JP6592349B2 - 電力需給制御サービスシステム - Google Patents

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Description

本発明は、電力需給制御サービスシステムに関する。
特許文献1には、複数の宅地の暖房装置の稼動をデマンドレスポンス情報に基づいて制御するデマンドレスポンスシステムが開示されている。デマンドレスポンス情報は、例えば電力会社や電力取引所等から発せられる、電力使用量の需給調整要求(例えば、発電依頼要求や節電依頼要求)を含む。特許文献1のデマンドレスポンスシステムは、通信網を介して各暖房装置の稼動を一括して制御可能なアグリゲータを有する。アグリゲータは、デマンドレスポンス情報に基づいて、例えばある時間帯の電力使用量が所定の目標使用量に調整されるように、各暖房装置の稼動を制御する。
特開2014−236581号公報
特許文献1のデマンドレスポンスシステムにおいては、アグリゲータが自動的に暖房装置の稼動を制御する。したがって、暖房設備の管理者自身が、デマンドレスポンス情報に基づいた運転スケジュールにて暖房設備を稼動するか否かを選択することはできない。
本発明の課題は、デマンドレスポンス情報に基づいた運転スケジュールにて発電設備を稼動するか否かを、発電設備の管理者自身が発電設備の外部から選択可能とすることにある。
上記の課題を解決するため、本発明の電力需給制御サービスシステムはつぎの手段をとる。
本発明の第1の発明は、電力の需給調整要求を含むデマンドレスポンス情報を、通信回線を介して受信可能あるいは自身で作成可能なセンターサーバと、通信回線を介してセンターサーバと情報を送受信可能な管理者端末装置と、通信回線または専用回線を介してセンターサーバと情報を送受信可能な発電設備と、を有する電力需給制御サービスシステムである。管理者端末装置は、発電設備を管理している管理者の端末装置である。発電設備は、管理者が管理する所定の施設内で消費する少なくとも一部の電力を発電可能、あるいは発電した電力の少なくとも一部を売電可能である。センターサーバは、デマンドレスポンス情報を受信あるいは作成すると、稼動状態要求情報を、通信回線または専用回線を介して発電設備に送信する。発電設備は、稼動状態要求情報を受信すると、予め計画されている自身の稼動スケジュールである計画スケジュールと発電能力を含む稼動状態情報を、通信回線または専用回線を介してセンターサーバに送信する。センターサーバは、稼動状態情報を受信すると、受信した稼動状態情報と、デマンドレスポンス情報と、に基づいて発電設備に期待する運転スケジュールである期待スケジュールを作成し、作成した期待スケジュールを含むスケジュール変更依頼情報を、通信回線を介して管理者端末装置に送信する。
この構成においては、センターサーバが、デマンドレスポンス情報と発電設備の稼動状態情報とに基づいた期待スケジュールを作成して、この期待スケジュールを含むスケジュール変更依頼情報を管理者端末装置に送信する。スケジュール変更依頼情報を受取った管理者は、期待スケジュールを確認するとともに、期待スケジュールに従って発電設備を稼動するか否かを管理者端末装置にて発電設備の外部から選択して発電設備の稼動を制御できる。
本発明の第2の発明は、第1の発明に記載の電力需給制御サービスシステムであって、スケジュール変更依頼情報には、発電設備を期待スケジュールに従って稼動させた場合に管理者に与えられると予測される、省エネルギー効果または光熱費削減効果に関する情報、あるいは報酬に関する情報、の少なくとも一方の情報を含むアドバイス情報が含まれている。
この構成においては、スケジュール変更依頼情報に、省エネルギー効果や光熱費削減効果あるいは報酬の情報を含むアドバイス情報が含まれている。したがって管理者は、このアドバイス情報を基に、期待スケジュールにて発電設備を稼動した場合の具体的なメリットを把握できる。したがって、上述の構成によれば、管理者が積極的に期待スケジュールへ変更することが支援される。
本発明の第3の発明は、第1または第2の発明に記載の電力需給制御サービスシステムであって、管理者端末装置は、スケジュール変更依頼情報を受信した後、管理者から入力された可否情報であって発電設備に対する計画スケジュールを期待スケジュールへと変更することの可否、及び前記変更が可である場合は期待スケジュールに基づいた発電設備の運転パラメータを含む可否情報を、通信回線を介してセンターサーバに送信する。センターサーバは、可否情報を受信すると、前記変更が可である場合、可否情報に含まれている運転パラメータを含む運転制御情報を、通信回線または専用回線を介して発電設備に送信する。そして、発電設備は、運転制御情報を受信すると、受信した運転制御情報に含まれている運転パラメータに基づいて自身の計画スケジュールを、期待スケジュールに変更する。
この構成においては、管理者が運転スケジュールを期待スケジュールに変更することを選択した場合、発電設備は、センターサーバからの情報に基づいて運転スケジュールを期待スケジュールに変更する。したがって、管理者は、自身の選択を反映させて発電設備を期待スケジュールにて稼動させることができる。
本発明の第4の発明は、第3の発明に記載の電力需給制御サービスシステムであって、センターサーバは、計画スケジュールを期待スケジュールに変更した発電設備である需給調整承諾発電設備が、期待スケジュールに従って稼動した期間の発電量である調整期間発電量を認識可能であり、需給調整承諾発電設備が期待スケジュールに従った稼動を終えた後、需給調整承諾発電設備による調整期間発電量によって管理者に実際に与えられる、省エネルギー効果または光熱費削減効果に関する情報、あるいは報酬に関する情報、の少なくとも一方の情報を含む発電結果情報を、通信回線を介して管理者端末装置に送信する。
この構成においては、発電設備を期待スケジュールにて稼動させた場合、その結果としての実際の省エネルギー効果や光熱費削減効果、あるいは報酬に関する情報、を含む発電結果情報が管理者端末装置に送られる。したがって、管理者は、期待スケジュールの実行効果を実感でき、期待スケジュールの使用感が高まる。
