JP6593348B2 - 予測システム、予測方法及びコンピュータ読み取り可能記録媒体 - Google Patents

予測システム、予測方法及びコンピュータ読み取り可能記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、予測システム、予測方法及びコンピュータ読み取り可能記録媒体に関する。
様々な業種において、各種の商品やサービス(以下、「商品等」とする)に関する需要の予測が行われている。商品等に関する需要の予測においては、商品等の需要の予測が外れることは、商品等の完売や欠品等による販売機会の逸失や、商品等の売れ残りによる廃棄や値下げ等の損失につながる可能性がある。そのため、高い精度での需要の予測が必要とされている。
特許文献1には、需要予測装置が記載されている。特許文献1に記載された需要予測装置は、全既存商品の商品種別全体需要値と、既存類似商品の売上傾向に基づき、需要予測対象商品の売上予測値を算出する。
特開2008−186413号公報
商品等に関する需要の予測において、予測の対象となる商品等と性質や特徴が類似した商品等が存在する場合がある。予測の対象となる商品等と、これと類似した商品等とは、互いに代替可能であり、いずれかが選択されて購入等される場合がある。そして、このような場合には、各々の商品等に対する需要の予測精度が低い場合がある。すなわち、特許文献1に記載された技術等では、互いに類似する商品等の各々に関する需要の予測精度に問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、高い精度で商品等の需要を予測する予測システム等を提供することを主たる目的とする。
本発明の一態様における予測システムは、需要の予測対象である第1対象に関する情報を少なくとも受付ける受付手段と、第1対象の需要の予測に関する情報と、第1対象と互いに代替可能な関係にある第2対象の需要の予測に関する情報と、第1及び第2対象を包含する第3対象に関する需要の予測結果とに基づいて、第1対象の需要を予測する予測手段とを備える。
本発明の一態様における予測方法は、需要の予測対象である第1対象に関する情報を少なくとも受付け、第1対象の需要の予測に関する情報と、第1対象と互いに代替可能な関係にある第2対象の需要の予測に関する情報と、第1及び第2対象を包含する第3対象に関する需要の予測結果とに基づいて、第1対象の需要を予測する。
本発明の一態様におけるコンピュータ読み取り可能記録媒体は、コンピュータに、需要の予測対象である第1対象に関する情報を少なくとも受付ける処理と、第1対象の需要の予測に関する情報と、第1対象と互いに代替可能な関係にある第2対象の需要の予測に関する情報と、第1及び第2対象を包含する第3対象に関する需要の予測結果とに基づいて、第1対象の需要を予測する処理とを実行させるプログラムを非一時的に格納する。
本発明によると、高い精度で商品等の需要を予測する予測システム等を提供することができる。
本発明の第1の実施形態における予測システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態における予測システムによる需要の予測対象の関係を示す図である。 本発明の第1の実施形態における予測システムによる需要の予測対象の関係を示す別の図である。 本発明の第1の実施形態における予測システムによる需要の予測対象の関係を示す別の図である。 本発明の第1の実施形態における予測システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における予測システムの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態における予測システムの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態における予測システムの変形例の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態における予測システムの別の変形例の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態における予測システムの別の変形例の構成を示す図である。 本発明の各実施形態における予測システム等を実現する情報処理装置の一例を示す図である。
本発明の各実施形態について、添付の図面を参照して説明する。なお、本発明の各実施形態において、各装置の各構成要素は、機能単位のブロックを示している。各装置の各構成要素は、例えば図10に示すような情報処理装置500とソフトウェアとの任意の組み合わせにより実現することができる。情報処理装置500は、一例として、以下のような構成を含む。
・CPU(Central Processing Unit)501
・ROM(Read Only Memory)502
・RAM(Ramdom Access Memory)503
・RAM503にロードされるプログラム504
・プログラム504を格納する記憶装置505
・記録媒体506の読み書きを行うドライブ装置507
・ネットワーク509と接続する通信インターフェース508
・データの入出力を行う入出力インターフェース510
