JP2024502450A - グループ移行方法、装置及びシステム - Google Patents

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Abstract

本発明の実施例ではグループ移行方法、装置及びシステムが提供され、前記グループ移行方法は、移行IABノードが第一Donorから第二Donor装置に移動するときに、前記第二Donor装置は、前記移行IABノードが第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新するようにさせ;前記移行IABノードが第二F1-C接続の第三TNLアドレスを第四TNLアドレスに更新するようにさせ;前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定し;前記移行IABノードのために、第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させ;前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第三TNLアドレスを設定し;及び、前記移行IABノードのために、第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを増加させる処理のうちの少なくとも1つを行う。

Description

本発明は、通信の技術分野に関する。
将来のシームレスなセルラーネットワークのデプロイメントには非常に柔軟で超高密度のNRセルデプロイメントが必要であり、超高密度ネットワークは5Gの目標の1つであり、有線バックホールを必要としない1つのNRネットワークのデプロイメントは5Gの超高密度ネットワークの実現に非常に重要である。5Gのミリ波によりセルのカバレッジが縮小されるため、無線セルフバックホールシステムではデプロイメントのニーズを満たすためにマルチホップが要される。5Gの高帯域幅、大規模MIMO及びビームシステムにより、5GはLTEよりも超高密度NRセルの無線セルフバックホールシステムの開発が容易になる。このような無線セルフバックホール付きマルチホップシステムを開発するために、3GPP(登録商標)はR16からIAB(Integrated access and backhaul)プロジェクトの研究及び規格化を開始するようになっている。
図1はIABシステムを示す図である。図1に示すように、IABシステムでは、中継ノードがアクセス(access)とバックホール(backhaul)機能を同時にサポートし、中継ノードの無線伝送リンクは時間領域、周波数領域又は空間領域でアクセスリンク(access link)とバックホールリンク(backhaul link)を多重化し、アクセスリンクとバックホールリンクは同じ周波数帯域又は異なる周波数帯域を使用し得る。
IABネットワークアーキテクチャの下で、中継ノードとはIAB-node(IABノード)を指し、それはアクセスとバックホール機能を同時にサポートする。ネットワーク側の最後の1つのホップのアクセスノードはIAB-donnor(IABドナー)と呼ばれ、それはgNB機能をサポートし、また、IAB-nodeアクセスをもサポートする。すべてのUEデータは1つ又は複数のホップによりIAB-nodeを経由してIAB-donorにバックホールできる。
IAB-nodeの機能は2つの部分に分けられ、1つはgNB-DU機能であり、IAB-DUと呼ばれ、もう1つはUE機能であり、IAB-MTと呼ばれる。IAB-DUはネットワーク側装置機能を実現し、下流側のchild IAB-node(子IABノード)に接続され、UE及び下流側child IAB-nodeにNRエアインターフェースアクセスを提供し、また、IAB donor-CUとの間でF1接続を確立する。IAB-MTは一部の端末装置機能を実現し、上流側parent IAB-node(親IABノード)又はIAB-donor DUに接続され、IAB-MTは物理層、層2、RRC(Radio Resource Control)及びNAS(Non-Access Stratum)層の機能を含み、また、IAB donor-CU及びコアネットワーク(Core Network、CN)に間接的に接続される。
IABシステムでは、IAB-nodeはスタンドアロン(SA(Standalone))モード又は非スタンドアロン(EN-DC(E-UTRA-NRDualConnectivity))モードでネットワークにアクセスできる。図2はSAモードのIABアーキテクチャを示す図である。図3はEN-DCモードのIABアーキテクチャを示す図である。
図4はIABノード(IAB-node)、親ノード(parent IAB-node)及び子ノード(child IAB-node)を示す図である。図4に示すように、IABノードのIAB-DUはネットワーク側として子ノードのIAB-MTに接続され、IABノードのIAB-MTは端末側として親ノードのIAB-DUに接続される。
図5はIAB-DUとIAB-donor CUとの間のF1ユーザプレーン(F1-U)プロトコルスタックを示す図である。図6はIAB-DUとIAB-donor CUとの間のF1コントロールプレーン(F1-C)プロトコルスタックを示す図である。
図5及び図6に示すように、F1-U及びF1-CはIAB-DUとIAB-donor-CUとの間の伝送(IP)層で確立され、図5及び図6には2つのホップの無線バックホール及び1つのホップの有線バックホールが含まれる。バックホールリンクでは、伝送(IP)層はバックホール適応プロトコル(BAP)サブ層にキャリー(carry)され、IAB-nodeにおけるBAP実体はIABシステムのルーティング機能を実現し、IAB-donor CUによりルーティング表を提供する。BAP PDU(プロトコルデータユニット)はバックホールリンクのRLC(無線リンク制御)チャネルで伝送され、バックホールリンクの複数のRLCチャネルはIAB-donorにより、異なる優先度及びQoS(サービス品質)の業務(トラフィック)をキャリーするように設定され、BAP PDUはBAP実体により、異なるバックホールRLCチャネルにマッピングされる。
なお、上述の背景技術についての紹介は、本発明の技術案を明確かつ完全に説明し、また、当業者がそれを理解しやすいためのものである。これらの技術案は、本発明の背景技術に記述されているため、当業者にとって周知であると解釈してはならない。
発明者が次のことを発見した。即ち、R16では、IABシステムは既に、IAB-nodeが同じDonorの下での異なるDUの間を移動するときに生じるトポロジー及びルーティングの適応的変更をサポートしている。IAB-nodeは同じDonorの下で移動するときに(このときに、該IAB-nodeはMigrating IAB-node(移行IABノード)と呼ばれる)、依然として、下流側child IAB-node及びUEとのトポロジー関係を維持する。IAB-nodeは新しいDonorのDUを介してDonorのCUにアクセスし、新しいDonorのDUにアクセスし得るTNL(伝送ネットワーク層)アドレス、即ち、IPアドレスが割り当てられる可能性があるが、Migrating IAB-nodeがサービングする子ノード又はUEは移行する必要がない。よって、migrating nodeはDonorと新しいF1-C接続を確立する必要がない。図7に示すように、Migrating IAB-nodeはIAB-node 1からIAB-node 2に移動した後に、F1-Cフローの伝送径路の更新又は追加のみを行い、この過程(プロセス/プロシージャ)はF1リダイレクションと呼ばれる。
また、発明者が次のことをも発見した。即ち、R17では、IAB-nodeが異なるDonorの間で移動する機能が導入される見込みがある。このような場合、IAB-nodeが新しいDonorに接続された後に、新しいDonorの下でのDUになってその子IABノード又はUEをサービングするので、donor装置の間のロードバランシングを実現するためには、新しいDonorとF1-C接続を確立し、IAB-nodeの下での子IABノード又はUEを新しいDonorに移行する必要がある。このときに、Migrating IAB-nodeはdonor間の移行が行われているか、又は、新しいF1-C接続を確立するかを知る必要がある。しかし、従来技術では、Migrating IAB-nodeがdonor間の移行を行っているか、及び、新しいF1-C接続を確立する必要があるかを指示できない。また、Migrating IAB-nodeが異なるDonorの間で移動するときに、Migrating IAB-nodeは元のDonor(旧Donor)及び新しいDonor(新Donor)とF1-C接続を同時に維持でき、F1接続の転送径路(パス)を最適化するために新旧F1接続のリダイレクションを同時に行う必要がある。しかし、従来技術では、IAB-nodeが旧F1-C接続と新F1-C接続のリダイレクションを区別し得るようにさせることができない。
上述の問題点のうちの少なくとも1つ又は他の類似した問題点を解決するために、本発明の実施例はグループ移行(group migration)方法、装置及びシステムを提供する。
本発明の実施例の一側面によれば、第二Donor装置に配置されるグループ移行装置が提供され、前記装置は処理ユニットを含み、
移行IABノードが第一Donorから第二Donor装置に移動するときに、前記処理ユニットは以下の処理の少なくとも1つを行い、即ち、
前記移行IABノードが第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新するようにさせ;
前記移行IABノードが第二F1-C接続の第三TNLアドレスを第四TNLアドレスに更新するようにさせ;
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定し;
前記移行IABノードのために、第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させ;
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第三TNLアドレスを設定し;及び
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを増加させる処理であり、
そのうち、前記第一F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第一Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第二F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第二Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第一TNLアドレス及び前記第三TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティンし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレス及び前記第四TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
本発明の実施例の一側面によれば、移行IABノードに配置されるグループ移行装置が提供され、前記移行IABノードは第一Donor装置から第二Donor装置に移動し、そのうち、前記装置は受信ユニットを含み、
前記受信ユニットは前記第一Donor装置から前記第二Donor装置送信の第一RRC再設定メッセージを受信し、前記第一RRC再設定メッセージは以下の少なくとも1つを含み、即ち、
第一F1-C接続のための第二TNLアドレスであり、これによって、前記第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し、又は、前記第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させ;
第二F1-C接続のための第四TNLアドレスであり、これによって、前記第二F1-C接続の第三TNLアドレスを前記第四TNLアドレスに更新し、又は、前記第四TNLアドレスを用いて前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立し、又は、前記第二F1-C接続のために前記第四TNLアドレスを増加させ;及び
第二F1-C接続のための第三TNLアドレスであり、これによって、前記第二F1-C接続のために前記第三TNLアドレスを増加させ、又は、前記第三TNLアドレスを用いて前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立し、
そのうち、前記第一F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第一Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第二F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第二Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第一TNLアドレス及び前記第三TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティンし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレス及び前記第四TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
本発明の実施例の一側面によれば、第一Donor装置に配置されるグループ移行装置が提供され、移行IABノードが前記第一Donor装置から第二Donor装置に移動し、そのうち、前記装置は、
前記第二Donor装置送信の前記移行IABノードの第一F1-C接続の第二TNLアドレスを受信する受信ユニット;及び
前記移行IABノードの第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し、又は、前記移行IABノードの第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させる処理ユニットを含み、
そのうち、前記第一F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第一Donor装置CUとの間のF1接続であり、前記第一TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
本発明の実施例に係る有利な効果は少なくとも次のとおりであり、即ち、Migrating IAB-nodeが元のDonorから目標donorに移動するときに、目標Donorは移行IABノードがdonor間の移行を行っているか、又は、新しいF1-C接続を確立するかを指示できるため、移行IABノードはdonor間移行時に目標Donorと新しいF1-C接続と確定し、新しいDonorの下でのDUになってその子IABノード又はUEをサービングし、移行IABノードの下での子IABノード又はUEを目標Donorに移行することを実現することで、donor装置の間のロードバランシングを完了できる。また、Migrating IAB-nodeが元のDonorから目標donorに移動し、かつ元のDonor及び目標DonorとF1-C接続を同時に維持するときに、目標Donorは旧F1接続及び新F1接続のリダイレクションを同時に行い、かつ移行IABノードに対して旧F1-C接続又は新F1-C接続のリダイレクションを指示することで、元のF1-C接続及び新しいF1-C接続の転送径路を最適化できる。
後述の説明及び図面を参照することで本発明の特定の実施例を詳しく開示し、本発明の原理を採用し得る態様を示す。なお、本発明の実施例は範囲上、これらにより限定されない。添付した特許請求の範囲内であれば、本発明の実施例は様々な変更、修正及び代替によるものを含んでも良い。
また、1つの実施例について説明した及び/又は示した特徴は、同じ又は類似した方式で1つ又は複数の他の実施例に用い、他の実施例における特徴と組み合わせ、又は、他の実施例における特徴を置換することもできる。
なお、「含む/有する」のような用語は、本明細書に使用されるときに、特徴、要素、ステップ、又はアセンブルの存在を指すが、1つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ、又はアセンブリの存在又は付加を排除しないということも指す。
本発明の1つの図面又は1つの実施形態に記載の要素及び特徴は、1つ又は複数の他の図面又は実施形態に示した要素及び特徴と組み合わせることができる。また、図面では、類似した符号は、幾つの図面における対応する部品を示し、複数の実施形態に用いる対応部品を示すためにも用いられる。
含まれている図面は、本発明の実施例への更なる理解を提供するために用いられ、これらの図面は、本明細書の一部を構成し、本発明の実施形態を例示し、文字記載とともに本発明の原理を説明するために用いられる。また、明らかのように、以下に記載される図面は、本発明の幾つかの実施例を示すためのものに過ぎず、当業者は、創造性のある労働をせずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
IABシステムを示す図である。 SAモードのIABアーキテクチャを示す図である。 EN-DCモードのIABアーキテクチャを示す図である。 親ノード(parent IAB-node)及び子ノード(child IAB-node)を示す図である。 IABシステムのF1-Uプロトコルスタックを示す図である。 IABシステムのF1-Cプロトコルスタックを示す図である。 IABノードが同じDonorの下での異なるDU間を移動することを示す図である。 本発明の実施例におけるグループ移行方法を示す図である。 本発明の実施例におけるグループ移行方法の1つのシナリオを示す図である。 図9に示すシナリオにおける情報インタラクションを示す図である。 本発明の実施例におけるグループ移行方法のもう1つのシナリオを示す図(その1)である。 本発明の実施例におけるグループ移行方法のもう1つのシナリオを示す図(その2)である。 図11a及び図11bに示すシナリオにおける情報インタラクションを示す図である。 本発明の実施例におけるグループ移行方法のまたもう1つのシナリオを示す図(その1)である。 本発明の実施例におけるグループ移行方法のまたもう1つのシナリオを示す図(その2)である。 図13a及び図13bに示すシナリオにおける情報インタラクションを示す図である。 本発明の実施例におけるグループ移行方法の他のシナリオを示す図である。 図15に示すシナリオにおける情報インタラクションを示す図である。 本発明の実施例におけるグループ移行方法の他のシナリオを示す図(その1)である。 本発明の実施例におけるグループ移行方法の他のシナリオを示す図(その2)である。 図17a及び図17bに示すシナリオにおける情報インタラクションを示す図である。 本発明の実施例におけるグループ移行方法の他のシナリオを示す図(その1)である。 本発明の実施例におけるグループ移行方法の他のシナリオを示す図(その2)である。 図19a及び図19bに示すシナリオにおける情報インタラクションを示す図である。 本発明の実施例におけるグループ移行装置を示す図である。 本発明の実施例におけるグループ移行装置を示すもう1つの図である。 本発明の実施例におけるグループ移行装置を示すまたもう1つの図である。 本発明の実施例におけるグループ移行装置を示す他の図である。 本発明の実施例における通信システムを示す図である。 本発明の実施例におけるIABノードを示す図である。 本発明の実施例におけるDonor装置を示す図である。
添付した図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の前述及び他の特徴は明らかになる。なお、明細書及び図面では本発明の特定の実施例を開示するが、それらは本発明の原理を採用し得る一部のみの実施例を示し、理解すべきは、本発明は記載される実施例に限定されず、即ち、本発明は添付した特許請求の範囲内のすべての変更、変形及び代替によるものをも含むということである。
本発明の実施例では、用語「通信ネットワーク」又は「無線通信ネットワーク」は次のような任意の通信規格に準ずるネットワークを指しても良く、例えば、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)、HSPA(High-Speed Packet Access)などである。
また、通信システムにおける装置間の通信は任意の段階の通信プロトコルに従って行われても良く、例えば、次のような通信プロトコルを含んでも良いが、それらに限定されず、即ち、1G(generation)、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G、5G、新無線(NR、New Radio)など、及び/又は、その他の従来の又は将来開発される通信プロトコルである。
本発明の実施例では、用語「ネットワーク装置」は例えば、通信システムにおいて、端末装置を通信ネットワークに接続し、かつ該端末装置にサービスを提供する装置を指す。ネットワーク装置は次のようなものを含んでも良いが、それらに限定されず、即ち、基地局(BS、Base Station)、アクセスポイント(AP、AccessPoint)、送受信ポイント(TRP、Transmission Reception Point)、ブロードキャスト送信機、モバイル管理エンティティ(MME、Mobile Management Entity)、ネットワークゲートウェイ、サーバー、無線ネットワーク制御器(RNC、Radio Network Controller)、基地局制御器(BSC、Base Station Controller)などである。
そのうち、基地局は次のようなものを含んでも良いが、それらに限定されず、即ち、ノードB(NodeB又はNB)、進化ノードB(eNodeB又はeNB)、5G基地局(gNB)などであり、さらにRRH(Remote Radio Head)、RRU(Remote Radio Unit)、リレー(relay)又は低パワーノード(例えば、femto、picoなど)を含んでも良い。また、用語「基地局」はそれらの一部又はすべての機能を含んでも良く、各基地局は特定の地理的領域に対して通信カバレッジを提供できる。用語「セル」が指すのは、基地局及び/又はそのカバーする領域であっても良く、これは該用語のコンテキストによるものである。
本発明の実施例では、用語「ユーザ装置」(UE、User Equipment)又は「端末装置」(TE、Terminal Equipment)は例えば、ネットワーク装置により通信ネットワークにアクセスし、かつネットワークからのサービスを受ける装置を指す。ユーザ装置は固定したもの又は移動するものであっても良く、また、移動ステーション(MS、Mobile Station)、端末、加入者ステーション(SS、Subscriber Station)、アクセス端末(AT、AccessTerminal)、ステーションなどとも称される。
そのうち、ユーザ装置は次のようなものを含んでも良いが、それらに限定されず、例えば、セルラーフォン(Cellular Phone)、PDA(Personal Digital Assistant)、無線モデム、無線通信装置、携帯装置、マシンタイプ通信装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機、スマートフォン、スマートウォッチ、デジタルカメラなどである。
また、例えば、IoT(Internet of Things)などのシナリオの場合、端末装置はさらに、監視又は測定を行う機器又は装置であっても良く、例えば、MTC(Machine Type Communication)端末、車載通信端末、D2D(Device to Device)端末、M2M(Machine to Machine)端末などを含んでも良いが、これらに限定されない。
以下、添付した図面を参照しながら本発明の様々な実施例について説明する。なお、これらの実施例は例示に過ぎず、本発明を限定するものではない。
<第一側面の実施例>
本発明の実施例ではグループ移行方法が提供される。
図8は本発明の実施例におけるグループ移行方法を示す図であり、第二Donor装置側から説明が行われる。そのうち、移行IABノードは第一Donor装置から第二Donor装置に移動し、移行IABノードが移動する方向の角度から見て、本発明の実施例における第一Donor装置は元のDonor装置であり、第一Donor又は元のDonorと略称し、第二Donor装置は目標Donor装置であり、第二Donor又は目標Donorと略称する。図8に示すように、該方法は次のステップを含む。
801:移行IABノードが第一Donor装置から第二Donor装置に移動するときに、前記第二Donor装置は以下の処理の少なくとも1つを行い、即ち、
前記移行IABノードが第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新するようにさせ;
前記移行IABノードが第二F1-C接続の第三TNLアドレスを第四TNLアドレスに更新するようにさせ;
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定し;
前記移行IABノードのために、第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させ;
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第三TNLアドレスを設定し;及び
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを増加させる処理である。
本発明の実施例において、移行IABノードが第一Donor装置から第二Donor装置に移動するとは、移行IABノードの第一Donor装置の下でのバックホールリンクに無線リンク失敗が発生するときに、接続が第二Donor装置と再確立され、又は、移行IABノードが第一Donor装置から第二Donor装置に切り替え、又は、移行IABノードが第一Donor装置との接続を維持しながら、第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させることを指す。
以下、それぞれ説明を行う。
以上及び以下の説明では、第一F1-C接続(第一F1-C又は元のF1-Cと略称する)は移行IABノードのDUと第一Donor装置のCUとの間のF1接続であり、第二F1-C接続(第二F1-C又は新しいF1-Cと略称する)は移行IABノードのDUと第二Donor装置のCUとの間のF1接続である。また、以上及び以下の説明では、第一TNLアドレス、第三TNLアドレス及び第五TNLアドレスは第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、第二TNLアドレス、第四TNLアドレス及び第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
上述の実施例では、移行IABノードが第一Donorから第二donorに移動するときに、第二Donorは移行IABノードに第二F1-C接続のためのTNLアドレスを設定することで、移行IABノードが新しいF1-C接続を確立するように指示し、これによって、移行IABノードが新しいDonorの下でのDUになってその子IABノード又はUEをサービングするようにさせることができるため、IABシステムが移行IABノードの下での子IABノード又はUEを目標Donorに移行し、donor装置の間のロードバランシングを完了するようにさせることができる。また、移行IABノードが第一Donorから第二donorに移動し、かつ第一Donor及び第二DonorとF1-C接続を維持するときに、第二Donorは第一F1-C接続のTNLアドレスを更新し又は第二F1-C接続のTNLアドレスを更新することで、F1-C接続をリダイレクションし、F1-Cフローの転送径路を最適化し、より効率的なシグナリング転送を実現でき、また、第二Donorは第一F1-C接続又は第二F1-C接続のためにTNLアドレスを増加させることで、F1-Cフローの転送径路を増加させ、より柔軟なシグナリング転送を実現できる。
幾つかの実施例において、移行IABノードの第一Donor装置の下でのバックホールリンクに無線リンク失敗が発生したときに、接続は第二Donor装置と再確立される。第二Donor装置は、移行IABノードが第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新し、かつ移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定するようにさせる。
例えば、移行IABノードの接続が第二Donor装置と再確立された後に、第二Donor装置は移行IABノードに第一RRC再設定メッセージを送信する。
該第一RRC再設定メッセージは第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、これによって、移行IABノードは第一F1-C接続の第一TNLアドレスを該第二TNLアドレスに更新でき、又は、該第一RRC再設定メッセージは第一F1-C接続のための第二TNLアドレス及び前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、これによって、移行IABノードは第一F1-C接続の第一TNLアドレスを該第二TNLアドレスに更新し、かつ該第四TNLアドレスを用いて第二Donor装置のCUと第二F1-C接続を確立できる。
上述の実施例における方法により、第二Donor装置はRRCメッセージによって第一F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、第一F1-Cフローが第二DonorのDUを介して転送されるようにさせ、第一F1-Cフローの伝送径路を最適化でき、また、第二Donor装置はRRCメッセージによって第二F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、移行IABノードの接続が第二Donor装置と再確立された後に第二F1-C接続が直ぐに確立されるようにさせ、その後のUEに対しての移行を実現できる。
上述の実施例では、上述の第一RRC再設定メッセージはさらに次のものを含んでも良く、即ち、該移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;及び/又は、該移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及びF1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;及び/又は、該移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス(これによって、F1-Uフローが第二DonorのDUを介して転送され得るようにさせる);及び/又は、該移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
上述の実施例では、上述の第一RRC再設定メッセージに上述の第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれず、即ち、移行IABノードの接続が第二Donor装置と再確立された後に第二F1-C接続が直ぐに確定されるように指示しない場合、第二Donor装置が移行IABノードに第一RRC再設定メッセージを送信してからの所定期間の後に、該第二Donor装置はさらに移行IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信でき、該第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む。これにより、移行IABノードは該第三RRC再設定メッセージを受信した後に、上述の第四TNLアドレスを用いて第二Donor装置のCUと第二F1-C接続を確定できる。
上述の実施例では、第二Donor装置が移行IABノードと第二F1-C接続を確立した後に、移行IABノードがサービングするUEを第二Donor装置に移行するために、該第二Donor装置のCUは上述の第四TNLアドレスを用いて該第二F1-C接続により移行IABノードのDUに第一メッセージを送信することで、該移行IABノードが該第一メッセージに基づいてそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立するようにさせることができる。
1つの例として、上述の第一メッセージは上述のUEの第一コンテキスト標識を含んでも良く、これによって、移行IABノードは該第一コンテキスト標識に基づいて、該UEの第一コンテキストを取得し、該第一コンテキストを再利用してUEの第二コンテキストを確立でき、該第一メッセージはF1確立レスポンス又はUEコンテキスト変更要求メッセージであっても良い。
もう1つの例として、上述の第一メッセージはさらに、上述のUEのサービングセル設定情報を含んでも良く、これによって、移行IABノードは上述のUEのサービングセル設定を更新できる。
上述の実施例における方法により、移行ノードは第一コンテキスト標識に基づいて該UEの第一コンテキストを取得し、そして、該第一コンテキストを再利用してUEの第二コンテキストを確立するだけで良く、既存のUEコンテキスト確立プロセスを経る必要がないため、UEコンテキスト確立におけるシグナリングオーバーベッド及び時間遅延を削減し、シグナリング効率を向上させることができる。
上述の実施例では、UEの移行のときに、第二Donor装置はさらに、第一Donor装置に、上述の移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを送信しても良く、これによって、該第一Donor装置は上述の第二TNLアドレスを使用して上述の第一F1-C接続により該第二RRC再設定メッセージを移行IABノードに転送できる。これにより、該移行IABノードは該第二RRC再設定メッセージを受信した後に、該第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信できる。
また、該移行IABノードはさらに、そのサービングするUEが送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信し、そして、第四TNLアドレスを使用して第二F1-C接続により該第二RRC再設定完了メッセージを第二Donor装置に送信できる。
これにより、第二Donor装置はさらに、該移行IABノードが前述の第四TNLアドレスを使用して前述の第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信できる。
上述の実施例では、第一Donor装置はさらに、第一TNLアドレスを使用して第一F1-C接続により移行IABノードに第二メッセージを送信でき、該第二メッセージは移行IABノードのF1-U接続のための第六TNLアドレスを含み、あるいは、移行IABノードのF1-U接続のための第六TNLアドレス及び移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識を含む。これにより、移行IABノードは該第二メッセージを受信し、そのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新することで、F1-Uフローが第二DonorのDUを介して転送され得るようにさせ、F1-Uフローの伝送径路を最適化できる。
