JP6590637B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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本発明は、スピーカ装置に関する。
上記技術分野において、特許文献1には、「スピーカユニット3の背面側から略水平に後方に向かう音道8からスタートして、音道8が順次屈曲し、こうして折りたたまれることにより直線領域が分割された形態となっている」スピーカボックス20が開示されている。
特許第4864685号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、バックロードホーンの構造が、振動板の軸に対して非対称であるため、反射波が振動板に対して斜め(振動板中心から見て非対称)に当たる。その結果、振動板が斜めの状態で音声信号を振動に変えてしまい、再生音のひずみの原因となっていた。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る装置は、
入力した駆動信号に応じて音を発生させる振動板と、
前記振動板を前面側に収容し、前記振動板の中心軸線に対して回転対称となるように側壁を配置したスピーカキャビネットと、
前記振動板と同軸に配置され、前記振動板の裏面から、前記スピーカキャビネットの背面板と所定の間隙を有する位置まで筒状に延設された第1内壁と、
前記振動板と同軸に配置され、前記第1内壁の内側において、前記スピーカキャビネット後方内面から、前記振動板の裏面と所定の間隙を有する位置まで筒状に延設された第2内壁と、
を備え、
前記振動板の中心軸線に対して垂直な面における、前記側壁と前記第1内壁との間に形成される空間の断面積より、前記第1内壁と前記第2内壁との間に形成される空間の断面積のほうが小さく、
前記第2内壁は、前記スピーカキャビネットの後方内面から、前記振動板の後方に向けて径大となるコーン形状であるスピーカ装置である。
本発明によれば、より音質を向上させたスピーカ装置を提供できる。
本発明の第1実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す部分透過図である。 本発明の第1実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す断面図である。 本発明の第7実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す断面図である。 本発明の第8実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す断面図である。 本発明の第9実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す断面図である 本発明の第10実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す断面図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としてのスピーカ装置100について、図1乃至図2を用いて説明する。スピーカ装置100は、図1、2に示すように、振動板101と、スピーカキャビネット102と、内壁103、104とを備えている。図1は、分かりやすいようにスピーカキャビネット102を透過させて示した全体構造斜視図である。図2は、振動板10の中心軸線110を通る面で切断した縦断面図である。
振動板101は、スピーカユニットの一部であり、入力した駆動信号に応じて音を発生させる。
スピーカキャビネット102は、側壁121と背面板122とを含み、振動板101を前面側に収容する。振動板101の中心軸線110に対して回転対称となるように側壁121を配置している。スピーカキャビネット102の全体像は円柱形(正面像は円形)であり、正面から見たときスピーカキャビネット102の側壁121と、振動板101とは、同心円状の構造となっている。
内壁103は、振動板101と同軸に配置され、振動板101の裏面から、スピーカキャビネット102の背面板122と所定の間隙を有する位置まで筒状に延設されている。
内壁104は、振動板101と同軸に配置され、内壁103の内側において、スピーカキャビネット102後方内面から、振動板101の裏面と所定の間隙を有する位置まで筒状に延設されている。
そして、振動板101の中心軸線110に対して垂直な面における、側壁と内壁103との間に形成される空間の断面積より、内壁103と内壁104との間に形成される空間の断面積のほうが小さく設計されている。
さらに内壁104の内側には、振動板101と同軸に配置され、振動板101の裏面から、スピーカキャビネット102の背面板122と所定の間隙を有する位置まで円錐部105が延設されている。
図2に示す通り、振動板101の裏側から発生した音201は、側壁121と内壁103の間隙を通って、スピーカキャビネット102の背面板122で反射する。背面板122で反射した音は、今度は、内壁103と内壁104の間隙を進み、スピーカユニットの裏面202で反射する。そうして、再度スピーカキャビネット102の背面板122に向かう間に、十分に減衰される。
