JP6591328B2 - 無線通信システム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、プレストーク操作による通信がなされていないときに、周期的に点検信号を送受信する無線機について開示されている。
図3には、同一エリアでG1〜G3の3グループが点検通信を行う場合の各信号送信のタイミングチャートを示してある。ここで、グループG1の点検対象子局は、子局#1〜#8の8台とする。
一方、点検信号q(G1)を受信したグループG2,G3の親局は、所定の点検終了待ち時間だけ他のグループ(本例ではグループG1)の点検通信が終了するのを待ち、その後、グループ間の点検信号のぶつかりを防ぐためのランダムタイマを設定して、点検信号の送信タイミングを計る。
図示の例では、グループG2のランダムタイマとして3500msが設定され、グループG3のランダムタイマとして1250msが設定されており、先にタイムアップするグループG3の親局が点検信号q(G3)を送信して、2グループ目の点検通信が開始される。
図4は、グループG1に属する子局#2,#4,#7の3台を点検対象とした場合の各子局の応答信号の送信タイミング、及び、グループG1の点検信号q(G1)を受信したグループG2の親局の点検終了待ち動作を示したものである。
応答送信待ち時間=40ms+230ms×(n−1)
ここでは、点検信号q(G1)受信後の固定の待ち時間を40msとし、子局1台あたりの待ち時間を230msとしている。
一方、グループG1の点検信号q(G1)を受信したグループG2の親局の点検終了待ち時間は、最大子局数8台を考慮して、例えば以下の式により算出される。
点検終了待ち時間(点検信号受信時)=40ms+230ms×8=1880ms
点検終了待ち時間(応答信号受信時)=1880ms−230ms×n
1グループの点検通信時間は、信号送信間隔を230msとすると、230ms×(親局1台+子局8台)=2070msとなる。
また、3グループで点検通信を行う場合の点検通信時間は、2070ms×3グループ=6.21sとなる。
また、グループ毎の点検通信の間に設けられる点検信号送信待ち時間(ランダムタイマ)の最大値を4sとすると、3グループで点検通信を行う場合の点検信号送信待ち時間の最大値は、4s×(3−1グループ)=8sとなる。
よって、3グループの点検通信の完了に要する最大時間は、6.21s+8s=14.21sと算出される。
上記の例では、3グループの点検通信の完了に要する最大時間14.21sのうち、半分以上となる8sもの時間が通信を行わない待ち状態の時間で占められているが、この待ち時間はランダムに決定されるものであるため、どうしても最大時間を考慮せねばならず、待ち時間を短縮することはできなかった。従って、点検周期の短縮や同一エリアで点検可能なグループ数の増加が容易には実現できない方式であった。
すなわち、本発明に係る無線通信システムは、親局が子局に点検信号を送信し、子局が点検信号に対する応答信号を子局毎に異なるタイミングで親局に送信する点検通信を実行するグループを複数備えた無線通信システムにおいて、点検通信を実行中でないグループの親局は、実行中の点検通信の終了後に、グループ毎に異なる点検信号送信待ち時間の経過を待って自グループの点検通信を開始するものである。
これにより、点検通信後の待ち時間の短縮だけでなく、点検通信に要する時間の短縮も実現することができ、より効果的に、点検周期を短縮することや同一エリアで点検可能なグループ数を増加させることが可能となる。
これにより、点検通信を実行中でないグループの親局は、他グループの点検信号を受信できれば、他グループの点検通信の終了タイミングを正確に判断できるようになる。
これにより、点検通信を実行中でないグループの親局は、他グループの応答信号を受信できれば、他グループの点検通信の終了タイミングを正確に判断できるようになる。
これにより、通話通信の終了後に、ランダムタイマが最も早くタイムアップした親局のグループが点検通信を開始することができる。
これにより、親局は、電源投入時に通話通信及び他グループの点検通信が行われていないことが判明した場合には、自グループの点検通信を速やかに開始することができる。
本発明に係る無線通信システムは、親局が子局に点検信号を送信し、子局が点検信号に対する応答信号を子局毎に異なるタイミングで親局に送信する点検通信を実行するグループを複数備えた無線通信システムにおいて、点検通信を実行中でないグループの親局は、実行中の点検通信の終了後に、グループ毎に異なる点検信号送信待ち時間の経過を待って自グループの点検通信を開始するものである。
すなわち、無線機は、送受信部1と、制御部2と、メモリ3と、表示部4と、スピーカ5とを少なくとも備えている。
制御部2は、マイコン(マイクロコンピュータ)を含み、メモリ3に格納してある所定のプログラムに従って送受信部1を制御するように構成されている。
メモリ3は、上記のプログラムを格納すると共に、その他、必要な各種データの記憶にも使用される。
