JP2008057243A - 橋梁架設施工管理方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】起重機船による従来の橋梁架設方法では、橋台側または陸上に十分な経験と技術を持つ監視員を多数配置する必要があり、また、監視員と作業指揮者との情報伝達や起重機船への位置入れ誘導を無線連絡で行うため起重機船側では即時に総合判断ができないという問題がある。また、連絡ミスがあると橋梁が既設構造物に衝突し変形または損傷するおそれがある。
【解決手段】起重機船により橋梁を吊運搬し架設する際に、橋梁の動揺状態とたわみ及びねじれの変位状態を管理しつつ既設橋台上の設計位置へ安全かつ正確に架設が行えるようにした橋梁架設施工管理方法及び装置。
【選択図】図1

Description

本発明は橋梁架設施工管理方法及び装置、特に、起重機船により橋梁を吊運搬し架設する際に、橋梁の動揺状態とたわみ及びねじれの変位状態を管理しつつ既設橋台上の設計位置へ安全かつ正確に架設を行なうようにした橋梁架設施工管理方法及び装置に関する。
図12及び図13は起重機船により橋梁を海上架設する従来工法を示し、架設すべき橋梁1の位置入れ時は、既設橋台2a,2bに十分な経験と技術を持つ監視員を配置して橋梁1の水平方向または鉛直方向の位置ズレや動揺をトランシット等で目視測定し、作業指揮者は測定状況を無線連絡で受け、総合判断してから橋梁位置入れのための操船またはクレーン調整を起重機船3へ無線連絡で行う。
また、既設橋台2a,2b上には橋梁引寄せ装置や据付ガイド4a,4b,4cが設置されており、精密位置入れ時は、既設橋台2a,2b上の作業者が橋梁1側にワイヤロープ5を取り付けチェーンブロック等で橋梁1を引寄せた後、橋梁1を据付ガイドに押しあて振れを抑えつつ据付ガイドへ嵌合させる。この場合も十分な経験と技術を持つ監視員を配置して目視測定し、作業指揮者は測定状況を無線連絡で受け総合判断してから橋梁位置入れのための操船またはクレーン調整を起重機船3へ無線連絡で行う。
これら起重機船3や橋梁1の自動位置計測では、従来から行われているGPS位置測定装置とジャイロコンパスを組み合わせた作業船または大型構造物の位置計測方法が公知の技術として一般に適用されている。(例えば、特許文献1参照)。
また、橋梁1のたわみまたはねじれ等の変状計測では、橋梁1上の所定位置にGPS位置測定装置を多数並べて配置し各位置の計測値から演算処理する方法(例えば、特許文献2参照)や、橋梁1上の所定位置に複数のターゲットを配置し、それを既設橋台2a,2bまたは陸上の固定点からCCDカメラで撮像して計測する方法(例えば、特許文献3)がある。
特開平10−299020号公報「水中構造物の据付・沈設方法及び装置」 特開2000−292520号公報「橋梁架設時の精度管理装置」 特開平8−210852号公報「橋梁鈑桁など長尺構造物の自動計測装置及び方法 」
上記のような従来の架設方法では、橋台側または陸上に十分な経験と技術を持つ監視員を多数配置する必要があり、また、監視員と作業指揮者との情報伝達や起重機船への位置入れ誘導を無線連絡で行うため起重機船側では即時に総合判断ができないという問題がある。また、連絡ミスがあると橋梁が既設構造物に衝突し変形または損傷するおそれがある。
また、GPS位置測定装置とジャイロコンパスを組み合わせた起重機船の位置表示装置または橋梁の位置表示装置を用いただけでは、起重機船側において橋梁の挙動及び変状や架設状況を十分に把握できないため、的確な操船操作とクレーン操作ができないため作業効率と安全性が低下するという問題がある。一般に、橋梁の架設海域は、海底が浅いことと海峡の幅が狭く潮位変化が大きいことにより、潮止まりをねらい架設工事が行われる。このため船の正確な進入位置入れと吃水管理を行うとともに限られた時間内に効率よく作業することが要求される。
