゲートウェイ(user plane Gateway:uGW)によって、および(ASにおいて)APによって処理される。cMGWが、ユーザプレーンの課題を処理するようにuGWを構成し、uGWとAPの間に確立されるトンネルによってユーザトラフィックが安全に提供される。
図1に示す5Gアーキテクチャにおいて、APは無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)を構成すると見なすことができ、残りのエンティティはコアネットワーク(Core Network:CN)を構成すると見なすことができる。
ここでは、モバイルアクセスドメインの構造および動作については具体的に説明する。
5Gアーキテクチャでは、RAN(またはAS)のモビリティ問題が表面化する(例えば現在の4Gアーキテクチャより顕著である)。これは基本的に、多数のスモールセルがあることと、端末が、2つ以上のUPゲートウェイすなわちuGWに接続する2つ以上のサービスフローを用いてサービスにアクセスする可能性があるためである。これらのサービスは、例えば、あるUPゲートウェイからインターネットサービス、別のUPゲートウェイから音声サービス、さらに別のUPゲートウェイから(例えばイーサネット(登録商標)を介して)V2Xサービス、などのように提供される。これらのサービスはそれぞれ異なる無線を介して運用される場合がある。つまり、5G通信システムは複数の端末による単一接続機能だけでなく、単一の端末による複数接続機能も促進する。
複数接続機能とは一般に、複数の無線リンクを維持することを指し、基本的に次のものを含む。
・ 5G内複数接続機能。同じ無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)またはシステム仕様を有する異なる無線インタフェース間で(1つのCP接続および)複数のUP接続を確立および維持する。例えば、5Gの異なる無線インタフェース、すなわちミリ波(mmWave)、センチ波(cmWave)、およびワイドエリア(Wide Area:WA、<6GHz)間での並列/同時接続。および/または
・ RAT間複数接続機能。異なる無線アクセス技術(RAT)またはシステム仕様間で(1つ以上のCP接続および)複数のUP接続を確立および維持する。例えば、5G、LTE、および/またはWLANアクセスタイプによる並列/同時接続。少なくとも1つの他のアクセスタイプへの1つ以上の接続に加えて、5Gアクセスタイプへの複数接続を除外しない。
CPに関連するRANモビリティ最適化の解決策が提案されているが、5Gアクセスポイント間のハンドオーバといったRAT内モビリティイベントは、ユーザプレーンデータをシームレスに提供するには、そのモビリティイベント中に対象アクセスポイントのトンネルエンドポイント間をuGWにおいて同期しなければならないことを示している。したがって、シグナリングの問題およびRANモビリティイベントの数(例えばRAT内モビリティイベント)に対処するために、マルチコントローラと呼ばれる論理エンティティが5Gアーキテクチャにおいて提案されている。このマルチコントローラは、複数接続機能の固定(anchoring)および管理のための集約ノードとして、すなわち、5Gスモールセルのアグリゲータ、および5Gにおける複数接続機能のためのアンカーとして機能する。マルチコントローラは、S1*‐C接続とS1*‐U接続を集約することで、コアネットワークに対するRAN(またはAS)モビリティの抽象層を提供する。ここで、星印(*)は5Gシステムとの関連付けを表す。例えば、S1はLTE‐AのS1接続を表す場合があり、S1*は5GのS1接続を表す場合がある。
図2は、本発明を適用可能な5G通信システムアーキテクチャのマルチコントローラ配置の概略図である。
図2に示すように、1つの端末(UE)が2つの異なるuGWからの2つのサービスにアクセスすると想定する。この端末(UE)は、一度に1つのAPに対する単一接続機能を有する。したがって、この端末(UE)はuGW1およびuGW2からの2つのサービスフローを有する。例えば、uGW1はIPアクセスを介してインターネットを提供し、uGW2はイーサネット(登録商標)を介してV2Xサービスを提供できる。マルチコントローラは、RANの論理エンティティと見なされ、これら2つのサービスに対するCP接続およびUP接続を集約/固定する(したがって、UEコンテキストなどを含むCPおよびUPの問題に対処する)する。CP接続(またはそれらの処理)はマルチコントローラ内のRRCブロックによって終端され、UP接続(またはそれらの処理)はマルチコントローラ内のNCSブロックによって終端される。要するに、マルチコントローラは複数の無線インタフェース(すなわちcmWave、mmWave、WA)、および各無線インタフェースの複数のAPを管理する。
図2の右向き矢印に示すような、異なるマルチコントローラが制御する2つのAP間のハンドオーバの形での端末モビリティの場合、そのようなハンドオーバが実際にはサービスの1つにしか影響しなくても、両方のサービスに対するすべてのCP接続およびUP接続(および、UEコンテキストなどを含む、関連するCPとUPの課題)が移動され、新しいマルチコントローラと新しいAPとの間で再構成される。これは基本的に、マルチコントローラが、CPとUPの機能性が集約されたまたは共存するエンティティを表すからである。
例えば、LTEにおけるようなローカルブレイクアウト(uGWがAPにデータを直接トンネリングする場合)、すなわちUEがAP1のカバー範囲からAP2のカバー範囲に移動する場合のモビリティイベント(AP2を制御するマルチコントローラが変更されない場合であっても)を考えると、対象APを表すAP2とやりとりするトンネルエンドポイントの変更を通知するために、正しいuGWへのシグナリング通信が必要である。AP/マルチコントローラとuGWとの間で通信するための直接的なインタフェース(またはシグナリング接続)が存在しないため、これはcMGWを介して行わなくてはならない。スモールセルの数や、5Gシステムにおける関連するモビリティイベントを考慮すると、この処理には追加のシグナリングが伴い、最適ではない。UPゲートウェイ、すなわちuGWにトンネルエンドポイント識別子の変更を通知するためのシグナリングは、より時間のかかる手順であり、常にcMGWを介さなくてはならない。
したがって、(マルチコントローラに)CPとUPの機能性が集約されるまたは共存するということは、対応するマルチコントローラの変更をもたらす任意のRANモビリティイベント(すなわち、元のAPのマルチコントローラとは異なるマルチコントローラに接続された対象APへのハンドオーバ)が次のことを示すことを意味する。
・ 各サービスフローの再構成が必要かどうかに関係なく、端末のすべてのサービスフローを新しい対象マルチコントローラ(集約ノード)に対して再構成する必要がある。つまり、ユーザのモビリティによって複数のサービスフローのうちの1つが再構成される場合、その複数のサービスフロー(UP接続)すべておよび関連するRRCシグナリング(CP接続)も影響を受ける。
・ これも、マルチコントローラ(集約ノード)のディメンショニングトポロジに対する問題となる。その集約が、個々のCPおよびUP部分ではなく、集約された/共存するCPおよびUPのユニットによって定義されるからである。
・ RANモビリティの駆動には、CNに対する追加のNASシグナリングが必要であるが、このためNAS/CNシグナリングオーバヘッドがかかる。この場合、cMGWが、対象APのトンネルエンドポイント識別子(Tunnel Endpoint Identifier:TEID)について、関連するuGWに最新情報を通知する必要がある。
そのため、従来の5Gアーキテクチャでは、CPおよびUPの機能性が集約されたまたは共存するマルチコントローラなどの集約ノードを用いても、コアネットワークからRAN(またはAS)モビリティを最適に抽象化することができない。
したがって、ネットワーク、特に複数接続機能に対応する通信システムにおいて、上述の検討事項に関してRAN(またはAS)のモビリティを最適化する必要がある。
摘要
本発明の様々な例示的実施形態は、上述の課題および/または問題、および欠点のうちの少なくとも一部に対処することを目指すものである。
本発明の例示的実施形態の様々な態様は、添付の特許請求の範囲に示されている。
本発明の例示的態様によると、(通信システムの無線アクセスネットワークにおいて動作可能であることが好ましい)装置が提供される。前記装置は、インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサによって、少なくとも、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末の制御プレーン接続機能を制御する、制御プレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供することと、前記インタフェースを介して、前記無線アクセスネットワーク内で動作可能な少なくとも1つのユーザプレーン装置への制御プレーン接続を確立することと、を前記装置にさせるように構成され、各ユーザプレーン装置は、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムの前記コアネットワークに対する前記少なくとも1つの端末のユーザプレーン接続機能を実現する、ユーザプレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成される。
本発明の例示的態様によると、(通信システムの無線アクセスネットワークにおいて動作可能であることが好ましい)装置が提供される。前記装置は、インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサによって、少なくとも、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末のユーザプレーン接続機能を実現する、ユーザプレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供することと、前記インタフェースを介して、前記無線アクセスネットワーク内で動作可能な少なくとも1つの制御プレーン装置への制御プレーン接続を提供することと、を前記装置にさせるように構成され、各制御プレーン装置は、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムの前記コアネットワークに対する前記少なくとも1つの端末の制御プレーン接続機能を制御する、制御プレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成される。
本発明の例示的態様によると、(通信システムの無線アクセスネットワークにおいて動作可能であることが好ましい)装置が提供される。前記装置は、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末の制御プレーン接続機能を制御する、制御プレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供する手段と、前記無線アクセスネットワーク内で動作可能な少なくとも1つのユーザプレーン装置への制御プレーン接続を確立する手段と、を備え、各ユーザプレーン装置は、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムの前記コアネットワークに対する前記少なくとも1つの端末のユーザプレーン接続機能を実現する、ユーザプレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成される。