これにより、振動板101の背面から発生した、前面からと同じ音量の音を減衰し、前面からの音に混じることによる音質の低下を抑制できる。振動板101の背面から出た音201は、スピーカキャビネット102内で反射し、背面板122に達するが、このとき、背面板122での反射音は、振動板101側に戻らないため、振動板101前面からの音に混入せず、振動板101を揺らすこともない。さらに、振動板101の背面から発生した音声を、断面積が徐々に減少するような音道(逆バックロードホーン)に導くことにより、反射波を低減し、結果振動板への悪影響を低減(振動板を透過してスピーカ前方へ放射される成分も低減)できる。またさらにスピーカキャビネット102内で定在波などの共振を起こしてしまうことも防止できる。
特にキャビネットの側壁を軸対称に形成し、スピーカユニットの中心軸をキャビネットの中心軸と同軸に取り付けたので、背面板122での複数の反射波が振動板101に到達する時間(位相)に差が生じない。このため、キャビネット内で反射された音圧が振動板に及ぼす影響に偏りが生じず、反射波が振動板101を斜めに揺らすことがなく、音声再生時のひずみを低減でき、やはり音質を向上させることができる。
逆バックロードホーンを折りたたむことで、スピーカ全体の大きさを家庭内での使用が可能なまでに縮小できる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係るスピーカ装置について、図3を用いて説明する。図3は、分かりやすいようにスピーカキャビネット102を透過させて示したスピーカ装置300の全体構造斜視図である。
本実施形態に係るスピーカ装置300は、上記第1実施形態と比べると、振動板101の背面に形成される音道の終端に吸音材301を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態では、逆ホーンの末端に吸音材を配置することで、振動板101の背面から出た音を、断面積が徐々に減少するような音道(逆バックロードホーン)に導きつつ、反射波を低減できる。その結果、振動板への悪影響を低減(振動板を透過してスピーカ前方へ放射される成分も低減)でき音質を向上させることができる。
また、スピーカキャビネット全体に吸音材を貼る場合に比べて、吸音材の使用量を減らしつつ同等の吸音効果が期待でき、特殊で高価な素材も使用しやすい。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係るスピーカ装置について、図4を用いて説明する。図4は、分かりやすいようにスピーカキャビネット102を透過させて示したスピーカ装置400の全体構造斜視図である。
本実施形態に係るスピーカ装置400は、上記第1実施形態と比べると、振動板101の背面に形成される音道の終端にドロンコーン401を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。ドロンコーンとは、一般的なスピーカユニットから駆動部分を省いた振動板のみのものであり、音声を吸収する。
このように逆ホーンの終端に径の小さなスピーカユニットを取り付け、コイル出力に対して抵抗、コンデンサ、コイルといった受動素子を用いた負荷をかけることで背圧のダンパー(一種の振動吸収器、つまり吸音体)を構成してもよい。このとき径の小さなスピーカで十分であり安価に構成できる。
本実施形態では、逆ホーンの末端にドロンコーンを配置することで、振動板101の背面から出た音を、断面積が徐々に減少するような音道(逆バックロードホーン)に導きつつ、効果的に反射波を低減できる。その結果、振動板への悪影響を低減(振動板を透過してスピーカ前方へ放射される成分も低減)でき音質を向上させることができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態に係る様々なスピーカ装置について、図5、図6を用いて説明する。図5は、スピーカ装置の音道の終端構成例を示すため、振動板101の中心軸線110を通る面で切断した縦断面図を表わしている。
図5において、左側の断面501〜503は、第1、第2、第3実施形態と同様であり、説明は省略する。右上の断面504は、吸音材なしで、音道(逆バックロードホーン)の終端を開放させたものである。右中の断面505は、吸音材ありで、音道の終端を開放させたものである。さらに、右下の断面506は、音道の終端に、駆動部分を有するスピーカユニット561を配置したものである。
これらのように終端を開放することで、振動板背面への反射波による影響がほとんどなくなる。
駆動部分を有するスピーカユニット561を配置することで、反射波の吸音や音質調整を行なうことができる。スピーカユニット561の場合は磁気回路とコイルが追加されるため、音圧を受けることでコイル両端に電圧が発生する。そこに抵抗などの受動素子を接続することでダンパーとしての係数を自由に設計できる。つまり、逆ホーンで集められた音圧で発電させてエネルギーを消費=吸音させる。小口径のスピーカですみ、単純な円筒と違って定在波が発生しにくい。また一般的な吸音材との併用することで、それぞれ別帯域の吸音を分担すればより効果的である。
