JP6585214B2 - 表示装置、表示方法および表示プログラム - Google Patents

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本発明は、表示装置、表示方法および表示プログラムに関する。
プロジェクタ装置によって舗装路面上に画像を投影する表示方法が提案されている(特許文献1、参照)。特許文献1によれば、歩行者が通行する舗装路面上に画像が投影されるため、歩行者の注意を惹くことができる。
特開2012−207998号公報
しかしながら、特許文献1において、歩行者が画像のほぼ真上から舗装路面上の画像を見下ろさない限り、舗装路面上の画像の判読が困難となるという問題があった。すなわち、離れた位置から舗装路面上の画像を視認した場合には、文字が偏平(文字の高さが低く)に見えるため、舗装路面上の画像の判読が困難になるという問題があった。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたもので、遠方からの視認性に優れた表示を行うことが可能な技術を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の表示装置は、通行者の通行軌道上へ向けて突出物体が突出していると通行者が錯視によって視覚する画像である錯視画像を道路構造物上に形成する画像形成部を備えるように構成される。
前記の目的を達成するため、本発明の表示方法は、通行者の通行軌道上へ向けて突出物体が突出していると通行者が錯視によって視覚する画像である錯視画像を道路構造物上に形成するように構成される。
前記の目的を達成するため、本発明の表示プログラムは、コンピュータを、通行者の通行軌道上へ向けて突出物体が突出していると通行者が錯視によって視覚する画像である錯視画像を道路構造物上に形成する画像形成部として機能させるように構成される。
以上説明した本発明の構成において、錯視画像を道路構造物上に形成することにより、通行軌道上へ向けて突出物体が突出していると通行者が錯視によって視覚する。通行者は、通行軌道上へ向けて突出する突出物体を視覚するため、遠方からの視認性に優れた表示を行うことが可能となる。また、通行軌道上へ向けて突出する突出物体によって遠方から通行者の注意を強く惹くことができる。
ここで、通行者は、道路上を通行する者であればよく、通行者が道路上を移動する移動手段はどのような手段であってもよい。道路構造物とは、道路および通行者の視認可能な程度に道路の近くに存在し、かつ、通行者の通行に支障が無い構造物であればよい。例えば、道路構造物は、トンネル(側面,天井面等)や中央分離帯や遮音壁やガードレール等であってもよいし、車道や歩道等の路面であってもよい。さらに、道路構造物は、道路に沿って新設した錯視画像投影用の側壁や天井板であってもよいし、道路の周辺に存在する建物等であってもよい。さらに、錯視画像は、道路構造物の平面上に形成されてもよいし、平面以外の形状の表面上に形成されてもよい。
画像形成部は、道路構造物上に錯視画像を形成すればよく、錯視画像を形成する手法は特に限定されない。例えば、道路構造物に備えられたディスプレイに錯視画像を表示してもよいし、道路構造物上に錯視画像を投影してもよい。ディスプレイは、液晶ディスプレイやレーザーディスプレイ等であってもよい。道路構造物上にマトリックス状に配列したLEDやEL等の光源を点灯制御することにより錯視画像が形成されてもよい。錯視画像は、カラー画像であってもよいし、モノクロ画像やグレースケール画像であってもよい。
突出物体は、道路構造物から通行者の通行軌道に向けて突出する物体であればよく、突出物体の先端が通行者の通行軌道に到達してもよいし、到達しなくてもよい。なお、通行者の通行軌道とは、通行者そのものの軌道であって、通行者が利用する乗り物の軌道であってもよい。突出物体の先端が通行者の通行軌道に到達する場合、通行軌道の通行が妨げられる印象を与えることができ、通行軌道の通行を抑制することができる。ただし、突出物体の通行が妨げられる印象を与えるものに限られず、突出物体の方向に通行者を誘導するものであってもよい。また、通行者に各種情報を伝えるための文字が突出物体に付されてもよい。通行軌道に向けて突出する突出物体に文字が付されるため、文字の判読性が良好となる。ただし、必ずしも突出物体に文字が付されなくてもよい。
