JP6584965B2 - Tube cutting jig - Google Patents
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Description
本発明は、線材の外装保護部材として用いるチューブを切断するための切断刃を有するチューブ切断冶具に関する。 The present invention relates to a tube cutting jig having a cutting blade for cutting a tube used as an exterior protection member for a wire.
従来、自動車の電気配線に用いるワイヤハーネスは、電線等の線材を保護する外装部材として、いわゆるコルゲートチューブ等のチューブを用いる。
このようなチューブを切断する場合、専用の冶具を用いるようにしている。
2. Description of the Related Art Conventionally, wire harnesses used for electric wiring of automobiles use tubes such as so-called corrugated tubes as exterior members that protect wires such as electric wires.
When cutting such a tube, a dedicated jig is used.
例えば、特許文献1には、被切断管の凹凸と係合すると共に被切断管を跨ぐ門型の冶具本体を形成し、この冶具本体に切断刃を挿通させて保持しながら往復移動自在に案内しつつ被切断管を上下に切断させる切断刃ガイド穴を形成した切断冶具が記載されている。
For example, in
また、特許文献2には、切断対象がチューブではないものの、類似の用途に用いる冶具が、記載されている。
特許文献2に記載された冶具は、ケーブルを切断するためのケーブル切断工具であり、ケーブルは本体に所定の向きに保持されるとともに、その切断位置が設定され、この本体とケーブルとに対して切断レバーを揺動させることで、切断レバーのテコの作用により、操作力に倍する力が切断刃からケーブルに加わり、ケーブルが切断されるようになっている。
The jig described in
しかしながら、電線等の線材の外装保護材として用いるようなチューブは、線材に対応した位置で切断する必要があるため、その切断位置を確認しながら切断する煩雑な作業を行わなければならないという問題があった。 However, since a tube used as an exterior protective material for a wire such as an electric wire needs to be cut at a position corresponding to the wire, there is a problem that a complicated operation of cutting while checking the cutting position must be performed. there were.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、チューブを保護対象となる線材に対応した所定の位置で容易に切断することができるチューブ切断冶具を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of the above, Comprising: It aims at providing the tube cutting jig which can cut | disconnect a tube easily in the predetermined position corresponding to the wire used as protection object.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係るチューブ切断冶具は、線材の外装保護部材として用いるチューブを切断するための切断刃を有するチューブ切断冶具において、前記チューブを前記線材に取り付け可能に該線材の所定箇所を保持する保持部材に突き当てられる突き当て部、あるいは、前記保持部材に嵌合される嵌合部を含む切断位置決め部を有し、前記チューブを切断する場合、前記保持部材に前記突き当て部が突き当てられ、あるいは、前記保持部材に前記嵌合部が嵌合されることによって、前記線材に対応した位置で前記チューブが切断されることを特徴とする。
In order to solve the above-described problems and achieve the object, a tube cutting jig according to
また、本発明の請求項2に係るチューブ切断冶具は、上記の発明において、前記切断位置決め部は、前記保持部材の両側部から所定の間隔を空けた2箇所の位置で前記チューブを切断するための前記切断刃の2箇所の位置決めに対応した2箇所の前記突き当て部、あるいは、2箇所の前記嵌合部を有することを特徴とする。
Further, in the tube cutting jig according to
また、本発明の請求項3に係るチューブ切断冶具は、上記の発明において、前記切断位置決め部は、前記保持部材がフォーク状をなし、爪の間に前記線材を引っ掛けて保持するものである場合、前記嵌合部が、前記爪を挿通する挿通孔を有することを特徴とする。
In the tube cutting jig according to
