JP6600613B2 - 投票装置、投票プログラムおよび投票方法 - Google Patents

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Description

本発明は、投票装置、投票プログラムおよび投票方法に関する。
競馬、競輪、競艇、オートレースなどの公営競技の投票券をユーザが購入する場合、ユーザは、投票装置を用いて投票券を購入する。また、例えば、ユーザは、投票装置を用いて、サービス券が有する金銭価値の範囲内で投票券を購入することができる。
特開2014−160429号公報
上記のように、ユーザは、投票装置を用いて、サービス券の金銭価値の範囲内で投票券を購入することができる。投票券の金額がサービス券の金銭価値よりも小さい場合、サービス券の金銭価値から投票券の金額を差し引いた金額は、サービス券の残額である。サービス券の残額は、お釣りとしてユーザに支払われない場合がある。そのため、サービス券に残額が残っているにも関わらず、何らサービスを受けられない場合、ユーザは、損した気分になる。ひいては、ユーザの公営競技に対する関心を失わせることになる。
1つの側面では、本発明は、ユーザの公営競技に対する関心を失わせることを防ぐことができる投票装置、投票プログラムおよび投票方法を提供することを目的とする。
1つの態様では、投票装置が提供される。この投票装置は、取得部と発行処理部とを有する。取得部は、金銭価値を有するサービス券の金額を示すサービス券情報を取得し、ユーザが投票する複数の投票番号と複数の投票番号それぞれに対応する投票金額とを示す投票情報を取得する。発行処理部は、投票情報に基づいて投票金額の合計金額を算出し、サービス券の金額が合計金額よりも大きい場合、サービス券の金額から合計金額を差し引いてサービス券の残額を算出し、新たに投票する新投票番号を所定の方法で決定し、新投票番号に対応する投票金額を残額の範囲内で充当し、新投票番号と複数の投票番号に関する投票券を発行する。
また、1つの態様では、投票プログラムが提供される。この投票プログラムは、コンピュータに、金銭価値を有するサービス券の金額を示すサービス券情報を取得し、ユーザが投票する複数の投票番号と複数の投票番号それぞれに対応する投票金額とを示す投票情報を取得し、投票情報に基づいて投票金額の合計金額を算出し、サービス券の金額が合計金額よりも大きい場合、サービス券の金額から合計金額を差し引いてサービス券の残額を算出し、新たに投票する新投票番号を所定の方法で決定し、新投票番号に対応する投票金額を残額の範囲内で充当し、新投票番号と複数の投票番号に関する投票券を発行する、処理を実行させる。
また、1つの態様では、投票方法が提供される。この投票方法は、コンピュータが、金銭価値を有するサービス券の金額を示すサービス券情報を取得し、ユーザが投票する複数の投票番号と複数の投票番号それぞれに対応する投票金額とを示す投票情報を取得し、投票情報に基づいて投票金額の合計金額を算出し、サービス券の金額が合計金額よりも大きい場合、サービス券の金額から合計金額を差し引いてサービス券の残額を算出し、新たに投票する新投票番号を所定の方法で決定し、新投票番号に対応する投票金額を残額の範囲内で充当し、新投票番号と複数の投票番号に関する投票券を発行する。
1つの側面では、ユーザの公営競技に対する関心を失わせることを防ぐことができる。
第1の実施の形態の投票装置を示す図である。 第2の実施の形態の投票装置のハードウェア例を示す図である。 第2の実施の形態の投票装置の機能例を示す図である。 第2の実施の形態の発行処理の例を示すフローチャート(その1)である。 第2の実施の形態の発行処理の例を示すフローチャート(その2)である。 第2の実施の形態の第1の充当処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の第2の充当処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の発行処理の具体例(その1)を示す図である。 第2の実施の形態の発行処理の具体例(その2)を示す図である。 第3の実施の形態の賭式対応テーブルの例を示す図である。 第3の実施の形態の発行処理の例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の第1の充当処理の例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の第2の充当処理の例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の発行処理の具体例(その1)を示す図である。 第3の実施の形態の発行処理の具体例(その2)を示す図である。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の投票装置を示す図である。投票装置1は、取得部1aと発行処理部1bとを有する。取得部1aと発行処理部1bとは、例えば、プロセッサである。プロセッサには、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを含み得る。また、取得部1aと発行処理部1bとは、マルチプロセッサであってもよい。
取得部1aは、サービス券情報2を取得する。サービス券情報2は、金銭価値を有するサービス券の金額を示す。例えば、サービス券情報2は、500円である。取得部1aは、例えば、サービス券情報2を取得する場合、投票装置1に設けられたサービス券の投入口に投入されたサービス券からサービス券情報2を取得する。または、取得部1aは、ネットワークを介して、電子的なサービス券からサービス券情報2を取得してもよい。
取得部1aは、投票情報3を取得する。投票情報3は、ユーザが投票する複数の投票番号と複数の投票番号それぞれに対応する投票金額とを示す。例えば、投票情報3は、投票番号“1−2”,“1−3”と投票番号“1−2”に対応する投票金額“200円”、投票番号“1−3”に対応する投票金額“200円”とを示す。なお、投票番号は、例えば、単勝、複勝の場合、1つの番号から成る。同様に、投票番号は、2連単、2連複の場合、2つの番号から成る。投票番号は、3連単、3連複の場合、3つの番号から成る。取得部1aは、例えば、投票情報3を取得する場合、投票装置1に設けられた投票カードの投入口に投入された投票カードから投票情報3を取得する。なお、投票カードは、投票する内容を記載した投票申し込みマークカードである。また、取得部1aは、投票装置1が有するタッチパネルをユーザが操作して入力された投票情報3を取得してもよいし、ネットワークを介して、投票情報3を取得してもよい。