・各構成要素を接続するバス511
また、各装置の実現方法には様々な変形例がある。例えば、各装置は、専用の装置として実現することができる。また、各装置は、複数の装置の組み合わせにより実現することができる。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態における予測システムを示す図である。図2は、本発明の第1の実施形態における予測システムによる需要の予測対象の関係を示す図である。図3A及び図3Bは、本発明の第1の実施形態における予測システムによる需要の予測対象の関係を示す別の図である。図4は、本発明の第1の実施形態における予測システムの動作を示すフローチャートである。
図1に示すとおり、本発明の第1の実施形態における予測システムは、受付部110と、予測部120とを備える。受付部110は、少なくとも、需要の予測対象である第1対象に関する情報を受付ける。予測部120は、第1及び第2対象に関する需要の予測に関する情報と、第3対象に関する需要の予測結果とに基づいて、第1対象の需要を予測する。第2対象は、第1対象と互いに代替可能な関係にある対象物である。第3対象は、第1及び第2対象を包含する対象物である。
最初に、本実施形態において、需要の予測が行われる対象物等について説明する。第1対象は、その需要の予測が行われる対象物である。第1対象は、例えば、需要の予測対象となる商品やサービス等である。
また、第1対象の需要とは、第1対象である商品やサービスが必要とされる数量である。例として、第1対象が商店において販売されるおにぎりやパン等の商品である場合、第1対象の需要は、例えば当該商店にてこれらの商品が販売される数量である。別の例として、第1対象が、ある交通機関の旅客である場合には、第1対象の需要とは、例えば当該交通機関の旅客数である。
第2対象は、第1対象と互いに代替可能な対象物である。なお、第1対象に対する第2対象の数は任意であり、複数の第2対象が存在してもよい。この場合において、第1対象と第2対象とが互いに代替可能であるとは、第1及び第2対象のいずれかの少なくとも一つが選択的に採用される関係にあることである。一例として、第1及び第2対象が何らかの商品である場合、これらは、その商品を必要とする者が、いずれかの少なくとも一つを選択して購入するような関係にあると考えられる。すなわち、第1対象と第2対象とが互いに代替可能であるとは、いずれかに対する需要が増えると、その他に対する需要が減る関係にあるとも考えられる。別の観点では、第1対象及び第2対象は、互いに、マーケティングの分野においてカニバリゼーション(cannibalization:共食い)と呼ばれる現象を生じさせる可能性がある商品であるとも考えられる。
第3対象は、第1及び第2対象を包含する対象物である。一例として、第1及び第2対象の集合が、第3対象となる。また、第1及び第2対象に共通する特徴、第1及び第2対象が属する何らかの上位概念やカテゴリ等、又はそれらに含まれる対象物の全体が第3対象となる。
上述のように、第1対象は、第2対象との間で互いに代替可能な関係にある。この関係から、第1又は第2対象を必要とする者は、第1又は第2対象のいずれかを選択すると考えられる。
これに対して、第1及び第2対象全体の需要は、概ね一定になる場合があると考えられる。つまり、第1及び第2対象の各々に関する需要が変化する場合でも、これらを包含する第3対象に関する需要の変化は、第1及び第2対象の各々に関する需要の変化と比較して小さい場合があると考えられる。換言すると、第3対象に関する需要の範囲において、第1及び第2対象の各々に関する需要が変化する場合があると考えられる。
したがって、第3対象に対する需要は、第1及び第2対象の各々に関する需要の上限に関係があり、第1対象に関する需要の上限を規定する要素の一つであるとも考えられる。
図2を用いて、第1から第3対象の例を説明する。この例は、コンビニエンスストア等の商店における商品に関する例である。商店の顧客である商品の購入者は、おにぎり又はパンを購入することが想定される。購入者に購入される商品として、おにぎりには、少なくともツナマヨおにぎり、昆布おにぎり、梅おにぎりが含まれる。同様に、パンには、少なくともカレーパン、あんぱん、メロンパンが含まれる。
この場合において、第1対象は、例えば、上述したおにぎり又はパンのいずれかである。そして、第1対象に応じて、他のおにぎり又はパンが第2対象とされる。すなわち、3種類のおにぎりのいずれかが第1対象である場合には、残りの2種類のおにぎりが第2対象とされる。3種類のパンのいずれかが第1対象である場合には、残りの2種類のパンが第2対象とされる。また、図示しない他の種類のおにぎりやパンが商品として販売されている場合には、それらの商品が第2対象に含まれていてもよい。最後に、第1対象に応じて、おにぎり全体又はパン全体が第3対象とされる。すなわち、3種類のおにぎりのいずれかが第1対象である場合には、おにぎり全体が第3対象となる。
なお、この例においては、おにぎり全体又はパン全体が第1対象とされてもよい。この場合には、おにぎり全体又はパン全体のうち、第1対象とされない他方が第2対象となる。そして、この場合における第3対象は、購入者による購入対象となる商品の全体であるおにぎり全体及びパン全体となる。
