JP6596622B2 - 懸垂式掘削機の位置計測システム、これに用いる測量装置及び施工法、および吊対象物の位置計測システム - Google Patents

懸垂式掘削機の位置計測システム、これに用いる測量装置及び施工法、および吊対象物の位置計測システム Download PDF

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Description

本発明は、懸垂式掘削機の位置計測システム、これに用いる測量装置及び施工法、および吊対象物の位置計測システムに関するものである。
地中連続壁の構築等のために地盤を掘削する掘削機として、クレーン等から掘削機を懸垂するタイプの懸垂式掘削機が知られている。この懸垂式掘削機は大深度掘削に適した掘削機であり、懸垂式掘削機をクレーン等からワイヤーにより吊り下げて、地面に対して垂直に掘削していくものである。
ここで、懸垂式掘削機により掘削する際には、掘削方向を地面に対して常に垂直にするための姿勢制御が必要となる。そして、そのためには懸垂式掘削機の位置を高い精度で計測することにより掘削状態を管理することが非常に重要となる。
懸垂式掘削機の位置を計測する手段としては、これまでに、計測用のワイヤーを用いた掘削機の位置計測システムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
このような、掘削機の位置計測システムでは、掘削機本体に計測用のワイヤーを取り付け、計測ワイヤーが緩まないように、トルクモータを用いて大きな力で牽引し、計測ワイヤーの繰り出し長さを測定、監視することにより懸垂式掘削機の位置を計測している。
したがって、この掘削機の位置計測システムでは、計測用ワイヤーが弛まないように、常に計測用ワイヤーに大きなテンションをかけておく必要がある。
一方、地中連続壁の構築等のための掘削において掘削機を移動させる場合には、この計測システム全体も掘削機の移動と合わせて移動させる必要がある。
特開2001−234555号公報
しかしながら、このような位置計測システムにおける、計測用ワイヤーが緩まないようにするためのトルクモータは、非常に大型で大きな重量であり、その移動にはクレーン等が必要となることから、位置計測が非常に煩雑となり、費用と時間を要するといった問題があった。
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、ハンドリング性の良好な位置測量装置を用いて、より簡便、且つ正確に懸垂式掘削機の位置と姿勢を計測することが可能な懸垂式掘削機の位置計測システム、これに用いる測量装置及び施工法を提供することを課題としている。
即ち、本発明の懸垂式掘削機の位置計測システム、これに用いる測量装置及び施工法は以下のことを特徴としている。
第1に、クレーンからワイヤーで懸垂式掘削機を懸垂して掘削する懸垂式掘削機の位置計測システムであって、地面に対して垂直状態の前記ワイヤーの初期座標を取得するワイヤー初期座標取得手段と、地上に出ている前記ワイヤーの2点以上の高さの位置を2台以上のカメラにより撮像する測量装置を2台以上用い、それぞれ異なる位置から撮像する撮像手段と、掘削時における前記撮像手段により得られる2点以上の高さの撮像のワイヤーの位置変化から、それぞれの高さの前記ワイヤーの実際の移動量を求めるワイヤー移動量取得手段と、前記ワイヤー初期座標取得手段により取得したワイヤーの初期座標と、前記ワイヤー移動量取得手段により取得したそれぞれの高さの前記ワイヤーの実際の移動量から、それぞれの高さの移動後のワイヤーの座標を求める移動後ワイヤー座標取得手段と、前記クレーンから繰り出した前記ワイヤーの繰り出し長さから前記懸垂式掘削機の掘削深度を計測する掘削深度計測手段と、前記移動後ワイヤー座標取得手段により取得した2点以上の高さの移動後のワイヤーの座標と、前記掘削深度計測手段により取得した前記懸垂式掘削機の掘削深度から、前記懸垂式掘削機の座標を求める掘削機座標取得手段と、前記掘削機座標取得手段により求めた前記懸垂式掘削機の座標を表示する掘削機座標表示手段を備えることを特徴とする懸垂式掘削機の位置計測システムである。