[第5実施形態]
次に本発明の第5実施形態に係るスピーカ装置600について、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態に係るスピーカ装置600を振動板101の中心軸線110を通る面で切断した縦断面図601および、スピーカ装置600を中心軸線110に垂直な面で切断した横断面図602を表わしている。本実施形態に係るスピーカ装置600は、上記第1実施形態と比べると、内壁がコーン形状ではなく、円筒形状である点で異なる。その他の構成および動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、音道の隔壁を円筒にすることで製作が簡易化される。また、1→2→3と段階的に音道の断面積が減少するため、効果的に反射波を低減できる。
[第6実施形態]
次に本発明の第6実施形態に係るスピーカ装置700について、図7を用いて説明する。図7は、本実施形態に係るスピーカ装置700を振動板101の中心軸線110を通る面で切断した縦断面図701および、スピーカ装置700を中心軸線110に垂直な面で切断した横断面図702を表わしている。本実施形態に係るスピーカ装置700は、上記第5実施形態と比べると、外壁721および内壁703、704が円筒形状ではなく、角筒形状である点で異なる。その他の構成および動作は、第5実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、音道の隔壁を角筒にすることで製作がより簡易化される。また、1→2→3と段階的に音道の断面積が減少するため、効果的に反射波を低減できる。
[第7実施形態]
次に本発明の第7実施形態に係るスピーカ装置800について、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態に係るスピーカ装置800を振動板101の中心軸線110を通る面で切断した縦断面図801および、スピーカ装置800を中心軸線110に垂直な面で切断した横断面図802を表わしている。本実施形態に係るスピーカ装置800は、上記第6実施形態と比べると、内壁704のさらに内側において、内壁805を有している点で異なる。内壁805は、振動板101と同軸に配置され、振動板101の裏面から、スピーカキャビネット102の背面板122と所定の間隙を有する位置まで角筒状に延設されている。その他の構成および動作は、第6実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、第6実施形態に対してより音道を長くすることができるため、効果的に反射波を低減できる。
[第8実施形態]
次に本発明の第8実施形態に係るスピーカ装置900について、図9を用いて説明する。図9は、本実施形態に係るスピーカ装置900を振動板101の中心軸線110を通る面で切断した縦断面図901および、スピーカ装置800を中心軸線110に垂直な面で切断した横断面図902を表わしている。本実施形態に係るスピーカ装置900は、上記第6実施形態と比べると、内壁805のさらに内側において、内壁906を有している点で異なる。内壁906は、振動板101と同軸に配置され、スピーカキャビネット102の背面板122から、振動板101の裏面と所定の間隙を有する位置まで角筒状に延設されている。その他の構成および動作は、第7実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、第7実施形態に対してさらに音道を長くすることができるため、効果的に反射波を低減できる。また、終端を密閉型にも開放型にもできる。
[第9実施形態]
次に本発明の第9実施形態に係るスピーカ装置1001、1002について、図10を用いて説明する。図10は、本実施形態に係るスピーカ装置1001、1002を振動板101の中心軸線110と垂直な面で切断した横断面図を表わしている。本実施形態に係るスピーカ装置1001は、上記第6実施形態と比べると、内壁1003が内壁703を90度回転させたものである点で異なる。その他の構成および動作は、第6実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。本実施形態に係るスピーカ装置1002は、上記第8実施形態と比べると、内壁1003と内壁1005が内壁703、905を90度回転させたものである点で異なる。その他の構成および動作は、第8実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、内壁同士を接合できるため、結果的にスピーカ装置の強度および耐久性を高めることができる。
[第10実施形態]
次に本発明の第10実施形態に係るスピーカ装置1101、1102について、図11を用いて説明する。図11は、本実施形態に係るスピーカ装置1100を振動板101の中心軸線110と垂直な面で切断した横断面図を表わしている。
