JP6583771B2 - 立体造形装置 - Google Patents

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Description

本発明は、立体造形装置に関し、特にレーザ照射により加熱された材料を積層させて立体的な造形物を形成する装置に関する。
近年、いわゆる3Dプリンタといわれる立体造形装置が実用化され、立体的な造形物を手軽に一体的に形成できる装置として注目されている。例えば、樹脂材料を用いる装置では、光硬化性樹脂に紫外光を照射することで樹脂を部分的に固化させて造形物を形成する方法や、プラスチック線材を加熱して軟化させたものを積層させて造形物を形成する方法などが用いられる。
また、金属材料を用いる装置として、金属粉末からなる粉末層の所定箇所にレーザビームを照射し、照射された箇所の金属粉末を焼結させて焼結層を形成する方法などが用いられる。この方法では、焼結層の上に新たな粉末層を敷いて新たな粉末層の所定箇所にレーザビームを照射することで三次元形状の積層造形物が形成される(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−30872号公報
金属粉末を焼結させる場合、加工精度を高めるために粒子径の細かい金属粉末が用いられることから、金属粉末による粉塵爆発の発生や作業者による金属粉末の吸い込みなどが懸念される。また、金属粉末の種類を変えることで多種多様な材料を用いた造形物が形成されるが、材料変更のために粒子径の細かい金属粉末を完全に除去する必要があり、材料変更に非常な手間がかかることがある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的のひとつは、利便性を高めた立体造形装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の立体造形装置は、ステージと、ステージに向けて線状部材を送り出す材料供給部と、線状部材の先端部に照射されるレーザ光を出力する光源と、光源からのレーザ光を複数のビームに分割し、分割される複数のビームのそれぞれを異なる方向から線状部材の先端部に導く照射機構と、複数のビームの照射を受けて加熱された先端部がステージ上の所望の位置に積層されるようにステージと先端部の相対位置を制御する制御装置と、を備える。
本発明によれば、利便性を高めた立体造形装置を提供することができる。
ある実施例に係る立体造形装置の構成を模式的に示す側面図である。 立体造形装置の構成を模式的に示す上面図である。 図3(a)および図3(b)は、複数のビームの照射モードを模式的に示す図である。 制御装置の機能構成を模式的に示すブロック図である。 立体造形装置の動作の流れを示すフローチャートである。 別の実施例に係る立体造形装置の構成を模式的に示す側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、以下に述べる構成は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。
(第1実施例)
図1は、第1実施例に係る立体造形装置10の構成を模式的に示す側面図である。立体造形装置10は、ステージ12と、ステージ12に向けて線状部材6を送り出す材料供給部14と、複数のビーム(第1ビーム21、第2ビーム22)を線状部材6の先端部8に導く照射機構30と、制御装置70とを備える。立体造形装置10は、複数のビームの照射により線状部材6の先端部8を加熱し、加熱された先端部8をステージ12の上に積層させることで造形物90を形成する。
ステージ12は、形成される造形物90の土台となる平面を提供する。ステージ12は、少なくとも三軸方向に移動可能なステージであり、左右方向(x方向)、前後方向(y方向)、上下方向または鉛直方向(z方向)に移動できるよう構成される。ステージ12を移動させることで、線状部材6の先端部8がステージ12上の所望の位置に積層されるようにする。ステージ12は、制御装置70に接続されており、制御装置70からの指令に基づいて動作する。
材料供給部14は、ステージ12に向けて線状部材6を送り出す搬送機構である。材料供給部14は、ステージ12に向けて線状部材6が鉛直方向(z方向)に進むように線状部材6を送り出す。材料供給部14は、線状部材6が巻かれたボビン18と、ボビン18から線状部材6を引き出してステージ12に向けて送り出すためのローラ16とを有する。材料供給部14は、ローラ16の回転速度によって線状部材6の供給速度vを調整するように構成される。材料供給部14は、制御装置70に接続されており、制御装置70からの指令に基づいて動作する。
