JP6586229B2 - 腰部サポートチェアー - Google Patents

Description

本発明は、チェアーの設計・製造分野に関し、具体的には腰部サポートチェアーに関するものである。

チェアーは日常生活や仕事において極めて広い用途をもつ家具であり、通常は、座体、背凭れ、支持構造、肘掛け等の部材を含み、人々の個性化ニーズに応え、より快適で健康的な使用感を提供するために、チェアーの構造や機能も常に変化している。ユーザーがチェアーを使用するとき、往々にして座体及び背凭れに寄りかかることで自身の臀部及び背部を支持するが、対して腰部の支持はやや弱く、人体の腰背部の筋肉及び脊椎骨が人体上部の重量の圧力を受け、その状態が続くと腰の疲労による損傷や脊椎骨に症状が生じて、勉強、生活、仕事に支障が出てしまう。
近年、腰部の支持力を提供するため、腰部サポートを備えたチェアーが市場で登場しており、座体又は背凭れに腰部サポートを接続し、ユーザーの腰部に良好な支持力を提供して、着座姿勢をまっすぐにさせるもので、腰椎に対して良好な保護機能を有している。しかし、従来の腰部サポートチェアーは、腰部サポートと人体との密着が緊密ではないという欠点があり、例えば前傾するなど、ユーザーの着座姿勢に調整が発生した場合に、腰部サポートが人体の動作に合わせて伸縮調整できず、人体との有効な密着が続けられずに腰部の支持ができなくなることが往々にしてあり、腰部サポートの使用効果は理想的ではなかった。

本発明は、従来の技術的な欠点を解消する腰部サポートチェアーを提供する事を目的としている。ユーザーがチェアー上で前後移動を行うとき、腰部サポートが人体の腰背部に密着して同時に移動し、即座に腰部に適合して、人体の腰部分への支持力を高めることができる。

上記目的は以下の技術案によって実現される。
腰部サポートチェアーは、腰部サポート及びガススプリングを含み、腰部サポートは、腰背部が移動するときにガススプリングの伸縮によって人体の腰背部に密着し、継続して均一な支持力を実現する。
本技術案において、最も重要な部材なのが移動可能な腰部サポートであり、人体の着座姿勢に変化が生じたとき、例えば人体が前傾する場合は腰部サポートが前に移動し、人体の腰背部分に接近して緊密に密着し、人体への支持力を高めることができる。腰部サポートの前進と後退の動力はどちらもガススプリングの伸縮機能によるものである。本技術案において、動力部材にはその他の駆動方式を使用せず、ガススプリングに限定しているが、それはガススプリングの付勢力が持続し且つ均一であり、腰部サポートに人体に対する均一且つ持続的な付勢力又は支持力を持たせて、心地よさを高めることができるからである。例えばバネ柱、バネなど、その他の駆動部材又は弾性部材では、フックの法則の影響を受け、提供する支持力とそれ自身の変形には正の相関関係があるため、移動過程において持続し且つ均一な力を提供することができない。本技術案において、座マット、肘掛け、脚部の構造、形状、接続関係などについての具体的な限定はしない。
本発明では、回転軸ユニット及び伝動部材を含むのが好ましく、回転軸ユニットには主軸を含み、腰部サポートは主軸を軸に回転し、その回転は伝動部材がガススプリングの伸縮を伝動することで実現させる。
本明細書において、ガススプリングの延出方向を前後方向と定義し、ガススプリングの延出方向、即ち人体腰部に接近する方向を前、ガススプリングの縮退方向、即ち人体腰部から離れる方向を後ろとする。
ガススプリングの運動軌跡は前後方向の直線運動軌跡であり、腰部サポートの運動軌跡は主軸を軸に回転する弧形軌跡であり、伝動部材の作用はつまり、ガススプリングと腰部サポートを接続し且つガススプリングの直線運動軌跡を腰部サポートの孤形回転運動軌跡に変換するというものである。また、ガススプリングを取り付ける向き、即ち尾部を前にするか、それとも頭部を前にするかについては、本技術案において具体的な限定はしない。
本発明では、ガススプリングの一端が伝動部材と接続され、伝動部材は主軸と接続され、主軸は腰部サポートと接続され且つ腰部サポートを連動して回転させるのが好ましい。
実施形態の1つとして、伝動部材は主軸上に直接接続され、それと対応して、腰部サポートも主軸上に直接接続される。この実施形態において、主軸は回転するものであり、且つ直接に腰部サポートを連動して回転する。
本発明では、ガススプリングの一端が伝動部材と接続され、伝動部材は回転接続部材と接続され、回転接続部材は主軸上に外嵌され、回転接続部材は腰部サポートと接続され且つ腰部サポートを連動して揺動させるのが好ましい。
別の実施形態として、主軸はガイド及び位置を限定するだけであり、それ自体は回転に関係しない。主軸上に外嵌された１つの回転接続部材が設けられるが、回転接続部材は伝動媒体であり、腰部サポート及び伝動部材に接続されている。伝動部材が回転接続部材を回転駆動させることで腰部サポートを連動して揺動させ、主軸は回転しない。
本発明では、伝動部材にガススプリングの一端が接続された接続アームと、接続アームに接続された接続用ラックと、回転軸ユニットに接続され且つ接続用ラックと噛合する揺動用ピニオンとを含むのが好ましい。