本発明の第5の発明は、電力の需給調整要求を含むデマンドレスポンス情報を、通信回線を介して受信可能あるいは自身で作成可能なアグリゲータ装置と、通信回線を介してアグリゲータ装置及び発電設備と情報を送受信可能な管理者端末装置と、通信回線を介して管理者端末装置と情報を送受信可能な前記発電設備と、を有する電力需給制御サービスシステムである。管理者端末装置は、発電設備を管理している管理者の端末装置である。発電設備は、管理者が管理する所定の施設内で消費する少なくとも一部の電力を発電可能、あるいは発電した電力の少なくとも一部を売電可能である。アグリゲータ装置は、デマンドレスポンス情報を受信あるいは作成すると、デマンドレスポンス情報に基づいて、発電設備に期待する運転スケジュールである期待スケジュールを作成し、作成した期待スケジュールを含む電力需給調整依頼情報を、通信回線を介して管理者端末装置に送信する。管理者端末装置は、電力需給調整依頼情報を受信した後、管理者から入力されたシミュレーション要求情報であって電力需給調整依頼情報に含まれている期待スケジュールを含むシミュレーション要求情報を、発電設備に送信する。発電設備は、シミュレーション要求情報を受信すると、シミュレーション要求情報に含まれている期待スケジュールに従った稼動を行った場合の、省エネルギー効果または光熱費削減効果に関する情報、あるいは報酬に関する情報、の少なくとも一方の情報を含むシミュレーション結果情報を作成して管理者端末装置に送信する。管理者端末装置は、シミュレーション結果情報を受信した後、管理者が発電設備の稼動を期待スケジュールに変更することを承諾した場合、管理者から入力された運転制御情報であって期待スケジュールに基づいた発電設備の運転パラメータを含む運転制御情報を、通信回線を介して発電設備に送信する。発電設備は、運転制御情報を受信すると、受信した運転制御情報に含まれている運転パラメータに基づいて期待スケジュールにて稼動する。
この構成においては、第1発明及び第2発明に対して、期待スケジュールをセンターサーバで作成することなくアグリゲータで作成し、省エネルギー効果または光熱費削減効果に関する情報、あるいは報酬に関する情報、の少なくとも一方をセンターサーバにて作成することなく発電設備にて作成する。これにより、センターサーバを省略することができる。
第1の実施の形態に係る電力需給制御サービスシステムの構成図である。 第1の実施の形態に係る電力需給制御サービスシステムの処理シーケンスを表した説明図である。 スケジュール変更依頼画面の一例を表した図である。 発電結果画面の一例を表した図である。 発電設備の構成図である。 発電設備の変更例を表した図である。 発電設備の変更例を表した図である。 発電設備の変更例を表した図である。 発電設備の変更例を表した図である。 発電設備の変更例を表した図である。 第2の実施の形態に係る電力需給制御サービスシステムの構成図である。 第3の実施の形態に係る電力需給制御サービスシステムの構成図である。 第4の実施の形態に係る電力需給制御サービスシステムの構成図である。 第4の実施の形態に係る電力需給制御サービスシステムの処理シーケンスを表した説明図である。
●●[第1の実施の形態(図1〜10)]
●[電力需給制御サービスシステム1の全体構成(図1)]
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。図1に示す電力需給制御サービスシステム1は、センターサーバ10と管理者端末装置22と発電設備30とを有する。
センターサーバ10は、例えばエネルギー管理会社や電力取引所に設置されている。センターサーバ10は、インターネット等の通信回線Nを介して、電力の需給調整要求を含むデマンドレスポンス情報をアグリゲータ装置5から受信可能である。アグリゲータ装置5は、例えば電力会社や電力取引所に設置されている。デマンドレスポンス情報は、具体的には、電力需給が逼迫した際に電力使用を抑えるように促す要請(節電要求)や発電の要請(発電要求)を含むものである。また、デマンドレスポンス情報は、電力の需給調整のための電力料金の設定を含んでいる。例えば、電力料金は、電力の使用が集中する高負荷時において高額に、低負荷時において低額に設定される。なお、センターサーバ10は、自身にてデマンドレスポンス情報を作成することも可能である。つまり、センターサーバ10は、デマンドレスポンス情報を、通信回線Nを介して受信、あるいは自身で作成する。
管理者端末装置22は、発電設備30を管理している管理者20の端末装置であり、例えばスマートフォンである。なお、管理者端末装置22は、スマートフォンに限定されるものではなく、タブレット型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ等の携帯可能な端末装置であってもよいし、管理者の職場や家庭のパーソナルコンピュータ等であってもよい。管理者端末装置22は、発電設備30を管理している管理者20宛ての各種の情報(各種の情報については後述する)を送受信できればよい。管理者端末装置22は、通信回線Nを介してセンターサーバ10と情報を送受信可能である。管理者端末装置22には、センターサーバ10に対して情報を送受信でき、かつ、センターサーバ10から送られた情報を読み込んで当該管理者端末装置22の表示画面22aに表示するプログラム(専用プログラムであってもよいし、既存のメールプログラムやブラウザ等の汎用プログラムであってもよい)がインストールされている。
発電設備30は、管理者20が管理する所定の施設内で消費する少なくとも一部の電力を発電可能、あるいは発電した電力の少なくとも一部を売電可能である。発電設備30は、例えば管理者の自宅敷地内(所定の施設内)に設置されたコージェネレーションシステムであり、発電ユニット50と給湯ユニット60Aとを有するものであり、例えば燃料電池やガスエンジンコージェネレーションシステムである。後で詳しく説明するとおり、発電ユニット50は制御装置51にて制御され、給湯ユニット60Aは制御装置61Aにて制御される。そして制御装置51と制御装置61Aは互いに情報を送受信可能となるように接続されている。発電設備30は、分電盤44及び電力スマートメータ46を介して電力系統48に接続されている。なお、発電設備30にて発電した電力の全てを売電する場合、分電盤44及び電力スマートメータ46を省略してもよい。