第2に、前記第1の発明の懸垂式掘削機の位置計測システムにおいて、少なくとも2台の前記測量装置の設置場所が、上から見て、ワイヤーを頂点としてそれぞれの測量装置のなす角度が0°より大きく180°未満の範囲であることが好ましい。
第3に、前記第1又は第2の発明の懸垂式掘削機の位置計測システムにおいて、ワイヤー移動量取得手段が、掘削時における前記撮像手段により得られる2点以上の高さの撮像のワイヤーの位置変化を、予め記録したワイヤーの初期基準位置の撮像データと移動後の撮像データを画像処理して撮像のワイヤーの移動量を求め、前記撮像のワイヤーの移動量とカメラの倍率から実際のワイヤーの移動量を求めることが好ましい。
第4に、前記第1から第3の発明の懸垂式掘削機の位置計測システムにおいて、前記ワイヤーを挟んで、前記カメラとは反対側の延長線上に、背景板が配置され、前記撮像手段は、前記背景板を背景として、前記ワイヤーを撮像可能であってもよい。
第5に、前記第4の発明の懸垂式掘削機の位置計測システムにおいて、さらに、照明が配置され、前記照明は、前記背景板を照射可能であってもよい。
第6に、前記第1から第5の発明の懸垂式掘削機の位置計測システムに用いる測量装置であって、三脚と、前記三脚に設けられた地面に対して垂直に設置可能な支柱と、前記支柱に位置変更可能に取り付けられる、少なくとも2台以上のカメラと、前記支柱を地面に対して垂直方向に昇降可能とする昇降機構と、前記支柱を地面に対して水平方向に回転可能とする水平回転機構を備え、さらに、前記支柱に望遠鏡又は、前記望遠鏡から位置を確認するための照準印を備えたことを特徴とする測量装置である。
第7に、前記第1から第5の発明の懸垂式掘削機の位置計測システムを用いてソイルセメント地中連続壁又はコンクリート地中連続壁を構築することを特徴とする施工法である。
第8に、クレーンからワイヤーで吊対象物を吊降ろす際の、吊対象物の位置計測システムであって、地面に対して垂直状態の前記ワイヤーの初期座標を取得するワイヤー初期座標取得手段と、地上に出ている前記ワイヤーの2点以上の高さの位置を2台以上のカメラにより撮像する測量装置を2台以上用い、それぞれ異なる位置から撮像する撮像手段と、吊対象物の吊降ろし時における前記撮像手段により得られる2点以上の高さの撮像のワイヤーの位置変化から、それぞれの高さの前記ワイヤーの実際の移動量を求めるワイヤー移動量取得手段と、前記ワイヤー初期座標取得手段により取得したワイヤーの初期座標と、前記ワイヤー移動量取得手段により取得したそれぞれの高さの前記ワイヤーの実際の移動量から、それぞれの高さの移動後のワイヤーの座標を求める移動後ワイヤー座標取得手段と、前記クレーンから繰り出した前記ワイヤーの繰り出し長さから前記吊対象物の深度を計測する深度計測手段と、前記移動後ワイヤー座標取得手段により取得した2点以上の高さの移動後のワイヤーの座標と、前記深度計測手段により取得した前記吊対象物の深度から、前記吊対象物の座標を求める吊対象物座標取得手段と、前記吊対象物座標取得手段により求めた前記吊対象物の座標を表示する吊対象物座標表示手段を備えることを特徴とする吊対象物の位置計測システムである。
本発明の懸垂式掘削機の位置計測システム、これに用いる測量装置及び施工法によれば、ハンドリング性の良好な位置測量装置を用いて、より簡便、安価で且つ正確に懸垂式掘削機の位置と姿勢を計測することが可能となる。
本発明の懸垂式掘削機の位置計測システムに用いる測量装置の一実施形態を示す概略図であり、(A)は横から見た概略図、(B)は上から見た概略図である。 測量装置の一実施形態を示す概略図である。 クレーンからワイヤーで懸垂式掘削機を地面に対して垂直に設置した状態を示す概略図である。 測量装置Aと測量装置B及びワイヤーWの基準の状態を上から見た概略図及びそれぞれのカメラの撮像の概略図である。 ワイヤーWの移動後の状態を上から見た概略図及びそれぞれのカメラの撮像の概略図であり、(A)は高さZ1における移動後のワイヤーWの座標及びカメラの撮像、(B)は高さZ2における移動後のワイヤーWの座標及びカメラの撮像である。 ワイヤーWの移動後の座標及び懸垂式掘削機の座標を示した概略図である。 カメラ、クレーン、掘削機からのデータを演算処理装置により演算処理して表示する説明ブロック図である。 他の実施形態を示す図である。