本発明では、ガススプリングが座マットの下に取り付けられ、接続アームが座マットの下にスライド接続され、接続アームにはスロットが設けられ、スロットの延在方向はガススプリングの伸縮方向と平行であり、さらには座マットと接続され且つスロットに可動的に嵌入されたピンを含むのが好ましい。
ガススプリングは座マットの下に直接に取り付けてもよく、また底板などの接続部材を介して座マットの下に間接に取り付けてもよく、本技術案では限定しない。伝動をラック・ピニオンによって実現するというのは、伝動部材の1つの実現形態であり、具体的には、ガススプリングの延伸に連動して接続アームが前に押進され、接続アームの末端は接続用ラックに接続されており、接続用ラックが連動して前に押進され、接続用ラックの前進に連動して揺動用ピニオンが回転するので、腰部サポートが連動して揺動される。
上述のように、腰部サポートの揺動を揺動用ピニオンによって実現する方法には、直接に接続する方法と間接に接続する方法の２種類をとることができる。直接に接続する技術案において、揺動用ピニオンは主軸と直接に接続され、腰部サポートも主軸と直接に接続され、主軸は回転に関係する。間接に接続する技術案においては、１つの回転接続部材が存在し、揺動用ピニオン及び腰部サポートはどちらも回転接続部材に接続され、主軸は回転に関係しない。
スロットの溝付け方向も前後方向であり、ピンは座マットに直接に接続してもよく、また底板などの固定部材に接続してもよく、ピンとスロットの組み合わせも、接続アームがガススプリングに押進される際の前進のガイド性及び安定性を高めてもよい。
ガススプリングが後ろへ収縮するときに腰部サポートを連動して揺動させる原理は上述と同様であり、ここでは説明を省略する。
本発明では、伝動部材にガススプリングが接続された接続シートと、接続シートに接続されたローラーと、ローラー上にある凹溝内の牽引線と、回転軸ユニットに接続された回転アームとを含むのが好ましく、牽引線は回転アームと接続される。
本発明では、回転アームに牽引線先端用差込口を設けるのが好ましく、牽引線は牽引線先端用差込口に接続される。
牽引線とローラーの組み合わせは、伝動部材のもう１つの具体的な実現形態である。具体的には、ガススプリングが前進すると、接続シートが押進されて前進し、接続シートにはローラーが接続されており、牽引線はローラーに取り付けられ、それにより牽引線を前へ牽引して前進させる動作を持たせ、牽引線が回転アームを牽引して回転させる。
上述と同様、腰部サポートに回転アームを回転接続する方法には、直接に接続する方法と間接に接続する方法をとることができ、ここでは説明を省略する。
本発明では、伝動部材にガススプリングが接続された接続アームと、回転軸ユニットに接続された回転アーム及び連接棒を含むのが好ましく、連接棒の両端はそれぞれ接続アーム及び回転アームにヒンジ接続される。
本発明では、ガススプリングが座マットの下に取り付けられ、接続アームが座マットの下にスライド接続され、接続アームにはスロットが設けられ、スロットの延在方向はガススプリングの伸縮方向と平行であり、さらには座マットと接続され且つスロットに可動的に嵌入されたピンを含むのが好ましい。
回転アーム及び連接棒の採用は、伝動部材のもう１つの具体的な実現形態である。具体的には、ガススプリングの延出に連動して接続アームが前進し、接続アームには連接棒がヒンジ接続されており、連接棒のもう一端は回転アームとヒンジ接続され、接続アームが前進する際に連接棒が回転アームを連動して回転させ、回転アームは主軸を軸に回転する。
上述と同様、腰部サポートに回転アームを回転接続する方法には、直接に接続する方法と間接に接続する方法をとることができ、ここでは説明を省略する。
本発明では、伝動部材にガススプリングが接続された接続アームと、接続アームに接続されたギヤと、回転軸ユニットに接続されたスプロケット接続部材及びチェーンを含むのが好ましく、チェーンはギヤと噛合接続され、チェーンはスプロケット接続部材とも噛合接続される。
ギヤ・チェーン方式の採用は、伝動部材のもう1つの具体的な実施形態であり、具体的には、ガススプリングには接続アームが接続されており、接続アームにはギヤが接続されており、ギヤにはチェーンが噛合接続される。ガススプリングが延出するとき、チェーンが前に牽引され、チェーンのもう一端はスプロケット接続部材と噛合され、スプロケット接続部材が主軸を中心にして揺動するよう連動される。この方式において、チェーンとギヤを噛合させる技術案は、一般的なタイミングベルトとタイミングプーリーを組み合わせる方法に置き換えてもよく、原理は同様である。
本発明では、伝動部材にガススプリングが接続された第一接続アームと、第一接続アームに設けられた揺動ピンと、主軸上に外嵌されたスリーブ接続部材とを含むのが好ましく、スリーブ接続部材には揺動ピンがスライドするための揺動スロットが設けられる。
本発明では、さらに接続板が設けられ、接続板が主軸と座マットを接続するのが好ましい。
揺動ピン及び揺動スロットの組み合わせを採用するのが、伝動部材のもう1つの具体的な実現形態である。本技術案において、ガススプリングの押し出しに連動して第一接続アームが前に押進され、第一接続アームには揺動ピンが接続されており、揺動ピンも連動して前進され、揺動ピンの運動軌跡はガススプリングの運動軌跡と同様で、水平に前へ直線的に前進する。スリーブ接続部材は主軸上に外嵌され、揺動ピンが前進する作用によってスリーブ接続部材が主軸を軸に回転する。