発電設備30は、通信回線Nを介してセンターサーバ10と情報を送受信可能である。例えば発電設備30の制御装置61Aは、(通信機能付)リモコン42とルータ40を介して通信回線Nに接続されている。これらのルータ40及び(通信機能付)リモコン42を介して、センターサーバ10と発電設備30との間で情報が送受信される。
●[電力需給制御サービスシステム1における各メッセージ(情報)の流れ(図1,2)]
次に、図1,2を用いて、電力需給制御サービスシステム1における各メッセージ(情報)の流れを説明する。
[1]処理にて、まず、センターサーバ10は、デマンドレスポンス情報をアグリゲータ装置5から受信する。あるいは、[1−1]処理にて、センターサーバ10は、自身でデマンドレスポンス情報を作成する。この後、センターサーバ10は、[2]処理にて、稼動状態要求情報を発電設備30に送信する。
[2−1]処理にて、発電設備30は、稼動状態要求情報を受取ると、予め計画されている自身の稼動スケジュールである計画スケジュールと、自身の発電能力と、を含む稼動状態情報を作成する。そして、発電設備30は、[3]処理にて、稼動状態情報をセンターサーバ10に送信する。そしてセンターサーバ10は、稼動状態情報を受信する。
[4]処理にて、センターサーバ10は、受信した稼動状態情報と、デマンドレスポンス情報と、に基づいて、発電設備30に期待する運転スケジュールである期待スケジュールを作成する。そして、センターサーバ10は、[5]処理にて、期待スケジュールを含むスケジュール変更依頼情報を、管理者端末装置22に送信する。このスケジュール変更依頼情報には、発電設備30を期待スケジュールに従って稼動させた場合に管理者20に与えられると予測される、省エネルギー効果または光熱費削減効果に関する情報、あるいは報酬に関する情報、の少なくとも一方の情報を含むアドバイス情報が含まれている。スケジュール変更依頼情報の内容については、この後詳しく説明する。
管理者端末装置22は、スケジュール変更依頼情報を受信すると、スケジュール変更依頼情報に基づいたスケジュール変更依頼画面(詳細は後述する)を表示し、管理者20からの入力を待つ。そして管理者端末装置22は、スケジュール変更依頼情報を受信した後、管理者20から入力([5−1]処理)された可否情報であって発電設備30に対する計画スケジュールを期待スケジュールへ変更することの可否、及び変更が可である場合は期待スケジュールに基づいた発電設備30の運転パラメータを含む可否情報を、[6]処理にて、センターサーバ10に送信する。そしてセンターサーバ10は、可否情報を受信する。なお、可否情報の詳細については後述する。
センターサーバ10は、可否情報を受信すると、期待スケジュールへの変更が可である場合、[7]処理にて、可否情報に含まれている各種運転パラメータを含む運転制御情報を、発電設備30に送信する。そして発電設備30は、運転制御情報を受信する。
[7−1]処理にて、発電設備30は、運転制御情報に含まれている各種運転パラメータに基づいて、自身の元々の運転スケジュールである計画スケジュールを、期待スケジュールに変更する。以下、運転スケジュールを期待スケジュールに変更した発電設備30を、需給調整承諾発電設備30A(図1参照)と記す。
需給調整承諾発電設備30Aは、期待スケジュールにて自身を稼動する。需給調整承諾発電設備30Aは、期待スケジュールによる稼動を終えた後、[8]処理にて、期待スケジュールにしたがって稼動した期間の発電量である調整期間発電量を、調整期間発電情報としてセンターサーバ10へ送信する。あるいは、需給調整承諾発電設備30Aは、例えば期待スケジュールで稼動した調整期間において、[8]処理にて、所定時間毎に発電量を、適宜発電情報としてセンターサーバ10に送信する。
センターサーバ10は、調整期間発電情報を受信すると、あるいは所定時間に受信した適宜発電情報に基づいた調整期間中における発電量を積算すると(調整期間発電量を求めると)、[9]処理を行う。このように、センターサーバ10は、調整期間発電情報に基づいて、あるいは適宜発電情報に基づいて、需給調整承諾発電設備30Aが、期待スケジュールに従って稼動した調整期間の発電量である調整期間発電量を認識可能である。そして[9]処理にて、センターサーバ10は、調整期間発電量によって管理者20に実際に与えられる、省エネルギー効果または光熱費削減効果に関する情報、あるいは報酬に関する情報、の少なくとも一方の情報を含む発電結果情報を、管理者端末装置22に送信する。なお、発電結果情報の例については後述する。
●[管理者端末装置22に表示されるスケジュール変更依頼画面(図3)]
図3に、スケジュール変更依頼情報を受信した管理者端末装置22の表示画面に表示されたスケジュール変更依頼画面の例を示す。管理者端末装置22は、図2に示す[5]処理にて、スケジュール変更依頼情報を受信すると、表示画面22aにスケジュール変更依頼画面100を表示する。スケジュール変更依頼画面100は、スケジュール変更依頼情報の内容を反映している。スケジュール変更依頼画面100には、計画スケジュールに基づく計画スケジュール項目110(図3では『○月△日の燃料電池「xxxx」運転スケジュール』と表示)と、アドバイス情報に基づくアドバイス情報項目120(図3では「省エネアドバイス」と表示)と、期待スケジュールへの変更の可否を選択する可否情報項目130(図3では「DRモード設定」と表示)と、の3項目が表示される。
計画スケジュール項目110には、予め計画されている計画スケジュール等が表示されており、計画スケジュールのタイムチャート112が表示されるとともに、計画スケジュールにしたがって発電設備30を稼動させた場合の、発電設備30の稼動時間帯116と、貯湯満蓄予定時刻117[貯湯タンク62(図5参照)が満蓄になる予定時刻]と、風呂湯張り予定時刻118[風呂82(図5参照)への湯張りが完了する予定時刻]と、が表示される。また、現在の貯湯量114も表示される。なお、タイムチャート112では、発電設備30の稼動時間帯(計画スケジュールに基づいた予定稼動時間帯)がハッチングにて示されている。
