JP6597094B2 - 撮像装置、データ管理方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、データ管理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、データ管理方法及びプログラムに関する。
デジタルカメラ等の撮像機器に搭載されている撮像素子の画素数が増加したり、撮影する動画の画像サイズがフルHD、更に4Kと大型化したりすることに伴い、撮影される画像のデータサイズが大きくなり、撮像装置の備える記憶手段を圧迫する。そのため、撮影しようとする際に記憶手段の空き容量が不足し、記憶されている画像データを削除しないと撮影ができなくなるおそれがある。
この点、特許文献1は、記憶手段であるメモリカードのメモリ残量が少なくなると、記憶されている画像データをサーバに転送し、自動削除することでメモリカードの空き容量を増やす技術を開示している。
特開2006−174060号公報
しかしながら、画像のデータサイズが大きくなるほど転送には時間を要するため、撮影のタイミングを逸してしまうおそれがある。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、使用者が記憶手段の空き容量を意識することがないとともに撮影のタイミングを逸することもなく撮影を行うことができる撮像装置、データ管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、画像を所定の外部装置に送信する処理を行う送信手段と、前記送信手段が前記所定の外部装置に送信する画像のサイズが所定の閾値以上であるかを判定する画像サイズ判定手段と、画像の前記サイズが小さくなるようにその画像を加工する画像加工手段と、撮影が実行された際に、撮影された画像を記憶手段に記憶させるとともに、前記送信手段にその撮影された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行う制御手段と、前記記憶手段の空き容量が所定の閾値以下であるか否かを判別する空き容量判別手段と、前記空き容量判別手段により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信手段により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行う削除手段と、を備え、前記制御手段は更に、前記空き容量判別手段により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以上であると判別された場合に、前記画像加工手段にその画像の前記サイズが小さくなるように加工させ、前記送信手段にその加工された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行い、前記削除手段は更に、前記空き容量判別手段により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記所定の外部装置に送信された画像であって前記画像加工手段により加工されていない画像を、優先して削除する処理を行うことを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、画像を所定の外部装置に送信する処理を行う送信手段と、撮影が実行された際に、撮影された画像を記憶手段に記憶させるとともに、前記送信手段にその撮影された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行う制御手段と、前記記憶手段の空き容量が所定の閾値以下であるか否かを判別する空き容量判別手段と、前記空き容量判別手段により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信手段により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行う削除手段と、を備え、前記制御手段は、更に、使用者により、前記記憶手段に記憶されている画像を前記所定の外部装置に送信する指示が行われた際に、前記送信手段にその記憶されている画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行い、前記削除手段は、更に、前記空き容量判別手段により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合であって、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、撮影が実行された際に送信された画像を全て削除しても、前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下の状態が継続する場合に、前記使用者により前記送信する指示が行われた際に前記送信された画像を削除する処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、使用者が記憶手段の空き容量を意識することがないとともに撮影のタイミングを逸することもなく撮影を行うことができる撮像装置、データ管理方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置が外部装置と通信する様子を示す概念図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置の機能を示すブロック図である。 本発明の実施形態において画像の消去手法の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における撮像装置の動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という)について詳細に説明する。図面においては、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
以下の実施形態では、撮像装置が画像を無線により携帯端末(外部装置)に送信するものとして説明するが、撮像装置が画像を送信する送信先の外部装置は、インターネットを経由して、所定のサーバや、使用者が所有するパーソナルコンピュータなどでもよい。