主軸の位置決めの安定性を強化するため、接続板で主軸及び座マットが接続される。上述のように、本明細書において、座マットは上位概念であり、座マットのマット本体でもよく、座板でもよく、又はマットと下側の座板とが含まれたユニットでもよく、座マットは軟質のマットに限定されると理解するべきではない。
本発明では、腰部サポートに揺りアームと、揺りアームに可動的に接続された背当て板と、背当て板を所定の角度に調節するための角度調節部材とを含むのが好ましい。
本発明では、角度調節部材はねじりコイルばねであるのが好ましい。
揺りアームは伝動部材と直接的に接続又は間接的に接続することができ、揺りアームは揺動に関係し、揺りアームには背当て板が接続され、背当て板と揺りアームとは可動的に接続されており、背当て板は揺りアームに対して角度を調節することができ、それにより背当て板を人体の腰背部により機敏によりぴったりと密着させることができる。
背当て板と揺りアームの接続部にはねじりコイルばねが設けられるが、ねじりコイルばねの作用には２つの面がある。第一に、人体が前傾又は後傾する際に、ねじりコイルばねが背当て板に適度なトルクを与えることで背当て板の角度調節をより機敏にさせることができ、第二に、人体がチェアーから離れる際に、ねじりコイルばねが背当て板の角度を例えばちょうど前を向かせ、傾斜させないなど所定の角度に自動調節することができ、美観性や整然さが高まる。
本発明では、腰部サポートに機能モジュールを設けるのが好ましい。
本発明では、機能モジュールは磁気治療モジュール、電熱モジュール又はマッサージモジュールであるのが好ましい。
本発明では、機能モジュールは腰部サポートに取り外し可能に取り付けられるのが好ましい。
本技術案は、腰部サポートが人体の腰背部に即座に密着できることをポイントとしているため、支持の快適性だけでなく、磁気治療においての密着度も備えている。製造業者は実際の市場需要に応じて、磁気治療、電熱、マッサージなど各種の機能モジュールを追加してもよく、また複数の機能モジュールを生産し、統一された接続・取付方法を採用して、ユーザー自身に交換・取付を選択させてもよい。
本発明では、ガススプリングを調節状態及びロック状態に切り替えるための切り替えスイッチユニットをさらに含むのが好ましい。
切り替えスイッチユニットは、ガススプリングの状態を切り替えるのに用いられる。ガススプリングが調節状態にあるとき、ガススプリングのガスシリンダーは伸縮自在であり、この状態で人体が後傾するとガスシリンダーが縮んで腰部サポートを後ろへ揺動させ、人体が前傾するとガスシリンダーが伸びて腰部サポートを前へ揺動させる。ガススプリングがロック状態にあるときは、ガスシリンダーの伸びる長さがロックされ、腰部サポートも固定されて前後に揺動しなくなる。
本発明では、ガススプリングにバルブを設け、切り替えスイッチユニットは操作部材と、操作部材に接続された牽引線と、牽引線に接続された引き棒とを含むのが好ましく、引き棒はバルブを押さえ且つ牽引線の牽引によりバルブから離れる。
本発明では、操作部材はラチェット歯を備えたラチェットフレームを含むのが好ましく、ラチェットフレームには回転軸に可動的に接続されたラチェットレバーが設けられ、ラチェットレバーには歯止めピンに可動的に接続された歯止めが設けられ、歯止めとラチェット歯は対応し合い、ラチェットレバーの前部には牽引線の末端が引っ掛けられる。
本発明では、歯止めの歯止めレバーをラチェットレバーの貫通孔から突き出させるのが好ましい。
本発明では、回転軸ユニットを２つにして、２つの回転軸ユニットは座マットの両側に位置させ、腰部サポートを２つにして、それぞれが独立して回転軸ユニットに接続されるのが好ましい。
本発明では、回転軸ユニットを１つにして、座マットの片側に位置させ、腰部サポートを１つにして、回転軸ユニットに接続されるのが好ましい。
本発明では、脚部ユニット、座マット、肘掛けユニット及び背凭れを含むのが好ましく、肘掛けユニットのスリーブ管上部には揺りアームが設けられ、揺りアームの前端部には背凭れの後部と可動的に接続された回転ピンが設けられ、座マットの下部には底板が固定されており、底板の下部は脚部ユニットの上部と固設され、底板内の後部に固定された制御フレームはガススプリングの前部と接続され、ガススプリングの後部には第一接続アームの一端が接続された接続ピンが設けられ、第一接続アームのもう一端にはスリーブ管下部の揺動スロット内に可動的に嵌入された揺動ピンが設けられる。
本発明では、背凭れは２枚に分離した形の構造であるのが好ましい。
本発明では、背凭れは１枚構造であるのが好ましい。
本発明では、スリーブ管の内部空洞にブッシュが設けられ、ブッシュの内部空洞に主軸が設けられ、主軸の下部に底板と固設された接続板が設けられ、主軸の上部に肘掛けが取り付けられるのが好ましい。
本発明では、底板内にピンが設けられ、第一接続アームのピンとの対応箇所にはスロットが設けられ、ピンはスロット内に可動的に嵌入されるのが好ましい。