アドバイス情報項目120には、アドバイス情報等が表示されており、期待スケジュールにしたがって発電設備30を運転した場合の、省エネルギー効果122、光熱費削減効果124、及び貯湯満蓄予定時刻126に関する情報、が表示される。なお、図3に示されている「DRモード(デマンドレスポンスモード)」とは、期待スケジュールにしたがって発電設備30を運転した場合の運転モードのことである。管理者は、当該アドバイス情報にて、期待スケジュールにて発電設備を稼動した場合の具体的なメリットを把握できる。管理者にとって魅力あるメリットであれば、積極的に期待スケジュールへ変更してくれることが期待できる。
可否情報項目130は、管理者からの可否情報(運転制御情報を含む)の入力を受け付ける領域である。可否情報項目130には、スケジュール変更可否項目132及び運転パラメータ設定項目134が設けられている。スケジュール変更可否項目132にて、管理者20は、発電設備30の運転スケジュールを、計画スケジュールから期待スケジュールへ変更するか否かを選択することができる。また管理者20は、期待スケジュールへの変更を可とした場合、運転パラメータ設定項目134にて、発電設備30の各種運転パラメータを、自動(おまかせ)で設定するか、あるいは手動で設定するか、を選択することができる。
詳細設定136に示すとおり、運転パラメータには、例えば、発電設備30の稼動時間帯136a、発電設備30の発電出力136b、当日の風呂湯張り136c、風呂湯張り予定時刻136d、風呂湯張りの予約136e、発電優先運転136f、家族配信136gがある。稼動時間帯136a及び発電出力136bのそれぞれの欄には、参考値として、センターサーバ10が作成した期待スケジュールに基づく稼動時間帯136a及び発電出力136bが表示されてもよい。発電優先運転136fとは、貯湯タンクが満蓄になった場合に、貯湯タンク62(図5参照)のお湯を自動的に利用して、発電設備30の稼動を継続する機能である。貯湯タンク62のお湯を利用するための選択肢として、自動廃湯、浴室暖房自動運転、あるいは床暖房自動運転がある。家族配信136gは、詳細設定136にて設定した情報を、希望する配信先に送信する機能である。
管理者20は、図2に示す[5−1]処理にて、可否情報項目130への入力を行う際、スケジュール変更可否項目132にて期待スケジュールへの変更の可否を入力するとともに、期待スケジュールへの変更を可とした場合、運転パラメータ設定項目134にて各種運転パラメータ136a〜136gの設定を入力する。この後、管理者20が、図3に示す設定ボタン140をタッチすると、管理者端末装置22が、図1,2に示す[6]処理を行う。[6]処理にて、管理者端末装置22は、図3に示す符号132〜136gに入力された情報である、期待スケジュールへの変更の可否及び当該変更が可である場合の各種運転パラメータを含む可否情報を、センターサーバ10へ送信する。
●[管理者端末装置22に表示される発電結果画面(図4)]
図4に、発電結果情報を受信した管理者端末装置22の表示画面に表示された発電結果画面の例を示す。管理者端末装置22は、図2に示す[9]処理にて、発電結果情報を受信すると、表示画面22aに発電結果画面150を表示する。発電結果画面150は、発電結果情報の内容を反映している。発電結果画面150には、例えば、発電設備30が稼動した時間帯を示すタイムチャート152、計画スケジュールにて予定されていた発電設備30の稼動時間帯154、期待スケジュールにて実際に発電設備30が稼動した時間帯155、期待スケジュールにて発電設備30が稼動した際の発電出力156(単位時間当たりの発電量)、期待スケジュール期間における全発電量である調整期間発電量157、調整期間発電量によって管理者20に実際に与えられる光熱費削減効果158が表示される。
以上に説明したとおり、電力需給制御サービスシステム1では、センターサーバ10が、デマンドレスポンス情報と発電設備30の稼動状態情報とに基づいた期待スケジュールを作成して、この期待スケジュールを含むスケジュール変更依頼情報を管理者端末装置22に送信する。スケジュール変更依頼情報を受取った管理者20は、期待スケジュールを確認するとともに、期待スケジュールに従って発電設備30を稼動するか否かを管理者端末装置22にて発電設備30の外部から選択して発電設備30の稼動を制御できる。
電力需給制御サービスシステム1では、スケジュール変更依頼情報に、省エネルギー効果や光熱費削減効果あるいは報酬の情報を含むアドバイス情報が含まれている。したがって管理者20は、このアドバイス情報を基に、期待スケジュールにて発電設備30を稼動した場合の具体的なメリットを把握できる。したがって、電力需給制御サービスシステム1では、管理者20が積極的に期待スケジュールへ変更することが支援される。
電力需給制御サービスシステム1では、期待スケジュールにて発電設備30を稼動する際の、各種運転パラメータ136a〜136gの設定を変更可能である。したがって、管理者20は好みのスケジュールにて発電設備30を稼動させることができる。
電力需給制御サービスシステム1では、発電設備30を期待スケジュールにて稼動させた場合、その結果としての実際の省エネルギー効果や光熱費削減効果、あるいは報酬に関する情報、を含む発電結果情報が管理者端末装置22に送られる。したがって、管理者20は、期待スケジュールの実行効果を実感でき、期待スケジュールの使用感が高まる。
●[発電設備30の構成の例(図5)]
既に説明したとおり、発電設備30は例えば燃料電池である。以下では、発電設備30が燃料電池であるものとして、当該燃料電池の構成例を説明する。発電設備30は、図5に示すように、発電ユニット50と給湯ユニット60Aとを有する。発電ユニット50と給湯ユニット60Aは、それぞれ専用の制御装置51,61Aを有する。両制御装置51,61Aは、互いに情報を送受信可能である。また、両制御装置51,61Aは、リモコン42からの情報に基づいて制御されている。リモコン42は、センターサーバ10と情報を送受信可能である。
発電ユニット50は、燃料処理装置52と排ガス熱交換器53とスタック熱交換器54とスタック57とインバータ58と制御装置51とを有する。燃料処理装置52には、都市ガスGA1及び空気ARが供給されている。そして、燃料処理装置52は、制御装置51からの制御信号に基づいて、都市ガスGA1と空気AR中の水蒸気とを反応させることにより、水素H2を生成する。この水素H2は、スタック57に供給されている。燃料処理装置52で生じる熱は、太矢印DIにて示すとおり、排ガス熱交換器53に供給され、その後、外部に放出されている。