本発明の懸垂式掘削機(以下単に掘削機と略称する)の位置計測システムは、地面に対して垂直状態のワイヤーの初期座標を取得するワイヤー初期座標取得手段と、地上に出ているワイヤーの2点以上の高さの位置を2台以上のカメラにより撮像する測量装置を2台以上用い、それぞれ異なる位置から撮像する撮像手段と、掘削時における撮像手段により得られる2点以上の高さの撮像のワイヤーの位置変化から、それぞれの高さのワイヤーの実際の移動量を求めるワイヤー移動量取得手段と、ワイヤー初期座標取得手段により取得したワイヤーの初期座標と、ワイヤー移動量取得手段により取得したそれぞれの高さのワイヤーの実際の移動量から、それぞれの高さの移動後のワイヤーの座標を求める移動後ワイヤー座標取得手段と、クレーンから繰り出したワイヤーの繰り出し長さから懸垂式掘削機の掘削深度を計測する掘削深度計測手段と、移動後ワイヤー座標取得手段により取得した2点以上の高さの移動後のワイヤーの座標と、掘削深度計測手段により取得した懸垂式掘削機の掘削深度から、懸垂式掘削機の座標を求める掘削機座標取得手段と、掘削機座標取得手段により求めた懸垂式掘削機の座標を表示する掘削機座標表示手段を備えることを特徴とする懸垂式掘削機の位置計測システムである。
まず、本発明の掘削機の位置計測システムに用いる測量装置の一実施形態について説明する。
測量装置は、少なくとも2台以上を1セットとして使用するものであり、図1に示す実施形態では2台の測量装置A、測量装置Bを示している。
まず、測量装置Aについて説明する。測量装置Aは、図2に示すように三脚3と、三脚3に地面に対して垂直に接続された支柱4を備えており、この支柱4には、上部にカメラA1が、下部にカメラA2が取り付けられている。これらのカメラA1、A2は、クレーン1から繰り出したワイヤーWを撮像するために設けられるものであり、それぞれ任意の位置調整が可能に支柱4に取り付けられている。
また、測量装置Aには、カメラA1、A2の下部に望遠鏡5が取り付けられている。この望遠鏡5は、後述する測量装置Bと高さを合わせるために用いるものである。
また、三脚3の上部には、支柱4の昇降機構6及び水平回転機構7が設けられており、昇降機構6は、昇降ハンドル6’の操作により支柱4自体が地面に対して垂直方向に上下に昇降可能となっている。また、水平回転機構7は、水平回転ハンドル7’の操作により支柱4が地面に対して水平方向に回転可能となっている。すなわち、昇降ハンドル6’及び水平回転ハンドル7’の操作により、支柱4及びこれに取付けられているカメラA1、A2、望遠鏡5の高さと向きを自由に調整することが可能となっている。
なお、カメラA1、A2及び望遠鏡5は支柱4に対して直角且つ平行に、向きは全てが正確に同一方向に取り付けられている。また、カメラA1、カメラA2、カメラB1、カメラB2は、動画が記録可能なものであれば特に制限なく用いることができ、画素数が大きなものであれば精度を高めることができる。
また、支柱4の下部には、測量装置の中心座標点を測量できるように表示器8が設けられている。
次に測量装置Bについて説明する。測量装置Bの三脚3、支柱4、カメラB1、カメラB2、昇降機構6、昇降ハンドル6’、水平回転機構7、水平回転ハンドル7’、表示器8の構成及び動作については、上記測量装置Aの対応する三脚3、支柱4、カメラA1、カメラA2、昇降機構6、昇降ハンドル6’、水平回転機構7、水平回転ハンドル7’、表示器8と同等のものであるため説明を省略する。なお、測量装置BのカメラB1、B2の下部の、測量装置Aの望遠鏡5に対応する位置には照準印9が設けられている。そして、カメラB1、B2及び照準印9は支柱4に対して直角且つ平行に、向きは全てが正確に同一方向となるように取り付けられている。
また、これら測量装置A及び測量装置Bにおいて、測量装置Aの支柱4に取付けられたカメラA1とA2の間隔は、測量装置Bの支柱4に取付けられたカメラB1とB2の間隔と同じ間隔となっており、測量装置AのカメラAと望遠鏡5の間隔と、測量装置BのカメラBと照準印9の間隔は同じ間隔となっている。
そして、カメラA1、カメラA2及びカメラB1、B2の高さデータ、カメラで撮像したワイヤーWの撮像データ及び測量装置A、測量装置Bの座標データは、コンピュータに取り込み可能となっている。なお、これらのデータのコンピュータの取り込みは、測量装置A、Bからデータ送信ケーブルをコンピュータに接続して取り込んでもよいし、無線通信によるデータ送信によりコンピュータに取り込んでもよい。