発行処理部1bは、投票情報3に基づいて投票金額の合計金額を算出する。例えば、発行処理部1bは、投票番号“1−2”に対応する投票金額“200円”と投票番号“1−3”に対応する投票金額“200円”とを加算し、合計金額“400円”を算出する。
発行処理部1bは、サービス券の金額と合計金額とを比較する。発行処理部1bは、サービス券の金額が合計金額よりも大きい場合、サービス券の金額から合計金額を差し引いてサービス券の残額を算出する(ステップS1)。例えば、発行処理部1bは、サービス券の金額“500円”と合計金額“400円”とを比較する。発行処理部1bは、サービス券の金額が合計金額よりも大きいと判定する。発行処理部1bは、サービス券の金額“500円”から合計金額“400円”を差し引いてサービス券の残額“100円”を算出する。
発行処理部1bは、新たに投票する投票番号を所定の方法で決定する。例えば、発行処理部1bは、投票情報3に含まれている投票番号“1−2”,“1−3”と異なる投票番号“1−4”を決定する。発行処理部1bは、決定した投票番号に対応する投票金額をサービス券の残額の範囲内で充当する(ステップS2)。例えば、発行処理部1bは、投票番号“1−4”に対応する投票金額に“100円”を充当する。なお、発行処理部1bは、新たに投票する投票番号について、投票情報3に含まれている投票番号と同じ賭式で投票することにしてもよいし、異なる賭式で投票することにしてもよい。また、賭式は、式別ともいう。
発行処理部1bは、上記で決定した投票番号と投票情報3に含まれている複数の投票番号に関する投票券を発行する。例えば、投票券は、投票番号“1−2”,“1−3”,“1−4”と投票番号“1−2”に対応する投票金額“200円”、投票番号“1−3”に対応する投票金額“200円”、投票番号“1−4”に対応する投票金額“100円”とを示す。また、発行処理部1bは、投票番号“1−4”の投票券と投票番号“1−2”,“1−3”の投票券とを別々に発行してもよい。
ここで、ユーザは、サービス券の金銭価値の範囲内で投票券を購入することができる。投票券の金額がサービス券の金銭価値よりも小さい場合、サービス券の金銭価値から投票券の金額を差し引いた金額は、サービス券の残額である。サービス券の残額は、お釣りとしてユーザに支払われない場合がある。そのため、サービス券に残額が残っているにも関わらず、何らサービスを受けられない場合、ユーザは、損した気分になる。ひいては、ユーザの公営競技に対する関心を失わせることになる。
第1の実施の形態によれば、投票装置1は、サービス券の残額の範囲内で新たな投票番号の投票を可能にする。このように、投票装置1は、サービス券の残額の範囲内でユーザに対してサービスを提供する。これにより、ユーザは、損した気分にならず、公営競技に対する関心を失うことがなくなる。よって、第1の実施の形態によれば、ユーザの公営競技に対する関心を失わせることを防ぐことができる。
また、発行処理部1bは、投票情報3に含まれている投票番号の数が1つの場合、新たに投票する投票番号を決定し、決定した投票番号に対応する投票金額をサービス券の残額の範囲内で充当してもよい。例えば、発行処理部1bは、サービス券の金額が投票情報3に含まれている1つの投票番号に対応する投票金額よりも大きい場合、サービス券の金額から当該投票番号に対応する投票金額を差し引いてサービス券の残額を算出する。発行処理部1bは、新たに投票する投票番号を所定の方法で決定する。発行処理部1bは、決定した投票番号に対応する投票金額をサービス券の残額の範囲内で充当する。そして、発行処理部1bは、新たに投票する投票番号に関する投票券を発行する。
また、発行処理部1bは、投票情報3に含まれている投票番号の数が1つの場合、当該投票番号に対応する投票金額にサービス券の残額の全てを充当してもよい。そして、発行処理部1bは、当該投票番号に関する投票券を発行する。
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態の投票装置のハードウェア例を示す図である。投票装置100は、投票券を発行する。また、投票装置100は、ギフト券を読み取ることができる。なお、ギフト券は、第1の実施の形態のサービス券の一態様である。ギフト券は、公営競技場や駅などで配布される。ユーザは、配布されたギフト券を用いて投票券を購入することができる。
投票装置100は、プロセッサ101、RAM(Random Access Memory)102、HDD(Hard Disk Drive)103、通信インタフェース104、グラフィック処理ユニット105および入出力インタフェース106を有する。各ユニットが投票装置100のバスに接続されている。
プロセッサ101は、投票装置100全体を制御する。プロセッサ101は、複数のプロセッシング要素を含むマルチプロセッサであってもよい。プロセッサ101は、例えばCPU、DSP、ASICまたはFPGAなどである。また、プロセッサ101は、CPU、DSP、ASIC、FPGAなどのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
RAM102は、投票装置100の主記憶装置である。RAM102は、プロセッサ101に実行させるアプリケーションプログラムの少なくとも一部を一時的に記憶する。また、RAM102は、プロセッサ101による処理に用いる各種データを記憶する。
HDD103は、投票装置100の補助記憶装置である。HDD103は、内蔵した磁気ディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD103には、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。投票装置100は、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)などの他の種類の補助記憶装置を備えてもよく、複数の補助記憶装置を備えてもよい。