線状部材6は、形成される造形物90の材料となる部材であり、樹脂や金属で構成されるワイヤ状の部材である。線状部材6は、形成しようとする造形物90の材質や加工精度等に応じて、その材質および太さが選択される。線状部材6として、例えば、直径が1mm以下の細線が選択され、より具体的には、直径0.1mm〜0.5mm程度の太さのものが選択される。直径の小さい線状部材6を用いることで、造形物90の加工精度を高めることができる。
図2は、立体造形装置10の構成を模式的に示す上面図であり、照射機構30の構成を詳細に示す図である。本図では、材料供給部14の記載を省略している。照射機構30は、光源28から出力されるレーザ光を複数のビームに分割し、分割される複数のビーム21〜24のそれぞれを異なる方向から線状部材6の先端部8に導くように構成される。本実施例に係る照射機構30は、光源28からのレーザ光を四分割し、分割された4本のビーム21〜24を線状部材6に向けて四方向から照射するように構成される。
光源28は、レーザ光の出力が可能なレーザ発振器を含み、例えば、半導体レーザや、YAGレーザ、ファイバレーザなどの固体レーザ発振器を含む。光源28は、レーザ発振器からの出力を一時的に遮断するためのシャッタや、レーザ発振器からのレーザ光の強度を減衰させて出力するための光量調整フィルタなどを含む。光源28は、制御装置70に接続されており、制御装置70からの指令に基づいて、レーザ発振器、シャッタ、光量調整フィルタの動作が制御される。光源28から出力されるレーザ光は、照射機構30に入力される。
照射機構30は、複数の光ファイバ31〜37と、複数の分割素子41〜43と、複数の光出力部44〜47と、複数の集光素子51〜54と、複数の位置調整部56〜59とを有する。
複数の光ファイバ31〜37は、光源28からのレーザ光を複数の光出力部44〜47まで伝送させる。第1光ファイバ31は、光源28と第1分割素子41の間を接続する。第2光ファイバ32は、第1分割素子41と第2分割素子42の間を接続する。第3光ファイバ33は、第1分割素子41と第3分割素子43の間を接続する。第4光ファイバ34は、第2分割素子42と第1光出力部44の間を接続する。第5光ファイバ35は、第3分割素子43と第2光出力部45の間を接続する。第6光ファイバ36は、第2分割素子42と第3光出力部46の間を接続する。第7光ファイバ37は、第3分割素子43と第4光出力部47の間を接続する。
複数の分割素子41〜43のそれぞれは、光源28からのレーザ光を二分割するビームスプリッタである。本実施例では、複数の分割素子41〜43のそれぞれによって分割された後のビーム強度が同等となるような特性の分割素子を用いる。このような特性の分割素子として、例えば、透過光と反射光がほぼ同等の強度となるハーフミラーを用いることができる。
第1分割素子41は、第1光ファイバ31により伝送される光源28からのレーザ光を、第2光ファイバ32に向かう光と第3光ファイバ33に向かう光に分割する。第2分割素子42は、第2光ファイバ32により伝送されるレーザ光を、第4光ファイバ34に向かう光と第6光ファイバ36に向かう光に分割する。第3分割素子43は、第3光ファイバ33により伝送されるレーザ光を第5光ファイバ35に向かう光と第7光ファイバ37に向かう光に分割する。
複数の光出力部44〜47は、光ファイバにより伝送されたレーザ光を線状部材6の先端部8に向かう複数のビーム21〜24として出力させる。複数の光出力部44〜47は、複数のビーム21〜24を先端部8に向けて四方向から照射できるように、先端部8を囲む四方に配置される。例えば、第1光出力部44および第2光出力部45は、先端部8を挟んでx方向に対向するように配置され、第3光出力部46および第4光出力部47は、先端部8を挟んでy方向に対向するように配置される。
複数の光出力部44〜47は、先端部8に向かう複数のビーム21〜24の進行方向が互いに非平行となるように配置される。複数の光出力部44〜47は、例えば、図1に示す第1ビーム21および第2ビーム22のように、先端部8に向けて斜め下方向にビームが進行するように配置される。これにより、第1光出力部44から出力される第1ビーム21が対向する位置にある第2光出力部45に入射し、光源28にレーザ光が戻るのを防ぐ。