また、図2に示すように、第1及び第2対象に対する第3対象は、複数の階層を有していてもよい。すなわち、個々のおにぎり又はパンに対するおにぎり全体及びパン全体の第3対象に対して、これらを包含する購入対象全体との第3対象が存在してもよい。この点に関する詳細は後述する。
続いて、本実施形態における予測システム100の各構成要素について説明する。
受付部110は、上述のように、第1対象に関する情報を受付ける。第1対象に関する情報には、少なくとも第1対象となる対象物に関する情報が含まれる。また、受付部110は、第1対象に関する情報として、例えば予測対象となる第1対象の需要が発生する時期に関する情報等を受付けてもよい。
この他にも、受付部110は、後述する予測部120の動作等に応じて、第1から第3対象に関する需要の予測に関する情報や、第1から第3対象に関する需要の予測結果等を受付けてもよい。
予測部120は、上述のように、第1及び第2対象に関する需要の予測に関する情報と、第3対象に関する需要の予測結果とに基づいて、第1対象の需要を予測する。
上述のように、第1対象と第2対象の各々とは、互いに代替可能な関係にある。そのため、第1対象の需要は、様々な原因により、第2対象の各々との需要と互いに影響し合う場合がある。つまり、需要の予測を行う際には、第1及び第2対象に関する需要の予測精度は、例えばおにぎり全体の需要のような第3対象に関する需要の予測精度と比較して低い場合がある。言い換えると、第3対象に対する需要の予測結果は、第1及び第2対象に関する需要の予測結果と比較すると、様々な原因による影響を受けにくく、分散が小さい場合が多いと考えられる。
第1及び第2対象と第3対象との関係について、上述したおにぎりやパンの例を用いて更に説明する。購入者は、まず、パン又はおにぎりのいずれを購入するかを決定し、その上で、個々の種類のおにぎり又はパンのいずれを購入するかを決定する場合が多いと考えられる。また、購入者は、購入者自身の気分や体調、購入時の天気や気温、イベント、セール、キャンペーン等の環境面を含む様々な要因に影響を受けつつ、購入しようとする個々のおにぎり又はパンを決定すると考えられる。すなわち、おにぎり全体やパン全体の需要のぶれに比較して、個々のおにぎりやパンの需要のぶれは相対的に大きいと考えられる。
すなわち、個々の種類のおにぎりやパンの需要の予測結果は、実際の需要(すなわち、実際に購入等される数量)と比較して、相対的にぶれが大きくなると考えられる。また、おにぎり全体やパン全体の需要の予測結果は、個々に対する需要の予測結果と比較すると、相対的にぶれが小さくなると考えられる。
そこで、本実施形態における予測システムでは、予測部120は、第1対象の需要を予測する際に、上述のように、第1及び第2対象に関する需要の予測に関する情報に加え、第3対象に関する需要の予測結果を用いる。このようにすることで、予測部120は、第1対象に関する需要を、第1対象のみの個別の需要を直接に予測する場合と比較して、精度よく予測することができる。
予測部120は、需要を予測する際の一例として、第3対象に関する需要の予測結果と、第2対象を含めた対象物における第1対象の比率に基づいて需要を予測する。例えば、第2対象を含めた対象物における第1対象の比率が0.2であり、第3対象に関する需要の予測値が630である場合には、予測部120は、第1対象の需要の予測値を630×0.2=126とする。すなわち、予測部120は、第1対象の需要を予測した結果は126であると求める。
本実施形態において、予測部120は、第3対象の需要の予測結果や、第1対象の比率として、様々な方法にて求められた値を用いることができる。第3対象の需要の予測結果の例として、予測部120は、図3A及び図3Bに示すようにして定められた第3対象に対する需要の予測結果を用いることができる。
すなわち、予測部120は、第1又は第2対象を包含する上位概念を第3対象として、その需要の予測結果を用いることができる。図3Aは、この場合における第1から第3対象の一例を示す図である。
図3Aに示す例においては、例えば、第1対象をツナマヨおにぎりとする場合には、代替可能な関係にある昆布おにぎりや梅おにぎりが、第2対象となる。そして、これら各種のおにぎりを包含する「おにぎり全体」が、第3対象となる。また、その他の種類のおにぎり又はパンに対しても、同様に、第2又は第3対象が定められる。予測部120は、このようにして定められた第3対象に関する需要の予測結果等に基づいて、第1対象の需要を予測する。
この例のように、第1又は第2対象を包含する上位概念である第3対象に対する需要の予測結果は、他の形式にて定められた第3対象と比較すると、その需要の予測結果に関する分散が小さいと考えられる。そのため、予測部120は、このように定められる第3対象の需要に関する予測結果を用いることで、第1対象の需要の予測精度を高めることが可能となる。
また、予測部120は、第1又は第2対象に関する対象物の全体を第3対象として、その全体に対する需要の予測結果を用いることができる。図3Bは、この場合における第1から第3対象の一例を示す図である。
