JP6590337B2 - リガメントゲルの産生方法および人工靭帯の作製方法 - Google Patents
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特開2011−217964号公報(特許文献1)には、動物の生体内で、断裂した腱を細胞支持体上に固定するステップ、(その断裂した腱の端部に集まる)遊走性腱細胞を培養してテンドンゲル(tendon gel)を細胞支持体上に産生させるステップ、その遊走性腱細胞から産生されてから所定の期間内にあるテンドンゲルを回収するステップ、および回収されたテンドンゲルに張力をかけるステップを含む、テンドンゲル由来の人工腱の作製方法が開示されている。
(A1)動物(ヒトを除く)の生体内において、断裂した腱の、腱鞘を切開または切除していない端部をフィルムで挟むステップ、
(A2)前記端部から前記フィルム上に展開される、前記腱鞘に由来する結合組織とアモルファスなゲル状組織とを含む物質(以下「テンドンゲル」と称する。)を、所定の期間、生体内で保持して成熟させるステップ、および
(A3)前記成熟したテンドンゲルを採取した後、前記結合組織を除去し、前記アモルファスなゲル状組織に富んだ物質(以下「リガメントゲル」と称する。)を単離するステップ
を含むことを特徴とする、リガメントゲルの産生方法。
(B1)動物(ヒトを除く)の生体内において、断裂した腱の端部の腱鞘を切開または切除し、内部のコラーゲン線維束をフィルムで挟むステップ、
(B2)前記コラーゲン線維束から前記フィルム上に展開される、アモルファスなゲル状組織に富んだ物質(以下「リガメントゲル」と称する。)を、所定の期間、生体内で保持して成熟させるステップ、および
(B3)前記成熟したリガメントゲルを採取するステップ
を含むことを特徴とする、リガメントゲルの産生方法。
前記リガメントゲルに含まれる前記アモルファスなゲル状組織の割合が80%以上である、項1または2に記載のリガメントゲルの産生方法。
前記フィルムがシート状、袋状または円筒状であり、それぞれ板状、塊状または円柱状のリガメントゲルを採取する、項1〜3のいずれか一項に記載のリガメントゲルの産生方法。
前記所定の期間が、前記テンドンゲルまたはリガメントゲルが前記フィルム上に展開され始めてから7〜14日目である、項1〜4のいずれか一項に記載のリガメントゲルの産生方法。
動物の生体外において、成熟後のリガメントゲルに張力をかけるステップを含むことを特徴とする、人工靭帯の作製方法。
前記リガメントに張力をかけるステップが、張力を単調増加的にかける方法、一定の張力を繰り返しかける方法、または一定の張力をかけ続ける方法 によって行われる、項6に記載の人工靭帯の作製方法。
本発明のリガメントゲルの産生方法の第1実施形態(以下「第1産生方法」と呼ぶ。)は、少なくとも下記のステップ(A1)〜(A3)を含む:
(A1)動物(ヒトを除く)の生体内において、断裂した腱の、腱鞘を切開または切除していない端部をフィルムで挟むステップ;
(A2)前記端部から前記フィルム上に展開される、前記腱鞘に由来する結合組織とアモルファスなゲル状組織とを含む物質(以下「テンドンゲル」と称する。)を、所定の期間、生体内で保持して成熟させるステップ;および
(A3)前記成熟したテンドンゲルを採取した後、前記結合組織を除去し、前記アモルファスなゲル状組織に富んだ物質(以下「リガメントゲル」と称する。)を単離するステップ。
(B1)動物(ヒトを除く)の生体内において、断裂した腱の端部の腱鞘を切開または切除し、内部のコラーゲン線維束をフィルムで挟むステップ;
(B2)前記コラーゲン線維束から前記フィルム上に展開される、アモルファスなゲル状組織に富んだ物質(リガメントゲル)を、所定の期間、生体内で保持して成熟させるステップ;および
(B3)前記成熟したリガメントゲルを採取するステップ。
リガメントゲルは、断裂した腱(コラーゲン線維束)の端部に集合する“遊走性腱細胞”から分泌される、アモルファスなゲル状組織に富んだ物質である。「アモルファスなゲル状組織」は、コラーゲン分子を主体とした糖タンパク質からなる組織であり、張力をかけることによりコラーゲン分子が架橋し、配向したコラーゲン線維束を形成することから、「コラーゲン前駆体」ということもできる。リガメントゲルは、針状構造体から構成され、針状構造体の粗に集合した層と密に集合した層が重積して一枚の層板結晶を形成している。リガメントゲルには、腱鞘その他の結合組織はほとんど含まれない一方、それを産生した遊走性腱細胞が容易には分離しがたい状態で含まれている。リガメントゲルに張力をかけて人工靭帯を作製する場合、ある段階でリガメントゲル中の遊走性腱細胞の形態が変化して、膠原線維を束ねる機能を果たす腱細胞になる。
