JP6598829B2 - 塗装ノズルヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、高粘度塗料の塗装に適した塗装ノズルヘッドに関する。
路面に塗装(塗布)する、路面標示材、路面補修材、雑草発生防止材などは、塗装の厚みを要する。このため、これら材料(塗料)は、流動防止のため、塗料粘度が高く設定され、これら材料を施工(塗装)するには、コテを用いて塗り広げる施工方法が一般的であった。これに対して、特許文献1には、ドラム回転体とブラシ回転体を噴射方向に回転させて高粘度の路面標示材を噴射して塗膜(ライン)を形成する、溶融噴射式道路標示方法が記載されている。
特開平10−102417号公報
特許文献1に記載された溶融噴射式道路標示方法では、噴射する路面標示材が高粘度であるため、流量(塗布量)が噴射の中心に集中しやすい。このため、路面標示材から形成される塗膜(ライン)は、端部まで塗料が行き渡らないことがあり、ラインの端部が欠落するおそれがあるという課題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、塗料吐出口から離れた路面に、高粘度の材料を端部まで行き渡らすことを可能にする塗装ノズルヘッドを提供することを目的とする。
本発明の塗装ノズルヘッドは、路面に高粘度(10,000〜500,000mPa・s)の塗料を吐出する塗装ノズルヘッドにおいて、
塗料供給口と、塗装方向に長手方向が直交するスリット形状の塗料吐出口と、該塗料供給口から該塗料吐出口へ塗料を導入する塗料導入部と、を備え
該塗料導入部は、上流側部と、下流側部と、該上流側部と下流側部とを連通する中間部と、から構成され、該上流側部の上流側の端部に、該塗料供給口が設けられ、該下流側部の下流側の端部に、該塗料吐出口が設けられ、
該中間部は、該上流側部に開口する入口と該下流側部に開口する出口とを備える塗料流路が3〜9個設けられ、該塗料流路の該出口が該塗料吐出口の長手方向に沿って配列され
塗装機に、該路面から離れて、該塗料吐出口が下向きに取り付けられていることを特徴とする。
本発明の塗装ノズルヘッドによれば、塗料導入部に3〜9個の塗料流路が設けられ、塗料流路の出口が塗料吐出口の長手方向に沿って配列されている。このため、塗料が高粘度の塗料であっても、塗料吐出口の中央側に塗料の流れが集中することなく、塗装の幅方向に相当する塗料吐出口の長手方向に塗料が分配され、塗料吐出口から離れた路面に、高粘度の材料を端部まで行き渡らすことができる。
ここで、上記塗装ノズルヘッドにおいて、前記中間部は、前記入口が均等の開口面積を有する前記塗料流路に分割されているものとすることができる。
これによれば、塗装の幅方向に、均等に塗料を分配することができ、高粘度の材料を端部までより行き渡らすことができる。
また、上記塗装ノズルヘッドにおいて、前記塗料流路の前記出口は、前記塗料吐出口の長手方向に沿った長さが均等になるように配列されているものとすることができる。
これによれば、塗装の幅方向に、均等に塗料を分配することができ、高粘度の材料を端部までより行き渡らすことができる。
また、上記塗装ノズルヘッドにおいて、前記塗料吐出口は、長手方向中央部の短手方向の長さが長手方向端部の短手方向の長さよりも長いものとすることができる。
これによれば、塗装された塗料から形成された塗膜(ライン)は、塗装の幅方向の中心部の塗膜の厚さが端部の厚さより厚くなるため、降雨時における塗膜の排水性の向上を図ることができる。
また、上記塗装ノズルヘッドにおいて、前記塗料吐出口の前記長手方向中央部の短手方向の長さが前記長手方向端部の短手方向の長さの1倍を超え3倍以下であるものとすることができる。
これによれば、塗膜(ライン)の幅方向の中心部の厚さが端部の厚さより好適に厚くすることができるため、降雨時における塗膜の排水性の向上を好適に図ることができる。
本発明の塗装ノズルヘッドによれば、塗料導入部に3〜9個の塗料流路が設けられ、塗料流路の出口が塗料吐出口の長手方向に沿って配列されている。このため、塗料が高粘度の塗料であっても、塗料吐出口の中央側に塗料の流れが集中することなく、塗装の幅方向に相当する塗料吐出口の長手方向に塗料が分配され、高粘度の材料を端部まで行き渡らすことができる。
