JP5437887B2 - 需要予測装置、需要予測方法およびプログラム - Google Patents
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Description
(1)サービスaは、長期間提供されてきた旧来サービス。
(2)サービスxは、技術革新にともなって提供され始めた後継サービス。
(3)サービスcは、サービスカテゴリT内でサービスaとサービスxと競合関係にあるものの、固有の需要や特長を持つ独自色の強いサービス。
このとき、後継サービスxの提供事業者が、今後どのように事業展開していくことが合理的なのか、あるいは今後どのように設備増強していくことが合理的なのかを検討するための判断材料として、後継サービスxの需要の中長期予測が必要となる。
非特許文献1,2,3に開示された従来の需要予測手法では、過去の実績トレンドから時系列にデータを予測する方法、もしくはその改良版として、将来の需要が需要成長曲線や他の曲線に従うと仮定したもとで、将来予測曲線を定める方法がとられている。非特許文献1,2,3に開示された従来の需要予測手法では、どの区間の時系列データを採用するかに関する検討はこれまで確立されておらず、したがって需要の構造変化点をまたがった時系列データを採用して将来の需要を予測することにより生じる誤差(精度の悪さ)が大きくなるという課題があった。
シンプルに言い換えた表現として、「需要成長の構造的理論」とは、「後発ユーザの需要成長曲線が対数的な成長となること」を導く理論、ともいえる。
以下で、本実施の形態が解決しようとする対象の具体的状況を説明する。本実施の形態は、複数のサービス(商品)が以下のような関係で存在する状況を対象とする。
(A)サービスaは、サービスカテゴリTに含まれるサービス。
(B)サービスxは、サービスカテゴリTに含まれるサービス。
(C)多くのユーザがサービスaからサービスxに移行する過渡期にある。
(D)サービスcは、サービスカテゴリTに含まれるサービスでサービスaとサービスxと競合関係にあるものの、固有の需要や特長を持つ独自色の強いサービス。
同様に、独自色の強いサービスcの需要の中長期予測値c(t)についても、特許文献1に基づく構造変化点を利用した予測を行うことができることを想定する。
さらに、旧来サービスaの需要の中長期予測値a(t)について、「需要成長の構造的理論」の発展から、「需要の減少速度がほぼ対数的な成長となること」を想定する。
x(t)=T(t)−c(t)−a(t) ・・・(1)
x(t)=T(t)−c1(t)−・・・−ci(t)
−a1(t)−・・・−aj(t) ・・・(2)
最初に、データ入出力・記憶ステップでは、サービスカテゴリT、旧来サービスa、後継サービスx、独自色の強いサービスcの過去の需要実績の時間的変化を示す時系列データを入力として受け取ってメモリ等に蓄積する(図1ステップS1)。
D0={(N(i),t(i))} ・・・(3)
D1={(N(i),f(t(i)))} ・・・(4)
D1={(N(i),Log(t(i)))} ・・・(5)
x(t)=T(t)−c(t)−a(t) ・・・(1)
最後に、予測結果表示ステップでは、後継サービスxの需要予測結果の外部への表示・出力を行う(図1ステップS9)。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態をより具体的に説明するものである。図2は本実施の形態の需要予測装置の構成を示すブロック図である。需要予測装置10は、全体としてコンピュータを用いた情報処理装置からなり、主な機能部として、データ入出力・蓄積機能部20と、構造変化点検出機能部30と、需要予測算出機能部40と、予測結果表示機能部50とを有する。
画面表示部23は、LCDやPDPなどの画面表示装置からなり、各機能部からの処理メニュー、あるいは需要予測値や需要予測グラフなどの出力結果を画面表示する機能を有している。
時系列データ記憶部25は、メモリやハードディスク装置などの記憶装置からなり、需要予測の対象となる、ユーザ向けのサービス、耐久性のある製品、システムあるいは商品について地域ごとに実績購入数(販売数)の時間的変化を示す時系列データを記憶する機能を有している。
出力データ保存部27は、メモリやハードディスク装置などの記憶装置からなり、需要予測処理で得られた需要予測値や需要予測グラフなどの出力結果を保存する機能を有している。
外部から入力されたサービスカテゴリT、サービスa、サービスcおよびサービスxの需要実績(加入者数や販売数)の時系列データは、時系列データ記憶部25に蓄積される(図1ステップS1)。
x(t)=T(t)−c(t)−a(t) ・・・(1)
このような手順で得られた後継サービスxの需要予測値x(t)は、処理データ記憶部26に記憶される。
以上のようにして、本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した効果を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第1、第2の実施の形態をより具体的に説明するものである。ここでは、ブロードバンドサービスカテゴリを例に、本発明の適用例を具体的に示す。
