JP6585896B2 - ワイヤレスネットワークのための柔軟な無線リソース管理(rrm)測定 - Google Patents

ワイヤレスネットワークのための柔軟な無線リソース管理(rrm)測定 Download PDF

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本出願は、どちらもそれらの全体が参照により本明細書に組み込まれている、2012年8月6日に出願された米国仮特許出願第61/680,177号および2012年1月30日に出願された米国仮特許出願第61/592,441号の利益を主張する。
本開示の態様は概して、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、チャネル帯域幅の様々な部分における基準信号メトリック測定を実施するための技法に関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどのような様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークとすることができる。そのような多元接続ネットワークの例には、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワークがある。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)の通信をサポートすることができるいくつかの基地局を含むことができる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを指す。
基地局は、UEにダウンリンク上でデータおよび制御情報を送信し得、ならびに/またはUEからアップリンク上でデータおよび制御情報を受信し得る。ダウンリンク上では、基地局からの送信は、ネイバー基地局からの送信による干渉を観測することがある。アップリンク上では、UEからの送信は、ネイバー基地局と通信する他のUEからの送信に干渉を生じることがある。干渉は、ダウンリンクとアップリンクの両方でパフォーマンスを劣化させることがある。
本開示のある態様では、ワイヤレス通信のための方法が提供される。この方法は概して、基準信号(RS)メトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の1つまたは複数の周波数帯を示すシグナリングを受信するステップと、1つまたは複数の周波数帯上で測定を実施するステップと、測定値を報告するステップとを含む。
本開示のある態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。この装置は概して、基準信号(RS)メトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の1つまたは複数の周波数帯を示すシグナリングを受信するための手段と、1つまたは複数の周波数帯上で測定を実施するための手段と、測定値を報告するための手段とを含む。
本開示のある態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。この装置は概して、基準信号(RS)メトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の1つまたは複数の周波数帯を示すシグナリングを受信し、1つまたは複数の周波数帯上で測定を実施し、測定値を報告するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。装置は、少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリも含む。
本開示のある態様では、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は概して、命令を記憶したコンピュータ可読媒体を含み、命令は1つまたは複数のプロセッサによって実行可能であり、命令は、基準信号(RS)メトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の1つまたは複数の周波数帯を示すシグナリングを受信するための命令と、1つまたは複数の周波数帯上で測定を実施するための命令と、測定値を報告するための命令とを含む。
本開示のある態様では、ワイヤレス通信のための方法が提供される。この方法は概して、ユーザ機器(UE)が基準信号(RS)メトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の1つまたは複数の周波数帯を示すシグナリングを、UEに送信するステップと、1つまたは複数の周波数帯において行われたRSメトリック測定に基づく、UEからの報告を受信するステップとを含む。
本開示のある態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。この装置は概して、ユーザ機器(UE)が基準信号(RS)メトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の1つまたは複数の周波数帯を示すシグナリングを、UEに送信するための手段と、1つまたは複数の周波数帯において行われたRSメトリック測定に基づく、UEからの報告を受信するための手段とを含む。
本開示のある態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。この装置は概して、ユーザ機器(UE)が基準信号(RS)メトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の1つまたは複数の周波数帯を示すシグナリングを、UEに送信し、1つまたは複数の周波数帯において行われたRSメトリック測定に基づく、UEからの報告を受信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。装置は、少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリも含む。
本開示のある態様では、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は概して、命令を記憶したコンピュータ可読媒体を含み、命令は1つまたは複数のプロセッサによって実行可能であり、命令は、ユーザ機器(UE)が基準信号(RS)メトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の1つまたは複数の周波数帯を示すシグナリングを、UEに送信するための命令と、1つまたは複数の周波数帯において行われたRSメトリック測定に基づく、UEからの報告を受信するための命令とを含む。