本発明では、底板の片側にラチェット歯を備えたラチェットフレームを設置するのが好ましく、ラチェットフレームには回転軸に可動的に接続されたラチェットレバーが設けられ、ラチェットレバーには歯止めピンに可動的に接続された歯止めが設けられ、歯止めとラチェット歯は対応し合い、ラチェットレバーの前部には牽引線の末端が引っ掛けられる。
本発明では、歯止めの歯止めレバーをラチェットレバーの貫通孔から突き出させるのが好ましい。
本発明では、制御フレームに可動的に取り付けられた引き棒の下部には牽引線の前端が引っ掛けられており、引き棒の上・中部はガススプリングのバルブと対応し合うのが好ましい。
本発明では、座マット、肘掛けユニット及び背凭れを含むのが好ましく、肘掛けユニットのスリーブ管上部には揺りアームが設けられ、揺りアームは背凭れと接続され、座マットの下部には底板が設けられ、底板にはガススプリングと接続された制御フレームが接続されており、ガススプリングには第一接続アームが接続されており、第一接続アームにはスリーブ管下部の揺動スロット内に可動的に嵌入された揺動ピンが設けられる。
本発明では、背凭れは２枚に分離した形の構造であるのが好ましい。
本発明では、背凭れは１枚構造であるのが好ましい。
本発明では、スリーブ管の内部空洞にブッシュが設けられ、ブッシュの内部空洞に主軸が設けられ、主軸の下部に底板と固設された接続板が設けられ、主軸の上部に肘掛けが取り付けられるのが好ましい。
本発明では、底板内にピンが設けられ、第一接続アームのピンとの対応箇所にはスロットが設けられ、ピンはスロット内に可動的に嵌入されるのが好ましい。
本発明では、底板の片側にラチェット歯を備えたラチェットフレームを設置するのが好ましく、ラチェットフレームにはラチェットレバーが可動的に接続された回転軸が設けられ、ラチェットレバーには歯止めが可動的に接続された歯止めピンが設けられ、歯止めとラチェット歯は対応し合い、ラチェットレバーの前部には牽引線の末端が引っ掛けられる。
本発明では、歯止めの歯止めレバーをラチェットレバーの貫通孔から突き出させるのが好ましい。
本発明では、制御フレームに可動的に取り付けられた引き棒の下部には牽引線の前端が引っ掛けられており、引き棒の上・中部はガススプリングのバルブと対応し合うのが好ましい。

上述をまとめると、本発明は次の効果がある。
１、腰部サポートが回転することで、人体の着座姿勢に適応し、腰部を即時に支持することができる。
２、ガススプリングを動力部材として使用することで、ガススプリングが腰部サポートに均一で持続的な力を与え続け、それにより人体に対する腰部サポートの支持力が均一で持続的なものとなり、心地良さを高めることができる。
３、腰部サポートは一体型設計を採用することも、左右分離型設計を採用することもできる。
４、背当て板と揺りアームとはねじりコイルバネで接続されており、腰背部により密着し、ユーザーが腰部サポートから離れた後には背当て板が正対位置を維持して傾斜せず、美観性を高めることができる。
５、腰部サポートに取り付ける機能モジュールをカスタマイズして、磁気治療、マッサージ、電熱などの各種機能を実現することができる。
６、ガススプリングの伸びる長さをロックすることができる。

実施例１の正面図である。 図１の左側面図である。 図１の平面図である。 実施例２の正面図である。 図４の左側面図である。 図４の平面図である。 図１、図４中のI部分の拡大図である。 図１、図４中のII部分の拡大図である。 図２、図５中のIII部分の拡大図である。 図３、図６中のIV部分の拡大図である。 図３中のV部分の拡大図である。 図３、図６中のVI部分の拡大図である。 図３、図６中のVII部分の拡大図である。 図３、図６中のVIII部分の拡大図である。 図６中のIX部分の拡大図である。 実施例３の平面図である。 図１６中のＡ部分の細部拡大図である。 実施例４の平面図である。 図１８中のＡ部分の細部拡大図である。 図１８中のＢ部分の側面断面図である。 実施例５の平面図である。 図２１中のＡ部分の細部拡大図である。 実施例６の平面図である。 図２３中のＡ部分の細部拡大図である。 図２３中のＢ部分の側面断面図である。

実施例１は、図１、図２、図３、図７、図８、図９、図１０、図１１、図１２、図１３、図１４が示すように、背凭れが人体の腰背部に密着して移動することのできるチェアーであり、脚部ユニット１、座マット３、肘掛けユニット４及び背凭れ５を含み、肘掛けユニット４のスリーブ管６上部には揺りアーム８が設けられ、揺りアーム８の前端部には背凭れ５の後部と可動的に接続された回転ピン３２が設けられ、座マット３の下部には底板１３が固定されており、底板１３の下部は脚部ユニット１の上部と固設され、底板１３内の後部に固定された制御フレーム３１はガスシリンダー１２の前部と接続され、ガスシリンダー１２の後部には第一接続アーム９の一端が接続された接続ピン３３が設けられ、第一接続アーム９のもう一端にはスリーブ管６下部の揺動スロット１８内に可動的に嵌入された揺動ピン１７が設けられる。
背凭れ５は２枚に分離した形の構造である。
ヘッドレスト７の下部は座マット３の下部と接続される。