上述の実施例では、第一Donor装置はさらに、第二Donor装置送信の移行IABノードの第一F1-C接続の第二TNLアドレスを受信し、そして、移行IABノードの第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新することで、第一Donor装置側で第一F1-Cをリダイレクションし、第一F1-Cフローの伝送径路を最適化できる。
上述の実施例では、第一Donor装置はさらに、第二Donor装置送信の移行IABノードのF1-U接続の第六TNLアドレスを受信し、そして、該移行IABノードのF1-U接続の第五TNLアドレスを該第六TNLアドレスに更新することで、第一Donor装置側でF1-Uをリダイレクションし、F1-Uフローの伝送径路を最適化できる。
図9は上述の実施例における適用シナリオの例示図であり、図10は上述の実施例における情報インタラクションを示す図である。以下、図9及び図10を参照しながら上述の実施例について説明する。
図9に示すように、Migrating nodeのバックホール(BH)リンクに無線リンク失敗(RLF)が発生したことにより、migrating nodeはdonor 2を選択して接続再確立を行う。Donor 2への接続再確立であるため、migrating nodeはdonor 2に接続された後にのみDonor 2とF1-Cを確立できる。元のF1-C(old F1-C)、即ち、Donor CU 1とmigrating nodeのF1-Cも元の伝送径路から新しい伝送径路に更新される可能性がある。UEのRRC再設定完了メッセージを新F1-C(new F1-C)、即ち、Donor CU 2とmigrating nodeのF1-Cを通じてDonor 2に送信する必要があるので、migrating nodeはUEよりも前にDonor 2に移行する。
図10に示すように、該情報インタラクションプロセスは以下の手順(操作/ステップ/処理)を含む。
1001:Migrating nodeは、BHリンクに無線リンク失敗が発生することを検出し、IAB-node 2の下でのセルを選んでRRC接続再確立を行い、その間に、Donor 2はDonor 1からmigrating node及びそのサービングするUEのコンテキストを得ることができる。
1002:Migrating nodeはRRC接続再確立プロセスを完了した後に、Donor CU 2はmigrating nodeにRRCReconfigurationメッセージを送信する。接続がdonor 2の下へと変わったので、該メッセージにはさらに、donor 2がmigrating nodeに割り当てるBAP addressが含まれる。バックホールリンクがIAB-node 2の下へと変わったので、該メッセージにはさらに、migrating nodeからIAB-node 2へのBH RLCチャネル設定、及びF1-C及び非F1フローのためのBAPルーティング(デフォルトルーティング)及び新BH RLCチャネル(デフォルトBHチャネルID)が含まれる。
また、Donor CU 1とmigrating nodeとの間で確立されるOld F1接続のアクセスアンカーポイントがIAB-node 1からIAB-node 2に変わるため、元のF1フローはDonor 2の下でのDonor DU 2及びIAB-node 2を介して転送される必要があり、即ち、伝送は旧径路から新径路(即ち、migrating node→IAB-node 2→Donor DU 2→Donor CU 1)に変わり、このときに、migrating nodeに対してDonor DU 2に適応するサブネットワークアドレスを設定する必要がある。このときに、UEのシグナリングは依然としてOld F1-CによりDonor CU 1へ送信されるが、Old F1-Cは新径路に変わる必要がある。よって、RRC再設定メッセージにはさらにOld F1-CのTNL addressが含まれ、これによって、old F1-Cフローの伝送径路を更新できる。
また、このときに、UEのDRBデータは依然としてF1-U(即ち、migrating nodeとDonor CU1との間で確立されるF1-U)によりDonor CU 1へ送信され、F1-Uは旧径路から新径路(即ち、migrating node→IAB-node 2→Donor DU 2→Donor CU 1)に変わる。F1-U伝送の中断時間を最小化するために、該RRC再設定メッセージにはさらに、F1-U接続のTNL addressが含まれても良く、これによって、F1-Uフローの伝送径路の更新を指示し、migrating nodeがF1-Uフローを直ぐに新径路の伝送に変えるようにさせることができ、これに加えて、該RRC再設定メッセージにはさらに、F1-U接続のためのBAPルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係が含まれても良く、例えば、具体的に言えば、該RRC再設定メッセージには各UEのRLCチャネルが使用するBAPルーティング、及びUE ID、UEのRLCチャネル及びmigrating nodeのバックホールRLCチャネルの対応関係が含まれる。
そのうち、New F1-Cの確立について2つのケースがある。
ケース1:New F1-Cはmigrating nodeがDonor 2と接続再確立された後に直ぐに確立される。この場合、上述のRRC再設定メッセージにはさらに、New F1-CのためのTNL addressが含まれ、これによって、new F1-Cの確立を指示する。
ケース2:migrating nodeがDonor 2と接続再確立された後にUEの移行が直ぐに行われない。よって、New F1-Cはmigrating nodeがDonor 2と接続再確立されてからの所定期間の後に確立されても良い。この場合、後続のRRC再設定メッセージにはNew F1-CのTNL addressが含まれ、図10の操作1005の後のRRC再設定プロセスを参照できる。
1003:Donor CU 2はmigrating nodeのRRC再設定完了メッセージを受信した後に、migrating nodeについてのコアネットワーク径路切り替えを開始する。
1004:migrating nodeのNew F1-C、Old F1-C及びF1-Uのフローがすべて新径路を介して伝送される必要があるので、Donor CU 2はmigrating nodeのRRC再設定完了メッセージを受信した後に、新径路上のノードに対してBH RLCチャネル、BAP層ルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係を設定する。
上述の1004の操作は前述の1001の操作の後に直ぐに実行されても良いが、本発明はこれについて限定しない。
1005:migrating nodeは更新後のTNL addressを使用してOld F1-Cを新径路にトランスファーする。
そのうち、migrating nodeはさらに、更新後のTNL addressを使用してF1-Uを新径路にトランスファーしても良い。
1006:Migrating nodeはnew F1-Cの確立を指示するTNL addressを使用してdonor CU 2とnew F1-Cを確立する。
1007:操作1002におけるRRC再設定メッセージにF1-Uの設定情報が含まれない場合、Donor CU 1はOld F1-Cによりmigrating nodeにF1APメッセージ、即ち、UEコンテキスト変更(UE context modification)を送信し、これによって、F1-U接続のTNL addressを更新することで、F1-Uフローが新径路に変わるようにさせ、さらに、F1-U接続のBAPルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係を変更しても良く、例えば、具体的に言えば、該F1APメッセージにより、各UEのRLCチャネルが使用するBAPルーティングを設定し、及びUE ID、UEのRLCチャネル及びmigrating nodeのバックホールRLCチャネルの対応関係を設定する。
そのうち、操作1007は操作1005の後に直ぐに実行されても良いが、本発明はこれについて限定しない。
1008:UEをdonor 2に移行するために、migrating nodeのNew F1-CにおいてUEのコンテキストを確立する。このようにして、UEはOld F1-C及びNew F1-Cにおいてそれぞれワンセットのコンテキストを有し、即ち、UEについて、migrating nodeとdonor CU 1及びdonor CU 2との間にはそれぞれ1つのF1APシグナリング接続がある。donor CU 1とのF1APシグナリング接続はUEにRRC再設定メッセージを送信するために用いられ、donor CU2とのF1APシグナリング接続はUEのRRC再設定完了メッセージを受信するために用いられる。
そのうち、migrating nodeのNew F1-CにおいてUEのコンテキストを確立する方法は3つある。
方法1:Donor CU 2はNew F1-Cによりmigrating nodeにF1APメッセージ、即ち、UEコンテキスト確立要求(UE context setup request)を送信する。
方法1では、Migrating nodeはUEにC-RNTIを割り当て、C-RNTIをUE context setup responseによりDonor CU2に送信できる。
方法1では、UE contxt setup requestはUEのDRBについてのF1-U設定を含み、F1-Uはdonor CU1側に設定されても良く、UEのDRBはDonor CU 1のUL TNL addressを使用し、また、donor DU 2側に設定されも良く、UEのDRBはDonor CU 2のUL TNL addressを使用し、その後、migrating nodeはUEのF1-UをDonor CU 1からDonor CU 2にトランスファーする。
方法2:Donor CU2はNew F1-Cによりmigrating nodeにF1APメッセージ、即ち、UEコンテキスト変更(UE context modification)を送信する。
方法2では、UE context modificationにはUEのOld F1-Cにおけるコンテキスト標識がキャリーされ、migrating nodeはUEのコンテキスト標識に基づいてOld F1-Cの下でのUEコンテキストを取得し、そして、それを利用してNew F1-Cにおいて新UEコンテキストを構築する。migrating nodeがdonor 2の下に切り替えるときにサービングセル標識を変える必要があるため、UE context modificationにはUEのサービングセル標識が含まれても良く、migrating nodeは該セル標識で元のUEコンテキストにおけるサービングセル標識を置き換える。また、UEはサービングセルを変えるときにC-RNTIを変える可能性もあるので、Migrating nodeはUEのために新C-RNTIを割り当て、そして、新C-RNTIで旧C-RNTIを置換する。そのうち、Migrating nodeは新C-RNTIをUE context setup responseによりDonor CU2に送信できる。
方法2では、UE contxt modificationにおいてF1-U設定を変更でき、変更後のF1-Uは依然としてdonor CU1側にあり、UEのDRBはDonor CU 1のUL TNL addressを使用し、また、F1-UをDonor CU 1からdonor DU 2側に切り替えても良く、UEのDRBはDonor CU 2のUL TNL addressを使用し、その後、migrating nodeはUEのDRBデータをDonor CU 2に送信する。このようにして、元のUEコンテキストを利用して新しいコンテキストを生成することで、シグナリングオーバーベッドを節約できる。
方法3:Donor CU 2はmigrating nodeとnew F1-Cを確定するときにF1確立レスポンスメッセージ(F1 Setup Response)を送信することでUEの新コンテキストを確立する。
方法3では、F1 Setup Responseには複数のUEのold F1-Cにおけるコンテキスト標識がキャリーされても良く、migrating nodeはUEのコンテキスト標識に基づいてold F1-Cの下でのUEコンテキストを取得し、そして、それを利用してnew F1-CにおいてUEの新コンテキストを構築できる。F1 Setup Responseにはさらに複数のUEのサービングセル標識が含まれても良く、migrating nodeは該セル標識で元のUEコンテキストにおけるサービングセル標識を置き換える。このようにして、F1確立時にUEの元のコンテキストを用いて新しいコンテキストを生成することで、単独で各UEのためにコンテキストを確立するプロセスを省き、シグナリングオーバーベッド及びシグナリング時間遅延を節約できる。
1009:コンテキストが確立されたUEをDonor 2に移行し、元のF1-CによりUEにRRC再設定メッセージを送信する。
Old F1-Cがmigrating nodeとDonor CU 1との間にあり、かつ該Old F1-CフローがDonor 2の下でのDonor DU 2及びIAB-node 2を介して転送されるので、UEについてのRRC再設定メッセージの送信径路はDonor CU 2→Donor CU 1→Donor DU 2→IAB-node 2→migrating nodeである。
1010:切り替え後にUEはNew F1-CによりRRC再設定完了メッセージをDonor CU 2に送信し、送信径路はmigrating node→IAB-node 2→Donor DU 2→Donor CU 2である。
1011:Donor CU 2はUEのRRC再設定完了メッセージを受信した後に、UEについてのコアネットワーク径路切り替えを開始する。
上述の実施例から分かるように、第二Donor装置はRRCメッセージにより第一F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、第一F1-Cフローが第二Donor装置のDUを介して転送され得るようにさせ、第一F1-Cフローの伝送径路を最適化でき、また、第二Donor装置はさらに、RRCメッセージにより第二F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、移行IABノードが第二Donor装置と接続再確立された後に第二F1-C接続が直ぐに確立されるようにさせ、UEを第二Donor装置に移行し、donorの間のロードバランシングを実現できる。また、第二F1-C接続においてUEコンテキストを確立するときに、移行ノードは第一F1-C接続においてUEの第一コンテキスト標識に基づいて該UEの第一コンテキストを取得し、そして、該第一コンテキストを再利用してUEの第二コンテキストを確立するだけで良く、既存のUEコンテキスト確立プロセスを使用する必要がないため、UEコンテキスト確立におけるシグナリングオーバーベッド及び時間遅延を低減し、シグナリング効率を向上させることができる。
幾つかの実施例において、移行IABノードは第一Donor装置から第二Donor装置に切り替え、移行ノードは第二Donor装置に切り替え後に第二F1-C接続を確立する。第二Donor装置は該移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定でき、又は、該第二Donor装置は該移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定し、かつ、該移行IABノードが第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新するようにさせることができる。
例えば、第二Donor装置は第一Donor装置に移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、第一Donor装置は該移行IABノードに該第一RRC再設定メッセージを転送できる。
該第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、これによって、該移行IABノードは該第四TNLアドレスを使用して第二Donor装置のCUと第二F1-C接続を確定できる。あるいは、該第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、これによって、該移行IABノードは第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新できる。
上述の実施例における方法により、第二Donor装置はRRCメッセージによって第一F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、第一F1-C接続のTNLアドレスの更新を指示し、第一F1-Cフローが第二DonorのDUを介して転送されるようにさせ、第一F1-Cフローの伝送径路を最適化でき、あるいは、第二Donor装置はRRCメッセージによって第二F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、移行IABノードが第二Donor装置に切り替えた後に第二F1-C接続を直ぐに確立するようにさせ、その続のUEに対しての移行を実現できる。
上述の実施例では、上述の第一RRC再設定メッセージはさらに次のものを含み、即ち、移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;及び/又は、移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及びF1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;及び/又は、移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス(これによって、F1-Uフローは第二DonorのDUを介して転送される);及び/又は、移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
上述の実施例では、上述の第一RRC再設定メッセージに上述の第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれず、即ち、移行IABノードが第二Donor装置に切り替えた後に直ぐに第二F1-C接続を確立するように指示しない場合、移行IABノードが第二Donorに切り替えてからの所定期間の後に、該第二Donor装置はさらに移行IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信しても良く、該第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む。これにより、移行IABノードは該第三RRC再設定メッセージを受信した後に、上述の第四TNLアドレスを使用して第二Donor装置のCUと第二F1-C接続を確定できる。
上述の実施例では、第二Donor装置は移行IABノードと第二F1-C接続を確立した後に、移行IABノードがサービングするUEを第二Donorに移行するために、該第二Donor装置のCUは上述の第四TNLアドレスを使用して該第二F1-C接続により移行IABノードのDUに第一メッセージを送信しても良く、これによって、移行IABノードはそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立でき、該第一メッセージはF1確立レスポンス、UEコンテキスト確立要求又はUEコンテキスト変更要求メッセージであっても良い。
1つの例として、該第一メッセージは上述のUEの第一コンテキスト標識を含んでも良く、これによって、移行IABノードは該第一コンテキスト標識に基づいて該UEの第一コンテキストを取得し、そして、該第一コンテキストを再利用して該UEの第二コンテキストを確立できる。
もう1つの例として、該第一メッセージはさらに、上述のUEのサービングセル設定情報を含んでも良く、これによって、移行IABノードは上述のUEのサービングセル設定を更新できる。
上述の実施例における方法により、移行ノードは第一コンテキスト標識に基づいて該UEの第一コンテキストを取得し、そして、該第一コンテキストを再利用してUEの第二コンテキストを確立するだけで良く、既存のUEコンテキスト確立プロセスを経る必要がないため、UEコンテキスト確立におけるシグナリングオーバーベッド及び時間遅延を削減し、シグナリング効率を向上させることができる。
上述の実施例では、UEを移行するときに、第二Donor装置はさらに第一Donor装置に、移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを送信しても良く、これによって、該第一Donor装置は上述の第二TNLアドレスを使用して又は上述の第一TNLアドレスを使用して第一F1-C接続により該第二RRC再設定メッセージを移行IABノードに転送できる。これにより、該移行IABノードは該第二RRC再設定メッセージを受信した後に、該第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信できる。
また、該移行IABノードはさらに、そのサービングするUEが送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信し、そして、第四TNLアドレスを使用して第二F1-C接続により該第二RRC再設定完了メッセージを第二Donor装置に送信できる。
これにより、第二Donor装置はさらに、該移行IABノードが前述の第四TNLアドレスを使用して前述の第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信できる。
上述の実施例では、第一Donor装置はさらに、上述の第二TNLアドレスを使用して第一F1-C接続により移行IABノードに第二メッセージを送信しても良く、該第二メッセージは移行IABノードのF1-U接続のための第六TNLアドレスを含み、又は、移行IABノードのF1-U接続のための第六TNLアドレス、及び移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識を含む。これにより、移行IABノードはそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新することで、F1-Uフローが第二DonorのDUを介して転送され得るようにさせ、F1-Uフローの伝送径路を最適化できる。
上述の実施例では、第一Donor装置はさらに、第二Donor装置送信の移行IABノードの第一F1-C接続の第二TNLアドレスを受信し、そして、移行IABノードの第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新することで、第一Donor装置側で第一F1-Cをリダイレクションし、第一F1-Cフローの伝送径路を最適化できる。
上述の実施例では、第一Donor装置はさらに、第二Donor装置送信の移行IABノードのF1-U接続の第六TNLアドレスを受信し、そして、該移行IABノードのF1-U接続の第五TNLアドレスを該第六TNLアドレスに更新することで、第一Donor装置側でF1-Uをリダイレクションし、F1-Uフローの伝送径路を最適化できる。
上述の実施例では、切り替えの前に移行IABノードがサービングするUEのためのRRC再設定メッセージを送信する場合、第一Donor装置は移行IABノードの第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新する前に、該第一Donor装置は第二Donor装置送信の、移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、第一TNLアドレスを使用して該第二RRC再設定メッセージを第一F1-C接続により移行IABノードに送信することで、移行IABノードは第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに転送できる。
図11a及び図11bは上述の実施例における適用シナリオの例示図であり、図12は上述の実施例における情報インタラクションを示す図である。以下、図11a、図11b及び図12に基づいて上述の実施例について説明する。
図11a及び図11bに示すように、migrating nodeはDonor 1からDonor 2の下に切り替える。Donor 2に切り替えられるので、最終的にはDonor 2とF1-Cを確立する必要がある。図11a、図11b及び図12の例では、New F1-Cはmigrating nodeからdonor 2への新しい伝送径路を使用する。Old F1-Cは元の伝送径路から新しい伝送径路に更新される可能性がある。New F1-Cは新しい伝送径路を通じて確立されるため、migrating nodeは先にDonor 1にアクセスし、そして、Donor 2とNew F1-Cを確立する必要がある。UEの切り替え完了(再設定完了)メッセージはF1-Cを介してDonor 2に送信されるので、migrating nodeはUEよりも前にDonor 2に移行する。
図12に示すように、該情報インタラクションプロセスは次のステップを含む。
1201:Migrating nodeはDonor CU 1に測定報告を送信し、Donor CU 1は測定報告に基づいて、Donor CU 2に対して切り替え要求を開始すると確定し、Donor CU 1はDonor CU 2にmigrating node及びそのサービングするUEのコンテキストを送信でき、Donor CU 2はIAB-node 2でMigrating nodeのためにコンテキストを確立し、その後、Donor CU 1に切り替え要求レスポンスを送信し、該切り替え要求レスポンスにはRRCReconfigurationメッセージがキャリーされる。
1202:Donor CU 1は切り替え要求レスポンスを受信した後に、migrating nodeに、切り替え要求レスポンスにキャリーされる、migrating nodeについてのRRCReconfigurationメッセージを送信する。接続がdonor 2の下へと変わったので、該メッセージにはdonor 2がmigrating nodeに割り当てるBAP addressが含まれ、バックホールリンクがIAB-node 2に変わったので、さらに、migrating nodeからIAB-node 2へのBH RLCチャネル設定、及びF1-C及び非F1フローのためのBAPルーティング(デフォルトルーティング)及びBH RLCチャネル(デフォルトBHチャネル)が含まれる。
また、Donor CU 1とmigrating nodeとの間で確立されるOld F1接続のアクセスアンカーポイントがIAB-node 1からIAB-node 2に変わり、元のF1フローをDonor 2の下でのDonor DU 2及びIAB-node 2を介して転送でき、即ち、伝送が旧径路から新径路(即ち、migrating node→IAB-node 2→Donor DU →Donor CU 1)に変わり、migrating nodeのためにDonor DU 2に適応するサブネットワークアドレスを設定する必要があるので、Donor CU 2はmigrating nodeのためにF1のTNLアドレスを更新する。
図9及び図10の実施例とは異なるのは、切り替え準備に基づくinter-donor migrationプロセスであるため、UEへのRRC再設定メッセージがこのときに既に元のF1-Cを介してmigrating nodeに送信される可能性があるので、元のF1-Cは新径路に移行する必要がない可能性がある。よって、RRC再設定メッセージに含まれるOld F1-CのTNL addressはオプションである。
また、このときに、UEのDRBデータは依然としてF1-U(即ち、migrating nodeとDonor CU1との間で確立されるF1-U)を介してDonor CU 1に送信され、F1-Uは旧径路から新径路(即ち、migrating node→IAB-node 2→Donor DU 2→Donor CU 1)に変わる。F1-U伝送の中断時間を最小化するために、該メッセージにはさらにF1-U接続のTNL addressが含まれても良く、これによって、F1-Uフローの伝送径路の更新を指示することで、migrating nodeはF1-Uフローを直ぐに新径路の伝送にトランスファーできる。これに加えて、さらに該RRC再設定メッセージを用いて、F1-U接続のためのBAPルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係を更新でき、例えば、具体的に言えば、該RRC再設定メッセージにより、各UEのRLCチャネルが使用するBAPルーティングを設定し、及び、UE ID、UEのRLCチャネル及びmigrating nodeのバックホールRLCチャネルの対応関係を設定する。
図12に示す例では、New F1-Cの確立について2つのケースがある。
ケース1:New F1-Cはmigrating nodeがDonor 2に切り替えられた後に直ぐに確立される。この場合、上述のRRC再設定メッセージはさらに、New F1-CのためのTNL addressを同時に含んでも良く、これによって、new F1-Cの確立を指示できる。
ケース2:migrating nodeはDonor 2に切り替えられた後に直ぐにUEを移行しないので、New F1-Cはmigrating nodeの切り替えが完了してから所定期間の後に確立され得る。この場合、後続のRRC再設定メッセージにはNew F1-CのTNL addressが含まれも良く、図12の操作1205の後のRRC再設定プロセスを参照できる。
1203~1211の実施は図10の1003~1011と同であり、ここではその詳しい説明を省略する。なお、old F1-Cのリダイレクションはオプションであり、かつ図12の例では、1210(即ち、old F1-Cを介してUEにRRC再設定メッセージを送信する)は1201の後に直ぐに実行されても良い。
上述の実施例から分かるように、第二Donor装置はRRCメッセージにより第一F1-C接続のTNLアドレスを設定し、第一F1-C接続のTNLアドレスの更新をすることで、第一F1-Cフローが第二Donor装置のDUを介して転送されるようにさせ、第一F1-Cフローの伝送径路を最適化でき、あるいは、第二Donor装置はRRCメッセージにより第二F1-C接続のTNLアドレスを設定し、移行IABノードが第二Donor装置に切り替えられた後に直ぐに第二F1-C接続を確定するようにさせることで、UEを第二Donor装置に移行し、donorの間のロードバランシングを実現できる。また、第二F1-C接続においてUEコンテキストを確立するときに、移行ノードは第一F1-C接続においてUEの第一コンテキスト標識を使用して該UEの第一コンテキストを取得し、そして、該第一コンテキストを再利用してUEの第二コンテキストを確立するだけで良く、既存のUEコンテキスト確立メッセージを使用する必要がないため、UEコンテキスト確立におけるシグナリングオーバーベッド及び時間遅延を低減し、シグナリング効率を向上させることができる。
幾つかの実施例において、移行IABノードは第一Donor装置から第二Donor装置に切り替えられ、移行ノードは第二Donor装置に切り替えられる前に第二F1-C接続を確立する。第二Donor装置は、該移行IABノードが第二F1-C接続のための第三TNLアドレスを第四TNLアドレスに更新するようにさせる。
例えば、第二Donor装置は第一Donor装置に移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信することで、第一Donor装置は該移行IABノードに該第一RRC再設定メッセージを転送する。該第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む。これにより、該移行IABノードは第二F1-C接続の第三TNLアドレスを第四TNLアドレスに更新できる。
上述の実施例における方法により、第二Donor装置はRRCメッセージにより第二F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、第二F1-C接続のTNLアドレスの更新を指示し、これによって、第二F1-Cフローが第二DonorのDUを介して転送され得るようにさせ、第二F1-Cフローの伝送径路を最適化できる。
上述の実施例では、上述の第一RRC再設定メッセージはさらに次のものを含んでも良く、即ち、分移行IABノードに割り当てるBAPアドレス;及び/又は、移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及びF1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;及び/又は、移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス(これによって、F1-Uフローは第二DonorのDUを介して転送できる);及び/又は、移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
上述の実施例では、第二Donor装置は第一Donor装置に移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信する前に、該第二Donor装置のCUは上述の第三TNLアドレスを使用して該第二F1-C接続により移行IABノードのDUに第一メッセージを送信しても良く、これによって、移行IABノードは該第一メッセージに基づいてそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立できる。
1つの例として、該第一メッセージは上述のUEの第一コンテキスト標識を含んでも良く、これによって、移行IABノードは該第一コンテキスト標識に基づいて該UEの第一コンテキストを取得し、そして、該第一コンテキストを再利用して該UEの第二コンテキストを確立できる。該第一メッセージはF1確立レスポンス又はUEコンテキスト変更要求メッセージであっても良い。
もう1つの例として、該第一メッセージはさらに上述のUEのサービングセル設定情報を含んでも良く、これによって、移行IABノードは上述のUEのサービングセル設定を更新できる。
上述の実施例における方法により、移行ノードは第一コンテキスト標識に基づいて該UEの第一コンテキストを取得し、そして、該第一コンテキストを再利用してUEの第二コンテキストを確立するだけで良く、既存のUEコンテキスト確立メッセージによる必要がないため、UEコンテキスト確立におけるシグナリングオーバーベッド及び時間遅延を低減し、シグナリング効率を向上させることができる。
上述の実施例では、移行IABノードは第一RRC再設定メッセージを受信する前に、第一Donor装置はさらに、移行IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信し、該第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第三TNLアドレスを含む。これにより、該移行IABノードは該第三RRC再設定メッセージを受信した後に、該第三TNLアドレスを用いて第二Donor装置のCUと第二F1-C接続を確立することで、UEに対しての移行を実現できる。
上述の実施例では、UEを移行するときに、第二Donor装置はさらに、第一Donor装置に、移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを送信することで、該第一Donor装置は上述の第一TNLアドレスを使用して第一F1-C接続により該第二RRC再設定メッセージを移行IABノードに転送できる。これにより、該移行IABノードは該第二RRC再設定メッセージを受信した後に、該第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信できる。