本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークの一例を概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてユーザ機器デバイス(UE)と通信しているノードBの一例を概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるフレーム構造の一例を概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、ノーマル巡回プレフィックスを有する、ダウンリンク用の2つの例示的なサブフレームフォーマットを示す図である。 本開示のいくつかの態様による、例示的な支配的干渉シナリオを示す図である。 本開示のいくつかの態様による、異種ネットワークにおけるサブフレームの例示的な協働区分を示す図である。 2つの隣り合うWCDMA(登録商標)チャネルとオーバーラップするLTEチャネルを示す図である。 本開示のいくつかの態様による基準信号(RS)メトリック測定を実施するための例示的動作を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、RSメトリック測定を実施するためのチャネル帯域幅部分を判断するための例示的動作を示す図である。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAおよび他のネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークに使用できる。「ネットワーク」および「システム」という用語はしばしば、互換的に使用される。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、時分割同期CDMA(TD-SCDMA)、およびCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS-2000、IS-95、およびIS-856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方における3GPP Long Term Evolution (LTE)およびLTE-Advanced (LTE-A)は、ダウンリンク上ではOFDMAを利用しアップリンク上ではSC-FDMAを利用するE-UTRAを使用する、UMTSの新しいリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-AおよびGSM(登録商標)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織の文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織の文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に使用できる。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではLTEに関して説明し、以下の説明の大部分でLTE用語を使用する。
図1は、ワイヤレス通信ネットワーク100を示す。ネットワーク100は、LTEネットワークまたは何らかの他のワイヤレスネットワークであり得る。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの発展型ノードB(eNB)110と他のネットワークエンティティとを含み得る。eNBは、UEと通信するエンティティであり、基地局、ノードB、アクセスポイントなどとも呼ばれ得る。各eNBは、特定の地理的エリアに対して通信カバレージを提供することができる。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用される状況に応じて、eNBのカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアにサービスしているeNBサブシステムを指すことがある。
eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、家庭)をカバーし得、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のUE)による限定アクセスを可能にし得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれ得る。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれ得る。フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と呼ばれ得る。図1に示す例では、eNB110aがマクロセル102aのためのマクロeNBであり得、eNB110bがピコセル102bのためのピコeNBであり得、eNB110cがフェムトセル102cのためのフェムトeNBであり得る。eNBは、1つまたは複数(たとえば、3つ)のセルをサポートすることができる。「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含むことができる。中継局は、上流局(たとえば、eNBまたはUE)からデータの送信を受信し、そのデータの送信を下流局(たとえば、UEまたはeNB)に送ることができるエンティティである。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継することができるUEであり得る。図1に示す例では、中継局110dは、マクロeNB110aとUE120dとの間の通信を可能にするために、eNB110aおよびUE120dと通信し得る。中継局はまた、中継eNB、中継基地局、リレーなどとも呼ばれることがある。
ワイヤレスネットワーク100は、様々なタイプのeNB、たとえば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継eNBなどを含む異種ネットワークであり得る。これらの様々なタイプのeNBは、様々な送信電力レベル、様々なカバレージエリア、およびワイヤレスネットワーク100中の干渉に対する様々な影響を有し得る。たとえば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(たとえば、5〜40ワット)を有し得るが、ピコeNB、フェムトeNB、および中継eNBは、より低い送信電力レベル(たとえば、0.1〜2ワット)を有し得る。
ネットワークコントローラ130は、eNBのセットに結合し得、これらのeNBの協調および制御を行い得る。ネットワークコントローラ130はバックホールを介してeNBと通信し得る。eNBはまた、たとえば、ワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に互いに通信し得る。
