JP6593221B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
上記出力端子に接続したバスバー(3)と、
該バスバーに取り付けられた電流センサ(4)と、
上記半導体モジュールと上記バスバーと上記電流センサとを収容するケース(5)と、
上記半導体モジュールを上記ケースに締結する締結部材(6)とを備え、
上記電流センサは、上記バスバーに流れる電流を測定するセンサ素子(40)と、該センサ素子を被覆するセンサ被覆部(41)と、該センサ被覆部から上記出力端子に向かって延出した延出部(42)とを有し、上記センサ被覆部と上記延出部とは、それぞれ絶縁材料からなり、一体的に形成されており、
上記延出部は、上記締結部材と上記バスバーとの間に介在している、電力変換装置(1)にある。
そのため、電流センサの延出部を用いて、バスバーと締結部材とを絶縁することが可能になる。したがって、これらを絶縁するための専用の部品を設ける必要がなくなり、部品点数を低減することができる。そのため、電力変換装置の製造コストを低減することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記電力変換装置に係る実施形態につき、図1〜図11を参照して説明する。本形態の電力変換装置1は、図1、図3に示すごとく、半導体モジュール2と、バスバー3と、電流センサ4と、ケース5と、締結部材6とを備える。
図3に示すごとく、半導体モジュール2は、モジュール本体部21と、出力端子22とを有する。モジュール本体部21には、半導体素子20(図9参照)が内蔵されている。出力端子22はモジュール本体部21から突出している。
本形態では、締結部材6によって、半導体モジュール2をケース5に締結してある。ケース5と締結部材6とは、それぞれ金属製である。
延出部42は、締結部材6とバスバー3との間に介在している。
そのため、電流センサ4の延出部42を用いて、バスバー3と締結部材6とを絶縁することが可能になる。したがって、これらを絶縁するための専用の部品を設ける必要がなくなり、部品点数を低減することができる。そのため、電力変換装置1の製造コストを低減することができる。
すなわち、締結部材6がバスバー3に近い位置に配されている。そのため、仮に延出部42が無かったとすると、バスバー3から締結部材6を介してケース5に漏電しやすくなる。したがって、延出部42を設け、締結部材6とバスバー3とを充分に絶縁したことによる効果は大きい。
そのため、鍔部23を締結する締結部材6と、出力端子22に接続したバスバー3とが、互いに接近しやすい構造になっている。したがって、これら締結部材6とバスバー3との間に、絶縁材料からなる延出部42を介在させ、絶縁性を高めたことによる効果は大きい。
そのため、全てのバスバー3を、延出部42によって絶縁できる。
そのため、バスバー3から締結部材6までの空間距離を長くすることができる。したがって、バスバー3と締結部材6との絶縁性をより高めることができる。
本形態は、延出部42の形状を変更した例である。図12、図13に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、実施形態1と同様に、複数のバスバー3を備える。個々のバスバー3に、電流センサ4が取り付けられている。各電流センサ4のセンサ被覆部41から、延出部42が延出している。個々の電流センサ4を構成するセンサ被覆部41同士は、互いに連結している。また、実施形態1と異なり、個々の電流センサ4に設けられた延出部42は、互いに連結していない。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、電流センサ4の形状を変更した例である。図14に示すごとく、本形態では、延出部42の先端部421に突部43を形成してある。突部43は、先端部421から、Z方向における流路52側に突出している。突部43は、センサ被覆部41および延出部42と一体的に形成されており、絶縁材料からなる。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、電流センサ4の構成を変更した例である。図15に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、実施形態1と同様に、複数のバスバー3を備える。個々のバスバー3に電流センサ4が取り付けられている。個々の電流センサ4を構成するセンサ被覆部41及び延出部42は、実施形態1と異なり、連結されていない。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
2 半導体モジュール
22 出力端子
3 バスバー
4 電流センサ
41 センサ被覆部
42 延出部
5 ケース
6 締結部材
Claims (5)
- 半導体素子(20)を内蔵したモジュール本体部(21)と、該モジュール本体部から突出した出力端子(22)とを有する半導体モジュール(2)と、
上記出力端子に接続したバスバー(3)と、
該バスバーに取り付けられた電流センサ(4)と、
上記半導体モジュールと上記バスバーと上記電流センサとを収容するケース(5)と、
上記半導体モジュールを上記ケースに締結する締結部材(6)とを備え、
上記電流センサは、上記バスバーに流れる電流を測定するセンサ素子(40)と、該センサ素子を被覆するセンサ被覆部(41)と、該センサ被覆部から上記出力端子に向かって延出した延出部(42)とを有し、上記センサ被覆部と上記延出部とは、それぞれ絶縁材料からなり、一体的に形成されており、
上記延出部は、上記締結部材と上記バスバーとの間に介在している、電力変換装置(1)。 - 上記出力端子の突出方向から見たときに、上記バスバーと上記締結部材とが互いに重なり合うよう構成されている、請求項1に記載の電力変換装置。
- 上記出力端子の突出方向における、上記モジュール本体部の上記出力端子側の端部(210)から、上記突出方向に直交する方向に鍔部(23)が延出しており、上記ケース内に、冷媒(10)が流れる流路(52)が形成され、該流路には、上記突出方向に開口する開口部(51)が形成され、上記鍔部によって上記開口部を塞ぎつつ上記モジュール本体部を上記流路内に配置してあり、上記締結部材によって上記鍔部を上記ケースに、上記バスバーを配した側から上記突出方向に締結してある、請求項1又は請求項2に記載の電力変換装置。
- 複数の上記バスバーを備え、個々の上記バスバーに上記電流センサが取り付けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
- 個々の上記電流センサを構成する上記センサ被覆部同士、及び上記延出部同士が互いに連結している、請求項4に記載の電力変換装置。
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