JP6598182B1 - カウント方法、コンピュータプログラム、及びカウントシステム - Google Patents

カウント方法、コンピュータプログラム、及びカウントシステム Download PDF

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Abstract

【課題】カウント方法、コンピュータプログラム、及びカウントシステムの提供。【解決手段】特定領域における荷重分布を計測する荷重センサから、複数種の物品群と物品群を種別毎に区分するためのセパレータとが特定領域に載置された状態での荷重分布の計測データを取得し、取得した計測データに基づき、セパレータにより分割される分割領域内に載置された物品群の総重量を導出し、物品群を撮像して得られる画像データを取得し、取得した画像データに基づき、物品群に含まれる物品の種別を特定し、物品群の総重量と、物品の1個あたりの重量とに基づき、分割領域内に載置された物品の数を算出する。【選択図】図6

Description

本発明は、カウント方法、コンピュータプログラム、及びカウントシステムに関する。
従来、食品や生活用品などを販売する店舗では、棚に配置された物品の情報を管理する際に、非接触データキャリア(RFID:Radio Frequency Identification)を利用した管理システムが採用されている(例えば、特許文献1を参照)。
このようなRFIDを使用した管理システムは、物品に付されたRFIDを読み取ることにより、賞味期限や産地、在庫数等の物品情報を取得することができるシステムである。そのため、物品情報を管理する際の作業効率を上げることができるという点で効果的である。また、RFIDを使用した管理システムは、物品に接触しない状態でRFIDから物品情報を読み取ることができるため、物品の信頼性や安全性の観点からも有効である。
特開2008−26979号公報
しかしながら、RFIDを使用した管理システムの場合、物品に付されたRFIDを読み取ることにより初めて物品情報が取得できるため、各物品にRFIDタグを添付するという作業が必要となる。また、物品情報を管理する際には、読取端末を用いて、各物品に添付されたRFIDタグを1つずつ読み取る作業が発生する。このように、RFIDを使用した管理システムであっても、多くの時間と手間を要してしまうという問題点を有する。
本発明は、物品を種別毎にカウントすることができるカウント方法、コンピュータプログラム、及びカウントシステムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るカウント方法は、特定領域における荷重分布を計測する荷重センサから、複数種の物品群と該物品群を種別毎に区分するためのセパレータとが前記特定領域に載置された状態での荷重分布の計測データを取得し、取得した計測データに基づき、前記セパレータにより分割される分割領域内に載置された物品群の総重量を導出し、前記物品群を撮像して得られる画像データを取得し、取得した画像データに基づき、前記物品群に含まれる物品の種別を特定し、前記物品群の総重量と、前記物品の1個あたりの重量とに基づき、前記分割領域内に載置された物品の数を算出する。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、特定領域における荷重分布を計測する荷重センサから、複数種の物品群と該物品群を種別毎に区分するためのセパレータとが前記特定領域に載置された状態での荷重分布の計測データを取得し、取得した計測データに基づき、前記セパレータにより分割される分割領域内に載置された物品群の総重量を導出し、前記物品群を撮像して得られる画像データを取得し、取得した画像データに基づき、前記物品群に含まれる物品の種別を特定し、前記物品群の総重量と、前記物品の1個あたりの重量とに基づき、前記分割領域内に載置された物品の数を算出する処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明の一態様に係るカウントシステムは、特定領域における荷重分布を計測する荷重センサ、前記特定領域に載置された物品群を撮像する撮像装置、及び前記荷重センサから出力される計測データと、前記撮像装置から出力される画像データとに基づき、前記物品群に含まれる物品の数を特定する演算装置を備え、前記演算装置は、複数種の物品群と該物品群を種別毎に区分するためのセパレータとが前記特定領域に載置された状態での荷重分布の計測データを前記荷重センサから取得し、取得した計測データに基づき、前記セパレータにより分割される分割領域内に載置された物品群の総重量を導出し、前記撮像装置からの画像データに基づき、前記物品群に含まれる物品の種別を特定し、前記物品群の総重量と、前記物品の1個あたりの重量とに基づき、前記分割領域内に載置された物品の数を算出する。
本願によれば、物品を種別毎にカウントすることができる。