ここで、錯視画像は、動画を構成してもよい。動画とは、少なくとも1枚以上の静止画の錯視画像(フレーム)で構成されればよく、フレームレート等は特に限定されない。具体的に、錯視画像は、突出物体が動いているように通行者が視覚する動画を構成してもよい。これにより、突出物体への注意を遠方から惹くことができ、突出物体が確実に認識されるようにすることができる。錯視画像は、錯視画像を視認する視点の位置に応じて生成されるため、通行者の視点が移動すると突出物体の形状が歪んだように視覚され得る。しかし、突出物体を移動させることにより、突出物体の形状の歪みを目立たなくすることができる。なお、突出物体は、直線移動をしてもよいし、回転移動をしてもよいし、往復方向に揺動してもよい。また、突出物体は、突出方向に移動してもよいし、突出方向に直交する方向に移動してもよい。
さらに、錯視画像は、突出物体が一定形状を保っているように通行者が視覚するように通行者の視点の移動に応じて変化する動画を構成してもよい。すなわち、通行者の視点が移動しても突出物体の形状が歪んだように視覚されないように、錯視画像を動的に変化させてもよい。例えば、通行者の視点の位置を検知または推定し、当該視点の位置に基づいて錯視画像を動的に変化させてもよい。
また、錯視画像は、突出物体のみが視覚される画像でなくてもよく、突出物体とともに、道路構造物上に非突出物体が存在していると通行者が視覚する画像であってもよい。非突出物体とともに突出物体が視覚されるため、非突出物体との対比によって突出物体が突出しているような視覚効果を際立たせることができる。非突出物体は、非突出物体よりも通行者の通行軌道に向けて突出する高さが低い物体であればよく、例えば道路構造物の表面に沿って存在する平面状の物体であってもよい。
錯視画像は、非突出物体の一部分が突出物体によって遮蔽されていると視覚する画像であってもよい。このように非突出物体の一部分を突出物体によって遮蔽することにより、突出物体が突出している印象を強く与えることができる。すなわち、突出物体が突出しているがために、非突出物体の一部分に死角が形成されているという印象を強く与えることができる。
さらに、錯視画像は、突出物体上において縁取りを有する文字が付されているように通行者が視覚する画像であってもよい。これにより、2色以上で文字を表すことができ、道路構造物に対して照射される環境光の状況に左右されることなく、文字の判読性を確保することができる。
表示装置の設置状態を示す斜視図である。 表示装置と錯視画像生成装置のブロック図である。 図3A,図3Bは通行者の前方風景を示す図である。 錯視画像の説明図である。 錯視画像の説明図である。 図6A,図6Bは錯視画像を示す図である。 表示処理のフローチャートである。 錯視画像が投影された路面の写真である。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)表示装置の構成:
(2)錯視画像生成装置の構成:
(3)表示処理:
(4)他の実施形態:
(1)表示装置の構成:
図1は、本発明の一実施形態にかかる表示装置10の設置状態を示す斜視図である。表示装置10は、支持部11の最上部に設置されている。支持部11は、道路Rの路肩に設置され、道路Rの路面に対して一定の高さを有している。表示装置10は液晶プロジェクタであり、道路Rの路面上に錯視画像Iを投影する。なお、道路Rは、一方通行の直線道路である。道路Rにおいて、車両が破線矢印で示す逆走方向Uに進行した場合に、車両が逆走することとなる道路である。
