JP6591099B1 - 登記済通知書データを処理する装置、方法、およびプログラム - Google Patents

登記済通知書データを処理する装置、方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 登記済通知書データを用いて様々な連携処理を行うための装置、方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】 登記済通知書データを処理するための装置であって、提供された登記済通知書データを受け取る受取部と、登記済通知書データが、どの分類に該当するのかを判定する判定部と、登記済通知書データに対してなされる一連の処理の進捗状況を示す進捗表を作成する進捗表作成部とを備えている。進捗表作成部はさらに、判定の結果に応じて、進捗表における、処理と分類との組み合わせによって決定されるセルに、対応する登記済通知書データの件数を書き込み、一連の処理のうちの何れかが実行される毎に、実行された処理の結果に応じて、進捗表の各セルに書き込まれている件数を更新する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば法務局のような所定機関から提供された登記済通知書データを用いて様々な連携処理を行うための装置、方法、およびプログラムに関するものである。
法務局から市町村に送られる登記済通知書は、従来は紙媒体であった。
各市町村では、登記簿情報の管理や、所有権の移転に係る処理を行う場合、人手による作業によって、紙媒体である登記済通知書から必要な情報が読み出され、コンピュータに入力されていた。
上述したような人手による作業は、効率が悪く時間もかかる上に、誤入力の恐れもあった。
しかしながら、近年、各市町村は、法務局に申請することにより、登記済通知書を電子データでも受領できるようになった。特許文献1、2には、電子化された登記済通知書である登記済通知書データを受け取るための技術が開示されている。
特許第5220207号明細書 特許第5220209号明細書
このように、各市町村は、電子情報である登記済通知書データを受け取ることができるようになったことに伴い、登記済通知書データを電子的に活用することによって、単に、読み出しの効率化による省力化や、誤入力を低減する高精度化のみならず、様々な連携処理の実現に対する期待も高まっている。
しかしながら、特許文献1、2では、登記済通知書データを受け取る技術しか開示されておらず、登記済通知書データの電子的な活用による連携処理に関する技術は開示されていない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、登記済通知書データを用いて様々な連携処理を行うための装置、方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
すなわち、請求項1の発明は、登記済通知書データを処理するための装置によって実施される方法であって、装置が、提供された登記済通知書データを受け取り、登記済通知書データのデータ書式に基づいて、登記済通知書データが、あらかじめ定義された複数の分類のうち、どの分類に該当するのかを判定し、登記済通知書データに対してなされる一連の処理の進捗状況を示す進捗表を作成する。進捗表は、第1の方向に沿って、一連の処理が、処理の順序に従って示された第1の項目群と、第1の方向とは異なる第2の方向に沿って、複数の分類のおのおのが示された第2の項目群とによって構成される2次元表である。さらに、装置が、判定の結果に応じて、進捗表における、処理と分類との組み合わせによって決定されるセルに、対応する登記済通知書データの件数を書き込み、一連の処理のうちの何れかが実行される毎に、実行された処理の結果に応じて、進捗表の各セルに書き込まれている件数を更新する。
請求項2の発明は、進捗表が作成された場合、および、進捗表の各セルに書き込まれている件数が更新された場合、のうちの少なくとも何れかの場合に、装置が、ディスプレイから進捗表を表示させる、請求項1の発明の方法である。
請求項3の発明は、異なる時間において更新された複数の進捗表を、装置が、ディスプレイから表示させる、請求項2の発明の方法である。
請求項4の発明は、装置が、受け取った登記済通知書データを、記憶装置に記憶させ、ディスプレイから表示された進捗表における何れかのセルが指定されると、装置が、指定されたセルに関連付けられた登記済通知書データを、記憶装置から取得し、取得した登記済通知書データを、ディスプレイから表示させる、請求項の発明の方法である。
請求項5の発明は、登記済通知書データを処理するための装置であって、提供された登記済通知書データを受け取る受取部と、登記済通知書データのデータ書式に基づいて、登記済通知書データが、あらかじめ定義された複数の分類のうち、どの分類に該当するのかを判定する判定部と、登記済通知書データに対してなされる一連の処理の進捗状況を示す進捗表を作成する進捗表作成部とを備えている。進捗表は、第1の方向に沿って、一連の処理が、処理の順序に従って示された第1の項目群と、第1の方向とは異なる第2の方向に沿って、複数の分類のおのおのが示された第2の項目群とによって構成される2次元表である。進捗表作成部はさらに、判定の結果に応じて、進捗表における、処理と分類との組み合わせによって決定されるセルに、対応する登記済通知書データの件数を書き込み、一連の処理のうちの何れかが実行される毎に、実行された処理の結果に応じて、進捗表の各セルに書き込まれている件数を更新する。