ブロードバンドサービスカテゴリは、ADSLサービス、CATVサービス、およびFTTHサービスを含む。なお、総務省の定義では、ブロードバンドサービスカテゴリにFWAアクセスサービスとBWAアクセスサービスとが含まれるが、この2つのサービスの利用者数が非常に少数なため、ここでは無視する。
最初に、外部から入力されたブロードバンドサービス、ADSLサービス、CATVサービス、FTTHサービスの各サービスの需要実績(契約数)の時系列データは、時系列データ記憶部25にそれぞれ蓄積される(図1ステップS1)。
x(t)=T(t)−c(t)−a(t) ・・・(1)
このような手順で得られたFTTHサービスの需要予測値x(t)は、処理データ記憶部26に記憶される。
Claims (6)
- 旧来の第1のサービスまたは第1の商品から後継の第2のサービスまたは第2の商品に置き換わっていく過渡期において前記第2のサービスまたは第2の商品の需要を予測する需要予測装置であって、
前記第1のサービスまたは第1の商品と前記第2のサービスまたは第2の商品とを含むサービスカテゴリの需要の構造変化点を検出する第1の構造変化点検出手段と、
前記第1のサービスまたは第1の商品の需要の構造変化点を検出する第2の構造変化点検出手段と、
前記サービスカテゴリに含まれるものの固有の需要や特長を持つ第3のサービスまたは第3の商品の需要の構造変化点を検出する第3の構造変化点検出手段と、
前記第1の構造変化点検出手段が検出した構造変化点以降の前記サービスカテゴリの需要実績の時系列データに対して時間軸変換処理および回帰分析処理を行うことにより需要予測曲線を特定し、特定した需要予測曲線に基づいて前記サービスカテゴリの需要予測値を算出する第1の需要予測算出手段と、
前記第2の構造変化点検出手段が検出した構造変化点以降の前記第1のサービスまたは第1の商品の需要実績の時系列データに対して時間軸変換処理および回帰分析処理を行うことにより需要予測曲線を特定し、特定した需要予測曲線に基づいて前記第1のサービスまたは第1の商品の需要予測値を算出する第2の需要予測算出手段と、
前記第3の構造変化点検出手段が検出した構造変化点以降の前記第3のサービスまたは第3の商品の需要実績の時系列データに対して時間軸変換処理および回帰分析処理を行うことにより需要予測曲線を特定し、特定した需要予測曲線に基づいて前記第3のサービスまたは第3の商品の需要予測値を算出する第3の需要予測算出手段と、
前記サービスカテゴリの需要予測値と前記第1のサービスまたは第1の商品の需要予測値と前記第3のサービスまたは第3の商品の需要予測値とから、前記第2のサービスまたは第2の商品の需要予測値を算出する第4の需要予測算出手段とを備え、
前記需要予測曲線は、サービスまたは商品の需要数の単位時間あたりの増加数が、所定の基準時点からの経過時間長の負冪に比例する関数からなり、
前記第1の構造変化点検出手段は、前記サービスカテゴリの需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データに対して線形近似処理を行って、同一の近似直線上に乗る最も過去の時点を前記サービスカテゴリの需要の構造変化点として検出し、
前記第2の構造変化点検出手段は、前記第1のサービスまたは第1の商品の需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データに対して線形近似処理を行って、同一の近似直線上に乗る最も過去の時点を前記第1のサービスまたは第1の商品の需要の構造変化点として検出し、
前記第3の構造変化点検出手段は、前記第3のサービスまたは第3の商品の需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データに対して線形近似処理を行って、同一の近似直線上に乗る最も過去の時点を前記第3のサービスまたは第3の商品の需要の構造変化点として検出することを特徴とする需要予測装置。 - 請求項1記載の需要予測装置において、
前記第1の需要予測算出手段は、前記サービスカテゴリの需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データのうち、前記サービスカテゴリの需要の構造変化点以降の時系列データを用いて回帰分析処理により回帰直線を算出し、この回帰直線の時間軸を元の自然時間に逆変換した関数である需要予測曲線を算出し、この需要予測曲線に基づいて前記サービスカテゴリの需要予測値を算出し、
前記第2の需要予測算出手段は、前記第1のサービスまたは第1の商品の需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データのうち、前記第1のサービスまたは第1の商品の需要の構造変化点以降の時系列データを用いて回帰分析処理により回帰直線を算出し、この回帰直線の時間軸を元の自然時間に逆変換した関数である需要予測曲線を算出し、この需要予測曲線に基づいて前記第1のサービスまたは第1の商品の需要予測値を算出し、