また、道路Rの通行者は、車両の乗員(おもに運転者)となる。道路Rの路面は水平面であることとする。支持部11は、道路Rの路面に対して一定角度以上の俯角をもって錯視画像Iを投影することが可能なように表示装置10を保持すればよく、支持部11の形状等は特に限定されない。例えば、表示装置10が建物や各種壁面に保持されてもよい。表示装置10は、車両の通行を妨げない位置に備えられればよく、道路Rの真上等に備えられてもよい。
図2は、表示装置10と錯視画像生成装置20のブロック図である。錯視画像生成装置20は、錯視画像Iを表示するためのデータとして錯視動画データを生成するコンピュータである。錯視動画データは、複数の錯視画像Iを時系列で表示させるための動画データであり、データフォーマットは特に限定されない。錯視画像Iは、錯視動画データが示す動画の1フレームに対応する。
本実施形態において、錯視画像生成装置20が生成した錯視動画データが可搬メモリMに記録され、表示装置10は可搬メモリMに記録された錯視動画データを読み取って表示する。むろん、錯視動画データは、各種通信媒体を介して錯視画像生成装置20から表示装置10へと送信されてもよい。
表示装置10は、光学部Lと画像形成部CとユーザI/F部Dとを備える。光学部Lは、光源L1と分光光学系L2と液晶パネルL3と合成光学系L4と投影レンズL5とを含む。光源L1は、道路Rの路面に投影する投影光を発生する光源である。光源L1は、どのような光源であってもよいが、環境光に拘わらず錯視画像Iの視認性を確保するためにレーザ光源であることが望ましい。
分光光学系L2は、光源L1が発生させた投影光をRGBの3波長成分に分光する光学系であり、例えばダイクロイックミラーを利用した光学系であってもよい。液晶パネルL3は、RGBの3波長成分のそれぞれに対応して備えられている。液晶パネルL3は、画素ごとに投影光の透過率を調整可能な液晶素子を備えている。合成光学系L4は、液晶パネルL3を透過したRGBの3波長成分を合成する光学系である。投影レンズL5は、合成光学系L4にて合成された投影光を道路Rの路面上に投影するレンズである。
ユーザI/F部Dは、表示装置10のオペレータの操作を受け付ける入力部と、表示装置10の動作状況等を表示する表示部とを含む。なお、オペレータが支持部11を登って表示装置10を操作することが可能なように支持部11が構成されてもよいし、道路Rの路肩等から遠隔操作が可能なようにユーザI/F部Dと画像形成部CのコントローラC1とが通信可能に構成されてもよい。
画像形成部Cは、コントローラC1と画像入力部C2と画像処理部C3と歪み補正部C4と液晶ドライバC5とを備えるコンピュータである。画像形成部Cは、ソフトウェア(表示プログラム)によって実現されてもよいし、ハードウェア回路によって実現されてもよいし、これらの組み合わせによって実現されてもよい。
コントローラC1は、ユーザI/F部Dが受け付けた操作に基づいて、画像入力部C2と画像処理部C3と歪み補正部C4と液晶ドライバC5とを制御する。画像入力部C2は、可搬メモリMに記録されている錯視動画データを読み取る。具体的に、画像入力部C2は、ユーザI/F部Dにおける選択操作によって選択された錯視動画データを表示対象の錯視動画データとして読み取る。画像処理部C3は、錯視動画データを構成する各フレーム(錯視画像I)に対して各種画像処理を行う。例えば、画像処理部C3は、明度補正やカラーバランス補正やコントラスト補正やガンマ補正等の色補正処理を行ってもよい。
歪み補正部C4は、入力した錯視画像Iと相似形状の画像が路面上に投影されるように錯視動画データを補正する。具体的に、歪み補正部C4は、錯視動画データの各画素に対応する光束の路面までの光路長の差に起因する投影画像の歪みを補償するように、錯視動画データを幾何学補正する。液晶ドライバC5は、錯視動画データの各フレームの錯視画像IをRGBのチャネルごとに順次取得し、当該錯視画像Iの各画素の色の階調値に応じて液晶素子を駆動するための駆動信号を生成し、当該駆動信号を液晶パネルL3に出力する。なお、表示装置10は液晶プロジェクタでなくてもよく、DLPプロジェクタ等であってもよい。