請求項6の発明は、進捗表が作成された場合、および、進捗表の各セルに書き込まれている件数が更新された場合、のうちの少なくとも何れかの場合に、ディスプレイから進捗表を表示させる表示制御部をさらに備えた、請求項5の発明の装置である。
請求項7の発明は、表示制御部はさらに、異なる時間において更新された複数の進捗表を、ディスプレイから表示させる、請求項6の発明の装置である。
請求項8の発明は、受取部によって受け取られた登記済通知書データを、記憶装置に記憶させる記憶制御部と、ディスプレイにおいて表示された進捗表において、ユーザによって指定されたセルを認識する認識部と、認識部によって認識されたセルに関連付けられた登記済通知書データを、記憶装置から取得する取得部とをさらに備え、表示制御部は、取得部によって取得された登記済通知書データを、ディスプレイから表示させる、請求項の発明の装置である。
請求項9の発明は、プロセッサによって登記済通知書データを処理するためのプログラムであって、提供された登記済通知書データを受け取る機能、登記済通知書データのデータ書式に基づいて、登記済通知書データが、あらかじめ定義された複数の分類のうち、どの分類に該当するのかを判定する機能、登記済通知書データに対してなされる一連の処理の進捗状況を示す進捗表であって、第1の方向に沿って、一連の処理が、処理の順序に従って示された第1の項目群と、第1の方向とは異なる第2の方向に沿って、複数の分類のおのおのが示された第2の項目群とによって構成される2次元表である進捗表を作成する機能、判定の結果に応じて、進捗表における、処理と分類との組み合わせによって決定されるセルに、対応する登記済通知書データの件数を書き込む機能、一連の処理のうちの何れかが実行される毎に、実行された処理の結果に応じて、進捗表の各セルに書き込まれている件数を更新する機能、をプロセッサに実現させる。
本発明の装置、方法、およびプログラムによれば、登記済通知書データを用いて様々な連携処理を行うことが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係る登記済通知書データ連携処理装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、登記済通知書の分類を示す図である。 図3は、分類No.1に属する登記済通知書データの一例を示す図である。 図4は、分類No.2に属する登記済通知書データの一例を示す図である。 図5は、分類No.3に属する登記済通知書データの一例を示す図である。 図6は、分類No.4に属する登記済通知書データの一例を示す図である。 図7は、分類No.5に属する登記済通知書データの一例を示す図である。 図8は、分類No.6に属する登記済通知書データの一例を示す図である。 図9は、分類No.7に属する登記済通知書データの一例を示す図である。 図10は、進捗表の一例を示す図である。 図11は、一例として分類No.5に属する登記済通知書データから物件の所在地を特定する方法を例示する図である。 図12は、物件対応付けプログラムによる物件対応付け処理時に表示される表示画面を例示する模式図である。 図13は、更新された進捗表の一例を示す図である。 図14は、物件対応付け処理D1の流れの一例を示す流れ図である。 図15は、所有権移転異動処理D2の流れの一例を示す流れ図である。 図16は、氏名をキー情報としてなされた検索結果の表示例を示す図である。
本発明の実施形態に係る登記済通知書データ連携処理装置は、例えば法務局のような書的機関から提供された登記済通知書データを用いて様々な連携処理を行う。これによって、各市町村は、読み出しの効率化による省力化や、誤入力を低減する高精度化のみならず、登記簿情報の管理や、所有権の移転に係る処理等を、連携して効率良く実施することが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係る登記済通知書データ連携処理装置の構成例を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係る登記済通知書データ連携処理装置(以下、単に「連携処理装置」と称する)10は、バス11によって互いに接続されたCPU12、記録媒体読取部14、ディスプレイ15、ユーザ入力部16、通信部17、記憶装置18、およびメモリ20を備える。
ユーザ入力部16は、例えばキーボード、マウス、タッチ画面等のように、ユーザからの入力を受け付ける部位である。
CPU12は、コンピュータであって、メモリ20に記憶されている受取プログラム21、照会プログラム22、物件対応付けプログラム23、所有権移転処理プログラム24、判定プログラム25、進捗表作成プログラム26、表示制御プログラム27、記憶制御プログラム28、認識プログラム29、および取得プログラム30に従い、連携処理装置10の内部の動作を制御する。