なお、遊走性腱細胞も膠原線維を形成するので線維芽細胞に属するが、次のような理由により、一般的な線維芽細胞とは異なる細胞として位置づけられる。
第1産生方法の工程(A1)において断裂した腱の腱鞘を切開または切除していない端部を挟み、工程(A2)においてテンドンゲルを展開させるためのフィルム、および第2産生方法の工程(B1)においてコラーゲン線維束を挟み、工程(B2)においてリガメントゲルを展開させるためのフィルムとしては、遊走性腱細胞の支持体となり、かつ分泌されたテンドンゲルまたはリガメントゲルを剥がし取ることのできる材質からなるものが適切である。そのようなフィルムは、細胞培養用または医療用として公知の各種のフィルム(細胞支持体)の中から選択することができる。例えば、フッ素樹脂、ポリエステル樹脂(ポリ乳酸(PLA)、ポリグリコール酸(PGA)、ポリカプロラクトン(PCL)等)、アクリル樹脂、尿素樹脂などの合成ポリマーからなるフィルムが好ましく、なかでもフッ素樹脂フィルムは疎水性で生体親和性が低いこと、つまり生体組織となじみがなくテンドンゲルまたはリガメントゲルを剥がしやすいという観点から特に好ましい。
本発明の人工靭帯の作製方法は、少なくとも、動物の生体外において、成熟したリガメントゲルに張力(引張応力)をかけるステップを含み、人工靭帯の作製を阻害しない範囲で、好ましくは作製効率や作製される人工靭帯の品質を同等以上のものとするよう、必要に応じてその他のステップを含んでいてもよい。成熟したリガメントゲルは、前述したようなリガメントゲルの第1産生方法または第2産生方法により、ヒトまたはその他の動物の生体内から採取することができる。
典型的な張力のかけ方としては、例えば、張力を単調増加的にかける方法(本明細書において「第1張力印加方法」と称する。)、一定の張力を繰り返しかける方法(同じく「第2張力印加方法」と称する。)、一定の張力をかけ続ける方法(同じく「第3張力印加方法」と称する。)が挙げられる。
以上のようにして作製された人工靭帯は、従来の移植用の靭帯と同様に使用することができる。
(1)第1実施形態に基づくリガメントゲルの調製
成熟マウスの下腿三頭筋を形成するアキレス腱のうち、腓腹筋内側頭に属する部分を剖出し、アキレス腱の中央部を眼科手術用ハサミで切断した。フッ素樹脂フィルム(商品名「アフレックス」(登録商標)、旭硝子株式会社、縦4.2mm×横3.5mm×厚さ0.02mmのシート状)の上に、切断されたアキレス腱の近位端を載せ、医療用針付きナイロン縫合糸(10-0, Matsuda sutures社製)で結紮固定した。リンガー液を滴下後、もう1枚の上記フィルムで覆い、2枚のフィルムの四隅を上記縫合糸で結紮した。切開した皮膚をナイロン糸(5-0, Matsuda sutures社製)で縫合後、この状態を生体内で適時温存した。
成熟マウスの下腿三頭筋を形成するアキレス腱のうち、腓腹筋内側頭に属する部分を剖出した。アキレス腱の中央部を眼科手術用ハサミで切断し、さらに近位端の腱鞘を切開した。フッ素樹脂フィルム(商品名「アフレックス」(登録商標)、旭硝子株式会社、縦4.2mm×横3.5mm×厚さ0.02mmのシート状)の上に、コラーゲン線維束のみを載せ、医療用針付きナイロン縫合糸(10-0, Matsuda sutures社製)で結紮固定した。リンガー液を滴下後、もう1枚の上記フィルムで覆い、2枚のフィルムの四隅を上記縫合糸で結紮した。切開した皮膚をナイロン糸(5-0, Matsuda sutures社製)で縫合後、この状態を生体内で適時温存した。この処置により、腱断裂部近傍に遊走した腱細胞から、フィルム上にゲル状物質(コラーゲン前駆体)が分泌された。術後、所定の期間(例えば10日間)経過後に、フィルム上に形成された板状のリガメントゲルを体外に取り出せば、そのまま成熟したリガメントゲルとして使用することができる。
上記(1)のようにして調製された成熟したリガメントゲル試料に、リンガー液内に浸漬した状態で、ワイヤまたは結紮糸をつなぎ、張力印加試料を作製した。張力印加条件は、(i)マニピュレーターを用いて20MPaを最大値とする引張応力を単調増加的に印加する(本発明の第1張力印加方法に相当する引張試験、引張速度:約20μm/s、図2参照)、(ii)アクチュエーター(「TD−102」、テクノハンズ株式会社)を用いて5〜10MPaのほぼ一定の引張応力(約0.5mmのひずみ)を360回/hのサイクルで10日間にわたって繰り返し印加する(本発明の第2張力印加方法に相当するサイクル試験、図8参照)、および(iii)デジタルフォースゲージを用いて5〜10MPaのほぼ一定の引張応力(約0.5mmのひずみ)を10日間にわたって静的に印加する(本発明の第3張力印加方法に相当するクリープ試験、図10参照)である。試験後、それぞれの条件下で印加した荷重とコラーゲン線維束の直径との関係を評価した。
(i)引張試験