次に、錯視画像Iについて説明する。図3A,図3Bは、道路Rを逆走する車両の乗員(通行者)の前方風景を示す。すなわち、通行者が道路Rを視認した場合に、図3A,図3Bに示すような前方風景が視覚されることとなる。図3A,図3Bに示すように、通行者は突出物体Pと非突出物体Fとを視覚する。図8に、図3Bの実際の画像(写真)を示す。
突出物体Pは、道路構造物としての道路Rから鉛直上方に突出し、『逆走中』を示す文字が表された矩形状の標識である。また、突出物体Pは、逆走方向Uに垂直な平面である。突出物体Pにおいて『逆走中』と示す文字は、グレーの背景上において、白色の縁取りがされた赤色の文字である。背景と文字と縁取りは互いに異なる色であればよく、明度と色相と彩度のいずれが異なっていてもよい。
非突出物体Fは、道路Rの路面の表面に付された矩形枠状のペイントを模した投影画像である。非突出物体Fの四辺のうち二辺がレーンの区間線と平行となり、他の二辺がレーンの区間線に垂直となっている。非突出物体Fは、白色の矩形枠内が黒色で塗りつぶされたペイントを模した投影画像であり、その一部分が突出物体Pによって遮蔽されている。すなわち、非突出物体Fは、奥行き方向に長さを有しており、奥行き方向の途中の位置から突出物体Pが突出することにより、突出物体Pよりも前方(通行者から遠い方向)の部分が突出物体Pによって遮蔽されているように視覚される。つまり、非突出物体Fの一部分が突出物体Pによって形成された死角に存在しており、視認不能となっている。
錯視画像Iは動画を構成する。すなわち、錯視画像Iは動画を構成する個々のフレームに対応しており、複数の錯視画像Iを時系列に切り替えて表示することにより動画が表示される。錯視画像Iは、通行者の前方風景において突出物体Pが道路Rの路面から突出する高さが変化する動画を構成する。
図3Aに示す前方風景が視覚される時刻は、図3Bに示す前方風景が視覚される時刻よりも後である。そのため、時刻が経過するにつれて突出物体Pの高さが徐々に高くなっていくように通行者が前方風景を視覚するように、錯視画像Iが経時的に切り替わっていく。また、非突出物体Fの内側の黒色部分から突出物体Pが徐々に浮き上がるように視覚される。なお、非突出物体Fの形態は経時的に変化しない。ただし、突出物体Pの高さが低いフレーム(不図示)においては、突出物体Pによる死角が小さくなるため、突出物体Pによって遮蔽された部分が変化する。
以上説明した本実施形態の構成において、錯視画像Iを道路構造物(道路Rの路面)上に形成することにより、通行軌道上へ向けて突出物体Pが突出していると通行者が錯視によって視覚する。通行者は、通行軌道上へ向けて突出する突出物体Pを視覚するため、遠方からの視認性に優れた表示を行うことが可能となる。また、通行軌道上へ向けて突出する突出物体Pによって通行者の注意を強く惹くことができる。
ここで、錯視画像Iは、突出物体Pが動いているように通行者が視覚する動画を構成する。これにより、突出物体Pへの注意を惹くことができ、突出物体Pが確実に認識されるようにすることができる。
また、錯視画像Iは、突出物体Pとともに、道路構造物(道路Rの路面)上に非突出物体Fが存在していると通行者が視覚する画像である。非突出物体Fとともに突出物体Pが視覚されるため、非突出物体Fとの対比によって突出物体Pが突出しているような視覚効果を際立たせることができる。
錯視画像Iは、非突出物体Fの一部分が突出物体Pによって遮蔽されていると視覚する画像である。このように、非突出物体Fの一部分を突出物体Pによって遮蔽することにより、突出物体Pが突出している印象を強く与えることができる。すなわち、突出物体Pが突出しているがために、非突出物体Fの一部分に死角が形成されているという印象を強く与えることができる。
さらに、錯視画像Iは、突出物体P上において縁取りを有する文字が付されているように通行者が視覚する画像である。これにより、2色以上で文字を表すことができ、道路構造物(逆走方向U)に対して照射される環境光の状況に左右されることなく、文字の判読性を確保することができる。