また、該移行IABノードはさらにそのサービングするUEが送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信し、そして、第三TNLアドレス又は第四TNLアドレスを使用して第二F1-C接続により該第二RRC再設定完了メッセージを第二Donor装置に送信できる。
これにより、移行ノードの切り替えの前に、移行IABノードがサービングするUEのためのRRC再設定完了メッセージを送信する場合、第二Donor装置はさらに、該移行IABノードが前述の第三TNLアドレスを使用して前述の第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信でき、あるいは、移行IABノードの切り替えの後に、移行IABノードがサービングするUEのためのRRC再設定完了メッセージを送信する場合、第二Donor装置は、移行IABノードが第四TNLアドレスを使用して該第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信する。
上述の実施例では、第一Donor装置が第三TNLアドレスを割り当てるため、第一Donor装置はさらに第二Donor装置に、移行IABノードが第二F1-C接続を確立するための第三TNLアドレスを送信できる。これにより、第二Donor装置は移行IABノードと第二F1-C接続を確立できる。
上述の実施例では、第一Donor装置はさらに、第二Donor装置送信の移行IABノードのF1-U接続の第六TNLアドレスを受信し、該移行IABノードのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新することで、第一Donor装置側でF1-Uをリダイレクションし、F1-Uフローの伝送径路を最適化できる。
図13a及び図13bは上述の実施例における適用シナリオの例示図であり、図14上述の実施例における情報インタラクションを示す図である。以下、図13a、図13b及び図14を参照しながら上述の実施例について説明する。
図13a及び図13bに示すように、migrating nodeはDonor 1からDonor 2の下に切り替えられる。図11a、図11b及び図12の例と同様に、Donor 2に切り替えられるので、最終的にはDonor 2とF1-Cを確立する必要がある。図11a、図11b及び図12の例とは異なるのは、図13a、図13b及び図14の例では、New F1-Cは元の伝送径路により確立され、その後、新しい伝送径路を更新する。Old F1-Cも元の伝送径路から新しい伝送径路に更新される可能性がある。New F1-Cは元の伝送径路により確立されるため、migrating nodeはDonor 2にアクセスする前にNew F1-Cを確立する必要がある。このような場合、UEはmigrating nodeよりも前にdonor 2に移行できる。
図14に示すように、該情報インタラクションプロセスは次の操作を含む。
1401;Migrating nodeはDonor CU 1に測定報告を送信し、Donor CU 1は測定報告に基づいて、Donor CU 2に対して切り替え要求を開始すると確定し、Donor CU 1はDonor CU 2にmigrating node及びそのサービングするUEのコンテキストを送信でき、Donor CU 2はIAB-node 2でMigrating nodeのためにコンテキストを確立し、その後、Donor CU 1に切り替え要求レスポンスを送信し、該切り替え要求レスポンスにはRRCReconfigurationメッセージがキャリーされる。
1402:Donor CU 1は切り替え要求レスポンスを受信した後に、Donor CU 1はmigrating nodeに、migrating nodeについてのRRCReconfigurationメッセージを、New F1-Cを確定するために送信する。RRC再設定メッセージはNew F1-CのためのTNL addressを、new F1-Cの確立を指示するために含む。migrating nodeはRRC再設定完了メッセージをDonor CU 1に送信する。
1403:旧径路によりDonor CU 2とNew F1-C(即ち、migrating node→IAB-node 1→Donor DU 1→Donor CU 2)を確立するので、Donor CU 1はmigrating nodeのRRC再設定完了メッセージを受信した後に、旧径路上のノードに対してBH RLCチャネル、BAP層ルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係を設定する。
そのうち、操作1403は操作1401の後に直ぐに実行されても良いが、本発明はこれに限定されない。
1404:Migrating nodeは、New F1-Cの確立を指示するTNL addressを使用してdonor CU 2とNew F1-Cを確立する。
1405:UEをdonor 2に移行するために、migrating nodeのNew F1-CにおいてUEのコンテキストを確立する。このようにして、UEはOld F1-C及びNew F1-Cにおいてそれぞれワンセットのコンテキストがあり、即ち、UEについて、migrating nodeとdonor CU 1及びdonor CU 2との間にそれぞれ1つのF1APシグナリング接続がある。donor CU 1とのF1APシグナリング接続はUEにRRC再設定メッセージを送信するために用いられ、donor CU2とのF1APシグナリング接続はUEのRRC再設定完了メッセージを受信するために用いられる。
そのうち、migrating nodeのNew F1-CにおいてUEのコンテキストを確立する方法は3つある。
方法1:Donor CU 2はNew F1-Cを介してmigrating nodeにF1APメッセージ、即ち、UEコンテキスト確立要求(UE context setup request)を送信する。
方法1では、Migrating nodeはUEにC-RNTIを割り当て、C-RNTIをUE context setup responseによりDonor CU 2に送信できる。
方法1では、UE contxt setup requestはUEのDRBについてのF1-U設定を含み、F1-Uはdonor CU1側に設定でき、このときに、UEのDRBはDonor CU 1のUL TNL addressを使用し、また、donor DU 2側に設定しても良く、このときに、UEのDRBはDonor CU 2のUL TNL addressを使用し、その後、migrating nodeはUEのF1-UをDonor CU 1からDonor CU 2にトランスファーする。
方法2:Donor CU2はNew F1-Cによりmigrating nodeにF1APメッセージ、即ち、UEコンテキスト変更(UE context modification)を送信する。
方法2では、UE context modificationにはUEのOld F1-Cにおけるコンテキスト標識がキャリーされ、migrating nodeはUEのコンテキスト標識に基づいてOld F1-Cの下でのUEコンテキストを取得し、そして、それを利用してNew F1-Cにおいて新UEコンテキストを生成できる。
方法2では、migrating nodeがdonor 2の下に切り替えられるときにサービングセル標識を変える必要があるため、UE context modificationメッセージにはUEのサービングセル標識が設定されても良く、migrating nodeは該サービングセル標識で元のUEコンテキストにおけるサービングセル標識を置換できる。
方法2では、UEが新サービングセルに移行するときにC-RNTIが変更される可能があるので、Migrating nodeはUEに新C-RNTIを割り当て、新C-RNTIで元のC-RNTIを置き換えることができる。Migrating nodeは新C-RNTIをUE context setup responseによりDonor CU2に送信できる。このようにして、元のUEコンテキストを使用して新しいコンテキストを構築することで、シグナリングオーバーベッドを節約できる。
方法2では、UE contxt modificationにおいてF1-U設定を変更でき、変更後のF1-Uは依然としてdonor CU1側にあっても良く、このときに、UEのDRBはDonor CU 1のUL TNL addressを使用し、また、F1-UをDonor CU 1からdonor DU 2側に切り替えても良く、このときに、UEのDRBはDonor CU 2のUL TNL addressを使用し、その後、migrating nodeはUEのDRBデータをDonor CU 2に送信する。
1405でUEのF1-UがDonor CU 1からDonor CU 2に切り替えられる場合、旧径路及びDonor CU 2によりF1-Uフローを伝送する必要がある(即ち、伝送径路はmigrating node→IAB-node 1→Donor DU 1→Donor CU 2である)。
方法3:Donor CU 2はmigrating nodeとnew F1-Cを確定するときにF1確立レスポンスメッセージ(F1 Setup Response)を送信することで新しいUEコンテキストを確立する。
方法3では、F1 Setup Responseには複数のUEのold F1-Cにおけるコンテキスト標識がキャリーされても良く、migrating nodeはUEのコンテキスト標識に基づいてold F1-Cの下でのUEコンテキストを取得し、そして、それを利用してnew F1-Cにおいて新UEコンテキストを生成できる。F1 Setup Responseにはさらに複数のUEのサービングセル標識が含まれても良く、migrating nodeは該セル標識で元のUEコンテキストにおけるサービングセル標識を置換できる。このようにして、F1確立時にUEの元のコンテキストを利用して新しいコンテキストを生成することで、単独で各UEコンテキストを確立するプロセスを省き、シグナリングオーバーベッド及びシグナリング時間遅延を節約できる。
1406:コンテキストが確立されたUEをDonor 2に移行し、Donor CU 1はOld F1-CによりUEにRRC再設定メッセージを送信する。
そのうち、操作1406は操作1401の後に直ぐに実行されても良い、本発明はこれに限定されない。UEのRRC再設定メッセージの送信径路はDonor CU 1→Donor DU 1→IAB-node 1→migrating nodeである。
操作1406では、UEはNew F1-CによりRRC再設定完了メッセージをDonor CU 2に送信でき、New F1-Cがmigrating nodeとDonor CU 2との間にあり、New F1-CフローはDonor 1の下でのDonor DU 1及びIAB-node 1を介して転送され、即ち、伝送径路はmigrating node→IAB-node 1→Donor DU 1→Donor CU 2である。
1407:Donor CU 2はUEのRRC再設定完了メッセージを受信した後に、UEに対してのコアネットワーク径路切り替えを開始する。
1408:Donor CU 1はmigrating nodeに、切り替え要求レスポンスにキャリーされる、migrating nodeについてのRRCReconfigurationメッセージを送信し、それはMigrating nodeをDonor 2に切り替えるために用いられ、IAB-node 2の下での目標セル及びキー更新情報を含む。
そのうち、接続がdonor 2の下に変わったので、該メッセージにはさらに、donor 2がmigrating nodeに割り当てるBAP addressが含まれ、バックホールリンクがIAB-node 2の下に変わったので、該メッセージにはさらに、migrating nodeからIAB-node 2へのBH RLCチャネル設定、及びF1-C及び非F1フローのためのBAPルーティング(デフォルトルーティング)及び新BH RLCチャネル(デフォルトBH RLCチャネル)が含まれる。
そのうち、migrating nodeのF1接続のアクセスアンカーポイントがIAB-node 1からIAB-node 2に変わったので、元のF1フローをDonor 2の下でのDonor DU 2及びIAB-node 2を介して転送する必要があり、即ち、伝送が旧径路から新径路(即ち、migrating node→IAB-node 2→Donor DU 2)に変わり、migrating nodeに対してDonor DU 2に適応するサブネットワークアドレスを設定する必要がある。よって、Donor CU 2はmigrating nodeのためにF1のTNLアドレスを更新する必要がある。New F1-Cは新径路に変わり、new F1-CのTNL addressを更新する必要がある。また、このときにUEが既に切り替えを完了したので、Old F1-Cは新径路に変わる必要がない。
そのうち、F1-Uも旧径路から新径路(即、migrating node→IAB-node 2→Donor DU 2→Donor CU 1又はDonor CU2)に変わる。F1-U伝送の中断時間を最小化するために、該メッセージにはさらに、F1-U接続のTNL addressが含まれても良く、これによって、migrating nodeはF1-Uフローを直ぐに新径路の伝送にトランスファーできる。これに加えて、さらにF1-U接続のためのBAPルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係を再設定でき、例えば、具体的に言えば、該メッセージには各UEのRLCチャネルが使用するBAPルーティングが設定され、及びUE ID、UEのRLCチャネル及びmigrating nodeのバックホールRLCチャネルの対応関係が設定される。
1409:Donor CU 2はmigrating nodeのRRC再設定完了メッセージを受信した後に、migrating nodeについてのコアネットワーク径路切り替えを開始する。
1410:migrating nodeのNew F1-C、Old F1-C及びF1-Uのフローがすべて新径路を介して伝送される必要があるので、Donor CU 2はmigrating nodeのRRC再設定完了メッセージを受信した後に、新径路上のノードについてBH RLCチャネル、BAP層ルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係を設定する。
そのうち、操作1410は操作1401の後に直ぐに実行されても良いが、本発明はこれに限定されない。
1411:New F1-Cは更新後のTNL addressを用いて、New F1-Cを新径路にトランスファーする。また、F1-Uは更新後のTNL addressを用いてF1-Uを新径路にトランスファーしても良い。
上述の実施例から分かるように、第二Donor装置は移行IABノードの切り替えの前にRRCメッセージにより第二F1-C接続のTNLアドレスを設定し、移行IABノードが第二F1-C接続を確立するようにさせることで、UEを第二Donor装置に移行し、donorの間のロードバランシングを実現でき、また、移行IABノードの切り替えのときにRRCメッセージにより第二F1-C接続のTNLアドレスを設定し、第二F1-C接続TNLアドレスの更新を指示することで、第二F1-Cフローが第二DonorのDUを介して転送され得るようにさせ、第二F1-Cフローの伝送径路を最適化できる。また、第二F1-C接続においてUEコンテキストを確立するときに、移行ノードは第一F1-C接続においてUEの第一コンテキスト標識を使用して該UEの第一コンテキストを取得し、そして、該第一コンテキストを再利用してUEの第二コンテキストを確立するだけで良く、既存のUEコンテキスト確立メッセージを使用する必要がないため、UEコンテキスト確立におけるシグナリングオーバーベッド及び時間遅延を低減し、シグナリング効率を向上させることができる。
幾つかの実施例において、移行IABノードは第一Donor装置との接続を維持しながら第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させ、そのうち、移行ノードは第二Donor装置の下でのDUとして作動する必要がなく、即ち、移行IABノードがサービングするUEは第二Donor装置に移行する必要がなく、移行IABノードは第二F1-Cを確立する必要がない。第二Donor装置は移行IABノードのために第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させる。
例えば、第二Donor装置は第一Donor装置に、移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、第一Donor装置は移行IABノードに該第一RRC再設定メッセージを転送できる。該第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含む。これにより、移行IABノードは第一F1-C接続のために第二TNLアドレスを増加させることができる。
上述の実施例における方法により、第二Donor装置はRRCメッセージによって第一F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、第一F1-C接続のTNLアドレスの増加を指示し、これによって、第一F1-Cフローが同時に第一Donor及び第二DonorのDUを介して転送され得るようにさせ、第一F1-Cフロー転送の柔軟性を向上させることができる。
上述の実施例では、前記第一RRC再設定メッセージはさらに次のものを含んでも良く、即ち、移行IABノードに割り当てるBAPアドレス;及び/又は、移行IABノードのセカンダリセル組についてのバックホールRLCチャネル設定;及び/又は、第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;及び/又は、移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス(これによって、F1-Uフローは同時に第一Donor及び第二DonorのDUを介して転送できる);及び/又は、移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
上述の実施例では、第一Donor装置は第二Donor装置送信の移行IABノードの第一F1-C接続の第二TNLアドレスを受信し、移行IABノードの第一F1-C接続のために該第二TNLアドレスを増加させることで、第一Donor装置側で第一F1-Cをリダイレクションし、第一F1-Cフローの伝送径路を増加させることができる。
上述の実施例では、第一Donor装置はさらに、第二Donor装置送信の移行IABノードのF1-U接続の第六TNLアドレスを受信し、移行IABノードのF1-U接続のために該第六TNLアドレスを増加させることができる。例えば、第一Donor装置は第一TNLアドレスを使用して又は第二TNLアドレスを使用して第一F1-C接続により移行IABノードに第二メッセージを送信でき、該第二メッセージはF1-U接続のための第六TNLアドレス、及び/又は、F1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識を含み得る。これにより、移行IABノードはそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新することで、F1-Uフローが同時に第一Donor及び第二DonorのDUを介して転送され得るようにさせ、F1-Uフローの伝送径路を最適化できる。
図15は上述の実施例における適用シナリオの例示図であり、図16は上述の実施例における情報インタラクションを示す図である。以下、図15及び図16を用いて上述の実施例を説明する。
図15に示すように、migrating nodeがDonor 1からDonor 2の下に移動するときに、1つの新しい伝送径路を増加させることで、Donor 1及びDonor 2とデュアル接続(Dual-connection)を維持し、即ち、Donor 2とSCG接続を確立し、Donor 1との接続がMCG接続に変わる。図15及び図16の例では、移行IABノードはDonor 2とF1-Cを確立せず、かつF1-C 2は1つの新しい伝送径路が増加する(又は、新しい伝送径路に更新される)。一部のUEのF1APメッセージが旧径路により伝送され、一部のUEのF1APメッセージが新径路の伝送に更新される。
図16に示すように、該情報インタラクションフローは以下の手順を含む。
1601:Migrating nodeがDonor CU 1に測定報告を送信し、Donor CU 1は測定報告に基づいて、Donor CU 2に対してSecondary node増加要求を開始すると確定し、Donor CU 1はDonor CU 2にmigrating node及びそのサービングするUEのコンテキストを送信でき、Donor CU 2はIAB-node 2でMigrating nodeのためにコンテキストを確立し、その後、Donor CU 1にSecondary node増加要求レスポンスを送信し、該レスポンスにはRRCReconfigurationメッセージがキャリーされる。
1602:Donor CU 1はSecondary node増加要求レスポンスを受信した後に、migrating nodeに、該レスポンスにキャリーされる、migrating nodeについてのRRCReconfigurationメッセージを送信する。
そのうち、Donor 2へのSCG接続が増加するので、該メッセージにはdonor 2がmigrating nodeに割り当てるBAP addressが含まれる。F1-Cフローが新径路を介して伝送される方式は2つある。
方式1:シグナリング無線ベアラSRBによりF1-Cフローを伝送し;及び
方式2:BH RLCチャネルによりF1-Cフローを伝送する。
方式1の場合、バックホールリンク設定を増加させる必要がなく、方式2の場合、migrating nodeからIAB-node 2へのバックホールリンクを増加させる必要があるので、メッセージはさらに、migrating nodeからIAB-node 2へのBH RLCチャネル設定を含み、また、新しい伝送径路(即ち、migrating node→IAB-node 2→Donor DU →Donor CU1)を増加させる必要がある。よって、該メッセージにはさらに、F1-C及び非F1フローのためのBAPルーティング及びBH RLCチャネル設定が増加する(又は更新される)。
また、IAB-node 2をF1接続のアクセスアンカーポイントとして増加させる(又はアクセスアンカーポイントをIAB-node 2に切り替える)ため、F1フローがDonor 2の下でのDonor DU 2及びIAB-node 2を介して転送され、migrating nodeに対してDonor DU 2に適応するサブネットワークアドレスを設定する必要がある。よって、Donor CU 2はmigrating nodeのためにF1-CのTNLアドレスを増加させ、F1-Cフローの伝送径路を増加させる必要がある。そのうち、UEのF1APシグナリングはOld F1-CによりDonor CU 1に送信され、F1-Cに伝送径路が増加した後に、一部のUEのシグナリングが旧径路により送信され、一部のUEのシグナリングが新径路により送信され得る。
また、一部のUE又はすべてのUEのF1-Uは旧径路から新径路(migrating node→IAB-node 2→Donor DU 2→Donor CU 1又はDonor CU2)にトランスファーできる。シグナリング伝送時間遅延を減少させ、F1-U伝送の中断時間を最小化するために、該RRCメッセージはさらにF1-U接続のTNL addressを含んでも良く、これによって、migrating nodeはF1-Uフローを直ぐに新径路の伝送にトランスファーできる。これに加えて、さらにF1-U接続のためのBAPルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係を設定でき、例えば、具体的に言えば、メッセージには各UEのRLCチャネルが使用するBAPルーティングが設定され、及びUE ID、UEのRLCチャネル及びmigrating nodeのバックホールRLCチャネルの対応関係が設定される。
1603:Migrating nodeはDonor CU 1にRRC再設定完了メッセージを送信し、Donor CU 1はDonor CU 2にSecondary node再設定完了メッセージを送信する。
1604:Donor CU 2はSecondary node再設定完了メッセージ及びmigrating nodeのランダムアクセスメッセージを受信した後に、migrating nodeについてのコアネットワーク径路更新を開始する。
1605:migrating nodeのF1-C及びF1-Uのフローがすべて新径路を介して伝送される必要があるため、Donor CU 2はSecondary node再設定完了メッセージ及びmigrating nodeのランダムアクセスプロセス完了メッセージを受信した後に、新径路上のノードに対してBH RLCチャネル設定、BAP層ルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係設定を更新する。
そのうち、操作1605は操作1601の後に直ぐに実行されても良いが、本発明はこれに限定されない。
1606:F1-C接続のためにTNL addressを増加させ、F1-Cの一部のUEシグナリング又は全部のUEシグナリングを新径路にトランスファーする。
例えば、migrating nodeからIAB-node 2へのシグナリング無線ベアラSRBによりF1-Cフローを伝送し、又は、migrating nodeからIAB-node 2へのBH RLCチャネルによりF1-Cフローを伝送する。
1607:1602でF1-U接続のTNL設定が含まれる場合、F1-U接続にTNL addressが増加すると見なし、F1-U接続の一部のUEの DRBを新径路にトランスファーする。
上述の実施例における方法により、第二Donor装置はRRCメッセージによって第一F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、第一F1-C接続のTNLアドレスの増加を指示し、これによって、第一F1-Cフローが同時に第一Donor及び第二DonorのDUを介して転送され得るようにさせ、第一F1-Cフロー転送の柔軟性を向上させることができる。
幾つかの実施例において、移行IABノードは第一Donor装置との接続を維持しながら第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させ、移行IABノードは第二Donor装置とのエアインターフェース接続が増加した後に第二F1-Cを確立する。第二Donor装置は移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレス又は第三TNLアドレスを設定し、又は、第二Donor装置は移行IABノードのために、第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させる。
例えば、第二Donor装置は第一Donor装置に移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、第一Donor装置は移行IABノードに該第一RRC再設定メッセージを転送できる。
該第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレス又は第三TNLアドレスを含み、これによって、移行IABノードは該第四TNLアドレス又は該第三TNLアドレスを使用して第二Donor装置のCUと第二F1-C接続を確立でき、あるいは、該第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、これによって、移行IABノードは第一F1-Cのために第二TNLアドレスを増加させることができる。
上述の実施例における方法により、第二Donor装置はRRCメッセージによって第一F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、第一F1-C接続TNLアドレスの更新を指示し、これによって、第一F1-Cフローが第二DonorのDUを介して転送されるようにさせ、第一F1-Cフローの伝送径路を最適化でき、あるいは、第二Donor装置はRRCメッセージにより第二F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、移行IABノードは第二Donor装置とのエアインターフェース接続が増加した後に直ぐに第二F1-C接続を確立し、これによって、UEに対しての移行を実現できる。
上述の実施例では、第一RRC再設定メッセージはさらに次のものを含んでも良く、即ち、移行IABノードに割り当てるBAPアドレス;及び/又は、移行IABノードのセカンダリセル組についてのバックホールRLCチャネル設定;第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス(これによって、F1-Uフローは同時に第一Donor及び第二DonorのDUを介して転送され得る);移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
上述の実施例では、上述の第一RRC再設定メッセージに上述の第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれず、即ち、移行IABノードが第二Donor装置とのエアインターフェース接続の増加時に第二F1-C接続を確立することを指示しない場合、移行IABノードは第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させた後に、該第二Donor装置はさらに移行IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信でき、該第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む。これにより、移行IABノードは該第三RRC再設定メッセージを受信した後に、上述の第四TNLアドレスを使用して第二Donor装置のCUと第二F1-C接続を確立できる。
上述の実施例では、第二Donor装置は移行IABノードと第二F1-C接続を確立した後に、移行IABノードがサービングするUEを第二Donorに移行するために、該第二Donor装置のCUは上述の第三TNLアドレス又は上述の第四TNLアドレスを使用して該第二F1-C接続により移行IABノードに第一メッセージを送信しても良く、これにより、移行IABノードは該第一メッセージに基づいてそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立できる。
1つの例として、上述の第一メッセージは該UEの第一コンテキスト標識を含み、これによって、移行IABノードは該第一コンテキスト標識に基づいて上述のUEの第一コンテキストを取得し、そして、該第一コンテキストを再利用して該UEの第二コンテキストを確立でき、該第一メッセージはF1確立レスポンス又はUEコンテキスト変更要求メッセージであっても良い。
もう1つの例として、上述の第一メッセージはさらに該UEのサービングセル設定情報を含み、これによって、移行IABノードは上述のUEのサービングセル設定を更新できる。
上述の実施例における方法により、移行ノードは第一コンテキスト標識に基づいて該UEの第一コンテキストを取得し、そして、該第一コンテキストを再利用してUEの第二コンテキストを確立するだけで良く、既存のUEコンテキスト確立フローによる必要がないので、UEコンテキスト確立におけるシグナリングオーバーベッド及び時間遅延を低減し、シグナリング効率を向上させることができる。
上述の実施例では、UEを移行するときに、第二Donor装置はさらに第一Donor装置に、移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを送信しても良く、これによって、第一Donor装置は上述の第一TNLアドレス又は上述の第二TNLアドレスを使用して第一F1-C接続により該第二RRC再設定メッセージを移行IABノードに転送できる。これにより、該移行IABノードは該第二RRC再設定メッセージを受信した後に、該第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信できる。
また、該移行IABノードはさらに、そのサービングするUE送信の第二RRC再設定完了メッセージを受信し、そして、第三TNLアドレス又は第四TNLアドレスを使用して第二F1-C接続により該第二RRC再設定完了メッセージを第二Donor装置に送信しても良い。
これにより、第二Donor装置はさらに、該移行IABノードが上述の第三TNLアドレスを使用して第二F1-C接続を介して送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信でき、あるいは、該移行IABノードが上述の第四TNLアドレスを使用して第二F1-C接続を介して送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信できる。
上述の実施例では、1つの例として、第一Donor装置が第三TNLアドレスを割り当てるから、第一Donor装置はさらに第二Donor装置に移行IABノードの第二F1-C接続のための第三TNLアドレスを送信しても良い。これにより、第二Donor装置は移行IABノードと第二F1-C接続を確立できる。
上述の実施例では、もう1つの例として、第一Donor装置は第二Donor装置に移行IABノードの第二F1-C接続のための第三TNLアドレスを送信し、第二Donor装置送信の移行IABノードの第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを受信し、また、移行IABノードの第一F1-C接続のために該第二TNLアドレスを増加させることができる。これにより、第二Donor装置は移行IABノードと第二F1-C接続を確立し、また、第一Donor装置側で第一F1-Cフローの伝送径路を増加させることで、第一F1-Cフローの伝送をより柔軟にすることができる。
上述の実施例では、第一Donor装置はさらに第二Donor装置送信の移行IABノードのF1-U接続の第六TNLアドレスを受信し、また、移行IABノードのF1-U接続のために第六TNLアドレスを増加させる。例えば、第一Donor装置は第一TNLアドレスを使用して又は第二TNLアドレスを使用して第一F1-C接続により移行IABノードに第二メッセージを送信でき、該第二メッセージはF1-U接続のための第六TNLアドレス;及び/又は、F1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識を含み得る。これにより、移行IABノードはそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに変更することで、第一Donor装置側でF1-Uフローの伝送径路を増加させ、F1-Uフローの伝送をより柔軟にすることができる。
上述の実施例では、移行IABノードが第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させるときに第二Donorが第二F1-C接続の確立を指示しない場合、移行IABノードが第二Donorとのエアインターフェース接続を増加させてからの所定期間の後に、第一Donor装置はさらに、移行IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信でき、該第三RRC再設定メッセージは上述の第三TNLアドレスを含む。移行IABノードは該第三RRC再設定メッセージを受信した後、前記第二Donor装置のCUと第二F1-C接続を確立できる。