本発明の例示的態様によると、(通信システムの無線アクセスネットワークにおいて動作可能であることが好ましい)装置が提供される。前記装置は、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末のユーザプレーン接続機能を実現する、ユーザプレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供する手段と、前記無線アクセスネットワーク内で動作可能な少なくとも1つの制御プレーン装置への制御プレーン接続を提供する手段と、を含み、各制御プレーン装置は、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムの前記コアネットワークに対する前記少なくとも1つの端末の制御プレーン接続機能を制御する、制御プレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成される。
本発明の例示的態様によると、(通信システムの無線アクセスネットワークにおいて実行可能であることが好ましい)方法が提供される。前記方法は、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末の制御プレーン接続機能を制御する、制御プレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供することと、前記無線アクセスネットワーク内で動作可能な少なくとも1つのユーザプレーン装置への制御プレーン接続を確立することと、を含み、各ユーザプレーン装置は、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムの前記コアネットワークに対する前記少なくとも1つの端末のユーザプレーン接続機能を実現する、ユーザプレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成される。
本発明の例示的態様によると、(通信システムの無線アクセスネットワークにおいて実行可能であることが好ましい)方法が提供される。前記方法は、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末のユーザプレーン接続機能を実現する、ユーザプレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供することと、前記無線アクセスネットワーク内で動作可能な少なくとも1つの制御プレーン装置への制御プレーン接続を提供することと、を含み、各制御プレーン装置は、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムの前記コアネットワークに対する前記少なくとも1つの端末の制御プレーン接続機能を制御する、制御プレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成される。
本発明の例示的態様によると、コンピュータプログラム製品が提供される。前記コンピュータプログラム製品は、(コンピュータ実行可能)コンピュータプログラムコードを含み、前記コンピュータプログラムコードは、前記プログラムコードがコンピュータ上で実行されたとき、または前記プログラムがコンピュータ(例えば、本発明の上述の装置に関連する例示的態様のいずれか1つによる装置のコンピュータ)上で実行されたときに、前記コンピュータに、本発明の上述の方法に関連する例示的態様のいずれか1つによる方法を実行させるように構成される。
前記コンピュータプログラム製品は、前記(コンピュータ実行可能)コンピュータプログラムコードが格納された(有形/非一時的な)コンピュータ可読(ストレージ)媒体などを含んでもよく、またはそれとして体現してもよく、および/または前記プログラムは、前記コンピュータまたはそのプロセッサの内部メモリの中に直接にロード可能である。
本発明の上述の例示的態様のさらなる展開または変形を、以下に示す。
本発明の例示的実施形態により、無線アクセスネットワークにおける制御プレーンとユーザプレーンの分離を可能にまたは実現することができる。したがって、当該ネットワークにおけるRAN(またはAS)のモビリティを、特に複数接続機能に対応する通信システムにおいて、上述の検討事項に関して最適化できる。特に、例えば、それによってサービス単位のモビリティを可能にすることができる。
以下に、添付図面を参照して、非限定的な例として本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明を適用可能な5G通信システムアーキテクチャの概略図である。 図2は、本発明を適用可能な5G通信システムアーキテクチャにおけるマルチコントローラ配置の概略図である。 図3は、本発明の例示的実施形態によるCPエンティティとUPエンティティの配置例を示す概略図である。 図4は、本発明の例示的実施形態による5G通信システムアーキテクチャにおける1つのCPマルチコントローラと1つのUPマルチコントローラの配置例を示す概略図である。 図5は、本発明の例示的実施形態による5G通信システムアーキテクチャにおける1つのCPマルチコントローラと2つのUPマルチコントローラの別の配置例を示す概略図である。 図6は、本発明の例示的実施形態による5G通信システムアーキテクチャにおけるスモールセル内モビリティの手順例を示すシグナリング図である。 図7は、本発明の例示的実施形態によるRANにおけるCP/UPの分離を用いた5G通信システムアーキテクチャにおける例示的な使用例を示す概略図である。 図8は、比較例として、従来のRANにおけるCP/UPの共存を用いた5G通信システムアーキテクチャにおける例示的な使用例を示す概略図である。 図9は、本発明の例示的実施形態による装置の構造例を示す概略図である。 図10は、本発明の例示的実施形態による装置の別の構造例を示す概略図である。
詳細説明
本発明を、特定の非限定例、および本発明の想像しうる実施形態と現在考えられるものを参照して以下に説明する。当業者であれば、本発明は、それらの例および実施形態に限定されず、より広く適用できることが明らかであろう。
本発明およびその実施形態の以下の説明は、主として、ある例示的ネットワーク構成およびシステム配備に対して非限定例として用いられる仕様を参照することに注意されたい。すなわち、本発明およびその実施形態は、主として、非限定例として用いられる5G通信システムの仕様に関して説明する。したがって、ここに述べる例示的実施形態の説明は、それに直接関連した用語を特に参照する。そのような用語は、ここに述べる非限定例および実施形態の文脈にのみ使用されるもので、当然、本発明を何ら限定するものではない。むしろ、他のシステム構成または配備なども、ここに述べる説明および/または例示的実施形態に適合する限り使用できる。
以下、本発明の種々の例示的な実施形態および実装、ならびにその態様を、いくつかの変形および/または代替形態を用いて説明する。一般的に、特定の必要性および制約に従い、ここに述べるすべての変形および/または代替形態は、単独で与えられてもよいし、または想像可能な任意の組合わせ(種々の変形および/または代替形態の個々の特徴の組合わせも含めて)で与えられてもよいことに注意されたい。本説明において、「備える(comprising)」および「含む(including)」という語は、ここに述べる例示的な実施形態および実装を、ここに述べた特徴のみで構成されるように限定するものでなく、かつそのような例示的な実施形態および実装は、特にここに述べない特徴、構造、ユニット、モジュールなども含む場合があることを理解しなければならない。
図において、個々のブロックまたはエンティティを連結する線/矢印は、一般的に、物理結合および/または論理結合であってもよいこれらの間の動作結合を示すものであり、一方で実装非依存であり(例えば、有線または無線)、他方で図示していない任意の数の中間機能ブロックまたはエンティティを含んでもよい。
本発明の例示的実施形態によると、一般的に、無線アクセスネットワークにおける制御プレーンとユーザプレーンの分離を可能にするまたは実現する手法および機構が提供される。
図3は、本発明の例示的実施形態によるCPエンティティとUPエンティティの配置例を示す概略図である。
図3に示すように、5G通信システムなどの通信システムの無線アクセスネットワークはCPエンティティとUPエンティティを含み、これらはエンティティ間のインタフェースによって接続される。
CPエンティティは、無線アクセスネットワーク内で動作可能な装置(例えばRAN装置すなわち論理エンティティ)を表す。CPエンティティは、当該無線アクセスネットワークを介した、通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末のCP(単一または複数)接続機能を制御する、CP機能性を当該無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成され(CP機能性を提供することは、基本的に、シグナリング接続を処理すること、および/またはサービス提供のための制御動作を実行することを含む)、かつ、UPエンティティへのCP接続を確立するように構成される。このUPエンティティは、当該無線アクセスネットワークを介した、通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末のUP(単一または複数)接続機能を実現する、UP機能性を当該無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成される(少なくとも1つの)UP装置である。これによって、対応するユニット/手段をCPエンティティに提供することができ、および/またはプロセッサによってCP機能性を提供することができ、インタフェースによってインタフェース接続を確立することができる。
UPエンティティは、無線アクセスネットワーク内で動作可能な装置(例えばRAN装置すなわち論理エンティティ)を表す。UPエンティティは、当該無線アクセスネットワークを介した、通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末のUP(単一または複数)接続機能を実現する、UP機能性を当該無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成され(UP機能性を提供することは、基本的に、データ接続を処理すること、および/またはサービス提供のためのトラフィック動作を実行することを含む)、かつ、CPエンティティへのCPインタフェース接続を提供するように構成される。このCPエンティティは、当該無線アクセスネットワークを介した、通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末のCP(単一または複数)接続機能を制御する、CP機能性を当該無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成される少なくとも1つのCP装置である。これによって、対応するユニット/手段をUPエンティティに提供することができ、および/またはプロセッサによってUP機能性を提供することができ、インタフェースによってインタフェース接続を確立することができる。