<撮像装置の構成>
図1から図4を参照して、撮像装置の全体構成を説明する。図1は、撮像装置が外部装置と通信する様子を示す概念図である。図2は、撮像装置の機能を示すブロック図である。図3は、画像の消去手法の一例を示す図である。図4は、撮像装置の表示画面の一例を示す図である。
本実施形態に係る撮像装置1は、静止画像及び動画像を撮影することが可能なデジタルカメラであって、撮像素子を備えた携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、及び携帯情報端末(PDA)などを含む。かかる撮像装置1は、図2に示されるように、撮像部11、記憶部12、送信部13、制御部14、空き容量判別部15、削除部16、画像サイズ判定部17、画像加工部18、設定部19、表示部20、及び操作部21を含み、これら各部がバス22を介して互いに接続されている。
以下、これら各部を順に説明する。
(撮像部)
撮像部11は、被写体から受光した光を画像データに変換するものであって、レンズ及び撮像素子(CCD、CMOSなど)を含む。本実施形態において、撮像部11は、静止画像たけでなく動画像も撮影することが可能であるものとする。なお、撮像部11において撮影された画像は、例えばJPEG形式やMOV形式のような所定のフォーマットで記憶部12に格納される。
(記憶部)
記憶部12は、例えばフラッシュメモリのような不揮発性メモリであって、撮像部11において取得された画像データを記憶する。本実施形態において、撮像部11によって撮影された画像は、後述する自動送信の設定によらず、全て記憶部12に記憶されるものとする。また、記憶部12は、撮像装置1の各種機能を実現するためのプログラムや、後述する画像管理リスト及び仮想リストを記憶する。更に、記憶部12は、音声データやテキストデータを記憶してもよい。なお、記憶部12は、撮像装置1に内蔵されたメモリのほか、SDメモリカードのような着脱可能な可搬メモリを含んでもよい。
記憶部12の記憶容量には限界があるため、記憶容量を超えて画像データを保存することはできない。つまり、次に撮影される画像を記憶部12に格納するためには、記憶部12に、当該次の画像に対応する空き容量が必要となる。本実施形態では、追って詳述する手法により、記憶部12に空き容量が確保される。
(送信部)
送信部13は、画像を所定の外部装置に送信する処理を行う。本実施形態では、送信先の外部装置の一例として、図1に示されるようにスマートフォン2などの携帯端末が用いられる。もっとも、送信先の外部装置は、例えばインターネット上に存在するサーバやストレージ、使用者の所有するパーソナルコンピュータ、タブレット端末、PDAなどでもよい。また、送信部13による画像の送信は無線通信による。通信回線としては、例えばWiFi(登録商標)、LTEのような無線公衆回線、あるいは、Bluetooth(登録商標)のような短距離無線通信が通信環境に応じて適宜切り替えられるものとする。
送信部13は、事前の設定に基づいて自動的に所定の画像を送信することができる(以下、このような送信形態を自動送信という)とともに、使用者の指示に応じて画像を送信することもできる(以下、このような送信形態を手動送信という)。かかる自動送信及び手動送信に関する具体的な処理は、追って詳述される。
(制御部)
制御部14は、例えばCPUとRAMとを含む。制御部14は、撮影が実行された際に、撮像部11によって撮影された画像を記憶部12に記憶させるとともに、送信部13に、その撮影された画像をスマートフォン2に送信させる自動送信の制御を行う。
また、制御部14は、画像サイズ判定部17によって、送信部13がスマートフォン2に送信する画像のサイズが所定の閾値以上であると判別される場合に、画像加工部18に、その画像のサイズが小さくなるように加工させ、送信部13に、その加工された画像をスマートフォン2に送信させる制御を行う。これは、画像の自動送信に対応する制御である。ここで言う画像のサイズは、バイト(byte)のような情報量の単位で表されるデータの大きさ、及び、ピクセル(pixel)や画素数で表される画像の大きさの両方を含むものとする。また、所定の閾値は、後述するように、撮影モードに応じて設定されてもよい。なお、ここでは、画像のサイズが小さくなるように加工することをリサイズと称する。リサイズの具体的な手法については追って詳述される。
更に、制御部14は、使用者により、記憶部12に記憶されている画像をスマートフォン2に送信する指示が行われた際に、送信部13に、その記憶されている画像をスマートフォン2に送信させる自動送信の制御を行う。これは、手動送信に対応する制御である。
(空き容量判別部)
空き容量判別部15は、記憶部12の空き容量が所定の閾値以下であるか否かを判別する。本実施形態では、所定の閾値は、後述する使用者による設定に基づいて決定される。
(削除部)
削除部16は、空き容量判別部15により記憶部12の空き容量が所定の閾値以下であると判別された場合に、記憶部12に記憶されている画像のうち、送信部13によりスマートフォン2に送信された(自動送信された)画像を削除する処理を行う。ここで、送信部13が画像をスマートフォン2に送信する処理を行うタイミングと、削除部16がその送信された画像を削除する処理を行うタイミングとは、関連していなくてもよい。つまり、両者のタイミングは、互いに独立して決定されてもよい。例えば、画像の削除のタイミングは、各撮影の実行後、静止画単写/静止画連写/動画の撮影モードを変更した時、あるいは、ユーザによる任意のタイミングがあり得る。
具体的には、削除部16は、次に撮影が実行される際に、撮影される画像が記憶可能となるだけの空き容量を確保するように、記憶部12に記憶されている画像のうち、送信部13によりスマートフォン2に送信された(自動送信された)画像を削除する処理を行う。削除処理の際、削除部16は、撮影モードに応じて、削除候補となる画像を決定してもよい。画像の種類に応じて必要な空き容量が異なることを考慮したものである。