以下で詳細に説明するように、いくつかの態様によると、eNBは、セル間干渉調整(ICIC)を実施することができる。ICICは、強干渉eNBの近傍付近にあるeNBにリソースを配分するためのリソース調整/区分を達成するために、eNBの間の交渉を伴い得る。干渉eNBは、場合によってはCRSを除く、配分/保護リソース上での送信を回避することができる。UEは次いで、干渉eNBが存在する場合は保護リソース上のeNBと通信することができ、干渉eNBからの干渉(場合によってはCRSを除く)を観測しないことがある。
UE120はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され得、各UEは固定または移動であり得る。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局などとも呼ばれることがある。UEは、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、スマートフォン、ネットブック、スマートブックなどであり得る。
図2に、図1の基地局/eNBの1つであり得る基地局/eNB110および図1のUEの1つであり得るUE120の設計のブロック図を示す。基地局110はT個のアンテナ234a〜234tを備え、UE120はR個のアンテナ252a〜252rを備え得、ただし一般にT≧1およびR≧1である。
基地局110において、送信プロセッサ220は、データソース212から1つまたは複数のUEのデータを受信し、UEから受信したCQIに基づいて各UE向けに1つまたは複数の変調および符号化方式(MCS)を選択し、そのUEについて選択されたMCSに基づいて各UEのデータを処理(たとえば、符号化および変調)し、すべてのUEのデータシンボルを与え得る。送信プロセッサ220は、システム情報(たとえば、SRPIに関するものなど)および制御情報(たとえば、CQI要求、許可、上位層シグナリングなど)を処理し、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを与えることもできる。プロセッサ220は、基準信号(たとえば、CRS)と同期信号(たとえば、PSSおよびSSS)とに関する基準シンボルを生成することもできる。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)232a〜232tに供給し得る。各変調器232は、(たとえば、OFDMなどの)それぞれの出力シンボルストリームを処理して出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器232はさらに、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)することができる。変調器232a〜232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ234a〜234tを介して送信され得る。
UE120において、アンテナ252a〜252rは、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)254a〜254rに供給し得る。各復調器254は、それの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器254はさらに、(たとえば、OFDMなどの)入力サンプルを処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、すべてのR個の復調器254a〜254rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを供給することができる。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調および復号)し、UE120の復号されたデータをデータシンク260に供給し、復号された制御情報とシステム情報とをコントローラ/プロセッサ280に供給し得る。チャネルプロセッサ284は、後で説明するように、基準信号受信電力(RSRP)、受信信号強度インジケータ(RSSI)、基準信号受信品質(RSRQ)、チャネル品質インジケータ(CQI)などを判断することができる。
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からデータを受信および処理し、コントローラ/プロセッサ280から制御情報(たとえば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを含む報告)を受信および処理し得る。プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ266によってプリコードされ、さらに(たとえば、SC-FDM、OFDMなどのために)変調器254a〜254rによって処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器236によって検出され、さらに、UE120によって送られた、復号されたデータおよび制御情報を取得するために、受信プロセッサ238によって処理され得る。プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に供給し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に供給し得る。
コントローラ/プロセッサ240および280は、それぞれ基地局110およびUE120における動作を指示し得る。プロセッサ240ならびに/または基地局110にある他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書において説明するように、様々なランダムアクセス手順用にUEを構成するための動作を実施または指示し、そのような手順中に1つまたは複数の属性を識別することができる。たとえば、プロセッサ280ならびに/またはUE120にある他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書において説明する様々なランダムアクセス手順のための動作を実施または指示することができる。メモリ242および282は、それぞれ基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ244は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
図3に、LTEにおけるFDDのための例示的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々の送信タイムラインは無線フレームの単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有することができ、0〜9のインデックスをもつ10個のサブフレームに区分できる。各サブフレームは2個のスロットを含むことができる。したがって、各無線フレームは、0〜19のインデックスをもつ20個のスロットを含むことができる。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図2に示すように)通常の巡回プレフィックスの場合は7つのシンボル期間、または拡張された巡回プレフィックスの場合は6つのシンボル期間を含み得る。各サブフレーム中の2L個のシンボル期間には0〜2L-1のインデックスが割り当てられ得る。