本実施の形態に係るカウントシステムの構成を説明する模式図である。 演算装置の内部構成を示すブロック図である。 重量テーブルの一例を示す概念図である。 学習モデルの構成例を示す模式図である。 荷重センサから得られる荷重分布データの一例を示す概念図である。 学習モデルの構成例を示す模式図である。 学習モデルの生成手順を説明するフローチャートである。 物品数のカウント手順を説明するフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本実施の形態に係るカウントシステムの構成を説明する模式図である。本実施の形態に係るカウントシステムは、物品棚Sに載置された物品の数を種別毎にカウントするためのシステムであり、物品棚Sの棚板S1,S2に設置される荷重センサ130、物品棚Sに載置された物品群を撮像する撮像装置140、および、荷重センサ130及び撮像装置140から得られるデータに基づき各種演算を行い、物品群に含まれる物品の数を種別毎に算出する演算装置10を備える。図1において、符号O1〜O4を付して示す物品は、それぞれ種類が異なる物品であることを示している。
物品棚Sは、例えば各種商品の陳列のために店舗に設置される商品棚である。物品棚Sは、支柱によって水平に支持される複数の棚板S1,S2を備える。本実施の形態では、物品棚Sが2つの棚板S1,S2を備える構成としたが、3つ以上の棚板を備える構成であってもよい。また、図1に示す物品棚Sは、前面、背面、及び側面を開放してあるが、背面及び側面の少なくとも1つが閉塞された棚であってもよい。
物品棚Sに載置される物品O1〜O4は任意であるが、種別毎に決まった重量を有しているものとする。なお、物品O1〜O4の重量は種別毎に異なっていてもよく、種別に依らず同一であってもよい。図1では、4種類の物品O1〜O4が物品棚Sに載置された状態を示しているが、物品棚Sに載置される物品の種類は、3種類以下であってもよく、5種類以上であってもよい。
荷重センサ130は、シート状の感圧センサであり、荷重分布の計測データ(荷重分布データ)を出力する。荷重センサ130は、例えば矩形状の計測領域(特定領域)を有しており、計測領域内に格子状に配置された複数の感圧素子を備える。荷重センサ130は、各感圧素子が配置された位置における計測値(圧力値)を荷重分布データとして出力する。すなわち、荷重分布データは、計測領域内の位置の情報と、各感圧素子によって計測された計測値とにより構成される行列データを示す。代替的に、荷重分布データは、各感圧素子において計測された計測値の大きさを濃淡(又は色)により表した表示用のデータであってもよい。
荷重センサ130の計測領域内には、物品O1〜O4と共に、物品O1〜O4を種別毎に区分するためのセパレータSPが載置される。換言すれば、荷重センサ130の計測領域は、セパレータSPによって複数の分割領域に分割され、各分割領域内に物品O1〜O4が種別毎に載置される。セパレータSPの素材、重量、及び形状は任意に設計することが可能である。セパレータSPは、荷重センサ130の計測領域内の適宜の場所に載置されるものであり、決まった場所に固定されている必要はない。また、荷重センサ130の計測領域内に載置されるセパレータSPの数は1つである必要はなく、2つ以上であってもよい。
図1の例では、上段の棚板S1に設置された荷重センサ130の計測領域は、1つのセパレータSPによって、2つの分割領域R1,R2に分割されている。この2つの分割領域R1,R2のうち、正面から向かって左側の分割領域R1には物品O1が載置され、右側の分割領域R2には複数の物品O2が載置されている。同様に、下段の棚板S2に設置された荷重センサ130の計測領域は、1つのセパレータSPによって、2つの分割領域R3,R4に分割されている。この2つの分割領域R3,R4のうち、正面から向かって左側の分割領域R3には物品O3が載置され、右側の分割領域R4には物品O4が載置されている。このように、各分割領域R1〜R4には物品O1〜O4が種別毎に載置され、複数種の物品が混在して載置されないものとする。
撮像装置140は、デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラであり、物品O1〜O4を撮像して得られる画像データを出力する。撮像装置140は、物品O1〜O4の種別を特定できるような場所に設置される。例えば、物品棚Sに向かい側に別の物品棚(不図示)が設置されている場合、撮像装置140は物品棚Sと向かい合った別の棚に設置されてもよい。
演算装置10は、専用又は汎用のコンピュータであり、荷重センサ130から出力される荷重分布データ、及び撮像装置140から出力される画像データが入力される。演算装置10は、入力された荷重分布データ及び画像データに基づき演算処理を実行し、物品O1〜O4の数を種別毎に算出する。
図2は演算装置10の内部構成を示すブロック図である。演算装置10は、演算部11、記憶部12、第1接続部13、第2接続部14、通信部15、操作部16、及び表示部17を備える。
演算部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備える。演算部11が備えるROMには、演算装置10が備えるハードウェア各部の動作を制御する制御プログラム等が記憶される。演算部11内のCPUは、ROMに記憶された制御プログラムや後述する記憶部12に記憶された各種コンピュータプログラムを実行し、ハードウェア各部の動作を制御することによって、荷重センサ130及び撮像装置140から得られるデータに基づき演算処理を実行し、物品棚Sに載置された物品O1〜O4の数を種別毎に算出する機能を実現する。演算部11が備えるRAMには、演算の実行中に利用されるデータが一時的に記憶される。