本発明の第一実施形態の塗装ノズルヘッドの正面図である。 塗装ノズルヘッドを備える塗装機の背面図である。 塗装ノズルヘッドを備える塗装機の平面図である。 (a)は塗装ノズルヘッドの正面方向から見た一部破断図、(b)は塗装ノズルヘッドの塗料供給口の平面図、(c)は塗装ノズルヘッドの塗料導入部中間部の上端部の水平方向部分断面図、(d)は塗装ノズルヘッドの塗料導入部中間部の下端部の水平方向部分断面図である。 (a)は塗装ノズルヘッドの分解斜視図、(b)はその塗装ノズルヘッドの後方側の斜視図、(c)はその塗装ノズルヘッドの塗料吐出口のイメージ図である。 (a)は本発明の第二実施形態の塗装ノズルヘッドの塗料供給口の平面図、(b)はその塗装ノズルヘッドの正面図、(c)はその塗装ノズルヘッドの塗料吐出口のイメージ図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本明細書において、塗装ノズルヘッド30の各部の上下は、上が塗装ノズルヘッド30の塗料供給口31側で、下が塗料吐出口32側とする。また、前後は、前が塗装ノズルヘッド30を備える塗装機10の進行方向(塗装方向)側で、後がその逆側とする。左右は、塗装機10の進行方向を向いて、左側を左、右側を右とする。
図3に示すように、実施形態の塗装ノズルヘッド30は、塗装機10の後方の左右の何れかのアーム14に取り付けられ(図2では右側)、塗装機10に搭載された塗料供給装置11から塗料ホース12を介して供給される塗料13を、図2に示すように、路面等に吐出する装置(部品)である。
実施形態の塗装ノズルヘッド30は、高粘度(10,000〜500,000mPa・s)の塗料の吐出に適した塗装ノズルヘッドであり、高粘度の塗料として、雑草防止剤、路面補修材、路面標示材(JIS K 5665 3種)などを好適に使用することができる。
塗装ノズルヘッド30は、図4(a)に示すように、塗料供給口31と、塗装方向(前後方向)に長手方向が直交するスリット形状の塗料吐出口32と、塗料供給口31から塗料吐出口32へ塗料を導入する塗料導入部33と、を備えている。塗料導入部33は、上流側部36と、下流側部38と、上流側部36と下流側部38とを連通する中間部37と、から構成され、上流側部36の上流側の端部に塗料供給口31が設けられ、下流側部38の下流側端部に塗料吐出口32が設けられている。
中間部37は、上流側部36に開口する入口34aと下流部側38に開口する出口34bとを備える塗料流路34が5個設けられ、塗料流路34の出口34bが塗料吐出口32の長手方向に沿って配列されている。塗料流路34は、塗料導入部33に4個の仕切板35が設けられることによって、5個の塗料流路34が設けられている。
塗料供給口31は、図3に示すように、塗装機10に搭載された塗料供給装置11から塗料ホース12を介して供給される塗料13が供給される供給口であり、塗料ホース12が接続されるようにジョイント機構(図示せず)が設けられている。
塗料吐出口32は、図5(b),(c)に示すように、スリット形状の吐出口であり、塗料吐出口32の短手方向が塗装方向(前後方向)となる。塗料吐出口32の長手方向は、塗装方向に直交しているため、塗料吐出口32(塗装機10)は、塗料吐出口32の長手方向の長さ(幅)のライン(塗膜)となる塗料13を吐出する(図3)。
塗料吐出口32は、図5(c)に示すように、塗料吐出口32の長手方向中央部の短手方向の長さD2が長手方向端部の短手方向の長さD1より長く形成されている。これにより、塗装の幅方向の中心部のライン(塗膜)の厚さを端部の厚さより厚く(長く)することができる。幅方向の中心部が高く端部が低いラインが形成されるため、降雨時において、雨滴がラインの幅方向の中心から端部に流れやすくなり、塗膜の排水性の向上を図ることができる。図5(c)では、塗料吐出口32の長手方向中央部の短手方向の長さD2は、長手方向端部の短手方向の長さD1の1.5倍であるが、1倍を超え3倍以下であれば、塗膜の排水性の向上を図ることができる。より好ましくは、D2はD1の1.3〜2倍である。