受取プログラム21、照会プログラム22、物件対応付けプログラム23、所有権移転処理プログラム24、判定プログラム25、進捗表作成プログラム26、表示制御プログラム27、記憶制御プログラム28、認識プログラム29、および取得プログラム30は、メモリ20に予め記憶されていてもよいし、あるいはメモリカード等の外部記録媒体13から記録媒体読取部14を介してメモリ20に読み込まれて記憶されたものであってもよい。
受取プログラム21、照会プログラム22、物件対応付けプログラム23、所有権移転処理プログラム24、判定プログラム25、進捗表作成プログラム26、表示制御プログラム27、記憶制御プログラム28、認識プログラム29、および取得プログラム30は、ユーザによるユーザ入力部16からの入力によって書き換えできないようになっている。
メモリ20には、このようなユーザ書き換え不可能な情報の他に、ユーザが書き換え可能なデータを記憶するエリアとして、ユーザ入力部16によりなされた入力に対応する情報が入力されるエリアである書込可能データエリア31も確保されている。
通信部17は、例えばインターネットのような通信ネットワーク50に接続されており、この通信ネットワーク50を介して、法務局のような所定機関40と通信することができる。
記憶装置18は、例えばSSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)等からなり、後述するように、受取プログラム21によって受け取られた登記済通知書データaを格納するための登記簿データベース18Aや、登記済通知書データaに基づいて新規作成または内容が更新された土地家屋マスタデータbを格納するための土地家屋データベース18Bを記憶することができる。
このように構成された連携処理装置10は、CPU12が、受取プログラム21、照会プログラム22、物件対応付けプログラム23、所有権移転処理プログラム24、判定プログラム25、進捗表作成プログラム26、表示制御プログラム27、記憶制御プログラム28、認識プログラム29、および取得プログラム30に記述された命令に従い各部の動作を制御し、ソフトウェアとハードウェアとが協働して、以下に説明するように動作することによって、所定機関40から送られてきた登記済通知書データaを、各市町村の記憶装置へ登録するための一連の処理を行う。
次に、メモリ20に記憶された各プログラム21〜30の動作について詳細に説明する。
受取プログラム21は、所定機関40から通信ネットワーク50を介して送信された登記済通知書データaを、通信部17によって一括して受け取るためのプログラムである。
なお、受取プログラム21は、このように通信ネットワーク50を介して送信された登記済通知書データaを、通信部17によって一括して受け取るのみならず、所定機関40によって提供されたUSBのような外部記録媒体13を、記録媒体読取部14から一括して読み取ることによって受け取ることもできる。
受取プログラム21は、登記済通知書データaを受け取ると、受け取った登記済通知書データaを、新たなレコードとして、記憶制御プログラム28に渡す。
記憶制御プログラム28は、受取プログラム21から渡された登記済通知書データaを、新たなレコードとして登記簿データベース18Aに記憶させる。
図2は、登記済通知書の分類を示す図である。
登記済通知書は、図2に例示されるように、表示に関する通知、または権利に関する通知の2つに大分類される。さらに、表示に関する通知として大分類された登記済通知書は、土地登記済通知書、建物登記済通知書(一般)、建物登記済通知書(一般)、および建物登記済通知書(専有)の4つに小分類される。また、権利に関する通知として大分類された登記済通知書は、土地登記済通知書、建物登記済通知書(一般)、および建物登記済通知書(専有)の3つに小分類される。
このように登記済通知書は、図2に示す分類No.1〜7の何れかに分類される。そして、登記済通知書の書式は、分類に応じて異なる。同様に、登記済通知書データの書式もまた、これら分類に応じて異なる。
図3は、分類No.1に属する登記済通知書データの一例を示す図である。
図4は、分類No.2に属する登記済通知書データの一例を示す図である。
図5は、分類No.3に属する登記済通知書データの一例を示す図である。
図6は、分類No.4に属する登記済通知書データの一例を示す図である。
図7は、分類No.5に属する登記済通知書データの一例を示す図である。
図8は、分類No.6に属する登記済通知書データの一例を示す図である。
図9は、分類No.7に属する登記済通知書データの一例を示す図である。
このように、登記済通知書データの書式は、分類に応じて異なる。
受取プログラム21によって登記済通知書データaが受け取られると、判定プログラム25は、登記済通知書データaのデータ書式に基づいて、該登記済通知書データaが、分類No.1〜7のうち、どの分類に該当するのかを判定する。
すると、進捗表作成プログラム26は、図10に例示するような進捗表Aに、判定結果を反映し、表示制御プログラム27は、判定結果が反映された進捗表Aを、ディスプレイ15から表示させる。
図10は、進捗表の一例を示す図である。
