JP6587559B2 - 脱臭装置 - Google Patents
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Description
前記タンクの上部には、浄化対象である前記気体を前記タンクの外部から吸引する吸気部と、前記吸気部からの前記気体を前記タンクの内部の下方に向けて送り出すエジェクタと、が設けられ、
前記タンクの下部には、前記気体を処理する処理液の貯留部と、前記エジェクタから送り出された前記気体を前記タンクの外部に排出する排出口と、が設けられ、
前記吸気部で吸引される前記気体に脱臭剤を供給する脱臭剤供給部を備え、
前記エジェクタは、前記貯留部からポンプにより供給される前記処理液を噴出するノズルと、当該ノズルに対して隙間を設けて外挿されるハウジングとを備えることにより、前記ノズルと前記ハウジングとの隙間に前記気体を吸引する第1吸引部を備えると共に、前記ハウジングの下端部にガイド筒を外挿することにより、前記ハウジングの下端部と前記ガイド筒との隙間に前記気体を吸引する第2吸引部を備え、前記第1吸引部で吸引した前記気体と前記ノズルから供給される前記処理液とを混合させ、前記第2吸引部で吸引した前記気体と前記処理液とを混合させる点にある。
従って、エジェクタの大型化を抑制しつつ、エジェクタでの吸気量を増大し、ポンプ容量の増大も必要とせず気体を良好に脱臭する脱臭装置が構成された。
〔基本構成・脱臭の概要〕
図1、図2に示すように、下部位置に排出口6および処理液Wの貯留部Cが下部に形成されたタンクAと、タンクAの内部に配置されるエジェクタBと、貯留部Cに貯留される処理液WをエジェクタBに供給する循環ポンプPaと、処理液補給ユニットDと、冷却ユニットEと、沈殿物回収ユニットFと、浮遊物回収ユニットGと、脱臭剤供給部Jと、分解剤供給部Kとを備えて脱臭装置が構成されている。
図1、図2に示すように、タンクAは、縦向き姿勢の軸芯Xを中心とする円筒状の側壁1と、円盤状の上壁2と、中央ほど下方に突出する漏斗状の底壁3とを備えており、タンクAの下部の側壁1には排出口6が形成されている。この排出口6は、貯留部Cの処理液Wの液面に浮き上がった状態で存在する浮遊物(捕獲物質)をオーバーフローさせる形態で排出する機能も有する。
処理液補給ユニットDは、処理液タンク21と、処理液タンク21からの処理液Wを送り出す補給管22と、補給管22での処理液Wの流れを制御するため電磁開閉型の補給弁23とを備えている。この処理液補給ユニットDでは、補給管22の注水口22aがタンクAの内部に配置されている。
脱臭剤供給部Jは、空気を吸引し無声放電等により空気中の酸素からオゾンを生成するオゾン生成装置を備えている。分解剤供給部Kは、水成二酸化塩素、クエン酸等の分解剤を含む水溶液を貯留する分解剤タンク27と、排出管28と、この排出管28を開閉する電磁開閉型の排出制御弁29とを備えている。尚、排出管28の先端にはタンクAの内部に分解剤を散布する散布ノズル28aを備えている。
沈殿物回収ユニットFは、排出弁30を介して排出される沈殿物を回収する第1回収槽31と、第1回収槽31から沈殿物を含む処理液Wを排出する第1排出管32と、この第1排出管32を電動式に開閉する第1排出弁33と、第1排出管32において沈殿物を含む処理液Wを送り出す第1排出ポンプP1とを備えている。第1回収槽31には、液面レベルを検知するようにフロート型の第1液面センサ34を備えている。
図3に示すように、エジェクタBは、全体が軸芯Xと同軸芯上に配置されるものであり、処理液Wを下方に噴出するノズル41と、ノズル41から噴射された処理液を下方に案内するハウジングBHと、ガイド筒46とを備えている。このエジェクタBは上部位置に第1吸引部S1を備え下部位置に第2吸引部S2を備えている。
図5に示すように、この脱臭装置は、マイクロプロセッサやDSP(digital signal processor)等を有する制御部50により各部の制御を行うように構成されている。複数のポンプを駆動する電動モータには、誘導モータや同期モータが用いられ、制御部50には、電動モータに供給する電力の周波数の調整により電動モータの回転速度を制御するインバータ回路を備えている。尚、電動モータとしてブラシレスDCモータを用いた構成では、PWMの設定等により電力を調整する電力制御回路が用いられる。
本発明の脱臭装置では、エジェクタBの上部には第1吸引部S1を形成し下部には第2吸引部S2を形成しているため、エジェクタBのノズル41から処理液Wを噴出することにより、第1吸引部S1と第2吸引部S2とでの空気の吸引が可能となり吸気量を増大して処理能力が向上する。
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
6 排出口
12a 吸引口
30 排出弁
41 ノズル
42a 段部
46 ガイド筒
A タンク
B エジェクタ
BH ハウジング
C 貯留部
J 脱臭剤供給部
K 分解剤供給部
Pa ポンプ(循環ポンプ)
S1 第1吸引部
S2 第2吸引部
W 処理液
Claims (6)
- 気体を処理するタンクを備え、
前記タンクの上部には、浄化対象である前記気体を前記タンクの外部から吸引する吸気部と、前記吸気部からの前記気体を前記タンクの内部の下方に向けて送り出すエジェクタと、が設けられ、
前記タンクの下部には、前記気体を処理する処理液の貯留部と、前記エジェクタから送り出された前記気体を前記タンクの外部に排出する排出口と、が設けられ、
前記吸気部で吸引される前記気体に脱臭剤を供給する脱臭剤供給部を備え、
前記エジェクタは、前記貯留部からポンプにより供給される前記処理液を噴出するノズルと、当該ノズルに対して隙間を設けて外挿されるハウジングとを備えることにより、前記ノズルと前記ハウジングとの隙間に前記気体を吸引する第1吸引部を備えると共に、前記ハウジングの下端部にガイド筒を外挿することにより、前記ハウジングの下端部と前記ガイド筒との隙間に前記気体を吸引する第2吸引部を備え、前記第1吸引部で吸引した前記気体と前記ノズルから供給される前記処理液とを混合させ、前記第2吸引部で吸引した前記気体と前記処理液とを混合させる脱臭装置。 - 前記ハウジングの内面であって、前記ノズルの下流側端部に対向する位置から更に下流側に予め設定された距離だけ離間した位置に、前記ノズルの軸芯方向に直交しつつ拡径する段部が形成されている請求項1に記載の脱臭装置。
- 前記タンクの内部に臭成分を分解する分解剤を供給する分解剤供給部を備えている請求項1又は2に記載の脱臭装置。
- 前記ポンプに対して前記貯留部の前記処理液を吸引する吸引口が、平面視において前記貯留部の中央から外れた位置において、前記貯留部に対して旋回流を作り出す方向に吸引方向を設定して配置されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の脱臭装置。
- 前記エジェクタの下端からの前記処理液の送り出し方向を、鉛直方向を基準に傾斜させている請求項1〜3のいずれか一項に記載の脱臭装置。
- 前記貯留部の底壁に排出筒が形成されると共に、前記排出筒を開閉可能な排出弁を備えている請求項1〜5のいずれか一項に記載の脱臭装置。
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JP2016037772A JP6587559B2 (ja) | 2016-02-29 | 2016-02-29 | 脱臭装置 |
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