削除部16が画像を削除する順序に関して、撮影時刻がより古い画像を優先してもよい。古い画像はあまり視聴されなくなることを考慮したものである。あるいは、記憶部12に記憶されている画像のうち、スマートフォン2に送信された(自動送信された)画像であって後述の画像加工部18により加工されていない画像を、優先してもよい。同一の画質の画像がスマートフォン2に保存されているので、必要であれば当該画像をスマートフォン2から再取得できるためである。
また、削除部16は、空き容量判別部15により記憶部12の空き容量が所定の閾値以下であると判別された場合であって、記憶部12に記憶されている画像のうち、撮影が実行された際に送信された(自動送信された)画像を全て削除しても、記憶部12の空き容量が所定の閾値以下の状態が継続する場合に、使用者による送信指示が行われた際にその送信された(手動送信された)画像を削除する処理を行ってもよい。手動送信の対象となった画像を削除することで、空き容量の確保を柔軟に行うことを可能にしている。
また、削除部16は、上述のように画像を削除する処理を行う際、使用者による設定に応じて、その画像を縮小化した縮小画像(以下、サムネイルとも称する)を記憶部12に記憶させる処理を行うことができる(図4参照)。このように縮小画像を記憶部12に保存することによって、記憶部12の空き容量を増やしつつ、使用者による画像の閲覧を可能にしている。また、撮像装置1において特定のサムネイルを選択することで、スマートフォン2から、そのサムネイルに対応するオリジナル画像を取得することも可能である。
また、削除部16は、設定部19における設定が、制御部14が送信部13にその撮影された画像をスマートフォン2に送信させる(自動送信される)制御を行わせない設定であっても、記憶部12に記憶されている画像のうち、送信部13によりスマートフォン2に送信された画像を削除する処理を行ってもよい。つまり、画像の自動送信の設定と、画像の自動削除の実行とは、互いに独立していてもよい。このようにすることで、画像の自動送信が行われない場合にも柔軟に空き容量を確保することが可能となる。
(画像サイズ判定部)
次いで画像サイズ判定部17について述べると、画像サイズ判定部17は、送信部13がスマートフォン2に送信する画像のサイズが所定の閾値以上であるかを判定する。所定の閾値は、任意に設定することが可能であり、例えば、静止画では2048x1536pixsに、動画像では1280x720pixs 30fpsに設定されてもよい。
本実施形態では、自動送信された画像を画像サイズ判定部17による判定の対象としている。もっとも、使用者によって手動送信された画像を、画像サイズ判定部17による判定の対象としてもよい。この場合、自動送信された画像と同じ閾値が用いられてもよいし、あるいは、自動送信よりも高い閾値が採用されてもよい。例えば、手動送信に対する閾値は、静止画では3648×2736pixsに、動画像では1920×1080pixs 30fpsに設定されてもよい。
(画像加工部)
画像加工部18は、画像のサイズが小さくなるようにその画像を加工する。本実施形態では、上述したデータの大きさ及び画像の大きさのうち、いずれか一方又は両方を小さくすることで画像のサイズを小さくするものとする。もっとも、画像加工部18は、画像データの圧縮率を高くすることで画像のサイズを小さくしてもよい。したがって、リサイズの方法は、圧縮率を高めてもよく、あるいは、画像サイズを変えずに圧縮率を高くしたり、画像サイズを小さくすると共に圧縮率を高くしたりするというように、加工手法の組み合わせは任意である。
一例として、画像加工部18は、静止画像のサイズが2048×1536pixsを超える場合には、2048×1536pixsにリサイズし、リサイズされた画像を送信部13に送る。また、動画像のサイズが1280×720pixs 30fpsを超える場合は、1280×720pixs 30fpsにリサイズ、つまりトランスコードしたうえで、リサイズされた画像を送信部13に送る。
また、使用者によって手動送信された画像をリサイズの対象とする場合、自動送信された画像に対するリサイズの基準と異なる基準が採用されてもよい。例えば、手動送信された画像に対する閾値が、上述のように静止画では2048x1536pixsに、動画像では1280x720pixs 30fpsに設定されている場合、画像加工部18は、これら閾値を超えるサイズの画像を、これら閾値に収まるサイズにリサイズしてもよい。
(設定部)
設定部19は、制御部14が送信部13にその撮影された画像をスマートフォン2に送信させる制御を行わせるか否か(自動送信させるか否か)に関する、使用者による設定を可能とする。設定の一例として、画像の自動送信の要否、画像の手動送信の実施、記憶部12の空き容量の設定、画像送信のタイミングに関する設定、画像のリサイズに関する設定、画像の削除に関する設定が挙げられる。設定されている事項は、表示部20の画面に表示されることができる。また、使用者による設定の変更は、所定のボタンを押下することや、表示部20の画面を操作することによって行われてもよい。
空き容量の設定に関する具体例を挙げれば、次のいずれかの事項が、例えば図4のようにラジオボタン形式で、使用者によって選択されてもよい。
・ 常に所定の空き容量を確保する
・ 常に次の撮影分の空き容量を確保する
・ 削除候補である画像を全て削除する
ここで、1番目の「常に所定の空き容量を確保する」が選択される場合、空き容量の数値は任意に設定可能とされてもよい。
また、2番目の「常に次の撮影分の空き容量を確保する」が選択される場合、例えば次のように、静止画単写、静止画連写、動画のような撮影モードに応じて空き容量を異ならせてもよい。
静止画単写モード: 3MB
静止画連写モード: 3MB×設定されている連写枚数
動画モード: 20MB
なお、空き容量の設定は、画像の自動送信に関する設定とは独立して行われてもよい。
さらに、図4に示すように、チェックボックス形式で、使用者によって、サムネイルを残す設定が行えるようになっている。
このサムネイルは、空き容量を確保するために削除される画像などを、その削除を行うときに、例えば、VGAサイズなどの容量の小さい状態にして残すようにするものである。
(表示部)
表示部20は、画像を表示する画面を含む。この画面は、図4のような設定メニューを含む、撮像装置1の設定内容を表示することも可能である。この画面は、例えばタッチパネル画面でもよい。