進捗表Aは、第1の方向(例えば、x軸方向)に沿って、登記済通知書データaに対してなされる一連の処理d1〜d10の各名称(例えば、物件対応付け処理D1や、所有権移転異動処理D2等に関する処理の各名称)が、処理の順序に従って(すなわち、処理d1、d2、d3、・・・、d10の順に)配置された第1の項目群と、第1の方向とは異なる第2の方向(例えば、x軸方向に直交したy軸方向)に沿って、複数の分類No.1、5、2、4、3、6、7の各名称が配置された第2の項目群とによって構成される2次元表である。
進捗表作成プログラム26は、判定プログラム25による判定の結果に応じて、進捗表Aにおける、x軸の項目と、y軸の項目とが交差するセルeに、該当する登記済通知書データaの件数を書き込む。
図10に例示する進捗表Aによれば、登記簿データベース18Aに格納された登記済通知書データaは、合計で21件あり、うち12件が、分類No.1およびNo.5に属する土地に関するものであり、4件が、分類No.2、No.4、およびNo.3に属する家屋の表示に関するものであり、5件が、分類No.6およびNo.7に属する家屋の権利に関するものであることが表示されている。さらに、土地に関する12件のうち、7件が分類No.1に属する表示に関するものであり、5件が分類No.5に属する権利に関するものであり、家屋の表示に関する4件のすべてが分類2に属し、家屋の権利に関する5件のすべてが分類6に属していることが分かる。
そして、これら21件の登記済通知書データaは、登記簿データベース18Aに格納されたまま、まだ何の処理もなされていないので、すべて未処理d1のセルeに件数が記載されている。
また、認識プログラム29と、取得プログラム30とが協働することによって、進捗表Aに表示されたセルeに該当する登記済通知書データaを、登記簿データベース18Aから取得し、表示制御プログラム27が、取得された登記済通知書データaをディスプレイ15から表示させることもできる。
例えば、図10に示すように、セルe15に「5」が書き込まれている場合、分類No.5に属する未処理d1の登記済通知書データaが、5件あることが示されている。この5件の登記済通知書データaの内容を表示したい場合、ユーザは、ユーザ入力部16を使って、セルe15を指定する。この指定は、ディスプレイ15から表示されている進捗表Aに対して、例えばマウスやキーボードであるユーザ入力部16を操作することによって、カーソルをセルe15が表示されている場所まで移動させ、その場所においてマウスをクリックしたり、画面をタッチする等によって行うことができる。
認識プログラム29は、このようにしてユーザ入力部16によって指定されたセルe15を認識し、取得プログラム30は、認識プログラム29によって認識されたセルe15に対応付けられた登記済通知書データaを、登記簿データベース18Aから取得する。
表示制御プログラム27は、取得プログラム30によって取得された登記済通知書データaを、ディスプレイ15から表示させる。取得された登記済通知書データaが複数ある場合には、ユーザ操作に従って、これら複数の登記済通知書データaを、順にディスプレイ15から表示させる。あるいは、ディスプレイから、複数の登記済通知書データaを同時に表示させることもできる。これによって、ユーザは、登記済通知書データaの内容を確認することができる。
受取プログラム21はまた、登記簿データベース18Aに格納された登記済通知書データaのために、物件の所在地をキー情報として設定する。そのため、受取プログラム21はまず、登記済通知書データaに書き込まれている物件の所在地を特定する。
登記済通知書データaから物件の所在地を特定する方法について、図11を用いて説明する。
図11は、一例として分類No.5に属する登記済通知書データから物件の所在地を特定する方法を例示する図である。
図11に例示されるように、登記済通知書データaには、所在と地番との項目がある。このような登記済通知書データaから、受取プログラム21は、CSV形式データa1を読み出す。さらに、CSV形式データa1のうち、所在と地番とを組み合わせて、所在地a2「東都市赤塚一丁目1000番1」として認識することができる。なお、図11の例では、登記済通知書データaの所在で使用されている「塚」という文字が、外字であるために、該外字に対応するビットマップファイル名a3が山形括弧<>にて囲まれて、<0000FA10>のように表示されている。また、登記済通知書データaの地番では「1000番1」と記載されているが、CSV形式データa1では、「1000−1」と変換されて表示されてもよい。
登記簿データベース18Aに格納された各登記済通知書データaは、このようにして特定された所在地がキー情報として設定され、以降の処理において使用される。
例えば、キー情報に基づいて、物件対応付けプログラム23によって、登記済通知書データaに対応する土地家屋マスタデータbが、土地家屋データベース18Bから検索される。物件対応付けプログラム23によってなされるこのような検索処理について、以下に説明する。
照会プログラム22は、ユーザ入力部16を介してなされたユーザからの要求に応じて、登記簿データベース18Aに格納された登記済通知書データaを、ディスプレイ15から表示させることができる。ユーザは、任意のタイミングにおいて、照会プログラム22を使って、登記済通知書データaを、ディスプレイ15から表示させることが可能である。ディスプレイ15から表示される登記済通知書データaのイメージの例は、図3〜図9の通りである。