LTEでは、eNBが、eNBによってサポートされる各セルについてシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてダウンリンク上で1次同期信号(PSS)と2次同期信号(SSS)とを送信することができる。PSSおよびSSSは、図3に示すように、それぞれ、通常の巡回プレフィックスをもつ各無線フレームのサブフレーム0および5中のシンボル期間6および5中で送信され得る。PSSおよびSSSは、セル探索および捕捉のためにUEによって使用され得る。eNBは、eNBによってサポートされる各セル用のシステム帯域幅にわたってセル固有基準信号(CRS)を送信することができる。CRSは、各サブフレームのいくつかのシンボル期間中に送信され、UEによって、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を実施するのに使われ得る。eNBは、いくつかの無線フレームのスロット1中のシンボル期間0〜3中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH)も送信し得る。PBCHは何らかのシステム情報を搬送し得る。eNBは、いくつかのサブフレーム中の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上で、システム情報ブロック(SIB)など、他のシステム情報も送信することができる。eNBは、サブフレームの最初のB個のシンボル期間中に物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で制御情報/データを送信することができ、Bは、各サブフレームごとに構成可能であり得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間中にPDSCH上でトラフィックデータおよび/または他のデータを送信することができる。
図4に、通常の巡回プレフィックスを有するダウンリンクの場合の2つの例示的なサブフレームフォーマット410および420を示す。ダウンリンクに利用可能な時間周波数リソースはリソースブロックに区分され得る。各リソースブロックは、1個のスロット中の12個のサブキャリアをカバーし得、いくつかのリソース要素を含み得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間中の1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。
サブフレームフォーマット410は、2つのアンテナを装備したeNB用に使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7および11中にアンテナ0および1から送信され得る。基準信号は、送信機および受信機によってアプリオリに知られる信号であり、パイロットと呼ばれることもある。CRSは、たとえば、セル識別情報(ID)に基づいて生成される、セルに固有の基準信号である。図4において、ラベルRaをもつ所与のリソース要素について、アンテナaからそのリソース要素上で変調シンボルが送信されることがあり、他のアンテナからそのリソース要素上で変調シンボルが送信されないことがある。サブフレームフォーマット420は、4つのアンテナを装備したeNB用に使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7および11中にアンテナ0および1から送信され、シンボル期間1および8中にアンテナ2および3から送信され得る。サブフレームフォーマット410と420の両方の場合、CRSは、セルIDに基づいて決定され得る等間隔サブキャリア上で送信することができる。異なるeNBが、そのCRSを、そのセルIDに依存して、同じまたは異なるサブキャリア上で送信し得る。サブフレームフォーマット410と420の両方の場合、CRS用に使われないリソース要素は、データ(たとえば、トラフィックデータ、制御データ、および/または他のデータ)を送信するのに使うことができる。
LTEにおけるPSS、SSS、CRSおよびPBCHは、公開されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS 36.211に記載されている。
インターレース構造は、LTEにおけるFDD用のダウンリンクおよびアップリンクの各々のために使用できる。たとえば、0〜Q-1のインデックスをもつQ個のインターレースを定義することができ、ここで、Qは、4、6、8、10、またはある他の値に等しくなり得る。各インターレースは、Q個のフレームだけ離間したサブフレームを含むことができる。具体的には、インターレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Qなどを含んでよく、ここで、q∈{0,...,Q-1}である。
ワイヤレスネットワークは、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のためにハイブリッド自動再送信(HARQ:hybrid automatic retransmission)をサポートし得る。HARQの場合、送信機(たとえば、eNB)は、パケットが受信機(たとえば、UE)によって正しく復号されるまで、または何らかの他の終了条件に遭遇するまで、パケットの1つまたは複数の送信を送り得る。同期HARQの場合、パケットのすべての送信を単一のインターレースのサブフレーム中で送信することができる。非同期HARQの場合、パケットの各送信は、任意のサブフレーム中で送られ得る。
UEは、複数のeNBのカバレージ内に位置し得る。そのUEにサービスするために、これらのeNBのうちの1つが選択され得る。サービングeNBは、受信信号強度、受信信号品質、経路損失など、様々な基準に基づいて選択され得る。受信信号品質は、信号対雑音干渉比(SINR:signal-to-noise-and-interference ratio)、または基準信号受信品質(RSRQ:reference signal received quality)、または何らかの他のメトリックによって定量化され得る。UEは、UEが1つまたは複数の干渉eNBからの高い干渉を観測し得る支配的干渉シナリオにおいて動作し得る。
図5は、例示的な支配的干渉シナリオを示す。図5に示す例において、UE Tは、サービングeNB Yと通信することができ、強/支配的干渉eNB Zからの高い干渉を観測し得る。