演算部11は、CPU、ROM、及びRAMを備える構成とした。代替的に、演算部11は、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、DSP(Digital Signal Processor)、量子プロセッサ、揮発性又は不揮発性のメモリ等を備える1又は複数の演算回路であってもよい。また、演算部11は、日時情報を出力するクロック、計測開始指示を与えてから計測終了指示を与えるまでの経過時間を計測するタイマ、数をカウントするカウンタ等の機能を備えていてもよい。
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read Only Memory)などの記憶装置を備える。記憶部12には、演算部11によって実行されるコンピュータプログラムや各種のデータが記憶される。
記憶部12に記憶されるコンピュータプログラムは、荷重センサ130及び撮像装置140から得られるデータに基づき、物品棚Sに載置された物品O1〜O4の数を種別毎に算出する処理を演算装置10に実行させるための演算処理プログラム200を含む。
記憶部12に記憶されるコンピュータプログラムは、このコンピュータプログラムを読み取り可能に記録した非一時的な記録媒体Mにより提供されてもよい。記録媒体Mは、例えば、CD−ROM、USBメモリ、SD(Secure Digital)カード、マイクロSDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)などの可搬型メモリである。記録媒体Mに記録されたコンピュータプログラムは、図に示していない読取装置によって読み取られ、記憶部12に記憶される。
記憶部12に記憶されるデータは、各物品の種別と各物品の1個あたりの重量とを関連付けて記憶した重量テーブル201を含む。図3は重量テーブル201の一例を示す概念図である。重量テーブル201では、各物品の種別と、各物品の1個あたりの重量を関連付けて記憶する。図3に例示した重量テーブル201は、種別A,B,C,D,…,Xの物品の1個あたりの重量がそれぞれWaグラム,Wbグラム,Wcグラム,Wdグラム,…,Wxグラムであることを示している。このようなテーブルは、物品の種別の情報と、物品の1個あたりの重量とを例えば操作部16を通じて受付けることにより生成される。物品の種別が特定された場合、演算部11は、重量テーブル201を参照することにより、その物品の1個あたりの重量を把握することができる。
また、記憶部12には、物品O1〜O4の種別を特定する処理に用いられる学習モデル210が記憶されてもよい。学習モデル210は、撮像装置140から得られる画像データの入力に対して、物品O1〜O4の種別に関するデータを出力するように構成される。学習モデル210の構成は、その定義情報によって定義される。定義情報は、学習モデル210の構成(層の数やノードの数など)を定義する構成情報、学習モデル210を用いた演算において参照されるノード間の重みやバイアスなどの各種パラメータを含む。
また、記憶部12には、荷重センサ130上のセパレータSPの位置を検出する処理に用いられる学習モデル220が記憶されてもよい。学習モデル220は、荷重センサ130から得られる荷重分布データの入力に対して、セパレータSPの位置に関するデータを出力するように構成される。学習モデル220の構成は、その定義情報によって定義される。定義情報は、学習モデル220の構成(層の数やノードの数など)を定義する構成情報、学習モデル220を用いた演算において参照されるノード間の重みやバイアスなどの各種パラメータを含む。
学習モデル210,220は、演算装置10によって生成されてもよい。また、学習モデル210,220は、外部のサーバ装置(不図示)によって生成されてもよい。後者の場合、演算装置10は、外部のサーバ装置と通信し、通信により学習モデル210,220をダウンロードすればよい。また、学習モデル210,220は、各種コンピュータプログラムと同様に、記録媒体Mにより提供されてもよい。
第1接続部13は、荷重センサ130を接続する接続インタフェースを備える。荷重センサ130は、シート状の感圧センサであり、計測領域内で計測した荷重分布のデータ(荷重分布データ)を出力する。荷重分布データは、荷重センサ130が備える各感圧素子の位置に対応して計測される計測値の情報が含まれる。第1接続部13には、物品O1〜O4及びセパレータSPが荷重センサ130の計測領域内に載置された状態での荷重分布データが入力される。入力された荷重分布データは、演算部11を介して、記憶部12に記憶されてもよい。
第2接続部14は、撮像装置140を接続する接続インタフェースを備える。撮像装置140は、デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラであり、撮像対象物を撮像して得られる画像データを出力する。画像データは、例えば各画素がRGBの階調値により表現される。第2接続部14には、物品棚Sに載置された物品O1〜O4を撮像して得られる画像データが入力される。入力された画像データは、演算部11を介して、記憶部12に記憶されてもよい。