複数の集光素子51〜54のそれぞれは、対応する光出力部44〜47から出力されるビーム21〜24を線状部材6の先端部8に向けて集光させる。複数の集光素子51〜54は、例えば、凸レンズなどの正の屈折力を有する光学素子で構成される。なお、複数の集光素子51〜54は、図示されるような透過型の光学素子ではなく、凹面鏡などの反射型の光学素子であってもよい。
第1集光素子51は、第1光出力部44から出力される第1ビーム21を先端部8に集光させ、第2集光素子52は、第2光出力部45から出力される第2ビーム22を先端部8に集光させる。第3集光素子53は、第3光出力部46から出力される第3ビーム23を先端部8に集光させ、第4集光素子54は、第4光出力部47から出力される第4ビーム24を先端部8に集光させる。
複数の位置調整部56〜59のそれぞれは、対応する集光素子51〜54により集光されるビーム21〜24の集光位置を調整する。第1位置調整部56は、第1集光素子51の配置を変えることで第1ビーム21の集光位置を調整する。第1位置調整部56は、第1集光素子51の位置や角度を変化させるアクチュエータを有し、このアクチュエータを動作させることで第1ビーム21の集光位置を変化させる。第2位置調整部57、第3位置調整部58および第4位置調整部59は、第1位置調整部56と同様に構成される。複数の位置調整部56〜59のそれぞれは、制御装置70からの指令に基づいて動作する。
第1位置調整部56は、例えば、第1ビーム21の進行方向と第1集光素子51の光軸のなす角度が変化するように第1集光素子51をわずかに回転させることで第1ビーム21の集光位置を調整する。第1位置調整部56は、第1ビーム21が第1集光素子51の光軸から少し外れるように第1集光素子51を第1ビーム21の進行方向と交差する方向に変位させることで第1ビーム21の集光位置を調整してもよい。
第1位置調整部56は、第1ビーム21の集光位置を水平方向(y方向)および鉛直方向(z方向)に調整可能となるように構成される。第1位置調整部56は、第1ビーム21の集光位置をy方向およびz方向に調整することで、第1ビーム21が先端部8の中心に照射されるようにする。第2位置調整部57も同様に、第2ビーム22の集光位置をy方向およびz方向に調整可能となるように構成される。また第3位置調整部58および第4位置調整部59は、第3ビーム23および第4ビーム24の集光位置をx方向およびz方向に調整可能となるように構成される。
複数の位置調整部56〜59は、複数のビーム21〜24のそれぞれの集光位置がz方向に一致するように、もしくは、z方向にずれるように動作することでビーム21〜24の照射モードを切り替える。図3(a)および図3(b)は、複数のビームの照射モードを模式的に示す図である。図3(a)は、第1ビーム21および第2ビーム22の集光位置が一致する「集中モード」を示す。この集中モードでは、複数のビーム21〜24の全ての集光位置がz方向に一致するように複数の位置調整部56〜59が動作する。複数のビーム21〜24の集光位置を一致させることで、線状部材6の先端部8を局所的に加熱できる。
図3(b)は、第1ビーム21および第2ビーム22の集光位置がz方向にΔzだけずれた「分散モード」を示す。この分散モードでは、複数のビーム21〜24のそれぞれの集光位置がz方向にずれるように複数の位置調整部56〜59が動作する。複数のビーム21〜24の集光位置をずらすことで、線状部材6の先端部8の近傍における広い範囲を加熱できる。
図2に戻り、立体造形装置10は、計測装置60をさらに備える。計測装置60は、先端部8の状態を観測するためのカメラや光検出器を有する。計測装置60は、先端部8に向けて配置され、先端部8の画像の取得や、先端部8に照射されるビームの散乱光強度の検出をする。計測装置60が取得または検出する信号は、制御装置70に送られる。
図4は、制御装置70の機能構成を模式的に示すブロック図である。制御装置70は、光源制御部71と、照射制御部72と、供給制御部73と、移動制御部74と、計測部75と、受付部76と、記憶部77を有する。
本明細書のブロック図において示される各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組み合わせによる様々なかたちで実現できることは、当業者に理解されるところである。
光源制御部71は、光源28の動作を制御する。光源制御部71は、使用する線状部材6の材質や太さに応じて、線状部材6の加熱に適した強度のレーザ光が出力されるように光源28を制御する。光源制御部71は、計測部75が取得する値に応じて、線状部材6の先端部8が積層に適した状態に維持されるように光源28の出力を調整してもよい。光源制御部71は、計測部75が取得する値が所定の閾値を超える場合や下回る場合に、エラー処理として光源28からのレーザ光の出力を停止させる。