本発明の請求項1に係るチューブ切断冶具は、前記チューブを切断する場合、前記線材の所定箇所を保持する前記保持部材に前記突き当て部が突き当てられることによって、あるいは、前記保持部材に前記嵌合部が嵌合されることによって、前記線材に対応した位置で前記チューブを切断することができるので、チューブを保護対象となる線材に対応した所定の位置で容易に切断することができる。
In the tube cutting jig according to
本発明の請求項2に係るチューブ切断冶具は、切断位置決め部が前記保持部材の両側部から所定の間隔を空けた2箇所の位置で前記チューブを切断するための前記切断刃の2箇所の位置決めに対応した2箇所の前記突き当て部、あるいは、2箇所の前記嵌合部を有し、前記保持部材の両側部から所定の間隔を空けた2箇所の位置に前記チューブの切断側の端面を位置することができるので、前記チューブを前記保持部材の両側で前記チューブの切断側の端面を含めて前記線材にテープ巻きすることができる。
In the tube cutting jig according to
本発明の請求項3に係るチューブ切断冶具は、前記挿通孔に前記爪を挿通することによって前記嵌合部を前記保持部材に容易に嵌合することができ、前記爪から前記嵌合部を引き抜くことによって前記保持部材との嵌合状態を容易に解除することができるので、前記線材に対応した位置で前記チューブを切断するための位置決めを容易に行うことができるとともに、チューブ切断冶具が位置決めされた位置で安定して保持されるため、チューブの切断寸法精度を向上することができる。
In the tube cutting jig according to
以下、図面を参照して、本発明に係るチューブ切断冶具の好適な実施例を詳細に説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of a tube cutting jig according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は、本発明の実施例1に係るチューブ切断冶具1の斜視図であり、嵌合部13aを保持部材Hに嵌合した状態を示した図である。図2は、チューブ切断冶具1を斜め下方から視た図であり、チューブTuを切断する途中の状態を示した図である。図3は、(a)がチューブ切断冶具1の2箇所の嵌合部13aのうち、一方の嵌合部13aを保持部材Hに嵌合した状態を説明するための図であり、(b)が(a)の状態でチューブ切断冶具1によって切断したチューブTuの切断部周辺の状態を示した図である。図4は、(a)がチューブ切断冶具1を図3とは異なる嵌合部13aを保持部材Hに嵌合した状態を説明するための図であり、(b)が(a)の状態でチューブ切断冶具1によって切断したチューブTuの切断部周辺の状態を示した図である。
FIG. 1 is a perspective view of a
本発明の実施例1に係るチューブ切断冶具1は、例えば、自動車の電気配線に用いる電線の外装保護部材として用いるチューブTuを切断するための切断刃Cを有する冶具である。
The
なお、チューブTuは、図2に示すように、延在方向に凹部と、凸部とが交互に連続して形成された蛇腹形状をなす、いわゆるコルゲートチューブを用いている。このチューブTuは延在方向に沿って直線状に不図示のスリットが形成されており、このスリットを介して線材としての電線WをチューブTu内に収容できるようになっている。
また、電線WはチューブTuを取り付け可能に保持部材Hによって所定箇所を保持されている。より具体的には、電線Wは、ワイヤハーネスの組立作業台上に配索ルートに対応した形状になるように保持部材Hによって保持されている。
As shown in FIG. 2, the tube Tu uses a so-called corrugated tube having a bellows shape in which concave portions and convex portions are alternately and continuously formed in the extending direction. The tube Tu is formed with a slit (not shown) linearly along the extending direction, and an electric wire W as a wire can be accommodated in the tube Tu through the slit.
Further, the electric wire W is held at a predetermined position by a holding member H so that the tube Tu can be attached. More specifically, the electric wire W is held by the holding member H so as to have a shape corresponding to the routing route on the assembly work table of the wire harness.
保持部材Hは、フォーク状をなし、爪H1の間に電線Wを引っ掛けて保持するようになっている。なお、この実施例1では、保持部材HはU字フォーク状をなし、2つの爪H1の間に電線Wの束を引っ掛けて保持するようになっている。 The holding member H has a fork shape, and is configured to hook and hold the electric wire W between the claws H1. In the first embodiment, the holding member H has a U-shaped fork shape, and a bundle of electric wires W is hooked and held between the two claws H1.