通信部15は、各種データを送受信する通信インタフェースを備える。通信部15が備える通信インタフェースは、例えば、WiFi(登録商標)やイーサネット(登録商標)で用いられるLAN(Local Area Network)の通信規格に準じた通信インタフェースである。通信部15は、送信すべきデータが演算部11から入力された場合、指定された宛先へ送信すべきデータを送信する。また、通信部15は、外部装置から送信されたデータを受信した場合、受信したデータを演算部11へ出力する。
操作部16は、各種操作ボタン、スイッチ、タッチパネル等の入力インタフェースを備えており、各種の操作情報及び設定情報を受付ける。演算部11は、操作部16から入力される操作情報に基づき適宜の演算を行い、必要に応じて演算結果を記憶部12に記憶させる。
表示部17は、液晶パネル又は有機EL(Electro-Luminescence)パネル等の表示装パネルを備えており、管理者等に報知すべき情報を表示する。このとき、演算部11において管理者等に報知すべき情報を含む表示データが生成され、生成された表示データが表示部17へ出力されることによって、各種情報が表示される。
なお、本実施の形態では、演算装置10が操作部16及び表示部17を備える構成としたが、操作部16及び表示部17は必須の構成ではなく、演算装置10の外部に接続されたコンピュータを通じて操作を受付け、管理者等に報知すべき情報を外部のコンピュータへ出力する構成としてもよい。
演算装置10は、学習モデル210を用いて、物品棚Sに載置された物品の種別を特定する。以下、物品の種別を特定する際に用いられる学習モデル210について説明する。
図4は学習モデル210の構成例を示す模式図である。学習モデル210は、例えば、CNN(Convolutional Neural Networks)による学習モデルであり、入力層211、中間層212、及び、出力層213を備える。学習モデル210は、撮像装置140によって撮像された画像(撮像画像)が入力された場合、物品の種別に関するデータを出力するように予め学習される。
入力層211には、撮像装置140によって撮像された撮像画像が入力される。入力層211に入力された撮像画像は、中間層212へ送出される。
中間層212は、例えば、畳み込み層212a、プーリング層212b、及び全結合層212cにより構成される。畳み込み層212a及びプーリング層212bは交互に複数設けられてもよい。畳み込み層212a及びプーリング層212bは、各層のノードを用いた演算によって、入力層211を通じて入力される撮像画像の特徴を抽出する。全結合層212cは、畳み込み層212a及びプーリング層212bによって特徴部分が抽出されたデータを1つのノードに結合し、活性化関数によって変換された特徴変数を出力する。特徴変数は、全結合層212cを通じて出力層213へ出力される。
出力層213は、1つ又は複数のノードを備える。出力層213は、中間層212の全結合層212cから入力される特徴変数を基に、ソフトマックス関数を用いて確率に変換し、撮像画像内に含まれる物品がどの種別に該当するかを示す確率を各ノードから出力する。
例えば、出力層213を第1ノードから第nノードまでのn個(nは1以上の整数)のノードにより構成し、第1ノードから、分割領域R1〜R4に載置された物品の種別がそれぞれ「種別A」、「種別B」、「種別C」、「種別D」である確率P1を出力し、第2ノードから、分割領域R1〜R4に載置された物品の種別がそれぞれ「種別B」、「種別C」、「種別D」、「種別A」である確率P2を出力し、…、第nノードから、分割領域R1〜R4に載置された物品の種別がそれぞれ「種別X」、「種別X」、「種別X」、「種別X」である確率Pnを出力してもよい。なお、出力層213を構成するノードの数や各ノードに割り当てる演算結果は、上述の例に限定されるものではなく、適宜設計することが可能である。
演算装置10の演算部11は、学習モデル210から得られる演算結果を参照し、例えば確率が最も高い種別の組み合わせを選択することにより、各領域に載置された物品の種別を特定することが可能である。
本実施の形態では、撮像装置140から得られる撮像画像を学習モデル210の入力層211に入力する構成としたが、事前に加工を施した撮像画像を学習モデル210の入力層211に入力する構成としてもよい。例えば、演算部11は、物品数のカウント対象となる領域に載置された物品のみを含むように撮像画像の他の領域にマスク処理を施し、マスク処理を施した撮像画像を学習モデル210の入力層211に入力してもよい。この場合、学習モデル210は、1種類の物品の種別に関するデータを出力するように学習されるとよい。
なお、図3の例ではCNNによる学習モデル210を示したが、学習モデル210を構築する機械学習のモデルは任意に設定することができる。例えば、CNNに代えて、R−CNN(Region-based CNN)、YOLO(You Only Look Once)、SSD(Single Shot Detector)等に基づく学習モデルを設定してもよい。