表示部4は、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、ユーザが必要とする各種情報を文字や記号などで表示する働きをする。
スピーカ5は、通常のトランシーバと同様、音声の発生に使用され、更に所定の音響によるアラーム鳴動にも使用される。
無線機は、図示されているものの他、マイクロホンやプレストークスイッチ等も通常のトランシーバと同様に具備しているものとする。
図6には、グループG1〜G4の4グループで点検通信を行う場合の各信号送信のタイミングチャートを示してある。なお、グループG1の点検対象子局は、子局#1〜#8の8台とする。
グループ番号は、点検中のグループを識別する情報である。
点検対象子局情報は、グループ内の点検対象となる子局を示す情報であり、各ビットが子局#1〜#8に対応し、“1”を設定されたビットに対応する子局が点検対象となり、“0”を設定されたビットに対応する子局は点検対象外となる。例えば、点検対象子局情報が“01001010”の場合には、子局#2,#4,#7の3台が点検対象子局となる。
点検信号q(G1)を受信したグループG1の各子局#1〜#8は、子局毎に異なる応答送信待ち時間をそれぞれ算出し、応答送信待ち時間の経過を待って、順次、応答信号a(G1−1)〜a(G1−8)を送信する。
このタイマがタイムアップした後(点検終了待ち時間が経過した後)、各親局に予め設定(メモリ3に記憶)されている自グループのグループ番号、及び、各グループを識別して点検順を定めた点検順データと、点検信号q(G1)に含まれる点検中のグループ番号とに基づいて、点検信号送信待ち時間を算出し、タイマを設定・起動する。
また、上記の例では、点検信号送信待ち時間の最大値は750msに抑えられ、4グループ全体での点検通信における点検信号送信待ちの最大時間は、750ms×(4−1グループ)=2.25sとなる。また、グループG2〜G4の点検対象子局数も8台とすると、4グループで点検通信を行う場合の点検通信時間は、2070ms×4グループ=8.28sとなる。よって、4グループの点検通信の完了に要する最大時間は、2.25s+8.28s=10.53sとなる。
すなわち、上記の例では、点検周期11sで4グループの点検通信を行うことが可能となる。
図8には、グループG1に属する子局#2,#4,#7の3台を点検対象とした場合の各子局の応答信号の送信タイミング、及び、グループG1の点検信号q(G1)を受信したグループG2の親局の点検終了待ち動作を示してある。
グループ番号は、点検中のグループを識別する情報である。
子局番号は、当該応答信号を送信する子局をグループ内で識別する情報であり、“0”〜“7”の各数値が子局#1〜#8にそれぞれ対応する。
点検対象子局数は、グループ内の点検対象となる子局数を示す情報である。
応答信号送信順は、グループ内で応答信号を返した順番(すなわち、自局を含む応答済子局数)を示す情報である。例えば、グループG1に属する子局#2,#4,#7の3台を点検対象とする場合には、子局#2の応答信号では“1”、子局#4の応答信号では“2”、子局#7の応答信号では“3”が格納される。
ここで、点検対象子局数と応答信号送信順が分かれば、点検対象子局数から応答信号送信順を差し引くことで点検待ち子局数を特定できるので、これらの情報(点検対象子局数及び応答信号送信順)は、点検待ち子局数を示す情報ということができる。
点検信号q(G1)を受信したグループG1の各子局は、点検信号q(G1)に含まれる点検対象子局情報から点検対象の子局番号と点検対象の子局数を特定し、更に各子局に予め設定(メモリ3に記憶)されている当該子局の子局番号に基づいて、自局より点検順が前の点検対象の子局数に応じた応答送信待ち時間を算出し、タイマを設定・起動する。
このように、従来方式では、点検対象の子局数によらず最大子局数(例えば8台)分の通信時間を確保していたのに対し、本発明方式によれば、点検対象外の子局に割り当てていた通信時間を削除して、点検対象の子局数分の通信時間のみを確保できるようになる。
このため、先行する点検通信の終了を待つ他のグループの親局は、先行する点検通信における点検信号に基づいて、点検対象の子局数に応じた点検終了待ち時間を適切に設定することができ、先行する点検通信の終了タイミングを正確に特定できる。
このように、先行する点検通信の終了を待つ他のグループの親局は、先行する点検通信における点検信号を受信できなくとも、子局の応答信号を受信できれば、点検待ちの子局数に応じた点検終了待ち時間を適切に設定することができ、先行する点検通信の終了タイミングを正確に特定できる。
従って、点検通信を実行中でないグループの親局は、他グループの点検信号を受信できれば、他グループの点検通信の終了タイミングを正確に判断できるようになる。
従って、点検通信を実行中でないグループの親局は、他グループの応答信号を受信できれば、他グループの点検通信の終了タイミングを正確に判断できるようになる。
