JP6595854B2 - テルル化合物ナノ粒子の製造方法 - Google Patents
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(a)トリアルキルホスフィンにTe粉末を加えた混合液を200〜250℃で熱処理して、Te−ホスフィン錯体を含む透明な溶液を得ること、
(b)炭化水素系チオールに、M1の塩と、M2の塩と、M3の塩と、を加えて溶液を得ること、
(c)前記(a)で得た溶液を、前記(b)で得た溶液に加えて混合溶液を得た後、前記混合溶液を180〜280℃に加熱すること
を含み、
前記(b)で得られる溶液において、炭化水素系チオールの物質量(モル)対するM1の塩の物質量(モル)の比、および炭化水素系チオールの物質量(モル)対するM2の塩の物質量(モル)の比がそれぞれ、9.0×10−3〜6.0×10−2の範囲内にあり、
前記(c)で得られる混合溶液において、M1:M2:M3:Te(原子数比)がx:x:2(1−x):2(但し、xは1未満)であり、
得られるテルル化合物におけるM1、M2、M3およびTeを合わせた原子数に対するM3の原子数の割合が、前記(c)で得られる混合溶液における、M1、M2、M3およびTeを合わせた原子数に対するM3の原子数の割合の80%以上である、
テルル化合物ナノ粒子の製造方法である。
量子ドットの発光ピークをシフトさせる手法として、他の元素をドープする、または他の元素の化合物との固溶体を形成する方法があることは既に知られている。本発明者らはテルル化合物ナノ粒子についても同様の手法で発光ピークを短波長側にシフトさせることを試み、具体的には、AgInTe2とZnTeとの固溶体を形成して、AgInTe2の近赤外域の発光ピークをシフトさせることを試みた。しかしながら、特願2014−68504にて提案した、Ag塩とIn塩とを加えたチオール溶液にTe前駆体を加えて加熱する方法でテルル化合物ナノ粒子を製造する方法において、さらにZn塩を加えて固溶体を形成しようとしても、得られるテルル化合物において、Znが仕込み比どおりの割合で含まれず、そのため、得られるテルル化合物を発光させても、Znを導入したことによる発光ピークのシフトが十分に観察されなかった。
本実施形態の製造方法は、
(a)トリアルキルホスフィンにTe粉末を加えた混合液を200〜250℃で熱処理して、Te−ホスフィン錯体を含む透明な溶液を得ること、
(b)炭化水素系チオールに、M1の塩と、M2の塩と、M3の塩と、を加えて溶液を得ること、
(c)前記(a)で得た溶液を、前記(b)で得た溶液に加えて混合溶液を得た後、180〜280℃に加熱すること
を含む。
実施形態に係る製造方法により製造されるテルル化合物ナノ粒子を説明する。
テルル化合物ナノ粒子の結晶構造は、六方晶である。六方晶のテルル化合物ナノ粒子は、ロッド状の形状をとりやすい。なお、六方晶はウルツ鉱型、正方晶はカルコパイライト型である。
一つのTEM像に含まれるロッド状の形状のナノ粒子が合計100点以上である場合には、一つのTEM像を用いて短軸の平均長さを求める。一つのTEM像に含まれるナノ粒子の数が少ない場合には、撮像場所を変更してTEM像をさらに得、二つ以上のTEM像に含まれる100点以上の粒子について短軸の長さを測定する。
テルル化合物ナノ粒子は、被覆層で覆われたテルル化合物複合ナノ粒子であっても良い。テルル化合物複合ナノ粒子は、テルル化合物ナノ粒子の表面に、一般式C’Z’(式中、C’はZnおよびCdからなる群より選ばれる少なくとも一種の元素であり、Z’は、S、SeおよびTeからなる群より選ばれる少なくとも一種の元素である)で表される被覆層が一または複数設けられた構造を有している。この複合ナノ粒子はいわゆるコアシェル構造の粒子である。コアシェル構造の粒子は凝集したとしても、コアとコアはシェルにより隔てられて、コア自体が凝集することはなく、したがって、コアをなすテルル化合物ナノ粒子はその機能(例えば波長変換機能)を十分に発揮できる。
また、コアシェル構造のナノ粒子においては被覆層により表面欠陥サイトが除去されるため、発光強度がより大きくなる傾向にある。
前記テルル化合物ナノ粒子またはテルル化合物複合ナノ粒子は、LEDチップと組み合わせて発光デバイスを構成することができる。あるいは、前記テルル化合物ナノ粒子またはテルル化合物複合ナノ粒子は生体分子マーカーとして用いることもできる。
10.7mmolのTe粉末をフラスコに加え、内部を窒素雰囲気とした後、窒素雰囲気下で保管しておいたn−トリオクチルホスフィン30cm3を加えた。一度フラスコ内を減圧し、撹拌しながらマントルヒーターで加熱した。混合液の温度が80℃となったところで、フラスコ内に再び窒素を充填し、毎時100℃の速度で220℃になるまで昇温させた。加熱開始から3時間経過したところで、溶液がオレンジ色の透明な溶液となった。その後室温まで放冷すると、溶液は黄色に変化した。得られた前駆体溶液は実験に使用するまで窒素雰囲気下で保管した。