スタック57では、水素H2と酸素とを反応させることにより、電気と水とが生成されている。生成された水は燃料処理装置52にて再利用される。生成された電気は、電力線55Zにてインバータ58に流されて交流電気に変換され、電力線58Zを通じて分電盤44へと流されている。スタック57で生じた熱は、スタック熱交換器54に供給されている。
配管69Aと配管56Aを経由して供給された給水は、排ガス熱交換器53とスタック熱交換器54にて加熱され、配管56Bを経由して後述の貯湯タンク62に蓄えられる。
給湯ユニット60Aは、貯湯ユニット60とバックアップユニット70とを有する。貯湯ユニット60とバックアップユニット70は一体とされており、例えば同一のケースに収容されている。貯湯ユニット60は、貯湯タンク62を有する。バックアップユニット70は、バックアップ給湯器72と熱交換器73と制御装置61Aとを有する。バックアップ給湯器72には、都市ガスGA2が供給されており、配管67Aを経由して供給される貯湯タンク62内の湯の温度が、指示された給湯温度よりも低い場合に、制御装置61Aからの制御信号に基づいて、給湯温度となるように加熱する。
配管69Aは、水道水である給水が供給され、貯湯タンク62に接続されている。また配管69Aには、制御装置61Aから制御される制御バルブBB1を介して配管56Aが接続されている。また貯湯タンク62には、貯湯タンク62からバックアップ給湯器72に給湯する配管67Aが接続されている。そしてバックアップ給湯器72には、バックアップ給湯器72からシャワー81や熱交換器73等への給湯を行う配管79Aが接続されている。なお熱交換器73への給湯は、配管79Aに設けられた制御バルブBB2(制御装置61Aから制御される)を経由して配管77Aから給湯される。そして熱交換器73からの湯は、配管77Bと制御バルブBB3(制御装置61Aから制御される)と配管67Aを経由してバックアップ給湯器72に戻される。また熱交換器73には、例えば床暖房83の配管79Eが接続されている。またバックアップ給湯器72には、風呂82内の湯を追い焚きするための配管79B、79Cが接続されている。
●[発電設備の変更例(図6〜10)]
発電設備(燃料電池)は、以下の図6〜10に示すように変更してもよい。なお、以下の変更例において、発電ユニット50、貯湯ユニット60、バックアップユニット70のそれぞれの構成は、各ユニットの細部の記載を省略しているが、図5の各ユニットと同一である。図6〜10において、図5と同一もしくは実質同一な構成・機能を有すると考えられる部分には、図5と同一の符号を付すことで、重複する説明は省略する。なお、制御装置は、ユニット毎に設けられているが、2つあるいは3つのユニットを一体化した場合は一体化したユニットで1つの制御装置が設けられている。
図6に示す発電設備31は、発電ユニット50と貯湯ユニット60とバックアップユニット70とを個別に有する。そして、各ユニット50,60,70は、それぞれ専用の制御装置51,61,71を有する。各制御装置51,61,71は、互いに情報を送受信可能である。各制御装置51,61,71は、リモコン42からの情報に基づいて各ユニット内の機器を制御する。
図7に示す発電設備32は、発電貯湯ユニット50Aとバックアップユニット70とを有する。発電貯湯ユニット50Aは、発電ユニット50と貯湯ユニット60とが一体とされたユニットであり、例えば同一のケースに収容されている。発電貯湯ユニット50Aの制御装置51Aとバックアップユニット70の制御装置71は、互いに情報を送受信可能である。両制御装置51A,71は、リモコン42からの情報に基づいて各ユニット内の機器を制御する。なお、制御装置51Aは、発電ユニット50と貯湯ユニット60の双方の動作を制御している。
図8に示す発電設備33は、発電ユニット50と貯湯ユニット60とバックアップユニット70が三位一体として構成されている。各ユニット50,60,70は、例えば同一のケースに収容されている。制御装置61Bは、各ユニット50,60,70の動作を全て制御している。制御装置61Bは、リモコン42からの情報に基づいてユニット内の機器を制御する。
図9に示す発電設備34は、発電ユニット50とバックアップユニット70とを有し、貯湯ユニットが省略されている。発電ユニット50とバックアップユニット70は一体とされており、例えば同一のケースに収容されている。制御装置71Aは、発電ユニット50とバックアップユニット70の双方の動作を制御している。制御装置71Aは、リモコン42からの情報に基づいてユニット内の機器を制御する。なお、配管69Aは、発電設備34の外部からバックアップ給湯器72に接続されて、バックアップ給湯器72に給水を行う。発電ユニット50にて発電の際に発生した熱は、給湯に利用されることなく廃棄されてしまう。
図10に示す発電設備35は、発電ユニット50とバックアップユニット70とを有する。発電ユニット50とバックアップユニット70は一体とされることなく、個別に設けられている。両ユニット50,70の制御装置51,71は、互いに情報を送受信可能である。両制御装置51,71は、リモコン42からの情報に基づいて各ユニット内の機器を制御する。図9に示した発電設備34と同様、配管69Aはバックアップ給湯器72に接続されている。また、発電ユニット50にて発電の際に発生した熱は、給湯に利用されることなく廃棄されてしまう。
●●[第2の実施の形態(図11)]
本発明の第2の実施の形態の電力需給制御サービスシステム1Aを、図11を用いて説明する。図11において図1と同一もしくは実質同一な構成・機能を有する部分には、図1と同一の符号を付すことで、重複する説明は省略する。図11に示す第2の実施の形態では、図1に示す第1の実施の形態に対して、通信アダプタ41が追加されており、ルータ40からの通信回線は、リモコン42に接続されることなく通信アダプタ41に接続されている点が異なる。なお、以下では、第1の実施の形態との相違点について主に説明する。