演算装置10は、荷重センサ130より取得した荷重分布データを学習モデル220に入力し、学習モデル220から演算結果を取得することによって、荷重センサ130の計測領域内に置かれたセパレータSPの位置を検出する。以下、荷重センサ130から得られる荷重分布データについて説明した後、学習モデル220の構成について説明する。
図5は荷重センサ130から得られる荷重分布データの一例を示す概念図である。荷重センサ130は、格子状に配置された複数の感圧素子を備え、各感圧素子の位置に対応した計測値(圧力値)を出力する。荷重センサ130が横方向(例えば棚板S1の幅方向)にm個、縦方向(例えば棚板S1の奥行き方向)にn個の感圧素子を備える場合、感圧素子の位置は(X1,Y1),(X2,Y1),…,(Xm,Y1),(X1,Y2,)…,(Xm,Yn)のように位置座標によって表される。ここで、m,nは1以上の整数である。荷重センサ130は、各位置座標に対応して計測値(圧力値)を出力する。図5の例では、圧力値が低い(重量が軽い)領域を濃淡が薄い領域により示し、圧力値が高い(重量が重い)領域を濃淡が濃い領域により示している。
計測領域内にセパレータSPが置かれている場合、荷重センサ130は、セパレータSPの重量に応じた計測値(濃淡)を出力する。図5の例は、計測領域の中央付近において縦方向にセパレータSPが置かれている様子を示している。このセパレータSPにより分割される分割領域の一方を分割領域R1とし、他方を分割領域R2とする。分割領域R1,R2に何らかの物品が置かれている場合、荷重センサ130は、物品の重量に応じた計測値(濃淡)を出力する。図5の例は、セパレータSPより左側の分割領域R1に複数個の物品O1が載置され、セパレータSPより右側の分割領域R2に複数個の物品O2が載置された状態を示している。ただし、図5の例では、説明のために物品O1及び物品O2の符号を明示したが、荷重センサ130の計測値のみから物品の種別を特定できるものではない。物品の種別及び個数は、後述する演算装置10の処理によって特定されることになる。
図6は学習モデル220の構成例を示す模式図である。学習モデル220は、例えば、CNNによる学習モデルであり、入力層221、中間層222、及び、出力層223を備える。学習モデル210は、荷重センサ130によって計測された荷重分布データが入力された場合、セパレータSPの位置に関するデータを出力するように予め学習される。
入力層221には、荷重センサ130によって計測された荷重分布データが入力される。入力層221に入力された荷重分布データは、中間層222へ送出される。
中間層222は、例えば、畳み込み層222a、プーリング層222b、及び全結合層222cにより構成される。畳み込み層222a及びプーリング層222bは交互に複数設けられてもよい。畳み込み層222a及びプーリング層222bは、各層のノードを用いた演算によって、入力層221を通じて入力される荷重分布データの特徴を抽出する。全結合層222cは、畳み込み層222a及びプーリング層222bによって特徴部分が抽出されたデータを1つのノードに結合し、活性化関数によって変換された特徴変数を出力する。特徴変数は、全結合層222cを通じて出力層223へ出力される。
出力層223は、1つ又は複数のノードを備える。出力層223は、中間層222の全結合層222cから入力される特徴変数を基に、ソフトマックス関数を用いて確率に変換し、セパレータSPの位置に関するデータを各ノードから出力する。例えば、荷重センサ130が横方向にm個、縦方向にn個の感圧素子を備える場合、出力層223の各ノードは、各感圧素子の位置座標(X1,Y1),(X2,Y1),…,(Xi,Yj),…,(Xm,Yn)に対応して、セパレータSPに該当する確率を出力すればよい。例えば、出力層223を第1ノードから第n×mノードまでのn×m個(n,mは1以上の整数)のノードにより構成し、第1ノードからは、位置座標(X1,Y1)に対応する位置がセパレータSPに該当する確率P11を出力し、第2ノードからは、位置座標(X1,Y1)に対応する位置がセパレータSPに該当する確率P21を出力し、…、第mnノードからは、位置座標(Xm,Yn)に対応する位置がセパレータSPに該当する確率Pmnを出力してもよい。なお、出力層223を構成するノードの数や各ノードに割り当てる演算結果は、上述の例に限定されるものではなく、適宜設計することが可能である。
演算装置10の演算部11は、学習モデル220から得られる演算結果を参照し、確率が閾値以上(例えば、セパレータSPに該当する確率が90%以上)の位置座標を選択することにより、セパレータSPの位置を特定することが可能である。
演算装置10は、学習フェーズにおいて、学習モデル210,220を生成する処理を実行する。以下、演算装置10において学習モデル210を生成する手順について説明する。
図7は学習モデル210の生成手順を説明するフローチャートである。演算装置10は、学習モデル210を生成する準備段階として、カウント対象となる物品の画像データと、物品の種別を示すラベルデータとを収集し、収集したデータを教師データとして記憶部12に記憶させる。この準備段階で、十分な数の画像データと、ラベルデータとを収集しておくことで、種別の推定精度を高めることができる。