(操作部)
操作部21は、使用者が手動で静止画単写、静止画連写、動画をスマートフォン2に送信させる操作(手動送信)や空き容量を確保するために静止画単写、静止画連写、動画を削除する操作(手動削除)などを受け付ける部分である。
また、操作部21は使用者による撮影指示なども受け付ける部分である。
例えば、操作部21の形態は、特に限定されるものではないが、表示部20がタッチパネル画面である場合には、タッチ操作で操作ができるアイコンであっても良いし、また、操作内容が画面にメニュー表示され、撮像装置1に設けられるカーソルキーや決定ボタンなどを操作する形態であっても良い。
<撮像装置の動作>
撮像装置1の動作、特に画像の送信及び削除について説明する。本実施形態において、画像の送信及び削除は、例えば、撮影が行われた時、撮影モードが変更された時、使用者が手動で画像の削除を指示した時に実行される。以下、各場面における撮像装置1の動作を具体的に説明する。
(撮影時における画像の送信及び削除処理)
図5を参照して、撮影が行われた際の画像の送信及び削除について説明する。図5は、撮像装置1の動作を示すフローチャートである。
・ステップS1:撮影
まずステップS1において、設定されている撮影モードに応じて、撮像部11によって静止画像及び動画像が撮影される。撮影された画像は、自動送信の設定によらず、全て自動的に記憶部12に記憶される。
なお、ここでの撮影は、使用者による撮影指示に応じて実行される撮影に限らず、タイマ撮影やインターバル撮影のように自動で実行される撮影等であってもよい。
・ステップS2:画像の自動送信
次いで、ステップS2において、撮影された画像が送信部13から自動的に外部のスマートフォン2に送信される。ただし、自動送信の設定が解除されている場合には、かかる自動送信処理は行われない。
画像が自動送信される際、画像サイズ判定部17において、送信の対象となる画像のサイズが、予め設定された閾値と比較される。そして、当該画像のサイズが閾値を超えていると判定されると、当該画像は、画像加工部18においてサイズを縮小する加工を施された後、送信部13から送信される。撮影モードの相違に応じて閾値とリサイズの手法が異なることは、上述のとおりである。
なお、本実施形態では、手動送信の対象となる画像に対してリサイズ処理は行われないものとする。もっとも、前述したようにリサイズ処理が行われてもよい。
・ステップS3:管理リストへの記載
自動送信及び手動送信された画像は、例えば図3に示される管理リストで管理されている。外部装置に送信されていない画像はこの管理リストに含まれず、したがって、後述する削除候補とならない。これによって、外部装置に送信された画像のみが撮像装置1から消去されることが確保される。
この管理リストは、画像ID、RFフラグ、MFフラグを含んでいる。画像IDは、個々の画像を識別するための固有の記号であり、例えば図3では「IMG0004.jpg」のように記録されている。また、RFフラグは、当該画像が自動送信される際にリサイズが行われたか否かを示している。図3では、リサイズが行われたことを示すために「1」が用いられている。また、MFフラグは、使用者が手動送信の対象とした画像であるか否かを示している。図3では、手動送信の対象となった画像に対して「1」が付与されている。
ステップS3は、この管理リストに、自動送信及び手動送信された画像のID、RFフラグ及びMFフラグを、例えば「IMG0004.jpg,1,0」のように書き込む手順である。なお、管理リストには、自動送信及び手動送信が実行される毎に、送信された画像のID及びフラグが、最後尾に追加されていく。したがって、古い画像ほど管理リストの上側に掲載されることとなる。
・ステップS4:空き容量の確認
次いで、ステップS4において、記憶部12の空き容量が所定の閾値以下であるかどうかが判別される。かかる判別は、空き容量判別部15によって実行される。上述したように、所定の閾値は、使用者によって設定された一定の値でもよいし、撮影モードに応じて異なる値でもよい。
そして、空き容量が所定の閾値以下であると判定されると、次のステップS5において削除処理が行われる。他方、空き容量が所定の閾値より大きいと判定されると、削除処理は行われず、一連の処理が終了する。
・ステップS5:画像の削除
ステップS5の削除処理では、まず削除候補となる画像が抽出され、次いで削除の実行が行われる。削除候補の抽出手順は、次のとおりである。
図4に示す空き容量の設定において「削除候補画像は全て削除する」が選択されている場合、上述した管理リストに含まれる画像の全てが削除候補となる。
また、図4の設定において「常に所定の空き容量を確保する」及び「常に次の撮影分の空き容量を確保する」が選択されている場合は、以下の優先順位で、所定の閾値を超える空き容量を確保できるだけの画像を削除候補として抽出する。
第1順位: フラグRF=0、かつ、MF=0で、古い順
第2順位: フラグRF=1、かつ、MF=0で、古い順
第3順位: フラグRF=0、かつ、MF=1で、古い順
ここで「古い」とは、管理リストの上側にあることを言う。もっとも、例えば画像IDや撮影日時のような別の基準が用いられてもよい。
更に、使用者による画像の手動送信が実行された場合であって、手動送信の際に画像のリサイズが行われたときには、リサイズ及び手動送信の両フラグが立てられる(RF=1、MF=1)から、画像削除のための優先順位として、次の第4順位が採用されてもよい。
第4順位: RF=1、かつ、MF=1で、古い順
このようにして抽出された画像のIDは、例えば図3に例示される仮想リストに、優先順位の順番で並べられる。つまり、図3の管理リストに掲載された削除候補たる画像は、仮想リストに基づき、以下の順番で削除されることとなる。
IMG0004.jpg、IMG0006.jpg、IMG0013.jpg、IMG0005.jpg、IMG0014.jpg、IMG0009.jpg
このようにして削除候補の抽出処理が完了すると、例えば次のような、削除を実行するかどうかの確認メッセージが表示部20の画面に表示される。
「メモリカードの空き容量を確保できるだけの削除候補画像が抽出できました。自動削除を行いますか?」