このチューブ切断冶具1は、切断刃Cを取り付けた冶具本体部10と、冶具本体部10に対して揺動可能に取り付けたレバー部11と、切断刃Cをカバーする刃物カバー部12と、電線Wに対応した位置でチューブTuを切断するための位置決め機能をなす切断位置決め部13と、を有する。
The
冶具本体部10は、光透過性の合成樹脂材からなり、チューブTuを切断する際、作業者が握って操作する部分となる操作部10aと、切断刃Cを固定する刃物固定部10bと、レバー部11による操作によって切断刃Cに押し当てたチューブTuを切断方向に向けてガイドするチューブ切断ガイド部10cと、を有する。
The
操作部10aは、作業者が握りやすいように枠状に形成した部分であり、レバー部11が一部を重ねるようにして取り付けられている。
このため、この操作部10aと一緒にレバー部11を握ることができるようになっている。
The
For this reason, the
刃物固定部10bは、チューブ切断ガイド部10cの入口付近で切断刃Cをチューブ切断ガイド部10cの入口開口を橋渡すようにして固定している。
The
チューブ切断ガイド部10cは、チューブTuの外形に対応した円弧状の切欠きを形成された部分である。このチューブ切断ガイド部10cは、入口開口付近に固定した切断刃Cによって押し当てられたチューブTuを切断刃Cによって切断する方向にガイドするようになっている。
The tube
次に、レバー部11について説明する。
レバー部11は、光透過性の合成樹脂材からなり、冶具本体部10に対して揺動することによってチューブTuを切断刃Cに押し当てる方向に力を負荷するものである。
Next, the
The
このレバー部11は、冶具本体部10の操作部10aと重なることによって、作業者が操作部10aと重ね合わせた状態で操作し易いように形成されたレバー操作部11aと、切断刃CにチューブTuを押し当てる部分となるチューブ押し当て部11bと、を有する。
The
レバー操作部11aは、チューブ押し当て部11bに比してレバー部11の揺動軸Bの近傍に設けている。
The
チューブ押し当て部11bは、チューブTuの外形に対応した円弧状の切欠きが形成されることによってチューブTuが嵌る部分となるチューブ嵌合部11cと、チューブ嵌合部11cに嵌ったチューブTuをチューブ嵌合部11cの内壁面とともに切断刃Cに押し当てる外力を負荷するための面を形成された一対の押し当て板部11d、11dと、を有する。
The
刃物カバー部12は、光透過性の合成樹脂材からなり、冶具本体部10の両側から切断刃Cを覆うことができるように、かつ、不図示弾性部材等を利用して、チューブTuを切断する際、チューブTuに押し付けられることによってチューブTuに当接した状態で切断刃Cを一部だけ露出し、チューブTuの切断を完了した際、弾性部材による弾性力を利用して切断刃Cを両側から覆う位置に戻るように可動する。
The
切断位置決め部13は、チューブTuを電線Wに取り付け可能に電線Wの所定箇所を保持する保持部材Hに嵌合される嵌合部13aを有する。
なお、切断位置決め部13は、保持部材Hの両側部から所定の間隔を空けた2箇所の位置でチューブTuを切断するための切断刃Cの2箇所の位置決めに対応した2箇所の嵌合部13a、13aを有する。
The cutting
In addition, the cutting |
嵌合部13aは、冶具本体部10に連結するブロック状の合成樹脂からなる嵌合本体13bを有し、この嵌合本体13bに保持部材Hの爪H1を挿通する挿通孔13cが形成されている。
2箇所の嵌合部13aは、互いの嵌合本体13bの間に冶具本体部10を間に挟むようにして嵌合本体13bが冶具本体部10に連結されている。
The
The
このような2箇所の嵌合部13aのうち、一方の嵌合部13aが保持部材Hに嵌合されると、すなわち、図3(a)に示すように、図3(a)中、右側の嵌合部13aの挿通孔13cに保持部材Hの爪H1が挿通されると、切断刃Cが保持部材Hの左側に保持部材Hから所定の間隔を空けるように位置決め配置される。
このため、右側の嵌合部13aを保持部材Hに嵌合したチューブ切断冶具1を用いてチューブTuを切断した場合、図3(b)に示すように、チューブTuが保持部材Hの左側に保持部材Hから所定の間隔を空けた位置に端面を位置して切断される。
これにより、保持部材Hに対して左側に位置する電線領域に取り付けるチューブTuの端面と保持部材Hとの間にチューブTuを電線Wに固定するためのテープを巻きつけることができる所定の間隔を確保することができる。
When one of the two
Therefore, when the tube Tu is cut using the
Accordingly, a predetermined interval at which a tape for fixing the tube Tu to the electric wire W can be wound between the end surface of the tube Tu attached to the electric wire region located on the left side with respect to the holding member H and the holding member H. Can be secured.