前記第3の需要予測算出手段は、前記第3のサービスまたは第3の商品の需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データのうち、前記第3のサービスまたは第3の商品の需要の構造変化点以降の時系列データを用いて回帰分析処理により回帰直線を算出し、この回帰直線の時間軸を元の自然時間に逆変換した関数である需要予測曲線を算出し、この需要予測曲線に基づいて前記第3のサービスまたは第3の商品の需要予測値を算出することを特徴とする需要予測装置。 - CPUとメモリとを備えたコンピュータにおいて、旧来の第1のサービスまたは第1の商品から後継の第2のサービスまたは第2の商品に置き換わっていく過渡期において前記第2のサービスまたは第2の商品の需要を予測する需要予測方法であって、
前記第1のサービスまたは第1の商品と前記第2のサービスまたは第2の商品とを含むサービスカテゴリの需要の構造変化点を検出する第1の構造変化点検出ステップと、
前記第1のサービスまたは第1の商品の需要の構造変化点を検出する第2の構造変化点検出ステップと、
前記サービスカテゴリに含まれるものの固有の需要や特長を持つ第3のサービスまたは第3の商品の需要の構造変化点を検出する第3の構造変化点検出ステップと、
前記第1の構造変化点検出ステップで検出した構造変化点以降の前記サービスカテゴリの需要実績の時系列データに対して時間軸変換処理および回帰分析処理を行うことにより需要予測曲線を特定し、特定した需要予測曲線に基づいて前記サービスカテゴリの需要予測値を算出する第1の需要予測算出ステップと、
前記第2の構造変化点検出ステップで検出した構造変化点以降の前記第1のサービスまたは第1の商品の需要実績の時系列データに対して時間軸変換処理および回帰分析処理を行うことにより需要予測曲線を特定し、特定した需要予測曲線に基づいて前記第1のサービスまたは第1の商品の需要予測値を算出する第2の需要予測算出ステップと、
前記第3の構造変化点検出ステップで検出した構造変化点以降の前記第3のサービスまたは第3の商品の需要実績の時系列データに対して時間軸変換処理および回帰分析処理を行うことにより需要予測曲線を特定し、特定した需要予測曲線に基づいて前記第3のサービスまたは第3の商品の需要予測値を算出する第3の需要予測算出ステップと、
前記サービスカテゴリの需要予測値と前記第1のサービスまたは第1の商品の需要予測値と前記第3のサービスまたは第3の商品の需要予測値とから、前記第2のサービスまたは第2の商品の需要予測値を算出する第4の需要予測算出ステップとを、前記メモリに記憶されたプログラムに従って前記CPUに実行させ、
前記需要予測曲線は、サービスまたは商品の需要数の単位時間あたりの増加数が、所定の基準時点からの経過時間長の負冪に比例する関数からなり、
前記第1の構造変化点検出ステップは、前記サービスカテゴリの需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データに対して線形近似処理を行って、同一の近似直線上に乗る最も過去の時点を前記サービスカテゴリの需要の構造変化点として検出し、
前記第2の構造変化点検出ステップは、前記第1のサービスまたは第1の商品の需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データに対して線形近似処理を行って、同一の近似直線上に乗る最も過去の時点を前記第1のサービスまたは第1の商品の需要の構造変化点として検出し、
前記第3の構造変化点検出ステップは、前記第3のサービスまたは第3の商品の需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データに対して線形近似処理を行って、同一の近似直線上に乗る最も過去の時点を前記第3のサービスまたは第3の商品の需要の構造変化点として検出することを特徴とする需要予測方法。 - 請求項3記載の需要予測方法において、
前記第1の需要予測算出ステップは、前記サービスカテゴリの需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データのうち、前記サービスカテゴリの需要の構造変化点以降の時系列データを用いて回帰分析処理により回帰直線を算出し、この回帰直線の時間軸を元の自然時間に逆変換した関数である需要予測曲線を算出し、この需要予測曲線に基づいて前記サービスカテゴリの需要予測値を算出し、
前記第2の需要予測算出ステップは、前記第1のサービスまたは第1の商品の需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データのうち、前記第1のサービスまたは第1の商品の需要の構造変化点以降の時系列データを用いて回帰分析処理により回帰直線を算出し、この回帰直線の時間軸を元の自然時間に逆変換した関数である需要予測曲線を算出し、この需要予測曲線に基づいて前記第1のサービスまたは第1の商品の需要予測値を算出し、
前記第3の需要予測算出ステップは、前記第3のサービスまたは第3の商品の需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データのうち、前記第3のサービスまたは第3の商品の需要の構造変化点以降の時系列データを用いて回帰分析処理により回帰直線を算出し、この回帰直線の時間軸を元の自然時間に逆変換した関数である需要予測曲線を算出し、この需要予測曲線に基づいて前記第3のサービスまたは第3の商品の需要予測値を算出することを特徴とする需要予測方法。 - CPUとメモリとを備えたコンピュータを、旧来の第1のサービスまたは第1の商品から後継の第2のサービスまたは第2の商品に置き換わっていく過渡期において前記第2のサービスまたは第2の商品の需要を予測する需要予測装置として動作させる需要予測プログラムであって、