物件対応付けプログラム23は、図11を用いて説明したように、登記済通知書データaから、キー情報である所在地a2を取得する。そして、取得した所在地a2に一致および類似する所在地を有する土地家屋マスタデータbを、土地家屋データベース18Bから検索する。
検索結果の一例を、図12を用いて説明する。
図12は、物件対応付けプログラムによる物件対応付け処理時に表示される表示画面を例示する模式図である。
図12に例示する表示欄h1、h2、h3は、物件対応付けプログラム23によって作成され、表示制御プログラム27によってディスプレイ15から表示される。
表示欄h1には、物件対応付けプログラム23によって、登記済通知書データaから特定された所在地a2が表示されている。この例では、図11に例示する登記済通知書データaから取得された所在地a2である「東都市赤塚一丁目1000−1」が表示されている。
表示欄h2には、物件対応付けプログラム23によって土地家屋データベース18Bが検索された結果、表示欄h1に表示されている所在地a2に一致および類似する所在地を有する土地家屋マスタデータbが、物件候補として発見され、物件候補として発見された土地家屋マスタデータbにおいて特定された所在地が表示される。この例では、「東都市赤塚一丁目1000−1」という所在地によって特定される土地家屋マスタデータbが、土地家屋データベース18Bに存在することを示している。
このように、所在地が完全に一致する登記済通知書データaと土地家屋マスタデータbが発見された場合、物件対応付けプログラム23は、所在地が完全に一致する登記済通知書データaと土地家屋マスタデータbとの1対N(ただし、Nは1以上の整数)の対応付けを行う。
なお、土地家屋マスタデータbから特定される所在地が、登記済通知書データaから特定された所在地a2と同一であるとみなされる場合であっても、表記形式が一致していない場合もあり得る。例えば、登記済通知書データaから特定された所在地a2が「東都市赤塚一丁目1000−1」である一方、土地家屋マスタデータbから特定された所在地が「東都市赤塚一丁目1000番1」、「東都市赤塚1丁目1000−1」であるような場合である。
このような場合のために、物件対応付けプログラム23は、ユーザが、土地家屋マスタデータbの所在地を適切な表記に編集できるように、ディスプレイ15から、編集欄h3を表示させることもできる。
ユーザは、この表示欄h3を用いて、ユーザ入力部16から、適切な表記を入力することによって、土地家屋マスタデータbの所在地を適切な表記に編集することができる。
表示欄h3が備えている編集機能としては、h4に示されるように、大字コードより漢字名称に変換する機能、h5に示されるように、地番、枝番、号等を、スペースをカットしてハイフンにてつなぐ機能、これら機能を結合する機能等を含む。
編集後、物件対応付けプログラム23は、表示欄h1に所在地が表示されている登記済通知書データaと、表示欄h2に所在地が表示されている土地家屋マスタデータbとの1対Nの対応付けを行う。
なお、物件候補として発見される土地家屋マスタデータbが複数ある場合もある。この場合、ユーザは、物件候補とされた複数の土地家屋マスタデータbのそれぞれについて、データ内容を確認することによって、正しい土地家屋マスタデータbを決定する。
登記済通知書データaと土地家屋マスタデータbとの1対Nの対応付け処理がなされた後、進捗表作成プログラム26は、その結果を、進捗表Aに反映し、進捗表Aを更新する。
図13は、更新された進捗表の一例を示す図である。
図13に示す進捗表Aによれば、分類No.1に属する7件の登記済通知書データaのうち、物件候補ありd3に対応するセルeに「5」と記載されているように、5件が土地家屋マスタデータbと1対Nの対応付けがなされていることが示されている。一方、物件候補なしd2に対応するセルeに「2」と記載されているように、2件は土地家屋マスタデータbと1対Nの対応付けがなされていないことが示されている。そして、全体では、図10では未処理d1であった21件の登記済通知書データaが、すべて処理され、うち16件が、土地家屋マスタデータbと1対Nの対応付けがなされたために、物件候補ありd3の合計値を示すセルに「16」と記載され、残り5件は、土地家屋マスタデータbと1対Nの対応付けがなされなかったために、物件候補なしd2の合計値を示すセルに「5」と記載され、未処理d1の登記済通知書データaがなくなったために、未処理d1の合計値を示すセルに「0」が記載されている。
表示制御プログラム27は、このようにして更新された進捗表Aを、ディスプレイ15から表示させる。
ユーザは、ディスプレイ15から表示される図13のような進捗表Aを見ることによって、登記済通知書データaのうち、どの分類に何件の登記済通知書データaが存在し、それぞれがどの処理ステータスにあるのかを、具体的に把握することができる。
また、進捗表Aでは、第1の方向(例えば、x軸方向)に沿って、処理d1〜d10が、処理の順序に従って配置されているので、処理が進捗すると、セルeに書き込まれている数値が右側にシフトする。