(2)錯視画像生成装置の構成:
図2に示すように、錯視画像生成装置20は、画像生成部GとユーザI/F部Eとを備えている。画像生成部Gは、CPUやRAMやROM等を備えたコンピュータであり、ROM等に記録されたプログラムを実行することにより、機能構成部として突出画像生成部G1と非突出画像生成部G2と画像合成部G3とを実現させる。ユーザI/F部Eは、表示装置10のオペレータの操作を受け付ける入力部と、表示装置10の動作状況等を表示する表示部とを含む。錯視画像生成装置20は、可搬メモリMに錯視動画データを記録するメモリライタ(不図示)を備える。
突出画像生成部G1は、立体画像生成部G1aと座標変換部G1bとを備える。立体画像生成部G1aは、突出物体Pとしての『逆走中』を示す標識の画像を生成する。具体的に、突出画像生成部G1は、突出物体P上の各位置の色を、道路R上の3次元座標(X−Y−Z座標)で特定する画像を立体画像として生成する。ここで、X軸は逆走方向Uの軸であり、Y軸は道路Rの幅方向の軸であり、Z軸は鉛直方向の軸であることとする。
図3A,図3Bに示す平面矩形状の突出物体Pに対応する立体画像の各画素は、Z軸方向とY軸方向の矩形範囲に分布しており、X軸方向の座標はすべて同じとなる。座標変換部G1bは、立体画像を道路Rの路面上に投影した画像(突出画像PI)へと変換する。そのために、座標変換部G1bは、通行者の視点基準位置Vを設定する。図4,図5は、突出画像PIへの変換を説明する模式図である。
図4,図5は、図3A,図3Bを視認した通行者の視点基準位置Vよりも後方かつ上方の位置から道路Rの路面を俯瞰した図である。座標変換部G1bは、車両を運転する運転者の平均的な目の高さ(例えば1〜1.5m)を視点基準位置VのZ軸方向の座標と設定し、突出物体Pから逆走方向Uの反対方向に一定距離(例えば30〜50m)だけ遡った位置を視点基準位置VのX軸方向の座標として設定する。座標変換部G1bは、車両を運転する運転者の道路Rの幅方向の中央位置を視点基準位置VのY軸方向の座標と設定する。なお、視点基準位置VのY軸方向の座標は、道路Rの幅方向の中央位置から運転席側に一定距離だけオフセットされてもよい。
座標変換部G1bは、視点基準位置Vと、突出物体P(図4,図5において破線)に対応する立体画像の画素Nとを通過する直線(実線矢印)が道路Rの路面上と交差する投影点Qの座標(Z=0)を算出する。なお、突出物体Pの四隅に対応する立体画像の画素N1〜N4の投影点Q1〜Q4に囲まれた台形領域内に、立体画像の任意の画素Nに対応する投影点Qが存在することとなる。座標変換部G1bは、立体画像の画素Nを投影点Qに移動させることにより、道路Rの路面上の画像である突出画像PIを生成する。突出画像PIは、各画素がX軸方向とY軸方向の座標を有する画像である。
図6A,図6Bは、錯視画像Iを示す図である。図6A,図6Bは、図4,図5を上方から鉛直下方に見下ろした画像である。なお、図の簡略化のため、図4,図5,図6A,図6Bにおいて『逆走中』の文字の図示は省略している。図6A,図6Bに示すように、錯視画像Iは、突出物体Pに対応する立体画像を視点基準位置Vから道路Rの路面上に投影した台形状の突出画像PIを含む。立体画像生成部G1aは、フレームごとに高さが異なる突出物体Pのそれぞれについて立体画像を生成し、当該立体画像を道路Rの路面上に投影した突出画像PIを各フレームについて生成する。なお、文字が点滅したり色や位置が変化したりしてもよく、立体画像生成部G1aは、フレームごとに文字の状態が異なる立体画像を生成してもよい。ただし、錯視画像を動画によって表示することで、その表示自体が点滅した表示として視認されるため、『逆走中』を判読する位置よりもかなり手前から表示の存在を通行者に知らせることができる。
非突出画像生成部G2は、非突出物体Fに対応する非突出画像FIを生成する。非突出物体Fは道路Rの路面上に存在する物体であるため、非突出画像FIは各画素がX軸方向とY軸方向の座標を有する画像となる。非突出画像生成部G2は、X軸方向の2辺とY軸方向の2辺によって囲まれた矩形枠状の非突出物体Fを示す非突出画像FIを生成する。