以下に、上記測量装置A、測量装置Bを使用した、本発明の掘削機の位置計測システムについて詳述する。
まず、図3に示すように、クレーン1からワイヤーWで懸垂された掘削機2を掘削地点にセットし、掘削機2を懸垂しているワイヤーWが地面に対して垂直の状態で固定する。ここで、クレーン1のワイヤーWが複数本ある場合には、その中の1本を基準となるワイヤーWとして決定しておく。
次に、測量装置A、測量装置BをワイヤーWを測量装置A及び測量装置Bのカメラのフレーム内に収まる撮像可能な場所に設置する。この設置場所は、上から見て、ワイヤーWを頂点として測量装置Aと測量装置Bのなす角度が0°より大きく180°未満の範囲とする必要がある。また、90°前後とするのが特に望ましい。測量装置A及び測量装置Bの設置では、それぞれの支柱4が地面から垂直になるように三脚3を調整して設置する。
この状態で、まず測量装置Aと測量装置Bそれぞれの水平回転ハンドル7’を操作して、水平回転機構7によりお互いが向い合せとなるように調整する。そして、測量装置Aの望遠鏡5から測量装置Bの照準印9を視認して、照準印9が望遠鏡5の中心にくるように昇降ハンドル6’を操作して、昇降機構6により高さを調整する。
前記したように、予め測量装置Aの支柱4に取付けられたカメラA1とカメラA2の間隔を、測量装置Bの支柱4に取付けられたカメラB1とB2の間隔と同じ間隔とし、測量装置AのカメラAと望遠鏡5の間隔と、測量装置BのカメラBと照準印9の間隔を同じ間隔としているので、前記の望遠鏡5と照準印9による高さ調整の操作により、測量装置AのカメラA1と測量装置BのカメラB1、測量装置AのカメラA2と測量装置BのカメラB2の高さを全て同じ高さとすることができる。
<ワイヤー初期座標取得手段>
図4(A)、(B)に、測量装置Aと測量装置B及びワイヤーWの基準の状態を上から見た概略図及びそれぞれのカメラの撮像の概略図を示す。
まず、図4に示すように、上記の状態を基準の状態として、測量装置Aの座標と測量装置Bの座標及びワイヤーWの座標を、予め、トランシット及びレベル等で測量して取得しておく。この座標の取得によって、測量装置Aと測量装置Bとワイヤーとのそれぞれの距離を求めることができる。
これは、後述する倍率調整値を求めるためのものである。次に、図4(A)に示すように、高さの座標(Z1)における測量装置AのカメラA1の座標(X1、Y1、Z1)、高さの座標(Z2)におけるカメラA2の座標(X1、Y1、Z2)及び、図4(B)に示すように、高さの座標(Z1)における測量装置BのカメラB1の座標(X2、Y2、Z1)、高さの座標(Z2)におけるカメラB2の座標(X2、Y2、Z2)を取得し、さらに、カメラA1、カメラB1で撮像されるワイヤーWの座標(X3、Y3、Z1)、カメラA2、B2で撮像されるワイヤーWの座標(X3、Y3、Z2)を取得する。このワイヤーWの座標(X3、Y3、Z1)、(X3、Y3、Z2)をワイヤー初期座標とする。
なお、ここで取得する座標は、グローバル座標、ローカル座標のいずれでもよいが、実際に作業するオペレータの作業性を考慮した場合ローカル座標が好ましい。
<撮像手段>
次に、この状態で、先ず、測量装置Aの水平回転ハンドル7’を操作して、水平回転機構7により、カメラA1及びカメラA2をワイヤーWの方向に向け、カメラA1、A2のフレーム内、画面中央でワイヤーWを撮像するように調整する。そして、予め測量で求めた座標より、カメラA1及びカメラA2とワイヤーWとの距離を取得する。また、掘削中にワイヤーWが振れて移動する幅を予測し、その予測の幅がカメラA1及びカメラA2のフレーム内に収まるようにズーム機能で倍率を調整し、各カメラの倍率調整値を記録する。なお、この状態での図4に示すカメラA1、A2のフレーム内に撮像されたワイヤーWの位置をワイヤーWの初期基準位置とする。