したがって、ユーザは、図13のように更新された進捗表Aを、図10のように更新前の進捗表Aと比較し、進捗表Aに書き込まれている数値が、右側にシフトしたことを確認することによって、一連の処理の進捗具合を直感的に把握することができる。
このようなことができるように、表示制御プログラム27はさらに、異なる時間において更新された複数の進捗表Aを、ディスプレイ15から、時系列順に切り替えながら表示させることもできる。
実際、連携処理装置10にてなされる物件対応付け処理D1の流れを、流れ図で示すと、図14のように表すことができる。
図14は、物件対応付け処理D1の流れの一例を示す流れ図である。
図14における未処理d1、物件候補なしd2、物件候補ありd3、対象外d4、および完了d5は、図10および図13に示される未処理d1、物件候補なしd2、物件候補ありd3、対象外d4、および完了d5に対応している。
すなわち、物件対応付け処理D1では、未処理d1の登記済通知書データaに対して、物件対応付けプログラム23によって、前述したような物件対応付け処理D11がなされ、物件候補なしd2または物件候補ありd3に分類され、物件候補なしd2に分類された登記済通知書データaに対して、前述したようにユーザ操作によってデータ補完がなされることによって異動処理D12がなされ、その後、判定処理D13がなされることによって、登記済通知書データaは、対象外d4または完了d5に分類される。
進捗表Aのおかげで、ユーザは、図14のような流れ図をもはや参照しなくても、進捗表Aに記載されている数値を見るだけで、一連の処理における進捗状況や、達成状況を容易に把握できるようになるのみならず、現在、どの処理に、何件の登記済通知書データaが関わっているのかも把握することが可能となる。
この効果は、物件対応付け処理D1の後に、所有権移転異動処理D2のような他の処理が追加された場合にも当てはまる。
所有権移転異動処理D2とは、所有権を変更する処理のことである。したがって、所有権移転異動処理D2の対象となる登記済通知書データaは、権利に関する通知に関連している分類No.5、No.6、No.7に属する登記済通知書データaに限られる。
所有権移転異動処理D2では、相続、売買等により資産の所有者が変更された登記について、土地家屋データベース18Bにおける土地家屋マスタデータbの所有者の変更を要する場合もある。
図15は、所有権移転異動処理D2の流れの一例を示す流れ図である。
図15における未処理d7、対象外d8、設定完了d9、および異動済みd10は、図10および図13に示される未処理d7、対象外d8、設定完了d9、および異動済みd10に対応している。
所有権移転異動処理D2では、所有権移転処理プログラム24によって、未処理d7の登記済通知書データaに対して、所有権移転設定D21がなされ、対象外d8または設定完了d9に分類され、設定完了d9に分類された登記済通知書データaに対して所有権移転処理D22がなされることによって、登記済通知書データaは、異動済みd10に分類される。
所有権移転処理プログラム24は、このような所有権移転異動処理D2によって、土地の評価額を計算し、計算結果に基づいて、評価額証明情報や納税通知書を作成する。評価額証明情報は法務局へ提出され、納税通知書は納税者へ通知される。
所有権移転設定D21では、登記簿データベース18Aに格納された登記済通知書データaに記載されている「氏名」をキー情報として、土地家屋データベース18Bに格納された土地家屋マスタデータbが検索される。
この検索結果は、図16に例示するように、ディスプレイ15から表示される。
図16は、氏名をキー情報としてなされた検索結果の表示例を示す図である。
図16には、登記済通知書データaから抽出されたデータを表示する表示欄Iと、検索された土地家屋マスタデータbから抽出されたデータを表示する表示欄Jとが例示されている。
図16は、表示欄i1に示されているように、登記済通知書データaに記載されている「氏名」は「東京太郎」であり、表示欄j1に示されているように、「氏名」が「東京太郎」である1件の土地家屋マスタデータbが土地家屋データベース18Bから検索されたことを示している。
これに対して、ユーザは、検索された土地家屋マスタデータbの内容を参照し、検索された土地家屋マスタデータbが妥当であるか否かを判定する。そして、妥当であると判定した場合には、ユーザは、ユーザ入力部16を操作して、設定ボタンk1をクリックする。これによって、所有権移転設定D21が完了し、設定完了d9に移行する。これに応じて、進捗表作成プログラム26は、進捗表Aにおける対応する分類(すなわち、分類No.5、No.6、No.7のうちの何れか)における未処理d7の件数を1減少させ、設定完了d9の件数を1増加させる。
一方、ユーザが、検索された土地家屋マスタデータbの内容を参照し、妥当ではないと判定した場合には、ユーザ入力部16を操作して、取消ボタンk2をクリックする。これによって、所有権移転設定D21はなされず、対象外d8に移行する。これに応じて、進捗表作成プログラム26は、進捗表Aにおける対応する分類(すなわち、分類No.5、No.6、No.7のうちの何れか)における未処理d7の件数を1減少させ、対象外d8の件数を1増加させる。