塗料供給口31から塗料吐出口32へは、図5(a)に示すように、内部が塗料供給口31から塗料吐出口32に向けて左右方向に拡幅する、偏平三角柱状の空間をなす塗料導入部33が設けられている。塗料導入部33は、上流側部36と、中間部37と、下流側部38と、から構成されている。中間部37は、上流側部36に開口する5個の入口34aと、下流部側38に開口する5個の出口34bとが、塗料流路34によって各々連通され、5個の出口34bが塗料吐出口32の長手方向に沿って配列されている。中間部37は、偏平三角柱状塗料導入部33に4個の仕切板35が設けられることによって、下流に向けて拡幅する5個の塗料流路34に分割されている。
塗料の流路の水平方向の断面形状は、塗料供給口31が図4(b)の如く円形状である。塗料吐出口32は、図5(c)の如くスリット形状であり、塗料導入部33によって、塗料の流路の断面形状が、塗料の供給に適した円形状から狭窄されて塗料の吐出に適したスリット形状に変形される。
実施形態の塗料導入部33は、図4(a)に示すように、塗料流路34が5個設けられ、上流側部36に開口する入口34aが均等の開口面積を有する塗料流路34に分割されている。塗料流路34は、下流に向けて左右方向に拡幅し、出口34bが塗料吐出口32の長手方向に沿った長さが均等になるように配列されている。このため、各塗料流路34を流れる塗料の流量が略等しくなり、ラインの幅方向に配列された塗料流路34から、ライン幅方向に流量が略等しい塗料が吐出されるため、塗装される塗料が高粘度の塗料であっても、塗料吐出口32の中央側に塗料の流れが集中することなく、塗装の幅方向に均等に塗料を分配することができる。なお、塗料流路34の幅L1,L2は、図4(a),(c),(d)に示すように、塗料供給口31側から塗料吐出口32側に向けて徐々に拡幅するように形成されている。
仕切板35によって塗料導入部33を分割することにより形成される塗料流路34の数は、3〜9個が好ましい。均一な厚みの塗膜を形成することができるためである。塗料流路34の数が3個未満(2個以下)だと、塗装の幅方向に均等に塗料を分配することができないおそれがある。一方、塗料流路34の数が9個を超える(10個以上)と、塗料導入部33の形状が煩雑となり、耐久性やメンテナンス性が劣るおそれがある。より好ましくは、塗料流路34の数は、3〜5個である。なお、塗料流路34の数は、奇数であることが好ましい。ライン幅方向中央部となる部分が仕切板35ではなく塗料流路34となるため、塗膜の排水性の向上を図る場合に、ライン幅方向中央部となる部分を厚くすることができるためである。
塗装ノズルヘッド30は、図5(a)に示すように、本体30aとカバー30bとから形成されている。本体30aとカバー30bは、図5(b)に示すように、ネジ30cによって固定され、異物による詰まりなどが生じた際には、直ちにカバーを外して清掃をすることができる構造になっている。
カバー30bの塗料吐出口32側は、図5(a)に示すように、内側に、凹部32aが切削により曲面凹状に形成され、スリット形状の塗料吐出口32の長手方向中央部の短手方向の長さD2が長手方向端部の短手方向の長さD1の1.5倍となるように形成されている。凹部32aは、塗料吐出口32から上に、塗料流路34の下端部まで設けられている。
次に、実施形態の塗装ノズルヘッド30の加工方法と組付け方法を図面に基づいて説明する。塗料導入部33は、図5(a)に示すように、塗装ノズルヘッド30の本体30aとカバー30bとが切削されることによって形成される。仕切板35は非切削部とされ、上流側部36と、下流側部38と、中間部37とが、塗装ノズルヘッド30の本体30aを切削されることによって形成され、中間部37の塗料流路34の入口34aと出口34bとによって、上流側部36と下流側部38とが連通される。上流側部36は、上流側の塗料導入部33の断面形状の円形から、下流側の中間部37の断面形状の長方形に狭窄されるように、塗装ノズルヘッド30の本体30aとカバー30bとが切削されることによって形成されている。