一方、図4(a)に示すように、図4(a)中、左側の嵌合部13aの挿通孔13cに保持部材Hの爪H1が挿通されると、切断刃Cが保持部材Hの右側に保持部材Hから所定の間隔を空けるように位置決め配置される。
このため、左側の嵌合部13aを保持部材Hに嵌合したチューブ切断冶具1を用いてチューブTuを切断した場合、図4(b)に示すように、チューブTuが保持部材Hの右側に保持部材Hから所定の間隔を空けた位置に端面を位置して切断される。
これにより、保持部材Hに対して右側に位置する電線領域に取り付けるチューブTuの端面と保持部材Hとの間にチューブTuを電線Wに固定するためのテープを巻きつけることができる所定の間隔を確保することができる。
On the other hand, as shown in FIG. 4A, when the claw H1 of the holding member H is inserted into the
Therefore, when the tube Tu is cut using the
Accordingly, a predetermined interval at which a tape for fixing the tube Tu to the electric wire W can be wound between the end surface of the tube Tu attached to the electric wire region positioned on the right side of the holding member H and the holding member H. Can be secured.
このようにして、チューブ切断冶具は、嵌合本体13bの挿通孔13cに保持部材Hの爪H1を挿通することによって、チューブ切断冶具が電線Wに対応した位置でチューブを切断するために位置決めされた位置で安定して保持される。
Thus, the tube cutting jig is positioned to cut the tube at a position corresponding to the electric wire W by inserting the claw H1 of the holding member H into the
次に、図5および図6を用いて、チューブ切断冶具1を用いたチューブTuの切断作業の手順を説明する。
図5および図6は、チューブ切断冶具1を用いたチューブTuの切断作業の手順を示したものである。
Next, a procedure for cutting the tube Tu using the
5 and 6 show a procedure for cutting the tube Tu using the
まず、作業者は、チューブ切断冶具1の嵌合部13aを保持部材Hに嵌合する(図5(a)参照)。
これによりチューブ切断冶具1は、チューブTuを取り付ける電線Wに対して位置決め配置され、電線Wに対応した位置でチューブTuを切断することができる。
First, the operator fits the
Thereby, the
その後、作業者は、冶具本体部10に取り付けた切断刃Cとレバー部11のチューブ嵌合部11cとの間にチューブTuを挿通する(図5(b)参照)。
このとき、作業者は、レバー部11を回動操作することによって切断刃Cとチューブ嵌合部11cとの間にチューブTuを挿通することができる間隔を空ける。
Thereafter, the operator inserts the tube Tu between the cutting blade C attached to the
At this time, the operator makes an interval at which the tube Tu can be inserted between the cutting blade C and the
その後、作業者は、チューブTuを周方向に回しながらチューブTuを切断刃Cに押し当てるようにレバー部11を操作する(図6(c)参照)。
ここで、作業者は、チューブTuの蛇腹形状を利用して、蛇腹形状の凹部に切断刃Cを押し込みながらチューブTuを周方向に回すことによって、チューブTuの全周に渡って切れ込みを入れることができる。
また、チューブTuは、レバー部11のチューブ嵌合部11cの内壁面および押し当て板部11dによって切断刃Cに押し当てられ、切断刃Cによって周方向に徐々に切断されながらチューブ切断ガイド部10cに案内される。
なお、刃物カバー部12によって切断刃Cが覆われているため、作業者が切断刃Cによって怪我をしないように安全が確保されている。
また、チューブ切断冶具1の構成部材のほとんどが光透過性の合成樹脂材からなるので、チューブ切断冶具1が視界の邪魔となってチューブTuの切断作業に悪影響を及ぼすことがない。
Thereafter, the operator operates the
Here, the operator uses the bellows shape of the tube Tu to make notches over the entire circumference of the tube Tu by turning the tube Tu in the circumferential direction while pushing the cutting blade C into the concave portion of the bellows shape. Can do.