演算部11は、記憶部12にアクセスし、学習モデル210の生成に用いる教師データを取得する(ステップS101)。教師データは、物品の画像データと、当該画像データに含まれる物品の種別を示すラベルデータとを含む。ステップS101では、教師データとして含まれる多数の画像データ及びラベルデータのうち、1組の画像データ及びラベルデータを取得すればよい。学習モデル210を生成する初期段階では、教師データは、演算装置10の管理者等によって用意されたものが設定される。また、学習が進めば、学習モデル210による推定結果と、推定処理に用いた撮像画像とを取得し、取得したデータを教師データとして設定してもよい。
次いで、演算部11は、教師データとして含まれる画像データを学習モデル210へ入力し(ステップS102)、学習モデル210から演算結果を取得する(ステップS103)。学習が開始される前の段階では、学習モデル210を記述する定義情報には、初期設定値が与えられているものとする。学習モデル210では、前述のように、各層を構成するノード間において所定の演算が行われる。
次いで、演算部11は、ステップS103で得られた演算結果を評価し(ステップS104)、学習が完了したか否かを判断する(ステップS105)。具体的には、演算部11は、ステップS103で得られる演算結果と教師データとに基づく誤差関数(目的関数、損失関数、コスト関数ともいう)を用いて、演算結果を評価することができる。演算部11は、最急降下法などの勾配降下法により誤差関数を最適化(最小化又は最大化)する過程で、誤差関数が閾値以下(又は閾値以上)となった場合、学習が完了したと判断する。なお、過学習の問題を避けるために、交差検定、早期打ち切りなどの手法を取り入れ、適切なタイミングにて学習を終了させてもよい。
学習が完了していないと判断した場合(S105:NO)、演算部11は、学習モデル210のノード間の重み及びバイアスを更新し(ステップS106)、処理をステップS101へ戻す。演算部11は、学習モデル210の出力層213から入力層211に向かって、ノード間の重み及びバイアスを順次更新する誤差逆伝搬法を用いて、各ノード間の重み及びバイアスを更新することができる。
学習が完了したと判断した場合(S105:YES)、演算部11は、学習済みの学習モデル210として記憶部12に記憶させ(ステップS107)、本フローチャートによる処理を終了する。
このように、演算装置10は、カウント対象となる物品の画像データと、物品の種別を示すラベルデータとを収集し、収集したデータを教師データに用いることによって、学習モデル210を生成することができる。また、演算装置10は、図7に示す処理手順と同様の処理手順にてセパレータSPの位置検出用の学習モデル220を生成することができる。この場合、演算装置10は、荷重センサ130から得られる荷重分布データと、計測領域内のセパレータSPの位置を示すラベルデータとを収集し、収集したデータを教師データに用いて、学習モデル220を生成すればよい。本実施の形態では、演算装置10において学習モデル210,220を生成する手順を説明したが、外部のサーバ装置にて学習モデル210,220を生成する場合についても、同様の処理手順にて学習モデル210,220を生成すればよい。
演算装置10は、学習モデル210,220が生成された後の運用フェーズにおいて、適宜のタイミングで物品数のカウント処理を実行することが可能である。物品数のカウント処理は、管理者等により実行指示が与えられた場合に実行されてもよく、定期的なタイミングにて実行されてもよい。以下、演算装置10による物品数のカウント処理について説明する。
図8は物品数のカウント手順を説明するフローチャートである。演算装置10の演算部11は、第1接続部13を通じて、荷重センサ130から出力される荷重分布データを取得する(ステップS121)。荷重分布データは、計測領域内の位置の情報と、各感圧素子によって計測された計測値とにより構成される行列データを示す。
演算部11は、取得した荷重分布データをセパレータSPの位置検出用の学習モデル220へ入力する(ステップS122)。演算部11は、取得した荷重分布データを学習モデル220の入力層221に与えることによって、学習モデル220による演算を実行させる。学習モデル220の入力層221に与えられた荷重分布データは中間層222へ送出される。中間層222では、ノード間の重み及びバイアスを含む活性化関数を用いた演算が実行される。中間層222の畳み込み層222a及びプーリング層222bでは荷重分布データの特徴が抽出される。畳み込み層222a及びプーリング層222bによって抽出された特徴部分のデータは、全結合層222cの構成する各ノードに結合され、活性化関数によって特徴変数に変換される。変換された特徴変数は、全結合層222cを通じて出力層223へ出力される。出力層223は、中間層222の全結合層222cから入力される特徴変数を基に、ソフトマックス関数を用いて確率に変換し、感圧素子の位置座標に対応してセパレータSPに該当する確率を各ノードから出力する。
演算部11は、学習モデル220から演算結果を取得し、取得した演算結果に基づき、分割領域を特定する(ステップS123)。演算部11は、学習モデル220から得られる演算結果に基づき、計測領域内に置かれたセパレータSPの位置を検出することができる。演算部11は、検出したセパレータSPの位置座標に基づき、分割領域を特定すればよい。例えば、図5に示すように、セパレータSPが縦方向(棚板S1の奥行き方向)に延びている場合、セパレータSPより左側(X座標がセパレータSPのX座標より小さい領域)を1つの分割領域(分割領域R1)として特定し、セパレータSPより右側(X座標がセパレータSPのX座標より大きい領域)を1つの分割領域(分割領域R2)として特定することができる。