照射制御部72は、照射機構30の動作を制御する。照射制御部72は、複数のビーム21〜24のそれぞれが線状部材6の先端部8に照射されるように、複数の位置調整部56〜59を動作させる。照射制御部72は、計測部75が取得する値に応じて、線状部材6の先端部8が積層に適した状態に維持されるように複数の位置調整部56〜59を動作させてもよい。照射制御部72は、使用する線状部材6の材質や太さに応じて、上述の「集中モード」または「分散モード」のいずれかの一方の照射モードが実現されるように複数の位置調整部56〜59を動作させる。
供給制御部73は、材料供給部14の動作を制御する。供給制御部73は、使用する線状部材6の材質や太さに応じて、線状部材6が所定の供給速度vで送り出されるように材料供給部14を動作させる。供給制御部73は、計測部75が取得する値に応じて、線状部材6の先端部8が積層に適した状態に維持されるように供給速度vを調整してもよい。供給制御部73は、計測部75が取得する値が所定の閾値を超える場合や下回る場合に、エラー処理として材料供給部14による線状部材6の送り出しを停止させる。
移動制御部74は、ステージ12の動作を制御する。移動制御部74は、記憶部77に保持される造形物90の形状を示すデータや、造形物90を成型する手順を示すデータ等に基づいて、先端部8が所望の位置に積層されるようにステージ12を移動させる。移動制御部74は、計測部75が取得する値に応じて、線状部材6の先端部8が積層に適した状態に維持されるようにステージ12の移動速度を調整してもよい。移動制御部74は、計測部75が取得する値が所定の閾値を超える場合や下回る場合に、エラー処理としてステージ12の移動を停止させる。
計測部75は、ステージ12と材料供給部14の間の電気抵抗を測定し、測定する電気抵抗の値に基づいて線状部材6の先端部8の状態を解析する。線状部材6として金属を用いる場合、ステージ12の上に形成される造形物90と線状部材6の間は半溶融状態または溶融状態の先端部8によって電気的に接続される。金属の電気抵抗は、一般に温度に依存し、温度が高くなるほど抵抗値が上がることから、造形物90と線状部材6の間の電気抵抗を測定することにより、先端部8の状態を推定することができる。
例えば、造形物90と線状部材6の間の電気抵抗が低い場合、先端部8が固化した状態で造形物90と線状部材6の間が接続されていることが推定される。一方、造形物90と線状部材6の間の電気抵抗が高い場合、造形物90と線状部材6の間がつながっていないことが推定される。また、造形物90と線状部材6の間の電気抵抗が中程度の場合、いいかえれば、電気抵抗が所定範囲内である場合には、半溶融状態または溶融状態の先端部8により造形物90と線状部材6の間がつながっていることが推定される。これら三つの状態のいずれであるかを判定するための閾値は、使用する線状部材6の材質や太さなどに応じて設定される。計測部75は、このようにして、測定する電気抵抗の値から造形物90と線状部材6の間を状態を解析する。
計測部75は、計測装置60からの信号に基づいて線状部材6の先端部8の状態を解析してもよい。計測部75は、例えば、計測装置60から取得する画像に基づいて線状部材6の先端部8が均一な厚さで積層されているか否かを判定してもよい。また計測部75は、計測装置60が検出する散乱光の強度に基づいて、線状部材6の先端部8に適切にビームが入射しているか否かを判定してもよい。
受付部76は、ユーザからの操作入力や、造形物90の成形に必要な各種データの入力等を受け付ける。受け付けされる各種データは、例えば、造形物90の形状を示す三次元データや、成形工程の順序を示すデータ、使用する線状部材6の材質や太さなどに応じたビーム照射強度、材料供給速度、ステージ移動速度といった成型条件に関するデータなどである。受付部76が受け付ける各種データは、記憶部77に保持される。
つづいて、立体造形装置10の動作について説明する。
図5は、立体造形装置10の流れを示すフローチャートである。立体造形装置10は、造形の指示を受け付けると(S10)、指示内容に基づいてステージ12の移動を開始し(S12)、ステージ12への線状部材6の供給および線状部材6の先端部8へのビーム照射を開始する(S14)。線状部材6とステージ12の間の電気抵抗を測定し、測定する電気抵抗が第1範囲内であり(S16のY)、かつ、第2範囲内である場合(S18のY)、ステージ12の移動、線状部材6の供給およびビーム照射を継続する(S20)。