通信インタフェース104は、ネットワーク200を介して、他の装置と通信を行う。グラフィック処理ユニット105は、ディスプレイ11と接続している。グラフィック処理ユニット105は、プロセッサ101の制御の下に、各種の情報をディスプレイ11に表示させる。
入出力インタフェース106は、タッチパネル12、投票カード読み取りユニット13、紙幣還流ユニット14、硬貨還流ユニット15、投票券印刷ユニット16およびギフト券読み取りユニット17と接続している。また、入出力インタフェース106は、記録媒体18に対する情報の書き込みおよび読み出しが可能な可搬型記録媒体インタフェースと接続可能になっている。
入出力インタフェース106は、タッチパネル12、投票カード読み取りユニット13、紙幣還流ユニット14、硬貨還流ユニット15、投票券印刷ユニット16、ギフト券読み取りユニット17および可搬型記録媒体インタフェースから送られてくる信号を、バスを介してプロセッサ101に送信する。また、入出力インタフェース106は、プロセッサ101から送られてくる制御信号を、バスを介して対応するユニットへ送信する。
タッチパネル12は、透過型のタッチパネルであり、各種の入力や投票内容の修正等の際に操作される。投票カード読み取りユニット13は、投票カードから投票内容を読み取るユニットである。紙幣還流ユニット14は、紙幣の受け入れ、紙幣の真贋の鑑別、紙幣の収納、紙幣の返却、釣銭の排出を行う。硬貨還流ユニット15は、硬貨の受け入れ、硬貨の真贋の鑑別、硬貨の収納、硬貨の返却、釣銭の排出を行う。投票券印刷ユニット16は、投票内容を印刷して投票券を発行する。また、投票券印刷ユニット16は、後述する証明書を発行する。ギフト券読み取りユニット17は、ギフト券からギフト券の金額を読み取るユニットである。
なお、記録媒体18として、例えば、フレキシブルディスク(FD:Flexible Disk)やHDDなどの磁気ディスク、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、光磁気ディスク(MO:Magneto-Optical disk)を使用できる。また、記録媒体18として、例えば、フラッシュメモリカードなどの不揮発性の半導体メモリを使用することもできる。
次に、投票装置100が有する機能について説明する。
図3は、第2の実施の形態の投票装置の機能例を示す図である。投票装置100は、記憶部110、取得部120および発行処理部130を有する。
記憶部110は、例えば、RAM102またはHDD103に確保した記憶領域として実装される。記憶部110は、取得部120および発行処理部130が実行する処理で用いられる情報を記憶する。
取得部120および発行処理部130は、例えば、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実装される。
取得部120は、ギフト券読み取りユニット17からギフト券の金額の情報を取得する。取得部120は、投票カード読み取りユニット13から投票カードの投票内容を取得する。例えば、投票内容は、賭式、投票番号、投票番号に対応する投票金額などである。
発行処理部130は、各投票番号に対応する投票金額の合計を算出する。発行処理部130は、算出した合計に基づいてギフト券の残額を算出する。発行処理部130は、投票内容に基づいて、ギフト券の残額の範囲内で様々なサービスをユーザに提供する。様々なサービスについては、後で詳細に説明する。
次に、投票装置100が実行する処理について、フローチャートを用いて説明する。
図4は、第2の実施の形態の発行処理の例を示すフローチャート(その1)である。図4の処理は、投票券を購入するユーザがギフト券読み取りユニット17にギフト券を投入することで開始する。以下、図4に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S11)取得部120は、ギフト券読み取りユニット17からギフト券の金額の情報を取得する。
ステップS11の後、ユーザは、投票カード読み取りユニット13に投票カードを投入する。
(S12)取得部120は、投票カード読み取りユニット13から投票カードの投票内容を取得する。例えば、投票内容は、賭式、投票番号、投票番号に対応する投票金額などである。
(S13)発行処理部130は、投票金額の合計(以下、購入金額)を算出する。
(S14)発行処理部130は、購入金額がギフト券の金額以上であるか否かを判定する。購入金額がギフト券の金額以上である場合(S14のYes)、発行処理部130は、処理を終了する。なお、発行処理部130は、購入金額とギフト券の金額とに差額がある場合、差額(不足金)の投入を促す画面をディスプレイ11に表示する。
購入金額がギフト券の金額以上でない場合(S14のNo)、発行処理部130は、処理をステップS15に進める。
(S15)発行処理部130は、ギフト券の残額(ギフト券の金額−購入金額)を算出する。
(S16)発行処理部130は、投票内容が1点購入であるか否かを判定する。投票内容が1点購入の場合(S16のYes)、発行処理部130は、処理をステップS17に進める。投票内容が1点購入でない場合(S16のNo)、発行処理部130は、処理をステップS21に進める。
(S17)発行処理部130は、投票番号に対応する投票金額にギフト券の残額を全て充当する。そして、発行処理部130は、処理をステップS23に進める。
図5は、第2の実施の形態の発行処理の例を示すフローチャート(その2)である。以下、図5に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S21)発行処理部130は、各投票番号に対応する投票金額が全て同じであるか否かを判定する。各投票番号に対応する投票金額が全て同じ場合(S21のYes)、発行処理部130は、処理をステップS24に進める。各投票番号に対応する投票金額が異なる場合(S21のNo)、発行処理部130は、処理をステップS22に進める。
(S22)発行処理部130は、第1の充当処理を実行する。