CPエンティティは、CP機能性の提供によって、またはCP機能性の提供において、コアネットワークに対する少なくとも1つの端末のCP接続機能を制御するように構成されるかまたは実際に制御し、UPエンティティは、UP機能性の提供によって、またはUP機能性の提供において、コアネットワークに対する少なくとも1つの端末のUP接続機能を実現するように構成されるかまたは実際に実現する(と理解できることに)注意されたい。
ユーザ装置とコアネットワークの間の機能層は基本的に、無線アクセスネットワークを介して透過的に、非アクセス層(NAS)を含み、ユーザ装置と無線アクセスネットワークの間の機能層はアクセス層(AS)を構成することに注意されたい。
本発明の例示的実施形態によると、制御プレーンとユーザプレーンが分離され、専用の装置または論理エンティティにそれぞれホストされる。これらの装置またはエンティティは、(例えば5G)無線アクセスネットワークに配置されているか、または関連付けられていると見なしてもよい。これらの集約されたCPエンティティとUPエンティティをホスト可能な5G RANの論理エンティティの例としては、RANクラウド、マクロ基地局、スモールセル基地局、ローカルゲートウェイなどがある。より具体的には、CP機能性およびUP機能性は、無線アクセスネットワーク内の個別/専用の装置または論理エンティティおよびそれらの間のインタフェースへの分散によって、分離させることができる。また、CPエンティティとUPエンティティは、複数端末の単一接続機能および/または少なくとも1つの端末の複数接続機能のための、1つ以上のCP接続とUP接続を集約するように構成することができる。これは例えば、複数のアクセスポイントに対し、CPにおいて接続機能を固定および管理し、UPにおいて接続機能を提供するために、集約ノードを実装することによって行われる。つまり、CPエンティティまたはマルチコントローラ(集約ポイント)は、複数のアクセスポイントに関してコアネットワークに対する制御プレーンの接続機能を管理でき、UPエンティティまたはマルチコントローラ(集約ポイント)は、複数のアクセスポイントに関してコアネットワークに対するユーザプレーンの接続機能を提供できる。
本発明の例示的実施形態によると、CPエンティティとUPエンティティおよびそれらの配置は、図3に示すように5G通信システム内に実装可能である。このような文脈において、図4および図5に例示するように、CPエンティティおよびUPエンティティのいずれも、対応するマルチコントローラによって実装できる。
図4は、本発明の例示的実施形態による5G通信システムアーキテクチャにおける1つのCPマルチコントローラと1つのUPマルチコントローラの配置例を示す概略図である。全般に、装置またはエンティティ間の対応する任意のCPインタフェースを点線で示し、装置またはエンティティ間の対応する任意のUPインタフェースを実線で示している。
図4に示すように、本発明の例示的実施形態による5G RANは、(少なくとも1つの)CPマルチコントローラ(マルチコントローラ‐CまたはMC‐Cと称する)、(少なくとも1つの)UPマルチコントローラ(マルチコントローラ‐UまたはMC‐Uと称する)、および(少なくとも1つの)アクセスポイント(5G APと称する)を含むことができる。
このような5G RANは、任意の端末(UE)へのUPおよびCP接続または接続インタフェース、UPゲートウェイを表す任意のuGWへのUP接続または接続インタフェース、およびCPゲートウェイを表す任意のcMGWへのCP接続または接続インタフェースを有する。また、5G RANは、4G RANレベルを表す任意のeNBおよび/または3G RANレベルを表す3G RNCへのUP/CP接続または接続インタフェースを有してもよい。これに関する詳細は、図5および図7を参照されたい。これらの図に、装置またはエンティティにおけるそのようなインタフェースまたはインタフェース接続の特定のエンドポイントの例を示している。
MC‐Cは、制御プレーンの複数接続機能のためのマスターおよび/またはアンカーと見なすことができる。MC‐Cは図3、図9、および図10のいずれかに示すように構成でき、(少なくとも1つの)他のMC‐C、(少なくとも1つの)MC‐U、および(少なくとも1つの)5G APへのCPインタフェースまたはCPインタフェース接続を有する。MC‐Uは、ユーザプレーンの複数接続機能のためのアンカーと見なすことができる。MC‐Uは図3、図9、および図10のいずれかに示すように構成でき、(少なくとも1つの)MC‐CへのCPインタフェースまたはCPインタフェース接続、および(少なくとも1つの)他のMC‐Uおよび5G APへのUPインタフェースまたはUPインタフェース接続を有する。5G APは、制御およびユーザプレーンの複数接続機能のためのスレーブと見なすことができる。5G APは、(少なくとも1つの)他の5G AP(任意)および任意のMC‐CへのCPインタフェースまたはCPインタフェース接続、ならびに任意のMC‐UへのUPインタフェースまたはUPインタフェース接続を有する。以下に詳細を示すように、MC‐Uは単独で、またはローカルuGWと共に配置/ホストすることができる(後者の場合、そのように結合されたMC‐U/uGWの、またはMC‐U/uGWにおけるRANとコアネットワークの機能性間で明確な分離が行われる)。
ある実施形態では、任意のMC‐Cが、(少なくとも1つの)端末に対し、制御プレーンにおいて無線リソース制御(RRC)および/またはネットワーク集中副層(NCS)機能の1つ以上のネットワーク側機能を実行するように構成される。このため、RRCブロックおよびNCS‐CPブロックがMC‐Cに含まれるように描かれている。具体的には、NCS‐CPとして示されているブロックは、無線インタフェースを介したセキュリティを提供する、制御プレーンシグナリングのNCSプロトコル(拡張PDCP)を、RRCプロトコルと共に任意のMC‐Cにインスタンス化できることを示している。これによって、CP/UP分離により、MC‐CとMC‐U間で追加のシグナリングやオーバヘッドが生じないようにすることができる。
例えば、任意のMC‐Cは、(CP機能性の提供の観点から)以下の機能の1つ以上を実行できる。
(i)CNのセッションとモビリティ(mobility)の管理に関連するRANの機能:
・ cMGW(または発展型コアクラウド)からのS1*‐Cインタフェースの終端。また、LTEと5Gの間の何らかの連携ソリューションにおけるS1‐MMEの終端であってもよい。
・ cMGWおよびS1*‐APプロトコルへの5G NASプロトコルのルーティング。
(ii)RANの動作性(operability)に関連する機能:
・ 複数の無線インタフェースおよびRAT(5G、LTE、WLANなど)に対する集中RRM。例えば以下のものの1つ以上を含む。
− 負荷バランシング、トラフィックステアリング、干渉緩和。
− 受付制御、アクセス層モビリティ制御、接続制御(サービスフローの設定と再構成)。
・ ネットワーク側でのRRCプロトコルの終端。
・ RRCに関連する機能性の実行。
・ 複数接続機能の制御。例えば以下のものの1つ以上を含む。
− 複数の無線を介したCPシグナリング。
− 複数の無線インタフェースを介したサービスフローのルーティングの制御。
・ 5G内およびRAT間のモビリティに対する自動近隣関係(Automatic Neighbor Rrelations:ANR)。
ある実施形態では、任意のMC‐Uが、(少なくとも1つの)端末に対し、ネットワーク集中副層(NCS)機能の1つ以上のネットワーク側機能を実行するように構成される。このため、NCSブロックがMC‐Uに含まれるように描かれている。
例えば、任意のMC‐Uは、(UP機能性の提供の観点から)以下の機能の1つ以上を実行できる。
・ uGW(または発展型コアクラウド)からのS1*‐Uインタフェースの終端。
・ ピアエンティティに対するGTP/GREプロトコル(トンネリングプロトコル)の実装。
・ NCSプロトコルの終端。
・ 5G AP/eNBまたはWLAN APに対するフロー制御。
・ 異なる無線インタフェースまたはRATへのUP接続の管理。
・ DLにおけるサービスフローおよびサブサービスフローのパケットナンバリングと分離、およびULにおける集約/再順序付け。
・ モビリティイベント中のパケット転送(未送信パケット)。
任意の5G APが、無線リンク制御、メディアアクセス制御、および物理層動作性の1つ以上の端末側機能を実行するように構成される。このため、RCSブロック、MAC‐5Gブロック、およびPHYブロックが5G APに含まれるように描かれている。
本発明の例示的実施形態によると、CPエンティティとUPエンティティ間(例えばMC‐CとMC‐U(またはuGW)間)のインタフェース接続を、例えば以下の目的で用いることができる。
・ 異なるサービスを提供または異なるサービスフローを処理する異なるMC‐Uに対するユーザプレーン複数接続機能の構成。
・(サブ)サービスまたは(サブ)サービスフローの分離の基準となる、複数接続機能のQoSパラメータ、RAT間パラメータなどのシグナリング。
・ モビリティ関連の最新情報の通知。例えば、モビリティ中のアクセス/接続を維持するためのトンネルエンドポイント識別子(Tunnel Endpoint Identifier:TEID)のシグナリング。
図5は、本発明の例示的実施形態による5G通信システムアーキテクチャにおける1つのCPマルチコントローラと2つのUPマルチコントローラの別の配置例を示す概略図である。全般に、装置またはエンティティ間の対応する任意のCPインタフェースを点線で示し、装置またはエンティティ間の対応する任意のUPインタフェースを実線で示している。
図5において、MC‐Cは、少なくとも1つの端末の複数接続機能のために1つ以上のCP接続を集約できる集約ノードを表してもよい。この1つ以上のCP接続は、通信システムの少なくとも2つのアクセスポイントを介して確立される。同様に、MC‐Uは、少なくとも1つの端末の複数接続機能のために1つ以上のUP接続を集約できる集約ノードを表してもよい。この1つ以上のUP接続は、通信システムの少なくとも2つのアクセスポイントを介して確立される。前述のように、MC‐Cは、UEまたはその複数接続機能に関係なく、複数のAPについて、コアネットワークに対するCP接続機能を管理できる。すなわちMC‐Cは、RAN側で集約ノードとして機能し、例えば、複数のAPにおいて、または複数のAPによって処理される複数のUEへのRRCおよびS1*‐C接続を終端する。同様の概念がMC‐Uにも当てはまる。
したがって、次のことが言える。
CPエンティティは、少なくとも、RANを介した、通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末のCP接続機能を管理/制御すること、および/または複数のアクセスポイントについて、コアネットワークに対するCP接続機能を管理/制御することによって、CP機能性を当該RANにおいて提供するように構成でき、および/または