実施例において、スリーブ接続部品の具体的な形態はスリーブ管６であり、スリーブ管６の内部空洞にはブッシュ１５が設けられ、ブッシュ１５の内部空洞には主軸１６が設けられ、主軸１６の下部には底板１３と固設された接続板１９が設けられ、主軸１６の上部には肘掛け２が取り付けられる。
底板１３内にはピン１０が設けられ、第一接続アーム９のピン１０との対応箇所にはスロット１１が設けられ、ピン１０はスロット１１内に可動的に嵌入される。
底板１３の片側にはラチェット歯２４を備えたラチェットフレーム２３が設置され、ラチェットフレーム２３にはラチェットレバー２６が可動的に接続された回転軸２２が設けられ、ラチェットレバー２６には歯止め２５が可動的に接続された歯止めピン３５が設けられ、歯止め２５とラチェット歯２４は対応し合い、ラチェットレバー２６の前部には牽引線２１の末端が引っ掛けられる。
歯止め２５の歯止めレバー２７はラチェットレバー２６の貫通孔２８から突き出させる。
制御フレーム３１に可動的に取り付けられた引き棒３０の下部には牽引線２１の前端が引っ掛けられており、引き棒３０の上・中部はガスシリンダー１２のバルブ２９と対応し合う。
第一接続アーム９及び接続板１９の外部に露出される部分は保護カバー２０を備えて被覆される。

実施例２は、図４、図５、図６、図７、図８、図９、図１０、図１２、図１３、図１４、図１５が示すように、脚部ユニット１、座マット３、肘掛けユニット４及び背凭れ５を含み、肘掛けユニット４のスリーブ管６上部には揺りアーム８が設けられ、揺りアーム８の前端部には背凭れ５の後部と可動的に接続された回転ピン３２が設けられ、座マット３の下部には底板１３が固定されており、底板１３の下部は脚部ユニット１の上部と固設され、底板１３内の後部に固定された制御フレーム３１はガスシリンダー１２の前部と接続され、ガスシリンダー１２の後部には第一接続アーム９の一端が接続された接続ピン３３が設けられ、第一接続アーム９のもう一端にはスリーブ管６下部の揺動スロット１８内に可動的に嵌入された揺動ピン１７が設けられる。
背凭れ５は１枚構造である。
回転ピン３２は、背凭れ５後部の背凭れ用スロット３４内に可動的に嵌入されて接続される。
ヘッドレスト７の下部は背凭れ５の下部と接続される。
スリーブ管６の内部空洞にはブッシュ１５が設けられ、ブッシュ１５の内部空洞には主軸１６が設けられ、主軸１６の下部には底板１３と固設された接続板１９が設けられ、主軸１６の上部には肘掛け２が取り付けられる。
底板１３内にはピン１０が設けられ、第一接続アーム９のピン１０との対応箇所にはスロット１１が設けられ、ピン１０はスロット１１内に可動的に嵌入される。
底板１３の片側にはラチェット歯２４を備えたラチェットフレーム２３が設置され、ラチェットフレーム２３にはラチェットレバー２６が可動的に接続された回転軸２２が設けられ、ラチェットレバー２６には歯止め２５が可動的に接続された歯止めピン３５が設けられ、歯止め２５とラチェット歯２４は対応し合い、ラチェットレバー２６の前部には牽引線２１の末端が引っ掛けられる。
歯止め２５の歯止めレバー２７はラチェットレバー２６の貫通孔２８から突き出させる。
制御フレーム３１に可動的に取り付けられた引き棒３０の下部には牽引線２１の前端が引っ掛けられており、引き棒３０の上・中部はガスシリンダー１２のバルブ２９と対応し合う。
第一接続アーム９及び接続板１９の外部に露出される部分は保護カバー２０を備えて被覆される。
図８中の歯止め２５及びラチェットレバー２６の状態は、背凭れ５が静止された状態であって、背凭れ５を人体の腰背部に密着して移動させたいときには、ラチェットレバー２６を回転軸２２に沿って上に回転させて動かすことで、歯止めレバー２７が貫通孔２８に連動されて後ろに移動し、それにより歯止め２５がラチェット歯２４の前部噛合からラチェット歯２４の後部噛合に移動し、同時に牽引線２１が牽引され、引き棒３０が牽引線２１に牽引されてバルブ２９が開けられ、ガスシリンダー１２内の圧縮ガスの反力がガスシリンダーを伸長させて、第一接続アーム９が接続ピン３３を介して連動されてスロット１１に沿って前に移動し、同時にスリーブ管６、揺りアーム８が揺動ピン１７、揺動スロット１８を介して連動されて主軸１６を中心に内側前方に回転し、同時に背凭れ５が揺りアーム８に回転ピン３２を介して連動されて人体の腰背部に密着して移動する。人体が後ろに凭れるとき、人体の腰背部が後ろへ押圧し、背凭れ５が後ろへ押され、揺りアーム８、スリーブ管６が背凭れ５に回転ピン３２を介して連動されて主軸１６を中心に外側後方に回転し、同時に第一接続アーム９が揺りアーム８に揺動スロット１８、揺動ピン１７を介して連動されてスロット１１に沿って後ろに移動し、同時にガスシリンダー１２内の圧縮ガスが接続ピン３３を介して第一接続アーム９に圧縮されて、ガスシリンダー１２が縮められる。使用過程において、背凭れ５を全移動ストローク中の特定の位置で止めたい場合には、歯止めレバー２７を上に動かしてから放し、歯止め２５をラチェット歯２４の後部噛合からラチェット歯２４の前部噛合に移動させて、それからラチェットレバー２６を回転軸２２に沿って下に放すことで、牽引線２１及び引き棒３０を緩めてバルブ２９を閉めればよい。もちろん本発明の背凭れが人体の腰背部に密着して移動可能なチェアーのガスシリンダー１２は、例えば圧縮バネ、引張バネ、弾性ゴムなどを使用して実現してもよい。弾性構造を使用して、接続ピン３３を介して第一接続アーム９を連動させてスロット１１に沿って移動させ、同時に揺動ピン１７、揺動スロット１８を介してスリーブ管６、揺りアーム８を連動させて主軸１６を中心に回転させ、同時に揺りアーム８に回転ピン３２を介して背凭れ５を連動させて移動させる方法は、いずれも本発明の範囲に属する。