The tube Tu is pressed against the cutting blade C by the inner wall surface of the tube
In addition, since the cutting blade C is covered with the
Further, since most of the constituent members of the
その後、作業者は、冶具本体部10の操作部10aをレバー部11とともに握りしめつつ、レバー部11をチューブTuの切断完了位置まで回動することによってチューブTuの切断を完了する(図6(d)参照)。
Thereafter, the operator completes the cutting of the tube Tu by rotating the
本発明の実施例1に係るチューブ切断冶具1は、チューブTuを切断する場合、電線Wの所定箇所を保持する保持部材Hに嵌合部13aが嵌合されることによって、電線Wに対応した位置でチューブTuを切断することができるので、チューブTuを保護対象となる電線Wに対応した所定の位置で容易に切断することができる。
When the
また、本発明の実施例1に係るチューブ切断冶具1は、切断位置決め部13が保持部材Hの両側部から所定の間隔を空けた2箇所の位置でチューブTuを切断するための切断刃Cの2箇所の位置決めに対応した2箇所の嵌合部13aを有し、保持部材Hの両側部から所定の間隔を空けた2箇所の位置にチューブTuの切断側の端面を位置することができるので、チューブTuを保持部材Hの両側でチューブCの切断側の端面を含めて電線Wにテープ巻きすることができる。
Moreover, the
また、本発明の実施例1に係るチューブ切断冶具1は、挿通孔13cに爪H1を挿通することによって嵌合部13aを保持部材Hに容易に嵌合することができ、爪H1から嵌合部13aを引き抜くことによって保持部材Hとの嵌合状態を容易に解除することができるので、電線Wに対応した位置でチューブTuを切断するための位置決めを容易に行うことができるとともに、チューブ切断冶具1が位置決めされた位置で安定して保持されるため、チューブCの切断寸法精度を向上することができる。
Further, the
次に、図7および図8を用いて本発明の実施例2に係るチューブ切断冶具2について説明する。
図7は、本発明の実施例2に係るチューブ切断冶具2の斜視図である。図8は、図7とは異なる方向から視たチューブ切断冶具2の斜視図である。
この実施例2のチューブ切断冶具2は、切断位置決め部23が嵌合部13aに代って突き当て部23aになっている点で、実施例1のチューブ切断冶具1と異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付している。
Next, the
FIG. 7 is a perspective view of the
The
Other configurations are the same as those of the first embodiment, and the same components as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals.