また、橋梁のたわみ及びねじれの変状計測方法において、橋梁上の所定位置にGPS位置測定装置を多数並べて計測する方法は、橋梁を吊り下げるワイヤー等の吊材がGPS衛星の受信障害になり計測が中断することがある。また、橋梁上の所定位置に多数のターゲットを配置して陸上または橋台上の固定点からCCDカメラで計測する方法では、CCDカメラからターゲット全体を見通せないため計測が困難な場合がある。
本発明は、上記課題を解決し、起重機船により橋梁を吊運搬し架設する際に、橋梁の動揺状態とたわみ及びねじれの変位状態を管理しつつ既設橋台上の設計位置へ安全かつ正確に架設が行えるようにした橋梁架設施工管理方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明の橋梁架設施工管理装置は、起重機船により橋梁を吊運搬し架設する際の橋梁の架設施工管理装置であって、橋梁の所定位置に設けられるGPS位置測量機と、動揺計測機能付きジャイロコンパスと、光学式橋梁変状計測装置と、これら各機器からの計測データを同期処理し橋梁部計測データとして出力する橋梁部計測処理器と、該橋梁部計測データを起重機船へ無線伝送する無線式データ伝送機と、橋梁の左右端部に設けた、橋台据付ガイドとの嵌合状況を撮像する監視カメラと、撮像した画像を起重機船へ無線伝送する無線式画像伝送機と、また、起重機船の所定位置に設けられるGPS位置測量機と、動揺計測機能付きジャイロコンパスと、上記橋梁部計測データを受信する無線式データ受信機と、これら各機器からの計測データを併せて総合計測データとして入力する情報処理装置と、該情報処理装置によって演算処理された結果をリアルタイムに表示する表示装置とより成り、該表示装置により船位位置決め誘導表示及び橋梁位置決め誘導表示と橋梁動態計測表示を行うとともに、上記監視カメラからの画像を無線式画像受信機で受信し、監視モニターにより既設橋台に設けた据付ガイドとの嵌合状況を監視できるようにし、起重機船側でリアルタイムに架橋工事の総合管理ができるよう構成されていることを特徴とする。
上記光学式橋梁変状計測装置は、橋梁上の互いに離間する位置に配置したターゲットとズーム付きCCDカメラとを有し、ズーム付きCCDカメラで撮像したターゲットの画像データを画像処理機で画像処理し、橋梁のたわみ成分とねじれ成分の変位を計測できるよう構成されていることを特徴とする。
上記嵌合部監視カメラは、橋梁を既設橋台に設けた据付ガイドへ位置入れし嵌合させる際に、据付ガイドとの相対位置関係や橋梁の動揺及び接触状況を起重機船上で視覚的に監視することを特徴とする。
本発明の橋梁架設施工管理方法は、起重機船により橋梁を吊運搬し架設する際の橋梁の架設施工管理方法であって、起重機船の現在位置と橋梁の現在位置を平面的にグラフィック表示するとともに、既設橋台上に備えた各据付ガイドの橋梁最終嵌合点を橋梁据付目標位置にした場合の位置ズレで平面的に位置入れ誘導を表示し、また、架設海域では起重機船船底部からの海底深度を表示しつつ起重機船の進入方法を目標軌跡座標線で表示して、海底の浅い架設海域においても安全に起重機船の操船位置入れと吃水管理を行なって起重機船の位置決めを行なう工程と、橋梁の現在位置と上記橋梁据付目標位置までの位置ズレを3次元的に表示するとともに、橋梁のたわみ及びねじれを許容管理値と比較して表示を行い起重機船側でリアルタイムに架橋工事の総合管理ができるよう橋梁を位置決めする工程とを有することを特徴とする。