次いで、演算部11は、分割領域内の総重量を導出する(ステップS124)。演算部11は、荷重センサ130からの計測値のうち、分割領域内の計測値の和を求めることにより、分割領域内の総重量を導出することができる。演算部11は、分割領域のそれぞれについて、総重量を導出すればよい。
次いで、演算部11は、第2接続部14を通じて、撮像装置140から出力される画像データを取得する(ステップS125)。画像データは、例えば各画素がRGBの階調値により表現されるデータである。
演算部11は、取得した画像データを物品の種別特定用の学習モデル210へ入力する(ステップS126)。演算部11は、取得した画像データを学習モデル210の入力層211に与えることによって、学習モデル210による演算を実行させる。学習モデル210の入力層211に与えられた画像データは中間層212へ送出される。中間層212では、ノード間の重み及びバイアスを含む活性化関数を用いた演算が実行される。中間層212の畳み込み層212a及びプーリング層212bでは画像の特徴が抽出される。畳み込み層212a及びプーリング層212bによって抽出された特徴部分のデータは、全結合層212cの構成する各ノードに結合され、活性化関数によって特徴変数に変換される。変換された特徴変数は、全結合層212cを通じて出力層213へ出力される。出力層213は、中間層212の全結合層212cから入力される特徴変数を基に、ソフトマックス関数を用いて確率に変換し、各分割領域内に含まれる物品がどの種別に該当するかを示す確率を各ノードから出力する。
演算部11は、学習モデル210から演算結果を取得し、取得した演算結果に基づき、物品の種別を特定する(ステップS127)。演算部11は、学習モデル210から得られる演算結果に基づき、例えば、確率が最も高い物品の組み合わせを選択することによって、各分割領域内に置かれた物品の種別を特定することができる。
次いで、演算部11は、ステップS127において種別が特定された物品に関して、重量テーブル201から、物品1個あたりの重量を読み出す(ステップS128)。例えば、ステップS127で特定した種別が「種別A」である場合、演算部11は、重量テーブル201を参照し、「種別A」に関連付けて記憶されている物品1個あたりの重量「Wa」を読み出せばよい。他の種別を特定した場合も同様である。ステップS128では、分割領域のそれぞれにおいて種別に対応した物品1個あたりの重量を読み出せばよい。
次いで、演算部11は、ステップS124で導出した分割領域内の総重量と、ステップS128で特定した分割領域内に載置されている物品の1個あたりの重量とに基づき、物品の個数を算出する(ステップS129)。例えば、ステップS124で導出した分割領域内の総重量を「WA」、ステップS128で特定した1個あたりの重量を「Wa」とした場合、演算部11は、WA/Waを算出することによって、分割領域内の個数を算出する。ステップS129では、分割領域のそれぞれにおいて物品の個数を算出すればよい。
演算部11は、算出した物品の個数を記憶部12に記憶させる。また、演算部11は、算出した物品の個数を表示部17に表示させてもよく、通信部15を通じて管理者等が使用する端末装置へ通知してもよい。
このように、本実施の形態では、セパレータSPにより分割される分割領域R1〜R4内の物品の種別を学習モデル210を用いて特定し、各分割領域R1〜R4における物品の個数を算出することができる。
なお、本実施の形態では、荷重センサ130からの荷重分布データに基づき分割領域を特定し、その後に、撮像装置140からの画像データに基づき種別を特定する手順としたが、先に種別を特定した後に、分割領域を特定する手順としてもよい。
また、本実施の形態では、学習モデル210を用いて、各分割領域に載置されている物品の種別を特定する構成としたが、撮像画像において物品の種別を特定し、種別が特定された物品の画像内の位置と、学習モデル220を用いて検出されるセパレータSPの位置情報とに基づき、各分割領域における物品の種別を特定してもよい。後者の場合、撮像装置140から出力される画像データが入力された場合、画像内で特定した物品の種別に関するデータを出力するように学習された学習モデルを用いるとよい。この場合の学習モデルの学習手順は、学習モデル210における学習手順と同様の手順を用いることができる。
また、本実施の形態では、荷重センサ130からの荷重分布データに基づき、分割領域を特定する構成としたが、撮像装置140から得られる画像データに基づき、分割領域を特定する構成としてもよい。後者の場合、撮像装置140から出力される画像データが入力された場合、セパレータSPの位置に関するデータを出力するように学習された学習モデルを用いるとよい。この場合の学習モデルの学習手順は、学習モデル220における学習手順と同様の手順を用いることができる。