このチューブ切断冶具2は、切断刃Cを取り付けた冶具本体部20と、冶具本体部20に対して揺動可能に取り付けたレバー部21と、切断刃Cをカバーする刃物カバー部22と、電線Wに対応した位置でチューブTuを切断するための位置決め機能をなす切断位置決め部23と、を有する。
The
切断位置決め部23は、チューブTuを電線Wに取り付け可能に電線Wの所定箇所を保持する保持部材Hに突き当てられる一対の突き当て部23a、23aを有する。
The cutting
一対の突き当て部23a、23aは、実施例1のチューブ切断冶具1の一対の押し当て板部11d、11dに代って設けたものであり、押し当て板部11dと同様に、チューブTuを切断刃Cに押し込む機能を有するとともに、実施例1のチューブ切断冶具1の嵌合部13aが有するチューブTuの切断位置を位置決めする機能をなす。
The pair of abutting
この突き当て部23aは、レバー部21のチューブ嵌合部21cの切欠き形状に沿ってチューブ嵌合部21cの縁面とともにチューブTuを切断刃Cに押し込む円弧状の縁面を形成された板状の押し当て板部23bと、押し当て板部23bのチューブTuを押し込む側とは異なる側の縁に沿って押し当て板部23bに対して直交するように片状に立ち上げた突き当て片部23cと、有する。
The abutting
突き当て片部23cは、突出端面が保持部材Hに突き当てる突き当て面23dとなり、切断位置決め部23としてこの突き当て面23dが保持部材Hに突き当てられることによってチューブTuの切断位置の位置決めを行うことができるようになっている。
The abutting
なお、チューブ切断冶具2は、一対の突き当て部23a、23aを有するので、実施例1のチューブ切断冶具1の2箇所の嵌合部13a、13aと同様に、保持部材Hの両側の2箇所に切断刃Cを位置して切断するための位置決め機能を有する。
In addition, since the
次に、図9および図10を用いてチューブ切断冶具2を用いたチューブTuの切断作業の手順を説明する。
図9および図10は、チューブ切断冶具2を用いたチューブTuの切断作業の手順を示したものである。
Next, a procedure for cutting the tube Tu using the
FIG. 9 and FIG. 10 show the procedure of the tube Tu cutting operation using the
まず、作業者は、冶具本体部20に取り付けた切断刃Cとレバー部21のチューブ嵌合部21cとの間にチューブTuを挿通する(図9(a)参照)。
First, the operator inserts the tube Tu between the cutting blade C attached to the
その後、作業者は、突き当て面23dを保持部材Hに突き当てる(図9(b)参照)。これによりチューブ切断冶具2は、チューブTuを取り付ける電線Wに対して位置決め配置され、電線Wに対応した位置でチューブTuを切断することができる。
Thereafter, the operator abuts the
その後、作業者は、チューブTuを周方向に回しながらチューブTuを切断刃Cに押し当てるようにレバー部21を操作することによってチューブTuを切断する(図10参照)。
ここで、作業者は、実施例1と同様にして、チューブTuの蛇腹形状を利用して、蛇腹形状の凹部に切断刃Cを押し込みながらチューブTuを周方向に回すことによって、チューブTuの全周に渡って切れ込みを入れることができる。
Thereafter, the operator cuts the tube Tu by operating the
Here, in the same manner as in Example 1, the operator uses the bellows shape of the tube Tu and rotates the tube Tu in the circumferential direction while pushing the cutting blade C into the concave portion of the bellows shape. You can make cuts around the circumference.