支配的干渉シナリオは、制限された関連付けにより発生し得る。たとえば、図5において、eNB YはマクロeNBであり、eNB ZはフェムトeNBであり得る。UE Tは、フェムトeNB Zに近接して位置してよく、eNB Z用に高い受信電力を有し得る。ただし、UE Tは、制限された関連付けにより、フェムトeNB Zにアクセスすることができない場合があり、その場合は、より低い受信電力をもつマクロeNB Yに接続すればよい。そして、UE Tは、ダウンリンク上でフェムトeNB Zからの大きな干渉を受け得、また、アップリンク上でフェムトeNB Zに大きな干渉を引き起こし得る。
支配的干渉シナリオはまた、範囲拡張により発生し得、これは、UEが、UEによって検出されたすべてのeNBのうち、より低い経路損失と場合によってはより低いSINRとをもつeNBに接続するシナリオである。たとえば、図5において、eNB YはピコeNBであり得、干渉eNB ZはマクロeNBであり得る。UE Tは、マクロeNB ZよりもピコeNB Yに近接して位置してよく、ピコeNB Yに対しては経路損失がより低くなり得る。ただし、UE Tは、マクロeNB Zと比較して、ピコeNB Yのより低い送信電力レベルにより、マクロeNB Zよりも低い受信電力をピコeNB Yに対しては有し得る。それにも関わらず、より低い経路損失により、UE TがピコeNB Yに接続することが望ましい場合がある。この結果、UE T向けの所与のデータレートに対するワイヤレスネットワークへの干渉がより少なくなり得る。図1に戻って参照すると、ピコeNB110bに接続されたUE120bに対して、マクロeNB110aは、できれば干渉CRS送信を除いて、配分/保護リソースでの送信を避け得る。したがって、干渉に関連したパラメータに基づいて、UE120bは、干渉CRS送信に対して干渉消去またはパンクチャリングを実施するかどうか判断することができる。
概して、UEは、任意の数のeNBのカバレージ内に位置し得る。1つのeNBがUEにサービスするように選択され得、残りのeNBは干渉eNBとすることができる。UEはしたがって、任意の数の干渉eNBをもち得る。明快のために、本説明の大部分では、1つのサービングeNB Yおよび1つの干渉eNB Zをもつ、図5に示すシナリオを想定する。
支配的干渉シナリオにおける通信は、セル間干渉調整(ICIC)を実施することによってサポートされ得る。ICICのいくつかの態様によると、リソース調整/区分は、強干渉eNBの近傍付近にあるeNBにリソースを配分するように実施することができる。干渉eNBは、場合によってはCRSを除く、配分/保護リソースでの送信を回避することができる。UEは次いで、干渉eNBが存在する場合は保護リソースにおいてeNBと通信することができ、干渉eNBからの干渉(場合によってはCRSを除く)を観測しないことがある。
概して、時間および/または周波数リソースは、リソース区分によりeNBに配分することができる。いくつかの態様によると、システム帯域幅は、いくつかのサブバンドに区分することができ、1つまたは複数のサブバンドを、eNBに配分することができる。別の設計では、サブフレームセットがeNBに配分され得る。さらに別の設計では、リソースブロックセットがeNBに配分され得る。明快のために、以下の本説明の大部分では、1つまたは複数のインターレースがeNBに配分され得る時分割多重(TDM)リソース区分設計を想定する。配分インターレースのサブフレームは、強干渉eNBからの低減または無干渉を観測し得る。
図6は、図5の支配的干渉シナリオにおける通信をサポートするためのTDMリソース区分の例を示す。図6に示す例において、eNB Yにはインターレース0を配分することができ、eNB Zには、たとえば、迂回中継を介したeNBの間の交渉により、インターレース7を半静的または静的に配分することができる。eNB Yは、インターレース0のサブフレーム中でデータを送信することができ、インターレース7のサブフレーム中でのデータの送信を回避し得る。反対に、eNB Zは、インターレース7のサブフレーム中でデータを送信することができ、インターレース0のサブフレーム中でのデータの送信を回避し得る。残りのインターレース1〜6のサブフレームは、eNB Yおよび/またはeNB Zに適応的/動的に配分され得る。
Table 1(表1)は、ある設計による、様々なタイプのサブフレームを列挙する。eNB Yの観点からすると、eNB Yに配分されるインターレースは、eNB Yによって使うことができるとともに干渉eNBからの干渉をほとんどまたはまったく受けない「保護された」サブフレーム(Uサブフレーム)を含み得る。別のeNB Zに配分されるインターレースは、eNB Yによってデータ送信に使うことができない「禁止された」サブフレーム(Nサブフレーム)を含み得る。どのeNBにも配分されないインターレースは、様々なeNBによって使うことができる「共通」サブフレーム(Cサブフレーム)を含み得る。適応的に配分されるサブフレームは、「A」接頭部を付して示され、保護サブフレーム(AUサブフレーム)にも、禁止サブフレーム(ANサブフレーム)にも、共通サブフレーム(ACサブフレーム)にもなり得る。異なるタイプのサブフレームは、他の名前でも呼ばれる。たとえば、保護サブフレームは、予約サブフレーム、配分サブフレームなどと呼ぶこともできる。
いくつかの態様によると、eNBは、そのUEに、静的リソース区分情報(SRPI)を送信することができる。いくつかの態様によると、SRPIは、Q個のインターレースに対してQ個のフィールドを含み得る。各インターレース用のフィールドは、インターレースがeNBに配分され、Uサブフレームを含むことを示すように「U」に、またはインターレースが別のeNBに配分され、Nサブフレームを含むことを示すように「N」に、またはインターレースがどのeNBにも適応的に配分され、Xサブフレームを含むことを示すように「X」にセットすることができる。UEはeNBからSRPIを受信することができ、SRPIに基づいて、eNBに対するUサブフレームおよびNサブフレームを識別し得る。SRPI中で「X」と標示される各インターレースに関して、UEは、そのインターレース中のXサブフレームが、AUサブフレームになるのか、それともANサブフレームになるのか、それともACサブフレームになるのかわからない場合がある。UEは、SRPIにより、リソース区分の半静的部分のみを知ることができ、eNBは、リソース区分の半静的部分と適応的部分の両方を知ることができる。図6に示す例において、eNB Yに対するSRPIは、インターレース0に関しては「U」、インターレース7に関しては「N」、および残りの各インターレースに関しては「X」を含み得る。eNB Zに対するSRPIは、インターレース7に関しては「U」、インターレース0に関しては「N」、および残りの各インターレースに関しては「X」を含み得る。