非突出画像FIはフレーム間で変化するものではなく、非突出画像生成部G2は1個の非突出画像FIを生成する。
画像合成部G3は、突出画像PIと非突出画像FIとを合成することにより錯視画像Iを生成する。具体的に、画像合成部G3は、非突出画像FI上に突出画像PIを重畳し、非突出画像FIと突出画像PIとが存在しない領域(ハッチング)に無色の画素を充填することにより、錯視画像Iを生成する。なお、無色の画素とは、表示装置10が道路Rの路面に対して何ら光を投影しない画素を意味し、通行者が道路Rそのものの色を視覚する画素を意味する。
画像合成部G3は、非突出画像FI上に各フレームの突出画像PIを重畳することにより、各フレームの錯視画像Iを生成する。画像合成部G3は、非突出画像FIと突出画像PIの双方が存在する画素については、突出画像PIの色を採用する。つまり、非突出画像FIと突出画像PIの双方が存在する部分については、非突出物体Fが突出物体Pによって遮蔽されるようにする。各フレームにおいて、突出画像PIの逆走方向Uの反対側の端の位置と、矩形枠状の非突出画像FIの内側部分(黒色)の逆走方向Uの反対側の端の位置とが一致する。画像合成部G3は、各フレームの錯視画像Iを、1個の動画ファイルである錯視動画データに格納して、可搬メモリMに記録する。
(3)表示処理:
次に、錯視動画データが記録された可搬メモリMが装着された表示装置10が実行する表示処理について説明する。図7は表示処理のフローチャートである。まず、コントローラC1は、錯視動画データの選択操作を受け付ける(ステップS100)。すなわち、コントローラC1は、ユーザI/F部Dに対する操作に基づいて表示対象の錯視動画データの選択を受け付ける。可搬メモリMには、複数の錯視動画データが記録可能であり、各種条件(車両の通行状態、時間帯、季節等)に応じて自動または手動で表示対象の錯視動画データが選択されてもよい。
次に、コントローラC1は、表示モードの選択操作を受け付ける(ステップS110)。すなわち、コントローラC1は、ユーザI/F部Dに対する操作に基づいて錯視動画データの表示モードの選択を受け付ける。本実施形態の表示モードは、錯視動画データを1回だけ表示する通常モードと、錯視動画データを繰り返して表示する繰り返しモードのいずれかである。
次に、画像入力部C2は、錯視動画データを読み込む(ステップS120)。すなわち、可搬メモリMから読み取った錯視動画データをRAM等のワークエリアに転送する。次に、画像処理部C3は、錯視画像Iを1フレームずつ取得する(ステップS130)。すなわち、画像処理部C3は、錯視動画データが含む錯視画像Iを表示順序が早い順に1フレームずつ取得する。
次に、画像処理部C3と歪み補正部C4は、画像処理と歪み補正を行う(ステップS140)。すなわち、画像処理部C3は、錯視画像Iに対して明度補正等の色補正処理を行う。歪み補正部C4は、錯視画像Iと相似形状の画像が道路Rの路面上に投影されるように錯視動画データを幾何学補正する。
次に、液晶ドライバC5は、現在のフレーム(錯視画像I)を投影する(ステップS150)。すなわち、液晶ドライバC5は錯視画像Iに基づいて液晶素子を駆動するための駆動信号を生成し、当該駆動信号を液晶パネルL3に出力する。その結果、錯視画像Iが道路Rの路面上に投影されることとなる。
次に、コントローラC1は、最終フレームであるか否かを判定する(ステップS160)。すなわち、コントローラC1は、道路Rの路面上に投影されている錯視画像Iが錯視動画データの最後のフレームであるか否かを判定する。最終フレームであると判定しなかった場合(ステップS160:N)、コントローラC1は、ステップS130に戻る。これにより、表示装置10は、最終フレームまで錯視画像Iを更新表示することができる。