本発明の実施例2に係るチューブ切断冶具2は、チューブTuを切断する場合、電線Wの所定箇所を保持する保持部材Hに突き当て部23aが突き当てられることによって、電線Wに対応した位置でチューブTuを切断することができるので、実施例1のチューブ切断冶具1と同様にチューブTuを保護対象となる電線Wに対応した所定の位置で容易に切断することができる。
When the
次に、図11および図12を用いて本発明の実施例3に係るチューブ切断冶具3について説明する。
図11は、本発明の実施例3に係るチューブ切断冶具3の斜視図である。図12は、チューブ切断冶具3を用いてチューブTuを切断する様子を示したものである。
この実施例3のチューブ切断冶具3は、保持部材Hに突き当てられることによってチューブTuの切断位置の位置決めをしている点で実施例2のチューブ切断冶具2と同様であるが、その構造が異なっている。
Next, the
FIG. 11 is a perspective view of the
The
このチューブ切断冶具3は、チューブTuを電線Wに取り付け可能に電線Wの所定箇所を保持する保持部材Hに突き当てられる突き当て部33aを含む切断位置決め部33を有し、チューブTuを切断する場合、保持部材Hに突き当て部33aが突き当てられることによって、電線Wに対応した位置でチューブTuが切断される。
This
このチューブ切断冶具3は、冶具本体部30と、切断刃Cを取り付けた状態で冶具本体部30に対してスライド移動可能に取り付けたスライド部40と、スライド部40を切断刃Cによる切断位置から所定の位置に戻すように駆動力を作用するスライド移動機構部50と、を有する。
This
冶具本体部30は、光透過性の合成樹脂からなる板状の一対の側板部31、31を対峙するように設け、一対の側板部31、31の間でスライド部40をスライド移動可能に保持するようになっている。
The
側板部31は、チューブTuを切断刃Cにより切断位置に誘導するU字の切欠きを形成してなるチューブ誘導部31aと、作業者がチューブTuの切断操作をするために指をかける孔となる指かけ孔31bと、を有する。
The
スライド部40は、光透過性の合成樹脂からなる板状のスライド本体部40aと、スライド本体部40aの端部に取り付けた切断刃Cと、を有する。
The
スライド本体部40aは、指かけ孔31bと重なる位置に長孔40bを形成している。この長孔40bは、作業者が指かけ孔31bに指をかけた状態でスライド部40のスライド移動を許容するようになっている。
The slide
スライド移動機構部50は、切断刃CによるチューブTuの切断位置と、切断刃Cがチューブ誘導部31aから隠れる位置とにスライド部40をスライド移動するように、片状のガイド片50aをシーソーのように動作する機構である。
The slide
このスライド移動機構部50は、光透過性の合成樹脂材からなるガイド片50aと、ガイド片50aの略中央位置でガイド片50aをシーソーのように可動可能に支持する支持部50bと、ガイド片50aをスライド方向に略平行な位置に対して傾くように付勢するバネ50cと、を有する。
The
このようなチューブ切断冶具3は、冶具本体部30の一対の側板部31、31が切断刃Cと平行な外表面を有している。
このため、側板部31が切断位置決め部33として上述した実施例2に記載したチューブ切断冶具2の突き当て部23aと同様に保持部材Hに突き当てられて位置決めする突き当て部33aになっている。
In such a
For this reason, the
また、チューブ切断冶具3は、この一対の一対の側板部31、31が、実施例1のチューブ切断冶具1の2箇所の嵌合部13a、13aと同様に、保持部材Hの両側の2箇所に切断刃Cを位置して切断するための位置決め機能を有する。
Further, the
このようなチューブ切断冶具3は、通常状態では、図12(a)に示すように、スライド部40を切断刃Cがチューブ誘導部31aから隠れる位置に配置している。
この通常状態では、切断刃Cの取り付け側とは反対側のスライド本体部40aが冶具本体部30からスライド方向に大きく露出した状態になっており、この露出したスライド本体部40aの端部をスライド方向に押し込むことによって切断刃Cによる切断方向にスライド部40を移動することができるようになっている。
また、この通常状態では、ガイド片50aがバネ50cによってチューブ誘導部31aに迫り出すように傾斜した姿勢で保持されている。このため、ガイド片50aによって切断刃Cがチューブ誘導部31aに移動することを阻止するようになっており、作業者が切断刃Cによって怪我をしないように安全が確保されている。
In the normal state, such a
In this normal state, the slide
In this normal state, the
図12(a)の状態のチューブ切断冶具3のチューブ誘導部31aにチューブTuを押し込むと、チューブTuがガイド片50aをバネ50cによる弾性力に逆らって押し込むため、ガイド片50aがスライド部40のスライド方向と略平行になる。
このため、スライド部40がガイド片50aによってスライド方向の移動を阻止されることがなくなり、切断刃Cによってチューブ誘導部31aに配置されたチューブTuを切断することができる。
When the tube Tu is pushed into the
For this reason, the
なお、チューブTuの切断処理が完了し、作業者がスライド部40をチューブTuの切断方向に押し込む力を緩めると、不図示の弾性部材の弾性力によって、スライド部40が、図12(a)に示す通常位置に自然に戻るようになっている。
When the cutting process of the tube Tu is completed and the operator loosens the force of pushing the
本発明の実施例3に係るチューブ切断冶具3は、チューブTuを切断する場合、電線Wの所定箇所を保持する保持部材Hに突き当て部33aが突き当てられることによって、電線Wに対応した位置でチューブTuを切断することができるので、実施例1のチューブ切断冶具1と同様にチューブTuを保護対象となる電線Wに対応した所定の位置で容易に切断することができる。
When the
なお、本発明の実施例1、2および3に係るチューブ切断冶具1、2、3は、コルゲートチューブを切断するものを例示したが、これに限らず、その他の種類のチューブを切断してもよい。例えば、直管状のチューブを切断してもよい。
In addition, although the
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。 The invention made by the present inventor has been specifically described based on the above-described embodiments of the invention. However, the present invention is not limited to the above-described embodiments of the invention and does not depart from the gist thereof. Various changes can be made.