また、上記橋梁据付目標位置は、架設する橋梁を橋軸方向とそれに直交する方向に受けるために既設橋台上の少なくとも3ヶ所に備えた据付ガイドの橋梁最終嵌合点とし、その3次元位置座標を事前測量し登録していることを特徴とする。
また、橋梁のたわみ及びねじれと、動揺及び3次元位置ズレ状態の推移を事前設定された設計上の許容管理値と比較してグラフ表示し、起重機船の操船ウインチやクレーン操作の適切な調整をうながすとともに作業限界の判定基準として作業の待機または中止の総合管理ができるようにしていることを特徴とする。
上記許容管理値としては、橋梁吊込みモード、運搬モード、船位位置決めモード、橋梁精密位置決めモードの各作業モードに対応して安全作業限界や能率作業限界及び精度作業限界を考慮した所定の値を登録し、各作業モードに応じた適切な総合管理ができるようにしていることを特徴とする。
本発明の橋梁架設施工管理方法及び装置によれば、橋梁部計測データ及び嵌合部監視カメラ情報や起重機船部計測データを起重機船側で総合管理し、起重機船に備えた表示装置により橋梁の3次元位置や動揺及び変状と据付ガイドとの嵌合状況をリアルタイムに把握できるので、これにより、既設橋台側に配置した専門の監視員による測定情報の連絡を受けずとも、起重機船側に配置した作業指揮者が起重機船オペレータを直接指揮し、橋梁の吊運搬から架設までの一連の作業を安全かつ正確に行うことができる。
また、起重機船の現在位置と橋梁の現在位置を平面的にグラフィック表示し、既設橋台上の据付ガイドへの嵌合位置を最終目標位置にして位置ズレを平面的に誘導表示するとともに、起重機船の目標進入軌跡と海底面までの許容船底高さを表示するので海底の浅い架設海域においても着底することのないよう安全に起重機船の操船位置入れと吃水管理が行える。
また、橋梁を位置入れする場合に、橋梁の現在位置と上記最終目標位置までの位置ズレを3次元的に誘導表示するとともに、橋梁のたわみ及びねじれを許容管理値と比較して表示を行うので、起重機船側でリアルタイムに架橋工事の総合管理ができる。
また、橋梁のたわみ及びねじれと動揺状態の推移を事前設定された許容管理値と比較してグラフ表示され、橋梁吊込みモード、運搬モード、船位位置決めモード、橋梁精密位置決めモードの各作業段階に対応した許容管理値を事前入力しておくことにより、適切なウインチ操作やクレーン操作を行いつつ作業の待機または中止等の作業限界を判定することができる。
また、CCDカメラを応用した光学式変状計測装置を有するので、橋梁への艤装や取り外しが容易であり、橋梁のたわみ及びねじれの計測を確実に行い橋梁の架設管理ができる。
また、嵌合部監視カメラにより、橋梁を据付ガイドへ位置入れし嵌合させる際に、据付ガイドとの相対位置関係や橋梁の動揺及び接触状況を起重機船側で視覚的に監視することができるので、安全かつ正確に架設作業を行うことができる。
以下本発明の実施例を図1〜図4で説明する。
本発明においては架設する橋梁1の所定位置に、橋梁1の3次元位置及び姿勢を計測するためのGPS位置測量機6及び動揺計測機能付きジャイロコンパス7と、ズーム付CCDカメラ8a,8b及び画像処理機9a,9bとターゲット10a,10bを組合わせた光学式橋梁変状計測装置11と、これらによる計測データを同期処理し橋梁部計測データ12として出力する橋梁部計測処理器13と、橋梁部計測データ12を起重機船3へ無線伝送する無線式データ伝送機14を配置し、また橋梁の左右端部には既設橋台2a,2bの据付ガイド4a,4b,4cとの嵌合状況を監視するための嵌合部監視カメラ15a,15bと該嵌合部監視カメラの画像データ16を伝送する無線式画像伝送機17を配置する。