図17a及び図17bは上述の実施例における適用シナリオの例示図であり、図18は上述の実施例における情報インタラクションを示す図である。以下、図17a、図17b及び図18をベースに上述の実施例について説明する。
図17a及び図17bに示すように、migrating nodeがDonor 1からDonor 2の下に移動するときに、1つの新しい伝送径路が増加し、Donor 1及びDonor 2とデュアル接続(Dual-connection)を維持し、即ち、Donor 2とSCG接続を確立し、Donor 1の接続がMCG接続に変わる。図17a、図17b及び図18の例では、Migrating nodeは新しい伝送径路又は旧径路を介してDonor 2とNew F1-Cを確立する。Old F1-Cは1つの新しい伝送径路が増加しても良い。migrating nodeは先にdonor 2とSCG接続を確立し、そして、New F1-Cを確立する。UEの切り替え完了メッセージがNew F1-Cによりdonor 2に送信される必要があるので、UEはmigrating nodeがdonor 2とSCG接続を確立した後にのみdonor 2に移行できる。
図18に示すように、該情報インタラクションフローは次の手順を含む。
1801:Migrating nodeはDonor CU 1に測定報告を送信し、Donor CU 1は測定報告に基づいて、Donor CU 2に対してSecondary node増加要求を開始すると確定し、Donor CU 1はDonor CU 2にmigrating node及びそのサービングするUEのコンテキストを送信でき、Donor CU 2はIAB-node 2でMigrating nodeのためにコンテキストを確立し、その後、Donor CU 1にSecondary node増加要求レスポンスを送信でき、該レスポンスにはRRCReconfigurationメッセージがキャリーされる。
1802:Donor CU 1はSecondary node増加要求レスポンスを受信した後に、migrating nodeに、レスポンスにおいてキャリーされる、migrating nodeについてのRRCReconfigurationメッセージを送信する。
そのうち、Donor 2へのSCG接続が増加するので、該メッセージにはdonor 2がmigrating nodeに割り当てるBAP addressが含まれる。新F1-C(New F1-C)は新しい伝送径路により確立でき(即ち、migrating node→IAB-node 2→Donor DU 2)、また、migrating nodeからIAB-node 2へのバックホールリンクを増加させる必要があるので、メッセージにはさらにmigrating nodeからIAB-node 2へのBH RLCチャネル設定が含まれ、また、新しい伝送径路(即ち、migrating node→IAB-node 2→Donor DU 2→Donor CU1)を増加させる必要があるので、該メッセージにはさらにF1-C及び非F1フローのためのBAPルーティング及びBH RLCチャネル設定が増加する(又は更新される)。Old F1-Cが新径路により伝送される場合、2つの伝送方式がある。
方式1:シグナリング無線ベアラSRBによりF1-Cフローを伝送し;及び
方式2:BH RLCチャネルによりF1-Cフローを伝送する。
また、IAB-node 2をOld F1接続のアクセスアンカーポイントとして増加させる場合、Old F1フローがDonor 2の下でのDonor DU 2及びIAB-node 2を介して転送され、Donor 2はmigrating nodeに対してDonor DU 2に適応するサブネットワークアドレスを設定する。よって、Donor CU 2はmigrating nodeのためにOld F1-CのTNLアドレスを増加させる。UEのF1APシグナリングがOld F1-Cにより送信され、Old F1-Cに伝送径路が増加した後に、一部のUEのシグナリングが旧径路により送信され、一部のUEのシグナリングが新径路により送信される。
また、一部のUE又はすべてのUEのF1-Uも旧径路から新径路(即ち、migrating node→IAB-node 2→Donor DU 2→Donor CU 1又はDonor CU2)に変わる。シグナリング伝送時間遅延を減少させ、F1-U伝送の中断時間を最小化するために、該RRCメッセージにはさらにF1-U接続のTNL addressが含まれても良く、これによって、migrating nodeはF1-Uフローを直ぐに新径路の伝送にトランスファーできる。これに加えて、さらにF1-U接続のためのBAPルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係を設定しても良く、例えば、具体的に言えば、メッセージには各UEのRLCチャネルが使用するBAPルーティングが設定され、及びUE ID、UEのRLCチャネル及びmigrating nodeのバックホールRLCチャネルの対応関係が設定される。
また、新F1-Cの確立について2つのケースがある。
ケース1:新F1-Cはmigrating nodeがDonor 2にアクセスした後に直ぐに確立される。この場合、上述のRRC再設定メッセージにはさらに同時にnew F1-CのTNL addressが含まれ、これによって、new F1-Cの確立を指示する。
ケース2:migrating nodeがDonor 2にアクセスした後に直ぐにUEを移行しないので、New F1-Cはmigrating nodeのアクセスが完了してからの所定期間の後に確立される。この場合、後続のRRC再設定メッセージにはNew F1-CのTNL addressが含まれても良く、図18の操作1807の後のRRC再設定プロセスを参照する。
1803:Migrating nodeはDonor CU 1にRRC再設定完了メッセージを送信し、Donor CU 1はDonor CU 2にSecondary node再設定完了メッセージを送信する。
1804:Donor CU 2はSecondary nodeの再設定完了メッセージ及びmigrating nodeのランダムアクセスプロセス完了メッセージを受信した後に、migrating nodeについてのコアネットワーク径路更新を開始する。
1805:migrating nodeのNew F1-C、Old F1-C及びF1-Uのフローがすべて新径路を介して伝送される必要があるので、Donor CU 2はSecondary nodeの再設定完了メッセージ及びmigrating nodeのランダムアクセスプロセス完了メッセージを受信した後に、新径路上のノードについてBH RLCチャネル設定、BAP層ルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係設定を更新する。
そのうち、操作1805は操作1801の後に直ぐに実行されても良いが、本発明はこれに限定されない。
1806:Old F1-Cが同時に旧径路及び新径路を介して伝送される場合、Old F1-CはTNL addressが増加し、Old F1-Cにおける一部のUEシグナリング又は全部のUEシグナリングは新径路にトランスファーされる。
例えば、migrating nodeからIAB-node 2へのシグナリング無線ベアラSRBによりOld F1-Cを伝送し、又は、migrating nodeからIAB-node 2へのBH RLCチャネルによりOld F1-Cを伝送する。
1807:操作1802でF1-U接続のTNL設定が含まれる場合、F1-U接続はTNL addressが増加し、F1-U接続の一部のUEのDRBを新径路にトランスファーする。
1808:Migrating nodeはNew F1-Cの確立を指示するTNL addressを使用してdonor CU 2とNew F1-Cを確立する。
1809:操作1802でRRC再設定メッセージにF1-Uの設定情報が含まれない場合、Donor CU 1はOld F1-Cによりmigrating nodeにF1APメッセージ、即ち、UEコンテキスト変更(UE context modification)を送信する。該メッセージによりF1-U接続のTNL addressを増加させることで、F1-U接続は新径路が増加し、さらに該メッセージによりF1-U接続のBAPルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係を変更でき、例えば、具体的に言えば、各UEのRLCチャネルが使用するBAPルーティングを設定し、及びUE ID、UEのRLCチャネル及びmigrating nodeのバックホールRLCチャネルの対応関係を設定する。
そのうち、操作1809は操作1805の後直ぐに実行されても良いが、本発明はこれに限定されない。
1810:UEをdonor 2に移行するために、migrating nodeのNew F1-CにおいてUEのコンテキストを確立し、このようにして、UEはOld F1-C及びNew F1-Cにおいてそれぞれワンセットのコンテキストがあり、即ち、UEについて、migrating nodeとdonor CU 1及びdonor CU 2との間にそれぞれ1つのF1APシグナリング接続がある。donor CU 1とのF1APシグナリング接続はUEにRRC再設定メッセージを送信するために用いられ、donor CU2とのF1APシグナリング接続はUEのRRC再設定完了メッセージを受信するために用いられる。
そのうち、migrating nodeの新F1-CにおいてUEのコンテキストを確立する方法は3つある。
方法1:Donor CU 2はNew F1-Cを介してmigrating nodeにF1APメッセージ、即ち、UE context setup requestを送信することで新しいUEコンテキストを確立する。Migrating nodeはUEにC-RNTIを割り当て、C-RNTIをUE context setup responseによりDonor CU2に送信する。
方法1では、UE contxt setupはUEのDRBについてのF1-U設定を含み、F1-Uはdonor CU1側に設定されても良く、このときに、UEのDRBはDonor CU 1のUL TNL addressを使用し、また、donor DU 2側に設定されても良く、このときに、UEのDRBはDonor CU 2のUL TNL addressを使用し、その後、migrating nodeはUEのF1-UをDonor CU 1からDonor CU 2に切り替える。
方法2:Donor CU2はNew F1-Cによりmigrating nodeにF1APメッセージ、即ち、UEコンテキスト変更(UE context modification)を送信することで、新しいUEコンテキストを確立する。
方法2では、UE context modificationにUEのOld F1-Cにおけるコンテキスト標識がキャリーされ、migrating nodeはUEのコンテキスト標識に基づいてOld F1-CにおけるUEコンテキストを取得し、そして、それを利用してNew F1-Cにおいて新UEコンテキストを生成する。
方法2では、migrating nodeがdonor 2の下に切り替えられるときにサービングセル標識を変更する必要があり、UE context modificationはUEのサービングセル標識を再設定でき、migrating nodeは該セル標識で元の原UEコンテキストにおけるサービングセル標識を置換できる。
方法2では、UEがサービングセルを変更するときにC-RNTIを変更する可能性があるので、Migrating nodeはUEに新C-RNTIを割り当て、また、新C-RNTIで元の原C-RNTIを置き換える。Migrating nodeは新C-RNTIをUE context setup responseによりDonor CU2に送信する。このようにして、元のUEコンテキストを利用して新しいコンテキストを構築することで、シグナリングオーバーベッドを節約できる。
方法2では、UE contxt modificationにF1-U設定を変更でき、変更後のF1-Uは依然としてdonor CU1側にあり、このときに、UEのDRBはDonor CU 1のUL TNL addressを使用し、又は、F1-UをDonor CU 1からdonor DU 2側に切り替えても良く、このときに、UEのDRBはDonor CU 2のUL TNL addressを使用し、その後、migrating nodeはUEのDRBデータをDonor CU 2に送信できる。
方法3:Donor CU2はmigrating nodeとnew F1-Cを確立するときにF1確立レスポンスメッセージ(F1 Setup Response)を送信することでUEの新コンテキストを確立する。
方法3では、F1 Setup Responseに複数のUEのold F1-Cにおけるコンテキスト標識がキャリーされても良く、migrating nodeはUEのコンテキスト標識に基づいてold F1-Cの下でのUEコンテキストを取得し、そして、それを利用してnew F1-CにおいてUEの新コンテキストを構築できる。F1 Setup Responseにはさらに、複数のUEのサービングセル標識が含まれても良く、migrating nodeは該セル標識で元のUEコンテキストにおけるサービングセル標識を置換する。このようにして、F1確立時にUEの元のコンテキストを利用して新しいコンテキストを生成することで、単独で各UEのためにコンテキストを確立するプロセスを省き、シグナリングオーバーベッド及びシグナリング時間遅延を節約できる。
1811:コンテキストが確立されたUEをDonor 2に移行し、Old F1-CによりUEにRRC再設定メッセージを送信する。
そのうち、操作1811は操作1801の後に直ぐに実行されても良いが、本発明はこれに限定されない。
1811では、Old F1-Cフローは旧径路を介して転送することができ、また、新径路を介して転送することもでき、例えば、UEのRRC再設定メッセージの送信径路はDonor CU 2→Donor CU 1→Donor DU 2→IAB-node 2→migrating nodeである。
1811では、移行後UEのRRC再設定完了メッセージはNew F1-Cの旧径路又は新径路によりDonor CU 2に転送され、例えば、migrating node→IAB-node 2→Donor DU 2→Donor CU 2である。
1812:Donor CU 2はUEのRRC再設定完了メッセージを受信した後に、UEについてのコアネットワーク径路切り替えを開始する。
上述の実施例における方法により、第二Donor装置はRRCメッセージによって第一F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、第一F1-C接続のTNLアドレスの増加を指示し、第一F1-Cフローが同時に第一Donor及び第二DonorのDUを介して転送され得るようにさせ、第一F1-Cフロー伝送の柔軟性を向上させることができる、又は、第二Donor装置はRRCメッセージにより第二F1-C接続のTNLアドレスを設定し、移行IABノードが第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させた後に直ぐに第二F1-C接続を確立するようにさせることで、UEに対しての移行を実現できる。また、第二F1-C接続においてUEコンテキストを確立するときに、移行ノードは第一F1-C接続においてUEの第一コンテキスト標識を使用して該UEの第一コンテキストを取得し、そして、該第一コンテキストを再利用してUEの第二コンテキストを確立するだけで良く、既存のUEコンテキスト確立メッセージを使用する必要がないため、UEコンテキスト確立におけるシグナリングオーバーベッド及び時間遅延を低減し、シグナリング効率を向上させることができる。
幾つかの実施例において、移行IABノードは第一Donor装置とのエアインターフェース接続を維持しながら、第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させ、移行ノードは第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる前に第二F1-C接続を確立する。第二Donor装置は移行IABノードのために第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを増加させ、又は、移行IABノードのために第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを増加させ、及び移行IABノードのために第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させる。
例えば、第二Donor装置は第一Donor装置に移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、第一Donor装置は移行IABノードに該第一RRC再設定メッセージを転送できる。
該第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、これによって、移行IABノードは第二F1-C接続のために第四TNLアドレスを増加させることができ、又は、該第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報、第二F1-C接続のための第四TNLアドレス及び第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、これによって、移行IABノードは第二F1-C接続のために第四TNLアドレスを増加させ、また、第一F1-C接続のために第二TNLアドレスを増加させることができる。
上述の実施例における方法により、第二Donor装置はRRCメッセージによって第二F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、第二F1-C接続のTNLアドレスの増加を指示し、第二F1-Cフローが同時に第一Donor及び第二DonorのDUを介して転送され得るようにさせ、第二F1-Cフローの転送の柔軟性を向上させることができ、また、第二Donor装置はさらにRRCメッセージにより第一F1-C接続のTNLアドレスを設定し、第一F1-C接続TNLアドレスの増加を指示することで、第一F1-Cフローが同時に第一Donor及び第二DonorのDUを介して転送され得るようにさせ、第二F1-Cフローの転送の柔軟性を向上させることができる。
上述の実施例では、第一RRC再設定メッセージはさらに次のものを含んでも良く、即ち、移行IABノードに割り当てるBAPアドレス;及び/又は、移行IABノードのセカンダリセル組についてのバックホールRLCチャネル設定;第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス(これによって、F1-Uフローは同時に第一Donor及び第二DonorのDUを介して転送され得る);移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
上述の実施例では、第二Donor装置は第一Donor装置に移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信する前に、第二Donor装置のCUはさらに、上述の第三TNLアドレス又は上述の第四TNLアドレスを使用して第二F1-C接続により移行IABノードのDUに第一メッセージを送信しても良く、これによって、前記移行IABノードは該第一メッセージに基づいてそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立できる。
1つの例として、該第一メッセージはUEの第一コンテキスト標識を含み、これによって、移行IABノードは該第一コンテキスト標識に基づいて該UEの第一コンテキストを取得し、そして、該第一コンテキストを再利用してUEの第二コンテキストを確立できる。該第一メッセージはF1確立レスポンス又はUEコンテキスト変更要求メッセージであっても良い。
もう1つの例として、該第一メッセージはさらにUEのサービングセル設定情報を含み、これによって、移行IABノードは上述のUEのサービングセル設定を更新できる。
上述の実施例では、移行IABノードは上述の第一RRC再設定メッセージを受信する前に、第一Donor装置はさらに該移行IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信し、該第三RRC再設定メッセージには第二F1-C接続のための第三TNLアドレスが含まれる。これにより、該移行IABノードは該第三RRC再設定メッセージを受信した後に、該第三TNLアドレスを使用して第二Donor装置のCUと第二F1-C接続を確立できるため、UEに対しての移行を実現できる。
上述の実施例では、UEを移行するときに、第二Donor装置はさらに第一Donor装置に、移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを送信しても良く、これによって、該第一Donor装置は第一TNLアドレスを使用して第一F1-C接続により該第二RRC再設定メッセージを移行IABノードに転送できる。これにより、該移行IABノードは該第二RRC再設定メッセージを受信した後に、該第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信できる。
また、該移行IABノードはさらに、そのサービングするUE送信の第二RRC再設定完了メッセージを受信でき、移行ノードがエアインターフェース接続を増加させる前に、移行IABノードがサービングするUEのための第二RRC再設定完了メッセージを送信する場合、第三TNLアドレスを使用して第二F1-C接続により該第二RRC再設定完了メッセージを第二Donor装置に送信し、移行ノードがエアインターフェース接続を増加させた後に、移行IABノードがサービングするUEのための第二RRC再設定完了メッセージを送信する場合、第三TNLアドレス又は第四TNLアドレスを使用して第二F1-C接続により該第二RRC再設定完了メッセージを第二Donor装置に送信する。
これにより、該第二Donor装置はさらに該移行IABノードが上述の第三TNLアドレス又は上述の第四TNLアドレスを使用して第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信できる。
上述の実施例では、1つの例として、第一Donor装置が第三TNLアドレスを割り当てるため、第一Donor装置はさらに第二Donor装置に移行IABノードの第二F1-C接続のための第三TNLアドレスを送信しても良い。これにより、第二Donor装置は移行IABノードと第二F1-C接続を確立できる。
上述の実施例では、もう1つの例として、第一Donor装置は第二Donor装置に移行IABノードの第二F1-C接続のための第三TNLアドレスを送信し、第二Donor装置送信の移行IABノードの第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを受信し、また、移行IABノードの第一F1-C接続のために該第二TNLアドレスを増加させることがある。これにより、第二Donor装置は移行IABノードと第二F1-C接続を確立し、第一Donor装置側で第一F1-Cフローの伝送径路を増加させることで、第一F1-Cフローを転送する柔軟性を向上させることができる。
上述の実施例では、第一Donor装置はさらに第二Donor装置送信の移行IABノードのF1-U接続の第六TNLアドレスを受信し、移行IABノードのF1-U接続のために第六TNLアドレスを増加させることができる。例えば、第一Donor装置は第一TNLアドレスを使用して又は第二TNLアドレスを使用して第一F1-C接続により移行IABノードに第二メッセージを送信でき、該第二メッセージはF1-U接続のための第六TNLアドレス;及び/又は、F1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識を含む。これにより、移行IABノードはそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新し、第一Donor装置側でF1-Uフローの伝送径路を増加させることで、F1-Uフローの転送の柔軟性を向上させることができる。
図19a及び図19bは上述の実施例における適用シナリオの例示図であり、図20は上述の実施例における情報インタラクションを示す図である。以下、図19a、図19b及び図20を参照しながら上述の実施例を説明する。
図19a及び図19bに示すように、migrating nodeがDonor 1からDonor 2の下に移動するときに、1つの新しい伝送径路が増加し、Donor 1及びDonor 2とデュアル接続(Dual-connection)を維持し、即ち、Donor 2とSCG接続を確立し、Donor 1との接続がMCG接続に変わる。図19a、図19b及び図20の例では、Donor 2と元の伝送径路によりNew F1-C接続を確立し、その後、New F1-Cは1つの新しい伝送径路が増加する。Old F1-Cも1つの新しい伝送径路が増加しても良い。New F1-Cが旧径路により確立されるため、UEはmigrating nodeがdonor 2とSCG接続を確立する前に、Donor 2に移行できる。
図20に示すように、該情報インタラクションプロセスは以下の操作を含む。
2001:Migrating nodeはDonor CU 1に測定報告を送信し、Donor CU 1は測定報告に基づいて、Donor CU 2に対してSecondary node増加要求を開始すると確定し、Donor CU 1はDonor CU 2にmigrating node及びそのサービングするUEのコンテキストを送信でき、Donor CU 2はIAB-node 2でMigrating nodeのためにコンテキストを確立し、その後、Donor CU 1にSecondary node増加要求レスポンスを送信し、該レスポンスにはRRCReconfigurationgメッセージがキャリーされる。
2002:Donor CU 1はSecondary node増加要求レスポンスを受信した後に、migrating nodeに、該レスポンスにキャリーされる、migrating nodeについてのRRC再設定メッセージを、New F1-Cを確認するために送信する。RRC再設定メッセージはNew F1-CのためのTNL addressを含み、それはNew F1-Cの確立を指示し、これによって、new F1-Cの確立を指示する。migrating nodeはRRC再設定完了メッセージをDonor CU 1に送信する。
2003:旧径路によりDonor CU 2とNew F1-C(即ち、migrating node→IAB-node 1→Donor DU 1→Donor CU 2)を確立する必要があるので、Donor CU 1はmigrating nodeのRRC再設定完了メッセージを受信した後に、旧径路上のノードについてBH RLCチャネル、BAP層ルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係を設定する。
そのうち、操作2003は操作2001の後に直ぐに実行されても良いが、本発明はこれに限定されない。
2004:Migrating nodeは、New F1-Cの確立を指示するTNL addressを使用してdonor CU 2とNew F1-Cを確立する。
そのうち、New F1-Cが新径路により伝送される方式は2つある。
1)シグナリング無線ベアラSRBによりF1-Cフローを伝送し;及び
2)BH RLCチャネルによりF1-Cフローを伝送する。
2005:UEをdonor 2に移行するために、migrating nodeのNew F1-CにおいてUEのコンテキストを確立し、このようにして、UEは元のF1-C及び新F1-Cにおいてそれぞれワンセットのコンテキストがあり、即ち、UEについて、migrating nodeとdonor CU 1及びdonor CU 2との間にそれぞれ1つのF1APシグナリング接続がある。donor CU 1とのF1APシグナリング接続はUEにRRC再設定メッセージを送信するために用いられ、donor CU2とのF1APシグナリング接続はUEのRRC再設定完了メッセージを受信するために用いられる。
migrating nodeのNew F1-CにおいてUEのコンテキストを確立する方法は3つある。
方法1:Donor CU 2はNew F1-Cによりmigrating nodeにF1APメッセージ、即ち、UEコンテキスト確立要求(UE context setup request)を送信することでUEの新コンテキストを確立する。
方法1では、Migrating nodeはUEのためにC-RNTIを割り当て、C-RNTIをUE context setup responseによりDonor CU2に送信する。
方法1では、UE contxt setup requestはUEのDRBについてのF1-U設定を含み、F1-Uはdonor CU1側に設定されても良く、このときに、UEのDRBはDonor CU 1のUL TNL addressを使用し、又は、donor DU 2側に設定されても良く、このときに、UEのDRBはDonor CU 2のUL TNL addressを使用し、その後、migrating nodeはUEのF1-UをDonor CU 1からDonor CU 2にトランスファーする。
方法2:Donor CU2はNew F1-Cによりmigrating nodeにF1APメッセージ、即ち、UEコンテキスト変更(UE context modification)を送信することで新しいUEコンテキストを確立する。
方法2では、UE context modificationにUEのOld F1-Cにおけるコンテキスト標識がキャリーされ、migrating nodeはUEのコンテキスト標識に基づいてOld F1-Cの下でのUEコンテキストを取得し、それを利用してNew F1-Cにおいて新UEコンテキストを構築する。
方法2では、migrating nodeがdonor 2の下に移行するときにサービングセル標識を変える必要があるので、UE context modificationメッセージにはUEのサービングセル標識が設定でき、migrating nodeは該セル標識で元のUEコンテキストにおけるサービングセル標識を置換できる。
方法2では、UEがサービングセルを変えるときにC-RNTIを変更する可能性があるので、Migrating nodeはUEに新C-RNTIを割り当て、新C-RNTIでものC-RNTIを置換する。Migrating nodeは新C-RNTIをUE context setup responseによりDonor CU2に送信する。このようにして、元のUEのコンテキストを利用して新しいコンテキストを構成することでシグナリングオーバーベッドを節約できる。
方法2では、UE contxt modificationにおいてF1-U設定を変更でき、変更後のF1-Uは依然としてdonor CU1側にあっても良く、このときに、UEのDRBはDonor CU 1のUL TNL addressを使用し、又は、F1-UをDonor CU 1からdonor DU 2側に切り替えても良く、このときに、UEのDRBはDonor CU 2のUL TNL addressを使用し、その後、migrating nodeはUEのDRBデータをDonor CU 2に送信する。
そのうち、操作2005で、UEのF1-UがDonor CU 1からDonor CU 2に切り替えられる場合、旧径路及びDonor CU 2によりF1-Uフローを伝送する必要があり、即ち、伝送径路はmigrating node→IAB-node 1→Donor DU 1→Donor CU 2である。
方法3:Donor CU2はmigrating nodeとnew F1-Cを確立するときにF1確立レスポンスメッセージ(F1 Setup Response)を送信することでUEの新コンテキストを確立する。
方法3では、F1 Setup Responseに複数のUEのold F1-Cにおけるコンテキスト標識がキャリーされても良く、migrating nodeはUEのコンテキスト標識に基づいてold F1-Cの下でのUEコンテキストを取得し、そして、それを利用してnew F1-Cにおいて新UEコンテキストを構築できる。F1 Setup Responseにはさらに複数のUEのサービングセル標識が含まれても良く、migrating nodeは該セル標識で元のUEコンテキストにおけるサービングセル標識を置き換える。このようにして、F1確立時にUEの元のコンテキストを利用して新しいコンテキストを生成することで、単独で各UEコンテキストを確立するプロセスを省き、シグナリングオーバーベッド及びシグナリング時間遅延を節約できる。
2006:コンテキストが確立されたUEをDonor 2に移行し、Donor CU 1はOld F1-Cの旧径路によりUEにRRC再設定メッセージを送信し、即ち、Donor CU 1→Donor DU 1→IAB-node 1→migrating nodeである。
そのうち、操作2006は操作2001の後に直ぐに実行されても良いが、本発明はこれに限定されない。
操作2006では、移行後UEはNew F1-CによりRRC再設定完了メッセージをDonor CU 2に送信し、新エアインターフェース接続を増加させる前にRRC再設定完了メッセージを送信する場合、Donor 1の下でのDonor DU 1及びIAB-node 1を介して転送される必要があり、即ち、伝送径路はmigrating node→IAB-node 1→Donor DU 1→Donor CU 2であり、新エアインターフェース接続を増加させた後にRRC再設定完了メッセージを送信する場合、同時にDonor 1及びDonor 2のDUを介して転送され得る。
2007:Donor CU 2はUEのRRC再設定完了メッセージを受信した後に、UEについてのコアネットワーク径路切り替えを開始する。
2008:Donor CU 1はmigrating nodeに、Secondary node増加要求レスポンスにキャリーされる、RRCReconfigurationメッセージを送信する。
そのうち、Donor 2へのSCG接続が増加するので、該メッセージにはdonor 2がmigrating nodeに割り当てるBAP addressが含まれる。New F1-Cフローが新しい伝送径路により伝送され(即ち、migrating node→IAB-node 2→Donor DU 2)、migrating nodeからIAB-node 2へのバックホールリンクが増加するので、メッセージにはさらにmigrating nodeからIAB-node 2へのBH RLCチャネル設定が含まれる。また、新しい伝送径路(即ち、migrating node→IAB-node 2→Donor DU 2→Donor CU1)を増加させる必要があるので、該メッセージにはさらにF1-C及び非F1フローのためのBAPルーティング及びBH RLCチャネル設定が増加する(又は更新される)。
そのうち、Old F1-Cフローが新径路により伝送される場合、伝送方式は2つある。
方式1:シグナリング無線ベアラSRBによりF1-Cフローを伝送し;及び
方式2:BH RLCチャネルによりF1-Cフローを伝送する。
また、IAB-node 2をF1接続のアクセスアンカーポイントとして増加させ、F1フローがDonor 2の下でのDonor DU 2及びIAB-node 2を介して転送されるため、migrating nodeに対してDonor DU 2を適応するサブネットワークアドレスを設定する必要がある。Donor CU 2はmigrating nodeのためにF1-CのTNLアドレスを増加させる必要がある。