UPエンティティは、少なくとも、RANを介した、通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末のUP接続機能を実現すること、および/または複数のアクセスポイントについて、コアネットワークに対するUP接続機能を提供することによって、UP機能性を当該RANにおいて提供するように構成できる。
図5に示すように、MC‐Cは、少なくとも1つのアクセスポイント(5G AP)を介して、少なくとも1つの端末への第1CPシグナリング接続を確立でき、および/または、少なくとも1つのCPゲートウェイ(cMGW)への第2CPシグナリング接続を確立できる。ここでアクセスポイント(5G AP)は、当該少なくとも1つの端末にRANへのアクセスを提供するように構成され、CPゲートウェイ(cMGW)は、通信システムのコアネットワークへの制御プレーンゲートウェイ機能性を提供するように構成される。MC‐Uのいずれか一方は、UP接続の第1部分を、通信システムのコアネットワーク内の少なくとも1つのUPゲートウェイ(uGW)またはサービスエンティティ(例えば図1のuSE)に提供でき、当該(すなわち同じ)ユーザプレーン接続の第2部分を、少なくとも1つのアクセスポイント(5G AP)に提供できる。ここでアクセスポイント(5G AP)は、少なくとも1つの端末にRANへのアクセスを提供するように構成され、ユーザプレーンゲートウェイ(uGW)は、通信システムのコアネットワークへのUPゲートウェイ機能性を提供するように構成される。サービスエンティティは、通信システムのコアネットワークにおいてサービス機能性を提供するように構成される。
図5に示すように、1つの端末(UE)が2つの異なるuGWからの2つのサービスにアクセスすると想定する。この端末(UE)は、一度に1つのAPに対する単一接続機能を有する。したがって、この端末(UE)はuGW1およびuGW2からの2つのサービスフローを有する。例えば、uGW1はIPアクセスを介してインターネットを提供し、uGW2はイーサネット(登録商標)を介してV2Xサービスを提供できる。マルチコントローラの機能性は、1つのCPマルチコントローラ(図3と図4のいずれかに関連して説明したように構成されてもよい)と、2つのUPマルチコントローラ(図3と図4のいずれかに関連して説明したように構成されてもよい)に分割される。CPマルチコントローラは、端末に対する2つのサービスのサービス提供に関して制御プレーンを処理し、UPマルチコントローラは、端末に対する2つのサービスそれぞれのサービス提供に関してユーザプレーンを処理する。すなわち、UPマルチコントローラはサービス単位で構成され、各サービスは対応するUPエンティティによってUP処理される(各サービスの2つ以上のサービスフローは、対応するUPエンティティによって一度にUP処理されてもよい)。したがって、MC‐Uの配備は、サービスまたはサービスフローの種類、特定のサービスまたはサービスフローの遅延要件などに応じて調整することができる。
このように、CPマルチコントローラは、端末モビリティをサービス単位で管理でき、および/または、制御プレーンにおける端末モビリティとは独立して、ユーザプレーンにおける端末モビリティを管理できる。CPマルチコントローラのそのような能力は、例えば、1つのサービスフロー(例えばV2X)がハンドオーバを要求するのと同時に、別のサービスフロー(例えばインターネット)はハンドオーバを必要としない場合に効果的である。これは、例えば、前にモバイルUEにV2Xサービスを提供していたMC‐Uが新しいMC‐Uに変更される一方で、インターネットサービスを提供するMC‐Uは変更されないことを意味することがある。また、制御プレーン接続機能を提供するMC‐Cは、新しいMC‐Uも制御している限り、変更する必要はない。
さらに、単一接続機能または複数接続機能を有する単一の端末へのサービス提供において、MC‐CとMC‐Uを1対多の関係にしてもよい。これによって、(同じまたは異なるサービスまたはサービスフローに関連する)複数のMC‐Uを、(特定のサービスまたはサービスフローに関連せず、サービス非依存の)同じMC‐Cによって制御できるため、アーキテクチャを単純化できる。また、MC‐Cが個々のMC‐Uよりも広い領域を制御でき、(例えば、制御されるサービスまたはサービスフローの観点から)必要または推奨に応じてMC‐Cの配備を調整できるため、アーキテクチャをより柔軟にすることができる。
図5に示すように、MC‐Uは、ユーザプレーンゲートウェイ(本例ではuGW1)とのUPインタフェース接続を有する専用エンティティによって、またはUPゲートウェイ(本例ではuGW2)内に、実装できる。いずれの場合も、UPゲートウェイは、通信システムのコアネットワークへのUPゲートウェイを提供するように構成される。例えば、MC‐Uは、関連するuGWがグローバルゲートウェイであるときは専用MC‐Uエンティティとして実装でき、uGWがローカルゲートウェイであるときは当該uGWとして、当該uGW内に、または当該uGWと共に実装できる。uGWとMC‐Uが同じノードまたはエンティティ内に共存またはホストされる場合、そのようなノードまたはエンティティの、またはそれらの中で、RANとコアネットワークの機能性が確実に区別されてもよい。
図5に示すように、無線アクセスネットワーク内の個別/専用装置または論理エンティティおよびそれらの間のインタフェースへの分散によるCPとUPの分離によって、無線アクセスネットワークにおけるRAN(またはAS)モビリティに関して以下のことを観察できる。
・ UEのモビリティにより、特定のサービス(例えばサービスフロー1またはサービスフロー2のいずれか)のMC‐Uが変更されても、すなわち、当該特定のサービス(例えば、サービスフロー1またはサービスフロー2のいずれかの処理)に関して、別のMC‐Uが制御しているAPに端末がハンドオーバされても、別のサービスまたはサービスフローに関連するMC‐CまたはMC‐Uが変更されるわけではない。したがって、他のサービスまたはサービスフローの再構成は不要である。
・ これによって、マルチコントローラ(集約ノード)のディメンショニングトポロジに対する問題が軽減される。その集約が、個々のCPおよびUPユニット/部分のうち、より小さいものによって定義されるからである。
・ RANモビリティがCNから抽象化され、CNは、MC‐C/MC‐Uの組合わせが移動する場合にのみ関与する。
図6は、本発明の例示的実施形態による5G通信システムアーキテクチャにおけるスモールセル内モビリティの手順例を示すシグナリング図である。基礎となるアーキテクチャにおいて、関連するMC‐UはuGWによって実装されていると想定する。
図6の例では、UEが現在5G AP1にアクセスしている、すなわち、5G AP1に対する5G RRC接続を有すると想定する。5G RRCの測定が、(5G AP1からのCP/RRC接続を終端する)MC‐Cによって構成(および開始)され、UEからの測定レポートによって推奨ハンドオーバ(および推奨ハンドオーバ対象)が示されると、MC‐Cはハンドオーバを決定し、共通ASコンテキストを更新し、その旨を、(5G AP1からのUP/NCS接続を終端する(および、5G AP2からのUP/NCS接続を終端できる))MC‐U/uGWに通知する。前述のとおり、MC‐Uが単独で実装されているか、uGWと共に実装されているかに応じて、そのようなMC‐U、またはMC‐Uに関連するuGWに、この時点で通知される。その後、MC‐CとMC‐Uは、CPインタフェース接続を介して5G ASのモビリティイベントを協調させる。それによって、MC‐Cがハンドオーバ(HandOver:HO)コマンドをUEに発行し、UEが対象5G AP2にアクセスし(以前の5G AP1のアクセスのための同じRRC接続をまだ終端している同じMC‐Cが5G AP2を制御しているため、そのような5G AP2のアクセスにRRC接続の設定は不要である)、5G AP2がアクセスの更新をMC‐Cに報告する。その後、ハンドオーバが完了すると、UEとMC‐Uの間のUL/DLデータ転送が5G AP2を介して可能となる。
以下において、本発明の例示的実施形態によるCP/UP分離と従来のCP/UP共存を比較して、無線アクセスネットワークにおけるRAN(またはAS)のモビリティの例示的な使用例について検討する。
図7は、本発明の例示的実施形態によるRANにおけるCP/UPの分離を用いた5G通信システムアーキテクチャにおける例示的な使用例を示す概略図である。基礎となるアーキテクチャにおいて、MC‐CはCP接続/課題の集約ノードを、MC‐UはUP接続/課題の集約ノードを表す。
図8は、比較例として、従来のRANにおけるCP/UPの共存を用いた5G通信システムアーキテクチャにおける例示的な使用例を示す概略図である。図7のアーキテクチャと同様に、MCはCPおよびUPの接続/課題の集約ノードを表すが、これらは常に一緒にホストされている。
以下において、個々のエンティティ間の、特に5G eNBとMCとの間の対応付けは、単に図示目的の非限定的な例であることに注意されたい。例えば、明確にするために、図8では5G eNBとMCが主として1対1で対応すると想定しているが、通常は、複数の5G eNBに単一のMCが対応できる。
この例示的な使用例では、2つのサービス、すなわちインターネットとV2Xが、それぞれ異なるuGWによって提供されると想定している。すなわち、インターネットサービスは、インターネットの絵に接続されている単一のグローバルインターネットゲートウェイ(uGW)によって提供され、V2Xサービスは、V2Xの絵に接続されている複数のローカルV2Xゲートウェイ(uGW)によって提供される。図7では、明確にするために、インターネットサービスを提供/処理するすべてのuGWおよびMC‐Uを(I)として示し、V2Xサービスを提供/処理するすべてのuGWおよびMC‐Uを(V)として示している。
図7の四角のボックスは、1つのMC‐Cによって制御される領域を示している。図8にも対応する四角のボックスが示されているが、これらは異なるシナリオ間を比較できるようにするためである。このように、本発明の例示的実施形態による各MC‐Cは、複数のUP装置(MC‐U)および/またはアクセスポイント(5G eNB)を含む領域全体にわたるCPカバー範囲を提供できることが示されている。これら複数のUP装置および/またはアクセスポイントは、それぞれCP接続機能のためにMC‐Cに接続されている。
図7と図8のいずれからも明白であるように、インターネットuGWのカバー範囲は個々のV2X uGWのカバー範囲よりも地理的領域の点から広く、個々のV2X uGWは、(トランスポートおよび無線ネットワークにより近い)より小さい領域に対応する。これは、各ゲートウェイによって提供されるサービスの様々な遅延要件のためである場合があり、特定の動作性要件に応じてカバー範囲を調整できるからである。このため、RANモビリティの場合、V2Xサービスのサービス提供にはより頻繁にハンドオーバが必要となる。
RANモビリティの例として、UEが左側から右側に移動すると想定すると、隣接する各5G eNB(5G APを表す)間で左から右へと連続的にハンドオーバを行い、合計6回のAPハンドオーバを行う。図7および図8では、明確にするために、5G eNBに左から右へと番号を付けている。
このような場合、以下のようなモビリティイベントが観察される。