本実施形態に係るスピーカ装置1100は、上記第6実施形態と比べると、内壁1103が内壁703を所定の角度回転させ、内壁1104が内壁704を所定の角度回転させ、内壁1105が内壁705を所定の角度回転させたものである点で異なる。その他の構成および動作は、第6実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、内壁同士を接合できるため、結果的にスピーカ装置の強度および耐久性を高めることができ、さらに、角筒の設置角度や大きさを変えることで、各折り返しにおける音道の断面積の減少率を自由に設定できる。
[第11実施形態]
次に本発明の他の実施形態に係るスピーカ装置について、図12〜図15を用いて説明する。図12〜図15は、本実施形態に係るスピーカ装置1210〜1260、1300、1410、1420を、振動板101の中心軸線110と垂直な面で切断した横断面図を表わしている。
図12のスピーカ装置1210は、三角筒形状の側壁1211、内壁1213、1214を備えている。また、スピーカ装置1220は、三角筒形状の側壁1211、内壁1223、1214を備えている。内壁1223は、内壁1213を60度回転したものであり、これにより、内壁同士を接合できる。
図12のスピーカ装置1230は、五画筒形状の側壁1231、内壁1233、1234を備えている。また、スピーカ装置1240は、三角筒形状の側壁1231、内壁1243、1234を備えている。内壁1243は、内壁1233を36度回転したものであり、これにより、内壁同士を接合できる。
もちろんいずれの形状であれ、振動板の中心軸線に対して回転対称となるような形状の側壁となっている。そして、振動板の中心軸線に対して垂直な面における、側壁と第1内壁との間に形成される空間の断面積より、第1内壁と前記第2内壁との間に形成される空間の断面積のほうが小さい。
図13のスピーカ装置1300は、方形筒形状の側壁1331、内壁1333、1334、1335を備えている。内壁1333、1335は、ひし形筒形状であり、これにより、側壁1331と内壁1333、内壁1333と内壁1334、内壁1334と内壁1335とを接合でき、強度を向上させることができる。このように正面像が例えば4角形の場合、縦横比が異なる長方形でも、スピーカユニットの中心を通る直線の両側で同じ構造を保つことができる。
図14のスピーカ装置1400のように、三角形の外壁1401が形成する空間を仕切る内壁1402〜1403と、中心に配置された円筒1404によって構成してもよい。またさらに、図15のスピーカ装置1500のように、正方形の外壁1501が形成する空間を仕切る菱形の内壁1502と、中心に配置された円筒1503とを含むように構成してもよい。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。

Claims (8)

  1. 入力した駆動信号に応じて音を発生させる振動板と、
    前記振動板を前面側に収容し、前記振動板の中心軸線に対して回転対称となるように側壁を配置したスピーカキャビネットと、
    前記振動板と同軸に配置され、前記振動板の裏面から、前記スピーカキャビネットの背面板と所定の間隙を有する位置まで筒状に延設された第1内壁と、
    前記振動板と同軸に配置され、前記第1内壁の内側において、前記スピーカキャビネット後方内面から、前記振動板の裏面と所定の間隙を有する位置まで筒状に延設された第2内壁と、
    を備え、
    前記振動板の中心軸線に対して垂直な面における、前記側壁と前記第1内壁との間に形成される空間の断面積より、前記第1内壁と前記第2内壁との間に形成される空間の断面積のほうが小さく、
    前記第2内壁は、前記スピーカキャビネットの後方内面から、前記振動板の後方に向けて径大となるコーン形状であるスピーカ装置。
  2. 前記スピーカキャビネットは、前記振動板と同軸に配置された円筒形状の筐体である請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記スピーカキャビネットは、前記振動板と同軸に配置された角筒形状の筐体である請求項1に記載のスピーカ装置。
  4. 前記第1内壁は、前記振動板の裏面から、前記振動板の後方に向けて径大となるコーン形状である請求項1、2または3に記載のスピーカ装置。
  5. 前記第2内壁内において、前記振動板から伝達された振動を吸収する吸音材を設けた請求項1乃至のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
  6. 前記第2内壁内において、前記スピーカキャビネットの背面板に、前記振動板から伝達された振動を吸収する小型スピーカを設けた請求項1乃至のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
  7. 前記小型スピーカは、ドロンコーン方式である請求項に記載のスピーカ装置。
  8. 前記小型スピーカを、前記駆動信号に同期して振動させる請求項に記載のスピーカ装置。
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