通信アダプタ41は、発電設備30の一部でもあり、通信回線にてルータ40と接続されており、ルータ40と情報を送受信することが可能である。また通信アダプタ41は、通信回線にて制御装置61Aと接続されており、制御装置61Aと情報を送受信することが可能である。従って第2の実施の形態では、図2に示す第1の実施の形態の[2−1]処理、[3]処理、[7−1]処理、[8]処理、のそれぞれを、リモコン42で行うのではなく通信アダプタ41(発電設備30の一部)にて行うが、処理の内容は同じであるので、説明を省略する。
●●[第3の実施の形態(図12)]
本発明の第3の実施の形態の電力需給制御サービスシステム1Bを、図12を用いて説明する。図12において図1,11と同一もしくは実質同一な構成・機能を有する部分には、図1,11と同一の符号を付すことで、重複する説明は省略する。第3の実施の形態(図12)は、第2の実施の形態(図11)に対して、ルータ40を省略し、センターサーバ10と通信アダプタ41とを専用回線41Kで接続している点が異なる。以下では、第2の実施の形態との相違点について主に説明する。
通信アダプタ41は、発電設備30の一部でもあり、センターサーバ10と専用回線41K(専用の通信回線)にて接続され、センターサーバ10と情報を送受信可能である。第2の実施の形態の通信アダプタ41は、通信回線N(汎用のインターネット等)を介してセンターサーバ10と情報の送受信を行うためにルータ40を必要としたが、第3の実施の形態の通信アダプタ41は、専用回線41Kを介して専用プロトコル等にて通信を行うことができるので、ルータ40を省略することができる。また第3の実施の形態では、第2の実施の形態と同様、図1,2に示す第1の実施の形態の[2−1]処理、[3]処理、[7−1]処理、[8]処理、のそれぞれを、リモコン42で行うのではなく通信アダプタ41(発電設備30の一部)にて行うが、処理の内容は同じであるので、説明を省略する。
●●[第4の実施の形態(図13,14)]
本発明の第4の実施の形態の電力需給制御サービスシステム1Cを、図13,14を用いて説明する。なお、図13,14において図1,2と同一もしくは実質同一な構成・機能を有すると考えられる部分には、図1,2と同一の符号を付すことで、重複する説明は省略する。第4の実施の形態の電力需給サービスシステム1C(図13)は、第1の実施の形態の電力需給サービスシステム1(図1)に対して、センターサーバ10が省略され、アグリゲータ装置6が追加され、また、発電設備30内の制御装置61Cが変更されている点が異なる。そして第1の実施の形態におけるセンターサーバ10の機能が分割され、当該センターサーバ10の機能がアグリゲータ装置6と制御装置61Cとに分割して備えられている。以下、第1の実施の形態との相違点について主に説明する。
図13に示す電力需給制御サービスシステム1Cは、アグリゲータ装置6と管理者端末装置22と発電設備30とを有する。アグリゲータ装置6は、例えば電力会社や電力取引所に設置されたサーバである。アグリゲータ装置6は、既に説明したデマンドレスポンス情報を、通信回線Nを介して受信可能である。あるいはアグリゲータ装置6は、自身にてデマンドレスポンス情報を作成することも可能である。なお、アグリゲータ装置6は、後述するように、第1の実施の形態(図1)のセンターサーバ10の機能の一部を有する。
管理者端末装置22は、第1の実施の形態(図1)の管理者端末装置22と同じ端末装置である。管理者端末装置22は、通信回線Nを介して、アグリゲータ装置6及び発電設備30と情報を送受信可能である。
発電設備30は、通信回線Nを介して、管理者端末装置22と情報を送受信可能である。発電設備30は、ルータ40及び通信機能付きリモコン42を介して、管理者端末装置22との間で情報を送受信する。なお、発電設備30は、第2の実施の形態に示したように、ルータ40及び通信アダプタ41を介して管理者端末装置22と情報を送受信してもよい。また、発電設備30は、第3の実施の形態に示したように、専用無線(専用回線)を介して、管理者端末装置22と情報を送受信してもよい。また発電設備30は、第1の実施の形態と同様、管理者20が管理する所定の施設内で消費する少なくとも一部の電力を発電可能、あるいは発電した電力の少なくとも一部を売電可能である。なお、発電装置30の制御装置61Cは、後述するように、第1の実施の形態(図1)のセンターサーバ10の機能の一部を有する。
●[電力需給制御サービスシステム1Cにおける各メッセージ(情報)の流れ(図13,14)]
次に、図13,14を用いて、電力需給制御サービスシステム1Cにおける各メッセージ(情報)の流れを説明する。まず、アグリゲータ装置6は、デマンドレスポンス情報を(図示しないサーバ等から)受信([1−A]処理)、あるいは自身で作成([1−B]処理)する。この後、アグリゲータ装置6は、[1−C]処理にて、デマンドレスポンス情報に基づいて、発電設備30に期待する運転スケジュールである期待スケジュールを作成し、作成した期待スケジュールを含む電力需給調整依頼情報を、管理者端末装置22に送信する。管理者端末装置22は、電力需給調整依頼情報を受信する。
この後、管理者20は、[2−A]処理にて、管理者端末装置22にシミュレーション要求情報を入力する。シミュレーション要求情報は、電力需給調整依頼情報に含まれている期待スケジュールを含む情報であり、かつ、発電設備30にて期待スケジュールを実施した場合に管理者20に与えられると予測される、省エネルギー効果または光熱費削減効果、あるいは(及び)報酬をシミュレーションする指令情報を含んでいる。[2−A]処理が完了すると、管理者端末装置22は、[2−B]処理にて、シミュレーション要求情報を発電設備に送信する。
発電設備30は、シミュレーション要求情報を受信すると、[3−A]処理にて、シミュレーション要求情報に含まれている期待スケジュールに基づくシミュレーションを行う。そして、発電設備30は、[3−B]処理にて、期待スケジュールに従って自身を稼動させた場合に管理者20に与えられると予測される、省エネルギー効果または光熱費削減効果に関する情報、あるいは報酬に関する情報、の少なくとも一方の情報を含むシミュレーション結果情報を、管理者端末装置22に送信する。