以上により、道路Rの路面から上方に突出する突出物体Pが上方に移動するように通行者に視覚させることができる。なお、ステップS150にて錯視画像Iを投影する表示周期は、錯視動画データにて規定されているフレームレートと一致する。
最終フレームであると判定しなかった場合(ステップS160:N)、コントローラC1は、表示モードが繰り返しモードであるか否かを判定する(ステップS170)。表示モードが繰り返しモードであると判定した場合(ステップS170:Y)、コントローラC1は、ステップS120に戻り、錯視動画データの表示を繰り返す。一方、最終フレームであると判定した場合(ステップS160:Y)、コントローラC1は、表示処理を終了する。
前記の実施形態では、図3B、図3Aのように非突出物体Fから突出物体Pが軌道上に高さを変えて突出する例を説明したが、非突出物体Fのみの画像と図3Aに示す画像とを交互表示しても通行者に『逆走中』の表示を路面から突出する画像として視認させることができる。
(4)他の実施形態:
本発明において、錯視画像Iは、突出物体が一定形状を保っているように通行者が視覚するように通行者の視点の移動に応じて変化する動画を構成してもよい。ここで、錯視画像Iは視点基準位置Vから見た場合に、矩形状の突出物体Pに歪みがないように視覚される画像である。ところが、通行者の現実の視点が視点基準位置Vからずれていると、突出物体Pに歪みがあると視覚されることとなる。逆走中の車両内の通行者の視点の位置と視点基準位置Vとの間のずれ量が変化していくため、突出物体Pが車両の位置に応じて変形しているように視覚されることとなる。
そこで、錯視画像生成装置20は、X軸方向における複数の視点基準位置Vのそれぞれについて、図4,図5のように錯視画像I(突出画像PI)を作成しておいてもよい。そして、表示装置10は、表示周期ごとに、通行者の視点の位置に最も近い視点基準位置Vの錯視画像Iを道路Rの路面上に投影してもよい。
例えば、表示装置10は、逆走する車両とその車速とを検知する車両検知器30(図2において破線)と通信可能に構成されてもよい。そして、表示装置10のコントローラC1は、逆走する車両の車速に基づいて表示周期ごとの通行者の視点の位置を算出し、当該通行者の視点の位置と最も近い視点基準位置Vの錯視画像Iを道路Rの路面上に投影する。なお、通行者の視点の位置と突出物体Pの高さ方向の位置との組み合わせごとに錯視画像Iを用意しておけば、突出物体Pが一定形状を保ったまま上方に移動するように通行者が視覚する動画を表示できる。
なお、前記実施形態においては、錯視画像生成装置20が生成した錯視画像Iと相似の画像が道路Rの路面上に投影されるように表示装置10が歪み補正を行うようにした。しかし、表示装置10の設置位置や道路Rの路面形状に起因した歪みを補償するように、予め錯視画像生成装置20が錯視画像Iを生成してもよい。この場合、歪み補正部C4の処理がスキップされるようにすればよい。さらに、錯視画像Iが突出画像PIのみを含む場合、歪み補正部C4における幾何学補正を利用して通行者が錯視する錯視画像Iを生成してもよい。
また、錯視画像Iが形成される道路構造物は道路Rの路面でなくてもよく、道路Rに沿って設けた奥行きが長い壁面や天井面に対して図1のように路肩に設置した表示装置10から投影し壁面から道路に突出するように錯視画像Iを生成してもよい。また、錯視画像Iを投影する面は、平面以外の表面形状を有する構造物であってもよい。このような場合において、プロジェクションマッピング等において行われる補正手法を用いることにより、通行者が錯視する錯視画像Iを平面以外の道路構造物上に形成できる。また、投影領域が連続するように配置された異なる複数のプロジェクタによって一枚の錯視画像Iが表示されてもよい。
さらに、突出物体PはX軸方向に厚みを有する立体、例えば、通行の障害物と錯覚する路面上の多数の突起物であってもよい。また、突出物体Pが移動する方向はX軸方向であってもよいし、Y軸方向であってもよいし、X軸方向とY軸方向とZ軸方向の2以上の方向を組み合わせた方向であってもよい。突出物体PをX軸方向に移動させることにより、車両をX軸方向に誘導してもよい。同様に、突出物体PをY軸方向に移動させることにより、車両をY軸方向に誘導してもよい。さらに、表示装置10は、道路管理者等が使用する車両に搭載されてもよい。