1、2、3 チューブ切断冶具
10、20、30 冶具本体部
10a 操作部
10b 刃物固定部
10c チューブ切断ガイド部
11、21 レバー部
11a レバー操作部
11b チューブ押し当て部
11c、21c チューブ嵌合部
11d 押し当て板部
12、22 刃物カバー部
13、23、33 切断位置決め部
13a 嵌合部
13b 嵌合本体
13c 挿通孔
23a、33a 突き当て部
23b 押し当て板部
23c 突き当て片部
23d 突き当て面
31 側板部
31a チューブ誘導部
31b 指かけ孔
40 スライド部
40a スライド本体部
40b 長孔
50 スライド移動機構部
50a ガイド片
50b 支持部
50c バネ
C 切断刃
Tu チューブ
W 電線(線材)
H 保持部材
H1 爪
1, 2, 3
H Holding member H1 Claw
Claims (3)
前記チューブを前記線材に取り付け可能に該線材の所定箇所を保持する保持部材に突き当てられる突き当て部、あるいは、前記保持部材に嵌合される嵌合部を含む切断位置決め部
を有し、
前記チューブを切断する場合、前記保持部材に前記突き当て部が突き当てられ、あるいは、前記保持部材に前記嵌合部が嵌合されることによって、前記線材に対応した位置で前記チューブが切断される
ことを特徴とするチューブ切断冶具。 In a tube cutting jig having a cutting blade for cutting a tube used as an exterior protection member of a wire,
A cutting positioning portion including an abutting portion that is abutted against a holding member that holds a predetermined portion of the wire so that the tube can be attached to the wire, or a fitting positioning portion that is fitted to the holding member;
When the tube is cut, the abutting portion is abutted against the holding member, or the fitting portion is fitted to the holding member, whereby the tube is cut at a position corresponding to the wire. A tube cutting jig characterized by that.
前記保持部材の両側部から所定の間隔を空けた2箇所の位置で前記チューブを切断するための前記切断刃の2箇所の位置決めに対応した2箇所の前記突き当て部、あるいは、2箇所の前記嵌合部
を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のチューブ切断冶具。 The cutting positioning part is
Two abutting portions corresponding to the positioning of the two cutting blades for cutting the tube at two positions spaced apart from both side portions of the holding member, or the two abutting portions It has a fitting part. The tube cutting jig of Claim 1 characterized by the above-mentioned.
前記保持部材がフォーク状をなし、爪の間に前記線材を引っ掛けて保持するものである場合、前記嵌合部が、前記爪を挿通する挿通孔を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のチューブ切断冶具。 The cutting positioning part is
The said holding member comprises a fork shape, and when the said wire is hooked and hold | maintained between nail | claws, the said fitting part has an insertion hole which penetrates the said nail | claw. The tube cutting jig described in 1.
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