次に、上記測量装置Aの調整と同様に、測量装置Bの水平回転ハンドル7’を操作して、水平回転機構7により、カメラB1及びカメラB2をワイヤーWの方向に向け、カメラB1、B2のフレーム内、画面中央でワイヤーWを撮像するように調整する。そして、予め測量で求められた座標より、カメラB1及びカメラB2とワイヤーWとの距離を取得する。また、掘削中にワイヤーWが振れて移動する幅を予測し、その予測の幅がカメラB1及びカメラB2のフレーム内に収まるようにズーム機能で倍率を調整し、各カメラの倍率調整値を記録する。この状態での図4に示すカメラB1、B2のフレーム内に撮像されたワイヤーWの位置をワイヤーWの初期基準位置とする。
なお、上記のカメラの倍率を調整する方法としては、機械的な方式と電気的な方式がある。機械的な方式であるとワイヤーWの位置を検出する画像処理での精度が向上する。また、倍率のデータをコンピュータで確認できるカメラを採用することで、コンピュータへの入力を省くことができる。
これに対して電気的な方式は、撮像を見ながらコンピュータから自動で調整できる利点があるが、画像認識でのワイヤー検出精度が弱まる可能性がある。また、この倍率の調整はコンピュータから操作でき、同時に倍率データも確認できる。
また、上記のカメラのズーム機能を用いた倍率調整値とは、カメラとワイヤーWとの距離をSとしてカメラのフレームの視野がmとなる値(m/S)を基準として、何倍となったかを知る調整値である。
この倍率調整値は、カメラA1、A2、B1、B2の撮像で、ワイヤーWが初期基準位置から移動した時に、撮像上におけるワイヤーWの初期基準位置からの移動量を、実際のワイヤーWの移動量に変換するための数値である。
そして、この状態で、カメラA1、カメラA2及びカメラB1、カメラB2でワイヤーWを撮像して監視しながら掘削機2による掘削を開始する。通常B、掘削機2が掘削地点の地面に対して垂直に掘削している状態では、カメラA1、A2及びカメラB1、カメラB2フレーム内のワイヤーWの撮像は初期基準位置から変化しない。すなわち、カメラA1、カメラB1で撮像されるワイヤーWの座標データ(X3、Y3、Z1)、カメラA2、カメラB2で撮像されるワイヤーWの座標データ(X3、Y3、Z2)は変化しない。
しかしながら、掘削機2が動き始めてワイヤーWが左右、前後に動いた場合には、カメラに映ったワイヤーWの撮像が左右に移動することになる。
<ワイヤー移動量取得手段>
実際のワイヤー移動量は、予め記録したワイヤーの初期基準位置の撮像データと移動後の撮像データを画像処理して撮像のワイヤーの移動量を求め、撮像のワイヤーの移動量とカメラの倍率から実際のワイヤーの移動量を取得することができる。
具体的には、カメラの撮像のワイヤーWの初期基準位置から左右に移動したワイヤーWの位置を撮像の画素(ピクセル)から求めた撮像の移動量の値に、上記のカメラA1の倍率調整値で補正することにより取得することができる。カメラB1も同様に補正してカメラB1の撮像から実際のワイヤー移動量を取得することができる。
<移動後ワイヤー座標取得手段>
このカメラA1の撮像のワイヤー移動量と、カメラB1の撮像のワイヤー移動量から、実際のワイヤーWの移動量を求めることにより、図5(A)に示すように、カメラA1とカメラB1の高さ(Z1)の撮像から移動後のワイヤーWの座標(X4、Y4、Z1)を求めることができる。
また、カメラA1とカメラB1の撮像により求めた移動後のワイヤーWの座標(X4、Y4、Z1)と同様の手順により、図5(B)に示すように、カメラA2とカメラB2の高さ(Z2)の撮像から移動後のワイヤーWの座標(X5、Y5、Z2)を求めることができる。
<掘削深度取得手段>
通常、クレーン1にはワイヤーWの送り出し長さをエンコーダ等で計測し、掘削機2の深度を常に計測している。本発明では、クレーン1からのワイヤーWの送り出し長さから掘削機2の掘削深度(Z3)を取得する。
<掘削機座標取得手段>
次に、図6に示すように、高さ(Z1)におけるワイヤーWの座標(X4、Y4、Z1)と,高さ(Z2)におけるワイヤーWの座標(X5、Y5、Z2)から、深度(Z3)における掘削機2の座標(X6、Y6、Z3)を求める。
具体的には、上記条件において、
(Z3−Z1)/(Z2−Z1)=αとすると
X6=(X5−X4)×A+X4
の演算式により掘削機2の座標のX6を求めることができる。
同様に、
Y6=(Y5−Y4)×A+Y4
の演算式により掘削機2の座標のY6を求めることができ、掘削機2の深度(Z3)における座標(X6、Y6、Z3)を取得することができる。