(S23)発行処理部130は、投票券印刷ユニット16から投票券と証明書を発行させる。証明書は、ギフト券の残額の用途を示す。例えば、証明書は、新たな投票番号に対応する投票金額をギフト券の残金で充当した旨を示す。なお、発行処理部130は、投票券印刷ユニット16から証明書に記載する内容を含む投票券のみを発行させてもよい。
投票券印刷ユニット16は、投票券と証明書を発行する。
(S24)発行処理部130は、第2の充当処理を実行する。実行後、発行処理部130は、処理をステップS23に進める。
投票装置100は、証明書を発行する。ユーザは、証明書を視認することで、ギフト券の残額の用途を認識することができる。
図6は、第2の実施の形態の第1の充当処理の例を示すフローチャートである。図6に示す処理は、ステップS22の処理に対応する。以下、図6に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S31)発行処理部130は、ステップS12で取得した投票番号の中から投票金額が最も高い投票番号を抽出する。
(S32)発行処理部130は、ステップS31で抽出した投票番号に対応する投票金額に、ギフト券の残額の中から所定の金額を充当する。所定の金額は、以下、何円でもよい。例えば、所定の金額は、100円である。また、所定の金額は、投票番号に賭けることができる金額の最低金額でもよい。
発行処理部130は、ギフト券の残額から所定の金額を差し引く。これにより、ギフト券の残額は、所定の金額だけ減る。
(S33)発行処理部130は、ギフト券の残額が残っているか否かを判定する。ギフト券の残額が残っている場合(S33のYes)、発行処理部130は、処理をステップS34に進める。ギフト券の残額が残っていない場合(S33のNo)、発行処理部130は、処理を終了する。
(S34)発行処理部130は、第2の充当処理を実行する。
(S35)発行処理部130は、ステップS44で特定した投票番号に対応する投票金額に、ギフト券の残額の中から所定の金額を充当する。
発行処理部130は、ギフト券の残額から所定の金額を差し引く。これにより、ギフト券の残額は、所定の金額だけ減る。
(S36)発行処理部130は、ギフト券の残額が残っているか否かを判定する。ギフト券の残額が残っている場合(S36のYes)、発行処理部130は、処理をステップS31に進める。ギフト券の残額が残っていない場合(S36のNo)、発行処理部130は、処理を終了する。
図7は、第2の実施の形態の第2の充当処理の例を示すフローチャートである。図7に示す処理は、ステップS24またはステップS34の処理に対応する。以下、図7に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S41)発行処理部130は、N(ギフト券の残額/所定の金額)を算出する。Nは、追加で投票する投票番号の数である。なお、ステップS34の次にステップS41を実行する場合、発行処理部130は、Nに1を代入する。
(S42)発行処理部130は、ステップS12で取得した投票内容から賭式を特定する。
(S43)発行処理部130は、ステップS42で特定した賭式に基づいて、軸を決定する。例えば、発行処理部130は、賭式が2連単または2連複の場合、複数の投票番号の1着の番号が同じ場合、1着を軸に決定する。また、発行処理部130は、複数の投票番号を比較して、1着の番号が異なる場合、何れかの投票番号の1着を軸に決定してもよい。また、例えば、発行処理部130は、賭式が3連単または3連複の場合、複数の投票番号の1着の番号が同じ場合、かつ、複数の投票番号の2着の番号が同じ場合、1着、2着を軸に決定する。また、発行処理部130は、複数の投票番号を比較して、1着、2着の番号が異なる場合、何れかの投票番号の1着、2着を軸に決定してもよい。
なお、発行処理部130は、賭式が単勝または複勝の場合、ステップS43をスキップする。
(S44)発行処理部130は、ステップ43で決定した軸を基に、N通りの投票番号を特定する。例えば、発行処理部130は、Nが“2”、賭式が“2連単”、ステップS12で取得した投票番号が“1−2”、“1−3”、軸が“1”の場合、投票番号“1−2”、“1−3”の2着を比較して番号の最も大きい番号“3”を特定する。発行処理部130は、“3”から昇順に2つ(Nが2)の番号“4”、“5”を特定する。発行処理部130は、軸“1”を基に、2通りの投票番号“1−4”、“1−5”を特定する。なお、発行処理部130は、ステップS12で取得した投票番号の2着を比較して番号の最も小さい番号から降順に番号を特定してもよい。
また、例えば、発行処理部130は、Nが“2”、賭式が“3連単”、ステップS12で取得した投票番号が“1−2−3”、“1−2−4”、軸が“1−2”の場合、投票番号“1−2−3”、“1−2−4”の3着を比較して番号の最も大きい番号“4”を特定する。発行処理部130は、“4”から昇順に2つの番号“5”、“6”を特定する。発行処理部130は、軸“1−2”を基に、2通りの投票番号“1−2−5”、“1−2−6”を特定する。なお、発行処理部130は、ステップS12で取得した投票番号の3着を比較して番号の最も小さい番号から降順に番号を特定してもよい。
このように、発行処理部130は、賭式が2連単または2連複の場合、ステップS12で取得した投票番号の2着を比較して番号の最も大きい番号から昇順に番号を特定する。また、発行処理部130は、賭式が3連単または3連複の場合、ステップS12で取得した投票番号の3着を比較して番号の最も大きい番号から昇順に番号を特定する。
発行処理部130は、賭式が単勝または複勝の場合、投票番号から昇順にN通りの投票番号を抽出する。例えば、発行処理部130は、Nが“2”、賭式が“単勝”、ステップS12で取得した投票番号が“1”、“2”の場合、投票番号“1”、“2”を比較して番号の最も大きい番号“2”を特定する。発行処理部130は、“2”から昇順に“2”通りの投票番号“3”、“4”を特定する。
なお、発行処理部130は、N通りの投票番号を特定する場合、ステップS12で取得した投票番号と異なる投票番号を特定する。
(S45)発行処理部130は、第1の充当処理の途中であるか否かを判定する。第1の充当処理の途中でない場合(S45のNo)、発行処理部130は、処理をステップS46に進める。第1の充当処理の途中の場合(S45のYes)、発行処理部130は、第2の充当処理を終了し、処理をステップS35に進める。