かかる確認メッセージにより、使用者の意図しない画像の削除が防止される。
あるいは、記憶部12の空き容量を確保するのに十分な削除候補を抽出できなかった場合には、例えば以下のような確認画面が表示される。
「メモリカードの空き容量を確保できるだけの削除候補画像が抽出できませんでした。自動削除後、更に手動による削除が必要となりますが、自動削除を行いますか?」
かかる確認画面により、使用者は、空き容量が不足していることを把握することができる。
そして、上記のいずれの場合でも、使用者の確認操作を経て削除が実行されて、一連の処理が終了する。
他方、削除候補が抽出できなかった場合には、例えば「削除候補画像が抽出できませんでした。」のような、使用者に注意を促すメッセージが、表示部20の画面に表示されて、一連の処理が終了する。
あるいは、削除候補を選定する他の手法として、画像の各々に、例えば送信の有無、リサイズの有無、自動/手動送信のような付加情報を付与し、このような付加情報に基づいて削除候補を抽出してもよい。この場合、画像が撮影日時順に配列されていれば、上述の削除候補の抽出手順と同様にして削除候補となる画像を抽出することができる。
(撮影モードの変更時における画像の削除処理)
例えば図4において「常に次の撮影分の空き容量を確保する。」が設定されている場合、使用者によって撮影モードを変更する操作が行われた時にも、記憶部12の空き容量がチェックされる。空き容量のチェックは、上述したように、変更後の撮影モードに対する閾値を満たすかどうかを判別することで行われる。
かかる判別は、空き容量判別部15によって行われる。上述した手順と同様の手順に沿って、空き容量が変更後の撮影モードに対する閾値に満たないと判定されると、削除部16によって、削除候補となる画像の抽出が行われる。
そして、削除部16が削除候補の抽出処理を完了すると、例えば次のような確認メッセージが表示部20の画面に表示される。
「メモリカードの空き容量を確保できるだけの削除候補画像が抽出できました。自動削除を行いますか?」
あるいは、記憶部12の空き容量を確保するのに十分な削除候補を抽出できなかった場合には、例えば以下のような確認画面が表示される。
「メモリカードの空き容量を確保できるだけの削除候補画像が抽出できませんでした。自動削除後、更に手動による削除が必要となりますが、自動削除を行いますか?」
そして、使用者の確認操作を経て削除が実行される。
他方、削除候補が抽出できなかった場合には、例えば「削除候補画像が抽出できませんでした。」のような、使用者に注意を促すメッセージが、表示部20の画面に表示される。
このようにして一連の処理が終了する。
(使用者によって削除が指示された時の削除処理)
上述した空き容量のチェックを契機として実行される自動削除とは別に、使用者によって手動で画像の削除操作が行われることがある。かかる手動削除の操作は、例えば図4において「削除候補画像は全て削除する」が設定された場合に対応する。
この場合、表示部20の画面には、例えば「削除候補画像が抽出できました。自動削除を行いますか?」のような、使用者の確認を促すメッセージが表示され、使用者の確認操作を経て削除が実行される。
本実施形態によれば、記憶部12の空き容量が不足すると、外部装置(例えばスマートフォン2)に送信された画像、特に自動送信された画像が優先的に記憶部12から削除される。よって、使用者は、記憶部12の空き容量を意識することなく、また撮影のタイミングを逸することもなく、撮影を行うことができる。
また、次の撮影に必要な空き容量が確保される分だけ画像が削除される。したがって、撮像装置1にはできるだけ多くの画像が残ることになるから、使用者は、撮影された画像をできるだけ多く視聴することができる。ここで、空き容量は撮影モードに応じて設定されるので、次に撮影される画像の種類に応じて、削除される画像を少なく済ませることができる。
また、古い画像が優先的に削除される。より新しい画像の方が好んで視聴される傾向を考慮し、より新しい画像を撮像装置1に残すことによって、使用者の便宜を図っている。
また、送信される画像が所定の閾値を超える場合には、リサイズされた画像が外部装置に送信される。よって、無線回線のように伝送速度が制限される回線で画像の送信が行われる場合でも、画像のスムーズな送信が期待され、次の撮影のタイミングを逸しないで撮影可能である。ここで、リサイズされずに送信された画像を優先的に削除することで、同じ画質の画像を外部装置に保持しながら、記憶部12の空き容量を確保することが可能となる。
また、自動的に削除された画像に対応するサイズの小さな縮小画像(サムネイル)を記憶部12に残すことで、外部装置から当該画像を取り出すのに有用である。
以上、具体的な実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。具体的な上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは当業者にとって明らかであり、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれるものであることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
[請求項1]
画像を所定の外部装置に送信する処理を行う送信手段と、
撮影が実行された際に、撮影された画像を記憶手段に記憶させるとともに、前記送信手段にその撮影された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行う制御手段と、
前記記憶手段の空き容量が所定の閾値以下であるか否かを判別する空き容量判別手段と、
前記空き容量判別手段により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信手段により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行う削除手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
[請求項2]