測定する電気抵抗が第1範囲内であり(S16のY)、第2範囲外である場合(S18のN)、電気抵抗が第2範囲内に収まるように、ステージ12の移動速度、線状部材6の供給速度およびビーム照射強度などの造形条件を調整し(S20)、ステージ12の移動、線状部材6の供給およびビーム照射を継続する(S22)。造形が終了していなければ(S24のN)、S16〜S22のステップを繰り返す。造形が終了していれば(S24のY)、ステージ12の移動、線状部材6の供給およびビーム照射を停止させる(S26)。測定する電気抵抗が第1範囲外である場合(S16のN)、エラー処理としてステージ12の移動、線状部材6の供給およびビーム照射を停止させる(S26)。
ここで、第1範囲とは、線状部材6の先端部8が造形可能な状態であると推定される電気抵抗値として設定される範囲であり、第2範囲とは、線状部材6の先端部8が造形に適した状態であると推定される電気抵抗値として設定される範囲である。第1範囲は、第2範囲よりも値の範囲が広くなるように設定される。例えば、第1範囲の上限および下限をそれぞれ第1上限値および第1下限値とし、第2範囲の上限および下限をそれぞれ第2上限値および第2下限値とした場合、第1上限値≧第2上限値、第1下限値≦第2下限値の関係となるようにそれぞれの値が設定される。第1範囲および第2範囲の値は、使用する線状部材6の材質や太さに応じて適宜設定することが望ましい。
なお、第1範囲および第2範囲のそれぞれは、上限値または下限値のいずれか一方のみにより定められてもよい。また、第1範囲または第2範囲の双方を設定するのではなく、第1範囲または第2範囲のいずれか一方のみを設定してもよい。例えば、第1範囲のみを設定する場合、電気抵抗値に基づくフィードバック制御せず、第1範囲外となる場合にエラー処理を実行してもよい。一方で、第2範囲のみを設定する場合には、第2範囲外となる場合に電気抵抗値に基づくフィードバック制御をし、電気抵抗値に基づくエラー処理を実行しなくてもよい。
また、第1範囲を設定する代わりに、電気抵抗値が測定不能となる場合、例えば、ステージ12と線状部材6の間で電流が流れない状態となることを条件としてエラー処理を実行してもよい。また、第2範囲を設定する代わりに、基準となる電気抵抗値(基準抵抗値)を設定し、測定される電気抵抗値が基準抵抗値と一致するように、ステージ12の移動速度、線状部材6の供給速度およびビーム照射強度などの造形条件を調整するフィードバック制御を実行してもよい。
以上の構成により、立体造形装置10は、複数のビーム21〜24により加熱され、軟化、半溶融もしくは溶融状態となる線状部材6の先端部8をステージ12の所望の位置に配置する。配置された線状部材6の先端部8は、冷えて硬化し、造形物の一部となる。硬化した造形物の一部の上には加熱された新たな先端部8が配置される。このようにして線状部材6を積み重ねていくことにより、ステージ12の上に所望の形状を有する造形物90を形成できる。
本実施例によれば、金属粉末を使用する代わりに金属のワイヤを用いて金属製の造形物を形成することができる。そのため、金属粉末の使用に起因する粉塵爆発の懸念を払拭することができる。また、材料を変更する場合であっても、ボビン18に巻かれた線状部材6を取り替えればよいため、金属粉末を完全に除去するという手間のかかる作業を省くことができる。したがって、本実施例によれば、利便性の高い立体造形装置10を提供することができる。
本実施例によれば、線状部材6の先端部8に複数の方向からビームを照射するため、先端部8の積層に適した状態を安定して保つことができる。また、一つの光源28からのレーザ光を分割して用いるため、複数の方向から照射されるビーム強度を均一にすることが容易となる。これにより、先端部8を均一に加熱して積層に適した状態とすることができる。また、複数のビームの照射強度を一箇所で制御できるため、複数のビーム照射を実現するために光源を複数用意する場合と比べて制御を簡単にできる。
本実施例によれば、直径1mm以下という径の小さな線状部材6を用いるため、加工精度を高めることができる。また、径の小さな線状部材6を用いることで、先端部8の加熱に必要なエネルギーを小さくできる。例えば、直径0.1mmのチタン(Ti)製の線状部材6を供給速度v=1mm/sで供給する場合、先端部8を溶融状態とするために必要な照射ビームの強度は0.1W以下程度となる。溶融に必要な強度を下げることで、光源28や照射機構30を構成する各光学素子を小型化することができ、小型で安価な立体造形装置10を提供することができる。