また、起重機船3の所定位置には、起重機船3の3次元位置及び姿勢を計測するためのGPS位置測量機18及び動揺計測機能付きジャイロコンパス19と、上記橋梁部計測データ12を受信する無線式データ受信機20と、すべての計測データを併せて総合計測データとして入力する情報処理装置21と、該情報処理装置21によって演算処理された結果をリアルタイムに表示する表示装置22a,22bを配置し、該表示装置により船位位置決め誘導表示及び橋梁位置決め誘導表示と橋梁動態計測表示を行うとともに、上記嵌合部監視カメラの画像データ16の画像を無線式画像受信機23で受信し監視モニター24により既設橋台上の据付ガイドとの嵌合状況を監視できるようにし、起重機船側でリアルタイムに架橋工事の総合管理ができるように構成する。
次に、本発明の上記情報処理装置21による座標計算の処理内容を図5で説明する。
図5に示す橋梁形状座標系は、橋梁1に配置したGPS位置測量機6の設置点a1を座標原点にし橋軸方向をx軸、それと直交する方向をy軸、鉛直方向をz軸とした場合の橋梁本体の位置関係を表す。橋梁本体の形状は、架設工事前に橋梁が陸上に置かれた状態のときにトータルステーション等の光波式位置測量機を用いて橋梁形状座標系で事前測量し、測量した据付ガイドとの嵌合点a2,a3,a4や表示装置の画面表示に必要になる橋梁天端部4隅及び底面部4隅等の橋梁形状座標は前記情報処理装置21に登録する。
また、図5に示す現場工事座標系は、座標原点を例えば既設橋台2aと2b間の中間点b1にし橋軸方向をX軸、それと直交する方向をY軸、鉛直方向をZ軸とした架設工事における橋梁や起重機船の現在位置を計測する測量座標系を表す。既設橋台の天端位置や据付ガイドの位置は、架設工事前にトータルステーション等の光波式位置測量機を用いて現場工事座標系で事前測量し、測量した既設据付ガイドにおける橋梁との最終嵌合点b2,b3,b4や、表示装置の画面表示に必要になる既設橋台の天端部4隅の座標は上記情報処理装置21に登録する。本発明では、各据付ガイドの橋梁最終嵌合点b2,b3,b4を橋梁据付目標位置として登録するが、据付ガイドが配置されない場合は既設橋台2a,2bの橋梁底面4隅が据わる設計位置を目標位置としてもよい。
架設工事における橋梁や起重機船の現場工事座標系での現在位置は、情報処理装置21で演算処理する。
橋梁の現在位置は、上記橋梁形状座標系で登録されたa2,a3,a4点や橋梁天端部4隅及び底面部4隅等の座標を、GPS位置測量機6で計測した橋梁上のa1点の3次元座標データと、上記動揺計測機能付きジャイロコンパス7で計測した橋梁の方位角及び傾斜角(ピッチ角及びロール角)データにより座標変換することにより、現場工事座標系で求めることができる。これらの座標変換は一般の座標変換式を用いて行うことができる。
また起重機船3の現在位置についても、上記と同様に起重機船3に配置したGPS位置測量機18の設置点を座標原点にし、船首方向をy軸、それと直交する方向をx軸、鉛直方向をz軸とし、船体甲板4隅やクレーン吊天中心点等の3次元位置関係を船体設計図や巻尺等で実測し上記情報処理装置21に登録することにより、これらのデータを上記GPS位置測量機18で計測した3次元座標データと、上記動揺計測機能付きジャイロコンパス19で計測した橋梁の方位角及び傾斜角(ピッチ角及びロール角)データで座標変換し現場工事座標系で求めることができる。
また、橋梁据付目標位置に対する3次元位置ズレ量の計算は、上記情報処理装置21に目標位置情報として登録された図5の上記橋梁最終嵌合点b2,b3,b4の3次元座標と、それぞれに対応しリアルタイムに計測された上記橋梁の現在位置a2,a3,a4点との3次元座標差で計算する。
図6は、本発明の船位位置決め誘導表示例を示すもので、情報処理装置21によって演算処理された上記起重機船の現在位置と上記橋梁の現在位置を平面的にグラフィック表示するとともに、橋梁の上記最終嵌合点を目標にした位置ズレ量で平面的に位置入れ誘導表示する。