(S46)発行処理部130は、ステップS44で特定したN通りの投票番号に対応する投票金額に、ギフト券の残額の中から所定の金額を充当する。
次に、発行処理について具体例を用いて説明する。
図8は、第2の実施の形態の発行処理の具体例(その1)を示す図である。図8(A)は、ユーザが1点購入する場合を示している。
ユーザは、ギフト券読み取りユニット17にギフト券300を投入する。取得部120は、ギフト券読み取りユニット17からギフト券300の金額が500円であるという情報を取得する。ユーザは、投票カード読み取りユニット13に投票カード400を投入する。取得部120は、投票カード読み取りユニット13から投票カード400の投票内容を取得する。投票内容は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−3”、投票金額“100円”を示す。
発行処理部130は、購入金額“100円”を算出する。発行処理部130は、ギフト券の残額“400円(500円−100円)”を算出する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”の投票金額に残額“400円”を充当する。これにより、投票番号“1−2−3”に対応する投票金額は、500円になる。発行処理部130は、投票券印刷ユニット16から投票券500を発行させる。投票券500は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−3”、投票金額“500円”を示す。
図8(B)は、ユーザが同じ賭式で複数の投票番号に異なる投票金額を賭けている場合を示す。ユーザは、ギフト券読み取りユニット17にギフト券301を投入する。取得部120は、ギフト券読み取りユニット17からギフト券301の金額が500円であるという情報を取得する。ユーザは、投票カード読み取りユニット13に投票カード401を投入する。取得部120は、投票カード読み取りユニット13から投票カード401の投票内容を取得する。投票内容は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−3”、投票金額“200円”を示す。また、投票内容は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−4”、投票金額“100円”を示す。
発行処理部130は、購入金額“300円(200円+100円)”を算出する。発行処理部130は、ギフト券の残額“200円(500円−300円)”を算出する。発行処理部130は、投票金額が最も高い投票番号“1−2−3”を抽出する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”に対応する投票金額に100円を充当する。これにより、投票番号“1−2−3”に対応する投票金額は、300円になる。発行処理部130は、ギフト券の残額“100円(200円−100円)”を算出する。
発行処理部130は、Nに1を代入する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”,“1−2−4”の1着を比較する。発行処理部130は、1着が同じであることを特定する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”,“1−2−4”の2着を比較する。発行処理部130は、2着が同じであることを特定する。発行処理部130は、“1−2”を軸に決定する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”、“1−2−4”の3着を比較して番号の最も大きい番号“4”を特定する。発行処理部130は、“4”から昇順に1つの番号“5”を特定する。発行処理部130は、軸“1−2”を基に、1通りの投票番号“1−2−5”を特定する。
発行処理部130は、投票番号“1−2−5”に対応する投票金額にギフト券の残額“100円”を充当する。発行処理部130は、投票券印刷ユニット16から投票券501を発行させる。投票券501は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−3”、投票金額“300円”を示す。投票券501は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−4”、投票金額“100円”を示す。投票券501は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−5”、投票金額“100円”を示す。
図9は、第2の実施の形態の発行処理の具体例(その2)を示す図である。図9は、ユーザが同じ賭式で複数の投票番号に同じ投票金額を賭けている場合を示す。
ユーザは、ギフト券読み取りユニット17にギフト券302を投入する。取得部120は、ギフト券読み取りユニット17からギフト券302の金額が500円であるという情報を取得する。ユーザは、投票カード読み取りユニット13に投票カード402を投入する。取得部120は、投票カード読み取りユニット13から投票カード402の投票内容を取得する。投票内容は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−3”、投票金額“100円”を示す。また、投票内容は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−4”、投票金額“100円”を示す。
発行処理部130は、購入金額“200円(100円+100円)”を算出する。発行処理部130は、ギフト券の残額“300円(500円−200円)”を算出する。