UEは、サービングeNBからのCRSに基づいて、サービングeNBの受信信号品質を推定することができる。UEは、受信信号品質に基づいてCQIを判断することができ、CQIをサービングeNBに報告すればよい。サービングeNBは、CQIをリンク適応に使って、UEへのデータ送信のための変調および符号化方式(MCS)を選択することができる。異なるタイプのサブフレームは、異なる量の干渉をもち得るので、非常に異なるCQIをもち得る。具体的には、保護サブフレーム(たとえば、UおよびAUサブフレーム)は、支配的干渉eNBがこれらのサブフレーム中では送信をしないので、比較的優れたCQIを特徴とし得る。対照的に、CQIは、1つまたは複数の支配的干渉eNBが送信を行い得る他のサブフレーム(たとえば、N、ANおよびACサブフレーム)に対してははるかに悪くなり得る。CQIの観点からすると、AUサブフレームはUサブフレームと等価でよく(両方が保護される)、ANサブフレームは、Nサブフレームと等価でよい(両方が禁止される)。ACサブフレームは、完全に異なるCQIを特徴とし得る。良好なリンク適応性能を達成するために、サービングeNBは、eNBがUEにトラフィックデータを送信する各サブフレームに対して比較的正確なCQIをもつべきである。
ワイヤレスネットワークのための柔軟な無線リソース管理(RRM)測定
セルラーネットワークにおいて、UEは、様々な信号強度/品質メトリックを測定し、サービング基地局(たとえば、eNB)に報告することが求められる。そのような測定の例には、基準信号受信電力(RSRP)および基準信号受信品質(RSRQ)がある。これらのような無線リソース管理(RRM)測定に基づいて、セル選択およびハンドオーバ決定が行われてもよい。UE/eNBが最良の決定を行うために、測定が正確であり、UEにおいて受信された信号の実際の品質を反映することが求められ得る。
LTEでは、UEは、測定されるセルの実際のチャネル帯域幅にかかわらず、チャネル帯域幅の中心の6つのRB(1.08MHz)においてのみ、測定を実施することができる。これにより、UEは、実際のチャネル帯域幅を知らなくても測定を実施することが可能になる場合があり、UEが狭帯域信号を処理中であるので、電力消費を削減することができる。ただし、正確さは、(たとえば、10MHzチャネル全体を使う)広帯域測定ほど良好ではない可能性がある。
チャネル帯域幅のいくつかの部分のみに干渉が存在する場合、RSメトリック測定の正確さが問題になる場合がある。たとえば、図7を参照すると、10MHzチャネルを使うLTEセルは、干渉を引き起こし得る2つの隣り合うWCDMA(登録商標)ネイバーセルとオーバーラップする場合がある。WCDMA(登録商標)ネイバーセルについて説明するが、他の無線アクセス技術(RAT)のネイバーセルも干渉を引き起こし得る。さらに、近隣WCDMA(登録商標)セルからの干渉が特定の周波数において遮断し得ることについて説明するが、干渉はむしろ、徐々に削減され得る(説明せず)。
図示のように、LTEチャネルの中心は、WCDMA(登録商標)チャネルの間のギャップに収まり得る。したがって、チャネルの中央において測定される(702における)信号品質は、チャネルの異なる部分において、たとえば、WCDMA(登録商標)セルからの干渉を受け得る部分において測定される(704における)信号品質よりも良好であり得る。702で行われる測定の報告は、チャネル全体の強度/品質を正確に反映するわけではない場合があり、信号品質の過大評価または過小評価につながる場合があり、これが、不適当なセル選択またはハンドオーバ決定につながる可能性があり得る。したがって、本開示のいくつかの態様は、適正なセル選択およびハンドオーバ決定を行うために、チャネル帯域幅の様々な部分においてRSメトリック測定を実施するための技法を提供する。
図8は、本開示のいくつかの態様による、RSメトリック測定を実施するための例示的動作800を示す。動作800は、たとえば、UE120のプロセッサ258、284、280、264、および/または266によって実施することができる。
802で、UEは、〆Sメトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の1つまたは複数の周波数帯を示すシグナリングを受信し得る。いくつかの態様では、UEは、測定を実施するための少なくとも2つの周波数帯を示す、(たとえば、サービングBSからの)シグナリングを受信し得る。たとえば、シグナリングは、中心周波数帯または中心周波数帯からの少なくとも1つのオフセットを示し得る。別の例として、シグナリングは、複数の周波数帯を示し得る。いくつかの実施形態では、指示された周波数帯のうちいくつかは、相互にオーバーラップし得る。
804で、UEは、1つまたは複数の周波数帯上で測定を実施することができる。いくつかの態様では、測定は、中心周波数帯における6つのリソースブロック(RB)上で測定することを含み得る。
806で、UEは測定値を報告することができる。いくつかの態様では、たとえばUEが少なくとも2つの周波数帯において測定を実施するとき、UEは、少なくとも2つの周波数帯にわたって別個にとられた測定値を報告するか、それとも少なくとも2つの周波数帯にわたってとられた測定値を平均するかを示すシグナリングを受信し得る。いくつかの実施形態では、シグナリングは、狭帯域または広帯域を示す1ビットを含み得る。
図9は、本開示のいくつかの態様による、RSメトリック測定を実施するためのチャネル帯域幅部分を判断するための例示的動作900を示す。動作900は、たとえば、eNB110のプロセッサ220、230、240、および/または238によって実施することができる。
902で、eNBは、UEがRSメトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の1つまたは複数の周波数帯を示すシグナリングを、UEに送信することができる。いくつかの態様では、eNBは、測定を実施するための少なくとも2つの周波数帯を示すシグナリングを送信し得る。たとえば、シグナリングは、中心周波数帯または中心周波数帯からの少なくとも1つのオフセットを示し得る。904で、eNBは、1つまたは複数の周波数帯において行われたRSメトリック測定に基づく、UEからの報告を受信し得る。
上述したように、UEは、チャネル帯域幅の様々な部分を測定し、測定値を報告することができる。たとえば、UEは、測定されるべきチャネル帯域幅の中心にはない周波数での信号サンプルをとることができる。いくつかの態様では、あるサンプルについての測定帯域幅は、処理の影響が最小限になり得るように、チャネル帯域幅の中心(たとえば、中心の6つのRB)に保たれ得る。UEは、様々な周波数について、複数の報告をサービングBSに送ってもよく、UEは、複数のサンプルの平均をとり、1つの広帯域平均化測定報告を送ってもよい。
いくつかの態様では、eNBは、チャネル中心からのどのオフセットにおいて測定を実施するか、および特定の周波数スパンにわたる平均化が実施されるべきかどうかを、UEにシグナリングすることができる。UEは、特定の周波数における、または特定の帯域幅にわたって平均された測定結果をもつ複数の報告を送ることができる。したがって、ネットワークは、チャネル帯域幅の特定の部分の正確な測定値を取得し、信号品質を評価することができる。測定されるべきセルのチャネル帯域幅がUEに知られていない場合、このデータは、ネットワークによって提供され得る。