前記送信手段が画像を前記所定の外部装置に送信する処理を行うタイミングと、前記削除手段がその送信された画像を削除する処理を行うタイミングとは、互いに独立して決定されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
[請求項3]
前記削除手段は、次に撮影が実行される際に、撮影される画像が記憶可能となるだけの前記空き容量を確保するように、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信手段により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
[請求項4]
前記削除手段は、前記記憶手段の前記空き容量が撮影モードに応じて所定の容量だけ確保されるように、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信手段により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
[請求項5]
前記削除手段は、撮影時刻がより古い画像を優先して削除することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。
[請求項6]
前記送信手段が前記所定の外部装置に送信する画像のサイズが前記所定の閾値以上であるかを判定する画像サイズ判定手段と、
画像の前記サイズが小さくなるようにその画像を加工する画像加工手段と、
を更に備え、
前記制御手段は、前記画像サイズ判定手段により前記送信手段が前記所定の外部装置に送信する画像の前記サイズが前記所定の閾値以上であると判別される場合に、前記画像加工手段にその画像の前記サイズが小さくなるように加工させ、前記送信手段にその加工された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行い、
前記削除手段は、前記空き容量判別手段により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記所定の外部装置に送信された画像であって前記画像加工手段により加工されていない画像を、優先して削除する処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
[請求項7]
前記制御手段は、使用者により、前記記憶手段に記憶されている画像を前記所定の外部装置に送信する指示が行われた際に、前記送信手段にその記憶されている画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行い、
前記削除手段は、前記空き容量判別手段により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合であって、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、撮影が実行された際に送信された画像を全て削除しても、前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下の状態が継続する場合に、前記使用者により前記送信する指示が行われた際に前記送信された画像を削除する処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮像装置。
[請求項8]
前記削除手段は、画像を削除する処理を行うとともに、その画像を縮小化した縮小画像を前記記憶手段に記憶させる処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の撮像装置。
[請求項9]
使用者により、前記制御手段が前記送信手段にその撮影された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行わせるか否かの設定を可能とする設定手段を更に備え、
前記削除手段は、前記設定手段における前記設定が、前記制御手段が前記送信手段にその撮影された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行わせない設定であっても、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信手段により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の撮像装置。
[請求項10]
撮影が実行された際に、撮影された画像を記憶手段に記憶させる記憶処理と、
その撮影された画像を所定の外部装置に送信する送信処理と、
前記記憶手段の空き容量が所定の閾値以下であるか否かを判別する空き容量判別処理と、
前記空き容量判別処理において前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信処理において前記所定の外部装置に送信された画像を削除する削除処理と、
を含むことを特徴とするデータ管理方法。
[請求項11]
撮像装置を制御するコンピュータに対して、
撮影が実行された際に、撮影された画像を記憶手段に記憶させる記憶機能と、
その撮影された画像を所定の外部装置に送信する送信機能と、
前記記憶手段の空き容量が所定の閾値以下であるか否かを判別する空き容量判別機能と、
前記空き容量判別機能により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信機能により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する削除機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1 撮像装置
2 携帯端末(外部装置)
11 撮像部
12 記憶部
13 送信部
14 制御部
15 空き容量判別部
16 削除部
17 画像サイズ判定部
18 画像加工部
19 設定部
20 表示部
21 操作部
22 バス

Claims (12)

  1. 画像を所定の外部装置に送信する処理を行う送信手段と、
    前記送信手段が前記所定の外部装置に送信する画像のサイズが所定の閾値以上であるかを判定する画像サイズ判定手段と、
    画像の前記サイズが小さくなるようにその画像を加工する画像加工手段と、