中間部37は、4個の仕切板35を挟んで、下流に向けて左右方向に拡幅する5個の塗料流路34が、本体30aを切削されることによって形成される。下流側部38は、中間部37の下端部の断面形状から仕切板35が除かれ、左右方向に配列された5個の塗料流路34が連通する偏平四角柱形状から構成され、下流側の端部に、塗料吐出口32が設けられている。塗装ノズルヘッド30のカバー30bの塗料吐出口32側は、図5(a)に示すように、内側に、凹部32aが切削により曲面凹状に形成されることによって、スリット形状の塗料吐出口32の長手方向中央部の短手方向の長さD2が長手方向端部の短手方向の長さD1の1.5倍となるように形成されている。
塗装ノズルヘッド30の本体30aとカバー30bは、図5(b)に示すように、ネジ30cによって固定され、塗装ノズルヘッド30が組み上がる。
塗装ノズルヘッド30は、図1,図2に示すように、塗装機10のアーム14に、塗料吐出口32が下を向くように取付けられ、図2,図3に示すように、塗装機10に搭載された塗料供給装置11から塗料を供給する塗料ホース12が接続される。
次に、実施形態の塗装ノズルヘッド30の使用方法及び作用・効果を図面に基づいて説明する。塗装する塗料として、2液常温硬化型ポリウレタン樹脂「ウィードコート700」(ウレタン技研工業株式会社製)を使用した。「ウィードコート700」は、路面の雑草発生防止剤であり、主剤の粘度が200,000mPa・s、硬化剤の粘度が55mPa・sであった。図3に示すように、主剤が、塗装機10に備えられた主剤タンク15に投入され、ポンプ17によって混合部19まで圧送され、硬化剤が、塗装機10に備えられた硬化剤タンク16に投入され、ポンプ18によって混合部19まで圧送された。塗料13は、主剤と硬化剤とが混合部19で混合されることによって形成される。主剤と硬化剤とが混合された塗料13は、約100,000mPa・sの高粘度であり、塗装後の塗料13がレベリングしないため、1度の塗装で厚塗りが可能なものである。なお、主剤と硬化剤の混合比率は、施工仕様書に準拠(主剤:硬化剤=100:25(質量比))するようにポンプ17,18の流量を調整した。また、主剤タンク15と硬化剤タンク16は、図示しない温度調節器によって一定温度に保たれている。塗料13の粘度は温度依存性が高いため、一定の温度に保たれることにより、粘度をほぼ一定に保つことができる。
塗料13は、塗料ホース12を介して、塗装ノズルヘッド30の塗料供給口31に圧送される。塗料供給口31に圧送された塗料13は、均等の入口面積に分割された5つの塗料流路34に同じ圧力で圧送されるため、各塗料流路34を流れる塗料13の流量が略等しくなる。塗料流路34の幅L1,L2が、図4(a),(c),(d)に示すように、塗料供給口31側から塗料吐出口32側に向けて徐々に拡幅し、塗料吐出口32の長手方向の長さに対して均等の長さに分配され配置されている。このため、塗料13は、ラインの幅方向に並列に配置された塗料流路34から、ライン幅方向に塗料の流量が均一となるように塗料吐出口32から吐出される。塗装機10は、一定の速度で前方に進み(図3)、塗料吐出口32から吐出された塗料13は、乾燥・固化することによって塗膜(ライン)が形成される。また、図5(c)に示すように、塗料吐出口32のスリット形状の長手方向中央部の短手方向の長さD2が長手方向端部の短手方向の長さD1の1.5倍であるため、塗装の幅方向の中心部のラインの厚さが端部の厚さより厚くなるように吐出された。
つまり、塗装される塗料13が高粘度のものであっても、塗料吐出口32の中央側に塗料13の流れが集中することなく、塗装の幅方向に略均等に塗料13を分配することができた。また、塗料吐出口32のスリット形状の長手方向中央部の短手方向の長さD2が長手方向端部の短手方向の長さD1の1.5倍であるため、塗装の幅方向の中心部のライン(塗膜)の厚さが端部の厚さより厚くすることができ、幅方向の中心部が高く端部が低い塗膜が形成されたため、塗膜の排水性の向上を図ることができるラインが形成された。