3日目に採取した試料は、張力を印加してもほとんど伸びることなく固定ピンから脱落した。5日目に採取した試料は、張力を印加すると形状が少し細長く変化して紐状組織となったが、コラーゲン線維の配向は観察されなかった。
上述したように、リガメントゲルに対して張力を単調増加的に負荷するとコラーゲン線維は太くなるが繊維状になる。そこで、前述したような条件により定荷重を繰り返し印加する試験(サイクル試験)と、同じく定荷重を連続的に印加する試験(クリープ試験)において、リガメントゲルにコラーゲン線維束がどの程度形成されるかを調べた。
Claims (8)
- (A1)動物(ヒトを除く)の生体内において、断裂した腱の、腱鞘を切開または切除していない端部をフィルムで挟むステップ、
(A2)前記端部から前記フィルム上に展開される、前記腱鞘に由来する結合組織とアモルファスなゲル状組織とを含む物質(以下「テンドンゲル」と称する。)を、所定の期間、生体内で保持して成熟させるステップ、および
(A3)前記(A2)によって成熟したテンドンゲルを採取した後、前記結合組織を除去し、前記アモルファスなゲル状組織を80%以上含む物質(以下「リガメントゲル1」と称する。)を単離するステップ
を含むことを特徴とする、成熟したリガメントゲルの産生方法。 - (B1)動物(ヒトを除く)の生体内において、断裂した腱の端部の腱鞘を切開または切除し、内部のコラーゲン線維束をフィルムで挟むステップ、
(B2)前記コラーゲン線維束から前記フィルム上に展開される、アモルファスなゲル状組織を80%以上含む物質(以下「リガメントゲル2」と称する。)を、所定の期間、生体内で保持して成熟させるステップ、および
(B3)前記(B2)によって成熟したリガメントゲル(以下「リガメントゲル3」と称する。)を採取するステップ
を含むことを特徴とする、成熟したリガメントゲルの産生方法。 - 前記フィルムがシート状、袋状または円筒状であり、それぞれ板状、塊状または円柱状の成熟したリガメントゲルを採取する、請求項1または2のいずれか一項に記載の成熟したリガメントゲルの産生方法。
- 前記所定の期間が、前記テンドンゲルまたはリガメントゲル2が前記フィルム上に展開され始めてから7〜14日目である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の成熟したリガメントゲルの産生方法。
- 動物の生体外において、下記リガメントゲルの産生方法(I)または(II)で得られた成熟したリガメントゲルに張力をかけるステップを含むことを特徴とする、人工靭帯の作製方法。
(I):(A1)動物(ヒトを除く)の生体内において、断裂した腱の、腱鞘を切開または切除していない端部をフィルムで挟むステップ、
(A2)前記端部から前記フィルム上に展開される、前記腱鞘に由来する結合組織とアモルファスなゲル状組織とを含む物質(以下「テンドンゲル」と称する。)を、所定の期間、生体内で保持して成熟させるステップ、および
(A3)前記(A2)によって成熟したテンドンゲルを採取した後、前記結合組織を除去し、前記アモルファスなゲル状組織を80%以上含む物質(以下「リガメントゲル1」と称する。)を単離するステップ
を含むことを特徴とする、成熟したリガメントゲルの産生方法。
(II):(B1)動物(ヒトを除く)の生体内において、断裂した腱の端部の腱鞘を切開または切除し、内部のコラーゲン線維束をフィルムで挟むステップ、
(B2)前記コラーゲン線維束から前記フィルム上に展開される、アモルファスなゲル状組織を80%以上含む物質(以下「リガメントゲル2」と称する。)を、所定の期間、生体内で保持して成熟させるステップ、および
(B3)前記(B2)によって成熟したリガメントゲル(以下「リガメントゲル3」と称する。)を採取するステップ
を含むことを特徴とする、成熟したリガメントゲルの産生方法。 - 前記成熟したリガメントゲルに張力をかけるステップが、張力を単調増加的にかける方法、一定の張力を繰り返しかける方法、または一定の張力をかけ続ける方法によって行われる、請求項5に記載の人工靭帯の作製方法。
- 動物の生体外において、張力をかけた場合にコラーゲンが束状に配列するようになる膠原繊維の配向結晶化が起きる、下記リガメントゲル4に張力をかけるステップを含むことを特徴とする、人工靭帯の作製方法。
リガメントゲル4:断裂した腱の端部に集合する、遊走性腱細胞から分泌される、アモルファスなゲル状組織を80%以上含み、結合組織の含有割合が20%以下である物質。 - 前記リガメントゲル4に張力をかけるステップが、張力を単調増加的にかける方法、一定の張力を繰り返しかける方法、または一定の張力をかけ続ける方法によって行われる、請求項7に記載の人工靭帯の作製方法。
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