実施例３、実施例４、実施例５、実施例６と実施例１との主な違いは、伝動部材４０の具体的な構造が異なる点にある。
具体的には、実施例３において、図１６及び図１７が示すように、ガススプリング１２は座マット３の下に直接に取り付けてもよく、また底板などの接続部材を介して座マット３の下に間接に取り付けてもよく、本技術案では限定しない。伝動をラック・ピニオンによって実現するというのは、伝動部材４０の1つの実現形態であり、具体的には、ガススプリング１２の延伸に連動して接続アーム４１が前に押進され、接続アーム４１の末端は接続用ラック４２に接続されており、接続用ラック４２が連動して前に押進され、接続用ラック４２の前進に連動して揺動用ピニオン４３が回転するので、腰部サポート５が連動して揺動される。スロット１１の溝付け方向も前後方向であり、ピン１０は座マット３に直接に接続してもよく、また底板などの固定部材に接続してもよく、ピン１０とスロット１１の組み合わせも、接続アーム４１がガススプリング１２に押進される際の前進のガイド性及び安定性を高めてもよい。
また、腰部サポート５は、揺りアーム５２と、揺りアーム５２に可動的に接続された背当て板５１と、背当て板５１を所定の角度に調節するためのねじりコイルバネとを含む。
揺りアーム５２は、伝動部材４０と、即ち揺動用ピニオン４３と直接的に接続又は間接的に接続することができ、揺りアーム５２は揺動に関係し、揺りアーム５２には背当て板５１が接続され、背当て板５１と揺りアーム５２とは可動的に接続されており、背当て板５１は揺りアーム５２に対して角度を調節することができ、それにより背当て板５１を人体の腰背部により機敏によりぴったりと密着させることができる。
背当て板５１と揺りアーム５２の接続部にはねじりコイルばねが設けられるが、ねじりコイルばねの作用には2つの面がある。第一に、人体が前傾又は後傾する際に、ねじりコイルばねが背当て板５１に適度なトルクを与えることで背当て板５１の角度調節をより機敏にさせることができ、第二に、人体がチェアーから離れる際に、ねじりコイルばねが背当て板５１の角度を例えばちょうど前を向かせ、傾斜させないなど所定の角度に自動調節することができ、美観性や整然さが高まる。
腰部サポート５には機能モジュールが設けられる。機能モジュールは磁気治療モジュール、電熱モジュール又はマッサージモジュールである。機能モジュールは腰部サポート５に取り外し可能に取り付けられる。本技術案は、腰部サポート５が人体の腰背部に即座に密着できることをポイントとしているため、支持の快適性だけでなく、磁気治療においての密着度も備えている。製造業者は実際の市場需要に応じて、磁気治療、電熱、マッサージなど各種の機能モジュールを追加してもよく、また複数の機能モジュールを生産し、統一された接続・取付方法を採用して、ユーザー自身に交換・取付を選択させてもよい。
ガススプリング１２を調節状態及びロック状態に切り替えるための切り替えスイッチユニットをさらに含む。切り替えスイッチユニットは、ガススプリング１２の状態を切り替えるのに用いられる。ガススプリング１２が調節状態にあるとき、ガススプリング１２のガスシリンダーは伸縮自在であり、この状態で人体が後傾するとガスシリンダーが縮んで腰部サポート５を後ろへ揺動させ、人体が前傾するとガススシリンダーが伸びて腰部サポート５を前へ揺動させる。ガススプリング１２がロック状態にあるときは、ガスシリンダーの伸びる長さがロックされ、腰部サポート５も固定されて前後に揺動しなくなる。
実施例４は、図１８、１９、２０が示す通りである。実施例４と実施例３との違いは、伝動部材４０の実現方法が異なる点にあり、本実施例において、伝動部材４０は、ガススプリング１２が接続された接続シート４６と、接続シート４６に接続されたローラー４４と、ローラー４４上にある凹溝内の牽引線４５と、回転軸ユニットに接続された回転アーム４７とを含み、牽引線４５は回転アーム４７と接続される。回転アーム４７には牽引線先端用差込口４８が設けられ、牽引線４５は牽引線先端用差込口４８と接続される。
牽引線４５とローラー４４の組み合わせは、伝動部材４０のもう1つの具体的な実現形態である。具体的には、ガススプリング１２が前進すると、接続シート４６が押進されて前進し、接続シート４６とローラー４４とはピンなどの固定部材を用いて接続することができる。接続シート４６にはローラー４４が接続されており、牽引線４５はローラー４４に取り付けられ、それにより牽引線４５を前へ牽引して前進させる動作を持たせ、牽引線４５が回転アーム４７を牽引して回転させる。