また、掘削機2の座標(X6、Y6、Z3)における傾き、捻じれ等の状態については、掘削機2に鉛直方向に、X及びYの2軸の傾斜計を設置し、この傾斜計からの掘削機傾斜データを取得することにより把握することが可能である。また、掘削機2に方位を出力するジャイロセンサーを搭載し、掘削機2の方位を取得することも可能である。
<掘削機座標表示手段>
なお、本発明では、予め取得した測量装置AのカメラA1の座標(X1、Y1、Z1)、カメラA2の座標(X1、Y1、Z2)、及び測量装置BのカメラB1の座標(X2、Y2、Z1)、カメラB2の座標(X2、Y2、Z2)、ワイヤーWの初期座標(X3、Y3、Z1)、(X3、Y3、Z2)の初期データをコンピュータの記憶部に記億させておき、図7に示すように、各カメラからの撮像データから得られる実際のワイヤーWの移動量及びこれに対する移動後のワイヤーWの座標(X4、Y4、Z1)、(X5、Y5、Z2)及び、掘削機2の深度(Z3)のデータをコンピュータの演算処理手段により演算処理して、掘削機2の座標(X6、Y6、Z3)を求め、モニターに表示させる。
また、併せて、掘削機2に設置された傾斜計からの掘削機傾斜データ及び、掘削機2に設置されたジャイロセンサーからの方位角データをコンピュータに入力し、掘削機2の姿勢をモニターに表示させることもできる。
次に、第2の実施形態について説明する。図8は、第2の実施形態を示す概念図である。なお、以下の説明において、図1〜図7に示した各構成と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態では、前述した実施形態と異なり、カメラA1、A2でワイヤーWを撮像する際に、ワイヤーWを挟んで、カメラA1、A2とは反対側の延長線上(各カメラとワイヤーとを結ぶそれぞれの直線上であって、各カメラに対して、ワイヤーを挟んで反対側の延長線上)に、背景板10が配置される。同様に、カメラB1、B2でワイヤーWを撮像する際に、ワイヤーWを挟んで、カメラB1、B2とは反対側の延長線上(各カメラとワイヤーとを結ぶそれぞれの直線上であって、各カメラに対して、ワイヤーを挟んで反対側の延長線上)に、背景板10が配置される。なお、以下の説明では、カメラA1、A2を用いた例について説明するが、カメラB1、B2に対しても同様である。
背景板10は、例えば、他の光学装置の支柱に固定される。光学装置は、例えば、図2の測量装置のカメラに代えて、カメラA1、A2と略同一の間隔で支柱に背景板10が固定されたものである。このような光学装置を用いることで、背景板10の高さをカメラA1、A2と同一の高さに調整することができるとともに、背景板10の向きを回転させることができる。また、背景板10の面をカメラA1、A2の方向に対して直交する方向に向けることができる。なお、背景板10は、カメラA1,A2の撮像方向に垂直にすることが望ましいが、多少ずらした角度としてもよい。
カメラA1、A2の映像は、カメラA1、A2からL1離れたワイヤーWに焦点を合わせてある。また、ワイヤーWから背景板10までの距離をL2とする。そのL1地点のカメラの視野のサイズをX1とすると、カメラA1、A2からL1+L2離れた地点のカメラの視野X2は次の式で求められる。
X2=(L1+L2)×X1/L1
ここで、前述した様に、L1地点のカメラの視野は、ワイヤーWが動く予測の範囲で決定される。この範囲は掘削する地盤の強度に影響を受けるが、実測値では壁の厚さ方向での、ワイヤーの振れ幅は概ね±200mm以内である。また、測量装置及び背景板の設置場所は、過去の経験から5m程度離れれば、比較的安全な場所であると考えられる。したがって、測量装置と背景板がワイヤーWより同じ距離を離して設置すると、L1=L2=500cm、X1=40cmより、反射板の横幅は、80cm程度となる。
背景板10は、例えば、太陽光の光を反射して光るようにすることが望ましい。例えば、背景板10は、アルミの板に反射テープ若しくはシートを貼り付けた構造とすることができる。また、背景板10の表面に蛍光塗料を塗布してもよい。また、別途、照明11を設置してもよい。照明11は、背景板10の表面に向けて光を照射可能である。照明11で背景板10を照らすことで、背景板10の表面を均一に明るくすることができる。