即ち、UEのF1APシグナリングがNew F1-Cにより送信されるときに、New F1-CにTNLアドレスが増加すべきである場合、new F1-Cに径路が増加し、この場合、一部のUEのシグナリングが旧径路により送信され、一部のUEのシグナリングが新径路により送信される。
2008では、一部のUE又はすべてのUEのF1-Uフローも旧径路から新径路(即ち、migrating node→IAB-node 2→Donor DU 2→Donor CU 1又はDonor CU2)にトランスファーされる。シグナリング伝送時間遅延を減少させ、F1-U伝送の中断時間を最小化するために、該RRCメッセージはさらにF1-U接続のTNL addressを含んでも良く、これによって、migrating nodeはF1-Uフローを直ぐに新径路の伝送にトランスファーできる。これに加えて、さらにF1-U接続のためのBAPルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係を設定でき、例えば、具体的に言えば、メッセージには各UEのRLCチャネルが使用するBAPルーティングが設定され、及びUE ID、UEのRLCチャネル及びmigrating nodeのバックホールRLCチャネルの対応関係が設定される。
2009:Migrating nodeはDonor CU 1にRRC再設定完了メッセージを送信し、Donor CU 1はDonor CU 2にSecondary node再設定完了メッセージを送信する。
2010:Donor CU 2はSecondary node再設定完了メッセージ及びmigrating nodeのランダムアクセス要求を受信した後に、migrating nodeについてのコアネットワーク径路更新を開始する。
2011:migrating nodeの新F1-C及びF1-Uのフローがすべて新径路を介して伝送される必要があるため、Donor CU 2はSecondary node再設定完了メッセージ及migrating nodeのランダムアクセス要求を受信した後に、新径路上のノードについてBH RLCチャネル設定、BAP層ルーティング及びBH RLCチャネルマッピング関係設定を更新する。
そのうち、操作2011は操作2001の後直ぐに実行されても良いが、本発明はこれに限定されない。
2012:New F1-CにTNL addressが増加し、New F1-Cの一部のUEシグナリング又は全部のUEシグナリングは新径路にトランスファーされる。Old F1-Cフローが新径路により伝送され得る場合、Old F1-CにはTNL addressが増加し、Old F1-Cの一部のUEシグナリング又は全部のUEシグナリングは新径路にトランスファーする。
例えば、migrating nodeからIAB-node 2へのシグナリング無線ベアラSRBによりOld F1-Cフローを伝送し、又は、migrating nodeからIAB-node 2へのBH RLCチャネルによりOld F1-Cフローを伝送する。
2013:操作2008でF1-U接続のTNL設定が含まれる場合、F1-U接続はTNL addressが増加し、migrating nodeはF1-U接続の一部のUEのDRBを新径路にトランスファーする。
上述の実施例における方法により、移行IABノードが第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させるときに、第二Donor装置はRRCメッセージにより第二F1-C接続のTNLアドレスを設定することで、第二F1-C接続のTNLアドレスの増加を
指示し、これによって、第二F1-Cフローは同時に第一Donor及び第二DonorのDUを介して転送され得るようにさせ、第二F1-Cフローの転送の柔軟性を向上させることができ、また、第二Donor装置はさらにRRCメッセージにより第一F1-C接続のTNLアドレスを指示し、第一F1-C接続のTNLアドレスの増加を指示することで、第一F1-Cフローが同時に第一Donor及び第二DonorのDUを介して転送され得るようにさせ、第二F1-Cフローの転送の柔軟性を向上させることができる。また、第二F1-C接続においてUEコンテキストを確立するときに、移行ノードは第一F1-C接続においてUEの第一コンテキスト標識を使用して該UEの第一コンテキストを取得し、そして、該第一コンテキストを再利用してUEの第二コンテキストを確立するだけで良く、既存のUEコンテキスト確立メッセージを使用する必要がないため、UEコンテキスト確立におけるシグナリングオーバーベッド及び時間遅延を低減し、シグナリング効率を向上させることができる。
なお、上述の図9-20は本発明の実施例を例示的に説明するためのものであるが、本発明はこれらに限定されない。例えば、各操作の間の実行順序を適切に調整したり、幾つかの操作を増減したりすることができる。また、当業者は上述の図9-20の記載に限られず、上述の内容をもとに適切な変形を行うこともできる。
また、上述の各実施例は本発明の実施例を例示的に説明するためのものであるが、本発明はこれらに限定されない、さらに、上述の実施例に基づいて適切な変形を行っても良い。例えば、単独で上述の各実施例を使用しても良く、上述の各実施例のうちの複数を組み合わせて使用しても良い。
本発明の実施例における方法によれば、前述のように、一方ではDonor装置の間のロードバランシングを実現でき、他方では、元のF1-C接続及び新F1-C接続の転送径路を最適化できる。
<第二側面の実施例>
本発明の実施例ではグループ移行装置が提供される。
図21は本発明の実施例におけるグループ移行装置を示す図であり、該装置は例えば、IABシステムにおけるDonor装置であっても良く、該Donor装置に配置される1つ又は複数の部品又はアセンブリであっても良い。該IABシステムはDonor装置及びIABノードを含み、IABノードは第一Donor装置から第二Donor装置に移動し、本発明の実施例では第二Donor装置側から説明が行われる。そのうち、本発明の実施例におけるグループ移行装置の実施の原理は第一側面の実施例における第二Donor装置の実施と同様であり、ここでは内容が同じ重複説明を省略する。
図21に示すように、本発明の実施例におけるグループ移行装置2100は以下のものを含む。
処理ユニット2101:移行IABノードが第一Donorから第二Donor装置に移動するときに、前記第二Donor装置は以下の処理の少なくとも1つを行い、即ち、
前記移行IABノードが第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新するようにさせ;
前記移行IABノードが第二F1-C接続の第三TNLアドレスを第四TNLアドレスに更新するようにさせ;
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定し;
前記移行IABノードのために、第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させ;
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第三TNLアドレスを設定し;及び
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを増加させる。
そのうち、前記第一F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第一Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第二F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第二Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第一TNLアドレス及び前記第三TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティンし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレス及び前記第四TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
本発明の実施例において、移行IABノードが第一Donor装置から第二Donor装置に移動するとは、以下のケースのうちの1つを指し、即ち、
ケース1:前記移行IABノードの前記第一Donor装置の下でのバックホールリンクに無線リンク失敗が発生したときに、接続が前記第二Donor装置と再確立され;
ケース2:前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられ;及び
ケース3:前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる。
ケース1では、前記移行IABノードの前記第一Donor装置の下でのバックホールリンクに無線リンク失敗が発生したときに、前記処理ユニット2101は以下の処理を行い、即ち、
前記移行IABノードが第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新するようにさせ;及び
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定する。
上述の実施例では、前記移行IABノードが前記第二Donor装置と接続再確立される後に、前記処理ユニット2101は前記移行IABノードに第一RRC再設定メッセージを送信し、前記第一RRC再設定メッセージは前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、又は、前記第一RRC再設定メッセージは前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレス及び前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及びF1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス;
F1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
そのうち、前記第五TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
上述の実施例では、前記第一RRC再設定メッセージに前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれない場合、前記第二Donor装置は前記移行IABノードに第一RRC再設定メッセージを送信した後に、前記処理ユニットは前記IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む。
上述の実施例では、前記第二Donor装置は前記移行IABノードと前記第二F1-C接続を確立した後に、前記処理ユニット2101(例えば、前記第二Donor装置に配置されるCU)は前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記移行IABノードのDUに第一メッセージを送信し、これによって、前記移行IABノードはそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立できる。
幾つかの実施例において、前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、これによって、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、そして、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立できる。
幾つかの実施例において、前記第一メッセージはさらに前記UEのサービングセル設定情報を含む。
幾つかの実施例において、前記処理ユニット2101は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により前記第二RRC再設定メッセージを前記移行IABノードに転送し、また、前記処理ユニット2101はさらに、前記移行IABノードが前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信する。
ケース2では、前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられる場合、前記処理ユニット2101は以下の処理を行い、即ち、
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定し;又は、
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定し、かつ、前記移行IABノードが第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新するようにさせる。
幾つかの実施例において、前記処理ユニット2101は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記移行IABノードに前記第一RRC再設定メッセージを転送でき、前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、又は、前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含む。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及びF1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
そのうち、前記第五TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージに前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれない場合、前記移行IABノードが前記第二Donorに切り替えられた後に、前記処理ユニット2101は前記移行IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む。
幾つかの実施例において、前記第二Donor装置は前記移行IABノードと前記第二F1-C接続を確立した後に、前記処理ユニット2101(例えば、前記第二Donor装置に配置されるCU)は前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記移行IABノードのDUに第一メッセージを送信し、これによって、前記移行IABノードはそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立できる。
幾つかの実施例において、前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、これによって、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、そして、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立できる。
他の幾つかの実施例において、前記第一メッセージはさらに前記UEのサービングセル設定情報を含む。
幾つかの実施例において、前記処理ユニット2101は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記第二TNLアドレスを使用して又は前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により前記第二RRC再設定メッセージを前記移行IABノードに転送でき、また、前記処理ユニット2101はさらに、前記移行IABノードが前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信する。
ケース2では、前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられる場合、前記第二Donor装置は以下の処理を行い、即ち、
前記移行IABノードが第二F1-C接続のための第三TNLアドレスを前記第四TNLアドレスに更新するようにさせる。
幾つかの実施例において、前記処理ユニット2101は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記移行IABノードに前記第一RRC再設定メッセージを転送でき、前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及びF1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
そのうち、前記第五TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
幾つかの実施例において、前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信する前に、前記処理ユニット2101(例えば、前記第二Donor装置に配置されるCU)前記第三TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記移行IABノードのDUに第一メッセージを送信し、これによって、前記移行IABノードはそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立できる。
幾つかの実施例において、前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、これによって、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、そして、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立できる。
他の幾つかの実施例において、前記第一メッセージはさらに前記UEのサービングセル設定情報を含む。
幾つかの実施例において、前記処理ユニット2101は前記第一Donor装置に前記UEについての第二RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記第一TNLアドレスを用いて前記第一F1-C接続により前記第二RRC再設定メッセージを前記移行IABノードに転送でき、また、前記処理ユニット2101はさらに、前記移行IABノードが前記第三TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信し、又は、前記移行IABノードが前記第四TNLアドレスを用いて前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信する。
ケース3では、前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記処理ユニット2101は以下の処理を行い、即ち、
前記移行IABノードのために、第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させ。
幾つかの実施例において、前記処理ユニット2101は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記移行IABノードに前記第一RRC再設定メッセージを転送でき、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含む。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのセカンダリセル組についてのバックホールRLCチャネル設定;
前記第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
ケース3では、前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記処理ユニット2101は以下の処理を行い、即ち、
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレス又は第三TNLアドレスを設定し;又は、
前記移行IABノードのために、第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させる。
幾つかの実施例において、前記処理ユニット2101は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記移行IABノードに前記第一RRC再設定メッセージを転送でき、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレス又は第三TNLアドレスを含み、又は、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含む。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのセカンダリセル組についてのバックホールRLCチャネル設定;
前記第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージに前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれない場合、前記移行IABノードが前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させた後に、前記処理ユニット2101は前記移行IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む。
幾つかの実施例において、前記第二Donor装置は前記移行IABノードと前記第二F1-C接続を確立した後に、前記処理ユニット2101(例えば、前記第二Donor装置に配置されるCU)は前記第三TNLアドレス又は前記第四TNLアドレスを用いて前記第二F1-C接続により前記移行IABノードに第一メッセージを送信し、これによって、前記移行IABノードはそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立できる。
幾つかの実施例において、前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、これによって、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、そして、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立できる。
他の幾つかの実施例において、前記第一メッセージはさらに前記UEのサービングセル設定情報を含む。
幾つかの実施例において、前記処理ユニット2101は前記第一Donor装置に前記UEについての第二RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記第一TNLアドレス又は前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により前記第二RRC再設定メッセージを前記移行IABノードに転送でき、前記処理ユニット2101はさらに、前記移行IABノードが前記第三TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信し、又は、前記移行IABノードが前記第四TNLアドレスを用いて前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信する。
ケース3では、前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記処理ユニット2101は以下の処理を行い、即ち、
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを増加させ;又は、
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを増加させ、かつ、前記移行IABノードのために、第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させる。
幾つかの実施例において、前記処理ユニット2101は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記移行IABノードに前記第一RRC再設定メッセージを転送でき、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、又は、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報、前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレス及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含む。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのセカンダリセル組についてのバックホールRLCチャネル設定;
前記第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
幾つかの実施例において、前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信する前に、前記処理ユニット2101(例えば、前記第二Donor装置に配置されるCU)は前記第三TNLアドレス又は前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記移行IABノードのDUに第一メッセージを送信し、これによって、前記移行IABノードはそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立できる。
幾つかの実施例において、前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、これによって、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、そして、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立できる。
他の幾つかの実施例において、前記第一メッセージはさらに前記UEのサービングセル設定情報を含む。
幾つかの実施例において、前記処理ユニット2101は前記第一Donor装置に前記UEについての第二RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により前記第二RRC再設定メッセージを前記移行IABノードに転送でき、前記処理ユニット2101はさらに、前記移行IABノードが前記第三TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信し、又は、前記移行IABノードが第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信する。
なお、以上、本発明に係る部品又はモジュールのみを説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明の実施例におけるグループ移行装置2100はさらに他の部品又はモジュールを含んでも良く、これらの部品又はモジュールの具体的な内容については、関連技術を参照できる。
また、便宜のため、図21では各部品又はモジュールの間の接続関係又は信号方向のみが示されているが、当業者が理解できるように、バス接続などの各種の関連技術を採用しても良い。上述の各部品又はモジュールは例えば、処理器、記憶器、送信器、受信器などのハードウェアにより実現されても良いが、本発明の実施はこれらに限定されない。
本発明の実施例によれば、前述のように、一方ではDonor装置の間のロードバランシングを実現でき、他方では、元のF1-C接続及び新F1-C接続の転送径路を最適化できる。
<第三側面の実施例>
本発明の実施例ではグループ移行装置が提供される。
図22は本発明の実施例におけるグループ移行装置を示す図であり、該装置は例えば、IABシステムにおけるIABノードであっても良く、該IABノードに配置される1つ又は複数の部品又はアセンブリであっても良い。該IABシステムはDonor装置及びIABノードを含み、IABノードは第一Donor装置から第二Donor装置に移動し、該IABノードは移行IABノードと称され、本発明の実施例では該移行IABノード側から説明が行われる。そのうち、本発明の実施例におけるグループ移行装置の実施の原理は第一側面の実施例における移行IABノードの実施と同様であり、ここでは内容が同じ重複説明を省略する。
図22に示すように、本発明の実施例におけるグループ移行装置2200は以下のものを含む。
受信ユニット2201:前記第一Donor装置から前記第二Donor装置送信の第一RRC再設定メッセージを受信し、前記第一RRC再設定メッセージは以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
第一F1-C接続のための第二TNLアドレスであり、これによって、前記第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し、又は、前記第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させ;
第二F1-C接続のための第四TNLアドレスであり、これによって、前記第二F1-C接続の第三TNLアドレスを前記第四TNLアドレスに更新し、又は、前記第四TNLアドレスを用いて前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立し、又は、前記第二F1-C接続のために前記第四TNLアドレスを増加させ;
第二F1-C接続のための第三TNLアドレスであり、これによって、前記第二F1-C接続のために前記第三TNLアドレスを増加させ、又は、前記第三TNLアドレスを用いて前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立する。
そのうち、前記第一F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第一Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第二F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第二Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第一TNLアドレス及び前記第三TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティンし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレス及び前記第四TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
幾つかの実施例において、前記移行IABノードが第一Donor装置から第二Donor装置に移動するとは、以下のケースのうちの1つを指し、即ち、
ケース1:前記移行IABノードの前記第一Donor装置の下でのバックホールリンクに無線リンク失敗が発生したときに、接続が前記第二Donor装置と再確立され;
ケース2:前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられ;及び
ケース3:前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる。
ケース1では、前記移行IABノードが前記第二Donor装置と接続再確立される後に、前記受信ユニット2201は前記第一RRC再設定メッセージを受信し;
前記第一RRC再設定メッセージは前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、前記移行IABノードは前記第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し;又は
前記第一RRC再設定メッセージは前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレス及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、前記移行IABノードは前記第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し、かつ前記第四TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立する。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及びF1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス;及び
F1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
そのうち、前記第五TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージに前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれない場合、前記受信ユニット2201は前記第一RRC再設定メッセージを受信した後に、さらに、前記第二Donor装置送信の第三RRC再設定メッセージを受信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む。
上述の実施例では、図22に示すように、前記装置2200はさらに次のもの含み、即ち、
第一確立ユニット2202:前記第四TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立する。
幾つかの実施例において、第一確立ユニット2202は前記第二Donor装置と第二F1-C接続を確立し、受信ユニット2201は前記第二Donor装置のCUが前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により送信する第一メッセージを受信する。
上述の実施例では、図22に示すように、前記装置2200はさらに次のものを含み、即ち、
第二確立ユニット2203:前記第一メッセージに基づいてそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立する。
幾つかの実施例において、前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立する。
幾つかの実施例において、前記第一メッセージはさらに前記UEのサービングセル設定情報を含む。
幾つかの実施例において、図22に示すように、該装置2200はさらに送信ユニット2204を含む。
上述の実施例では、前記受信ユニット2201は前記第一Donor装置が前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により転送する、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、前記送信ユニット2204は前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信する。