発行処理部130は、N=3(300円/100円)を算出する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”,“1−2−4”の1着を比較する。発行処理部130は、1着が同じであることを特定する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”,“1−2−4”の2着を比較する。発行処理部130は、2着が同じであることを特定する。発行処理部130は、“1−2”を軸に決定する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”、“1−2−4”の3着を比較して番号の最も大きい番号“4”を特定する。発行処理部130は、“4”から昇順に3つの番号“5” ,“6”,“7”を特定する。発行処理部130は、3通りの投票番号“1−2−5”,“1−2−6”,“1−2−7”を特定する。
発行処理部130は、各投票番号に対応する投票金額にギフト券の残額を充当する。具体的には、発行処理部130は、投票番号“1−2−5”に対応する投票金額に100円を充当する。発行処理部130は、投票番号“1−2−6”に対応する投票金額に100円を充当する。発行処理部130は、投票番号“1−2−7”に対応する投票金額に100円を充当する。
発行処理部130は、投票券印刷ユニット16から投票券502を発行させる。投票券502は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−3”、投票金額“100円”を示す。投票券502は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−4”、投票金額“100円”を示す。投票券502は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−5”、投票金額“100円”を示す。投票券502は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−6”、投票金額“100円”を示す。投票券502は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−7”、投票金額“100円”を示す。
第2の実施の形態によれば、投票装置100は、ギフト券の残額の範囲内で様々なサービスをユーザに提供する。これにより、ユーザは、損した気分にならず、公営競技に対する関心を失うことがなくなる。よって、第2の実施の形態によれば、ユーザの公営競技に対する関心を失わせることを防ぐことができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態を説明する。前述の第2の実施の形態との相違する事項を主に説明し、共通する事項の説明を省略する。
第3の実施の形態は、記憶部110が賭式対応テーブルを有している点が第2の実施の形態と異なる。そこで、賭式対応テーブルについて説明する。
図10は、第3の実施の形態の賭式対応テーブルの例を示す図である。賭式対応テーブル111は、記憶部110に格納される。賭式対応テーブル111は、投票賭式、新規投票賭式の項目を含む。
投票賭式の項目は、投票カードから読み出された賭式を示す。新規投票賭式の項目は、ギフト券の残額で新規に投票する賭式を示す。
例えば、賭式対応テーブル111は、投票賭式“単勝”、新規投票賭式“複勝”を示す。発行処理部130は、投票カードから読み出された賭式が“単勝”の場合、ギフト券の残額の範囲で新規に賭式“複勝”を投票することを示す。
図11は、第3の実施の形態の発行処理の例を示すフローチャートである。図11は、発行処理部130がステップS17に替えて、ステップS17a,S17bを実行する点が図4と異なる。そのため、ステップS17a,S17bを説明し、他のステップについては処理の説明を省略する。
(S17a)発行処理部130は、賭式対応テーブル111を参照し、ステップS12で取得した賭式に対応する新規投票する賭式を特定する。
(S17b)発行処理部130は、ステップS17aで特定した賭式で、ステップS12で取得した投票番号を新たに投票することを決定する。発行処理部130は、当該投票番号に対応する投票金額に、ギフト券の残額を全て充当する。
図12は、第3の実施の形態の第1の充当処理の例を示すフローチャートである。図12は、発行処理部130がステップS35に替えて、ステップS35aを実行する点が図6と異なる。そのため、ステップS35aを説明し、他のステップについては処理の説明を省略する。
(S35a)発行処理部130は、後述するステップS42aで特定した賭式で、ステップS44で特定した投票番号を新たに投票することを決定する。発行処理部130は、当該投票番号に対応する投票金額に、ギフト券の残額の中から所定の金額を充当する。
発行処理部130は、ギフト券の残額から所定の金額を差し引く。
図13は、第3の実施の形態の第2の充当処理の例を示すフローチャートである。図13は、発行処理部130がステップS42の次にステップS42aを実行する点が図7と異なる。また、図13は、発行処理部130がステップS46に替えて、ステップS46aを実行する点が図7と異なる。そのため、ステップS42a、ステップS46aを説明し、他のステップについては処理の説明を省略する。
(S42a)発行処理部130は、賭式対応テーブル111を参照し、ステップS42で特定した賭式に対応する新規投票する賭式を特定する。
(S46a)発行処理部130は、ステップS42aで特定した賭式で、N通りの投票番号を新たに投票することを決定する。発行処理部130は、N通りの投票番号に対応する投票金額に、ギフト券の残額の中から所定の金額を充当する。
次に、第3の実施の形態について具体例を用いて説明する。
図14は、第3の実施の形態の発行処理の具体例(その1)を示す図である。図14(A)は、ユーザが1点購入する場合を示している。
ユーザは、ギフト券読み取りユニット17にギフト券303を投入する。取得部120は、ギフト券読み取りユニット17からギフト券303の金額が500円であるという情報を取得する。ユーザは、投票カード読み取りユニット13に投票カード403を投入する。取得部120は、投票カード読み取りユニット13から投票カード403の投票内容を取得する。投票内容は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−3”、投票金額“100円”を示す。