図3Bに示す例においては、例えば、第1対象をツナマヨおにぎりとする場合には、図3Aに示す例と同様に、代替可能な関係にある昆布おにぎりや梅おにぎりが、第2対象となる。そして、これらの第1又は第2対象とされたすべての種類のおにぎりの全体が、第3対象とされる。また、その他の種類のおにぎり又はパンに対しても、同様に、第2又は第3対象が定められる。予測部120は、このようにして定められた第3対象に関する需要の予測結果等に基づいて、第1対象の需要を予測してもよい。
なお、第3対象に対する需要は、重回帰分析、ARMA(Autoregressive moving average)、SVR(Support Vector Regression)等を用いて求められる。すなわち、第3対象に対する需要は、これらの手法に基づいて予め求められた予測式等を用いて求められる。
また、第1対象の比率として、予測部120は、種々の方法で求めた第1対象の比率を用いることができる。例えば、予測部120は、第1及び第2対象の各々に関する個々の需要の予測結果に基づいて求められた第1対象の比率を用いることができる。
この場合には、第1対象に関して需要が予測される対象の時点における天気や気温、イベント、セール、キャンペーンの有無等を考慮して、第1又は第2対象の需要が予測される。すなわち、上述した第1対象の需要に影響を及ぼし得る要因が考慮された第1対象の比率が求められる。したがって、このように求められた第1対象の比率を用いることで、予測部120は、より高い精度で第1対象の需要を予測することが可能となる。
なお、第1又は第2対象の需要は、例えば第3対象に対する需要と同様に、重回帰分析、ARMA、SVR等を用いて求められる。
また、第1対象の比率は、第1又は第2対象に関する過去の需要の実績に基づいて求めてもよい。第1又は第2対象に関する過去の需要の実績に基づくことで、第1対象の比率は、簡易に求められる。また、この場合には、第1対象に関して需要が予測される対象の時点と、上述した要因が類似した時点における過去の需要の実績に基づいて、第1対象の比率を求めてもよい。
続いて、図4のフローチャートを用いて、本発明の第1の実施形態における予測システム100の動作を説明する。
まず、受付部110は、第1対象に関する情報を受付ける(ステップS101)。上述のように、受付部110は、第1対象に関する情報の他に予測部120にて必要となる情報を受付けてもよい。また、受付部110は、受付けた第1対象に関する情報等は、図示しない記憶手段に記憶してもよい。
続いて、予測部120は、第1対象と、第1対象と互いに代替可能な関係にある第2対象とを包含する第3対象に関する需要の予測結果等に基づいて、第1対象の需要を予測する(ステップS102)。予測部120にて求められた第1対象の需要の予測結果は、例えば、表示装置等や通信ネットワークを含む図示しない任意の出力手段から出力される。また、予測部120にて求められた第1対象の需要の予測結果は、必要とされる時点で参照されるように、任意の記憶手段に記憶されてもよい。
以上のとおり、本発明の第1の実施形態における予測システム100は、第1対象と、第1対象と互いに代替可能な関係にある第2対象とを包含する第3対象に関する需要の予測結果等に基づいて、第1対象の需要を予測する。予測対象である第1対象等を包含する第3対象に対する需要の予測結果は、個々の対象物である第1又は第2対象に対する需要の予測結果と比較して、予測結果の分散が小さいと考えられる。本実施形態における予測システム100は、予測部120が、上述した第3対象に対する需要の予測結果に基づいて、第1対象の需要を予測する。したがって、本実施形態における予測システム100は、高い精度で商品等の需要を予測することができる。
(第1の実施形態の変形例)
本実施形態における予測システム100には、種々の変形例等が考えられる。
一例として、先に図2を用いて説明したように、第3対象は、複数の階層を有していてもよい。すなわち、複数の第3対象が存在し、その少なくとも一つが、他を包含する関係にあってもよい。
この場合には、階層の数は任意である。図2に示す例においては、おにぎり全体及びパン全体の第3対象に対し、更にこれらを包含する購入対象全体との第3対象が存在する。つまり、図2に示す例においては、第3対象として2つの階層が存在する。しかしながら、第3対象は、更に複数の階層を有してもよい。需要の予測対象となる対象物の特徴等に応じて、階層の数は適宜定められる。
予測部120は、この場合に、これらの複数の第3対象を用いて第1対象の需要を予測する。すなわち、予測部120は、例えば上位階層にある第3対象に関する需要の予測結果と、下位の階層にある複数の第3対象の需要に関する情報(例えば、各々の需要の比率等)に基づいて、下位の階層にある複数の第3対象の需要を予測する。そして、予測部120は、上記の通りに予測された下位の階層にある第3対象各々に関する需要の予測結果と、第1及び第2対象の需要に関する情報に基づいて、第1対象の需要を予測する。
また、この場合に、下位の階層にある第3対象に関する需要の予測結果は、第1対象に関する需要の予測結果と併せて任意の出力手段から出力されたり、任意の記憶手段に記憶されたりしてもよい。