酢酸銀(AgOAc)、酢酸インジウム(In(OAc)3)をそれぞれ0.15mmolずつ、および酢酸亜鉛(Zn(OAc)3)を0.9mmol、試験管に量り取り、これに1−ドデカンチオール3.0cm3(12.5mmol相当)を加えた混合液を作製した。試験管内部を減圧後、窒素充填した。先に作製したTe前駆体溶液3.36cm3(1.2mmol相当)を撹拌しながら加え、180℃にて180分間加熱した後、室温まで放冷して、Ag、In、ZnおよびTeからなる、テルル化合物ナノ粒子の懸濁液を得た。この懸濁液を4000rpmで5分間、遠心分離に付し、メンブレンフィルターでろ過して、上澄み液を回収した。エタノール4cm3を加えて、4000rpmで5分間、遠心分離を行い、洗浄した。さらに洗浄を行ってから、沈殿を回収し、その沈殿にオクタンを加えて分散させ、4000rpmで5分間、遠心分離をすることで粗大な粒子などを取り除き、テルル化合物ナノ粒子を含む溶液を得た。
本実施例において、仕込み比は、(AgIn)xZn2(1−x)Te2で表され、x=0.25であるテルル化合物ナノ粒子を得ることを目的として選択された。
酢酸亜鉛の量を0.3mmolとし、Te前駆体溶液の量を1.68cm3(0.6mmol相当)としたこと以外は、実施例1と同様にしてテルル化合物ナノ粒子を含む溶液を得た。
本実施例において、仕込み比は、(AgIn)xZn2(1−x)Te2で表され、x=0.5であるテルル化合物ナノ粒子を得ることを目的として選択された。
酢酸亜鉛の量を0.1mmolとし、Te前駆体溶液の量を1.12cm3(0.4mmol相当)としたこと以外は、実施例1と同様にしてテルル化合物ナノ粒子を含む溶液を得た。
本実施例において、仕込み比は、(AgIn)xZn2(1−x)Te2で表され、x=0.75であるテルル化合物ナノ粒子を得ることを目的として選択された。
酢酸亜鉛を加えなかったこと、およびTe前駆体溶液の量を0.84cm3(0.3mmol相当)としたことを除いては、実施例1と同様にしてテルル化合物ナノ粒子を含む溶液を得た。
本実施例において、仕込み比は、AgInTe2で表されるテルル化合物ナノ粒子を得ることを目的として選択された。
酢酸銀および酢酸インジウム、酢酸亜鉛の全量を0.150mmolとし、Te前駆体溶液の量も0.150mmol(0.42cm3)としたうえで、酢酸銀、酢酸インジウムおよび酢酸亜鉛の配合比を下記のとおりとしたこと以外は、実施例1と同様にしてテルル化合物ナノ粒子を含む溶液を得た。
比較例1 Ag,In:0.019mmol, Zn:0.113mmol (x=0.25)
比較例2 Ag,In:0.037mmol, Zn:0.075mmol(x=0.5)
比較例3 Ag,In:0.056mmol, Zn:0.038mmol(x=0.75)
参考例2 Ag,In:0.075mmol(x=1)
比較例1〜3および参考例2において、酢酸銀/1−ドデカンチオールのモル比、酢酸インジウム/1−ドデカンチオールのモル比は、比較例1:1.5×10−3、比較例2:3.0×10−3、比較例3:4.5×10−3、参考例2:6.0×10−3であった。
実施例1〜3および参考例1で得たテルル化合物ナノ粒子について、XRDパターンを測定し、ウルツ鉱型AgInTe2およびウルツ鉱型ZnTe(いずれも六方晶系)と比較した。ウルツ鉱型AgInTe2の回折パターンは報告されていないため、粉末X線結晶構造解析ソフト(RIETAN−FP)及び結晶構造描画ソフト(VESTA)を用いて、表1の結晶構造パラメータからシミュレーションを行った。測定したXRDパターンを図5に示す。なお、XRDパターンは、リガク製の粉末X線回折装置(商品名 SmartLab)を用いて測定した。
参考例1はZnを含まないため、ウルツ鉱型AgInTe2のパターンと一致した。酢酸亜鉛の添加量が増えるにしたがって(すなわち、実施例3、2、1の順で)ピークがZnTeのパターンに近づくように高角側へシフトしていた。