発行処理部130は、購入金額“100円”を算出する。発行処理部130は、ギフト券の残額“400円(500円−100円)”を算出する。発行処理部130は、賭式対応テーブル111を参照し、賭式“3連単”に対応する新規投票する賭式“3連複”を特定する。発行処理部130は、賭式“3連複”で投票番号“1−2−3”を新たに投票することを決定する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”に対応する投票金額に、ギフト券の残額を全て充当する。発行処理部130は、投票券印刷ユニット16から投票券503,504を発行させる。投票券503は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−3”、投票金額“100円”を示す。投票券504は、賭式“3連複”、投票番号“1−2−3”、投票金額“400円”を示す。
図14(B)は、ユーザが同じ賭式で複数の投票番号に異なる投票金額を賭けている場合を示す。ユーザは、ギフト券読み取りユニット17にギフト券304を投入する。取得部120は、ギフト券読み取りユニット17からギフト券304の金額が500円であるという情報を取得する。ユーザは、投票カード読み取りユニット13に投票カード404を投入する。取得部120は、投票カード読み取りユニット13から投票カード404の投票内容を取得する。投票内容は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−3”、投票金額“200円”を示す。また、投票内容は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−4”、投票金額“100円”を示す。
発行処理部130は、購入金額“300円(200円+100円)”を算出する。発行処理部130は、ギフト券の残額“200円(500円−300円)”を算出する。発行処理部130は、投票金額が最も高い投票番号“1−2−3”を抽出する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”に対応する投票金額に100円を充当する。これにより、投票番号“1−2−3”に対応する投票金額は、300円になる。
発行処理部130は、Nに1を代入する。発行処理部130は、賭式対応テーブル111を参照し、賭式“3連単”に対応する新規投票する賭式“3連複”を特定する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”,“1−2−4”の1着を比較する。発行処理部130は、1着が同じであることを特定する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”,“1−2−4”の2着を比較する。発行処理部130は、2着が同じであることを特定する。発行処理部130は、“1−2”を軸に決定する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”、“1−2−4”の3着を比較して番号の最も大きい番号“4”を特定する。発行処理部130は、“4”から昇順に1つの番号“5”を特定する。発行処理部130は、軸“1−2”を基に、1通りの投票番号“1−2−5”を特定する。
発行処理部130は、賭式“3連複”で投票番号“1−2−5”を新たに投票することを決定する。発行処理部130は、投票番号“1−2−5”に対応する投票金額に100円を充当する。発行処理部130は、投票券印刷ユニット16から投票券505,506を発行させる。投票券505は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−3”、投票金額“300円”を示す。また、投票券505は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−4”、投票金額“100円”を示す。投票券506は、賭式“3連複”、投票番号“1−2−5”、投票金額“100円”を示す。
図15は、第3の実施の形態の発行処理の具体例(その2)を示す図である。図15は、ユーザが同じ賭式で複数の投票番号に同じ投票金額を賭けている場合を示す。
ユーザは、ギフト券読み取りユニット17にギフト券305を投入する。取得部120は、ギフト券読み取りユニット17からギフト券305の金額が500円であるという情報を取得する。ユーザは、投票カード読み取りユニット13に投票カード405を投入する。取得部120は、投票カード読み取りユニット13から投票カード405の投票内容を取得する。投票内容は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−3”、投票金額“100円”であることを示す。また、投票内容は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−4”、投票金額“100円”であることを示す。
発行処理部130は、購入金額“200円(100円+100円)”を算出する。発行処理部130は、ギフト券の残額“300円(500円−200円)”を算出する。
発行処理部130は、N=3(300円/100円)を算出する。発行処理部130は、賭式対応テーブル111を参照し、賭式“3連単”に対応する新規投票する賭式“3連複”を特定する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”,“1−2−4”の1着を比較する。発行処理部130は、1着が同じであることを特定する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”,“1−2−4”の2着を比較する。発行処理部130は、2着が同じであることを特定する。発行処理部130は、“1−2”を軸に決定する。発行処理部130は、投票番号“1−2−3”、“1−2−4”の3着を比較して番号の最も大きい番号“4”を特定する。発行処理部130は、“4”から昇順に3つの番号“5”,“6”,“7”を特定する。発行処理部130は、3通りの投票番号“1−2−5”,“1−2−6”,“1−2−7”を特定する。