また、本実施の形態では、学習モデル220を用いてセパレータSPの位置を検出する構成としたが、セパレータSPの位置を検出する位置検出センサを用いてもよい。位置検出センサとしては、光学センサや磁気センサなどを用いることができる。光学センサを用いる場合、セパレータSPに向けて光を出射する発光素子と、セパレータSPによって反射される光を受光する受光素子とを用いて、受光素子における光の受光強度を計測することによって、セパレータSPの位置を検出することができる。また、磁気センサを用いる場合、セパレータSPに磁石を貼着し、この磁石の位置を磁気センサによって検出することによってセパレータSPの位置を検出することができる。
また、本実施の形態では、学習フェーズにおいて、学習モデル210,220を生成する構成としたが、運用開始後の任意のタイミングにて、再学習を実行してもよい。この場合、演算部11は、学習モデル210,220の推定結果を表示部17に表示し、学習モデル210,220による推定結果が正しいか否かの選択を受付けるとよい。演算部11は、推定処理を行った際に用いた画像データと、種別の推定結果が正しいか否かを示すラベルデータとを教師データに用いて、学習モデル210を再学習することができる。また、演算部11は、推定処理を行った際に用いた計測分布データと、セパレータSPの位置の推定結果が正しいか否かを示すラベルデータとを教師データに用いて、学習モデル220を再学習することができる。なお、再学習の手順は、図7に示す学習手順と全く同様であるため、その説明を省略することとする。
今回開示された実施形態は、全ての点において例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
10 演算装置
11 演算部
12 記憶部
13 第1接続部
14 第2接続部
15 通信部
16 操作部
17 表示部
130 荷重センサ
140 撮像装置

Claims (7)

  1. 特定領域における荷重分布を計測する荷重センサから、複数種の物品群と該物品群を種別毎に区分するためのセパレータとが前記特定領域に載置された状態での荷重分布の計測データを取得し、
    取得した計測データに基づき、前記セパレータにより分割される分割領域内に載置された物品群の総重量を導出し、
    前記物品群を撮像して得られる画像データを取得し、
    取得した画像データに基づき、前記物品群に含まれる物品の種別を特定し、
    前記物品群の総重量と、前記物品の1個あたりの重量とに基づき、前記分割領域内に載置された物品の数を算出する
    物品数のカウント方法。
  2. 物品群を撮像して得られる画像データが入力された場合、前記物品群に含まれる物品の種別に関するデータを出力するよう訓練された種別特定用の学習モデルを用いて、前記分割領域に載置された物品群に含まれる物品を特定する
    請求項1に記載のカウント方法。
  3. 前記特定領域における前記セパレータの位置を検出し、
    前記位置の検出結果に基づき、前記セパレータにより分割される分割領域を特定する
    請求項1又は請求項2に記載のカウント方法。
  4. 前記荷重センサからの計測データが入力された場合、前記特定領域内の前記セパレータの位置に関するデータを出力するよう訓練された位置検出用の学習モデルを用いて、前記セパレータの位置を検出する
    請求項3に記載のカウント方法。
  5. 前記分割領域内における前記荷重センサの計測値を積算して前記総重量を導出する
    請求項1から請求項4の何れか1つに記載のカウント方法。
  6. コンピュータに、
    特定領域における荷重分布を計測する荷重センサから、複数種の物品群と該物品群を種別毎に区分するためのセパレータとが前記特定領域に載置された状態での荷重分布の計測データを取得し、
    取得した計測データに基づき、前記セパレータにより分割される分割領域内に載置された物品群の総重量を導出し、
    前記物品群を撮像して得られる画像データを取得し、
    取得した画像データに基づき、前記物品群に含まれる物品の種別を特定し、
    前記物品群の総重量と、前記物品の1個あたりの重量とに基づき、前記分割領域内に載置された物品の数を算出する
    処理を実行させるためのコンピュータプログラム。
  7. 特定領域における荷重分布を計測する荷重センサ、
    前記特定領域に載置された物品群を撮像する撮像装置、及び
    前記荷重センサから出力される計測データと、前記撮像装置から出力される画像データとに基づき、前記物品群に含まれる物品の数を特定する演算装置
    を備え、
    前記演算装置は、
    複数種の物品群と該物品群を種別毎に区分するためのセパレータとが前記特定領域に載置された状態での荷重分布の計測データを前記荷重センサから取得し、
    取得した計測データに基づき、前記セパレータにより分割される分割領域内に載置された物品群の総重量を導出し、
    前記撮像装置からの画像データに基づき、前記物品群に含まれる物品の種別を特定し、
    前記物品群の総重量と、前記物品の1個あたりの重量とに基づき、前記分割領域内に載置された物品の数を算出する
    物品数のカウントシステム。
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