また、本実施形態において、第2対象となる対象物の範囲は、第1対象等の特徴に応じて適宜定められる。すなわち、第2対象の候補となり得る対象物が複数存在する場合には、その全てが第2対象とされてもよいし、その一部が第2対象とされてもよい。図2の例においては、図示したおにぎりやパンとは異なる他の種類のおにぎりやパンがある場合には、それらのおにぎりやパンが更に第2対象に含まれていてもよい。第2対象となる対象物の範囲は、第1対象との関係や、必要とされる予測精度等に応じて適宜定められる。
また、第1対象と、第2対象となり得る対象物の各々との関係に関する情報が用いられてもよい。例えば、上述したパンの例では、ある種類のパンに対して、代わりに購入される可能性の高いパンや、代わりに購入される可能性の低いパンがあると考えられる。すなわち、複数の第2対象が存在する場合には、その各々の第1対象との代替可能性の程度が異なる場合がある。
したがって、第1対象と、第2対象の各々との間での代替可能性を任意の手法にて重みづけした情報に基づいて、第2対象となる対象物の範囲が定められてもよい。予測部120は、この重みづけに関する情報を更に用いて、第1対象の需要を予測してもよい。予測部120等において、上述した第1対象の比率が求められる場合には、この重みづけに関する情報が考慮されてもよい。
(第2の実施形態)
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態における予測システム200の構成を示す図である。
図5に示すように、第2の実施形態における予測システム200は、第1予測部121と、第2予測部122と、第3予測部123を更に備える。本発明の第2の実施形態における予測システム200は、これらの点が、本発明の第1の実施形態における予測システム100と異なる。これ以外の点については、本発明の第2の実施形態における予測システム200の構成及び動作は、本発明の第1の実施形態における予測システム100と同様である。
本実施形態において、第1予測部121は、第1対象の需要の予測に関する情報に基づいて、第1対象の需要を予測する。同様に、第2予測部122は、第2対象の需要の予測に関する情報に基づいて、第2対象の需要を予測する。第3予測部123は、第3対象の需要の予測に関する情報に基づいて、第3対象の需要を予測する。
なお、本実施形態においては、第1予測部121にて予測される第1対象の需要は、予測部120にて第1対象の需要を予測する際に用いられる仮の予測である。
上述したように、予測部120は、一例として、第1対象に対する需要の比率と、第3対象に関する需要の予測結果とに基づいて第1対象の需要を予測する。また、第1対象の需要の比率は、第1及び第2対象の各々に関する需要の予測結果に基づいて求めると、精度の高い比率が求められる。すなわち、第1対象及び第2対象の各々と比較して相対的に需要のぶれが小さい第3対象に関する需要の予測結果を用いることで、予測部120は、第1対象の需要を、直接的に求める場合と比較して、精度よく予測することができる。
そして、本実施形態における予測システム200は、第1予測部121、第2予測部122及び第3予測部123を更に備えることで、第1対象等の需要に影響する要因等の状況に応じて、各々の需要の予測結果を求めることが可能となる。したがって、本実施形態においては、予測部120は、第1対象に関する需要や需要に影響する要因等の変化に応じて、より精度よく第1対象の需要を予測することが可能となる。
第1予測部121、第2予測部122及び第3予測部123の各々は、任意の手法にて各々の需要を予測する。需要を予測する際には、重回帰分析、ARMA、SVR等の手法が用いられる。すなわち、第1予測部121、第2予測部122及び第3予測部123の各々は、例えば、これらの手法に基づいて予め求められた予測式等を用いて、各々の需要を予測する。
また、第1から第3対象に関する需要の予測に関する情報としては、一例として、各々の対象に関する過去の需要の実績やその移動平均等がある。第1から第3対象が、図2に示すような商品等である場合には、需要の予測に関する情報には、例えば当該商品等に関連するセールやキャンペーンの有無やそれらの詳細に関する情報が含まれる。また、当該商品等が販売される店舗等の周辺におけるイベントの有無やその詳細、又は当該店舗の周辺における天気や気温等の気象データ等が、需要の予測に関する情報に含まれていてもよい。
以上のとおり、本発明の第2の実施形態における予測システム200は、第1の実施形態における予測システム100に対して、更に第1予測部121、第2予測部122及び第3予測部123を備える。このような構成とすることで、本実施形態における予測システム200は、第1対象や第2対象等の需要や需要に影響を及ぼす要因等の変化等に応じて第1対象の需要を予測することが可能となる。したがって、本実施形態における予測システム200は、精度よく第1対象の需要を予測することができる。
なお、本実施形態における予測システム200は、第1予測部121、第2予測部122及び第3予測部123のうち、少なくとも一部を備える構成であってもよい。本実施形態における予測システム200は、第1予測部121、第2予測部122及び第3予測部123のいずれかが、その他の機能を兼ねる構成であってもよい。
(第3の実施形態)