親局は、通話通信の終了を検出すると、まず、ランダムタイマを設定する(ステップS11)。
次に、ランダムタイマがタイムアップするまでの間、他グループの点検通信が開始されるか否かを監視する(ステップS12)。
そして、点検信号送信待ち時間がタイムアップするまでの間、他グループの点検通信が開始されるか否かを監視し(ステップS17)、他グループの点検通信が開始された場合には(ステップS17;Yes)、ステップS14に戻って点検終了待ち時間を設定し直す。また、他グループの点検通信が開始されることなく点検信号送信待ち時間がタイムアップした場合には(ステップS17;No)、点検信号送信待ち時間のタイムアップ後に(ステップS18)、自グループの点検通信に係る点検信号を送信する(ステップS19)。
一方、ランダムタイマがタイムアップするまでに、他グループの点検通信が開始されなかった場合(ステップS12;No)には、ランダムタイマのタイムアップ後に(ステップS13)、自局グループ点検通信に係る点検信号を送信する(ステップS19)。
これにより、いずれかのグループの無線機間で通話通信が開始された場合には、その通話通信の終了後に、最も早くランダムタイマがタイムアップした親局のグループが点検通信を開始することができる。
親局は、まず、通話通信が行われているか否かを判定する(ステップS21)。
通話通信を検出した場合(ステップS21;Yes)には、ステップS11に移行して、通話通信の終了時の動作を行う。
一方、通話通信を検出しなかった場合(ステップS21;No)には、他グループの点検通信が行われているか否かを判定する(ステップS22)。
そして、点検信号送信待ち時間がタイムアップするまでの間、他グループの点検通信が開始されるか否かを監視し(ステップS26)、他グループの点検通信が開始された場合には(ステップS26;Yes)、ステップS23に戻って点検終了待ち時間を設定し直す。また、他グループの点検通信が開始されることなく点検信号送信待ち時間がタイムアップした場合には(ステップS26;No)、点検信号送信待ち時間のタイムアップ後に(ステップS27)、自グループの点検通信に係る点検信号を送信する(ステップS28)。
一方、他グループの点検通信を検出しなかった場合(ステップS22;No)には、自局グループ点検通信に係る点検信号を送信する(ステップS28)。
これにより、親局は、電源投入時に通話通信及び他グループの点検通信が行われていないことが判明した場合には、自グループの点検通信を速やかに開始することができる。
また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記憶する記憶媒体などとして提供することも可能である。
Claims (7)
- 親局が子局に点検信号を送信し、前記子局が前記点検信号に対する応答信号を子局毎に異なるタイミングで前記親局に送信する点検通信を実行するグループを複数備えた無線通信システムにおいて、
前記点検通信を実行中でないグループの前記親局は、実行中の前記点検通信の終了後に、グループ毎に異なる点検信号送信待ち時間の経過を待って自グループの前記点検通信を開始するものであり、
各グループの前記親局は、自グループを識別するグループ識別データと、各グループを識別して点検順を定めた点検順データをメモリに記憶しており、
前記点検通信を開始するグループの前記親局は、前記メモリに記憶したグループ識別データを前記点検信号に含めて送信し、
前記点検通信を実行中でないグループの前記親局は、他グループの前記点検信号を受信した場合に、前記点検信号に含まれるグループ識別データと前記メモリに記憶したグループ識別データ及び点検順データとに基づいて、前記他グループの点検順と自グループの点検順が近いほど短くした前記点検信号送信待ち時間を算出し、
更に、前記点検通信を実行中でないグループの前記親局は、他グループの前記点検信号を受信した場合に、前記点検信号に含まれる点検対象子局データに基づいて、前記他グループの点検対象子局数に応じた点検終了待ち時間を算出し、当該点検終了待ち時間の経過を以って、前記他グループの前記点検通信の終了と判断することを特徴とする無線通信システム。 - 親局が子局に点検信号を送信し、前記子局が前記点検信号に対する応答信号を子局毎に異なるタイミングで前記親局に送信する点検通信を実行するグループを複数備えた無線通信システムにおいて、
前記点検通信を実行中でないグループの前記親局は、実行中の前記点検通信の終了後に、グループ毎に異なる点検信号送信待ち時間の経過を待って自グループの前記点検通信を開始するものであり、
各グループの前記親局は、自グループを識別するグループ識別データと、各グループを識別して点検順を定めた点検順データをメモリに記憶しており、
前記点検通信を開始するグループの前記親局は、前記メモリに記憶したグループ識別データを前記点検信号に含めて送信し、