本実施例によれば、線状部材6とステージ12の間の電気抵抗の値を用いてフィードバック制御をすることにより、線状部材6の先端部8を積層に適した状態に維持しながら造形物90を形成できる。特に、線状部材6として金属を用いる場合、先端部8を半溶融または溶融状態に維持したまま連続的に積層させていくため、造形物90を構成する各層を一体化させて造形物90の強度を高めることができる。また、電気抵抗の値が所定の範囲(例えば、第1範囲)から外れた場合には、エラー処理として装置を停止させるため、立体造形装置10の安全性を高めることができる。
本実施例によれば、照射モードとして「集中モード」と「分散モード」を用意することにより、使用可能な線状部材6の種類を増やすことができる。例えば、樹脂などの軟化に必要なエネルギーが相対的に小さい材料に対して分散モードを用いることにより、線状部材6の過加熱を防ぐことができる。一方、融点の高い金属材料には集中モードを用いることで、先端部8を局所的に加熱して積層が可能となる半溶融状態にすることができる。一台の立体造形装置10にて扱える材料の種類を増やすことで、立体造形装置10の利便性をさらに向上させることができる。
(第2実施例)
図6は、第2実施例に係る立体造形装置110の構成を模式的に示す側面図である。立体造形装置110は、複数の材料供給部14a,14bを備える点で上述の第1実施例に係る立体造形装置10と相違するが、その他の構成については立体造形装置10と共通する。以下、立体造形装置110について、第1実施例との相違点を中心に説明する。
立体造形装置110は、第1材料供給部14aと第2材料供給部14bを備える。第1材料供給部14aおよび第2材料供給部14bのそれぞれは、上述の材料供給部14と同様に構成される。第1材料供給部14aは、第1線状部材6aが巻かれた第1ボビン18aと、第1ボビン18aから第1線状部材6aを引き出してステージ12に送り出す第1ローラ16aとを有する。第2材料供給部14bは、第2線状部材6bが巻かれた第2ボビン18bと、第2ボビン18bから第2線状部材6bを引き出してステージ12に送り出す第2ローラ16bとを有する。
第1材料供給部14aおよび第2材料供給部14bは、第1線状部材6aの第1先端部8aと第2線状部材6bの第2先端部8bとが隣接または近接するようにして、それぞれの線状部材をステージ12に送り出すように構成される。また、第1材料供給部14aおよび第2材料供給部14bは、第1線状部材6aの供給速度vと第2線状部材6bの供給速度vをそれぞれ独立して調整できるように構成される。
第1線状部材6aと第2線状部材6bの材質や太さは、それぞれ同じでもよいし、異なってもよい。第1線状部材6aと第2線状部材6bの材質を同じとすることで、1本の線状部材を用いる場合と比べて材料の供給速度を高めることができる。また、第1線状部材6aと第2線状部材6bの材質を互いに異なるものとすることで、複数のビームが加熱されて半溶融または溶融状態となる先端部において両者を混合させて積層させることができる。例えば、第1線状部材6aおよび第2線状部材6bとして種類の異なる金属ワイヤを用いることで、先端部において合金を形成し、形成された合金をステージ12上に積層できる。さらに、第1線状部材6aの供給速度vと第2線状部材6bの供給速度vを調整することにより、先端部に形成される合金の組成比を調整できる。
照射機構30は、第1先端部8aと第2先端部8bのそれぞれに複数のビームの少なくとも一つを照射するように構成される。例えば、図6に示すように、第1ビーム21が第1線状部材6aに照射され、第2ビーム22が第2線状部材6bに照射されるように第1ビーム21および第2ビーム22の焦点位置を調整する。また、図2に示す第3ビーム23が第1線状部材6aに照射され、第4ビーム24が第2線状部材6bに照射されるように第3ビーム23および第4ビーム24の焦点位置を調整する。
照射機構30は、第1線状部材6aと第2線状部材6bの材質や太さ、それぞれの供給速度v、vなどの造形条件に応じて、第1先端部8aおよび第2先端部8bのそれぞれに照射されるビームの本数を変えてもよい。例えば、第1線状部材6aが高融点材料である場合や、第1線状部材6aの供給速度vを第2線状部材6bの供給速度vよりも大きくする場合には、第1先端部8aに3本のビームを照射し、第2先端部8bに1本のビームのみを照射してもよい。また照射機構30は、第1先端部8aに複数のビームを照射させる場合に、複数のビームの照射モードが「集中モード」または「分散モード」となるように各ビームの焦点位置を調整してもよい。第2先端部8bに複数のビームを照射させる場合も同様である。