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。図6は、本発明の第3の実施形態における予測システム300の構成を示す図である。図7は、本発明の第3の実施形態における予測システム300の変形例の構成を示す図である。図8は、本発明の第3の実施形態における予測システム300の別の変形例の構成を示す図である。図9は、本発明の第3の実施形態における予測システム300の別の変形例の構成を示す図である。
図6に示すように、本発明の第3の実施形態における予想システム300は、関係記憶部130を更に備える。本発明の第3の実施形態における予測システム300は、これらの点が、本発明の第1の実施形態における予測システム100と異なる。これ以外の点については、本発明の第3の実施形態における予測システム300の構成及び動作は、本発明の第1の実施形態における予測システム100と同様である。
本実施形態において、関係記憶部130は、第1対象、第2対象及び第3対象の間の関係に関する情報を記憶する。この関係は、例えば図2、図3A又は図3Bにて示されている関係である。すなわち、関係記憶部130は、第1対象に対して第2対象となり得る対象物や、第1及び第2対象に対して第3対象となり得る対象物に関する情報を記憶する。
需要の予測に際しては、第1対象が定められた場合であっても、当該第1対象に対する第2対象や第3対象が必ずしも明確ではない場合がある。需要の予測に関する熟練者は、第1対象が定められた場合に、当該第1対象の需要に影響を及ぼし得る第2又は第3対象を決定することが可能である。しかしながら、需要の予測に関する知識や経験の少ない者は、第1対象に対する第2又は第3対象の判断が困難な場合がある。
これに対して、関係記憶部130は、第1対象、第2対象及び第3対象の間の関係に関する情報を記憶する。このようにすることで、本実施形態における予測システム300の利用者は、関係記憶部130に記憶された情報を用いて、第1対象に関する需要の予測を行うことが可能となる。
なお、関係記憶部130は、第1、第2又は第3対象となり得る任意の情報を記憶可能である。すなわち、関係記憶部130は、特定の対象物を第1対象とした場合に、予測部120における予測に用いられない可能性がある対象物に関する情報を記憶してもよい。予測部120は、第1対象に対して第2又は第3対象となり得る対象物に関する情報を適宜選択して、第1対象に関する需要を予測する。
以上のとおり、本発明の第3の実施形態における予測システム300は、関係記憶部130を備える。このような構成とすることで、需要の予測対象に対する第1対象に対して、第2及び第3対象が容易に決定される。したがって、本実施形態における予測システム300は、第1対象の需要を容易に行う事を可能にする。
また、本実施形態においては、予測システム300は、図7に示すように予測情報記憶部140を備えていてもよい。この場合には、予測情報記憶部140には、例えば第1から第3対象の各々の需要に関する説明変数等、各々の需要を予測する際に必要とされる情報が記憶される。なお、説明変数は、例えば商品等の需要に影響を及ぼし得る情報を表す変数である。または、説明変数は、商品等の需要と相関が有りうる情報を表す変数であってもよい。また、予測情報記憶部140には、予測部120等において需要の予測が行われる場合に用いられる予測式が記憶される。予測情報記憶部140は、この他に、予測部120等において必要とされる情報を記憶してもよい。予測部120は、予測情報記憶部140が備えられている場合には、予測情報記憶部140に記憶された情報を用いて、第1対象に関する需要の予測を行う。
また、本実施形態における予測システム300は、本発明の第2の実施形態における予測システム200と互いに組み合わせて用いられてもよい。すなわち、本実施形態における予測システム300は、図8に示すように、更に第1予測部121、第2予測部122及び第3予測部123を備えていてもよい。このような構成とすることで、予測システム300は、需要の予測に詳しくない者によって用いられる場合であっても、精度よく第1対象の需要を予測することができる。
更に、この場合においては、予測システム300は、図9に示すように、予測情報記憶部140を備えてもよい。この場合には、予測情報記憶部140に記憶された情報は、第1予測部121、第2予測部122又は第3予測部123において予測が行われる場合にも用いられる。
(予測システムの適用例)
本発明の各実施形態における予測システムは、上述したおにぎりやパン等を含む食品や各種商品の需要予測の他に、様々な対象物に対する需要の予測に適用される。
一例として、本発明の各実施形態における予測システムは、商店等における上述した例とは異なる商品等に関する需要の予測に用いられる。
すなわち、本発明の各実施形態における予測システムは、図2等を用いて説明したおにぎりやパンと異なる商品等に関する需要を予測することが可能である。また、本発明の各実施形態における予測システムは、おにぎり全体や、パン全体を第1又は第2対象として、あるカテゴリに属する商品等の全体としての需要を予測することもできる。