前記第1のサービスまたは第1の商品と前記第2のサービスまたは第2の商品とを含むサービスカテゴリの需要の構造変化点を検出する第1の構造変化点検出ステップと、
前記第1のサービスまたは第1の商品の需要の構造変化点を検出する第2の構造変化点検出ステップと、
前記サービスカテゴリに含まれるものの固有の需要や特長を持つ第3のサービスまたは第3の商品の需要の構造変化点を検出する第3の構造変化点検出ステップと、
前記第1の構造変化点検出ステップで検出した構造変化点以降の前記サービスカテゴリの需要実績の時系列データに対して時間軸変換処理および回帰分析処理を行うことにより需要予測曲線を特定し、特定した需要予測曲線に基づいて前記サービスカテゴリの需要予測値を算出する第1の需要予測算出ステップと、
前記第2の構造変化点検出ステップで検出した構造変化点以降の前記第1のサービスまたは第1の商品の需要実績の時系列データに対して時間軸変換処理および回帰分析処理を行うことにより需要予測曲線を特定し、特定した需要予測曲線に基づいて前記第1のサービスまたは第1の商品の需要予測値を算出する第2の需要予測算出ステップと、
前記第3の構造変化点検出ステップで検出した構造変化点以降の前記第3のサービスまたは第3の商品の需要実績の時系列データに対して時間軸変換処理および回帰分析処理を行うことにより需要予測曲線を特定し、特定した需要予測曲線に基づいて前記第3のサービスまたは第3の商品の需要予測値を算出する第3の需要予測算出ステップと、
前記サービスカテゴリの需要予測値と前記第1のサービスまたは第1の商品の需要予測値と前記第3のサービスまたは第3の商品の需要予測値とから、前記第2のサービスまたは第2の商品の需要予測値を算出する第4の需要予測算出ステップとを、前記メモリに記憶されたプログラムに従って前記CPUに実行させ、
前記需要予測曲線は、サービスまたは商品の需要数の単位時間あたりの増加数が、所定の基準時点からの経過時間長の負冪に比例する関数からなり、
前記第1の構造変化点検出ステップは、前記サービスカテゴリの需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データに対して線形近似処理を行って、同一の近似直線上に乗る最も過去の時点を前記サービスカテゴリの需要の構造変化点として検出し、
前記第2の構造変化点検出ステップは、前記第1のサービスまたは第1の商品の需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データに対して線形近似処理を行って、同一の近似直線上に乗る最も過去の時点を前記第1のサービスまたは第1の商品の需要の構造変化点として検出し、
前記第3の構造変化点検出ステップは、前記第3のサービスまたは第3の商品の需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データに対して線形近似処理を行って、同一の近似直線上に乗る最も過去の時点を前記第3のサービスまたは第3の商品の需要の構造変化点として検出することを特徴とする需要予測プログラム。 - 請求項5記載の需要予測プログラムにおいて、
前記第1の需要予測算出ステップは、前記サービスカテゴリの需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データのうち、前記サービスカテゴリの需要の構造変化点以降の時系列データを用いて回帰分析処理により回帰直線を算出し、この回帰直線の時間軸を元の自然時間に逆変換した関数である需要予測曲線を算出し、この需要予測曲線に基づいて前記サービスカテゴリの需要予測値を算出し、
前記第2の需要予測算出ステップは、前記第1のサービスまたは第1の商品の需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データのうち、前記第1のサービスまたは第1の商品の需要の構造変化点以降の時系列データを用いて回帰分析処理により回帰直線を算出し、この回帰直線の時間軸を元の自然時間に逆変換した関数である需要予測曲線を算出し、この需要予測曲線に基づいて前記第1のサービスまたは第1の商品の需要予測値を算出し、
前記第3の需要予測算出ステップは、前記第3のサービスまたは第3の商品の需要実績の時系列データの時間軸を、所定の基準時点からの経過時間に変換後、時間軸に対数変換を施し、この時間軸を対数変換した需要実績の時系列データのうち、前記第3のサービスまたは第3の商品の需要の構造変化点以降の時系列データを用いて回帰分析処理により回帰直線を算出し、この回帰直線の時間軸を元の自然時間に逆変換した関数である需要予測曲線を算出し、この需要予測曲線に基づいて前記第3のサービスまたは第3の商品の需要予測値を算出することを特徴とする需要予測プログラム。
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