このような背景板10が、ワイヤーWの背景部分に位置するように、各背景板10の位置が調整される。背景板10を背景として、カメラA1、A2によってワイヤーWを撮像すると、ワイヤーWが、背景板10によって際立つため、ワイヤーWが背景に紛れてしまい、位置の把握が困難となることを防止することができる。また、照明11を用いることで、背景板10をより明るく光らせることができるため、ワイヤーWを背景板10に対して影のようにより際立たせることができる。
このように、本実施形態によれば、ワイヤーの位置をより確実に把握することができる。また、ワイヤーWの背景を均一化することで、ワイヤーWの画像認識率を向上させることができる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、2台の測量装置A及び測量装置Bによりワイヤーを撮像したが、測量装置の台数を増やして撮像することも可能である。これにより、さらに制度の高い掘削機の位置計測が可能となる。
本発明の懸垂式掘削機の位置計測システムによれば、非常にコンパクトな計測装置を用いて、掘削機に取り付けた1本のワイヤーを測定用のワイヤーとして撮像し、掘削機の状態を座標として表示するので、簡便、安価で且つ正確に掘削機の位置と姿勢を計測することが可能となる。
また、前述した説明では、掘削機2をワイヤーWで吊り下げて、掘削機の2の位置を把握する事例について説明した。このような掘削機2を用いて立坑を掘削し、例えば、地下構造物であるソイルセメント地中連続壁又はコンクリート地中連続壁を構築することができる。
また、本発明は、汎用のクレーンを用いて、吊対象物を吊降ろす際に、吊対象物(フック)位置を計測する際にも利用可能である。これにより、従来は、クレーンのオペレータとは別に、誘導員が必要であったところ、本発明を用いれば、オペレータ室にある表示手段によって、オペレータは誘導員を必要とせず作業を行うことができる。さらに、画像からコンピュータに入力された吊対象物の位置情報から、吊り荷の位置を自動で制御することもできる。
このような、クレーンからワイヤーで吊対象物を吊降ろす際の、吊対象物の位置計測システムとしては、前述したのと同様の方法で実施することができる。この場合には、前述した「懸垂式掘削機の位置計測システム」に対して、「ワイヤー移動量取得手段」は、吊対象物の吊降ろし時における撮像手段により得られる2点以上の高さの撮像のワイヤーの位置変化から、それぞれの高さの前記ワイヤーの実際の移動量を求めるものとする。また、前述した「掘削機深度計測手段」は、前記クレーンから繰り出した前記ワイヤーの繰り出し長さから前記吊対象物の深度を計測する「深度計測手段」とする。また、「掘削深度計測手段」は、前記移動後ワイヤー座標取得手段により取得した2点以上の高さの移動後のワイヤーの座標と、前記深度計測手段により取得した前記吊対象物の深度から、前記吊対象物の座標を求める「吊対象物座標取得手段」とする。また「掘削機座標表示手段」は、前記吊対象物座標取得手段により求めた前記吊対象物の座標を表示する「吊対象物座標表示手段」とする。
1 クレーン
2 掘削機
A,B 測量装置
A1,A2,B1,B2 カメラ
3 三脚
4 支柱
5 望遠鏡
6 昇降機構
6’ 昇降ハンドル
7 水平回転機構
7’ 水平回転ハンドル
8 測量機器
9 照準印
10 背景板
11 照明

Claims (8)

  1. クレーンからワイヤーで懸垂式掘削機を懸垂して掘削する懸垂式掘削機の位置計測システムであって、
    地面に対して垂直状態の前記ワイヤーの初期座標を取得するワイヤー初期座標取得手段と、
    地上に出ている前記ワイヤーの2点以上の高さの位置を2台以上のカメラにより撮像する測量装置を2台以上用い、それぞれ異なる位置から撮像する撮像手段と、
    掘削時における前記撮像手段により得られる2点以上の高さの撮像のワイヤーの位置変化から、それぞれの高さの前記ワイヤーの実際の移動量を求めるワイヤー移動量取得手段と、
    前記ワイヤー初期座標取得手段により取得したワイヤーの初期座標と、前記ワイヤー移動量取得手段により取得したそれぞれの高さの前記ワイヤーの実際の移動量から、それぞれの高さの移動後のワイヤーの座標を求める移動後ワイヤー座標取得手段と、