また、本発明の各実施形態における予測システムは、ある店舗等における売り上げを需要として予測することができる。この場合には、例えば、ある店舗等を第1対象と、当該店舗等の近隣に位置する等して、当該店舗と競合関係にある店舗を第2対象と、当該店舗と競合関係にあると考えられる店舗全体を第3対象とみなすことが可能である。
別の一例として、本発明の各実施形態における予測システムは、新幹線等の交通機関の需要の予測に用いられる。
ある地点間を移動する場合には、複数の交通機関が利用できる場合がある。この場合には、ある交通機関は、他の交通機関と代替可能な場合がある。また、ある交通機関のある時間帯における列車やフライト等は、当該交通機関における他の時間帯の列車やフライト等と代替可能な場合がある。一方、当該地点間を移動する旅客数は、選択される交通機関の種類に関わらず、概ね一定である場合がある。
すなわち、この場合には、ある交通機関を第1対象と、他の交通機関を第2対象と、当該地点間の輸送を行う交通機関の全体を第3対象とみなすことが可能であると考えられる。そして、これらの交通機関の旅客を、第1対象から第3対象の各々の需要とみなすことが可能であると考えられる。同様に、ある交通機関の特定の時間帯における列車等を第1対象と、この交通機関の別の時間帯における列車等を第2対象と、当該交通機関にて当該地点間を列車などの全体を第3対象とみなすことができる。そして、当該交通機関の時間帯毎の旅客を第1又は第2対象の需要とみなし、当該交通機関にて当該地点間を移動する旅客の全体を第3対象の需要とみなすことができる。
そして、本発明の各実施形態における予測システムは、これらの需要に関する情報等に基づいて、ある交通機関の旅客数や、ある交通機関の特定の時間帯における列車等の旅客数を予測することが可能である。このように、本発明の各実施形態における予測システムを用いて交通機関における需要を予測することで、交通機関の運行事業者等は、需要に基づいたより適切な運行計画や料金を定めることが可能となる。
別の一例として、本発明の各実施形態における予測システムは、遊園地等の各種施設における需要の予測に用いられる。
遊園地等においては、入場者は、その内部に用意された複数のアトラクションのいくつかを選択して利用する。この場合には、遊園地のあるアトラクションは、他のアトラクションと代替可能な関係にある場合がある。同様に、例えば観光地等の特定の地域に存在する観光施設等は、当該地域に存在する別の施設と代替可能な関係にある場合がある。又は、繁華街等の所定の地域に存在する商業施設等は、当該地域に存在する別の施設と代替可能な関係にある場合がある。一方で、当該遊園地や特定の地域の入場者や訪問者は、例えば曜日や天候等の要因に応じて概ね一定である場合がある。
すなわち、この場合には、遊園地等の施設に用意された任意の一つのアトラクション等を第1対象と、他のアトラクションを第2対象と、当該遊園地等を第3対象とみなすことが可能である。また、これらのアトラクションの利用者を第1又は第2対象の需要とみなし、遊園地等への訪問者を第3対象の需要とみなすことが可能である。同様に、ある地域に存在する施設者を第1対象と、当該地域に存在する別の施設を第2対象と、当該地域を第3対象とみなすことが可能である。また、各々の施設等への訪問者を第1又は第2対象の需要とみなし、当該地域への訪問者を第3対象の需要とみなすことが可能である。
そして、本発明の各実施形態における予測システムは、これらの需要に関する情報等に基づいて、あるアトラクション等の利用者数や、ある施設への訪問者数を予測することが可能である。本発明の各実施形態における予測システムを用いて訪問者数を予測することで、遊園地等の運営事業者等は、需要に応じたアトラクション等の運営や、更に需要を喚起するプロモーション等を適切に行うことが可能となる。
更に別の一例として、本発明の各実施形態における予測システムは、テレビ等の視聴率の予測に用いられる。
テレビ等の視聴者は、放送されている番組等の状況に応じて、所望の放送機関に関するチャンネルやそのチャンネルにおける番組等を選択して視聴する。この場合には、視聴者においては、あるチャンネルや番組等は、他のチャンネルや番組等と代替可能である。一方で、テレビ等の視聴者の総数は、曜日や時間帯などに応じて概ね一定である場合が多いと考えられる。
すなわち、この場合には、ある放送機関にて放送される番組等を第1対象とすることが可能である。そして、この場合には、当該番組が放送される時間帯における放送機関等にて放送される他の番組等を第2対象と、当該時間帯における番組等を第3対象とみなすことが可能である。また、各々の番組の視聴率(又は視聴者数)を第1又は第2対象の需要とみなし、当該時間帯における番組等の総視聴率(又は総視聴者数)を第3対象の需要とみなすことができる。
そして、本発明の各実施形態における予測システムは、これらの需要に関する情報等に基づいて、あるチャンネルの視聴率(又は視聴者数)を予測する。
本発明の各実施形態における予測システムを用いて視聴率を予測することで、需要に応じた適切なコマーシャルの料金設定や、番組の編成が可能となる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、各実施形態における構成は、本発明のスコープを逸脱しない限りにおいて、互いに組み合わせることが可能である。