また、起重機船の架設海域への進入方法をクレーン吊天中心点25の目標軌跡座標線で上記情報処理装置21に事前登録しておき、計測された上記クレーン吊天中心点25の現在位置と比較して表示することにより計画した起重機船の進入位置入れができる。
図7は、本発明の橋梁位置決め誘導表示例を示すもので、橋梁を位置入れする場合に、橋梁の現在位置と上記橋梁据付目標位置までの3次元位置ズレを誘導表示するとともに、光学式橋梁変状計測装置11で計測した橋梁のたわみ及びねじれを許容管理値と比較してグラフ表示する。
図8は、本発明の橋梁動態計測表示例を示すもので、上記光学式橋梁変状計測装置11で計測された橋梁のたわみ及びねじれと、動揺計測機能付きジャイロコンパス7で計測された動揺(ピッチ及びロール)と、上記橋梁の3次元位置ズレを事前設定された許容管理値と比較してグラフ表示する。
上記許容管理値は、橋梁吊込みモード、運搬モード、船位位置決めモード、橋梁精密位置決めモードの各作業モードに応じた適切な設定値を情報処理装置21に入力しておき、作業モードを切替えると設定された許容管理値が選択されるようにする。例えば図8に示す橋梁のたわみ、ねじれ、動揺の許容管理値は、陸上岸壁における橋梁試験吊りの際に実測した値や設計上の許容値を考慮に入れ、各作業モードに応じた許容値で決められる。また、橋梁位置ズレの許容管理値は、例えば船位位置決めモードでは起重機船の操船位置入れ管理が目的なので、橋梁位置ズレ△X、△Yの上限値を±0m、下限値を−2mとし、△Zの上限値を+4m、下限値を+2mとする。また、橋梁位置決めモードでは据付ガイドへの橋梁位置入れ管理が目的なので橋梁位置ズレ△X、△Yの上限を±0m、下限値を−0.5mとし、△Zの上限値を+1.5m、下限を+1m(据付ガイドの高さ)に設定する。
また、図9は図6及び図7に表示される海底からの起重機船船底部高さの計算方法を示し、架設海域の海底深浅データ(X,Y,Z)を上記情報処理装置21に事前登録しておき、計測した上記船体甲板4隅の現在位置の高さから船の乾舷を差し引くことで船底部深度を計算し、上記事前登録された海底深浅データより現在位置の海底深度を検索し、該海底深度と上記船底部深度との差で計算する。これによって、海底の浅い架設海域においても着底することのないよう起重機船の操船位置入れや吃水管理を行う。
図10と図11は、本発明に係わる上記橋梁変状計測装置11の原理説明図であり、橋梁左半分の変状を計測するためのズーム付きCCDカメラ8a及び画像処理器9aとターゲット10aを配置し、同様に橋梁右半分の変状を計測するためのズーム付きCCDカメラ8b及び画像処理器9bとターゲット10bを配置し、それぞれの画像処理器9a,9bにより画像処理し得たそれぞれの変状量を合成して橋梁全体の変状計測を行う。それぞれのターゲット10a,10bにはバッテリー電源で発光する2個の透過性の強いブルーグリーン系LED1,LED2をターゲット板表面の所定位置に取り付け、黒色のターゲット板との判別ができるようにする。
上記画像処理器9a又は9bによる画像処理方法を図11で説明すると、横1024×縦1024の画素からなるCCDカメラを用いた場合に、撮像されたターゲットのLED1の画素座標を(H1,V1)、LED2の画素座標を(H2,V2)とすると、図示のような計算式でたわみ量とねじれ度が計算できる。ここでCCDカメラからターゲットまでの距離を50mとすると、装着したズームの焦点距離を調整しターゲット板のうち500mm四方をカメラの撮像面に収めれば1画素あたりの計測分解能は500mm/1024画素になり、0.5mmの分解能で計測される。