制御装置70は、第1線状部材6aと第2線状部材6bの供給速度v、vの比が所定値となるように第1材料供給部14aおよび第2材料供給部14bを動作させる。例えば、造形物90を一定の組成比の合金で形成する場合、その組成比が実現されるように供給速度v、vの値を調整する。また造形物90の一部の組成比を変化させる場合には、第1先端部8aおよび第2先端部8bが合金となって積層されるステージ12上の位置に応じて、第1線状部材6aおよび第2線状部材6bの供給速度v、vの比を調整する。さらに、造形物90の組成比を連続的に変化させる場合には、積層されるステージ12上の位置に応じて、第1線状部材6aおよび第2線状部材6bの供給速度v、vの比を徐々に変化させる。
本実施例によれば、第1線状部材6aおよび第2線状部材6bとして互いに種類の異なる金属ワイヤを用いることで、先端部において合金を形成して積層させることができる。また、第1線状部材6aおよび第2線状部材6bの供給速度v、vの比を調整することにより、合金の組成比を調整して積層させることができる。これにより、部分的に金属組成比が異なる造形物や、組成比に傾斜性を持たせた造形物を一体的に形成することができる。また、径の小さな線状部材を用いることで、合金の組成比を精密に制御しながら造形物を形成することが可能となる。
以上、本発明を上述の各実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の各実施の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて各実施の形態における組合せや処理の順番を適宜組み替えることや各種の設計変更等の変形を実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれ得る。
上述の実施例では、線状部材の先端部に照射するビームを4本用いる場合を示した。変形例においては、線状部材の先端部に照射するためのビームとして、3本以下のビームを用いてもよいし、5本以上のビームを用いてもよい。また、複数のビームのそれぞれを出力する光出力部は、線状部材の先端部を囲むように径方向に均等に配置されてもよいし、不均等に配置されてもよい。
上述の実施例では、線状部材を1本または2本供給できるように構成される材料供給部14を示した。変形例においては、線状部材を3本以上供給できるように材料供給部を構成してもよい。この場合、材料供給部は3本以上ある複数の線状部材のそれぞれの供給速度を独立に調整できることが望ましい。また、照射機構は、3本以上ある複数の線状部材のいずれかの先端部にビームが照射できるように構成される。
上述の実施例では、光ファイバを用いて複数のビームが伝送される照射機構30を示した。変形例においては、光学ミラーなどの反射素子を用いて複数のビームを伝送するためのビーム経路が構築される照射機構を採用してもよい。
上述の実施例では、材料供給部14により供給される線状部材の先端部の位置を固定し、ステージ12を移動させることにより、ステージ12と線状部材の先端部との相対位置を変化させて造形物を形成する構成を示した。変形例においては、ステージを固定式とし、線状部材の先端部の位置を水平方向(x方向およびy方向)に移動させることで、ステージと線状部材の先端部との相対位置を変化させてもよい。この場合、材料供給部および照射機構は、水平方向に移動可能なヘッドに載置され、ヘッドを水平方向にスキャンすることでステージ上の所望の位置に加熱された先端部が積層される。このとき、ステージが鉛直方向に移動可能となるように構成されてもよいし、ヘッドが鉛直方向に移動可能となるように構成されてもよい。
6…線状部材、8…先端部、10…立体造形装置、12…ステージ、14…材料供給部、20…ビーム、28…光源、30…照射機構、70…制御装置、90…造形物。

Claims (9)

  1. ステージと、
    前記ステージに向けて金属を含む線状部材を送り出す材料供給部と、
    前記線状部材の先端部に照射されるレーザ光を出力する光源と、
    前記光源からのレーザ光を複数のビームに分割し、分割される複数のビームのそれぞれを異なる方向から前記線状部材の先端部に導く照射機構と、
    前記複数のビームの照射を受けて加熱された前記先端部が前記ステージ上の所望の位置に積層されるように前記ステージと前記先端部の相対位置を制御する制御装置と、
    を備え