    前記クレーンから繰り出した前記ワイヤーの繰り出し長さから前記懸垂式掘削機の掘削深度を計測する掘削深度計測手段と、
    前記移動後ワイヤー座標取得手段により取得した2点以上の高さの移動後のワイヤーの座標と、前記掘削深度計測手段により取得した前記懸垂式掘削機の掘削深度から、前記懸垂式掘削機の座標を求める掘削機座標取得手段と、
    前記掘削機座標取得手段により求めた前記懸垂式掘削機の座標を表示する掘削機座標表示手段を備えることを特徴とする懸垂式掘削機の位置計測システム。
  2. 少なくとも2台の前記測量装置の設置場所が、上から見て、ワイヤーを頂点としてそれぞれの測量装置のなす角度が0°より大きく180°未満の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の懸垂式掘削機の位置計測システム。
  3. 前記ワイヤー移動量取得手段が、掘削時における前記撮像手段により得られる2点以上の高さの撮像のワイヤーの位置変化を、予め記録したワイヤーの初期基準位置の撮像データと移動後の撮像データを画像処理して撮像のワイヤーの移動量を求め、前記撮像のワイヤーの移動量とカメラの倍率から実際のワイヤーの移動量を求めることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の懸垂式掘削機の位置計測システム。
  4. 前記ワイヤーを挟んで、前記カメラとは反対側の延長線上に、背景板が配置され、前記撮像手段は、前記背景板を背景として、前記ワイヤーを撮像可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の懸垂式掘削機の位置計測システム。
  5. さらに、照明が配置され、前記照明は、前記背景板を照射可能であることを特徴とする請求項4記載の懸垂式掘削機の位置計測システム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の懸垂式掘削機の位置計測システムに用いる測量装置であって、
    三脚と、
    前記三脚に設けられた地面に対して垂直に設置可能な支柱と、
    前記支柱に位置変更可能に取り付けられる、少なくとも2台以上のカメラと、
    前記支柱を地面に対して垂直方向に昇降可能とする昇降機構と、
    前記支柱を地面に対して水平方向に回転可能とする水平回転機構を備え、
    さらに、前記支柱に望遠鏡又は、前記望遠鏡から位置を確認するための照準印を備えたことを特徴とする測量装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の懸垂式掘削機の位置計測システムを用いてソイルセメント地中連続壁又はコンクリート地中連続壁を構築することを特徴とする施工法。
  8. クレーンからワイヤーで吊対象物を吊降ろす際の、吊対象物の位置計測システムであって、
    地面に対して垂直状態の前記ワイヤーの初期座標を取得するワイヤー初期座標取得手段と、
    地上に出ている前記ワイヤーの2点以上の高さの位置を2台以上のカメラにより撮像する測量装置を2台以上用い、それぞれ異なる位置から撮像する撮像手段と、
    吊対象物の吊降ろし時における前記撮像手段により得られる2点以上の高さの撮像のワイヤーの位置変化から、それぞれの高さの前記ワイヤーの実際の移動量を求めるワイヤー移動量取得手段と、
    前記ワイヤー初期座標取得手段により取得したワイヤーの初期座標と、前記ワイヤー移動量取得手段により取得したそれぞれの高さの前記ワイヤーの実際の移動量から、それぞれの高さの移動後のワイヤーの座標を求める移動後ワイヤー座標取得手段と、
    前記クレーンから繰り出した前記ワイヤーの繰り出し長さから前記吊対象物の深度を計測する深度計測手段と、
    前記移動後ワイヤー座標取得手段により取得した2点以上の高さの移動後のワイヤーの座標と、前記深度計測手段により取得した前記吊対象物の深度から、前記吊対象物の座標を求める吊対象物座標取得手段と、
    前記吊対象物座標取得手段により求めた前記吊対象物の座標を表示する吊対象物座標表示手段を備えることを特徴とする吊対象物の位置計測システム。
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