上述の実施例では、前記受信ユニット2201はさらに、そのサービングするUE送信の第二RRC再設定完了メッセージを受信し、前記送信ユニット2204は前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記第二RRC再設定完了メッセージを前記第二Donor装置に送信する。
幾つかの実施例において、前記受信ユニット2201は前記第一Donor装置が前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により送信する第二メッセージを受信し、前記第二メッセージはF1-U接続のための第六TNLアドレスを含み、又は、F1-U接続のための第六TNLアドレス及びF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識を含む。
上述の実施例では、図22に示すように、該装置2200はさらに以下のものを含み、即ち、
処理ユニット2205:前記F1-U接続の第五TNLアドレスを前記第六TNLアドレスに更新する。
ケース2では、前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられる場合、前記受信ユニット2201は前記第一RRC再設定メッセージを受信する。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、この場合、前記第一確立ユニット2202は前記第四TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立する。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、この場合、前記処理ユニット2205は前記第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新する。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及びF1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージに前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれない場合、前記移行IABノードが前記第二Donor装置に切り替えられた後に、前記受信ユニット2201は前記第二Donor装置送信の第三RRC再設定メッセージを受信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、前記第一確立ユニット2202前記第四TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立する。
幾つかの実施例において、前記受信ユニット2201は前記第一Donor装置が前記第二TNLアドレスを使用して又は前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により転送する、前記移行IABがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、前記送信ユニット2204は前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信する。
上述の実施例では、前記受信ユニット2201は前記IABノードがサービングするUE送信の第二RRC再設定完了メッセージを受信し、前記送信ユニット2204は前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記第二RRC再設定完了メッセージを前記第二Donor装置に送信する。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージに前記第二TNLアドレスが含まれる場合、前記受信ユニット2201は前記第一Donor装置が前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により送信する第二メッセージを受信し、前記第二メッセージはF1-U接続のための第六TNLアドレスを含み、又は、F1-U接続のための第六TNLアドレス及びF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識を含む。
前記処理ユニット2205は前記F1-U接続の第五TNLアドレスを前記第六TNLアドレスに更新する。
ケース2では、前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられる場合、前記受信ユニット2201は前記第一RRC再設定メッセージを受信し、前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、前記処理ユニット2205は前記第二F1-C接続の第三TNLアドレスを前記第四TNLアドレス更新する。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及びF1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
幾つかの実施例において、前記移行IABノードが前記第一RRC再設定メッセージを受信する前に、前記受信ユニット2201前記第一Donor装置送信の第三RRC再設定メッセージを受信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは前記第二F1-C接続のための第三TNLアドレスを含み、前記第一確立ユニット2202は前記第三TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立する。
幾つかの実施例において、前記受信ユニット2201受信前記第一Donor装置が前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により転送する、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、前記送信ユニット2204は前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信する。
上述の実施例では、前記受信ユニット2201は前記IABノードがサービングするUE送信の第二RRC再設定完了メッセージを受信し、前記送信ユニット2204は前記第三TNLアドレス又は前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記第二RRC再設定完了メッセージを前記第二Donor装置に送信する。
ケース3では、前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記受信ユニット2201は前記第一RRC再設定メッセージを受信し、そのうち、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、前記処理ユニット2205は前記第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させる。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定;
前記第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
そのうち、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
ケース3では、前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記受信ユニット2201は前記第一RRC再設定メッセージを受信する。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレス又は第三TNLアドレスを含み、前記第一確立ユニット2202は前記第四TNLアドレス又は前記第三TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立する。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含む、前記処理ユニット2205は前記第一F1-Cのために前記第二TNLアドレスを増加させる。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定;
前記第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
そのうち、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
ケース3では、前記第一RRC再設定メッセージに前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれない場合、前記移行IABノードは前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させた後に、前記受信ユニット2201は前記第二Donor装置送信の第三RRC再設定メッセージを受信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、前記第一確立ユニット2202は前記第四TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立する。
幾つかの実施例において、前記受信ユニット2201は前記第一Donor装置が前記第一TNLアドレス又は前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により転送する、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、また、前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信する。
上述の実施例では、前記受信ユニット2201は前記IABノードがサービングするUE送信の第二RRC再設定完了メッセージを受信し、前記送信ユニット2204は前記第三TNLアドレス又は第前記四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記第二RRC再設定完了メッセージを前記第二Donor装置に送信する。
ケース3では、前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記受信ユニット2201は前記第一RRC再設定メッセージを受信する。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、前記処理ユニット2205は前記第二F1-C接続のために前記第四TNLアドレスを増加させる。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報、第二F1-C接続のための第四TNLアドレス及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、前記処理ユニット2205は前記第二F1-C接続のために前記第四TNLアドレスを増加させ、かつ前記第一F1-Cのために前記第二TNLアドレスを増加させる。
幾つかの実施例において、前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定;
前記第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
そのうち、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
幾つかの実施例において、前記受信ユニット2201は前記第一RRC再設定メッセージを受信する前に、前記受信ユニット2201は前記第一Donor装置送信の第三RRC再設定メッセージを受信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージには前記第二F1-C接続のための第三TNLアドレスが含まれ、前記第一確立ユニット2201は前記第三TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立する。
幾つかの実施例において、前記受信ユニット2201は前記第一Donor装置が前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により転送する、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、前記送信ユニット2204は前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信する。
上述の実施例では、前記受信ユニット2201は前記IABノードがサービングするUE送信の第二RRC再設定完了メッセージを受信し、前記送信ユニット2204は前記第三TNLアドレス又は第前記四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記第二RRC再設定完了メッセージを前記第二Donor装置に送信する。
なお、以上、本発明に係る部品又はモジュールのみを説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明の実施例における装置2200はさらに他の部品又はモジュールを含んでも良く、これらの部品又はモジュールの具体的な内容については、関連技術を参照できる。
また、便宜のため、図22では各部品又はモジュールの間の接続関係又は信号方向のみが示されているが、当業者が理解できるように、バス接続などの各種の関連技術を採用しても良い。上述の各部品又はモジュールは例えば、処理器、記憶器、送信器、受信器などのハードウェアにより実現されても良いが、本発明の実施はこれらに限定されない。
本発明の実施例によれば、前述のように、一方ではDonor装置の間のロードバランシングを実現でき、他方では、元のF1-C接続及び新F1-C接続の転送径路を最適化できる。
<第四側面の実施例>
本発明の実施例ではグループ移行装置が提供される。該装置は例えば、IABシステムにおけるDonor装置であっても良く、該Donor装置に配置される1つ又は複数の部品又はアセンブリであっても良い。該IABシステムはDonor装置及びIABノードを含み、IABノードは第一Donor装置から第二Donor装置に移動し、本発明の実施例では第一Donor装置側から説明が行われる。そのうち、本発明の実施例におけるグループ移行装置の実施の原理は第一側面の実施例中第一Donor装置の実施と同様であり、ここでは内容が同じ重複説明を省略する。
図23は本発明の実施例におけるグループ移行装置を示す図であり、図23に示すように、本発明の実施例におけるグループ移行装置2300は以下のものを含む。
受信ユニット2301:前記第二Donor装置送信の前記移行IABノードの第一F1-C接続の第二TNLアドレスを受信し;及び
処理ユニット2302:前記移行IABノードの第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し、又は、前記移行IABノードの第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させる。
そのうち、前記第一F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第一Donor装置CUとの間のF1接続であり、前記第一TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
本発明の実施例において、前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に移動するとは、以下のケースのうちの1を指し、即ち、
ケース1:前記移行IABノードの前記第一Donor装置の下でのバックホールリンクに無線リンク失敗が発生したときに、接続が第二Donor装置と再確立され;
ケース2:前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられ;及び
ケース3:上述の移行IABノード維持が前記第一Donor装置との接続を維持しながら、第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる。
幾つかの実施例において、前記受信ユニット2301は前記第二Donor装置送信の前記移行IABノードのF1-U接続の第六TNLアドレスを受信し;及び
前記処理ユニット2302は前記移行IABノードのF1-U接続の第五TNLアドレスを前記第六TNLアドレスに更新し、又は、前記移行IABノードのF1-U接続のために前記第六TNLアドレスを増加させ、
そのうち、前記第五TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
幾つかの実施例において、図23に示すように、前記装置2300はさらに以下のものを含み、即ち、
送信ユニット2303:前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により前記移行IABノードに第二メッセージを送信し、前記第二メッセージは前記移行IABノードのF1-U接続のための第六TNLアドレス及び/又は前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識を含む。
幾つかの実施例において、前記受信ユニット2301は前記第二Donor装置送信の前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、前記送信ユニット2303は前記第二TNLアドレスを使用して前記第二RRC再設定メッセージを前記第一F1-C接続により前記移行IABノードに送信し、これによって、前記移行IABノードは前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに転送できる。
幾つかの実施例において、前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられる場合(ケース2)、処理ユニット2302は前記移行IABノードの第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新する前に、前記受信ユニット2301は前記第二Donor装置送信の前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、前記送信ユニット2303は前記第一TNLアドレスを使用して前記第二RRC再設定メッセージを前記第一F1-C接続により前記移行IABノードに送信し、これによって、前記移行IABノードは前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに転送できる。
図24は本発明の実施例におけるグループ移行装置を示すもう1つの図であり、図24に示すように、本発明の実施例におけるグループ移行装置2400は以下のものを含み、即ち、
送信ユニット2401:前記第二Donor装置に、前記移行IABノードが第二F1-C接続を確立するための第三TNLアドレスを送信し、そのうち、前記第二F1-C接続は前記IABノードのDUと前記第二Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第三TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
幾つかの実施例において、前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に移動するとは、以下のケースのうちの1つを指し、即ち、
ケース2:前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられ;及び
ケース3:前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる。
幾つかの実施例において、図24に示すように、前記装置2400はさらに以下のものを含み、即ち、
受信ユニット2402:前記第二Donor送信の、前記移行IABノードの第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを受信し;及び
処理ユニット2403:前記移行IABノードの第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させる。
そのうち、前記第二TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、前記第一F1-C接続は前記IABノードのDUと前記第一Donor装置のCUとの間のF1接続である。
幾つかの実施例において、前記受信ユニット2402は前記第二Donor装置送信の前記移行IABノードのF1-U接続の第六TNLアドレスを受信し、前記処理ユニット2403は前記移行IABノードのF1-U接続の第五TNLアドレスを前記第六TNLアドレスに更新し、又は、前記移行IABノードのF1-U接続のために前記第六TNLアドレスを増加させ、そのうち、前記第五TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
幾つかの実施例において、前記送信ユニット2401は前記移行IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは前記第三TNLアドレスを含み、これによって、前記移行IABノードは前記第二Donor装置のCUと第二F1-C接続を確立できる。
幾つかの実施例において、前記受信ユニット2402は前記第二Donor装置送信の、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、前記送信ユニット2401は第一TNLアドレス又は第二TNLアドレスを使用して前記第二RRC再設定メッセージを第一F1-C接続により前記移行IABノードに送信し、これによって、前記移行IABノードは前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに転送でき、そのうち、前記第一TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである。
幾つかの実施例において、前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させ(ケース3)、前記送信ユニット2401は第一TNLアドレスを使用して又は前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により前記移行IABノードに第二メッセージを送信し、前記第二メッセージは少なくとも次のものをうちの1つを含み、即ち、F1-U接続のための第六TNLアドレス、及び、F1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である。
なお、以上、本発明に係る部品又はモジュールのみを説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明の実施例における装置2300/2400はさらに他の部品又はモジュールを含んでも良く、これらの部品又はモジュールの具体的な内容については、関連技術を参照できる。
また、便宜のため、図23及び図24では各部品又はモジュールの間の接続関係又は信号方向のみが示されているが、当業者が理解できるように、バス接続などの各種の関連技術を採用しても良い。上述の各部品又はモジュールは例えば、処理器、記憶器、送信器、受信器などのハードウェアにより実現されても良いが、本発明の実施はこれらに限定されない。
本発明の実施例によれば、前述のように、一方ではDonor装置の間のロードバランシングを実現でき、他方では、元のF1-C接続及び新F1-C接続の転送径路を最適化できる。
<第五側面の実施例>
本発明の実施例では通信システムが提供され、図25は該通信システム2500を示す図であり、図25に示すように、該通信システム2500はDonor装置2501及び2502、IABノード2503及び2504、及び端末装置2505を含み、そのうち、IABノード2503は移行IABノードであり、Donor装置2501はIABノード2503のソースDonor装置(第一Donor装置)とされ、Donor装置2502はIABノード2503の目標Donor装置(第二Donor装置)とされ、IABノード2504及び端末装置2505はIABノード2503によりサービングされる。
便宜のため、図25では2つのみのDonor装置、2つのみのIABノード、1つのみの端末装置を例にして説明を行うが、本発明の実施例はこれに限定されない。Donor装置、IABノード及び該端末装置のネットワークアーキテクチャについては関連技術を参照でき、ここではその詳しい説明を省略する。
幾つかの実施例において、Donor装置2501は第一側面の実施例における第一Donor装置が実行する方法を実行するように構成され、図23又は図24における装置を含んでも良い。幾つかの実施例において、Donor装置2502は第一側面の実施例における第二Donor装置が実行する方法を実行するように構成され、図21における装置を含んでも良い。幾つかの実施例において、IABノード2503は第一側面の実施例における移行IABノードが実行する方法を実行するように構成され、図22における装置を含んでも良い。Donor装置2501及び2502、IABノード2503の関連内容については第一側面乃至第四側面の実施例を参照でき、ここではその詳しい説明を省略する。
本発明の実施例ではさらにIABノードが提供される。
図26は本発明の実施例におけるIABノードを示す図である。図26に示すように、該IABノード2600は処理器2601及び記憶器2602を含んでも良く、記憶器2602はデータ及びプログラムを記憶しており、かつ処理器2601に接続される。なお、該図は例示に過ぎず、さらに他の類型の構造を用いて該構造に対して補充又は代替を行うことで電気通信機能又は他の機能を実現しても良い。
例えば、処理器2601はプログラムを実行して第一側面の実施例における移行IABノードが実行する方法を実行するように構成され得る。
図26に示すように、該IABノード2600はさらに、通信モジュール2603、入力ユニット2604、表示器2605、電源2606などを含んでも良い。そのうち、これらの部品の機能は従来技術と同様であり、ここではその詳しい説明を省略する。なお、IABノード2600は図26に示すすべての部品を含む必要がない。また、IABノード2600はさらに図26にない部品を含んでも良いが、これについては従来技術を参照できる。
本発明の実施例ではさらにDonor装置が提供される。
図27は本発明の実施例におけるDonor装置を示す図である。図27に示すように、Donor装置2700は処理器(例えば、中央処理器CPU)2701及び記憶器2702を含み、記憶器2702は処理器2701に接続される。そのうち、該記憶器2702は各種のデータを記憶でき、また、さらに情報処理用のプログラムを記憶でき、かつ中央処理器2701の制御の下で該プログラムを実行できる。
例えば、処理器2701はプログラムを実行して第一側面の実施例における第一Donor装置又は第二Donor装置が実行する方法を実行するように構成されても良い。
また、図27に示すように、Donor装置2700はさらに、送受信機2703、アンテナ2704などを含んでも良い。そのうち、これらの部品の機能は従来技術と同様であり、ここではその詳しい説明を省略する。なお、Donor装置2700は図27に示すすべての部品を含む必要がない。また、Donor装置2700はさらに、図27にない部品を含んでも良く、これについては従来技術を参照できる。
本発明の実施例ではさらにコンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、IABノード中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムはコンピュータに、前記IABノード中で第一側面の実施例における移行IABノードが実行する方法を実行させる。
本発明の実施例ではさらにコンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムはコンピュータに、IABノード中で第一側面の実施例における移行IABノードが実行する方法を実行させる。
本発明の実施例ではさらにコンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、Donor装置中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムはコンピュータに、前記Donor装置中で第一側面の実施例における第一Donor装置又は第二Donor装置が実行する方法を実行させる。
本発明の実施例ではさらにコンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムはコンピュータに、Donor装置中で第一側面の実施例における第一Donor装置又は第二Donor装置が実行する方法を実行させる。
また、上述の装置及び方法は、ソフトウェア又はハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されても良い。本発明は、さらに、下記のようなコンピュータ読み取り可能なプログラムに関し、即ち、該プログラムは、ロジック部品により実行されるときに、該ロジック部品に、上述の装置又は構成部品を実現させ、又は、該ロジック部品に、上述の各種の方法又はステップを実現させる。ロジック部品は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、マイクロプロセッサ、コンピュータに用いる処理器などであっても良い。本発明は、さらに、上述のプログラムを記憶した記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ハードディスク、DVD、フラッシュメモリなどにも関する。
さらに、図面に記載の機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、本明細書に記載の機能を実行するための汎用処理器、デジタル信号処理器(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラム可能な論理部品、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理部品、ディスクリートハードウェアアセンブリ又は他の任意の適切な組み合わせとして実現されても良い。また、図面に記載の機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、さらに、計算装置の組み合わせ、例えば、DSP及びマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPと通信により接続される1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意の構成の組み合わせとして構成されても良い。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこのような実施例に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術の範囲に属する。
また、上述の実施例などに関し、さらに以の下でのような付記を開示する。
(付記1)
グループ移行方法であって、
移行IABノードが第一Donorから第二Donor装置に移動するときに、前記第二Donor装置は以下の処理のうちの少なくとも1つを行い、即ち、
前記移行IABノードが第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新するようにさせ;
前記移行IABノードが第二F1-C接続の第三TNLアドレスを第四TNLアドレスに更新するようにさせ;
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定し;
前記移行IABノードのために、第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させ;
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第三TNLアドレスを設定し;及び
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを増加させ、
そのうち、前記第一F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第一Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第二F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第二Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第一TNLアドレス及び前記第三TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティンし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレス及び前記第四TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記2)
付記1に記載の方法であって、
前記移行IABノードが第一Donor装置から第二Donor装置に移動するとは、以下のケースのうちの1つを指し、即ち、
前記移行IABノードの前記第一Donor装置の下でのバックホールリンクに無線リンク失敗が発生したときに、接続が前記第二Donor装置と再確立され;
前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられ;及び
前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる、方法。
(付記3)
付記2に記載の方法であって、
前記移行IABノードの前記第一Donor装置の下でのバックホールリンクに無線リンク失敗が発生したときに、前記第二Donor装置は以下の処理を行い、即ち、
前記移行IABノードが第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新するようにさせ;及び
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定する、方法。
(付記4)
付記3に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第二Donor装置と接続再確立される後に、前記第二Donor装置は前記移行IABノードに第一RRC再設定メッセージを送信し、前記第一RRC再設定メッセージは前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、又は、前記第一RRC再設定メッセージは前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレス及び前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む、方法。
(付記5)
付記4に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及び、F1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス;及び
F1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識であり、
そのうち、前記第五TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記6)