図7のアーキテクチャ、すなわち本発明の例示的実施形態によるRANにおけるCP/UP分離のアーキテクチャでは、UEが最も左側の5G eNBから最も右側の5G eNBへと移動する場合、以下のようなモビリティイベントが起こる。
・ MC‐Cのハンドオーバ1回(RRC接続の再構成1回)。5G eNB#4から5G eNB#5へと移動する際に行われる(これらの5G eNBはそれぞれ異なるMC‐Cによって制御されているため)。
・ インターネットサービスを提供するMC‐Uのハンドオーバ1回。5G eNB#4から5G eNB#5へと移動する際に行われる(これらの5G eNBは、インターネットサービスを提供/処理するそれぞれ異なるMC‐Uによって制御されているため)。
・ V2Xサービスを提供するMC‐Uのハンドオーバ3回。5G eNB#3から5G eNB#4、5G eNB#4から5G eNB#5、および5G eNB#5から5G eNB#6へと移動する際に行われる(これらのペアは、V2Xサービスを提供/処理するそれぞれ異なるMC‐Uによって制御されているため)。
V2X MC‐Uは、3回のハンドオーバを行う際に、CP集約エンティティ、すなわちMC‐Cにも、インターネットサービスを処理するMC‐Uにも影響を及ぼさないことに注意されたい。例えば、RRC接続の再確立も、UEコンテキストの転送も不要であり、5G eNBのアドレス(TEID)更新のみ必要であるため、そのようなハンドオーバを高速で効率的に処理することができる。
したがって、UEが1つのサービスのカバー範囲を離れると、そのサービスだけが影響を受ける(すなわち、そのサービスのUP処理だけ)。
図8のアーキテクチャ、すなわち従来のRANにおけるCP/UP共存のアーキテクチャでは、UEが最も左側の5G eNBから最も右側の5G eNBへと移動する場合、以下のようなモビリティイベントが起こる。
・ MCのハンドオーバ6回。隣接する5G eNBの任意のペア間で移動する際に行われる(すべての5G eNBがそれぞれ異なるMCによって制御されているため)。
いずれのAPのハンドオーバの場合でも、必要かどうかにかかわらず、すべてのサービスおよびCPがハンドオーバされることに注意されたい。これは、MC(CPとUPを含む)のカバー範囲が常に最も小さいサービス(すなわち、本例ではV2Xゲートウェイ)に限定されているからである。
したがって、UEが1つのサービスのカバー範囲を離れると、すべてのサービスと制御シグナリングが影響を受ける(すなわち、すべてのサービスのUP処理とCP処理)。
前述から明らかなように、本発明の例示的実施形態によるRANにおけるCP/UP分離によって、ハンドオーバの総数が削減される。より具体的には、(最も多くの動作を要求する)CPハンドオーバの数を大幅に削減でき、UPハンドオーバの数も削減できる。
図6および図7を参照すると、前述のように、任意のCPエンティティ(例えばMC‐C)が構成されることが分かるであろう。すなわち、当該CPエンティティ(例えばMC‐C)が提供するCP機能性の対象となるアクセスポイントと、別のCPエンティティ(例えばMC‐C)が提供するCP機能性の対象となるアクセスポイントとの間で端末ハンドオーバが行われるときに、無線アクセスネットワーク内の端末のCPモビリティを処理するように構成され、および/または、両方とも当該CPエンティティ(例えばMC‐C)が提供するCP機能性の対象となるアクセスポイント間で端末ハンドオーバが行われるときに、UPエンティティ(例えばMC‐U)へのCP接続を介して、当該UPエンティティ(例えばMC‐U)における無線アクセスネットワーク内の端末のUP構成および/またはUPモビリティの処理を制御するように構成される。また、任意のUPエンティティ(例えばMC‐U)が、当該UPエンティティ(例えばMC‐U)が提供するUP機能性の対象となるアクセスポイントと、別のUPエンティティ(例えばMC‐U)が提供するUP機能性の対象となるアクセスポイントとの間で端末ハンドオーバが行われるときに、無線アクセスネットワーク内の端末のUP構成および/またはUPモビリティの点で、関連付けられたCPエンティティ(例えばMC‐C)によって制御されるように構成されることが分かるであろう。
本発明の例示的実施形態に基づいて、上記のことから明らかなように、無線アクセスネットワークにおける制御プレーンとユーザプレーンの分離を可能にするまたは実現することができ、サービス単位のモビリティを提供できる(すなわち、モビリティの対象となる接続によって提供されるサービスに基づいたモビリティの処理が可能になる)。したがって、無線アクセスネットワークにおけるRAN(またはAS)のモビリティを、特に複数接続機能に対応する通信システムにおいて最適化できる。
より具体的には、CP機能性およびUP機能性は、無線アクセスネットワーク内の個別/専用の装置または論理エンティティおよびそれらの間のインタフェースへの分散によって、分離させることができる。また、CPエンティティとUPエンティティは、1つ以上の端末の単一接続機能または複数接続機能のための1つ以上のCP接続とUP接続をそれぞれ集約するように構成することができる。これは例えば、複数のアクセスポイントに対するCPおよびUPにおける複数接続機能の固定および管理のための集約ノードによって実装されることによって行われる。これによって、次のことを達成できる
・ CPおよびUP(または、CPエンティティおよびUPエンティティ)の独立したまたはサービス単位のモビリティを促進し、関連するオーバヘッドを低減する、および/または
・ CNからRANモビリティを抽象化する、および/または
・ ASモビリティシグナリングをRANに限定する、および/または
・ 基礎となるアーキテクチャの単純化によってシグナリングを削減する。
CPエンティティとUPエンティティを用いて、ユーザが加入するサービスに基づいて制御プレーンとユーザプレーンに対する個別のモビリティを確立および提供できるため、再構成とシグナリングオーバヘッドを制限することができる。異なるサービスまたはサービスフローを異なる方法で処理できるため、特に多様な環境(異なる接続パラメータを持つ可能性のあるノードの複数の層を含む)および/またはモバイルユーザ/端末において、トラフィックステアリングを改善できる。
RAT内モビリティハンドオーバ中に、RANモビリティへのcMGWの関与を回避でき、cMGWへの通信が行われないため、シグナリングを削減できる、および/または
・ UP処理を任意のUPエンティティ(例えばMC‐U)に集約でき、CPエンティティ(例えばMC‐C)から分離できる、および/または
・ 複数のUPエンティティ(例えばMC‐UまたはローカルuGW)を同じCPエンティティ(例えばMC‐C)によって処理できる使用例がある。そのような使用例では、モビリティシグナリングおよび再構成を、特定のサービスまたはサービスフローに関連するUPエンティティ(例えばMC‐UまたはローカルuGW)に限定し、他のサービスまたはサービスフローのUPエンティティ(例えばMC‐UまたはローカルGW)を関与させないことができる、および/または
・ RAN/ASモビリティをRAN/ASだけに制限し、CNなどの上位レベル、AP/eNBなどの下位レベル、およびユーザ/端末にとってRAN/ASモビリティが不可視/透過的であるようにすることができる、および/または
・ より高速なモビリティ、より少ないサービス中断、およびより早いデータ転送開始を達成できる。
前述の効果による削減は、主にRANおよびCNにおいて、またはRANおよびCNに対して有効であるが(例えばオーバヘッドとシグナリングの削減)、部分的にUEにおいて、またはUEに対しても有効である。特に、結果としての遅延の低減とサービス中断の削減は、RAN、CN、およびUEを含む通信システムのすべての部分に有効である。
したがって、上記の背景において関連技術について記載した課題や問題および欠点それぞれに対処することができる。
前述の構造、構成、方式、方法、手順、および機能は、以下のようなそれぞれの機能要素、エンティティ、モジュール、ユニット、プロセッサなどによって実装してもよい。
上記では、本発明の例示的実施形態を、主に手順と機能を参照して説明したが、本発明の対応する例示的実施形態は、それぞれの装置、エンティティ、モジュール、ユニット、ネットワークノード、および/またはシステム、ならびにそれらのソフトウェアおよび/またはハードウェアの両方も包含する
本発明のそれぞれの例示的実施形態を以下で図9および図10を参照して説明するが、簡潔にするために、図3から図7によるそれぞれの対応する構造、構成、方式、方法、手順、および機能の詳細説明を参照する。
以下の図9および図10では、各ブロックが、上述したようなそれぞれの方式、方法、手順、および機能を実行するように基本的に構成される。これらのブロックは、上述したような方式、方法、手順、および機能をそれぞれ実行するように基本的に構成される。図9および図10に関して、個々のブロックは対応する機能ブロックを示すものであることに注意されたい。このような機能ブロックは実装非依存であり、すなわち、あらゆる種類のハードウェアまたはソフトウェア、あるいはそれらの組合わせを用いてそれぞれ実装してもよい。
さらに、図9および図10には、上述の方式、方法、手順、および機能のうちのいずれかに関連する機能ブロックのみを示している。当業者は、それぞれの構造配置の動作に必要な他のあらゆる従来の機能ブロック、例えば、電源、中央演算処理装置、それぞれのメモリなどが存在することを認識されるであろう。とりわけ、個々の機能エンティティまたはそれらの任意の組合わせが、例示的実施形態に関連して本明細書で説明するように動作するのを制御または可能にするためのプログラムまたはプログラム命令を格納するために、1つ以上のメモリが設けられる。
図9は、本発明の例示的実施形態による装置の構造例を示す概略図である。
図9に示すように、本発明の例示的実施形態によると、任意の装置10は、少なくとも1つのプロセッサ11と、少なくとも1つのインタフェース13と(場合によっては少なくとも1つのメモリ12も)を備えてもよく、これらは例えばバス14などによって、それぞれ動作可能に接続または結合されてもよい。
装置10のプロセッサ11および/またはインタフェース13はそれぞれ、(有線または無線)リンクを介した通信を促進するためのモデムなどをさらに備えてもよい。装置10のインタフェース13は、リンク、結合、または接続された機器との(有線または無線)通信のために、それぞれ1つ以上のアンテナ、アンテナ配列などのアンテナユニット、または通信設備や通信手段に結合された適切な送信機、受信機、または送受信機を含んでもよい。装置10のインタフェース13は、一般的に、少なくとも1つの他の装置、機器、ノード、またはエンティティ(特に、それらのインタフェース)と通信するように構成される。
装置10のメモリ12は、(非一時的な/有形の)ストレージ媒体であってもよく、それぞれのプロセッサによって実行されたときに、それぞれの電子機器または装置が本発明の例示的実施形態によって動作することを可能にするプログラム命令またはコンピュータプログラムコードを含むと仮定される、それぞれのソフトウェア、プログラム、プログラム製品、マクロ、またはアプレットなど、あるいはそれらの部分を格納してもよい。さらに、装置10のメモリ12は、当該装置の動作に用いる任意のデータ、情報などを格納してもよい(または格納するデータベースを含んでもよい)。