    前記制御装置は、前記ステージ上に積層される造形物と前記線状部材の間の電気抵抗を測定し、測定する電気抵抗の値が所定の基準値または所定の範囲内となるように前記複数のビームの強度、前記線状部材および前記ステージと前記先端部の相対速度の少なくとも一つを制御することを特徴とする立体造形装置。
  2. 前記制御装置は、前記測定する電気抵抗の値が所定の上限値を超える場合および所定の下限値を下回る場合の少なくとも一方において、前記複数のビームの照射を停止させることを特徴とする請求項に記載の立体造形装置。
  3. ステージと、
    前記ステージに向けて線状部材を送り出す材料供給部と、
    前記線状部材の先端部に照射されるレーザ光を出力する光源と、
    前記光源からのレーザ光を複数のビームに分割し、分割される複数のビームのそれぞれを異なる方向から前記線状部材の先端部に導く照射機構と、
    前記複数のビームの照射を受けて加熱された前記先端部が前記ステージ上の所望の位置に積層されるように前記ステージと前記先端部の相対位置を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記照射機構は、前記複数のビームのそれぞれの照射位置を調整する複数の位置調整部を有し、
    前記制御装置は、前記複数のビームのそれぞれの照射位置が前記ステージに向かう前記線状部材の延在方向において一致するように前記複数のビームを照射させる集中モードと、前記複数のビームのそれぞれの照射位置が前記延在方向において互いにずれるように前記複数のビームを照射させる分散モードのいずれか一方が実現されるように、前記複数の位置調整部のそれぞれを動作させることを特徴とする立体造形装置。
  4. 前記材料供給部は、複数の線状部材のそれぞれの先端部が隣接または近接するように前記複数の線状部材を前記ステージに向けて送り出し、
    前記照射機構は、前記複数の線状部材のそれぞれの先端部に前記複数のビームの少なくとも一つを照射させることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の立体造形装置。
  5. 前記複数の線状部材のそれぞれは、互いに異なる種類の金属を含み、
    前記材料供給部は、前記複数の線状部材をそれぞれ独立した供給速度で前記ステージに向けて送り出し、
    前記制御装置は、前記複数の線状部材のそれぞれの供給速度の比が所定値となるよう前記材料供給部を動作させることを特徴とする請求項に記載の立体造形装置。
  6. ステージと、
    前記ステージに向けて線状部材を送り出す材料供給部と、
    前記線状部材の先端部に照射されるレーザ光を出力する光源と、
    前記光源からのレーザ光を複数のビームに分割し、分割される複数のビームのそれぞれを異なる方向から前記線状部材の先端部に導く照射機構と、
    前記複数のビームの照射を受けて加熱された前記先端部が前記ステージ上の所望の位置に積層されるように前記ステージと前記先端部の相対位置を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記材料供給部は、複数の線状部材のそれぞれの先端部が隣接または近接するように前記複数の線状部材を前記ステージに向けて送り出し、前記複数の線状部材のそれぞれが互いに異なる種類の金属を含み、
    前記照射機構は、前記複数の線状部材のそれぞれの先端部に前記複数のビームの少なくとも一つを照射して前記先端部を半溶融または溶融状態とし、前記異なる種類の金属が混合された合金を前記ステージ上に積層させることを特徴とする立体造形装置。
  7. 前記制御装置は、前記複数の線状部材の先端部が積層される前記ステージ上の位置に応じて前記複数の線状部材のそれぞれの供給速度の比が変化するよう前記材料供給部および前記ステージを動作させることを特徴とする請求項5または6に記載の立体造形装置。
  8. 前記複数の線状部材のそれぞれの太さが異なることを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の立体造形装置。
  9. 前記照射機構は、前記複数のビームのそれぞれの進行方向を互いに非平行として、前記複数のビームを前記線状部材の先端部に照射させることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の立体造形装置。
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