前記点検通信を実行中でないグループの前記親局は、他グループの前記点検信号を受信した場合に、前記点検信号に含まれるグループ識別データと前記メモリに記憶したグループ識別データ及び点検順データとに基づいて、前記他グループの点検順と自グループの点検順が近いほど短くした前記点検信号送信待ち時間を算出し、
更に、自グループの前記点検信号を受信した前記子局は、自グループの点検待ち子局数を示す情報を前記応答信号に含めて送信し、
前記点検通信を実行中でないグループの前記親局は、他グループの前記応答信号を受信した場合に、前記応答信号に含まれる点検待ち子局数を示す情報に基づいて、前記他グループの点検待ち子局数に応じた点検終了待ち時間を算出し、当該点検終了待ち時間の経過を以って、前記他グループの前記点検通信の終了と判断することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の無線通信システムにおいて、
各グループの前記子局は、自グループ内で自身を識別する子局識別データをメモリに記憶しており、
前記点検通信を開始するグループの前記親局は、点検対象となる前記子局を示す点検対象子局データを前記点検信号に含めて送信し、
自グループの前記点検信号を受信した前記子局は、前記点検信号に含まれる点検対象子局データと前記メモリに記憶した子局識別データとに基づいて、当該子局より点検順が前の点検対象子局数に応じた応答送信待ち時間を算出し、当該応答送信待ち時間が経過した後に前記応答信号を送信することを特徴とする無線通信システム。 - 親局が子局に点検信号を送信し、前記子局が前記点検信号に対する応答信号を子局毎に異なるタイミングで前記親局に送信する点検通信を実行するグループを複数備えた無線通信システムにおいて、
前記点検通信を実行中でないグループの前記親局は、実行中の前記点検通信の終了後に、グループ毎に異なる点検信号送信待ち時間の経過を待って自グループの前記点検通信を開始するものであり、
各グループの前記子局は、自グループ内で自身を識別する子局識別データをメモリに記憶しており、
前記点検通信を開始するグループの前記親局は、点検対象となる前記子局を示す点検対象子局データを前記点検信号に含めて送信し、
自グループの前記点検信号を受信した前記子局は、前記点検信号に含まれる点検対象子局データと前記メモリに記憶した子局識別データとに基づいて、当該子局より点検順が前の点検対象子局数に応じた応答送信待ち時間を算出し、当該応答送信待ち時間が経過した後に前記応答信号を送信し、
更に、前記点検通信を実行中でないグループの前記親局は、他グループの前記点検信号を受信した場合に、前記点検信号に含まれる点検対象子局データに基づいて、前記他グループの点検対象子局数に応じた点検終了待ち時間を算出し、当該点検終了待ち時間の経過を以って、前記他グループの前記点検通信の終了と判断することを特徴とする無線通信システム。 - 親局が子局に点検信号を送信し、前記子局が前記点検信号に対する応答信号を子局毎に異なるタイミングで前記親局に送信する点検通信を実行するグループを複数備えた無線通信システムにおいて、
前記点検通信を実行中でないグループの前記親局は、実行中の前記点検通信の終了後に、グループ毎に異なる点検信号送信待ち時間の経過を待って自グループの前記点検通信を開始するものであり、
各グループの前記子局は、自グループ内で自身を識別する子局識別データをメモリに記憶しており、
前記点検通信を開始するグループの前記親局は、点検対象となる前記子局を示す点検対象子局データを前記点検信号に含めて送信し、
自グループの前記点検信号を受信した前記子局は、前記点検信号に含まれる点検対象子局データと前記メモリに記憶した子局識別データとに基づいて、当該子局より点検順が前の点検対象子局数に応じた応答送信待ち時間を算出し、当該応答送信待ち時間が経過した後に前記応答信号を送信し、
更に、自グループの前記点検信号を受信した前記子局は、自グループの点検待ち子局数を示す情報を前記応答信号に含めて送信し、
前記点検通信を実行中でないグループの前記親局は、他グループの前記応答信号を受信した場合に、前記応答信号に含まれる点検待ち子局数を示す情報に基づいて、前記他グループの点検待ち子局数に応じた点検終了待ち時間を算出し、当該点検終了待ち時間の経過を以って、前記他グループの前記点検通信の終了と判断することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の無線通信システムにおいて、
前記親局は、通話通信を検出した場合に、前記通話通信の終了後にランダムタイマを設定し、当該ランダムタイマが経過するまでに他グループの前記点検通信が実行されなければ、自グループの前記点検通信を開始することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の無線通信システムにおいて、
前記親局は、電源を投入された際に、通話通信及び他グループの前記点検通信を検出しなければ、自グループの前記点検通信を開始することを特徴とする無線通信システム。
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