実施例５は、図２１、図２２が示す通りである。実施例５と実施例３との違いは、伝動部材４０の具体的な構造が異なる点にあり、本実施例において、伝動部材４０は、ガススプリング１２が接続された接続アーム４１と、回転軸ユニットに接続された回転アーム４７及び連接棒４９を含み、連接棒４９の両端はそれぞれ接続アーム４１及び回転アーム４７にヒンジ接続される。ガススプリング１２は座マット３の下に取り付けられ、接続アーム４１が座マット３の下にスライド接続され、接続アーム４１にはスロット１１が設けられ、スロット１１の延在方向はガススプリング１２の伸縮方向と平行であり、さらには座マット３と接続され且つスロット１１に可動的に嵌入されたピン１０を含む。
回転アーム４７及び連接棒４９の採用は、伝動部材４０のもう1つの具体的な実現形態である。具体的には、ガススプリング１２の延出に連動して接続アーム４１が前進し、接続アーム４１には連接棒４９がヒンジ接続されており、連接棒４９のもう一端は回転アーム４７とヒンジ接続され、接続アーム４１が前進する際に連接棒４９が回転アーム４７を連動して回転させ、回転アーム４７は主軸１６を軸に回転する。
実施例６は、図２３、図２４、図２５が示すように、実施例６と実施例３との違いは、伝動部材４０の具体的な構造が異なる点にあり、本実施例において、伝動部材４０は、ガススプリング１２が接続された接続アーム４１と、接続アーム４１に接続されたスプロケット４１２と、回転軸ユニットに接続されたスプロケット接続部材４１３及びチェーン４１１を含み、チェーン４１１はスプロケット４１２と噛合接続され、チェーン４１１はスプロケット接続部材４１３とも噛合接続される。
ギヤ・チェーン方式の採用は、伝動部材４０のもう1つの具体的な実施形態であり、具体的には、ガススプリング１２には接続アーム４１が接続されており、接続アーム４１にはスプロケット４１２が接続されており、チェーン４１１がスプロケット４１２に噛合接続される。ガススプリング１２が延出するとき、チェーン４１１が前に牽引され、チェーン４１１のもう一端はスプロケット接続部材４１３と噛合され、スプロケット接続部材４１３が主軸１６を中心にして揺動するよう連動される。この方式において、チェーン４１１とスプロケット４１２を噛合させる技術案は、一般的なタイミングベルトとタイミングプーリーを組み合わせる方法に置き換えてもよく、原理は同様である。

本発明は腰部サポート、ガススプリング、伝動部材及びチェアーのその他の部材を接続することで腰部サポートチェアーの製品とすることができ、且つライン生産方式に向いており、大量生産することができる。

Claims (22)

1. 腰部サポート（５）及びガススプリング（１２）を含み、前記腰部サポート（５）は、腰背部が移動するときに前記ガススプリング（１２）の伸縮によって人体の腰背部に密着し、継続して均一な支持力を実現し、
   回転軸ユニット及び伝動部材（４０）を含み、前記回転軸ユニットには主軸（１６）を含み、前記腰部サポート（５）は前記主軸（１６）を軸に回転し、その回転は前記伝動部材（４０）が前記ガススプリング（１２）の伸縮を伝動することで実現する腰部サポートチェアーであって、
   前記ガススプリング（１２）の一端が前記伝動部材（４０）と接続され、前記伝動部材（４０）は前記主軸（１６）と接続され、前記主軸（１６）は前記腰部サポート（５）と接続され且つ前記腰部サポート（５）を連動して回転させることを特徴とする腰部サポートチェアー。
2. 腰部サポート（５）及びガススプリング（１２）を含み、前記腰部サポート（５）は、腰背部が移動するときに前記ガススプリング（１２）の伸縮によって人体の腰背部に密着し、継続して均一な支持力を実現し、
   回転軸ユニット及び伝動部材（４０）を含み、前記回転軸ユニットには主軸（１６）を含み、前記腰部サポート（５）は前記主軸（１６）を軸に回転し、その回転は前記伝動部材（４０）が前記ガススプリング（１２）の伸縮を伝動することで実現する腰部サポートチェアーであって、
   前記ガススプリング（１２）の一端が前記伝動部材（４０）と接続され、前記伝動部材（４０）は回転接続部材と接続され、前記回転接続部材は前記主軸（１６）上に外嵌され、前記回転接続部材は前記腰部サポート（５）と接続され且つ前記腰部サポート（５）を連動して回転させることを特徴とする腰部サポートチェアー。
3. 前記伝動部材（４０）は、前記ガススプリング（１２）の一端が接続された接続アーム（４１）と、前記接続アーム（４１）に接続された接続用ラック（４２）と、前記回転軸ユニットに接続され且つ前記接続用ラック（４２）と噛合する揺動用ピニオン（４３）とを含むことを特徴とする請求項１又は２に記載の腰部サポートチェアー。
4. 前記ガススプリング（１２）は座マット（３）の下に取り付けられ、前記接続アーム（４１）が前記座マット（３）の下にスライド接続され、前記接続アーム（４１）にはスロット（１１）が設けられ、前記スロット（１１）の延在方向は前記ガススプリング（１２）の伸縮方向と平行であり、さらには前記座マット（３）と接続され且つ前記スロット（１１）に可動的に嵌入されたピン（１０）を含むことを特徴とする請求項３に記載の腰部サポートチェアー。
5. 前記伝動部材（４０）は、前記ガススプリング（１２）が接続された接続シート（４６）と、前記接続シート（４６）に接続されたローラー（４４）と、前記ローラー（４４）上にある凹溝内の牽引線（４５）と、前記回転軸ユニットに接続された回転アーム（４７）とを含み、前記牽引線（４５）は前記回転アーム（４７）と接続されることを特徴とする請求項１又は２に記載の腰部サポートチェアー。