また、「氏名」が「東京太郎」である土地家屋マスタデータbが、土地家屋データベース18Bから検索されなかった場合、図16における表示欄j1の「氏名」には「該当なし」と表示される。この場合、ユーザが、ユーザ入力部16を操作して、設定ボタンk1をクリックする。これによって、所有権移転設定D21はなされず、対象外d8に移行する。これに応じて、進捗表作成プログラム26は、進捗表Aにおける対応する分類(すなわち、分類No.5、No.6、No.7のうちの何れか)における未処理d7の件数を1減少させ、対象外d8の件数を1増加させる。
一方、「氏名」が「東京太郎」である土地家屋マスタデータbが、土地家屋データベース18Bから複数検索された場合、検索された個数に応じた数の表示欄Jが列記され、各表示欄Jの表示欄j1に検索結果である「氏名」が表示される。
ユーザは、各表示欄Jに「氏名」が表示された土地家屋マスタデータbの内容を参照し、妥当な土地家屋マスタデータbであるか否かを判定する。そして、妥当な土地家屋マスタデータbがあると判定した場合には、ユーザは、ユーザ入力部16を操作して、妥当な土地家屋マスタデータbの表示欄Jの下に配置されている設定ボタンk1をクリックする。これによって、所有権移転設定D21が完了し、設定完了d9に移行する。これに応じて、進捗表作成プログラム26は、進捗表Aにおける対応する分類(すなわち、分類No.5、No.6、No.7のうちの何れか)における未処理d7の件数を1減少させ、設定完了d9の件数を1増加させる。
一方、ユーザが、検索された土地家屋マスタデータbの内容を参照し、妥当な土地家屋マスタデータbがないと判定した場合には、ユーザ入力部16を操作して、取消ボタンk2をクリックする。これによって、所有権移転設定D21はなされず、対象外d8に移行する。これに応じて、進捗表作成プログラム26は、進捗表Aにおける対応する分類(すなわち、分類No.5、No.6、No.7のうちの何れか)における未処理d7の件数を1減少させ、対象外d8の件数を1増加させる。
所有権移転処理D22では、設定完了d9とされた土地家屋マスタデータbを用いて、所有権移転処理がなされる。所有権移転処理が完了した土地家屋マスタデータbは、異動済みd10とされる。これに応じて、進捗表作成プログラム26は、進捗表Aにおける対応する分類(すなわち、分類No.5、No.6、No.7のうちの何れか)における設定完了d9の件数を1減少させ、異動済みd10の件数を1増加させる。
これによって、所有権移転異動処理D2がなされた場合も、ユーザは、進捗表Aのおかげで、図15のような流れ図をもはや参照しなくても、進捗表Aに記載されている数値を見るだけで、一連の処理における進捗状況や、達成状況を容易に把握できるようになる。
上述したように、本実施形態に係る連携処理装置10および方法およびプログラムによれば、登記済通知書データaを用いて、様々な連携処理を、より効率的かつ高い精度で行うことが可能となる。
また、登記簿データベース18Aに記憶されている登記済通知書データaと、土地家屋データベース18Bに記憶されている土地家屋マスタデータbとの、リレーショナルな検索および照会のための連携機能を備えているので、異動情報の反映漏れ(賦課誤り)等を回避することも可能となる。
さらには、進捗表Aによって、物件対応付け処理D1や、所有権移転異動処理D2のような一連の処理の進行状況を、容易に把握することができるので、未完了の処理の見落としを回避することも可能となる。
さらにまた、進捗表Aにおけるセルeに書き込まれている数が、左側から右側にシフトしていることを確認することによって、物件対応付け処理D1や、所有権移転異動処理D2のような種々の連携処理の進捗度合いを、可視的に把握することも可能となる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、進捗表Aの数値に基づいて、線グラフや、棒グラフを作成すれば、処理の進行状況を、視覚的に表示することができるので、ユーザは、処理の状況を、より容易に把握することが可能となるが、このような変形も、本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 登記済通知書データ連携処理装置(連携処理装置)
11 バス
12 CPU
13 外部記録媒体
14 記録媒体読取部
15 ディスプレイ
16 ユーザ入力部
17 通信部
18 記憶装置
18A 登記簿データベース
18B 土地家屋データベース
20 メモリ
21 受取プログラム
22 照会プログラム
23 物件対応付けプログラム
24 所有権移転処理プログラム
25 判定プログラム
26 進捗表作成プログラム
27 表示制御プログラム
28 記憶制御プログラム
29 認識プログラム
30 取得プログラム
31 書込可能データエリア
40 所定機関
50 通信ネットワーク

Claims (9)

  1. 登記済通知書データを処理するための装置によって実施される方法であって、
    前記装置が、提供された登記済通知書データを受け取り、
    前記装置が、前記登記済通知書データのデータ書式に基づいて、前記登記済通知書データが、あらかじめ定義された複数の分類のうち、どの分類に該当するのかを判定し、