なお、塗装方向(前後方向)に対する塗装ノズルヘッド30の前後は、特に限定されるものではないが、図5(b),(c)に示すように、塗料吐出口32の凹部32aが設けられている側が後方であることが好ましい。ライン幅方向に塗料を均一に吐出したのちに、幅方向の中心部のラインの厚みを設けることができるためである。
(第二実施形態)
以下、本発明の第二実施形態を図面に基づいて説明する。第二実施形態の塗装ノズルヘッド50は、第一実施形態の塗装ノズルヘッド30と比較して、図6(b)に示すように、塗料流路54が3個であり、図6(c)に示すように、スリット形状の塗料吐出口52の短手方向の長さD3,D4が長手方向に亘って均一であることが、第一実施形態の塗装ノズルヘッド30と異なり、それ以外は、同じである。
塗料吐出口52は、図6(c)に示すように、塗料吐出口52の短手方向の長さD3,D4が長手方向に亘って均一に形成されている。このため、塗装されたライン(塗膜)の塗装厚さが略等しいものとなる。
塗料導入部53は、図6(b)に示すように、内部が塗料供給口51から塗料吐出口52に向けて左右方向に拡幅する偏平三角柱状の筐体であり、内側に3つの塗料流路54が2つの仕切板55を挟んで設けられている。塗料流路54が、塗料供給口31側で均等の断面積に分割され、塗料吐出口52の長手方向の長さに対して均等の長さに塗料流路54が配置され、3つの塗料流路54を流れる塗料の流量は略等しくなる。このため、塗装される塗料が高粘度の塗料であっても、塗料吐出口52の中央側に塗料の流れが集中することなく、塗装の幅方向に略均等に塗料を分配することができる。
10…塗装機、11…塗料供給装置、12…塗料ホース、13…塗料、14…アーム、15…主剤タンク、16…硬化剤タンク、17…ポンプ、18…ポンプ、19…混合部、30…塗装ノズルヘッド、30a…本体、30b…カバー、30c…ネジ、31…塗料供給口、32…塗料吐出口、32a…凹部、33…塗料導入部、34…塗料流路、34a…入口、34b…出口、35…仕切板、36…上流側部、37…中間部、38…下流側部、50…塗装ノズルヘッド、51…塗料供給口、52…塗料吐出口、53…塗料導入部、54…塗料流路、55…仕切板、D1,D2,D3,D4…長さ、L1,L2…幅。

Claims (5)

  1. 路面に高粘度(10,000〜500,000mPa・s)の塗料を吐出する塗装ノズルヘッドにおいて、
    塗料供給口と、塗装方向に長手方向が直交するスリット形状の塗料吐出口と、該塗料供給口から該塗料吐出口へ塗料を導入する塗料導入部と、を備え
    該塗料導入部は、上流側部と、下流側部と、該上流側部と下流側部とを連通する中間部と、から構成され、該上流側部の上流側の端部に、該塗料供給口が設けられ、該下流側部の下流側の端部に、該塗料吐出口が設けられ、
    該中間部は、該上流側部に開口する入口と該下流側部に開口する出口とを備える塗料流路が3〜9個設けられ、該塗料流路の該出口が該塗料吐出口の長手方向に沿って配列され
    塗装機に、該路面から離れて、該塗料吐出口が下向きに取り付けられていることを特徴とする塗装ノズルヘッド。
  2. 前記中間部は、前記入口が均等の開口面積を有する前記塗料流路に分割されていることを特徴とする請求項1に記載の塗装ノズルヘッド。
  3. 前記塗料流路の前記出口は、前記塗料吐出口の長手方向に沿った長さが均等になるように配列されていることを特徴とする請求項1に記載の塗装ノズルヘッド。
  4. 前記塗料吐出口は、長手方向中央部の短手方向の長さが長手方向端部の短手方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載の塗装ノズルヘッド。
  5. 前記塗料吐出口の前記長手方向中央部の短手方向の長さが前記長手方向端部の短手方向の長さの1倍を超え3倍以下であることを特徴とする請求項4に記載の塗装ノズルヘッド。
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