6. 前記回転アーム（４７）には牽引線先端用差込口（４８）が設けられ、前記牽引線（４５）は前記牽引線先端用差込口（４８）と接続されることを特徴とする請求項５に記載の腰部サポートチェアー。
7. 前記伝動部材（４０）は、前記ガススプリング（１２）が接続された接続アーム（４１）と、前記回転軸ユニットに接続された回転アーム（４７）及び連接棒（４９）を含み、前記連接棒（４９）の両端はそれぞれ前記接続アーム（４１）及び前記回転アーム（４７）にヒンジ接続されることを特徴とする請求項１又は２に記載の腰部サポートチェアー。
8. 前記ガススプリング（１２）は座マット（３）の下に取り付けられ、前記接続アーム（４１）が前記座マット（３）の下にスライド接続され、前記接続アーム（４１）にはスロット（１１）が設けられ、前記スロット（１１）の延在方向は前記ガススプリング（１２）の伸縮方向と平行であり、さらには前記座マット（３）と接続され且つ前記スロット（１１）に可動的に嵌入されたピン（１０）を含むことを特徴とする請求項７に記載の腰部サポートチェアー。
9. 前記伝動部材（４０）は、前記ガススプリング（１２）が接続された接続アーム（４１）と、前記接続アーム（４１）に接続されたスプロケット（４１２）と、前記回転軸ユニットに接続されたスプロケット接続部材（４１３）及びチェーン（４１１）を含み、前記チェーン（４１１）は前記スプロケット（４１２）と噛合接続され、前記チェーン（４１１）は前記スプロケット接続部材（４１３）と噛合接続されることを特徴とする請求項１又は２に記載の腰部サポートチェアー。
10. 前記伝動部材（４０）は、前記ガススプリング（１２）が接続された第一接続アーム（９）と、前記第一接続アーム（９）に設けられた揺動ピン（１７）と、前記主軸（１６）上に外嵌されたスリーブ接続部材とを含み、前記スリーブ接続部材には前記揺動ピン（１７）がスライドするための揺動スロット（１８）が設けられることを特徴とする請求項１又は２に記載の腰部サポートチェアー。
11. さらに接続板（１９）が設けられ、前記接続板（１９）が前記主軸（１６）と座マット（３）を接続することを特徴とする請求項１０に記載の腰部サポートチェアー。
12. 前記腰部サポート（５）は、揺りアーム（５２）と、前記揺りアーム（５２）に可動的に接続された背当て板（５１）と、前記背当て板（５１）を所定の角度に調節するための角度調節部材とを含むことを特徴とする請求項１又は２に記載の腰部サポートチェアー。
13. 前記角度調節部材はねじりコイルばねであることを特徴とする請求項１２に記載の腰部サポートチェアー。
14. 前記腰部サポート（５）には機能モジュールが設けられることを特徴とする請求項１又は２に記載の腰部サポートチェアー。
15. 前記機能モジュールは磁気治療モジュール、電熱モジュール又はマッサージモジュールであることを特徴とする請求項１４に記載の腰部サポートチェアー。
16. 前記機能モジュールは腰部サポート（５）に取り外し可能に取り付けられることを特徴とする請求項１４に記載の腰部サポートチェアー。
17. 前記ガススプリング（１２）を調節状態及びロック状態に切り替えるための切り替えスイッチユニットをさらに含むことを特徴とする請求項１又は２に記載の腰部サポートチェアー。
18. 前記ガススプリング（１２）にバルブ（２９）を設け、前記切り替えスイッチユニットは操作部材と、前記操作部材に接続された牽引線（２１）と、前記牽引線（２１）に接続された引き棒（３０）とを含み、前記引き棒（３０）は前記バルブ（２９）を押さえ且つ前記牽引線（２１）の牽引により前記バルブ（２９）から離れることを特徴とする請求項１７に記載の腰部サポートチェアー。
19. 前記操作部材は、ラチェット歯（２４）を備えたラチェットフレーム（２３）を含み、前記ラチェットフレーム（２３）には回転軸（２２）に可動的に接続されたラチェットレバー（２６）が設けられ、前記ラチェットレバー（２６）には歯止めピン（３５）に可動的に接続された歯止め（２５）が設けられ、前記歯止め（２５）と前記ラチェット歯（２４）は対応し合い、前記ラチェットレバー（２６）の前部には前記牽引線（２１）の末端が引っ掛けられることを特徴とする請求項１８に記載の腰部サポートチェアー。
20. 前記歯止め（２５）の歯止めレバー（２７）は前記ラチェットレバー（２６）の貫通孔（２８）から突き出させることを特徴とする請求項１９に記載の腰部サポートチェアー。
21. 前記回転軸ユニットは２つであり、２つの前記回転軸ユニットは前記座マット（３）の両側に位置させ、前記腰部サポート（５）は２つであり、それぞれ独立して前記回転軸ユニットに接続されることを特徴とする請求項１又は２に記載の腰部サポートチェアー。
22. 前記回転軸ユニットは１つであり、前記座マット（３）の片側に位置させ、前記腰部サポート（５）は１つであり、前記回転軸ユニットに接続されることを特徴とする請求項１又は２に記載の腰部サポートチェアー。
    

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