さらに、本発明のように、通行者の通行軌道上へ向けて突出物体が突出していると前記通行者が錯視によって視覚する画像である錯視画像を道路構造物上に形成する手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、他の装置の各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、装置を制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし半導体メモリであってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…表示装置、11…支持部、20…錯視画像生成装置、30…車両検知器、C…画像形成部、C1…コントローラ、C2…画像入力部、C3…画像処理部、C4…歪み補正部、C5…液晶ドライバ、D,E…ユーザI/F部、F…非突出物体、FI…非突出画像、G…画像生成部、G1…突出画像生成部、G1a…立体画像生成部、G1b…座標変換部、G2…非突出画像生成部、G3…画像合成部、I…錯視画像、L…光学部、L1…光源、L2…分光光学系、L3…液晶パネル、L4…合成光学系、L5…投影レンズ、M…可搬メモリ、N…画素、P…突出物体、PI…突出画像、Q…投影点、R…道路、U…逆走方向、V…視点基準位置

Claims (8)

  1. 通行者の通行軌道上へ向けて突出物体が突出していると前記通行者が錯視によって視覚する画像である錯視画像を道路構造物上に形成する画像形成部を備え、
    前記錯視画像は、前記突出物体が一定形状を保っているように前記通行者が視覚するように前記通行者の視点の移動に応じて変化する動画を構成する、
    表示装置。
  2. 前記錯視画像は、3次元座標で特定する画像を2次元座標で特定する画像に変換した画像である、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記錯視画像は、前記突出物体が動いているように前記通行者が視覚する動画を構成する、
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の表示装置。
  4. 前記錯視画像は、前記突出物体とともに、前記道路構造物上に非突出物体が存在していると前記通行者が視覚する画像である、
    請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記錯視画像は、前記非突出物体の一部分が前記突出物体によって遮蔽されていると視覚する画像である、
    請求項に記載の表示装置。
  6. 前記錯視画像は、前記突出物体上において縁取りを有する文字が付されているように前記通行者が視覚する画像である、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 通行者の通行軌道上へ向けて突出物体が突出していると前記通行者が錯視によって視覚する画像である錯視画像を道路構造物上に形成し、
    前記錯視画像は、前記突出物体が一定形状を保っているように前記通行者が視覚するように前記通行者の視点の移動に応じて変化する動画を構成する、
    表示方法。
  8. コンピュータを、
    通行者の通行軌道上へ向けて突出物体が突出していると前記通行者が錯視によって視覚する画像である錯視画像を道路構造物上に形成する画像形成部として機能させ、
    前記錯視画像は、前記突出物体が一定形状を保っているように前記通行者が視覚するように前記通行者の視点の移動に応じて変化する動画を構成する、
    表示プログラム。
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