この後、管理者端末装置22は、シミュレーション結果情報を受信する。そして、管理者端末装置22は、例えば図3に示すスケジュール変更依頼画面100を表示画面22aに表示する。スケジュール変更依頼画面100については、既に説明したとおりである。管理者20は、図14に示す[5−A]処理にて、スケジュール変更依頼画面100に対する入力を行う。管理者20は、期待スケジュールへの変更の可否を入力するとともに、期待スケジュールへの変更を可とした場合、各種運転パラメータ136a〜136g(図3参照)の設定を入力する。この入力操作については、第1の実施の形態と同様である。
管理者20は、上述の入力操作を終えた後、例えば図3に示す設定ボタン140をタッチする。すると、管理者端末装置22は、図13,14に示す[5−B]処理を行う。この[5−B]処理にて、管理者端末装置22は、期待スケジュールへの変更の可否及び当該変更が可である場合の各種運転パラメータ136a〜136g(図3参照)の設定情報を、運転制御情報として発電設備30へ送信する。
発電設備30は、運転制御情報を受信すると、[6−A]処理を行う。この[6−A]処理にて、発電設備30は、運転制御情報に含まれている各種運転パラメータ136a〜136g(図3参照)の設定情報に基づいて、自身の元々の運転スケジュールである計画スケジュールを、期待スケジュールに変更する。以下、運転スケジュールを期待スケジュールに変更した発電設備30を、需給調整承諾発電設備30A(図13参照)と記す。
需給調整承諾発電設備30Aは、期待スケジュールにて自身を稼動する。需給調整承諾発電設備30Aは、期待スケジュールによる稼動を終えた後、[6−B]処理を行う。[6−B]処理にて、需給調整承諾発電設備30Aは、期待スケジュールにしたがって稼動した期間の発電量である調整期間発電量に基づいて、当該調整期間発電量によって管理者20に実際に与えられる、省エネルギー効果または光熱費削減効果に関する情報、あるいは報酬に関する情報、の少なくとも一方の情報を含む発電結果情報を、管理者端末装置22に送信する。
管理者端末装置22は、発電結果情報を受信すると、表示画面22aに発電結果画面150(図4参照)を表示する。発電結果画面150については、既に説明したとおりである。なお、本実施の形態において、発電結果画面150には、調整期間発電量157をアグリゲータ装置6に送信するための送信ボタン(図示省略)が設けられているものとする。管理者20は、図13,14に示す[6−C]処理にて、この送信ボタンをタッチする入力操作を行う。すると、管理者端末装置22は、[7−A]処理にて、調整期間発電量をアグリゲータ装置6に送信する。
電力需給制御サービスシステム1Cでは、期待スケジュールを第1の実施の形態(図1)のセンターサーバ10で作成することなくアグリゲータ6で作成し、省エネルギー効果または光熱費削減効果に関する情報、あるいは報酬に関する情報、をセンターサーバ10にて作成することなく発電設備30にて作成する。これにより、センターサーバ10を省略することができる。なお、発電設備30は、図6〜10に示した構成に変更可能である。
本発明の電力需給制御サービスシステムは、本実施の形態で説明した構成、構造、接続、動作、処理、情報、表示画面等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
1、1A、1B、1C 電力需給制御サービスシステム
5、6 アグリゲータ装置
10 センターサーバ
20 管理者
22 管理者端末装置
30、31、32、33、34、35 発電設備
30A 需給調整承諾発電設備
40 ルータ
41 通信アダプタ
41K 専用回線
42 リモコン
44 分電盤
46 電力スマートメータ
51、51A、61、61A、61B、61C、71 制御装置
N 通信回線

Claims (5)

  1. 電力の需給調整要求を含むデマンドレスポンス情報を、通信回線を介して受信可能あるいは自身で作成可能なセンターサーバと、
    前記通信回線を介して前記センターサーバと情報を送受信可能な管理者端末装置と、
    前記通信回線または専用回線を介して前記センターサーバと情報を送受信可能な発電設備と、を有する電力需給制御サービスシステムであって、
    前記管理者端末装置は、前記発電設備を管理している管理者の端末装置であり、
    前記発電設備は、前記管理者が管理する所定の施設内で消費する少なくとも一部の電力を発電可能、あるいは発電した電力の少なくとも一部を売電可能であり、
    前記センターサーバは、前記デマンドレスポンス情報を受信あるいは作成すると、稼動状態要求情報を、前記通信回線または前記専用回線を介して前記発電設備に送信し、
    前記発電設備は、前記稼動状態要求情報を受信すると、予め計画されている自身の稼動スケジュールである計画スケジュールと発電能力を含む稼動状態情報を、前記通信回線または前記専用回線を介して前記センターサーバに送信し、
    前記センターサーバは、前記稼動状態情報を受信すると、受信した前記稼動状態情報に含まれている前記計画スケジュールと前記発電能力と、前記デマンドレスポンス情報と、に基づいて前記発電設備に期待する稼動時間帯の変更を含む運転スケジュールである期待スケジュールを作成し、作成した前記期待スケジュールを含むスケジュール変更依頼情報を、前記通信回線を介して前記管理者端末装置に送信し、
    前記管理者端末装置は、前記スケジュール変更依頼情報を受信した後、前記管理者から入力された可否情報であって前記発電設備に対する前記計画スケジュールを前記期待スケジュールへと変更することの可否、及び前記変更が可である場合は前記期待スケジュールに基づいた前記発電設備の運転パラメータを含む前記可否情報を、前記通信回線を介して前記センターサーバに送信し、
    前記センターサーバは、前記可否情報を受信すると、前記変更が可である場合、前記可否情報に含まれている前記運転パラメータを含む運転制御情報を、前記通信回線または前記専用回線を介して前記発電設備に送信し、
    前記発電設備は、前記運転制御情報を受信すると、受信した前記運転制御情報に含まれている前記運転パラメータに基づいて自身の前記計画スケジュールを、前記期待スケジュールに変更して、前記期待スケジュールにて稼動する、
    電力需給制御サービスシステム。
  2. 電力の需給調整要求を含むデマンドレスポンス情報を、通信回線を介して受信可能あるいは自身で作成可能なセンターサーバと、
    前記通信回線を介して前記センターサーバと情報を送受信可能な管理者端末装置と、