一般的に、それぞれの装置(および/またはその一部)は、それぞれの動作を実行するおよび/またはそれぞれの機能性を示すための手段を表してもよく、および/またはそれぞれの機器(および/またはその一部)は、それぞれの動作を実行するおよび/またはそれぞれの機能性を示すための機能を有してもよい。
上記を考慮すれば、前述の装置10は、本明細書で説明するような本発明の例示的実施形態の1つ以上を実施する際に用いるのに適している。
以下の説明において、プロセッサ(または何らかの他の手段)が何らかの機能を実行するように構成されると説明するときには、1つの(すなわち、少なくとも1つの)プロセッサまたは対応する回路が、場合によっては、それぞれの装置のメモリに格納されたコンピュータプログラムコードまたはその他のもの(当該メモリは外部メモリであっても、クラウドサービスなどによって提供/実現されてもよいと認識されたい)と連動して、少なくとも前述の機能を装置に実行させるように構成されると記述する説明に等しいと解釈しなければならない。
本発明の例示的実施形態によると、前述の装置10は、例えばMC‐CのようなCP装置またはエンティティ(の一部)を表すまたは実現/体現してもよい。具体的には、前述の装置10は、図3から図7のいずれかにおいてCPエンティティまたはMC‐Cについて説明したように、手順を実行および/または機能性を示すおよび/または機構を実装するように構成されてもよい。前述の実施形態において、CP装置はアクセスポイントとは別個のエンティティである。
したがって、装置10に少なくとも以下のことをさせてもよく、あるいは装置10またはその少なくとも1つのプロセッサ11および/またはインタフェース13は(場合によっては当該少なくとも1つのメモリ12に格納されたコンピュータプログラムコードと共に)、その最も基本的な形式において、当該装置に少なくとも以下のことをさせるように構成される。すなわち、無線アクセスネットワークを介した、通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末の制御プレーン(単一または複数)接続機能を制御する、制御プレーン機能性を当該無線アクセスネットワークにおいて提供することと、少なくとも1つのユーザプレーン装置への制御プレーン接続を確立することである。ここで各ユーザプレーン装置は、当該無線アクセスネットワークを介した、通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末のユーザプレーン(単一または複数)接続機能を実現する、ユーザプレーン機能性を当該無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成される。
本発明の例示的実施形態によると、前述の装置10は、例えばMC‐UのようなUP装置またはエンティティ(の一部)を表すまたは実現/体現してもよい。具体的には、前述の装置10は、図3から図7のいずれかにおいてUPエンティティまたはMC‐Uについて説明したように、手順を実行および/または機能性を示すおよび/または機構を実装するように構成されてもよい。前述の実施形態において、UP装置はアクセスポイントとは別個のエンティティである。
したがって、装置10に少なくとも以下のことをさせてもよく、あるいは装置10またはその少なくとも1つのプロセッサ11および/またはインタフェース13は(場合によっては当該少なくとも1つのメモリ12に格納されたコンピュータプログラムコードと共に)、その最も基本的な形式において、当該装置に少なくとも以下のことをさせるように構成される。すなわち、無線アクセスネットワークを介した、通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末のユーザプレーン(単一または複数)接続機能を実現する、ユーザプレーン機能性を当該無線アクセスネットワークにおいて提供することと、少なくとも1つの制御プレーン装置への制御プレーン接続を確立することである。ここで各制御プレーン装置は、当該無線アクセスネットワークを介した、通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末の制御プレーン(単一または複数)接続機能を制御する、制御プレーン機能性を当該無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成される。
前述のとおり、本発明の例示的実施形態による任意の装置は、対応する動作、手順、および/または機能を実行するためのそれぞれのユニットまたは手段を備えることによって構成されてもよい。例えば、そのようなユニットまたは手段は、図9に例示するような装置構造に基づいて、すなわち1つ以上のプロセッサ11、1つ以上のメモリ12、1つ以上のインタフェース13、またはそれらの任意の組合わせによって実装/実現してもよい。
図10は、本発明の例示的実施形態による装置の別の構造例を示す概略図である。
図10に示すように、本発明の例示的実施形態によるCPエンティティを表す装置は(少なくとも)、無線アクセスネットワークにおいて制御プレーン機能性を提供するためのCP機能提供手段/ユニット(例えばプロセッサ)と、ユーザプレーン装置への制御プレーンインタフェース接続を確立するためのインタフェース手段/ユニット(例えばインタフェース)を備えてもよい。そのような装置は、無線アクセスネットワーク内の端末の制御プレーンとユーザプレーンのモビリティを処理(すなわち、制御プレーンモビリティをローカルで制御、および/または関連付けられたUPエンティティにおけるユーザプレーン構成および/またはユーザプレーンモビリティをリモートで制御)するためのCP/UPモビリティ処理ユニット/手段と、複数の端末の単一または複数接続機能のための1つ以上の制御プレーン接続を集約するための複数接続機能集約ユニット/手段と、端末に対し、制御プレーンにおいて無線リソース制御および/またはネットワーク集約副層機能の1つ以上のネットワーク側機能を実行するためのRRC/NCS‐CP実行ユニット/手段と、(の1つ以上)をさらに備えてもよい。さらに、当該インタフェースユニット/手段は、無線アクセスネットワークへのアクセスを提供するように構成された少なくとも1つのアクセスポイントへの制御プレーンインタフェース接続と、通信システムのコアネットワークへの制御プレーンゲートウェイを提供するように構成された少なくとも1つの制御プレーンゲートウェイへの制御プレーンインタフェース接続と、の少なくとも1つを確立可能であってもよい。
図10に示すように、本発明の例示的実施形態によるUPエンティティを表す装置は(少なくとも)、無線アクセスネットワークにおいてユーザプレーン機能性を提供するためのUP機能提供手段/ユニット(例えばプロセッサ)と、制御プレーン装置への制御プレーンインタフェース接続を提供するためのインタフェース手段/ユニット(例えばインタフェース)を備えてもよい。そのような装置は、複数の端末の単一または複数接続機能のための1つ以上のユーザプレーン接続を集約するための複数接続機能集約ユニット/手段と、端末に対するネットワーク集約副層機能の1つ以上のネットワーク側機能を実行するためのNCS実行ユニット/手段と、(の1つ以上)をさらに備えてもよい。さらに、当該インタフェースユニット/手段は、通信システムのコアネットワークへの少なくとも1つの制御プレーンゲートウェイへの制御プレーンインタフェース接続と、無線アクセスネットワークへのアクセスを提供するように構成された少なくとも1つのアクセスポイントへのユーザプレーンインタフェース接続と、の少なくとも1つを確立可能であってもよい。
本発明の例示的実施形態による個々の装置(またはそのユニット/手段)の動作性/機能性に関するさらなる詳細は、図3から図7のいずれかに関連する上記の説明をそれぞれ参照されたい。
本発明の例示的実施形態によると、プロセッサ、メモリ、およびインタフェースのいずれも、ならびにユニット/手段のいずれも、個々のモジュール、チップ、チップセット、回路などとして実装してもよく、またはこれらの1つ以上を、共通のモジュール、チップ、チップセット、回路などとしてそれぞれ実装してもよい。
本発明の例示的実施形態によると、システムは、上記のような機器/装置および他のネットワーク要素のあらゆる考えうる組合わせを含んでもよく、これらは、上述したように協働するように構成される。
一般的に、上述の態様によるそれぞれの機能ブロックまたは要素は、それぞれの部分の説明した機能を実行するように適合させられていれば、それぞれハードウェアおよび/またはソフトウェアのいずれにおいても、あらゆる公知の手段によって実装可能であることに注意されたい。言及する方法ステップは、個々の機能ブロックまたは個々の機器により達成可能であり、または方法ステップの1つ以上は、単一の機能ブロックまたは単一の機器により達成可能である。
一般的に、いずれの方法ステップも、本発明の発想を変えることなくソフトウェアとしてまたはハードウェアによって実装されるのに適している。前述のソフトウェアは、ソフトウェアコード非依存とすることができ、方法ステップによって定義される機能性が保たれる限り、例えば、Java(登録商標)、C++、C、およびアセンブラのようなあらゆる公知のまたは将来開発されるプログラミング言語を用いて指定することができる。また、前述のハードウェアは、ハードウェアタイプ非依存とすることができ、金属酸化膜半導体(Metal Oxide Semiconductor:MOS)、相補型MOS(Complementary MOS:CMOS)、バイポーラMOS(Bipolar MOS:BiMOS)、バイポーラCMOS(Bipolar CMOS:BiCMOS)、エミッタ結合型論理回路(Emitter Coupled Logic:ECL)、トランジスタ‐トランジスタ論理回路(Transistor-Transistor Logic:TTL)などのようなあらゆる公知のまたは将来開発されるハードウェア技術またはこれらのいずれかの混成を用いて実装することができ、これらは、例えば、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)構成要素、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-programmable Gate Array:FPGA)構成要素、結合プログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)構成要素、またはデジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)構成要素を用いるものである。機器/装置は、半導体チップ、チップセット、またはこのようなチップまたはチップセットを含む(ハードウェア)モジュールによって表すことができるが、これは、機器/装置またはモジュールの機能性が、ハードウェア実装される代わりに、プロセッサ上で実行/起動するための実行可能ソフトウェアコード部分を含むコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品のような(ソフトウェア)モジュールでソフトウェアとして実装される可能性を除外するものではない。機器は、例えば、機能的に相互に協働しようと、機能的に相互に独立しているが同じ機器の筐体内にあろうと、機器/装置として、または1つ以上の機器/装置のアセンブリと見なしてもよい。