上記橋梁変状計測装置11では、2組の橋梁変状計測装置を配置したが、橋梁の長さが50m以内である場合は、1組の橋梁変状計測装置により同様な計測が行える。
上記橋梁変状計測装置11の調整試験は、橋梁が陸上岸壁に水平に置かれた状態で行いズーム調整やカメラ光軸合わせを行う。また橋梁の試験吊りの際には、吊り込みの前後にトータルステーション等の光波式位置測量機を用いてたわみ及びねじれを実測し、橋梁変状計測装置11による計測値にゼロ調整等のキャリブレーションを実施する。
また、前記ターゲット10a,10bには発光するLEDを配置したが、LEDの代わりに拡散性反射テープを貼り付け、これをハロゲンランプにより照射しCCDカメラで撮像し同様の画像処理計算を行うことで計測できるものとする。
図4に示す上記嵌合部監視カメラ15a,15bは、橋梁を据付ガイドへ位置入れし嵌合させる際に、据付ガイドとの相対位置関係や橋梁の動揺及び接触状況を起重機船上で視覚的に監視するために配置する。
起重機船により橋梁を吊運搬し架設する工事において、橋梁の動揺状態とたわみ及びねじれの変位状態を管理しつつ既設橋台上の設計位置へ安全かつ正確に架設が行える橋梁架設施工管理方法及び装置として利用できる。
本発明に係わる橋梁架設施工管理装置の全体構成図である。 本発明の橋梁架設施工管理装置の橋梁架設時の側面図である。 図2に示す橋梁架設時の正面図である。 図3に示す橋梁架設時の平面図である。 本発明に係わる測量座標関係と据付ガイドの橋梁最終嵌合点(橋梁据付目標位置)を示す説明図である。 本発明に係わる船位位置決め誘導表示例説明図である。 本発明に係わる橋梁位置決め誘導表示例説明図である。 本発明に係わる橋梁動態計測表示例説明図である。 起重機船の船底から海底までの深さ計算説明図である。 本発明に係わる光学式橋梁変状計測装置の構成図である。 図10に示す画像処理方法の説明図である。 従来の橋梁架設方法の説明図である。 従来の橋梁架設方法の説明図である。
符号の説明
1 橋梁
2a 既設橋台
2b 既設橋台
3 起重機船
4a 据付ガイド
4b 据付ガイド
4c 据付ガイド
5 ワイヤロープ
6 GPS位置測量機
7 動揺計測機能付きジャイロコンパス
8a ズーム付CCDカメラ
8b ズーム付CCDカメラ
9a 画像処理機
9b 画像処理機
10a ターゲット
10b ターゲット
11 光学式橋梁変状計測装置
12 橋梁部計測データ
13 橋梁部計測処理器
14 無線式データ伝送機
15a 嵌合部監視カメラ
15b 嵌合部監視カメラ
16 嵌合部監視カメラの画像データ
17 無線式画像伝送機
18 GPS位置測量機
19 動揺計測機能付きジャイロコンパス
20 無線式データ受信機
21 情報処理装置
22a 表示装置
22b 表示装置
23 無線式画像受信機
24 監視モニター
25 クレーン吊天中心点
a1 座標原点(GPS設置点)
a2 据付ガイドとの嵌合点
a3 据付ガイドとの嵌合点
a4 据付ガイドとの嵌合点
b1 座標原点(既設橋台間の中間点)
b2 既設据付ガイドにおける橋梁との最終嵌合点
b3 既設据付ガイドにおける橋梁との最終嵌合点
b4 既設据付ガイドにおける橋梁との最終嵌合点

Claims (7)