EDX(堀場製作所製、商品名 EMAX Energy EX−250)を用いて、すべての実施例および参考例の組成を分析し、M1、M2、M3およびTeを合わせた原子数に対する各元素の割合を求めた。結果を表2に示す。あわせて、各元素の割合の、化学量論組成のテルル化合物ナノ粒子における各元素の原子数の割合からの「ずれ」を示すグラフを図1(実施例1〜3、参考例1)および図2(比較例1〜3、参考例2)として示す。実施例1ないし3のテルル化合物ナノ粒子において、Znの理論値からのずれは、比較例1ないし3のそれと比較して小さかった。また、実施例1ないし3のいずれについても、テルル化合物におけるZnの原子数の割合は理論値の割合の80%以上であった。ここで、理論値は、仕込み比どおりの組成を有するテルル化合物ナノ粒子、すなわち、化学量論組成のテルル化合物ナノ粒子が得られたと仮定したときに、M1、M2、M3およびTeを合わせた原子数に対するZnの原子数の割合である。
実施例1〜3および参考例1で得たテルル化合物ナノ粒子をオクタンに分散させて、吸収および発光スペクトルを測定した。吸収スペクトルは、日本分光製の紫外可視分光光度計(商品名 V670)を用いて、波長を450nm〜1400nm として測定した。発光スペクトルは、実施例1および2については、堀場製作所製の蛍光分光光度計(商品名 Fluoromax-4)を用い、励起波長を600nmとして、実施例3および参考例1については、堀場製作所製の近赤外高速蛍光分光光度計(商品名 Nanolog)を用いて、励起波長を700nmとして測定した。その結果を図3ないし図4に示す。図3において、各例の吸収スペクトルの吸光度は規格化されたものであり、点線で示す位置がグラウンド(吸光度ゼロ)に相当する。
なお、実施例1および2の発光スペクトルの測定に用いた分光光度計は、測定可能な波長の上限が850nmであったため、これらの実施例については、850nmまでのスペクトルを示している。そのために、実施例2については、正確な発光ピークを求めることができなかった。
実施例1、2および比較例1で得たテルル化合物ナノ粒子の形状を、透過型電子顕微鏡(TEM、日立ハイテクノロジーズ、H−7650)を用いて観察するとともに、その寸法を68000倍のTEM像から測定した。ここでは、TEMグリッドとして、市販のエラスティックカーボン支持膜付き銅グリッド(応研商事)を用いた。短軸の平均長さ、および長軸の平均長さは、以下の方法に従って測定した。
1)TEM像に含まれているナノ粒子のうち、計測可能なものをすべて、すなわち、画像の端において粒子の像が切れているようなものを除くすべての粒子について、短軸の長さおよび長軸の長さを測定した。
2)短軸の長さに対する長軸の長さが1.2より大きい粒子(=ロッド状の形状の粒子)をすべて選択し、それらの粒子の短軸の長さおよび長軸の長さの算術平均を求め、それぞれ短軸の平均長さおよび長軸の平均長さとした。
3)一つのTEM像に含まれるロッド状の形状の粒子が100点に満たない場合には、別のTEM像を測定した。次にそのTEM像に含まれる粒子について上記1)および2)の方法で、短軸の長さ、長軸の長さを測定し、ロッド状の形状の粒子を選択し、算術平均を100点以上の粒子から求めるようにした。結果を表3に示す。
Claims (3)
- 元素M1(M1はCu、Agから選ばれる少なくとも一種であって、少なくともAgを含む)と、元素M2(M2 はAl、Ga、Inから選ばれる少なくとも一種であって、少なくともInを含む)と、元素M3(M3はZn、Cd、Hgから選ばれる少なくとも一種であって、少なくともZnを含む)と、Teとを含むテルル化合物の製造方法であって、
(a)トリアルキルホスフィンにTe粉末を加えた混合液を200〜250℃で熱処理して、Te−ホスフィン錯体を含む透明な溶液を得ること、
(b)炭化水素系チオールに、M1の塩と、M2の塩と、M3の塩と、を加えて溶液を得ること、
(c)前記(a)で得た溶液を、前記(b)で得た溶液に加えて混合溶液を得た後、前記混合溶液を180〜280℃に加熱すること
を含み、
前記(b)で得られる溶液において、炭化水素系チオールの物質量(モル)対するM1の塩の物質量(モル)の比、および炭化水素系チオールの物質量(モル)対するM2の塩の物質量(モル)の比がそれぞれ、9.0×10−3〜6.0×10−2の範囲内にあり、
前記(c)で得られる混合溶液において、M1:M2:M3:Te(原子数比)がx:x:2(1−x):2(但し、xは1未満)であり、
得られるテルル化合物におけるM1、M2、M3およびTeを合わせた原子数に対するM3の原子数の割合が、前記(c)で得られる混合溶液における、M1、M2、M3およびTeを合わせた原子数に対するM3の原子数の割合の80%以上である、
テルル化合物ナノ粒子の製造方法。 - M1がAgであり、M2がInであり、M3がZnである、請求項1に記載のテルル化合物ナノ粒子の製造方法。
- 前記(c)で得られる混合溶液において、xが0より大きく1未満である、請求項1または2に記載のテルル化合物ナノ粒子の製造方法。
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