上述した技法は、周波数内測定と周波数間測定の両方に使うことができる。ネットワークは、中心周波数と、測定されるべき周波数帯のオフセットとを提供することができる。
ワイヤレスネットワークのためのRSRQ測定
受信信号メトリック測定の例には、RSRPおよびRSRQがある。RSRPは、当該の測定周波数帯域幅内のセル固有基準信号を搬送するリソース要素の電力寄与の線形平均として定義される。RSRQは、比N×RSRP/RSSIとして定義され、Nは、E-UTRAキャリア受信信号強度インジケータ(RSSI)測定帯域幅のリソースブロックの数である。
従来、RSRQ計算の分子および分母での測定は概して、同じリソースブロックセットにわたって行われる。したがって、RSRPおよびRSRQは従来、同じ帯域幅にわたって計算される。一例として、RSRPおよびRSRQは、中心の6つのRBにわたって計算することができる。ただし、同じ帯域幅にわたる受信信号メトリック測定値の計算は、特に広帯域測定を用いる、RSRQ測定の実装に対して制約を課し得る。本開示のいくつかの態様は、チャネルの様々な帯域幅または様々なサブバンドにわたって受信信号メトリック測定を実施するための技法を提供する。
チャネルのRSRPを測定するとき、RSRPの値は、値が測定されるサブバンドに依存しなくてよい。そうではなく、RSRPの値は、チャネル帯域幅全体を通して一定であり得る。ただし、RSSIの値は、値が測定されるリソース上に存在する干渉のレベルに依存して、周波数において変わり得る。たとえば、図7に戻って参照すると、RSSIの値は、702で行われる測定と、704で行われる測定との間で変わり得る。したがって、狭帯域にわたる(それに応じてスケーリングされた)RSRPと、より広い帯域にわたるRSSIとを測定することによってRSRQを計算すると、同じ帯域幅にわたるRSRPとRSRQの両方を測定するのと同じ結果が生じ得る。
図7に戻って参照すると、702で行われる測定の報告は、チャネル全体の強度/品質を正確に反映するわけではない場合があり、信号品質の過大評価または過小評価につながる場合があり、これが、不適当なセル選択またはハンドオーバ決定につながる可能性があり得る。したがって、受信信号メトリック測定、特にRSSIは、チャネル帯域幅の様々な部分(たとえば、周波数帯の第2のサブセット)において実施することができる。RSRPに関して、RSRPの値は、値が測定されるサブバンドに依存しなくてよい。そうではなく、RSRPの値は、チャネル帯域幅全体を通して一定であり得る。ただし、RSRPは、チャネル帯域幅の様々な部分(たとえば、周波数帯の第1のサブセット)において実施することもできる。その後、UEは、様々な帯域について、複数の報告をサービングBSに送ってもよく、UEは、複数の帯域を平均し、1つの測定報告を送ってもよい。たとえば、UEは、周波数帯の第1のサブセットにわたってとられた第1の受信信号メトリック測定値を平均し、周波数帯の第2のサブセットにわたってとられた第2の受信信号メトリック測定値を平均し、第1の受信信号メトリック測定値の平均を、第2の受信信号メトリック測定値の平均で除算すればよい。別の例では、UEは、第1の受信信号メトリック測定値を、第2の受信信号メトリック測定値で除算してよい。
本開示のいくつかの態様は、異なる帯域幅またはリソースにわたってRSRPおよびRSRQを測定させるための技法を提供する。たとえば、RSSIは、より広い帯域幅にわたって計算し、RSRPは狭帯域幅(たとえば、6つのRB)において計算することができる。本開示のいくつかの態様は、精度要件が満たされる限り、RSRP帯域幅とRSSI帯域幅の様々な組合せを可能にする。
情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることが、当業者には理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁性粒子、光場もしくは光子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書の開示に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は理解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、具体的適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を具体的な適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、汎用プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書の開示に関して説明する方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替形態において、記憶媒体はプロセッサと一体であってもよい。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または任意のそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えてよい。さらに、任意の接続が、適切にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
請求項を含む本明細書で使用されるように、「および/または」という用語は、2つ以上の項目からなるリストにおいて使われるとき、列挙される項目のうちどの1つも、それだけで利用されてよく、または列挙される項目のうち2つ以上からなるどの組合せも利用されてよいことを意味する。たとえば、構成が、構成要素A、B、および/またはCを含むものとして記載される場合、その構成は、A単体、B単体、C単体、AとBを組み合わせて、AとCを組み合わせて、BとCを組み合わせて、またはA、B、およびCを組み合わせて含むことができる。また、特許請求の範囲を含めて本明細書で使用する場合、「のうちの少なくとも1つ」によって修飾される項目の列挙で用いられる「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」という列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するように、選言的な列挙を示す。
本開示の上記の説明は、当業者が本開示を構成または使用できるようにするために提供される。本開示への様々な変更が当業者には容易に明らかになり、本明細書において規定される一般原理は、本開示の趣旨または範囲を逸脱することなく、他の変形形態に適用することができる。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