装置および/またはユニット/手段またはその一部は、個々の機器として実装することができるが、これは、機器の機能性が保たれる限り、これらをシステムにわたって分散形式で実装してもよいことを除外するものではない。そのようなおよび類似の原理は、当業者に公知であると考えるものとする。
本説明の意味におけるソフトウェアは、それぞれの機能を実行するための、コード手段またはコード部分を含むようなソフトウェアコード、あるいはコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品、ならびにそれぞれのデータ構造またはコード手段/部分が格納されたコンピュータ可読(ストレージ)媒体のような有形媒体上に体現された、または場合によってはそれらの処理中に信号またはチップに体現されたソフトウェア(あるいはコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品)を含む。
本発明はまた、上述の方法および構造配置の概念が適用可能な限り、上述の方法ステップおよび動作の考えうるあらゆる組合わせ、ならびに上述のノード、装置、モジュール、または要素の考えうるあらゆる組合わせも網羅する。
上記に鑑みて、無線アクセスネットワークにおける制御プレーンとユーザプレーンの分離を可能にするまたは実現する手法を提供した。このような手法は、例示的に、通信システムの無線アクセスネットワークにおいて動作可能な各エンティティとそれらの動作を含み、制御プレーン/ユーザプレーンエンティティが、無線アクセスネットワークを介した、通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末の単一または複数接続機能を制御する、制御プレーン/ユーザプレーン機能性を無線アクセスネットワークにおいて提供し、かつ、当該無線アクセスネットワークを介した、通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末の単一または複数接続機能を実現する、ユーザプレーン/制御プレーン機能性を当該無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成される少なくとも1つのユーザプレーン/制御プレーン装置への、制御プレーン/ユーザプレーンインタフェースを確立/提供する。
添付図面による例を参照して本発明を上記で説明したが、本発明は、これに限定されないことが理解されるものとする。むしろ、本発明は、本明細書に開示するような発明の発想の範囲から逸脱することなく多くの方法で修正できることは、当業者には明らかである。
頭字語および略語の一覧
3GPP (Third Generation Partnership Project)第3世代パートナーシッププロジェクト
AAA (Authentication, Authorization and Accounting)認証、認可、およびアカウンティング
AP (Access Point)アクセスポイント
AS (Access Stratum)アクセス層
ASIx (Application Service Instance/Interface x)アプリケーションサービスインスタンス/インタフェースx
cMGW (control plane Mobile Gateway)制御プレーンモバイルゲートウェイ
CN (Core Network)コアネットワーク
CP (Control Plane)制御プレーン
CPSE (Control Plane Service Edge)制御プレーンサービスエッジ
DL (Downlink)ダウンリンク
eNB (enhanced Node B)拡張ノードB(LTE/LTE‐A基地局)
ETH (Ethernet)イーサネット(登録商標)
GPRS (General Packet Radio Service)汎用パケット無線サービス
GRE (Generic Routing Encapsulation)汎用ルーティングカプセル化
GTP (GPRS Tunneling Protocol)GPRSトンネリングプロトコル
GW (Gateway)ゲートウェイ
H − (Handover)ハンドオーバ
HSS (Home Subscriber Server)ホーム加入者サーバ
IP (Internet Protocol)インターネットプロトコル
LTE (Long Term Evolution)ロングタームエボリューション
LTE‐A (Long Term Evolution-Advanced)ロングタームエボリューションアドバンスト
MAC (Medium Access Control)メディアアクセス制御
MC (Multicontroller)マルチコントローラ
MME (Mobility Management Entity)モビリティ管理エンティティ
NAS (Non-Access Stratum)非アクセス層
NCS (Network Convergence Sub-layer)ネットワーク集中副層
NT (Network Termination)ネットワーク終端装置
PDCP (Packet Data Convergence Protocol)パケットデータ集中プロトコル
PHY (Physical Layer)物理層
QoS (Quality-of-Service)クオリティオブサービス
RAN (Radio Access Network)無線アクセスネットワーク
RAT (Radio Access Technology)無線アクセス技術
RCS (Radio Convergence Sub-layer)無線集中副層
RNC (Radio Network Controller)無線ネットワークコントローラ
RRC (Radio Resource Control)無線リソース制御
uGW (user plane Gateway)ユーザプレーンゲートウェイ
UP (User Plane)ユーザプレーン
UE (User Equipment)ユーザ装置
UL (Uplink)アップリンク
UMTS (Universal Mobile Telecommunication System)ユニバーサルモバイル通信システム
UNI (User Network Interface)ユーザネットワークインタフェース
uSE (user plane Service Edge)ユーザプレーンサービスエッジ
V2X (Vehicle-to-X(または、Vehicle-to-Any))車両通信
WLAN (Wireless Local Area Network)ワイヤレスローカルエリアネットワーク

Claims (31)

  1. 通信システムの無線アクセスネットワークにおいて、制御プレーン装置により実行される方法であって、
    前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末の制御プレーン接続機能を制御する、制御プレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供することと、
    前記無線アクセスネットワーク内で動作可能な複数のユーザプレーン装置のうち少なくとも2つに対してそれぞれ制御プレーン接続を確立することと、
    を含み、
    前記複数のユーザプレーン装置は各々、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムの前記コアネットワークに対する前記少なくとも1つの端末のユーザプレーン接続機能を実現する、ユーザプレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成され、
    前記複数のユーザプレーン装置のうちの第1のユーザプレーン装置は第1のネットワークサービスを提供し、前記複数のユーザプレーン装置のうちの第2のユーザプレーン装置は、前記第1のネットワークサービスとは異なる第2のネットワークサービスを提供する、
    方法。
  2. 前記ユーザプレーンにおける端末モビリティを、ネットワークサービス単位で、および前記制御プレーンにおける端末モビリティとは独立して、管理することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 複数のアクセスポイントを制御することと;
    前記複数のユーザプレーン装置の間のハンドオーバを、前記複数のアクセスポイントの間のハンドオーバとは独立に制御することと;
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のユーザプレーン装置と端末を接続したまま、前記端末を、前記第1のユーザプレーン装置から、前記複数のユーザプレーン装置のうちの第3のユーザプレーン装置であって、前記第1のネットワークサービスを提供するユーザプレーン装置へのハンドオーバを行うことを更に含む、請求項1に記載の方法。
  5. 2つのアクセスポイントを制御することと;
    端末に対して、前記2つのアクセスポイントの間でハンドオーバを行う際に、
    ・ 前記2つのアクセスポイントがいずれも前記第1のユーザプレーン装置に接続されている場合は、前記第1のユーザプレーン装置についてはハンドオーバを行わず、
    ・ ハンドオーバ先のアクセスポイントが、前記第1のユーザプレーン装置には接続されておらず、前記第1のユーザプレーン装置とは異なる第3のユーザプレーン装置であって、前記第1のネットワークサービスを提供するユーザプレーン装置に接続されている場合は、前記端末を、前記第1のユーザプレーン装置から前記第3のユーザプレーン装置へのハンドオーバを行う、
    ことと;
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のユーザプレーン装置は、前記第1のネットワークサービスを提供する第1のユーザプレーンゲートウェイに接続し、
    前記第2のユーザプレーン装置は、前記第1のユーザプレーンゲートウェイとは異なる第2のユーザプレーンゲートウェイであって、前記第2のネットワークサービスを提供するユーザプレーンゲートウェイに接続する、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記制御プレーン機能性を提供することは、前記無線アクセスネットワークにおいて、ユーザ装置に向けた無線リソース制御プレーン機能性の終端を提供することを少なくとも含み、
    前記ユーザプレーン機能性を提供することは、前記無線アクセスネットワークにおいて、ユーザ装置に向けたパケットデータ集中プロトコル機能性の終端を提供することを少なくとも含む、
    請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記制御プレーン装置、前記第1のユーザプレーン装置、及び前記第2ユーザプレーン装置は、5G RANの論理エンティティである基地局に含まれる、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記制御プレーン装置が提供する前記制御プレーン機能性の対象となるアクセスポイントと、前記無線アクセスネットワークにおいて前記制御プレーン機能性を提供するように構成された別の装置が提供する前記制御プレーン機能性の対象となるアクセスポイントとの間で端末ハンドオーバが行われるときに、前記無線アクセスネットワーク内の前記少なくとも1つの端末の制御プレーンモビリティを処理すること、および/または