付記4に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージに前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれない場合、前記第二Donor装置は前記移行IABノードに第一RRC再設定メッセージを送信した後に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第二Donor装置が前記IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信することであり、
そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む、方法。
(付記6a)
付記4又は6に記載の方法であって、
前記第二Donor装置は前記移行IABノードと前記第二F1-C接続を確立した後に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第二Donor装置のCUは前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記移行IABノードのDUに第一メッセージを送信し、これによって、前記移行IABノードはそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立することである、方法。
(付記7)
付記6に記載の方法であって、
前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、これによって、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、そして、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立する、方法。
(付記7a)
付記7に記載の方法であって、
前記第一メッセージはさらに前記UEのサービングセル設定情報を含む、方法。
(付記7b)
付記4又は6に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により前記第二RRC再設定メッセージを前記移行IABノードに転送し;及び
前記第二Donor装置は前記移行IABノードが前記第四TNLアドレスを用いて前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信することである、方法。
(付記8)
付記2に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられる場合、前記第二Donor装置は以下の処理を行い、即ち、
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定し;又は
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定し、かつ、前記移行IABノードが第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新するようにさせる処理である、方法。
(付記9)
付記2に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられる場合、前記第二Donor装置は以下の処理を行い、即ち、
前記移行IABノードが第二F1-C接続のための第三TNLアドレスを前記第四TNLアドレスに更新するようにさせる処理である、方法。
(付記10)
付記8に記載の方法であって、
前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記移行IABノードに前記第一RRC再設定メッセージを転送することを含み、
前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、又は、前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含む、方法。
(付記11)
付記10に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及び、F1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識であり、
そのうち、前記第五TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記12)
付記10に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージに前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれない場合、前記移行IABノードが前記第二Donorに切り替えられた後に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第二Donor装置は前記移行IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信することであり、
そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む、方法。
(付記12a)
付記10又は12に記載の方法であって、
前記第二Donor装置は前記移行IABノードと前記第二F1-C接続を確立した後に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第二Donor装置のCUは前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記移行IABノードのDUに第一メッセージを送信し、これによって、前記移行IABノードはそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立することである、方法。
(付記13)
付記12に記載の方法であって、
前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、これによって、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、そして、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立する、方法。
(付記13a)
付記13に記載の方法であって、
前記第一メッセージはさらに前記UEのサービングセル設定情報を含む、方法。
(付記14)
付記10に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記第二TNLアドレスを使用して又は前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により前記第二RRC再設定メッセージを前記移行IABノードに転送し;及び
前記第二Donor装置は前記移行IABノードが前記第四TNLアドレスを用いて前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信することである、方法。
(付記15)
付記9に記載の方法であって、
前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記移行IABノードに前記第一RRC再設定メッセージを転送することであり、
前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む、方法。
(付記16)
付記15に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及び、F1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識であり、
そのうち、前記第五TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記16a)
付記15に記載の方法であって、
前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信する前に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第二Donor装置のCUは前記第三TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記移行IABノードのDUに第一メッセージを送信し、これによって、前記移行IABノードはそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立することである、方法。
(付記16b)
付記16aに記載の方法であって、
前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、これによって、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、そして、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立する、方法。
(付記16c)
付記16bに記載の方法であって、
前記第一メッセージはさらに前記UEのサービングセル設定情報を含む、方法。
(付記16d)
付記15に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に前記UEについての第二RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記第一TNLアドレスを用いて前記第一F1-C接続により前記第二RRC再設定メッセージを前記移行IABノードに転送し;及び
前記第二Donor装置は、前記移行IABノードが前記第三TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信し、又は、前記移行IABノードが前記第四TNLアドレスを用いて前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信することである、方法。
(付記17)
付記2に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記第二Donor装置は以下の処理を行い、即ち、
前記移行IABノードのために、第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させることである、方法。
(付記18)
付記2に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記第二Donor装置は以下の処理を行い、即ち、
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレス又は第三TNLアドレスを設定し;又は
前記移行IABノードのために、第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させることである、方法。
(付記19)
付記2に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記第二Donor装置は以下の処理を行い、即ち、
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを増加させ;又は
前記移行IABノードのために、第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを増加させ、及び、前記移行IABノードのために、第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させることである、方法。
(付記20)
付記17に記載の方法であって、
前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記移行IABノードに前記第一RRC再設定メッセージを転送することを含み、
前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含む、方法。
(付記21)
付記20に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのセカンダリセル組についてのバックホールRLCチャネル設定;
前記第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である、方法。
(付記22)
付記18に記載の方法であって、
前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記移行IABノードに前記第一RRC再設定メッセージを転送することを含み、
前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレス又は第三TNLアドレスを含み、又は、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含む、方法。
(付記23)
付記22に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのセカンダリセル組についてのバックホールRLCチャネル設定;
前記第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である、方法。
(付記24)
付記22に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージに前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれない場合、前記移行IABノードが前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させた後に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第二Donor装置は前記移行IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信することであり、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む、方法。
(付記24a)
付記22又は24に記載の方法であって、
前記第二Donor装置は前記移行IABノードと前記第二F1-C接続を確立した後に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第二Donor装置のCUは前記第三TNLアドレス又は前記第四TNLアドレスを用いて前記第二F1-C接続により前記移行IABノードに第一メッセージを送信し、これによって、前記移行IABノードはそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立することである、方法。
(付記25)
付記24aに記載の方法であって、
前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、これによって、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、そして、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立する、方法。
(付記25a)
付記25に記載の方法であって、
前記第一メッセージはさらに前記UEのサービングセル設定情報を含む、方法。
(付記26)
付記22又は24に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に前記UEについての第二RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記第一TNLアドレス又は前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により前記第二RRC再設定メッセージを前記移行IABノードに転送し;及び
前記第二Donor装置は、前記移行IABノードが前記第三TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信し、又は、前記移行IABノードが前記第四TNLアドレスを用いて前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信することである、方法。
(付記27)
付記19に記載の方法であって、
前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記移行IABノードに前記第一RRC再設定メッセージを転送し、
前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、又は、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報、前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレス及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含む、方法。
(付記28)
付記27に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのセカンダリセル組についてのバックホールRLCチャネル設定;
前記第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である、方法。
(付記29)
付記27に記載の方法であって、
前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に、前記移行IABノードについての第一RRC再設定メッセージを送信する前に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第二Donor装置のCUは前記第三TNLアドレス又は前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記移行IABノードのDUに第一メッセージを送信し、これによって、前記移行IABノードはそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立することである、方法。
(付記29a)
付記29に記載の方法であって、
前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、これによって、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、そして、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立する、方法。
(付記30)
付記29aに記載の方法であって、
前記第一メッセージはさらに前記UEのサービングセル設定情報を含む、方法。
(付記31)
付記27に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第二Donor装置は前記第一Donor装置に前記UEについての第二RRC再設定メッセージを送信し、これによって、前記第一Donor装置は前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により前記第二RRC再設定メッセージを前記移行IABノードに転送し;及び
前記第二Donor装置は、前記移行IABノードが前記第三TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信し、又は、前記移行IABノードが第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信することである、方法。
(付記32)
グループ移行方法であって、
前記方法は移行IABノードに適用され、前記移行IABノードは第一Donor装置から第二Donor装置に移動し、そのうち、前記方法は、
前記移行IABノードは前記第一Donor装置から前記第二Donor装置送信の第一RRC再設定メッセージを受信し、前記第一RRC再設定メッセージは以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
第一F1-C接続のための第二TNLアドレスであり、これによって、前記第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し、又は、前記第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させ;
第二F1-C接続のための第四TNLアドレスであり、これによって、前記第二F1-C接続の第三TNLアドレスを前記第四TNLアドレスに更新し、又は、前記第四TNLアドレスを用いて前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立し、又は、前記第二F1-C接続のために前記第四TNLアドレスを増加させ;及び
第二F1-C接続のための第三TNLアドレスであり、これによって、前記第二F1-C接続のために前記第三TNLアドレスを増加させ、又は、前記第三TNLアドレスを用いて前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立し;
そのうち、前記第一F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第一Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第二F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第二Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第一TNLアドレス及び前記第三TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティンし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレス及び前記第四TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記33)
付記32に記載の方法であって、
前記移行IABノードが第一Donor装置から第二Donor装置に移動するとは、以下のケースのうちの1つを指し、即ち、
前記移行IABノードの前記第一Donor装置の下でのバックホールリンクに無線リンク失敗が発生したときに、接続が前記第二Donor装置と再確立され;
前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられ;及び
前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる、方法。
(付記34)
付記33に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第二Donor装置と接続再確立される後に、前記移行IABノードは前記第一RRC再設定メッセージを受信し、
前記第一RRC再設定メッセージは前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、前記移行IABノードは前記第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し;又は
前記第一RRC再設定メッセージは前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレス及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、前記移行IABノードは前記第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し、かつ前記第四TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立する、方法。
(付記35)
付記34に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及び、F1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス;及び
F1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識であり、
そのうち、前記第五TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記36)
付記34に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージに前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれない場合、前記移行IABノードは前記第一RRC再設定メッセージを受信した後に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記移行IABノードは前記第二Donor装置送信の第三RRC再設定メッセージを受信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み;及び
前記移行IABノードは前記第四TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立することである、方法。
(付記36a)
付記34又は36に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記移行IABノードは前記第二Donor装置と第二F1-C接続を確立し、また、前記第二Donor装置のCUが前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により送信する第一メッセージを受信し;及び
前記移行IABノードは前記第一メッセージに基づいてそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立することである、方法。
(付記37)
付記36に記載の方法であって、
前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立する、方法。
(付記38)
付記37に記載の方法であって、
前記第一メッセージはさらに前記UEのサービングセル設定情報を含む、方法。
(付記39)
付記34又は36に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記移行IABノードは前記第一Donor装置が前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により転送する、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、また、前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信し;及び
前記移行IABノードはそのサービングするUE送信の第二RRC再設定完了メッセージを受信し、また、前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記第二RRC再設定完了メッセージを前記第二Donor装置に送信することである、方法。
(付記40)
付記34又は36に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記移行IABノードは前記第一Donor装置が前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により送信する第二メッセージを受信し、前記第二メッセージはF1-U接続のための第六TNLアドレスを含み、又は、F1-U接続のための第六TNLアドレス及びF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識を含み;及び
前記移行IABノードは前記F1-U接続の第五TNLアドレスを前記第六TNLアドレスに更新することである、方法。
(付記41)
付記33に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられる場合、前記移行IABノードは前記第一RRC再設定メッセージを受信し、
前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、前記移行IABノード前記第四TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立し;又は
前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、前記移行IABノードは前記第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新する、方法。
(付記42)
付記41に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及び、1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である、方法。
(付記43)
付記41に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージに前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれない場合、前記移行IABノードが前記第二Donor装置に切り替えられた後に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記IABノードは前記第二Donor装置送信の第三RRC再設定メッセージを受信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み;及び
前記移行IABノード前記第四TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立することである、方法。
(付記43a)
付記41又は43に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記移行IABノードは前記第一Donor装置が前記第二TNLアドレスを使用して又は前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により転送する、前記移行IABがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、また、前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信し;及び
前記移行IABノードはそのサービングするUE送信の第二RRC再設定完了メッセージを受信し、かつ、前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記第二RRC再設定完了メッセージを前記第二Donor装置に送信することである、方法。
(付記44)
付記41に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージに前記第二TNLアドレスが含まれる場合、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記移行IABノードは前記第一Donor装置が前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により送信する第二メッセージを受信し、前記第二メッセージはF1-U接続のための第六TNLアドレスを含み、又は、F1-U接続のための第六TNLアドレス及びF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識を含み;及び
前記移行IABノードは前記F1-U接続の第五TNLアドレスを前記第六TNLアドレスに更新することである、方法。
(付記45)
付記33に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられる場合、前記移行IABノードは前記第一RRC再設定メッセージを受信し、前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み;及び
前記移行IABノードは前記第二F1-C接続の第三TNLアドレスを前記第四TNLアドレス更新する、方法。
(付記46)
付記45に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及び、F1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である、方法。
(付記47)
付記45に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一RRC再設定メッセージを受信する前に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記移行IABノードは前記第一Donor装置送信の第三RRC再設定メッセージを受信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは前記第二F1-C接続のための第三TNLアドレスを含み;及び
前記移行IABノードは前記第三TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立することである、方法。
(付記47a)
付記47に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記移行IABノードは前記第一Donor装置が前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により転送する、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、また、前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信し;及び
前記移行IABノードはそのサービングするUE送信の第二RRC再設定完了メッセージを受信し、また、前記第三TNLアドレス又は前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記第二RRC再設定完了メッセージを前記第二Donor装置に送信することである、方法。
(付記48)
付記33に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記移行IABノードは前記第一RRC再設定メッセージを受信し;
そのうち、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、前記移行IABノードは前記第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させる、方法。
(付記49)
付記48に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定;
前記第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識であり、
そのうち、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記50)
付記33に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記移行IABノードは前記第一RRC再設定メッセージを受信し、
そのうち、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレス又は第三TNLアドレスを含み、前記移行IABノードは前記第四TNLアドレス又は前記第三TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立し;又は