100 ワイヤレス通信ネットワーク、ネットワーク、ワイヤレスネットワーク
102a マクロセル
102b ピコセル
102c フェムトセル
110 発展型ノードB(eNB)、基地局
110a eNB、マクロeNB
110b eNB、ピコeNB
110c eNB
110d 中継局
120 UE
120b UE
120d UE
130 ネットワークコントローラ
212 データソース
220 送信プロセッサ、プロセッサ
230 送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ、プロセッサ
232 変調器(MOD)
234 アンテナ
236 MIMO検出器
238 受信プロセッサ、プロセッサ
239 データシンク
240 コントローラ/プロセッサ
242 メモリ
244 スケジューラ
252 アンテナ
254 復調器(DEMOD)
256 MIMO検出器
258 受信プロセッサ、プロセッサ
260 データシンク
262 データソース
264 送信プロセッサ、プロセッサ
266 TX MIMOプロセッサ、プロセッサ
280 コントローラ/プロセッサ
282 メモリ
284 チャネルプロセッサ、プロセッサ

Claims (7)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    基準信号(RS)メトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の2つ以上の周波数帯を示すシグナリングを受信するステップ(802)であって、
    前記RSメトリック測定の値が、基準信号受信電力(RSRP)および受信信号強度インジケータ(RSSI)を含み、
    前記シグナリングが示す前記2つ以上の周波数帯は、前記動作周波数帯の全体よりも狭い帯域幅である狭帯域と、前記動作周波数帯の全体と等しい帯域幅である広帯域とを含む、
    ステップと、
    前記2つ以上の周波数帯上で前記RSメトリック測定を実施するステップ(804)であって、
    前記2つ以上の周波数帯のうちの前記狭帯域においてRSRP測定を実施するステップと、
    前記2つ以上の周波数帯のうちの前記広帯域においてRSSI測定を実施するステップと、
    前記測定されたRSRPおよびRSSIに基づいて基準信号受信品質(RSRQ)を計算するステップと
    を含む、ステップと、
    前記測定されたRSRPおよびRSSI、ならびに前記計算されたRSRQを報告するステップ(806)と
    を含む方法。
  2. 前記2つ以上の周波数帯のうち1つが中心周波数帯に対応し、
    前記RSメトリック測定を実施するステップ(804)が、前記中心周波数帯における6つのリソースブロック(RB)上で測定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記2つ以上の周波数帯のうち前記少なくとも1つが、前記2つ以上の周波数帯のうち前記少なくとも1つの他の周波数帯とオーバーラップする、請求項1に記載の方法。
  4. ワイヤレス通信のための装置であって、
    基準信号(RS)メトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の2つ以上の周波数帯を示すシグナリングを受信するための手段であって、
    前記RSメトリック測定の値が、基準信号受信電力(RSRP)および受信信号強度インジケータ(RSSI)を含み、
    前記シグナリングが示す前記2つ以上の周波数帯は、前記動作周波数帯の全体よりも狭い帯域幅である狭帯域と、前記動作周波数帯の全体と等しい帯域幅である広帯域とを含む、
    手段と、
    前記2つ以上の周波数帯上で前記RSメトリック測定を実施するための手段であって、
    前記2つ以上の周波数帯のうちの前記狭帯域においてRSRP測定を実施し、
    前記2つ以上の周波数帯のうちの前記広帯域においてRSSI測定を実施し、かつ、
    前記測定されたRSRPおよびRSSIに基づいて基準信号受信品質(RSRQ)を計算する
    ための手段を含む、手段と、
    前記測定されたRSRPおよびRSSI、ならびに前記計算されたRSRQを報告するための手段と
    を備える装置。
  5. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ユーザ機器(UE)が基準信号(RS)メトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の2つ以上の周波数帯を示すシグナリングを、前記UEに送信するステップ(902)であって、
    前記RSメトリック測定の値が、基準信号受信電力(RSRP)および受信信号強度インジケータ(RSSI)を含み、
    前記シグナリングが、
    前記UEがRSRP測定を実施するための前記2つ以上の周波数帯のうちの狭帯域と、
    前記UEがRSSI測定を実施するための前記2つ以上の周波数帯のうちの広帯域
    示す、
    ステップと、
    前記測定されたRSRPおよびRSSI、ならびに前記測定されたRSRPおよびRSSIに基づいて前記UEにおいて計算された基準信号受信品質(RSRQ)に基づく、前記UEからの報告を受信するステップ(904)と
    を含む方法。
  6. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ユーザ機器(UE)が基準信号(RS)メトリック測定を実施するための、現在のサービングセルの動作周波数帯内の2つ以上の周波数帯を示すシグナリングを、前記UEに送信するための手段であって、
    前記RSメトリック測定の値が、基準信号受信電力(RSRP)および受信信号強度インジケータ(RSSI)を含み、
    前記シグナリングが、
    前記UEがRSRP測定を実施するための前記2つ以上の周波数帯のうちの狭帯域と、
    前記UEがRSSI測定を実施するための前記2つ以上の周波数帯のうちの広帯域
    示す、
    手段と、
    前記測定されたRSRPおよびRSSI、ならびに前記測定されたRSRPおよびRSSIに基づいて前記UEにおいて計算された基準信号受信品質(RSRQ)に基づく、前記UEからの報告を受信するための手段と
    を備える装置。
  7. コンピュータプログラムであって、請求項1乃至3、及び/又は5のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるための命令を含む、コンピュータプログラム。
JP2014554948A 2012-01-30 2013-01-30 ワイヤレスネットワークのための柔軟な無線リソース管理(rrm)測定 Active JP6585896B2 (ja)

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