  1. 起重機船により橋梁を吊運搬し架設する際の橋梁の架設施工管理装置であって、橋梁の所定位置に設けられるGPS位置測量機と、動揺計測機能付きジャイロコンパスと、光学式橋梁変状計測装置と、これら各機器からの計測データを同期処理し橋梁部計測データとして出力する橋梁部計測処理器と、該橋梁部計測データを起重機船へ無線伝送する無線式データ伝送機と、橋梁の左右端部に設けた、橋台据付ガイドとの嵌合状況を撮像する監視カメラと、撮像した画像を起重機船へ無線伝送する無線式画像伝送機と、また、起重機船の所定位置に設けられるGPS位置測量機と、動揺計測機能付きジャイロコンパスと、上記橋梁部計測データを受信する無線式データ受信機と、これら各機器からの計測データを併せて総合計測データとして入力する情報処理装置と、該情報処理装置によって演算処理された結果をリアルタイムに表示する表示装置とより成り、該表示装置により船位位置決め誘導表示及び橋梁位置決め誘導表示と橋梁動態計測表示を行うとともに、上記監視カメラからの画像を無線式画像受信機で受信し、監視モニターにより既設橋台に設けた据付ガイドとの嵌合状況を監視できるようにし、起重機船側でリアルタイムに架橋工事の総合管理ができるよう構成されていることを特徴とする橋梁架設施工管理装置。
  2. 上記光学式橋梁変状計測装置が、橋梁上の互いに離間する位置に配置したターゲットとズーム付きCCDカメラとを有し、ズーム付きCCDカメラで撮像したターゲットの画像データを画像処理機で画像処理し、橋梁のたわみ成分とねじれ成分の変位を計測できるよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の橋梁架設施工管理装置。
  3. 上記嵌合部監視カメラが、橋梁を既設橋台に設けた据付ガイドへ位置入れし嵌合させる際に、据付ガイドとの相対位置関係や橋梁の動揺及び接触状況を起重機船上で視覚的に監視することを特徴とする請求項1または2記載の橋梁架設施工管理装置。
  4. 起重機船により橋梁を吊運搬し架設する際の橋梁の架設施工管理方法であって、起重機船の現在位置と橋梁の現在位置を平面的にグラフィック表示するとともに、既設橋台上に備えた各据付ガイドの橋梁最終嵌合点を橋梁据付目標位置にした場合の位置ズレで平面的に位置入れ誘導を表示し、また、架設海域では起重機船船底部からの海底深度を表示しつつ起重機船の進入方法を目標軌跡座標線で表示して、海底の浅い架設海域においても安全に起重機船の操船位置入れと吃水管理を行なって起重機船の位置決めを行なう工程と、
    橋梁の現在位置と上記橋梁据付目標位置までの位置ズレを3次元的に表示するとともに、橋梁のたわみ及びねじれを許容管理値と比較して表示を行い起重機船側でリアルタイムに架橋工事の総合管理ができるよう橋梁を位置決めする工程とを有することを特徴とする橋梁架設施工管理方法。
  5. 上記橋梁据付目標位置は、架設する橋梁を橋軸方向とそれに直交する方向に受けるために既設橋台上の少なくとも3ヶ所に備えた据付ガイドの橋梁最終嵌合点とし、その3次元位置座標を事前測量し登録していることを特徴とする請求項4記載の橋梁架設施工管理方法。
  6. 橋梁のたわみ及びねじれと、動揺及び3次元位置ズレ状態の推移を事前設定された設計上の許容管理値と比較してグラフ表示し、起重機船の操船ウインチやクレーン操作の適切な調整をうながすとともに作業限界の判定基準として作業の待機または中止の総合管理ができるようにしていることを特徴とする請求項4または5記載の橋梁架設施工管理方法。
  7. 上記許容管理値として、橋梁吊込みモード、運搬モード、船位位置決めモード、橋梁精密位置決めモードの各作業モードに対応して安全作業限界や能率作業限界及び精度作業限界を考慮した所定の値を登録し、各作業モードに応じた適切な総合管理ができるようにしていることを特徴とする請求項4、5または6記載の橋梁架設施工管理方法。
JP2006236355A 2006-08-31 2006-08-31 橋梁架設施工管理方法及び装置 Pending JP2008057243A (ja)

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