    撮影が実行された際に、撮影された画像を記憶手段に記憶させるとともに、前記送信手段にその撮影された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行う制御手段と、
    前記記憶手段の空き容量が所定の閾値以下であるか否かを判別する空き容量判別手段と、
    前記空き容量判別手段により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信手段により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行う削除手段と、を備え、
    前記制御手段は更に、前記空き容量判別手段により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以上であると判別された場合に、前記画像加工手段にその画像の前記サイズが小さくなるように加工させ、前記送信手段にその加工された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行い、
    前記削除手段は更に、前記空き容量判別手段により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記所定の外部装置に送信された画像であって前記画像加工手段により加工されていない画像を、優先して削除する処理を行う
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 画像を所定の外部装置に送信する処理を行う送信手段と、
    撮影が実行された際に、撮影された画像を記憶手段に記憶させるとともに、前記送信手段にその撮影された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行う制御手段と、
    前記記憶手段の空き容量が所定の閾値以下であるか否かを判別する空き容量判別手段と、
    前記空き容量判別手段により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信手段により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行う削除手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、更に、使用者により、前記記憶手段に記憶されている画像を前記所定の外部装置に送信する指示が行われた際に、前記送信手段にその記憶されている画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行い、
    前記削除手段は、更に、前記空き容量判別手段により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合であって、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、撮影が実行された際に送信された画像を全て削除しても、前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下の状態が継続する場合に、前記使用者により前記送信する指示が行われた際に前記送信された画像を削除する処理を行う
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. 前記送信手段が画像を前記所定の外部装置に送信する処理を行うタイミングと、前記削除手段がその送信された画像を削除する処理を行うタイミングとは、互いに独立して決定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記削除手段は、次に撮影が実行される際に、撮影される画像が記憶可能となるだけの前記空き容量を確保するように、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信手段により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行うことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記削除手段は、前記記憶手段の前記空き容量が撮影モードに応じて所定の容量だけ確保されるように、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信手段により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行うことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記削除手段は、撮影時刻がより古い画像を優先して削除することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記削除手段は、画像を削除する処理を行うとともに、その画像を縮小化した縮小画像を前記記憶手段に記憶させる処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 使用者により、前記制御手段が前記送信手段にその撮影された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行わせるか否かの設定を可能とする設定手段を更に備え、
    前記削除手段は、前記設定手段における前記設定が、前記制御手段が前記送信手段にその撮影された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行わせない設定であっても、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信手段により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 撮影が実行された際に、撮影された画像を記憶手段に記憶させる記憶処理と、
    その撮影された画像を所定の外部装置に送信する送信処理と、