この出願は、2015年1月27日に出願された日本出願特願2015−013294を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100、200、300 予測システム
110 受付部
120 予測部
121 第1予測部
122 第2予測部
123 第3予測部
130 関係記憶部
140 予測情報記憶部
500 情報処理装置
501 CPU
502 ROM
503 RAM
504 プログラム
505 記憶装置
506 記録媒体
507 ドライブ装置
508 通信インターフェース
509 ネットワーク
510 入出力インターフェース
511 バス

Claims (11)

  1. 需要の予測対象である第1対象に関する情報を少なくとも受付ける受付手段と、
    複数の第3対象のうち、その少なくとも一つの前記第3対象に関する需要の予測結果と、前記少なくとも一つの第3対象が包含する他の前記第3対象の各々の需要に関する情報とに基づいて、前記他の第3対象の需要を予測し、
    前記第1対象の需要の予測に関する情報と、前記第1対象と互いに代替可能な関係にある第2対象の需要の予測に関する情報と、前記第1及び第2対象を包含する前記他の第3対象予測結果とに基づいて、前記第1対象の需要を予測する予測手段とを備える、予測システム。
  2. 前記予測手段は、
    前記第1及び第2対象の需要における前記第1対象の比率と、前記第3対象に関する需要の予測結果とに基づいて、前記第1対象の需要を予測する、請求項1に記載の予測システム。
  3. 前記第1対象の需要を予測する第1予測手段と、
    前記第2対象の需要を予測する第2予測手段と、
    前記第3対象の需要を予測する第3予測手段とを備え、
    前記予測手段は、前記第1予測手段にて予測された前記第1対象に関する需要の仮の予測結果と、前記第2予測手段にて予測された前記第2対象に関する需要についての予測結果と、前記第3予測手段にて予測された前記第3対象に関する需要についての予測結果とに基づいて前記第1対象の需要を予測する、請求項1又は2に記載の予測システム。
  4. 前記第1対象、前記第2対象及び前記第3対象の間の関係に関する情報を記憶する関係記憶手段を備える、請求項1からのいずれか一項に記載の予測システム。
  5. 少なくとも前記予測手段における需要の予測の際に必要とされる情報を記憶する予測情報記憶手段を備える、請求項1からのいずれか一項に記載の予測システム。
  6. 前記第1及び第2対象は、それぞれ同一のカテゴリに属する食品であり、
    前記第3対象は、前記カテゴリ全体であり、
    前記予測手段は、前記第1対象とされた食品の販売数量を需要として予測する、請求項1からのいずれか一項に記載の予測システム。
  7. 前記第1及び第2対象は、それぞれが所定の区間における交通機関の旅客であり、
    前記第3対象は、前記所定の区間を移動する旅客であり、
    前記予測手段は、前記第1対象とされた交通機関の旅客数を需要として予測する、請求項1からのいずれか一項に記載の予測システム。
  8. 前記第1及び第2対象は、それぞれが所定の地域における施設への訪問者であり、
    前記第3対象は、前記所定の地域への訪問者であり、
    前記予測手段は、前記第1対象とされた前記施設への訪問者数を需要として予測する、請求項1からのいずれか一項に記載の予測システム。
  9. 前記第1及び第2対象は、それぞれが互いに異なる放送機関にて放送される番組の視聴率であり、
    前記第3対象は、前記放送機関にて放送される番組に関する視聴率の全体であり、
    前記予測手段は、前記第1対象とされた番組の視聴率を需要として予測する、請求項1からのいずれか一項に記載の予測システム。
  10. コンピュータで実行される予測方法であって、
    需要の予測対象である第1対象に関する情報を少なくとも受付け、
    複数の第3対象のうち、その少なくとも一つの前記第3対象に関する需要の予測結果と、前記少なくとも一つの第3対象が包含する他の前記第3対象の各々の需要に関する情報とに基づいて、前記他の第3対象の需要を予測し、
    前記第1対象の需要の予測に関する情報と、前記第1対象と互いに代替可能な関係にある第2対象の需要の予測に関する情報と、前記第1及び第2対象を包含する前記他の第3対象予測結果とに基づいて、前記第1対象の需要を予測する、予測方法。
  11. コンピュータに、
    需要の予測対象である第1対象に関する情報を少なくとも受付ける処理と、
    複数の第3対象のうち、その少なくとも一つの前記第3対象に関する需要の予測結果と、前記少なくとも一つの第3対象が包含する他の前記第3対象の各々の需要に関する情報とに基づいて、前記他の第3対象の需要を予測する処理と、
    前記第1対象の需要の予測に関する情報と、前記第1対象と互いに代替可能な関係にある第2対象の需要の予測に関する情報と、前記第1及び第2対象を包含する前記他の第3対象予測結果とに基づいて、前記第1対象の需要を予測する処理とを実行させる、プログラム。
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