発行処理部130は、賭式“3連複”で投票番号“1−2−5”,“1−2−6”,“1−2−7”を新たに投票することを決定する。発行処理部130は、投票番号“1−2−5”に対応する投票金額に100円を充当する。発行処理部130は、投票番号“1−2−6”に対応する投票金額に100円を充当する。発行処理部130は、投票番号“1−2−7”に対応する投票金額に100円を充当する。
発行処理部130は、投票券印刷ユニット16から投票券507,508を発行させる。投票券507は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−3”、投票金額“100円”を示す。また、投票券507は、賭式“3連単”、投票番号“1−2−4”、投票金額“100円”を示す。投票券508は、賭式“3連複”、投票番号“1−2−5”、投票金額“100円”を示す。投票券508は、賭式“3連複”、投票番号“1−2−6”、投票金額“100円”を示す。投票券508は、賭式“3連複”、投票番号“1−2−7”、投票金額“100円”を示す。
第3の実施の形態によれば、投票装置100は、ギフト券の残額の範囲内で、ユーザが投票した賭式と異なる賭式の投票券を発行する。これにより、ユーザは、損した気分にならず、公営競技に対する関心を失うことがなくなる。よって、第3の実施の形態によれば、ユーザの公営競技に対する関心を失わせることを防ぐことができる。
また、第1の実施の形態の情報処理は、投票装置1に用いられるプロセッサに、プログラムを実行させることで実現できる。第2,3の実施の形態の情報処理は、プロセッサ101にプログラムを実行させることで実現できる。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録できる。
例えば、プログラムを記録した記録媒体は、プログラムを流通させることで配布することができる。また、取得部120、発行処理部130に相当する機能を実現するプログラムは、別個のプログラムとして各プログラムを別個に配布することができる。取得部120、発行処理部130の機能は、別個のコンピュータにより実現されてもよい。コンピュータは、例えば、記録媒体に記録されたプログラムを、RAM102、HDD103に格納し、プログラムを読み込んで実行してもよい。
1 投票装置
1a 取得部
1b 発行処理部
2 サービス券情報
3 投票情報
S1,S2 ステップ

Claims (9)

  1. 金銭価値を有するサービス券の金額を示すサービス券情報を取得し、ユーザが投票する複数の投票番号と前記複数の投票番号それぞれに対応する投票金額とを示す投票情報を取得する取得部と、
    前記投票情報に基づいて投票金額の合計金額を算出し、前記サービス券の金額が前記合計金額よりも大きい場合、前記サービス券の金額から前記合計金額を差し引いてサービス券の残額を算出し、新たに投票する新投票番号を所定の方法で決定し、前記新投票番号に対応する投票金額を前記残額の範囲内で充当し、前記新投票番号と前記複数の投票番号に関する投票券を発行する発行処理部と、
    を有する投票装置。
  2. 前記発行処理部は、前記複数の投票番号それぞれに対応する投票金額が異なる場合、前記複数の投票番号の中で投票金額が最も高い投票番号に対応する投票金額に、前記残額の中から所定の金額を充当する、請求項1に記載の投票装置。
  3. 前記発行処理部は、前記複数の投票番号それぞれに対応する投票金額が同じ場合、前記残額を所定の金額で除算し、商の数の前記新投票番号を前記所定の方法で決定し、前記新投票番号それぞれに対応する投票金額を前記残額の範囲内で充当する、請求項1または2に記載の投票装置。
  4. 前記投票情報は、前記ユーザが投票する賭式をさらに含み、
    前記発行処理部は、前記新投票番号を前記賭式で投票することを示す投票券を発行する、請求項1乃至3の何れか1項に記載の投票装置。
  5. 前記投票情報は、前記ユーザが投票する賭式をさらに含み、
    前記投票装置は、前記賭式と新たに投票する新賭式との対応関係を示す賭式情報を記憶する記憶部をさらに有し、
    前記発行処理部は、前記賭式情報を参照して、前記投票情報が含む前記賭式に基づいて前記新賭式を特定し、前記新投票番号を前記新賭式で投票することを示す投票券を発行する、請求項1乃至3の何れか1項に記載の投票装置。
  6. 前記発行処理部は、前記投票情報に含まれている投票番号の数が1つの場合、かつ、前記サービス券の金額が当該投票番号に対応する投票金額よりも大きい場合、前記サービス券の金額から当該投票番号に対応する投票金額を差し引いてサービス券の残額を算出し、算出した残額の全てを当該投票番号に対応する投票金額に充当し、当該投票番号に関する投票券を発行する、請求項1に記載の投票装置。
  7. 前記発行処理部は、前記残額の用途を示す証明書を発行する、請求項1乃至6の何れか1項に記載の投票装置。
  8. コンピュータに、
    金銭価値を有するサービス券の金額を示すサービス券情報を取得し、ユーザが投票する複数の投票番号と前記複数の投票番号それぞれに対応する投票金額とを示す投票情報を取得し、
    前記投票情報に基づいて投票金額の合計金額を算出し、
    前記サービス券の金額が前記合計金額よりも大きい場合、前記サービス券の金額から前記合計金額を差し引いてサービス券の残額を算出し、
    新たに投票する新投票番号を所定の方法で決定し、
    前記新投票番号に対応する投票金額を前記残額の範囲内で充当し、
    前記新投票番号と前記複数の投票番号に関する投票券を発行する、
    処理を実行させる投票プログラム。
  9. コンピュータが、
    金銭価値を有するサービス券の金額を示すサービス券情報を取得し、ユーザが投票する複数の投票番号と前記複数の投票番号それぞれに対応する投票金額とを示す投票情報を取得し、
    前記投票情報に基づいて投票金額の合計金額を算出し、
    前記サービス券の金額が前記合計金額よりも大きい場合、前記サービス券の金額から前記合計金額を差し引いてサービス券の残額を算出し、
    新たに投票する新投票番号を所定の方法で決定し、
    前記新投票番号に対応する投票金額を前記残額の範囲内で充当し、
    前記新投票番号と前記複数の投票番号に関する投票券を発行する、
    投票方法。
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