    前記制御プレーン装置が提供する前記制御プレーン機能性の対象となる両アクセスポイント間で端末ハンドオーバが行われるときに、前記制御プレーン接続を介して、前記ユーザプレーン装置における前記無線アクセスネットワーク内の前記端末のユーザプレーン構成および/またはユーザプレーンモビリティの処理を制御すること、
    をさらに含む、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つの端末の複数接続機能のために1つ以上の制御プレーン接続を集約することをさらに含み、前記1つ以上の制御プレーン接続は、前記通信システムの少なくとも2つのアクセスポイントを介して確立される、請求項1から9のいずれかに記載の方法。
  11. 複数のアクセスポイントに関して前記コアネットワークに対する前記制御プレーン接続機能を管理することをさらに含む、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記複数接続機能は、
    同じ無線アクセス技術またはシステム仕様を有する異なる無線インタフェースを介した1つ以上の制御プレーン接続および複数のユーザプレーン接続、および
    異なる無線アクセス技術またはシステム仕様を介した1つ以上の制御プレーン接続および複数のユーザプレーン接続、
    の少なくとも1つを含む、請求項10を引用する請求項11に記載の方法。
  13. 少なくとも1つの端末に前記無線アクセスネットワークへのアクセスを提供するように構成された少なくとも1つのアクセスポイントを介した、前記少なくとも1つの端末への第1制御プレーンシグナリング接続、および/または、前記通信システムの前記コアネットワークへの制御プレーンゲートウェイ機能性を提供するように構成された少なくとも1つの制御プレーンゲートウェイへの第2制御プレーンシグナリング接続を確立すること、および/または
    前記制御プレーン接続機能のためにそれぞれ前記制御プレーン装置に接続された複数のユーザプレーン装置および/またはアクセスポイントを含む領域全体にわたって制御プレーンカバー範囲を提供すること、
    をさらに含む、請求項1から12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記ユーザプレーン装置は、ユーザプレーンゲートウェイとのユーザプレーン接続を有する専用エンティティ内、またはユーザプレーンゲートウェイ内に含まれ、前記ユーザプレーンゲートウェイは、前記通信システムの前記コアネットワークへのユーザプレーンゲートウェイ機能性を提供するように構成される、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  15. 通信システムの無線アクセスネットワークにおいて、ユーザプレーン装置によって実行される方法であって、
    前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末のユーザプレーン接続機能を実現する、ユーザプレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供することと、
    前記無線アクセスネットワーク内で動作可能な制御プレーン装置への制御プレーン接続を提供することと、
    を含み、
    前記制御プレーン装置は、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムの前記コアネットワークに対する前記少なくとも1つの端末の制御プレーン接続機能を制御する、制御プレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成され、
    前記ユーザプレーン装置は、前記制御プレーン装置に接続している少なくとも一つの別のユーザプレーン装置とは異なるネットワークサービスを提供する、
    方法。
  16. 前記ユーザプレーン装置は、第1のネットワークサービスを提供する第1のユーザプレーンゲートウェイに接続し、
    前記別のユーザプレーン装置は、前記第1のユーザプレーンゲートウェイとは異なる第2のユーザプレーンゲートウェイであって、前記第1のネットワークサービスとは異なる第2のネットワークサービスを提供するユーザプレーンゲートウェイに接続する、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記別のユーザプレーン装置が提供するネットワークサービスとは独立に、前記ユーザプレーン装置が提供するネットワークサービスに関連して、前記制御プレーン装置からハンドオーバに関する制御を受けることを含む、請求項15に記載の方法。
  18. 前記ユーザプレーン装置が接続するアクセスポイントの組は、前記別のユーザプレーン装置が接続するアクセスポイントの組とは異なる、請求項15に記載の方法。
  19. 前記制御プレーン機能性を提供することは、前記無線アクセスネットワークにおいて、ユーザ装置に向けた無線リソース制御プレーン機能性の終端を提供することを少なくとも含み、
    前記ユーザプレーン機能性を提供することは、前記無線アクセスネットワークにおいて、ユーザ装置に向けたパケットデータ集中プロトコル機能性の終端を提供することを少なくとも含む、
    請求項15から18のいずれかに記載の方法。
  20. 前記制御プレーン装置、前記ユーザプレーン装置、前記別のユーザプレーン装置は、5G RANの論理エンティティである基地局に含まれる、請求項15から19のいずれかに記載の方法。
  21. 前記少なくとも1つの端末の複数接続機能のために1つ以上のユーザプレーン接続を集約することをさらに含み、前記1つ以上のユーザプレーン接続は、前記通信システムの少なくとも2つのアクセスポイントを介して確立される、請求項15から20のいずれかに記載の方法。
  22. 複数のアクセスポイントに関して前記コアネットワークに対する前記ユーザプレーン接続機能を提供することをさらに含む、請求項15から21のいずれかに記載の方法。
  23. 前記複数接続機能は、
    同じ無線アクセス技術またはシステム仕様を有する異なる無線インタフェースを介した1つ以上の制御プレーン接続および複数のユーザプレーン接続、および
    異なる無線アクセス技術またはシステム仕様を介した1つ以上の制御プレーン接続および複数のユーザプレーン接続、
    の少なくとも1つを含む、請求項21に記載の方法。
  24. ユーザプレーン接続の第1部分を、前記通信システムの前記コアネットワーク内の少なくとも1つのユーザプレーンゲートウェイまたはサービスエンティティに提供し、前記ユーザプレーン接続の第2部分を、前記少なくとも1つの端末に前記無線アクセスネットワークへのアクセスを提供するように構成された少なくとも1つのアクセスポイントに提供することをさらに含む、請求項15から23のいずれかに記載の方法。
  25. 前記ユーザプレーン装置は、ユーザプレーンゲートウェイとのユーザプレーン接続を有する専用エンティティ内、またはユーザプレーンゲートウェイ内に含まれ、前記ユーザプレーンゲートウェイは、前記通信システムの前記コアネットワークへのユーザプレーンゲートウェイ機能性を提供するように構成される、請求項15から19のいずれかに記載の方法。
  26. 通信システムの無線アクセスネットワークにおいて動作可能な制御プレーン装置であって、
    前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末の制御プレーン接続機能を制御する、制御プレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供する手段と、
    前記無線アクセスネットワーク内で動作可能な複数のユーザプレーン装置のうち少なくとも2つに対してそれぞれ制御プレーン接続を確立する手段と、
    を備え、
    前記複数のユーザプレーン装置は各々、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムの前記コアネットワークに対する前記少なくとも1つの端末のユーザプレーン接続機能を実現する、ユーザプレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成され、
    前記複数のユーザプレーン装置のうちの第1のユーザプレーン装置は第1のネットワークサービスを提供し、前記複数のユーザプレーン装置のうちの第2のユーザプレーン装置は、前記第1のネットワークサービスとは異なる第2のネットワークサービスを提供する、
    制御プレーン装置。
  27. 通信システムの無線アクセスネットワークにおいて動作可能なユーザプレーン装置であって、
    前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムのコアネットワークに対する少なくとも1つの端末のユーザプレーン接続機能を実現する、ユーザプレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供する手段と、
    前記無線アクセスネットワーク内で動作可能な制御プレーン装置への制御プレーン接続を提供する手段と、
    を備え、
    前記制御プレーン装置は、前記無線アクセスネットワークを介した、前記通信システムの前記コアネットワークに対する前記少なくとも1つの端末の制御プレーン接続機能を制御する、制御プレーン機能性を前記無線アクセスネットワークにおいて提供するように構成され、
    前記ユーザプレーン装置は、前記制御プレーン装置に接続している少なくとも一つの別のユーザプレーン装置とは異なるネットワークサービスを提供する、
    ユーザプレーン装置。
  28. 通信システムの無線アクセスネットワークにおいて動作可能な制御プレーン装置であって、処理手段及び記憶手段を備え、前記記憶手段はプログラム命令を格納し、前記プログラム命令は、前記処理手段に実行されると、前記制御プレーン装置に、請求項1から14のいずれかに記載の方法を遂行するように構成される、制御プレーン装置。
  29. 通信システムの無線アクセスネットワークにおいて動作可能な制御プレーン装置の処理手段に実行されると、前記制御プレーン装置に、請求項1から14のいずれかに記載の方法を遂行するように構成されるプログラム命令を備える、コンピュータプログラム。
  30. 通信システムの無線アクセスネットワークにおいて動作可能なユーザプレーン装置であって、処理手段及び記憶手段を備え、前記記憶手段はプログラム命令を格納し、前記プログラム命令は、前記処理手段に実行されると、前記ユーザプレーン装置に、請求項15から25のいずれかに記載の方法を遂行するように構成される、装置。
  31. 通信システムの無線アクセスネットワークにおいて動作可能なユーザプレーン装置の処理手段に実行されると、前記ユーザプレーン装置に、請求項15から25のいずれかに記載の方法を遂行するように構成されるプログラム命令を備える、コンピュータプログラム。
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