    前記装置が、前記登記済通知書データに対してなされる一連の処理の進捗状況を示す進捗表を作成し、
    前記進捗表は、第1の方向に沿って、前記一連の処理が、処理の順序に従って示された第1の項目群と、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿って、前記複数の分類のおのおのが示された第2の項目群とによって構成される2次元表であり、
    前記装置が、前記判定の結果に応じて、前記進捗表における、前記処理と前記分類との組み合わせによって決定されるセルに、対応する前記登記済通知書データの件数を書き込み、
    前記装置が、前記一連の処理のうちの何れかが実行される毎に、前記実行された処理の結果に応じて、前記進捗表の各セルに書き込まれている件数を更新する、方法。
  2. 前記進捗表が作成された場合、および、前記進捗表の各セルに書き込まれている件数が更新された場合、のうちの少なくとも何れかの場合に、前記装置が、ディスプレイから前記進捗表を表示させる、請求項1に記載の方法。
  3. 異なる時間において更新された複数の前記進捗表を、前記装置が、前記ディスプレイから表示させる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記装置が、前記受け取った登記済通知書データを、記憶装置に記憶させ
    前記ディスプレイから表示された前記進捗表における何れかのセルが指定されると、前記装置が、前記指定されたセルに関連付けられた登記済通知書データを、前記記憶装置から取得し、前記取得した登記済通知書データを、前記ディスプレイから表示させる、請求項に記載の方法。
  5. 登記済通知書データを処理するための装置であって、
    提供された登記済通知書データを受け取る受取部と、
    前記登記済通知書データのデータ書式に基づいて、前記登記済通知書データが、あらかじめ定義された複数の分類のうち、どの分類に該当するのかを判定する判定部と、
    前記登記済通知書データに対してなされる一連の処理の進捗状況を示す進捗表を作成する進捗表作成部とを備え、
    前記進捗表は、第1の方向に沿って、前記一連の処理が、処理の順序に従って示された第1の項目群と、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿って、前記複数の分類のおのおのが示された第2の項目群とによって構成される2次元表であり、
    前記進捗表作成部はさらに、
    前記判定の結果に応じて、前記進捗表における、前記処理と前記分類との組み合わせによって決定されるセルに、対応する前記登記済通知書データの件数を書き込み、
    前記一連の処理のうちの何れかが実行される毎に、前記実行された処理の結果に応じて、前記進捗表の各セルに書き込まれている件数を更新する、装置。
  6. 前記進捗表が作成された場合、および、前記進捗表の各セルに書き込まれている件数が更新された場合、のうちの少なくとも何れかの場合に、ディスプレイから前記進捗表を表示させる表示制御部をさらに備えた、請求項5に記載の装置。
  7. 前記表示制御部はさらに、異なる時間において更新された複数の前記進捗表を、前記ディスプレイから表示させる、請求項6に記載の装置。
  8. 前記受取部によって受け取られた登記済通知書データを、記憶装置に記憶させる記憶制御部と、
    前記ディスプレイにおいて表示された前記進捗表において、ユーザによって指定されたセルを認識する認識部と、
    前記認識部によって認識されたセルに関連付けられた登記済通知書データを、前記記憶装置から取得する取得部とをさらに備え、
    前記表示制御部は、前記取得部によって取得された登記済通知書データを、前記ディスプレイから表示させる、請求項に記載の装置。
  9. プロセッサによって登記済通知書データを処理するためのプログラムであって、
    提供された登記済通知書データを受け取る機能、
    前記登記済通知書データのデータ書式に基づいて、前記登記済通知書データが、あらかじめ定義された複数の分類のうち、どの分類に該当するのかを判定する機能、
    前記登記済通知書データに対してなされる一連の処理の進捗状況を示す進捗表であって、第1の方向に沿って、前記一連の処理が、処理の順序に従って示された第1の項目群と、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿って、前記複数の分類のおのおのが示された第2の項目群とによって構成される2次元表である進捗表を作成する機能、
    前記判定の結果に応じて、前記進捗表における、前記処理と前記分類との組み合わせによって決定されるセルに、対応する前記登記済通知書データの件数を書き込む機能、
    前記一連の処理のうちの何れかが実行される毎に、前記実行された処理の結果に応じて、前記進捗表の各セルに書き込まれている件数を更新する機能、
    を前記プロセッサに実現させるためのプログラム。
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