前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、前記移行IABノードは前記第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させる、方法。
(付記51)
付記50に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定;
前記第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識であり、
そのうち、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記52)
付記50に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージに前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれない場合、前記移行IABノードは前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させた後に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記移行IABノードは前記第二Donor装置送信の第三RRC再設定メッセージを受信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み;及び
前記移行IABノード前記第四TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立することである、方法。
(付記52a)
付記50又は52に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記移行IABノードは前記第一Donor装置が前記第一TNLアドレス又は前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により転送する、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、また、前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信し;及び
前記移行IABノードはそのサービングするUE送信の第二RRC再設定完了メッセージを受信し、かつ、前記第三TNLアドレス又は第前記四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記第二RRC再設定完了メッセージを前記第二Donor装置に送信することである、方法。
(付記53)
付記33に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記移行IABノードは前記第一RRC再設定メッセージを受信し、
そのうち、前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、前記移行IABノードは前記第二F1-C接続のために前記第四TNLアドレスを増加させ;又は
前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報、第二F1-C接続のための第四TNLアドレス及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、前記移行IABノードは前記第二F1-C接続のために前記第四TNLアドレスを増加させる及びは前記第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させる、方法。
(付記54)
付記53に記載の方法であって、
前記第一RRC再設定メッセージはさらに以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定;
前記第二F1-C接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識;
前記移行IABノードのF1-U接続のために増加させる第六TNLアドレス;及び
前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識であり、
そのうち、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記55)
付記53に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一RRC再設定メッセージを受信する前に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記移行IABノードは前記第一Donor装置送信の第三RRC再設定メッセージを受信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージには前記第二F1-C接続のための第三TNLアドレスが含まれ;及び
前記移行IABノードは前記第三TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立することである、方法。
(付記56)
付記53に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記移行IABノードは前記第一Donor装置が前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により転送する、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、また、前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信し;及び
前記移行IABノードはそのサービングするUE送信の第二RRC再設定完了メッセージを受信し、かつ、前記第三TNLアドレス又は第前記四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記第二RRC再設定完了メッセージを前記第二Donor装置に送信することである、方法。
(付記57)
グループ移行方法であって、
前記方法は第一Donor装置に適用され、移行IABノードは前記第一Donor装置から第二Donor装置に移動し、そのうち、前記方法は、
前記第一Donor装置が前記第二Donor装置送信の前記移行IABノードの第一F1-C接続の第二TNLアドレスを受信し;及び
前記第一Donor装置が前記移行IABノードの第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し、又は、前記移行IABノードの第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させることを含み、
そのうち、前記第一F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第一Donor装置CUとの間のF1接続であり、前記第一TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記57a)
付記57に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に移動するとは、以下の1つを指し、即ち、
前記移行IABノードの前記第一Donor装置の下でのバックホールリンクに無線リンク失敗が発生したときに、接続が第二Donor装置と再確立され;
前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられ;及び
上述の移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる、方法。
(付記58)
付記57aに記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第一Donor装置は前記第二Donor装置送信の前記移行IABノードのF1-U接続の第六TNLアドレスを受信し;及び
前記第一Donor装置は前記移行IABノードのF1-U接続の第五TNLアドレスを前記第六TNLアドレスに更新し、又は、前記移行IABノードのF1-U接続のために前記第六TNLアドレスを増加させることであり、
そのうち、前記第五TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記59)
付記58に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第一Donor装置は前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により前記移行IABノードに第二メッセージを送信し、前記第二メッセージは前記移行IABノードのF1-U接続のための第六TNLアドレス及び/又は前記移行IABノードのF1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識を含む、方法。
(付記60)
付記57aに記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第一Donor装置は前記第二Donor装置送信の前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し;及び
前記第一Donor装置は前記第二TNLアドレスを使用して前記第二RRC再設定メッセージを前記第一F1-C接続により前記移行IABノードに送信し、これによって、前記移行IABノードは前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに転送する、方法。
(付記61)
付記57aに記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられる場合、前記移行IABノードの第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新する前に、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第一Donor装置は前記第二Donor装置送信の前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し;及び
前記第一TNLアドレスを使用して前記第二RRC再設定メッセージを前記第一F1-C接続により前記移行IABノードに送信し、これによって、前記移行IABノードは前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに転送することである、方法。
(付記62)
グループ移行方法であって、
前記方法は第一Donor装置に適用され、移行IABノードは前記第一Donor装置から第二Donor装置に移動し、そのうち、前記方法は、
前記第一Donor装置は前記第二Donor装置に、前記移行IABノードが第二F1-C接続を確立するための第三TNLアドレスを送信し、
そのうち、前記第二F1-C接続は前記IABノードのDUと前記第二Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第三TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記63)
付記62に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に移動するとは、以下の1つを指し、即ち、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられ;及び
前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる、方法。
(付記64)
付記62に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第一Donor装置は前記第二Donor送信の、前記移行IABノードの第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを受信し、また、前記移行IABノードの第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させ、
そのうち、前記第二TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、前記第一F1-C接続は前記IABノードのDUと前記第一Donor装置のCUとの間のF1接続である、方法。
(付記65)
付記64に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第一Donor装置は前記第二Donor装置送信の前記移行IABノードのF1-U接続の第六TNLアドレスを受信し;及び
前記第一Donor装置は前記移行IABノードのF1-U接続の第五TNLアドレスを前記第六TNLアドレスに更新し又は、前記移行IABノードのF1-U接続のために前記第六TNLアドレスを増加させ;
そのうち、前記第五TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記66)
付記62に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第一Donor装置は前記移行IABノードに第三RRC再設定メッセージを送信し、そのうち、前記第三RRC再設定メッセージは前記第三TNLアドレスを含み、これによって、前記移行IABノードは前記第二Donor装置のCUと第二F1-C接続を確立する、方法。
(付記67)
付記66に記載の方法であって、
前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第一Donor装置は前記第二Donor装置送信の前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し;及び
前記第一Donor装置は第一TNLアドレス又は第二TNLアドレスを使用して前記第二RRC再設定メッセージを第一F1-C接続により前記移行IABノードに送信し、これによって、前記移行IABノードは前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに転送し、
そのうち、前記第一TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、方法。
(付記68)
付記66に記載の方法であって、
前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させ、前記方法はさらに以下のことを含み、即ち、
前記第一Donor装置は第一TNLアドレスを使用して又は前記第二TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により前記移行IABノードに第二メッセージを送信し、前記第二メッセージは少なくとも次のものをうちの1つを含み、即ち、
F1-U接続のための第六TNLアドレス;及び
F1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識である、方法。
(付記69)
Donor装置であって、
記憶器及び処理器を含み、
前記記憶器にはコンピュータプログラムが記憶されており、
そのうち、前記処理器は前記コンピュータプログラムを実行して付記1乃至31及び57~68のうちの任意の1項に記載の方法を実現するように構成される、装置。
(付記70)
IABノードであって、
記憶器及び処理器を含み、
前記記憶器にはコンピュータプログラムが記憶されており、
前記処理器は前記コンピュータプログラムを実行して付記32乃至56のうちの任意の1項に記載の方法を実現するように構成される、ノード。
(付記71)
通信システムであって、
Donor装置、IABノード及び端末装置を含み、
前記Donor装置は付記1乃至31及び57~68のうちの任意の1項に記載の方法を実行するように構成され、前記IABノードは付記32乃至56のうちの任意の1項に記載の方法を実行するように構成される、システム。

Claims (20)

  1. 第二Donor装置に配置されるグループ移行装置であって、
    処理ユニットを含み、
    移行IABノードが第一Donorから第二Donor装置に移動するときに、前記処理ユニットは、
    前記移行IABノードが第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新するようにさせ;
    前記移行IABノードが第二F1-C接続の第三TNLアドレスを第四TNLアドレスに更新するようにさせ;
    前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定し;
    前記移行IABノードのために、第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを増加させ;
    前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第三TNLアドレスを設定し;及び
    前記移行IABノードのために、第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを増加させる、処理のうちの少なくとも1つを行い、
    前記第一F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第一Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第二F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第二Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第一TNLアドレス及び前記第三TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティンし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレス及び前記第四TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、グループ移行装置。
  2. 請求項1に記載のグループ移行装置であって、
    前記移行IABノードが第一Donor装置から第二Donor装置に移動することとは、
    前記移行IABノードの前記第一Donor装置の下でのバックホールリンクに無線リンク失敗が発生したときに、接続が前記第二Donor装置と再確立され;
    前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられ;及び
    前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる、ことのうちの1つを指す、グループ移行装置。
  3. 請求項2に記載のグループ移行装置であって、
    前記移行IABノードの前記第一Donor装置の下でのバックホールリンクに無線リンク失敗が発生したときに、前記処理ユニットは、
    前記移行IABノードが第一F1-C接続の第一TNLアドレスを第二TNLアドレスに更新するようにさせ;及び
    前記移行IABノードのために、第二F1-C接続を確立するための第四TNLアドレスを設定する処理を行う、グループ移行装置。
  4. 請求項3に記載のグループ移行装置であって、
    前記移行IABノードの接続が前記第二Donor装置と再確立される後に、前記処理ユニットは前記移行IABノードに第一RRC再設定メッセージを送信し、
    前記第一RRC再設定メッセージは前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、又は、前記第一RRC再設定メッセージは前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレス及び前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含む、グループ移行装置。
  5. 請求項4に記載のグループ移行装置であって、
    前記第二Donor装置が前記移行IABノードと前記第二F1-C接続を確立した後に、前記処理ユニットは前記第二Donor装置のCUの側で前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記移行IABノードのDUに第一メッセージを送信し、前記移行IABノードはそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立し、
    前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立する、グループ移行装置。
  6. 移行IABノードに配置されるグループ移行装置であって、
    前記移行IABノードは第一Donor装置から第二Donor装置に移動し、
    前記グループ移行装置は、受信ユニットを含み、
    前記受信ユニットは、前記第一Donor装置から、前記第二Donor装置が送信する第一RRC再設定メッセージを受信し、
    前記第一RRC再設定メッセージは、
    第一F1-C接続のための第二TNLアドレスであって、前記第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し、又は、前記第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させる、もの;
    第二F1-C接続のための第四TNLアドレスであって、前記第二F1-C接続の第三TNLアドレスを前記第四TNLアドレスに更新し、又は、前記第四TNLアドレスを用いて前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立し、又は、前記第二F1-C接続のために前記第四TNLアドレスを増加させる、もの;
    第二F1-C接続のための第三TNLアドレスであって、前記第二F1-C接続のために前記第三TNLアドレスを増加させ、又は、前記第三TNLアドレスを用いて前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立する、もの、のうちの少なくとも1つを含み、
    前記第一F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第一Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第二F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第二Donor装置のCUとの間のF1接続であり、前記第一TNLアドレス及び前記第三TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティンし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレス及び前記第四TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、グループ移行装置。
  7. 請求項6に記載のグループ移行装置であって、
    前記移行IABノードが第一Donor装置から第二Donor装置に移動することとは、
    前記移行IABノードの前記第一Donor装置の下でのバックホールリンクに無線リンク失敗が発生したときに、接続が前記第二Donor装置と再確立され;
    前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられ;及び
    前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させることのうちの1つを指す、グループ移行装置。
  8. 請求項7に記載のグループ移行装置であって、
    処理ユニットをさらに含み、
    前記移行IABノードの接続が前記第二Donor装置と再確立される後に、前記受信ユニットは前記第一RRC再設定メッセージを受信し、
    前記第一RRC再設定メッセージは前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、前記処理ユニットは、前記第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し;又は
    前記第一RRC再設定メッセージは前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレス及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、前記処理ユニットは、前記第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し、かつ前記第四TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立する、グループ移行装置。
  9. 請求項8に記載の装置であって、
    前記第一RRC再設定メッセージは、
    前記移行IABノードに割り当てられるBAPアドレス;
    前記移行IABノードのバックホールRLCチャネル設定、及び、F1-C及び非F1フローのためのデフォルトBAPルーティング標識及びデフォルトバックホールRLCチャネル標識;
    前記移行IABノードがそのF1-U接続の第五TNLアドレスを第六TNLアドレスに更新するための第六TNLアドレス;及び
    F1-U接続のためのBAPルーティング標識及びバックホールRLCチャネル標識、のうちの少なくとも1つを含み、
    前記第五TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第六TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、グループ移行装置。
  10. 請求項8に記載のグループ移行装置であって、
    第一確立ユニット及び第二確立ユニットをさらに含み、
    前記第一確立ユニットは前記第二Donor装置と第二F1-C接続を確立し、前記受信ユニットは、前記第二Donor装置のCUが前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により送信する第一メッセージを受信し、前記第二確立ユニットは、前記第一メッセージに基づいてそのサービングするUEのために第二コンテキストを確立し、
    前記第一メッセージは前記UEの第一コンテキスト標識を含み、前記移行IABノードは前記第一コンテキスト標識に基づいて前記UEの第一コンテキストを取得し、前記第一コンテキストを再利用して前記第二コンテキストを確立する、グループ移行装置。
  11. 請求項8に記載の装置であって、
    第一確立ユニット及び処理ユニットをさらに含み、
    前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられる場合、前記受信ユニットは前記第一RRC再設定メッセージを受信し、
    前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、前記第一確立ユニットは前記第四TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立し;又は
    前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、前記処理ユニットは前記第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新する、グループ移行装置。
  12. 請求項11に記載のグループ移行装置であって、
    送信ユニットをさらに含み、
    前記受信ユニットは、前記第一Donor装置が前記第二TNLアドレスを使用して又は前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により転送する、前記移行IABがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、前記送信ユニットは、前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信し、
    前記受信ユニットは、そのサービングするUEが送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信し、前記送信ユニットは、前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記第二RRC再設定完了メッセージを前記第二Donor装置に送信する、グループ移行装置。
  13. 請求項8に記載のグループ移行装置であって、
    処理ユニットをさらに含み、
    前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられる場合、前記受信ユニットは前記第一RRC再設定メッセージを受信し、前記第一RRC再設定メッセージは切り替え命令及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、
    前記処理ユニットは前記第二F1-C接続の第三TNLアドレスを前記第四TNLアドレス更新する、グループ移行装置。
  14. 請求項11に記載のグループ移行装置であって、
    送信ユニットをさらに含み、
    前記受信ユニットは、前記第一Donor装置が前記第一TNLアドレスを使用して前記第一F1-C接続により転送する、前記移行IABノードがサービングするUEについての第二RRC再設定メッセージを受信し、前記送信ユニットは前記第二RRC再設定メッセージをそのサービングするUEに送信し、
    前記受信ユニットは、前記移行IABノードがサービングするUEが送信する第二RRC再設定完了メッセージを受信し、前記送信ユニットは、前記第三TNLアドレス又は前記第四TNLアドレスを使用して前記第二F1-C接続により前記第二RRC再設定完了メッセージを前記第二Donor装置に送信する、グループ移行装置。
  15. 請求項8に記載のグループ移行装置であって、
    前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記受信ユニットは前記第一RRC再設定メッセージを受信し、
    前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、前記移行IABノードは前記第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させる、グループ移行装置。
  16. 請求項8に記載のグループ移行装置であって、
    前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記受信ユニットは前記第一RRC再設定メッセージを受信し、
    前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレス又は第三TNLアドレスを含み、前記グループ移行装置は第一確立ユニットをさらに含み、前記第一確立ユニットは前記第四TNLアドレス又は前記第三TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立し;又は
    前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、前記装置グループ移行は処理ユニットをさらに含み、前記処理ユニットは前記第一F1-Cのために前記第二TNLアドレスを増加させる、グループ移行装置。
  17. 請求項16に記載のグループ移行装置であって、
    前記第一RRC再設定メッセージに前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスが含まれない場合、前記処理ユニットは前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させた後に、
    前記受信ユニットは、前記第二Donor装置が送信する第三RRC再設定メッセージを受信し、前記第三RRC再設定メッセージは、前記第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、
    前記第一確立ユニットは、前記第四TNLアドレスを使用して前記第二Donor装置のCUと前記第二F1-C接続を確立する、グループ移行装置。
  18. 請求項8に記載のグループ移行装置であって、
    前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、前記第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる場合、前記受信ユニットは前記第一RRC再設定メッセージを受信し、
    前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報及び第二F1-C接続のための第四TNLアドレスを含み、前記グループ移行装置は処理ユニットをさらに含み、前記処理ユニットは前記第二F1-C接続のために前記第四TNLアドレスを増加させ;又は
    前記第一RRC再設定メッセージはセカンダリセル組(SCG)設定情報、第二F1-C接続のための第四TNLアドレス、及び前記第一F1-C接続のための第二TNLアドレスを含み、前記グループ移行装置は理ユニットをさらに含み、前記処理ユニットは、前記第二F1-C接続のために前記第四TNLアドレスを増加させ、かつ前記第一F1-Cのために前記第二TNLアドレスを増加させる、グループ移行装置。
  19. 第一Donor装置に配置されるグループ移行装置であって、
    移行IABノードは前記第一Donor装置から第二Donor装置に移動し、
    前記グループ移行装置は、
    前記第二Donor装置が送信する前記移行IABノードの第一F1-C接続の第二TNLアドレスを受信する受信ユニット;及び
    前記移行IABノードの第一F1-C接続の第一TNLアドレスを前記第二TNLアドレスに更新し、又は、前記移行IABノードの第一F1-C接続のために前記第二TNLアドレスを増加させる処理ユニットを含み、
    前記第一F1-C接続は前記移行IABノードのDUと前記第一Donor装置CUとの間のF1接続であり、前記第一TNLアドレスは前記第一Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスであり、前記第二TNLアドレスは前記第二Donor装置のDUにルーティングし得るTNLアドレスである、グループ移行装置。
  20. 請求項19に記載のグループ移行装置であって、
    前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に移動することとは、
    前記移行IABノードの前記第一Donor装置の下のバックホールリンクに無線リンク失敗が発生したときに時、接続が前記第二Donor装置と再確立され;
    前記移行IABノードが前記第一Donor装置から前記第二Donor装置に切り替えられ;及び
    前記移行IABノードが前記第一Donor装置との接続を維持しながら、第二Donor装置とのエアインターフェース接続を増加させる、ことのうちの1つを指す、グループ移行装置。
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