    前記通信回線または専用回線を介して前記センターサーバと情報を送受信可能な発電設備と、を有する電力需給制御サービスシステムであって、
    前記管理者端末装置は、前記発電設備を管理している管理者の端末装置であり、
    前記発電設備は、前記管理者が管理する所定の施設内で消費する少なくとも一部の電力を発電可能、あるいは発電した電力の少なくとも一部を売電可能であり、
    前記センターサーバは、前記デマンドレスポンス情報を受信あるいは作成すると、稼動状態要求情報を、前記通信回線または前記専用回線を介して前記発電設備に送信し、
    前記発電設備は、前記稼動状態要求情報を受信すると、予め計画されている自身の稼動スケジュールである計画スケジュールと発電能力を含む稼動状態情報を、前記通信回線または前記専用回線を介して前記センターサーバに送信し、
    前記センターサーバは、前記稼動状態情報を受信すると、受信した前記稼動状態情報に含まれている前記計画スケジュールと前記発電能力と、前記デマンドレスポンス情報と、に基づいて前記発電設備に期待する稼動時間帯の変更を含む運転スケジュールである期待スケジュールを作成し、作成した前記期待スケジュールを含むスケジュール変更依頼情報を、前記通信回線を介して前記管理者端末装置に送信し、
    前記管理者端末装置は、前記スケジュール変更依頼情報を受信した後、前記管理者から入力された可否情報であって前記発電設備に対する前記計画スケジュールを前記期待スケジュールへと変更することの可否、及び前記変更が可である場合は前記期待スケジュールに基づいた前記発電設備の運転パラメータを含む前記可否情報を、前記通信回線を介して前記センターサーバに送信し、
    前記センターサーバは、前記可否情報を受信すると、前記変更が可である場合、前記可否情報に含まれている前記運転パラメータを含む運転制御情報を、前記通信回線または前記専用回線を介して前記発電設備に送信し、
    前記発電設備は、前記運転制御情報を受信すると、受信した前記運転制御情報に含まれている前記運転パラメータに基づいて自身の前記計画スケジュールを、前記期待スケジュールに変更して、前記期待スケジュールにて稼動し、前記期待スケジュールにしたがって稼動した期間の発電量を調整期間発電情報として、あるいは、前記期待スケジュールで稼動した調整期間における所定時間毎の発電量を適宜発電情報として、前記通信回線または前記専用回線を介して前記センターサーバへ送信する、
    電力需給制御サービスシステム。
  3. 請求項1または2に記載の電力需給制御サービスシステムであって、
    前記センターサーバは、
    前記計画スケジュールを前記期待スケジュールに変更した前記発電設備である需給調整承諾発電設備が、前記期待スケジュールに従って稼動した期間の発電量である調整期間発電量を認識可能であり、
    前記需給調整承諾発電設備が前記期待スケジュールに従った稼動を終えた後、前記需給調整承諾発電設備による前記調整期間発電量によって前記管理者に実際に与えられる、省エネルギー効果または光熱費削減効果に関する情報、あるいは報酬に関する情報、の少なくとも一方の情報を含む発電結果情報を、前記通信回線を介して前記管理者端末装置に送信する、
    電力需給制御サービスシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力需給制御サービスシステムであって、
    前記スケジュール変更依頼情報には、前記発電設備を前記期待スケジュールに従って稼動させた場合に前記管理者に与えられると予測される、省エネルギー効果または光熱費削減効果に関する情報、あるいは報酬に関する情報、の少なくとも一方の情報を含むアドバイス情報が含まれている、
    電力需給制御サービスシステム。
  5. 電力の需給調整要求を含むデマンドレスポンス情報を、通信回線を介して受信可能あるいは自身で作成可能なアグリゲータ装置と、
    前記通信回線を介して前記アグリゲータ装置及び発電設備と情報を送受信可能な管理者端末装置と、
    前記通信回線を介して前記管理者端末装置と情報を送受信可能な前記発電設備と、を有する電力需給制御サービスシステムであって、
    前記管理者端末装置は、前記発電設備を管理している管理者の端末装置であり、
    前記発電設備は、前記管理者が管理する所定の施設内で消費する少なくとも一部の電力を発電可能、あるいは発電した電力の少なくとも一部を売電可能であり、
    前記アグリゲータ装置は、前記デマンドレスポンス情報を受信あるいは作成すると、前記デマンドレスポンス情報に基づいて、前記発電設備に期待する運転スケジュールである期待スケジュールを作成し、作成した前記期待スケジュールを含む電力需給調整依頼情報を、前記通信回線を介して前記管理者端末装置に送信し、
    前記管理者端末装置は、前記電力需給調整依頼情報を受信した後、前記管理者から入力されたシミュレーション要求情報であって前記電力需給調整依頼情報に含まれている前記期待スケジュールと、省エネルギー効果または光熱費削減効果、あるいは報酬、をシミュレーションする指令情報と、を含む前記シミュレーション要求情報を、前記発電設備に送信し、
    前記発電設備は、前記シミュレーション要求情報を受信すると、前記シミュレーション要求情報に含まれている前記期待スケジュールに従った稼動を行った場合の、省エネルギー効果または光熱費削減効果に関する情報、あるいは報酬に関する情報、の少なくとも一方の情報を含むシミュレーション結果情報を作成して前記管理者端末装置に送信し、
    前記管理者端末装置は、前記シミュレーション結果情報を受信した後、前記管理者が前記発電設備の稼動を前記期待スケジュールに変更することを承諾した場合、前記管理者から入力された運転制御情報であって前記期待スケジュールに基づいた前記発電設備の運転パラメータを含む前記運転制御情報を、前記通信回線を介して前記発電設備に送信し、
    前記発電設備は、前記運転制御情報を受信すると、受信した運転制御情報に含まれている前記運転パラメータに基づいて前記期待スケジュールにて稼動する、
    電力需給制御サービスシステム。
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