    前記送信処理において前記所定の外部装置に送信する画像のサイズが所定の閾値以上であるかを判定する画像サイズ判定処理と、
    画像の前記サイズが小さくなるようにその画像を加工する画像加工処理と、
    前記記憶手段の空き容量が所定の閾値以下であるか否かを判別する空き容量判別処理と、
    前記空き容量判別処理において前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信処理において前記所定の外部装置に送信された画像を削除する削除処理と、
    前記空き容量判別処理において前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以上であると判別された場合に、前記画像加工処理にてその画像の前記サイズが小さくなるように加工させ、前記送信処理にてその加工された画像を前記所定の外部装置に送信させる処理と、
    を含み、
    前記削除処理は前記空き容量判別処理にて前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記所定の外部装置に送信された画像であって前記画像加工処理により加工されていない画像を、優先して削除する処理を行う
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  10. 撮影が実行された際に、撮影された画像を記憶手段に記憶させるとともに、その撮影された画像を所定の外部装置に送信させる制御を行う制御処理と、
    前記記憶手段の空き容量が所定の閾値以下であるか否かを判別する空き容量判別処理と、
    前記空き容量判別処理において前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行う削除処理と、
    を含み、
    前記制御処理は、更に、使用者により、前記記憶手段に記憶されている画像を前記所定の外部装置に送信する指示が行われた際に、その記憶されている画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行い、
    前記削除処理は、更に、前記空き容量判別処理により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合であって、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、撮影が実行された際に送信された画像を全て削除しても、前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下の状態が継続する場合に、前記使用者により前記送信する指示が行われた際に前記送信された画像を削除する処理を含む
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  11. 送信手段を備えた撮像装置を制御するコンピュータに
    前記送信手段が所定の外部装置に送信する画像のサイズが所定の閾値以上であるかを判定する画像サイズ判定機能、
    画像の前記サイズが小さくなるようにその画像を加工する画像加工機能、
    撮影が実行された際に、撮影された画像を記憶手段に記憶させるとともに、前記送信手段にその撮影された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を行う制御機能、
    前記記憶手段の空き容量が所定の閾値以下であるか否かを判別する空き容量判別機能、
    前記空き容量判別機能により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信手段により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行う削除機能、を実現させ、
    前記制御機能は更に、前記空き容量判別機能により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以上であると判別された場合に、前記画像加工機能にその画像の前記サイズが小さくなるように加工させ、前記送信手段にその加工された画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を実現させ、
    前記削除機能は更に、前記空き容量判別機能により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記所定の外部装置に送信された画像であって前記画像加工機能により加工されていない画像を、優先して削除することを実現させる
    ことを特徴とするプログラム。
  12. 送信手段を備えた撮像装置を制御するコンピュータに、
    撮影が実行された際に、撮影された画像を記憶手段に記憶させるとともに、前記送信手段にその撮影された画像を所定の外部装置に送信させる制御を行う制御機能、
    前記記憶手段の空き容量が所定の閾値以下であるか否かを判別する空き容量判別機能、
    前記空き容量判別機能により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、前記送信手段により前記所定の外部装置に送信された画像を削除する処理を行う削除機能、
    を実現させ、
    前記制御機能は、更に、使用者により、前記記憶手段に記憶されている画像を前記所定の外部装置に送信する指示が行われた際に、前記送信手段にその記憶されている画像を前記所定の外部装置に送信させる制御を実現させ、
    前記削除機能は、更に、前記空き容量判別機能により前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下であると判別された場合であって、前記記憶手段に記憶されている画像のうち、撮影が実行された際に送信された画像を全て削除しても、前記記憶手段の前記空き容量が前記所定の閾値以下の状態が継続する場合に、前記使用者により前記送信する指示が行われた際に前記送信された画像を削除することを実現させる
    ことを特徴とするプログラム。
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